JP2000324907A - 水田作業車の車体操向装置 - Google Patents

水田作業車の車体操向装置

Info

Publication number
JP2000324907A
JP2000324907A JP11138688A JP13868899A JP2000324907A JP 2000324907 A JP2000324907 A JP 2000324907A JP 11138688 A JP11138688 A JP 11138688A JP 13868899 A JP13868899 A JP 13868899A JP 2000324907 A JP2000324907 A JP 2000324907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear wheel
steering
switching device
right rear
wheel switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11138688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000324907A5 (ja
Inventor
Yoshiyuki Kojima
祥之 児島
Makoto Yamashita
眞 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP11138688A priority Critical patent/JP2000324907A/ja
Publication of JP2000324907A publication Critical patent/JP2000324907A/ja
Publication of JP2000324907A5 publication Critical patent/JP2000324907A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前輪を操向操作すれば旋回内側の後輪が停止
状態に切り換えられて小廻り旋回できるとともに、その
後輪切り換えを構造簡単に入り切りできる水田作業車の
車体操向装置を得る。 【解決手段】 前輪1a,1bを操向操作すると、ピッ
トマンアーム72にハンドル側連動杆22を介して連結
しているハンドル側揺動リンク23が揺動し、ハンドル
側揺動リンク23の当たり部23a,23bが後輪側揺
動リンク24に当接して伝動するために、後輪側揺動リ
ンク24が揺動する。すると、後輪側揺動リンク24に
左後輪側連動杆21aを介して連結している左後輪切換
え装置CBLの操作部66aと、右後輪側連動杆21b
を介して連結している右後輪切換え装置CBRの操作部
66bとが揺動操作され、旋回外側の後車輪2a,2b
が駆動状態になり、旋回内側の後車輪2b,2aが停止
状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前車輪を操向操作
自在に備えるとともに、後輪駆動ケースに支持される左
右後輪のうちの左後輪のみを駆動と駆動停止とに切り換
える左後輪切換え装置、及び、前記左右後輪のうちの右
後輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える右後輪切換え
装置を、前記後輪駆動ケースに設けてある水田作業車の
車体操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記水田作業車は、畦際などで車体を旋
回させる際、旋回内側に位置する方の後車輪に作用する
後輪切換え装置を駆動停止側に操作する。すると、旋回
内側の後車輪を駆動停止の状態にしながら、旋回外側の
後車輪を駆動でき、前車輪を操向操作するだけで旋回さ
せるよりも小半径で車体が旋回するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記水田作業車におい
て、前輪を左や右向きに操向操作すると、これに連係し
て旋回外側の後車輪に作用する後輪切換え装置が駆動側
に、旋回内側の後車輪に作用する後輪切換え装置が駆動
停止側にそれぞれなるように操向用連係機構を構成すれ
ば、前輪を操向操作するだけで操作簡単に小廻り旋回で
きる。
【0004】この場合、車体の走行速度に関係なく操向
用連係機構が働くと、高速走行する際にも前輪を操向操
作すると、旋回内側の後車輪が駆動停止になって車体が
急激に小廻り旋回し、車体が揺れ動きやすくなるとか、
乗り心地が悪くなったりする。また、前輪を左向きに操
向操作するに伴って左後輪切換え装置が駆動停止側に切
り換わるタイミングと、前輪を右向きに操向操作するに
伴って右後輪切換え装置が駆動停止側に切り換わるタイ
ミングとが異なるタイミング相違や、前輪を左向きに設
定操向角度を操向操作した際に左後輪切換え装置が備え
る操作量と、前輪を右向きに設定操向角度を操向操作し
た際に右後輪切換え装置が備える操作量とが異なる操作
量相違が発生すると、左向きに旋回操作する場合と右向
きに旋回操作する場合との操作感覚が異なって操縦しに
くくなることがある。
【0005】本発明の目的は、前輪を操向操作するだけ
で操作簡単に小廻り旋回できるものを快適に操縦できる
とか操縦しやすいなど有利な状態に得ることが可能な水
田作業車の車体操向装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0007】〔構成〕前車輪を操向操作自在に備えると
ともに、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの
左後輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換
え装置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動
と駆動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後
輪駆動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置に
おいて、前車輪の操向操作部とステアリングハンドルと
を連動させる揺動自在なステアリング連動部材に前端側
が連結している車体前後向きのハンドル側連動杆、前記
左後輪切換え装置の操作部に後端側が連結している車体
前後向きの左後輪側連動杆、前記右後輪切換え装置の操
作部に後端側が連結している車体前後向きの右後輪側連
動杆、前記ハンドル側連動杆を前記左後輪側連動杆及び
前記右後輪側連動杆に連動させる揺動自在な揺動リンク
のそれぞれを備える操向用連係機構により、前記ステア
リング連動部材を左後輪切換え装置及び右後輪切換え装
置それぞれの前記操作部に連係させるとともに、前記ス
テアリング連動部材の作動力と、前記操向用連係機構の
連係作用とにより、前車輪が左向きに操向操作されるに
伴って左後輪切換え装置が駆動停止側に、右後輪切換え
装置が駆動側にそれぞれなり、前車輪が右向きに操向操
作されるに伴って左後輪切換え装置が駆動側に、右後輪
切換え装置が駆動停止側にそれぞれなるように構成して
ある。
【0008】〔作用〕前車輪を左又は右向きに操向操作
して旋回する場合、ステアリング連動部材と左右の後輪
切換え装置それぞれの操作部との操向用連係機構による
連係のために左後輪切換え装置及び右後輪切換え装置が
駆動側又は駆動停止側に自ずとなって、旋回外側の後輪
が駆動状態に、旋回内側の後輪が停止状態にそれぞれな
り、車体は前輪を操向させるだけで旋回するよりも小半
径で前輪操向方向に旋回していく。
【0009】ステアリング連動部材と左後輪切換え装置
の操作部とを両者にわたる左連動杆によって、ステアリ
ング連動部材と右後輪切換え装置の操作部とを両者にわ
たる右連動杆によってそれぞれ連係させた場合、左右の
後輪切換え装置それぞれのステアリング連動部材に対す
る連係を入り切りできるようにするには、左連動杆と右
連動杆の両側に連係切換え部を備えさせる必要がある。
これに対し、ステアリング連動部材に連結するハンドル
側連動杆を左後輪切換え装置に連動する左後輪側連動杆
と、右後輪切換え装置に連動する右後輪側連動杆とに連
動させる揺動リンクを備える操向用連係機構を採用して
いることにより、ハンドル側連動杆とか揺動リンクにの
み連係切換え部を備えさせるだけで、左右の後輪切換え
装置それぞれのステアリング連動部材に対する連係を入
り切りできるようになる。
【0010】〔効果〕したがって、畦際で旋回するなど
の際、前輪を操向操作するだけで旋回外側の後車輪が駆
動状態に、旋回内側の後車輪が停止状態にそれぞれなっ
て操作簡単に小廻り旋回できる。
【0011】しかも、前輪を操向操作すればこれに連係
して左右の後輪切換え装置が切り換わるように連係を入
りにしたり、前輪を操向操作しても左右の後輪切換え装
置が切り換わらないように連係を切りにすることを可能
にする場合、連係切換え部として、ハンドル側連動杆と
か揺動リンクに備えさせる数少ないとかコンパクトなも
のを採用し、構造面や経済面などで有利にできる。
【0012】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記左後輪切換え装置及び前記右後輪切換え装置そ
れぞれがクラッチ部とブレーキ部とを備え、左後輪切換
え装置及び右後輪切換え装置それぞれの前記操作部が、
前記クラッチ部と前記ブレーキ部のうちのクラッチ部の
みを切り換え操作するものである。
【0014】〔作用〕前輪を操向操作して旋回させる
際、旋回内側の後輪が制動状態になると、この後輪は泥
土内を回転停止の状態で向き変更し、泥土の掻き乱れが
著しく発生しながら小廻り旋回する場合が多くなる。こ
れに対し、旋回内側の後輪が遊転状態になって泥土内を
回転可能な状態で向き変更し、泥掻きを抑制しながら車
体を小廻り旋回させられるものである。
【0015】〔効果〕旋回内側の後輪による泥土の掻き
乱れを抑制し、小廻り旋回できる割りには旋回地におけ
る後の作業が行いやすくなる。
【0016】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記ステアリング連動部材と前記ハンドル側
連動杆との一方が備える長孔と、この長孔に摺動自在に
入り込む状態で他方が備える連結ピン部とで成る連動融
通を備えさせるとともに、この連動融通の作用により、
前車輪の直進向きからの左右への操向角度が設定操向角
度未満であれば左後輪切換え装置も右後輪切換え装置も
駆動側になり、前車輪の直進向きからの左側への操向角
度が前記設定操向角度以上であれば左後輪切換え装置が
駆動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれぞれな
り、前車輪の直進向きからの右側への操向角度が前記設
定操向角度以上であれば右後輪切換え装置が駆動停止側
に、左後輪切換え装置が駆動側にそれぞれなるように構
成し、前記連結ピン部のピン軸芯が前記長孔の長手方向
での中心に位置する状態で、この長孔中心とステアリン
グ連動部材の揺動軸芯とを通る直線がハンドル側連動杆
の軸芯に対して直交又はほぼ直交するように、前記長孔
と前記ハンドル側連動杆との配置関係を設定してある。
【0018】〔作用〕畦際などで車体を小廻り旋回させ
る際に必要になるものであって、作業など通常の走行を
する際には必要にならない前輪の操向角度を前記設定操
向角度として設定する。すると、畦際などにおいて前輪
を設定操向角度以上に操向操作して走行向きを変更する
際には、ステアリング連動部材が長孔の端部で連結ピン
部に係止し、ハンドル側連動杆がステアリング連動部材
によって移動操作されて左右の後輪切換え装置のうちの
一方が駆動側に、他方が駆動停止側にそれぞれなり、旋
回外側の後輪が駆動状態に、旋回内側の後輪が停止状態
にそれぞれなって車体が小廻り旋回する。作業時などに
おいて前輪を設定操向角度未満で操向操作して走行向き
を変更する際には、ステアリング連動部材が揺動しても
長孔のために連結ピン部には係止せず、ハンドル側連動
杆がステアリング連動部材によって移動操作されなくて
左右いずれの後輪切換え装置も駆動側になり、左右後輪
が共に駆動状態になって車体が通常旋回で向き変更する
ものである。長孔とハンドル側連動杆とが前記配置関係
にあるから、前輪が左向きに操向操作されてステアリン
グ連動部材がハンドル側連動杆を移動操作する場合と、
前輪が右向きに操向操作されてステアリング連動部材が
ハンドル側連動杆を移動操作する場合とにおいて、前輪
の直進向きからの操向角度が同一になる操作状態での伝
動効率が同一又はほぼ同一になるようにしながらステア
リング連動部材の作動力をハンドル側連動杆に伝達させ
られるものである。
【0019】〔効果〕畦際などでは前輪を操向操作する
だけで旋回内側の後車輪が停止状態になって操作簡単に
小廻り旋回できるものを、作業時など通常の走行を行う
際には、操向用連係機構による連係を切らなくとも、か
つ、前輪を操向操作しても後輪が停止状態に切り換わら
なくて操縦しやすい状態に得られる。
【0020】しかも、車体を小廻り旋回させる際、左右
いずれの向きに旋回させる際もステアリング連動部材の
作動力がハンドル側連動杆に効率よく伝達して操向操作
しやすいなど操縦しやすいものになる。
【0021】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0022】〔構成〕請求項1〜3のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記揺動リンクとして、前記ハ
ンドル側連動杆に連結しているハンドル側揺動リンク
と、前記左右の後輪側連動杆それぞれに連結している後
輪側揺動リンクとを備え、ハンドル側揺動リンクが後輪
側揺動リンクに当接して作動力を伝達するように構成し
てある。
【0023】〔作用〕たとえば後輪側揺動リンクを、ハ
ンドル側揺動リンクに当たる入り位置と、当たらない切
り位置とに調節できるように構成すれば、この位置調節
を行うことにより、操向用連係機構が前輪の操向操作に
伴って後輪切換え装置が駆動側と駆動停止側とに切り換
わる入り状態と、前輪の操向操作にかかわらず後輪切換
え装置が駆動停止側に切り換わらない切り状態とに切り
換わることになる。この場合、後輪側揺動リンクを切り
位置から入り位置に戻した際、ハンドル側揺動リンクに
当接しない状態になっても、次に前輪が操向操作されて
ハンドル側揺動リンクが揺動するに伴い、ハンドル側揺
動リンクの当たり部が後輪側揺動リンクに当接して所望
どおり伝動するようにできる。
【0024】〔効果〕揺動リンクの位置調節を可能にす
るだけの簡単なで操向用連係機構の入り切りを可能にで
きるとともに、入りへの復元操作がスムーズに行えるよ
うにでき、小廻り旋回の可能と不能との切り換えを可能
にするに当たり、構造簡単にできるとともに、可能への
復元操作がしやすい状態にできる。
【0025】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0026】〔構成〕請求項3〜4のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記ハンドル側揺動リンクと前
記後輪側揺動リンクの一方を他方に当接作用させる入り
状態と、他方に対する当接作用を解除させる切り状態と
に切り換え自在な連係切換え部を備えてある。
【0027】〔作用〕連係切換え部を入り状態に切り換
えると、前輪を操向操作するに伴ってハンドル側揺動リ
ンクが後輪側揺動リンクに当接して伝動するようにな
り、操向用連係機構は、前輪を操向操作するに伴って後
輪切換え装置が駆動停止側に切り換わるように入り状態
になる。連係切換え部を切り状態に切り換えると、前輪
を操向操作してもハンドル側揺動リンクが後輪側揺動リ
ンクに当接しなくて伝動しなくなり、操向用連係機構
は、前輪を操向操作しても後輪切換え装置が駆動停止側
に切り換わらないように切り状態になる。
【0028】〔効果〕必要に応じて連係切換え部を切り
換えることにより、旋回内側の後輪を停止状態にした小
廻り旋回で旋回したり、後輪の駆動停止を不能にした通
常旋回で旋回したりできる。
【0029】請求項6による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0030】〔構成〕請求項5による発明の構成におい
て、前記連係切換え部の操作具を、運転座席の下方に運
転座席の前端よりも座席後方側に後退させて配置してあ
る。
【0031】〔作用〕連係切換え部を切り換え操作する
際には、操作具に手が容易に届いて操作しやすく、運転
部に対する乗り降りなどを行う際、操作具が運転座席で
カバーされて身体などに触れにくいものである。
【0032】〔効果〕小廻り旋回が可能な状態と不能な
状態とに切り換えるに当たり、連係切換え部の操作面か
ら容易に行える。その割りには、連係切換え部の操作具
に身体などが触れにくくて、小廻り旋回が可能な状態や
不能な状態を確実に保持できるとともに、運転座席をカ
バーに利用して安価に得られる。
【0033】請求項7による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0034】〔構成〕請求項4〜6のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記ハンドル側揺動リンクと前
記後輪側揺動リンクの一方における他方に対する当たり
部の取付け位置を、この当たり部を備えている揺動リン
クの揺動方向に変更させる当たり調節部を備えてある。
【0035】〔作用〕当たり調節部によって当たり部の
取付け位置を調節すると、その取付け位置が揺動リンク
の揺動方向に変化し、前輪が操向操作されてハンドル側
揺動リンクが前記当たり部を介して後輪側揺動リンクを
揺動操作し始めるときの前輪の操向角度が変化したり、
前輪が直進向きになる状態でのハンドル側揺動リンクと
後輪側揺動リンクとの揺動方向での相対位置が変化す
る。すなわち、後輪切換え装置が停止側に切り換わると
きの前輪の操向角度を、前輪を左向きに操向操作する場
合と右向きに操作する場合とで異なるとか、同一になる
ように調節できる。
【0036】〔効果〕左向きに小廻り旋回するときの前
輪操向角度と、右向きに小廻り旋回するときの前輪操向
角度とが異なるように調節して小廻り旋回したり、製作
や組付け誤差などにかかわらず左向きに小廻り旋回する
ときの前輪操向角度と、右向きに小廻り旋回するときの
前輪操向角度とが同一になるように調節して小廻り旋回
したりできる。
【0037】請求項8による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0038】〔構成〕請求項7による発明の構成におい
て、前記ステアリング連動部材の前記ハンドル側連動杆
が連結する位置を、この連結位置とステアリング連動部
材の揺動軸芯との間隔が変化するように変更する連結調
節部を備えてある。
【0039】〔作用〕連結調節部によってステアリング
連動部材におけるハンドル側連動杆の連結位置を変更す
ると、その連結位置とステアリング連動部材の揺動軸芯
との間隔が変化し、後輪切換え装置が停止側に切り換わ
るときのステアリング連動部材の揺動角度が変化した
り、ステアリング連動部材が単位角度を揺動するに伴っ
てハンドル側連動杆が移動操作されるストロークが変化
する。すなわち、後輪切換え装置が停止側に切り換わる
ときの前輪の操向角度を変化するように調節したり、後
輪切換え装置の切り換え操作に必要な操作ストロークに
変化が生じても、後輪切換え装置が停止側に切り換わる
ときの前輪の操向角度を変化しないように調節できる。
【0040】〔効果〕小廻り旋回するときの前輪の操向
角度を異なるように調節して小廻り旋回したり、後輪切
換え装置の必要な操作ストロークが異なっても小廻り旋
回するときの前輪の操向角度を変化しないように調節し
て小廻り旋回できる。
【0041】請求項9による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0042】〔構成〕請求項4〜9のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記後輪側揺動リンクの前記左
後輪側連動杆及び前記右後輪側連動杆が連結する位置
を、この連結位置と前記後輪側揺動リンクの揺動軸芯と
の間隔が変化するように変更する連結調節部を備えてあ
る。
【0043】〔作用〕連結調節部によって後輪側揺動リ
ンクにおける左後輪側連動杆及び右後輪側連動杆の連結
位置を変更すると、それらの連結位置と後輪側揺動リン
クの揺動軸芯との間隔が変化し、左後輪切換え装置及び
右後輪切換え装置が停止側に切り換わるときの後輪側揺
動リンクの揺動角度が変化する。すなわち、左後輪切換
え装置が停止側に切り換わるときの後輪側揺動リンクの
操向角度と、右後輪切換え装置が停止側に切り換わると
きの後輪側揺動リンクの操向角度とを異なるように調節
したり、同一になるように調節できる。
【0044】〔効果〕左後輪切換え装置の切り換え操作
に必要な操作ストロークと、右後輪切換え装置の切り換
え操作に必要な操作ストロークとが異なるとか同一であ
っても、小廻り旋回するときの前輪の操向角度を、左向
き旋回のときと右向き旋回のときとで異なるとか同一に
なるように調節して小廻り旋回できる。
【0045】請求項10による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0046】〔構成〕前記揺動リンクを、ミッションケ
ースの後側近くで、かつ、左右一対の車体フレームどう
しの間に配置してある。
【0047】〔作用〕揺動リンクやこれに付属する連係
切換え部などを石などが当たりにくいようにミッション
ケースや車体フレームで囲われた状態にして、前輪が操
向操作されることに連係して後輪切り換え装置が操作さ
れることを可能にするものである。
【0048】〔効果〕揺動リンクやこれに付属する連係
切換え部などが石などで破損しにくく、前輪を操向操作
するだけで小廻り旋回できるものを、操向用連係機構の
耐久性が富んだ状態に得られる。その割には、ミッショ
ンケースや車体フレームを保護手段に利用して構造簡単
に得られる。
【0049】請求項11による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0050】〔構成〕請求項1〜10のいずれか1項に
よる発明の構成において、前記前車輪の操向状態を検出
する検出スイッチを、前記揺動リンクの揺動位置に基づ
いて検出させるように、ミッションケースの後側近く
で、かつ、左右一対の車体フレームどうしの間に配置し
てある。
【0051】〔作用〕前車輪の操向状態を検出スイッチ
によって検出するのに、検出スイッチを石などが当たり
にくいようにミッションケースや車体フレームで囲われ
た状態に配置しながら検出できるように、揺動リンクの
揺動位置に基づいて検出させるものである。
【0052】〔効果〕前輪が操向操作されることによっ
て連結作業装置が自動的に上昇操作されるようにするな
ど、前輪の操向状態に基づく自動制御を可能にするの
に、検出スイッチが石などで破損しにくくて耐久性の富
んだ状態にできる。その割には、ミッションケースや車
体フレームを保護手段に利用して構造簡単に得られる。
【0053】請求項12による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0054】〔構成〕請求項1〜11のいずれか1項に
よる発明の構成において、前記後輪駆動ケースが車体前
後向きのローリング軸芯まわりで回動自在に車体フレー
ムに支持されているとともに、前記左後輪切換え装置の
前記操作部における前記左後輪側連動杆が連結する連結
点から前記ローリング軸芯までの距離と、前記右後輪切
換え装置の前記操作部における前記右後輪側連動杆が連
結する連結点から前記ローリング軸芯までの距離とが同
一になるように、前記両操作部を配置してある。
【0055】〔作用〕後輪駆動ケースが車体フレームに
対してローリングすると、左後輪切換え装置と右後輪切
換え装置の一方の操作部が車体フレームに対して上昇
し、他方の操作部が車体フレームに対して下降すること
から、左右の後輪切換え装置それぞれの操作部に連結し
ている後輪側連動杆に引っ張り操作力が発生し、左右の
後輪切換え装置それぞれの操作部が引っ張り操作され
る。左後輪切換え装置の操作部における前記連結点から
ローリング軸芯までの距離と、右後輪切換え装置の操作
部における前記連結点からローリング軸芯までの距離と
が同一であるため、左後輪側連動杆及び右後輪側連動杆
の前端側が車体横方向での中心部に位置している場合、
左後輪側連動杆に発生する引っ張り操作力と、右後輪側
連動杆に発生する引っ張り操作力とが等しくなる。する
と、後輪駆動ケースのローリングに起因して左右の後輪
切換え装置それぞれの操作部が引っ張り操作されても、
左後輪切換え装置の操作部の操作ストロークと右後輪切
換え装置の操作部の操作ストロークとは等しくなる。ま
た、左後輪側連動杆及び右後輪側連動杆の前端側が車体
横方向での中心部から左側や右側に位置ずれしていて
も、左後輪切換え装置における前記連結点からローリン
グ軸芯までの距離と、右後輪切換え装置におけるそれと
が相違している場合に比べ、後輪駆動ケースがローリン
グするに伴って左後輪側連動杆に発生する引張り操作力
と、右後輪側連動杆に発生する引張り操作力との差が少
なくなる。これにより、後輪駆動ケースのローリングに
よって発生する左後輪切換え装置の左後輪に対する作用
と、右後輪切換え装置の右後輪に対する作用とが等しく
なるとか、大きくは相違しない状態で後輪駆動ケースが
ローリングする。
【0056】〔効果〕前輪を操向操作するだけで小廻り
旋回できるとともに後輪駆動ケースがローリングするも
のを、後輪駆動ケースがローリングしても左右後輪の駆
動状態には差が発生しないとか、発生しても少なくて走
行方向が変化しないとかしにくいなど操縦しやすい状態
に得られる。
【0057】請求項13による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0058】〔構成〕前車輪を操向操作自在に備えると
ともに、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの
左後輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換
え装置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動
と駆動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後
輪駆動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置に
おいて、前記左後輪切換え装置の操作部に後端側が連結
している車体前後向きの左後輪側連動杆、及び、前記右
後輪切換え装置の操作部に後端側が連結している車体前
後向きの右後輪側連動杆のそれぞれを備える操向用連係
機構により、前車輪の操向操作部とステアリングハンド
ルとを連動させる揺動自在なステアリング連動部材を左
後輪切換え装置及び右後輪切換え装置それぞれの前記操
作部に連係させるとともに、前記ステアリング連動部材
の作動力と、前記操向用連係機構の連係作用とにより、
前車輪が左向きに操向操作されるに伴って左後輪切換え
装置が駆動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれ
ぞれなり、前車輪が右向きに操向操作されるに伴って左
後輪切換え装置が駆動側に、右後輪切換え装置が駆動停
止側にそれぞれなるように構成し、前記左右の後輪側連
動杆それぞれに、前記操作部が連結する位置を後輪側連
動杆の軸芯方向に変更する連結調節部を備えてある。
【0059】〔作用〕前車輪を左又は右向きに操向操作
して旋回する場合、ステアリング連動部材と左右の後輪
切換え装置それぞれの操作部との操向用連係機構による
連係のために左後輪切換え装置及び右後輪切換え装置が
駆動側又は駆動停止側に自ずとなり、旋回外側の後輪が
駆動状態に、旋回内側の後輪が停止状態にそれぞれなっ
て前輪を操向させるだけで旋回するよりも小半径で車体
が前輪操向方向に旋回していく。
【0060】前車輪を操向操作すると、左後輪側連動杆
が移動操作されて左後輪切換え装置の操作部を、右後輪
側連動杆が移動操作されて右後輪切換え装置の操作部を
それぞれ操作するものである。左右側いずれの後輪側連
動杆においても、連結調節部によって操作部の連結位置
を調節すると、その連結位置が後輪側連動杆の軸芯方向
に変化するものである。これにより、左右の後輪側連動
杆の一方や両方における操作部の連結位置を調節すれ
ば、前輪を左向きに操向操作した際に左後輪切換え装置
が駆動側から駆動停止側に切り換わるタイミングと、前
輪を右向きに操向操作した際に右後輪切換え装置が駆動
側から駆動停止側に切り換わるタイミングとが一致する
ようにタイミング調節をしたり、前輪が左向きに設定操
向角度を操向したときに左後輪切換え装置が備えること
となる操作量と、前輪が右向きに設定操向角度を操向し
たときに右後輪切換え装置が備えることとなる操作量と
が一致するように操作量調節をしたりできる。
【0061】左右いずれの後輪切換え装置も後輪駆動ケ
ースに設けられているとともに左右いずれの後輪側連動
杆も後端側が操作部に連結しているものだから、前記左
右いずれの後輪側連動杆における操作部の連結位置調節
を行う場合にも、車体の後方から手や工具を容易に届か
せたり、操作したりして調節できる。
【0062】〔効果〕したがって、畦際で旋回するなど
の際、前輪を操向操作するだけで旋回外側の後車輪が駆
動状態に、旋回内側の後車輪が駆動停止状態にそれぞれ
なって操作簡単に小廻り旋回できる。
【0063】その上、製作や組付け誤差などに起因して
後輪切換え装置の冒頭に記した切り換わりタイミングや
操作量の相違が発生しても、その切り換わりタイミング
や操作量が一致するように左後輪側連動杆と右後輪側連
動杆の一方や両方における操作部の連結位置を車体の後
方から容易に調節し、左右向きいずれにも同じ操作感覚
で操向操作できて操縦しやすい状態になるとともに、そ
の状態を調節操作の面から容易に得られる。
【0064】請求項14による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0065】〔構成〕前車輪を操向操作自在に備えると
ともに、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの
左後輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換
え装置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動
と駆動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後
輪駆動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置に
おいて、前車輪の操向操作に連係して前記左後輪切換え
装置及び前記右後輪切換え装置を操作する操向用連係機
構を、入り状態と切り状態とに切り換え自在に備えてあ
るとともに、この操向用連係機構が入り状態になると、
前車輪が左向きに操向操作されるに伴って左後輪切換え
装置が駆動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれ
ぞれなり、前車輪が右向きに操向操作されるに伴って左
後輪切換え装置が駆動側に、右後輪切換え装置が駆動停
止側にそれぞれなり、前記操向用連係機構が切り状態に
なると、前車輪の操向状態に関係なく左後輪切換え装置
及び右後輪切換え装置それぞれが駆動側に維持されるよ
うに構成し、走行用副変速装置が高速側になると前記操
向用連係機構が切り状態になるように、走行用副変速装
置の切り換わりに連係して操向用連係機構を切り換え操
作する連係切換え機構を備えてある。
【0066】〔作用〕操向用連係機構が入り状態になっ
ていても、走行用副変速装置を高速側に切換えると、連
係切換え機構の作用によって切り状態になる。すると、
前車輪を左又は右向きに操向操作して旋回する場合、前
輪を操向操作しているにもかかわらず左後輪切換え装置
も右後輪切換え装置も駆動側になって旋回内側の後輪が
停止状態にならなくて旋回外側の後輪と同じ駆動状態に
なり、車体は通常旋回で前輪操向方向に旋回していく。
【0067】〔効果〕水田作業車にあっては、一般に、
作業しながら走行する際には、車輪を高トルクで駆動で
きるように走行用副変速装置を低速側に切り換えられ、
路上など作業しないで走行する際には、高速走行できる
ように走行用副変速装置を高速側に切り換えられる。し
たがって、作業時には、畦際で旋回するなどで前輪を操
向操作するだけで旋回外側の後車輪が駆動状態に、旋回
内側の後車輪が停止状態にそれぞれなって操作簡単に小
廻り旋回できるように、操向用連係機構を入りにしてあ
っても、路上などで走行する際、走行用副変速装置を高
速側に切り換えるだけで操作簡単に操向用連係機構が切
りになり、前輪を操向操作しても旋回内側の後車輪は停
止状態にならなくて駆動状態になって車体が通常旋回で
旋回していき、車体が揺れにくくて操縦しやすいとか快
適に操縦できる。
【0068】請求項15による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0069】〔構成〕前車輪を操向操作自在に備えると
ともに、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの
左後輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換
え装置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動
と駆動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後
輪駆動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置に
おいて、前車輪の操向操作に連係して前記左後輪切換え
装置及び前記右後輪切換え装置を操作する操向用連係機
構を、入り状態と切り状態とに切り換え自在に備えてあ
るとともに、この操向用連係機構が入り状態になると、
前車輪が左向きに操向操作されるに伴って左後輪切換え
装置が駆動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれ
ぞれなり、前車輪が右向きに操向操作されるに伴って左
後輪切換え装置が駆動側に、右後輪切換え装置が駆動停
止側にそれぞれなり、前記操向用連係機構が切り状態に
なると、前車輪の操向状態に関係なく左後輪切換え装置
及び右後輪切換え装置それぞれが駆動側に維持されるよ
うに構成し、車体が作業走行の状態から非作業走行の状
態に切り換わるに伴って前記操向用連係機構を切り状態
に自動的に切り換え操作する連係切り機構を備えてあ
る。
【0070】〔作用〕作業しながら走行する際、操向用
連係機構を自動的に入り状態に切り換えられるとか、人
為操作によって入り状態に切り換えるようにする。する
と、前車輪を左又は右向きに操向操作して旋回する場
合、操向用連係機構による連係のために左後輪切換え装
置及び右後輪切換え装置が駆動側又は駆動停止側に自ず
となり、旋回外側の後輪が駆動状態に、旋回内側の後輪
が停止状態にそれぞれなって前輪を操向させるだけで旋
回するよりも小半径で車体が前輪操向方向に旋回してい
く。
【0071】車体が作業走行の状態から非作業走行の状
態に切換えると、連係切り機構の作用によって操向用連
係機構が自動的に切り状態になる。すると、前車輪を左
又は右向きに操向操作して旋回する場合、前輪を操向操
作しているにもかかわらず左後輪切換え装置も右後輪切
換え装置も駆動側になって旋回内側の後輪が停止状態に
ならなくて旋回外側の後輪と同じ駆動状態になり、通常
旋回で車体が前輪操向方向に旋回していく。
【0072】〔効果〕したがって、畦際で旋回するなど
の際、前輪を操向操作するだけで旋回外側の後車輪が駆
動状態に、旋回内側の後車輪が停止状態にそれぞれなっ
て操作簡単に小廻り旋回できる。
【0073】その割りには、路上など非作業状態で走行
する際、前輪を操向操作しても旋回内側の後車輪は停止
状態にならなくて駆動状態になり、旋回内側の後輪が停
止状態になるよりも大半径で車体が旋回していき、作業
走行のときよりも高速で走行しても、車体が揺れにくく
て操縦しやすとか快適に操縦できる。
【0074】請求項16による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0075】〔構成〕請求項15による発明の構成にお
いて、操向用連係機構を切り状態から入り状態に人為操
作によって切り換え操作するように構成してある。
【0076】〔作用〕車体が非作業走行の状態から作業
走行の状態に切り換わった際、操向用連係機構を切りの
状態から入りの状態に人為操作によって切り換え操作
し、操向用連係機構が入り状態になっていることを認識
しながら操縦することを可能にするものである。
【0077】〔効果〕車体が非作業走行の状態から作業
走行の状態に切り換えた後は、前輪を操向操作すれば旋
回内側の後車輪が停止状態になって小廻り旋回すること
を認識した状態で操縦させられる。
【0078】
【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の駆
動及び操向操作自在な前車輪1a,1bと左右一対の駆
動自在な後車輪2a,2bとを有する車輪式走行装置に
よって自走し、車体前端部に位置するエンジン及びエン
ジンボンネット3を有する原動部、この原動部の後方に
位置する運転座席4を有する運転部を備えるとともに、
前記エンジンボンネット3の両横側に上下複数段の予備
苗載せ台5aを有する予備苗収容装置5を設けてある自
走車体の後部に、油圧式のリフトシリンダ6によって上
下に揺動操作自在なリンク機構7を介して苗植付装置8
を連結するとともに、自走車体の後部から回転伝動軸9
によって苗植付装置8に動力伝達するように構成してあ
る。自走車体の運転座席4の後側に設けてある肥料タン
ク10a、苗植付装置8の植え付け機体の下部に機体横
方向に並べて取り付けてある複数個の接地フロート8a
それぞれに支持させてある作溝器10bなどによって施
肥装置10を構成し、もって、施肥装置付き乗用型田植
機を構成してある。
【0079】すなわち、リフトシリンダ6によってリン
ク機構7を下降操作して苗植付装置8を自走車体に対し
て下降させ、接地フロート8aが圃場の泥面上に接触す
る作業レベルにして自走車体を走行させる。すると、苗
植付装置8の植え付け機体の後部に機体横方向に並べて
取り付けてある複数個の苗植付機構8bそれぞれが、こ
の苗植付機構8bの苗植え運動に連動して植え付け機体
の左右方向に往復移送される苗載せ台8cに載置されて
いるマット状苗の下端部から一株分のブロック苗を切断
するとともに取り出し、接地フロート8aが整地した後
の泥土面に植え付けていく。
【0080】前記施肥装置10は、前記肥料タンク10
a及び前記複数個の作溝器10bの他に、肥料タンク1
0aの下部に自走機体の横方向に並んで連結する複数の
肥料繰出し装置、各肥料繰出し装置の繰り出し部に送風
する一つの電動ブロワ10c、前記複数個の肥料繰出し
装置の繰り出し部を前記複数個の作溝器10bに各別に
接続している複数本の肥料供給ホース10dを備えてお
り、苗植付装置8が苗植え作業を行っていくに伴い、各
肥料繰出し装置が肥料タンク10aから粒状肥料を設定
量ずつ繰り出し、肥料繰出し装置からの粒状肥料を電動
ブロワ10cが供給する風によって肥料供給ホース10
dに送り込み、各作溝器10bが前記苗植付機構8bに
よって苗植え付けされる圃場泥土の横側近くに溝を作成
し、その溝の内部に肥料供給ホース10dからの肥料を
供給していく。
【0081】図2に示すように、前記左後輪2aを一体
回動自在に支持する左後車軸11aが一端側に回動自在
に備えられ、前記右後輪2bを一体回動自在に支持する
右後車軸11bが他端側に回動自在に備えられている後
輪駆動ケースRKの左右方向での中間部を、自走車体の
左右一対の車体前後方向の車体フレーム12,12の一
方と他方とにわたって連結している前後一対の後輪支持
フレーム13,14にわたって連結することにより、左
右後輪2a,2bを前記一対の車体フレーム12,12
に支持させてある。
【0082】前記後輪駆動ケースRKは、円筒状に屈曲
形成した板金で成るセンター伝動ケース部15と、この
センター伝動ケース部15とは別体の部品に鋳造によっ
て作成して上端側を前記センター伝動ケース部15の左
端部に連結ボルトによって締め付け連結してあるととも
に下端側に前記左後車軸11aを支持させてある左サイ
ド伝動ケース部16と、前記センター伝動ケース部15
とは別体の部品に鋳造によって作成して上端側をセンタ
ー伝動ケース部15の右端部に連結ボルトによって締め
付け連結してあるとともに下端側に前記右後車軸11b
を支持させてある右サイド伝動ケース部16とによって
構成してある。前記センター伝動ケース部15の長手方
向での中間部分を、前記前側の後輪支持フレーム13
と、前記後側の後輪支持フレーム14とにわたって車体
前後向きのローリング軸芯Pのまわりで回動自在に連結
してある。
【0083】これにより、後輪駆動ケースRKは前記一
対の車体フレーム12,12に前記軸芯Pまわりでロー
リングするように支持されている。したがって、左右後
輪2a,2bの一方が硬盤の凹入部に落ち込んだり、隆
起部に乗り上がるとか、左右後輪2a,2bが傾斜硬盤
に位置しても、後輪駆動ケースRKがローリング軸芯P
のまわりで車体フレーム12に対してローリングして左
右後輪2a,2bの車体フレーム12に対する取り付け
高さが異なる状態になり、車体を水平又はそれに近い状
態に維持しながら走行できる。
【0084】前記後輪駆動ケースRKの前記センター伝
動ケース部15の中央部に前記ローリング軸芯Pと同一
の軸芯まわりで回動自在に備えてある入力軸15aに前
記回転伝動軸9の回動力を伝達し、この入力軸15aの
回動力を後輪駆動ケースRKの内部に設けてある左右一
対の減速伝動機構30,30のうちの左側の減速伝動機
構30によって左後車軸11aに、右側の減速伝動機構
30によって右後車軸11bにそれぞれ伝達するように
構成して、左右後輪2a,2bの駆動を可能にしてあ
る。
【0085】前記右側の減速伝動機構30は、図6に示
す如く構成してある。前記左側の減速伝動機構30は、
図示しないが右側の減速伝動機構30と同様に構成して
ある。すなわち、左右の減速伝動機構30,30のそれ
ぞれは、後輪駆動ケースRKのサイド伝動ケース部16
の上部からセンター伝動ケース部15の内部の中央部ま
で延出して延出端側がセンター伝動ケース部15の前記
入力軸15aに連動している入力軸31、この入力軸3
1のサイド伝動ケース部16の内部に位置する軸部分に
取り付けてある後輪切換え装置CBL,CBR、この後
輪切換え装置CBL,CBRのクラッチ部40の出力側
クラッチ体41の端部に一体回動自在に係合している状
態で前記入力軸31に相対回転自在に支持されている伝
動ギヤ33、この伝動ギヤ33に咬合している第1減速
伝動ギヤ34、この第1減速伝動ギヤ34を支持すると
ともに第1減速伝動ギヤ34と一体回転する中間伝動軸
35、この中間伝動軸35に一体形成してあるギヤ部3
5aに咬合しているとともに後車軸11a,11bのス
プライン部に一体回転自在に外嵌している第2減速伝動
ギヤ32のそれぞれによって構成してある。すなわち、
センター伝動ケース部15の前記入力軸15aの回動力
を入力軸31によって後輪切換え装置CBL,CBRの
クラッチ部40の入力側クラッチ体42に伝達し、この
クラッチ部40の出力側クラッチ体41の回動力を伝動
ギヤ33、第1減速伝動ギヤ34、中間伝動軸35、第
2減速伝動ギヤ32によって減速して後車軸11a,1
1bに伝達する。
【0086】左後輪2a用の減速伝動機構30が備える
後輪切換え装置CBLは、図示しないが、右後輪2b用
の減速伝動機構30が備える後輪切換え装置CBRと同
様に構成してある。すなわち、これらの後輪切換え装置
CBL,CBRは、前記クラッチ部40と、このクラッ
チ部40の前記出力側クラッチ体41に取り付けたブレ
ーキ機構51などを備えるブレーキ部50とによって構
成してある。
【0087】前記クラッチ部40は、前記減速伝動機構
30の前記入力軸31のスプライン部にボス部42aが
外嵌しているとともに一体回転及び摺動自在に係合して
いる前記入力側クラッチ体42と、入力軸31に前記伝
動ギヤ33を介して相対回転自在に一端側が外嵌してい
る前記出力側クラッチ体41と、この出力側クラッチ体
41と前記入力側クラッチ体42とにわたって取り付け
た湿式の多板式摩擦クラッチ機構43と、入力軸31の
段部によって受け止め支持されるばね受け板44と入力
側クラッチ体42との間に設けたクラッチばね45とに
よって構成してある。
【0088】前記ブレーキ部50は、サイド伝動ケース
部16の内面側に設けたプレート支持部16aと前記出
力側クラッチ体41の一端側とにわたって取り付けた湿
式の多板式摩擦ブレーキ機構51と、前記プレート支持
部16aにリング部材を取り付けて備えさせた固定部5
2と、ブレーキ機構51に対する操作部54aを一端側
に備えさせるとともに中間部を出力側クラッチ体41の
前記ボス部42aにベアリング53を介して相対回転自
在に支持されるように取り付けたクラッチブレーキ操作
体54とによって構成してある。
【0089】入力側クラッチ体42の前記ボス部42a
に対して前記入力軸31に相対回転及び摺動自在に外嵌
する筒体47とスラストカラー48とを介して作用する
回転カム46が一端側に一体形成してある操作軸65
a,65bを、サイド伝動ケース部16の端部に回動自
在に支持させてある。この操作軸65a,65bのケー
ス外に突出している軸端部から一体回動自在に延出して
いる揺動アームで成る第1操作部66a,66bを、図
5に示す直進位置Sから操作軸65a,65bの軸芯ま
わりで車体前方側Fに揺動操作すると、この操作力によ
り、操作軸65a,65bが第1操作部66a,66b
と共に回動して前記回転カム46を回転操作する。する
と、この回転カム46が前記筒体47とスラストカラー
48とを介して入力側クラッチ体42のボス部42aに
押圧作用し、入力側クラッチ体42をクラッチばね45
に抗してばね受け板44の方に摺動操作する。すると、
クラッチ機構43が切りになって入力側クラッチ体42
と出力側クラッチ体41とが相対回転する。これによ
り、クラッチ部40は、入力軸31から伝動ギヤ33へ
の伝動を断つことによって後車輪2a,2bに対する動
力伝達を断つように切りになる。この状態から第1操作
部66a,66bを前記直進位置Sに揺動操作すると、
操作軸65a,65bが第1操作部66a,66bと共
に回動して回転カム46を回転操作する。すると、この
回転カム46が入力側クラッチ体42のボス部42aに
対する押圧作用を解除し、入力側クラッチ体42をクラ
ッチばね45の付勢力によってばね受け板44から離れ
る方向に摺動操作させる。すると、入力側クラッチ体4
2の端部に備えてあるプレート操作部がクラッチ機構4
3の各プレートを出力側クラッチ体41の端部に備えて
あるプレート受け体にクラッチばね45による操作力に
よって押圧操作してクラッチ機構43が入りになり、こ
のクラッチ機構43による摩擦によって入力側クラッチ
体42と出力側クラッチ体41とが一体回転する。これ
により、クラッチ部40は、入力軸31の回動力を伝動
ギヤ33に伝達することによって後車輪2a,2bに駆
動力を伝達するように入りになる。
【0090】前記クラッチブレーキ操作体54の前記操
作部54aとは反対側の端部に作用するフォーク55が
一端側に一体回動自在に連結している操作軸61a,6
1bを、サイド伝動ケース部16の端部に回動自在に支
持させてある。この操作軸61a,61bのケース外に
突出している軸端部から一体回動自在に延出している揺
動アームで成る第2操作部62a,62bを、図5に示
す直進位置Aから操作軸61a,61bの軸芯まわりで
車体前方側に揺動操作して緩旋回位置Bに操作すると、
この操作力により、操作軸61a,61bが第2操作部
62a,62bと共に回動してフォーク55を揺動操作
する。すると、このフォーク55が前記クラッチブレー
キ操作体54をクラッチ機構43の方に押圧操作し、ベ
アリング53を介して入力側クラッチ体42をクラッチ
ばね45に抗してばね受け板44の方に摺動操作する。
すると、クラッチ機構43が切りになり、クラッチ部4
0が切りなる。第2操作部62a,62bをさらに車体
前方側に揺動操作して急旋回位置Cに操作すると、この
操作力により、操作軸61a,61bが第2操作部62
a,62bと共に回動してフォーク55を揺動操作す
る。すると、このフォーク55が前記クラッチブレーキ
操作体54をさらにクラッチ機構43の方に押圧操作
し、クラッチブレーキ操作体54の操作部54aがブレ
ーキ機構51の各プレートを前記固定部52に押圧操作
してブレーキ機構51が入りになる。これにより、ブレ
ーキ部50は、ブレーキ機構51によって出力側クラッ
チ体41に摩擦ブレーキを掛けることによってギヤ3
3,34、伝動軸35、ギヤ32、車軸11a,11b
を介して後車輪2a,2bに摩擦ブレーキを掛けるよう
に入りになる。このとき、入力側クラッチ体42が伝動
ギヤ33の方にさらに摺動操作されてクラッチ機構43
を切りに操作し、クラッチ部50は切りに維持される。
この状態から第2操作部62a,62bを前記直進位置
Aの方に揺動操作していくと、フォーク55がクラッチ
ブレーキ操作体54に対する押圧を解除する方に揺動し
ていき、クラッチブレーキ操作体54がクラッチばね4
5による操作力によってブレーキ機構51から離れる方
向に摺動操作されて操作部54aによるブレーキ機構5
1に対する押圧作用を解除し、ブレーキ部50が切りに
なる。第2操作部62a,62bがさらに揺動されて直
進位置Aになると、クラッチ機構43がクラッチばね4
5のために入りになり、クラッチ部40が入りになる。
このとき、クラッチブレーキ操作体54がクラッチばね
45のためにブレーキ機構51から離れる方向にさらに
摺動しており、ブレーキ部50は切りを維持する。
【0091】つまり、左後輪切換え装置CBLと右後輪
切換え装置CBRのそれぞれは、後車輪2a,2bに作
用するクラッチ部40とブレーキ部50とを備えている
とともに、第1操作部66a,66bを揺動操作するこ
とにより、クラッチ部40とブレーキ部50のうちのク
ラッチ部40のみが切り換わって後車輪2a,2bを駆
動と、遊転するようにブレーキが掛かっていない駆動停
止とに切り換え、第2操作部62a,62bを揺動操作
することにより、クラッチ部40とブレーキ部50の両
方が切り換わって後車輪2a,2bを駆動と、遊転する
ようにブレーキが掛かっていない駆動停止と、回転停止
するようにブレーキが掛かった駆動停止とに切り換え
る。そして、左後輪切換え装置CBLは、左右後輪2
a,2bのうちの左後輪2aのみを前記駆動と駆動停止
とに切り換え、右後輪切換え装置CBRは、左右後輪2
a,2bのうちの右後輪2bのみを前記駆動と駆動停止
とに切り換える。
【0092】図2に示すように、左後輪切換え装置CB
Lと右後輪切換え装置CBRそれぞれの前記第1操作部
66a,66bを、左後輪切換え装置CBLの第1操作
部66aに後端側が連結している左後輪側連動杆21
a、右後輪切換え装置CBRの第1操作部66bに後端
側が連結している右後輪側連動杆21bなどを備える操
向用連係機構20によってステアリングハンドル70に
連係させてある。
【0093】操向用連係機構20は、図7に示すミッシ
ョンケース80に支持されているパワーステアリング機
構71が軸芯72aまわりで揺動するように備えている
ピットマンアーム72の基端部に設けた長孔72bを有
する連結部72cと、この連結部72cに前端側が連結
している車体前後向きのハンドル側連動杆22と、この
ハンドル側連動杆22の後端側に連結しているハンドル
側揺動リンク23と、前記左右の後輪側連動杆21a,
21bの前端側が両端側に別れて連結している天秤リン
ク形式の後輪側揺動リンク24と、前記左後輪側連動杆
21aと、前記右後輪側連動杆21bとによって構成し
てある。
【0094】ピットマンアーム72は、前記パワーステ
アリング機構71を介して回転自在なハンドル支軸に、
タイロッド73を介して左右前輪1a,1bそれぞれの
ナックルアーム74にそれぞれ連動していて、ステアリ
ングハンドル70を回動操作すると、この操作のために
軸芯72aまわりで車体横方向に揺動し、左右前輪1
a,1bそれぞれのナックルアーム74を揺動操作して
左右前輪1a,1bをステアリングハンドル70の回動
方向と同じ方向に向くように操向操作する。
【0095】図6に示すように、ピットマンアーム72
の前記長孔72bと、この長孔72bに摺動自在に入り
込ませた連結ピンで成るハンドル側連動杆22の連結ピ
ン部22aとによって、ピットマンアーム72とハンド
ル側連動杆22とが設定ストロークの範囲内で相対移動
することを許容する連動融通25を構成してある。左右
前輪1a,1bが直進向きになる状態で長孔72bの長
手方向での中心に連結ピン部22aが位置するように、
かつ、この状態で長孔72bの中心とピットマンアーム
72の揺動軸芯72aとを通る直線がハンドル側連動杆
22の軸芯22bに対してほぼ直交するように長孔72
bとハンドル側連動杆22との配置関係を設定してあ
る。長孔72bの中心とピットマンアーム72の揺動軸
芯72aとを通る直線がハンドル側連動杆22の軸芯2
2bに対して直交するように設定してもよい。すなわ
ち、左右前輪1a,1bを直進向きから左又は右向きに
操向操作していくとき、左右前輪1a,1bの直進向き
からの操向角度が長孔72bの長さによって決まる設定
操向角度に達するまでは、ピットマンアーム72とハン
ドル側連動杆22とが相対移動し、左右前輪1a,1b
の直進向きからの操向角度が前記設定操向角度を越えた
後は、ピットマンアーム72が長孔72bの端部で連結
ピン部22aに当接し、ハンドル側連動杆22を車体前
方側に引き操作したり、車体後方側に押し操作したりす
る。このとき、ハンドル側連動杆22を引き操作してい
く場合にピットマンアーム72の作動力がハンドル側連
動杆22に伝達する効率と、押し操作していく場合にピ
ットマンアーム72の作動力がハンドル側連動杆22に
伝達する効率とが、前輪1a,1bの操向角度が同一に
なる操作状態では同一又はほぼ同一になる。
【0096】これにより、連動融通25は次の如く作用
する。すなわち、左右前輪1a,1bを直進向きから左
又は右向きに操向操作しても、前輪1a,1bの操向角
度が、植え付け作業などの通常の走行をする際には一般
に不必要であって、畦際などで車体を小廻り旋回させる
際に必要なものとして設定してある前記設定操向角度に
達するまでは、ピットマンアーム72によるハンドル側
連動杆22の移動操作を行わせず、前輪1a,1bの操
向角度が前記設定操向角度以上になってからピットマン
アーム72によるハンドル側連動杆22の移動操作を行
わせる。設定操向角度としては、実際には約20度を設
定してある。
【0097】図7及び図8に示すように、前記ハンドル
側揺動リンク23及び後輪側揺動リンク24は、前後輪
1a,1b,2a,2bに伝動する走行ミッション、お
よび、苗植付装置8に伝動する作業ミッションを内装し
ている前記ミッションケース80の後側近くの前記左右
一対の車体フレーム12どうしの間に配置してある。左
右いずれの車体フレーム12も、角パイプで成る車体前
後向きのメインフレーム12aと、このメインフレーム
12aの下方に配置するとともに前端側が前記ミッショ
ンケース12に、後端側が前記後輪支持フレーム13を
介してメインフレーム12aにそれぞれ連結しているサ
ブフレーム12bとによって構成してある。ハンドル側
揺動リンク23の中間部に上端側が一体回動自在に連結
している回転支軸26を、左側のサブフレーム12bの
方に固定されている支持部材82に回動自在に支持さ
せ、前記回転支軸26の下端部から一体回動自在に延出
している連動用アーム27を前記ハンドル側連動杆22
の後端部に連結ピンによって相対回動自在に連結してあ
ることにより、ハンドル側揺動リンク23は、回転支軸
26の車体上下向きの軸芯26aまわりで揺動するよう
に車体フレーム12に支持されており、ハンドル側連動
杆22を介してピットマンアーム72によって前記軸芯
26aまわりで揺動操作されるようにハンドル側連動杆
22に連結している。後輪側揺動リンク24は、前記回
転支軸26に相対回動自在に外嵌していることにより、
回転支軸26の前記軸芯26aまわりで揺動するように
車体フレーム12によって支持されている。ハンドル側
揺動リンク23の両端側に、後輪側揺動リンク24に当
接してハンドル側揺動リンク23の作動力を伝達する当
たり部23a,23bを備えさせるとともに、ハンドル
側連動杆22が車体後方側に押し操作されると、この操
作力により、ハンドル側揺動リンク23の当たり部23
aの位置する遊端側が前方側(図6に示す揺動方向L)
に揺動操作されて左側の当たり部23aによって後輪側
揺動リンク24を揺動操作し、後輪側揺動リンク24が
左後輪側連動杆21aを車体前方側に引き操作して左後
輪切換え装置CBLの第1操作部66aを直進位置Sか
ら車体前方側に揺動操作して左後輪切換え装置CBLを
駆動側から駆動停止側に切り換え操作するように構成し
てある。このとき、後輪側揺動リンク24が右後輪側連
動杆21bを車体後方側に押し操作して右後輪切換え装
置CBRの第1操作部66bを直進位置Sから車体後方
側に揺動操作するが、操作軸65bが備える前記回転カ
ム46の形状により、右後輪切換え装置CBRは駆動側
を維持する。ハンドル側連動杆22が車体前方側に引き
操作されると、ハンドル側揺動リンク23の当たり部2
3bの位置する遊端側が前方側(図6に示す揺動方向
R)に揺動操作されて前記右側の当たり部23bによっ
て後輪側揺動リンク24を揺動操作し、後輪側揺動リン
ク24が右後輪側連動杆21bを車体前方側に引き操作
して右後輪切換え装置CBRの第1操作部66bを直進
位置Sから車体前方側に揺動操作して右後輪切換え装置
CBRを駆動側から駆動停止側に切り換え操作するよう
に構成してある。このとき、後輪側揺動リンク24が左
後輪側連動杆21aを車体後方側に押し操作して左後輪
切換え装置CBLの第1操作部66aを直進位置Sから
車体後方側に揺動操作するが、操作軸65aが備える前
記回転カム46の形状により、左後輪切換え装置CBL
は駆動側を維持する。
【0098】図8及び図9に示すように、前記後輪側揺
動リンク24の上方に配置した切換えカム86を有する
連係切り換え部85を、操向用連係機構20に備えさせ
てある。この連係切換え部85は、前記後輪側揺動リン
ク24を前記回転支軸26にこれの軸芯方向に摺動自在
に支持させ、後輪側揺動リンク24が備えるばね受け部
24aと、前記ハンドル側揺動リンク23の回転支軸2
6に連結しているボス部23cの端面との間に設けてあ
るコイルばね87によって後輪側揺動リンク24を上昇
付勢するように構成するとともに、前記左右一対の車体
フレーム12,12それぞれのメインフレーム12aど
うしにわたって連結している連結フレーム83が備える
支持部83aに前記切換えカム86を車体横向きの軸芯
86aまわりで揺動自在に支持させることによって構成
してあるとともに、切換えカム86を連動ロッド88を
介して図7に示す操作具89によって揺動操作すること
によって操作するように構成してある。
【0099】すなわち、図7に示すように、操作具89
は、運転座席4に着座したままで操作できるように、か
つ、運転部に対する乗り降りの際などに身体などが触れ
にくいように運転座席4の下方に運転座席4の前端より
も座席後方側に後退させて配置し、車体部分に支持させ
てある。この操作具89を軸芯89aまわりで上下に揺
動操作して下降側の入り位置ONと、上昇側の切り位置
OFFのうちの入り位置ONの方に操作すると、切換え
カム86が上昇揺動して後輪側揺動リンク24を図9
(A)に示す上昇取り付けレベルにコイルばね87の付
勢力によって上昇操作させる。すると、ハンドル側揺動
リンク23が揺動操作された際にこれの前記一対の当た
り部23a,23bが後輪側揺動リンク24に当接して
伝動作用する状態になり、連係切換え部85は、操向用
連係機構20をハンドル側揺動リンク23と後輪側揺動
リンク24とが連動する入り状態にするように連係入り
側になる。これに対し、操作具89を切り位置OFFに
操作すると、切換えカム86が下降揺動して後輪側揺動
リンク24を図9(B)に示す下降取付け位置にコイル
ばね87に抗して下降操作する。すると、ハンドル側揺
動リンク23が揺動操作されても、これの前記一対の当
たり部23a,23bが後輪側揺動リンク24に当接し
なくて伝動作用しない状態になり、連係切換え部85
は、操向用連係機構20をハンドル側揺動リンク23と
後輪側揺動リンク24とが相対揺動する切り状態にする
ように連係切りになる。
【0100】つまり、作業を行う際、操作具89を入り
位置ONに操作する。すると、連係切換え部85が連係
入りになって操向用連係機構20を入り状態に切り換
え、入り状態になった操向用連係機構20は、ステアリ
ングハンドル70を左右前輪1a,1bそれぞれの操向
操作部としてのナックルアーム74に連動させているス
テアリング連動部材としてのピットマンアーム72と、
左後輪切換え装置CBL及び右後輪切換え装置CBRそ
れぞれの第1操作部66a,66bとを連係させる。す
なわち、左右前輪1a,1bを直進向きから左又は右向
きに操向操作しても、その前輪操向角度が前記設定操向
角度に達しない操向操作であれば、連動融通25の作用
によって左後輪切換え装置CBLも右後輪切換え装置C
BRも駆動側に維持操作し、左右前輪1a,1bを直進
向きから左向きに前記設定操向角度以上に操向操作する
と、ピットマンアーム72の作動力により、左後輪切換
え装置CBLをクラッチ部40もブレーキ部50も切り
の駆動停止側に、右後輪切換え装置CBRを駆動側にそ
れぞれ操作し、左右前輪1a,1bを直進向きから右向
きに前記設定操向角度以上に操向操作すると、ピットマ
ンアーム72の作動力により、左後輪切換え装置CBL
を駆動側に、右後輪切換え装置CBRをクラッチ部40
もブレーキ部50も切りの駆動停止側にそれぞれ操作す
るように連係させる。これにより、苗植え付けを行いな
がら走行している際には、ステアリングハンドル70を
回動操作して車体の操向操作を行っても、左右後輪2
a,2bが遊転状態にならないのであるが、畦際などで
車体を旋回させる際、ステアリングハンドル70を回動
操作して前輪1a,1bを左又は右向きに設定操向角度
以上に操向操作すると、旋回外側に位置する後車輪2
a,2bが駆動状態に、旋回内側に位置する後車輪2
b,2aが遊転状態にそれぞれなり、車体は前輪1a,
1bを操向させるだけで旋回するよりも小半径で旋回し
ていく。このとき、旋回内側に位置する後車輪2a,2
bが遊転状態になり、この後輪2a,2bによる泥掻く
を抑制しながら旋回できる。
【0101】路上走行するなど作業を行わない際には、
操作具89を切り位置OFFに操作する。すると、連係
切換え部85が連係切りになって操向用連係機構20を
切り状態に切り換え、切り状態になった操向用連係機構
20は、ピットマンアーム72と、左後輪切換え装置C
BL及び右後輪切換え装置CBRそれぞれの第1操作部
66a,66bとの連係を切る。すなわち、左右前輪1
a,1bを直進向きから左又は右向きに前記設定操向角
度以上に操向操作しても、前輪1a,1bの操向状態に
関係なく左後輪切換え装置CBLも右後輪切換え装置C
BRも駆動側に維持操作されるようにする。これによ
り、ステアリングハンドル70を回動操作して車体の操
向操作を行う際、左右前輪1a,1bを直進向きから左
や右向きに前記設定操向角度以上に操向操作しても、左
右後輪2a,2bが遊転状態にはならなくて駆動状態の
ままで車体走行方向が変化する。
【0102】図2に示すように、左後輪切換え装置CB
Lの第2操作部62aに連動ロッド63aを介して連動
させた左ブレーキペダル64aと、右後輪切換え装置C
BRの第2操作部62bに連動ロッド63bを介して連
動させた右ブレーキペダル64bとのそれぞれを、運転
部に各別に踏み込み揺動操作自在に設けるとともに、左
ブレーキペダル64aが切り位置にあれば左後輪切換え
装置CBLが駆動側になり、左ブレーキペダル64aを
切り位置から踏み込み操作していくに伴い、左後輪切換
え装置CBLが先ずクラッチ部40とブレーキ部50と
が切りの駆動停止側に、次にクラッチ部40が切りでブ
レーキ50が入りの駆動停止側にそれぞれ切り換わって
いくように構成し、右ブレーキペダル64bが切り位置
にあれば右後輪切換え装置CBRが駆動側になり、右ブ
レーキペダル64bを切り位置から踏み込み操作してい
くに伴い、右後輪切換え装置CBRが先ずクラッチ部4
0とブレーキ部50とが切りの駆動停止側に、次にクラ
ッチ部40が切りでブレーキ50が入りの駆動停止側に
それぞれ切り換わっていくように構成してある。
【0103】すなわち、車体を旋回操作する際、操向用
連係機構20を切り側に切り換えてあっても、左右のブ
レーキペダル64a,64bのうちの所定側のペダル6
4a,64bを踏み込み操作することにより、後輪切換
え装置CBL,CBRをクラッチ部40及びブレーキ部
50が切りなった、又は、クラッチ部40が切りに、ブ
レーキ部50が入りにそれぞれなった駆動停止側に切り
換え操作でき、旋回内側の後車輪2a,2bを遊転自在
な又はブレーキの掛かった駆動停止状態にして小廻り旋
回させられる。また、操向用連係機構20を入り側に切
り換えてある場合でも、所定側のブレーキペダル64
a,64bを深く踏み込み操作することにより、後輪切
換え装置CBL,CBRをクラッチ部40が切りに、ブ
レーキ部50が入りにそれぞれなった駆動停止側に切り
換え操作でき、旋回内側の後車輪2a,2bをブレーキ
の掛かった駆動停止状態にして小廻り旋回させられる。
【0104】図8〜図10に示すように、前記リフトシ
リンダ6の制御弁6aを切り換え操作するマイクロコン
ピュータで成る上昇制御手段93に連係している検出ス
イッチ94を、前記ミッションケース80の後側近く
で、前記左右の車体フレーム12,12どうしの間に配
置して前記支持部材82に支持させてある。検出スイッ
チ94の操作部に接触作用する一対のスイッチ操作部9
5a,95bを遊端側に備える検出対象体95を、前記
連動用アーム27の基部に一体形成するとともに、前輪
1a,1bが直進向きにあるとか、左や右向きに操向操
作されてもその操向角度が前記設定操向角度より小であ
る場合には、検出対象体95の一対のスイッチ操作部9
5a,95bが検出スイッチ94の操作部から外れてい
て検出スイッチ94が切りになり、前輪1a,1bが左
向きに前記設定操向角度以上に操向操作されて連動用ア
ーム27が揺動操作されると、検出対象体95の前記一
対のスイッチ操作部95a,95bのうちの一方のスイ
ッチ操作部95aが検出スイッチ94の操作部に押圧作
用して検出スイッチ94が入りに切り換わり、左右前輪
1a,1bが右向きに前記設定操向角度以上に操向操作
されて連動用アーム27が揺動操作されると、検出対象
体95の前記一対のスイッチ操作部95a,95bのう
ちの他方のスイッチ操作部95bが検出スイッチ94の
操作部に押圧作用して検出スイッチ94が入りに切り換
わるように構成してある。連動用アーム27は、ハンド
ル側揺動リンク23と一体に揺動する。これにより、検
出スイッチ94は、ハンドル側揺動リンク23の揺動位
置に基づいて前輪1a,1bの操向状態を検出するとと
もに、この検出結果を上昇制御手段93に出力する。す
なわち、前輪1a,1bの操向状態が直進向きであると
か、左や右向きの操向角度が前記設定操向角度未満であ
る非旋回操向状態と、左や右向きに前記設定操向角度以
上に操向操作された旋回操向状態とのいずれにあるかを
検出し、それぞれの検出結果を電気信号で上昇制御手段
93に出力する。上昇制御手段93は、前輪1a,1b
の操向状態が前記非旋回操向状態にあれば、検出スイッ
チ94からの情報に基づいて、リフトシリンダ6を苗植
付装置8の下降側に維持させるべき信号を制御弁6aに
出力し、前輪1a,1bの操向状態が前記旋回操向状態
になると、検出スイッチ94からの情報に基づいて、リ
フトシリンダ6を苗植付装置8の上昇側に操作させるべ
き信号を制御弁6aに出力するように構成してある。
【0105】これにより、畦際で車体を旋回させる場合
など、前輪1a,1bを左や右向きに前記設定操向角度
以上に操向操作すると、検出スイッチ94による検出
と、この検出結果に基づく上昇制御手段93のリフトシ
リンダ6の操作とのために、苗植付装置8が下降作業レ
ベルから非作業レベルに自動的に上昇操作される。
【0106】図11に示すように、前記左右の後輪側連
動杆21a,21bそれぞれの後端部に、一対の調節ナ
ット97,97を有する連結調節部96を備えさせてあ
る。この連結調節部96は、後輪側連動杆21a,21
bにおける第1操作部66a,66bの連結位置を後輪
側連動杆21a,21bの軸芯方向に変更するものであ
り、詳しくは次の如く構成してある。
【0107】連結調節部96は、後輪側連動杆21a,
21bの後端部に備えさせたねじ軸部98と、前記一対
の調節ナット97,97とによって構成してある。一対
の調節ナット97,97は、第1操作部66a,66b
が備える連結ピン99の後輪側連動杆21a,21bに
相対摺動自在に外嵌する端部を挟む配置にして前記ねじ
軸部98に装着するように構成してあり、後輪側連動杆
21a,21bが車体前方側に引っ張り操作された際の
その引っ張り操作力を調節ナット97と連結ピン99と
を介して第1操作部66a,66bに伝達することによ
り、後輪側連動杆21a,21bによる第1操作部66
a,66bの揺動操作を可能にしている。一対の調節ナ
ット97,97を回動操作して後輪側連動杆21a,2
1bの軸芯方向に移動させると、調節ナット97,97
による移動操作のために後輪側連動杆21a,21bと
連結ピン99とが後輪側連動杆21a,21bの軸芯方
向に相対移動し、後輪側連動杆21a,21bにおける
第1操作部66a,66bの連結位置が後輪側連動杆2
1a,21bの軸芯方向に変化する。
【0108】つまり、左右の後輪側連動杆21a,21
bそれぞれの連結調節部96を操作すると、後輪側連動
杆21a,21bにおける第1操作部66a,66bの
連結位置が後輪側連動杆21a,21bの軸芯方向に変
化して前輪1a,1bが直進向きにある状態での第1操
作部66a,66bの後輪駆動ケースRKに対する取り
付け角度が変化し、前輪1a,1bを左向きに操向操作
するに伴って左後輪切換え装置CBLが駆動停止に切り
換わるときの前輪1a,1bの操向角度と、前輪1a,
1bを右向きに操向操作するに伴って右後輪切換え装置
CBRが駆動停止に切り換わるときの前輪1a,1bの
操向角度とが同一になるとか異なるように調節できる。
【0109】〔別実施形態〕図12は、別の実施形態を
備える操向用連係機構20の一部を示し、この操向用連
係機構20における前記ハンドル側揺動リンク23の両
端側に伝動用ボルト100を設け、一対の伝動用ボルト
100,100それぞれの先端部によって後輪側揺動リ
ンク24に対する当たり部23a,23bを形成すると
ともに、一方の当たり部23aの取付け位置と、他方の
当たり部23bの取り付け位置とを別々にハンドル側揺
動リンク23の揺動方向に変更する当たり調節部を伝動
用ボルト100によって構成してある。
【0110】すなわち、前輪1a,1bが操向操作され
てハンドル側揺動リンク23が揺動操作されると、この
ハンドル側揺動リンク23は、一対の当たり部23a,
23bのうちのいずれか一方の当たり部23a、23b
によって後輪側揺動リンク24に当接してハンドル側揺
動リンク23の作動力を伝達することによって後輪側揺
動リンク24を揺動操作する。
【0111】伝動用ボルト100を回動調節することに
より、この伝動用ボルト100の先端がハンドル側揺動
リンク23に対して後輪側揺動リンク24に接近する方
向や後輪側揺動リンク24から離れる方向に移動し、当
たり部23a,23bの取り付け位置がハンドル側揺動
リンク23の揺動方向に変化する。当たり部23a,2
3bの取付け位置を調節した場合、伝動用ボルト100
を自由に回動しないようにロックナット101によって
固定することにより、当たり部23a,23bを調節し
た取付け位置に固定する。つまり、各当たり部23a,
23bの取り付け位置を調節することにより、前輪1
a,1bを左向きに操向操作した際に左後輪2aが遊転
状態になるときの前輪1a,1bの操向角度と、前輪1
a,1bを右向きに操向操作した際に右後輪2bが遊転
状態になるときの前輪1a,1bの操向角度とが同一に
なるように、あるいは相違するように調節する。
【0112】図13は、さらに別の実施形態を備える操
向用連係機構20の一部を示し、この操向用連係機構2
0には、前記ピットマンアーム72に設けた複数本の長
孔72bを備えた連結調節部102を備えてある。この
連結調節部102は、ピットマンアーム72のハンドル
側連動杆22が連結する位置を変更するものであり、詳
しくは次の如く構成してある。すなわち、複数本の長孔
72bは、各長孔72bのピットマンアーム72の揺動
軸芯72aとの間隔が異なるように並べてあるととも
に、ピットマンアーム72の揺動軸芯72aとの間隔が
小さい長孔72bのピットマンアーム揺動方向での長さ
がピットマンアーム72の揺動軸芯72aとの間隔が大
きい長孔72bのその長さよりも短いように、各長孔7
2bを形成してある。ハンドル側連動杆22の前記連結
ピン部22aを複数本の長孔72bに差し替えできるよ
うに構成し、連結ピン部22aを装着する長孔72bを
変更することにより、ピットマンアーム72のハンドル
側連動杆22が連結する位置が変化し、この連結位置
と、ピットマンアーム72の揺動軸芯72aとの間隔が
変化する。この連結位置変更を行うと、長孔72bの長
さ相違により、ピットマンアーム72が単位揺動角度を
揺動することによってハンドル側連動杆22が移動操作
されるストロークが変化する。すなわち、前輪1a,1
bが単位操向角度を操向操作されるに伴って第1操作部
66a,66bが操作されるストロークを増減するよう
に調節できる。
【0113】図14は、さらに別の実施形態を備える操
向用連係機構20の一部を示し、この操向用連係機構2
0には、前記後輪側揺動リンク24の両端側に設けた複
数個のピン孔24bを有する連結調節部103を備えさ
せてある。この連結調節部103は、後輪側揺動リンク
24の前記左後輪側連動杆21a及び前記右後輪側連動
杆21bが連結する位置を変更するためのものであり、
詳しくは次の如く構成してある。
【0114】後輪側揺動リンク24の一端側に位置する
複数個の長孔24bも、他端側に位置する複数個の長孔
24bも、各長孔24bの後輪側揺動リンク24の揺動
軸芯26aとの間隔が異なるように並べてある。左後輪
側連動杆21a及び右後輪側連動杆21bそれぞれを後
輪側揺動リンク24に連結する連結ピン104を複数個
のピン孔24bに差し替えできるように構成し、連結ピ
ン104を装着するピン孔24bを変更することによ
り、後輪側揺動リンク24の左後輪側連動杆21a及び
右後輪側連動杆21bが連結する位置が変化し、この連
結位置と、後輪側揺動リンク24の揺動軸芯26aとの
間隔が変化する。この連結位置変更を行うと、後輪側揺
動リンク24が単位揺動角度を揺動することによって左
後輪側連動杆21a及び右後輪側連動杆21bが移動操
作されるストロークが変化する。すなわち、前輪1a,
1bが単位操向角度を操向操作されるに伴って第1操作
部66a,66bが操作されるストロークを増減するよ
うに調節できる。
【0115】図15は、さらに別の実施形態を備える車
体操向装置の一部を示し、この車体操向装置には、前記
連係切換え部85の操作具89に一端側が連結している
切換え側連動杆106を有する連係切換え機構105を
備えさせてある。
【0116】この連係切換え機構105は、前記ミッシ
ョンケース80の内部に位置するとともにシフトギヤの
掛け替えによって高速と低速の2段に切り換え可能な走
行用副変速装置110の切り換えを行う副変速レバー1
11に一端側が連結している変速側連動杆107と、こ
の変速側連動杆107と前記切換え側連動杆106とを
連結しているとともに車体部分に軸芯108aまわりで
揺動自在に支持されている連動リンク108と、前記切
換え側連動杆106とによって構成してある。副変速レ
バー111を揺動操作して走行用副変速装置110を変
速すると、この操作力が変速側連動杆107、連動リン
ク108を介して切換え側連動杆106に伝達する。副
変速レバー111を高速位置Hに操作した場合、切換え
側連動杆106が操作具89を入り位置ONから切り位
置OFFに切り換え操作する。副変速レバー111を低
速位置Lに操作した、切換え側連動杆106の操作具8
9の連結ピンが入り込んでいる連結ピン孔106aが長
孔であることから、操作具89を切り位置OFFにあっ
ても入り位置ONに切り換え操作しない。これにより、
連係切換え機構105は、走行用副変速装置110が高
速側に切り換わると、これに連係して操向用連係機構2
0を入り側から切り側に切り換え操作する。そして、走
行用副変速装置110が低速側に切り換わっても、操向
用連係機構20を切り側に維持したままになる。
【0117】つまり、非作業走行を行う際、走行用副変
速装置110を低速側から高速側に変速するだけで連係
切換え機構105のために操向用連係機構20が切り側
に切り換わり、前輪1a,1bを前記設定操向角度以上
に操向操作することがあっても後車輪2a,2bが遊転
状態に切り換わらないようにしながら車体の操向操作が
行える。この後、作業走行を行う際、走行用副変速装置
110を高速側から低速側に変速するだけでは、操向用
連係機構20が入り側に切り換わらず、操作具89を操
作する人為操作によって操向用連係機構20を切り側か
ら入り側に切り換え操作することにより、前輪1a,1
bを前記設定操向角度以上に操向操作するだけで旋回内
側の後車輪2a,2bが遊転状態に切り換わるようにし
ながら車体の操向操作が行える。
【0118】図16は、さらに別の実施形態を備える車
体操向装置の一部を示し、この車体操向装置には、前記
連係切換え部85の操作具89を切り換え操作するアク
チュエータの一例としての電磁ソレノイド116を有す
る連係切り機構115を備えてある。
【0119】この連係切り機構115は、前記ミッショ
ンケース80の内部に位置するとともにシフトギヤの掛
け替えによって高速と低速の2段に切り換え可能な走行
用副変速装置110の切り換えを行う副変速レバー11
1に作用する副変速検出スイッチ117と、前記リフト
シリンダ6の制御弁6aを切り換え操作することによっ
て苗植付装置8の昇降操作を行う昇降レバー6bに作用
する上昇検出スイッチ118と、両検出スイッチ11
7,118からの情報に基づいて前記電磁ソレノド11
6を操作するマイクロコンピュータで成る制御手段11
9と、前記電磁ソレノイド116とによって構成してあ
る。
【0120】副変速検出スイッチ117は、副変速レバ
ー111が高速位置Hに操作されたか否かを検出するこ
とによって走行用副変速装置110が高速側に変速され
たか否かを検出し、この検出結果を制御手段119に出
力する。上昇検出スイッチ118は、昇降レバー6bが
上昇位置Uに操作されたか否かを検出することによって
苗植付装置8が上昇されたか否かを検出し、この検出結
果を制御手段119に出力する。副変速検出スイッチ1
17と上昇検出スイッチ118の両方又は一方が非検出
状態になると、制御手段119は、両検出スイッチ11
7,118からの情報に基づいて車体が作業走行の状態
にあると判断し、この場合には、電磁ソレノイド116
を切り側に操作し、操作具89が入り位置ONに切り換
え操作されることを可能にする。副変速検出スイッチ1
17と上昇検出スイッチ118の両方が検出状態になる
と、制御手段119は、両検出スイッチ117,118
からの情報に基づいて車体が非作業走行の状態にあると
判断し、この場合には、電磁ソレノイド116を入り側
に操作し、この電磁ソレノイド116によって操作具8
9を入り位置ONから切り位置OFFに切り換え操作さ
せるように構成してある。電磁ソレノド116は、操作
具89に連結しておらず、操作具89を入り位置ONか
切り位置OFFに切り換え操作しても、切り位置OFF
から入り位置ONには切り換え操作しない。これによ
り、連係切換え機構115は、車体が作業走行と非作業
走行のいずれの状態にあるかを検出し、車体が作業走行
の状態から非作業走行の状態に切り換わると、この切り
換わりに伴って操作具89を切り位置OFFに切り換え
操作することによって操向用連係機構20を切り状態に
自動的に切り換え操作する。
【0121】つまり、非作業走行を行う際、走行用副変
速装置110を高速側に変速し、かつ、苗植付装置8を
上昇操作すると、連係切換え機構115のために操向用
連係機構20が切り側に自動的に切り換わり、前輪1
a,1bを前記設定操向角度以上に操向操作することが
あっても後車輪2a,2bが遊転状態に切り換わらない
ようにしながら車体の操向操作が行える。この後、作業
を行うに際には、走行用副変速装置110を低速側に変
速し、かつ、苗植付装置8を下降操作しても、操向用連
係切換え機構20は入り側に自動的には切り換わらず、
操作具89を入り位置ONに切り換え操作する人為操作
によって操向用連係機構20が入り側に切り換わり、前
輪1a,1bを設定操向角度以上に操向操作するに伴っ
て旋回内側の後車輪2a,2bが遊転状態に切り換わる
ようになる。
【0122】前記連動融通を構成するに、ハンドル側連
動杆の方に長孔を設け、この長孔に摺動自在に入り込む
連結ピン部をピットマンアームの方に設けて実施しても
よい。
【0123】連係切り機構115を構成するに、走行用
副変速装置110の変速状態と、苗植付装置8の昇降操
作状態とを基に車体が非作業状態にあるか否かを判断す
るように構成する他、走行用副変速装置110の変速状
態と、苗植付装置8に対する伝動を入り切りする作業ク
ラッチの操作状態とを基に車体が非作業状態にあるか否
かを判断するように構成して実施してもよい。
【0124】稲苗以外を各種の苗を移植対象とする各種
の移植機など、各種の水田作業車にも本発明は適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置付き乗用型田植機の全体側面図
【図2】操向用連係機構の平面図
【図3】減速伝動機構の断面図
【図4】後輪切換え装置の断面図
【図5】後輪切換え装置の操作部の断面図
【図6】揺動連動部材の配設部の平面図
【図7】揺動連動部材の配設部の側面図
【図8】連係切換え部の正面図
【図9】連係切換え部の作動を示す側面図
【図10】苗植付装置上昇制御のブロック図
【図11】連係調節部の側面図
【図12】別の実施形態を備えるハンドル側揺動リンク
の平面図
【図13】別の実施形態を備えるピットマンアームの平
面図
【図14】別の実施形態を備える後輪側揺動リンクの平
面図
【図15】連係切換え機構の側面図
【図16】連係切り機構のブロック図
【符号の説明】
1a,1b 前輪 2a 左後輪 2b 右後輪 4 運転座席 12 車体フレーム 20 操向用連係機構 21a 左後輪側連動杆 21b 右後輪側連動杆 22 ハンドル側連動杆 22a 連結ピン部 23 ハンドル側揺動リンク 24 後輪側揺動リンク 25 連動融通 26a ハンドル側揺動リンク及び後輪側揺動リ
ンクの揺動軸芯 40 クラッチ部 50 ブレーキ部 70 ステアリングハンドル 72 ステアリング連動部材 72a ステアリング連動部材の揺動軸芯 72b 長孔 74 前輪の操向操作部 80 ミッションケース 85 連係切換え部 89 操作具 94 検出スイッチ 96 連結調節部 100 当たり調節部 102 連結調節部 103 連結調節部 105 連係切換え機構 110 走行用副変速装置 115 連係切り機構 P ローリング軸芯 RK 後輪駆動ケース CBL 左後輪切換え装置 CBR 右後輪切換え装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B043 AA04 AB02 AB08 AB11 AB15 BA02 BB06 DA04 DB02 DB05 DB06 EA02 EB07 EB13 EB14 EC12 EC19 ED02 ED12 2B062 AA08 AA14 AB01 AB07 BA18 BA22 BA41 BA46 CA03 CA05 CB01 3D052 AA02 AA04 AA05 AA16 AA17 BB08 BB09 DD03 EE02 EE03 FF01 GG03 HH01 JJ11 JJ14 JJ17 JJ19 JJ20 JJ31 JJ37

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前車輪を操向操作自在に備えるととも
    に、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの左後
    輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換え装
    置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動と駆
    動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後輪駆
    動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置であっ
    て、 前車輪の操向操作部とステアリングハンドルとを連動さ
    せる揺動自在なステアリング連動部材に前端側が連結し
    ている車体前後向きのハンドル側連動杆、前記左後輪切
    換え装置の操作部に後端側が連結している車体前後向き
    の左後輪側連動杆、前記右後輪切換え装置の操作部に後
    端側が連結している車体前後向きの右後輪側連動杆、前
    記ハンドル側連動杆を前記左後輪側連動杆及び前記右後
    輪側連動杆に連動させる揺動自在な揺動リンクのそれぞ
    れを備える操向用連係機構により、前記ステアリング連
    動部材を左後輪切換え装置及び右後輪切換え装置それぞ
    れの前記操作部に連係させるとともに、前記ステアリン
    グ連動部材の作動力と、前記操向用連係機構の連係作用
    とにより、前車輪が左向きに操向操作されるに伴って左
    後輪切換え装置が駆動停止側に、右後輪切換え装置が駆
    動側にそれぞれなり、前車輪が右向きに操向操作される
    に伴って左後輪切換え装置が駆動側に、右後輪切換え装
    置が駆動停止側にそれぞれなるように構成してある水田
    作業車の車体操向装置。
  2. 【請求項2】 前記左後輪切換え装置及び前記右後輪切
    換え装置それぞれがクラッチ部とブレーキ部とを備え、
    左後輪切換え装置及び右後輪切換え装置それぞれの前記
    操作部が、前記クラッチ部と前記ブレーキ部のうちのク
    ラッチ部のみを切り換え操作するものである請求項1記
    載の水田作業車の車体操向装置。
  3. 【請求項3】 前記ステアリング連動部材と前記ハンド
    ル側連動杆との一方が備える長孔と、この長孔に摺動自
    在に入り込む状態で他方が備える連結ピン部とで成る連
    動融通を備えさせるとともに、この連動融通の作用によ
    り、前車輪の直進向きからの左右への操向角度が設定操
    向角度未満であれば左後輪切換え装置も右後輪切換え装
    置も駆動側になり、前車輪の直進向きからの左側への操
    向角度が前記設定操向角度以上であれば左後輪切換え装
    置が駆動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれぞ
    れなり、前車輪の直進向きからの右側への操向角度が前
    記設定操向角度以上であれば右後輪切換え装置が駆動停
    止側に、左後輪切換え装置が駆動側にそれぞれなるよう
    に構成し、 前記連結ピン部のピン軸芯が前記長孔の長手方向での中
    心に位置する状態で、この長孔中心とステアリング連動
    部材の揺動軸芯とを通る直線がハンドル側連動杆の軸芯
    に対して直交又はほぼ直交するように、前記長孔と前記
    ハンドル側連動杆との配置関係を設定してある請求項1
    又は2記載の水田作業車の車体操向装置。
  4. 【請求項4】 前記揺動リンクとして、前記ハンドル側
    連動杆に連結しているハンドル側揺動リンクと、前記左
    右の後輪側連動杆それぞれに連結している後輪側揺動リ
    ンクとを備え、ハンドル側揺動リンクが後輪側揺動リン
    クに当接して作動力を伝達するように構成してある請求
    項1〜3のいずれか1項記載に水田作業車の車体操向装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ハンドル側揺動リンクと前記後輪側
    揺動リンクの一方を他方に当接作用させる入り状態と、
    他方に対する当接作用を解除させる切り状態とに切り換
    え自在な連係切換え部を備えてある請求項4記載の水田
    作業車の車体操向装置。
  6. 【請求項6】 前記連係切換え部の操作具を、運転座席
    の下方に運転座席の前端よりも座席後方側に後退させて
    配置してある請求項5記載の水田作業車の車体操向装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ハンドル側揺動リンクと前記後輪側
    揺動リンクの一方における他方に対する当たり部の取付
    け位置を、この当たり部を備えている揺動リンクの揺動
    方向に変更させる当たり調節部を備えてある請求項4〜
    6のいずれか1項に記載の水田作業車の車体操向装置。
  8. 【請求項8】 前記ステアリング連動部材の前記ハンド
    ル側連動杆が連結する位置を、この連結位置とステアリ
    ング連動部材の揺動軸芯との間隔が変化するように変更
    する連結調節部を備えてある請求項1〜7のいずれか1
    項に記載の水田作業車の車体操向装置。
  9. 【請求項9】 前記後輪側揺動リンクの前記左後輪側
    連動杆及び前記右後輪側連動杆が連結する位置を、この
    連結位置と前記後輪側揺動リンクの揺動軸芯との間隔が
    変化するように変更する連結調節部を備えてある請求項
    4〜9のいずれか1項に記載の水田作業車の車体操向装
    置。
  10. 【請求項10】 前記揺動リンクを、ミッションケース
    の後側近くで、かつ、左右一対の車体フレームどうしの
    間に配置してある請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    水田作業車の車体操向装置。
  11. 【請求項11】 前記前車輪の操向状態を検出する検出
    スイッチを、前記揺動リンクの揺動位置に基づいて検出
    させるように、ミッションケースの後側近くで、かつ、
    左右一対の車体フレームどうしの間に配置してある請求
    項1〜10のいずれか1項に記載の水田作業車の車体操
    向装置。
  12. 【請求項12】 前記後輪駆動ケースが車体前後向きの
    ローリング軸芯まわりで回動自在に車体フレームに支持
    されているとともに、前記左後輪切換え装置の前記操作
    部における前記左後輪側連動杆が連結する連結点から前
    記ローリング軸芯までの距離と、前記右後輪切換え装置
    の前記操作部における前記右後輪側連動杆が連結する連
    結点から前記ローリング軸芯までの距離とが同一になる
    ように、前記両操作部を配置してある請求項1〜11の
    いずれか1項に記載の水田作業車の車体操向装置。
  13. 【請求項13】 前車輪を操向操作自在に備えるととも
    に、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの左後
    輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換え装
    置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動と駆
    動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後輪駆
    動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置であっ
    て、 前記左後輪切換え装置の操作部に後端側が連結している
    車体前後向きの左後輪側連動杆、及び、前記右後輪切換
    え装置の操作部に後端側が連結している車体前後向きの
    右後輪側連動杆のそれぞれを備える操向用連係機構によ
    り、前車輪の操向操作部とステアリングハンドルとを連
    動させる揺動自在なステアリング連動部材を左後輪切換
    え装置及び右後輪切換え装置それぞれの前記操作部に連
    係させるとともに、前記ステアリング連動部材の作動力
    と、前記操向用連係機構の連係作用とにより、前車輪が
    左向きに操向操作されるに伴って左後輪切換え装置が駆
    動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれぞれな
    り、前車輪が右向きに操向操作されるに伴って左後輪切
    換え装置が駆動側に、右後輪切換え装置が駆動停止側に
    それぞれなるように構成し、 前記左右の後輪側連動杆それぞれに、前記操作部が連結
    する位置を後輪側連動杆の軸芯方向に変更する連結調節
    部を備えてある水田作業車の車体操向装置。
  14. 【請求項14】 前車輪を操向操作自在に備えるととも
    に、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの左後
    輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換え装
    置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動と駆
    動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後輪駆
    動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置であっ
    て、 前車輪の操向操作に連係して前記左後輪切換え装置及び
    前記右後輪切換え装置を操作する操向用連係機構を、入
    り状態と切り状態とに切り換え自在に備えてあるととも
    に、この操向用連係機構が入り状態になると、前車輪が
    左向きに操向操作されるに伴って左後輪切換え装置が駆
    動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれぞれな
    り、前車輪が右向きに操向操作されるに伴って左後輪切
    換え装置が駆動側に、右後輪切換え装置が駆動停止側に
    それぞれなり、前記操向用連係機構が切り状態になる
    と、前車輪の操向状態に関係なく左後輪切換え装置及び
    右後輪切換え装置それぞれが駆動側に維持されるように
    構成し、 走行用副変速装置が高速側になると前記操向用連係機構
    が切り状態になるように、走行用副変速装置の切り換わ
    りに連係して操向用連係機構を切り換え操作する連係切
    換え機構を備えてある水田作業車の車体操向装置。
  15. 【請求項15】 前車輪を操向操作自在に備えるととも
    に、後輪駆動ケースに支持される左右後輪のうちの左後
    輪のみを駆動と駆動停止とに切り換える左後輪切換え装
    置、及び、前記左右後輪のうちの右後輪のみを駆動と駆
    動停止とに切り換える右後輪切換え装置を、前記後輪駆
    動ケースに設けてある水田作業車の車体操向装置であっ
    て、 前車輪の操向操作に連係して前記左後輪切換え装置及び
    前記右後輪切換え装置を操作する操向用連係機構を、入
    り状態と切り状態とに切り換え自在に備えてあるととも
    に、この操向用連係機構が入り状態になると、前車輪が
    左向きに操向操作されるに伴って左後輪切換え装置が駆
    動停止側に、右後輪切換え装置が駆動側にそれぞれな
    り、前車輪が右向きに操向操作されるに伴って左後輪切
    換え装置が駆動側に、右後輪切換え装置が駆動停止側に
    それぞれなり、前記操向用連係機構が切り状態になる
    と、前車輪の操向状態に関係なく左後輪切換え装置及び
    右後輪切換え装置それぞれが駆動側に維持されるように
    構成し、 車体が作業走行の状態から非作業走行の状態に切り換わ
    るに伴って前記操向用連係機構を切り状態に自動的に切
    り換え操作する連係切り機構を備えてある水田作業車の
    車体操向装置。
  16. 【請求項16】 操向用連係機構を切り状態から入り状
    態に人為操作によって切り換え操作するように構成して
    ある請求項15記載の水田作業車の車体操向装置。
JP11138688A 1999-05-19 1999-05-19 水田作業車の車体操向装置 Pending JP2000324907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11138688A JP2000324907A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 水田作業車の車体操向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11138688A JP2000324907A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 水田作業車の車体操向装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000324907A true JP2000324907A (ja) 2000-11-28
JP2000324907A5 JP2000324907A5 (ja) 2007-05-17

Family

ID=15227798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11138688A Pending JP2000324907A (ja) 1999-05-19 1999-05-19 水田作業車の車体操向装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000324907A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187697A (ja) * 2010-04-28 2010-09-02 Kubota Corp 作業車の作業装置昇降構造
KR101217842B1 (ko) 2011-05-19 2013-01-09 나종권 조향가능한 견인륜이 구비된 트랙터 연결 타입 작업기
KR101552012B1 (ko) 2013-08-23 2015-09-18 차운철 체인의 텐션을 이용한 선택형 조향장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010187697A (ja) * 2010-04-28 2010-09-02 Kubota Corp 作業車の作業装置昇降構造
KR101217842B1 (ko) 2011-05-19 2013-01-09 나종권 조향가능한 견인륜이 구비된 트랙터 연결 타입 작업기
KR101552012B1 (ko) 2013-08-23 2015-09-18 차운철 체인의 텐션을 이용한 선택형 조향장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4083001B2 (ja) 水田作業機
JP2006087366A (ja) 水田作業車
JP2006096176A (ja) 乗用型作業機
JP2004201530A (ja) 作業車
KR100642692B1 (ko) 승용형 수전작업기
JP3722081B2 (ja) 作業車両
JP4118122B2 (ja) 乗用形作業機の旋回操作構造
JP2000324907A5 (ja)
JP2005096507A (ja) 乗用型作業車
JP2006007817A (ja) 乗用型作業機
JP4117972B2 (ja) 農作業車の走行装置
JP2001275413A (ja) 水田作業機
JP4454141B2 (ja) 作業車
JP4454170B2 (ja) 田植機の操向装置
JP4115072B2 (ja) 乗用型水田作業機
JP4083067B2 (ja) 乗用型作業車
JP2000313241A5 (ja)
JP2003102215A (ja) 乗用型水田作業機
JP2004178069A (ja) 作業車
JP2001275416A (ja) 水田作業機
JP2001278094A (ja) 乗用型水田作業機
JP3280291B2 (ja) 乗用型水田作業機
JPH11217082A (ja) 水田作業車
JP2964529B2 (ja) 農用走行車体
JP2005132139A (ja) 乗用型作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080313