JP2000324111A - Atm交換機の輻輳制御方式 - Google Patents

Atm交換機の輻輳制御方式

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JP2000324111A JP13130499A JP13130499A JP2000324111A JP 2000324111 A JP2000324111 A JP 2000324111A JP 13130499 A JP13130499 A JP 13130499A JP 13130499 A JP13130499 A JP 13130499A JP 2000324111 A JP2000324111 A JP 2000324111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセルバッファで構成されるATM交換
機において、同じATM交換機を通過するABRコネク
ション間で公平分配を保証する。 【解決手段】 入力側セルバッファ部毎にセルバッファ
内部の論理キュー長を監視し、論理キュー長情報をRM
セルの空きフィールドまたはIRMセルに書き込み、出
力側セルバッファ部に転送する。出力側セルバッファ部
には、各入力側セルバッファ部から通知される論理キュ
ー長情報からそれぞれの輻輳状態を演算し、最輻輳の入
力側セルバッファ部を判定する装置を備える。出力側セ
ルバッファ部には、出力側セルバッファ部自身の輻輳状
態を論理キュー長情報から演算する装置を備える。さら
に、各入力側セルバッファの輻輳情報と、出力側セルバ
ッファ自身の輻輳情報と、RMセルに含まれる輻輳情報
とを比較し、3者の中で最も輻輳している情報をRMセ
ルに設定して出力する装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ABR(Availabl
e Bit Rate)サービスクラスを収容したATM(Asynch
ronous Transfer Mode)交換機において、RM(Resour
ce Management )セルを利用したエンド端末間のレート
制御により輻輳制御を行う輻輳制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザ端末間にABRクラスのATMコ
ネクションを設定すると、データ送信端末はデータ受信
端末に向けて、周期的にRMセルを挿入して送信する。
データ送信端末が送信するデータは、ユーザーデータと
RMセルの和になる。
【0003】データ受信端末は、受け取ったRMセルを
データ送信端末に折り返し送信する。RMセルは、デー
タ送信端末が作成する以外にATM交換機により新規に
作成される場合もある。RMセルが、データ送信端末に
返信されている途中で、通過するATM交換機はRMセ
ル中に必要な輻輳情報を書き込み、そのRMセルを受信
するデータ送信端末ではRMセルに書かれている情報に
基づいて送信レートACR(Allowed Cell Rate )を適
応的に調節し、混み具合に応じたスループットを設定す
る。
【0004】ATM通信に関する審議団体であるATM
フォーラムによって定義されているRMセルのフォーマ
ットを図8に示す。フォーマットのうち、最初の5バイ
トは標準のATMセルヘッダである。PTI(Payload
Type Identifier )=110は、そのセルがRMセルで
あることを示す。
【0005】次の1バイトはRMプロトコル識別子であ
り、RMセルを使用するサービスの識別を示す。ABR
には“1”が割り当てられる。次の1バイトはメッセー
ジタイプであり、図8(b)に示すようにDIR要素、
BN要素、CI要素、NI要素、RA要素を含んでい
る。各要素は1ビットからなる。
【0006】DIR要素は、そのRMセルが流れている
向きを示す。データ送信端末からデータ受信端末へと流
れているならば“0”を割り当て、この方向をフォワー
ド方向、このRMセルをフォワードRMセルと呼ぶ。逆
向きなら“1”を割り当て、この方向をバックワード方
向、RMセルをバックワードRMセルと呼ぶ。フォワー
ドRMセルを受信するデータ受信端末は、DIR要素を
“1”に変更してからデータ送信端末に向けて返信す
る。
【0007】BN要素は、そのRMセルはだれによって
作成されたかを示す。“0”はデータ送信端末によって
作成されたことを示し、“1”はデータ受信端末あるい
はスイッチ部(ATM交換機)によって作成されたこと
を示す。
【0008】CI要素は、網の輻輳の存在を端末に知ら
せるために用いられる。スイッチが輻輳を検出した時、
あるいはデータ受信端末がEFCI(Explicit Forward
Congestion Indication)ビットが“1”にセットされ
たデータセルをそれまでに受信していた時にCIはセッ
トされる。受信するバックワードRMセルのCIが
“1”ならば、そのデータ送信端末はそのRMセルを受
けた時の送信レートより減少させなければならない。
【0009】NI要素は、データ送信端末がその送信レ
ートを増加させないようにするために利用される。受信
するバックワードRMセルのNIが“1”ならば、その
データ送信端末はそのRMセルを受けた時の送信レート
以上は増加させない。
【0010】RA要素は、ATMフォーラムでは、定義
されているが使用されない領域である。その他は予備領
域である。
【0011】次の2バイトはER領域であり、はじめデ
ータ送信端末によって最大送信レートPCR(Peak Cel
l Rate)が記述されてフォワード方向を流れるが、バッ
クワード方向に返信される途中でコネクション上のスイ
ッチによって各ATM交換機が許容するレートに減じら
れていく。
【0012】次の2バイトはCCR領域であり、そのR
Mセルを送信された時のデータ送信端末の送信レートが
記述される。次の2バイトはMCR(Minimum Cell Rat
e)領域であり、そのRMセルが流れるコネクションに設
定されている最小送信レートが記述される。次の各2バ
イトはQL領域、SN領域であり、ATMフォーラムで
は定義されているが使用されない領域である。それ以下
の予備領域は、利用目的が未定義の空きフィールドであ
る。
【0013】ATMコネクション上の各ATM交換機
は、自らを通過するバックワードRMセルに対して、A
TM交換機が輻輳しているかどうかや、そのATM交換
機上で伝送可能な転送レートER(Explicit Rate)など
のリソース管理情報の更新を行う。
【0014】具体的には、ATM交換機が輻輳している
と判断しているならば、CIビットを“1”に設定す
る。また、伝送可能な転送レートERを計算する機能を
備えているならば、自らが計算したER値とバックワー
ドRMセル内にすでに書かれているER値のうち、小さ
い方の値を選択して、バックワードRMセル内のER領
域に記録する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したERを使用し
たABRレート制御では、ER値を演算するためにセル
バッファの論理キューの状態を知る必要がある。しか
し、複数のセルバッファに分割されたシステムの場合、
それぞれのセルバッファ毎に独立して送信レートの演算
を行うので次のような不都合が生じる。使用率が低いセ
ルバッファを通過するABRコネクションは、送信レー
トがATM交換機内部で書き換えられないが、使用率が
高い別のセルバッファを通過するABRコネクション
は、送信レートがATM交換機内部で書き換えられてし
まうことになる。
【0016】このように、同じATM交換機を通過する
ABRコネクション間であっても、通過するセルバッフ
ァが異なると設定される送信レートが異なってしまい、
いわゆる公平分配(fair share)を保証することができ
なかった。
【0017】一方、セルバッファが単一の共有メモリ型
のATM交換機を使用することにより、同じATM交換
機を通過するABRコネクション間での公平分配を保証
することは可能である。しかし、共有メモリ型のATM
交換機は、セルバッファに使用するメモリのアクセスス
ピードなどの要因から、ATM交換機の交換容量の大容
量化やセルバッファ量の増大が困難であった。
【0018】本発明は、ATM交換機の交換容量の大容
量化や、セルバッファ量の増大を容易にするために複数
のセルバッファで構成されるATM交換機において、同
じATM交換機を通過するABRコネクション間で公平
分配(fair share)を保証する輻輳制御方式を提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明による輻輳制御方
式は、図1のような複数のセルバッファで構成されるA
TM交換機における出力側セルバッファ部30に、入力
側セルバッファ部10と出力側セルバッファ部30の輻
輳情報を演算する回路を設けることを特徴とする。
【0020】すなわち、入力側セルバッファ部毎にセル
バッファ内部の論理キュー長を監視し、論理キュー長情
報をRMセルの空きフィールドまたはIRMセルに書き
込み、後段の出力側セルバッファ部に転送する。出力側
セルバッファ部には、各入力側セルバッファ部から通知
される論理キュー長情報からそれぞれの輻輳状態を演算
し、最も輻輳している入力側セルバッファ部を判定する
装置を備える。また、出力側セルバッファ部には、出力
側セルバッファ部自身の輻輳状態を論理キュー長情報か
ら演算する装置を備える。さらに、各入力側セルバッフ
ァ部の輻輳情報と、出力側セルバッファ部自身の輻輳情
報と、RMセルに含まれる輻輳情報とを比較し、3者の
中で最も輻輳していることを示す輻輳情報でRMセルを
書き換えて出力する装置を備える。
【0021】これにより、「入力側セルバッファ部の輻
輳情報」と「出力側セルバッファ部の輻輳情報」と「R
Mセルに含まれる輻輳情報」の中で、もっとも輻輳して
いる情報をバックワードRMセルに設定することがで
き、異なるATMコネクションで同一のATM交換機を
使用する場合のバッファの公平分配(fair share)を保
証することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(1)構成の説明 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細
に説明する。図1は、ATM交換機の全体構成を示す。
図において、ATM交換機は、入力側セルバッファ部1
0、スイッチ部20および出力側セルバッファ部30で
構成される。
【0023】図2は、入力側セルバッファ部10の構成
例を示す。図において、入力側セルバッファ部10は、
回線から入力されたATMセルをヘッダ情報により、Q
oSクラス毎や出方路毎やVC毎に論理的に分割される
論理キューに振り分けるQoS DEMUX11と、論
理キューを実現するセル一時蓄積装置12と、論理キュ
ーへのセル書き込みおよび読み出しを制御する論理キュ
ー制御装置13と、論理キュー制御装置13とQoS
DEMUX11からの書き込み、読み出し制御情報を基
に各論理キュー長を監視する論理キュー長監視装置14
と、論理キュー監視装置14から送られてきた論理キュ
ー長情報をRMセルの空き領域または空きセルの代わり
に挿入するIRMセルに書き込み、スイッチ部20へ出
力するセル書き換え装置15とにより構成される。
【0024】スイッチ部20は、入力セルバッファ部1
0から入力されるATMセルをスイッチングして出力セ
ルバッファ部30に出力するが、構成図は本発明と直接
関係ないため省略する。
【0025】図3は、出力側セルバッファ部30の構成
例を示す。図において、出力側セルバッファ部30は、
スイッチ部20から入力されたATMセルがRMセルか
IRMセルであった場合に、入力側セルバッファ部の輻
輳情報を読み出して入力側セルバッファ輻輳情報管理装
置36に出力する論理キュー長収集装置35と、論理キ
ュー長収集装置35を介して入力されたATMセルをヘ
ッダ情報により、Qosクラス毎や出方路毎やVC毎に
論理的に分割される論理キューにセルを振り分けるQo
S DEMUX31と、論理キューを実現するセル一時
蓄積装置32と、論理キューへのセル書き込みおよび読
み出しを制御する論理キュー制御装置33と、論理キュ
ー制御装置33とQoS DEMUX31からの書き込
み、読み出し制御情報を基に各論理キュー長を監視する
論理キュー長監視装置34と、論理キュー長収集装置3
5で読み出された輻輳情報を保管しておく入力側セルバ
ッファ輻輳情報管理装置36と、論理キュー長監視装置
34と入力側セルバッファ輻輳情報管理装置36からく
る論理キュー長情報からER値を演算し、その2値とバ
ックワードRMセルのER値を比較して最も小さな値を
RMセル処理装置38に送るER演算装置37と、バッ
クワードRMセルが入力してきた場合、バックワードR
MセルのER値を読み出し、ER演算装置37からくる
ER値をバックワードRMセルに書き込み、回線へ出力
するRMセル処理装置38とにより構成される。
【0026】(2)動作の説明 次に、本発明の動作について説明する。最初に、ABR
サービスクラスの輻輳制御について簡単に説明する。図
4は、ABRコネクションにおけるフィードバック型輻
輳制御の様子を示す。データ送信端末210とデータ受
信端末220間にABRコネクションが設定されると、
ユーザーデータの他に、RMセルが転送される。
【0027】図5は、複数のABRコネクション間での
公平分配の例を示す。ここでは、3台のATM交換機2
00,201,202と、4台のデータ送信端末21
0,211,212,213と、4台のデータ受信端末
220,221,222,223が、それぞれ150M
bpsの伝送帯域を持つ伝送路300〜309で接続さ
れるネットワークを例にして説明する。
【0028】ATM交換機200とATM交換機201
間の伝送路303は、データ送信端末210,211,
212と、データ受信端末220,221,222の3
者のコネクションが設定されているため、伝送路帯域1
50Mbpsを3で割った50Mbpsが各コネクショ
ンに割り当てられる。ATM交換機201とATM交換
機202間の伝送路307は、データ送信端末212,
213と、データ受信端末222,223の2者のコネ
クションが設定されるが、150Mbpsを2で割った
75Mbpsではなく、データ送信端末212とデータ
受信端末222のコネクションの帯域は、ATM交換機
200とATM交換機201間の伝送路303上で50
Mbpsに制限されるので、データ送信端末213とデ
ータ受信端末223のコネクションの帯域には、150
Mbpsから50Mbpsを引いた100Mbpsが割
り当てられることになる。
【0029】次に、入力側セルバッファが分割された場
合に、なぜ公平分配が保証できないかについて、図6を
参照して説明する。ここでは、3台のATM交換機20
0,201,202と、4台のデータ送信端末210,
211,212,213と、4台のデータ受信端末22
0,221,222,223により構成されるATMネ
ットワークを例にして説明する。
【0030】3台のATM交換機200,201,20
2は、それぞれATM交換機内部に入力側セルバッファ
部10と出力側セルバッファ30を備えたいわゆる入出
力バッファ型のATM交換機で、説明を簡単にするため
に2×2のスイッチ部20とする。2×2のスイッチ部
20は、2個の入力ポートと2個の出力ポートを持ち、
それぞれの入力ポートの前段には入力側セルバッファ部
10−1,10−2が配備される。また、それぞれの出
力ポートの後段には、出力側セルバッファ部30−1,
30−2が配備される。
【0031】データ送信端末210とデータ受信端末2
20は、帯域予約されたCBRコネクションを使用して
いるものとする。データ送信端末211とデータ受信端
末221は、帯域予約されたVBRコネクションを使用
しているものとする。データ送信端末212,213と
データ受信端末222,223は、ABRコネクション
を使用しているものとする。
【0032】データ送信端末210,211とデータ受
信端末220,221のコネクションは、ATM交換機
200の入力側セルバッファ部10−1と、スイッチ部
20と、出力側セルバッファ部30−1を介し、さらに
ATM交換機201を介して接続されているものとす
る。データ送信端末212とデータ受信端末222のコ
ネクションは、ATM交換機200の入力側セルバッフ
ァ部10−1と、スイッチ部20と、出力側セルバッフ
ァ部30−2を介し、さらにATM交換機202を介し
て接続されているものとする。データ送信端末213と
データ受信端末223のコネクションは、ATM交換機
200の入力側セルバッファ10−2と、スイッチ部2
0と、出力側セルバッファ部30−2を介し、さらにA
TM交換機202を介して接続されているものとする。
【0033】ここで、入力側セルバッファ部10−1を
使用するABRコネクションであるデータ送信端末21
2から入力されるセルは、帯域予約されているデータ送
信端末210,211から入力されるセルがあるため、
入力側セルバッファ部10−1に蓄積されやすい。この
ため、入力側セルバッファ10−1に蓄積されるセル数
が増加し、論理キュー長が長くなる。その結果、輻輳し
ていると判断され、ABRの輻輳制御により、データ送
信端末212は送信レートを下げることになる。一方、
データ送信端末213から入力側セルバッファ部10−
2に入力されるセルは、帯域予約されているコネクショ
ンがないため入力側セルバッファ部10−2にはセルが
蓄積されることはなく、論理キュー長が短い状態が保た
れ、輻輳は発生していないと判断されるため、データ送
信端末213は送信レートを上げることになる。このよ
うに、個別に輻輳状態を判断する場合には、同じATM
交換機を通過するABRコネクション間で利用できる帯
域に差ができることになり、ABRコネクション間での
公平分配を行うことができない。
【0034】次に、図1で全体の構成、図2で入力側セ
ルバッファ部10の構成、図3で出力側セルバッファ部
30の構成を示したATM交換機の動作について説明す
る。
【0035】回線から入力されるATMセルは、図2に
示す入力側セルバッファ部10に送られる。入力側セル
バッファ部10のQoS DEMUX11は、呼制御プ
ログラムを搭載し、呼の設定と解除を行うプロセッサ装
置からコネクション毎に設定される論理キュー番号管理
テーブルを持ち、該セルのヘッダ情報から論理キュー番
号管理テーブルを参照し、論理キュー番号を論理キュー
制御装置13と論理キュー長監視装置14に出力し、該
セルをセル一時蓄積装置12に出力する。論理キュー制
御装置13は、セル一時蓄積装置12に対し、該セルの
書き込みを指示する。また、論理キュー制御装置13
は、セル一時蓄積装置12に読み出すべきセルが存在す
れば、セル一時蓄積装置12に対して読み出し指示を行
い、同時に論理キュー長監視装置14に読み出したセル
の論理キュー番号を通知する。論理キュー長監視装置1
4は、QoS DEMUX11と論理キュー制御装置1
3から送られてきた論理キュー番号を基に各論理キュー
の論理キュー長を管理し、それらの論理キュー長情報を
セル書き換え装置15に送る。
【0036】セル一時蓄積装置12から読み出されたA
TMセルは、セル書き換え装置15に入力されるが、該
セルがRMセルであった場合、セルに輻輳情報を書き込
みスイッチ部20へと出力する。また、空きセルが入力
されてきた場合、一定時間毎にIRMセルに書き換え、
輻輳情報を書き込みスイッチ部20へと出力する。IR
Mセルを挿入する理由は、その入力側セルバッファ部か
らRMセルがいかない出力側セルバッファ部に入力側セ
ルバッファ部の輻輳情報を送るためであり、IRMセル
の行き先はその入力側セルバッファ部からRMセルがい
かない出力側セルバッファ部である。出力セルバッファ
部30に伝えるためにセルに書き込まなければならない
輻輳情報としては、例えば図7に示すように、入力側セ
ルバッファ部の番号、その論理キュー番号、その論理キ
ュー長、出力側セルバッファ部の番号等が考えられる。
【0037】入力側セルバッファ部10から出力された
ATMセルはスイッチ部20に入りスイッチングされ、
図3に示す出力側セルバッファ部30に出力される。出
力側セルバッファ部30の論理キュー長収集装置35
は、入力されたATMセルがRMセルまたはIRMセル
以外であった場合、そのまま該セルをQoS DEMU
X31に送る。一方、RMセルまたはIRMセルであっ
た場合は、該セルから入力側セルバッファ部10の輻輳
情報を読み出して入力側セルバッファ輻輳情報管理装置
36に出力し、IRMセルは代わりに空きセルを挿入
し、RMセルはQoS DEMUX31に送る。
【0038】QoS DEMUX31は、入力側セルバ
ッファ部10のQoS DEMUX11と同様に、入力
セルのヘッダ情報から論理キュー番号管理テーブルを参
照し、論理キュー番号を論理キュー制御装置33と論理
キュー長監視装置34に出力して、該セルをセル一時蓄
積装置32に出力する。論理キュー制御装置33は、セ
ル一時蓄積装置32に対し、該セルの書き込みを指示す
る。また、論理キュー制御装置33は、セル一時蓄積装
置32に読み出すべきセルが存在すれば、セル一時蓄積
装置32に対して読み出し指示を行い、同時に論理キュ
ー長監視装置34に読み出したセルの論理キュー番号を
通知する。
【0039】論理キュー長監視装置34は、QoS D
EMUX31と論理キュー制御装置33から送られてき
た論理キュー番号を基に各論理キューの論理キュー長を
管理し、それらの論理キュー長情報をER演算装置37
に送る。
【0040】一方、入力側セルバッファ輻輳情報管理装
置36には、論理キュー長収集装置35で読み出された
各入力側セルバッファ部の輻輳情報が入力されるが、各
入力側セルバッファ部番号毎に論理キュー長が管理さ
れ、それらの論理キュー長情報がER演算装置37に送
られる。
【0041】セル一時蓄積装置32から読み出されたA
TMセルは、RMセル処理装置38に送られる。RMセ
ル処理装置38では、ATMセルがバックワードRMセ
ル以外であった場合はそのまま回線に出力するが、バッ
クワードRMセルであった場合は該セルのER領域に書
き込まれているER値を読み出してER演算装置37に
送り、ER演算装置37から送られてくるER値をバッ
クワードRMセルのER領域に書き込み、回線へ出力す
る。
【0042】ER演算装置37は、入力側セルバッファ
輻輳情報管理装置36から送られてくる入力側セルバッ
ファ部論理キュー長情報と、論理キュー長監視装置34
から送られてくる出力側セルバッファ部論理キュー長情
報のそれぞれからER値を演算し、これら2値とRMセ
ル処理装置38から送られてくるER値を併せた3値を
比較して最も小さな値をER値として、バックワードR
Mセルに書き込むためにRMセル処理装置38に送る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の輻輳制御
方式は、複数のセルバッファで構成されるATM交換機
において、入力側セルバッファの輻輳情報と、出力側セ
ルバッファの輻輳情報と、RMセルに含まれる輻輳情報
の中でもっとも輻輳している情報をバックワードRMセ
ルに設定することにより、同じATM交換機を通過する
ABRコネクション間で公平分配(fair share)を保証
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ATM交換機の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 入力側セルバッファ部10の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】 出力側セルバッファ部30の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】 ABRコネクションにおけるフィードバック
型輻輳制御を説明する図である。
【図5】 複数のATM交換機と複数の端末で構成され
るATMネットワークの例を示すブロック図である。
【図6】 複数のABRコネクション間での公平分配が
できない例を説明する図である。
【図7】 論理キュー長情報の設定例を示す図である。
【図8】 ATMフォーラムによって定義されているR
Mセルのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10 入力側セルバッファ部 11 QoS DEMUX 12 セル一時蓄積装置 13 論理キュー制御装置 14 論理キュー長監視装置 15 セル書き換え装置 20 スイッチ部 30 出力側セルバッファ部 31 QoS DEMUX 32 セル一時蓄積装置 33 論理キュー制御装置 34 論理キュー長監視装置 35 論理キュー長収集装置 36 入力側セルバッファ輻輳情報管理装置 37 ER演算装置 38 RMセル処理装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ABRサービスクラスを収容し、ABR
    のサービスクラスの輻輳制御であるレート制御をサポー
    トし、遅延優先制御および廃棄優先制御(QoS)を行
    うために分割された複数の入力側セルバッファ部と出力
    側セルバッファ部を有するATM交換機において、 前記入力側セルバッファ部毎にセルバッファ内部の論理
    キュー長を監視し、論理キュー長情報をRMセルの空き
    フィールドまたはIRMセルに書き込み、後段の前記出
    力側セルバッファ部に転送することを特徴とするATM
    交換機の輻輳制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のATM交換機の輻輳制
    御方式において、 前記出力側セルバッファ部に、前記各入力側セルバッフ
    ァ部から通知される論理キュー長情報からそれぞれの輻
    輳状態を演算し、最も輻輳している入力側セルバッファ
    部を判定する装置を備えたことを特徴とするATM交換
    機の輻輳制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のATM交換機の輻輳制
    御方式において、 前記出力側セルバッファ部に、出力側セルバッファ部自
    身の輻輳状態を論理キュー長情報から演算する装置を備
    えたことを特徴とするATM交換機の輻輳制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のATM交換機の輻輳制
    御方式において、 前記出力側セルバッファ部に、前記各入力側セルバッフ
    ァ部から通知される論理キュー長情報からそれぞれの輻
    輳情報を演算する装置と、 前記出力側セルバッファ部自身の論理キュー長情報から
    輻輳情報を演算する装置と、 前記各入力側セルバッファ部の輻輳情報と、前記出力側
    セルバッファ部自身の輻輳情報と、RMセルに含まれる
    輻輳情報とを比較し、3者の中で最も輻輳していること
    を示す輻輳情報でRMセルを書き換えて出力する装置と
    を備えたことを特徴とするATM交換機の輻輳制御方
    式。
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