JP2000328228A - 真空成膜システム - Google Patents

真空成膜システム

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JP2000328228A
JP2000328228A JP11141526A JP14152699A JP2000328228A JP 2000328228 A JP2000328228 A JP 2000328228A JP 11141526 A JP11141526 A JP 11141526A JP 14152699 A JP14152699 A JP 14152699A JP 2000328228 A JP2000328228 A JP 2000328228A
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vacuum film
cleaning
vacuum
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JP11141526A
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Keiji Kato
圭司 加藤
Isao Tokomoto
勲 床本
Yasuhiro Koizumi
康浩 小泉
Asako Yamaguchi
朝子 山口
Shiro Takigawa
志朗 瀧川
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの洗浄等の前処理から真空成膜装置に
よって成膜を完了するまでの工程を、一連の工程として
処理することができる真空成膜システムを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 真空成膜システムを洗浄手段2と活性化
手段3と真空成膜装置4とによって構成する。ワーク7
は、真空成膜装置4によって薄膜が成膜されるが、前処
理として、洗浄手段2による洗浄と、活性化手段3によ
る活性化処理とが行われる。洗浄手段2は、密閉空間で
ある洗浄容器2a内でワーク7を乾燥状態で洗浄するこ
とができる。活性化手段3は、密閉空間である活性化容
器3a内でワーク7を活性化することができる。そし
て、洗浄手段2によって洗浄されたワーク7の活性化手
段3への設置は、ワーク7を乾燥状態に保つことのでき
る11内の密閉空間を介して行われる。また、活性化手
段2によって活性化されたワーク7の真空成膜装置4へ
の設置は、真空雰囲気とされ得る12内の密閉空間を介
して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空成膜装置を
含んでなる、ワークに薄膜を成膜するための真空成膜シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体被膜や金属被膜等の各
種の薄膜が、真空成膜装置を用いて成膜されるところで
ある。この真空成膜装置は、そのチャンバの内部にワー
クを設置し、該設置されたワークに対して薄膜を成膜で
きるようにされている。
【0003】この真空成膜装置には薄膜の成膜の仕方に
よって各種の装置があるが、チャンバ内に設置されたワ
ークに対して蒸着やイオンプレーティング等の処理が施
され、ワークの表面に目的の薄膜が成膜されることにな
る。
【0004】ところで、上記真空成膜装置によりワーク
上に順次に膜を成長させて成膜するにあたり、ワークの
表面にオイル分や微粉塵等が付着していると、緻密な膜
に成膜することができない。そのため、一般に、真空成
膜装置による成膜に先がけて、ワークの洗浄処理等の前
処理が行われる。そして、前処理として、例えば超音波
洗浄装置によってワークを洗浄することが行われる。そ
して、かかる洗浄が行われた後に、以上に説明したよう
に真空成膜装置によってワークの表面に成膜されること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記超音波洗
浄装置等によるワークの洗浄は、液状の洗浄剤等を用い
て行われていた。そのため、洗浄されたワークを乾燥装
置により乾燥させる必要があった。また、このようなワ
ークの洗浄から真空成膜装置にワークを設置するまでの
工程における、各装置間でのワークの受け渡しは人手を
介して行われていた。
【0006】従って、ワークに対する洗浄から成膜を完
了するまでの工程は、多くの装置や人手を必要とする煩
雑な工程となっていた。
【0007】そこで、本発明は、上記ワークの洗浄等の
処理から真空成膜装置によって成膜を完了するまでの工
程を一連の工程として処理することができるとともに、
結露も含めてワークが湿ることを防ぐことができ、ま
た、よりコンパクトにされた真空成膜システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、密閉空間においてワークを乾燥状態で洗
浄することができる洗浄手段と、チャンバ内に前記洗浄
されたワークを設置し、該ワークに薄膜を形成する真空
成膜装置と、を有し、前記洗浄手段によって洗浄された
ワークの前記真空成膜装置のチャンバへの設置が、真空
雰囲気を介して行われることを特徴とする真空成膜シス
テムである(請求項1)。
【0009】この真空成膜システムによると、上記真空
成膜装置によってワークに対する薄膜の成膜が行われる
が、該成膜の前処理として、上記洗浄手段によるワーク
の洗浄が行われる。即ち、ワークの表面に付着している
微粉塵等が洗浄され除去される。そして、この洗浄手段
によるワークの洗浄は、密閉空間に設置されたワークを
乾燥状態として行われる。そして、この洗浄がなされた
ワークは、真空雰囲気を介して上記真空成膜装置のチャ
ンバ内に設置され、その表面に薄膜が成膜される。
【0010】この真空成膜システムによると、上記洗浄
手段によるワークの洗浄が液状の洗浄剤を用いることな
く行われる。また、ワークを乾燥状態とでき、ワークに
結露を生ずることもない。これにより、ワークを洗浄し
た後に乾燥させる必要がない。従って、ワークを乾燥さ
せるための乾燥装置等が不要となり、真空成膜システム
をコンパクトな構成とすることができる。
【0011】また、洗浄手段による洗浄から真空成膜装
置に設置されるまでのワークに対する処理について、密
閉空間中で行われることから、ワークを洗浄した後に再
度汚塵を被る等がない。これにより、前処理である洗浄
処理から成膜の終了までを密閉空間中における一連の工
程として処理することができ、人手による作業を必要と
することがない。
【0012】また、本発明にかかる真空成膜システム
を、ワークを密閉空間に設置して活性化する活性化手段
と、チャンバ内に前記活性化されたワークを設置し、該
ワークに薄膜を形成する真空成膜装置と、を有し、前記
活性化手段によって活性化されたワークの前記真空成膜
装置のチャンバへの設置が、真空雰囲気を介して行われ
る構成とすることもできる(請求項2)。
【0013】この真空成膜システムによると、真空成膜
装置によってワークに対する薄膜の成膜が行われるが、
該成膜の前処理として、上記活性化手段によるワークの
活性化処理が行われる。そして、活性化手段によるワー
クの活性化は、ワークを密閉空間に設置して行われる。
そして、この活性化されたワークは、真空雰囲気を介し
て上記真空成膜装置のチャンバ内に設置され、その表面
に薄膜が成膜される。
【0014】この真空成膜システムについても、ワーク
の活性化から真空成膜装置に設置されるまでのワークに
対する処理について、密閉空間中で行われる。これによ
り、前処理である活性化処理から成膜の終了までを密閉
空間中における一連の工程として処理することができ、
人手による作業を必要とすることがない。
【0015】そして、かかる活性化手段を有する真空成
膜システムについて、密閉空間においてワークを乾燥状
態で洗浄することができる洗浄手段をさらに備え、該洗
浄手段によって洗浄されたワークが、少なくともワーク
を乾燥状態とできる密閉空間を介して前記活性化手段の
密閉空間に設置されるように構成することもできる(請
求項3)。
【0016】この真空成膜システムについても、前処理
であるワークの洗浄から真空成膜装置に設置されるまで
のワークに対する各処理について、密閉空間中における
一連の工程として処理することができる。
【0017】そして、洗浄されたワークの活性化手段の
密閉空間への設置が、少なくともワークを乾燥状態とで
きる密閉空間、例えば、真空雰囲気とすることによって
乾燥状態とできる密閉空間を介して行われるので、ワー
クを活性化手段の密閉空間に設置するにあたって、ワー
クを乾燥状態に保つことができる。
【0018】そして、前記活性化手段について、ワーク
に紫外線を照射してワークを活性化するようにすること
ができる(請求項4)。これにより、光を照射するとい
う比較的に簡便な方法によって、ワークを活性化するこ
とができる。
【0019】また、ワークに荷電粒子を照射してワーク
を活性化するようにすることもできる(請求項5)。こ
の荷電粒子を照射してワークを活性化する具体例とし
て、ワークにプラズマを作用させる、いわゆるプラズマ
洗浄と呼ばれる活性化処理がある。
【0020】また、前記活性化手段によるワークの活性
化を、前記真空成膜装置のチャンバ内で行うようにする
こともできる(請求項6)。これにより、ワークに対す
る活性化処理を行うための装置を特に設けることなく、
真空成膜装置のチャンバ内でワークを活性化することも
でき、システムをよりコンパクトにすることができる。
【0021】特に、前記荷電粒子の照射によりワークを
活性化する場合について(請求項5)、真空成膜装置が
チャンバ内に荷電粒子群を生成させる種類のものである
場合には、真空成膜装置が本来有する機能をワークの活
性化に用いることも可能であるので、システムの構成を
よりコンパクトにすることができる。
【0022】また、前記洗浄手段によるワークの洗浄
を、昇華性又は蒸発性を有する冷却ブラスト材をワーク
に噴射してするようにできる(請求項7)。これによ
り、冷却ブラスト材がワークに照射されると、ワークの
表面に付着している不要な異物は、ブラスト材の物理的
衝撃及び異物の急激な冷却による母材との熱膨張差によ
って破砕され且つ母材表面から剥がされる。また、前記
異物は、噴射による風圧やブラスト材の昇華又は蒸発に
よる急激な体積膨張によって吹き飛ばされる。このよう
にして、ワークの表面の異物が洗浄され除去される。一
方、冷却ブラスト材は、その前記昇華性又は蒸発性によ
り、ワークとの衝突によって昇華又は蒸発するので、ワ
ークの乾燥状態を妨げることがない。
【0023】ここで、冷却ブラスト材の好適な例とし
て、ドライアイスを挙げることができる。また、その
他、アルゴン粒子群等、過冷却されて粒子状となった昇
華性又は蒸発性を有する固体を挙げることができる。ま
た、固体以外であっても、冷却された気体であってもよ
い。
【0024】また、前記冷却ブラスト材によるワークの
洗浄を、真空雰囲気下で行うこともできる(請求項
8)。これにより、ワークの乾燥状態をより高めること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1乃至図3に基づいて説明する。
【0026】図1(a)は、本発明の一実施形態である
真空成膜システム1を概略的に示すブロック図である。
また、図1(b)は、図1(a)の各工程におけるワー
クに対する処理の概略を示す図である。
【0027】真空成膜システム1によるワーク7に対す
る各処理は、一つのドーム6に多数のワーク7を設置し
て固定し、このワーク7が設置されたドーム6を搬送コ
ンベア101による搬送を介して、各装置に順次に設置
することによって行われる。
【0028】ドーム6は、一定厚さの湾曲面に形成され
ており、その湾曲面の各所定の位置にワーク7が固定さ
れ設置されるようにされている。そして、ワーク7は、
その成膜される部分がドーム6の内面側となるように、
ドーム6に設置される。また、ワーク7には、ミラーの
鏡面部分が成膜されるミラー用基板等、各種の被成膜対
象が含まれる。
【0029】図1において、2は洗浄装置である。この
洗浄装置2は、真空成膜装置4によってワーク7に成膜
するための前処理として、ワーク7の表面に付着してい
る油分や微粉塵、離型材、研磨材等を洗浄して除去する
ためのものである。即ち、後のワーク7への成膜におい
て、ワーク7表面への膜の付着をより強固にし、より緻
密な膜に成膜できるようにするため、洗浄装置2によっ
てワーク7の洗浄処理が行われる。
【0030】この洗浄装置2は、洗浄される対象にブラ
スト材を噴射して洗浄する(以下、「ブラスト洗浄」と
いう)ブラスト装置により構成されている。洗浄装置2
は、内部が密閉空間とされ、該密閉空間においてブラス
ト洗浄が行われる洗浄容器2aを有している。
【0031】そして、この洗浄容器2aの内部の上部
に、前記ドーム6が設置されるようにされている。そし
て、洗浄容器2aの内部において、ドーム6の内面側の
ワーク7に向かって、噴射ノズル8より冷却ブラスト材
が噴射されるようにされている。この洗浄装置2にあっ
ては、冷却ブラスト材としてドライアイスの粒子が用い
られる。そして、この洗浄装置2によれば、噴射された
ドライアイスの粒子は、ワーク7の表面に衝突すると速
やかに二酸化炭素に昇華する。これにより、従来の超音
波洗浄器によりワークを洗浄する場合のような液状の洗
浄剤によってワークを湿らせるということがなく、ワー
ク7を乾燥状態に保ち易い。
【0032】また、冷却ブラスト材として、低温の二酸
化炭素ガス自体を噴射するのであってもよい。
【0033】また、洗浄装置2は、洗浄容器2aの内部
を真空雰囲気とできるのが好ましい。即ち、洗浄容器2
aの内部を大気圧に比べて低圧とすることにより、洗浄
容器2a内部の乾燥状態をより高めることができるから
である。これにより、ドライアイスの粒子が照射される
ことによってワークが低温とされても、ワークへの結露
が防がれる。また、かかる洗浄容器2aの真空雰囲気と
して、洗浄容器2a内部を低圧の窒素ガスで満たすよう
にするのであってもよい。
【0034】また、ワーク7を乾燥状態に保ち得るので
あれば、洗浄容器2a内部を真空雰囲気とすること以外
によるのであっても構わない。例えば、噴射ノズル8か
らのブラスト粒子の噴射を、乾燥エアーによって噴射さ
せるようにするのであってもよい。また、噴射ノズル8
よりブラスト粒子を噴射しつつ、噴射ノズル8とは別系
統で温かい空気をワーク7に向かって供給するようにし
てもよい。
【0035】次に、3は活性化装置である。この活性化
装置3は、真空成膜装置4によりワーク7に成膜するた
めの前処理として、ワーク7の表面を活性化処理するた
めのものである。即ち、活性化処理を施すことにより、
後のワーク7への成膜において、より緻密な膜に形成す
ることができる。この活性化装置3は、内部が密閉空間
とされ、該密閉空間において活性化処理が行われる活性
化容器3aを有している。そして、この活性化容器3a
の内部における上部に、ワーク7が固定された前記ドー
ム6が設置されるようになっている。
【0036】そして、この活性化装置3にあっては、紫
外線(UV)照射装置9が配設されており、ドーム6の
内面側のワーク7に向かって紫外線が照射されるように
されている。また、この活性化装置3は、荷電粒子であ
るイオンを照射してワークを活性化するものであっても
よく、例えば、活性化容器3a内にプラズマを発生させ
該プラズマ中のイオンをワークに照射するようにしたも
のであってもよい。
【0037】この活性化装置3は、活性化容器3aの内
部を真空雰囲気とできるのが好ましい。これにより、活
性化容器3aの内部の乾燥状態をより高め、ワークの乾
燥状態をより高めることができるからである。
【0038】また、図1において、4は真空成膜装置で
ある。この真空成膜装置4は、内部でワークへの成膜が
行われるチャンバ4aを有している。そして、チャンバ
4aの上部にドーム6を設置し、該設置されたドーム6
の内面側のワーク7に薄膜が成膜される。この真空成膜
装置4には、イオンプレーティング装置や真空蒸着装置
等、ワークへの成膜が可能な各種の真空成膜装置を用い
ることができる。特に、真空成膜装置4として、例えば
特公平1−48347号公報に記載される無ガスイオン
プレーティング装置を用いると、以下の点でより好まし
い。即ち、より緻密な薄膜をワークに成膜することがで
き、また、成膜される過程におけるワークの著しい温度
上昇を招かないことから、ワーク7がプラスチック等の
耐熱性の高くない材質からなるものであっても問題ない
という利点がある。
【0039】また、洗浄装置2、活性化装置3、真空成
膜装置4は、各々について、ドーム6を受け入れ又は送
り出すことができるように、各容器やチャンバに開閉可
能な開閉機構が設けられている。そして、この開閉機構
を通じて上記各装置間でドーム6の受け渡しを行えるよ
うにされている。
【0040】また、真空成膜装置4によるワーク7への
成膜が終了すると、ドーム6はチャンバ4aより搬出さ
れるが、ドーム6に設置されていた各ワーク7はドーム
6より取り外されて運び出される。一方、ドーム6は再
度前処理工程へと戻されてワーク7が設置され、以上に
説明した各装置間を搬送される。
【0041】また、図1において、11は洗浄装置2と
活性化装置3との間に設けられた連結部であり、12は
活性化装置3と真空成膜装置4との間に設けられた連結
部である。この連結部11、12は、その内部を排気し
て真空雰囲気とできるようにされており、前記真空成膜
装置のチャンバ4aや洗浄容器2a、活性化容器3aに
対して、著しい圧力差の生じることを防ぎ得るようにさ
れている。なお、連結部11については、活性化容器3
aの内部が真空雰囲気とされない場合には、少なくとも
乾燥状態にされていればよい。
【0042】また、図1に示される真空成膜システムに
あっては、洗浄装置2によるワーク7の洗浄処理が終了
すると、ドーム6は搬送コンベア101により自動的に
活性化装置3に搬送されるようになっている。また、活
性化装置3によるワークの活性化処理が終了すると、ド
ーム6は搬送コンベア101により自動的に真空成膜装
置4に搬送されるようになっている。
【0043】次に、本発明の他の実施形態について、図
2に基づいて説明する。
【0044】図2は、本発明の他の実施形態である真空
成膜システム15を示している。
【0045】この真空成膜システム15は、前記洗浄装
置2と真空成膜装置4とによって構成されている。即
ち、この真空成膜システム15は、前記真空成膜システ
ム1に備わる活性化装置3を備えていない。ワーク7に
成膜しようとする薄膜の品質において、ワークを活性化
する必要がなく洗浄すれば十分である場合がある。この
場合には、活性化装置3は必要ないので、前記洗浄装置
2と真空成膜装置4とにより、システムをよりコンパク
トな構成とすることができる。
【0046】さらに、本発明のさらに異なる実施形態に
ついて、図3に基づいて説明する。
【0047】図3は、本発明のさらに異なる実施形態で
ある真空成膜システム16を示している。真空成膜シス
テム16は、前記活性化装置3と真空成膜装置4とによ
って構成されている。この真空成膜システム16にあっ
ては、前記洗浄装置2を備えていない。ワークによって
は洗浄処理をする必要がないが、活性化処理したい場合
がある。このような場合に、活性化装置3と真空成膜装
置4とにより、システムをよりコンパクトな構成とする
ことができる。
【0048】なお、以上の説明では、ワークの活性化処
理を行う例について、真空成膜装置と活性化装置とを別
体に設ける例により説明したが、真空成膜装置のチャン
バ内に活性化するための活性化手段を設けるのであって
も構わない。即ち、真空成膜装置のチャンバ内に紫外線
照射装置を設け、成膜を行う前にワークに紫外線を照射
して活性化するようにしてもよい。また、真空成膜装置
がイオンプレーティング装置のようにチャンバ内にイオ
ンを生成させ得る装置である場合には、本来の成膜を行
う前に、チャンバ内にワークを設置しイオンを照射して
活性化するのであってもよい。このように、真空成膜装
置のチャンバ内に活性化手段を組み込み、又は真空成膜
装置が本来有する機能を用いて活性化処理を行うように
すると、真空成膜システムをよりコンパクトな構成とす
ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の真空成膜
システムは、ワークを洗浄する等の前処理から真空成膜
装置により成膜を終了するまでを、密閉空間中における
一連の工程として処理することができ、人手による作業
を必要としないという効果を奏する。そして、ワークの
洗浄について、ワークを乾燥状態に保ってできることに
より、結露も含めてワークが湿ることを防ぐことができ
るので、乾燥装置を不要にできる。このように、真空成
膜システムをよりコンパクトにできるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)真空成膜システムの一の実施の形態を示
す図である。 (b)真空成膜システムの各装置による処理の概略を示
す図である。
【図2】真空成膜システムの他の実施の形態を示す図で
ある。
【図3】真空成膜システムのさらに異なる実施の形態を
示す図である。
【符号の説明】
1 真空成膜システム 2 洗浄装置(ブラスト装置) 2a 洗浄容器 3 活性化装置 3a 活性化容器 4 真空成膜装置 4a チャンバ 6 ドーム 7 ワーク 8 噴射ノズル 9 紫外線照射装置 11、12 連結部 15 真空成膜システム 16 真空成膜システム 101 搬送コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 康浩 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発センタ内 (72)発明者 山口 朝子 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発センタ内 (72)発明者 瀧川 志朗 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発センタ内 Fターム(参考) 4K029 FA04 FA05 FA06 KA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉空間においてワークを乾燥状態で洗
    浄することができる洗浄手段と、 チャンバ内に前記洗浄されたワークを設置し、該ワーク
    に薄膜を形成する真空成膜装置と、を有し、 前記洗浄手段によって洗浄されたワークの前記真空成膜
    装置のチャンバへの設置が、真空雰囲気を介して行われ
    ることを特徴とする真空成膜システム。
  2. 【請求項2】 ワークを密閉空間に設置して活性化する
    活性化手段と、 チャンバ内に前記活性化されたワークを設置し、該ワー
    クに薄膜を形成する真空成膜装置と、を有し、 前記活性化手段によって活性化されたワークの前記真空
    成膜装置のチャンバへの設置が、真空雰囲気を介して行
    われることを特徴とする真空成膜システム。
  3. 【請求項3】 密閉空間においてワークを乾燥状態で洗
    浄することができる洗浄手段をさらに備え、 該洗浄手段によって洗浄されたワークが、少なくともワ
    ークを乾燥状態とできる密閉空間を介して前記活性化手
    段の密閉空間に設置されることを特徴とする請求項2に
    記載の真空成膜システム。
  4. 【請求項4】 前記活性化手段は、ワークに紫外線を照
    射してワークを活性化することを特徴とする請求項2又
    は3に記載の真空成膜システム。
  5. 【請求項5】 前記活性化手段は、ワークに荷電粒子を
    照射してワークを活性化することを特徴とする請求項2
    又は3に記載の真空成膜システム。
  6. 【請求項6】 前記活性化手段によるワークの活性化
    が、前記真空成膜装置のチャンバ内で行われることを特
    徴とする請求項4又は5に記載の真空成膜システム。
  7. 【請求項7】 前記洗浄手段によるワークの洗浄が、昇
    華性又は蒸発性を有する冷却ブラスト材をワークに噴射
    してすることを特徴とする請求項1、3、4、5、6の
    いずれかに記載の真空成膜システム。
  8. 【請求項8】 前記冷却ブラスト材によるワークの洗浄
    が、真空雰囲気下で行われることを特徴とする請求項7
    に記載の真空成膜システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101718094B1 (ko) * 2016-12-22 2017-03-20 임창영 화장품용기 진공증착장치
CN114592171A (zh) * 2022-01-21 2022-06-07 杭州启俄微纳科技有限公司 一种镀膜机

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