JP2000322874A - 情報・データ処理装置及び情報・データの再生方法およびビデオ編集装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびシステム・オン・チップ型集積装置 - Google Patents

情報・データ処理装置及び情報・データの再生方法およびビデオ編集装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびシステム・オン・チップ型集積装置

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JP2000322874A
JP2000322874A JP11128779A JP12877999A JP2000322874A JP 2000322874 A JP2000322874 A JP 2000322874A JP 11128779 A JP11128779 A JP 11128779A JP 12877999 A JP12877999 A JP 12877999A JP 2000322874 A JP2000322874 A JP 2000322874A
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Masaaki Shino
雅昭 志野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生遅延の発生のない情報・データ処理装置
および情報・データの再生方法を提供する。 【解決手段】 所望の再生ストリームの開始番地を指定
する入力操作を検出すると、再生開始の指示を受ける前
に、この開始番地から続く所定量のリードストリームを
ビデオサーバ部VDsから第1先読記憶部PRm1へ先
読みして前準備し、再生ストリームの開始指示を受ける
と、第1先読記憶部PRm1から読み出したリードスト
リームを再生ストリームとして送出し、一方、リードス
トリームの読出し完了前に、ビデオサーバ部VDsを制
御して後続ストリームの読出準備を完了させ、リードス
トリームの読出し完了後直ちに切替部SWaを切替えて
ビデオサーバ部VDsから後続ストリームを読み出し、
再生ストリームとして送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報・データ処理
装置及び情報・データの再生方法およびビデオ編集装置
およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびシス
テム・オン・チップ型集積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハード磁気ディスク等のランダムアクセ
ス可能な記録メディアを搭載し、動画像信号および音声
信号から成るビデオ信号或いはビデオデータを記録再生
するシステムとして、ビデオサーバ装置が普及段階にあ
る。そしてビデオデータの時系列として編成されるビデ
オ・ストリームが複数本、入力により記録され、または
再生により送出されるマルチチャンネル・ビデオサーバ
装置が実現されている。
【0003】とりわけ記録メディアとして、複数基のハ
ード磁気ディスクドライブ(HDD)を内蔵したものが
マルチチャンネル・ディスクレコーダ装置であり、例え
ばRAIDシステムをプラットフォームとするFARA
D(商品名)などが実用化されている。さらに、このよ
うなマルチチャンネル・ディスクレコーダ装置が適用さ
れる代表的なシステムとして、複数本のビデオストリー
ムを対象として編集を行うことが可能なビデオデータ編
集装置がある。
【0004】一般的に、ハード磁気ディスクドライブ
(HDD)などの、機械的アクセス動作を行う記録メデ
ィアを記録部に使用するディスク・レコーダ装置では、
外部からの再生開始指示の発生、すなわち再生開始コン
トロール信号を受理して、実際に出力部から再生ビデオ
ストリームを出力するまでに遅延が生じる。この再生遅
延の値は機構構成によって異なるが、ビデオ信号におけ
る1フレームを単位として、少ないもので5〜6フレー
ムから、大きいものでは数十フレーム程度の再生遅延と
なるものもある。
【0005】この遅延要因は、外部信号による再生要求
を受けてから再生信号の送出を準備するための再生プロ
セスの所要時間による。具体的にはハードディスクから
再生データを読み出し、ハードディスク読出し直後にメ
モリ素子などで信号のバッファリングを行い、さらにビ
デオ出力部に転送する等の処理に要する時間である。
【0006】VTRと同等の動作を行う現行のディスク
・レコーダ装置では、操作時間の精度を保証するプロト
コル下で入力される外部信号に対する再生遅延は常に固
定の値を保証されている。この固定の再生遅延はエディ
ット・ディレイ(EditDelay)と称せられ、例
えば標準仕様のディスク・レコーダ装置FDDR−70
00(商品名)のエディット・ディレイは20フレーム
となっている。この程度のエディット・ディレイによる
遅延は、一般的な用途においては従来、許容されるもの
であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、とりわ
け高速の反応性を必要とする特定用途に対して従来のデ
ィスク・レコーダ装置を適用する際に、前記の再生遅延
が許容されない場合がある。例えば、再生開始のコント
ロール信号を外部から与えた直後に、直ちに次のフレー
ムから再生画の出力を必要とするような用途があるが、
従来構成ではこれに対応できないという問題があった。
【0008】本発明は、前記のような従来技術における
問題点を解決するためなされたもので、とりわけ高速の
反応性が要求される用途に適用可能な情報・データ処理
装置及び再生方法、および高速の反応性が要求される用
途に適用可能なビデオ編集装置、および前記情報・デー
タ処理装置の制御プログラムがコンピュータ読取り可能
に記録された記録媒体、および前記情報・データ処理装
置の制御部が集積されたシステム・オン・チップ型集積
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の手段を説
明するに先立って、用語の定義を行う。
【0010】「ビデオ」は一般的に、動画または静止画
の画像と音声から成るが、本発明では説明の便宜上、
「ビデオ信号」は画像信号と音声信号のうち少なくとも
いずれか一方から成るものとして扱う。ビデオ信号が二
値化されたものが「ビデオデータ」であり、したがって
ビデオデータは、いずれも二値化された、画像データま
たは音声データのうち少なくともいずれか一方から成
る。
【0011】「ビデオフレーム」は、ビデオデータが纏
められて成り、識別のためのフレームIDを付与可能で
ある。
【0012】「ビデオファイル」は、ビデオフレームが
複数個纏められて成り、識別のためのファイルIDを付
与可能である。
【0013】「ビデオストリーム」は、ビデオファイル
中の複数のビデオフレームが時系列で配列されて成り、
識別のためのストリームIDを付与可能である。
【0014】「ビデオチャンネル」は、記録用ビデオス
トリームまたは再生用ビデオストリームを系に伝送する
経路であり、1本のビデオチャンネルは1本のビデオス
トリームを伝送させる。
【0015】ビデオ信号、ビデオデータ、ビデオフレー
ム、ビデオファイル、ビデオストリームは夫々、使途ま
たは使用形態に応じて記録用、または再生用となる。
【0016】「ベースメディア」は、ビデオデータを記
録/再生可能なランダムアクセスによるノンリニア方式
の記録媒体一般として定義され、具体的にはハード磁気
ディスク媒体、光学式ディスク媒体、さらに半導体ディ
スクと呼称される大容量半導体メモリ装置が含まれる。
【0017】以下、本発明の手段を説明する。前記従来
技術の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る情
報・データ処理装置は、内蔵する記録メディアに記録さ
れた複数の情報・データを指定された開始番地から所定
の順序で順次読み出し、ストリームとして出力する情報
・データ処理部と、前記ストリームの開始番地を指定す
る入力操作を検出し、且つ前記入力操作の検出以降に、
再生開始の指示を受ける入力検出手段と、前記情報・デ
ータ処理部の読出速度よりも高速読出可能で、前記出力
されたストリームの少なくとも一部分を記憶可能な容量
を備える先読記憶部と、前記入力検出手段が前記の入力
操作を検出すると、前記ストリームの開始番地から続く
所定量の情報・データを前記情報・データ処理部から先
読みし、リードストリームとして前記先読記憶部へ記憶
させ、且つ前記入力検出手段が前記再生開始の指示を受
けると、前記リードストリームを前記先読記憶部から読
出す先読制御手段と、前記先読記憶部から読み出された
内容を送出するか、または前記情報・データ処理部の出
力した前記ストリームを直ちに送出するかの切り替えを
行う切替部と、前記リードストリームの読出し完了前
に、前記情報・データ処理部を制御して前記リードスト
リームの後続ストリームを読み出す準備を完了させ、且
つ前記リードストリームの読出し完了に引き続き、直ち
に前記切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から
前記後続ストリームを読み出す主制御手段を備えたこと
を特徴とする。
【0018】前記の構成によれば、入力検出手段がスト
リームの開始番地を指定する入力操作を検出すると、こ
のストリームの再生開始の前に先読制御手段がこのスト
リームの開始番地から続く所定量をリードストリームと
して情報・データ処理部から先読記憶部へ先読み記憶さ
せておき、前準備がなされる。ついでこのストリームの
再生開始の指示を受けると、リードストリームが高速読
出可能な先読記憶部から読出されることによって、この
ストリームの再生が開始される。さらに、このリードス
トリームが読み出される間に、情報・データ処理部が読
出し準備され、リードストリームの読出し完了前に後続
ストリームを読み出す準備が完了する。これによってリ
ードストリームの読出完了とともに直ちに後続ストリー
ムが出力される。したがってアクセス待ちをすることな
く、しかも途切れのない連続したストリームの再生がな
される。
【0019】本発明の請求項3に係る情報・データの再
生方法は、内蔵する記録メディアに記録された複数の情
報・データを指定された開始番地から所定の順序で順次
読み出し、ストリームとして出力する情報・データ処理
部と、前記ストリームの開始番地を指定する入力操作を
検出し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指
示を受ける入力検出手段と、前記情報・データ処理部の
読出速度よりも高速読出可能で、前記出力されたストリ
ームの少なくとも一部分を記憶可能な容量を備える先読
記憶部と、前記先読記憶部から読み出された内容を送出
するか、または前記情報・データ処理部の出力した前記
ストリームを直ちに送出するかの何れか一方に切り替え
る切替部とを具備する情報・データ処理装置を用い、前
記入力検出手段が前記の入力操作を検出すると、前記ス
トリームの開始番地から続く所定量の情報・データをリ
ードストリームとして前記情報・データ処理部から前記
先読記憶部へ先読みする前準備過程と、前記入力検出手
段が前記再生開始の指示を受けると、前記リードストリ
ームを前記先読記憶部から読出し、ビデオストリームと
して送出する一方で、この間に前記情報・データ処理部
から前記リードストリームに後続するストリームを読み
出す準備を完了させる過程と、前記リードストリームの
読出し完了に引き続き、直ちに前記切替部を切り替えて
前記情報・データ処理部から前記後続ストリームを読み
出す過程とを備えることを特徴とする。
【0020】前記の方法によれば、入力検出手段がスト
リームの開始番地を指定する入力操作を検出すると、こ
のストリームの再生開始の前に先読制御手段がこのスト
リームの開始番地から続く所定量をリードストリームと
して情報・データ処理部から先読記憶部へ先読み記憶さ
せておき、前準備がなされる。ついでこのストリームの
再生開始の指示を受けると、リードストリームが高速読
出可能な先読記憶部から読出されることによって、この
ストリームの再生が開始される。さらに、このリードス
トリームが読み出される間に、情報・データ処理部が読
出し準備され、リードストリームの読出し完了前に後続
ストリームを読み出す準備が完了する。これによってリ
ードストリームの読出完了とともに直ちに後続ストリー
ムが出力される。したがってアクセス待ちをすることな
く、しかも途切れのない連続したストリームの再生がな
される。
【0021】本発明の請求項4に係る情報・データ処理
装置は、内蔵する記録メディアに記録された複数の情報
・データを指定された開始番地から所定の順序で順次読
み出しストリームとして出力し、且つ複数の前記ストリ
ームを出力可能な情報・データ処理部と、前記各ストリ
ームの開始番地を指定する入力操作を検出し、且つ前記
入力操作の検出以降に、再生開始の指示を受ける入力検
出手段と、前記情報・データ処理部の読出速度よりも高
速読出可能で、前記出力された各ストリームの少なくと
も一部分を記憶可能な容量を備える複数の先読記憶部
と、前記情報・データ処理部と少なくとも前記各先読記
憶部とを結んで夫々独立して各ストリームを伝送する複
数のチャンネルと、前記入力検出手段が前記の入力操作
を検出すると、前記各ストリームの開始番地から続く所
定量の情報・データを前記情報・データ処理部から先読
みし、各リードストリームとして前記各チャンネルを経
由して前記各先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出
手段が前記再生開始の指示を受けると、前記各リードス
トリームを前記各先読記憶部から読出す先読制御手段
と、前記各先読記憶部から読み出された内容を切替え送
出するか、または前記情報・データ処理部が前記各チャ
ンネルを経由して出力した前記各ストリームを直ちに送
出するかの切り替えを行う切替部と、前記各リードスト
リームの読出し完了前に、前記情報・データ処理部を制
御して前記各リードストリームの後続ストリームを読み
出す準備を完了させ、且つ前記各リードストリームの読
出し完了に引き続き、直ちに前記切替部を切り替えて前
記情報・データ処理部から前記各後続ストリームを読み
出す主制御手段を備え、且つ前記先読制御手段は、着目
する前記チャンネルまたは、前記チャンネルに対応する
前記先読記憶部の少なくとも一方が使用中に、つぎに送
出予約されたストリームのリードストリームを、他のチ
ャンネルを用いて前記情報・データ処理部から伝送して
他の先読記憶部へ記憶させ、前記先読記憶部から前記リ
ードストリームを送出する構成とすることを特徴とす
る。
【0022】前記の構成によれば、複数の先読記憶部と
複数のチャンネルを備えることで、出力に選択された一
つの再生チャンネルまたは先読記憶部が再生動作中に、
選択されていない他のチャンネルによって、または選択
されていない他のチャンネル及び他の先読記憶部とによ
って、それ以降の再生に備えた再生準備が実行され、こ
れにより引き続き再生予約が発生する場合への対応がな
される。
【0023】本発明の請求項6に係る情報・データの再
生方法は、内蔵する記録メディアに記録された複数の情
報・データを指定された開始番地から所定の順序で順次
読み出しストリームとして出力し、且つ複数の前記スト
リームを出力可能な情報・データ処理部と、前記各スト
リームの開始番地を指定する入力操作を検出し、且つ前
記入力操作の検出以降に、再生開始の指示を受ける入力
検出手段と、前記情報・データ処理部の読出速度よりも
高速読出可能で、前記出力された各ストリームの少なく
とも一部分を記憶可能な容量を備える複数の先読記憶部
と、前記情報・データ処理部と少なくとも前記各先読記
憶部とを結んで夫々独立して各ストリームを伝送する複
数のチャンネルと、前記各先読記憶部から読み出された
内容を切替え送出するか、または前記情報・データ処理
部が前記各チャンネルを経由して出力した前記各ストリ
ームを直ちに送出するかの切り替えを行う切替部とを具
備する情報・データ処理装置を用い、前記入力検出手段
が前記の入力操作を検出すると、前記各ストリームの開
始番地から続く所定量の情報・データを前記情報・デー
タ処理部から先読みし、各リードストリームとして前記
各チャンネルを経由して前記各先読記憶部へ先読みする
前準備過程と、前記入力検出手段が前記再生開始の指示
を受けると、前記各リードストリームを前記各先読記憶
部から読出し各ビデオストリームとして送出する一方
で、前記各リードストリームの読出し完了前に、前記情
報・データ処理部を制御して前記各リードストリームの
後続ストリームを読み出す準備を完了させる過程と、前
記各リードストリームの読出し完了に引き続き、直ちに
前記切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から前
記各後続ストリームを読み出す過程と、着目する前記チ
ャンネルまたは、前記チャンネルに対応する前記先読記
憶部の少なくとも一方が使用中に、つぎに送出予約され
たストリームのリードストリームを、他のチャンネルを
用いて前記情報・データ処理部から伝送して他の先読記
憶部へ記憶させ、前記先読記憶部から前記リードストリ
ームを送出する過程とを備えることを特徴とする。
【0024】前記の方法によれば、複数の先読記憶部と
複数のチャンネルを用いることで、出力に選択された一
つの再生チャンネルまたは先読記憶部が再生動作中に、
選択されていない他のチャンネルによって、または選択
されていない他のチャンネル及び他の先読記憶部とによ
って、それ以降の再生に備えた再生準備が実行され、こ
れにより引き続き再生予約が発生する場合への対応がな
される。
【0025】本発明の請求項7に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、内蔵する記録メディアに記録さ
れた複数の情報・データを指定された開始番地から所定
の順序で順次読み出し、ストリームとして出力する情報
・データ処理部と、前記情報・データ処理部の読出速度
よりも高速読出可能で、前記出力されたストリームの少
なくとも一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部
と、前記先読記憶部から読み出された内容を送出する
か、または前記情報・データ処理部の出力した前記スト
リームを直ちに送出するかの何れか一方に切り替える切
替部と、所定のプログラムを読取り実行可能なコンピュ
ータを具備する情報・データ処理装置に適用される記録
媒体であって、前記コンピュータを、ストリームの開始
番地を指定する入力操作を検出し、且つ前記入力操作の
検出以降に、再生開始の指示を受ける入力検出手段とし
て機能させるためのプログラムと、前記コンピュータ
を、前記入力検出手段が前記の入力操作を検出すると、
前記ストリームの開始番地から続く所定量の情報・デー
タを前記情報・データ処理部から先読みし、リードスト
リームとして前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力
検出手段が前記再生開始の指示を受けると、前記リード
ストリームを前記先読記憶部から読出す先読制御手段と
して機能させるためのプログラムと、前記コンピュータ
を、前記リードストリームの読出し完了前に、前記情報
・データ処理部を制御して前記リードストリームの後続
ストリームを読み出す準備を完了させるとともに、且つ
前記リードストリームの読出し完了に引き続き、直ちに
前記切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から前
記後続ストリームを読み出す主制御手段として機能させ
るためのプログラムと、を記録したことを特徴とする。
【0026】前記の構成によれば、記録媒体にプログラ
ムとして記録された入力検出手段と先読制御手段と主制
御手段が、コンピュータによって実行されることで、入
力検出手段がストリームの開始番地を指定する入力操作
を検出すると、このストリームの再生開始の前に先読制
御手段がこのストリームの開始番地から続く所定量をリ
ードストリームとして情報・データ処理部から先読記憶
部へ先読み記憶させておき、前準備がなされる。ついで
このストリームの再生開始の指示を受けると、リードス
トリームが高速読出可能な先読記憶部から読出されるこ
とによって、このストリームの再生が開始される。さら
に、このリードストリームが読み出される間に、情報・
データ処理部が読出し準備され、リードストリームの読
出し完了前に後続ストリームを読み出す準備が完了す
る。これによってリードストリームの読出完了とともに
直ちに後続ストリームが出力される。したがってアクセ
ス待ちをすることなく、しかも途切れのない連続したス
トリームの再生がなされる。
【0027】本発明の請求項8に係るシステム・オン・
チップ型集積装置は、内蔵する記録メディアに記録され
た複数の情報・データを指定された開始番地から所定の
順序で順次読み出し、ストリームとして出力する情報・
データ処理部と、前記情報・データ処理部の読出速度よ
りも高速読出可能で、前記出力されたストリームの少な
くとも一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部と、
前記先読記憶部から読み出された内容を送出するか、ま
たは前記情報・データ処理部の出力した前記ストリーム
を直ちに送出するかの何れか一方に切り替え可能な切替
部とを具備する情報・データ処理装置に組み込み可能
な、システム・オン・チップ型集積装置であって、同一
チップ上に、少なくともマイクロコンピュータにより構
成されるプロセッサ部と、バス部と、入出力インタフェ
ース部と、データを一時的に保持するワーキングメモリ
部と、前記ストリームの開始番地を指定する入力操作を
検出し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指
示を受ける入力検出手段と、前記プロセッサ部によって
読み取りと実行が可能なプログラムで構成された、主制
御手段と、前記先読記憶部の動作を制御する先読制御手
段とが記録されたメモリ部と、を備え、且つ前記先読制
御手段は前記マイクロコンピュータを、前記入力検出手
段が前記の入力操作を検出すると、前記ストリームの開
始番地から続く所定量の情報・データを前記情報・デー
タ処理部から先読みし、リードストリームとして前記先
読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出手段が前記再生
開始の指示を受けると、前記リードストリームを前記先
読記憶部から読出しするよう機能させるプログラムとし
て構成され、また前記は前記主制御手段マイクロコンピ
ュータを、前記リードストリームの読出し完了前に、前
記情報・データ処理部を制御して前記リードストリーム
の後続ストリームを読み出す準備を完了させるととも
に、且つ前記リードストリームの読出し完了に引き続
き、直ちに前記切替部を切り替えて前記情報・データ処
理部から前記後続ストリームを読み出しするよう機能さ
せるためのプログラムとして構成されたことを特徴とす
る。
【0028】前記の構成によれば、システム・オン・チ
ップ型集積装置上にプログラムとして記録された先読制
御手段と主制御手段が、同じシステム・オン・チップ型
集積装置上に設けられたマイクロコンピュータによって
実行されることで、入力検出手段がストリームの開始番
地を指定する入力操作を検出すると、このストリームの
再生開始の前に先読制御手段がこのストリームの開始番
地から続くデータの所定量をリードストリームとして情
報・データ処理部から先読記憶部へ先読み記憶させてお
き、前準備がなされる。ついでこのストリームの再生開
始の指示を受けると、リードストリームが高速読出可能
な先読記憶部から読出されることによって、このストリ
ームの再生が開始される。さらに、このリードストリー
ムが読み出される間に、情報・データ処理部が読出し準
備され、リードストリームの読出し完了前に後続ストリ
ームを読み出す準備が完了する。これによってリードス
トリームの読出完了とともに直ちに後続ストリームが出
力される。したがってアクセス待ちをすることなく、し
かも途切れのない連続したストリームの再生がなされ
る。
【0029】本発明の請求項9に係るシステム・オン・
チップ型集積装置は、内蔵する記録メディアに記録され
た複数の情報・データを指定された開始番地から所定の
順序にしたがい順次読み出し、ストリームとして出力す
る情報・データ処理部を具備する情報・データ処理装置
に組み込み可能な、システム・オン・チップ型集積装置
であって、同一チップ上に、少なくともマイクロコンピ
ュータにより構成されるプロセッサ部と、バス部と、入
出力インタフェース部と、データを一時的に保持するワ
ーキングメモリ部と、前記ストリームの開始番地を指定
する入力操作を検出し、且つ前記入力操作の検出以降
に、再生開始の指示を受ける入力検出手段と、前記情報
・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能で、前記
出力されたストリームの少なくとも一部分を記憶可能な
容量を備える先読記憶部と、前記先読記憶部から読み出
された内容を送出するか、または前記情報・データ処理
部の出力した前記ストリームを直ちに送出するかの何れ
か一方に切り替える切替部と、前記プロセッサ部によっ
て読み取りと実行が可能なプログラムで構成された、主
制御手段と、前記先読記憶部の動作を制御する先読制御
手段とが記録されたメモリ部と、を備え、且つ前記先読
制御手段は前記マイクロコンピュータを、前記入力検出
手段が前記の入力操作を検出すると、前記ストリームの
開始番地から続く所定量の情報・データを前記情報・デ
ータ処理部から先読みし、リードストリームとして前記
先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出手段が前記再
生開始の指示を受けると、前記リードストリームを前記
先読記憶部から読出しするよう機能させるプログラムと
して構成され、また前記主制御手段は前記マイクロコン
ピュータを、前記リードストリームの読出し完了前に、
前記情報・データ処理部を制御して前記リードストリー
ムの後続ストリームを読み出す準備を完了させるととも
に、且つ前記リードストリームの読出し完了に引き続
き、直ちに前記切替部を切り替えて前記情報・データ処
理部から前記後続ストリームを読み出しするよう機能さ
せるためのプログラムとして構成されたことを特徴とす
る。
【0030】前記の構成によれば、システム・オン・チ
ップ型集積装置上にプログラムとして記録された先読制
御手段と主制御手段が、同じシステム・オン・チップ型
集積装置上に設けられたマイクロコンピュータによって
実行されることで、入力検出手段がストリームの開始番
地を指定する入力操作を検出すると、このストリームの
再生開始の前に先読制御手段がこのストリームの開始番
地から続くデータの所定量をリードストリームとして情
報・データ処理部から先読記憶部へ先読み記憶させてお
き、前準備がなされる。ついでこのストリームの再生開
始の指示を受けると、リードストリームが高速読出可能
な先読記憶部から読出されることによって、このストリ
ームの再生が開始される。さらに、このリードストリー
ムが読み出される間に、情報・データ処理部が読出し準
備され、リードストリームの読出し完了前に後続ストリ
ームを読み出す準備が完了する。これによってリードス
トリームの読出完了とともに直ちに後続ストリームが出
力される。したがってアクセス待ちをすることなく、し
かも途切れのない連続したストリームの再生がなされ
る。
【0031】さらに、同一チップ上に入力検出手段と、
先読記憶部と、切替部が備えられることにより、各部間
のデータ授受および制御信号の授受が容易になり、チッ
プ外部との接続線が削減され、装置が小型化される。
【0032】本発明の請求項10に係るビデオデータ編
集装置は、内蔵する記録メディアにマルチチャンネルの
ビデオデータを記録するとともに記録された複数の前記
ビデオデータを、指定された開始番地から所定の順序に
したがって順次読み出し、ビデオストリームとして出力
するビデオサーバ部を具備する情報・データ処理装置
と、前記情報・データ処理装置装置に記録された前記ビ
デオデータを編集するための編集装置と、前記編集装置
及び前記情報・データ処理装置を制御する制御コンピュ
ータとを備えたビデオ編集装置において、前記編集装置
または前記制御コンピュータのうち少なくとも一方は、
前記所望の開始番地の情報を操作信号として前記情報・
データ処理装置へ送付するとともに、前記操作信号の送
付後に、前記ビデオストリームの読出しの指示信号を前
記情報・データ処理装置へ送付する手段を備え、前記情
報・データ処理装置は、前記操作信号を検出し、且つ前
記操作信号の検出以降に、前記指示信号を検出する入力
検出手段と、前記情報・データ処理部の読出速度よりも
高速読出可能で、前記出力されたビデオストリームの少
なくとも一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部
と、前記入力検出手段が前記の操作信号を検出すると、
前記ビデオストリームの開始番地から続く所定量の情報
・データを前記情報・データ処理部から先読みし、リー
ドストリームとして前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前
記入力検出手段が前記指示信号を受けると、前記リード
ストリームを前記先読記憶部から読出す先読制御手段
と、前記先読記憶部から読み出された内容を送出する
か、または前記情報・データ処理部の出力した前記ビデ
オストリームを直ちに送出するかの何れか一方に切り替
える切替部と、前記リードストリームの読出し完了前
に、前記情報・データ処理部を制御して前記リードスト
リームの後続ストリームを読み出す準備を完了させ、且
つ前記リードストリームの読出し完了に引き続き、直ち
に前記切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から
前記後続ストリームを読み出す主制御手段を備えたこと
を特徴とする。
【0033】前記の構成によれば、編集装置または制御
コンピュータから発信された、ストリームの開始番地を
指定する操作信号が入力検出手段によって検出される
と、このストリームの再生開始の前に先読制御手段がこ
のストリームの開始番地から続く所定量をリードストリ
ームとして情報・データ処理部から先読記憶部へ先読み
記憶させておき、前準備がなされる。ついで編集装置ま
たは制御コンピュータから発信された、このストリーム
の再生開始の指示を入力検出手段が受けると、リードス
トリームが高速読出可能な先読記憶部から読出されるこ
とによって、このストリームの再生が開始される。さら
に、このリードストリームが読み出される間に、情報・
データ処理部が読出し準備され、リードストリームの読
出し完了前に後続ストリームを読み出す準備が完了す
る。これによってリードストリームの読出完了とともに
直ちに後続ストリームが出力される。したがってアクセ
ス待ちをすることなく、しかも途切れのない連続出力に
よるストリームの再生がなされる。この結果、遅延によ
る画像や音声の途切れがない円滑な編集がなされる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照して詳細に説明する。なお、以下に述べ
る実施形態は、この発明の本質的な構成と作用を示すた
めの好適な例の一部であり、したがって技術構成上好ま
しい種々の限定が付されている場合があるが、この発明
の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限定する
旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものでは
ない。
【0035】図1は、本発明に係る情報・データ処理装
置の一実施形態のブロック構成図である。図2は、前準
備の説明図である。図3は、リードストリームの説明図
である。図4は、図1に示す情報・データ処理装置の動
作タイミングチャートである。図5は、図1に示す情報
・データ処理装置の動作フローチャートである。図6
は、図5に続く動作フローチャートである。
【0036】図1に示されるように、本発明に係る情報
・データ処理装置SDP1は、マルチチャンネルのビデ
オデータを記録および再生するビデオサーバ部VDs
と、ビデオサーバ部VDsの読出速度よりも速い読出速
度の第1先読記憶部PRm1および第2先読記憶部PR
m2および切替部SWaを有する先読機構部PRaと、
装置全体の制御を司るコントロール部CTrを備える。
【0037】ビデオサーバ部VDsは、複数基のハード
磁気ディスク媒体、光学式ディスク媒体、大容量半導体
メモリ装置(半導体ディスク)などのランダムアクセス
可能なノンリニア方式の複数基の記録媒体をベースメデ
ィアとして具備し、これら複数基の記録媒体はハード磁
気ディスク・アレイブロックや光ディスク・アレイブロ
ックとして階層構造で構築されるか、またはインターリ
ービングにより分散記録される、例えばRAID構成と
なっている。
【0038】ビデオサーバ部VDsへのビデオデータの
入出力は、2本のビデオチャンネルによりデータバスと
インタフェース経由で、先読機構部PRaを介して為さ
れる。一方、ビデオサーバ部VDsへのコントロールデ
ータおよびコントロール信号の入出力はコントロール部
CTrによって管理され、ビデオサーバ部VDsの動作
はコントロール部CTrによって制御される。
【0039】先読機構部PRaは、外部から素材として
装置に入力されたSDI(Serial Digita
l Interface)フォーマットの第1ビデオ記
録ストリームが、パラレル変換された状態で先読機構部
PRaへ入力されると、これを素通り(スルー)させて
第1のビデオチャンネルによりデータバスとインタフェ
ース経由でビデオサーバ部VDsへ入力させる。一方、
ビデオサーバ部VDsから第1のビデオチャンネルによ
りデータバスとインタフェース経由で送出された、読出
ビデオストリームの開始端から続く所定数のビデオフレ
ームは、リードストリームとして第1先読記憶部PRm
1によって先読みバッファ記憶されたのち、後に所定の
タイミングで高速読み出しされる。
【0040】或いは、このビデオストリームは、第1先
読記憶部PRm1をバイパスする経路をとる。上記の、
第1先読記憶部PRm1を経由するか、またはバイパス
するかの切替えは、切替部SWaのスイッチS1により
為され、いずれかのビデオストリームが、更にスイッチ
S3を通過後にシリアル変換され、SDIフォーマット
の第1ビデオ再生ストリームとして外部送出される。
【0041】さらに、SDIフォーマットの第2ビデオ
記録ストリームがパラレル変換された状態で入力される
と、これを素通り(スルー)させて第2のビデオチャン
ネルによりデータバスとインタフェース経由でビデオサ
ーバ部VDsへ入力させる。一方、ビデオサーバ部VD
sから第2のビデオチャンネルによりデータバスとイン
タフェース経由で送出された読出ビデオストリームの開
始端から続く所定数のビデオフレームは、リードストリ
ームとして第2先読記憶部PRm2によって先読みバッ
ファ記憶されたのち、後に所定のタイミングで高速読み
出しされる。
【0042】或いは、このビデオストリームは、第2先
読記憶部PRm2をバイパスする経路をとる。ここで第
2先読記憶部PRm2を経由するか、またはバイパスす
るかの切替えは、切替部SWaのスイッチS2により為
され、いずれかのビデオストリームが、更にスイッチS
3を通過後にシリアル変換され、SDIフォーマットの
第2ビデオ再生ストリームとして外部送出される。
【0043】または、このスイッチS2通過後のビデオ
ストリームを、スイッチS3の切替により、前記第1ビ
デオ再生ストリームとして外部送出することもできる。
【0044】第1先読記憶部PRm1、第2先読記憶部
PRm2は高速のSRAMやシンクロナスDRAMによ
り構成され、例えばビデオフレームで20フレーム分程
度の記憶容量が確保されている。
【0045】コントロール部CTrは、ストアードプロ
グラム方式のマイクロコンピュータやRISCプロセッ
サおよびI/Oインタフェースと、ROM(読出専用メ
モリ)およびテンポラリ・メモリであるRAMを備え
る。ROMには、主制御手段CTr1、操作/指示信号
検出手段CTr2、先読機構制御手段CTr3、指標制
御手段CTr4の各手段が、いずれもマイクロコンピュ
ータやRISCプロセッサによって読出・実行可能なプ
ログラムとして格納されている。
【0046】RAMには、少なくとも第1先読指標記憶
手段Reg1と第2先読指標記憶手段Reg2が、それ
ぞれの先読指標を記憶可能な領域として確保されてい
る。なお、第1先読指標記憶手段Reg1と第2先読指
標記憶手段Reg2は前記のRAMの他にも、例えば専
用の半導体レジスタで構成することも可能である。
【0047】操作/指示信号検出手段CTr2は、この
装置内に設けられたキー入力デバイスまたは、外部に設
けられたホストコンピュータなどの操作/指示入力部I
Ptから送付される、再生を所望するビデオストリーム
の情報の入力操作時に発生する操作信号IPt0と、こ
の後に入力される、再生開始を指示する指示信号IPt
1をそれぞれ検出し、それぞれの検出内容と検出タイミ
ングを主制御手段CTr1へ通知する。
【0048】先読機構制御手段CTr3は、主制御手段
CTr1の管理下で先読機構部PRaの第1先読記憶部
PRm1、第2先読記憶部PRm2へ制御信号を送り、
先読み時の第1先読記憶部PRm1、第2先読記憶部P
Rm2へのリードストリームの書込を管理し、また再生
時の第1先読記憶部PRm1、第2先読記憶部PRm2
からの1ビデオフレームづつの読み出しを管理する。さ
らに、切替部SWaの各スイッチS1〜S3へ制御信号
を送り、ビデオストリームの切替えを管理する。
【0049】指標制御手段CTr4は、第1先読指標記
憶手段Reg1と第2先読指標記憶手段Reg2が、そ
れぞれ記憶する先読指標を、第1先読記憶部PRm1と
第2先読記憶手段PRm2に記憶されたリードストリー
ムが1ビデオフレーム読み出される度に1づつ更新し、
更新された先読指標が所定値に達すると、リードストリ
ームからのビデオフレーム読み出し完了通知を主制御手
段CTr1へ発する。ここでリードストリームの1ビデ
オフレームの読み出しの通知は、先読機構制御手段CT
r3から主制御手段CTr1を経由してなされる。
【0050】主制御手段CTr1は、操作/指示信号検
出手段CTr2が送付した、再生を所望するビデオスト
リームの情報の入力操作時に発生する操作信号IPt0
の検出通知に基づき、ビデオストリームの開始端である
リードストリームをビデオサーバ部VDsから第1先読
記憶部PRm1または第2先読記憶部PRm2へ先読み
する動作(前準備)を先読機構制御手段CTr3へ指示
する。この前準備は、再生の開始指示入力の発効以前に
完了させる。
【0051】ついで操作/指示信号検出手段CTr2が
送付した、再生の開始指示入力の検出通知に基づき、先
読機構制御手段CTr3へ指示して、記憶されたリード
ストリームを第1先読記憶部PRm1または第2先読記
憶部PRm2から読出し、再生ビデオストリームとして
送出させる。このとき、リードストリームから1ビデオ
フレームを読み出す度に通知が先読機構制御手段CTr
3からなされると、これを指標制御手段CTr4へ送付
する。
【0052】更にこの間に、主制御手段CTr1はビデ
オサーバ部VDsへ制御信号を送り、ビデオサーバ部V
Dsから後続のストリームを読み出す準備を、リードス
トリームの読出が完了するまでに終了させておく。
【0053】ついで主制御手段CTr1は、指標制御手
段CTr4から発信された、リードストリームの読み出
し完了通知を受けて、直ちに先読機構制御手段CTr3
およびビデオサーバ部VDsへ指示を送り、先読機構制
御手段CTr3が切替部SWaを切り替えてビデオサー
バ部VDsからの読出しビデオストリームのバイパス経
路を編成するとともに、ビデオサーバ部VDsが読出送
出する後続のストリームを再生ビデオストリームとして
出力するようにする。
【0054】上記のように本発明は、ビデオストリーム
の再生開始時において遅延を発生させないようにするた
め、「前準備」動作を実行する。この前準備を、図2に
基づいて説明する。あるビデオストリームの再生の開始
は、利用者等が外部から指示入力することにより開始さ
れるが、この再生開始を指示する入力は、必ず二つのフ
ェーズから構成されている。最初のフェーズは「操作フ
ェーズ」であり、ここで先ず、再生を所望するビデオス
トリームの所望する再生開始位置などを特定する情報の
入力がなされる。この操作入力は、ボタン操作やキーイ
ン操作(これにはジョグダイヤルやジョグシャトルによ
る操作を含む)によって為され、時間を要する。そして
操作フェーズの開始は操作作業の開始時、すなわち時間
t0であり、この後に発生する指示フェーズの開始時と
なる時間t1まで、操作フェーズが継続されることにな
る。
【0055】このボタン操作やキーイン操作などの操作
の所要時間は任意であり、しかもこの操作フェーズにお
けるボタン操作後に直ちに次の指示フェーズの開始入力
がなされるとは限らず、利用者により待ち時間をおいて
指示フェーズの開始入力をするなどの任意の運用がなさ
れ、また、直ちに次の指示フェーズの開始入力がなされ
る場合であっても、人間による指示入力操作のスタート
まで相応の時間を要することになる。よって操作フェー
ズの期間(時間t0から時間t1まで)は不定期であ
る。
【0056】この操作フェーズに引き続いて、次の「指
示フェーズ」へ移り、ここで実際に再生を開始させるた
めの指示入力がなされる。この指示入力は、指示のため
のボタン操作やキーイン操作、あるいはジョグダイヤル
やジョグシャトルによる操作の終了信号などによって為
される。このフェーズも時間t1から時間t2まで要す
るが、操作フェーズに比して短い。この指示入力によっ
て指示信号IPt1が発生する。
【0057】これを従前技術と比較すると、従来では、
この二つのフェーズは峻別されることがなく、一体とし
て扱われており、よって従来構成では指示フェーズで発
生する指示信号IPt1のみを受理するよう構成され、
受理した段階で初めて、このビデオストリームの再生の
準備を開始していた。この結果として再生遅延が発生す
ることになり、その遅延は操作フェーズの所要時間に対
応する遅延と、指示信号IPt1受理後の装置内のアク
セス作業所要時間によって発生するプロセス遅延とから
成っていた。そして、とりわけプロセス遅延が前述のよ
うに問題となっていた。
【0058】これに対して本発明の構成では、図2に示
すように、操作フェーズにおける操作が開始されると、
それによってボタン操作等で発生する信号を、操作/指
示信号検出手段CTr2が操作信号IPt0として逸早
く検出し、この段階で直ちに、指示信号IPt1を受理
する前に、前準備を開始するようにする。そして操作フ
ェーズの期間に対応する期間内に、前準備を完了させる
ようにする。このようにして前準備を完了させておく
と、プロセス遅延の発生がなくなり、ついで指示フェー
ズで発生する指示信号IPt1を受理すると直ちに、ビ
デオストリームの再生を開始させることが可能になる。
【0059】つぎに前準備の内容を、図3に示されるリ
ードストリームに基づいて説明する。再生を所望するビ
デオストリームが複数のビデオファイルK(K=1、
2、‥‥)の時系列から構成されていて、さらに各ビデ
オファイルが複数のビデオフレームfLi(i=1、
2、‥‥)の時系列から構成されているものとし、いま
再生ビデオストリームは、再生開始を所望するビデオフ
ァイルKから、次の停止までのビデオファイルの列で構
成されるものとする。
【0060】ここで、所望する再生開始位置がビデオフ
ァイルKの第1ビデオフレームfL1であるとの操作信
号IPt0を検出すると、エントリポイントとなるビデ
オファイルKの第1ビデオフレームfL1の先頭アドレ
スhLdsから以下に続くM個のビデオフレームfL1
〜fLMを、リードストリームLdsとして、ビデオサ
ーバ部VDsから先読機構部PRaの第1先読記憶部P
rm1へ先読み記憶する。
【0061】これにより再生ビデオストリームは、第1
先読記憶部Prm1へ先読み記憶された状態のリードス
トリームLdsと、このリードストリームLdsに後続
して、同じビデオファイルK内のアドレスhScから以
下に続く後続ストリームScsとに分割され、後続スト
リームScsはビデオサーバ部VDs内に記録された状
態にある。
【0062】上記のように、リードストリームLdsを
ビデオサーバ部VDsから前以て第1先読記憶部Prm
1へ先読み記憶させる動作が、前準備として実行され
る。ついで、第1先読記憶部Prm1から記憶されたリ
ードストリームLdsを読出し送出している間に、ビデ
オサーバ部VDsを、アドレスhScから以下に続く後
続ストリームScsのアクセス可能な状態とするよう準
備する。
【0063】このように、本発明によれば、図2におい
て説明した操作フェーズの開始を操作信号IPt0の検
出によって検知すると、この前準備を直ちに実行開始
し、操作フェーズの完了までに、すなわち操作フェーズ
の期間中に完了させておくことを特徴としている。さら
に、ビデオサーバ部VDsによる後続ストリームScs
のアクセス可能状態への準備を、リードストリームLd
sの読出し送出中に実行し、しかもリードストリームL
dsの読出し送出完了前に完了させておくものとする。
【0064】前記のようにして前準備を完了させた状態
で、操作フェーズが終わると、次の指示フェーズの開始
による指示信号IPt1の入力を待機し、指示信号IP
t1の入力があると、先ず第1先読記憶部PRm1か
ら、予め記憶したリードストリームLdsを先頭アドレ
スhLdsから順次再生し、再生ビデオストリームとし
て送出する。
【0065】ここで前記のように、第1先読記憶部PR
m1からのリードストリームLdsの再生が行われてい
る間に、アクセス時間を要するベースメディアを内蔵す
るビデオサーバ部VDsの再生準備動作を起動し、リー
ドストリームLdsの再生が完了するまでにビデオサー
バ部VDsの再生準備を完了させておく。
【0066】ついで、第1先読記憶部PRm1からのリ
ードストリームLdsの再生終了のタイミングで、ここ
までに再生準備が完了しているビデオサーバ部VDsか
ら、リードストリームLdsに続く後続ストリームSc
sのビデオデータが引き続き連続して再生送出されるよ
う、先読機構部PRaの切替部SWaを、ビデオサーバ
部VDsからの経路側へスイッチングする。このように
切替操作を行うことで、再生ビデオストリームを途切れ
なく送出することができる。
【0067】また、それぞれの情報・データ処理装置が
有する、異なる遅延量に対応して、先読み量を設定する
ことができる。
【0068】図4は、図1に示す情報・データ処理装置
SDP1の動作フローチャートである。図5は、図4に
続く動作フローチャートである。
【0069】図4に示されるように、主制御手段CTr
1は、操作/指示信号検出手段CTr2において、再生
開始のための操作発生を操作信号IPt0として検出し
たか否かの確認する(ステップSt1)。検出したこと
を確認すると、主制御手段CTr1はビデオサーバ部V
Dsをトリガし(ステップSt2)、ついでビデオサー
バ部VDsから再生開始ビデオファイルKのリードスト
リームLdsを読み出す(ステップSt3)。
【0070】続いて先読機構制御手段CTr3は、読み
出したリードストリームLdsを第1先読記憶部PRm
1へ記憶させる(ステップSt4)。これにより、前準
備がなされる。ここで主制御手段CTr1は、リードス
トリームLdsを構成するビデオフレーム数を指標値N
Rとして第1先読指標記憶手段Reg1へ設定する(ス
テップSt5)。
【0071】こののち主制御手段CTr1は、操作/指
示信号検出手段CTr2において再生開始指示信号IP
t1が受信されたことの確認を行う(ステップSt
6)。受信がなされると、ついで主制御手段CTr1は
第1先読指標記憶手段Reg1および第2先読指標記憶
手段Reg2の内容を確認して、指標値NRが格納され
た先読指標記憶手段を確認する(ステップSt7)。こ
こでは指標値NRが第1先読指標記憶手段Reg1に格
納されていることが確認される。
【0072】そこで先読機構制御手段CTr3は、切替
部SWaをスイッチングして、第1先読記憶部PRm1
に格納されたリードストリームLdsを再生信号として
送出開始する(ステップSt8)。同時に主制御手段C
Tr1は、ビデオサーバ部VDsを、後続ストリームS
csの先頭hScからアクセス可能にするよう準備を開
始する(ステップSt9)。
【0073】ついで主制御手段CTr1は、指標制御手
段CTr4に指標制御を実行させ、リードストリームL
dsがすべて送出されるよう制御する(ステップSt1
0)。このようにしてリードストリームLdsがすべて
送出されると、先読機構制御手段CTr3は切替部SW
aをスイッチングして、ビデオサーバ部VDsからの読
出信号を再生信号として送出可能に切り替える(ステッ
プSt11)。 切り替え後、主制御手段CTr1はビ
デオサーバ部VDsをトリガして、後続ストリームSc
sの先頭hScから読出し及び送出を開始する(ステッ
プSt12)。
【0074】一方、図5に示されるように、ステップS
t10において指標制御手段CTr4は、先読機構制御
手段CTr3から発せられ、主制御手段CTr1を経て
与えられた情報に基づき、第1先読記憶部PRm1から
1フレーム分が読出送出されたかを確認し(ステップS
t21)、1フレーム分が読出送出されたことを確認す
ると、指標値NRをNR−1にデクリメントする(ステ
ップSt22)。
【0075】このようにして、更新された指標値NRが
0になるまで、ステップSt21へ戻って1フレーム分
の読出送出を反復する(ステップSt23)。このよう
にして指標値NRが0になると、指標制御手段CTr4
は第1先読記憶部PRm1からのリードストリームLd
sすべての読出送出を完了し、メインプログラムへ戻る
(ステップSt24)。上記のように、本発明はプログ
ラムによって構成される各手段が判断し、または演算さ
れた情報をもとにしてビデオサーバ部VDsを制御し、
また切替部SWaを巧みに制御することで、目的が達成
される。
【0076】つぎに、スイッチ数の削減について説明す
る。図1の実施形態では、先読み用バッファメモリとバ
イパス系の切換え用にスイッチS1およびS2を設けて
いる。これにより、ビデオストリームの初めのリードス
トリームLds部分の再生以外には、メモリを介した経
路を使用しないことでメモリを停止可能とし、省電力を
実現することが可能になる。この場合、先読み用バッフ
ァメモリには、前準備で書き込まれたリードストリーム
Ldsの読み出しが終了した後、それに続く後続ストリ
ームScsも常に先読み用バッファメモリを経由して後
段に送られる構成となる。
【0077】つぎに、複数のビデオチャンネルを用いた
前準備の構成を説明する。上記のように、第1のビデオ
チャンネルにおける前準備すなわち先読動作により、ビ
デオストリーム(N)の再生はプロセス遅延を発生させ
ることなく開始され、続行されているが、ここで、この
ビデオストリーム(N)の再生の終了または再生停止直
後に、余裕時間なく引き続き、直ちに別の新たなビデオ
ストリーム(N+1)の再生を開始させる要求が外部か
ら前以て予約として発生することがある。
【0078】この場合、ビデオストリーム(N)の再生
終了直後に次の再生ビデオストリーム(N+1)を開始
するには前準備が必要になるから、前以てビデオストリ
ーム(N+1)のリードストリームLds(N+1)を
取り込む必要があるが、ビデオチャンネルが現在使用中
のため前準備に前記ビデオチャンネルを使用できないと
いう問題が発生する。したがって、適切なインタバルな
しに次のビデオストリーム(N+1)の再生開始が求め
られる用途には、一本のビデオチャンネルとそれに具備
された一基の先読記憶手段のみでは対応が困難となる。
【0079】本発明では、このような場合に対応可能な
二種類の構成が準備される。第1の構成として、図1に
示されるように、二本のビデオチャンネルと二基の先読
み記憶手段を用いる。このように第2のビデオチャンネ
ルと第2先読記憶部PRm2を備えることにより、ビデ
オストリーム(N)の再生中に次のビデオストリーム
(N+1)の前準備としてリードストリームLds(N
+1)を、第2のビデオチャンネル経由で第2先読記憶
部PRm2へ記憶することが可能になる。この場合、第
2のビデオチャンネルは準備チャンネルとして作動す
る。
【0080】このように、第1ビデオチャンネルでのビ
デオストリーム(N)の再生終了時に、第2のビデオチ
ャンネルと第2先読記憶部PRm2によって、次のビデ
オストリーム(N+1)の再生準備が終了していれば、
その直後から第2先読記憶部PRm2からリードストリ
ームLds(N+1)を読出し、これをスイッチS3に
より第1のビデオチャンネルにとりこむことによって、
ビデオストリーム(N+1)の再生を直ちに開始でき
る。
【0081】さらに、一方のビデオチャンネルが再生チ
ャンネルとして作動し、ビデオストリーム(N+1)の
再生中に、他方のビデオチャンネルが準備チャンネルと
して作動することにより、さらに次のビデオストリーム
(N+2)の前準備を実行することができる。この再生
チャンネルと準備チャンネルの切換え操作を繰り返すこ
とで、前準備を連続的に実行でき、よって前準備に要す
る時間を待つことなく、外部からの再生開始要求の直後
から即座に再生を開始することが可能となる。
【0082】以上をさらに詳説すると、上記のような先
読みと送出および切替動作を行うビデオ再生チャンネル
を、図1に示されるように複数チャンネル(図1では2
チャンネル)準備し、例えば第1のチャンネルが或るビ
デオストリーム(N)の再生を実行中に、他のビデオス
トリーム(N+1)の再生を、現在実行中のビデオスト
リーム(N)の再生終了直後に引き続き実行する再生予
約が発生すると、第1のチャンネルに代わって第2のチ
ャンネルが、予約されたビデオストリーム(N+1)の
前準備を行うものとし、ビデオストリーム(N+1)の
リードストリームLdsを第2先読記憶部PRm2へ記
憶させておき、ビデオストリーム(N)の再生が終了す
ると直ちに、切替部SWaが第2先読記憶部PRm2か
らビデオストリーム(N+1)のリードストリームLd
sを読出す再生経路に切替え、この第2先読記憶部PR
m2からビデオストリーム(N+1)のリードストリー
ムLdsを読出し実行中に、ビデオサーバ部VDsを、
ビデオストリーム(N+1)の後続ストリームScsが
第1のチャンネルへ供給されるよう前準備しておき、第
2先読記憶部PRm2からのリードストリームLdsの
読出し完了に続いて、ビデオサーバ部VDsからの後続
ストリームScsの送出を実行するようにする。
【0083】つぎに第2の構成は、別の新たなビデオス
トリーム(N+1)のリードストリームLd(N+1)
を、ビデオストリーム(N)の再生中に第2のビデオチ
ャンネルを用いてビデオサーバ部VDsから先読みし、
スイッチング操作により、このリードストリームLd
(N+1)を第1先読記憶部PRm1へ記憶しておくよ
うにする。但しこの構成では、第2のビデオチャンネル
のビデオストリームを第1先読記憶部PRm1へ流すた
めのスイッチが設けられる。
【0084】この場合、ビデオストリーム(N)のリー
ドストリームLd(N)が第1先読記憶部PRm1から
読出中に、別の新たなビデオストリーム(N+1)の再
生予約入力が発生したときには、一旦この再生予約入力
をホールドし、リードストリームLd(N)の第1先読
記憶部PRm1からの読出し完了後において、この再生
予約の処理を開始し、第1先読記憶部PRm1へリード
ストリームLd(N+1)を書込み記憶させるようにす
る。このときには、第1先読記憶部PRm1内のリード
ストリームLd(N)は既に全て読出が完了しており、
且つ今後においてリードストリームLd(N)の再度読
出しが為されることがないから、第1先読記憶部PRm
1を更新しても差し支えない。
【0085】或いは、別の新たなビデオストリーム(N
+1)の再生予約入力の発生が、ビデオストリーム
(N)のリードストリームLd(N)の読出しが完了し
て後続ストリームScc(N)のビデオサーバ部VDs
からの読出が進行中に発生した場合には、すでに第1先
読記憶部PRm1内のリードストリームLd(N)の役
目は完了しているから更新しても差し支えなく、よって
直ちにリードストリームLd(N+1)を第1先読記憶
部PRm1へ書込み記憶させることができる。
【0086】ところで、前準備に要する時間は、再生ヘ
ッドのシーク動作等に関わるプロセス遅延(Prоce
ss Delay)の例えば20フレーム分と、例えば
20フレーム分のリードストリームLdの読出/記録時
間とが加算された40フレーム分であるから、再生する
ビデオストリーム(N)がこれ以上の長さであれば、そ
れを再生している間に次のビデオストリーム(N+1)
の前準備が行えることになる。
【0087】上記の実施形態は、ビデオチャンネルを2
系統使用した例であるが、使用するチャンネル数に制限
はない。例えば3系統のチャンネルを使用すれば、回路
規模は大きくなるが、さらに先の予約再生ビデオストリ
ームまで一度に準備を行うことができる。これにより、
前準備に2チャンネルの場合より時間をかけることが可
能になる。
【0088】すなわち上記のように動作する再生チャン
ネルを複数チャンネル備えると共に、これら複数の再生
チャンネルの出力から一つの再生出力を選択する手段を
備える構成とする。そして出力に選択された一つの再生
チャンネルが再生動作中に、選択されていない他のチャ
ンネルが、それ以降の再生に備えた再生準備を行うこと
により、引き続き再生予約が発生する場合への対応が可
能になる。
【0089】このように上記動作を複数チャンネル間で
切換えながら順次反復することによって、再生予約が複
数個発生しても再生遅延を生じることない、連続再生が
可能な情報・データ処理装置を実現することができる。
【0090】つぎに本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体の一実施形態につき説明する。本実施形
態によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例え
ば読出し専用の半導体メモリ(ROM)チップに記録し
て提供することができ、所定のシステム構成を有する情
報・データ処理装置に適用される。
【0091】適用可能な情報・データ処理装置は、少な
くとも以下を備えるものである。 1.コンピュータ。 2.内蔵または外付けの記録メディアに記録された複数
の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
順次読み出し、ストリームとして出力する情報・データ
処理部として、例えばディスクレコーダ装置。 3.情報・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能
で、情報・データ処理部から出力されたストリームの少
なくとも一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部と
して、例えばシンクロナスDRAM素子。 4.先読記憶部から読み出された内容を送出するか、ま
たは情報・データ処理部の出力したストリームを直ちに
送出するかの何れか一方に切り替える切替部として半導
体スイッチ素子。なお先読記憶部と切替部は、先読機構
を構成する要素の一部である。
【0092】本実施形態の記録媒体は、ROMチップ等
に、コンピュータによって読出し且つ実行可能なプログ
ラムとして少なくとも主制御手段CTr1、入力検出手
段CTr2、先読機構制御手段CTr3が記録される。
【0093】入力検出手段CTr2はコンピュータを、
ストリーム開始番地を指定するために外部から為される
入力操作を検出するよう機能させ、さらにこの入力操作
の検出以降に、このストリームの再生開始を指示する入
力が為されると、これを検出するよう機能させるプログ
ラムである。
【0094】先読機構制御手段CTr3はコンピュータ
を、入力検出手段が前記の入力操作を検出すると、スト
リームの開始番地から続く所定量の情報・データを情報
・データ処理部から先読みし、リードストリームとして
先読記憶部へ記憶させ、且つ入力検出手段が再生開始の
指示を受けると、リードストリームを先読記憶部から読
出すよう機能させるプログラムである。
【0095】また、主制御手段CTr1はコンピュータ
を、リードストリームの読出し完了前に、情報・データ
処理部を制御してリードストリームの後続ストリームを
読み出す準備を完了させ、且つリードストリームの読出
し完了に引き続き、直ちに切替部を切り替えて情報・デ
ータ処理部から後続ストリームを読み出す主制御手段と
して機能させるプログラムである。
【0096】上記のように構成することにより、プログ
ラムとして記録された主制御手段CTr1と入力検出手
段CTr2と先読機構制御手段CTr3をコンピュータ
が読み取り実行することで、入力検出手段CTr2がス
トリームの開始番地を指定する入力操作を検出すると、
このストリームの再生開始の前に先読制御手段CTrが
このストリームの開始番地から続く所定量をリードスト
リームとして情報・データ処理部から先読記憶部へ先読
み記憶させ、これによって前準備を行う。
【0097】ついで入力検出手段CTr2がこのストリ
ームの再生開始の指示を受けると、リードストリームを
高速読出可能な先読記憶部から読出し、このストリーム
の再生を開始させる。さらに、このリードストリームが
読み出される間に、情報・データ処理部を読出し準備
し、リードストリームの読出し完了前に後続ストリーム
を読み出す準備を完了させる。これによってリードスト
リームの読出完了とともに直ちに後続ストリームを出力
できる。したがってアクセス待ちをすることなく、しか
も途切れのない連続したストリームの再生ができる。
【0098】また、上記の構成に加えて、前記の実施形
態で述べた指標制御手段CTr4を追加記録して記録媒
体を構成することもできる。このように、本発明はプロ
グラムによって構成される各手段が判断し、または演算
された情報をもとにしてサーバである情報・データ処理
部を制御し、また切替部を巧みに制御することで、目的
が達成される。
【0099】つぎに図6は、本発明に係るシステム・オ
ン・チップ型集積装置の一実施形態のブロック構成を示
す。以下、図6に基づき説明する。本発明に係るシステ
ム・オン・チップ型集積装置SysL1は、情報・デー
タ処理装置SDP2に組み込み可能である。
【0100】システム・オン・チップ型集積装置Sys
L1を組み込む情報・データ処理装置SDP2は、内蔵
する記録メディアに記録された複数の情報・データを指
定された開始番地から所定の順序で順次読み出し、スト
リームとして出力する、情報・データ処理部としてのビ
デオサーバ部VDsと、ビデオサーバ部VDsの読出速
度よりも高速読出可能で、出力されたストリームの少な
くとも一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部PR
mと、先読記憶部PRmから読み出された内容を送出す
るか、またはビデオサーバ部VDsの出力したストリー
ムを直ちに送出するかの何れか一方に切り替える切替部
SWaとを具備している。
【0101】システム・オン・チップ型集積装置Sys
L1は、同一チップ上に、マイクロコンピュータにより
構成されるプロセッサ・コアCPrと、バスBusと、
入出力インタフェース・コアCIOと、データを一時的
に保持するワーキングメモリ・コアCWmを備え、さら
に、いずれもプロセッサ・コアCPrによって読み取り
と実行が可能なプログラムで構成された主制御手段CT
r1と、系外から供給される、ストリームの開始番地を
指定する入力操作を検出し、且つこの入力操作の検出以
降に再生開始の指示を受ける操作/指示信号検出手段C
Tr2と、先読記憶部の動作を制御する先読機構制御手
段CTr3とが記録されたメモリ・コアCMを備える。
メモリ・コアCMは、ROM(読出し専用メモリ)のセ
ルとして構成される。
【0102】また、メモリ・コアCMには上記各手段に
加えて指標制御手段CTr4を設ける構成とすることも
できる。
【0103】主制御手段CTr1と操作/指示信号検出
手段CTr2と先読機構制御手段CTr3は、プロセッ
サ・コアCPrのマイクロコンピュータによって読み取
り実行されると、以下のように動作する。
【0104】操作/指示信号検出手段CTr2が、系外
から入出力インタフェース・コアCIOをへて供給され
る、ストリームの開始番地を指定する入力操作を検出す
ると、これを主制御手段CTr1へ通知する。主制御手
段CTr1はこの通知を受けて、ストリームの開始番地
から続く所定量の情報・データをビデオサーバ部VDs
から先読みする。先読機構制御手段CTr3は、これを
リードストリームLdsとして先読記憶部PRmへ記憶
させる。この段階ではまだストリームの再生開始の指示
は外部から到着していない。
【0105】ついで操作/指示信号検出手段CTr2
が、系外から入出力インタフェース・コアCIOをへて
供給される、ストリームの再生開始の指示を受けると、
これを主制御手段CTr1へ通知する。主制御手段CT
r1はこの通知を受けると、先読機構制御手段CTr3
を作動させ、先読機構制御手段CTr3は先読記憶部P
Rmから前記のリードストリームLdsを読出し、さら
に切替部SWaを制御して経路を切替え、このリードス
トリームLdsを再生ストリームとして系外へ送出す
る。
【0106】この間に、主制御手段CTr1は、ビデオ
サーバ部VDsを制御してリードストリームLdsの後
続ストリームScsを読み出す準備を開始させ、リード
ストリームLdsの読出し完了前に、後続ストリームS
csを読み出す準備を完了させ、ビデオサーバ部VDs
を待機させる。
【0107】リードストリームLdsの読出し完了は、
主制御手段CTr1または先読機構制御手段CTr3が
時間経過の管理によって確認するか、または後述する指
標制御手段CTr4により確認される。
【0108】リードストリームの読出し完了に引き続
き、先読機構制御手段CTr3は直ちに切替部SWaを
切り替えてビデオサーバ部VDsからの出力がそのまま
系外へ送出される経路を形成させる。
【0109】同時に主制御手段CTr1は、待機してい
たビデオサーバ部VDsをトリガして後続ストリームS
csを読み出させる。この後続ストリームScsは系外
へストリーム送出される。
【0110】以上の動作によって情報・データ処理装置
SDP2は、系外から入力された、ストリームの再生開
始指示の発生直後に直ちに、再生遅延なく、そのストリ
ームの再生を開始でき(当初は先読みしておいたリード
ストリームLdsを再生)、しかも途中の途切れや空白
時間なく、ストリームの再生を続行できる(リードスト
リームLdsの再生後は後続ストリームScsの再生へ
円滑に切替)。
【0111】つぎに指標制御手段CTr4は、あらかじ
め設定されている先読み量の指標値を、ワーキングメモ
リ・コアCWm内に確保した先読指標記憶領域に暫定記
憶させる。指標の最初の値は、リードストリームLds
を構成するフレームの総数となる。
【0112】ついで指標制御手段CTr4は、先読機構
制御手段CTr3から発せられ、主制御手段CTr1を
経て与えられる、1フレーム分が先読記憶部PRmから
読み出されたという信号を受ける度に指標値を演算更新
し、このようにして演算更新された指標値が所定の値に
なると、先読記憶部PRmからリードストリームLds
のすべてが読出送出されたことを主制御手段CTr1へ
通知する。
【0113】このように、本発明はプログラムによって
構成される各手段が判断し、または演算された情報をも
とにしてビデオサーバ部VDsを制御し、また切替部S
Waを巧みに制御することで、所定の機能を実現するも
のである。
【0114】なお通常、システム・オン・チップ装置の
上記の各コアは、複数のIPとして一枚の基板上に配置
形成され、システムLSI(System LSI)と
呼称される。
【0115】このように、本システム・オン・チップ装
置SysL1を組み込むことにより、例えば図1に示さ
れる機能を備える装置を容易に製造することが可能とな
る。
【0116】また、図7は本発明に係るシステム・オン
・チップ型集積装置の別の実施形態のブロック構成を示
す。本実施形態に係るシステム・オン・チップ型集積装
置SysL2は、情報・データ処理装置SDP3に組み
込み可能である。
【0117】システム・オン・チップ型集積装置Sys
L2を組み込む情報・データ処理装置SDP3は、内蔵
する記録メディアに記録された複数の情報・データを指
定された開始番地から所定の順序で順次読み出し、スト
リームとして出力する、情報・データ処理部としてのビ
デオサーバ部VDsを具備し、さらに図示されない電源
や入出力単位を装備している。
【0118】このシステム・オン・チップ型集積装置S
ysL2は、同一チップ上に設けられた、いずれも前記
実施形態で記述したプロセッサ・コアCPrと、バスB
usと、入出力インタフェース・コアCIOと、データ
を一時的に保持するワーキングメモリ・コアCWmと、
いずれもプロセッサ・コアCPrによって読み取りと実
行が可能なプログラムで構成された主制御手段CTr1
と、系外から供給される、ストリームの開始番地を指定
する入力操作を検出し、且つこの入力操作の検出以降に
再生開始の指示を受ける操作/指示信号検出手段CTr
2と、先読記憶部の動作を制御する先読機構制御手段C
Tr3とが記録されたメモリ・コアCMを備える。
【0119】さらに、ビデオサーバ部VDsの読出速度
よりも高速読出可能で、出力されたストリームの少なく
とも一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部PRm
と、先読記憶部PRmから読み出された内容を送出する
か、またはビデオサーバ部VDsの出力したストリーム
を直ちに送出するかの何れか一方に切り替える切替部S
Waとを備える構成となっている。
【0120】また、メモリ・コアCMには上記各手段に
加えて指標制御手段CTr4を設ける構成とすることも
できる。
【0121】なお上記にあって、各部や各手段の機能と
構成は前記実施形態と同様であり、よって説明は省略さ
れる。
【0122】このように、同一チップ上に先読記憶部P
Rmと、切替部SWaが備えられることにより、各部間
のデータ授受および制御信号の授受が容易になり、チッ
プ外部との接続線が削減され、装置が小型化される。
【0123】次に、図8に示された動作タイミングチャ
ートは、先読み用バッファメモリ(すなわち先読記憶
部)の記録容量を再生遅延のフレーム数(20フレー
ム)と同じにして、再生遅延を極限まで削減した実施形
態である情報・データ処理装置SDP4における動作を
示す。なお、図1に示された情報・データ処理装置SD
P1と共通部分は、図1を援用して説明する。
【0124】同図で、最初に再生ストリーム(N)に対
する前準備(CUEUP:キューアップ)が実行され
る。利用者によって再生ビデオストリーム(N)の再生
開始する先頭ビデオフレーム情報などの操作信号IPt
0を検出するか、或いは利用者によって、直裁的に、前
準備の開始を指令する外部コントロールを受けると、コ
ントロール部CTrはコントロール信号prs(Pre
Read Start)をビデオサーバ部VDsへ発
信して、再生ビデオストリーム(N)の先頭から読出遅
延と同じ20フレーム分のビデオデータのビデオサーバ
部VDsからの読出動作を起動させる。
【0125】コントロール信号prsの発行から、プロ
セス遅延(20フレーム分相当時間)を経て、ビデオサ
ーバ部VDsから読み出されたビデオストリーム(N)
の先頭のビデオデータが所定量だけリードストリームL
dsとして、先読機構部PRaに到着する。到着したリ
ードストリームLdsは、第1先読記憶部PRm1に第
1フレームから第20フレームまで順に書き込まれる。
このように、プロセス遅延の遅延量に相当する20フレ
ーム分のビデオデータをビデオサーバ部VDsから読み
出し、これを第1先読記憶部PRm1に書き込むことに
よって、情報・データ処理装置SDP1は前準備(キュ
ーアップ)を終了し、次に外部からの再生開始指示が入
力されるのを待機する。
【0126】外部コントロール信号(Videо St
ream N PLAY Start:図1の指示信号
IPt1に相当)により、ビデオストリーム(N)の再
生のリクエストが発生すると、直ちに先読機構部PRa
の第1先読記憶部PRm1から、前準備で記憶された2
0フレーム分のリードストリームLdsの先頭から順次
読み出し、これを出力ビデオストリームとする。この
時、先読機構部PRaのスイッチS1は第1先読記憶部
PRm1からの読出出力を出力ビデオストリームとする
よう切替えられる。
【0127】この第1先読記憶部PRm1からのリード
ストリームLds読み出しを開始するのと同時に、コン
トロール部CTrはビデオサーバ部VDsに再生ビデオ
ストリーム(N)の第21フレーム以降のビデオデータ
の再生をリクエストする。このリクエストにより、20
フレーム分のリードストリームLdsの第1先読記憶部
PRm1からの読み出しが完了するまでの時間を利用し
て、ビデオサーバ部VDsは第21フレーム目からのビ
デオデータ読出しを開始し、プロセス遅延を経て、リー
ドストリームLdsの読出しが丁度完了するタイミング
で、再生ストリームの第21フレームを含む以降のビデ
オデータが先読機構部PRaへ到着するようにする。
【0128】この時、先読機構部PRaは第1先読記憶
部PRm1からの再生信号の最後の第20フレームを再
生し終わったところであるから、スイッチS1をバッフ
ァメモリ経由経路からバイパス経路に切換える。これに
より、第21フレーム目からはバイパス経路を経由した
ビデオデータが出力ビデオストリームとなる。以上の動
作により、外部から再生開始指示(PLAY Star
t)を受けた後、制御動作による遅れのみで、プロセス
遅延が顕在化することなく、ビデオストリーム(N)の
再生を開始することができる。
【0129】次に、バッファメモリの記憶容量について
説明する。図8に示された実施形態は、先読み用バッフ
ァメモリ(すなわち先読記憶手段)の記録容量を再生遅
延のフレーム数(20フレーム)と同じにして、再生遅
延を極限まで削減した構成であるが、そこまでの削減が
必要のない場合、削減する遅延のフレーム数に合わせ、
メモリの記録容量も削減することができる。
【0130】例えば、20フレームの再生遅延を実質的
に5フレームに削減する場合、先読み用メモリの容量は
15フレームあればよい。この時は再生要求から5フレ
ーム経過した時点から先読み用バッファメモリは予め前
準備で貯えた15フレームのビデオデータの再生を行
い、このバッファメモリに貯えた最後のフレーム(第1
5フレーム)の再生が終了した時点で、バイパス系から
第16フレーム以降のビデオデータが先読機構部PRa
のスイッチS1に到着するようにすればよい。この時、
第15フレームと第16フレームの間でS1を切換える
操作は、先述の実施形態と同様である。
【0131】図9は、本発明に係るビデオ編集装置の一
実施形態のブロック構成図である。また図10は、図9
に示すビデオ編集装置の情報・データ処理装置のブロッ
ク構成図である。
【0132】同図に示されるように、ビデオ編集装置E
DSは、編集装置1にソースビデオテープレコーダ(V
TR)9や、デイリーサーバ7などから、ビデオデータ
が入力され、編集されるように構成されている。この編
集装置1は、情報・データ処理装置装置SDP5を制御
し、編集処理を行うように構成されている。編集装置1
は、2チャンネルのSDI(Serial Data
Interface)を介して情報・データ処理装置装
置SDP5に、ビデオデ−タとオーディオデータを伝送
し、また、情報・データ処理装置装置SDP5は、それ
ぞれ6チャンネルのビデオデータと、16チャンネルの
オーディオデータをSDIを介して編集装置1に供給す
るように構成されている。
【0133】さらに、編集装置1は、SDIを介して、
メインモニタ4、オンエアバッファ8、ソースVTR
9、並びにホストパ−ソナルコンピュ−タである制御コ
ンピュータ3に、ビデオデータとオーディオデータを供
給するように構成されている。また、編集装置1は、増
幅器5にオ−ディオ信号を出力し、スピーカ6から放音
させるように構成されている。
【0134】一方、制御コンピュータ3は、編集装置1
に対して、RS−422規格の通信プロトコルを使用し
てコマンド3aを送り、編集装置1を制御するように構
成されている。なお、コマンド3aは双方向とすること
もできる。
【0135】また編集装置1も、情報・データ処理装置
装置SDP5、デイリーサーバ7、ソースVTR9など
に、RS−422を介してコマンド1aなどを送り、そ
れぞれを制御するように構成されている。さらに編集装
置1は、制御コンピュータ3を介して、イーサネット
(登録商標)により制御され、また外部装置を制御する
ことができるように構成されている。
【0136】さらに情報・データ処理装置装置SDP5
は、SCSI(ANSI Small Compute
r Interface)を介して制御コンピュータ3
とコマンドや情報の授受を行うことが可能である。
【0137】この情報・データ処理装置SDP5は、内
蔵する記録メディアにマルチチャンネルのビデオデータ
を記録するとともに記録された複数の前記ビデオデータ
を指定された開始番地から所定の順序で順次読み出し、
ビデオストリームとして出力するビデオサーバ部を具備
する。
【0138】一方、編集装置1は、この情報・データ処
理装置装置SDP5に記録されたビデオデータを編集す
る。
【0139】また編集装置1または制御コンピュータ3
のうち少なくとも一方は、所望の再生ビデオストリーム
の所望の開始番地の情報を、操作信号IPt0として情
報・データ処理装置SDP5へ送付するとともに、この
操作信号の送付後に、この再生ストリームの再生開始指
示信号IPt1を情報・データ処理装置SDP5へ送付
するよう構成されている。
【0140】以下、図10に基づき、情報・データ処理
装置SDP5の構成を説明する。情報・データ処理装置
SDP5は、ディスクレコーダ装置200を中核部とし
ており、ビデオストリームの出口側に先読機構部290
が設けられ、さらに全体をコントロール部100が制御
する構成である。
【0141】このディスクレコーダ装置200は、高速
リアルタイムランダムアクセスのためのハードディスク
マネージメントアルゴリズムFARAD(Fast R
andom Access Disk)を応用した装置
であり、比較的少ないデイスクで、マルチチャンネルの
データの高速ランダムアクセスが可能に構成されてい
る。
【0142】図10に示される構成では、ディスクアレ
イとして、32台のデイスク201−1乃至201−3
2が設けられている。ディスクの一部は符号201−1
に示されるハード磁気ディスクドライブ(HDD)であ
り、また他の一部は符号201−Nに示される光ディス
ク装置であり、さらに他の一部として符号201−Mに
示されるセミコンメモリ(半導体ディスク)を採用する
ことも可能に構成されている。以下、これらを論理ディ
スクとして扱い、記述は「ディスク」とする。
【0143】SPC(SCSI Pripheral
Controller)としてのSCSIコントローラ
202−1乃至202−16は、それぞれ2台のディス
クを制御するようになされている。例えば、SCSIコ
ントローラ202−1は、ディスク201−1とディス
ク201−2を制御し、SCSIコントローラ202−
2は、ディスク201−3とディスク201−4を制御
するようになされている。
【0144】さらに、バッフアブロック203−1乃至
203−8が設けられている。1つのバッファブロック
は、2つのSCSIコントローラを制御するようになさ
れており、例えば、バッフアブロック203−1は、S
CSIコントローラ202−1と202−2を制御し、
バッフアブロック203−2は、SCSIコントローラ
202−3と202−4を制御する。各バッフアブロッ
ク203−i(i=1、2、・・・、8)には、データ
バッフア212−iと、これを制御するバッフアコント
ローラ211−iが設けられている。
【0145】また、データバッフア212−1乃至21
2−8は、コントロール部100の主制御手段101に
より一義的に規定されるシリアルなアドレスが割り振ら
れ、そのアドレスによって、データの記憶位置を指定す
ることができる。
【0146】これらのディスク201−1乃至201−
32に対して、ビデオデータを記録再生するためのブロ
ツクとしてビデオブロック271−1乃至271−6が
設けられ、オーデイオデータを記録再生するためのブロ
ツクとしてオーデイオブロック231−1、231−2
が設けられている。
【0147】ビデオプロック271−i(i=1、2、
・・・、6)においては、DMAコントローラ281−
iが、DMAバス251を介してデータバッファ212
−1乃至212−8と、RAIDコントローラ282−
iとの間で、ビデオデータをDMA転送するようになさ
れている。
【0148】RAIDコントローラ282−iは、ビデ
オプロセッサ283−iから供給される、ディスク20
1−1乃至201−32に記録すべきビデオデータに対
して、誤り訂正のための処理を施して、DMAコントロ
ーラ281−iに供給するとともに、DMAコントロー
ラ281−iから供給された、ディスク201−1乃至
201−32から再生されたデータに対して誤り訂正処
理を施し、ビデオプロセッサ283−iに出力するよう
になされている。
【0149】ビデオプロセツサ283−iは、ビデオ用
I/O(入出力)コントローラ284−iから供給され
たビデオデータをRAIDコントローラ282−i側で
処理するのに必要なクロックレートに変換する処理と、
逆に、RAIDコントローラ282−iから供給された
再生データを、ビデオ用入出力コントローラ284−i
の処理すべきクロックレートに変換する処理を行う。
【0150】入出力コントローラ284−iは、編集装
置1から供給されるビデオデータを受け取り、これをス
イッチングしてビデオプロセッサ283−iに供給する
とともに、逆に、ビデオプロセッサ283−iから供給
されたビデオデータを編集装置1の入力ラインに供給す
るように構成されている。この構成においては、6個の
ビデオブロック271−1乃至271−6が設けられて
いるので、合計6チャンネル分のビデオストリームを処
理することが可能である。
【0151】一方、各オーディオブロック231−i
は、オーディオ用I/O(入出力)コントローラ242
−i(i=1、2)と、DMAコントローラ241−i
を有している。入出力コントローラ242−iは、図9
の編集装置1から8チャンネル分のオーディオ信号の供
給を受けて処理し、DMAコントローラ241−iに供
給するとともに、DMAコントローラ241−iより供
給された、最大8チャンネル分のオーディオ信号を処理
して、図9の編集装置1に出力する。
【0152】DMAコントローラ241−iは、オーデ
ィオ用I/Oコントローラ242−iから供給されたオ
ーディオ信号を、DMAバス251を介して、バッファ
コントローラ211−1乃至211−8のいずれかに供
給し、対応するデータバッファ212−1乃至2121
−8にDMA転送させる。
【0153】また、これらのデータバッファ212−1
乃至212−8から読み出されたデータをDMAバス2
51を介して読み取り、入出力コントロ一ラ242−i
へDMA転送する。
【0154】各ビデオプロック271−iのビデオ用I
/Oコントローラ284−iから送出される再生ビデオ
ストリームと、各オーディオブロック231−iのオー
ディオ用I/Oコントローラ242−iから送出される
再生オーディオストリームは、先読機構部290に入力
される。先読機構部290は、これら再生ビデオストリ
ームと再生オーディオストリームを論理的な再生ストリ
ームとして処理する。
【0155】ここで先読機構部290は、例えば前記図
1に示された先読機構部PRaと同様の動作により、再
生ストリームの先読みを実行して再生遅延を削除する機
能を有する。ここで先読機構部290は、制御バス25
2を介してコントロール部100からコマンドを受け、
また情報を授受する。
【0156】コントロール部100は、ストアードプロ
グラム方式のマイクロコンピュータやRISCプロセッ
サおよびI/Oインタフェースと、ROM(読出専用メ
モリ)およびテンポラリ・メモリであるRAM(いずれ
も不図示)を備える。ROMには、主制御手段101、
操作/指示信号検出手段102、先読機構制御手段10
3、指標制御手段104の各手段が、いずれもマイクロ
コンピュータやRISCプロセッサによって読出・実行
可能なプログラムとして格納されている。
【0157】RAMには、少なくとも第1先読指標記憶
手段Reg1と第2先読指標記憶手段Reg2が、それ
ぞれの先読指標を記憶可能な領域として確保されてい
る。なお、第1先読指標記憶手段Reg1と第2先読指
標記憶手段Reg2は前記のRAMの他にも、例えば専
用の半導体レジスタで構成することも可能である。
【0158】操作/指示信号検出手段102は、図9に
示される編集装置1または制御コンピュータ3から発信
される、再生ストリームの開始番地を指定する操作信号
IPt0および、この後に編集装置1または制御コンピ
ュータ3から発信される、この再生ストリームの再生開
始の指示信号IPt1を検出し、それぞれの検出内容と
検出タイミングを主制御手段101へ通知する。
【0159】先読機構制御手段103は、主制御手段1
01の管理下で先読機構部290内の第1先読記憶部
(前記図1の第1先読記憶部PRm1に相当。以下同
様)、第2先読記憶部(前記図1の第2先読記憶部PR
m2に相当。以下同様)へ制御信号を送り、先読み時の
第1先読記憶部、第2先読記憶部へのリードストリーム
の書込を管理し、また再生時の第1先読記憶部、第2先
読記憶部からの1ビデオフレームづつの読み出しを管理
する。さらに、先読機構部290内の切替部(前記図1
の切替部SWaに相当。以下同様)の各スイッチへ制御
信号を送り、再生ストリームの切替えを管理する。
【0160】指標制御手段104は、第1先読指標記憶
手段Reg1と第2先読指標記憶手段Reg2が、それ
ぞれ記憶する先読指標を、第1先読記憶部と第2先読記
憶手段に記憶されたリードストリームが1単位(例えば
ビデオデータであれば1ビデオフレーム)読み出される
度に1づつ更新し、更新された先読指標が所定値に達す
ると、リードストリームの読み出し完了通知を主制御手
段101へ発する。ここでリードストリームからの1単
位のデータの読み出しの通知は、先読機構部290から
制御バス252を経て送付されたステータス情報を受け
た先読機構制御手段103から、主制御手段C101を
経由してなされる。
【0161】主制御手段101は、操作/指示信号検出
手段102が送付した、再生を所望するビデオストリー
ムの情報の入力操作時に発生する操作信号IPt0の検
出通知に基づき、該当ストリームの開始端であるリード
ストリームをディスクレコーダ装置200から先読機構
部290内の第1先読記憶部または第2先読記憶部へ先
読みする動作(前準備)を先読機構制御手段103へ指
示する。この前準備は、再生の開始指示入力IPt1の
発効以前に完了させる。
【0162】ついで操作/指示信号検出手段102が送
付した、再生の開始指示入力の検出通知に基づき、先読
機構制御手段103へ指示して、記憶されたリードスト
リームを先読機構部290内の第1先読記憶部または第
2先読記憶部から読出し、再生ビデオストリームとして
先読機構部290から送出させる。このとき、リードス
トリームから1単位(たとえば1ビデオフレーム)を読
み出す度に通知が先読機構部290から先読機構制御手
段103へなされると、これが指標制御手段104へ送
付される。
【0163】更にこの間に、主制御手段101はディス
クレコーダ装置200へ制御信号を送り、ディスクレコ
ーダ装置200から後続のストリームを読み出す準備
を、先読機構部290からのリードストリームの読出が
完了するまでに終了させておく。
【0164】ついで主制御手段101は、指標制御手段
104から発信された、先読機構部290からのリード
ストリームの読み出し完了通知を受けて、直ちに先読機
構制御手段103およびディスクレコーダ装置200へ
指示を送り、先読機構制御手段103が先読機構部29
0内の切替部を切り替えて、ディスクレコーダ装置20
0からの読出しストリームのバイパス経路を編成すると
ともに、ディスクレコーダ装置200が読出送出する後
続のストリームを再生ストリームとして、先読機構部2
90から出力するように制御する。
【0165】以上のようにして、先読み前準備がなされ
る。なお動作の詳細は前記各実施形態に準ずるものであ
るから、説明は省略される。
【0166】さらに主制御手段101は、上記の先読み
前準備の制御に加えて、制御バス252を介してSCS
Iコントローラ202−i、バッファブロック203−
i、DMAコントローラ241−i、入出力コントロー
ラ242−i、DMAコントローラ281−i、RAI
Dコントローラ282−i、ビデオプロセッサ283−
i、および入出力コントローラ284−iと接続されて
おり、適宜、それらを制御する機能を併設しており、そ
れぞれ対応するソフトウェアプログラムが記憶されてい
る。
【0167】上記のように本実施形態に係るビデオデー
タ編集装置EDSは、前記の前準備を開始させるため
の、ストリームの開始番地を指定する操作信号を編集装
置1または制御コンピュータ3が発信し、情報・データ
処理装置SDP5が前準備としてのリードストリームの
先読み、および先読みしたリードストリームの再生中に
後続ストリームの読出し準備を完了させる機能を備える
ものであるから、アクセス待ちをすることなく、しかも
途切れのない連続したストリームを再生することができ
る。この結果、遅延による画像や音声の途切れがない円
滑な編集が可能になる。
【0168】図11は、本発明に係る情報・データ処理
装置の別の実施形態のブロック構成図である。なお、図
1に示された情報・データ処理装置SDP1と共通部分
は同一符号を用い、また図1を援用して説明する。
【0169】本実施形態の情報・データ処理装置SDP
6は、主制御部CTr11を備えるビデオサーバ装置F
DDRと、このビデオサーバ装置FDDRと別の筐体に
収められた先読機構装置PRBを備える。このように先
読機構装置PRBは、ビデオサーバ装置FDDRのペリ
フェラルとして設定されている。
【0170】先読機構装置PRBは、第1先読記憶部P
Rm1、第2先読記憶部PRm2、切替部SWa、コン
トローラCTr12を備え、コントローラCTr12は
外部制御線(たとえばRS−422)を介してビデオサ
ーバ装置FDDRの主制御部CTr11と制御信号の授
受を行うことが可能となっている。したがって先読機構
装置PRBは、コントローラCTr12によりビデオサ
ーバ装置FDDRの主制御部CTr11と協調したタイ
ミングで操作される。
【0171】この構成による情報・データ処理装置SD
P6は、最終段に先読機構装置PRBを追加し、一方、
ビデオサーバ装置FDDR側に大きな変更を加えること
なく、コントローラCTr12との信号授受機能を整備
するのみで、発生する再生遅延の削減を行うことが可能
となる。したがって、先読機構装置PRBを外部ペリフ
ェラル機器として、ビデオサーバ装置FDDRと組み合
わせた情報・データ処理システムとして編成することも
できる。
【0172】つぎに複数のシングルチャンネルディスク
レコーダを使用した構成につき説明する。前記の各実施
形態は、マルチチャンネル構造を有するディスクレコー
ダを用いたものであるが、これに限定されることなく、
本発明はシングルチャンネルのディスクレコーダを複数
台、並列使用し、複数チャンネルを構成した場合にも適
用可能である。
【0173】なお、前記の各実施形態においては前準備
のトリガとして、外部から入力される、再生対象のスト
リームの開始番地等の操作信号(図1ではIPt0)を
用いているが、これに限定されることなく、例えば前準
備動作を指示する信号またはそれに準ずる信号を用いて
前準備をトリガしてもよい。いずれにせよ、再生対象ス
トリームの開始番地の開示と前記ストリームの実質的な
再生開始の指示との間に存在するインタバルを利用し、
開始番地の開示にともないストリームの一部先読みを開
始して、再生開始の指示までに先読みを完了させるよう
にする。
【0174】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る情報
・データ処理装置および情報・データの再生方法は、ス
トリームの再生を要求する外部入力信号の受理から、再
生ストリームの出力を開始するまでに固定の遅延(Ed
it Delay)が発生するものにおいて、再生対象
ストリームの開始番地情報を獲得すると、前記ストリー
ムの再生開始指示が発生するまでの間にリードストリー
ムを高速読出し可能な記憶部へ先読みしておき、再生開
始指示が発生すると記憶部からリードストリームを読出
して再生ストリームを形成する一方で、このリードスト
リームの読出しの完了までに後続ストリームの読出し準
備を整えるものであるから、再生ストリームの出力に遅
延が発生することがなく、よって再生遅延が許容されな
い用途においても適用可能にできる。
【0175】さらに、先読みと送出および切替動作を行
う再生チャンネルを複数チャンネル準備することによ
り、一つのチャンネルが或るビデオストリームの再生を
実行中に、他のビデオストリームの前準備を、他のチャ
ンネルを用いて実行する構成とするから、期間をおくこ
となく繰り返される、異なるストリームの再生開始要求
にも対応することができる。
【0176】また本発明に係るコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、前記の前準備としてのリードストリー
ムの先読み、および先読みしたリードストリームの再生
中に後続ストリームの読出し準備を完了させる手段を、
プログラムとして格納するものであるから、任意の情報
・データ処理装置にこの記録媒体を適用することによ
り、前記の機能を実現することが可能になる。
【0177】また本発明に係るシステム・オン・チップ
型集積装置は、前記の前準備としてのリードストリーム
の先読み、および先読みしたリードストリームの再生中
に後続ストリームの読出し準備を完了させる手段をプロ
グラムとして格納するメモリ部と、これを読み取り実行
するプロセッサ部を備えるものであるから、任意の情報
・データ処理装置にこのシステム・オン・チップ型集積
装置を組み込むことにより、前記の機能を備える情報・
データ処理装置を容易に実現することが可能になる。
【0178】さらに本発明に係るビデオ編集装置は、前
記の前準備を開始させるための、ストリームの開始番地
を指定する操作信号を編集装置または制御コンピュータ
が発信し、情報・データ処理部が前準備としてのリード
ストリームの先読み、および先読みしたリードストリー
ムの再生中に後続ストリームの読出し準備を完了させる
機能を備えるものであるから、アクセス待ちをすること
なく、しかも途切れのない連続したストリームを再生す
ることができる。この結果、遅延による画像や音声の途
切れがない円滑な編集を実現できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報・データ処理装置の一実施形
態のブロック構成図である。
【図2】前準備の説明図である。
【図3】リードストリームの説明図である。
【図4】図1に示す情報・データ処理装置の動作フロー
チャートである。
【図5】図4に続く動作フローチャートである。
【図6】本発明に係るシステム・オン・チップ型集積装
置の一実施形態のブロック構成図である。
【図7】本発明に係るシステム・オン・チップ型集積装
置の他の実施形態のブロック構成図である。
【図8】本発明に係る情報・データ処理装置の別の実施
形態の動作タイミングチャートである。
【図9】本発明に係るビデオデータ編集装置の一実施形
態のブロック構成図である。
【図10】図8に示すビデオデータ編集装置の情報・デ
ータ処理装置のブロック構成図である。
【図11】本発明に係る情報・データ処理装置の別の実
施形態のブロック構成図である。
【符号の説明】
SDP1……情報・データ処理装置、CTr……コント
ロール部、CTr1……主制御手段、CTr2……操作
/指示信号検出手段、CTr3……先読機構制御手段、
CTr4……指標制御手段、IPt……操作/指示入力
部、IPt0……操作信号、IPt1……指示信号、P
Ra……先読機構部、PRm1……第1先読記憶部、P
Rm2……第2先読記憶部、Reg1……第1先読指標
記憶手段、Reg2……第2先読指標記憶手段、SWa
……切替部、S1……スイッチ、S2……スイッチ、S
3……スイッチ、VDs……ビデオサーバ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/02 A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
    順次読み出し、ストリームとして出力する情報・データ
    処理部と、 前記ストリームの開始番地を指定する入力操作を検出
    し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指示を
    受ける入力検出手段と、 前記情報・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能
    で、前記出力されたストリームの少なくとも一部分を記
    憶可能な容量を備える先読記憶部と、 前記入力検出手段が前記入力操作を検出すると、前記ス
    トリームの開始番地から続く所定量の情報・データを前
    記情報・データ処理部から先読みし、リードストリーム
    として前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出手
    段が前記再生開始の指示を受けると、前記リードストリ
    ームを前記先読記憶部から読出す先読制御手段と、 前記先読記憶部から読み出された内容を送出するか、ま
    たは前記情報・データ処理部の出力した前記ストリーム
    を直ちに送出するかの切り替えを行う切替部と、 前記リードストリームの読出し完了前に、前記情報・デ
    ータ処理部を制御して前記リードストリームの後続スト
    リームを読み出す準備を完了させ、且つ前記リードスト
    リームの読出し完了に引き続き、直ちに前記切替部を切
    り替えて前記情報・データ処理部から前記後続ストリー
    ムを読み出す主制御手段を備えたことを特徴とする情報
    ・データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記の記録メディアがランダムアクセス
    可能な磁気式ディスク媒体または光学式ディスク媒体ま
    たは半導体記録メディアであることを特徴とする請求項
    1記載の情報・データ処理装置。
  3. 【請求項3】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
    順次読み出し、ストリームとして出力する情報・データ
    処理部と、前記ストリームの開始番地を指定する入力操
    作を検出し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始
    の指示を受ける入力検出手段と、前記情報・データ処理
    部の読出速度よりも高速読出可能で、前記出力されたス
    トリームの少なくとも一部分を記憶可能な容量を備える
    先読記憶部と、前記先読記憶部から読み出された内容を
    送出するか、または前記情報・データ処理部の出力した
    前記ストリームを直ちに送出するかの何れか一方に切り
    替える切替部とを具備する情報・データ処理装置を用
    い、 前記入力検出手段が前記入力操作を検出すると、前記ス
    トリームの開始番地から続く所定量の情報・データをリ
    ードストリームとして前記情報・データ処理部から前記
    先読記憶部へ先読みする前準備過程と、 前記入力検出手段が前記再生開始の指示を受けると、前
    記リードストリームを前記先読記憶部から読出し、ビデ
    オストリームとして送出する一方で、この間に前記情報
    ・データ処理部から前記リードストリームに後続するス
    トリームを読み出す準備を完了させる過程と、 前記リードストリームの読出し完了に引き続き、直ちに
    前記切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から前
    記後続ストリームを読み出す過程とを備えることを特徴
    とする情報・データの再生方法。
  4. 【請求項4】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
    順次読み出し、且つ複数のストリームを出力可能な情報
    ・データ処理部と、 前記各ストリームの開始番地を指定する入力操作を検出
    し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指示を
    受ける入力検出手段と、 前記情報・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能
    で、前記出力された各ストリームの少なくとも一部分を
    記憶可能な容量を備える複数の先読記憶部と、 前記情報・データ処理部と少なくとも前記各先読記憶部
    とを結んで夫々独立して各ストリームを伝送する複数の
    チャンネルと、 前記入力検出手段が前記入力操作を検出すると、前記各
    ストリームの開始番地から続く所定量の情報・データを
    前記情報・データ処理部から先読みし、各リードストリ
    ームとして前記各チャンネルを経由して前記各先読記憶
    部へ記憶させ、且つ前記入力検出手段が前記再生開始の
    指示を受けると、前記各リードストリームを前記各先読
    記憶部から読出す先読制御手段と、 前記各先読記憶部から読み出された内容を切替え送出す
    るか、または前記情報・データ処理部が前記各チャンネ
    ルを経由して出力した前記各ストリームを直ちに送出す
    るかの切り替えを行う切替部と、 前記各リードストリームの読出し完了前に、前記情報・
    データ処理部を制御して前記各リードストリームの後続
    ストリームを読み出す準備を完了させ、且つ前記各リー
    ドストリームの読出し完了に引き続き、直ちに前記切替
    部を切り替えて前記情報・データ処理部から前記各後続
    ストリームを読み出す主制御手段を備え、 且つ前記先読制御手段は、着目する前記チャンネルまた
    は、前記チャンネルに対応する前記先読記憶部の少なく
    とも一方が使用中に、つぎに送出予約されたストリーム
    に対応するリードストリームを、他のチャンネルを用い
    て前記情報・データ処理部から伝送して他の先読記憶部
    へ記憶させ、前記先読記憶部から前記リードストリーム
    を送出する構成とすることを特徴とする情報・データ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記の記録メディアがランダムアクセス
    可能な磁気式ディスク媒体または光学式ディスク媒体ま
    たは半導体記録メディアであることを特徴とする請求項
    4記載の情報・データ処理装置。
  6. 【請求項6】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
    順次読み出し、且つ複数のストリームを出力可能な情報
    ・データ処理部と、前記各ストリームの開始番地を指定
    する入力操作を検出し、且つ前記入力操作の検出以降
    に、再生開始の指示を受ける入力検出手段と、前記情報
    ・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能で、前記
    出力された各ストリームの少なくとも一部分を記憶可能
    な容量を備える複数の先読記憶部と、前記情報・データ
    処理部と少なくとも前記各先読記憶部とを結んで夫々独
    立して各ストリームを伝送する複数のチャンネルと、前
    記各先読記憶部から読み出された内容を切替え送出する
    か、または前記情報・データ処理部が前記各チャンネル
    を経由して出力した前記各ストリームを直ちに送出する
    かの切り替えを行う切替部とを具備する情報・データ処
    理装置を用い、 前記入力検出手段が前記の入力操作を検出すると、前記
    各ストリームの開始番地から続く所定量の情報・データ
    を前記情報・データ処理部から先読みし、各リードスト
    リームとして前記各チャンネルを経由して前記各先読記
    憶部へ先読みする前準備過程と、 前記入力検出手段が前記再生開始の指示を受けると、前
    記各リードストリームを前記各先読記憶部から読出し各
    ビデオストリームとして送出する一方で、前記各リード
    ストリームの読出し完了前に、前記情報・データ処理部
    を制御して前記各リードストリームの後続ストリームを
    読み出す準備を完了させる過程と、 前記各リードストリームの読出し完了に引き続き、直ち
    に前記切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から
    前記各後続ストリームを読み出す過程と、 着目する前記チャンネルまたは、前記チャンネルに対応
    する前記先読記憶部の少なくとも一方が使用中に、つぎ
    に送出予約されたストリームに対応するリードストリー
    ムを、他のチャンネルを用いて前記情報・データ処理部
    から伝送して他の先読記憶部へ記憶させ、前記先読記憶
    部から前記リードストリームを送出する過程とを備える
    ことを特徴とする情報・データの再生方法。
  7. 【請求項7】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
    順次読み出し、ストリームとして出力する情報・データ
    処理部と、前記情報・データ処理部の読出速度よりも高
    速読出可能で、前記出力されたストリームの少なくとも
    一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部と、前記先
    読記憶部から読み出された内容を送出するか、または前
    記情報・データ処理部の出力した前記ストリームを直ち
    に送出するかの何れか一方に切り替える切替部と、所定
    のプログラムを読取り実行可能なコンピュータを具備す
    る情報・データ処理装置に適用される記録媒体であっ
    て、 前記コンピュータを、 ストリームの開始番地を指定する入力操作を検出し、且
    つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指示を受ける
    入力検出手段として機能させるためのプログラムと、 前記コンピュータを、 前記入力検出手段が前記入力操作を検出すると、前記ス
    トリームの開始番地から続く所定量の情報・データを前
    記情報・データ処理部から先読みし、リードストリーム
    として前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出手
    段が前記再生開始の指示を受けると、前記リードストリ
    ームを前記先読記憶部から読出す先読制御手段として機
    能させるためのプログラムと、 前記コンピュータを、 前記リードストリームの読出し完了前に、前記情報・デ
    ータ処理部を制御して前記リードストリームの後続スト
    リームを読み出す準備を完了させるとともに、且つ前記
    リードストリームの読出し完了に引き続き、直ちに前記
    切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から前記後
    続ストリームを読み出す主制御手段として機能させるた
    めのプログラムと、 を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  8. 【請求項8】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序で
    順次読み出し、ストリームとして出力する情報・データ
    処理部と、前記情報・データ処理部の読出速度に比べて
    高速読出可能で、前記出力されたストリームの少なくと
    も一部分を記憶可能な容量を備える先読記憶部と、前記
    先読記憶部から読み出された内容を送出するか、または
    前記情報・データ処理部の出力した前記ストリームを直
    ちに送出するかの何れか一方に切り替える切替部とを具
    備する情報・データ処理装置に組み込み可能な、システ
    ム・オン・チップ型集積装置であって、 同一チップ上に、 少なくともマイクロコンピュータにより構成されるプロ
    セッサ部と、 バス部と、 入出力インタフェース部と、 データを一時的に保持するワーキングメモリ部と、 前記ストリームの開始番地を指定する入力操作を検出
    し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指示を
    受ける入力検出手段と、 前記プロセッサ部によって読み取りと実行が可能なプロ
    グラムで構成された、主制御手段と、前記先読記憶部の
    動作を制御する先読制御手段とが記録されたメモリ部
    と、を備え、 且つ前記先読制御手段は前記マイクロコンピュータを、 前記入力検出手段が前記の入力操作を検出すると、前記
    ストリームの開始番地から続く所定量の情報・データを
    前記情報・データ処理部から先読みし、リードストリー
    ムとして前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出
    手段が前記再生開始の指示を受けると、前記リードスト
    リームを前記先読記憶部から読出しするよう機能させる
    プログラムとして構成され、 また前記主制御手段は前記マイクロコンピュータを、 前記リードストリームの読出し完了前に、前記情報・デ
    ータ処理部を制御して前記リードストリームの後続スト
    リームを読み出す準備を完了させ、且つ前記リードスト
    リームの読出し完了に引き続き、直ちに前記切替部を切
    り替えて前記情報・データ処理部から前記後続ストリー
    ムを読み出しするよう機能させるためのプログラムとし
    て構成されたことを特徴とするシステム・オン・チップ
    型集積装置。
  9. 【請求項9】 内蔵する記録メディアに記録された複数
    の情報・データを指定された開始番地から所定の順序に
    したがい順次読み出し、ストリームとして出力する情報
    ・データ処理部を具備する情報・データ処理装置に組み
    込み可能な、システム・オン・チップ型集積装置であっ
    て、 同一チップ上に、 少なくともマイクロコンピュータにより構成されるプロ
    セッサ部と、 バス部と、 入出力インタフェース部と、 データを一時的に保持するワーキングメモリ部と、 前記ストリームの開始番地を指定する入力操作を検出
    し、且つ前記入力操作の検出以降に、再生開始の指示を
    受ける入力検出手段と、 前記情報・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能
    で、前記出力されたストリームの少なくとも一部分を記
    憶可能な容量を備える先読記憶部と、 前記先読記憶部から読み出された内容を送出するか、ま
    たは前記情報・データ処理部の出力した前記ストリーム
    を直ちに送出するかの何れか一方に切り替える切替部
    と、 前記プロセッサ部によって読み取りと実行が可能なプロ
    グラムで構成された、主制御手段と、前記先読記憶部の
    動作を制御する先読制御手段とが記録されたメモリ部
    と、を備え、 且つ前記先読制御手段は前記マイクロコンピュータを、 前記入力検出手段が前記の入力操作を検出すると、前記
    ストリームの開始番地から続く所定量の情報・データを
    前記情報・データ処理部から先読みし、リードストリー
    ムとして前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入力検出
    手段が前記再生開始の指示を受けると、前記リードスト
    リームを前記先読記憶部から読出しするよう機能させる
    プログラムとして構成され、 また前記主制御手段は前記マイクロコンピュータを、 前記リードストリームの読出し完了前に、前記情報・デ
    ータ処理部を制御して前記リードストリームの後続スト
    リームを読み出す準備を完了させるとともに、前記リー
    ドストリームの読出し完了に引き続き、直ちに前記切替
    部を切り替えて前記情報・データ処理部から前記後続ス
    トリームを読み出しするよう機能させるためのプログラ
    ムとして構成されたことを特徴とするシステム・オン・
    チップ型集積装置。
  10. 【請求項10】 内蔵する記録メディアにマルチチャン
    ネルのビデオデータを記録するとともに記録された複数
    の前記ビデオデータを指定された開始番地から所定の順
    序で順次読み出し、ビデオストリームとして出力するビ
    デオサーバ部を具備する情報・データ処理装置と、前記
    情報・データ処理装置装置に記録された前記ビデオデー
    タを編集するための編集装置と、前記編集装置及び前記
    情報・データ処理装置を制御する制御コンピュータとを
    備えた編集システムにおいて、 前記編集装置または前記制御コンピュータのうち少なく
    とも一方は、前記所望の開始番地の情報を操作信号とし
    て前記情報・データ処理装置へ送付するとともに、前記
    操作信号の送付後に、前記ビデオストリームの読出しの
    指示信号を前記情報・データ処理装置へ送付する手段を
    備え、 前記情報・データ処理装置は、 前記操作信号を検出し、且つ前記操作信号の検出以降
    に、前記指示信号を検出する入力検出手段と、 前記情報・データ処理部の読出速度よりも高速読出可能
    で、前記出力されたビデオストリームの少なくとも一部
    分を記憶可能な容量を備える先読記憶部と、 前記入力検出手段が前記の操作信号を検出すると、前記
    ビデオストリームの開始番地から続く所定量の情報・デ
    ータを前記情報・データ処理部から先読みし、リードス
    トリームとして前記先読記憶部へ記憶させ、且つ前記入
    力検出手段が前記指示信号を受けると、前記リードスト
    リームを前記先読記憶部から読出す先読制御手段と、 前記先読記憶部から読み出された内容を送出するか、ま
    たは前記情報・データ処理部の出力した前記ビデオスト
    リームを直ちに送出するかの何れか一方に切り替える切
    替部と、 前記リードストリームの読出し完了前に、前記情報・デ
    ータ処理部を制御して前記リードストリームの後続スト
    リームを読み出す準備を完了させるとともに、且つ前記
    リードストリームの読出し完了に引き続き、直ちに前記
    切替部を切り替えて前記情報・データ処理部から前記後
    続ストリームを読み出す主制御手段を備えたことを特徴
    とするビデオ編集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163516A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Hitachi Ltd 情報記録再生装置及びその制御方法、並びにプログラム
US9191702B2 (en) 2003-04-17 2015-11-17 Thomson Licensing Data requesting and transmitting devices and processes
CN107885828A (zh) * 2017-11-07 2018-04-06 广东欧珀移动通信有限公司 查找匹配对象的方法、装置、存储介质及电子设备

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