JP2000324644A - 電力ケーブルの接続部 - Google Patents

電力ケーブルの接続部

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JP2000324644A
JP2000324644A JP11130547A JP13054799A JP2000324644A JP 2000324644 A JP2000324644 A JP 2000324644A JP 11130547 A JP11130547 A JP 11130547A JP 13054799 A JP13054799 A JP 13054799A JP 2000324644 A JP2000324644 A JP 2000324644A
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Japan
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rubber
cable
insulator
connection portion
power cable
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JP11130547A
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English (en)
Inventor
Akitoshi Watanabe
明年 渡辺
Seiichi Okuyama
清一 奥山
Katsuya Yamagami
勝哉 山上
Takao Matsuda
隆夫 松田
Katsuhiko Takahashi
克彦 高橋
Yasukazu Mitsuyama
安一 光山
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電力ケーブル接続において、導体接続
部上に外径がケーブル絶縁体の外径に等しい金属スペー
サを装着していた。この金属スペーサにツメを設け、ケ
ーブル絶縁体上に形成した溝に嵌合させることで、ケー
ブル絶縁体のシュリンクバックを防止していたが、強制
的にシュリンクバックの発生を抑止するためケーブル絶
縁体に長期間に亘りひずみ応力が発生する。また、ケー
ブル絶縁体と金属スペーサの熱膨張は異なるため、負荷
サイクルによる温度変化に対する挙動に問題が残る。 【解決手段】 導体接続部とプレモールドゴム絶縁筒間
に半導電性ゴムアダプタを装着する。このゴムアダプタ
の体積は、導体接続部上のスペース体積より大きいもの
とする。また、前記金属スペーサに替えて、ケーブル絶
縁体上に形成した溝に嵌合するリブを有するゴム製のス
ペーサとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCVケーブル等の電
力ケーブル接続部に関し、特にプレモールドゴム一体形
ジョイントにおける高圧内部電極とケーブル導体接続部
との間に電気的接触を確保するために設けられるアダプ
タの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCVケーブル等のプレモールドゴ
ム一体形ジョイントは特許出願公表昭62−50048
9号に開示されているように、図6のケーブル導体接続
部上に外径がケーブル絶縁体と等しい金属スペーサ20
を装着している。この金属スペーサ20の作用は、ケ
ーブル導体高圧部とプレモールドゴムユニット10の高
圧電極とを電気的に接触させること、金属スペーサ2
0を装着することによりケーブル側表面を平滑にする事
で、プレモールドゴムユニット10挿着時のボイド(空
隙)の発生,空気の巻き込み防止をすること、図に示
す21の様に、金属スペーサ20の端部にツメを設け、
これを予めケーブル絶縁体上に成形した溝に嵌合させる
事で、接続部組み立て後、運用中に起こるケーブル絶縁
体のシュリンクバックを防止する(シュリンクバックが
生じると、ケーブル絶縁体とプレモールドゴムユニット
間に空隙が発生し、電気性能が低下する懸念がある。)
等である。
【0003】また、図7に示すように、導体接続部22
とプレモールドゴムユニット10間に導電または半導電
性のテープ等を巻いて隙間23を埋める方法もとられて
いる。
【0004】この方法により、上記の及びの作用は
充分確保できるが、の作用は達成されない。
【0005】この方法は、66,77kV級以下のケー
ブル絶縁体厚さが薄く、シュリンクバック量があまり問
題にならない接続部での適用例が多い。上記クラスのケ
ーブルでは、導体口出し後に金槌等で強制的にシュリン
クバックを起こさせておく事で、組立後のそれはほとん
ど問題無い量に抑える事が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の導体
接続部とプレモールドゴムユニット間に導電または半導
電性のテープ等を巻いて隙間を埋める方法は(図7参
照)、絶縁体厚さが厚くなる超高圧ケーブルへの適用に
問題がある。
【0007】図6に示す金属スペーサを装着する方法で
は、強制的にシュリンクバックの発生を抑止するため、
ケーブル絶縁体に長期間に亘り相応のひずみ応力が発生
する。
【0008】また、ケーブル絶縁体と金属スペーサの熱
膨張率は異なるため、送電線路の負荷サイクルによる温
度変化に対する挙動に問題が残る。
【0009】これらの結果として、長期間ヒートサイク
ルに供試された場合に、ケーブル絶縁体とプレモールド
ゴムユニット及び金属スペーサ間に空隙が発生する懸念
がある。
【0010】本発明の目的は、上記問題点を解消する電
力ケーブル接続部を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、端部の段剥ぎにより露出した双方の電力ケ
ーブルの導体接続部と、この接続部上に装着されるプレ
モールドゴム一体形絶縁筒との間に導電または半導電性
のゴムアダプタを装着するようにしたものである。
【0012】このゴムアダプタの長さは、端部の段剥ぎ
により露出した双方の電力ケーブルの絶縁体端間の長さ
に、これまでの実績値等から想定されるケーブル絶縁体
シュリンクバック量を加えた長さとしておくものであ
る。
【0013】また、ゴムアダプタの外径をケーブル絶縁
体外径より若干大きくしておくものである。あるいは、
このゴムアダプタに替えて、導体接続部を覆うように導
電又は半導電性のゴムテープを巻く場合にもケーブル絶
縁体外径より若干大きい外径まで巻き上げておくもので
ある。
【0014】上記ゴムアダプタは一体形,半割り,2つ
割り、のいずれの構造も可能である。
【0015】これらゴムアダプタ装着の際は、ゴムの弾
性を利用して、縮めながら押し込む要領で取り付ける。
これらゴムアダプタの作用は、長さ,あるいは外径の差
による体積>シュリンクバックによるケーブル絶縁体移
動量体積分として、前記ゴム絶縁筒とゴムアダプタ間の
面圧による作用でゴムアダプタにシュリンクバック分を
補償させる動作をさせるものである。
【0016】本発明のもう1つの手段は、端部を段剥ぎ
により露出した双方の電力ケーブルの導体を接続し、段
剥ぎにより露出した双方の電力ケーブルの絶縁体端部に
挿嵌するように導体接続部の外周に導電又は半導電性の
ゴムモールドスリーブを施され、ケーブル絶縁体とゴム
モールドスリーブとの外周面に、プレモールドゴム一体
形絶縁筒を装着する電力ケーブルの接続部であって、前
記ゴムモールドスリーブの内面に、双方の電力ケーブル
の絶縁体端部外周面に設けた溝内に挿入嵌合されるリブ
を設けられているものである。
【0017】上記の構成により、ケーブル絶縁体のシュ
リンクバックの動きにゴムモールドスリーブを追従させ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施例である66
kV400mm2 CVケーブルの接続部の主要部を示
す。
【0019】先ず接続作業工程を図3により説明する。
図3(イ)に示すように、CVケーブル1a,1bをそ
れぞれ導体2,2、絶縁体3,3および外部半導電層
4,4を順次段剥ぎしてケーブル端末処理される。次に
図3(ロ)に示すように、圧縮接続型の導体接続管5を
CVケーブル1aの導体2に挿入圧縮接続した後、内部
高圧電極11と外部遮へい層12とを有するプレモール
ドゴム一体形絶縁筒10をCVケーブル1a側に挿入し
て寄せておく、絶縁筒10は前工程にて別途拡径してパ
イプ13上に挿入しておくものである。ついで、図3
(ハ)に示すように、導体接続管5にCVケーブル1b
の導体を挿入圧縮接続し、ついで、導体接続部上に導電
または半導電性のゴムアダプタ6を装着する。
【0020】次に、図3(ニ)に示すよう、前記絶縁筒
10を正規位置まで送り戻し、中子(拡径用パイプ)1
3を抜き取り、図3(ホ)に示すように、ゴムの収縮力
で絶縁筒10はケーブル絶縁体3及びゴムアダプタ6の
表面と密着される。
【0021】本発明の特徴とする上記のゴムアダプタ6
について説明する。
【0022】図2はゴムアダプタ6の装着前の状態を示
すもので、円筒状体の上半分の縦断面を表わしている。
図2(イ)のゴムアダプタ6は、その長さLは、ケーブ
ル絶縁体端間の長さL1 に、これまでの実績値等から想
定されるケーブル絶縁体シュリンクバック量Δ(2カ
所)を加えた長さ(L=L1 +2Δ)とし、その厚さH
は、ケーブル導体接続部の空間スペースの深さH1 と同
じ(H=H1 )としたものである。上記Δは、ケーブル
サイズ,電圧階級により異なるが、10mm程度と比較
的小さい。また、予めシュリンクバックを起こさせてお
く(機械力或は加熱により)と、上記Δはより小さくす
ることが出来る。
【0023】図2(ロ)のゴムアダプタ6は、その長さ
Lをケーブル絶縁体端間の長さL1と同じ(L=L1
とし、その外径をケーブル絶縁体3の外径より若干大き
く、すなわち、ゴムアダプタ6の端部の厚さHをケーブ
ル導体接続部の空間スペースの深さH1 より若干大きく
(H>H1 )したものである。
【0024】上記のようなゴムアダプタ6を装着する際
は、ゴムの弾性を利用して、縮めながら押し込む要領で
取り付ける。なお、ゴムの弾性率はケーブル導体,絶縁
体のそれに比べて非常に小さいので、押し込む様に取付
けても、悪影響はない。
【0025】ゴムアダプタ6は、一体形(拡径して、導
体接続前にケーブル絶縁体上に送っておく)か半割り、
あるいは2つ割り構造(接着剤で密着させるか、割り目
に凹凸部を形成して嵌合させる)が可能である。
【0026】また、本発明においては、図2(ロ)のよ
うなゴムアダプタに替えて、導電又は半導電性のゴムテ
ープを巻いて形成する場合にも適用される。
【0027】本発明の他の実施形態について説明する。
図4は本発明の他の実施例であるCVケーブルの接続部
の主要部を示す。接続作業工程は前述した工程と同様で
あるので説明を省略するが、前述の実施形態と異なると
ころは、段剥ぎにより露出した双方のCVケーブルの絶
縁体3の端部に挿嵌するように導体接続部の外周に導電
又は半導電性のゴムモールドスリーブ7を施すことであ
る。図5にゴムモールドスリーブ7の装着する状態を示
す。
【0028】このゴムモールドスリーブ7は、双方の電
力ケーブルの絶縁体3の端部外周面に設けた溝8内に嵌
入嵌合されるリブ9を有している。
【0029】このゴムモールドスリーブ7は、上述した
ゴムアダプタと同様の、一体形か半割り、あるいは2つ
割り構造が可能である。
【0030】このゴムモールドスリーブ7を採用する場
合は、ケーブル絶縁体のシュリンクバックを拘束する効
力は殆ど無く、ケーブル絶縁体の動きにゴムモールドス
リーブ7を追従させることがその目的,作用である。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ケ
ーブル絶縁体のシュリンクバックを強制的に拘束しない
ので、ケーブル絶縁体に無理な力が掛からない。
【0032】また、予め導体接続部のケーブル絶縁体端
間の長さより長いアダプタ,あるいは導体接続部のスペ
ースの深さより厚いアダプタを挿入するため、シュリン
クバックが起こってもアダプタが容易にかつ迅速に追従
し、空隙(ボイド)が発生しない。
【0033】ゴム製アダプタ,あるいはゴム製スリーブ
を採用しているため、温度変化による導体,ケーブル絶
縁体の動きに容易かつ迅速に追従し、空隙(ボイド)が
発生しない。
【0034】以上の理由から電力ケーブル接続部の品質
が大幅に向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力ケーブルの接続部の断面図で
ある。
【図2】本発明に係るケーブル導体接続部に用いられる
ゴムアダプタの説明図である。
【図3】本発明に係る電力ケーブルの接続部を形成する
作業工程の各工程を説明する説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る電力ケーブルの接
続部の断面図である。
【図5】図4のケーブル導体接続部に用いられるゴムス
リーブの説明図である。
【図6】従来の電力ケーブルの接続部を説明する接続部
の断面図である。
【図7】従来の電力ケーブルの接続部を説明する他の例
の接続部の断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 電力ケーブル 2 導体 3 ケーブル絶縁体 4 ケーブル外部半導電層 5 導体接続管 6 ゴムアダプタ 7 ゴムスリーブ 10 プレモールドゴム一体形絶縁筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山上 勝哉 千葉県富津市新富42−1 株式会社フジク ラ富津工場内 (72)発明者 松田 隆夫 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 高橋 克彦 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 光山 安一 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 Fターム(参考) 5G355 AA03 BA15 BA20 5G375 AA02 CA04 CB07 CB14 CB36 CB53 DB32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部の段剥ぎにより露出した第1および
    第2の電力ケーブルの導体を導体接続部により接続し、
    前記段剥ぎにより露出した第1および第2の電力ケーブ
    ルの絶縁体端部間に配置し、前記導体接続部を覆うアダ
    プターを嵌合固着され、前記段剥ぎにより露出した各ケ
    ーブル外部遮へい層および絶縁体と前記アダプターとの
    外周面に、前記導体接続部に電気的に接続される内部高
    圧電極と外部遮へい層とを有するプレモールドゴム一体
    形絶縁筒を装着する電力ケーブルの接続部であって、 前記アダプターが、導電または半導電性のモールドされ
    たゴム円筒状体で構成されていることを特徴とする電力
    ケーブルの接続部。
  2. 【請求項2】 前記ゴム円筒状体の軸方向の長さを、前
    記第1およひ第2の電力ケーブルの絶縁体端間の長さよ
    り長くしたことを特徴とする請求項1記載の電力ケーブ
    ルの接続部。
  3. 【請求項3】 前記ゴム円筒状体の外径を前記第1およ
    び第2の電力ケーブルの絶縁体外径より大きくしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電力ケーブルの接続部。
  4. 【請求項4】 前記ゴム円筒状体は少なくとも1カ所に
    軸方向の割り目を有していることを特徴とする請求項2
    又は請求項3記載の電力ケーブルの接続部。
  5. 【請求項5】 端部を段剥ぎにより露出した第1およひ
    第2の電力ケーブルの導体を導体接続部により接続し、
    前記段剥ぎにより露出した第1および第2の電力ケーブ
    ルの絶縁体端部間に前記導体接続部を覆うように導電ま
    たは半導電性のゴムテープが巻かれ、前記段剥ぎにより
    露出した各ケーブル外部遮へい層および絶縁体と前記ゴ
    ムテープ巻層との外周面に、前記導体接続部に電気的に
    接続される内部高圧電極と外部遮へい層とを有するプレ
    モールドゴム一体形絶縁筒を装着する電力ケーブルの接
    続部であって、 前記ゴムテープ巻き層の外径を前記第1および第2の電
    力ケーブルの絶縁体外径より大きくしたことを特徴とす
    る電力ケーブルの接続部。
  6. 【請求項6】 端部を段剥ぎにより露出した第1および
    第2の電力ケーブルの導体を導体接続部により接続し、
    前記段剥ぎにより露出した第1および第2の電力ケーブ
    ルの絶縁体端部に挿嵌するように前記導体接続部の外周
    に導電又は半導電性のゴムモールドスリーブを施され、
    前記段剥ぎにより露出した各ケーブル外部遮へい層およ
    び絶縁体と前記ゴムモールドスリーブとの外周面に、前
    記導体接続部に電気的に接続される内部高圧電極と外部
    遮へい層とを有するプレモールドゴム一体形絶縁筒を装
    着する電力ケーブルの接続部であって、 前記ゴムモールドスリーブの内面に、前記第1および第
    2の電力ケーブルの絶縁体端部外周面に設けた溝内に挿
    入嵌合されるリブを設けられていることを特徴とする電
    力ケーブルの接続部。
  7. 【請求項7】 前記ゴムモールドスリーブは少なくとも
    1カ所に割り目を有していることを特徴とする請求項6
    記載の電力ケーブルの接続部。
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