JPH11267724A - タンデム圧延機の板厚制御方法及びその制御装置 - Google Patents

タンデム圧延機の板厚制御方法及びその制御装置

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JPH11267724A
JPH11267724A JP10067371A JP6737198A JPH11267724A JP H11267724 A JPH11267724 A JP H11267724A JP 10067371 A JP10067371 A JP 10067371A JP 6737198 A JP6737198 A JP 6737198A JP H11267724 A JPH11267724 A JP H11267724A
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stand
control
thickness
upstream
speed
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JP10067371A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Fukaya
敏弘 深谷
Hiroyuki Serio
浩之 芹生
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延バランスを悪化させずに被圧延材の厚み
の偏差を解消でき、従来よりも制御範囲の拡大が図れる
タンデム圧延機の板厚制御装置の提供。 【解決手段】 厚み計17は、測定した被圧延材の板厚
と目標値から板厚偏差を求め、除算器20は、その板厚
偏差を目標の板厚で除算する。PIDコントローラ41
は、除算器20の出力に応じてモータ15を速度制御
し、ワークロール9の速度制御を行う。PIDコントロ
ーラ41の出力の一部は、各比率設定器42〜44によ
りPIDコントローラ48〜50に配分されて、これが
PIDコントローラ48〜50の制御目標値となる。各
PIDコントローラ48〜50は、その各制御目標値に
基づき、各モータ12〜14の速度を制御するので、ワ
ークロール6〜8が速度制御される。PIDコントロー
ラ41、48〜50の各制御ゲインは、移送時間演算器
51〜54の出力信号に応じて逐次変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスタンドが
タンデムに配置されて被圧延材を冷間圧延するタンデム
圧延機における板厚制御方法、およびその制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンデム冷間圧延機における板厚
制御に関しては、従来から各種の方式が提案され、かつ
実施されている。特に、その中でもスタンドの出側(出
口側)に設置された厚み計が被圧延材の板厚を測定し、
この測定値と目標値とから板厚偏差信号を求め、この求
めた板厚偏差信号に基づいて厚み計よりも上流に配置さ
れたスタンドのロールの速度を操作するフィードバック
方式の板厚制御は、最終スタンドの出側の板厚を制御す
る上で、現在でも板厚制御の中心的な機能として位置付
けられている。
【0003】図4は、従来からのフィードバック方式の
板厚制御を、第1スタンド1から第5スタンド5の5つ
のスタンドを備えたタンデム圧延機で実施している例を
示す。この第1スタンド1から第5スタンド5は、被圧
延材(帯板)aを挟む一対からなるワークロール6〜1
0と、このワークロール6〜10をそれぞれバックアッ
プする一対からなるバックアップロール11とを備えて
いる。ワークロール6〜10は、モータ12〜16によ
り駆動されるように構成されている。また、被圧延部材
aは、図4の矢印で示す方向に搬送されるようになって
る。
【0004】この板厚制御装置では、最終の第5スタン
ド5の出側に厚み計17を配置させ、この厚み計17で
被圧延材aの厚みを測定し、この測定値と目標値から厚
み計17が板厚の偏差を求める。そして、その板厚偏差
を解消するために、PIDコントローラ18で第5スタ
ンド(最終スタンド)のモータ16の回転を操作するこ
とにより、第4スタンド4のワークロール9とスタンド
5のワークロール10との速度比を変化させている。こ
の速度制御により、第4スタンド4と第5スタンド5の
間の被圧延材aに作用する張力が変化し、主に第5スタ
ンド5における圧下率が変化するので、第5スタンド5
の出側板厚を所望の目標値にすることができる。
【0005】ところで、近年では、タンデム圧延機の速
度制御装置を構築する上で、速度マスターとするスタン
ドを最終スタンドとする場合が増加しており、例えば5
スタンドからなるダンデム圧延機の第5スタンドを速度
マスターとし、第4スタンドのロールの速度を操作する
フィードバック方式の板厚制御を行う場合の例を図5に
示す。
【0006】図5に示す板厚制御装置では、最終の第5
スタンド5の出側に配置した厚み計17で被圧延材aの
板厚を測定し、この測定値と目標値から厚み計17が板
厚偏差を求める。そして、その板厚偏差を解消するため
に、速度マスターである第5スタンド5の上流に位置す
る第4スタンド4のワークロール9を駆動するモータ1
5の回転をPIDコントローラ19で操作することによ
り、第4スタンド4のワークロール9とスタンド5のワ
ークロール10との速度比を変化させている。この速度
制御により、第4スタンド4と第5スタンド5の間の被
圧延材aに作用する張力が変化し、主に第5スタンド5
の圧下率を変化させて板厚制御を行っている。
【0007】また、この図5の板厚制御装置では、第4
スタンド4よりも上流側の第1スタンド1から第3スタ
ンド3の各ワークロール12〜14の速度が、第4スタ
ンド4のワークロール15の速度変更の比率(ΔV4
4 )と同じ速度比率となるように、即ち、ワークロー
ル12〜14の速度変更の比率ΔV1 /V1 、ΔV2
2 、およびΔV3 /V3 が、ΔV4 /V4 と同じにな
るように自動変更し、第1スタンド1と第2スタンド2
の間、第2スタンド2と第3スタンド3の間、および第
3スタンド3と第4スタンド4の間の張力を変化させな
いようにしている。なお、この点の制御系については、
図5では省略されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
板厚制御では、図4に示すように第5スタンド5、また
は図5に示すように第4スタンド4というように、単独
のスタンドに制御出力が集中するので、全体の圧延バラ
ンスが悪化するなどの不都合がある。そこで、このよう
な不都合を解消するために行われているのが、図6に示
すような板厚制御である。
【0009】図6に示す板厚制御装置では、最終の第5
スタンド5の出側に配置される厚み計17で被圧延材a
の板厚を測定し、この測定値と目標値から厚み計17が
板厚偏差Δhを生成する。この生成された板厚偏差Δh
が除算器20に供給されると、除算器20はその板厚偏
差Δhをあらかじめ設定されている目標値の板厚hで除
算し、この除算結果を比率設定器21〜24に供給す
る。比率設定器21〜24は、その除算結果に各分配係
数g1〜g4を乗じ、その結果を対応するPIDコント
ローラ25〜28に供給する。
【0010】PIDコントローラ25〜28は、その比
率設定器21〜24からの各出力信号に基づいて、第1
スタンド1から第4スタンド4のロール6〜9を駆動す
るモータ12〜15の回転を制御する操作信号を求め、
この求めた操作信号に基づいてモータ12〜15の回転
を制御する。また、移送時間演算器31〜34は、第2
スタンド2から第5スタンド5の各スタンドから厚み計
17まで被圧延材aが移送される各移送時間を、ライン
の速度に基づいて求める。例えば、移送時間演算器31
は、第2スタンドから厚み計17までの被圧延材aの移
送時間を、ラインの速度に基づいて求める。
【0011】前記PIDコントローラ25〜28の制御
ゲインは、移送時間演算器31〜34の求めた移送時間
に応じて、自動的に変更できるようになっている。ここ
で、前記移送時間演算器31〜34で求める各移送時間
は各スタンド毎に異なるので、第1スタンド1から第4
スタンド4までの各ワークロール12〜15の速度は異
なる時定数で制御されることになる。
【0012】ところが、図6に示す板厚制御装置は、上
記の速度操作信号を第1スタンド1から第4スタンド4
の各スタンドに思うように分配することができなかっ
た。すなわち、第1スタンド1から第4スタンド4の各
PIDコントローラ25〜28の各制御ゲインは、スタ
ンドが上流側にあればあるほど制御ゲインを低下せざる
を得ず、例えば前段の第1スタンド1では、分配係数g
1で定めた比率より数倍低い比率の制御出力しか出力さ
れないという問題があった。そこで、この板厚制御装置
において、移送時間の違いを無視して前段のスタンドの
PIDコントローラの制御ゲインを大きく設定するか、
または前段のスタンドへの分配係数を大きくし、前段の
スタンドの制御出力が大きくなるように設定すると、制
御系が不安定となって、板厚精度が悪化するという問題
がある。
【0013】また、第1スタンド1から第4スタンド4
に制御出力を分配する方法として、図7に示すような板
厚制御装置がある。この板厚制御装置は、1つのPID
コントローラ29で演算した板厚修正操作量を比例設定
器36〜39で配分して第1スタンド1から第4スタン
ド4に出力するようにしている。しかし、この板厚制御
装置では、各スタンドの速度操作の影響が厚み計17に
到達するまでの移送時間が、スタンド毎に異なるにもか
かわらず、同一の時定数により複数のスタンドを操作す
ることになるので、制御系が不安定となり、制御系の安
定維持のために大幅に制御ゲインを落とすことになり、
高応答な板厚制御ができないという問題があった。
【0014】一方、特公昭61−53127号公報に
は、最終のスタンドの出側に厚み計を設け、この厚み計
で被圧延材の厚みを測定し、この測定値と目標値から偏
差を求め、この偏差を解消するために上流側のスタンド
の各ロールの操作量を係数回路により配分するようにし
た技術が記載されている。しかし、その各スタンドへの
配分出力はすべて同じ時定数で制御されているので、必
ずしも安定した板厚制御方法ではない。この方法によ
り、前段スタンドへ制御出力を配分する場合には、最も
検出遅れの大きな最前段スタンドに合わせた時定数とな
るので、遅れが大きな回路構成となり、高応答な板厚制
御ができないという問題があった。
【0015】また、特開昭57−149015号公報に
は、タンデムミルの板厚制御装置において、中間スタン
ドへ厚み計を設置した場合のフィードバック制御出力
を、その中間スタンドよりも上流側に位置する2つのス
タンドに配分する技術が記載されている。しかし、この
場合にも2つのスタンド分の制御出力が同じ時定数で制
御されてしまうので、前記と同様の問題があった。
【0016】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、圧延バランスを悪化させずに被圧
延材の厚みの偏差を解消するとともに、従来よりも高応
答であって、制御範囲の拡大が図れるようにしたタンデ
ム圧延機の板厚制御方法およびその制御装置を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、請求項1記載の発明によれば、複数のスタンド
の下流側に配置された厚み測定手段で被圧延材の板厚を
測定し、この測定板厚と目標値とから板厚偏差を求め、
この求めた板厚偏差を解消するように前記複数のスタン
ドのロールの速度制御を行うタンデム圧延機の板厚制御
方法において、前記複数のスタンドのうちその1つのス
タンドを基準制御スタンドとするとともに、前記基準制
御スタンドよりも上流側に配置された残余のスタンドの
うちの少なくとも1つのスタンドを上流制御スタンドと
し、前記板厚偏差を解消するような基準制御スタンド用
操作信号を求め、この求めた基準制御スタンド用操作信
号に基づいて前記基準制御スタンドのロールの速度制御
を行い、前記基準制御スタンド用操作信号に基づいて上
流制御スタンド用操作信号を求め、この求めた上流制御
スタンド用操作信号に基づいて前記上流制御スタンドの
ロールの速度制御を行うタンデム圧延機の板厚制御方法
が提供される。
【0018】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のタンデム圧延機の板厚制御方法において、前記上流
制御スタンドのロールの速度制御は、前記基準制御スタ
ンド用操作信号に基づいて操作目標値を求め、この求め
た操作目標値に基づいて少なくともPI動作を行い、か
つ、前記PI動作の際の制御ゲインを、その上流制御ス
タンドの1つ下流側のスタンドから前記厚み測定手段ま
での前記被圧延材の移送時間に応じて変更するようにし
た。
【0019】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
記載のタンデム圧延機の板厚制御方法において、前記上
流制御スタンドのロールの速度制御は、前記上流制御ス
タンド用操作信号に対して前記上流制御スタンドの1つ
下流側のスタンドから前記厚み測定手段までの前記被圧
延材の移送時間に応じた遅れを持たせ、この遅れを持た
せた上流制御スタンド用操作信号に基づいて行うように
した。
【0020】また、本発明では、以下のような対応も提
供される。すなわち、請求項4記載の発明によれば、複
数のスタンドの下流側に配置され被圧延材の板厚を測定
する厚み測定手段と、この厚み測定手段が測定した測定
板厚と目標値との板厚偏差を解消するように前記複数の
スタンドのロールの速度制御を行う制御手段と、を備え
たタンデム圧延機の板厚制御装置において、前記複数の
スタンドのうちその1つのスタンドを基準制御スタンド
にするとともに、前記基準制御スタンドよりも上流側に
配置された残余のスタンドのうちの少なくとも1つのス
タンドを上流制御スタンドとし、前記制御手段は、前記
板厚偏差を解消するような基準制御スタンド用操作信号
を求め、この求めた基準制御スタンド用操作信号に基づ
いて前記基準制御スタンドのロールの速度制御を行う第
1制御手段と、該第1制御手段が求めた前記基準制御ス
タンド用操作信号に基づいて上流制御スタンド用操作信
号を求め、この求めた上流制御スタンド用操作信号に基
づいて前記上流制御スタンドのロールの速度制御を行う
第2制御手段と、を備えたタンデム圧延機の板厚制御装
置が提供される。
【0021】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載のタンデム圧延機の板厚制御装置において、前記第
2制御手段は、前記基準制御スタンド用操作信号に基づ
いて操作目標値を求め、この求めた操作目標値に基づい
て少なくともPI動作を行い、かつ、前記PI動作の際
の制御ゲインを、その上流制御スタンドの1つ下流側の
スタンドから前記厚み測定手段までの前記被圧延材の移
送時間に応じて変更するようにした。
【0022】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載のタンデム圧延機の板厚制御装置において、前記第2
制御手段は、前記上流制御スタンド用操作信号に対して
前記上流制御スタンドの1つ下流側のスタンドから前記
厚み測定手段までの前記被圧延材の移送時間に応じた遅
れを持たせ、この遅れを持たせた上流制御スタンド用操
作信号に基づいて前記上流制御スタンドのロールの速度
制御を行うようにした。
【0023】さらに、請求項7記載の発明では、請求項
4、請求項5、または請求項6記載のタンデム圧延機の
板厚制御装置において、前記第2制御手段の出力信号に
対して前記上流制御スタンドの1つ下流側のスタンドか
ら前記厚み測定手段まで前記被圧延材の移送時間に応じ
た遅れを持たせる遅れ手段を備え、該遅れ手段からの出
力信号を前記第1制御手段の出力側に負帰還させるよう
にした。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、第1、第2及び第3実施形態ともに最終スタン
ドを速度マスターとし、その1つ上流のスタンドを基準
制御スタンドとして、図面を参照しつつ説明する。
【0025】図1は、本発明の第1実施形態の全体の構
成を示すブロック図である。この第1実施形態にかかる
タンデム圧延機は、図1に示すように、その機械的な構
成部分は図4に示す従来装置と同様であり、その制御系
の構成のみが異なる。従って、従来装置と同一の構成要
素には同一符号を付してその説明は適宜省略し、その異
なる制御系の部分の構成について以下に詳述する。
【0026】まず、この第1実施形態における第1スタ
ンドから第5スタンド5の速度制御の概要について説明
する。この第1実施形態においては、速度マスターとす
るスタンドは最終の第5スタンド5とし、第4スタンド
の速度操作は第4スタンド4と第5スタンド5の速度比
を変更し、第4スタンド4よりも上流のスタンドの速度
比は変化しないようにしている。同様に、第3スタンド
3の速度操作は、第3スタンド3と第4スタンド4の速
度比を変更するものであって、それ以外のスタンドの速
度比は変化しないようにしている。第2スタンド2、お
よび第1スタンド1の速度操作についても同様である。
【0027】例えば、第2スタンド2の速度制御につい
て説明すると、第2スタンド2の速度は、キースタンド
とする第5スタンドの速度と連動して加減速するととも
に、第4スタンド用のPIDコントローラ41による第
4スタンドの速度修正比と、第3スタンド用のPIDコ
ントローラ50による第3スタンドの速度修正比とが反
映され、その上で第2スタンド用のPIDコントローラ
49による第2スタンドの速度修正がなされるようにな
っている。
【0028】次に、この第1実施形態の制御系の詳細な
構成について説明する。図1に示すように、最終段の第
5スタンド5の出側には、被圧延材aの板厚を測定し、
その測定値と目標値とから板厚の偏差Δhを生成する厚
み計17が配置されている。この厚み計17で生成され
た板厚偏差Δhは除算器20に入力されるように構成さ
れ、除算器20は、その板厚偏差Δhをあらかじめ設定
されている板厚の設定値(目標値)hで除算して板厚偏
差の比率を求めるようになっている。
【0029】除算器20で求めた板厚偏差の比率は、主
たる板厚制御コントローラであるPIDコントローラ4
1に入力されるようになっている。これは、板厚制御に
よる第4スタンド4の速度変更比と、これによって得ら
れる第5スタンド5の出側における板厚変化比とがほぼ
等しい関係にあるためであり、また、同じ比率である限
りにおいては最終の第5スタンド5を除く第1スタンド
1から第4スタンド4のうちのどのスタンドのワークロ
ールの速度を操作しても最終の第5スタンド5の出側に
表れる板厚変化の比率はほぼ同じであるために、上記の
ように板厚偏差を比率化し、第1スタンド1から第4ス
タンド4の各ワークロール6〜9の速度操作も比率とし
て扱うことで、非常に扱い易くすることができるためで
ある。
【0030】PIDコントローラ41は、移送時間演算
器54によって計算される第5スタンド5から厚み計1
7までの被圧延材aの移送時間t5 によって、制御ゲイ
ンが逐次変更できるようになっている。例えば移送時間
演算器54は、被圧延材aの搬送速度に基づいて上記の
移送時間を計算する。
【0031】具体的には、PIDコントローラ41は、
比例(P)、積分(I)、および微分(D)の制御動作
を行うものであり、その伝達関数は次の(1)式で表さ
れる。
【0032】 G(s)=KP {1+(1/TI s)+TD s}・・・(1) そして、(1)式において、KP は比例ゲインであり、
右辺の{ }内の第1項は比例項、第2項は積分項、第
3項は微分項であり、その比例ゲインKP 、積分ゲイン
I 、および微分ゲインTD は、上記の移送時間t5
よって調整される。
【0033】なお、本発明にかかるPIDコントローラ
は、上記のように微分動作(D動作)を入れても良い
が、D動作を省略した、すなわち、(1)式でTD =0
としたPIコントローラのみとしても良い。
【0034】PIDコントローラ41は、モータ15の
回転を制御することにより、第4スタンド4のワークロ
ール9の速度を操作し、最終の第5スタンド5の出側に
おいて被圧延部材aの厚みを制御するようになってい
る。PIDコントローラ41からの出力信号は、図1に
示すように、第4スタンド4のワークロール9の速度の
操作信号として出力されるとともに、第4スタンド4よ
りも前段の第1スタンド1から第3スタンド3の各ワー
クロール6〜8の速度を制御するために、比率設定器4
2〜44に分配されるようになっている。
【0035】この各比率設定器42〜44からの各出力
信号は、加算器45〜47を経由してPIDコントロー
ラ48〜50に入力されるようになっている。各PID
コントローラ48〜50は、概ね比例動作(P動作)と
積分動作(I動作)を主体とするものであり、対応する
モータ12〜14の回転を制御することにより、第1ス
タンド1から第3スタンド3の各ワークロール6〜8の
速度を制御するようになっている。PIDコントローラ
48〜50の各出力信号は、PIDコントローラ48〜
50の入力側に配置される加算器45〜47に負帰還さ
れるようになっている。
【0036】また、PIDコントローラ48は、移送時
間演算器51よって計算される第2スタンド2から厚み
計17までの被圧延材aの移送時間によって、制御ゲイ
ンが逐次変更できるようになっている。さらに、PID
コントローラ49は、移送時間演算器52よって計算さ
れる第3スタンド3から厚み計17までの被圧延材aの
移送時間によって、制御ゲインが逐次変更できるように
なっている。さらにまた、PIDコントローラ50は、
移送時間演算器53よって計算される第4スタンド4か
ら厚み計17までの被圧延材aの移送時間によって、制
御ゲインが逐次変更できるようになっている。このた
め、第1スタンド1から第3スタンド3のうち前段のス
タンド側ほど移送時間が長くて制御ゲインが小さな値と
なるので、その整定時間は前段のスタンドのPIDコン
トローラほど長くなる。
【0037】さらに、PIDコントローラ48〜50の
各出力信号は、1次遅れ回路55〜57を介して、PI
Dコントローラ41の出力信号を逆方向に補正するよう
に、PIDコントローラ41からの出力側に設けた加算
器58に負帰還されるようになっている。1次遅れ回路
55は、第2スタンド2から厚み計17までの被圧延材
aの移送時間に基づいて自動的に調整される時定数を有
している。また、1次遅れ回路56は、第3スタンド3
から厚み計17までの被圧延材aの移送時間に基づいて
自動的に調整される時定数を有している。さらに、1次
遅れ回路57は、第4スタンド4から厚み計17までの
被圧延材aの移送時間に基づいて自動的に調整される時
定数を有している。
【0038】上述の比率設定器42〜44は、比率設定
器42の配分ゲインをg1、比率設定器43の配分ゲイ
ンをg2、比率設定器44の配分ゲインをg3とし、g
3=g2=g1=0.25と設定すると、第5スタンド
5の出側板厚を目標値に保つための第1スタンド1から
第4スタンド4までの4つの制御出力が均一に配分され
ることになる。一方、g3=0.5、g2=g1=0と
設定すると、制御出力は第4スタンド4の速度変更と第
3スタンド3の速度変更に等分に配分され、それぞれ第
5スタンド5と第4スタンド4の圧下率を同じ分だけ変
更し、第5スタンド5の出側板厚を目標値に保つことが
できる。
【0039】PIDコントローラ48〜50は、主たる
板厚制御コントローラであるPIDコントローラ41の
制御出力に、比率設定器42〜44で設定されている配
分比率を乗じた値を、第1スタンド1から第3スタンド
3の速度制御をする際の制御目標値とするものである。
【0040】次に、このような構成からなる第1実施形
態の動作について説明する。いま、厚み計17は、被圧
延材aの厚みを測定すると、その測定値と目標値とから
板厚偏差Δhを生成し、この板厚偏差Δhを除算器20
に出力する。除算器20は、その板厚偏差Δhをあらか
じめ設定されている目標値の板厚hで除算して板厚偏差
の比率を求め、PIDコントローラ41に出力する。P
IDコントローラ41は、その板厚偏差の比率に応じて
板厚偏差をなくすように、モータ15の速度を制御す
る。また、PIDコントローラ41の制御ゲインは、移
送時間演算器54からの出力信号に応じて逐次変更され
る。なお、第5スタンド5のワークロール10はモータ
16により駆動され、被圧延材aの搬送速度に対応する
一定速度で回転している。
【0041】PIDコントローラ41の出力の一部は、
比率設定器42〜44に入力されると、各比率設定器4
2〜44で予め設定されている比率に応じて、対応する
PIDコントローラ48〜50に配分されて、これが制
御目標値となる。各PIDコントローラ48〜50は、
その各制御目標値に基づき、対応する各ワークロールの
駆動モータ12〜14の速度を制御する。また、各PI
Dコントローラ48〜50の各制御ゲインは、対応する
移送時間演算器51〜53からの出力信号に応じて逐次
変更される。一方、各PIDコントローラ48〜50か
らの出力の一部は、対応する1次遅れ回路55〜57を
介して、PIDコントローラ41の出力側に設けた加算
器58に負帰還される。
【0042】以上説明したように、この第1実施形態に
よれば、被圧延材aの板厚制御の主制御を最も遅れ時間
の短い最終の第5スタンド5に近い第4スタンド4と
し、それよりも前段の第1スタンド1から第3スタンド
3については、各スタンドが有する厚み計17までの被
圧延材aの移送時間を考慮して徐々に変更していくよう
にした。このため、板厚の制御性を損なうことなく、制
御出力を前段のスタンドへも配分し、圧延スケジュール
を大きく乱すことなく安定した圧延ができる。また、従
来に比べて高応答であって、制御範囲が拡大できるとい
う効果もある また、この第1実施形態によれば、PIDコントローラ
48〜50から出力される速度操作量(操作信号)を、
1次遅れ回路55〜57を介してPIDコントローラ4
1の出力側に設けた加算器58に負帰還し、この負帰還
させる速度操作量によりPIDコントローラ41の出力
を逆方向に補正するようにした。このため、第1スタン
ド1から第3スタンド3の速度操作の影響が厚み計17
に到達して板厚偏差として観測される以前に、第4スタ
ンド4への速度操作量を逆方向に減ずることができるの
で、1次遅れ回路55〜57がない場合に比べて良好な
板厚制御性を確保できる。
【0043】なお、第1実施形態における1次遅れ回路
55〜57は、各スタンドから厚み計までの移送時間に
応じた時定数を有するものである。しかし、本発明で
は、かかる回路は、PIDコントローラ48〜50の各
出力信号に対して、各スタンドから厚み計までの移送時
間に応じて調整される遅れを持たせることができれば良
い。
【0044】ここで、請求項4記載に記載の厚み測定手
段は図1の厚み計17が対応し、第1制御手段は同図の
PIDコントローラ41、および移送時間演算器54が
対応する。また、請求項4および請求項5に記載の第2
制御手段は、図1の比較設定器42〜44、加算器45
〜47、PIDコントローラ48〜50、および移送演
算器51〜53が対応する。さらに、請求項7に記載の
遅れ手段は、1次遅れ回路55〜58、および加算器5
8が対応する。
【0045】次に、本発明の第2実施形態について、図
2を参照して説明する。この第2実施形態は、図1にお
ける加算器45〜47、PIDコントローラ48〜50
を、図2に示すように1次遅れ回路61〜63に置き換
えたもので、かつ、この1次遅れ回路61〜63は、対
応する移送時間演算器51〜53から出力される被圧延
材aの各移送時間に応じて自動的に調整される時定数を
有するものとし、これにより、第1実施形態とほぼ同様
の効果を得ることができるようにしたものである。な
お、この第2実施形態は、上記の構成部分を除く他の部
分の構成は第1実施形態の構成と同一であるので、同一
部分については同一符号を付してその説明は省略する。
【0046】次に、このような構成からなる第2実施形
態の動作について、図2を参照して説明する。いま、厚
み計17は、被圧延材aの厚みを測定すると、その測定
値と目標値とから板厚偏差Δhを生成し、この板厚偏差
Δhを除算器20に出力する。除算器20は、その板厚
偏差Δhをあらかじめ設定されている目標値の板厚hで
除算して板厚偏差の比率を求め、PIDコントローラ4
1に出力する。PIDコントローラ41は、その板厚偏
差の比率に応じてその板厚偏差をなくすようにモータ1
5の速度を制御する。また、PIDコントローラ41の
制御ゲインは、移送時間演算器54からの出力信号に応
じて逐次変更される。
【0047】PIDコントローラ41の出力の一部は、
比率設定器42〜44に入力されると、各比率設定器4
2〜44で予め設定されている比率に応じて、対応する
1次遅れ回路61〜63に配分される。各1次遅れ回路
61〜63は、対応する各モータ12〜14の速度を制
御するので、上流制御スタンドである第1スタンド1か
ら第3スタンドの各ワークロールが6〜8速度制御され
る。また、各1次遅れ回路61〜63の各時定数は、対
応する移送時間演算器51〜53からの出力信号に応じ
て逐次変更される。一方、各1次遅れ回路61〜63の
各出力は、対応する1次遅れ回路55〜57を介して、
PIDコントローラ41の出力側に設けた加算器58に
負帰還される。
【0048】なお、第2実施形態における1次遅れ回路
61〜63は、各スタンドから厚み計までの移送時間に
応じて調整される時定数を有するものである。しかし、
本発明では、かかる回路は、比率設定器42〜44の各
出力信号に対して、各スタンドから厚み計までの移送時
間に応じた遅れを持たせることができれば良い。
【0049】ここで、請求項4記載に記載の厚み測定手
段は図2の厚み計17が対応し、第1制御手段は同図の
PIDコントローラ41、および移送時間設定器54が
対応する。また、請求項4および請求項6に記載の第2
制御手段は、図2の比率設定器42〜44、1次遅れ回
路61〜63、および移送演算器51〜53が対応す
る。さらに、請求項7に記載の遅れ手段は、図2の1次
遅れ回路55〜57、および加算器58が対応する。
【0050】次に、本発明の第3実施形態について、図
3を参照して説明する。この第3実施形態は、図1にお
ける1次遅れ回路55〜57と、その出力を加算する加
算器58を省略したものであり、その構成を図3に示
す。この第3実施形態は、上記の構成を省略した点を除
いた他の部分の構成は、第1実施形態の構成と同一であ
るので、同一部分については同一符号を付してその説明
は省略する。
【0051】このような構成からなる第3実施形態で
は、PIDコントローラ41の出力を第1スタンド1か
ら第3スタンド3を制御するPIDコントローラ48〜
50へ配分する結果、第5スタンド5の出側における被
圧延材aの厚みが若干オーバシュートし、これを受けて
主たる板厚制御を行うPIDコントローラ41が制御出
力を反対方向に減じることになる。このため、第1スタ
ンド1から第3スタンド3への出力配分の時定数は、P
IDコントローラ41の時定数に対して十分に大きくと
っておき、第1スタンド1から第3スタンド3の速度操
作の結果が第5スタンド5の出側における被圧延材aの
厚みに急激な変化をもたらさないように配慮する。
【0052】また、この場合には、比率設定器42〜4
4の設定比率は、PIDコントローラ41の制御出力を
1とした場合の前段の第1スタンド1から第3スタンド
3の各分担比率となるので、比率設定器42〜44の各
配分ゲインをg1、g2、g3とし、例えばg3=g2
=g1=1.0と設定した場合に、第5スタンド5の出
側板厚を目標値に保つための制御出力が第1スタンドか
ら第4スタンドに均一に配分されることになる。
【0053】ここで、請求項4記載に記載の厚み測定手
段は図3の厚み計17が対応し、第1制御手段は同図の
PIDコントローラ41、および移送時間設定器54が
対応する。また、請求項4および請求項5に記載の第2
制御手段は、図3の比較設定器42〜44、PIDコン
トローラ48〜50、および移送演算器51〜53が対
応する。
【0054】以上説明した実施形態の他に、本発明は、
基準制御スタンドを第5スタンドとし、速度マスターと
するスタンドを第4スタンドとし、この第4スタンドを
除く第1〜第3スタンドを上流スタンドとした実施形態
にも適用できる。同様に、第3スタンドを速度マスター
とし、第1〜第2スタンドを上流スタンドとした実施形
態にも適用できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項項1および
請求項4記載の発明では、圧延バランスを悪化させずに
被圧延材の厚み偏差を解消できる上に、制御範囲が拡大
できる。
【0056】請求項2、請求項3、請求項5、および請
求項6に記載の発明では、板厚制御性を確保した上で、
被圧延材の厚み偏差を解消するためのスタンドの速度変
更を複数のスタンドに分散できるので、圧延バランスを
悪化させずに被圧延材の厚み偏差を解消できる上に、制
御範囲が拡大できる。
【0057】請求項7記載の発明では、第2制御手段に
よるスタンドの速度操作の影響が厚み測定手段にに到達
して板厚偏差として観測される以前に、第1制御手段に
よるスタンドへの速度操作量を逆方向に減ずることがで
きるので、遅れ手段がない場合に比べて良好な板厚制御
性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第2実施形態の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第3実施形態の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図5】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1スタンド 2 第2スタンド 3 第3スタンド 4 第4スタンド 5 第5スタンド 6〜10 ワークロール 12〜16 モータ 17 厚み計 20 除算器 41、48〜50 PIDコントローラ 42〜44 比率設定器 51〜54 移送時間演算器 55〜57、61〜63 1次遅れ回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21B 37/46 B21B 37/12 BBP

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスタンドの下流側に配置された厚
    み測定手段で被圧延材の板厚を測定し、この測定板厚と
    目標値とから板厚偏差を求め、この求めた板厚偏差を解
    消するように前記複数のスタンドのロールの速度制御を
    行うタンデム圧延機の板厚制御方法において、 前記複数のスタンドのうちその1つのスタンドを基準制
    御スタンドとするとともに、前記基準制御スタンドより
    も上流側に配置された残余のスタンドのうちの少なくと
    も1つのスタンドを上流制御スタンドとし、 前記板厚偏差を解消するような基準制御スタンド用操作
    信号を求め、この求めた基準制御スタンド用操作信号に
    基づいて前記基準制御スタンドのロールの速度制御を行
    い、 前記基準制御スタンド用操作信号に基づいて上流制御ス
    タンド用操作信号を求め、この求めた上流制御スタンド
    用操作信号に基づいて前記上流制御スタンドのロールの
    速度制御を行うことを特徴とするタンデム圧延機の板厚
    制御方法。
  2. 【請求項2】 前記上流制御スタンドのロールの速度制
    御は、前記基準制御スタンド用操作信号に基づいて操作
    目標値を求め、この求めた操作目標値に基づいて少なく
    ともPI動作を行い、かつ、前記PI動作の際の制御ゲ
    インを、その上流制御スタンドの1つ下流側のスタンド
    から前記厚み測定手段までの前記被圧延材の移送時間に
    応じて変更することを特徴とする請求項1記載のタンデ
    ム圧延機の板厚制御方法。
  3. 【請求項3】 前記上流制御スタンドのロールの速度制
    御は、前記上流制御スタンド用操作信号に対して前記上
    流制御スタンドの1つ下流側のスタンドから前記厚み測
    定手段までの前記被圧延材の移送時間に応じた遅れを持
    たせ、この遅れを持たせた上流制御スタンド用操作信号
    に基づいて行うことを特徴とする請求項1記載のタンデ
    ム圧延機の板厚制御方法。
  4. 【請求項4】 複数のスタンドの下流側に配置され被圧
    延材の板厚を測定する厚み測定手段と、この厚み測定手
    段が測定した測定板厚と目標値との板厚偏差を解消する
    ように前記複数のスタンドのロールの速度制御を行う制
    御手段と、を備えたタンデム圧延機の板厚制御装置にお
    いて、 前記複数のスタンドのうちその1つのスタンドを基準制
    御スタンドにするとともに、前記基準制御スタンドより
    も上流側に配置された残余のスタンドのうちの少なくと
    も1つのスタンドを上流制御スタンドとし、 前記制御手段は、前記板厚偏差を解消するような基準制
    御スタンド用操作信号を求め、この求めた基準制御スタ
    ンド用操作信号に基づいて前記基準制御スタンドのロー
    ルの速度制御を行う第1制御手段と、 該第1制御手段が求めた前記基準制御スタンド用操作信
    号に基づいて上流制御スタンド用操作信号を求め、この
    求めた上流制御スタンド用操作信号に基づいて前記上流
    制御スタンドのロールの速度制御を行う第2制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするタンデム圧延機の板厚制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2制御手段は、前記基準制御スタ
    ンド用操作信号に基づいて操作目標値を求め、この求め
    た操作目標値に基づいて少なくともPI動作を行い、か
    つ、前記PI動作の際の制御ゲインを、その上流制御ス
    タンドの1つ下流側のスタンドから前記厚み測定手段ま
    での前記被圧延材の移送時間に応じて変更することを特
    徴とする請求項4記載のタンデム圧延機の板厚制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2制御手段は、前記上流制御スタ
    ンド用操作信号に対して前記上流制御スタンドの1つ下
    流側のスタンドから前記厚み測定手段までの前記被圧延
    材の移送時間に応じた遅れを持たせ、この遅れを持たせ
    た上流制御スタンド用操作信号に基づいて前記上流制御
    スタンドのロールの速度制御を行うことを特徴とする請
    求項4記載のタンデム圧延機の板厚制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第2制御手段の出力信号に対して前
    記上流制御スタンドの1つ下流側のスタンドから前記厚
    み測定手段まで前記被圧延材の移送時間に応じた遅れを
    持たせる遅れ手段を備え、該遅れ手段からの出力信号を
    前記第1制御手段の出力側に負帰還させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項4、請求項5、または請求項6記
    載のタンデム圧延機の板厚制御装置。
JP10067371A 1998-03-17 1998-03-17 タンデム圧延機の板厚制御方法及びその制御装置 Pending JPH11267724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001314A (ja) * 2001-06-22 2003-01-07 Nippon Steel Corp 冷間圧延における板厚制御方法
JP2006272447A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Jfe Steel Kk 板厚制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003001314A (ja) * 2001-06-22 2003-01-07 Nippon Steel Corp 冷間圧延における板厚制御方法
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