JP2000326005A - 熱間圧延機の板幅制御方法 - Google Patents

熱間圧延機の板幅制御方法

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JP2000326005A
JP2000326005A JP11140573A JP14057399A JP2000326005A JP 2000326005 A JP2000326005 A JP 2000326005A JP 11140573 A JP11140573 A JP 11140573A JP 14057399 A JP14057399 A JP 14057399A JP 2000326005 A JP2000326005 A JP 2000326005A
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JP
Japan
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tension
stands
upstream
width
control device
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JP11140573A
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English (en)
Inventor
Makoto Tsuruta
鶴田  誠
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱間タンデム圧延ラインにおける板幅精度向
上を可能とする制御方法を提供する。 【解決手段】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であ
って、上流のスタンド間の張力を検出する張力検出ステ
ップS11と、張力検出ステップS11の出力を基に修
正値を算出し、修正値を基に下流の装置にフィードフォ
ワード方式でダイナミックに張力を修正させるフィード
フォワードダイナミック修正ステップS12,S13と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱間タンデム圧
延ラインでのストリップの板幅・板厚精度を向上させる
ための板幅制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から熱間仕上圧延機では、高精度な
製品板幅を実現するため、種々の板幅制御方法が開発さ
れ採用されている。熱間仕上圧延機ではストリップが圧
延機に到達するまでに、仕上セットアップ制御により予
め各スタンド仕上圧延機の圧下位置、ロール速度などの
設定値が計算され、予めこの設定をしたうえでストリッ
プを各スタンドに順次噛み込ませる。
【0003】このストリップの各スタンド噛み込みに際
しては、上記設定値は予測計算値であるので、噛み込ん
だ時の実績との誤差が生じる可能性があり、このような
誤差はストリップの噛み込み圧延を不安定にさせ、張力
変動により板幅変動を生じさせる。
【0004】ストリップにおける板幅制御については、
例えば、特開平9−122722号公報に示されている
ように粗圧延時に生じる被圧延材の先端部及び尾端部の
幅落ち量と、仕上げ圧延定常部の幅引け量とが等しくな
るように、粗圧延機出側の目標定常部板幅及び仕上げ圧
延機出側の目標定常部板幅並びに仕上げ圧延機のスタン
ド間張力をそれぞれ設定するように板幅を制御する。
【0005】また、特公昭63−80909号公報に示
されているように、タンデム圧延システムの所定の圧延
スタンドの前後に幅計を配置し、前記圧延スタンドの前
方および後方の圧延材の張力変化による前記圧延スタン
ドの入り・出側の前期圧延材の板幅変化を前記幅計によ
り検出し、前記前方及び後方の張力変化と前記板幅変化
の相関関係を導き、前記相関関係に基づき後続の圧延材
に対する張力を変動させることで、前記後続の圧延材の
板幅を制御することにより、より精度の高い板幅制御を
行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の板幅制御に関し
ては、以上の様に、後続材の幅精度を良くするための手
段に過ぎず、現在圧延されている圧延材に対して何ら制
御されていないため、現在圧延されている圧延材は精度
の悪いまま、圧延されてしまい、またこの方式では圧延
が安定して行われるまでは、かなりの圧延材の幅精度は
不良のまま生産されることとなる。
【0007】また、熱間タンデム圧延ラインにおけるス
トリップ最先端部分のスタンド間での無制御状態が発生
しているので、圧延機への先端部噛み込み直後の張力変
動による板幅変動の考慮がなされていないことから、最
先端部分の板幅精度の確保が課題とされていた。
【0008】このストリップ先端部分の噛み込み時の発
生する張力変動の原因は、以下のように考えられる。
【0009】熱間仕上圧延機に対するセットアップ予測
制御にて計算される先進率に誤差が生じることにより、
スタンド間でのロール速度バランスに誤差が発生する。
【0010】従来のスタンド間ルーパによる張力制御方
法は、ルーパ立ち上がり後での対応であるため、先端部
分噛み込み直後のルーパ立ち上がり前の張力制御が出来
ていない。
【0011】この発明は、上記の様な課題を解決するた
めに実施されるものであり、熱間タンデム圧延ラインに
おける板幅精度向上を可能とする制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱間圧延
機の板幅制御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方
法であって、上流のスタンド間の張力を検出する張力検
出ステップと、張力検出ステップの出力を基に修正値を
算出し、修正値を基に下流の装置にフィードフォワード
方式でダイナミックに張力を修正させるフィードフォワ
ードダイナミック修正ステップとを備えている。
【0013】また、下流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0014】また、下流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正さ
せる。
【0015】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、下流の装置は、ルー
パ制御装置であり、フィードフォワードダイナミック修
正ステップは、2スタンド間の張力を基に修正値を算出
し、修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させ
る。
【0016】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、下流の装置は、ロー
ル速度制御装置であり、フィードフォワードダイナミッ
ク修正ステップは、2スタンド間の張力を基に修正値を
算出し、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修
正させる。
【0017】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、下流のスタンド間の張力を検出する張力検出ステッ
プと、張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、
修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
修正ステップとを備えている。
【0018】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0019】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ
る。
【0020】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、上流の装置は、ルー
パ制御装置であり、フィードバックダイナミック修正ス
テップは、2スタンド間の張力を基に修正値を算出し、
修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0021】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、上流の装置は、ロー
ル速度制御装置であり、フィードバックダイナミック修
正ステップは、2スタンド間の張力を基に修正値を算出
し、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正さ
せる。
【0022】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅を検出する板幅検出ステッ
プと、板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、
修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダ
イナミックに張力を修正させるフィードフォワードダイ
ナミック修正ステップとを備えている。
【0023】また、下流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0024】また、下流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正さ
せる。
【0025】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅・板厚を検出する板幅・板
厚検出ステップと、板幅・板厚検出ステップの出力を基
に修正値を算出し、修正値を基に下流の装置にフィード
フォワード方式でダイナミックに張力を修正させるフィ
ードフォワードダイナミック修正ステップとを備えてい
る。
【0026】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、下流の
装置は、ルーパ制御装置であり、フィードフォワードダ
イナミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・板厚
を基に修正値を算出し、修正値を基に、ルーパ制御装置
に張力を修正させる。
【0027】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、下流の
装置は、ロール速度制御装置であり、フィードフォワー
ドダイナミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・
板厚を基に修正値を算出し、修正値を基に、ロール速度
制御装置に張力を修正させる。
【0028】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅を検出する板幅検出ステッ
プと、板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、
修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
修正ステップとを備えている。
【0029】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0030】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ
る。
【0031】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅・板厚を検出する板幅・板
厚検出ステップと、板幅・板厚検出ステップの出力を基
に修正値を算出し、修正値を基に上流の装置にフィード
バック方式でダイナミックに張力を修正させるフィード
バックダイナミック修正ステップとを備えている。
【0032】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、上流の
装置は、ルーパ制御装置であり、フィードバックダイナ
ミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・板厚を基
に修正値を算出し、修正値を基に、ルーパ制御装置に張
力を修正させる。
【0033】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、上流の
装置は、ロール速度制御装置であり、フィードバックダ
イナミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・板厚
を基に修正値を算出し、修正値を基に、ロール速度制御
装置に張力を修正させる。
【0034】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、スタンド間の張力を検出する張力検出ステップと、
張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、修正値
を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナミック
に張力を修正させるフィードバックダイナミック修正ス
テップと、張力検出ステップの出力を基に修正値を算出
し、修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式
でダイナミックに張力を修正させるフィードフォワード
ダイナミック修正ステップとを備えている。
【0035】また、上流の装置は、第1のルーパ制御装
置であり、フィードバックダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第1のルーパ制御装置に張力を修正
させ、下流の装置は、第2のルーパ制御装置であり、フ
ィードフォワードダイナミック修正ステップは、修正値
を基に、第2のルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0036】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ、
下流の装置は、ルーパ制御装置であり、フィードフォワ
ードダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ルー
パ制御装置に張力を修正させる。
【0037】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させ、下流の装
置は、ロール速度制御装置であり、フィードフォワード
ダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ロール速
度制御装置に張力を修正させる。
【0038】また、上流の装置は、第1のロール速度制
御装置であり、フィードバックダイナミック修正ステッ
プは、修正値を基に、第1のロール速度制御装置に張力
を修正させ、下流の装置は、第2のロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第2のロール速度制御装置に張力を
修正させる。
【0039】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、スタンド間の板幅を検出する板幅検出ステップと、
板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、修正値
を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナミック
に張力を修正させるフィードバックダイナミック修正ス
テップと、板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出
し、修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式
でダイナミックに張力を修正させるフィードフォワード
ダイナミック修正ステップとを備えている。
【0040】また、上流の装置は、第1のルーパ制御装
置であり、フィードバックダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第1のルーパ制御装置に張力を修正
させ、下流の装置は、第2のルーパ制御装置であり、フ
ィードフォワードダイナミック修正ステップは、修正値
を基に、第2のルーパ制御装置に張力を修正させる。
【0041】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ、
下流の装置は、ルーパ制御装置であり、フィードフォワ
ードダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ルー
パ制御装置に張力を修正させる。
【0042】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させ、下流の装
置は、ロール速度制御装置であり、フィードフォワード
ダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ロール速
度制御装置に張力を修正させる。
【0043】また、上流の装置は、第1のロール速度制
御装置であり、フィードバックダイナミック修正ステッ
プは、修正値を基に、第1のロール速度制御装置に張力
を修正させ、下流の装置は、第2のロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第2のロール速度制御装置に張力を
修正させる。
【0044】また、各圧延スタンドでのストリップ噛み
込み時におけるスタンド間ルーパ立ち上がり実績を用い
た先進率学習機能を有するセットアップ制御機能をさら
に備えている。
【0045】また、スタンドのストリップ噛み込み時
に、スタンドの出側に設置された板速度計で測定される
板速度誤差より、スタンドと次スタンドとの速度バラン
スに関する速度修正量を計算し、次スタンドのみロール
速度をダイナミックに修正する制御機能をさらに備えて
いる。
【0046】また、次スタンドのストリップ噛み込み時
にスタンド間ルーパが立ち上がるまでの張力をダイナミ
ックに制御する機能をさらに備えている。
【0047】また、次スタンドのストリップ噛み込み時
にスタンド間ルーパが立ち上がるまでの張力をダイナミ
ックに制御し、スタンド間ルーパが立ち上がった後、ス
タンド間ルーパより検出される張力実績を用いた学習機
能を保持する。
【0048】さらに、スタンドのストリップ噛み込み時
に、スタンドの出側に設置された板速度計で測定される
板速度誤差より、上流スタンドとの速度比率を考慮した
速度修正量を計算し、上流スタンド全てのロール速度を
ダイナミックに修正する制御機能をさらに備えている。
【0049】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生することにより、板
幅偏差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するため
に、図1において、張力制御装置により予め計算機にお
いて設定してある下記の式に関するデータにより、少な
くとも下流での1スタンドにおけるスタンド間の張力の
修正値を求め、その計算値に基づく値になるようにルー
パ制御装置2により、フィードフォワード方式でダイナ
ミックに制御する。
【0050】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS11)。下記の式は、上流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσfと、少なくと
も下流での1スタンド間における設定張力からの張力偏
差Δσbによって、圧延機最終出側での製品板幅が、目
標から外れる板幅偏差ΔWを示す。(ステップS12)
【0051】
【数1】
【0052】Δσfによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御すること
で、目標板幅を確保できる。
【0053】
【数2】
【0054】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 dW/dσf : 当該スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 当該スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσb* :下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0055】従って、上流で定周期あるいは定長周期で
収集したΔσfを基に、このポイントが制御しようとし
ている対象スタンド間に到達した時に、Δσb*になるよ
うに少なくとも下流の1スタンドにおけるスタンド間の
張力を、そのスタンド間のルーパ制御装置により、フィ
ードフォワード方式にてダイナミックに制御する(ステ
ップS13)。
【0056】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、上流スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差を、少なくとも下流での1スタン
ド間以上の張力をルーパ装置によりフィードフォワード
方式にてダイナミックに制御して、目標板幅を確保して
被圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向上でき
る。
【0057】実施の形態2.図2はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
2において、張力制御装置により予め計算機において設
定してある下記の式に関するデータにより、少なくとも
下流での1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正値
を求め、その計算値に基づく値になるようにロール速度
制御装置により、ダイナミックに制御する。
【0058】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS21)。下記の式は、上流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσfと、少なくと
も下流での1スタンド間における設定張力からの張力偏
差Δσbによって、圧延機最終出側での製品板幅が、目
標から外れる板幅偏差ΔWを示す(ステップS22)。
【0059】
【数3】
【0060】Δσfによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御すること
で、目標板幅を確保できる。
【0061】
【数4】
【0062】従って、上流で定周期あるいは定長周期で
収集したΔσf を基に、このポイントが制御しようと
している対象スタンド間に到達した時に、Δσb*になる
ように少なくとも下流の1スタンドにおけるスタンド間
の張力を、そのスタンドのロール速度制御装置3によ
り、フィードフォワード方式にてダイナミックに制御す
る(ステップS23)。
【0063】実施の形態1では、ルーパを用いた制御で
あり、この方式では制御量に制約があり、張力変動が大
きくなると制御不能となる場合がある。
【0064】しかし、この発明によれば、熱間タンデム
圧延ラインで、上流スタンド間での張力が設定値と偏差
が発生したことによる板幅偏差を、少なくとも下流での
1スタンド以上のロール速度を用いてフィードフォワー
ド方式にてダイナミックに制御しているため、張力変動
が大きくても制御不能とならず、目標板幅を確保して被
圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を確実に向上
できる。
【0065】実施の形態3.図3はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅・
板厚偏差が生じてしまう。この板幅・板厚偏差を補正す
るために、図3において、張力制御装置により予め計算
機において設定してある下記の式に関するデータによ
り、少なくとも下流での2スタンドにおけるスタンド間
の張力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるよ
うにルーパ制御装置2により、フィードフォワード方式
にてダイナミックに制御する。
【0066】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS31)。下記の式は、上流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσfと、少なくと
も下流での2スタンド間における設定張力からの張力偏
差Δσb1、Δσb2によって、圧延機最終出側での製品
板幅・製品板厚が、目標から外れる板幅偏差ΔWと板厚
偏差Δhを示す(ステップS32)。
【0067】
【数5】
【0068】Δσfによる板幅偏差・板厚偏差をなくす
為に、次の式によりΔσb1*、Δσb2*だけ設定張力か
ら変更して制御することで、目標板幅・目標板厚を同時
に確保できる。
【0069】
【数6】
【0070】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 dW/dσf : 当該スタンド間における張力による板
幅変動係数 Δσf : 当該スタンド間における設定張力から
の張力変動 dW/dσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 dW/dσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 dh/dσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板厚変動係数 dh/dσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板厚変動係数 Δσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力変動 Δσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力変動 Δσb1* : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値 Δσb2* : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0071】従って、上流で定周期あるいは定長周期で
収集したΔσf を基に、このポイントが制御しようと
している対象スタンド間に到達した時に、Δσb1*,Δσ
b2*になるように少なくとも下流の2スタンドにおける
スタンド間の張力を、そのスタンド間のルーパ制御装置
2により、フィードフォワード方式にてダイナミックに
制御する(ステップS33,S34)。
【0072】実施の形態1,2では、上流スタンドで発
生した張力変動による板幅偏差のみを無くす制御であっ
たが、この発明によれば、熱間タンデム圧延ラインで、
上流スタンド間での張力が設定値と偏差が発生したこと
による板幅偏差と板厚偏差を、少なくとも下流での2ス
タンド間以上の張力をルーパ装置により、フィードフォ
ワード方式にて、ダイナミックに制御して、同時に目標
板幅及び目標板厚を確保して被圧延材の先端から尾端に
かけての板幅・板厚精度を共に向上できる。
【0073】実施の形態4.図4はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅・
板厚偏差が生じてしまう。この板幅・板厚偏差を補正す
るために、図4において、張力制御装置により予め計算
機において設定してある下記の式に関するデータによ
り、少なくとも下流での2スタンドにおけるスタンド間
の張力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるよ
うにロール速度制御装置3により、フィードフォワード
方式にてダイナミックに制御する。
【0074】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS41)。下記の式は、上流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσfと、少なくと
も下流での2スタンド間における設定張力からの張力偏
差Δσb1、Δσb2によって、圧延機最終出側での製品
板幅・製品板厚が、目標から外れる板幅偏差ΔWと板厚
偏差Δhを示す(ステップS42)。
【0075】
【数7】
【0076】Δσfによる板幅偏差・板厚偏差をなくす
為に、次の式によりΔσb1*、 Δσb2*だけ設定張力
から変更して制御することで、目標板幅・目標板厚を同
時に確保できる。
【0077】
【数8】
【0078】従って、上流で定周期あるいは定長周期で
収集したΔσf を基に、このポイントが制御しようと
している対象スタンド間に到達した時に、Δσb1*,Δσ
b2*になるように少なくとも下流の2スタンドにおける
スタンド間の張力を、そのスタンド間のロール速度制御
装置3により、フィードフォワード方式にてダイナミッ
クに制御する(ステップS43,S44)。
【0079】しかし、ロール速度制御においては、図4
に示すように、下流の2スタンドを変更する際には、下
記の式を満足しないとスタンド間で張力が大きくなって
ストリップが切れたり、ループが発生して圧延でのトラ
ブルになる。
【0080】各スタンドに関しては、マスフロー一定の
原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて
表わすことが出来る。
【0081】
【数9】
【0082】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0083】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。
【0084】従って、Δσb1*による速度修正がΔV1、
σb2*による速度修正がΔV2とするならば、最下流スタ
ンドでの最終速度設定値は、
【0085】
【数10】
【0086】となり、速度設定装置にて決定される。
【0087】実施の形態1,2では、上流スタンドで発
生した張力変動による板幅偏差のみを無くす制御、実施
の形態3ではルーパを用いた制御であったが、この方式
では制御量に制約があり、張力変動が大きくなると制御
不能となる場合がある。
【0088】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、上流スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差と板厚偏差を、少なくとも下流で
の2スタンド以上の張力をロール速度によりフィードフ
ォワード方式にてダイナミックに制御しているため、張
力変動が大きくても制御不能とならず、また、速度設定
装置が2スタンド間のロール速度の影響を考慮してスト
リップの圧延が不安定にならないように計算して、ロー
ル速度制御装置で制御が実施され、同時に目標板幅及び
目標板厚を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての
板幅・板厚精度を共に向上できる。
【0089】実施の形態5.図5はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
5において、張力制御装置により予め計算機において設
定してある下記の式に関するデータにより、少なくとも
上流での1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正値
を求め、その計算値に基づく値になるようにルーパ制御
装置2により、フィードバック方式にてダイナミックに
制御する。
【0090】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS51)。下記の式は、下流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσbと、少なくと
も上流での1スタンド間における設定張力からの張力偏
差Δσfによって、圧延機最終出側での製品板幅が、目
標から外れる板幅偏差ΔWを示す(ステップS52)。
【0091】
【数11】
【0092】Δσbによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0093】
【数12】
【0094】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 dW/dσf : 当該スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 当該スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0095】上記方式は、フィードフォワードと同一式
(影響係数による張力計算)であるが、フィードバック
の公知の下記の式にて制御することにする。本方式は、
安定でかつ応答性の優れた制御を可能とする。
【0096】
【数13】
【0097】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン 従って、当該スタンドで定周期あるいは定長周期で収集
したΔσbを基に、Δσf*になるように少なくとも上
流の1スタンドにおけるスタンド間の張力を、そのスタ
ンド間のルーパ制御装置2により、フィードバック方式
にてダイナミックに制御する(ステップS53)。
【0098】前記実施の形態1から4は、フィードフォ
ワード方式の制御であるため、制御量を求めるために用
いている、各係数に誤差が含まれており、その誤差によ
り精度が十分維持できない可能性がある。この発明によ
れば、熱間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間での
張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅偏差を、
少なくとも上流での1スタンド間以上の張力をルーパ装
置により、フィードバック方式にてダイナミックに制御
しているため、目標板幅を確保して被圧延材の先端から
尾端にかけての板幅精度を尚一層向上できる。
【0099】実施の形態6.図6はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
6において、張力制御装置により予め計算機において設
定してある下記の式に関するデータにより、少なくとも
上流での1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正値
を求め、その計算値に基づく値になるようにロール速度
制御装置3により、フィードバック方式にてダイナミッ
クに制御する。
【0100】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS61)。下記の式は、下流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσbと、少なくと
も上流での1スタンド間における設定張力からの張力偏
差Δσfによって、圧延機最終出側での製品板幅が、目
標から外れる板幅偏差ΔWを示す(ステップS62)。
【0101】
【数14】
【0102】Δσbによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0103】
【数15】
【0104】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン 従って、当該スタンドで定周期あるいは定長周期で収集
したΔσbを基に、Δσf*になるように少なくとも上
流の1スタンドにおけるスタンド間の張力を、そのスタ
ンドのロール速度制御装置3により、フィードバック方
式にてダイナミックに制御する(ステップS63)。
【0105】前記実施の形態1から4は、フィードフォ
ワード方式の制御であるため、制御量を求めるために用
いている、各係数に誤差が含まれており、その誤差によ
り精度が十分維持できない可能性がある。また、実施の
形態5では、ルーパを用いた制御であり、この方式では
制御量に制約があり、張力変動が大きくなると制御不能
となる場合がある。
【0106】しかし、この発明によれば、熱間タンデム
圧延ラインで、下流スタンド間での張力が設定値と偏差
が発生したことによる板幅偏差を、少なくとも上流での
1スタンド以上のロール速度をダイナミックに制御して
いるため、張力変動が大きくても制御不能とならず、目
標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板
幅精度を向上できる。
【0107】実施の形態7.図7はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅・
板厚偏差が生じてしまう。この板幅・板厚偏差を補正す
るために、図7において、張力制御装置により予め計算
機において設定してある下記の式に関するデータによ
り、少なくとも上流での2スタンドにおけるスタンド間
の張力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるよ
うにルーパ制御装置2により、フィードバック方式にて
ダイナミックに制御する。
【0108】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS71)。下記の式は、下流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσbによる圧延機
最終出側での製品板幅・製品板厚が、目標から外れる板
幅偏差ΔWと板厚偏差Δhを示す(ステップS72)。
【0109】
【数16】
【0110】少なくとも上流での2スタンド間における
設定張力からの張力偏差Δσf1*、Δσf2*によって、
ΔW、Δhを補正する必要がある。
【0111】
【数17】
【0112】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 dW/dσb : 当該スタンド間における張力による板
幅変動係数 dh/dσb : 当該スタンド間における張力による板
厚変動係数 Δσb : 当該スタンド間における設定張力から
の張力変動 GwI1 : 上流スタンド1における板幅偏差用積分
ゲイン GwI2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用積分
ゲイン GwP1 : 上流スタンド1における板幅偏差用比例
ゲイン GwP2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用比例
ゲイン GhI1 : 上流スタンド1における板幅偏差用積分
ゲイン GhI2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用積分
ゲイン GhP1 : 上流スタンド1における板幅偏差用比例
ゲイン GhP2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用比例
ゲイン Δσf1* : 上流におけるあるスタンド1間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf2* : 上流におけるあるスタンド2間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0113】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔσbを基に、同一タイミングでσf
1*,Δσf2* になるように少なくとも上流の2スタンド
におけるスタンド間の張力を、そのスタンド間のルーパ
制御装置2により、フィードバック方式にてダイナミッ
クに制御する(ステップS73,S74)。
【0114】前記実施の形態1から4は、フィードフォ
ワード方式の制御であるため、制御量を求めるために用
いている、各係数に誤差が含まれており、その誤差によ
り精度が十分維持できない可能性がある。さらに、実施
の形態5,6では、下流スタンドで発生した張力変動に
よる板幅偏差のみを無くす制御である。
【0115】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、下流スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差と板厚偏差を、少なくとも上流で
の2スタンド間以上の張力をルーパ装置によりフィード
バック方式にてダイナミックに制御して、同時に目標板
幅及び目標板厚を確保して被圧延材の先端から尾端にか
けての板幅・板幅精度を共に向上できる。
【0116】実施の形態8.図8はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅・
板厚偏差が生じてしまう。この板幅・板厚偏差を補正す
るために、図8において、張力制御装置により予め計算
機において設定してある下記の式に関するデータによ
り、少なくとも上流での2スタンドにおけるスタンド間
の張力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるよ
うにロール速度制御装置3により、フィードバック方式
にてダイナミックに制御する。
【0117】まず、張力計1からスタンド間張力が検出
される(ステップS81)。下記の式は、下流スタンド
で発生した設定張力からの張力偏差Δσbによる圧延機
最終出側での製品板幅・製品板厚が、目標から外れる板
幅偏差ΔWと板厚偏差Δhを示す(ステップS82)。
【0118】
【数18】
【0119】少なくとも上流での2スタンド間における
設定張力からの張力偏差Δσf1*、Δσf2*によって、
ΔW、Δhを補正する必要がある。
【0120】
【数19】
【0121】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 dW/dσb : 当該スタンド間における張力による板幅
変動係数 dh/dσb : 当該スタンド間における張力による板厚
変動係数 Δσb : 当該スタンド間における設定張力からの
張力変動 GwI1 :上流スタンド1における板幅偏差用積分
ゲイン GwI2 :上流スタンド2 における板幅偏差用積分
ゲイン GwP1 :上流スタンド1における板幅偏差用比例ゲ
イン GwP2 :上流スタンド2 における板幅偏差用比例ゲ
イン GhI1 :上流スタンド1における板幅偏差用積分ゲ
イン GhI2 :上流スタンド2 における板幅偏差用積分ゲ
イン GhP1 :上流スタンド1における板幅偏差用比例ゲ
イン GhP2 :上流スタンド2 における板幅偏差用比例ゲ
イン Δσf1* :上流におけるあるスタンド1間における
設定張力からの張力偏差目標値 Δσf2* :上流におけるあるスタンド2間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0122】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔσbを基に同一タイミングでΔσf
1*,Δσf2* になるように少なくとも上流の2スタンド
におけるスタンド間の張力を、そのスタンド間のロール
速度制御装置3により、フィードバック方式にてダイナ
ミックに制御する(ステップS83,S84)。
【0123】しかし、ロール速度制御においては、図8
に示すように、下流の2スタンドを変更する際には、下
記の式を満足しないとスタンド間で張力が大きくなって
ストリップが切れたり、ループが発生して圧延でのトラ
ブルになる。
【0124】各スタンドに関しては、マスフロー一定の
原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて
表わすことが出来る。
【0125】
【数20】
【0126】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0127】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。
【0128】従って、Δσb1*による速度修正がΔV1、
σb2*による速度修正がΔV2とするならば、最下流スタ
ンドでの最終速度設定値は、
【0129】
【数21】
【0130】となり、速度設定装置にて決定される。
【0131】前記実施の形態1から4は、フィードフォ
ワード方式の制御であるため、制御量を求めるために用
いている、各係数に誤差が含まれており、その誤差によ
り精度が十分維持できない可能性がある。さらに、実施
の形態5,6では、下流スタンドで発生した張力変動に
よる板幅偏差のみを無くす制御である。また、実施の形
態7では、ルーパを用いた制御であり、この方式では制
御量に制約があり、張力変動が大きくなると制御不能と
なる場合がある。
【0132】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、下流スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差と板厚偏差を、少なくとも上流で
の2スタンド以上の張力をロール速度によりフィードバ
ック方式にてダイナミックに制御しているため、張力変
動が大きくても制御不能とならず、また、速度設定装置
が2スタンド間のロール速度の影響を考慮してストリッ
プの圧延が不安定にならないように計算して、ロール速
度制御装置で制御が実施され、同時に目標板幅及び目標
板厚を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅
・板幅精度を共に向上できる。
【0133】実施の形態9.図9はこの他の発明の実施
の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロック
図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を上流スタンド間に設
置してある中間板幅計4で測定し補償するために、図9
において、張力制御装置により予め計算機において設定
してある下記の式に関するデータにより、少なくとも下
流での1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正値を
求め、その計算値に基づく値になるようにルーパ制御装
置2により、フィードフォワード方式でダイナミックに
制御する。
【0134】まず、板幅計4からスタンド間板幅が検出
される(ステップS91)。下記の式は、上流スタンド
で発生した板幅偏差ΔWfと、少なくとも下流での1ス
タンド間における設定張力からの張力偏差Δσbによっ
て、圧延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板
幅偏差ΔWを示す(ステップS92)。
【0135】
【数22】
【0136】ΔWfによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0137】
【数23】
【0138】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 ΔWf : 上流スタンド間での測定された板幅変動
実績値 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値
【0139】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔσbを基に、このポイントが制御し
ようとしている対象スタンド間に到達した時に、Δσb*
になるように少なくとも下流の1スタンドにおけるスタ
ンド間の張力を、そのスタンド間のルーパ制御装置2に
より、フィードフォワード方式にてダイナミックに制御
する(ステップS93)。
【0140】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。
【0141】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、上流スタンド間に設置してある中間板
幅計で測定した実績の板幅偏差を用いてこの偏差を無く
す為に、少なくとも下流での1スタンド間以上の張力を
ルーパ制御装置によりフィードフォワード方式にてダイ
ナミックに制御することにより、より高精度の板幅制御
を提供し、製品の板幅品質を向上できる。
【0142】実施の形態10.図10はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生することにより、板
幅偏差が生じてしまう。この板幅偏差を上流スタンド間
に設置してある中間板幅計4で測定し補償するために、
図10において、張力制御装置により予め計算機におい
て設定してある下記の式に関するデータにより、少なく
とも下流での1スタンドにおけるスタンド間の張力の修
正値を求め、その計算値に基づく値になるようにロール
速度制御装置3により、フィードフォワード方式でダイ
ナミックに制御する。
【0143】まず、板幅計4からスタンド間板幅が検出
される(ステップS101)。下記の式は、上流スタン
ドで発生した板幅偏差ΔWfと、少なくとも下流での1
スタンド間における設定張力からの張力偏差Δσbによ
って、圧延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる
板幅偏差ΔWを示す(ステップS102)。
【0144】
【数24】
【0145】ΔWfによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0146】
【数25】
【0147】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 ΔWf : 上流スタンド間で測定された板幅変動実
績値 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0148】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWfを基に、このポイントが制御し
ようとしている対象スタンド間に到達した時に、Δσb*
になるように少なくとも下流の1スタンドにおけるスタ
ンド間の張力を、そのスタンド間のロール速度制御装置
3により、ダイナミックに制御する(ステップS10
3)。
【0149】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における板幅偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数
を乗算して計算している。こうして求められた偏差には
誤差が含まれており、その誤差により精度が十分維持で
きない可能性がある。また、実施の形態9は、ルーパを
用いた制御であり、この方式では制御量に制約があり、
張力変動が大きくなると制御不能となる場合がある。
【0150】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、上流スタンド間に設置してある中間板
幅計で測定した実績板幅偏差を用いてこの偏差を無くす
為に、少なくとも下流で1スタンド以上のロール速度を
フィードフォワード方式にてダイナミックに制御するこ
とにより、張力変動が大きくても制御不能とならず、上
記欠点を解決し、より一層板幅精度を向上できる。
【0151】実施の形態11.図11はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生することにより、板
幅・板厚偏差が生じてしまう。この板幅・板厚偏差を上
流スタンド間に設置してある中間板幅計・中間板厚計5
で測定し補償するために、図11において、張力制御装
置により予め計算機において設定してある下記の式に関
するデータにより、少なくとも下流での2スタンドにお
けるスタンド間の張力の修正値を求め、その計算値に基
づく値になるようにルーパ制御装置2により、フィード
フォワード方式にてダイナミックに制御する。
【0152】まず、板幅計・板厚計5からスタンド板幅
/板厚が検出される(ステップS111)。下記の式
は、上流スタンドで発生した張力偏差により生じた、中
間板幅計・中間板厚計で実測した板幅偏差ΔWf・板厚
偏差Δhfと、少なくとも下流での2スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσb1、Δσb2によって、
圧延機最終出側での製品板幅・製品板厚が、目標から外
れる板幅偏差ΔWと板厚偏差Δhを示す(ステップS1
12)。
【0153】
【数26】
【0154】上流スタンドで発生した張力偏差による板
幅偏差・板厚偏差をなくす為に、次の式によりΔσb
1*、 Δσb2*だけ設定張力から変更して制御すること
で、目標板幅・目標板厚を同時に確保できる。
【0155】
【数27】
【0156】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 ΔWf : 上流スタンド間で測定された板幅変動
実績値 Δhf : 上流スタンド間で測定された板厚変動
実績値 dW/dσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 dW/dσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 dh/dσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板厚変動係数 dh/dσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板厚変動係数 Δσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力変動 Δσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力変動 Δσb1* : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値 Δσb2* : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0157】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWf、Δhfを基に、このポイント
が制御しようとしている対象スタンド間に到達した時
に、Δσb1*,Δσb2* になるように少なくとも下流の2
スタンドにおけるスタンド間の張力を、そのスタンド間
のルーパ制御装置2により、フィードフォワード方式に
てダイナミックに制御する(ステップS113,S11
4)。
【0158】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。また、実施の形態9,10は、上流ス
タンドで発生した張力変動による板幅偏差のみを無くす
制御である。
【0159】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、上流スタンド間に設置してある中間板
幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無くす為
に、少なくとも下流での2スタンド間以上の張力をルー
パによりフィードフォワード方式にてダイナミックに修
正することにより、同時に板幅・板厚精度を向上でき
る。
【0160】実施の形態12.図12はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、上流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生することにより、板
幅・板厚偏差が生じてしまう。この板幅・板厚偏差を上
流スタンド間に設置してある中間板幅計・中間板厚計5
で測定し補償するために、図12において、張力制御装
置により予め計算機において設定してある下記の式に関
するデータにより、少なくとも下流での2スタンドにお
けるスタンド間の張力の修正値を求め、その計算値に基
づく値になるようにロール速度装置3により、フィード
フォワード方式にてダイナミックに制御する。
【0161】まず、板幅計・板厚計5からスタンド板幅
/板厚が検出される(ステップS121)。下記の式
は、上流スタンドで発生した張力偏差により生じた、中
間板幅計・中間板厚計で実測した板幅偏差ΔWf・板厚
偏差Δhfと、少なくとも下流での2スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσb1、Δσb2によって、
圧延機最終出側での製品板幅・製品板厚が、目標から外
れる板幅偏差ΔWと板厚偏差Δhを示す(ステップS1
22)。
【0162】
【数28】
【0163】上流スタンドで発生した張力偏差による板
幅偏差・板厚偏差をなくす為に、次の式によりΔσb
1*、 Δσb2*だけ設定張力から変更して制御すること
で、目標板幅・目標板厚を同時に確保できる。
【0164】
【数29】
【0165】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 ΔWf : 上流スタンド間で測定された板幅変動
実績値 Δhf : 上流スタンド間で測定された板厚変動
実績値 dW/dσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 dW/dσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 dh/dσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板厚変動係数 dh/dσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
張力による板厚変動係数 Δσb1 : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力変動 Δσb2 : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力変動 Δσb1* : 下流におけるあるスタンド間にお
ける設定張力からの張力偏差目標値 Δσb2* : 下流におけるあるスタンド間にお
ける設定張力からの張力偏差目標値
【0166】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWf、Δhfを基にこのポイントが
制御しようとしている対象スタンド間に到達した時に、
Δσb1*,Δσb2* になるように少なくとも下流の2スタ
ンドにおけるスタンド間の張力を、そのスタンド間のロ
ール速度制御装置により、フィードフォワード方式にて
ダイナミックに制御する(ステップS123,S12
4)。
【0167】しかし、ロール速度制御においては、図1
2に示すように、下流の2スタンドを変更する際には、
下記の式を満足しないとスタンド間で張力が大きくなっ
てストリップが切れたり、ループが発生して圧延でのト
ラブルになる。
【0168】各スタンドに関しては、マスフロー一定の
原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて
表わすことが出来る。
【0169】
【数30】
【0170】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0171】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。従って、Δ
σb1*による速度修正がΔV1、σb2*による速度修正が
ΔV2とするならば、最下流スタンドでの最終速度設定値
は、
【0172】
【数31】
【0173】となり、速度設定装置にて決定される。
【0174】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。また、実施の形態9,10は、上流ス
タンドで発生した張力変動による板幅偏差のみを無くす
制御である。さらに、実施の形態11によれば、板幅・
板厚を同時に精度向上させるためにルーパを用いた制御
であり、この方式では制御量に制約があり、張力変動が
大きくなると制御不能となる場合がある。
【0175】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、上流スタンド間に設置してある中間板
幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無くす為
に、少なくとも下流で2スタンド以上のロール速度をフ
ィードフォワード方式でダイナミックに制御することに
より、張力変動が大きくても制御不能とならず、また、
速度設定装置が2スタンド間のロール速度の影響を考慮
してストリップの圧延が不安定にならないように計算し
て、ロール速度制御装置で制御が実施され、上記欠点を
解決し、同時に板幅・板厚精度をより一層向上できる。
【0176】実施の形態13.図13はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、張力が設定
値と偏差が発生することにより、板幅偏差が生じてしま
う。この板幅偏差を下流スタンド間に設置してある中間
板幅計4で測定し補償するために、図13において、張
力制御装置により予め計算機において設定してある下記
の式に関するデータにより、少なくとも上流での1スタ
ンドにおけるスタンド間の張力の修正値を求め、その計
算値に基づく値になるようにルーパ制御装置2により、
ダイナミックに制御する。
【0177】まず、板幅計4からスタンド間板幅が検出
される(ステップS131)。下記の式は、下流スタン
ドで発生した板幅偏差ΔWfと、少なくとも上流での1
スタンド間における設定張力からの張力偏差Δσbによ
って、圧延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる
板幅偏差ΔWを示す(ステップS132)。
【0178】
【数32】
【0179】ΔWbによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0180】
【数33】
【0181】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン ΔW : 張力による板幅変動 ΔWb : 下流スタンド間での測定された板幅変動
実績値 dW/dσf : 上流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσf : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値
【0182】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWbを基にΔσf*になるように少な
くとも上流の1スタンドにおけるスタンド間の張力を、
そのスタンド間のルーパ制御装置2により、フィードバ
ック方式でダイナミックに制御する(ステップS13
3)。
【0183】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。また、実施の形態9から12は、フィ
ードフォワード方式の制御であるため、制御量を求める
ために用いている、各係数に誤差が含まれており、その
誤差により精度が十分維持できない可能性がある。
【0184】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、下流スタンド間に設置してある中間板
幅計で測定した板幅偏差を無くす為に、少なくとも上流
での1スタンド間以上の張力をルーパにより、フィード
バック方式によりダイナミックに制御することにより、
高精度の制御を提供し、板幅精度を向上できる。
【0185】実施の形態14.図14はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、張力が設定
値と偏差が発生することにより、板幅偏差が生じてしま
う。この板幅偏差を下流スタンド間に設置してある中間
板幅計4で測定し補償するために、図14において、張
力制御装置により予め計算機において設定してある下記
の式に関するデータにより、少なくとも上流での1スタ
ンドにおけるスタンド間の張力の修正値を求め、その計
算値に基づく値になるようにロール速度制御装置3によ
り、フィードバック方式にてダイナミックに制御する。
【0186】まず、板幅計4からスタンド間板幅が検出
される(ステップS141)。下記の式は、下流スタン
ドで発生した板幅偏差ΔWfと、少なくとも上流での1
スタンド間における設定張力からの張力偏差Δσbによ
って、圧延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる
板幅偏差ΔWを示す(ステップS142)。
【0187】
【数34】
【0188】ΔWbによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0189】
【数35】
【0190】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン ΔW : 張力による板幅変動 ΔWb : 下流スタンド間での測定された板幅変動
実績値 dW/dσf : 上流におけるあるスタンド間における
張力による板幅変動係数 Δσf : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値
【0191】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWbを基にΔσf*になるように少な
くとも上流の1スタンドにおけるスタンド間の張力を、
そのスタンド間のロール速度制御装置により、フィード
バック方式でダイナミックに制御する(ステップS14
3)。
【0192】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。また、実施の形態9から12は、フィ
ードフォワード方式の制御であるため、制御量を求める
ために用いている、各係数に誤差が含まれており、その
誤差により精度が十分維持できない可能性がある。さら
に、実施の形態13においては、板幅を精度向上させる
ためにルーパを用いた制御であり、この方式では制御量
に制約があり、張力変動が大きくなると制御不能となる
場合がある。
【0193】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、下流スタンド間に設置してある中間板
幅計で測定した板幅偏差を無くす為に、少なくとも上流
で1スタンド以上のロール速度をフィードバック方式に
てダイナミックに制御することにより、張力変動が大き
くても制御不能とならず、高精度な制御にて板幅精度を
向上できる。
【0194】実施の形態15.図15はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。タンデム圧延ラインで、張力が設定値と
偏差が発生することにより、板幅・板厚偏差が生じてし
まう。この板幅・板厚偏差を下流スタンド間に設置して
ある中間板幅計・中間板厚計5で測定し補償するため
に、図15において、張力制御装置により予め計算機に
おいて設定してある下記の式に関するデータにより、少
なくとも上流での2スタンドにおけるスタンド間の張力
の修正値を求め、その計算値に基づく値になるようにル
ーパ制御装置2により、ダイナミックに制御する。
【0195】まず、中間板幅計・中間板厚計5からスタ
ンド板幅/板厚が検出される(ステップS151)。下
記の式は、下流スタンドで発生した設定張力からの張力
偏差Δσbによる圧延機最終出側での製品板幅・製品板
厚が、目標から外れる板幅偏差ΔWと板厚偏差Δhを示
す(ステップS152)。
【0196】
【数36】
【0197】少なくとも上流での2スタンド間における
設定張力からの張力偏差Δσf1*、Δσf2*によって、
ΔW、Δhを補正する必要がある。
【0198】
【数37】
【0199】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 dW/dσb : 当該スタンド間における張力による板幅
変動係数 dh/dσb : 当該スタンド間における張力による板厚
変動係数 Δσb : 当該スタンド間における設定張力からの
張力変動 GwI1 : 上流スタンド1における板幅偏差用積
分ゲイン GwI2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用積
分ゲイン GwP1 : 上流スタンド1における板幅偏差用比
例ゲイン GwP2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用比
例ゲイン GhI1 : 上流スタンド1における板厚偏差用積
分ゲイン GhI2 : 上流スタンド2 における板厚偏差用積
分ゲイン GhP1 : 上流スタンド1における板厚偏差用比
例ゲイン GhP2 : 上流スタンド2 における板厚偏差用比
例ゲイン Δσf1* : 上流におけるあるスタンド1間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値 Δσf2* : 上流におけるあるスタンド2間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値
【0200】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWb、Δhbを基にΔσf1*,Δσf
2* になるように少なくとも上流の2スタンドにおける
スタンド間の張力を、そのスタンド間のルーパ制御装置
により、フィードバック方式によりダイナミックに制御
する(ステップS153,S154)。
【0201】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。また、実施の形態9から12は、フィ
ードフォワード方式の制御であるため、制御量を求める
ために用いている、各係数に誤差が含まれており、その
誤差により精度が十分維持できない可能性がある。さら
に、実施の形態13、14は、張力変動による板幅偏差
のみを無くす制御である。
【0202】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、下流スタンド間に設置してある中間板
幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無くす為
に少なくとも上流での2スタンド間以上の張力をルーパ
によりフィードバック方式にてダイナミックに制御する
ことで、上記欠点を解決し、同時に板幅・板厚精度をよ
り一層向上できる。
【0203】実施の形態16.図16はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、張力が設定
値と偏差が発生することにより、板幅・板厚偏差が生じ
てしまう。この板幅・板厚偏差を下流スタンド間に設置
してある中間板幅計・中間板厚計5で測定し補償するた
めに、図16において、張力制御装置により予め計算機
において設定してある下記の式に関するデータにより、
少なくとも上流での2スタンドにおけるスタンド間の張
力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるように
ロール速度制御装置3により、フィードバック方式にて
ダイナミックに制御する。
【0204】まず、中間板幅計・中間板厚計5からスタ
ンド板幅/板厚が検出される(ステップS161)。下
記の式は、下流スタンドで発生した設定張力からの張力
偏差Δσbによる圧延機最終出側での製品板幅・製品板
厚が、目標から外れる板幅偏差ΔWと板厚偏差Δhを示
す(ステップS162)。
【0205】
【数38】
【0206】少なくとも上流での2スタンド間における
設定張力からの張力偏差Δσf1*、Δσf2*によって、
ΔW、Δhを補正する必要がある。
【0207】
【数39】
【0208】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 Δh : 張力による板厚変動 dW/dσb : 当該スタンド間における張力による板幅
変動係数 dh/dσb : 当該スタンド間における張力による板厚
変動係数 Δσb : 当該スタンド間における設定張力からの
張力変動 GwI1 : 上流スタンド1における板幅偏差用積分
ゲイン GwI2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用積分
ゲイン GwP1 : 上流スタンド1における板幅偏差用比例
ゲイン GwP2 : 上流スタンド2 における板幅偏差用比例
ゲイン GhI1 : 上流スタンド1における板厚偏差用積分
ゲイン GhI2 : 上流スタンド2 における板厚偏差用積分
ゲイン GhP1 : 上流スタンド1における板厚偏差用比例
ゲイン GhP2 : 上流スタンド2 における板厚偏差用比例
ゲイン Δσf1* : 上流におけるあるスタンド1間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値 Δσf2* : 上流におけるあるスタンド2間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値
【0209】従って、当該スタンドで定周期あるいは定
長周期で収集したΔWb、Δhbを基に、Δσf1*,Δσ
f2* になるように少なくとも上流の2スタンドにおけ
るスタンド間の張力を、そのスタンド間のロール速度制
御装置により、フィードバック方式にてダイナミックに
制御する(ステップS163,S164)。
【0210】しかし、ロール速度制御においては、図1
66に示すように、下流の2スタンドを変更する際に
は、下記の式を満足しないとスタンド間で張力が大きく
なってストリップが切れたり、ループが発生して圧延で
のトラブルになる。
【0211】各スタンドに関しては、マスフロー一定の
原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて
表わすことが出来る。
【0212】
【数40】
【0213】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0214】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。
【0215】従って、Δσb1*による速度修正がΔV1、
σb2*による速度修正がΔV2とするならば、最下流スタ
ンドでの最終速度設定値は、
【0216】
【数41】
【0217】となり、速度設定装置にて決定される。
【0218】前記実施の形態1から8は、制御量を求め
るための入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンド
における偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗
算して計算している。こうして求められた偏差には誤差
が含まれており、その誤差により精度が十分維持できな
い可能性がある。また、実施の形態9から12は、フィ
ードフォワード方式の制御であるため、制御量を求める
ために用いている、各係数に誤差が含まれており、その
誤差により精度が十分維持できない可能性がある。さら
に、実施の形態13、14は、張力変動による板幅偏差
のみを無くす制御であり、実施の形態15はルーパを用
いた制御であり、この方式では制御量に制約があり、張
力変動が大きくなると制御不能となる場合がある。
【0219】この発明によれば、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、下流スタンド間に設置してある中間板
幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無くす為
に、少なくとも上流で2スタンド以上のロール速度をフ
ィードバック方式でダイナミックに制御することによ
り、張力変動が大きくても制御不能とならず、また、速
度設定装置が2スタンド間のロール速度の影響を考慮し
てストリップの圧延が不安定にならないように計算し
て、ロール速度制御装置で制御が実施され、同時に制御
量の拘束を受けずに十分板幅・板厚精度を向上できる。
【0220】実施の形態17.図17はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す圧延中の
状態を示す図である。先進率設定値は、例えば、以下の
式にて算出されており、これは実績からの補正はなされ
ない。
【0221】
【数42】
【0222】但し、 f : 当該スタンド 計算先進率 R’ : 当該スタンド 偏平ロール半径 h0 : 当該スタンド 出側板厚 Φn : 当該スタンド 中立角
【0223】この設定式に関しては、実績の先進率の補
正がなされていないため、上記式に対し、 Dfi 項を下
記のように付加する。これにより、実績からの補正を可
能とする。下記のfN が次のストリップで学習値を反
映して使用される。
【0224】
【数43】
【0225】次に、実績補正項の計算方法について説明
する。この補正項は、ルーパ角実績値から検出される。
(図17参照。) まず、スタンド間における実際のストリップの長さを計
算する。ここで計算された、ストリップの長さを、実績
長:Li Act、設定長:Li Setとする。具体的方法として
は、以下の式の通りである。
【0226】
【数44】
【0227】但し、 qi Act : ルーパ角実績値 qi Set : ルーパ角設定値 DAi : ルーパ軸から上流スタンド間の長さ DBi : ルーパ軸から下流スタンド間の長さ DLi : ルーパアーム長 HPLi : ルーパ高さ RPLi : ルーパロール半径 Li Act : ルーパ接触上流側ストリップ長実績値
(ルーパとスタンド間) Li Set : ルーパ接触下流側ストリップ長実績値
(ルーパとスタンド間) i : ルーパ設備ナンバー
【0228】ここで、実績ストリップ長から設定値スト
リップ長を減算することで誤差量:DLiを検出する。
【0229】
【数45】
【0230】この検出された長さを用い、この長さ間を
移動するのに要する時間と計算ロール速度から先進率の
補正量を算出する。
【0231】
【数46】
【0232】但し、 Ti : 当該スタンド噛み込みからスタンド間の
ストリップ長搬送時間 Vi Set : ロール回転速度設定値 Dfi : 先進率補正量計算値(相対量) Dfiを、前述のように次圧延ストリップのセットアップ
制御に適用する。
【0233】この発明によれば、先進率の実績からの学
習補正を実施できるため、セットアップ制御の先進率設
定が精度良く行われる。これにより、スタンド間での速
度バランスが保たれ、先端部分の張力変動が抑えられる
ことで、最先端部分の板幅精度の向上を図ることが出来
る。
【0234】実施の形態18.図18はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す速度計6
を用いた噛み込みスタンドと次スタンドの修正に関する
図である。各スタンドに関しては、マスフロー一定の原
理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて表
わすことが出来る。
【0235】
【数47】
【0236】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0237】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。
【0238】実際の圧延においては、各スタンドにスト
リップ先端部分が順次噛み込む際に、諸条件により板速
度実績と板速度計算値に誤差が発生する。この板速度誤
差に起因し、上記マスフローバランスが崩れ、これによ
り張力変動が起きる可能性がある。
【0239】この板速度誤差により、次スタンドにスト
リップ先端部分が噛み込んだ際の速度アンバランスが発
生するため、当該スタンドにて出側板速度が検出できた
時点で、次スタンドに対し、事前に速度修正を実施す
る。修正される次スタンドの速度は、具体的には以下の
通りとなる。
【0240】
【数48】
【0241】但し、 hi : 噛み込みスタンド 出側板厚設定値 hi+1 : 次スタンド 出側板厚設定値 VSi : 噛み込みスタンド 出側板速度実績値 Vi+1 NEW : 次スタンド 修正速度 fi+1 : 次スタンド 先進率
【0242】この一連の速度修正制御を、ストリップ先
端部分が、各スタンドに順次噛み込む際に図18のよう
に、ダイナミックに行っていく。
【0243】この発明によれば、噛み込みスタンドに対
する次スタンドの速度修正を実施することで、噛み込み
スタンドにて発生する速度アンバランス要因を、事前に
次スタンドの速度に反映することで、速度バランスを確
保する。その結果、スタンド間での張力変動を減少する
ことができ、板幅精度を向上出来る。
【0244】実施の形態19.図19はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御フロ
ーを示している。具体的動作は、以下の通りである。
【0245】当該スタンドに、ストリップ先端部分が噛
み込んで以降、次スタンドに噛み込み、スタンド間ルー
パが立ち上がる迄の間、当該スタンドの張力制御をダイ
ナミックに実施する。
【0246】当該スタンドの、ストリップ先端部分噛み
込み時から、電流(:Iq)、電圧(:φ)、ミル回転速
度(:N)、圧延荷重(:F)を検出する。これらの実績
データから、モータトルクを算出し、圧延トルクを計算
する。
【0247】
【数49】
【0248】但し、 Gf : 当該スタンド 圧延トルク GR : 当該スタンド GMf : 当該スタンド モータトルク(GMf=Iq・
φ・K) Iq : 当該スタンド 電流 φ : 当該スタンド 電圧 K : 当該スタンド ミル定数 GD : 当該スタンド
【0249】
【数50】
【0250】そして、圧延荷重トルクを計算し、この圧
延荷重トルクと上記にて得られた圧延トルクから、最終
的に当該スタンドの出側張力をダイナミックに制御す
る。
【0251】
【数51】
【0252】但し、 Tf : 当該スタンド 出側張力計算値 Gf : 当該スタンド 圧延トルク Tb : 当該スタンド 入側張力 a・Ff : 当該スタンド 圧延荷重トルク a : 当該スタンド トルクアーム係数 b : 当該スタンド 入側張力計算用係数 c : 当該スタンド 出側張力計算用係数
【0253】尚、ここで採用する a は、計算にて得ら
れるものであり、以下の式にて得られる。
【0254】
【数52】
【0255】但し、 Δa : 当該スタンド トルクアーム計算用係数 Ft : 当該スタンド
【0256】ここで算出された出側張力(:Tf)が、設
定目標張力(:Tf *)になる様、ダイナミックに制御す
る。
【0257】この発明によれば、当該スタンドと次スタ
ンドの両スタンドにストリップが噛み込み、スタンド間
ルーパの立ち上がるまでのストリップ先端部分に対する
張力をダイナミックに制御することで、ストリップ先端
部分の張力変動による板幅変動を減少することができ、
板幅精度を向上できる。
【0258】実施の形態20.図20はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御フロ
ーを示している。ストリップ先端部分における、スタン
ド間ルーパの立ち上がりまでの制御方法を示している。
この当該スタンドにおけるダイナミックに修正される出
側張力に対し、学習係数を採用することで、設定目標張
力になる様にダイナミックな制御が可能となり、スタン
ド間ルーパ制御に移行した際の張力変動を抑制出来る。
出側張力のダイナミックな制御方法は、実施の形態5と
同様のため、説明は省略する。
【0259】学習係数の具体的反映方法は以下の通りと
する。
【0260】
【数53】
【0261】但し、 Tf : 当該スタンド 出側張力計算値 Ct : 当該スタンド 張力学習係数 Tf * : 当該スタンド 出側張力設定値
【0262】ここで採用する学習係数は、各ストリップ
毎に、先端部のスタンド間ルーパ制御が開始されて以
降、検出可能な張力実績と張力設定値を用い、平滑化を
実施しすることで以下の式から得ることが出来る。
【0263】
【数54】
【0264】但し、 Ct NEW : 当該スタンド 出側張力学習係数更新値 Ct NOW : 当該スタンド 出側張力学習係数今回値 α : 当該スタンド 学習係数平滑係数 Tf : 当該スタンド 今回下流修正張力
【0265】この発明によれば、当該スタンドにストリ
ップ先端部分が噛み込んで以降、次スタンドに噛み込
み、スタンド間ルーパが立ち上がる迄のストリップ先端
部分に対する張力をダイナミックに制御する際、このダ
イナミック制御量に学習係数を用いることで、張力設定
値に対するストリップ先端部分における張力精度の向上
を実施し、スタンド間ルーパ制御移行時との張力変動量
を減少でき、板幅精度を向上できる。
【0266】実施の形態21.図21はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。各スタンドに関しては、マスフロー一定
の原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式に
て表わすことが出来る。
【0267】
【数55】
【0268】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0269】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。
【0270】実際の圧延においては、各スタンドにスト
リップ先端部分が順次噛み込む際に、諸条件により板速
度実績と板速度計算値に誤差が発生する。この板速度誤
差に起因し、上記マスフローバランスが崩れ、これによ
り張力変動が起きる可能性がある。
【0271】これらの状態を考慮し、以下の補正制御を
実施することで、マスフローバランスの確保を可能とす
る。
【0272】ストリップ先端部分が、あるスタンドに噛
み込んだ際に検出される板速度実績を VSi とした場
合、この板速度実績と当該スタンド速度設定値からマス
フローバランスの関係より以下の式にて、速度修正値が
得ることが出来る。
【0273】
【数56】
【0274】このVi NEWが、当該スタンドにおける修正
速度計算値となる。また、この速度修正を行ったスタン
ドより上流スタンド全てに対し、マスフローバランスの
確保を目的とし、サクセッシブに速度修正する必要が有
る。具体的には、以下の式の通りである。
【0275】
【数57】
【0276】但し、 VNEW : 仕上スタンド 修正後速度 VPRE : 仕上スタンド 初期速度
【0277】この一連の速度修正制御を、ストリップ先
端部分が、各スタンドに順次噛み込む際にダイナミック
に行っていく。
【0278】この発明によれば、噛み込みスタンドよ
り、上流すべてのスタンドに関する速度修正を実施する
ことで、各スタンドの速度バランスが保たれ、安定した
圧延が可能となる。その結果、スタンド間での張力変動
を減少することができ、板幅精度を向上できる。
【0279】実施の形態22.図22はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
22において、張力制御装置により予め計算機において
設定してある下記の式に関するデータにより、上流及び
下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張
力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるように
上流及び下流ともルーパ制御装置により、上流に対して
はフィードバック方式で下流に対してはフィードフォワ
ード方式でダイナミックに制御する。
【0280】下記の式は、中間スタンドで発生した張力
偏差Δσmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0281】
【数58】
【0282】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した張力偏差Δσmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS221)。
【0283】
【数59】
【0284】Δσmによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0285】
【数60】
【0286】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0287】同様に、Δσmによる板幅偏差をなくす為
に、次の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制
御することで、目標板幅を確保できる。
【0288】
【数61】
【0289】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσm : 中間スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσm : 中間スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0290】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、上流及び下流ともにそのスタンド間のルー
パ制御装置により、上流に対してはフィードバック方式
で下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミッ
クに制御する(ステップS222,S223)。
【0291】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの張力
偏差が発生すると、上流のルーパはこれから圧延されて
いくポイントが、既に圧延されて板幅変動が発生された
ポイントのようにならないように、フィードバック方式
にて張力を制御する。このあるポイントで張力偏差が発
生していたため、下流におけるルーパはこのポイントが
自スタンドに到達すると、フィードフォワード方式に
て、張力を制御する。また、前述のこれから圧延されて
いくポイントは、既にフィードバック方式にて中間スタ
ンドに到達する前に、既に上流にて制御されているが、
それでも中間スタンドで張力変動があると、この値から
フィードフォワード方式のダイナミック制御にて、再度
制御される。こうして、一点に対して2度の制御が適用
されることで、実施の形態1乃至16のフィードバック
方式あるいはフィードフォワード方式のどちらか片方だ
けでしか制御されていないことによる、板幅精度の不良
を改善してくれる。
【0292】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差を、上流及び下流の少なくとも1
スタンド間以上の張力を、上流に対してはフィードバッ
ク方式で下流に対してはフィードフォワード方式でルー
パ装置によりダイナミックに制御して、実施の形態1乃
至16では1回だけの制御がストリップの1点に対して
適用されないことにより発生する精度不良を、同一点に
対し2回の制御でかつ、2方式の制御を適用すること
で、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけ
ての板幅精度を向上できる。
【0293】実施の形態23.図23はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
23において、張力制御装置により予め計算機において
設定してある下記の式に関するデータにより、上流及び
下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張
力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるように
上流はロール速度装置、下流はルーパ制御装置により、
上流に対してはフィードバック方式で下流に対してはフ
ィードフォワード方式でダイナミックに制御する。
【0294】下記の式は、中間スタンドで発生した張力
偏差Δσmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0295】
【数62】
【0296】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した張力偏差Δσmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS231)。
【0297】
【数63】
【0298】Δσmによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0299】
【数64】
【0300】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0301】同様に、Δσmによる板幅偏差をなくす為
に、次の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制
御することで、目標板幅を確保できる。
【0302】
【数65】
【0303】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσm : 中間スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσm : 中間スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設定
張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0304】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、上流はロール速度制御装置、下流はルーパ
制御装置により、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミック
に制御する(ステップS232,S233)。
【0305】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの張力
偏差が発生すると、上流のスタンド間のロール速度制御
装置により、これから圧延されていくポイントが、既に
圧延されて板幅変動が発生されたポイントのようになら
ないように、フィードバック方式にて、張力を制御す
る。このあるポイントで張力偏差が発生していたため、
下流におけるスタンド間のルーパ制御装置はこのポイン
トが自スタンドに到達すると、フィードフォワード方式
にて、張力を制御する。また、前述のこれから圧延され
ていくポイントは、既にフィードバック方式にて中間ス
タンドに到達する前に、既に上流にて制御されている
が、それでも中間スタンドで張力変動があると、この値
からフィードフォワード方式のダイナミック制御にて、
再度ルーパ制御装置を用いて制御される。こうして、一
点に対して2度の制御が適用されることで、実施の形態
1乃至16のフィードバック方式あるいはフィードフォ
ワード方式のどちらか片方だけでしか制御されていない
ことによる、板幅精度の不良を改善してくれる。
【0306】実施の形態22においては、上流の張力を
制御する際に、ルーパを用いているために制御量に制約
があり、張力変動が大きくなると制御不能となる場合が
ある。
【0307】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差を、上流及び下流の少なくとも1
スタンド間以上の張力を上流はロール速度装置、下流は
ルーパ制御装置により上流に対してはフィードバック方
式で下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミ
ックに制御して、張力変動が大きくても上流においての
フィードバック方式で制御不能とならず、同一点に対し
2回の制御でかつ、2方式の制御を適用することで、目
標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板
幅精度を向上できる。
【0308】実施の形態24.図24はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
24において、張力制御装置により予め計算機において
設定してある下記の式に関するデータにより、上流及び
下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張
力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるように
下流はロール速度装置、上流はルーパ制御装置により、
上流に対してはフィードバック方式で下流に対してはフ
ィードフォワード方式でダイナミックに制御する。
【0309】下記の式は、中間スタンドで発生した張力
偏差Δσmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0310】
【数66】
【0311】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した張力偏差Δσmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS241)。
【0312】
【数67】
【0313】Δσmによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0314】
【数68】
【0315】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0316】同様に、Δσmによる板幅偏差をなくす為
に、次の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制
御することで、目標板幅を確保できる。
【0317】
【数69】
【0318】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσm : 中間スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσm : 中間スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設定
張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0319】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、下流はロール速度制御装置、上流はルーパ
制御装置により、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミック
に制御する(ステップS242,S243)。
【0320】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの張力
偏差が発生すると、上流のスタンド間のルーパ制御装置
により、これから圧延されていくポイントが、既に圧延
されて板幅変動が発生されたポイントのようにならない
ように、フィードバック方式にて、張力を制御する。こ
のあるポイントで張力偏差が発生していたため、下流に
おけるスタンド間のロール速度制御装置はこのポイント
が自スタンドに到達すると、フィードフォワード方式に
て、張力を制御する。また、前述のこれから圧延されて
いくポイントは、既にフィードバック方式にて中間スタ
ンドに到達する前に、既に上流にて制御されているが、
それでも中間スタンドで張力変動があると、この値から
フィードフォワード方式のダイナミック制御にて、再度
制御される。こうして、一点に対して2度の制御が適用
されることで、実施の形態1乃至16のフィードバック
方式あるいはフィードフォワード方式のどちらか片方だ
けでしか制御されていないことによる、板幅精度の不良
を改善してくれる。
【0321】実施の形態22においては、下流の張力を
制御する際に、ルーパを用いているために制御量に制約
があり、張力変動が大きくなると制御不能となる場合が
ある。この発明によれば、熱間タンデム圧延ラインで、
中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生したこと
による板幅偏差を、上流及び下流の少なくとも1スタン
ド間以上の張力を下流はロール速度装置、上流はルーパ
制御装置により、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミック
に制御して、張力変動が大きくても下流においてのフィ
ードフォワード方式で制御不能とならず、目標板幅を確
保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向
上できる。
【0322】実施の形態25.図25はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この板幅偏差を補正するために、図
25において、張力制御装置により予め計算機において
設定してある下記の式に関するデータにより、上流及び
下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張
力の修正値を求め、その計算値に基づく値になるように
上流及び下流ともロール速度制御装置により、上流に対
してはフィードバック方式で下流に対してはフィードフ
ォワード方式でダイナミックに制御する。
【0323】下記の式は、中間スタンドで発生した張力
偏差Δσmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0324】
【数70】
【0325】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した張力偏差Δσmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS251)。
【0326】
【数71】
【0327】Δσmによる板幅偏差をなくす為に、次の
式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御するこ
とで、目標板幅を確保できる。
【0328】
【数72】
【0329】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0330】同様に、Δσmによる板幅偏差をなくす為
に、次の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制
御することで、目標板幅を確保できる。
【0331】
【数73】
【0332】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσm : 中間スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσm : 中間スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における
設定張力からの張力偏差目標値
【0333】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、上流及び下流ともにそのスタンド間のロー
ル速度制御装置により、上流に対してはフィードバック
方式で下流に対してはフィードフォワード方式でダイナ
ミックに制御する(ステップS252,S253)。
【0334】しかし、ロール速度制御においては、図2
5に示すように、上流と下流の2スタンドを変更する際
には、下記の式を満足しないとスタンド間で張力が大き
くなってストリップが切れたり、ループが発生して圧延
でのトラブルになる。
【0335】各スタンドに関しては、マスフロー一定の
原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて
表わすことが出来る。
【0336】
【数74】
【0337】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0338】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。
【0339】前述の張力を満足した上流及び下流スタン
ド間での速度修正量をそれぞれΔVf、ΔVbとし、上流
スタンド間fより上流側と、下流スタンドbより下流側
のスタンドでの速度修正値は、上記マスフロー一定の原
理をそれぞれ満足しなければ、折角上流側と下流側での
張力修正で、幅偏差を無くそうとしても、相互作用にて
制御が不可能となる。
【0340】そこで、上流側及び下流側の速度修正値Vi
-1* 、Vi+1*は、上流側速度設定装置と下流側速度設定
装置により計算され、次の式を満足しなければならな
い。
【0341】
【数75】
【0342】
【数76】
【0343】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの張力
偏差が発生すると、上流のスタンド間のロール速度制御
装置により、これから圧延されていくポイントが、既に
圧延されて板幅変動が発生されたポイントのようになら
ないように、フィードバック方式にて、張力を制御す
る。このあるポイントで張力偏差が発生していたため、
下流におけるスタンド間のロール速度制御装置はこのポ
イントが自スタンドに到達すると、フィードフォワード
方式にて、張力を制御する。また、前述のこれから圧延
されていくポイントは、既にフィードバック方式にて中
間スタンドに到達する前に、既に上流にて制御されてい
るが、それでも中間スタンドで張力変動があると、この
値からフィードフォワード方式のダイナミック制御に
て、再度制御される。こうして、一点に対して2度の制
御が適用されることで、実施の形態1乃至16のフィー
ドバック方式あるいはフィードフォワード方式のどちら
か片方だけでしか制御されていないことによる、板幅精
度の不良を改善してくれる。
【0344】実施の形態22から24は、ルーパを用い
た制御であり、この方式では制御量に制約があり、張力
変動が大きくなると制御不能となる場合がある。この発
明によれば、熱間タンデム圧延ラインで、中間スタンド
間での張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅偏
差を、上流及び下流の少なくとも1スタンド間以上の張
力をロール速度装置によりダイナミックに制御して、上
流におけるフィードバック方式及び下流におけるフィー
ドフォワード方式で制御不能とならず、上流及び下流の
速度修正による影響を考慮して速度設定装置にてストリ
ップの圧延を安定にした制御を実現し、同一点に対し2
回の制御でかつ、2方式の制御を適用することで、目標
板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅
精度を向上できる。
【0345】実施の形態26.図26はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この中間スタンドに設置した中間板
幅計で測定した板幅偏差を補正するために、図26にお
いて、張力制御装置により予め計算機において設定して
ある下記の式に関するデータにより、上流及び下流での
少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正
値を求め、その計算値に基づく値になるように上流及び
下流共ルーパ制御装置により、ダイナミックに制御す
る。
【0346】下記の式は、中間スタンドで発生した板幅
偏差ΔWmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0347】
【数77】
【0348】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した板幅偏差ΔWmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS261)。
【0349】
【数78】
【0350】板幅偏差ΔWmをなくす為に、次の式によ
りΔσf*だけ設定張力から変更して制御することで、
目標板幅を確保できる。
【0351】
【数79】
【0352】同様に、板幅偏差ΔWmをなくす為に、次
の式によりΔσf*だけ設定張力から変更して制御する
ことで、目標板幅を確保できる。
【0353】
【数80】
【0354】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0355】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 ΔWm : 中間板幅計で測定された板幅変動実績値 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設定
張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0356】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、上流及び下流ともにそのスタンド間のルー
パ制御装置により、上流に対してはフィードバック方式
で下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミッ
クに制御する(ステップS262,S263)。
【0357】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの板幅
偏差が発生すると、上流のスタンド間のルーパ制御装置
により、これから圧延されていくポイントが、既に圧延
されて板幅変動が発生したポイントのようにならないよ
うに、フィードバック方式にて、張力を制御する。この
あるポイントで板幅偏差が発生していたため、下流にお
けるスタンド間のルーパ制御装置はこのポイントが自ス
タンドに到達すると、フィードフォワード方式にて、張
力を制御する。また、前述のこれから圧延されていくポ
イントは、既にフィードバック方式にて中間スタンドに
到達する前に、既に上流にて制御されているが、それで
も中間スタンドで板幅変動があると、この値からフィー
ドフォワード方式のダイナミック制御にて、再度制御さ
れる。
【0358】実施の形態1乃至16のフィードバック方
式あるいはフィードフォワード方式のどちらか片方だけ
でしか制御されていないことにより、一点に対して1度
だけの制御であり、板幅精度の不良の可能性がある。ま
た、前記実施の形態22から25は、制御量を求めるた
めの入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンドにお
ける偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗算し
て計算している。こうして求められた偏差には誤差が含
まれており、その誤差により精度が十分維持できない可
能性がある。
【0359】しかし、この発明によれば、熱間タンデム
圧延ラインで、中間スタンド間での張力が設定値と偏差
が発生したことによる板幅偏差を中間板幅計で測定し実
際の幅偏差を用い、この偏差を補償するために、上流及
び下流の少なくとも1スタンド間以上の張力をルーパ装
置により、上流におけるフィードバック方式及び下流に
おけるフィードフォワード方式で一点に対して2度ダイ
ナミックに制御して、同一点に対し2回の制御でかつ、
2方式の制御を適用することで、目標板幅を確保して被
圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向上でき
る。
【0360】実施の形態27.図27はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この中間スタンドに設置した中間板
幅計で測定した板幅偏差を補正するために、図27にお
いて、張力制御装置により予め計算機において設定して
ある下記の式に関するデータにより、上流及び下流での
少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正
値を求め、その計算値に基づく値になるように上流はロ
ール速度装置、下流はルーパ制御装置により、ダイナミ
ックに制御する。
【0361】下記の式は、中間スタンドで発生した板幅
偏差ΔWmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0362】
【数81】
【0363】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した板幅偏差ΔWmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS271)。
【0364】
【数82】
【0365】板幅偏差ΔWmをなくす為に、次の式によ
りΔσf*だけ設定張力から変更して制御することで、
目標板幅を確保できる。
【0366】
【数83】
【0367】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0368】同様に、板幅偏差ΔWmをなくす為に、次
の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御する
ことで、目標板幅を確保できる。
【0369】
【数84】
【0370】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 ΔWm : 中間板幅計で測定された板幅変動実績値 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設定
張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0371】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、上流はロール速度制御装置、下流はルーパ
制御装置により、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミック
に制御する(ステップS272,S273)。
【0372】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの板幅
偏差が発生すると、上流のスタンド間のロール速度制御
装置により、これから圧延されていくポイントが、既に
圧延されて板幅変動が発生したポイントのようにならな
いように、フィードバック方式にて、張力を制御する。
このあるポイントで板幅偏差が発生していたため、下流
におけるスタンド間のルーパ制御装置はこのポイントが
自スタンドに到達すると、フィードフォワード方式に
て、張力を制御する。また、前述のこれから圧延されて
いくポイントは、既にフィードバック方式にて中間スタ
ンドに到達する前に、既に上流にて制御されているが、
それでも中間スタンドで板幅変動があると、この値から
フィードフォワード方式のダイナミック制御にて、再度
制御される。
【0373】実施の形態1乃至16のフィードバック方
式あるいはフィードフォワード方式のどちらか片方だけ
でしか制御されていないことにより、一点に対して1度
だけの制御であり、板幅精度の不良の可能性がある。ま
た、前記実施の形態22から25は、制御量を求めるた
めの入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンドにお
ける偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗算し
て計算している。こうして求められた偏差には誤差が含
まれており、その誤差により精度が十分維持できない可
能性がある。さらに、実施の形態26は、上流の張力を
制御する際に、ルーパを用いているために制御量に制約
があり、張力変動が大きくなると制御不能となる場合が
ある。
【0374】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差を中間板幅計で測定し、実際の幅
偏差を用い、この偏差を補償するために、上流及び下流
の少なくとも1スタンド間以上の張力を上流はロール速
度装置、下流はルーパ制御装置によりダイナミックに制
御して、板幅変動が大きくても上流のフィードバック制
御は拘束を受けずに十分機能でき、目標板幅を確保して
被圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向上でき
る。
【0375】実施の形態28.図28はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この中間スタンドに設置した中間板
幅計で測定した板幅偏差を補正するために、図28にお
いて、張力制御装置により予め計算機において設定して
ある下記の式に関するデータにより、上流及び下流での
少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正
値を求め、その計算値に基づく値になるように下流はロ
ール速度装置、上流はルーパ制御装置により、ダイナミ
ックに制御する。
【0376】下記の式は、中間スタンドで発生した板幅
偏差ΔWmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0377】
【数85】
【0378】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した板幅偏差ΔWmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS281)。
【0379】
【数86】
【0380】板幅偏差ΔWmをなくす為に、次の式によ
りΔσf*だけ設定張力から変更して制御することで、
目標板幅を確保できる。
【0381】
【数87】
【0382】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0383】同様に、板幅偏差ΔWmをなくす為に、次
の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御する
ことで、目標板幅を確保できる。
【0384】
【数88】
【0385】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 ΔWm : 中間板幅計で測定された板幅変動実績値 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設定
張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0386】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、下流はロール速度制御装置、上流はルーパ
制御装置により、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式でダイナミック
に制御する(ステップS282,S283)。
【0387】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの板幅
偏差が発生すると、上流のスタンド間のルーパ制御装置
により、これから圧延されていくポイントが、既に圧延
されて板幅変動が発生したポイントのようにならないよ
うに、フィードバック方式にて、張力を制御する。この
あるポイントで板幅偏差が発生していたため、下流にお
けるスタンド間のロール速度制御装置はこのポイントが
自スタンドに到達すると、フィードフォワード方式に
て、張力を制御する。また、前述のこれから圧延されて
いくポイントは、既にフィードバック方式にて中間スタ
ンドに到達する前に、既に上流にて制御されているが、
それでも中間スタンドで板幅変動があると、この値から
フィードフォワード方式のダイナミック制御にて、再度
制御される。
【0388】実施の形態1乃至16のフィードバック方
式あるいはフィードフォワード方式のどちらか片方だけ
でしか制御されていないことにより、一点に対して1度
だけの制御であり、板幅精度の不良の可能性がある。ま
た、前記実施の形態22から25は、制御量を求めるた
めの入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンドにお
ける偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗算し
て計算している。こうして求められた偏差には誤差が含
まれており、その誤差により精度が十分維持できない可
能性がある。さらに、実施の形態26は、下流の張力を
制御する際に、ルーパを用いているために制御量に制約
があり、張力変動が大きくなると制御不能となる場合が
ある。
【0389】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差を中間板幅計で測定し、実際の幅
偏差を用い、この偏差を補償するために、上流及び下流
の少なくとも1スタンド間以上の張力を下流はロール速
度装置、上流はルーパ制御装置によりダイナミックに制
御して、板幅変動が大きくても下流のフィードフォワー
ド制御は拘束を受けずに十分機能でき、同一点に対し2
回の制御でかつ、2方式の制御を適用することで、目標
板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅
精度を向上できる。
【0390】実施の形態29.図29はこの他の発明の
実施の形態の熱間圧延機の板幅制御方法を示す制御ブロ
ック図である。熱間タンデム圧延ラインで、スタンド間
での張力が設定値と偏差が発生することにより、板幅偏
差が生じてしまう。この中間スタンドに設置した中間板
幅計で測定した板幅偏差を補正するために、図29にお
いて、張力制御装置により予め計算機において設定して
ある下記の式に関するデータにより、上流及び下流での
少なくとも1スタンドにおけるスタンド間の張力の修正
値を求め、その計算値に基づく値になるように上流及び
下流ともロール速度制御装置により、ダイナミックに制
御する
【0391】下記の式は、中間スタンドで発生した板幅
偏差ΔWmと、少なくとも上流での1スタンド間におけ
る設定張力からの張力偏差Δσfによって、圧延機最終
出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差ΔWを示
す。
【0392】
【数89】
【0393】同様に、下記の式は、中間スタンドで発生
した板幅偏差ΔWmと、少なくとも下流での1スタンド
間における設定張力からの張力偏差Δσbによって、圧
延機最終出側での製品板幅が、目標から外れる板幅偏差
ΔWを示す(ステップS291)。
【0394】
【数90】
【0395】板幅偏差ΔWmをなくす為に、次の式によ
りΔσf*だけ設定張力から変更して制御することで、
目標板幅を確保できる。
【0396】
【数91】
【0397】ここで、 GI : 積分ゲイン GP : 比例ゲイン
【0398】同様に、板幅偏差ΔWmをなくす為に、次
の式によりΔσb*だけ設定張力から変更して制御する
ことで、目標板幅を確保できる。
【0399】
【数92】
【0400】ここで、 ΔW : 張力による板幅変動 ΔWm : 中間板幅計で測定された板幅変動実績値 dW/dσf : 上流スタンド間における張力による板幅
変動係数 Δσf : 上流スタンド間における設定張力からの
張力変動 dW/dσb : 下流におけるあるスタンド間における張
力による板幅変動係数 Δσb : 下流におけるあるスタンド間における設定
張力からの張力変動 Δσb* : 下流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値 Δσf* : 上流におけるあるスタンド間における設
定張力からの張力偏差目標値
【0401】従って、Δσb*、Δσf*になるように上
流及び下流での少なくとも1スタンドにおけるスタンド
間の張力を、上流及び下流ともにそのスタンド間のロー
ル速度制御装置により、上流に対してはフィードバック
方式で下流に対してはフィードフォワード方式でダイナ
ミックに制御する(ステップS292,S293)。
【0402】しかし、ロール速度制御においては、図2
8に示すように、上流と下流の2スタンドを変更する際
には、下記の式を満足しないとスタンド間で張力が大き
くなってストリップが切れたり、ループが発生して圧延
でのトラブルになる。
【0403】各スタンドに関しては、マスフロー一定の
原理から出側板厚と出側板速度の関係は、以下の式にて
表わすことが出来る。
【0404】
【数93】
【0405】但し、 hi : 各スタンド 出側板厚 Vi : 各スタンド 速度 fi : 各スタンド 先進率 hL : 最終スタンド 出側板厚 VL : 最終スタンド 速度 fL : 最終スタンド 先進率
【0406】このマスフローバランスを一定に保つこと
によって、各スタンド間の圧延が安定する。前述の張力
を満足した上流及び下流スタンド間での速度修正量をそ
れぞれΔVf、ΔVbとし、上流スタンド間fより上流側
と、下流スタンドbより下流側のスタンドでの速度修正
値は、上記マスフロー一定の原理をそれぞれ満足しなけ
れば、折角上流側と下流側での張力修正で、幅偏差を無
くそうとしても、相互作用にて制御が不可能となる。
【0407】そこで、上流側及び下流側の速度修正値Vi
-1* 、Vi+1*は、上流側速度設定装置と下流側速度設定
装置により計算され、次の式を満足しなければならな
い。
【0408】
【数94】
【0409】
【数95】
【0410】同一ストリップが、上流から下流へ圧延さ
れていくが、まずあるポイントで中間スタンドでの板幅
偏差が発生すると、上流のスタンド間のロール速度制御
装置により、これから圧延されていくポイントが、既に
圧延されて板幅変動が発生したポイントのようにならな
いように、フィードバック方式にて、張力を制御する。
このあるポイントで板幅偏差が発生していたため、下流
におけるスタンド間のルーパ制御装置はこのポイントが
自スタンドに到達すると、フィードフォワード方式に
て、張力を制御する。また、前述のこれから圧延されて
いくポイントは、既にフィードバック方式にて中間スタ
ンドに到達する前に、既に上流にて制御されているが、
それでも中間スタンドで板幅変動があると、この値から
フィードフォワード方式のダイナミック制御にて、再度
制御される。
【0411】実施の形態1乃至16のフィードバック方
式あるいはフィードフォワード方式のどちらか片方だけ
でしか制御されていないことにより、一点に対して1度
だけの制御であり、板幅精度の不良の可能性がある。ま
た、前記実施の形態22〜25は、制御量を求めるため
の入力値は張力偏差であり、実際の当該スタンドにおけ
る偏差実績ではなく、この張力偏差と各係数を乗算して
計算している。こうして求められた偏差には誤差が含ま
れており、その誤差により精度が十分維持できない可能
性がある。さらに、実施の形態26〜28は、上流・下
流の張力を制御する際に、ルーパを用いているために制
御量に制約があり、張力変動が大きくなると制御不能と
なる場合がある。
【0412】この発明によれば、熱間タンデム圧延ライ
ンで、中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生し
たことによる板幅偏差を中間板幅計で測定し、実際の幅
偏差を用い、この偏差を補償するために、上流及び下流
の少なくとも1スタンド間以上の張力をロール速度装置
によりダイナミックに制御して、上流におけるフィード
バック方式及び下流におけるフィードフォワード方式で
制御不能とならず、上流及び下流の速度修正による影響
を考慮して速度設定装置にてストリップの圧延を安定に
した制御を実現し、同一点に対し2回の制御でかつ、2
方式の制御を適用することで、目標板幅を確保して被圧
延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0413】
【発明の効果】この発明に係る熱間圧延機の板幅制御方
法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であって、上
流のスタンド間の張力を検出する張力検出ステップと、
張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、修正値
を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダイナミ
ックに張力を修正させるフィードフォワードダイナミッ
ク修正ステップとを備えている。そのため、上流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生したことによる修正
値を、下流にフィードフォワード方式にてダイナミック
に制御して、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾
端にかけての板幅精度を向上できる。
【0414】また、下流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。そ
のため、熱間タンデム圧延ラインで、上流スタンド間で
の張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅偏差
を、少なくとも下流での1スタンド間以上の張力をルー
パ装置によりフィードフォワード方式にてダイナミック
に制御して、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾
端にかけての板幅精度を向上できる。
【0415】また、下流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正さ
せる。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、上流スタ
ンド間での張力が設定値と偏差が発生したことによる板
幅偏差を、少なくとも下流での1スタンド以上のロール
速度を用いてフィードフォワード方式にてダイナミック
に制御しているため、張力変動が大きくても制御不能と
ならず、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端に
かけての板幅精度を確実に向上できる。
【0416】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、下流の装置は、ルー
パ制御装置であり、フィードフォワードダイナミック修
正ステップは、2スタンド間の張力を基に修正値を算出
し、修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させ
る。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、上流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅
偏差と板厚偏差を、少なくとも下流での2スタンド間以
上の張力をルーパ装置により、フィードフォワード方式
にて、ダイナミックに制御して、同時に目標板幅及び目
標板厚を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板
幅・板厚精度を共に向上できる。
【0417】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、下流の装置は、ロー
ル速度制御装置であり、フィードフォワードダイナミッ
ク修正ステップは、2スタンド間の張力を基に修正値を
算出し、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修
正させる。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、上流
スタンド間での張力が設定値と偏差が発生したことによ
る板幅偏差と板厚偏差を、少なくとも下流での2スタン
ド以上の張力をロール速度によりフィードフォワード方
式にてダイナミックに制御しているため、張力変動が大
きくても制御不能とならず、また、速度設定装置が2ス
タンド間のロール速度の影響を考慮してストリップの圧
延が不安定にならないように計算して、ロール速度制御
装置で制御が実施され、同時に目標板幅及び目標板厚を
確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅・板厚
精度を共に向上できる。
【0418】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、下流のスタンド間の張力を検出する張力検出ステッ
プと、張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、
修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
修正ステップとを備えている。そのため、下流スタンド
間での張力が設定値と偏差が発生したことによる修正値
を、上流にフィードバック方式にてダイナミックに制御
して、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にか
けての板幅精度を向上できる。
【0419】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。そのた
め、熱間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間での張
力が設定値と偏差が発生したことによる板幅偏差を、少
なくとも上流での1スタンド間以上の張力をルーパ装置
により、フィードバック方式にてダイナミックに制御し
て入るため、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾
端にかけての板幅精度を尚一層向上できる。
【0420】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ
る。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、下流スタン
ド間での張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅
偏差を、少なくとも上流での1スタンド以上のロール速
度をダイナミックに制御しているため、張力変動が大き
くても制御不能とならず、目標板幅を確保して被圧延材
の先端から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0421】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、上流の装置は、ルー
パ制御装置であり、フィードバックダイナミック修正ス
テップは、2スタンド間の張力を基に修正値を算出し、
修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。熱
間タンデム圧延ラインで、下流スタンド間での張力が設
定値と偏差が発生したことによる板幅偏差と板厚偏差
を、少なくとも上流での2スタンド間以上の張力をルー
パ装置によりフィードバック方式にてダイナミックに制
御して、同時に目標板幅及び目標板厚を確保して被圧延
材の先端から尾端にかけての板幅・板幅精度を共に向上
できる。
【0422】また、張力検出ステップは、上流の少なく
とも2スタンド間の張力を検出し、上流の装置は、ロー
ル速度制御装置であり、フィードバックダイナミック修
正ステップは、2スタンド間の張力を基に修正値を算出
し、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正さ
せる。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、下流スタ
ンド間での張力が設定値と偏差が発生したことによる板
幅偏差と板厚偏差を、少なくとも上流での2スタンド以
上の張力をロール速度によりフィードバック方式にてダ
イナミックに制御しているため、張力変動が大きくても
制御不能とならず、また、速度設定装置が2スタンド間
のロール速度の影響を考慮してストリップの圧延が不安
定にならないように計算して、ロール速度制御装置で制
御が実施され、同時に目標板幅及び目標板厚を確保して
被圧延材の先端から尾端にかけての板幅・板幅精度を共
に向上できる。
【0423】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅を検出する板幅検出ステッ
プと、板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、
修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダ
イナミックに張力を修正させるフィードフォワードダイ
ナミック修正ステップとを備えている。そのため、上流
スタンド間での板幅が設定値と偏差が発生したことによ
る修正値を、下流にフィードフォワード方式にてダイナ
ミックに制御して、目標板幅を確保して被圧延材の先端
から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0424】また、下流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。そ
のため、熱間タンデム圧延機による圧延に関し、上流ス
タンド間に設置してある中間板幅計で測定した実績の板
幅偏差を用いてこの偏差を無くす為に、少なくとも下流
での1スタンド間以上の張力をルーパ制御装置によりフ
ィードフォワード方式にてダイナミックに制御すること
により、より高精度の板幅制御を提供し、製品の板幅品
質を向上できる。
【0425】また、下流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正さ
せる。そのため、熱間タンデム圧延機による圧延に関
し、上流スタンド間に設置してある中間板幅計で測定し
た実績板幅偏差を用いてこの偏差を無くす為に、少なく
とも下流で1スタンド以上のロール速度をフィードフォ
ワード方式にてダイナミックに制御することにより、張
力変動が大きくても制御不能とならず、上記欠点を解決
し、より一層板幅精度を向上できる。
【0426】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅・板厚を検出する板幅・板
厚検出ステップと、板幅・板厚検出ステップの出力を基
に修正値を算出し、修正値を基に下流の装置にフィード
フォワード方式でダイナミックに張力を修正させるフィ
ードフォワードダイナミック修正ステップとを備えてい
る。そのため、上流スタンド間での板幅・板厚が設定値
と偏差が発生したことによる修正値を、下流にフィード
フォワード方式にてダイナミックに制御して、目標板幅
を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度
を向上できる。
【0427】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、下流の
装置は、ルーパ制御装置であり、フィードフォワードダ
イナミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・板厚
を基に修正値を算出し、修正値を基に、ルーパ制御装置
に張力を修正させる。そのため、熱間タンデム圧延機に
よる圧延に関し、上流スタンド間に設置してある中間板
幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無くす為
に、少なくとも下流での2スタンド間以上の張力をルー
パによりフィードフォワード方式にてダイナミックに修
正することにより、同時に板幅・板厚精度を向上でき
る。
【0428】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、下流の
装置は、ロール速度制御装置であり、フィードフォワー
ドダイナミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・
板厚を基に修正値を算出し、修正値を基に、ロール速度
制御装置に張力を修正させる。そのため、熱間タンデム
圧延機による圧延に関し、上流スタンド間に設置してあ
る中間板幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を
無くす為に、少なくとも下流で2スタンド以上のロール
速度をフィードフォワード方式でダイナミックに制御す
ることにより、張力変動が大きくても制御不能となら
ず、また、速度設定装置が2スタンド間のロール速度の
影響を考慮してストリップの圧延が不安定にならないよ
うに計算して、ロール速度制御装置で制御が実施され、
上記欠点を解決し、同時に板幅・板厚精度をより一層向
上できる。
【0429】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅を検出する板幅検出ステッ
プと、板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、
修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
修正ステップとを備えている。そのため、下流スタンド
間での板幅が設定値と偏差が発生したことによる修正値
を、上流にフィードバック方式にてダイナミックに制御
して、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にか
けての板幅精度を向上できる。
【0430】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させる。そのた
め、熱間タンデム圧延機による圧延に関し、下流スタン
ド間に設置してある中間板幅計で測定した板幅偏差を無
くす為に、少なくとも上流での1スタンド間以上の張力
をルーパにより、フィードバック方式によりダイナミッ
クに制御することにより、高精度の制御を提供し、板幅
精度を向上できる。
【0431】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ
る。そのため、熱間タンデム圧延機による圧延に関し、
下流スタンド間に設置してある中間板幅計で測定した板
幅偏差を無くす為に、少なくとも上流で1スタンド以上
のロール速度をフィードバック方式にてダイナミックに
制御することにより、張力変動が大きくても制御不能と
ならず、高精度な制御にて板幅精度を向上できる。
【0432】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、上流のスタンド間の板幅・板厚を検出する板幅・板
厚検出ステップと、板幅・板厚検出ステップの出力を基
に修正値を算出し、修正値を基に上流の装置にフィード
バック方式でダイナミックに張力を修正させるフィード
バックダイナミック修正ステップとを備えている。その
ため、下流スタンド間での板幅・板厚が設定値と偏差が
発生したことによる修正値を、上流にフィードバック方
式にてダイナミックに制御して、目標板幅を確保して被
圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向上でき
る。
【0433】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、上流の
装置は、ルーパ制御装置であり、フィードバックダイナ
ミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・板厚を基
に修正値を算出し、修正値を基に、ルーパ制御装置に張
力を修正させる。そのため、熱間タンデム圧延機による
圧延に関し、下流スタンド間に設置してある中間板幅計
・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無くす為に少
なくとも上流での2スタンド間以上の張力をルーパによ
りフィードバック方式にてダイナミックに制御すること
で、上記欠点を解決し、同時に板幅・板厚精度をより一
層向上できる。
【0434】また、板幅・板厚検出ステップは、上流の
少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、上流の
装置は、ロール速度制御装置であり、フィードバックダ
イナミック修正ステップは、2スタンド間の板幅・板厚
を基に修正値を算出し、修正値を基に、ロール速度制御
装置に張力を修正させる。そのため、熱間タンデム圧延
機による圧延に関し、下流スタンド間に設置してある中
間板幅計・中間板厚計で測定した板幅・板厚偏差を無く
す為に、少なくとも上流で2スタンド以上のロール速度
をフィードバック方式でダイナミックに制御することに
より、張力変動が大きくても制御不能とならず、また、
速度設定装置が2スタンド間のロール速度の影響を考慮
してストリップの圧延が不安定にならないように計算し
て、ロール速度制御装置で制御が実施され、同時に制御
量の拘束を受けずに十分板幅・板厚精度を向上できる。
【0435】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、スタンド間の張力を検出する張力検出ステップと、
張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、修正値
を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナミック
に張力を修正させるフィードバックダイナミック修正ス
テップと、張力検出ステップの出力を基に修正値を算出
し、修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式
でダイナミックに張力を修正させるフィードフォワード
ダイナミック修正ステップとを備えている。そのため、
中間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生したこと
による修正値を、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式で制御して、精
度不良を、同一点に対し2回の制御でかつ、2方式の制
御を適用することで、目標板幅を確保して被圧延材の先
端から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0436】また、上流の装置は、第1のルーパ制御装
置であり、フィードバックダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第1のルーパ制御装置に張力を修正
させ、下流の装置は、第2のルーパ制御装置であり、フ
ィードフォワードダイナミック修正ステップは、修正値
を基に、第2のルーパ制御装置に張力を修正させる。そ
のため、熱間タンデム圧延ラインで、中間スタンド間で
の張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅偏差
を、上流及び下流の少なくとも1スタンド間以上の張力
を、上流に対してはフィードバック方式で下流に対して
はフィードフォワード方式でルーパ装置によりダイナミ
ックに制御して、精度不良を、同一点に対し2回の制御
でかつ、2方式の制御を適用することで、目標板幅を確
保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅精度を向
上できる。
【0437】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ、
下流の装置は、ルーパ制御装置であり、フィードフォワ
ードダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ルー
パ制御装置に張力を修正させる。そのため、熱間タンデ
ム圧延ラインで、中間スタンド間での張力が設定値と偏
差が発生したことによる板幅偏差を、上流及び下流の少
なくとも1スタンド間以上の張力を上流はロール速度装
置、下流はルーパ制御装置により上流に対してはフィー
ドバック方式で下流に対してはフィードフォワード方式
でダイナミックに制御して、張力変動が大きくても上流
においてのフィードバック方式で制御不能とならず、同
一点に対し2回の制御でかつ、2方式の制御を適用する
ことで、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端に
かけての板幅精度を向上できる。
【0438】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させ、下流の装
置は、ロール速度制御装置であり、フィードフォワード
ダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ロール速
度制御装置に張力を修正させる。そのため、熱間タンデ
ム圧延ラインで、中間スタンド間での張力が設定値と偏
差が発生したことによる板幅偏差を、上流及び下流の少
なくとも1スタンド間以上の張力を下流はロール速度装
置、上流はルーパ制御装置により、上流に対してはフィ
ードバック方式で下流に対してはフィードフォワード方
式でダイナミックに制御して、張力変動が大きくても下
流においてのフィードフォワード方式で制御不能となら
ず、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけ
ての板幅精度を向上できる。
【0439】また、上流の装置は、第1のロール速度制
御装置であり、フィードバックダイナミック修正ステッ
プは、修正値を基に、第1のロール速度制御装置に張力
を修正させ、下流の装置は、第2のロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第2のロール速度制御装置に張力を
修正させる。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、中
間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生したことに
よる板幅偏差を、上流及び下流の少なくとも1スタンド
間以上の張力をロール速度装置によりダイナミックに制
御して、上流及び下流における上流におけるフィードバ
ック方式及び下流におけるフィードフォワード方式で制
御不能とならず、上流及び下流の速度修正による影響を
考慮して速度設定装置にてストリップの圧延を安定にし
た制御を実現し、同一点に対し2回の制御でかつ、2方
式の制御を適用することで、目標板幅を確保して被圧延
材の先端から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0440】また、他の発明に係る熱間圧延機の板幅制
御方法は、熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であっ
て、スタンド間の板幅を検出する板幅検出ステップと、
板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、修正値
を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナミック
に張力を修正させるフィードバックダイナミック修正ス
テップと、板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出
し、修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式
でダイナミックに張力を修正させるフィードフォワード
ダイナミック修正ステップとを備えている。そのため、
中間スタンド間での板幅が設定値と偏差が発生したこと
による修正値を、上流に対してはフィードバック方式で
下流に対してはフィードフォワード方式で制御して、精
度不良を、同一点に対し2回の制御でかつ、2方式の制
御を適用することで、目標板幅を確保して被圧延材の先
端から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0441】また、上流の装置は、第1のルーパ制御装
置であり、フィードバックダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第1のルーパ制御装置に張力を修正
させ、下流の装置は、第2のルーパ制御装置であり、フ
ィードフォワードダイナミック修正ステップは、修正値
を基に、第2のルーパ制御装置に張力を修正させる。そ
のため、熱間タンデム圧延ラインで、中間スタンド間で
の張力が設定値と偏差が発生したことによる板幅偏差を
中間板幅計で測定し実際の幅偏差を用い、この偏差を補
償するために、上流及び下流の少なくとも1スタンド間
以上の張力をルーパ装置により、上流におけるフィード
バック方式及び下流におけるフィードフォワード方式で
一点に対して2度ダイナミックに制御して、同一点に対
し2回の制御でかつ、2方式の制御を適用することで、
目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての
板幅精度を向上できる。
【0442】また、上流の装置は、ロール速度制御装置
であり、フィードバックダイナミック修正ステップは、
修正値を基に、ロール速度制御装置に張力を修正させ、
下流の装置は、ルーパ制御装置であり、フィードフォワ
ードダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ルー
パ制御装置に張力を修正させる。そのため、熱間タンデ
ム圧延ラインで、中間スタンド間での張力が設定値と偏
差が発生したことによる板幅偏差を中間板幅計で測定
し、実際の幅偏差を用い、この偏差を補償するために、
上流及び下流の少なくとも1スタンド間以上の張力を上
流はロール速度装置、下流はルーパ制御装置によりダイ
ナミックに制御して、板幅変動が大きくても上流のフィ
ードバック制御は拘束を受けずに十分機能でき、目標板
幅を確保して被圧延材の先端から尾端にかけての板幅精
度を向上できる。
【0443】また、上流の装置は、ルーパ制御装置であ
り、フィードバックダイナミック修正ステップは、修正
値を基に、ルーパ制御装置に張力を修正させ、下流の装
置は、ロール速度制御装置であり、フィードフォワード
ダイナミック修正ステップは、修正値を基に、ロール速
度制御装置に張力を修正させる。そのため、熱間タンデ
ム圧延ラインで、中間スタンド間での張力が設定値と偏
差が発生したことによる板幅偏差を中間板幅計で測定
し、実際の幅偏差を用い、この偏差を補償するために、
上流及び下流の少なくとも1スタンド間以上の張力を下
流はロール速度装置、上流はルーパ制御装置によりダイ
ナミックに制御して、板幅変動が大きくても下流のフィ
ードフォワード制御は拘束を受けずに十分機能でき、同
一点に対し2回の制御でかつ、2方式の制御を適用する
ことで、目標板幅を確保して被圧延材の先端から尾端に
かけての板幅精度を向上できる。
【0444】また、上流の装置は、第1のロール速度制
御装置であり、フィードバックダイナミック修正ステッ
プは、修正値を基に、第1のロール速度制御装置に張力
を修正させ、下流の装置は、第2のロール速度制御装置
であり、フィードフォワードダイナミック修正ステップ
は、修正値を基に、第2のロール速度制御装置に張力を
修正させる。そのため、熱間タンデム圧延ラインで、中
間スタンド間での張力が設定値と偏差が発生したことに
よる板幅偏差を中間板幅計で測定し、実際の幅偏差を用
い、この偏差を補償するために、上流及び下流の少なく
とも1スタンド間以上の張力をロール速度装置によりダ
イナミックに制御して、上流におけるフィードバック方
式及び下流におけるフィードフォワード方式で制御不能
とならず、上流及び下流の速度修正による影響を考慮し
て速度設定装置にてストリップの圧延を安定にした制御
を実現し、同一点に対し2回の制御でかつ、2方式の制
御を適用することで、目標板幅を確保して被圧延材の先
端から尾端にかけての板幅精度を向上できる。
【0445】また、各圧延スタンドでのストリップ噛み
込み時におけるスタンド間ルーパ立ち上がり実績を用い
た先進率学習機能を有するセットアップ制御機能をさら
に備えている。そのため、先進率の実績からの学習補正
を実施できるため、セットアップ制御の先進率設定が精
度良く行われる。これにより、スタンド間での速度バラ
ンスが保たれ、先端部分の張力変動が抑えられること
で、最先端部分の板幅精度の向上を図ることが出来る。
【0446】また、スタンドのストリップ噛み込み時
に、スタンドの出側に設置された板速度計で測定される
板速度誤差より、スタンドと次スタンドとの速度バラン
スに関する速度修正量を計算し、次スタンドのみロール
速度をダイナミックに修正する制御機能をさらに備えて
いる。そのため、噛み込みスタンドに対する次スタンド
の速度修正を実施することで、噛み込みスタンドにて発
生する速度アンバランス要因を、事前に次スタンドの速
度に反映することで、速度バランスを確保する。その結
果、スタンド間での張力変動を減少することができ、板
幅精度を向上出来る。
【0447】また、次スタンドのストリップ噛み込み時
にスタンド間ルーパが立ち上がるまでの張力をダイナミ
ックに制御する機能をさらに備えている。そのため、当
該スタンドと次スタンドの両スタンドにストリップが噛
み込み、スタンド間ルーパの立ち上がるまでのストリッ
プ先端部分に対する張力をダイナミックに制御すること
で、ストリップ先端部分の張力変動による板幅変動を減
少することができ、板幅精度を向上できる。
【0448】また、次スタンドのストリップ噛み込み時
にスタンド間ルーパが立ち上がるまでの張力をダイナミ
ックに制御し、スタンド間ルーパが立ち上がった後、ス
タンド間ルーパより検出される張力実績を用いた学習機
能を保持する。そのため、当該スタンドにストリップ先
端部分が噛み込んで以降、次スタンドに噛み込み、スタ
ンド間ルーパが立ち上がる迄のストリップ先端部分に対
する張力をダイナミックに制御する際、このダイナミッ
ク制御量に学習係数を用いることで、張力設定値に対す
るストリップ先端部分における張力精度の向上を実施
し、スタンド間ルーパ制御移行時との張力変動量を減少
でき、板幅精度を向上できる。
【0449】さらに、スタンドのストリップ噛み込み時
に、スタンドの出側に設置された板速度計で測定される
板速度誤差より、上流スタンドとの速度比率を考慮した
速度修正量を計算し、上流スタンド全てのロール速度を
ダイナミックに修正する制御機能をさらに備えている。
そのため、噛み込みスタンドより、上流すべてのスタン
ドに関する速度修正を実施することで、各スタンドの速
度バランスが保たれ、安定した圧延が可能となる。その
結果、スタンド間での張力変動を減少することができ、
板幅精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の熱間圧延機の板幅制
御方法を示す制御ブロック図である。
【図2】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図3】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図4】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図5】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図6】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図7】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図8】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図9】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の板
幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図10】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図11】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図12】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図13】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図14】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図15】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図16】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図17】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す圧延中の状態を示す図である。
【図18】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す速度計6を用いた噛み込みスタンド
と次スタンドの修正に関する図である。
【図19】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御フローを示す図である。
【図20】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御フローを示す図である。
【図21】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図22】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図23】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図24】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図25】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図26】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図27】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図28】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【図29】 この他の発明の実施の形態の熱間圧延機の
板幅制御方法を示す制御ブロック図である。
【符号の説明】
S11,S51 張力検出ステップ、S12,S13
フィードフォワードダイナミック修正ステップ、S5
2,S53 フィードバックダイナミック修正ステッ
プ、S91 板幅検出ステップ、S111 板幅・板厚
検出ステップ。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であ
    って、 上流のスタンド間の張力を検出する張力検出ステップ
    と、 上記張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダ
    イナミックに張力を修正させるフィードフォワードダイ
    ナミック修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間
    圧延機の板幅制御方法。
  2. 【請求項2】 上記下流の装置は、ルーパ制御装置であ
    り、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項1記載の熱間圧延機の板幅
    制御方法。
  3. 【請求項3】 上記下流の装置は、ロール速度制御装置
    であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修
    正させることを特徴とする請求項1記載の熱間圧延機の
    板幅制御方法。
  4. 【請求項4】 上記張力検出ステップは、上流の少なく
    とも2スタンド間の張力を検出し、 上記下流の装置は、ルーパ制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記2スタンド間の張力を基に上記修正値を算出し、該
    修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させる
    ことを特徴とする請求項1記載の熱間圧延機の板幅制御
    方法。
  5. 【請求項5】 上記張力検出ステップは、上流の少なく
    とも2スタンド間の張力を検出し、 上記下流の装置は、ロール速度制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記2スタンド間の張力を基に上記修正値を算出し、該
    修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項1記載の熱間圧延機の板幅
    制御方法。
  6. 【請求項6】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法であ
    って、 下流のスタンド間の張力を検出する張力検出ステップ
    と、 上記張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
    ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
    修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間圧延機の
    板幅制御方法。
  7. 【請求項7】 上記上流の装置は、ルーパ制御装置であ
    り、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させる
    ことを特徴とする請求項6記載の熱間圧延機の板幅制御
    方法。
  8. 【請求項8】 上記上流の装置は、ロール速度制御装置
    であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項6記載の熱間圧延機の板幅
    制御方法。
  9. 【請求項9】 上記張力検出ステップは、上流の少なく
    とも2スタンド間の張力を検出し、 上記上流の装置は、ルーパ制御装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    2スタンド間の張力を基に上記修正値を算出し、該修正
    値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させること
    を特徴とする請求項6記載の熱間圧延機の板幅制御方
    法。
  10. 【請求項10】 上記張力検出ステップは、上流の少な
    くとも2スタンド間の張力を検出し、 上記上流の装置は、ロール速度制御装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    2スタンド間の張力を基に上記修正値を算出し、該修正
    値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正させる
    ことを特徴とする請求項6記載の熱間圧延機の板幅制御
    方法。
  11. 【請求項11】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法で
    あって、 上流のスタンド間の板幅を検出する板幅検出ステップ
    と、 上記板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダ
    イナミックに張力を修正させるフィードフォワードダイ
    ナミック修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間
    圧延機の板幅制御方法。
  12. 【請求項12】 上記下流の装置は、ルーパ制御装置で
    あり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項11記載の熱間圧延機の板
    幅制御方法。
  13. 【請求項13】 上記下流の装置は、ロール速度制御装
    置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修
    正させることを特徴とする請求項11記載の熱間圧延機
    の板幅制御方法。
  14. 【請求項14】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法で
    あって、 上流のスタンド間の板幅・板厚を検出する板幅・板厚検
    出ステップと、 上記板幅・板厚検出ステップの出力を基に修正値を算出
    し、該修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方
    式でダイナミックに張力を修正させるフィードフォワー
    ドダイナミック修正ステップとを備えたことを特徴とす
    る熱間圧延機の板幅制御方法。
  15. 【請求項15】 上記板幅・板厚検出ステップは、上流
    の少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、 上記下流の装置は、ルーパ制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記2スタンド間の板幅・板厚を基に上記修正値を算出
    し、該修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正
    させることを特徴とする請求項14記載の熱間圧延機の
    板幅制御方法。
  16. 【請求項16】 上記板幅・板厚検出ステップは、上流
    の少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、 上記下流の装置は、ロール速度制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記2スタンド間の板幅・板厚を基に上記修正値を算出
    し、該修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を
    修正させることを特徴とする請求項14記載の熱間圧延
    機の板幅制御方法。
  17. 【請求項17】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法で
    あって、 上流のスタンド間の板幅を検出する板幅検出ステップ
    と、 上記板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
    ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
    修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間圧延機の
    板幅制御方法。
  18. 【請求項18】 上記上流の装置は、ルーパ制御装置で
    あり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させる
    ことを特徴とする請求項17記載の熱間圧延機の板幅制
    御方法。
  19. 【請求項19】 上記上流の装置は、ロール速度制御装
    置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項17記載の熱間圧延機の板
    幅制御方法。
  20. 【請求項20】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法で
    あって、 上流のスタンド間の板幅・板厚を検出する板幅・板厚検
    出ステップと、 上記板幅・板厚検出ステップの出力を基に修正値を算出
    し、該修正値を基に上流の装置にフィードバック方式で
    ダイナミックに張力を修正させるフィードバックダイナ
    ミック修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間圧
    延機の板幅制御方法。
  21. 【請求項21】 上記板幅・板厚検出ステップは、上流
    の少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、 上記上流の装置は、ルーパ制御装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    2スタンド間の板幅・板厚を基に上記修正値を算出し、
    該修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させ
    ることを特徴とする請求項20記載の熱間圧延機の板幅
    制御方法。
  22. 【請求項22】 上記板幅・板厚検出ステップは、上流
    の少なくとも2スタンド間の板幅・板厚を検出し、 上記上流の装置は、ロール速度制御装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    2スタンド間の板幅・板厚を基に上記修正値を算出し、
    該修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正
    させることを特徴とする請求項20記載の熱間圧延機の
    板幅制御方法。
  23. 【請求項23】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法で
    あって、 スタンド間の張力を検出する張力検出ステップと、 上記張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
    ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
    修正ステップと、 上記張力検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダ
    イナミックに張力を修正させるフィードフォワードダイ
    ナミック修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間
    圧延機の板幅制御方法。
  24. 【請求項24】 上記上流の装置は、第1のルーパ制御
    装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記第1のルーパ制御装置に張力を修正
    させ、 上記下流の装置は、第2のルーパ制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記第2のルーパ制御装置に張力を
    修正させることを特徴とする請求項23記載の熱間圧延
    機の板幅制御方法。
  25. 【請求項25】 上記上流の装置は、ロール速度制御装
    置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正さ
    せ、 上記下流の装置は、ルーパ制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項23記載の熱間圧延機の板
    幅制御方法。
  26. 【請求項26】 上記上流の装置は、ルーパ制御装置で
    あり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させ、 上記下流の装置は、ロール速度制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修
    正させることを特徴とする請求項23記載の熱間圧延機
    の板幅制御方法。
  27. 【請求項27】 上記上流の装置は、第1のロール速度
    制御装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記第1のロール速度制御装置に張力を
    修正させ、 上記下流の装置は、第2のロール速度制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記第2のロール速度制御装置に張
    力を修正させることを特徴とする請求項23記載の熱間
    圧延機の板幅制御方法。
  28. 【請求項28】 熱間タンデム圧延機の板幅制御方法で
    あって、 スタンド間の板幅を検出する板幅検出ステップと、 上記板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に上流の装置にフィードバック方式でダイナ
    ミックに張力を修正させるフィードバックダイナミック
    修正ステップと、 上記板幅検出ステップの出力を基に修正値を算出し、該
    修正値を基に下流の装置にフィードフォワード方式でダ
    イナミックに張力を修正させるフィードフォワードダイ
    ナミック修正ステップとを備えたことを特徴とする熱間
    圧延機の板幅制御方法。
  29. 【請求項29】 上記上流の装置は、第1のルーパ制御
    装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記第1のルーパ制御装置に張力を修正
    させ、 上記下流の装置は、第2のルーパ制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記第2のルーパ制御装置に張力を
    修正させることを特徴とする請求項28記載の熱間圧延
    機の板幅制御方法。
  30. 【請求項30】 上記上流の装置は、ロール速度制御装
    置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修正さ
    せ、 上記下流の装置は、ルーパ制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正さ
    せることを特徴とする請求項28記載の熱間圧延機の板
    幅制御方法。
  31. 【請求項31】 上記上流の装置は、ルーパ制御装置で
    あり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記ルーパ制御装置に張力を修正させ、 上記下流の装置は、ロール速度制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記ロール速度制御装置に張力を修
    正させることを特徴とする請求項28記載の熱間圧延機
    の板幅制御方法。
  32. 【請求項32】 上記上流の装置は、第1のロール速度
    制御装置であり、 上記フィードバックダイナミック修正ステップは、上記
    修正値を基に、上記第1のロール速度制御装置に張力を
    修正させ、 上記下流の装置は、第2のロール速度制御装置であり、 上記フィードフォワードダイナミック修正ステップは、
    上記修正値を基に、上記第2のロール速度制御装置に張
    力を修正させることを特徴とする請求項28記載の熱間
    圧延機の板幅制御方法。
  33. 【請求項33】 各圧延スタンドでのストリップ噛み込
    み時におけるスタンド間ルーパ立ち上がり実績を用いた
    先進率学習機能を有するセットアップ制御機能をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1乃至32のいずれか記
    載の熱間圧延機の板幅制御方法。
  34. 【請求項34】 スタンドのストリップ噛み込み時に、
    該スタンドの出側に設置された板速度計で測定される板
    速度誤差より、該スタンドと次スタンドとの速度バラン
    スに関する速度修正量を計算し、次スタンドのみロール
    速度をダイナミックに修正する制御機能をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至33のいずれか記載の熱
    間圧延機の板幅制御方法。
  35. 【請求項35】 次スタンドのストリップ噛み込み時に
    スタンド間ルーパが立ち上がるまでの張力をダイナミッ
    クに制御する機能をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1乃至34のいずれか記載の熱間圧延機の板幅制御方
    法。
  36. 【請求項36】 次スタンドのストリップ噛み込み時に
    スタンド間ルーパが立ち上がるまでの張力をダイナミッ
    クに制御し、上記スタンド間ルーパが立ち上がった後、
    上記スタンド間ルーパより検出される張力実績を用いた
    学習機能を保持することを特徴とする請求項1乃至35
    のいずれか記載の熱間圧延機の板幅制御方法。
  37. 【請求項37】 スタンドのストリップ噛み込み時に、
    該スタンドの出側に設置された板速度計で測定される板
    速度誤差より、上流スタンドとの速度比率を考慮した速
    度修正量を計算し、上流スタンド全てのロール速度をダ
    イナミックに修正する制御機能をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1乃至33あるいは請求項35乃至36
    のいずれか記載の熱間圧延機の板幅制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100805897B1 (ko) * 2001-12-26 2008-02-21 주식회사 포스코 열간 사상압연 통판성 향상 장치 및 그 방법
CN119525296A (zh) * 2024-11-26 2025-02-28 阳春新钢铁有限责任公司 一种防止轧件头部变扁的控制方法及系统

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