JP2000326545A - 荷電粒子通過制御基板及びこれを用いた粉体現像剤噴射式画像形成装置 - Google Patents
荷電粒子通過制御基板及びこれを用いた粉体現像剤噴射式画像形成装置Info
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉体現像剤噴射式画像形成装置の現像剤噴射
貫通孔を備えた隔壁において、ワイヤボンデイング等の
結線のコストを削減し、さらに、表面面積を小さくす
る。 【解決手段】 コントローラからの画像信号と高圧電源
からの高電圧とを受けて、画像信号をパルスに変換し更
にパルスの電圧を増幅して個別電極に印加する高電圧出
力回路部が、個別電極とリード部と共に、隔壁内に一体
に形成されている。上記の隔壁を1ユニットとして、複
数並べて配置し、隔壁部を構成してもよい。
貫通孔を備えた隔壁において、ワイヤボンデイング等の
結線のコストを削減し、さらに、表面面積を小さくす
る。 【解決手段】 コントローラからの画像信号と高圧電源
からの高電圧とを受けて、画像信号をパルスに変換し更
にパルスの電圧を増幅して個別電極に印加する高電圧出
力回路部が、個別電極とリード部と共に、隔壁内に一体
に形成されている。上記の隔壁を1ユニットとして、複
数並べて配置し、隔壁部を構成してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤担持体に担
持されている粉体現像剤を電気的な力により飛翔させて
記録媒体に付着させる、粉体現像剤噴射式画像形成装置
に関するもので、特に、該画像形成装置において利用さ
れる現像剤飛翔制御基板に関する。
持されている粉体現像剤を電気的な力により飛翔させて
記録媒体に付着させる、粉体現像剤噴射式画像形成装置
に関するもので、特に、該画像形成装置において利用さ
れる現像剤飛翔制御基板に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体現像剤噴射式画像形成装置として、
例えば(特開平6−234233号に対応する)米国特
許第5,477,250号に開示されているものがあ
る。この画像形成装置は、荷電性の粉体現像剤を担持し
て回転する現像剤担持ローラと、現像剤担持ローラに所
定の間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤担持ロー
ラ上の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界を形成す
るための電源を有する。現像剤担持ローラと背面電極と
の間には隔壁が配置され、この隔壁と背面電極との間に
記録媒体の通過できる空間が形成されている。隔壁は、
現像剤担持ローラと背面電極との対向する領域に位置す
る部分に、複数の貫通孔が形成されている。また、隔壁
は、各貫通孔の周囲に個別電極を有し、各個別電極がリ
ード部等を介しコントローラに接続されている。
例えば(特開平6−234233号に対応する)米国特
許第5,477,250号に開示されているものがあ
る。この画像形成装置は、荷電性の粉体現像剤を担持し
て回転する現像剤担持ローラと、現像剤担持ローラに所
定の間隔を置いて対向する背面電極と、現像剤担持ロー
ラ上の現像剤を背面電極に向けて付勢する電界を形成す
るための電源を有する。現像剤担持ローラと背面電極と
の間には隔壁が配置され、この隔壁と背面電極との間に
記録媒体の通過できる空間が形成されている。隔壁は、
現像剤担持ローラと背面電極との対向する領域に位置す
る部分に、複数の貫通孔が形成されている。また、隔壁
は、各貫通孔の周囲に個別電極を有し、各個別電極がリ
ード部等を介しコントローラに接続されている。
【0003】この画像形成装置によれば、作成すべき画
像に対応した画像パルスが個別電極に印加される。この
とき、画像パルスは、現像剤担持ローラに保持されてい
る現像剤を背面電極に向けて電気的に付勢する極性を有
する。従って、画像パルスの印加により生じる付勢力
と、現像剤担持ローラと背面電極との間に形成されてい
る電界の付勢力との協力により、画像パルスの印加され
た個別電極に対向する位置にある一群の現像剤が現像剤
担持ローラから分離し、対応する貫通孔を介して、隔壁
と背面電極との間を通過する記録媒体に到達し、この記
録媒体上に現像剤のドットが形成される。そして、該ド
ットの集合により記録媒体上に目的の画像が作成され
る。
像に対応した画像パルスが個別電極に印加される。この
とき、画像パルスは、現像剤担持ローラに保持されてい
る現像剤を背面電極に向けて電気的に付勢する極性を有
する。従って、画像パルスの印加により生じる付勢力
と、現像剤担持ローラと背面電極との間に形成されてい
る電界の付勢力との協力により、画像パルスの印加され
た個別電極に対向する位置にある一群の現像剤が現像剤
担持ローラから分離し、対応する貫通孔を介して、隔壁
と背面電極との間を通過する記録媒体に到達し、この記
録媒体上に現像剤のドットが形成される。そして、該ド
ットの集合により記録媒体上に目的の画像が作成され
る。
【0004】上記のような従来技術の画像形成装置にお
いては、コントローラで作成される画像信号は、例え
ば、0〜数ボルト(V)の低電圧の信号である。実際に
個別電極に印加するパルスは、例えば数百ボルト(V)
の高電圧のパルスでなければならない。低電圧信号を高
電圧パルスにまで変換し増幅するのは、例えば、上記隔
壁の一部に固定されている高電圧出力回路である。
いては、コントローラで作成される画像信号は、例え
ば、0〜数ボルト(V)の低電圧の信号である。実際に
個別電極に印加するパルスは、例えば数百ボルト(V)
の高電圧のパルスでなければならない。低電圧信号を高
電圧パルスにまで変換し増幅するのは、例えば、上記隔
壁の一部に固定されている高電圧出力回路である。
【0005】図6は、上述の従来技術の画像形成装置に
おいて、コントローラ138、個別電極136、高圧電
源142、高電圧出力回路150及び隔壁126の関係
を示すブロック図である。さらに、図7は、上述の従来
技術の画像形成装置における隔壁126及び高電圧出力
回路150の、概略平面図(1)とその側断面図(2)
を示している。但し、平面図(1)においては絶縁コー
ト部148を省いて示してある。図6と図7を参照しつ
つ、コントローラ138、個別電極136、高圧電源1
42、高電圧出力回路150及び隔壁126の関係と動
作を説明する。隔壁126には、複数の貫通孔134が
少なくとも1つの線上に等間隔に形成されている。それ
ら貫通孔134の近傍に個別電極136が配置されてい
る。隔壁126にはさらに、別途製作された高電圧出力
回路150が固定され接着されている。高電圧出力回路
150には、コントローラ138にて生成される画像信
号が入力される。該高電圧出力回路150は該画像信号
をパルス化しさらに高圧電源142の電圧(数百ボル
ト)を利用してそのパルスを増幅し、そしてその増幅し
た画像パルスを出力する。高電圧出力回路150の出力
部はリード部154により個別電極136に繋がれてお
り、よって、個別電極136には画像パルスが印加され
る。
おいて、コントローラ138、個別電極136、高圧電
源142、高電圧出力回路150及び隔壁126の関係
を示すブロック図である。さらに、図7は、上述の従来
技術の画像形成装置における隔壁126及び高電圧出力
回路150の、概略平面図(1)とその側断面図(2)
を示している。但し、平面図(1)においては絶縁コー
ト部148を省いて示してある。図6と図7を参照しつ
つ、コントローラ138、個別電極136、高圧電源1
42、高電圧出力回路150及び隔壁126の関係と動
作を説明する。隔壁126には、複数の貫通孔134が
少なくとも1つの線上に等間隔に形成されている。それ
ら貫通孔134の近傍に個別電極136が配置されてい
る。隔壁126にはさらに、別途製作された高電圧出力
回路150が固定され接着されている。高電圧出力回路
150には、コントローラ138にて生成される画像信
号が入力される。該高電圧出力回路150は該画像信号
をパルス化しさらに高圧電源142の電圧(数百ボル
ト)を利用してそのパルスを増幅し、そしてその増幅し
た画像パルスを出力する。高電圧出力回路150の出力
部はリード部154により個別電極136に繋がれてお
り、よって、個別電極136には画像パルスが印加され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、隔壁1
26と高電圧出力回路150とは別々に製作され、後工
程にて両者が接着される。その接着時に、両者の必要部
位をワイヤボンデイング106等により結線する。この
ような技術を用いて結線作業を行うと、かなり多くのコ
ストが費やされる。さらに、隔壁126においては、別
途製作される高電圧出力回路150との接着及び結線を
行うことを前提として、個別電極136のリード部15
4の回路パターンを形成せねばならず、そうすると一定
以上の表面面積を確保しておかなければならない。
26と高電圧出力回路150とは別々に製作され、後工
程にて両者が接着される。その接着時に、両者の必要部
位をワイヤボンデイング106等により結線する。この
ような技術を用いて結線作業を行うと、かなり多くのコ
ストが費やされる。さらに、隔壁126においては、別
途製作される高電圧出力回路150との接着及び結線を
行うことを前提として、個別電極136のリード部15
4の回路パターンを形成せねばならず、そうすると一定
以上の表面面積を確保しておかなければならない。
【0007】本発明では、上記粉体現像剤噴射式画像形
成装置の上記隔壁、即ち現像剤噴射貫通孔を備えた隔壁
において、ワイヤボンデイング等の結線の作業に費やさ
れるコストを低減させ、さらに、表面面積を小さくする
ことを目的とする。
成装置の上記隔壁、即ち現像剤噴射貫通孔を備えた隔壁
において、ワイヤボンデイング等の結線の作業に費やさ
れるコストを低減させ、さらに、表面面積を小さくする
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず本発明の荷電粒子通
過基板はこのような目的を達成するためになされたもの
で、この荷電粒子通過基板は、個別電極と、その個別電
極の近傍に配置された貫通孔と、一体的に組み込まれた
集積回路部と、集積回路部からの出力を個別電極に繋げ
るリード部とを備え、集積回路部は、外部からの信号と
電源からの電圧とを受けて、該信号をパルスに変換し更
にそのパルスの電圧を増幅して個別電極に印加し、貫通
孔の近傍の電界強度を変化させる機能を有する。
過基板はこのような目的を達成するためになされたもの
で、この荷電粒子通過基板は、個別電極と、その個別電
極の近傍に配置された貫通孔と、一体的に組み込まれた
集積回路部と、集積回路部からの出力を個別電極に繋げ
るリード部とを備え、集積回路部は、外部からの信号と
電源からの電圧とを受けて、該信号をパルスに変換し更
にそのパルスの電圧を増幅して個別電極に印加し、貫通
孔の近傍の電界強度を変化させる機能を有する。
【0009】また本発明の粉体現像剤噴射式画像形成装
置も上記のような目的達成のためになされたもので、貫
通孔を備える基板の貫通孔を介して現像剤を飛翔させる
ことにより記録媒体上に画像を形成する。その粉体現像
剤噴射式画像形成装置において、その基板がさらに、そ
の貫通孔の近傍に配置された個別電極と、一体的に組み
込まれた集積回路部と、集積回路部からの出力を個別電
極に繋げるリード部とを備え、集積回路部は、外部から
の信号と電源からの電圧とを受けて、該信号をパルスに
変換し更にそのパルスの電圧を増幅して個別電極に印加
し、そして、貫通孔の近傍の電界強度を変化させて現像
剤を飛翔させる機能を有する。
置も上記のような目的達成のためになされたもので、貫
通孔を備える基板の貫通孔を介して現像剤を飛翔させる
ことにより記録媒体上に画像を形成する。その粉体現像
剤噴射式画像形成装置において、その基板がさらに、そ
の貫通孔の近傍に配置された個別電極と、一体的に組み
込まれた集積回路部と、集積回路部からの出力を個別電
極に繋げるリード部とを備え、集積回路部は、外部から
の信号と電源からの電圧とを受けて、該信号をパルスに
変換し更にそのパルスの電圧を増幅して個別電極に印加
し、そして、貫通孔の近傍の電界強度を変化させて現像
剤を飛翔させる機能を有する。
【0010】上述の荷電粒子通過基板を、複数並べて配
置して、粉体現像剤噴射式画像形成装置を形成してもよ
い。
置して、粉体現像剤噴射式画像形成装置を形成してもよ
い。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る粉体現像剤噴射式画像形成
装置の現像剤噴射貫通孔を備えた隔壁では、回路パター
ンにおいて不必要な部位を削減することができる。よっ
て、隔壁の全体の大きさを小さくすることができ、更に
は画像形成装置全体の小型化が可能になる。また、従来
技術において必要であったワイヤボンデイング等の結線
の作業が不要になり、低コスト化が可能になる。
装置の現像剤噴射貫通孔を備えた隔壁では、回路パター
ンにおいて不必要な部位を削減することができる。よっ
て、隔壁の全体の大きさを小さくすることができ、更に
は画像形成装置全体の小型化が可能になる。また、従来
技術において必要であったワイヤボンデイング等の結線
の作業が不要になり、低コスト化が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
粉体現像剤噴射式画像形成装置における画像形成部10
の概略構成を示す。画像形成部10は、導電性の材料か
らなる現像剤担持ローラ(現像剤担持体)12を有す
る。現像剤担持ローラ12は矢印14で示す方向に回転
自在に支持されている。また、現像剤担持ローラ12
は、第1のバイアス電源16に接続され、所定の電圧
(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印加で
きるようにしてある。現像剤担持ローラ12の外周には
粉体の現像剤18が担持されており、この現像剤18は
所定の極性(本実施形態では負極)に帯電されている。
の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明に係る
粉体現像剤噴射式画像形成装置における画像形成部10
の概略構成を示す。画像形成部10は、導電性の材料か
らなる現像剤担持ローラ(現像剤担持体)12を有す
る。現像剤担持ローラ12は矢印14で示す方向に回転
自在に支持されている。また、現像剤担持ローラ12
は、第1のバイアス電源16に接続され、所定の電圧
(本実施形態では負極性のバイアス電圧VB1)が印加で
きるようにしてある。現像剤担持ローラ12の外周には
粉体の現像剤18が担持されており、この現像剤18は
所定の極性(本実施形態では負極)に帯電されている。
【0013】現像剤担持ローラ12の下方には、この現
像剤担持ローラ12と所定の間隔をあけて背面電極ロー
ラ(背面電極)20が、現像剤担持ローラ12と平行に
設けてある。背面電極ローラ20は矢印22で示す方向
に回転自在に支持されている。また、背面電極ローラ2
0は第2のバイアス電源24に接続され、所定の電圧
(本実施形態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加で
きるようにしてある。バイアス電圧VB1、VB2の値は、
現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ20との電位差
によってそれらの間に形成される電界により、現像剤担
持ローラ12に担持されている負極帯電現像剤18が背
面電極ローラ20に向けて吸引されるが、その吸引力だ
けでは現像剤18が現像剤担持ローラ12から分離しな
いように調節されている。
像剤担持ローラ12と所定の間隔をあけて背面電極ロー
ラ(背面電極)20が、現像剤担持ローラ12と平行に
設けてある。背面電極ローラ20は矢印22で示す方向
に回転自在に支持されている。また、背面電極ローラ2
0は第2のバイアス電源24に接続され、所定の電圧
(本実施形態では正極性のバイアス電圧VB2)が印加で
きるようにしてある。バイアス電圧VB1、VB2の値は、
現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ20との電位差
によってそれらの間に形成される電界により、現像剤担
持ローラ12に担持されている負極帯電現像剤18が背
面電極ローラ20に向けて吸引されるが、その吸引力だ
けでは現像剤18が現像剤担持ローラ12から分離しな
いように調節されている。
【0014】現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ2
0との間には隔壁26が配置されている。現像剤担持ロ
ーラ12と隔壁26の間隔L1は、現像剤担持ローラ1
2に保持されている現像剤18が隔壁26との接触によ
り掻き取られないように、両者の間に僅かの隙間を設け
るか、または両者の接触圧を最小限に抑えるように設定
する。他方、背面電極ローラ20と隔壁26の間隔L2
は、これらの間を記録媒体28(例えば、紙、樹脂フィ
ルム)が通過できると共に、後に説明するように、この
記録媒体28に付着した現像剤18が隔壁26と接触し
ない程度の空間30が形成されるように設定する。記録
媒体28は、現像剤担持ローラ12の中心軸と垂直な方
向に搬送される。
0との間には隔壁26が配置されている。現像剤担持ロ
ーラ12と隔壁26の間隔L1は、現像剤担持ローラ1
2に保持されている現像剤18が隔壁26との接触によ
り掻き取られないように、両者の間に僅かの隙間を設け
るか、または両者の接触圧を最小限に抑えるように設定
する。他方、背面電極ローラ20と隔壁26の間隔L2
は、これらの間を記録媒体28(例えば、紙、樹脂フィ
ルム)が通過できると共に、後に説明するように、この
記録媒体28に付着した現像剤18が隔壁26と接触し
ない程度の空間30が形成されるように設定する。記録
媒体28は、現像剤担持ローラ12の中心軸と垂直な方
向に搬送される。
【0015】隔壁26は主に非導電性材料からなる薄い
板で、後で説明するように、複数の層を重ねて形成され
ている。また、図1、図2に示すように、隔壁26の一
部、すなわち現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ2
0とが対向する領域(印刷領域32)に含まれる部分に
は、この隔壁26を貫通する複数の孔34が、現像剤担
持ローラ12の中心軸と平行な線上に、所定の間隔をあ
けて形成されている。隔壁26の内部には、まず、各孔
34を囲むようにリング状の個別電極36が設けてあ
る。さらに、隔壁26の内部には、集積回路である高電
圧出力回路部50が設けてある(図3、図4参照)。個
別電極36は隔壁26内のリード部54を介して高電圧
出力回路部50と接続しており、そこからコントローラ
38に接続されている。高電圧出力回路部50はさら
に、数百ボルトの電圧を与え得る高圧電源42と接続し
ている(図3参照)。
板で、後で説明するように、複数の層を重ねて形成され
ている。また、図1、図2に示すように、隔壁26の一
部、すなわち現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ2
0とが対向する領域(印刷領域32)に含まれる部分に
は、この隔壁26を貫通する複数の孔34が、現像剤担
持ローラ12の中心軸と平行な線上に、所定の間隔をあ
けて形成されている。隔壁26の内部には、まず、各孔
34を囲むようにリング状の個別電極36が設けてあ
る。さらに、隔壁26の内部には、集積回路である高電
圧出力回路部50が設けてある(図3、図4参照)。個
別電極36は隔壁26内のリード部54を介して高電圧
出力回路部50と接続しており、そこからコントローラ
38に接続されている。高電圧出力回路部50はさら
に、数百ボルトの電圧を与え得る高圧電源42と接続し
ている(図3参照)。
【0016】図3は、本発明に係る画像形成装置10に
て、コントローラ38(画像信号出力部40)、高圧電
源42及び隔壁26(個別電極36、高電圧出力回路部
50)の関係を示すブロック図である。図3に示すよう
に、コントローラ38は、画像形成装置10で作成する
画像に対応した信号を出力する画像信号出力部40を有
する。この画像信号出力部40から信号が出力される
と、隔壁26内部の高電圧出力回路部50が該信号をパ
ルス化しさらに電源42の高電圧(数百ボルト)を利用
してそのパルスを増幅し、その増幅したパルス52をリ
ード部54を介して個別電極36に印加するようにして
ある。
て、コントローラ38(画像信号出力部40)、高圧電
源42及び隔壁26(個別電極36、高電圧出力回路部
50)の関係を示すブロック図である。図3に示すよう
に、コントローラ38は、画像形成装置10で作成する
画像に対応した信号を出力する画像信号出力部40を有
する。この画像信号出力部40から信号が出力される
と、隔壁26内部の高電圧出力回路部50が該信号をパ
ルス化しさらに電源42の高電圧(数百ボルト)を利用
してそのパルスを増幅し、その増幅したパルス52をリ
ード部54を介して個別電極36に印加するようにして
ある。
【0017】このように構成された画像形成部10の画
像作成動作時、記録媒体28が印刷領域32に運ばれる
と、この記録媒体28と同期を取って、コントローラ3
8から高電圧出力回路部50及びリード部54を介して
個別電極36にパルス52が印加される。このとき印加
されるパルス52は正極性である。
像作成動作時、記録媒体28が印刷領域32に運ばれる
と、この記録媒体28と同期を取って、コントローラ3
8から高電圧出力回路部50及びリード部54を介して
個別電極36にパルス52が印加される。このとき印加
されるパルス52は正極性である。
【0018】その結果、個別電極36とこれに対向する
現像剤担持ローラ12部分との間には、この現像剤担持
ローラ部分に保持されている負極性現像剤18を背面電
極ローラ20に向けて付勢する新たな電界が形成され
る。この新たに形成された電界は、すでに第1と第2の
バイアス電源16、24により現像剤担持ローラ12と
背面電極ローラ20との間に形成されている電界と相俟
って、現像剤担持ローラ12部分に担持されている一群
の現像剤18を現像剤担持ローラ12から分離し、飛翔
させる。
現像剤担持ローラ12部分との間には、この現像剤担持
ローラ部分に保持されている負極性現像剤18を背面電
極ローラ20に向けて付勢する新たな電界が形成され
る。この新たに形成された電界は、すでに第1と第2の
バイアス電源16、24により現像剤担持ローラ12と
背面電極ローラ20との間に形成されている電界と相俟
って、現像剤担持ローラ12部分に担持されている一群
の現像剤18を現像剤担持ローラ12から分離し、飛翔
させる。
【0019】飛翔した現像剤の集団は対応する孔34を
通り、この孔34に対向する記録媒体28部分に付着し
てドットを形成する。なお、記録媒体28に付着した現
像剤は記録媒体28と共に図示しない定着工程に運ば
れ、そこで加熱溶融されて記録媒体28に固定される。
通り、この孔34に対向する記録媒体28部分に付着し
てドットを形成する。なお、記録媒体28に付着した現
像剤は記録媒体28と共に図示しない定着工程に運ば
れ、そこで加熱溶融されて記録媒体28に固定される。
【0020】次に、隔壁26の構造について説明する。
図4は、本発明に係る画像形成装置における隔壁26
の、概略平面図(1)とその側断面図(2)を示してい
る。但し、平面図(1)においては絶縁コート部48を
省いて示してある。
図4は、本発明に係る画像形成装置における隔壁26
の、概略平面図(1)とその側断面図(2)を示してい
る。但し、平面図(1)においては絶縁コート部48を
省いて示してある。
【0021】側断面図(2)に示すように、隔壁26
は、下方からベース層44、回路パターン層46、絶縁
コート層48を重ね合わせて構成されている。ベース層
44は、例えば、シリコン薄板である。
は、下方からベース層44、回路パターン層46、絶縁
コート層48を重ね合わせて構成されている。ベース層
44は、例えば、シリコン薄板である。
【0022】回路パターン層46においては、高電圧出
力回路部50と、個別電極36及びリード部54が、回
路パターンとして展開されている。高電圧出力回路部5
0においては、トランジスタ等の種々の回路の要素によ
り、集積回路が構成されている。また、導電材料を用い
た回路パターンにより、複数の個別電極36及びそのリ
ード部54が構成されている。
力回路部50と、個別電極36及びリード部54が、回
路パターンとして展開されている。高電圧出力回路部5
0においては、トランジスタ等の種々の回路の要素によ
り、集積回路が構成されている。また、導電材料を用い
た回路パターンにより、複数の個別電極36及びそのリ
ード部54が構成されている。
【0023】そして、絶縁コート層48は、例えば、酸
化ケイ素(SiO2)の薄層である。
化ケイ素(SiO2)の薄層である。
【0024】図4(1)(2)が示すように、前に説明
した従来技術(図7)の高電圧出力回路150の機能を
果たす部位は、高電圧出力回路部50として隔壁26内
部にパターン回路として組み込まれている。また、該部
位50は、高電圧出力回路部50の回路パターンの構成
に応じて、適宜、電源42及びコントローラ38と接続
される。このように、個別電極36、リード部54、高
電圧出力回路部50は、隔壁26内部の回路パターン層
46に一体のものとして組み込まれるが、この一体化
は、従来技術である集積回路の製造技術を用いれば容易
に実現できる。
した従来技術(図7)の高電圧出力回路150の機能を
果たす部位は、高電圧出力回路部50として隔壁26内
部にパターン回路として組み込まれている。また、該部
位50は、高電圧出力回路部50の回路パターンの構成
に応じて、適宜、電源42及びコントローラ38と接続
される。このように、個別電極36、リード部54、高
電圧出力回路部50は、隔壁26内部の回路パターン層
46に一体のものとして組み込まれるが、この一体化
は、従来技術である集積回路の製造技術を用いれば容易
に実現できる。
【0025】以上のように、粉体噴射式画像形成装置1
0の粉体噴射貫通孔34を備える隔壁26において、高
電圧出力回路部50を、個別電極36やリード部54と
同様にパターン回路として形成すると、不必要な隔壁2
6の部位を削減して隔壁26の全体の大きさを小さくす
ることができる。また、個別電極34やリード部54と
同時に一体化して形成することにより、従来技術におい
て必要であったワイヤボンデイング6等の結線の作業が
不要になり、低コスト化、及び隔壁26ひいては画像形
成装置10の小型化が、可能になる。
0の粉体噴射貫通孔34を備える隔壁26において、高
電圧出力回路部50を、個別電極36やリード部54と
同様にパターン回路として形成すると、不必要な隔壁2
6の部位を削減して隔壁26の全体の大きさを小さくす
ることができる。また、個別電極34やリード部54と
同時に一体化して形成することにより、従来技術におい
て必要であったワイヤボンデイング6等の結線の作業が
不要になり、低コスト化、及び隔壁26ひいては画像形
成装置10の小型化が、可能になる。
【0026】以上の説明は本発明の一実施形態に関する
ものであって、本発明は種々改変可能である。1つのバ
リエーションとして、図5に示すように図4の隔壁を複
数個並べて利用することもできる。例えば、画像形成装
置10において記録媒体28の面積を大きくしたいのな
らば、それに合わせて貫通孔34の数を増加させねばな
らず隔壁26の面積も大きくしなければならない。しか
し、一枚板状である隔壁26を大きくすることは、技術
的に困難を伴い高コストになることである。そこで、図
5のように比較的小さな隔壁26をユニットとして横一
列に並べることにより、面積の大きな記録媒体28に画
像を形成する装置において用いることができる。この場
合貫通孔34が1つの線上に等間隔で配置されるよう
に、隔壁26のユニットが組み合わされている。
ものであって、本発明は種々改変可能である。1つのバ
リエーションとして、図5に示すように図4の隔壁を複
数個並べて利用することもできる。例えば、画像形成装
置10において記録媒体28の面積を大きくしたいのな
らば、それに合わせて貫通孔34の数を増加させねばな
らず隔壁26の面積も大きくしなければならない。しか
し、一枚板状である隔壁26を大きくすることは、技術
的に困難を伴い高コストになることである。そこで、図
5のように比較的小さな隔壁26をユニットとして横一
列に並べることにより、面積の大きな記録媒体28に画
像を形成する装置において用いることができる。この場
合貫通孔34が1つの線上に等間隔で配置されるよう
に、隔壁26のユニットが組み合わされている。
【0027】現像剤担持ローラ12と背面電極ローラ2
0に印加するバイアス電圧VB1、V B2の極性及び大き
さ、現像剤の極性に関しては、以上に説明した現像剤の
飛翔に悪影響を与えない範囲で変更できる。
0に印加するバイアス電圧VB1、V B2の極性及び大き
さ、現像剤の極性に関しては、以上に説明した現像剤の
飛翔に悪影響を与えない範囲で変更できる。
【0028】さらに、現像剤担持体、背面電極はローラ
に限るものでなく、ベルト、剛性の板であってもよい。
要するに、現像剤担持体は現像剤を担持できる部材であ
ればよく、背面電極は、現像剤担持体と協働して、現像
剤担持体に保持されている現像剤を背面電極に向けて吸
引できることができるものであればよい。
に限るものでなく、ベルト、剛性の板であってもよい。
要するに、現像剤担持体は現像剤を担持できる部材であ
ればよく、背面電極は、現像剤担持体と協働して、現像
剤担持体に保持されている現像剤を背面電極に向けて吸
引できることができるものであればよい。
【0029】さらにまた、隔壁26に形成する孔は複数
列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっても
よい。
列設けてもよいし、その配置形態は千鳥状態であっても
よい。
【図1】 本発明に係る画像形成装置の画像形成部を模
式的に表した断面図。
式的に表した断面図。
【図2】 隔壁に形成した孔の配置を示す平面図。
【図3】 本発明に係る画像形成装置にて、コントロー
ラ(画像信号出力部)、高圧電源及び隔壁(個別電極、
高電圧出力回路部)の関係を示すブロック図。
ラ(画像信号出力部)、高圧電源及び隔壁(個別電極、
高電圧出力回路部)の関係を示すブロック図。
【図4】 本発明に係る画像形成装置における隔壁の、
概略平面図(1)とその側断面図(2)。
概略平面図(1)とその側断面図(2)。
【図5】 本発明に係る画像形成装置の隔壁の、別の好
ましい実施形態。
ましい実施形態。
【図6】 従来技術の画像形成装置にて、コントロー
ラ、個別電極、高圧電源、高電圧出力回路及び隔壁の関
係を示すブロック図。
ラ、個別電極、高圧電源、高電圧出力回路及び隔壁の関
係を示すブロック図。
【図7】 従来技術の画像形成装置における隔壁及び高
電圧出力回路の、概略平面図(1)とその側断面図
(2)。
電圧出力回路の、概略平面図(1)とその側断面図
(2)。
10:画像形成部、12:現像剤担持ローラ(現像剤担
持体)、16:第1のバイアス電源、18:現像剤、2
0:背面電極ローラ(背面電極)、24:第2のバイア
ス電源、26:隔壁、28:記録媒体、34:孔、3
6:個別電極、38:コントローラ、40:画像信号出
力部、42:電源、44:ベース層、46:回路パター
ン層、48:絶縁コート層、50:高電圧出力回路部、
52:画像パルス、54:リード部。
持体)、16:第1のバイアス電源、18:現像剤、2
0:背面電極ローラ(背面電極)、24:第2のバイア
ス電源、26:隔壁、28:記録媒体、34:孔、3
6:個別電極、38:コントローラ、40:画像信号出
力部、42:電源、44:ベース層、46:回路パター
ン層、48:絶縁コート層、50:高電圧出力回路部、
52:画像パルス、54:リード部。
Claims (3)
- 【請求項1】 個別電極と、 その個別電極の近傍に配置された貫通孔と、 一体的に組み込まれた集積回路部と、 集積回路部からの出力を個別電極に繋げるリード部とを
備え、 集積回路部は、外部からの信号と電源からの電圧とを受
けて、該信号をパルスに変換し更にそのパルスの電圧を
増幅して個別電極に印加し、貫通孔の近傍の電界強度を
変化させる機能を有する、荷電粒子通過基板。 - 【請求項2】 貫通孔を備える基板の貫通孔を介して現
像剤を飛翔させることにより記録媒体上に画像を形成す
る粉体現像剤噴射式画像形成装置において、 その基板がさらに、 その貫通孔の近傍に配置された個別電極と、 一体的に組み込まれた集積回路部と、 集積回路部からの出力を個別電極に繋げるリード部とを
備え、 集積回路部は、外部からの信号と電源からの電圧とを受
けて、該信号をパルスに変換し更にそのパルスの電圧を
増幅して個別電極に印加し、そして、貫通孔の近傍の電
界強度を変化させて現像剤を飛翔させる機能を有する、
粉体現像剤噴射式画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1の荷電粒子通過基板を、複数並
べて配置することを特徴とする粉体現像剤噴射式画像形
成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14329699A JP2000326545A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 荷電粒子通過制御基板及びこれを用いた粉体現像剤噴射式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14329699A JP2000326545A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 荷電粒子通過制御基板及びこれを用いた粉体現像剤噴射式画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326545A true JP2000326545A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15335452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14329699A Pending JP2000326545A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 荷電粒子通過制御基板及びこれを用いた粉体現像剤噴射式画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326545A (ja) |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP14329699A patent/JP2000326545A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |