JP2000323456A - プラズマ処理装置およびそれに用いられる電極 - Google Patents
プラズマ処理装置およびそれに用いられる電極Info
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Abstract
いたプラズマ処理において、電極表面における電界分布
の不均一を小さくすることが可能なプラズマ処理装置お
よびそれに用いられる電極を提供すること。 【解決手段】 被処理基板Wに所定のプラズマ処理を施
すプラズマ処理装置において、上部電極21は、下部電
5に対向するように設けられた電極板23を備え、この
電極板23は、導電体または半導体で構成された外側部
分61と、誘電体部材または外側部分より高抵抗の高抵
抗部材で構成された中央部分62とを有し、上部電極2
1には、その下部電極5と反対側の面から高周波電力が
印加される。
Description
板にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置およびそれに
用いられる電極に関する。
おいては、被処理基板である半導体ウエハに対して、エ
ッチングやスパッタリング、CVD(化学気相成長)等
のプラズマ処理が多用されている。
ズマ処理装置としては、種々のものが用いられている
が、その中でも容量結合型平行平板プラズマ処理装置が
主流である。
チャンバー内に一対の平行平板電極(上部および下部電
極)を配置し、処理ガスをチャンバー内に導入するとと
もに、電極の少なくとも一方に高周波を印加して電極間
に高周波電界を形成し、この高周波電界により処理ガス
のプラズマを形成して半導体ウエハに対してプラズマ処
理を施す。
理装置により半導体ウエハ上の膜、例えば酸化膜をエッ
チングする場合には、チャンバー内を中圧にして、中密
度プラズマを形成することにより、最適ラジカル制御が
可能であり、それによって適切なプラズマ状態を得るこ
とができ、高い選択比で、安定性および再現性の高いエ
ッチングを実現している。
ザインルールの微細化がますます進み、ホール形状のア
スペクト比もより高いものが要求されており、酸化膜の
エッチング等において従来の条件では必ずしも十分とは
いえなくなりつつある。
昇させ、良好なプラズマの解離状態を維持しつつ、高密
度プラズマを形成することが試みられている。これによ
り、より低圧の条件下で適切なプラズマを形成すること
ができるので、さらなるデザインルールの微細化に適切
に対応することが可能となる。
検討結果によれば、このようなプラズマ処理装置におい
ては、上部電極が導電体または半導体であるため、以下
のような不都合が生じることが判明した。
ために印加周波数を上昇させると、高周波が印加される
電極における表面のインダクタンスを無視することがで
きなくなり、径方向での電界分布が不均一になる。
とプラズマの非線形性の特性が顕著に現れ、プラズマか
らの反射波の高調波が増加する。そして、電極径がφ2
50〜φ300となると、このような高調波により電極
表面に定在波が生成され、やはり電極表面の電界分布が
不均一になる。
ズマ密度が不均一となってエッチングレート分布が不均
一となるため、上記いずれかの電界分布不均一の原因を
取り除いてエッチングレート分布を均一にすることが必
要となる。
ラズマを用いた場合の問題点が必ずしも明確に認識され
ていたわけではなく、上記のような電界分布不均一を解
消しようとする試みは未だなされていない。
であって、より微細化に対応可能な高密度プラズマを用
いたプラズマ処理において、電極表面における電界分布
の不均一を小さくすることが可能なプラズマ処理装置お
よびそれに用いられる電極を提供することを目的とす
る。
に、本発明の第1の観点によれば、チャンバー内に第1
および第2の電極を互いに平行に設け、前記第2の電極
に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保持された
チャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1および第
2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスのプラズマ
を生成し、このプラズマにより被処理基板に所定のプラ
ズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前記第1の
電極は、第2の電極に対向するように設けられた電極板
を備え、この電極板は、導電体または半導体で構成され
た外側部分と、誘電体部材または外側部分より高抵抗の
高抵抗部材で構成された中央部分とを有し、前記第1の
電極には、その前記第2の電極と反対側の面から高周波
電力が印加されることを特徴とするプラズマ処理装置が
提供される。
る場合に、この中央部分の以下の(1)式で表されるス
キンデップスδが、前記電極板の中央部分の厚さよりも
大きいことが好ましい。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率
分がいずれもSiからなり、ドーパントのドープ量を異
ならせることにより低抵抗の外側部分と高抵抗の中央部
分とを形成することが好ましい。
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前
記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けられ
た、導電体または半導体で構成された電極板を備え、誘
電体部材または電極板より高抵抗の高抵抗部材がこの電
極板の第2の電極側と反対側の面の中央部に接するよう
に設けられ、前記第1の電極には、その前記第2の電極
と反対側の面から高周波電力が印加されることを特徴と
するプラズマ処理装置が提供される。
式で表されるスキンデップスδが、電極板の厚さよりも
大きいことが好ましい。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前
記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けられ
た、導電体または半導体で構成された電極板と、電極板
の第2の電極に対向する面に形成された絶縁層とを有
し、前記第1の電極には、その前記第2の電極と反対側
の面から高周波電力が印加されることを特徴とするプラ
ズマ処理装置が提供される。
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、前
記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けられ
た、導電体または半導体で構成された電極板を備え、電
磁波吸収効果を有する部材がこの電極板の第2の電極側
と反対側の面の中央部に接するように設けられ、前記第
1の電極には、その前記第2の電極と反対側の面から高
周波電力が印加されることを特徴とするプラズマ処理装
置が提供される。
電極に印加される高周波電力の周波数が27MHz以上
であり、形成されるプラズマの密度が1×1011個/
cm 3以上であることが好ましい。
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置の第1の電極
として用いられる電極であって、第2の電極に対向する
ように設けられる電極板を備え、この電極板は、導電体
または半導体で構成された外側部分と、誘電体部材また
は外側部分より高抵抗の高抵抗部材で構成された中央部
分とを有し、該電極には、その前記第2の電極と反対側
となる面から高周波電力が印加されることを特徴とする
電極が提供される。
る場合に、この中央部分の以下の(1)式で表されるス
キンデップスδが、電極板の中央部分の厚さよりも大き
いことが好ましい。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率
分がいずれもSiからなり、ドーパントのドープ量を異
ならせることにより低抵抗の外側部分と高抵抗の中央部
分とを形成することが好ましい。
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置の第1の電極
として用いられる電極であって、第2の電極に対向する
ように設けられる、導電体または半導体で構成された電
極板を備え、誘電体部材または電極板より高抵抗の高抵
抗部材がこの電極板の第2の電極側となる面と反対側の
面の中央部に接するように設けられ、該電極には、その
前記第2の電極と反対側となる面から高周波電力が印加
されることを特徴とする電極が提供される。
式で表されるスキンデップスδが、電極板の厚さよりも
大きいことが好ましい。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置の第1の電極
として用いられる電極であって、第2の電極に対向する
ように設けられる、導電体または半導体で構成された電
極板と、電極板の第2の電極に対向する面に形成された
絶縁層とを有し、該電極には、その前記第2の電極と反
対側となる面から高周波電力が印加されることを特徴と
する電極が提供される。
内に第1および第2の電極を互いに平行に設け、前記第
2の電極に被処理基板を支持させた状態で、減圧下に保
持されたチャンバー内に処理ガスを導入しつつ上記第1
および第2の電極間に高周波電界を形成して処理ガスの
プラズマを生成し、このプラズマにより被処理基板に所
定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置に第1の電極
として用いられる電極であって、第2の電極に対向する
ように設けられる、導電体または半導体で構成された電
極板を備え、電磁波吸収効果を有する部材がこの電極板
の第2の電極側となる面と反対側の面の中央部に接する
ように設けられ、該電極には、その前記第2の電極と反
対側となる面から高周波電力が印加されることを特徴と
する電極が提供される。
力の周波数が27MHz以上であり、プラズマの密度が
1×1011個/cm3以上で使用されることが好まし
い。
によれば、第1の電極の中央部分が誘電体部材または外
側部分より高抵抗の高抵抗部材で構成されることによ
り、誘電体部材の場合には、その容量成分により電極板
のプラズマと接する面の径方向のインダクタンス成分を
打ち消すことができ、位相によるインピーダンスの変化
をほとんどなくすることができるので、また高抵抗部材
の場合には、そこでより多くの高周波電力がジュール熱
として消費されるので、電極板のプラズマと接する面の
中央部の電界強度を低下させることができ、電極板の表
面からプラズマへ供給される電界が均一となってプラズ
マ密度を均一にすることができる。
によれば、電極板の第2の電極側と反対側の面の中央部
に接するように誘電体部材または電極板より高抵抗の高
抵抗部材が設け、かつ誘電体部材または高抵抗部材に高
周波電力が供給されるようにすることにより、誘電体部
材の場合には、その容量成分により電極板のプラズマと
接する面の径方向のインダクタンス成分を打ち消すこと
ができ、位相によるインピーダンスの変化をほとんどな
くすることができるので、また高抵抗部材の場合には、
そこでより多くの高周波電力がジュール熱として消費さ
れるので、いずれも電極板のプラズマと接する面の中央
部の電界強度を低下させることができ、電極板の表面か
らプラズマへ供給される電界が均一となってプラズマ密
度を均一にすることができる。また、電極板を2体化す
る必要がなく、従来と同様の一体的な導体または半導体
からなる電極板を使用することができる。
によれば、第1の電極が、導電体または半導体で構成さ
れた電極板と、電極板の第2の電極に対向する面に形成
された絶縁層とを有するので、プラズマと電極板とが絶
縁層を介して容量結合することとなり、結果として電極
板のプラズマと接触する面の径方向のインダクタンス成
分を絶縁層の容量成分で打ち消すことができる。したが
って、電極板のプラズマと接触する面において位相によ
るインピーダンスZの大きさの変化をほとんどなくすこ
とができ、電極下面からプラズマへ印加される電界が均
一になってプラズマ密度を均一にすることができる。
によれば、電極板の第2の電極側と反対側の面の中央部
に接するように電磁波吸収効果を有する部材が設けられ
ており、このような電磁波吸収効果を有する部材は高周
波を吸収する機能を有するので、この電磁波吸収効果を
有する部材によりプラズマからの高調波を吸収すること
ができる。これにより電極板のプラズマと接触する面に
形成されていた定在波が解消され、電極板のプラズマと
接触する面の電界分布が均一となり、プラズマ密度を均
一にすることができる。
の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施
形態に係るプラズマ処理装置を模式的に示す断面図であ
る。このプラズマ処理装置1は、電極板が上下平行に対
向し、一方にプラズマ形成用電源が接続された容量結合
型平行平板エッチング装置として構成されている。
アルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムか
らなる円筒形状に成形されたチャンバー2を有してお
り、このチャンバー2は接地されている。前記チャンバ
ー2内の底部にはセラミックなどの絶縁板3を介して、
被処理体、例えば半導体ウエハ(以下「ウエハ」とい
う)Wを載置するための略円柱状のサセプタ支持台4が
設けられており、さらにこのサセプタ支持台4の上に
は、下部電極を構成するサセプタ5が設けられている。
このサセプタ5にはハイパスフィルター(HPF)6が
接続されている。
7が設けられており、この冷媒室7には、例えば液体窒
素などの冷媒が冷媒導入管8を介して導入されて循環
し、その冷熱が前記サセプタ5を介して前記ウエハWに
対して伝熱され、これによりウエハWの処理面が所望の
温度に制御される。
円板状に成形され、その上にウエハWと略同形の静電チ
ャック11が設けられている。静電チャック11は、絶
縁材の間に電極12が介在されており、電極12に接続
された直流電源13から例えば1.5kVの直流電圧が
印加されることにより、例えばクーロン力によってウエ
ハWを静電吸着する。
4、サセプタ5、さらには前記静電チャック11には、
被処理体であるウエハWの裏面に、伝熱媒体、例えばH
eガスなどを供給するためのガス通路14が形成されて
おり、この伝熱媒体を介してサセプタ5の冷熱がウエハ
Wに伝達されウエハWが所定の温度に維持されるように
なっている。
ャック11上に載置されたウエハWを囲むように、環状
のフォーカスリング15が配置されている。このフォー
カスリング15はシリコンなどの導電性材料からなって
おり、これによりエッチングの均一性が向上される。
5と平行に対向して上部電極21が設けられている。こ
の上部電極21は、絶縁材25を介して、チャンバー2
の上部に支持されており、サセプタ5との対向面を構成
し、多数の吐出孔24を有する電極板23と、この電極
板23を支持し、導電性材料、例えば表面がアルマイト
処理されたアルミニウムからなる水冷構造の電極支持体
22とによって構成されている。この電極21の詳細な
構成については後述する。なお、サセプタ5と上部電極
21とは、例えば10〜60mm程度離間している。
にはガス導入口26が設けられ、さらにこのガス導入口
26には、ガス供給管27が接続されており、このガス
供給管27には、バルブ28、およびマスフローコント
ローラ29を介して、処理ガス供給源30が接続されて
いる。処理ガス供給源30から、プラズマ処理、例えば
エッチングのための処理ガスが供給される。
々のものを採用することができ、例えばフロロカーボン
ガス(CxFy)やハイドロフロロカーボンガス(Cp
HqFr)のようなハロゲン元素を含有するガスを好適
に用いることができる。他にAr、He等の希ガスやN
2を添加してもよい。
接続されており、この排気管31には排気装置35が接
続されている。排気装置35はターボ分子ポンプなどの
真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内を
所定の減圧雰囲気、例えば1Pa以下の所定の圧力まで
真空引き可能なように構成されている。また、チャンバ
ー2の側壁にはゲートバルブ32が設けられており、こ
のゲートバルブ32を開にした状態でウエハWが隣接す
るロードロック室(図示せず)との間で搬送されるよう
になっている。
1の高周波電源40が接続されており、その際の給電は
上部電極21の上面中央部に接続された給電棒33によ
り行われる。また、上部電極21にはローパスフィルタ
ー(LPF)42が接続されている。この第1の高周波
電源40は、27〜150MHzの範囲の周波数を有し
ており、このように高い周波数を印加することによりチ
ャンバー2内に好ましい解離状態でかつ高密度のプラズ
マを形成することができ、低圧条件下のプラズマ処理が
可能となる。この例では、高周波電源40として60M
Hzのものを用いている。
高周波電源50が接続されており、その給電線には整合
器51が介在されている。この第2の高周波電源50は
1〜4MHzの範囲の周波数を有しており、このような
範囲の周波数を印加することにより、被処理体であるウ
エハWに対してダメージを与えることなく適切なイオン
作用を与えることができる。この例では、第2の高周波
電源50として2MHzのものを用いている。
説明する。上部電極21の電極板23は、通常、Siや
SiC等の導電体または半導体で構成されており、高周
波電源40から給電棒33を介して供給される高周波電
流が高周波数化すると、表皮効果により電極の極表面に
しか電力が供給されず、図2に示すように、電力は給電
棒33の表面、電極支持体22の上面、電極支持体22
の側面、電極板23の側面を通ってプラズマ接触面であ
る電極板23の下面に達する。この場合に、給電棒33
は上部電極21の中心に存在しているため、電極板23
下面のエッジ部ではどこも電力が同じ位相であり、図3
に示すように、電極板23のエッジ部から同位相で中心
方向へ徐々に電力が供給されるため、電極板23の中心
とエッジ部とで位相差d/λ(λは電極表面波の波長、
dは電極の半径)が生じる。印加周波数が高くなると、
電極板23下面の径方向のインダクタンス(LωjΩ)
を無視できなくなり、上記位相差による干渉作用によっ
て、電極板23下面の中央部分のインピーダンスが低く
なるため、電極板23下面の中心部分の電界強度がエッ
ジ部分の電界強度よりも高くなる。また、中心位置はプ
ラズマと接しているため、RF等価回路的には開放端と
なっている。したがって、プラズマへ供給される電界分
布が定在波的となり、プラズマ密度の不均一を生じる。
るために、第1の例では、図4に示すように、電極板2
3を、例えば50mΩ・cm程度の低抵抗の導電体また
は半導体からなる外側部分61と、誘電体からなる中央
部分62とにより構成する。このように誘電体により中
央部分62を構成することにより、その部分においてプ
ラズマとの間の容量成分が付加されることとなる。ここ
で、インピーダンスZは Z=Lω−(1/Cω)j (ただし、ω=2πf
(f:周波数)) で表すことできるから、誘電体部材62の容量Cによ
り、インピーダンスZにおける径方向のインダクタンス
成分(Lω)を容量成分(−1/Cω)で打ち消すこと
ができる。したがって、電極板23下面中央部において
位相によるインピーダンスZの大きさの変化をほとんど
なくすことができ、電極板23下面中央部の電界強度が
低下し、電極下面からプラズマへ印加される電界が均一
になってプラズマ密度を均一にすることができる。
2の径は、電極21の直径が300mmφの場合には、
10〜50mmφが好ましい。また、中央部分62を構
成する誘電体62の誘電率は、Lωを打ち消すことがで
きる大きさであればよく、例えば誘電率3程度のポリイ
ミド系樹脂を適用することができる。さらに、外側部分
61としては、従来から電極板材料として使用されてい
るSi、SiC等の導体または半導体を用いることがで
きる。
明する。第2の例では、図5に示すように、電極板23
を、例えば50mΩ・cm程度の低抵抗の導電体または
半導体からなる外側部分63と、例えば1〜100Ω・
cmの相対的に抵抗が高い高抵抗部材からなる中央部分
64とにより構成する。このように高抵抗部材で中央部
分64を構成することにより、その部分で電力が供給さ
れる部分の厚さ、いわゆるスキンデップスδが変化す
る。つまり、スキンデップスδは、 δ=(2/ωσμ)1/2(ただし、σ:導電率、μ:
透磁率) と表すことができ、抵抗が大きくなって導電率σが低下
するとスキンデップスδが大きくなる。そして、高抵抗
部材64のスキンデップスδがその厚さよりも大きくな
ると、図6に示すように高抵抗部材64において高周波
電力がその裏面にも供給されることとなり、高周波電力
が高抵抗部材64の裏面側から下面に達するまでの間に
ジュール熱となって放出されることとなる。これによ
り、電極板23下面中央部において電界強度が低下する
こととなる。したがって、電極板23の下面の電界強度
が均一となり、結果として電極下面からプラズマへ印加
される電界が均一になってプラズマ密度を均一にするこ
とができる。
分64の直径は、電極21の直径が300mmφの場合
に50〜220mmφであることが好ましい。中央部分
64を構成する高抵抗部材は、ボロン等のドーパントの
量を調整するだけで抵抗を調整することができることか
らSiで構成することが好ましい。また、外側部分63
としては、従来から電極板材料として使用されているS
i、SiC等の導体または半導体を用いることができる
が、電極板23全体をSiで構成し、ドーパント、例え
ばボロンのドープ量を変化させることにより外側部分6
3および高抵抗部材64を形成することがより簡便であ
る。
明する。この例では、図7に示すように、電極板23の
裏面側中央に接するように誘電体部材65を設けてい
る。ここでは電極板23として例えば1〜100Ω・c
mの範囲の高抵抗の導電体または半導体を用い、スキン
デップスδが電極板23の厚さよりも厚くなるようにす
る。これにより、高周波電力は電極板23の裏面側にも
供給されるようになり、このように誘電体部材65を電
極板23の裏面中央部に配置することにより、その部分
においてプラズマとの間の容量成分が付加されることと
なる。したがって、第1の例と同様、インピーダンスZ
における径方向のインダクタンス成分(Lω)を容量成
分(−1/Cω)で打ち消すことができる。このため、
電極板23下面中央部において位相によるインピーダン
スZの大きさの変化が小さくなり、電極板23下面中央
部の電界強度が低下し、電極下面からプラズマへ印加さ
れる電界が均一になってプラズマ密度を均一にすること
ができる。この例の場合には、第1および第2の例のよ
うに電極板23を2体化する必要がなく、従来と同様の
一体的な導体または半導体からなる電極板を使用するこ
とができる。
極21の直径が300mmφの場合には、50〜220
mmφが好ましい。また、誘電体部材65の誘電率は、
Lωを打ち消すことができる大きさであればよく、例え
ば誘電率3程度のポリイミド系樹脂を適用することがで
きる。
明する。この例では、図8に示すように、電極板23の
裏面側中央に接するように高抵抗部材66を設けてい
る。ここでは電極板23として例えば1〜100Ω・c
mの範囲の高抵抗のものを用い、スキンデップスδが電
極板23の厚さよりも厚くなるようにする。これによ
り、高周波電力は電極板23の裏面側にも供給されるよ
うになり、このように高抵抗部材66を電極板23の裏
面中央部に配置することにより、その部分に供給された
高周波電力が高抵抗部材66においてジュール熱として
放出され、これにより、電極板23下面中央部において
電界強度が低下することとなる。したがって、電極板2
3の下面の電界強度が均一となり、結果として電極下面
からプラズマへ印加される電界が均一になってプラズマ
密度を均一にすることができる。この例の場合にも、第
1および第2の例のように電極板23を2体化する必要
がなく、従来と同様の一体的な導体または半導体からな
る電極板を使用することができる。
電極21の直径が300mmφの場合に50〜220m
mφであることが好ましい。高抵抗部材66はSiで構
成することによりボロン等のドーパントの量を調整する
だけで抵抗を調整することができるので好ましい。
明する。この例では、図9に示すように、電極板23の
下面に絶縁層67を形成している。この絶縁層67は、
例えばセラミックスの溶射等により形成することができ
るが、その形成方法は問わない。このように絶縁層67
を形成することにより、プラズマと電極板23とが絶縁
層67を介して容量結合することとなる。したがって、
RF等価回路的には、電極板23とプラズマとの間に多
数のコンデンサーが並列に存在している状態となり、結
果として電極板23下面の径方向のインダクタンス成分
(Lω)を絶縁層67の容量成分(−1/Cω)で打ち
消すことができる。したがって、電極板23下面におい
て位相によるインピーダンスZの大きさの変化をほとん
どなくすことができ、電極下面からプラズマへ印加され
る電界が均一になってプラズマ密度を均一にすることが
できる。
ンス成分(Lω)を打ち消すことができる程度の容量と
なるように、その材料および厚さが設定される。
の電界分布が不均一になるのは、上述のような印加周波
数を上昇させた際の電極表面のインダクタンスの径方向
の変化に起因するばかりでなく、プラズマの非線形性の
特性が顕著に現れ、プラズマからの反射波の高調波が増
加し、このような高調波により電極表面に定在波が生成
されることによっても生じる。
高調波が含まれており、これら高調波はさらに給電棒3
3のインダクタンス成分のため反射されるが、電極径が
250〜300mmφとなると、高調波の中にはこれと
定在波を形成する波長のものが含まれているため、電極
板23の下面に定在波が形成されて電極板23表面中心
部で電界強度が大きくなってしまう。
10に示すように、電極板23裏面側の中央部に接する
ように、例えばフェライト焼結体のような、電磁波吸収
効果を有する部材68を設ける。このような電磁波吸収
効果を有する部材68は高周波を吸収する機能を有する
から、この部材68によりプラズマからの高調波を吸収
する。これにより定在波が解消され、電極板23下面の
電界分布が均一となり、プラズマ密度を均一にすること
ができる。この場合に、電磁波吸収効果を有する部材6
8としては、プラズマからの高調波は吸収するが、高周
波電源40からの印加周波数は吸収しない特性を有する
ものを用いる。部材68の吸収周波数領域は、材料およ
び組成によって調整することができる。
周波数が27MHz以上で、プラズマ密度が1×10
11個/cm3以上の高密度の場合に特に有効である。
プラズマ処理装置1における処理動作について、ウエハ
Wに形成された酸化膜をエッチングする場合を例にとっ
て説明する。
バルブ32が開放された後、図示しないロードロック室
からチャンバー2内へと搬入され、静電チャック11上
に載置される。そして、高圧直流電源13から直流電圧
が印加されることによって、ウエハWが静電チャック1
1上に静電吸着される。次いで、ゲートバルブ32が閉
じられ、排気機構35によって、チャンバー2内が所定
の真空度まで真空引きされる。
ス供給源30から処理ガスがマスフローコントローラ2
9によってその流量が調整されつつ、処理ガス供給管2
7、ガス導入口26を通って上部電極21の内部へ導入
され、さらに電極板23の吐出孔24を通って、図1の
矢印に示すように、ウエハWに対して均一に吐出され、
チャンバー2内の圧力が所定の値に維持される。
ら27〜150MHz、例えば60MHzの高周波が上
部電極21に印加される。これにより、上部電極21と
下部電極としてのサセプタ5との間に高周波電界が生
じ、処理ガスが解離してプラズマ化する。
4MHz、例えば2MHzの高周波が下部電極であるサ
セプタ5に印加される。これにより、プラズマ中のイオ
ンがサセプタ5側へ引き込まれ、イオンアシストにより
エッチングの異方性が高められる。
波の周波数を27MHzよりも高くすることにより、プ
ラズマ密度を上げることができるが、従来の上部電極構
造では、上述したように、印加周波数を上昇させた際の
電極表面のインダクタンスの径方向の変化によって、ま
たは、プラズマからの反射波の高調波により電極板23
下面に定在波が生成されることによって、電極板23下
面での電界の不均一が生じる。これに対して、上部電極
21を上記第1〜第6の例に示す構造にすることによっ
て、これら電極板23下面での電界の不均一の原因のい
ずれかを解消することができるので、電極板23下面で
の電界分布を従来よりも均一にすることができ、プラズ
マ密度をより均一化することができる。すなわち、上記
上部電極構造を採用することにより、印加する高周波の
周波数が上昇し、プラズマ密度が上昇した際に生じる特
有の問題を解消することができ、高密度でありながら均
一なプラズマを形成することができる。したがって、エ
ッチングの均一性が向上し、一層のデザインルールの微
細化に適切に対応することが可能となる。特に、印加周
波数が27MHz以上で、プラズマ密度が1×1011
個/cm3以上の場合に上記問題が生じやすく、以上の
ような上部電極構造はこのような場合に特に有効であ
る。
ることなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の
形態では、上下電極に高周波を印加したが、上部電極の
みに高周波を印加するタイプであってもよい。また、上
部電極に27〜150MHzの高周波を印加した場合に
ついて示したが、この範囲に限るものではない。さら
に、被処理基板として半導体ウエハを用い、これにエッ
チングを施す場合について説明したが、これに限らず、
処理対象としては液晶表示装置(LCD)基板等の他の
基板であってもよく、またプラズマ処理もエッチングに
限らず、スパッタリング、CVD等の他の処理であって
もよい。さらに、上記実施形態で示した上部電極の複数
の例のいくつかを併用することも可能である。
印加周波数を上昇させた際の電極板のプラズマ接触面の
インダクタンスの径方向の変化による電界の不均一、ま
たは、プラズマからの反射波の高調波により電極板のプ
ラズマ接触面に定在波が生成されることによって生じる
電界の不均一を解消することができるので、電極板のプ
ラズマ接触面での電界分布を従来よりも均一にすること
ができ、高密度プラズマにおけるプラズマ密度をより均
一化することができる。
す断面図。
を模式的に示す断面図。
を模式的に示す底面図。
的に示す図。
Claims (16)
- 【請求項1】 チャンバー内に第1および第2の電極を
互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周波
電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプラ
ズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプラ
ズマ処理装置であって、 前記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けら
れた電極板を備え、この電極板は、導電体または半導体
で構成された外側部分と、誘電体部材または外側部分よ
り高抵抗の高抵抗部材で構成された中央部分とを有し、
前記第1の電極には、その前記第2の電極と反対側の面
から高周波電力が印加されることを特徴とするプラズマ
処理装置。 - 【請求項2】 前記電極板の前記中央部分が高抵抗体で
ある場合に、この中央部分の以下の(1)式で表される
スキンデップスδが、電極板の中央部分の厚さよりも大
きいことを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装
置。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率 - 【請求項3】 前記電極板の外側部分および中央部分が
いずれもSiからなり、ドーパントのドープ量を異なら
せることにより低抵抗の外側部分と高抵抗の中央部分と
を形成することを特徴とする請求項2に記載のプラズマ
処理装置。 - 【請求項4】 チャンバー内に第1および第2の電極を
互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周波
電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプラ
ズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプラ
ズマ処理装置であって、 前記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けら
れた、導電体または半導体で構成された電極板を備え、
誘電体部材または電極板より高抵抗の高抵抗部材がこの
電極板の第2の電極側と反対側の面の中央部に接するよ
うに設けられ、前記第1の電極には、その前記第2の電
極と反対側の面から高周波電力が印加されることを特徴
とするプラズマ処理装置。 - 【請求項5】 前記電極板は、以下の(1)式で表され
るスキンデップスδが、電極板の厚さよりも大きいこと
を特徴とする請求項4に記載のプラズマ処理装置。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率 - 【請求項6】 チャンバー内に第1および第2の電極を
互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周波
電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプラ
ズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプラ
ズマ処理装置であって、 前記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けら
れた、導電体または半導体で構成された電極板と、電極
板の第2の電極に対向する面に形成された絶縁層とを有
し、前記第1の電極には、その前記第2の電極と反対側
の面から高周波電力が印加されることを特徴とするプラ
ズマ処理装置。 - 【請求項7】 チャンバー内に第1および第2の電極を
互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周波
電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプラ
ズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプラ
ズマ処理装置であって、 前記第1の電極は、第2の電極に対向するように設けら
れ、導電体または半導体で構成された電極板を備え、電
磁波吸収効果を有する部材がこの電極板の第2の電極側
と反対側の面の中央部に接するように設けられ、前記第
1の電極には、その前記第2の電極と反対側の面の中央
部から高周波電力が印加されることを特徴とするプラズ
マ処理装置。 - 【請求項8】 前記第1の電極に印加される高周波電力
の周波数が27MHz以上であり、形成されるプラズマ
の密度が1×1011個/cm3以上であることを特徴
とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の
プラズマ処理装置。 - 【請求項9】 チャンバー内に第1および第2の電極を
互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支持
させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処理
ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周波
電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプラ
ズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプラ
ズマ処理装置の第1の電極として用いられる電極であっ
て、 第2の電極に対向するように設けられる電極板を備え、
この電極板は、導電体または半導体で構成された外側部
分と、誘電体部材または外側部分より高抵抗の高抵抗部
材で構成された中央部分とを有し、該電極には、その前
記第2の電極と反対側となる面から高周波電力が印加さ
れることを特徴とする電極。 - 【請求項10】 前記電極板の前記中央部分が高抵抗体
である場合に、この中央部分の以下の(1)式で表され
るスキンデップスδが、電極板の中央部分の厚さよりも
大きいことを特徴とする請求項9に記載の電極。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率 - 【請求項11】 前記電極板の外側部分および中央部分
がいずれもSiからなり、ドーパントのドープ量を異な
らせることにより低抵抗の外側部分と高抵抗の中央部分
とを形成することを特徴とする請求項10に記載の電
極。 - 【請求項12】 チャンバー内に第1および第2の電極
を互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支
持させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処
理ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周
波電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプ
ラズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプ
ラズマ処理装置の第1の電極として用いられる電極であ
って、 第2の電極に対向するように設けられる、導電体または
半導体で構成された電極板を備え、誘電体部材または電
極板より高抵抗の高抵抗部材がこの電極板の第2の電極
側となる面と反対側の面の中央部に接するように設けら
れ、該電極には、その前記第2の電極と反対側となる面
から高周波電力が印加されることを特徴とする電極。 - 【請求項13】 前記電極板は、以下の(1)式で表さ
れるスキンデップスδが、電極板の厚さよりも大きいこ
とを特徴とする請求項12に記載の電極。 δ=(2/ωσμ)1/2 ……(1) ただし、ω=2πf(f:周波数)、σ:導電率、μ:
透磁率 - 【請求項14】 チャンバー内に第1および第2の電極
を互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支
持させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処
理ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周
波電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプ
ラズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプ
ラズマ処理装置の第1の電極として用いられる電極であ
って、 第2の電極に対向するように設けられる、導電体または
半導体で構成された電極板と、電極板の第2の電極に対
向する面に形成された絶縁層とを有し、該電極には、そ
の前記第2の電極と反対側となる面から高周波電力が印
加されることを特徴とする電極。 - 【請求項15】 チャンバー内に第1および第2の電極
を互いに平行に設け、前記第2の電極に被処理基板を支
持させた状態で、減圧下に保持されたチャンバー内に処
理ガスを導入しつつ上記第1および第2の電極間に高周
波電界を形成して処理ガスのプラズマを生成し、このプ
ラズマにより被処理基板に所定のプラズマ処理を施すプ
ラズマ処理装置に第1の電極として用いられる電極であ
って、 第2の電極に対向するように設けられる、導電体または
半導体で構成された電極板を備え、電磁波吸収効果を有
する部材がこの電極板の第2の電極側となる面と反対側
の面の中央部に接するように設けられ、該電極には、そ
の前記第2の電極と反対側となる面から高周波電力が印
加されることを特徴とする電極。 - 【請求項16】 印加される高周波電力の周波数が27
MHz以上であり、プラズマの密度が1×1011個/
cm3以上で使用されることを特徴とする請求項9ない
し請求項15のいずれか1項に記載の電極。
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