JP2000324734A - 回転系電気機器 - Google Patents
回転系電気機器Info
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は発電機や電動機等の回転系の電気機
器に係り、特にステータの回り止め機構を簡単な作業で
確実に行え、材料費等のコストも低減できる回転系電気
機器の回り止め機構を提供するものである。 【解決手段】 電動機等の回転系電気機器において、ス
テータはフレーム枠に圧力され圧接固定されるが、回転
駆動力の反力を受け空回りする場合がある。このため、
ステータを構成するステータプレートを積層する際の位
置決め位相合せ切欠を使用し、この切欠部にフレーム枠
に形成した爪28を折り曲げ、咬み込ませてフレーム1
3に対するステータ12の回転方向への回り止めを行
う。
器に係り、特にステータの回り止め機構を簡単な作業で
確実に行え、材料費等のコストも低減できる回転系電気
機器の回り止め機構を提供するものである。 【解決手段】 電動機等の回転系電気機器において、ス
テータはフレーム枠に圧力され圧接固定されるが、回転
駆動力の反力を受け空回りする場合がある。このため、
ステータを構成するステータプレートを積層する際の位
置決め位相合せ切欠を使用し、この切欠部にフレーム枠
に形成した爪28を折り曲げ、咬み込ませてフレーム1
3に対するステータ12の回転方向への回り止めを行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機等の回転系電
気機器に関し、特にステータの回り止め機構を有する回
転系電気機器に関する。
気機器に関し、特にステータの回り止め機構を有する回
転系電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機や発電機等の回転系の電気機器
は、回転軸に接続されるロータと、このロータの外周面
に対して僅かな隙間を有して取り付けられるステータで
構成されている。そして、上記ロータとステータには巻
線や永久磁石等が配設され、ステータ側に供給される励
磁電流、又はロータ側に供給される励磁電流に従ってロ
ータを回転駆動し、又は起電力を外部に取り出す。
は、回転軸に接続されるロータと、このロータの外周面
に対して僅かな隙間を有して取り付けられるステータで
構成されている。そして、上記ロータとステータには巻
線や永久磁石等が配設され、ステータ側に供給される励
磁電流、又はロータ側に供給される励磁電流に従ってロ
ータを回転駆動し、又は起電力を外部に取り出す。
【0003】このような回転系電気機器において、回転
系電気機器の外枠であるフレームと上記ステータとの取
り付けは以下のように行われている。図10は、従来の
フレームとステータの取り付け構成を説明する図であ
る。同図に示すように、従来の取り付け構成は、例えば
外径Φのフレーム1に対し、ステータ2を圧入すること
により取り付けている。すなわち、フレーム1の内径
Φ’と同じか、又は内径Φ’より若干大きい外径Φ”の
ステータ2を、フレーム1の一方の開口から挿入し、フ
レーム1の内周面とステータ2の外周面を圧接して固定
する。
系電気機器の外枠であるフレームと上記ステータとの取
り付けは以下のように行われている。図10は、従来の
フレームとステータの取り付け構成を説明する図であ
る。同図に示すように、従来の取り付け構成は、例えば
外径Φのフレーム1に対し、ステータ2を圧入すること
により取り付けている。すなわち、フレーム1の内径
Φ’と同じか、又は内径Φ’より若干大きい外径Φ”の
ステータ2を、フレーム1の一方の開口から挿入し、フ
レーム1の内周面とステータ2の外周面を圧接して固定
する。
【0004】しかしながら、上述のような圧接固定の場
合、フレーム1に対してステータ2が周面方向にずれる
可能性がある。例えば、電動機が発生する回転駆動力の
反力がステータ2の周面方向にかかるため、ステータ2
が空回りする。このため、ステータ2の回り止めが必要
となる。そこで、従来以下の方法によってステータ2の
回り止めを行っている。 (イ)先ず、図11に示す方法は、ステータ2をフレー
ム1に圧入後、ドリル等を用いてフレーム1の周面から
ステータ2に達する穴3を開け、この孔3にピン4を打
ち込むものである。 (ロ)一方、図12に示す方法は、ステータ2をフレー
ム1に圧入後、フレーム1に形成された穴5にアーク溶
接6を行い、例えば鋼板製のフレーム1とステータ2を
溶接部7において溶融接合し、ステータ2の回り止めを
行うものである。この場合、フレーム1に設けられる穴
5は、例えばフレーム1の製造段階で予め形成されてい
る。
合、フレーム1に対してステータ2が周面方向にずれる
可能性がある。例えば、電動機が発生する回転駆動力の
反力がステータ2の周面方向にかかるため、ステータ2
が空回りする。このため、ステータ2の回り止めが必要
となる。そこで、従来以下の方法によってステータ2の
回り止めを行っている。 (イ)先ず、図11に示す方法は、ステータ2をフレー
ム1に圧入後、ドリル等を用いてフレーム1の周面から
ステータ2に達する穴3を開け、この孔3にピン4を打
ち込むものである。 (ロ)一方、図12に示す方法は、ステータ2をフレー
ム1に圧入後、フレーム1に形成された穴5にアーク溶
接6を行い、例えば鋼板製のフレーム1とステータ2を
溶接部7において溶融接合し、ステータ2の回り止めを
行うものである。この場合、フレーム1に設けられる穴
5は、例えばフレーム1の製造段階で予め形成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回り止め機
構においては以下の問題がある。先ず、図11に示す上
記(イ)の方法では、ドリル等を用いた穴開け加工を行
い、更にピン4の打ち込み作業を行う必要である。した
がって、作業工数、及び部品点数の点で問題となる。
構においては以下の問題がある。先ず、図11に示す上
記(イ)の方法では、ドリル等を用いた穴開け加工を行
い、更にピン4の打ち込み作業を行う必要である。した
がって、作業工数、及び部品点数の点で問題となる。
【0006】また、図12に示す上記(ロ)の方法にお
いても、穴5にアーク溶接6を行う必要があり、溶接装
置を必要とし、また溶接作業も大変である。本発明は、
上記課題を解決するため、回転系電気機器の回り止め機
構を簡単な作業で確実に行え、溶接設備や部品点数を削
減できる回転系電気機器の回り止め機構を提供するもの
である。
いても、穴5にアーク溶接6を行う必要があり、溶接装
置を必要とし、また溶接作業も大変である。本発明は、
上記課題を解決するため、回転系電気機器の回り止め機
構を簡単な作業で確実に行え、溶接設備や部品点数を削
減できる回転系電気機器の回り止め機構を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明の態様
によれば、ステータと、該ステータの内周に所定の隙間
を有して配設されたロータと、前記ステータの外周に圧
接固定されたフレームとを有する回転系電気機器におい
て、前記ステータは、周面の一部に形成された位相合せ
用切欠を有するステータプレートを使用し、前記位相合
せ用切欠の位置を一致させて多数枚の前記ステータプレ
ートを積層して形成され、前記フレームには、前記ステ
ータの位相合せ用切欠の位置に対応して爪が設けられ、
前記フレームに設けられた爪は、前記ステータに形成さ
れた位相合せ用切欠に嵌入する回転系電気機器を提供す
ることによって達成される。
によれば、ステータと、該ステータの内周に所定の隙間
を有して配設されたロータと、前記ステータの外周に圧
接固定されたフレームとを有する回転系電気機器におい
て、前記ステータは、周面の一部に形成された位相合せ
用切欠を有するステータプレートを使用し、前記位相合
せ用切欠の位置を一致させて多数枚の前記ステータプレ
ートを積層して形成され、前記フレームには、前記ステ
ータの位相合せ用切欠の位置に対応して爪が設けられ、
前記フレームに設けられた爪は、前記ステータに形成さ
れた位相合せ用切欠に嵌入する回転系電気機器を提供す
ることによって達成される。
【0008】ここで、ステータはケイ素鋼板等の磁性材
料の薄板であるステータプレートを多数枚積層して構成
され、各ステータプレートには位相合せ用切欠が形成さ
れ、この位相合せ用切欠の位置を基準にしてステータプ
レートを積層する。また、フレームはステータを覆う外
枠であり、フレームに上記構成のステータを圧入するこ
とによってステータをフレームに固定している。
料の薄板であるステータプレートを多数枚積層して構成
され、各ステータプレートには位相合せ用切欠が形成さ
れ、この位相合せ用切欠の位置を基準にしてステータプ
レートを積層する。また、フレームはステータを覆う外
枠であり、フレームに上記構成のステータを圧入するこ
とによってステータをフレームに固定している。
【0009】また、フレームには上記位相合せ用切欠に
対応する位置に爪が形成され、この爪が上記位相合せ用
切欠に嵌入されている。そして、この爪と位相合せ用切
欠の当接は、電動機等はロータの回転に従ってステータ
が同方向に回転することを阻止する。
対応する位置に爪が形成され、この爪が上記位相合せ用
切欠に嵌入されている。そして、この爪と位相合せ用切
欠の当接は、電動機等はロータの回転に従ってステータ
が同方向に回転することを阻止する。
【0010】したがって、本発明の態様によれば、ステ
ータを組み立てる際に使用されるステータプレートの位
相合せ用切欠を利用し、ステータが組上がった後、上記
位相合せ用切欠によって形成される溝にフレームの爪を
嵌入し、ステータの回り止め機構とする構成である。
ータを組み立てる際に使用されるステータプレートの位
相合せ用切欠を利用し、ステータが組上がった後、上記
位相合せ用切欠によって形成される溝にフレームの爪を
嵌入し、ステータの回り止め機構とする構成である。
【0011】請求項2の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記フレームに設けられた爪は、例えば前
記フレームに前記ステータを圧入後、前記爪を折り曲
げ、該爪を前記位相合せ用切欠に嵌入する構成である。
明において、前記フレームに設けられた爪は、例えば前
記フレームに前記ステータを圧入後、前記爪を折り曲
げ、該爪を前記位相合せ用切欠に嵌入する構成である。
【0012】本例は、上記フレームにステータを圧入し
た後、上記爪をステータ側に折り曲げ、当該爪を前記位
相合せ用切欠に嵌入し、ステータの回り止めとするもの
である。このように構成することにより、簡単にステー
タの回り止め機構を完成することができる。
た後、上記爪をステータ側に折り曲げ、当該爪を前記位
相合せ用切欠に嵌入し、ステータの回り止めとするもの
である。このように構成することにより、簡単にステー
タの回り止め機構を完成することができる。
【0013】請求項3の記載は、前記請求項2の記載に
おいて、前記爪は、例えばU字形の切り込み部を有し、
該U字形の切り込み部を前記位相合せ用切欠内に折り曲
げる構成である。
おいて、前記爪は、例えばU字形の切り込み部を有し、
該U字形の切り込み部を前記位相合せ用切欠内に折り曲
げる構成である。
【0014】このように爪を構成することにより、上記
位相合せ用切欠への爪の嵌入が容易になり、より簡単に
ステータの回り止め機構を構成できる。但し、上記切り
込み部の形状はU字形に限らず、コの字形、V字形、W
字形等の折り曲げ可能な各種形状に形成することができ
る。
位相合せ用切欠への爪の嵌入が容易になり、より簡単に
ステータの回り止め機構を構成できる。但し、上記切り
込み部の形状はU字形に限らず、コの字形、V字形、W
字形等の折り曲げ可能な各種形状に形成することができ
る。
【0015】請求項4の記載は、前記請求項3の記載に
おいて、前記U字形の切り込み部は、例えば回転軸の方
向に形成されている。本例は、U字形の切り込み部の形
成方向を特定するものであり、このように構成すること
により、U字形の切り込み部を位相合せ用切欠内に折り
込み、ステータの回転に伴って発生する空回りを防止す
る。この場合、ステータの空回りは爪の側面と位相合せ
用切欠が当接することによって阻止される。
おいて、前記U字形の切り込み部は、例えば回転軸の方
向に形成されている。本例は、U字形の切り込み部の形
成方向を特定するものであり、このように構成すること
により、U字形の切り込み部を位相合せ用切欠内に折り
込み、ステータの回転に伴って発生する空回りを防止す
る。この場合、ステータの空回りは爪の側面と位相合せ
用切欠が当接することによって阻止される。
【0016】請求項5の記載は、前記請求項3の記載に
おいて、前記U字形の切り込み部は、例えば前記ロータ
の回転方向に形成されている。本例も、U字形の切り込
み部の形成方向を特定するものであり、本例の場合U字
形の切り込み部はロータの回転方向に形成されている。
したがって、U字形の切り込み部を位相合せ用切欠内に
折り込み、ステータの回転に伴って発生する空回りを防
止するが、この場合ステータの空回りは爪の先端と位相
合せ用切欠が当接することによって阻止される。
おいて、前記U字形の切り込み部は、例えば前記ロータ
の回転方向に形成されている。本例も、U字形の切り込
み部の形成方向を特定するものであり、本例の場合U字
形の切り込み部はロータの回転方向に形成されている。
したがって、U字形の切り込み部を位相合せ用切欠内に
折り込み、ステータの回転に伴って発生する空回りを防
止するが、この場合ステータの空回りは爪の先端と位相
合せ用切欠が当接することによって阻止される。
【0017】したがって、この場合ステータの空回りを
阻止する際、爪の側部から回転力が加わるのではなく、
爪の先端から回転力が加わり、爪の先端下部はステータ
の側面に当接するため、より確実にステータの空回りを
阻止することができる。
阻止する際、爪の側部から回転力が加わるのではなく、
爪の先端から回転力が加わり、爪の先端下部はステータ
の側面に当接するため、より確実にステータの空回りを
阻止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。尚、本実施形態の説明では、
回転系電気機器として電動機の例を説明する。
を参照しながら説明する。尚、本実施形態の説明では、
回転系電気機器として電動機の例を説明する。
【0019】図1は、本実施形態の電動機の断面図であ
り、ステータの回り止め機構を採用した電動機の例であ
る。電動機10はロータ(回転子)11とステータ(固
定子)12で構成され、ステータ11の外周を覆うフレ
ーム13と、左右のエンドブラケット14、15で覆わ
れている。ロータ11は回転軸16に固設され、ロータ
11の回転は回転軸16を介して外部に出力される。
り、ステータの回り止め機構を採用した電動機の例であ
る。電動機10はロータ(回転子)11とステータ(固
定子)12で構成され、ステータ11の外周を覆うフレ
ーム13と、左右のエンドブラケット14、15で覆わ
れている。ロータ11は回転軸16に固設され、ロータ
11の回転は回転軸16を介して外部に出力される。
【0020】また、回転軸16は軸受け18、19を介
して、エンドブラケット14及び15に取り付けられて
いる。尚、軸受け18側には、軸受け18をエンドブラ
ケット14に取り付けるための軸受けホルダ20が介装
されている。
して、エンドブラケット14及び15に取り付けられて
いる。尚、軸受け18側には、軸受け18をエンドブラ
ケット14に取り付けるための軸受けホルダ20が介装
されている。
【0021】ステータ12は、例えばケイ素鋼板で構成
されるステータプレート22を多数枚積層し、所定の長
さに形成されている。また、ステータ12には後述する
スロットに巻線24が巻装され、巻線24の一部はステ
ータ12の側面から突出しており、この突出した部分は
樹脂等によりモールドされている。
されるステータプレート22を多数枚積層し、所定の長
さに形成されている。また、ステータ12には後述する
スロットに巻線24が巻装され、巻線24の一部はステ
ータ12の側面から突出しており、この突出した部分は
樹脂等によりモールドされている。
【0022】また、ステータ12の外周面はフレーム1
3に圧入されている。したがって、ステータ12とフレ
ーム13は圧接しており、この組立方法については後述
する。
3に圧入されている。したがって、ステータ12とフレ
ーム13は圧接しており、この組立方法については後述
する。
【0023】一方、ステータ12の両側面には、エンド
ブラケット14、15が位置し、エンドブラケット1
4、15は上述のフレーム13にネジ25で取り付けら
れている。ここで、エンドブラケット14、15は有底
筒状に形成されている。
ブラケット14、15が位置し、エンドブラケット1
4、15は上述のフレーム13にネジ25で取り付けら
れている。ここで、エンドブラケット14、15は有底
筒状に形成されている。
【0024】次に、上記構成の電動機10の各構成要素
について具体的に説明する。図2は上述のステータ12
の外観構成を示す図である。前述のように、ステータ1
2は多数枚のステータプレート(ケイ素鋼板)22を積
層して形成され、ステータ12内に形成された後述する
スロットに巻線24が巻装されている。また、ステータ
12の外周面の一部には回転軸の方向に長く延びた切欠
26が形成されている。この切欠26はステータ12の
全長Lのほぼ半分の長さL/2に延設され、所定の深さ
を有する。
について具体的に説明する。図2は上述のステータ12
の外観構成を示す図である。前述のように、ステータ1
2は多数枚のステータプレート(ケイ素鋼板)22を積
層して形成され、ステータ12内に形成された後述する
スロットに巻線24が巻装されている。また、ステータ
12の外周面の一部には回転軸の方向に長く延びた切欠
26が形成されている。この切欠26はステータ12の
全長Lのほぼ半分の長さL/2に延設され、所定の深さ
を有する。
【0025】図3は、上述のステータ12を構成するス
テータプレート22の具体的な構成を説明する図であ
る。ステータプレート22は、例えば厚さ0.5mmの
ケイ素鋼板で構成され、周面に上述の切欠26を作成す
る為の位相合せ用切欠27が形成されている。また、ス
テータプレート22の内周面に形成された複数の溝は、
前述の巻線24を設置するためのスロット29である。
テータプレート22の具体的な構成を説明する図であ
る。ステータプレート22は、例えば厚さ0.5mmの
ケイ素鋼板で構成され、周面に上述の切欠26を作成す
る為の位相合せ用切欠27が形成されている。また、ス
テータプレート22の内周面に形成された複数の溝は、
前述の巻線24を設置するためのスロット29である。
【0026】上述のステータ12は、位相合せ用切欠2
7の位置を合わせながらステータプレート22を軸方向
に順次積層し、L/2で180度回転させてステータ1
2の鉄心部を作成する。その後、上述のスロット29に
巻線24を配設して組み立てる。
7の位置を合わせながらステータプレート22を軸方向
に順次積層し、L/2で180度回転させてステータ1
2の鉄心部を作成する。その後、上述のスロット29に
巻線24を配設して組み立てる。
【0027】一方、図4は上述のフレーム13の外観構
成を示す。フレーム13は鋼板で形成され、上述のステ
ータ12に設けられた切欠26(位相合せ用切欠27)
に対応する位置に爪28が形成されている。爪28はU
字形であり、この爪28のU字部28aには切り込みが
行われ、同図の点線28bを折り曲げ線として、上記U
字部28aを下方に折り曲げ可能に構成している。
成を示す。フレーム13は鋼板で形成され、上述のステ
ータ12に設けられた切欠26(位相合せ用切欠27)
に対応する位置に爪28が形成されている。爪28はU
字形であり、この爪28のU字部28aには切り込みが
行われ、同図の点線28bを折り曲げ線として、上記U
字部28aを下方に折り曲げ可能に構成している。
【0028】次に、上述のように構成されたステータ1
2、フレーム13、及びロータ11等を用いて前述の図
1に示す電動機10を作成する。先ず、前述のように位
相合せ用切欠27を基準にして、多数枚のステータプレ
ート22を積層して組立られたステータ12をフレーム
13に取り付ける。この取り付けは、前述のようにフレ
ーム13にステータ12を圧入する。この場合、先ず図
5に示すようにフレーム13に形成した爪28とステー
タ12に形成した切欠26の位置合わせを行い、例えば
フレーム13の右方向からステータ12を圧入する。
尚、上述の切欠26は、前述のようにステータプレート
22に形成された位相合せ用切欠27を積層する際、同
時に形成されたものである。
2、フレーム13、及びロータ11等を用いて前述の図
1に示す電動機10を作成する。先ず、前述のように位
相合せ用切欠27を基準にして、多数枚のステータプレ
ート22を積層して組立られたステータ12をフレーム
13に取り付ける。この取り付けは、前述のようにフレ
ーム13にステータ12を圧入する。この場合、先ず図
5に示すようにフレーム13に形成した爪28とステー
タ12に形成した切欠26の位置合わせを行い、例えば
フレーム13の右方向からステータ12を圧入する。
尚、上述の切欠26は、前述のようにステータプレート
22に形成された位相合せ用切欠27を積層する際、同
時に形成されたものである。
【0029】次に、上述のようにしてステータ12の圧
入を行い、ステータ12がフレーム13の所定位置に達
すると圧入作業を終了する。図6はフレーム13にステ
ータ12を圧入し、圧入処理が完了した後の断面図であ
り、前述の切欠26と爪28の嵌合部分を中心に示す断
面図である。ステータ12の圧入が完了すると、前述の
爪28のU字部28aの切り込みを下方に折り曲げ、同
図に示すように、U字部28aを切欠26に嵌入する。
このとき、U字部28aを切欠26に咬み込ませるまで
折り曲げてもよい。
入を行い、ステータ12がフレーム13の所定位置に達
すると圧入作業を終了する。図6はフレーム13にステ
ータ12を圧入し、圧入処理が完了した後の断面図であ
り、前述の切欠26と爪28の嵌合部分を中心に示す断
面図である。ステータ12の圧入が完了すると、前述の
爪28のU字部28aの切り込みを下方に折り曲げ、同
図に示すように、U字部28aを切欠26に嵌入する。
このとき、U字部28aを切欠26に咬み込ませるまで
折り曲げてもよい。
【0030】上述のように爪28を切欠26に嵌入する
と、ステータ12に反力が加わった場合でも、爪28
(U字部28a)が上述の切欠26の側面に当接し、ス
テータ12のから回りを阻止する。
と、ステータ12に反力が加わった場合でも、爪28
(U字部28a)が上述の切欠26の側面に当接し、ス
テータ12のから回りを阻止する。
【0031】尚、ステータ12の軸方向に対する固定
は、ステータ12とフレーム13間に存在する圧接力で
充分である。すなわち、ステータ12の軸方向への変位
力は、上述の回転方向への反力に比べて小さく、上述の
圧接力で充分保持できる。
は、ステータ12とフレーム13間に存在する圧接力で
充分である。すなわち、ステータ12の軸方向への変位
力は、上述の回転方向への反力に比べて小さく、上述の
圧接力で充分保持できる。
【0032】次に、上述のようにしてステータ12が圧
入され、フレーム13に取り付けられたステータ12
(及びフレーム13)にエンドブラケット14、15を
取り付ける。この取り付けは、ネジ25によって行い、
最後に回転軸16に固設されたロータ16を取り付けて
電動機10の組立が終わる。
入され、フレーム13に取り付けられたステータ12
(及びフレーム13)にエンドブラケット14、15を
取り付ける。この取り付けは、ネジ25によって行い、
最後に回転軸16に固設されたロータ16を取り付けて
電動機10の組立が終わる。
【0033】次に、電動機10を組立た後、例えば巻線
24に三相交流を流し、回転磁界を発生し、ロータ11
を回転駆動する。この場合、ステータ12も同方向に回
転を行おうとするが、本例の爪28(U字部28a)の
側面と切欠26が当接し、ステータ12の回転が阻止さ
れる。
24に三相交流を流し、回転磁界を発生し、ロータ11
を回転駆動する。この場合、ステータ12も同方向に回
転を行おうとするが、本例の爪28(U字部28a)の
側面と切欠26が当接し、ステータ12の回転が阻止さ
れる。
【0034】以上のように、本実施形態はステータ12
の外周に切欠26を設け、フレーム13に形成した爪2
8(U字部28a)を上記切欠26に押し込み、例えば
咬み込ませ、ステータ12の回転止めを行うものであ
り、特に本実施形態の切欠26はステータ12を組み立
てる際(ステータプレート22を積層する際)、各ステ
ータプレート22の位相合せ用(位置合せ用)に使用す
る位相合せ用切欠27を、組立後の回転止め用の切欠2
6に使用するものである。
の外周に切欠26を設け、フレーム13に形成した爪2
8(U字部28a)を上記切欠26に押し込み、例えば
咬み込ませ、ステータ12の回転止めを行うものであ
り、特に本実施形態の切欠26はステータ12を組み立
てる際(ステータプレート22を積層する際)、各ステ
ータプレート22の位相合せ用(位置合せ用)に使用す
る位相合せ用切欠27を、組立後の回転止め用の切欠2
6に使用するものである。
【0035】したがって、ステータ12を作成する際、
単に位置合わせだけの目的であれば、例えば図7に示す
形状のステータプレート30を使用することも考えられ
るが、ステータ12の回り止めにも使用することができ
ないので、本実施形態に適用することはできない。すな
わち、この場合、ステータ12(ステータプレート3
0)に形成される切欠31は、爪28を嵌入できない断
面形状であり、位相合わせ用には採用できるが、ステー
タ12の回転止めには適用できない。
単に位置合わせだけの目的であれば、例えば図7に示す
形状のステータプレート30を使用することも考えられ
るが、ステータ12の回り止めにも使用することができ
ないので、本実施形態に適用することはできない。すな
わち、この場合、ステータ12(ステータプレート3
0)に形成される切欠31は、爪28を嵌入できない断
面形状であり、位相合わせ用には採用できるが、ステー
タ12の回転止めには適用できない。
【0036】以上のように、ステータ12の回転止め機
構を構成することにより、ステータの回転止め機構の組
立工数を削減し、結果的に電動機10の組立を容易にす
ると共に、特別なピンの打ち込み処理や溶接作業を行う
ことがなく、特殊設備を必要とすることもなく電動機1
0の組立を行うことができる。
構を構成することにより、ステータの回転止め機構の組
立工数を削減し、結果的に電動機10の組立を容易にす
ると共に、特別なピンの打ち込み処理や溶接作業を行う
ことがなく、特殊設備を必要とすることもなく電動機1
0の組立を行うことができる。
【0037】尚、上述の実施形態の説明では爪28の形
状はU字形であったが、U字形に限るわけではなく、例
えばコの字形やV字形、又はW字形等の他の形状であっ
ても、折り曲げ処理によって切欠26に嵌入できる構成
であればよい。
状はU字形であったが、U字形に限るわけではなく、例
えばコの字形やV字形、又はW字形等の他の形状であっ
ても、折り曲げ処理によって切欠26に嵌入できる構成
であればよい。
【0038】また、フレーム13に形成する爪28は、
複数設ける構成としてもよい。この場合、対応する数の
切欠26をフレーム13に形成し、複数の爪28を対応
する切欠26に1個ずつ嵌入する構成としてもよく、又
は1つの切欠26に複数の爪28を嵌入する構成として
もよい。
複数設ける構成としてもよい。この場合、対応する数の
切欠26をフレーム13に形成し、複数の爪28を対応
する切欠26に1個ずつ嵌入する構成としてもよく、又
は1つの切欠26に複数の爪28を嵌入する構成として
もよい。
【0039】また、上述の実施形態の説明では、図4に
示すようにフレーム13に形成する爪28は、そのU字
部28aを回転軸方向に形成したが、図8に示すように
ステータ12の空回り方向に形成してもよい。この場
合、U字部28aの先端がステータ12の回転力(空回
り回転力)を受ける方向になるように、U字部28aを
形成する。このように構成することにより、ステータ1
2の空回りは爪28(U字部28a)の先端が切欠26
の内側面に当接することになり、ステータ12の空回り
が阻止される。尚、この場合、爪28(U字部28a)
の先端から回転力が加わり、爪28(U字部28a)の
先端下部はステータ12に形成される切欠26の底面に
当接し、より確実にステータ12の空回りを阻止するこ
とができるまた、上述の実施形態においては、フレーム
13とエンドブラケット14及び15の取り付けは、図
1に示すようにネジ25で行った。しかし、図9に示す
ように、側方からネジ25’を締着し、フレーム13と
エンドブラケット14(及び15)の取り付けを行う構
成としてもよい。尚、この図9に示す構成の方が一般的
である。
示すようにフレーム13に形成する爪28は、そのU字
部28aを回転軸方向に形成したが、図8に示すように
ステータ12の空回り方向に形成してもよい。この場
合、U字部28aの先端がステータ12の回転力(空回
り回転力)を受ける方向になるように、U字部28aを
形成する。このように構成することにより、ステータ1
2の空回りは爪28(U字部28a)の先端が切欠26
の内側面に当接することになり、ステータ12の空回り
が阻止される。尚、この場合、爪28(U字部28a)
の先端から回転力が加わり、爪28(U字部28a)の
先端下部はステータ12に形成される切欠26の底面に
当接し、より確実にステータ12の空回りを阻止するこ
とができるまた、上述の実施形態においては、フレーム
13とエンドブラケット14及び15の取り付けは、図
1に示すようにネジ25で行った。しかし、図9に示す
ように、側方からネジ25’を締着し、フレーム13と
エンドブラケット14(及び15)の取り付けを行う構
成としてもよい。尚、この図9に示す構成の方が一般的
である。
【0040】さらに、本発明のフレーム回り止め機構
は、直流(DC)モータ又は交流(AC)モータの別な
く適用でき、更には発電機や調相器等の他の回転系電気
機器にも適用することができる。
は、直流(DC)モータ又は交流(AC)モータの別な
く適用でき、更には発電機や調相器等の他の回転系電気
機器にも適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ステータの組立の際使用する位相合せ用切欠を使用して
空回り阻止用の切欠を作成することができる。
ステータの組立の際使用する位相合せ用切欠を使用して
空回り阻止用の切欠を作成することができる。
【0042】また、ステータの圧入後ドリル加工やピン
の打ち込み加工等の煩雑な作業を行う必要がなく、組立
時の工数を削減することができる。また、従来のような
溶接設備が不要であり、より小型の設備によって電動機
等の制作を行うことができる。
の打ち込み加工等の煩雑な作業を行う必要がなく、組立
時の工数を削減することができる。また、従来のような
溶接設備が不要であり、より小型の設備によって電動機
等の制作を行うことができる。
【0043】さらに、ピンや溶接材料を使用しないた
め、部品点数を削減し、装置のコストダウンを図ること
も可能となる。
め、部品点数を削減し、装置のコストダウンを図ること
も可能となる。
【図1】本実施形態のフレーム回り止め機構を採用した
電動機の断面図である。
電動機の断面図である。
【図2】ステータの外観構成を示す図である。
【図3】ステータプレートの構成を説明する図である。
【図4】フレームの外観構成を示す図である。
【図5】フレームとステータの取付構成を示す図であ
る。
る。
【図6】フレームにステータを圧入した後の断面図であ
る。
る。
【図7】本例に使用することができないステータプレー
トの例を示す図である。
トの例を示す図である。
【図8】爪(U字部)の形成方向をステータの回転方向
に合わせた場合の、フレームの外観図である。
に合わせた場合の、フレームの外観図である。
【図9】本実施形態の変形例である。
【図10】従来のフレームとステータの取り付け構成を
説明する図である。
説明する図である。
【図11】従来のフレームとステータの取り付けを、ピ
ンで行う構成を説明する図である。
ンで行う構成を説明する図である。
【図12】従来のフレームとステータの取り付けを、溶
接で行う構成を説明する図である。
接で行う構成を説明する図である。
10 電動機 11 ロータ(回転子) 12 ステータ(固定子) 13 フレーム 14、15 エンドブラケット 16 回転軸 18、19 軸受け 20 軸受けホルダ 22 ステータプレート 23 切欠 24 巻線 25、25’ ネジ 26 切欠 27 位相合せ用切欠 28 爪 28a U字部 28b 点線 29 スロット 30 ステータプレート 31 位相合せ用切欠
Claims (5)
- 【請求項1】 ステータと、該ステータの内周に所定の
隙間を有して配設されたロータと、前記ステータの外周
に圧接固定されたフレームとを有する回転系電気機器に
おいて、 前記ステータは、周面の一部に形成された位相合せ用切
欠を有するステータプレートを使用し、前記位相合せ用
切欠の位置を一致させて多数枚の前記ステータプレート
を積層して形成され、 前記フレームには、前記ステータの位相合せ用切欠の位
置に対応して爪が設けられ、 前記フレームに設けられた爪は、前記ステータに形成さ
れた位相合せ用切欠に嵌入することを特徴とする回転系
電気機器。 - 【請求項2】 前記フレームに設けられた爪は、前記フ
レームに前記ステータを圧入後、前記爪を折り曲げ、該
爪を前記位相合せ用切欠に嵌入することを特徴とする請
求項1記載の回転系電気機器。 - 【請求項3】 前記爪は、U字形の切り込み部を有し、
該U字形の切り込み部を前記位相合せ用切欠内に折り曲
げることを特徴とする請求項2記載の回転系電気機器。 - 【請求項4】 前記U字形の切り込み部は、回転軸の方
向に形成されていることを特徴とする請求項3記載の回
転系電気機器。 - 【請求項5】 前記U字形の切り込み部は、前記ロータ
の回転方向に形成されていることを特徴とする請求項3
記載の回転系電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11123530A JP2000324734A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 回転系電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11123530A JP2000324734A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 回転系電気機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000324734A true JP2000324734A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14862903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11123530A Pending JP2000324734A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 回転系電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000324734A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1288569A2 (en) | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Hikari Tech Co. Ltd. | Ash Melting Device |
| JP2003111317A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Makita Corp | 電動工具 |
| JP2010028885A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Toyota Motor Corp | 回転電機用コア |
| JP2013187924A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機及び回転電機のステータコアの固定方法 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11123530A patent/JP2000324734A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1288569A2 (en) | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Hikari Tech Co. Ltd. | Ash Melting Device |
| JP2003111317A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Makita Corp | 電動工具 |
| JP2010028885A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Toyota Motor Corp | 回転電機用コア |
| JP2013187924A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機及び回転電機のステータコアの固定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050830 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080812 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080819 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081216 |