JP2000323102A - 希ガス放電ランプおよび照明装置 - Google Patents

希ガス放電ランプおよび照明装置

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JP2000323102A
JP2000323102A JP12915699A JP12915699A JP2000323102A JP 2000323102 A JP2000323102 A JP 2000323102A JP 12915699 A JP12915699 A JP 12915699A JP 12915699 A JP12915699 A JP 12915699A JP 2000323102 A JP2000323102 A JP 2000323102A
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discharge
discharge vessel
comb
longitudinal direction
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Akio Watanabe
昭男 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】透光性放電容器の径に関係なく放電の経路を短
くして放電維持電圧を低く、ランプ効率を高くし、放電
がちらつきにくくする。 【解決手段】透光性放電容器1の外面に一対の外部電極
3A、3Bを離間対向し、一方の側縁が透光性放電容器
の長手方向に沿って向かい合ってほぼ平行に延在するこ
とにより導光用開口4を形成し、他方の側縁が透光性放
電容器の長手方向に対して蛇行し、かつ互いに蛇行部分
に入り込んで向かい合っていることにより透光性放電容
器の長手方向に対して交差する方向に出して延在する放
電用間隙5を形成する。更に、一対の外部電極の他方の
側縁に互いに入り込んだ複数の櫛刃状部分3Aa、3B
bを形成することができ、又一方の櫛刃状部分の幅を他
方のそれより大きくすることができる。放電用間隙によ
って形成される放電の経路が透光性放電容器の長手方向
に沿った短いものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キセノンを含む希
ガスを封入した希ガス放電ランプおよびこれを用いた照
明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置などの画像読取用として、
細長い透光性放電容器の長手方向に沿って一対の外部電
極を離間対向して配設してなる希ガス放電ランプが知ら
れている。
【0003】上述した希ガス放電ランプは、その透光性
放電容器が細長いガラスバルブの両端を封止して形成さ
れ、内面に句術する導光用開口に対向している部分を除
いて蛍光体層を形成しているとともに、内部にキセノン
を封入している。
【0004】一対の外部電極は、透光性放電容器の表裏
にそれぞれたとえば65゜の開口角を形成するように離
間対向して透光性放電容器の長手方向に平行に配設され
ている。
【0005】そうして、一対の外部電極間に高周波交流
電圧または高繰り返し周波数のパルス電圧を印加する
と、外部電極間の最短距離の部分の間すなわち透光性放
電容器の長手方向に対して直交する方向にキセノンの低
圧ガス放電が生じて波長172nmの紫外線を放射す
る。この紫外線の照射により蛍光体層の蛍光体が励起さ
れて可視光を発生する。可視光は、導光用開口から透光
性放電容器の外部に導出され、読取用光源などとして利
用される。
【0006】上述した従来に希ガス放電ランプとは別
に、一対の外部電極の導光用開口の対向側縁にほぼ矩形
状の異形部を形成した希ガス放電ランプが特開平10−
284010号公報のたとえば図13およびこれに関連
する明細書の記載によって開示されている。
【0007】すなわち、それぞれ導光用開口の反対側に
形成される開口の対向側縁にほぼ矩形状の異形部を多数
整列し、かつ異形部の頂点を正対させて形成している。
異形部は、そのピッチが4mm、高さが1.5mm程度
である。
【0008】そうして、異形部の頂点部分に電界が集中
し、異形部の頂点間で容易に放電する。したがって、電
源変動によって外部電極への印加電圧が少々少なくなっ
ても確実に点灯させることができる。そのため、導光用
開口から放出される光にちらつきが生じないと述べられ
ている。すなわち、後者の従来技術の希ガス放電ランプ
は、電源変動に伴う放電のちらつきを低減することを目
的とし、その手段としてピッチが4mm、高さが1.5
mm程度の異形部を外部電極の対向側縁に形成してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
希ガス放電ランプは、そのいずれも外部電極間の放電が
透光性放電容器の長手方向に垂直な方向に生起する構成
である。そのため、放電の経路が長くなり、放電維持電
圧が高くなる。放電維持電圧が高いとランプ効率が低下
するという問題がある。
【0010】また、上記のように放電維持電圧の制約が
あるので、透光性放電容器は、これを10数mm以下の
管径に規制する必要があった。
【0011】さらに、放電の経路が長くなると、放電が
ちらつきやすくなるという問題もある。この放電のちら
つきは、この種の放電ランプにおいては顕著な問題にな
っている。
【0012】本発明は、透光性放電容器の径に管径なく
放電の経路を短くして放電維持電圧すなわちランプ電圧
が低く手ランプ効率が高く、しかも放電がちらつきにく
い希ガス放電ランプおよびこれを用いた照明装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の希ガス
放電ランプは、細長い透光性放電容器と;透光性放電容
器に封入されたキセノンを含む希ガスを主成分とする放
電媒体と;透光性放電容器の内面側に配設された蛍光体
層と;透光性放電容器の外面に沿って配設されて互いに
離間対向するとともに、それぞれの一方の側縁が透光性
放電容器の長手方向に沿って向かい合ってほぼ平行に延
在することによって透光性放電容器の長手方向に沿った
導光用開口を形成し、それぞれの他方の側縁が透光性放
電容器の長手方向に対して蛇行し、かつ互いに蛇行部分
に入り込んで向かい合っていることにより、透光性放電
容器の長手方向に対して交差する方向に主に延在する放
電用間隙を形成している一対の外部電極と;を具備して
いることを特徴としている。
【0014】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0015】<透光性放電容器について>透光性放電容
器は、ソーダライムガラス、鉛ガラスなどの軟質ガラス
を用いて形成することができるが、要すればホウケイ酸
ガラスなどの硬質ガラス、半硬質ガラス、石英ガラスで
もよく、さらにはガラス以外の材料たとえば透光性セラ
ミックスでもよく、要するに透光性および気密性と、希
ガス放電ランプの作動温度における耐火性および加工性
と、を満足する材料であれば許容される。
【0016】また、透光性放電容器は、長手方向と直交
する断面の形状は自由である。一般的には断面形状が円
形のものが用いられるが、要すれば楕円形または四角形
などを採用することができる。
【0017】さらに、本発明においては放電の経路が透
光性放電容器の管径と無関係に形成されるので、透光性
放電容器の管径は特段制限されない。
【0018】さらにまた、透光性放電容器が細長いと
は、透光性放電容器の径の2倍以上であることを意味す
るが、照明装置の要求する任意の長さに設定することが
可能である。
【0019】<放電媒体について>放電媒体は、キセノ
ンを含む希ガスを主成分とするものであり、キセノンは
その低圧ガス放電により発生した波長172nmの紫外
線で蛍光体を励起して可視光を発生させるために機能す
る。必要に応じて、希ガスとしてキセノンに加えてクリ
プトン、ネオン、アルゴンなどを混合して封入すること
により、ペニング効果により放電開始電圧を低減させた
り、さらに調光時の明るさのちらつきを抑制することが
できる。
【0020】また、希ガスの封入圧は、特に制限されな
いが、133Pa〜26.6kPaが好適である。
【0021】<蛍光体層について>蛍光体層は、上記し
たようにキセノンの低圧ガス放電によって発生する紫外
線を可視光または異なる波長の紫外線に変換するために
機能するもので、透光性放電容器の内面に直接または間
接的に配設される。
【0022】間接的とは、たとえば透光性放電容器の内
面に酸化チタンまたはアルミナなどの可視光反射率の高
い金属酸化物からなる平均粒径50〜100nmの粒子
を主成分とする反射膜およびまたはアルミナ微粒子を主
成分とする金属酸化物の保護膜を形成し、その内面側に
蛍光体層を配設することを含む。
【0023】また、蛍光体は、単色読取用としてLaP
:Ce、Tbなどの緑色発光の蛍光体を用いること
ができる。また、バックライト装置用の光源としては、
3波長発光形蛍光体、ハロ燐酸カルシウム蛍光体等の白
色光を発光する蛍光体を用いるなど自由に選択すること
ができる。
【0024】さらに、蛍光体層には蛍光体の他に結着材
や易電子放射性粒子など非蛍光体物質を混合させること
ができる。
【0025】さらにまた、透光性放電容器内の蛍光体層
を配設する位置について説明する。すなわち、蛍光体層
は、透光性放電容器の少なくとも放電空間を取りまく領
域の全内周面に配設するか、導光用開口に対向する部分
を除いてその他の部分に配設するのが一般的である。後
者をアパーチャ形という。なお、蛍光体層を導光用開口
に対向する部分を除いて形成するには、透光性放電容器
の内面全体に蛍光体層を形成した後に、導光用開口に対
向する部分の蛍光体層をスクレーパーを用いて剥離させ
て除去するか、部分塗りによって最初から導光用開口に
対向する部分を除いて蛍光体層を形成すればよい。ま
た、反射膜を形成する場合の同様に行うことができ、さ
らに蛍光体層と同時に除去することができる。
【0026】さらにまた、導光用開口を除いて透光性放
電容器の内面に金属酸化物微粒子からなる反射膜を形成
し、蛍光体層を導光用開口の部分を含めて全集にわたっ
て形成したものを反射形という。本発明は、アパーチャ
形および反射形のいずれの構成であってもよい。
【0027】<外部電極について>外部電極は、そのい
いついが透光性放電容器の外面に沿って配設されて互い
に離間対向しているが、透光性放電容器の長手方向に沿
う両側縁が互いに異なる形状をなしている。
【0028】すなわち、一方の側縁は、透光性放電容器
の長手方向に沿ってほぼ平行に向かい合って延在してい
る。そして、一対の外部電極の一方の側縁の間に導光用
開口を配設する。ただし、導光用開口は、一対の外部電
極の側縁によって直接画成されている必要はなく、側縁
の間に導光用開口が存在すればよい。なお、導光用開口
は、透光性放電容器内に発生した光を外部に導出して利
用するために配設される。
【0029】これに対して、一対の外部電極の他方の側
縁は、透光性放電容器の長手方向に対して蛇行し、かつ
互いに蛇行部分に入り込んで向かい合っていることによ
り、透光性放電容器の長手方向に対して交差する方向に
主に延在する放電用間隙を形成している。そして、一対
の外部電極の他方の側縁の間に蛇行した放電用間隙が形
成される。この放電用間隙は、蛇行しているため、透光
性放電容器の長手方向に交差した方向の部分と、長手方
向に沿った部分とが含まれているが、全体として交差し
た方向の部分が主となっている。
【0030】なお、透光性放電容器の長手方向に交差し
ているとは、典型的には長手方向に対して直角な方向で
ある。すなわち、放電用間隙は、透光性放電容器の長手
方向に直角な方向に延在する。しかし、放電用間隙は、
透光性放電容器の長手方向に対して傾斜した方向に延在
することを許容する。
【0031】また、一対の外部電極の他方の側縁の間に
形成される蛇行した放電用間隙は、導光用開口の幅より
狭く設定され、全体として蛇行していれば、どのような
具体的な形状を有していたとえば、直線を基調とした形
状であってもよいし、円弧を基調とした形状であっても
よい。
【0032】さらに、全体として蛇行している放電用間
隙の対向する縁辺に細かい異形部を連続的または断続的
に配設することができる。これにより、異形部が電界集
中部を形成するので、放電が分散し、しかも放電の位置
の固定が行われるため、一層放電のちらつきを抑制でき
る。
【0033】さらにまた、外部電極は、アルミニウムな
どの導電性金属の薄板たとえば箔を透光性放電容器の外
面に接着剤によって貼着してもよいし、導電性ペースト
を塗布、乾燥および焼成して形成してもよい。また、導
電性金属を蒸着などにより直接被着形成してもよい。
【0034】<その他の構成について>一対の外部電極
間を絶縁するために、外部電極の外側に透明性絶縁被覆
を形成することにより、絶縁耐力を高めることができ
る。この場合、透明性絶縁不服は、透光性放電容器およ
び一対の外部電極に密着して包囲して配設される。
【0035】したがって、導光用開口およびこれと反対
側の放電用間隙をも一緒に被覆される。このため、導光
用開口から導出された光は、透明性是つん被覆を透過し
て希ガス放電ランプの外部に取り出される。
【0036】また、上記透明性絶縁被覆を形成するに
は、外部電極を配設した透明性放電容器を透明性シリコ
ーンにディップし、固化させて形成することができる。
もちろん、外部電極への給電のためのリード線の接続は
前もって行っておくことが望ましい。
【0037】さらに要すれば、バックライト装置用など
においては、透明性絶縁被覆の上から透明性熱収縮チュ
ーブで被覆することができる。透明性熱収縮チューブ
は、透明フッ素樹脂などの比較的耐熱性に優れた素材の
熱収縮チューブが好適である。
【0038】さらにまた、放電用間隙から光が漏れると
困る場合には、前述した反射膜に加えるか、反射膜とは
別に、遮光膜または金属質反射膜を外部電極の外側に形
成することができる。
【0039】<本発明の作用について>以上の構成を備
えた本発明の希ガス放電ランプは、一対の外部電極のそ
れぞれの他方の側縁間に蛇行して、主として透光性放電
容器の長手方向と交差する方向に放電用間隙を形成して
いるから、透光性放電容器の長手方向に沿うか、長手方
向に対して傾斜した方向に希ガス放電が生起する。
【0040】このため、希ガス放電の経路が短くなり、
ランプ電圧が低下し、ランプ効率が向上するとともに、
放電のちらつきも低減される。
【0041】また、放電が透光性放電容器の長手方向な
いし傾斜方向に生起するので、透光性放電容器の径が放
電に無関係になるから、所望の管径の透光性放電容器を
用いることができる。このため、要すれば透光性放電容
器の径をランプ電圧の増大なく所望に太くすることがで
きる。
【0042】さらに、放電用間隙を透光性放電容器の長
さより長く形成することができるので、発光量の増加を
図ることができる。
【0043】次に、本発明の希ガス放電ランプを点灯す
るには、高周波交流点灯および高繰り返し周波数のパル
ス点灯のいずれでもよい。ここで、パルス点灯には、交
流半波整流による点灯を含む。
【0044】請求項2の発明の希ガス放電ランプは、請
求項1記載の希ガス放電ランプにおいて、一対の外部電
極は、それぞれの一方の側縁が透光性放電容器の長手方
向に沿った直線状をなしており、それぞれの他方の側縁
が櫛刃状に形成され、かつ櫛刃状部分が互いに相手の櫛
刃状部分の間の隙間部分に入り込んで蛇行した放電用間
隙を形成していることを特徴としている。
【0045】本発明は、一対の外部電極の他方の側縁の
形状を櫛刃状に規定している。
【0046】すなわち、一対の外部電極の側縁を櫛刃状
に形成し、半ピッチずらして組み合わせることにより、
一対の外部電極の間に透光性放電容器の長手方向と直角
な方向に直線的に延在する部分が主体となる蛇行した放
電用間隙が形成される。
【0047】したがって、透光性放電容器の長手方向に
直角な放電用間隙の長さを十分に大きく確保することが
できる。
【0048】また、一対の外部電極を同一形状にするこ
とができ、金型費の増大を抑制できる。しかし、一対の
外部電極を互いに異なる形状にしてもよい。
【0049】請求項3の発明の希ガス放電ランプは、請
求項2記載の希ガス放電ランプにおいて、一対の外部電
極は、その一方の櫛刃状部分の幅が他方の櫛刃状部分の
幅より大きく、他方の櫛刃状部分の間の隙間部分の幅が
一方の櫛刃状部分の間の隙間部分の幅より大きいことを
特徴としている。
【0050】本発明においては、一対の外部電極のうち
一方の櫛刃状部分の幅が他方の櫛刃状部分の幅より相対
的に大きいので、この一方の外部電極を陽極または高電
圧側にして点灯することにより、希ガス放電ランプのラ
ンプ電圧を低減できる。
【0051】したがって、パルス電圧の低減に伴い配線
路の素質が減少するとともに、安全性が向上する。
【0052】請求項4の発明の照明装置は、照明装置本
体と;照明装置本体に配設された請求項1ないし3のい
ずれか一記載の希ガス放電ランプと;を具備しているこ
とを特徴としている。
【0053】本発明において、「照明装置」とは、希ガ
ス放電ランプが発生する光を何らかの目的で利用する装
置の全てに適応する広い概念である。たとえば、画像読
取装置、液晶などのバックライト装置、照明器具、信号
灯装置などに適応する。
【0054】なお、画像読取装置を組み込んだたとえば
複写機、ファクシミリ、スキャナなどのOA機器やパー
ソナルコンピュータなどの情報処理機器なども照明装置
に含むものとする。
【0055】また、「照明装置本体」とは、照明装置か
ら希ガス放電ランプを除いた残余の部分を意味する。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0057】図1は、本発明の希ガス放電ランプの第1
の実施形態を示す一部切欠斜視図である。
【0058】図2は、同じく一対の外部電極を示す展開
図である。
【0059】各図において、1は透光性放電容器、2は
蛍光体層、3A、3Bは一対の外部電極、4は導光用開
口、5は放電用間隙である。
【0060】透光性放電容器1は、両端を封止した細長
い透明軟質ガラスバルブからなり、内部に希ガスを封入
している。
【0061】蛍光体層2は、透光性放電容器1の内面の
導光用開口4に対向する部分を除いて残余の部分に被着
して形成されている。
【0062】一対の外部電極3A、3Bは、それぞれア
ルミニウム箔からなり、透光性放電容器1の外面に離間
対向して貼着されている。そして、各外部電極3A、3
Bの一方の側縁が直線状をなし、かつ離間対向してい
て、それらの間に透光性放電容器1の長手方向に沿った
導光用開口4が形成されている。
【0063】これに対して、他方の側縁は、透光性放電
容器1の長手方向に沿って複数の櫛刃状部分3Aa、3
Bbがそれらの間の隙間部分3Ab、3Bbをおいて形
成されているために、蛇行している。そして、一方の外
部電極3Aの櫛刃状部分3Aaは、他方の外部電極3B
の櫛刃状部分3Baの間の隙間部分3Bbに間隔をおい
て入り込んでいる。
【0064】また、他方の外部電極3Bは、その櫛刃状
部分3Baが一方の外部電極3Aの櫛刃状部分3Aaの
間の隙間部分3Abに間隔をおいて入り込んでいる。
【0065】その結果、一対の外部電極3A、3Bの他
方の側縁野間に蛇行した放電用間隙5が形成されてい
る。
【実施例1】 透光性放電容器;管径8mm、管長370mm 放電媒体 ;Xe、封入圧12kPa 蛍光体層 ;LaPO:Ce、Tb(緑色発光) 外部電極 ;図2に示す構造で、櫛刃状部分3Aa、3Baの幅3mm、 放電用間隙5の幅3mm 導光用開口 ;70゜ 印加電圧 ;正弦波交流電圧、周波数40kHz ランプ電圧 ;1.5kV 照度 ;22000lx
【実施例2】 透光性放電容器;管径8mm、管長370mm 放電媒体 ;Xe、封入圧15kPa 蛍光体層 ;LaPO:Ce、Tb(緑色発光) 外部電極 ;図2に示す構造で、櫛刃状部分3Aa、3Baの幅3mm、 放電用間隙5の幅3mm 導光用開口 ;70゜ 印加電圧 ;パルス幅(半値幅)500nsのパルス電圧、繰り返し周波 数70kHz ランプ電圧 ;0.9kV 照度 ;41000lx 図3は、本発明の希ガス放電ランプの第1の実施形態に
おいて実施例1の場合のランプ電圧およびランプ電流の
波形を示す波形図である。
【0066】図において、Vlはランプ電圧を、Ilは
ランプ電流を、それぞれ示す。
【0067】図から、希ガス放電ランプにパルス電圧を
印加すると、アフターグローによる発光が生じているこ
とが分かる。なお、ランプ電圧Vl、ランプ電流Ilと
もにリンギングによる振動をしている。
【0068】図4は、本発明の希ガス放電ランプの第2
の実施形態における一対の外部電極を示す展開図であ
る。
【0069】図において、図2と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0070】本実施形態は、一対の外部電極3A、3B
の形状が変更されている点で異なる。
【0071】すなわち、一方の外部電極3Aは、その櫛
は状部分3Aaの間の隙間部分3Bbの幅が他方の外部
電極3Bの櫛は状部分3Baの幅より大きくなってい
る。
【0072】反対に、他方の外部電極3Bは、その櫛刃
状部分3Baの間の隙間部分3Bbの幅が一方の外部電
極3Aの櫛刃状部分3Aaの間の隙間部分3Abの幅よ
り大きく形成されている。
【実施例3】 透光性放電容器;管径8mm、管長370mm 放電媒体 ;Xe、封入圧12kPa 蛍光体層 ;LaPO:Ce、Tb(緑色発光) 外部電極 ;図4に示す構造で、櫛刃状部分3Aa
の幅6mm、3Baの幅3mm、放電用間隙5の幅3m
m、外部電極3Aを高電圧側とした。
【0073】導光用開口 ;70゜ 印加電圧 ;正弦波交流電圧、周波数40kHz ランプ電圧 ;1.0kV 照度 ;21500lx
【実施例4】 透光性放電容器;管径8mm、管長370mm 放電媒体 ;Xe、封入圧15kPa 蛍光体層 ;LaPO:Ce、Tb(緑色発光) 外部電極 ;図4に示す構造で、櫛刃状部分3Aa
の幅6mm、3Baの幅3mm、放電用間隙5の幅3m
m、外部電極3Aを陽極とした。
【0074】導光用開口 ;70゜ 印加電圧 ;パルス幅(半値幅)500nsのパル
ス電圧、繰り返し周波数70kHz ランプ電圧 ;0.7kV 照度 ;40500lx 図5は、本発明の照明装置の一実施形態としての液晶用
バックライト装置を示す概念的断面図である。
【0075】図において、11は希ガス放電ランプ、1
2は導光体、13は液晶表示体である。
【0076】希ガス放電ランプ11は、図1に示すもの
と基本的に同一である。したがって、図1と同一部分に
ついては同一符号を付している。
【0077】導光体12は、透明アクリル樹脂の板から
なり、その端面の幅が希ガス放電ランプ11の導光用開
口4の幅とほぼ同一に形成されており、かつ導光用開口
4に正対し、接近して配置される。
【0078】液晶表示体13は、導光体12の前面に配
設される。
【0079】図示を省略しているが、導光体12と希ガ
ス放電ランプ11とは、希ガス放電ランプ11を包囲す
る反射板の両側縁で導光体12を支持することで所定の
一関係に保持されるように構成される。
【0080】本実施形態の液晶用バックライト装置は、
希ガス放電ランプが環境負荷の大きい水銀を用いてない
ため、従来水銀を封入していた蛍光ランプに代わって車
載計器用液晶表示装置などとして好適である。
【0081】
【発明の効果】請求項1ないし3の各発明によれば、内
部にキセノンを含む希ガスを主成分とする放電媒体を封
入した透光性放電容器の外面に沿って離間対向して配設
された一対の外部電極が、それぞれ一方の側縁が透光性
放電容器の長手方向に沿ってほぼ平行に向かい合って延
在していることによって透光性放電容器の長手方向に沿
った導光用開口を形成し、他方の側縁が蛇行し、かつ互
いに蛇行部分に入り込んで向かい合っていることにより
透光性放電容器のほぼ長手方向に対して交差する方向に
主として延在する放電用間隙を形成していることによ
り、外部電極の放電用間隙を挟んで透光性放電容器のほ
ぼ長手方向に沿う希ガス放電が形成されるので、放電の
経路が短くなり、ランプ電圧が低下し、ランプ効率が向
上するとともに、放電のちらつきが低減した希ガス放電
ランプを提供することができる。
【0082】請求項2の発明によれば、加えて一対の外
部電極の他方の側縁が櫛刃状に形成され、かつ櫛刃状部
分が互いに相手の櫛刃状部分の間の隙間部分に入り込ん
で蛇行した放電用間隙を形成していることにより、透光
性放電容器の長手方向に直角な方向に延在する放電用間
隙が形成された希ガス放電ランプを提供することができ
る。
【0083】請求項3の発明によれば、加えて一方の櫛
刃状部分の幅が他方の櫛刃状部分の幅より相対的に大き
く、他方の櫛刃状部分の間の隙間部分の幅が一方の櫛刃
状部分の間の隙間部分の幅より相対的に大きく形成さ
れ、櫛刃状部分の幅の大きい方の外部電極を陽極または
高電圧側にして点灯することにより、ランプ電圧をさら
に低減した希ガス放電ランプを提供することができる。
【0084】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3の効果を有する照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の希ガス放電ランプの第1の実施形態を
示す一部切欠斜視図
【図2】同じく一対の外部電極を示す展開図
【図3】本発明の希ガス放電ランプの第1の実施形態に
おいて実施例1の場合のランプ電圧およびランプ電流の
波形を示す波形図
【図4】本発明の希ガス放電ランプの第2の実施形態に
おける一対の外部電極を示す展開図
【図5】本発明の照明装置の一実施形態を示す概念的断
面図
【符号の説明】
1…透光性放電容器 2…蛍光体層 3A…一方の外部電極 3Aa…櫛刃状部分 3Ab…隙間部分 3B…他方の外部電極 3Ba…櫛刃状部分 3Bb…隙間部分 4…導光用開口 5…放電用間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い透光性放電容器と;透光性放電容器
    に封入されたキセノンを含む希ガスを主成分とする放電
    媒体と;透光性放電容器の内面側に配設された蛍光体層
    と;透光性放電容器の外面に沿って配設されて互いに離
    間対向するとともに、それぞれの一方の側縁が透光性放
    電容器の長手方向に沿って向かい合ってほぼ平行に延在
    することにより透光性放電容器の長手方向に沿った導光
    用開口を形成し、それぞれの他方の側縁が透光性放電容
    器の長手方向に対して蛇行し、かつ互いに蛇行部分に入
    り込んで向かい合っていることにより、透光性放電容器
    の長手方向に対して交差する方向に主に延在する放電用
    間隙を形成している一対の外部電極と;を具備している
    ことを特徴とする希ガス放電ランプ。
  2. 【請求項2】一対の外部電極は、それぞれの一方の側縁
    が透光性放電容器の長手方向に沿った直線状をなしてお
    り、それぞれの他方の側縁が櫛刃状に形成され、かつ櫛
    刃状部分が互いに相手の櫛刃状部分の間の隙間部分に入
    り込んで蛇行した放電用間隙を形成していることを特徴
    とする請求項1記載の希ガス放電ランプ。
  3. 【請求項3】一対の外部電極は、その一方の櫛刃状部分
    の幅が他方の櫛刃状部分の幅より大きく、他方の櫛刃状
    部分の間の隙間部分の幅が一方の櫛刃状部分の間の隙間
    部分の幅より大きいことを特徴とする請求項2記載の希
    ガス放電ランプ。
  4. 【請求項4】照明装置本体と;照明装置本体に配設され
    た請求項1ないし3のいずれか一記載の希ガス放電ラン
    プと;を具備していることを特徴とする照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3480387B2 (ja) 1999-09-29 2003-12-15 ウシオ電機株式会社 外部電極型希ガス蛍光ランプ
JP2007173090A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Ushio Inc 紫外線光源装置

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JP3480387B2 (ja) 1999-09-29 2003-12-15 ウシオ電機株式会社 外部電極型希ガス蛍光ランプ
JP2007173090A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Ushio Inc 紫外線光源装置

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