JP2000324876A - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents
ブラシレスモータの駆動装置Info
- Publication number
- JP2000324876A JP2000324876A JP11131712A JP13171299A JP2000324876A JP 2000324876 A JP2000324876 A JP 2000324876A JP 11131712 A JP11131712 A JP 11131712A JP 13171299 A JP13171299 A JP 13171299A JP 2000324876 A JP2000324876 A JP 2000324876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- switching element
- element group
- circuit
- pwm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上下アーム間のPWMの切り替え時におい
て、ブラシレスモータの巻線からステータに流れるリー
ク電流を小さく抑制すること。 【解決手段】 パルス幅変調回路39は、電圧指令信号
Ss と三角波発生回路38で生成された三角波キャリア
信号Sc1とを比較してPWM信号Sm を生成する。切替
回路41は、非通電期間にある巻線の誘起電圧の正負を
示す判定信号Sp に基づいて、上,下アーム何れのIG
BT14〜16,17〜19に対してPWMを行うかを
決定し、上アームおよび下アームに対するPWM信号S
mpおよびSmnを波形合成回路42に対して出力する。こ
の場合、切替回路41は、判定信号Sp のレベルが変化
しても直ちに上下アーム間でPWMを切り替えず、その
後PWMのオン期間であって且つ三角波キャリア信号S
c1が最大値となった時点において切り替える。
て、ブラシレスモータの巻線からステータに流れるリー
ク電流を小さく抑制すること。 【解決手段】 パルス幅変調回路39は、電圧指令信号
Ss と三角波発生回路38で生成された三角波キャリア
信号Sc1とを比較してPWM信号Sm を生成する。切替
回路41は、非通電期間にある巻線の誘起電圧の正負を
示す判定信号Sp に基づいて、上,下アーム何れのIG
BT14〜16,17〜19に対してPWMを行うかを
決定し、上アームおよび下アームに対するPWM信号S
mpおよびSmnを波形合成回路42に対して出力する。こ
の場合、切替回路41は、判定信号Sp のレベルが変化
しても直ちに上下アーム間でPWMを切り替えず、その
後PWMのオン期間であって且つ三角波キャリア信号S
c1が最大値となった時点において切り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータの回転位置
に応じて巻線に順次通電するための正側スイッチング素
子群および負側スイッチング素子群からなるスイッチン
グ回路を備え、パルス幅変調信号に基づくオンオフ制御
を行うスイッチング素子群として正側スイッチング素子
群と負側スイッチング素子群とを選択的に切り替えるよ
うに構成したブラシレスモータの駆動装置に関する。
に応じて巻線に順次通電するための正側スイッチング素
子群および負側スイッチング素子群からなるスイッチン
グ回路を備え、パルス幅変調信号に基づくオンオフ制御
を行うスイッチング素子群として正側スイッチング素子
群と負側スイッチング素子群とを選択的に切り替えるよ
うに構成したブラシレスモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブラシレスモータの駆動装置に
ついて図7ないし図10を参照しながら説明する。ま
ず、電気的構成を示す図7において、駆動装置1は、コ
ンバータ回路2、インバータ回路3、位置検出回路4、
制御回路5、およびゲートドライブ回路6を備えて構成
されている。このうちコンバータ回路2は、例えば単相
100Vの交流電源7に接続されており、力率改善用の
リアクトル8、ダイオードブリッジ回路9、および3つ
の平滑用コンデンサ10、11、12を組み合わせてな
る周知の単相倍電圧整流回路として構成されている。
ついて図7ないし図10を参照しながら説明する。ま
ず、電気的構成を示す図7において、駆動装置1は、コ
ンバータ回路2、インバータ回路3、位置検出回路4、
制御回路5、およびゲートドライブ回路6を備えて構成
されている。このうちコンバータ回路2は、例えば単相
100Vの交流電源7に接続されており、力率改善用の
リアクトル8、ダイオードブリッジ回路9、および3つ
の平滑用コンデンサ10、11、12を組み合わせてな
る周知の単相倍電圧整流回路として構成されている。
【0003】このコンバータ回路2の出力線である直流
電源線13aと13bとの間にはインバータ回路3が接
続されている。このインバータ回路3は、6個のスイッ
チング素子例えばIGBT14〜19と、これらIGB
T14〜19に対しそれぞれ並列に接続された6個の還
流ダイオード20〜25とを三相ブリッジ接続してなる
周知の電圧形インバータ回路として構成されている。
電源線13aと13bとの間にはインバータ回路3が接
続されている。このインバータ回路3は、6個のスイッ
チング素子例えばIGBT14〜19と、これらIGB
T14〜19に対しそれぞれ並列に接続された6個の還
流ダイオード20〜25とを三相ブリッジ接続してなる
周知の電圧形インバータ回路として構成されている。
【0004】このインバータ回路3の各相の出力端子2
6u、26v、26wには、それぞれブラシレスモータ
27の巻線27u、27v、27wの各端子が接続され
ている。このブラシレスモータ27は、三相スター結線
された上記巻線27u、27v、27wが巻回されたス
テータ(図示せず)と永久磁石が配設されたロータ(図
示せず)とを備えて構成され、例えば冷蔵庫やエアコン
ディショナーに搭載されたコンプレッサ(図示せず)を
駆動するものである。
6u、26v、26wには、それぞれブラシレスモータ
27の巻線27u、27v、27wの各端子が接続され
ている。このブラシレスモータ27は、三相スター結線
された上記巻線27u、27v、27wが巻回されたス
テータ(図示せず)と永久磁石が配設されたロータ(図
示せず)とを備えて構成され、例えば冷蔵庫やエアコン
ディショナーに搭載されたコンプレッサ(図示せず)を
駆動するものである。
【0005】制御回路5がブラシレスモータ27の通電
制御を行うために必要となるロータの位置情報は、各巻
線27u、27v、27wの非通電期間に巻線端子に現
れる誘起電圧に基づいて、位置検出回路4から位置信号
Pu 、Pv 、Pw として出力される。この位置検出回路
4は次のように構成されている。
制御を行うために必要となるロータの位置情報は、各巻
線27u、27v、27wの非通電期間に巻線端子に現
れる誘起電圧に基づいて、位置検出回路4から位置信号
Pu 、Pv 、Pw として出力される。この位置検出回路
4は次のように構成されている。
【0006】すなわち、直流電源線13aと13bとの
間には抵抗28と29とが直列に接続されており、両抵
抗28と29との共通接続点には、コンバータ回路2が
出力する直流電圧Vdcの1/2の電圧値となる基準電圧
Vc が生成されるようになっている。コンパレータ3
0、31、32は、それぞれU相の端子電圧Vu 、V相
の端子電圧Vv 、W相の端子電圧Vw と前記基準電圧V
c とを比較し、ハイレベルまたはロウレベルを有する位
置信号Pu 、Pv 、Pw を出力するようになっている。
この場合、コンパレータ30、31、32の反転入力端
子が抵抗28と29との共通接続点に接続されている。
間には抵抗28と29とが直列に接続されており、両抵
抗28と29との共通接続点には、コンバータ回路2が
出力する直流電圧Vdcの1/2の電圧値となる基準電圧
Vc が生成されるようになっている。コンパレータ3
0、31、32は、それぞれU相の端子電圧Vu 、V相
の端子電圧Vv 、W相の端子電圧Vw と前記基準電圧V
c とを比較し、ハイレベルまたはロウレベルを有する位
置信号Pu 、Pv 、Pw を出力するようになっている。
この場合、コンパレータ30、31、32の反転入力端
子が抵抗28と29との共通接続点に接続されている。
【0007】また、制御回路5は、これら位置信号Pu
、Pv 、Pw に基づいて120°通電方式によるパル
ス幅変調(PWM)制御を行い、そのPWM制御された
駆動信号Dup' 〜Dwn' は、それぞれゲートドライブ回
路6を介してIGBT14〜19のゲート端子に与えら
れるようになっている。その結果、ブラシレスモータ2
7の巻線27u、27v、27wには、PWMによるオ
ンオフ制御がなされた矩形波状の三相交流電圧が印加さ
れる。
、Pv 、Pw に基づいて120°通電方式によるパル
ス幅変調(PWM)制御を行い、そのPWM制御された
駆動信号Dup' 〜Dwn' は、それぞれゲートドライブ回
路6を介してIGBT14〜19のゲート端子に与えら
れるようになっている。その結果、ブラシレスモータ2
7の巻線27u、27v、27wには、PWMによるオ
ンオフ制御がなされた矩形波状の三相交流電圧が印加さ
れる。
【0008】この制御回路5は、三角波キャリア信号を
発生する三角波発生回路と、この三角波キャリア信号と
電圧指令信号とを比較するパルス幅変調回路とを備えて
いる。ここで、電圧指令信号は、位置信号Pu 、Pv 、
Pw を用いて検出される速度検出信号と速度指令信号f
s とに基づいて得られるものである。
発生する三角波発生回路と、この三角波キャリア信号と
電圧指令信号とを比較するパルス幅変調回路とを備えて
いる。ここで、電圧指令信号は、位置信号Pu 、Pv 、
Pw を用いて検出される速度検出信号と速度指令信号f
s とに基づいて得られるものである。
【0009】さらに、非通電期間にある巻線27u〜2
7wの誘起電圧によりブラシレスモータ27にブレーキ
トルクが作用するような電流が流れたり、巻線27u〜
27wに蓄積された電流エネルギーの放出によりコンバ
ータ回路2に逆電流が流れることを防止するため、制御
回路5は特開平7−322681号公報に開示されたP
WMの切り替え制御を行うようになっている。
7wの誘起電圧によりブラシレスモータ27にブレーキ
トルクが作用するような電流が流れたり、巻線27u〜
27wに蓄積された電流エネルギーの放出によりコンバ
ータ回路2に逆電流が流れることを防止するため、制御
回路5は特開平7−322681号公報に開示されたP
WMの切り替え制御を行うようになっている。
【0010】すなわち、制御回路5は、非通電期間にあ
る巻線27u〜27wの誘起電圧が正負何れにあるかを
判定し、その正負判定結果に基づいてインバータ回路3
におけるPWMのオンオフ制御を正側(上アーム)のI
GBT14〜16と負側(下アーム)のIGBT17〜
19との間で切り替えるように構成されている。この上
下アーム間でのPWMの切り替えにより、モータ効率が
向上し、コンデンサ10〜12における損失が低減す
る。
る巻線27u〜27wの誘起電圧が正負何れにあるかを
判定し、その正負判定結果に基づいてインバータ回路3
におけるPWMのオンオフ制御を正側(上アーム)のI
GBT14〜16と負側(下アーム)のIGBT17〜
19との間で切り替えるように構成されている。この上
下アーム間でのPWMの切り替えにより、モータ効率が
向上し、コンデンサ10〜12における損失が低減す
る。
【0011】以上の構成を備えた駆動装置1について、
図8に、上アーム側の駆動信号Dup' 〜Dwp' 、下アー
ム側の駆動信号Dun' 〜Dwn' 、端子電圧Vu 、Vv 、
Vw、および巻線27u〜27wの中性点電圧VN の各
波形を示す。この図8において、時刻t1 およびt5 で
上アーム側が転流し、時刻t3 で下アーム側が転流して
いる。その間、時刻t2 でPWMによるオンオフ制御が
上アーム側から下アーム側に切り替えられ、時刻t4 で
PWMによるオンオフ制御が下アーム側から上アーム側
に切り替えられている。
図8に、上アーム側の駆動信号Dup' 〜Dwp' 、下アー
ム側の駆動信号Dun' 〜Dwn' 、端子電圧Vu 、Vv 、
Vw、および巻線27u〜27wの中性点電圧VN の各
波形を示す。この図8において、時刻t1 およびt5 で
上アーム側が転流し、時刻t3 で下アーム側が転流して
いる。その間、時刻t2 でPWMによるオンオフ制御が
上アーム側から下アーム側に切り替えられ、時刻t4 で
PWMによるオンオフ制御が下アーム側から上アーム側
に切り替えられている。
【0012】この場合、PWMによりオンオフ制御され
るIGBTがオンの状態にある時(以下、「PWMがオ
ンの時」と称す)に上下アーム間でPWMの切り替えを
行う(時刻t4 における切り替え)と、その切り替え時
における中性点電圧VN の変化は比較的小さい。これに
対し、PWMによりオンオフ制御されるIGBTがオフ
の状態にある時(以下、「PWMがオフの時」と称す)
に上下アーム間でPWMの切り替えを行う(時刻t2 に
おける切り替え)と、その切り替え時に中性点電圧VN
が急峻に大きく変化する。
るIGBTがオンの状態にある時(以下、「PWMがオ
ンの時」と称す)に上下アーム間でPWMの切り替えを
行う(時刻t4 における切り替え)と、その切り替え時
における中性点電圧VN の変化は比較的小さい。これに
対し、PWMによりオンオフ制御されるIGBTがオフ
の状態にある時(以下、「PWMがオフの時」と称す)
に上下アーム間でPWMの切り替えを行う(時刻t2 に
おける切り替え)と、その切り替え時に中性点電圧VN
が急峻に大きく変化する。
【0013】一般に、ブラシレスモータ27の巻線27
u〜27wとステータとの間には、浮遊容量による結合
が存在する。この結合は、等価的には図9に示すよう
に、ブラシレスモータ27の中性点27Nと対地電位を
有するステータとの間にコンデンサが接続された状態と
して表すことができる。従って、中性点電圧VN が急峻
に変化すると、その微分値にほぼ比例した漏洩電流(リ
ーク電流)が巻線27u〜27wからステータへと流れ
る。その結果、例えばブラシレスモータ27が冷蔵庫に
搭載されたコンプレッサを駆動する場合にあっては、使
用者が冷蔵庫の筐体のヒンジ部あるいはネジ部などの塗
装がされていない金属露出部分に触れると電気を感じる
ことがある。
u〜27wとステータとの間には、浮遊容量による結合
が存在する。この結合は、等価的には図9に示すよう
に、ブラシレスモータ27の中性点27Nと対地電位を
有するステータとの間にコンデンサが接続された状態と
して表すことができる。従って、中性点電圧VN が急峻
に変化すると、その微分値にほぼ比例した漏洩電流(リ
ーク電流)が巻線27u〜27wからステータへと流れ
る。その結果、例えばブラシレスモータ27が冷蔵庫に
搭載されたコンプレッサを駆動する場合にあっては、使
用者が冷蔵庫の筐体のヒンジ部あるいはネジ部などの塗
装がされていない金属露出部分に触れると電気を感じる
ことがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような事情から、
上下アーム間でPWMの切り替えを行う場合には、PW
Mがオンの時に切り替えることが好ましい。この切り替
えの具体的な方法としては、特開平9−312993号
公報に開示された制御方法がある。この制御方法は、チ
ョッピング(PWMに相当)のエッジを検出し、そのエ
ッジ検出後チョッピングのオン時に上下アームのチョッ
ピングを切り替えるように制御するものである。
上下アーム間でPWMの切り替えを行う場合には、PW
Mがオンの時に切り替えることが好ましい。この切り替
えの具体的な方法としては、特開平9−312993号
公報に開示された制御方法がある。この制御方法は、チ
ョッピング(PWMに相当)のエッジを検出し、そのエ
ッジ検出後チョッピングのオン時に上下アームのチョッ
ピングを切り替えるように制御するものである。
【0015】この制御方法によれば、チョッピングがオ
フからオンに変化した直後に上下アームの切り替えが行
われる。しかしながら、図10に示すように、チョッピ
ングがオフからオンに変化した直後における巻線27u
〜27wの端子電圧にはリンギングが重畳しており、こ
のリンギングが発生している電圧非整定時に上下アーム
間でのチョッピング(PWM)が切り替えられると、巻
線27u〜27w(すなわち中性点電圧VN )の電位変
動が大きくなり、リーク電流やそれに伴うノイズの発生
の増大を招くという問題があった。
フからオンに変化した直後に上下アームの切り替えが行
われる。しかしながら、図10に示すように、チョッピ
ングがオフからオンに変化した直後における巻線27u
〜27wの端子電圧にはリンギングが重畳しており、こ
のリンギングが発生している電圧非整定時に上下アーム
間でのチョッピング(PWM)が切り替えられると、巻
線27u〜27w(すなわち中性点電圧VN )の電位変
動が大きくなり、リーク電流やそれに伴うノイズの発生
の増大を招くという問題があった。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上下アーム間のPWMの切り替え時に
おいて、ブラシレスモータの巻線からステータに流れる
リーク電流をより小さく抑制することができるブラシレ
スモータの駆動装置を提供することにある。
で、その目的は、上下アーム間のPWMの切り替え時に
おいて、ブラシレスモータの巻線からステータに流れる
リーク電流をより小さく抑制することができるブラシレ
スモータの駆動装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載したブラシレスモータの駆動装置
は、ブラシレスモータが有する複数相の巻線に順次通電
するための正側スイッチング素子群および負側スイッチ
ング素子群からなるスイッチング回路と、前記ブラシレ
スモータが有するロータの位置情報を検出する位置検出
手段と、前記検出されたロータの位置情報に基づいて前
記複数相の巻線への通電信号を得る通電信号生成手段
と、三角波キャリア信号を発生するキャリア信号発生回
路と、電圧指令信号と前記三角波キャリア信号とを比較
してパルス幅変調信号を得るパルス幅変調回路と、前記
パルス幅変調信号に基づくオンオフ制御を行うスイッチ
ング素子群として前記正側スイッチング素子群と前記負
側スイッチング素子群とを選択的に切り替える駆動手段
とを備えたブラシレスモータの駆動装置において、前記
駆動手段は、前記パルス幅変調信号のオン期間で、且つ
前記三角波キャリア信号の最大点または最小点におい
て、前記正側スイッチング素子群と前記負側スイッチン
グ素子群とを切り替えるように構成されていることを特
徴とする。
め、請求項1に記載したブラシレスモータの駆動装置
は、ブラシレスモータが有する複数相の巻線に順次通電
するための正側スイッチング素子群および負側スイッチ
ング素子群からなるスイッチング回路と、前記ブラシレ
スモータが有するロータの位置情報を検出する位置検出
手段と、前記検出されたロータの位置情報に基づいて前
記複数相の巻線への通電信号を得る通電信号生成手段
と、三角波キャリア信号を発生するキャリア信号発生回
路と、電圧指令信号と前記三角波キャリア信号とを比較
してパルス幅変調信号を得るパルス幅変調回路と、前記
パルス幅変調信号に基づくオンオフ制御を行うスイッチ
ング素子群として前記正側スイッチング素子群と前記負
側スイッチング素子群とを選択的に切り替える駆動手段
とを備えたブラシレスモータの駆動装置において、前記
駆動手段は、前記パルス幅変調信号のオン期間で、且つ
前記三角波キャリア信号の最大点または最小点におい
て、前記正側スイッチング素子群と前記負側スイッチン
グ素子群とを切り替えるように構成されていることを特
徴とする。
【0018】この構成によれば、パルス幅変調回路は電
圧指令信号と三角波キャリア信号とを比較し、両信号が
一致する時点においてスイッチング素子のオンオフ状態
を反転させるパルス幅変調信号を生成する。この場合、
三角波キャリア信号の最大点または最小点は、スイッチ
ング素子の(パルス幅変調の)オン期間またはオフ期間
のほぼ中央点となっている。つまり、駆動手段は、パル
ス幅変調信号のオン期間のほぼ中央点において、パルス
幅変調を行うスイッチング素子群を正側と負側とで切り
替える。従って、スイッチング素子のオンオフ状態が反
転した直後に巻線端子に発生するリンギングなどの電圧
非整定状態を避けて、正側と負側とのスイッチング素子
群の切り替えが行われる。この切り替えにより、ブラシ
レスモータや駆動装置の効率向上が図られるとともに、
巻線中性点の電位変動が小さくなって巻線からのリーク
電流が従来に比べ抑制される。
圧指令信号と三角波キャリア信号とを比較し、両信号が
一致する時点においてスイッチング素子のオンオフ状態
を反転させるパルス幅変調信号を生成する。この場合、
三角波キャリア信号の最大点または最小点は、スイッチ
ング素子の(パルス幅変調の)オン期間またはオフ期間
のほぼ中央点となっている。つまり、駆動手段は、パル
ス幅変調信号のオン期間のほぼ中央点において、パルス
幅変調を行うスイッチング素子群を正側と負側とで切り
替える。従って、スイッチング素子のオンオフ状態が反
転した直後に巻線端子に発生するリンギングなどの電圧
非整定状態を避けて、正側と負側とのスイッチング素子
群の切り替えが行われる。この切り替えにより、ブラシ
レスモータや駆動装置の効率向上が図られるとともに、
巻線中性点の電位変動が小さくなって巻線からのリーク
電流が従来に比べ抑制される。
【0019】また、請求項2に記載したブラシレスモー
タの駆動装置は、上記したスイッチング回路と、位置検
出手段と、通電信号生成手段に加え、鋸波キャリア信号
を発生するキャリア信号発生回路と、電圧指令信号と前
記鋸波キャリア信号とを比較してパルス幅変調信号を得
るパルス幅変調回路と、前記パルス幅変調信号に基づく
オンオフ制御を行うスイッチング素子群として前記正側
スイッチング素子群と前記負側スイッチング素子群とを
選択的に切り替える駆動手段とを備えたブラシレスモー
タの駆動装置において、前記駆動手段は、前記パルス幅
変調信号のオン期間で、且つ前記電圧指令信号と前記鋸
波キャリア信号との交点と前記鋸波キャリア信号の最大
点または最小点との中央点において、前記正側スイッチ
ング素子群と前記負側スイッチング素子群とを切り替え
るように構成されていることを特徴とする。
タの駆動装置は、上記したスイッチング回路と、位置検
出手段と、通電信号生成手段に加え、鋸波キャリア信号
を発生するキャリア信号発生回路と、電圧指令信号と前
記鋸波キャリア信号とを比較してパルス幅変調信号を得
るパルス幅変調回路と、前記パルス幅変調信号に基づく
オンオフ制御を行うスイッチング素子群として前記正側
スイッチング素子群と前記負側スイッチング素子群とを
選択的に切り替える駆動手段とを備えたブラシレスモー
タの駆動装置において、前記駆動手段は、前記パルス幅
変調信号のオン期間で、且つ前記電圧指令信号と前記鋸
波キャリア信号との交点と前記鋸波キャリア信号の最大
点または最小点との中央点において、前記正側スイッチ
ング素子群と前記負側スイッチング素子群とを切り替え
るように構成されていることを特徴とする。
【0020】この構成によれば、駆動手段は、パルス幅
変調信号のオン期間の中央点において、パルス幅変調を
行うスイッチング素子群を正側と負側とで切り替える。
従って、請求項1記載の構成に対して述べた作用と同様
に、スイッチング素子のオンオフ状態が反転した直後に
巻線端子に発生するリンギングなどを避けた状態で、正
側と負側とのスイッチング素子群の切り替えが行われ、
巻線からのリーク電流の抑制効果が大きくなる。
変調信号のオン期間の中央点において、パルス幅変調を
行うスイッチング素子群を正側と負側とで切り替える。
従って、請求項1記載の構成に対して述べた作用と同様
に、スイッチング素子のオンオフ状態が反転した直後に
巻線端子に発生するリンギングなどを避けた状態で、正
側と負側とのスイッチング素子群の切り替えが行われ、
巻線からのリーク電流の抑制効果が大きくなる。
【0021】この鋸波キャリア信号を用いる場合におい
て、駆動手段は、電圧指令信号レベルと鋸波キャリア信
号の最大値または最小値との中央値を有する基準信号を
生成し、この基準信号と前記鋸波キャリア信号との交点
において正側スイッチング素子群と負側スイッチング素
子群とを切り替えるように構成すると良い(請求項
3)。この構成によれば、電圧指令信号が変動しても常
に基準信号が中央値となるように保持され、スイッチン
グ素子のオン期間の中央点において正側と負側とのスイ
ッチング素子群の切り替えが行われる。
て、駆動手段は、電圧指令信号レベルと鋸波キャリア信
号の最大値または最小値との中央値を有する基準信号を
生成し、この基準信号と前記鋸波キャリア信号との交点
において正側スイッチング素子群と負側スイッチング素
子群とを切り替えるように構成すると良い(請求項
3)。この構成によれば、電圧指令信号が変動しても常
に基準信号が中央値となるように保持され、スイッチン
グ素子のオン期間の中央点において正側と負側とのスイ
ッチング素子群の切り替えが行われる。
【0022】なお、以上の場合において、ブラシレスモ
ータは冷蔵庫あるいはエアコンディショナーに搭載され
たコンプレッサを駆動することが好ましい(請求項
4)。これにより、リーク電流の発生を抑制した状態で
高効率運転が可能となる。
ータは冷蔵庫あるいはエアコンディショナーに搭載され
たコンプレッサを駆動することが好ましい(請求項
4)。これにより、リーク電流の発生を抑制した状態で
高効率運転が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態(請求項1、4に対応)について、図
1ないし図4を参照しながら説明する。なお、図1にお
いて、図7と同一構成部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる構成部分について説明する。
の第1の実施形態(請求項1、4に対応)について、図
1ないし図4を参照しながら説明する。なお、図1にお
いて、図7と同一構成部分には同一符号を付して説明を
省略し、ここでは異なる構成部分について説明する。
【0024】図1は、ブラシレスモータの駆動装置の概
略的な電気的構成を示している。この図1において、イ
ンバータ回路3および位置検出回路4は、それぞれ本発
明におけるスイッチング回路および位置検出手段に相当
する。また、駆動装置33およびブラシレスモータ27
は冷蔵庫やエアコンディショナーなどに搭載され、コン
プレッサ(図示せず)を駆動するようになっている。
略的な電気的構成を示している。この図1において、イ
ンバータ回路3および位置検出回路4は、それぞれ本発
明におけるスイッチング回路および位置検出手段に相当
する。また、駆動装置33およびブラシレスモータ27
は冷蔵庫やエアコンディショナーなどに搭載され、コン
プレッサ(図示せず)を駆動するようになっている。
【0025】さて、駆動装置33は、マイクロコンピュ
ータを主体に構成された制御回路34により制御され
る。この制御回路34は、図示しない不揮発性メモリに
予め書き込まれた制御プログラムに従って、後述する通
電制御などを実行するようになっている。図1に示す制
御回路34は、その機能がブロック図の形態で示されて
いる。すなわち、制御回路34は、通電信号生成手段と
しての通電信号生成回路35、正負判定回路36、電圧
指令生成回路37、キャリア信号発生回路としての三角
波発生回路38、パルス幅変調回路39、駆動手段とし
ての駆動回路40を備えて構成されている。そして、駆
動回路40は、さらに切替回路41および波形合成回路
42から構成されている。
ータを主体に構成された制御回路34により制御され
る。この制御回路34は、図示しない不揮発性メモリに
予め書き込まれた制御プログラムに従って、後述する通
電制御などを実行するようになっている。図1に示す制
御回路34は、その機能がブロック図の形態で示されて
いる。すなわち、制御回路34は、通電信号生成手段と
しての通電信号生成回路35、正負判定回路36、電圧
指令生成回路37、キャリア信号発生回路としての三角
波発生回路38、パルス幅変調回路39、駆動手段とし
ての駆動回路40を備えて構成されている。そして、駆
動回路40は、さらに切替回路41および波形合成回路
42から構成されている。
【0026】通電信号生成回路35は、位置検出回路4
から入力したロータの位置情報としての位置信号Pu 、
Pv 、Pw に対して論理演算を行い、正側(上アーム)
スイッチング素子に相当するIGBT14、15、16
(正側スイッチング素子群)および負側(下アーム)ス
イッチング素子に相当するIGBT17、18、19
(負側スイッチング素子群)に対する通電信号Dup、D
vp、Dwp、およびDun、Dvn、Dwnを生成するように構
成されている。
から入力したロータの位置情報としての位置信号Pu 、
Pv 、Pw に対して論理演算を行い、正側(上アーム)
スイッチング素子に相当するIGBT14、15、16
(正側スイッチング素子群)および負側(下アーム)ス
イッチング素子に相当するIGBT17、18、19
(負側スイッチング素子群)に対する通電信号Dup、D
vp、Dwp、およびDun、Dvn、Dwnを生成するように構
成されている。
【0027】また、上記位置信号Pu 、Pv 、Pw は正
負判定回路36にも入力されている。この正負判定回路
36は、「従来の技術」で挙げた特開平7−32268
1号公報に開示された正負判定手段と同様の機能を有す
るものである。すなわち、正負判定回路36は、非通電
期間にある巻線27u〜27wの誘起電圧が正であるか
負であるかを判定し、その判定結果をハイレベルまたは
ロウレベルを有する判定信号Sp として出力するように
なっている。
負判定回路36にも入力されている。この正負判定回路
36は、「従来の技術」で挙げた特開平7−32268
1号公報に開示された正負判定手段と同様の機能を有す
るものである。すなわち、正負判定回路36は、非通電
期間にある巻線27u〜27wの誘起電圧が正であるか
負であるかを判定し、その判定結果をハイレベルまたは
ロウレベルを有する判定信号Sp として出力するように
なっている。
【0028】電圧指令生成回路37は、図示しない速度
検出回路が位置信号Pu 、Pv 、Pw に基づいて検出し
たブラシレスモータ27の速度検出信号と、制御回路3
4の外部から入力された速度指令信号fs とに基づい
て、パルス幅変調(以下、PWMと称す)に用いる電圧
指令信号Ss を得るように構成されている。
検出回路が位置信号Pu 、Pv 、Pw に基づいて検出し
たブラシレスモータ27の速度検出信号と、制御回路3
4の外部から入力された速度指令信号fs とに基づい
て、パルス幅変調(以下、PWMと称す)に用いる電圧
指令信号Ss を得るように構成されている。
【0029】そして、パルス幅変調回路39は、この電
圧指令信号Ss と三角波発生回路38で生成された三角
波キャリア信号Sc1とを比較することによりパルス幅変
調(以下、PWMと称す)を行うようになっている。そ
の結果、両信号Ss 、Sc1の一致点においてハイレベル
とロウレベルとの間でレベル反転するパルス幅変調信号
Sm (PWM信号Sm )が生成される(図2参照)。こ
の場合、三角波キャリア信号Sc1のレベルが電圧指令信
号Ss のレベル以上となる期間において、PWMにより
オンオフ制御されるIGBT14〜19がオンの状態、
すなわち「PWMがオン」の状態となる。
圧指令信号Ss と三角波発生回路38で生成された三角
波キャリア信号Sc1とを比較することによりパルス幅変
調(以下、PWMと称す)を行うようになっている。そ
の結果、両信号Ss 、Sc1の一致点においてハイレベル
とロウレベルとの間でレベル反転するパルス幅変調信号
Sm (PWM信号Sm )が生成される(図2参照)。こ
の場合、三角波キャリア信号Sc1のレベルが電圧指令信
号Ss のレベル以上となる期間において、PWMにより
オンオフ制御されるIGBT14〜19がオンの状態、
すなわち「PWMがオン」の状態となる。
【0030】本発明において最も特徴を有する切替回路
41は、上記判定信号Sp に基づいて、上アームと下ア
ームの何れのIGBTに対してPWMによるオンオフ制
御を行うかを決定する。そして、切替回路41は、上ア
ームのIGBT14〜16に対するPWM信号(以下、
上アームPWM信号Smpと称す)と下アームのIGBT
17〜19に対するPWM信号(以下、下アームPWM
信号Smnと称す)とを波形合成回路42に対して出力す
るようになっている。ここで、例えば上アームのIGB
T14〜16(の何れか)に対してオンオフ制御を行う
場合には、上アームPWM信号SmpのレベルがPWMの
オンまたはオフに同期してハイレベルまたはロウレベル
に変化し、その間下アームPWM信号Smnはハイレベル
一定となっている。
41は、上記判定信号Sp に基づいて、上アームと下ア
ームの何れのIGBTに対してPWMによるオンオフ制
御を行うかを決定する。そして、切替回路41は、上ア
ームのIGBT14〜16に対するPWM信号(以下、
上アームPWM信号Smpと称す)と下アームのIGBT
17〜19に対するPWM信号(以下、下アームPWM
信号Smnと称す)とを波形合成回路42に対して出力す
るようになっている。ここで、例えば上アームのIGB
T14〜16(の何れか)に対してオンオフ制御を行う
場合には、上アームPWM信号SmpのレベルがPWMの
オンまたはオフに同期してハイレベルまたはロウレベル
に変化し、その間下アームPWM信号Smnはハイレベル
一定となっている。
【0031】その際、切替回路41は、判定信号Sp の
レベルが変化しても直ちに上下アーム間でPWMを切り
替えず、その後三角波キャリア信号Sc1が最大値となっ
た時点(最大点)において上下アーム間でPWMを切り
替えるようになっている。
レベルが変化しても直ちに上下アーム間でPWMを切り
替えず、その後三角波キャリア信号Sc1が最大値となっ
た時点(最大点)において上下アーム間でPWMを切り
替えるようになっている。
【0032】そして、波形合成回路42は、通電信号生
成回路35からの通電信号Dup、Dvp、Dwp、およびD
un、Dvn、Dwnと上アームPWM信号Smpおよび下アー
ムPWM信号Smnとを合成し、駆動信号Dup' 、Dvp'
、Dwp' 、およびDun' 、Dvn' 、Dwn' を出力する
ようになっている。
成回路35からの通電信号Dup、Dvp、Dwp、およびD
un、Dvn、Dwnと上アームPWM信号Smpおよび下アー
ムPWM信号Smnとを合成し、駆動信号Dup' 、Dvp'
、Dwp' 、およびDun' 、Dvn' 、Dwn' を出力する
ようになっている。
【0033】次に、本実施形態の作用について図2ない
し図4も参照して説明する。制御回路34は、位置信号
Pu 、Pv 、Pw に基づいて120°通電方式による通
電制御を行うとともに、PWM制御によりブラシレスモ
ータ27の巻線27u〜27wに印加する三相交流電圧
の大きさを可変制御する。この場合、60°幅の非通電
期間にある巻線27u〜27wの誘起電圧によりブレー
キトルクが発生したりコンバータ回路2に逆電流が流れ
ることを防止するため、制御回路34は前掲の特開平7
−322681号公報に開示された上下アーム間でのP
WMの切り替え制御を行っている。そこで、以下この切
り替えのタイミングについて説明する。
し図4も参照して説明する。制御回路34は、位置信号
Pu 、Pv 、Pw に基づいて120°通電方式による通
電制御を行うとともに、PWM制御によりブラシレスモ
ータ27の巻線27u〜27wに印加する三相交流電圧
の大きさを可変制御する。この場合、60°幅の非通電
期間にある巻線27u〜27wの誘起電圧によりブレー
キトルクが発生したりコンバータ回路2に逆電流が流れ
ることを防止するため、制御回路34は前掲の特開平7
−322681号公報に開示された上下アーム間でのP
WMの切り替え制御を行っている。そこで、以下この切
り替えのタイミングについて説明する。
【0034】図2には、パルス幅変調回路39が行うP
WM制御における電圧指令信号Ss、三角波キャリア信
号Sc1、およびPWM信号Sm の各波形が示されてい
る。この図2において、正負判定回路36から出力され
る判定信号Sp のレベルが時刻ta 、tb 、またはtc
などで反転した場合、切替回路41は三角波キャリア信
号Sc1が最大点となる時刻td まで待った後、この時刻
td においてPWMのオンオフ制御を行うアームを上下
アーム間で切り替える。
WM制御における電圧指令信号Ss、三角波キャリア信
号Sc1、およびPWM信号Sm の各波形が示されてい
る。この図2において、正負判定回路36から出力され
る判定信号Sp のレベルが時刻ta 、tb 、またはtc
などで反転した場合、切替回路41は三角波キャリア信
号Sc1が最大点となる時刻td まで待った後、この時刻
td においてPWMのオンオフ制御を行うアームを上下
アーム間で切り替える。
【0035】より具体的には、三角波発生回路38は、
例えばマイクロコンピュータ内部に設けられたアップダ
ウンカウンタにより三角波キャリア信号Sc1を発生する
ようになっている。そして、このアップダウンカウンタ
がアップカウントされ上限設定値(三角波キャリア信号
Sc1の最大値に相当する値)に達すると、割込み信号が
発生しそれと同時にダウンカウントが開始される。切替
回路41は、判定信号Sp のレベルが反転した後、この
割込み信号の発生時においてPWMの実施アームを切り
替える。
例えばマイクロコンピュータ内部に設けられたアップダ
ウンカウンタにより三角波キャリア信号Sc1を発生する
ようになっている。そして、このアップダウンカウンタ
がアップカウントされ上限設定値(三角波キャリア信号
Sc1の最大値に相当する値)に達すると、割込み信号が
発生しそれと同時にダウンカウントが開始される。切替
回路41は、判定信号Sp のレベルが反転した後、この
割込み信号の発生時においてPWMの実施アームを切り
替える。
【0036】図3には、上アーム側の駆動信号Dup' 〜
Dwp' 、下アーム側の駆動信号Dun' 〜Dwn' 、端子電
圧Vu 、Vv 、Vw 、および巻線27u〜27wの中性
点電圧VN の各波形が示されている。この図における時
刻t1 〜t5 は、既述した図8における時刻t1 〜t5
とそれぞれ対応している。従来構成の駆動装置1では、
判定信号Sp のレベルが反転する時刻t2 または時刻t
4 において直ちに上下アーム間でPWMを切り替えてい
たが、切替回路41は三角波キャリア信号Sc1が最大点
となる時刻td1、td2において切り替える。
Dwp' 、下アーム側の駆動信号Dun' 〜Dwn' 、端子電
圧Vu 、Vv 、Vw 、および巻線27u〜27wの中性
点電圧VN の各波形が示されている。この図における時
刻t1 〜t5 は、既述した図8における時刻t1 〜t5
とそれぞれ対応している。従来構成の駆動装置1では、
判定信号Sp のレベルが反転する時刻t2 または時刻t
4 において直ちに上下アーム間でPWMを切り替えてい
たが、切替回路41は三角波キャリア信号Sc1が最大点
となる時刻td1、td2において切り替える。
【0037】その結果、PWMのオン期間のほぼ中央点
で上下アーム間のPWMの切り替えが行われる。この点
では、PWMがオフからオンに変化した直後に巻線端子
に生じたリンギングが減衰した状態にあり、端子電圧V
u 、Vv 、Vw が直流電圧Vdcのレベルまたは0Vのレ
ベルに整定した状態となっている。従って、この時点に
おいて上下アーム間のPWMの切り替えを行えば、切り
替えによる巻線27u〜27wの電位変動つまり中性点
電圧VN の変動を抑制することができ、巻線27u〜2
7wからステータへと流れる漏洩電流(リーク電流)を
減らすことができる。
で上下アーム間のPWMの切り替えが行われる。この点
では、PWMがオフからオンに変化した直後に巻線端子
に生じたリンギングが減衰した状態にあり、端子電圧V
u 、Vv 、Vw が直流電圧Vdcのレベルまたは0Vのレ
ベルに整定した状態となっている。従って、この時点に
おいて上下アーム間のPWMの切り替えを行えば、切り
替えによる巻線27u〜27wの電位変動つまり中性点
電圧VN の変動を抑制することができ、巻線27u〜2
7wからステータへと流れる漏洩電流(リーク電流)を
減らすことができる。
【0038】さらに、図4は、上下アームPWM信号S
mp、Smn、巻線27u〜27wの中性点電圧VN 、およ
びリーク電流の各波形を示している。ここで、図4
(a)はPWMのオン期間の中央点において上アームか
ら下アームへPWMの切り替えを行う場合(本発明の場
合)を示し、図4(b)はPWMのオフ期間においてP
WMの切り替えを行う場合を示している。図4(a)で
は切り替え時に中性点電圧VN の変動が小さくリーク電
流の発生は少ないが、図4(b)では切り替え時に中性
点電圧VN が大きく変動しパルス状の大きなリーク電流
が発生している。
mp、Smn、巻線27u〜27wの中性点電圧VN 、およ
びリーク電流の各波形を示している。ここで、図4
(a)はPWMのオン期間の中央点において上アームか
ら下アームへPWMの切り替えを行う場合(本発明の場
合)を示し、図4(b)はPWMのオフ期間においてP
WMの切り替えを行う場合を示している。図4(a)で
は切り替え時に中性点電圧VN の変動が小さくリーク電
流の発生は少ないが、図4(b)では切り替え時に中性
点電圧VN が大きく変動しパルス状の大きなリーク電流
が発生している。
【0039】以上述べたように、本実施形態によれば、
駆動装置33およびブラシレスモータ27の効率向上を
図るため、非通電期間にある巻線27u〜27wの誘起
電圧の正負に応じてPWMのオンオフ制御を行うアーム
を上下アーム間で切り替える場合において、その切り替
えをPWM制御における三角波キャリア信号Sc1の最大
点において行うように構成した。
駆動装置33およびブラシレスモータ27の効率向上を
図るため、非通電期間にある巻線27u〜27wの誘起
電圧の正負に応じてPWMのオンオフ制御を行うアーム
を上下アーム間で切り替える場合において、その切り替
えをPWM制御における三角波キャリア信号Sc1の最大
点において行うように構成した。
【0040】その結果、PWMのオン期間のほぼ中央点
において、上下アーム間のPWMの切り替えが行われ
る。この時点は、PWMのオンオフ反転により巻線端子
に発生したリンギングが減衰した状態にあるので、PW
Mを上下アーム間で切り替えても中性点電圧VN に大き
な変動が生じることがない。また、上下アーム間でのP
WMの切り替え直後にPWMがオンからオフに反転する
ことがないので、切り替え後のオンオフ反転時において
巻線端子に発生するリンギングが増大することもない。
従って、PWMがオフからオンに反転した直後にPWM
の対象アームを切り替える場合に比べ、リーク電流をよ
り減少させることができ、使用者が冷蔵庫やエアコンデ
ィショナーなどの金属露出部分に触れても電気を感じる
ことがより少なくなり、さらにノイズの発生も減少す
る。また、PWMの切り替えタイミングは、マイクロコ
ンピュータ内部のアップダウンカウンタから出力される
割込み信号により得ることができるので、容易に適用が
可能となる。
において、上下アーム間のPWMの切り替えが行われ
る。この時点は、PWMのオンオフ反転により巻線端子
に発生したリンギングが減衰した状態にあるので、PW
Mを上下アーム間で切り替えても中性点電圧VN に大き
な変動が生じることがない。また、上下アーム間でのP
WMの切り替え直後にPWMがオンからオフに反転する
ことがないので、切り替え後のオンオフ反転時において
巻線端子に発生するリンギングが増大することもない。
従って、PWMがオフからオンに反転した直後にPWM
の対象アームを切り替える場合に比べ、リーク電流をよ
り減少させることができ、使用者が冷蔵庫やエアコンデ
ィショナーなどの金属露出部分に触れても電気を感じる
ことがより少なくなり、さらにノイズの発生も減少す
る。また、PWMの切り替えタイミングは、マイクロコ
ンピュータ内部のアップダウンカウンタから出力される
割込み信号により得ることができるので、容易に適用が
可能となる。
【0041】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態(請求項2ないし4に対応)について、図5お
よび図6を参照しながら説明する。なお、図5におい
て、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省
略し、異なる構成部分について説明する。
実施形態(請求項2ないし4に対応)について、図5お
よび図6を参照しながら説明する。なお、図5におい
て、図1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省
略し、異なる構成部分について説明する。
【0042】まず、ブラシレスモータの駆動装置の電気
的構成を概略的に示した図5において、駆動装置43の
制御回路44は、図1の三角波発生回路38および駆動
回路40に替えて、鋸波キャリア信号Sc2を発生する鋸
波発生回路45(本発明でいうキャリア信号発生回路に
相当)および駆動回路46(本発明でいう駆動手段に相
当)を備えて構成されている。ここで、駆動回路46
は、切替回路47と波形合成回路42とから構成されて
いる。切替回路47には、電圧指令生成回路37から電
圧指令信号Ss が入力されている。
的構成を概略的に示した図5において、駆動装置43の
制御回路44は、図1の三角波発生回路38および駆動
回路40に替えて、鋸波キャリア信号Sc2を発生する鋸
波発生回路45(本発明でいうキャリア信号発生回路に
相当)および駆動回路46(本発明でいう駆動手段に相
当)を備えて構成されている。ここで、駆動回路46
は、切替回路47と波形合成回路42とから構成されて
いる。切替回路47には、電圧指令生成回路37から電
圧指令信号Ss が入力されている。
【0043】切替回路47は、電圧指令信号Ss のレベ
ルと鋸波キャリア信号Sc2の最大値とのちょうど中間レ
ベルを有する基準信号SB を生成し、その基準信号SB
と鋸波キャリア信号Sc2とを比較するようになってい
る。そして、切替回路47は、判定信号Sp のレベルが
変化しても直ちに上下アーム間でPWMを切り替えず、
基準信号SB と鋸波キャリア信号Sc2とが一致した時点
において上下アーム間でPWMを切り替えるようになっ
ている。なお、パルス幅変調回路39は、鋸波キャリア
信号Sc2のレベルが電圧指令信号Ss のレベル以上とな
る期間においてPWM信号Sm がオンの状態となる。
ルと鋸波キャリア信号Sc2の最大値とのちょうど中間レ
ベルを有する基準信号SB を生成し、その基準信号SB
と鋸波キャリア信号Sc2とを比較するようになってい
る。そして、切替回路47は、判定信号Sp のレベルが
変化しても直ちに上下アーム間でPWMを切り替えず、
基準信号SB と鋸波キャリア信号Sc2とが一致した時点
において上下アーム間でPWMを切り替えるようになっ
ている。なお、パルス幅変調回路39は、鋸波キャリア
信号Sc2のレベルが電圧指令信号Ss のレベル以上とな
る期間においてPWM信号Sm がオンの状態となる。
【0044】この構成によれば、図6に示すように、切
替回路47はPWMのオン期間(例えば時刻tf から時
刻th までの期間)の中央点(時刻tg )において、上
下アーム間でPWMの切り替えを行う。従って、例えば
判定信号Sp のレベルが時刻te 、tf などで反転した
場合、切替回路47は時刻tg まで待った後、この時刻
tg においてPWMの対象アームを上下アーム間で切り
替える。その結果、第1の実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
替回路47はPWMのオン期間(例えば時刻tf から時
刻th までの期間)の中央点(時刻tg )において、上
下アーム間でPWMの切り替えを行う。従って、例えば
判定信号Sp のレベルが時刻te 、tf などで反転した
場合、切替回路47は時刻tg まで待った後、この時刻
tg においてPWMの対象アームを上下アーム間で切り
替える。その結果、第1の実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0045】なお、電圧指令信号Ss のレベルは、鋸波
キャリア信号Sc2の周期に比べ緩やかに変化するので、
切替回路47は常に基準信号SB を生成する必要はな
い。例えばPWMがオフからオンに反転する時刻tf に
おいて、その時の電圧指令信号Ss のレベルと鋸波キャ
リア信号Sc2の最大値との中間レベルを求め、鋸波キャ
リア信号Sc2を生成するアップカウンタにその中間レベ
ルを割込み設定レベルとして設定しても良い。
キャリア信号Sc2の周期に比べ緩やかに変化するので、
切替回路47は常に基準信号SB を生成する必要はな
い。例えばPWMがオフからオンに反転する時刻tf に
おいて、その時の電圧指令信号Ss のレベルと鋸波キャ
リア信号Sc2の最大値との中間レベルを求め、鋸波キャ
リア信号Sc2を生成するアップカウンタにその中間レベ
ルを割込み設定レベルとして設定しても良い。
【0046】(その他の実施形態)なお、本発明は上記
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、以下のような拡張または変更が可能である。PWM
のオン期間のちょうど中央点においてPWMの対象アー
ムを上下アーム間で切り替えるように構成したが、その
趣旨からして当該切り替え点はオン期間のほぼ中央点と
なっていれば良い。
し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではな
く、以下のような拡張または変更が可能である。PWM
のオン期間のちょうど中央点においてPWMの対象アー
ムを上下アーム間で切り替えるように構成したが、その
趣旨からして当該切り替え点はオン期間のほぼ中央点と
なっていれば良い。
【0047】パルス幅変調回路39は、三角波キャリア
信号Sc1または鋸波キャリア信号Sc2のレベルが電圧指
令信号Ss のレベル以上となる期間においてPWMがオ
ンの状態となるように構成されたが、キャリア信号Sc
1、Sc2のレベルが電圧指令信号Ss のレベル以下とな
る期間においてPWMがオンの状態となるように構成さ
れる場合にも適用できる。この場合には、三角波キャリ
ア信号Sc1の最小点、または、電圧指令信号Ss のレベ
ルと鋸波キャリア信号Sc2の最小値との中間レベルであ
る基準信号SB を当該鋸波キャリア信号Sc2と比較して
得た点において、PWMの対象アームを上下アーム間で
切り替えれば良い。
信号Sc1または鋸波キャリア信号Sc2のレベルが電圧指
令信号Ss のレベル以上となる期間においてPWMがオ
ンの状態となるように構成されたが、キャリア信号Sc
1、Sc2のレベルが電圧指令信号Ss のレベル以下とな
る期間においてPWMがオンの状態となるように構成さ
れる場合にも適用できる。この場合には、三角波キャリ
ア信号Sc1の最小点、または、電圧指令信号Ss のレベ
ルと鋸波キャリア信号Sc2の最小値との中間レベルであ
る基準信号SB を当該鋸波キャリア信号Sc2と比較して
得た点において、PWMの対象アームを上下アーム間で
切り替えれば良い。
【0048】位置信号Pu 、Pv 、Pw は位置検出回路
4により所謂センサレス方式で検出されるように構成し
たが、ホール素子などの位置検出センサを用いて検出す
るように構成しても良い。
4により所謂センサレス方式で検出されるように構成し
たが、ホール素子などの位置検出センサを用いて検出す
るように構成しても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通り本発明のブラシレスモ
ータの駆動装置によれば、パルス幅変調信号のオン期間
で且つ三角波キャリア信号の最大点または最小点におい
て、あるいは、パルス幅変調信号のオン期間で且つ電圧
指令信号と鋸波キャリア信号との交点と鋸波キャリア信
号の最大点または最小点との中央点において、正側スイ
ッチング素子群と負側スイッチング素子群とを切り替え
るように構成したので、パルス幅変調信号のオン期間の
中央点においてパルス幅変調を行うスイッチング素子群
を正側と負側とで切り替えることができる。これによ
り、スイッチング素子のオンオフ状態が反転した直後に
巻線端子に発生するリンギングなどを避けた状態で上記
切り替えが行われ、巻線中性点の電位変動が一層小さく
なって巻線からのリーク電流が従来に比べより抑制され
る。
ータの駆動装置によれば、パルス幅変調信号のオン期間
で且つ三角波キャリア信号の最大点または最小点におい
て、あるいは、パルス幅変調信号のオン期間で且つ電圧
指令信号と鋸波キャリア信号との交点と鋸波キャリア信
号の最大点または最小点との中央点において、正側スイ
ッチング素子群と負側スイッチング素子群とを切り替え
るように構成したので、パルス幅変調信号のオン期間の
中央点においてパルス幅変調を行うスイッチング素子群
を正側と負側とで切り替えることができる。これによ
り、スイッチング素子のオンオフ状態が反転した直後に
巻線端子に発生するリンギングなどを避けた状態で上記
切り替えが行われ、巻線中性点の電位変動が一層小さく
なって巻線からのリーク電流が従来に比べより抑制され
る。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す駆動装置の電気
的構成図
的構成図
【図2】PWMを説明するための波形図
【図3】駆動信号、端子電圧、および巻線の中性点電圧
の波形図
の波形図
【図4】上下アームPWM信号、巻線の中性点電圧、お
よびリーク電流の波形図
よびリーク電流の波形図
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】従来構成を示す図1相当図
【図8】図3相当図
【図9】リーク電流発生の説明図
【図10】端子電圧に現れるリンギングの波形図
図面中、3はインバータ回路(スイッチング回路)、4
は位置検出回路(位置検出手段)、14〜16はIGB
T(正側スイッチング素子)、17〜19はIGBT
(負側スイッチング素子)、27はブラシレスモータ、
33、43は駆動装置、35は通電信号生成回路(通電
信号生成手段)、38は三角波発生回路(キャリア信号
発生回路)、39はパルス幅変調回路、40、46は駆
動回路(駆動手段)、45は鋸波発生回路(キャリア信
号発生回路)である。
は位置検出回路(位置検出手段)、14〜16はIGB
T(正側スイッチング素子)、17〜19はIGBT
(負側スイッチング素子)、27はブラシレスモータ、
33、43は駆動装置、35は通電信号生成回路(通電
信号生成手段)、38は三角波発生回路(キャリア信号
発生回路)、39はパルス幅変調回路、40、46は駆
動回路(駆動手段)、45は鋸波発生回路(キャリア信
号発生回路)である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ブラシレスモータが有する複数相の巻線
に順次通電するための正側スイッチング素子群および負
側スイッチング素子群からなるスイッチング回路と、 前記ブラシレスモータが有するロータの位置情報を検出
する位置検出手段と、 前記検出されたロータの位置情報に基づいて前記複数相
の巻線への通電信号を得る通電信号生成手段と、 三角波キャリア信号を発生するキャリア信号発生回路
と、 電圧指令信号と前記三角波キャリア信号とを比較してパ
ルス幅変調信号を得るパルス幅変調回路と、 前記パルス幅変調信号に基づくオンオフ制御を行うスイ
ッチング素子群として前記正側スイッチング素子群と前
記負側スイッチング素子群とを選択的に切り替える駆動
手段とを備えたブラシレスモータの駆動装置において、 前記駆動手段は、前記パルス幅変調信号のオン期間で、
且つ前記三角波キャリア信号の最大点または最小点にお
いて、前記正側スイッチング素子群と前記負側スイッチ
ング素子群とを切り替えるように構成されていることを
特徴とするブラシレスモータの駆動装置。 - 【請求項2】 ブラシレスモータが有する複数相の巻線
に順次通電するための正側スイッチング素子群および負
側スイッチング素子群からなるスイッチング回路と、 前記ブラシレスモータが有するロータの位置情報を検出
する位置検出手段と、 前記検出されたロータの位置情報に基づいて前記複数相
の巻線への通電信号を得る通電信号生成手段と、 鋸波キャリア信号を発生するキャリア信号発生回路と、 電圧指令信号と前記鋸波キャリア信号とを比較してパル
ス幅変調信号を得るパルス幅変調回路と、 前記パルス幅変調信号に基づくオンオフ制御を行うスイ
ッチング素子群として前記正側スイッチング素子群と前
記負側スイッチング素子群とを選択的に切り替える駆動
手段とを備えたブラシレスモータの駆動装置において、 前記駆動手段は、前記パルス幅変調信号のオン期間で、
且つ前記電圧指令信号と前記鋸波キャリア信号との交点
と前記鋸波キャリア信号の最大点または最小点との中央
点において、前記正側スイッチング素子群と前記負側ス
イッチング素子群とを切り替えるように構成されている
ことを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。 - 【請求項3】 駆動手段は、電圧指令信号レベルと鋸波
キャリア信号の最大値または最小値との中央値を有する
基準信号を生成し、この基準信号と前記鋸波キャリア信
号との交点において正側スイッチング素子群と負側スイ
ッチング素子群とを切り替えるように構成されているこ
とを特徴とする請求項2記載のブラシレスモータの駆動
装置。 - 【請求項4】 ブラシレスモータは冷蔵庫あるいはエア
コンディショナーに搭載されたコンプレッサを駆動する
ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のブ
ラシレスモータの駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11131712A JP2000324876A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | ブラシレスモータの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11131712A JP2000324876A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | ブラシレスモータの駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000324876A true JP2000324876A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15064444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11131712A Pending JP2000324876A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | ブラシレスモータの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000324876A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102454587A (zh) * | 2010-10-27 | 2012-05-16 | 株式会社丰田自动织机 | 马达驱动的压缩机和用于该压缩机的控制器 |
| CN112751493A (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-04 | 日本电产株式会社 | 电力变换装置和电气设备 |
| WO2025197860A1 (ja) * | 2024-03-21 | 2025-09-25 | ニデック株式会社 | 電力変換装置およびモータモジュール |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11131712A patent/JP2000324876A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102454587A (zh) * | 2010-10-27 | 2012-05-16 | 株式会社丰田自动织机 | 马达驱动的压缩机和用于该压缩机的控制器 |
| JP2012092749A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Toyota Industries Corp | 電動圧縮機における電動機制御装置 |
| US8834131B2 (en) | 2010-10-27 | 2014-09-16 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Motor-driven compressor and controller therefor |
| CN102454587B (zh) * | 2010-10-27 | 2015-02-18 | 株式会社丰田自动织机 | 马达驱动的压缩机和用于该压缩机的控制器 |
| CN112751493A (zh) * | 2019-10-29 | 2021-05-04 | 日本电产株式会社 | 电力变换装置和电气设备 |
| WO2025197860A1 (ja) * | 2024-03-21 | 2025-09-25 | ニデック株式会社 | 電力変換装置およびモータモジュール |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100329077B1 (ko) | 공기조화기의 실외팬용 브러시리스모터의 구동장치 | |
| US8035330B2 (en) | Apparatus and method for driving synchronous motor | |
| CN1316205C (zh) | 空调器及其无刷电动机控制单元 | |
| JPH10201286A (ja) | モータ駆動装置 | |
| JP5163536B2 (ja) | 誘起電圧検出回路とそれを有するモータ駆動用半導体装置及びモータ並びに空調機 | |
| JP5047582B2 (ja) | インバータ装置 | |
| US11677309B2 (en) | Inverter device | |
| JP3808583B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JPH10148184A (ja) | 圧縮機用電動機の制御装置 | |
| JP2001128485A (ja) | モータシステムおよび該モータシステムを備えた空気調和機ならびにモータの起動方法 | |
| JP5078925B2 (ja) | 電動機の駆動装置並びに機器 | |
| JP2000232797A (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
| US9893670B2 (en) | Inverter control apparatus and air conditioner | |
| JP2006230049A (ja) | モータ制御装置およびモータ電流検出装置 | |
| CN114128131B (zh) | 功率转换装置 | |
| JP2000324876A (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
| JP3481405B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JP2003348876A (ja) | インバータ装置,半導体集積回路装置及び乗算装置 | |
| JPH1054852A (ja) | インバータの出力電流検出方法 | |
| JP2000278987A (ja) | インバータ装置 | |
| JP2001258287A (ja) | モータ駆動装置及び集積回路装置 | |
| JP2001211654A (ja) | インバータ装置 | |
| JP5045020B2 (ja) | モータ駆動用インバータ制御装置 | |
| JP2003324986A (ja) | 三相ブラシレスdcモータの制御方法 | |
| JP4896681B2 (ja) | モータ制御装置およびファンモータ |