JP2000322760A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
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- JP2000322760A JP2000322760A JP11128313A JP12831399A JP2000322760A JP 2000322760 A JP2000322760 A JP 2000322760A JP 11128313 A JP11128313 A JP 11128313A JP 12831399 A JP12831399 A JP 12831399A JP 2000322760 A JP2000322760 A JP 2000322760A
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- laser light
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 種類の異なる光ディスクに対応させた開口制
限機能を必須光学部材に持たせることで、アクチュエー
タ駆動系の重量を軽減し、小型で安価な光ピックアップ
装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズ23によって第一と第二のレ
ーザ光を第一と第二の光ディスク1,2にそれぞれ低収
差に収束させるための開口制限手段を、必須構成部材で
ある反射ミラー22に設ける。これにより二種類のレー
ザ光は、対物レンズ23を透過することによって、対応
する光ディスク1,2の記録面に、それぞれ最適に収束
するので、球面収差の発生を抑えて光ディスク1,2を
それぞれ再生できる。そして、開口制限手段は、必須構
成部材である反射ミラー22に施されるので、部品点数
が増加することなく安価であると共に、より小型で高性
能なアクチュエータ駆動系の設計が可能である。
限機能を必須光学部材に持たせることで、アクチュエー
タ駆動系の重量を軽減し、小型で安価な光ピックアップ
装置を提供する。 【解決手段】 対物レンズ23によって第一と第二のレ
ーザ光を第一と第二の光ディスク1,2にそれぞれ低収
差に収束させるための開口制限手段を、必須構成部材で
ある反射ミラー22に設ける。これにより二種類のレー
ザ光は、対物レンズ23を透過することによって、対応
する光ディスク1,2の記録面に、それぞれ最適に収束
するので、球面収差の発生を抑えて光ディスク1,2を
それぞれ再生できる。そして、開口制限手段は、必須構
成部材である反射ミラー22に施されるので、部品点数
が増加することなく安価であると共に、より小型で高性
能なアクチュエータ駆動系の設計が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板厚および使用
波長の異なる光ディスクを記録再生する光ピックアップ
装置に関するものである。
波長の異なる光ディスクを記録再生する光ピックアップ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ装置は、情報が記録され
ている光ディスクの記録面にレーザ光を照射し、該レー
ザ光の反射の強弱を検出することによって、光ディスク
の記録情報を再生するものである。このとき、レーザ光
を記録面に最適に収束させるために、光ピックアップ装
置には対物レンズが搭載されている。なお、現在使用さ
れている光ディスクには、CD(コンパクトディス
ク)、CD−R(追記型コンパクトディスク)およびD
VD(デジタルビデオディスク)等の種類があり、さら
に高密度の光ディスクも開発されているため、異なる種
類の光ディスクを互換再生できることが望まれている。
ている光ディスクの記録面にレーザ光を照射し、該レー
ザ光の反射の強弱を検出することによって、光ディスク
の記録情報を再生するものである。このとき、レーザ光
を記録面に最適に収束させるために、光ピックアップ装
置には対物レンズが搭載されている。なお、現在使用さ
れている光ディスクには、CD(コンパクトディス
ク)、CD−R(追記型コンパクトディスク)およびD
VD(デジタルビデオディスク)等の種類があり、さら
に高密度の光ディスクも開発されているため、異なる種
類の光ディスクを互換再生できることが望まれている。
【0003】近年、高密度光ディスクとして量産・実用
化されているDVDを再生するためには、レーザ光を記
録面に最適に収束させるための対物レンズとして、開口
数(numerical aperture:以下、「NA」という)の大
きな対物レンズ(以下、「高NA対物レンズ」という)
が使用されている。しかしながら、対物レンズのNAを
大きくすると、光ディスクの傾きに対して収差が発生す
ることにより、光スポットの収束状態が劣化してしま
う。この収差は、主にコマ収差と呼ばれるもので、対物
レンズのNAの3乗と光ディスクの保護層の厚みに比例
する。したがって、DVDは、その基板厚を0.6mm
と薄くすることで、このコマ収差に関する問題を解決し
ている。
化されているDVDを再生するためには、レーザ光を記
録面に最適に収束させるための対物レンズとして、開口
数(numerical aperture:以下、「NA」という)の大
きな対物レンズ(以下、「高NA対物レンズ」という)
が使用されている。しかしながら、対物レンズのNAを
大きくすると、光ディスクの傾きに対して収差が発生す
ることにより、光スポットの収束状態が劣化してしま
う。この収差は、主にコマ収差と呼ばれるもので、対物
レンズのNAの3乗と光ディスクの保護層の厚みに比例
する。したがって、DVDは、その基板厚を0.6mm
と薄くすることで、このコマ収差に関する問題を解決し
ている。
【0004】DVDを再生するための光ピックアップ装
置は、既に普及しているCDを互換再生できることが要
求されるものの、CDの基板厚は、DVDのそれと異な
り1.2mmである。対物レンズは、光ディスクの基板
厚が設計値とずれると、レンズ中心部を通過する光と周
辺部を通過する光との収束位置に球面収差と呼ばれるず
れが生じるため、DVDの基板厚に対して設計された高
NA対物レンズは、CDに対しては球面収差を生じ、こ
の高NA対物レンズを用いてCDの記録情報を再生する
ことはできない。
置は、既に普及しているCDを互換再生できることが要
求されるものの、CDの基板厚は、DVDのそれと異な
り1.2mmである。対物レンズは、光ディスクの基板
厚が設計値とずれると、レンズ中心部を通過する光と周
辺部を通過する光との収束位置に球面収差と呼ばれるず
れが生じるため、DVDの基板厚に対して設計された高
NA対物レンズは、CDに対しては球面収差を生じ、こ
の高NA対物レンズを用いてCDの記録情報を再生する
ことはできない。
【0005】一方、DVDの高密度化は、上述の対物レ
ンズのNAを大きくする他に、照射するレーザ光を短波
長化することによって達成されているため、DVDに照
射するレーザ光は、CDと比較して短波長のレーザ光が
用いられている。DVDの使用波長である650nm
(もしくは635nmでもよい)のレーザ光を用いて、
使用波長780nmのCDを再生することは可能なもの
の、CD−Rを再生する場合には、その記録層の反射率
特性から、波長650nmのレーザ光で再生することは
できない。このため、CD−Rを再生するために波長7
80nmのレーザ光を照射しなければならないので、D
VDおよびCD(CD−Rを含む)を互換再生可能な光
ピックアップ装置には、DVD対応の波長650nmレ
ーザ光源の他に、波長780nmのレーザ光源が別途必
要である。
ンズのNAを大きくする他に、照射するレーザ光を短波
長化することによって達成されているため、DVDに照
射するレーザ光は、CDと比較して短波長のレーザ光が
用いられている。DVDの使用波長である650nm
(もしくは635nmでもよい)のレーザ光を用いて、
使用波長780nmのCDを再生することは可能なもの
の、CD−Rを再生する場合には、その記録層の反射率
特性から、波長650nmのレーザ光で再生することは
できない。このため、CD−Rを再生するために波長7
80nmのレーザ光を照射しなければならないので、D
VDおよびCD(CD−Rを含む)を互換再生可能な光
ピックアップ装置には、DVD対応の波長650nmレ
ーザ光源の他に、波長780nmのレーザ光源が別途必
要である。
【0006】このように、異なる二波長のレーザ光源を
用いて、DVD及びCD(CD−Rを含む)を互換再生
する代表的な光ピックアップ装置の概略構成を図7に基
づいて説明する。図7に示す光ピックアップ装置は、2
レンズ方式と呼ばれるものであり、図7(a)は、DV
D1(基板厚:0.6mm)を再生する場合、図7
(b)はCD2(基板厚:1.2mm)を再生する場合
の概略図である。
用いて、DVD及びCD(CD−Rを含む)を互換再生
する代表的な光ピックアップ装置の概略構成を図7に基
づいて説明する。図7に示す光ピックアップ装置は、2
レンズ方式と呼ばれるものであり、図7(a)は、DV
D1(基板厚:0.6mm)を再生する場合、図7
(b)はCD2(基板厚:1.2mm)を再生する場合
の概略図である。
【0007】以下、光ピックアップ装置の構成を図7
(a)に基づいて説明する。DVD1に対応した波長6
50nmのレーザ光を出射するレーザ光源とDVD1か
らの信号光を受光する光検出器が配備されている第一の
光学系3の出射するレーザ光の光路上に、第一の光学系
3に近い側から順番に、波長選択プリズム4、集光レン
ズ5および反射ミラー6が配置されている。ここで、上
述の複数の構成部材が配置されている、第一の光学系3
と反射ミラー6を結ぶ軸を光軸Aとし一点鎖線で示す。
(a)に基づいて説明する。DVD1に対応した波長6
50nmのレーザ光を出射するレーザ光源とDVD1か
らの信号光を受光する光検出器が配備されている第一の
光学系3の出射するレーザ光の光路上に、第一の光学系
3に近い側から順番に、波長選択プリズム4、集光レン
ズ5および反射ミラー6が配置されている。ここで、上
述の複数の構成部材が配置されている、第一の光学系3
と反射ミラー6を結ぶ軸を光軸Aとし一点鎖線で示す。
【0008】また、光軸A上の波長選択プリズム4に直
交する光軸B上に、CD2に対応した波長780nmの
レーザ光を出射するレーザ光源とCD2からの信号光を
受光する光検出器が配備されている第二の光学系7が配
置されている。さらに、反射ミラー6によってレーザ光
が垂直方向に反射される光軸Cには、アクチュエータ駆
動系8が配置されている。アクチュエータ駆動系8に
は、DVD1の基板厚に対応するように設計された高N
A対物レンズ9およびCD2の基板厚に対応するように
設計された低NA対物レンズ10が、レンズ駆動機構1
1と共に搭載されており、制御回路12によって二つの
対物レンズ9,10は機械的に切換可能となっている。
交する光軸B上に、CD2に対応した波長780nmの
レーザ光を出射するレーザ光源とCD2からの信号光を
受光する光検出器が配備されている第二の光学系7が配
置されている。さらに、反射ミラー6によってレーザ光
が垂直方向に反射される光軸Cには、アクチュエータ駆
動系8が配置されている。アクチュエータ駆動系8に
は、DVD1の基板厚に対応するように設計された高N
A対物レンズ9およびCD2の基板厚に対応するように
設計された低NA対物レンズ10が、レンズ駆動機構1
1と共に搭載されており、制御回路12によって二つの
対物レンズ9,10は機械的に切換可能となっている。
【0009】そして、制御回路12によって光軸C上に
移動される対物レンズ9,10を透過するレーザ光の集
光位置には、DVD1およびCD2が配置される。
移動される対物レンズ9,10を透過するレーザ光の集
光位置には、DVD1およびCD2が配置される。
【0010】波長選択プリズム4は、DVD1の使用波
長である第一の光学系3の650nmのレーザ光を透過
させ、CDの使用波長である第二の光学系7の780n
mのレーザ光を反射させるものであり、集光レンズ5
は、該集光レンズ5を透過させることによって、レーザ
光の放射角を変換する機能を有し、この装置の場合に
は、レーザ光を平行光に変換する。さらに、反射ミラー
6は、集光レンズ5を透過したレーザ光を垂直方向に反
射させて進行方向を変化させることによって、アクチュ
エータ駆動系8に進入するようにする。
長である第一の光学系3の650nmのレーザ光を透過
させ、CDの使用波長である第二の光学系7の780n
mのレーザ光を反射させるものであり、集光レンズ5
は、該集光レンズ5を透過させることによって、レーザ
光の放射角を変換する機能を有し、この装置の場合に
は、レーザ光を平行光に変換する。さらに、反射ミラー
6は、集光レンズ5を透過したレーザ光を垂直方向に反
射させて進行方向を変化させることによって、アクチュ
エータ駆動系8に進入するようにする。
【0011】このような構成の光ピックアップ装置のD
VD1の再生動作を説明する。第一の光学系3から出射
された波長650nmのレーザ光は、波長選択プリズム
4を透過し、集光レンズ5によって、レーザ光が互いに
等しい拡がり角度となる平行光に変換され、平行光とな
ったレーザ光は、反射ミラー6によって光軸Cに沿って
進行する。アクチュエータ駆動系8においては、制御回
路12の制御により高NA対物レンズ9が光軸C上に配
置されているので、レーザ光は、高NA対物レンズ9に
よってDVD1の記録面に最適に収束する。そして、D
VD1の記録面で反射されたレーザ光は信号光となり、
同経路を逆にたどって第一の光学系3に進行し、信号光
の強弱を検出されることにより、DVD1の記録情報が
再生される。
VD1の再生動作を説明する。第一の光学系3から出射
された波長650nmのレーザ光は、波長選択プリズム
4を透過し、集光レンズ5によって、レーザ光が互いに
等しい拡がり角度となる平行光に変換され、平行光とな
ったレーザ光は、反射ミラー6によって光軸Cに沿って
進行する。アクチュエータ駆動系8においては、制御回
路12の制御により高NA対物レンズ9が光軸C上に配
置されているので、レーザ光は、高NA対物レンズ9に
よってDVD1の記録面に最適に収束する。そして、D
VD1の記録面で反射されたレーザ光は信号光となり、
同経路を逆にたどって第一の光学系3に進行し、信号光
の強弱を検出されることにより、DVD1の記録情報が
再生される。
【0012】続いて、CD2の再生動作を図7(b)に
基づいて説明する。第二の光学系7から出射されたレー
ザ光は、波長選択プリズム4にて光軸Aに沿って進行す
るように反射され、集光レンズ5によって平行光に変換
され、平行光となったレーザ光は、反射ミラー6によっ
て光軸Cに沿って進行する。アクチュエータ駆動系8に
おいては、制御回路12の制御により低NA対物レンズ
10が光軸C上に配置されているので、レーザ光は、低
NA対物レンズ10によってCD2の記録面に最適に収
束する。そして、CD2の記録面で反射されたレーザ光
は信号光となり、同経路を逆にたどって第二の光学系7
に進行し、信号光の強弱を検出されることにより、CD
2の記録情報が再生される。
基づいて説明する。第二の光学系7から出射されたレー
ザ光は、波長選択プリズム4にて光軸Aに沿って進行す
るように反射され、集光レンズ5によって平行光に変換
され、平行光となったレーザ光は、反射ミラー6によっ
て光軸Cに沿って進行する。アクチュエータ駆動系8に
おいては、制御回路12の制御により低NA対物レンズ
10が光軸C上に配置されているので、レーザ光は、低
NA対物レンズ10によってCD2の記録面に最適に収
束する。そして、CD2の記録面で反射されたレーザ光
は信号光となり、同経路を逆にたどって第二の光学系7
に進行し、信号光の強弱を検出されることにより、CD
2の記録情報が再生される。
【0013】図8に示す光ピックアップ装置は、図7に
示した2レンズ方式の光ピックアップ装置とは異なり、
一つの対物レンズによってDVD1およびCD2を互換
再生するものであり、アクチュエータ駆動系13の構成
を以下に説明する(その他の構成は、2レンズ方式の光
ピックアップ装置と同一なので、図示および説明を省略
する)。アクチュエータ駆動系13には、DVD1の基
板厚に対応するように設計された高NA対物レンズ14
が光軸C上に位置するように搭載され、さらに、可動開
口制限板15が駆動機構16と共に搭載されており、駆
動機構16は制御回路17によって駆動制御される。こ
れにより可動開口制限板15は、光軸C上に位置するよ
うに(図8(b)参照)、または、光軸C上からはずれ
るように(図8(a)参照)切換可能となっている。
示した2レンズ方式の光ピックアップ装置とは異なり、
一つの対物レンズによってDVD1およびCD2を互換
再生するものであり、アクチュエータ駆動系13の構成
を以下に説明する(その他の構成は、2レンズ方式の光
ピックアップ装置と同一なので、図示および説明を省略
する)。アクチュエータ駆動系13には、DVD1の基
板厚に対応するように設計された高NA対物レンズ14
が光軸C上に位置するように搭載され、さらに、可動開
口制限板15が駆動機構16と共に搭載されており、駆
動機構16は制御回路17によって駆動制御される。こ
れにより可動開口制限板15は、光軸C上に位置するよ
うに(図8(b)参照)、または、光軸C上からはずれ
るように(図8(a)参照)切換可能となっている。
【0014】可動開口制限板15は、図9に示すよう
に、その中心部分に所定の大きさの開口部15aが形成
され、この開口部15aはレーザ光が透過可能であり、
その他の範囲は、レーザ光が透過できない遮光部15b
となっている。
に、その中心部分に所定の大きさの開口部15aが形成
され、この開口部15aはレーザ光が透過可能であり、
その他の範囲は、レーザ光が透過できない遮光部15b
となっている。
【0015】このような構成の光ピックアップ装置でD
VD1を再生する場合には、図8(a)に示すように、
制御回路17の制御により、アクチュエータ駆動系13
において可動開口制限板15が光軸C上からはずれるよ
うに予め位置させておく。DVD1に対応した波長のレ
ーザ光は、光軸C上に沿って進行し、DVD1に対応し
たNAに設計された高NA対物レンズ14を透過するこ
とで収束され、DVD1の記録面に最適に集光する。そ
して、DVD1の記録面で反射されたレーザ光は信号光
となり、該信号光の強弱が検出される。
VD1を再生する場合には、図8(a)に示すように、
制御回路17の制御により、アクチュエータ駆動系13
において可動開口制限板15が光軸C上からはずれるよ
うに予め位置させておく。DVD1に対応した波長のレ
ーザ光は、光軸C上に沿って進行し、DVD1に対応し
たNAに設計された高NA対物レンズ14を透過するこ
とで収束され、DVD1の記録面に最適に集光する。そ
して、DVD1の記録面で反射されたレーザ光は信号光
となり、該信号光の強弱が検出される。
【0016】続いて、CD2の再生動作を再生する場合
には、図8(b)に示すように、制御回路17の制御に
よって、可動開口制限板15を光軸C上に予め位置させ
ておく。CD2に対応した波長のレーザ光は、光軸C上
に沿って進行し、可動開口制限板15に進入する。レー
ザ光は、遮光部15bで遮光され開口部15aのみ透過
可能であるため、レーザ光の光束断面の中心部のみ通過
することにより、その光束径が制限されて高NA対物レ
ンズ14に進入することになる。このため、たとえDV
D1に対応したNAに設計された高NA対物レンズ14
であっても、CD2の再生時には、照射するレーザ光の
径が絞られているので、高NA対物レンズ14で収束さ
せることにより、CD2の記録面に最適に集光する。そ
して、CD2の記録面で反射されたレーザ光は信号光と
なり、該信号光の強弱が検出される。
には、図8(b)に示すように、制御回路17の制御に
よって、可動開口制限板15を光軸C上に予め位置させ
ておく。CD2に対応した波長のレーザ光は、光軸C上
に沿って進行し、可動開口制限板15に進入する。レー
ザ光は、遮光部15bで遮光され開口部15aのみ透過
可能であるため、レーザ光の光束断面の中心部のみ通過
することにより、その光束径が制限されて高NA対物レ
ンズ14に進入することになる。このため、たとえDV
D1に対応したNAに設計された高NA対物レンズ14
であっても、CD2の再生時には、照射するレーザ光の
径が絞られているので、高NA対物レンズ14で収束さ
せることにより、CD2の記録面に最適に集光する。そ
して、CD2の記録面で反射されたレーザ光は信号光と
なり、該信号光の強弱が検出される。
【0017】さらに、一つの対物レンズによってDVD
1およびCD2を互換再生する構成の光ピックアップ装
置の他の例を図10および図11に基づいて説明する。
アクチュエータ駆動系18には、DVD1の基板厚に対
応するように設計された高NA対物レンズ19と共に、
開口制限素子である波長選択フィルタ20を光軸C上に
位置させて搭載している。波長選択フィルタ20は、光
学膜の波長選択特性を利用したものであり、図11に示
すように、その中心部分に所定の大きさの中心フィルタ
部20a(図の一点鎖線による斜線部分)が形成され、
その周りにフィルタ部20b(図の斜線部分)が形成さ
れている。
1およびCD2を互換再生する構成の光ピックアップ装
置の他の例を図10および図11に基づいて説明する。
アクチュエータ駆動系18には、DVD1の基板厚に対
応するように設計された高NA対物レンズ19と共に、
開口制限素子である波長選択フィルタ20を光軸C上に
位置させて搭載している。波長選択フィルタ20は、光
学膜の波長選択特性を利用したものであり、図11に示
すように、その中心部分に所定の大きさの中心フィルタ
部20a(図の一点鎖線による斜線部分)が形成され、
その周りにフィルタ部20b(図の斜線部分)が形成さ
れている。
【0018】フィルタ部20bは、DVD1の使用波長
である650nmのレーザ光を透過し、CD2の使用波
長である780nmのレーザ光を反射する特性を有して
おり、一方、中心フィルタ部20aは、650nmおよ
び780nmのレーザ光のいずれも透過可能であり、さ
らにDVD1の対応レーザ光に対して、フィルタ部20
bを透過したレーザ光との位相差を補正する性質を有し
ている。
である650nmのレーザ光を透過し、CD2の使用波
長である780nmのレーザ光を反射する特性を有して
おり、一方、中心フィルタ部20aは、650nmおよ
び780nmのレーザ光のいずれも透過可能であり、さ
らにDVD1の対応レーザ光に対して、フィルタ部20
bを透過したレーザ光との位相差を補正する性質を有し
ている。
【0019】このような構成の光ピックアップ装置でD
VD1を再生する場合には、図10(a)に示すよう
に、DVD1に対応した波長のレーザ光は、光軸C上に
沿って進行し、波長選択フィルタ20に進入する。DV
D1に対応した波長のレーザ光は、中心フィルタ部20
aおよびフィルタ部20bを透過可能であるため、全光
束が透過し、高NA対物レンズ19で収束され、DVD
1の記録面に最適に集光する。そして、DVD1の記録
面で反射されたレーザ光は信号光となり、該信号光の強
弱が検出される。
VD1を再生する場合には、図10(a)に示すよう
に、DVD1に対応した波長のレーザ光は、光軸C上に
沿って進行し、波長選択フィルタ20に進入する。DV
D1に対応した波長のレーザ光は、中心フィルタ部20
aおよびフィルタ部20bを透過可能であるため、全光
束が透過し、高NA対物レンズ19で収束され、DVD
1の記録面に最適に集光する。そして、DVD1の記録
面で反射されたレーザ光は信号光となり、該信号光の強
弱が検出される。
【0020】一方、CD2の再生動作を再生する場合に
は、図10(b)に示すように、CD2に対応した波長
のレーザ光は、光軸C上に沿って進行し、波長選択フィ
ルタ20に進入する。このレーザ光は、フィルタ部20
bで反射されるため、中心フィルタ部20aのみを透過
し、光束断面の中心部のみ通過することにより、その光
束径が制限されて高NA対物レンズ19に進入する。こ
のため、たとえDVD1に対応したNAに設計された高
NA対物レンズ19であっても、CD2の再生時には、
照射するレーザ光の径が絞られているので、高NA対物
レンズ19で収束させることにより、CD2の記録面に
最適に集光する。そして、CD2の記録面で反射された
レーザ光は信号光となり、該信号光の強弱が検出され
る。
は、図10(b)に示すように、CD2に対応した波長
のレーザ光は、光軸C上に沿って進行し、波長選択フィ
ルタ20に進入する。このレーザ光は、フィルタ部20
bで反射されるため、中心フィルタ部20aのみを透過
し、光束断面の中心部のみ通過することにより、その光
束径が制限されて高NA対物レンズ19に進入する。こ
のため、たとえDVD1に対応したNAに設計された高
NA対物レンズ19であっても、CD2の再生時には、
照射するレーザ光の径が絞られているので、高NA対物
レンズ19で収束させることにより、CD2の記録面に
最適に集光する。そして、CD2の記録面で反射された
レーザ光は信号光となり、該信号光の強弱が検出され
る。
【0021】このように、図8および図10に基づいて
説明した一つの対物レンズ14,19を備える光ピック
アップ装置は、いずれもDVD1の使用波長である65
0nmのレーザ光に対しては全光束を、波長780nm
のレーザ光に対しては光束断面中心部のみを対物レンズ
14,19にそれぞれ通過させることによって、波長の
異なる二種類のレーザ光に対して、対物レンズ14,1
9の実効的なNAを変化させることができる。このた
め、基板厚の異なるDVD1およびCD2の二種類の光
ディスク1,2に対して、最適な波長と、対物レンズの
NAを選択できるため、基板厚の差に起因する球面収差
の発生を低減して両光ディスク1,2を互換再生するこ
とができる。
説明した一つの対物レンズ14,19を備える光ピック
アップ装置は、いずれもDVD1の使用波長である65
0nmのレーザ光に対しては全光束を、波長780nm
のレーザ光に対しては光束断面中心部のみを対物レンズ
14,19にそれぞれ通過させることによって、波長の
異なる二種類のレーザ光に対して、対物レンズ14,1
9の実効的なNAを変化させることができる。このた
め、基板厚の異なるDVD1およびCD2の二種類の光
ディスク1,2に対して、最適な波長と、対物レンズの
NAを選択できるため、基板厚の差に起因する球面収差
の発生を低減して両光ディスク1,2を互換再生するこ
とができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た従来の光ピックアップ装置は、種類の異なる光ディス
ク(すなわちDVD1およびCD2)を再生するため
に、高NA対物レンズ9および低NA対物レンズ10を
アクチュエータ駆動系8に搭載しているので以下に述べ
る問題がある。
た従来の光ピックアップ装置は、種類の異なる光ディス
ク(すなわちDVD1およびCD2)を再生するため
に、高NA対物レンズ9および低NA対物レンズ10を
アクチュエータ駆動系8に搭載しているので以下に述べ
る問題がある。
【0023】すなわち、図7に示す光ピックアップ装置
は、高NA対物レンズ9および低NA対物レンズ10の
二つの対物レンズと、これらを光ディスク1,2の種類
に応じて移動させるレンズ駆動機構11とがアクチュエ
ータ駆動系8に組み込まれる構成であるため、アクチュ
エータ駆動系8の重量が増加してしまう。このようにア
クチュエータ駆動系8の重量が増加すると、フォーカッ
シングおよびトラッキング性能が劣化する虞があると共
に、光ディスク1,2へのレンズ追従動作の高速化を妨
げる要因となる。さらに、レンズ駆動機構11を駆動制
御するための制御回路12も必要とするため、装置全体
として大型で部品点数が多く、低価格化を実現すること
が難しい。
は、高NA対物レンズ9および低NA対物レンズ10の
二つの対物レンズと、これらを光ディスク1,2の種類
に応じて移動させるレンズ駆動機構11とがアクチュエ
ータ駆動系8に組み込まれる構成であるため、アクチュ
エータ駆動系8の重量が増加してしまう。このようにア
クチュエータ駆動系8の重量が増加すると、フォーカッ
シングおよびトラッキング性能が劣化する虞があると共
に、光ディスク1,2へのレンズ追従動作の高速化を妨
げる要因となる。さらに、レンズ駆動機構11を駆動制
御するための制御回路12も必要とするため、装置全体
として大型で部品点数が多く、低価格化を実現すること
が難しい。
【0024】一方、図8に示した構成の光ピックアップ
装置は、一つの対物レンズ14によって、種類の異なる
光ディスク1,2を再生できるので、図7に示す二つの
対物レンズ9,10を用いた構成の光ピックアップ装置
と比較して、対物レンズ14の搭載されるアクチュエー
タ駆動系13の重量を軽量化できるものの、光ディスク
1,2の記録層にレーザ光をそれぞれ集光させるため
に、アクチュエータ駆動系13には、可動開口制限板1
5および駆動機構16が組み込まれ、さらに制御回路1
7も必要とするため、さらなる部品点数の削減が要求さ
れる。また、アクチュエータ駆動系13のフォーカッシ
ングおよびトラッキング性能向上、高速化のためには、
より軽量化されることが望ましい。
装置は、一つの対物レンズ14によって、種類の異なる
光ディスク1,2を再生できるので、図7に示す二つの
対物レンズ9,10を用いた構成の光ピックアップ装置
と比較して、対物レンズ14の搭載されるアクチュエー
タ駆動系13の重量を軽量化できるものの、光ディスク
1,2の記録層にレーザ光をそれぞれ集光させるため
に、アクチュエータ駆動系13には、可動開口制限板1
5および駆動機構16が組み込まれ、さらに制御回路1
7も必要とするため、さらなる部品点数の削減が要求さ
れる。また、アクチュエータ駆動系13のフォーカッシ
ングおよびトラッキング性能向上、高速化のためには、
より軽量化されることが望ましい。
【0025】これに対して、図10に示す構成の光ピッ
クアップ装置は、一つの対物レンズ14によって、種類
の異なる光ディスク1,2を再生するために、開口制限
を行う波長選択フィルタ20を光軸C上に固定する構成
であるので、図8に示す光ピックアップ装置のように駆
動機構16等を必要としないため、アクチュエータ駆動
系18の軽量化が図られるものの、フォーカッシングお
よびトラッキング性能向上、高速化のために、さらなる
軽量化が望まれている。また、CD2の再生時には、波
長780nmのレーザ光を、波長選択フィルタ20のフ
ィルタ部20bで反射させ、中心フィルタ部20aのみ
を透過させることにより、光束断面の中心部のみ通過さ
せて対物レンズ19の実効的なNAを制御しているが、
この際のフィルタ部20bでの反射光が、戻り光雑音と
なる場合がある。この場合には、光ピックアップ装置の
電気的特性が劣化してしまう虞がある。
クアップ装置は、一つの対物レンズ14によって、種類
の異なる光ディスク1,2を再生するために、開口制限
を行う波長選択フィルタ20を光軸C上に固定する構成
であるので、図8に示す光ピックアップ装置のように駆
動機構16等を必要としないため、アクチュエータ駆動
系18の軽量化が図られるものの、フォーカッシングお
よびトラッキング性能向上、高速化のために、さらなる
軽量化が望まれている。また、CD2の再生時には、波
長780nmのレーザ光を、波長選択フィルタ20のフ
ィルタ部20bで反射させ、中心フィルタ部20aのみ
を透過させることにより、光束断面の中心部のみ通過さ
せて対物レンズ19の実効的なNAを制御しているが、
この際のフィルタ部20bでの反射光が、戻り光雑音と
なる場合がある。この場合には、光ピックアップ装置の
電気的特性が劣化してしまう虞がある。
【0026】したがって、本発明は上記事情に鑑みてな
されたもので、波長の異なる二種類のレーザ光の光束径
を制限することにより、対物レンズの実効的なNAを変
化させて、種類の異なる光ディスクにそれぞれ対応させ
る開口制限機能を必須光学部材に持たせることにより、
アクチュエータ駆動系の重量を軽減し、小型で安価な光
ピックアップ装置を提供することを目的とする。
されたもので、波長の異なる二種類のレーザ光の光束径
を制限することにより、対物レンズの実効的なNAを変
化させて、種類の異なる光ディスクにそれぞれ対応させ
る開口制限機能を必須光学部材に持たせることにより、
アクチュエータ駆動系の重量を軽減し、小型で安価な光
ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
装置は、上記目的を達成するために、請求項1において
は、ディスク基板厚および使用波長の異なる第一と第二
の二種類の光ディスクを再生する光ピックアップ装置に
おいて、前記第一の光ディスクに対応する発振波長の第
一のレーザ光を出射する第一のレーザ光源と、前記第一
の光ディスクで反射する第一の信号光を検出する第一の
光検出器とを備える第一の光学系と、前記第二の光ディ
スクに対応する発振波長の第二のレーザ光を出射する第
二のレーザ光源と、前記第二の光ディスクで反射する第
二の信号光を検出する第二の光検出器とを備える第二の
光学系と、前記第一と第二のレーザ光を同一光路上に導
くと共に、前記第一の信号光を前記第一の光検出器へ導
き、前記第二の信号光を前記第二の光検出器へ導くよう
に、前記第一の信号光と前記第二の信号光を分岐させる
光合分波手段と、前記第一と第二のレーザ光の放射角を
変換する集光レンズと、前記第一と第二のレーザ光を前
記第一と第二の光ディスクにそれぞれ集光させる対物レ
ンズを搭載し、前記第一と第二の光ディスクの記録面に
対して当該対物レンズの位置制御を行うアクチュエータ
駆動系と、前記第一と第二のレーザ光の進行方向を、前
記第一と第二の光ディスクに向かうように反射させるた
めに、前記集光レンズと前記対物レンズとの間に配置さ
れる反射ミラーとで構成され、前記反射ミラーは、前記
第一と第二のレーザ光を前記対物レンズによって前記第
一と第二の光ディスクにそれぞれ低収差に収束させるた
めの開口制限手段を備えていることを特徴とする。
装置は、上記目的を達成するために、請求項1において
は、ディスク基板厚および使用波長の異なる第一と第二
の二種類の光ディスクを再生する光ピックアップ装置に
おいて、前記第一の光ディスクに対応する発振波長の第
一のレーザ光を出射する第一のレーザ光源と、前記第一
の光ディスクで反射する第一の信号光を検出する第一の
光検出器とを備える第一の光学系と、前記第二の光ディ
スクに対応する発振波長の第二のレーザ光を出射する第
二のレーザ光源と、前記第二の光ディスクで反射する第
二の信号光を検出する第二の光検出器とを備える第二の
光学系と、前記第一と第二のレーザ光を同一光路上に導
くと共に、前記第一の信号光を前記第一の光検出器へ導
き、前記第二の信号光を前記第二の光検出器へ導くよう
に、前記第一の信号光と前記第二の信号光を分岐させる
光合分波手段と、前記第一と第二のレーザ光の放射角を
変換する集光レンズと、前記第一と第二のレーザ光を前
記第一と第二の光ディスクにそれぞれ集光させる対物レ
ンズを搭載し、前記第一と第二の光ディスクの記録面に
対して当該対物レンズの位置制御を行うアクチュエータ
駆動系と、前記第一と第二のレーザ光の進行方向を、前
記第一と第二の光ディスクに向かうように反射させるた
めに、前記集光レンズと前記対物レンズとの間に配置さ
れる反射ミラーとで構成され、前記反射ミラーは、前記
第一と第二のレーザ光を前記対物レンズによって前記第
一と第二の光ディスクにそれぞれ低収差に収束させるた
めの開口制限手段を備えていることを特徴とする。
【0028】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記開口制限手段は、前記第一と第二の
レーザ光をともに反射させる反射部と、前記第一と第二
のレーザ光の何れか一方を反射させ、他方を透過させる
制限部とで構成され、前記第一と第二のレーザ光を前記
反射ミラーで反射させることにより、その光束径を異な
らしめることを特徴とする。
発明において、前記開口制限手段は、前記第一と第二の
レーザ光をともに反射させる反射部と、前記第一と第二
のレーザ光の何れか一方を反射させ、他方を透過させる
制限部とで構成され、前記第一と第二のレーザ光を前記
反射ミラーで反射させることにより、その光束径を異な
らしめることを特徴とする。
【0029】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
発明において、前記反射部は、前記反射ミラーのレーザ
光反射面に誘電体多層膜を形成していることを特徴とす
る。
発明において、前記反射部は、前記反射ミラーのレーザ
光反射面に誘電体多層膜を形成していることを特徴とす
る。
【0030】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
発明において、前記制限部は、前記反射ミラーのレーザ
光反射面に誘電体多層膜を形成していることを特徴とす
る。
発明において、前記制限部は、前記反射ミラーのレーザ
光反射面に誘電体多層膜を形成していることを特徴とす
る。
【0031】請求項5記載の本発明は、請求項1から4
のいずれかに記載の発明において、前記反射ミラーのレ
ーザ光反射面とは異なる面に、前記第一と第二のレーザ
光の反射を抑える反射防止手段を設けたことを特徴とす
る。
のいずれかに記載の発明において、前記反射ミラーのレ
ーザ光反射面とは異なる面に、前記第一と第二のレーザ
光の反射を抑える反射防止手段を設けたことを特徴とす
る。
【0032】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
発明において、前記反射防止手段は、誘電体多層膜から
なることを特徴とする。
発明において、前記反射防止手段は、誘電体多層膜から
なることを特徴とする。
【0033】請求項7記載の本発明は、請求項1から6
のいずれかに記載の発明において、前記第二のレーザ光
源と前記集光レンズとの光路長を、前記第二のレーザ光
源が前記集光レンズを通過することによって拡散光とな
るように設定することを特徴とする。
のいずれかに記載の発明において、前記第二のレーザ光
源と前記集光レンズとの光路長を、前記第二のレーザ光
源が前記集光レンズを通過することによって拡散光とな
るように設定することを特徴とする。
【0034】請求項8記載の本発明は、請求項1から7
のいずれかに記載の発明において、前記光合分波手段
は、前記第一のレーザ光を透過させ、前記第二のレーザ
光を反射させる光路調整部で構成されることを特徴とす
る。
のいずれかに記載の発明において、前記光合分波手段
は、前記第一のレーザ光を透過させ、前記第二のレーザ
光を反射させる光路調整部で構成されることを特徴とす
る。
【0035】請求項9記載の本発明は、請求項8記載の
発明において、前記光路調整部は、誘電体多層膜からな
ることを特徴とする。
発明において、前記光路調整部は、誘電体多層膜からな
ることを特徴とする。
【0036】請求項9記載の本発明は、請求項1から9
のいずれかに記載の発明において、前記第一と第二の光
学系のうちいずれか一方は、光源及び光検出器が一体形
成されたレーザモジュールであることを特徴とする。
のいずれかに記載の発明において、前記第一と第二の光
学系のうちいずれか一方は、光源及び光検出器が一体形
成されたレーザモジュールであることを特徴とする。
【0037】請求項10記載の本発明は、請求項1から
9のいずれかに記載の発明において、前記第一と第二の
光学系はいずれも、光源及び光検出器が一体形成された
レーザモジュールであることを特徴とする。
9のいずれかに記載の発明において、前記第一と第二の
光学系はいずれも、光源及び光検出器が一体形成された
レーザモジュールであることを特徴とする。
【0038】本発明は、上記構成により、対物レンズに
よって第一と第二のレーザ光を第一と第二の光ディスク
にそれぞれ低収差に収束させるための開口制限手段を、
必須光学部材である反射ミラーに設けることによって、
第一と第二のレーザ光は、反射ミラーで反射される際
に、開口制限手段によって光束径が制限されるので、対
物レンズの実効的なNAを、第一と第二の光ディスクの
記録面に最適に収束するように変化させ、基板厚の異な
る二種類の光ディスクを再生する。
よって第一と第二のレーザ光を第一と第二の光ディスク
にそれぞれ低収差に収束させるための開口制限手段を、
必須光学部材である反射ミラーに設けることによって、
第一と第二のレーザ光は、反射ミラーで反射される際
に、開口制限手段によって光束径が制限されるので、対
物レンズの実効的なNAを、第一と第二の光ディスクの
記録面に最適に収束するように変化させ、基板厚の異な
る二種類の光ディスクを再生する。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態としての
光ピックアップ装置を、以下添付図面に基づいて説明す
る。なお、従来技術の欄で説明した光ピックアップ装置
と同一部材には同一の符号を付し、それらの説明は必要
な部分を除き省略する。
光ピックアップ装置を、以下添付図面に基づいて説明す
る。なお、従来技術の欄で説明した光ピックアップ装置
と同一部材には同一の符号を付し、それらの説明は必要
な部分を除き省略する。
【0040】図1に示す光ピックアップ装置は、本発明
の第一の実施の形態であり、従来の光ピックアップ装置
との相違点は、アクチュエータ駆動系21および反射ミ
ラー22の構成である。なお、図1には、DVD1の再
生時のレーザ光の光路が実線で、CD2の再生時のレー
ザ光の光路が点線で概略示されている。
の第一の実施の形態であり、従来の光ピックアップ装置
との相違点は、アクチュエータ駆動系21および反射ミ
ラー22の構成である。なお、図1には、DVD1の再
生時のレーザ光の光路が実線で、CD2の再生時のレー
ザ光の光路が点線で概略示されている。
【0041】アクチュエータ駆動系21には、DVD1
の基板厚に対応するようにNAが設計された高NA対物
レンズ23が光軸C上に位置するように搭載されてい
る。さらに、アクチュエータ駆動系21は、第一の光学
系3および第二の光学系7内の検出器(図示省略)によ
って検出される位置検出情報を処理することによって、
光ディスク(DVD1およびCD2)とターンテーブル
の面振れ、移送メカの傾き、光ピックアップ装置の傾
き、焦点位置のずれ、および、トラック追従のずれ等を
補正して、光ディスク1,2の記録面に対して常に追従
することができるように設計されている。
の基板厚に対応するようにNAが設計された高NA対物
レンズ23が光軸C上に位置するように搭載されてい
る。さらに、アクチュエータ駆動系21は、第一の光学
系3および第二の光学系7内の検出器(図示省略)によ
って検出される位置検出情報を処理することによって、
光ディスク(DVD1およびCD2)とターンテーブル
の面振れ、移送メカの傾き、光ピックアップ装置の傾
き、焦点位置のずれ、および、トラック追従のずれ等を
補正して、光ディスク1,2の記録面に対して常に追従
することができるように設計されている。
【0042】反射ミラー22は、光軸Aに沿って進行す
るレーザ光を光ディスク1,2の配置されている光軸C
に沿って進行するように、レーザ光を垂直に反射させる
と共に、種類の異なる二波長のレーザ光を、高NA対物
レンズ23によって、光ディスク1,2にそれぞれ低収
差に収束させるための開口制限手段を有している。この
開口制限手段は、高NA対物レンズ23の実効的なNA
を、再生しようとする光ディスク1,2の種類に応じて
変化させるものである、このため、図2に示す反射ミラ
ー22は、平板状基板のレーザ光反射面の中心部に、あ
る特定の大きさの楕円形状の反射部22aが成膜され、
さらに、当該反射部22aの外周部には制限部22bが
成膜されている。
るレーザ光を光ディスク1,2の配置されている光軸C
に沿って進行するように、レーザ光を垂直に反射させる
と共に、種類の異なる二波長のレーザ光を、高NA対物
レンズ23によって、光ディスク1,2にそれぞれ低収
差に収束させるための開口制限手段を有している。この
開口制限手段は、高NA対物レンズ23の実効的なNA
を、再生しようとする光ディスク1,2の種類に応じて
変化させるものである、このため、図2に示す反射ミラ
ー22は、平板状基板のレーザ光反射面の中心部に、あ
る特定の大きさの楕円形状の反射部22aが成膜され、
さらに、当該反射部22aの外周部には制限部22bが
成膜されている。
【0043】制限部22bは、図3に示すように、DV
D1の使用波長である650nmのレーザ光をほぼ完全
に反射させ、CD2の使用波長である780nmのレー
ザ光をほぼ完全に透過させる特性を有しており、一方、
反射部22aは、使用するレーザ光の波長に依存せず、
レーザ光をほぼ完全に反射する特性を有している。ま
た、反射部22aおよび制限部22bは、波長650n
mのレーザ光の反射前後の位相差が±8°以内になるよ
うに、その膜厚が設定されている。このような特性を得
られる反射部22aおよび制限部22bとしては、例え
ば、SiO2 またはTiO2 等を用いて誘電体多層膜を
形成したものが使用される。
D1の使用波長である650nmのレーザ光をほぼ完全
に反射させ、CD2の使用波長である780nmのレー
ザ光をほぼ完全に透過させる特性を有しており、一方、
反射部22aは、使用するレーザ光の波長に依存せず、
レーザ光をほぼ完全に反射する特性を有している。ま
た、反射部22aおよび制限部22bは、波長650n
mのレーザ光の反射前後の位相差が±8°以内になるよ
うに、その膜厚が設定されている。このような特性を得
られる反射部22aおよび制限部22bとしては、例え
ば、SiO2 またはTiO2 等を用いて誘電体多層膜を
形成したものが使用される。
【0044】このとき、反射ミラー22の反射面でない
面(以下、「裏面」という)には、反射防止部22cを
成膜することによって、制限部22bを透過して裏面に
進行する波長780nmのレーザ光が裏面で反射するこ
とによって迷光となることを防止することが望ましい。
また、反射防止部22cの代わりに、光吸収膜を形成し
ても同様の効果を得ることができる。なお、反射部22
aの形状および面積は、レーザ光がCD2の記録層に集
光する際に低収差となるように、レンズ系および光路長
を調整しつつ、波面収差も低く維持できるような最適値
が設計されている。
面(以下、「裏面」という)には、反射防止部22cを
成膜することによって、制限部22bを透過して裏面に
進行する波長780nmのレーザ光が裏面で反射するこ
とによって迷光となることを防止することが望ましい。
また、反射防止部22cの代わりに、光吸収膜を形成し
ても同様の効果を得ることができる。なお、反射部22
aの形状および面積は、レーザ光がCD2の記録層に集
光する際に低収差となるように、レンズ系および光路長
を調整しつつ、波面収差も低く維持できるような最適値
が設計されている。
【0045】また、図1に示す第一の光学系3および第
二の光学系7は、集光レンズ5の位置によって定まるも
のであり、第一の光学系3および第二の光学系7から出
射されるレーザ光が、集光レンズ5を透過して平行光束
となるように、両者3,7と集光レンズ5との距離が設
定されている。
二の光学系7は、集光レンズ5の位置によって定まるも
のであり、第一の光学系3および第二の光学系7から出
射されるレーザ光が、集光レンズ5を透過して平行光束
となるように、両者3,7と集光レンズ5との距離が設
定されている。
【0046】さらに、本発明の実施の形態において使用
される光合分波手段としての波長選択プリズム4の構成
を図4に示す。波長選択プリズム4は、三角柱状の二つ
のプリズムを四角柱状になるように、所定の側面を貼り
合わせて固定した構成で、該固定面には光路調整部4a
が成膜されている。光路調整部4aは、図5に示すよう
に、波長720nm付近で波長の透過特性が逆転する性
質を有しているので、DVD1対応の波長650nmの
レーザ光をほぼ完全に透過させ、CD2対応の波長78
0nmのレーザ光をほぼ完全に反射させる。このような
光路調整部4aは、例えば、SiO2 またはTiO2 等
を用いた誘電体多層膜からなる。
される光合分波手段としての波長選択プリズム4の構成
を図4に示す。波長選択プリズム4は、三角柱状の二つ
のプリズムを四角柱状になるように、所定の側面を貼り
合わせて固定した構成で、該固定面には光路調整部4a
が成膜されている。光路調整部4aは、図5に示すよう
に、波長720nm付近で波長の透過特性が逆転する性
質を有しているので、DVD1対応の波長650nmの
レーザ光をほぼ完全に透過させ、CD2対応の波長78
0nmのレーザ光をほぼ完全に反射させる。このような
光路調整部4aは、例えば、SiO2 またはTiO2 等
を用いた誘電体多層膜からなる。
【0047】このような光路調整部4aを備える波長選
択プリズム4を設けることによって、DVD1再生時に
は、第一の光学系3より光軸Aに沿って出射される波長
650nmのレーザ光は、光路調整部4aを透過して直
進し、また、DVD1の記録層で反射したレーザ光は、
光路調整部4aを透過して第一の光学系3へ進行する。
一方、CD2再生時には、第二の光学系7より光軸Bに
沿って出射される波長780nmのレーザ光は、光路調
整部4aで反射されることによって光軸Aに沿って進行
し、また、CD2の記録層で反射したレーザ光は、光路
調整部4aで反射されて光軸Bに沿って進行し、第二の
光学系7へ導かれる。
択プリズム4を設けることによって、DVD1再生時に
は、第一の光学系3より光軸Aに沿って出射される波長
650nmのレーザ光は、光路調整部4aを透過して直
進し、また、DVD1の記録層で反射したレーザ光は、
光路調整部4aを透過して第一の光学系3へ進行する。
一方、CD2再生時には、第二の光学系7より光軸Bに
沿って出射される波長780nmのレーザ光は、光路調
整部4aで反射されることによって光軸Aに沿って進行
し、また、CD2の記録層で反射したレーザ光は、光路
調整部4aで反射されて光軸Bに沿って進行し、第二の
光学系7へ導かれる。
【0048】このような構成の本発明の光ピックアップ
装置においてDVD1を再生する動作を説明する。図1
に示すように、第一の光学系3から出射された波長65
0nmのレーザ光は、波長選択プリズム4の光路調整部
4aを透過し、集光レンズ5によって、レーザ光が互い
に等しい拡がり角度となる平行光に変換され、平行光と
なったレーザ光は、反射ミラー22によって光軸Cに沿
って進行する。このとき、レーザ光は、図2(a)に示
すように、波長選択ミラー22の反射部22aおよび制
限部22bで反射されるので、全ての光束が高NA対物
レンズ23に入射して収束され、DVD1の記録層へ集
光する。そして、DVD1の記録面で反射されたレーザ
光は信号光となり、同経路を逆にたどって第一の光学系
3に進行し、信号光の強弱を検出されることにより、D
VD1の記録情報が再生される。
装置においてDVD1を再生する動作を説明する。図1
に示すように、第一の光学系3から出射された波長65
0nmのレーザ光は、波長選択プリズム4の光路調整部
4aを透過し、集光レンズ5によって、レーザ光が互い
に等しい拡がり角度となる平行光に変換され、平行光と
なったレーザ光は、反射ミラー22によって光軸Cに沿
って進行する。このとき、レーザ光は、図2(a)に示
すように、波長選択ミラー22の反射部22aおよび制
限部22bで反射されるので、全ての光束が高NA対物
レンズ23に入射して収束され、DVD1の記録層へ集
光する。そして、DVD1の記録面で反射されたレーザ
光は信号光となり、同経路を逆にたどって第一の光学系
3に進行し、信号光の強弱を検出されることにより、D
VD1の記録情報が再生される。
【0049】一方、CD2を再生する場合には、第二の
光学系7から出射された波長780nmのレーザ光は、
波長選択プリズム4の光路調整部4aで反射されて光軸
Aに沿って進行し、集光レンズ5によって平行光に変換
され、平行光となったレーザ光は、反射ミラー22によ
って光軸Cに沿って進行する。このとき、レーザ光は、
図2(b)に示すように、波長選択ミラー22の制限部
22bを透過し、反射部22aで反射されたレーザ光の
みが光軸Cに沿って進行するので、光束断面の中心部の
み高NA対物レンズ23に進入する。このため、たとえ
DVD1に対応した高NA対物レンズ23であっても、
CD2の再生時には、照射するレーザ光の光束径が絞ら
れることにより、高NA対物レンズ23の実効的なNA
を、CD2の基板厚に対応するように変化させるので、
CD2の記録面に集光する。そして、CD2の記録面で
反射されたレーザ光は信号光となり、同経路を逆にたど
って第二の光学系7に進行し、信号光の強弱を検出され
ることにより、CD2の記録情報が再生される。
光学系7から出射された波長780nmのレーザ光は、
波長選択プリズム4の光路調整部4aで反射されて光軸
Aに沿って進行し、集光レンズ5によって平行光に変換
され、平行光となったレーザ光は、反射ミラー22によ
って光軸Cに沿って進行する。このとき、レーザ光は、
図2(b)に示すように、波長選択ミラー22の制限部
22bを透過し、反射部22aで反射されたレーザ光の
みが光軸Cに沿って進行するので、光束断面の中心部の
み高NA対物レンズ23に進入する。このため、たとえ
DVD1に対応した高NA対物レンズ23であっても、
CD2の再生時には、照射するレーザ光の光束径が絞ら
れることにより、高NA対物レンズ23の実効的なNA
を、CD2の基板厚に対応するように変化させるので、
CD2の記録面に集光する。そして、CD2の記録面で
反射されたレーザ光は信号光となり、同経路を逆にたど
って第二の光学系7に進行し、信号光の強弱を検出され
ることにより、CD2の記録情報が再生される。
【0050】続いて、本発明の第二の実施の形態を図6
に基づいて説明する。図6に示す光ピックアップ装置
は、その構成部材については図1に示す第一の実施の形
態で説明した光ピックアップ装置と同一であるものの、
その配置距離が異なる。すなわち、CD2の基板厚に対
して球面収差を補正するように、CD2の記録層に集光
させるレーザ光を僅かに拡散させるため、第二の光学系
7の配置位置は、集光レンズ5を透過することによって
僅かに拡散されるように設定される。一方、第一の光学
系3は、第一の実施の形態と同様に、その出射光が集光
レンズ5で平行光化される距離に配置される。本発明の
光ピックアップ装置においては、第二の光学系7から集
光レンズ5までの距離は、第一の光学系3から集光レン
ズ5までの距離よりも、短くなるように配置される。
に基づいて説明する。図6に示す光ピックアップ装置
は、その構成部材については図1に示す第一の実施の形
態で説明した光ピックアップ装置と同一であるものの、
その配置距離が異なる。すなわち、CD2の基板厚に対
して球面収差を補正するように、CD2の記録層に集光
させるレーザ光を僅かに拡散させるため、第二の光学系
7の配置位置は、集光レンズ5を透過することによって
僅かに拡散されるように設定される。一方、第一の光学
系3は、第一の実施の形態と同様に、その出射光が集光
レンズ5で平行光化される距離に配置される。本発明の
光ピックアップ装置においては、第二の光学系7から集
光レンズ5までの距離は、第一の光学系3から集光レン
ズ5までの距離よりも、短くなるように配置される。
【0051】このような配置にすると、CD2の再生時
には、第二の光学系7から出射するレーザ光は、集光レ
ンズ5を透過して拡散光束に変換されつつ光軸Aに沿っ
て進行する。拡散光束となったレーザ光は、図2(c)
に示すように、波長選択ミラー22の反射部22aで反
射されたレーザ光のみが光軸Cに沿って進行することに
より、高NA対物レンズ23は、CD2に対して最適な
NAとなるので、レーザ光は、高NA対物レンズ23に
よってCD2の記録層に集光する。このとき、レーザ光
は僅かに拡散されているため、球面収差が低減される。
そして、当該記録層で反射したレーザ光は、同一の経路
をたどり、第二の光学系7で受光され記録情報を得る。
には、第二の光学系7から出射するレーザ光は、集光レ
ンズ5を透過して拡散光束に変換されつつ光軸Aに沿っ
て進行する。拡散光束となったレーザ光は、図2(c)
に示すように、波長選択ミラー22の反射部22aで反
射されたレーザ光のみが光軸Cに沿って進行することに
より、高NA対物レンズ23は、CD2に対して最適な
NAとなるので、レーザ光は、高NA対物レンズ23に
よってCD2の記録層に集光する。このとき、レーザ光
は僅かに拡散されているため、球面収差が低減される。
そして、当該記録層で反射したレーザ光は、同一の経路
をたどり、第二の光学系7で受光され記録情報を得る。
【0052】このとき、集光レンズ5によって拡散され
るレーザ光の拡がり角と反射ミラー22の反射部22a
の形状および面積は、レーザ光がCD2の記録層に低収
差に集光するように、レンズ系および光路長を考慮して
設計することで、CD2の記録層に集光するビームスポ
ットの波面収差をより低くすることが可能となる。な
お、DVD1の再生動作については、第一の実施の形態
と同様であるから、その説明を省略する。
るレーザ光の拡がり角と反射ミラー22の反射部22a
の形状および面積は、レーザ光がCD2の記録層に低収
差に集光するように、レンズ系および光路長を考慮して
設計することで、CD2の記録層に集光するビームスポ
ットの波面収差をより低くすることが可能となる。な
お、DVD1の再生動作については、第一の実施の形態
と同様であるから、その説明を省略する。
【0053】なお、本発明の第一および第二の実施の形
態において第一の光学系3および第二の光学系7は、発
振波長650nm(635nmも可)および780nm
のレーザ光源と、光検出器とで構成されているので、例
えば、光検出器一体型レーザモジュールが使用される。
また、光ピックアップ装置の形状やコスト等によって
は、ハーフミラーおよびビームスプリッタ等で光路を分
岐させて、レーザ光源および光検出器を別個に配置した
構成としてもよい。
態において第一の光学系3および第二の光学系7は、発
振波長650nm(635nmも可)および780nm
のレーザ光源と、光検出器とで構成されているので、例
えば、光検出器一体型レーザモジュールが使用される。
また、光ピックアップ装置の形状やコスト等によって
は、ハーフミラーおよびビームスプリッタ等で光路を分
岐させて、レーザ光源および光検出器を別個に配置した
構成としてもよい。
【0054】また、反射ミラー22において、所定の波
長反射率特性を有する誘電体多層膜で形成される反射部
22a、制限部22bおよび反射防止部22c、さらに
は、波長選択プリズム4の誘電体多層膜からなる光路調
整部4aは、それぞれ所望の波長反射率特性を得ること
ができればよいので、特に誘電体多層膜で形成されるこ
とに限定されるものではなく、他の方法や材料を用いて
形成してもよい。さらに反射ミラー22は平板状に限定
されるものではなく、例えば三角プリズム形状としても
よい。
長反射率特性を有する誘電体多層膜で形成される反射部
22a、制限部22bおよび反射防止部22c、さらに
は、波長選択プリズム4の誘電体多層膜からなる光路調
整部4aは、それぞれ所望の波長反射率特性を得ること
ができればよいので、特に誘電体多層膜で形成されるこ
とに限定されるものではなく、他の方法や材料を用いて
形成してもよい。さらに反射ミラー22は平板状に限定
されるものではなく、例えば三角プリズム形状としても
よい。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た光ピックアップ装置の構造であるから、請求項1の発
明では、対物レンズによって第一と第二のレーザ光を第
一と第二の光ディスクにそれぞれ低収差に収束させるた
めの開口制限手段を、必須構成部材である反射ミラーに
設けたので、二種類のレーザ光は、対物レンズを透過す
ることによって、対応する光ディスクの記録面に、それ
ぞれ最適に収束する。このため、二種類の光ディスクの
基板厚の差に起因する球面収差の発生を抑えるので、種
類の異なる光ディスクを再生することができる。そし
て、開口制限手段は、必須構成部材である反射ミラーに
施されるので、部品点数が増加することなく安価である
と共に、より小型で高性能なアクチュエータ駆動系の設
計が可能である。
た光ピックアップ装置の構造であるから、請求項1の発
明では、対物レンズによって第一と第二のレーザ光を第
一と第二の光ディスクにそれぞれ低収差に収束させるた
めの開口制限手段を、必須構成部材である反射ミラーに
設けたので、二種類のレーザ光は、対物レンズを透過す
ることによって、対応する光ディスクの記録面に、それ
ぞれ最適に収束する。このため、二種類の光ディスクの
基板厚の差に起因する球面収差の発生を抑えるので、種
類の異なる光ディスクを再生することができる。そし
て、開口制限手段は、必須構成部材である反射ミラーに
施されるので、部品点数が増加することなく安価である
と共に、より小型で高性能なアクチュエータ駆動系の設
計が可能である。
【0056】請求項2の発明では、反射ミラーの開口制
限手段は、第一と第二のレーザ光をともに反射させる反
射部と、第一と第二のレーザ光の何れか一方を反射さ
せ、他方を透過させる制限部とで構成され、第一と第二
のレーザ光を反射ミラーで反射させることにより、その
光束径を異ならしめるので、第一と第二のレーザ光が、
反射ミラーで反射されることにより、対物レンズの実効
的なNAを光ディスクの種類に応じて変化させて、異な
る種類の光ディスクを再生することができる。
限手段は、第一と第二のレーザ光をともに反射させる反
射部と、第一と第二のレーザ光の何れか一方を反射さ
せ、他方を透過させる制限部とで構成され、第一と第二
のレーザ光を反射ミラーで反射させることにより、その
光束径を異ならしめるので、第一と第二のレーザ光が、
反射ミラーで反射されることにより、対物レンズの実効
的なNAを光ディスクの種類に応じて変化させて、異な
る種類の光ディスクを再生することができる。
【0057】請求項3および請求項4の発明は、開口制
限手段である反射部および/または制限部は、誘電体多
層膜で形成するので、その構成が簡素であり軽量であ
る。
限手段である反射部および/または制限部は、誘電体多
層膜で形成するので、その構成が簡素であり軽量であ
る。
【0058】請求項5の発明では、反射ミラーのレーザ
光反射面とは異なる面に、レーザ光の反射を抑える反射
防止手段を設けたので、不要レーザ光が光路中へ再び進
入することを防止するため、光ピックアップ装置の電気
的特性に影響を与えない。
光反射面とは異なる面に、レーザ光の反射を抑える反射
防止手段を設けたので、不要レーザ光が光路中へ再び進
入することを防止するため、光ピックアップ装置の電気
的特性に影響を与えない。
【0059】請求項6の発明では、反射防止手段は、誘
電体多層膜からなるので、その構成が簡素であり軽量で
ある。
電体多層膜からなるので、その構成が簡素であり軽量で
ある。
【0060】請求項7の発明では、第二のレーザ光源と
集光レンズとの光路長を、第二のレーザ光源が集光レン
ズを通過することによって拡散光となるように設定する
ので、第二の光ディスクの記録層に収束されるレーザ光
は僅かに拡散しているため球面収差を抑止することがで
き、このため、第一と第二の光ディスクの基板厚が異な
ることに起因する球面収差を補正することができる。
集光レンズとの光路長を、第二のレーザ光源が集光レン
ズを通過することによって拡散光となるように設定する
ので、第二の光ディスクの記録層に収束されるレーザ光
は僅かに拡散しているため球面収差を抑止することがで
き、このため、第一と第二の光ディスクの基板厚が異な
ることに起因する球面収差を補正することができる。
【0061】請求項8の発明では、光合分波手段は、第
一のレーザ光を透過させ、第二のレーザ光を反射させる
光路調整部で構成されるので、種類の異なるレーザ光を
効率よく導くことができる。
一のレーザ光を透過させ、第二のレーザ光を反射させる
光路調整部で構成されるので、種類の異なるレーザ光を
効率よく導くことができる。
【0062】請求項9の発明では、光合分波手段の光路
調整部は、誘電体多層膜で形成されるので、その構成が
簡素であり軽量である。
調整部は、誘電体多層膜で形成されるので、その構成が
簡素であり軽量である。
【0063】請求項10および請求項11の発明では、
第一の光学系および/または第二の光学系は、光源及び
光検出器が一体化されたレーザモジュールで構成するた
め、装置の小型化がはかれ、部品点数が削減されると共
に、その調整工法が容易で作業工程の簡略化が図れる。
第一の光学系および/または第二の光学系は、光源及び
光検出器が一体化されたレーザモジュールで構成するた
め、装置の小型化がはかれ、部品点数が削減されると共
に、その調整工法が容易で作業工程の簡略化が図れる。
【図1】本発明の第一の実施の形態の光ピックアップ装
置の構成を示す概略図である。
置の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の要部である反射ミラーの構成を示す概
略図である。
略図である。
【図3】反射ミラーの反射部および制限部の波長反射率
特性を示す図表である。
特性を示す図表である。
【図4】本発明の光ピックアップ装置の構成部材である
波長選択プリズムの構成を示す概略図である。
波長選択プリズムの構成を示す概略図である。
【図5】波長選択プリズムの光路調整膜の波長透過率特
性を示す図表である。
性を示す図表である。
【図6】本発明の第二の実施の形態の光ピックアップ装
置の構成を示す概略図である。
置の構成を示す概略図である。
【図7】従来の光ピックアップ装置の構成を示す概略図
である。
である。
【図8】図7とは異なる従来の光ピックアップ装置の構
成を示す概略図である。
成を示す概略図である。
【図9】可動開口制限板の構成を示す斜視図である。
【図10】図8とは異なる従来の光ピックアップ装置の
構成を示す概略図である。
構成を示す概略図である。
【図11】波長選択フィルタの構成を示す概略図であ
る。
る。
1 DVD 2 CD 3 第一の光学系 7 第二の光学系 21 アクチュエータ駆動系 22 反射ミラー 23 高NA対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D119 AA01 AA04 AA17 AA38 AA41 BA01 BB01 BB03 CA16 DA01 DA05 EA02 EA03 EB11 EB15 EC01 EC45 EC47 EC49 FA02 FA05 FA08 JA19 JA26 JA57 JA63 JA65 KA02 KA04 LB07 LB11
Claims (11)
- 【請求項1】 ディスク基板厚および使用波長の異なる
第一と第二の二種類の光ディスクを再生する光ピックア
ップ装置において、 前記第一の光ディスクに対応する発振波長の第一のレー
ザ光を出射する第一のレーザ光源と、前記第一の光ディ
スクで反射する第一の信号光を検出する第一の光検出器
とを備える第一の光学系と、 前記第二の光ディスクに対応する発振波長の第二のレー
ザ光を出射する第二のレーザ光源と、前記第二の光ディ
スクで反射する第二の信号光を検出する第二の光検出器
とを備える第二の光学系と、 前記第一と第二のレーザ光を同一光路上に導くと共に、
前記第一の信号光を前記第一の光検出器へ導き、前記第
二の信号光を前記第二の光検出器へ導くように、前記第
一の信号光と前記第二の信号光を分岐させる光合分波手
段と、 前記第一と第二のレーザ光の放射角を変換する集光レン
ズと、 前記第一と第二のレーザ光を前記第一と第二の光ディス
クにそれぞれ集光させる対物レンズを搭載し、前記第一
と第二の光ディスクの記録面に対して当該対物レンズの
位置制御を行うアクチュエータ駆動系と、 前記第一と第二のレーザ光の進行方向を、前記第一と第
二の光ディスクに向かうように反射させるために、前記
集光レンズと前記対物レンズとの間に配置される反射ミ
ラーとで構成され、 前記反射ミラーは、前記第一と第二のレーザ光を前記対
物レンズによって前記第一と第二の光ディスクにそれぞ
れ低収差に収束させるための開口制限手段を備えている
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 【請求項2】 前記開口制限手段は、前記第一と第二の
レーザ光をともに反射させる反射部と、前記第一と第二
のレーザ光の何れか一方を反射させ、他方を透過させる
制限部とで構成され、 前記第一と第二のレーザ光を前記反射ミラーで反射させ
ることにより、その光束径を異ならしめることを特徴と
する請求項1記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項3】 前記反射部は、前記反射ミラーのレーザ
光反射面に誘電体多層膜を形成していることを特徴とす
る請求項2記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項4】 前記制限部は、前記反射ミラーのレーザ
光反射面に誘電体多層膜を形成していることを特徴とす
る請求項2記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項5】 前記反射ミラーのレーザ光反射面とは異
なる面に、前記第一と第二のレーザ光の反射を抑える反
射防止手段を設けたことを特徴とする請求項1から4の
いずれかに記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項6】 前記反射防止手段は、誘電体多層膜から
なることを特徴とする請求項5記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項7】 前記第二のレーザ光源と前記集光レンズ
との光路長を、前記第二のレーザ光源が前記集光レンズ
を通過することによって拡散光となるように設定するこ
とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光ピ
ックアップ装置。 - 【請求項8】 前記光合分波手段は、前記第一のレーザ
光を透過させ、前記第二のレーザ光を反射させる光路調
整部で構成されることを特徴とする請求項1から7のい
ずれかに記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項9】 前記光路調整部は、誘電体多層膜からな
ることを特徴とする請求項8記載の光ピックアップ装
置。 - 【請求項10】 前記第一と第二の光学系のうちいずれ
か一方は、光源及び光検出器が一体形成されたレーザモ
ジュールであることを特徴とする請求項1から9のいず
れかに記載の光ピックアップ装置。 - 【請求項11】 前記第一と第二の光学系はいずれも、
光源及び光検出器が一体形成されたレーザモジュールで
あることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載
の光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11128313A JP2000322760A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11128313A JP2000322760A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000322760A true JP2000322760A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14981695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11128313A Pending JP2000322760A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000322760A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050116266A (ko) * | 2004-06-07 | 2005-12-12 | 삼성전기주식회사 | 빔 스팟의 조절을 위한 광픽업 장치 |
| JP2006184397A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Konica Minolta Opto Inc | 反射光学素子およびそれを備えた光ピックアップ |
| JP2007328862A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Sharp Corp | 光ピックアップ装置および情報記録再生装置 |
| US8787137B2 (en) | 2011-01-20 | 2014-07-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Optical pickup device and optical disc device |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128313A patent/JP2000322760A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050116266A (ko) * | 2004-06-07 | 2005-12-12 | 삼성전기주식회사 | 빔 스팟의 조절을 위한 광픽업 장치 |
| JP2006184397A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Konica Minolta Opto Inc | 反射光学素子およびそれを備えた光ピックアップ |
| JP2007328862A (ja) * | 2006-06-07 | 2007-12-20 | Sharp Corp | 光ピックアップ装置および情報記録再生装置 |
| US8787137B2 (en) | 2011-01-20 | 2014-07-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Optical pickup device and optical disc device |
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