JP2000328708A - 屋根構造 - Google Patents

屋根構造

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JP2000328708A
JP2000328708A JP11137462A JP13746299A JP2000328708A JP 2000328708 A JP2000328708 A JP 2000328708A JP 11137462 A JP11137462 A JP 11137462A JP 13746299 A JP13746299 A JP 13746299A JP 2000328708 A JP2000328708 A JP 2000328708A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の支持強度を常に確保できると共に、屋根
部の装着位置を下階居室の壁パネル上端面に近接させて
配置できる屋根構造を提供する。 【解決手段】隅部に柱材24,24を配して略箱状を呈
する居室ユニット25,25上部に、所定勾配を持たせ
て平板状の屋根パネル部材58〜69を装着して勾配を
有する屋根部32を形成する屋根構造である。屋根部3
2の底面に略水平方向に沿って並設される金属製梁部材
42,42の端縁から側方に突設する水平板状金属片部
50,50を設け、水平板状金属片部50には、柱材2
4の頭頂部24aから上方へ向けて立設された取付ボル
ト24bを挿通する取付孔51が設けられている。端縁
42aの鉛直面と、水平板状金属片部50との間を一体
に連結する鉛直補強スチフナー部52,52を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に、勾配屋根
パネル部材を有する屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の屋根構造としては、例え
ば、図11及び図12に示すような勾配屋根を有するユ
ニット建物の構造が知られている(特開平8−1080
号公報参照)。
【0003】このような建物1では、略箱状を呈する複
数の居室ユニット2…によって、下階居室部3が形成さ
れている。この居室部3の上部には、屋根部4を構成す
る複数の屋根ユニット5…及び6…が載置されている。
【0004】このうち、屋根ユニット5は、建物1略中
央の棟に沿って延設されて上部5aが、略中央棟部を上
方に突設する山型形状を呈する様に形成されている。
【0005】また、前記屋根ユニット6は、図12に示
すように、前記屋根部3の床部を構成する底面板部7を
下面側に装着して前記建物1の軒側に載置されるように
構成されている。この屋根ユニット6の上部6aは、前
記屋根ユニット5の上部の山型勾配に沿わせて、妻板6
b,6bを略三角形形状とすることにより、斜めに切り
欠かれて、前記屋根パネル部材8…を傾斜させて配置す
るように構成されている。
【0006】次に、この従来の屋根構造の作用について
説明する。
【0007】このように構成された従来の屋根構造で
は、前記居室部3の上部中央の棟に沿って前記屋根ユニ
ット5…が載置されると共に、前記屋根ユニット6…
が、軒側に沿って並べられて載置される。
【0008】次に、これらの各屋根ユニット5,6の上
部に、傾斜勾配に沿わせて複数の平板状の屋根パネル部
材が装着されて、切り妻形状の屋根部4が構成される。
【0009】また、他の従来の屋根構造としては、図1
3に示すような特開平10−110499号公報に記載
されているようなものが知られている。
【0010】まず、構成を説明すると、この屋根構造で
は、居室ユニット9には、耐力壁としての妻壁パネル1
0が、直交配置される桁側壁パネル11と共に、図示省
略の下階床パネルに立設されて上部を開放した略ボック
ス状に形成されている。
【0011】この居室ユニット9の上部には、平板面形
状の構造パネル12が、略水平に装着されて、屋根裏1
2の床部を構成している。この構造パネル12は、複数
の根太13が所定間隔をおいて並設されている。
【0012】この根太13の端部13aには、軒先延設
方向(図中紙面前後方向)に沿う端根太14が、櫛歯状
に加工されて組み合わされ、直交する様に配設されてい
る。これらの根太13及び端根太14の下面側には、石
膏ボード15が固着されると共に、上面側には構造用合
板16が固着されている。
【0013】また、前記端部13a,13a間には、水
平面状構造材18が隙間無く配置されて、前記根太13
及び端根太14に釘20等を用いて固着されている。こ
の端部13a,13aの上面には、切欠部13b,13
bが各々形成されて、所定の勾配を有する屋根パネル部
材17が当接されて載置される。
【0014】更に、この屋根パネル部材17は、スクリ
ュウネイル21によって前記端部13a又は水平面状構
造材18に固着されている。
【0015】そして、これらの水平面状構造材18は、
座金付きボルト19によって、前記妻壁パネル10の上
枠10aに固定される。
【0016】また、前記妻壁パネル10の外側上部と、
前記屋根パネル部材17の裏面側との間には、屋根受け
部材22が配設されている。
【0017】このように構成された他の従来のもので
は、前記屋根パネル部材17の荷重が、前記水平面状構
造体18及び屋根受け部材22を介して、前記妻壁パネ
ル部材8の上枠10aに伝達されて下方から支持され
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
11又は図12に示すような一従来の屋根構造では、前
記底面板部7の厚さa相当分、屋根パネル部材8の高さ
が、居室ユニット2の上端面2aよりも上方に上昇した
位置に設定されてしまう。このため、屋根部4の高さが
上昇して、例えば、斜線制限に抵触しやすい等、設計の
自由度が減少してしまうといった問題があった。
【0019】これに対して、前記図13に示す他の従来
の屋根構造では、前記切り欠き部13bによって比較的
下方に配置された屋根パネル部材17の荷重が、前記水
平面状構造体18及び屋根受け部材22を介して、前記
妻壁パネル部材8の上枠10aに伝達される。
【0020】しかしながら、前記根太13は、直接、前
記妻壁ユニットの上枠10aに固着されていないため、
家屋の規模によっては、支持強度が不足してしまうとい
った問題があった。
【0021】そこで、この発明は、所望の支持強度を常
に確保できると共に、屋根部の装着位置を下階居室の壁
パネル上端面に近接させて配置できる屋根構造を提供す
ることを課題としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、居室の上部
に、所定勾配を持たせて平板状の屋根パネル部材を装着
して勾配を有する屋根部を形成する屋根構造において、
前記屋根部の底面に略水平方向に沿って並設される金属
製梁部材の端縁から側方に突設する水平板状金属片部を
設け、該水平板状金属片部には、前記柱材の頭頂部から
上方へ向けて立設された取付ボルトを挿通する取付孔を
設けると共に、該端縁の鉛直面と、該水平板状金属片部
との間を一体に連結する鉛直補強スチフナー部を有する
屋根構造を特徴としている。
【0023】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記水平板状金属片部に設けられた取付孔に、前
記柱材の頭頂部から上方へ向けて立設された取付ボルト
を挿通することにより、該居室の上部の高剛性を有する
柱材が配設された隅部の上方に、前記金属製梁部材を掛
け渡すことが出来る。
【0024】また、該水平板状金属片部は、前記鉛直補
強スチフナー部によって、前記金属製梁部材の端縁の鉛
直面と一体に連結されている。
【0025】このため、家屋の規模に関わらず、常に所
望の支持強度を確保できる。
【0026】また、前記水平板状取付金属片部は、前記
屋根部の底面に略水平方向に沿って並設される金属製梁
部材の端縁から側方に突設されているので、前記柱材上
方の前記金属製梁部材の占有空間の増大を抑制して、屋
根部の屋根パネル部材の装着位置が、下階居室ユニット
の壁パネル上端面に近接した比較的低い位置とすること
が出来る。
【0027】このため、例えば、斜線制限等に抵触し難
く、設計の自由度を増大させることが出来る。
【0028】また、請求項2に記載されたものでは、前
記鉛直補強スチフナー部は、上面側に斜めの切欠部を有
している請求項1記載の屋根構造を特徴としている。
【0029】このように構成された請求項2記載のもの
では、前記鉛直補強スチフナー部が、上面側に斜めの切
欠部を有しているので、前記屋根部の屋根パネル部材の
装着位置を、下階居室ユニットの壁パネル上端面に近接
した比較的低い位置とすることが出来る。
【0030】また、請求項3に記載されたものでは、前
記底面は、屋根裏の床面部であり、前記屋根部内に屋根
裏部を有する屋根裏用ユニットを前記居室を構成する居
室ユニット上部に配置する請求項1又は2記載の屋根構
造を特徴としている。
【0031】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記屋根裏用ユニットを前記居室ユニット上部に
載置することにより、床部に前記金属製梁部材が並設さ
れた屋根裏を形成できる。
【0032】このため、施工性が良好である。
【0033】更に、請求項4に記載されたものでは、前
記金属製梁部材は、所定間隔をおいて少なくとも一対設
けられると共に、該金属製梁部材間には、開口部が形成
される請求項1乃至3のうち、何れか一項記載の屋根構
造を特徴としている。
【0034】このように構成された請求項4記載のもの
では、前記開口部が、前記所定間隔をおいて設けられる
金属製梁部材間に形成されているので、該屋根部底面の
構造強度の低下を殆ど発生させることなく、下階居室ユ
ニット内に形成される居室空間等との連絡通路等を形成
できる。
【0035】従って、施工性が良好で、斜線制限等の条
件を満たし、屋根裏等を設けた屋根構造を提供できる。
【0036】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0037】図1乃至図10は、この発明の実施の形態
1を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等
な部分については、同一符号を付して説明する。
【0038】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1の屋根構造の建物23では、四隅部に金属製の柱材2
4…が配設されて略箱状を呈する居室ユニット25…
が、複数並設されて、下階居室部26が構成されてい
る。
【0039】これらの柱材24の頭頂部24aからは、
取付ボルト24bが上方へ向けて突設されている。
【0040】この下階居室部26は、図5に示すよう
に、構造材27及び図示省略の断熱材等を挟んで屋外側
に外壁部材28を、又、屋内側に内壁部材29を貼設す
る耐力壁部30を有している。
【0041】これらの耐力壁部30の上部には、図8に
示すように、所定勾配を持たせて平板状の屋根パネル部
材58〜69を装着して勾配を有する屋根部32が形成
されている。
【0042】この屋根部32には、前記耐力壁部30の
上端縁に沿って延設される端根太部材33が設けられて
いる。この端根太部材33は、図2に示すように、上辺
部材33a及び下辺部材33bと、これらの上辺部材3
3a及び下辺部材33b間に挟持された複数の束部材3
3cと、この上辺部材33aの上部に設けられて、上面
部を屋根パネル支持面34aとして傾斜させたパネル当
接部材34とを有して主に構成されている。
【0043】このうち、下辺部材33bの他の端根太部
材33が隣接配置される端部33dには、前記取付ボル
ト24bを下方から挿通する挿通孔35が形成されてい
る。そして、この端部33dには、前記束部材33cと
前記上辺部材33aの端面33e,補強片部材36,仕
切壁部材37によって水平断面略コ字状を呈する様に囲
われた梁装着部38が形成されている。
【0044】更に、この端根太部材33の外側面には、
前記外壁部材28と略同一構成の外壁部材39,40
が、内側面には、内壁部材41が各々貼設されている。
【0045】これらの梁装着部38,38には、金属製
梁部材42,42が各々掛け渡されて装着されている。
【0046】このうち、一対の金属製梁部材42,42
は、図1に示すように、屋根裏43の底面である床面部
44を構成する略平板状の床構造体45の両側に、所定
間隔をおいて略平行に並設されている。
【0047】更に、この実施の形態1では、前記金属製
梁部材42,42間には、一部切り欠いて略方形状の開
口部46が形成されていて、小壁部材47,48等が予
め装着された小屋根部ユニット49を構成している。
【0048】この金属製梁部材42には、図8に示すよ
うに前記屋根部32の底面に略水平方向に沿って並設さ
れて、端縁42aから側方に突設する水平板状金属片部
50が設けられている。
【0049】この水平板状金属片部50には、前記柱材
24の頭頂部24aから上方へ向けて立設された取付ボ
ルト24bを挿通する取付孔51が設けられている。
【0050】更に、前記端縁42aの鉛直面と、この水
平板状金属片部50との間には、一対の鉛直補強スチフ
ナー部52,52が設けられていて、これらの端縁42
aの鉛直面と、この水平板状金属片部50との間を一体
に連結するように溶接されて構成されている。
【0051】この鉛直補強スチフナー部52,52に
は、上面側に斜めの切欠部52a,52aが各々形成さ
れている。
【0052】前記水平板状金属片部50と、前記端部3
3dとの間には、前記取付ボルト24bを挿通する挿通
孔70aが形成された合板スペーサ部材70と、挿通孔
71aが形成された下地プレート部材71とが介在され
ていて、施工現場で、前記取付ボルト24bに、ナット
部材24cを螺合させて、前記梁装着部38によって形
成される余剰空間部に、ウレタン材72が注入されるよ
うにしている。
【0053】そして、図2に示すように、これらの梁装
着部38,38及び前記上辺部材33a,33aの端部
に跨って軒受けつなぎ部材73が装着される。この軒受
けつなぎ部材73の上面部には、前記パネル当接部材3
4と略同一角度傾斜して形成される屋根パネル支持面7
3aが設けられている。更に、この軒受けつなぎ部材7
3には、前記鉛直補強スチフナー部52,52の前記斜
めに形成された切欠部52a,52aを各々挿入するス
リット部73b,73bが複数所定間隔をおいて、後面
及び下面に渡って形成されている。
【0054】また、この屋根部4には、図7に示すよう
に仮柱53,54等が設けられていて、傾斜梁材55,
ゲーブル梁56,棟梁57が、端部若しくは略中央部を
これらの各仮柱53,54等に支持されて配置される。
【0055】そして、図8に示すように、各平板状屋根
パネル部材58〜69をこれらの各傾斜梁材55,ゲー
ブル梁56,棟梁57上に載置することにより屋根部3
2が形成されるように構成されている。
【0056】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0057】この実施の形態1では、図1に示すよう
に、下階居室部26上に屋根部23を装着する際、図2
に示すように、まず、前記柱材24の頭頂部24から上
方へ向けて立設された取付ボルト24bへ、前記挿通孔
70a,71aを挿通させて合板スペーサ部材70及
び、下地プレート部材71を装着する。
【0058】次に、前記金属製梁部材42を装着する。
水平板状金属片部50…に設けられた取付孔51…に、
前記取付ボルト24bを挿通することにより、居室ユニ
ット25上部の高剛性を有する柱材24が配設された隅
部の上方に、前記金属製梁部材42を掛け渡すことが出
来る。この実施の形態1では、居室ユニット25,25
の桁方向に延設される構造壁部の上部に沿ってこの金属
製梁部材42,42が各々位置する。
【0059】更に、前記ナット部材24cを前記取付ボ
ルトに螺合させて締結し、ウレタン材72を梁装着部3
8に注入後、前記軒受けつなぎ部材73を、前記切欠部
52a…を各々スリット73b…に挿入することより、
この梁装着部38,38を覆うように、前記隣接する居
室ユニット25,25間に跨らせて装着する。
【0060】この軒受けつなぎ部材73では、前記パネ
ル当接部材34の屋根パネル支持面34aと略同一角度
で傾斜する屋根パネル支持面73aが、この屋根パネル
支持面34a,34と略面一位置に装着されて、これら
の屋根パネル支持面34a,34aと共に、上部に装着
される各平板状屋根パネル部材58〜69を下方から支
持する。
【0061】また、この水平板状金属片部50は、前記
鉛直補強スチフナー部52,52によって、前記金属製
梁部材42の端縁42aの鉛直面と一体に連結されてい
る。
【0062】このため、家屋の規模に関わらず、常に所
望の支持強度を確保できる。
【0063】また、前記水平板状取付金属片部50は、
前記屋根部32の底面に略水平方向に沿って並設される
金属製梁部材42,42の端縁42a,42aから側方
に突設されているので、前記柱材24上方の前記金属製
梁部材42の占有空間の増大を抑制して、屋根部32の
平板状屋根パネル部材58〜69の装着位置を、下階居
室ユニット25の壁パネル上端面に近接(図4中では、
頭頂部24aに近接)した比較的低い位置とすることが
出来る。
【0064】このため、例えば、斜線制限等に抵触し難
く、設計の自由度を増大させることが出来る。
【0065】また、前記鉛直補強スチフナー部52,5
2が、上面側に斜めの切欠部52a,52aを有してい
る。更に、この実施の形態1では、これらの切欠部52
a,52aが、前記スリット部73b,73b内に各々
挿入される。
【0066】このため、更に、前記屋根部32の屋根パ
ネル部材58〜69の装着位置を、下階居室ユニット2
5の壁パネル上端面に近接した比較的低い位置とするこ
とが出来る。
【0067】また、図1に示す様に、前記屋根裏43
が、床構造体45及び小壁部材47等を予め装着した屋
根裏用ユニット49を、前記居室ユニット25上部に載
置することにより、床部に前記金属製梁部材42,42
を並設して形成される。このため、施工性が良好であ
る。
【0068】更に、前記屋根裏用ユニット49では、開
口部46が、前記所定間隔をおいて設けられる金属製梁
部材42,42間に形成されているので、屋根部32の
底面の構造強度の低下を殆ど発生させることなく、下階
居室ユニット25内に形成される居室空間等との連絡通
路としての階段開口部等を予め形成できる。
【0069】従って、施工性が良好で、斜線制限等の条
件を満たし、屋根裏等を設けた屋根構造を提供できる。
【0070】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0071】例えば、前記実施の形態1では、略方形状
の開口部46を、一対の前記金属製梁部材42,42の
間に設けるようにしているが、特にこれに限らず、例え
ば、長方形、楕円形等、金属製梁部材42,42間に形
成されるものであるならば、形状、大きさ、階段の種類
等が、特に限定されるものではない。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、前記水平板状金属片部に設
けられた取付孔に、前記柱材の頭頂部から上方へ向けて
立設された取付ボルトを挿通することにより、該居室の
上部の高剛性を有する柱材が配設された隅部の上方に、
前記金属製梁部材を掛け渡すことが出来る。
【0073】また、該水平板状金属片部は、前記鉛直補
強スチフナー部によって、前記金属製梁部材の端縁の鉛
直面と一体に連結されている。
【0074】このため、家屋の規模に関わらず、常に所
望の支持強度を確保できる。
【0075】また、前記水平板状取付金属片部は、前記
屋根部の底面に略水平方向に沿って並設される金属製梁
部材の端縁から側方に突設されているので、前記柱材上
方の前記金属製梁部材の占有空間の増大を抑制して、屋
根部の屋根パネル部材の装着位置が、下階居室ユニット
の壁パネル上端面に近接した比較的低い位置とすること
が出来る。
【0076】このため、例えば、斜線制限等に抵触し難
く、設計の自由度を増大させることが出来る。
【0077】また、請求項2に記載されたものでは、前
記鉛直補強スチフナー部が、上面側に斜めの切欠部を有
しているので、前記屋根部の屋根パネル部材の装着位置
を、下階居室ユニットの壁パネル上端面に近接した比較
的低い位置とすることが出来る。
【0078】また、請求項3に記載されたものでは、前
記屋根裏用ユニットを前記居室ユニット上部に載置する
ことにより、床部に前記金属製梁部材が並設された屋根
裏を形成できる。
【0079】このため、施工性が良好である。
【0080】更に、請求項4に記載されたものでは、前
記開口部が、前記所定間隔をおいて設けられる金属製梁
部材間に形成されているので、該屋根部底面の構造強度
の低下を殆ど発生させることなく、下階居室ユニット内
に形成される居室空間等との連絡通路等を形成できる。
【0081】従って、施工性が良好で、斜線制限等の条
件を満たし、屋根裏等を設けた屋根構造を提供できる、
という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の屋根構造で、要部の分
解斜視図である。
【図2】実施の形態1の屋根構造で、柱材の頭頂部に端
根太部材及び金属製梁部材を装着する様子を説明する分
解斜視図である。
【図3】実施の形態1の屋根構造で、所定の傾斜を有す
る屋根パネルを配置する屋根部の斜視図である。
【図4】実施の形態1の屋根構造で、図6中B−B線に
沿った位置での断面図である。
【図5】実施の形態1の屋根構造で、図2中A−A線に
沿った位置での断面図である。
【図6】実施の形態1の屋根構造で、屋根パネル部材を
取り付ける前の要部の一部断面正面図である。
【図7】実施の形態1の屋根構造で、屋根部の柱と梁と
の取付構造を説明する斜視図である。
【図8】実施の形態1の屋根構造で、平板状屋根パネル
部材の取付を説明する模式図である。
【図9】実施の形態1の屋根構造で、屋根部の全体の構
成を説明する斜視図である。
【図10】実施の形態1の屋根構造で、屋根部の全体の
構成を説明する上面図である。
【図11】一従来例のユニット建物で、全体の斜視図で
ある。
【図12】一従来例のユニット建物に用いられる屋根ユ
ニットの斜視図である。
【図13】他の従来例のユニット建物に用いられる屋根
構造の要部の断面図である。
【符号の説明】 23 建物 24 柱材 25 居室ユニット 26 下階居室部 30 耐力壁部 32 屋根部 42 金属製梁部材 42a 端縁 50 水平板状金属片部 51 取付孔 52 鉛直補強スチフナー部 52a 切欠部 58〜69 屋根パネル部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】居室の上部に、所定勾配を持たせて平板状
    の屋根パネル部材を装着して勾配を有する屋根部を形成
    する屋根構造において、 前記屋根部の底面に略水平方向に沿って並設される金属
    製梁部材の端縁から側方に突設する水平板状金属片部を
    設け、該水平板状金属片部には、前記柱材の頭頂部から
    上方へ向けて立設された取付ボルトを挿通する取付孔を
    設けると共に、該端縁の鉛直面と、該水平板状金属片部
    との間を一体に連結する鉛直補強スチフナー部を有する
    ことを特徴とする屋根構造。
  2. 【請求項2】前記鉛直補強スチフナー部は、上面側に斜
    めの切欠部を有していることを特徴とする請求項1記載
    の屋根構造。
  3. 【請求項3】前記底面は、屋根裏の床面部であり、前記
    屋根部内に屋根裏部を有する屋根裏用ユニットを前記居
    室を構成する居室ユニット上部に配置することを特徴と
    する請求項1又は2記載の屋根構造。
  4. 【請求項4】前記金属製梁部材は、所定間隔をおいて少
    なくとも一対設けられると共に、該金属製梁部材間に
    は、開口部が形成されることを特徴とする請求項1乃至
    3のうち、何れか一項記載の屋根構造。
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