JP2000324507A - 偏向ヨークおよびカラー陰極線管受像機 - Google Patents
偏向ヨークおよびカラー陰極線管受像機Info
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- JP2000324507A JP2000324507A JP11129411A JP12941199A JP2000324507A JP 2000324507 A JP2000324507 A JP 2000324507A JP 11129411 A JP11129411 A JP 11129411A JP 12941199 A JP12941199 A JP 12941199A JP 2000324507 A JP2000324507 A JP 2000324507A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 X軸縦ミスコンバージェンス(クロスミスコ
ン,弓形ミスコン)を補正するのに、補正コイルの個数
が多くて回路構成が複雑になっていた。 【解決手段】 偏向ヨークの構成として、並列に接続さ
れた2つの水平偏向コイル1,2と、一方の水平偏向コ
イル1に直列に接続された1個のXCV補正コイル3を
有する第1の補正コイルユニットと、他方の水平偏向コ
イル2に直列に接続された1個のXBV補正コイル4を
有する第2の補正コイルユニットとを備えている。第1
の補正コイルユニットでは、XCV補正コイル3をボビ
ン6の片側に巻回し、そのボビン6内でコア5を軸方向
に移動させることで、XCV補正コイル3のインダクタ
ンスを可変としている。第2の補正コイルユニットで
は、XBV補正コイル4をドラムコア7に巻回し、かつ
ドラムコア7にマグネット8でバイアス磁界を与えてい
る。
ン,弓形ミスコン)を補正するのに、補正コイルの個数
が多くて回路構成が複雑になっていた。 【解決手段】 偏向ヨークの構成として、並列に接続さ
れた2つの水平偏向コイル1,2と、一方の水平偏向コ
イル1に直列に接続された1個のXCV補正コイル3を
有する第1の補正コイルユニットと、他方の水平偏向コ
イル2に直列に接続された1個のXBV補正コイル4を
有する第2の補正コイルユニットとを備えている。第1
の補正コイルユニットでは、XCV補正コイル3をボビ
ン6の片側に巻回し、そのボビン6内でコア5を軸方向
に移動させることで、XCV補正コイル3のインダクタ
ンスを可変としている。第2の補正コイルユニットで
は、XBV補正コイル4をドラムコア7に巻回し、かつ
ドラムコア7にマグネット8でバイアス磁界を与えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビジョ
ン受像機やコンピュータ用ディスプレイ等のカラー陰極
線管受像機に係り、特に、カラー陰極線管に装着される
偏向ヨークで電子ビームを偏向するときのコンバージェ
ンスのずれを補正する技術に関する。
ン受像機やコンピュータ用ディスプレイ等のカラー陰極
線管受像機に係り、特に、カラー陰極線管に装着される
偏向ヨークで電子ビームを偏向するときのコンバージェ
ンスのずれを補正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管受像機においては、電子
銃から出射される3本の電子ビームの進行方向を上下左
右に偏向することにより、画面上にカラー画像を組み立
てている。電子ビームの偏向には、水平偏向コイルと垂
直偏向コイルを有する偏向ヨークが用いられる。この偏
向ヨークは、陰極線管の本体部(ガラス管体)に装着さ
れ、電子銃から出射される3本の電子ビームを、水平偏
向磁界および垂直偏向磁界により上下左右に偏向する。
銃から出射される3本の電子ビームの進行方向を上下左
右に偏向することにより、画面上にカラー画像を組み立
てている。電子ビームの偏向には、水平偏向コイルと垂
直偏向コイルを有する偏向ヨークが用いられる。この偏
向ヨークは、陰極線管の本体部(ガラス管体)に装着さ
れ、電子銃から出射される3本の電子ビームを、水平偏
向磁界および垂直偏向磁界により上下左右に偏向する。
【0003】このようなカラー陰極線管受像機では、R
(赤),G(緑),B(青)の各色に対応する3本の電
子ビームを色選別電極(アパーチャグリル、シャドウマ
スク等)の一点に集中(コンバージェンス)させること
で、画面上に所望のカラー画像を再現している。ただ
し、3本の電子ビームが色選別電極の一点に集中しな
い、いわゆるコンバージェンスのずれ(以下、「ミスコ
ンバージェンス」という)が発生すると、これが画面上
での色ズレや色ムラとなって現れる。
(赤),G(緑),B(青)の各色に対応する3本の電
子ビームを色選別電極(アパーチャグリル、シャドウマ
スク等)の一点に集中(コンバージェンス)させること
で、画面上に所望のカラー画像を再現している。ただ
し、3本の電子ビームが色選別電極の一点に集中しな
い、いわゆるコンバージェンスのずれ(以下、「ミスコ
ンバージェンス」という)が発生すると、これが画面上
での色ズレや色ムラとなって現れる。
【0004】ここに、ミスコンバージェンスの一つの形
態として、例えば緑の蛍光体を光らせる電子ビームをセ
ンタービームとし、赤,青の蛍光体を光らせる各電子ビ
ームをサイドビームとするインライン配列のカラー陰極
線管受像機において、それら3本の電子ビームを水平方
向に偏向させるときに、赤の蛍光体を光らせる電子ビー
ム(以下、「赤ビーム」という)Rと青の蛍光体を光ら
せる電子ビーム(以下、「青ビーム」という)Bが、画
面の水平軸上で垂直方向にずれるミスコンバージェンス
(以下、「X軸縦ミスコンバージェンス」という)があ
る。
態として、例えば緑の蛍光体を光らせる電子ビームをセ
ンタービームとし、赤,青の蛍光体を光らせる各電子ビ
ームをサイドビームとするインライン配列のカラー陰極
線管受像機において、それら3本の電子ビームを水平方
向に偏向させるときに、赤の蛍光体を光らせる電子ビー
ム(以下、「赤ビーム」という)Rと青の蛍光体を光ら
せる電子ビーム(以下、「青ビーム」という)Bが、画
面の水平軸上で垂直方向にずれるミスコンバージェンス
(以下、「X軸縦ミスコンバージェンス」という)があ
る。
【0005】また、X軸縦ミスコンバージェンスには、
図5(a)に示すように赤ビームRと青ビームBが画面
の水平軸上でクロスする状態で非対称にずれるミスコン
バージェンス(以下、「クロスミスコン」という)と、
図5(b)に示すように赤ビームRと青ビームBが画面
の水平軸上で弓形に湾曲する状態で対称にずれるミスコ
ンバージェンス(以下、「弓形ミスコン」という)があ
る。
図5(a)に示すように赤ビームRと青ビームBが画面
の水平軸上でクロスする状態で非対称にずれるミスコン
バージェンス(以下、「クロスミスコン」という)と、
図5(b)に示すように赤ビームRと青ビームBが画面
の水平軸上で弓形に湾曲する状態で対称にずれるミスコ
ンバージェンス(以下、「弓形ミスコン」という)があ
る。
【0006】そして、これらクロスミスコン(以下、
「XCV」ともいう)と弓形ミスコン(以下、「XB
V」ともいう)を補正する手段を備えた偏向ヨークの構
成として、図6(a)に示すように、並列に接続された
2つの水平偏向コイル31,32に対して、一対のXC
V補正コイル33,34と一対のXBV補正コイル3
5,36とを各々直列に接続したものが知られている。
「XCV」ともいう)と弓形ミスコン(以下、「XB
V」ともいう)を補正する手段を備えた偏向ヨークの構
成として、図6(a)に示すように、並列に接続された
2つの水平偏向コイル31,32に対して、一対のXC
V補正コイル33,34と一対のXBV補正コイル3
5,36とを各々直列に接続したものが知られている。
【0007】さらに詳述すると、一対のXCV補正コイ
ル33,34は、図6(b)に示すようにネジ型のコア
37が挿入されたボビン38の両側にそれぞれ巻回され
ている。そして、ボビン38の内部でコア37を軸方向
に移動させることにより、XCV補正コイル33,34
のインダクタンスを可変できるようになっている。一
方、一対のXBV補正コイル35,36は、図6(c)
に示すように直列に配置された一対のドラムコア39,
40にそれぞれ巻回されている。また、一対のドラムコ
ア39,40間にはマグネット41が配置され、このマ
グネット41によって各ドラムコア39,40にバイア
ス磁界が与えられている。
ル33,34は、図6(b)に示すようにネジ型のコア
37が挿入されたボビン38の両側にそれぞれ巻回され
ている。そして、ボビン38の内部でコア37を軸方向
に移動させることにより、XCV補正コイル33,34
のインダクタンスを可変できるようになっている。一
方、一対のXBV補正コイル35,36は、図6(c)
に示すように直列に配置された一対のドラムコア39,
40にそれぞれ巻回されている。また、一対のドラムコ
ア39,40間にはマグネット41が配置され、このマ
グネット41によって各ドラムコア39,40にバイア
ス磁界が与えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の偏向ヨークにおいては、2つの水平偏向コイル31,
32に対して、それぞれ補正コイルを2個ずつ接続し、
これによって合計4個の補正コイル(33,34,3
5,36)を用いて、X軸縦ミスコンバージェンス(ク
ロスミスコン,弓形ミスコン)を補正しているものの、
全体としてはコイル数が多くて回路構成が複雑になり、
サイズ的にも大きくなってコスト面で不利なものとなっ
ていた。
の偏向ヨークにおいては、2つの水平偏向コイル31,
32に対して、それぞれ補正コイルを2個ずつ接続し、
これによって合計4個の補正コイル(33,34,3
5,36)を用いて、X軸縦ミスコンバージェンス(ク
ロスミスコン,弓形ミスコン)を補正しているものの、
全体としてはコイル数が多くて回路構成が複雑になり、
サイズ的にも大きくなってコスト面で不利なものとなっ
ていた。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、X軸縦ミスコン
バージェンス(クロスミスコン,弓形ミスコン)を補正
する手段を備えた偏向ヨークおよびこれを用いたカラー
陰極線管受像機において、補正コイルの個数を削減する
ことにある。
れたもので、その目的とするところは、X軸縦ミスコン
バージェンス(クロスミスコン,弓形ミスコン)を補正
する手段を備えた偏向ヨークおよびこれを用いたカラー
陰極線管受像機において、補正コイルの個数を削減する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る偏向ヨーク
においては、並列に接続された2つの水平偏向コイル
と、これら2つの水平偏向コイルのうちの一方に直列に
接続された1個の第1補正コイルと、この第1補正コイ
ルのインダクタンスを可変する手段とを有する第1の補
正コイルユニットと、2つの水平偏向コイルのうちの他
方に直列に接続された1個の第2補正コイルと、この第
2補正コイルを巻回したコアと、このコアにバイアス磁
界を与える手段とを有する第2の補正コイルユニットと
を備えた構成を採用している。
においては、並列に接続された2つの水平偏向コイル
と、これら2つの水平偏向コイルのうちの一方に直列に
接続された1個の第1補正コイルと、この第1補正コイ
ルのインダクタンスを可変する手段とを有する第1の補
正コイルユニットと、2つの水平偏向コイルのうちの他
方に直列に接続された1個の第2補正コイルと、この第
2補正コイルを巻回したコアと、このコアにバイアス磁
界を与える手段とを有する第2の補正コイルユニットと
を備えた構成を採用している。
【0011】上記構成の偏向ヨークにおいては、一方の
水平偏向コイルに直列に接続された1個の第1補正コイ
ルを有する第1の補正コイルユニットによりクロスミス
コンが補正されるとともに、他方の水平偏向コイルに直
列に接続された1個の第2補正コイルを有する第2の補
正コイルユニットにより弓形ミスコンが補正される。こ
れにより、合計2個の補正コイルを用いて、X軸縦ミス
コンバージェンス(クロスミスコン,弓形ミスコン)を
補正できることになる。
水平偏向コイルに直列に接続された1個の第1補正コイ
ルを有する第1の補正コイルユニットによりクロスミス
コンが補正されるとともに、他方の水平偏向コイルに直
列に接続された1個の第2補正コイルを有する第2の補
正コイルユニットにより弓形ミスコンが補正される。こ
れにより、合計2個の補正コイルを用いて、X軸縦ミス
コンバージェンス(クロスミスコン,弓形ミスコン)を
補正できることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係るカラー陰極線管の全体
像を示す概略斜視図である。図1において、カラー陰極
線管10の本体部(ガラス管体)は、パネル部11、フ
ァンネル部12およびネック部13により構成されてい
る。パネル部11の内面には、赤,青,緑の各色蛍光体
をパターン配列した蛍光面(不図示)が形成されてい
る。一方、ネック部13には、電子ビームの出射源とな
る電子銃14が内装されている。また、ネック部13か
らファンネル部12に至る部分(コーン部)には偏向ヨ
ーク15が装着されている。このカラー陰極線管10
は、パネル内面の蛍光面にカラー画像を再現(表示)す
るのに必要な各種の付属部品とともに図示せぬ筐体に組
み込まれ、これによってカラーテレビジョン受像機やコ
ンピュータ用ディスプレイ等のカラー陰極線管受像機が
構成される。
像を示す概略斜視図である。図1において、カラー陰極
線管10の本体部(ガラス管体)は、パネル部11、フ
ァンネル部12およびネック部13により構成されてい
る。パネル部11の内面には、赤,青,緑の各色蛍光体
をパターン配列した蛍光面(不図示)が形成されてい
る。一方、ネック部13には、電子ビームの出射源とな
る電子銃14が内装されている。また、ネック部13か
らファンネル部12に至る部分(コーン部)には偏向ヨ
ーク15が装着されている。このカラー陰極線管10
は、パネル内面の蛍光面にカラー画像を再現(表示)す
るのに必要な各種の付属部品とともに図示せぬ筐体に組
み込まれ、これによってカラーテレビジョン受像機やコ
ンピュータ用ディスプレイ等のカラー陰極線管受像機が
構成される。
【0014】図2は本発明の実施形態に係る偏向ヨーク
として、特に、X軸縦ミスコンバージェンス(クロスミ
スコン,弓形ミスコン)を補正する機能部分の構成を説
明する図である。
として、特に、X軸縦ミスコンバージェンス(クロスミ
スコン,弓形ミスコン)を補正する機能部分の構成を説
明する図である。
【0015】先ず、図2(a)においては、2つの水平
偏向コイル1,2が並列に接続されている。これら2つ
の水平偏向コイル1,2は、カラー陰極線管の管軸に垂
直な偏向ヨークの上下に、それぞれ鞍型(サドル型)に
巻回されて配置されている。ここでは、一方の水平偏向
コイル1が偏向ヨークの上側、他方の水平偏向コイル2
が偏向ヨークの下側に配置されているものとする。
偏向コイル1,2が並列に接続されている。これら2つ
の水平偏向コイル1,2は、カラー陰極線管の管軸に垂
直な偏向ヨークの上下に、それぞれ鞍型(サドル型)に
巻回されて配置されている。ここでは、一方の水平偏向
コイル1が偏向ヨークの上側、他方の水平偏向コイル2
が偏向ヨークの下側に配置されているものとする。
【0016】上記2つの水平偏向コイル1,2のうち、
一方の水平偏向コイル1には1個のXCV補正コイル
(第1補正コイル)3が直列に接続され、他方の水平偏
向コイル2には1個のXBV補正コイル(第2補正コイ
ル)4が直列に接続されている。これにより、図示せぬ
水平偏向回路から供給される水平偏向電流(のこぎり波
電流)は、各々の水平偏向コイル1,2とこれに直列接
続された補正コイル3,4に流れることになる。
一方の水平偏向コイル1には1個のXCV補正コイル
(第1補正コイル)3が直列に接続され、他方の水平偏
向コイル2には1個のXBV補正コイル(第2補正コイ
ル)4が直列に接続されている。これにより、図示せぬ
水平偏向回路から供給される水平偏向電流(のこぎり波
電流)は、各々の水平偏向コイル1,2とこれに直列接
続された補正コイル3,4に流れることになる。
【0017】XCV補正コイル3は、図2(b)に示す
ようにネジ型のコア5が挿入されたボビン6の片側に巻
回されている。このボビン6内では、コア5が軸方向
(図の矢印方向)に移動調整可能に支持されている。ま
た、ボビン6の軸方向の中間部には回転つまみ6aが設
けられている。回転つまみ6aの内周部はコア5の外周
部(ネジ山)に係合しており、回転つまみ6aを廻すこ
とでコア5が軸方向に移動するようになっている。そし
て、ボビン6でのXCV補正コイル3の巻線位置に対
し、回転つまみ6aを廻してコア5の位置を調整するこ
とにより、XCV補正コイル3のインダクタンスを可変
できるようになっている。以上のXCV補正コイル3、
コア5およびボビン6を用いて、本発明における第1の
補正コイルユニットが構成されている。
ようにネジ型のコア5が挿入されたボビン6の片側に巻
回されている。このボビン6内では、コア5が軸方向
(図の矢印方向)に移動調整可能に支持されている。ま
た、ボビン6の軸方向の中間部には回転つまみ6aが設
けられている。回転つまみ6aの内周部はコア5の外周
部(ネジ山)に係合しており、回転つまみ6aを廻すこ
とでコア5が軸方向に移動するようになっている。そし
て、ボビン6でのXCV補正コイル3の巻線位置に対
し、回転つまみ6aを廻してコア5の位置を調整するこ
とにより、XCV補正コイル3のインダクタンスを可変
できるようになっている。以上のXCV補正コイル3、
コア5およびボビン6を用いて、本発明における第1の
補正コイルユニットが構成されている。
【0018】一方、XBV補正コイル4は、図2(c)
に示すように両端につば部7a,7bを有するドラムコ
ア7に巻回されている。このドラムコア7の近傍にはマ
グネット8が配置されている。このマグネット8は、一
方端のS極をドラムコア7の一方のつば部7aに近接
(又は当接)し、他方端のN極をドラムコア7の他方の
つば部7bに近接(又は当接)した状態で配置されてい
る。これにより、ドラムコア7には、つば部7bからつ
ば部7aに向かう方向でバイアス磁界が与えられてい
る。また、マグネット8は図の矢印方向に回転可能に支
持され、これによってドラムコア7に与えるバイアス磁
界の向き(磁極の位置)を可変できる構造になってい
る。以上のXBV補正コイル4、ドラムコア7およびマ
グネット8を用いて、本発明における第2の補正コイル
ユニットが構成されている。
に示すように両端につば部7a,7bを有するドラムコ
ア7に巻回されている。このドラムコア7の近傍にはマ
グネット8が配置されている。このマグネット8は、一
方端のS極をドラムコア7の一方のつば部7aに近接
(又は当接)し、他方端のN極をドラムコア7の他方の
つば部7bに近接(又は当接)した状態で配置されてい
る。これにより、ドラムコア7には、つば部7bからつ
ば部7aに向かう方向でバイアス磁界が与えられてい
る。また、マグネット8は図の矢印方向に回転可能に支
持され、これによってドラムコア7に与えるバイアス磁
界の向き(磁極の位置)を可変できる構造になってい
る。以上のXBV補正コイル4、ドラムコア7およびマ
グネット8を用いて、本発明における第2の補正コイル
ユニットが構成されている。
【0019】ここで、上記構成の偏向ヨークを用いたX
軸縦ミスコンバージェンス(クロスミスコン,弓形ミス
コン)の補正原理について説明する。
軸縦ミスコンバージェンス(クロスミスコン,弓形ミス
コン)の補正原理について説明する。
【0020】先ず、クロスミスコンを補正するにあたっ
ては、上記第1の補正コイルユニットが用いられる。こ
の第1の補正コイルユニットでは、前述のようにXCV
補正コイル3がボビン6に巻回され、かつそのボビン6
内にコア5が移動調整可能に挿入されている。そして、
ボビン6の回転つまみ6aを廻してコア5を軸方向に移
動させることで、XCV補正コイル3のインダクタンス
が変化する。このとき、XBV偏向コイル4を固定のイ
ンダクタンスとみなせば、偏向ヨーク上側の水平偏向コ
イル1に流れる水平偏向電流は、XCV補正コイル3の
インダクタンスに応じて変化することになる。
ては、上記第1の補正コイルユニットが用いられる。こ
の第1の補正コイルユニットでは、前述のようにXCV
補正コイル3がボビン6に巻回され、かつそのボビン6
内にコア5が移動調整可能に挿入されている。そして、
ボビン6の回転つまみ6aを廻してコア5を軸方向に移
動させることで、XCV補正コイル3のインダクタンス
が変化する。このとき、XBV偏向コイル4を固定のイ
ンダクタンスとみなせば、偏向ヨーク上側の水平偏向コ
イル1に流れる水平偏向電流は、XCV補正コイル3の
インダクタンスに応じて変化することになる。
【0021】このことから、XBV偏向コイル4のイン
ダクタンスを基準にXCV補正コイル3のインダクタン
スを大小変化させることにより、上下の水平偏向コイル
1,2による偏向磁界のバランス(強弱関係)を変える
ことができる。すなわち、XCV補正コイル3のインダ
クタンスをXBV偏向コイル4のそれよりも大きくすれ
ば、下側の水平偏向コイル2により多くの水平偏向電流
が流れるため、その分だけ下側の偏向磁界を強めること
ができる。逆に、XCV補正コイル3のインダクタンス
をXBV偏向コイル4のそれよりも小さくすれば、上側
の水平偏向コイル1により多くの水平偏向電流が流れる
ため、その分だけ上側の偏向磁界を強めることができ
る。
ダクタンスを基準にXCV補正コイル3のインダクタン
スを大小変化させることにより、上下の水平偏向コイル
1,2による偏向磁界のバランス(強弱関係)を変える
ことができる。すなわち、XCV補正コイル3のインダ
クタンスをXBV偏向コイル4のそれよりも大きくすれ
ば、下側の水平偏向コイル2により多くの水平偏向電流
が流れるため、その分だけ下側の偏向磁界を強めること
ができる。逆に、XCV補正コイル3のインダクタンス
をXBV偏向コイル4のそれよりも小さくすれば、上側
の水平偏向コイル1により多くの水平偏向電流が流れる
ため、その分だけ上側の偏向磁界を強めることができ
る。
【0022】これにより、電子ビームが画面の左側を走
査するときは、上側の水平偏向コイル1による偏向磁界
が下側の水平偏向コイル2のそれよりも弱くなるように
XCV補正コイル3のインダクタンス(コア5の位置)
を調整することにより、図3(a)に示すように上下の
水平偏向コイル1,2による偏向磁界φの中心位置が、
偏向ヨークの水平中心軸(x軸)よりも上側に偏位した
かたちとなる。これにより、偏向ヨークの水平中心軸
(x軸)上で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾きによっ
てx軸上に互いに接近する方向の磁界成分H1 ,H2 が
生じる。すると、この磁界成分H1 ,H2 により、赤ビ
ームRを下側に、青ビームBを上側に動かす力が発生す
る。
査するときは、上側の水平偏向コイル1による偏向磁界
が下側の水平偏向コイル2のそれよりも弱くなるように
XCV補正コイル3のインダクタンス(コア5の位置)
を調整することにより、図3(a)に示すように上下の
水平偏向コイル1,2による偏向磁界φの中心位置が、
偏向ヨークの水平中心軸(x軸)よりも上側に偏位した
かたちとなる。これにより、偏向ヨークの水平中心軸
(x軸)上で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾きによっ
てx軸上に互いに接近する方向の磁界成分H1 ,H2 が
生じる。すると、この磁界成分H1 ,H2 により、赤ビ
ームRを下側に、青ビームBを上側に動かす力が発生す
る。
【0023】一方、電子ビームが画面の左側を走査する
ときは、水平偏向コイル1,2に流れる水平偏向電流の
向きが逆向きになるため、これにしたがって偏向磁界の
向きも逆向きになる。すなわち、画面の右側を走査する
ときは先の図3(a)に示すように偏向磁界φの向きが
上向きとなるが、画面の左側を走査するときは図3
(b)に示すように偏向磁界φの向きが下向きとなる。
ただし、上下の水平偏向コイル1,2による偏向磁界の
バランスは、XCV補正コイル3のインダクタンスと共
にそのまま維持されるため、上記同様に上下の水平偏向
コイル1,2による偏向磁界φの中心位置は、偏向ヨー
クの水平中心軸(x軸)よりも上側に偏位したかたちと
なる。これにより、偏向ヨークの水平中心軸(x軸)上
で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾きによってx軸上に
互いに離間する方向の磁界成分H3 ,H4 が生じる。す
ると、この磁界成分H3 ,H4 により、赤ビームRを上
側に、青ビームBを下側に動かす力が発生する。
ときは、水平偏向コイル1,2に流れる水平偏向電流の
向きが逆向きになるため、これにしたがって偏向磁界の
向きも逆向きになる。すなわち、画面の右側を走査する
ときは先の図3(a)に示すように偏向磁界φの向きが
上向きとなるが、画面の左側を走査するときは図3
(b)に示すように偏向磁界φの向きが下向きとなる。
ただし、上下の水平偏向コイル1,2による偏向磁界の
バランスは、XCV補正コイル3のインダクタンスと共
にそのまま維持されるため、上記同様に上下の水平偏向
コイル1,2による偏向磁界φの中心位置は、偏向ヨー
クの水平中心軸(x軸)よりも上側に偏位したかたちと
なる。これにより、偏向ヨークの水平中心軸(x軸)上
で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾きによってx軸上に
互いに離間する方向の磁界成分H3 ,H4 が生じる。す
ると、この磁界成分H3 ,H4 により、赤ビームRを上
側に、青ビームBを下側に動かす力が発生する。
【0024】このように画面の左側を走査するときは赤
ビームRを下側、青ビームBを上側に動かす力が発生す
る一方、画面の右側を走査するときは赤ビームRを上
側、青ビームBを下側に動かす力が発生し、かつそれぞ
れの力の大きさが水平偏向電流(偏向角)の大きさに応
じて変化することにより、先の図5(a)に示したクロ
スミスコンを補正することが可能となる。ちなみに、ク
ロスミスコンの発生形態としては、図5(a)における
赤ビームRと青ビームBの上下関係が逆になることもあ
るが、その場合は上側の水平偏向コイル1による磁界が
下側の水平偏向コイル2による磁界よりも強くなるよう
にXCV補正コイル3のインダクタンスを調整すること
により、上記同様の原理でクロスミスコンを補正するこ
とができる。
ビームRを下側、青ビームBを上側に動かす力が発生す
る一方、画面の右側を走査するときは赤ビームRを上
側、青ビームBを下側に動かす力が発生し、かつそれぞ
れの力の大きさが水平偏向電流(偏向角)の大きさに応
じて変化することにより、先の図5(a)に示したクロ
スミスコンを補正することが可能となる。ちなみに、ク
ロスミスコンの発生形態としては、図5(a)における
赤ビームRと青ビームBの上下関係が逆になることもあ
るが、その場合は上側の水平偏向コイル1による磁界が
下側の水平偏向コイル2による磁界よりも強くなるよう
にXCV補正コイル3のインダクタンスを調整すること
により、上記同様の原理でクロスミスコンを補正するこ
とができる。
【0025】これに対して、弓形ミスコンを補正するに
あたっては、上記第2の補正コイルユニットが用いられ
る。この第2の補正コイルユニットでは、前述のように
XBV補正コイル4がマグネット8でバイアスされたド
ラムコア7に巻回されていることから、XBV補正コイ
ル4のインダクタンスは、これに流れる電流(大きさ,
方向等)によって変化する。このとき、XCV偏向コイ
ル3を固定のインダクタンスとみなせば、偏向ヨーク下
側の水平偏向コイル2に流れる水平偏向電流は、XBV
補正コイル4のインダクタンスに応じて変化することに
なる。
あたっては、上記第2の補正コイルユニットが用いられ
る。この第2の補正コイルユニットでは、前述のように
XBV補正コイル4がマグネット8でバイアスされたド
ラムコア7に巻回されていることから、XBV補正コイ
ル4のインダクタンスは、これに流れる電流(大きさ,
方向等)によって変化する。このとき、XCV偏向コイ
ル3を固定のインダクタンスとみなせば、偏向ヨーク下
側の水平偏向コイル2に流れる水平偏向電流は、XBV
補正コイル4のインダクタンスに応じて変化することに
なる。
【0026】ここで、XBV補正コイル4に電流が流れ
ると、該電流の向きに応じてドラムコア7に磁界が発生
する。このとき発生する磁界の方向がマグネット8によ
るバイアス磁界の方向と同一方向であれば、それらの加
算作用によってドラムコア7の磁界が強められ、逆方向
であれば、それらの減算作用によってドラムコア7の磁
界が弱められる。また、ドラムコア7の磁界が強められ
ると、XBV補正コイル4のインダクタンスの減少によ
り、偏向ヨーク下側の水平偏向コイル2に電流が流れや
すくなるため、その分だけ水平偏向コイル2による偏向
磁界が強められることになる。
ると、該電流の向きに応じてドラムコア7に磁界が発生
する。このとき発生する磁界の方向がマグネット8によ
るバイアス磁界の方向と同一方向であれば、それらの加
算作用によってドラムコア7の磁界が強められ、逆方向
であれば、それらの減算作用によってドラムコア7の磁
界が弱められる。また、ドラムコア7の磁界が強められ
ると、XBV補正コイル4のインダクタンスの減少によ
り、偏向ヨーク下側の水平偏向コイル2に電流が流れや
すくなるため、その分だけ水平偏向コイル2による偏向
磁界が強められることになる。
【0027】これにより、電子ビームが画面の右側を走
査するときは、XBV補正コイル4に水平偏向電流が流
れたときに生じる磁界の方向とマグネット8によるバイ
アス磁界の方向とが同一方向となるように、マグネット
8の向き(ドラムコア7に対するバイアス磁界の印加方
向)を設定しておくことで、下側の水平偏向コイル2に
よる偏向磁界が上側の水平偏向コイル1による偏向磁界
よりも強くなる。そうすると、図4(a)に示すよう
に、上下の水平偏向コイル1,2による偏向磁界φの中
心位置が、偏向ヨークの水平中心軸(x軸)よりも上側
に偏位したかたちとなる。これにより、偏向ヨークの水
平中心軸(x軸)上で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾
きによってx軸上に互いに接近する方向の磁界成分H5
,H6 が生じる。すると、この磁界成分H5 ,H6 に
より、赤ビームRを下側に、青ビームBを上側に動かす
力が発生する。
査するときは、XBV補正コイル4に水平偏向電流が流
れたときに生じる磁界の方向とマグネット8によるバイ
アス磁界の方向とが同一方向となるように、マグネット
8の向き(ドラムコア7に対するバイアス磁界の印加方
向)を設定しておくことで、下側の水平偏向コイル2に
よる偏向磁界が上側の水平偏向コイル1による偏向磁界
よりも強くなる。そうすると、図4(a)に示すよう
に、上下の水平偏向コイル1,2による偏向磁界φの中
心位置が、偏向ヨークの水平中心軸(x軸)よりも上側
に偏位したかたちとなる。これにより、偏向ヨークの水
平中心軸(x軸)上で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾
きによってx軸上に互いに接近する方向の磁界成分H5
,H6 が生じる。すると、この磁界成分H5 ,H6 に
より、赤ビームRを下側に、青ビームBを上側に動かす
力が発生する。
【0028】一方、電子ビームが画面の左側を走査する
ときは、XBV補正コイル4に流れる水平偏向電流の向
きが逆向きとなるため、この電流の流れによってドラム
コア7に生じる磁界の方向はバイアス磁界の方向と逆方
向になる。これにより、下側の水平偏向コイル2による
偏向磁界が上側の水平偏向コイル1による偏向磁界より
も弱くなるため、図4(b)に示すように上下の水平偏
向コイル1,2による偏向磁界φの中心位置は、偏向ヨ
ークの水平中心軸(x軸)よりも下側に偏位したかたち
となる。これにより、偏向ヨークの水平中心軸(x軸)
上で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾きによってx軸上
に互いに接近する方向の磁界成分H7 ,H8 が生じる。
すると、この磁界成分H7 ,H8 により、赤ビームRを
下側に、青ビームBを上側に動かす力が発生する。
ときは、XBV補正コイル4に流れる水平偏向電流の向
きが逆向きとなるため、この電流の流れによってドラム
コア7に生じる磁界の方向はバイアス磁界の方向と逆方
向になる。これにより、下側の水平偏向コイル2による
偏向磁界が上側の水平偏向コイル1による偏向磁界より
も弱くなるため、図4(b)に示すように上下の水平偏
向コイル1,2による偏向磁界φの中心位置は、偏向ヨ
ークの水平中心軸(x軸)よりも下側に偏位したかたち
となる。これにより、偏向ヨークの水平中心軸(x軸)
上で偏向磁界φに傾きが生じ、この傾きによってx軸上
に互いに接近する方向の磁界成分H7 ,H8 が生じる。
すると、この磁界成分H7 ,H8 により、赤ビームRを
下側に、青ビームBを上側に動かす力が発生する。
【0029】このように画面の左側と右側のいずれを走
査するときにも、赤ビームRを下側、青ビームBを上側
に動かす力が発生し、かつその力の大きさが水平偏向電
流(偏向角)の大きさに応じて変化することにより、先
の図5(b)に示した弓形ミスコンを補正することが可
能となる。ちなみに、弓形ミスコンの発生形態として
は、図5(b)における赤ビームRと青ビームBの上下
関係が逆になることもあるが、その場合はマグネット8
によるバイアス磁界の印加方向(磁極)を逆向きに設定
することにより、上記同様の原理で弓形ミスコンを補正
することができる。
査するときにも、赤ビームRを下側、青ビームBを上側
に動かす力が発生し、かつその力の大きさが水平偏向電
流(偏向角)の大きさに応じて変化することにより、先
の図5(b)に示した弓形ミスコンを補正することが可
能となる。ちなみに、弓形ミスコンの発生形態として
は、図5(b)における赤ビームRと青ビームBの上下
関係が逆になることもあるが、その場合はマグネット8
によるバイアス磁界の印加方向(磁極)を逆向きに設定
することにより、上記同様の原理で弓形ミスコンを補正
することができる。
【0030】このように本実施形態に係る偏向ヨークに
よれば、並列に接続された2つの水平偏向コイル1,2
のうち、上側の水平偏向コイル1に1個のXCV補正コ
イル3を直列に接続した第1の補正コイルユニットと、
下側の水平偏向コイル2に1個のXBV補正コイル4を
直列に接続した第2の補正コイルユニットにより、クロ
スミスコンと弓形ミスコンの両方を補正することができ
る。これにより、X軸縦ミスコンバージェンス(クロス
ミスコン,弓形ミスコン)を補正する手段を備えた偏向
ヨークおよびこれを用いたカラー陰極線管受像機におい
て、補正コイルの個数を従来の半分に減らすことができ
る。
よれば、並列に接続された2つの水平偏向コイル1,2
のうち、上側の水平偏向コイル1に1個のXCV補正コ
イル3を直列に接続した第1の補正コイルユニットと、
下側の水平偏向コイル2に1個のXBV補正コイル4を
直列に接続した第2の補正コイルユニットにより、クロ
スミスコンと弓形ミスコンの両方を補正することができ
る。これにより、X軸縦ミスコンバージェンス(クロス
ミスコン,弓形ミスコン)を補正する手段を備えた偏向
ヨークおよびこれを用いたカラー陰極線管受像機におい
て、補正コイルの個数を従来の半分に減らすことができ
る。
【0031】また、従来においては一対のドラムコアと
その間のマグネットによる磁路がオープン状態に形成さ
れ、マグネットによるバイアス磁界が周辺に漏れやすい
構造になっていたが、本実施形態に係る偏向ヨークでは
ドラムコア7とマグネット8による磁路がクローズ状態
(閉磁路)に形成され、マグネット8によるバイアス磁
界が周辺に漏れにくい構造になっている。これにより、
漏れ磁界による電子ビームのランディング特性への影響
を低減し、ミスランディングや画歪みの発生を有効に防
止することができる。
その間のマグネットによる磁路がオープン状態に形成さ
れ、マグネットによるバイアス磁界が周辺に漏れやすい
構造になっていたが、本実施形態に係る偏向ヨークでは
ドラムコア7とマグネット8による磁路がクローズ状態
(閉磁路)に形成され、マグネット8によるバイアス磁
界が周辺に漏れにくい構造になっている。これにより、
漏れ磁界による電子ビームのランディング特性への影響
を低減し、ミスランディングや画歪みの発生を有効に防
止することができる。
【0032】なお、上記実施形態においては、並列に接
続された上下2つの水平偏向コイル1,2のうち、上側
の水平偏向コイル1にXCV補正コイル3を接続し、下
側の水平偏向コイル2にXBV補正コイル4を接続した
ものを例示したが、これと反対に、上側の水平偏向コイ
ル1にXBV補正コイル4を接続し、下側の水平偏向コ
イル2にXCV補正コイル3を接続したものであっても
良い。
続された上下2つの水平偏向コイル1,2のうち、上側
の水平偏向コイル1にXCV補正コイル3を接続し、下
側の水平偏向コイル2にXBV補正コイル4を接続した
ものを例示したが、これと反対に、上側の水平偏向コイ
ル1にXBV補正コイル4を接続し、下側の水平偏向コ
イル2にXCV補正コイル3を接続したものであっても
良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
軸縦ミスコンバージェンス(クロスミスコン,弓形ミス
コン)を補正する手段を備えた偏向ヨークおよびこれを
用いたカラー陰極線管受像機において、一方の水平偏向
コイルに直列に接続された1個の第1補正コイルを有す
る第1の補正コイルユニットと、他方の水平偏向コイル
に直列に接続された1個の第2補正コイルを有する第2
の補正コイルユニットにより、クロスミスコンと弓形ミ
スコンの両方を補正できることから、補正コイルの個数
を従来の半分に減らすことができる。これにより、回路
構成の簡素化、部品点数の削減、サイズの小型化、コス
ト削減等を実現することが可能となる。
軸縦ミスコンバージェンス(クロスミスコン,弓形ミス
コン)を補正する手段を備えた偏向ヨークおよびこれを
用いたカラー陰極線管受像機において、一方の水平偏向
コイルに直列に接続された1個の第1補正コイルを有す
る第1の補正コイルユニットと、他方の水平偏向コイル
に直列に接続された1個の第2補正コイルを有する第2
の補正コイルユニットにより、クロスミスコンと弓形ミ
スコンの両方を補正できることから、補正コイルの個数
を従来の半分に減らすことができる。これにより、回路
構成の簡素化、部品点数の削減、サイズの小型化、コス
ト削減等を実現することが可能となる。
【図1】本発明に係るカラー陰極線管の全体像を示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る偏向ヨークの構成を説
明する図である。
明する図である。
【図3】クロスミスコンの補正原理を説明するための図
である。
である。
【図4】弓形ミスコンの補正原理を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】X軸縦ミスコンバージェンス(クロスミスコ
ン,弓形ミスコン)を説明するための図である。
ン,弓形ミスコン)を説明するための図である。
【図6】従来の偏向ヨークの構成を説明する図である。
1,2…水平偏向コイル、3…XCV補正コイル、4…
XBV補正コイル、5…コア、6…ボビン、6a…回転
つまみ、7…ドラムコア、8…マグネット
XBV補正コイル、5…コア、6…ボビン、6a…回転
つまみ、7…ドラムコア、8…マグネット
Claims (2)
- 【請求項1】 並列に接続された2つの水平偏向コイル
と、 前記2つの水平偏向コイルのうちの一方に直列に接続さ
れた1個の第1補正コイルと、この第1補正コイルのイ
ンダクタンスを可変する手段とを有する第1の補正コイ
ルユニットと、 前記2つの水平偏向コイルのうちの他方に直列に接続さ
れた1個の第2補正コイルと、この第2補正コイルを巻
回したコアと、このコアにバイアス磁界を与える手段と
を有する第2の補正コイルユニットとを備えることを特
徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項2】 並列に接続された2つの水平偏向コイル
と、 前記2つの水平偏向コイルのうちの一方に直列に接続さ
れた1個の第1補正コイルと、この第1補正コイルのイ
ンダクタンスを可変する手段とを有する第1の補正コイ
ルユニットと、 前記2つの水平偏向コイルのうちの他方に直列に接続さ
れた1個の第2補正コイルと、この第2補正コイルを巻
回したコアと、このコアにバイアス磁界を与える手段と
を有する第2の補正コイルユニットとを備える偏向ヨー
クを用いたことを特徴とするカラー陰極線管受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11129411A JP2000324507A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 偏向ヨークおよびカラー陰極線管受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11129411A JP2000324507A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 偏向ヨークおよびカラー陰極線管受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000324507A true JP2000324507A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15008885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11129411A Pending JP2000324507A (ja) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 偏向ヨークおよびカラー陰極線管受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000324507A (ja) |
-
1999
- 1999-05-11 JP JP11129411A patent/JP2000324507A/ja active Pending
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