JP2000329246A - 蒸散バルブのパイプ抜け止め構造 - Google Patents
蒸散バルブのパイプ抜け止め構造Info
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Abstract
る場合でもパイプが抜けないようにする。 【解決手段】 ストッパ部材52の内側部材54の直径
が拡大可能な多数の腕部62の内壁に同一円周方向に溝
64を形成し、パイプには、先端付近に外径が大きいバ
ルジ部を設ける。連結部材32の内部空間内にOリング
76を装着した後、内側部材の一部を連結部材の内壁に
嵌合すると共に、ストッパ部材の外側部材56の係合爪
66を内側部材の第一谷部46に係合して連結部材から
外れないようにする。係合爪が第一谷部に係合した状態
では、多数の腕部は、連結部材の内壁に未だ嵌合しない
状態とし、この状態において、パイプを多数の腕部によ
って形成される間欠円筒状の中に挿入し、バルジ部を腕
部の溝に嵌合させる。その後、パイプを押して腕部を連
結部材の内壁に嵌合させると共に、係合爪を第二谷部4
8に係合させる。
Description
連絡するパイプが抜けるのを防止する蒸散バルブのパイ
プ抜け止め構造に関する。
排出すると共に燃料タンク内の燃料が外部に流出するの
を防止するための蒸散バルブが用いられている。この蒸
散バルブは、従来は燃料タンクの外部に設置されていた
が、衝突安全性や小型化の観点から、燃料タンクの内部
に設置される傾向にある。従来の燃料タンクの内部に蒸
散バルブを複数個備える場合には、各蒸散バルブは燃料
タンクの内壁にブラケットで固定され、蒸散バルブ同士
を接続するパイプは蒸散バルブに対して真横に取り付け
られていた。このため、接続パイプの抜ける心配は殆ど
無く、抜け強度については問題が無かった。
燃料タンクの上面が複雑な形状になりつつあり、接続パ
イプを真横に取り付けられない場合も生じていた。更
に、基になる2ウェイバルブを有する蒸散バルブにおい
ては、その下側に鉛直下方に接続パイプを取り付ける場
合がある。このため、従来のような横方向に取り付ける
パイプの構造では、パイプが下方へ抜けるおそれがあっ
た。パイプが下方へ抜けるおそれがある場合には、支持
ブラケットを用いてパイプを燃料タンクに固定しなけれ
ばならなかった。
で、パイプの抜け強度を強くして、蒸散バルブの下側に
鉛直方向にパイプを取り付ける場合でもパイプが抜けな
いようにした蒸散バルブのパイプ抜け止め構造を提供す
ることを目的とするものである。
に本発明の蒸散バルブは、ハウジングと、そのハウジン
グ内に形成されるガス抜き通路とを有する蒸散バルブに
おいて、前記ハウジングに固定するものであって外壁に
第一係合手段を形成すると共に内部空間を前記ガス抜き
通路と連絡する筒状の連結部材と、その筒状の連結部材
の内壁と外壁が嵌合するための筒状の内部部材と前記第
一係合手段と2つの段階で係合する第二係合手段とを有
するストッパ部材と、前記内側部材の一部に形成される
ものであって直径が拡大可能な筒形状を形成する可変部
材と、その可変部材の軸方向の途中位置の内壁に同一円
周方向に形成される溝と、蒸散バルブ同士を連結するた
めのパイプと、そのパイプの先端付近に形成される径大
のバルジ部とを有し、前記内側部材のうちの前記可変部
材以外の箇所を前記連結部材の筒状の内壁に嵌合すると
共に前記第一係合手段と前記第二係合手段とに第一段の
係合を行わせ、その後前記パイプを前記可変部材の筒形
状の内部に挿入して前記パイプの前記バルジ部を前記可
変部材の前記溝に嵌合し、その後前記パイプと共に前記
ストッパ部材を前記連結部材に対して移動させて前記可
変部材を前記連結部材の内壁に嵌合させると共に前記第
一係合手段と前記第二係合手段とに第二段の係合を行わ
せるようにしたものである。
する。図1は本発明に係る蒸散バルブのパイプ抜け止め
構造の一実施形態を示す断面図、図2は図1の要部分解
斜視図である。図1に示すように、蒸散バルブ10は、
ハウジング12と、そのハウジング12内の下方に形成
される空間14と、ハウジング12内の上方に形成され
るものであって外部に開口するガス抜き通路16と、ハ
ウジング12に形成されるものであって空間14の上部
とハウジング12の外部とを連絡するガス導入孔18
と、空間14内を上下に移動可能なフロート20と、そ
のフロート20を上方に付勢するためのスプリング22
と、フロート20の上面中央に形成された弁部24と、
空間14とガス抜き通路16とを区画するための隔壁2
6と、その隔壁26の空間14側に形成された弁座28
と、弁座28の中央位置に形成され空間14とガス抜き
通路16とを連絡する連絡通路30とを有する。
来既知のものであり、ハウジング12の内部に燃料が流
入しないでフロート20が下方に位置している時には、
燃料ガスをガス抜き通路16へ排出し、ハウジング12
の空間14の内部に燃料が流入してフロート20が浮上
すると、弁部24が弁座28を閉じてガス抜き通路16
への燃料の流出を防止する。
グ12とは別体で筒状の連結部材32が溶着等の既知の
固定方法や固定手段で固定される。この筒状の連結部材
32の内部には、前記ガス抜き通路16と連絡するため
の内部空間34が形成されている。この内部空間34に
おけるガス抜き通路16と連絡する側の端部には、内壁
より内部空間34の内部に向けて張り出した停止壁36
が形成され、この停止壁36の中央にガス抜き通路16
と内部空間34とを連絡する穴38が形成される。内部
空間34の軸方向の途中には段差40が形成されてい
る。その段差40は、その位置のの前後では、停止壁3
6側の内壁の内径が相対的に小さくなるよう設定されて
いる。
遠い側に第一山部42が形成され、その第一山部42よ
りは停止壁36に近い側に第二山部44が形成されてい
る。第一山部42と第二山部44との間には第一谷部4
6が形成され、第二山部44を挟んで第一谷部46と反
対側には第二谷部48が形成されている。第一山部42
と第二山部44と第一谷部46と第二谷部48は第一係
合手段であり、この第一係合手段は図1や図2に示すよ
うに上下に2箇所形成されているが、連結部材32の外
壁の周囲全体に形成しても良い。なお、第一係合手段は
この形状に限定されるものではない。
ウジング10と別体で構成したが、連結部材32をハウ
ジング10と一体に形成しても良い。連結部材32をハ
ウジング10と一体に形成したものを、図1で連結部材
50として示す。この連結部材50は前記連結部材32
と同じ構成であり、連結部材32の停止壁36をハウジ
ング10と一体に形成した点のみが相違するものであ
る。即ち、連結部材50は、内部に内部空間34を形成
し、その内部空間34とガス抜き通路16との隔壁とし
て停止壁36を有し、この停止壁36の中央にガス抜き
通路16と内部空間34とを連絡する穴38を有する。
内部空間34の軸方向の途中の内壁には段差40を形成
する。筒状の連結部材50の外壁には、順に第一山部4
2と第一谷部46と第二山部44と第二谷部48とを形
成する。
とは別体であってそれらに取り付けるためのストッパ部
材52を用いる。ストッパ部材52は、筒状の連結部材
32や連結部材50の内壁にその外壁が嵌合するための
内側部材54と、筒状の連結部材32や連結部材50の
外壁に位置する2個以上の外側部材56と、それら内側
部材54の一端と外側部材56の一端とを連結する接続
部58とから成る。筒状の内側部材54の外壁は、連絡
部材32の内壁と嵌合するよう設定されている。内側部
材54は、接続部58に遠い位置では円周方向に連結
し、接続部58に近い位置では円周方向に連結しないも
のとする。即ち、内側部材54において軸方向途中位置
から接続部58の位置にかけて、軸方向に多数のスリッ
ト60を形成し、それらスリット60同士の間に腕部6
2を形成する。
個または2個の腕部62と接続部58とを一体に形成す
る。内側部材54における接続部58側は、多数のスリ
ット60と多数の腕部62とから形成されているので、
多数の腕部62で形成される円筒部は間欠円筒状とな
り、外力によって内径の拡大が可能となる。スリット6
0と腕部62とでその外形が変化するので、それらを合
わせて可変部材を形成する。各腕部62の軸方向の途中
位置の内壁に、同一円周方向に溝64を形成する。
は自由端となっており、その自由端は内側部材54の端
を越えてその外側まで伸びている。内側部材54の端を
越えた位置における外側部材56の内側の壁面には、第
一谷部46や第二谷部48と係合するための第二係合手
段としての係合爪66が一体に形成されている。第二係
合手段の構造は係合爪66に限るものではない。外側部
材56において、その軸方向の途中から接続部58の位
置まで、内側部材54のスリット60と同方向のスリッ
ト68(図2)が形成されている。
には、その先端付近に径大のバルジ部72を形成する。
このバルジ部72の外径は、内側部材54の多数の腕部
62によって形成される間欠円筒状の内壁の内径より大
きいものに設定する。また、多数の腕部62に形成され
る間欠円筒状の溝64の内径は、パイプ70のバルジ部
72が溝64に丁度嵌合する大きさに設定してある。
する。ハウジング12と連結部材32とが別体の場合
に、連結部材32をガス抜き通路16の開口部に溶着等
の既知の固定手段で固定する。あるいは、連結部材32
に代えて連結部材50をハウジング12に一体に形成す
る。ハウジング12に連結部材32や連結部材50が固
定された状態においては、連結部材32や連結部材50
の内部空間34は、ガス抜き通路16と連絡している。
この状態において、図3に示すように、治具74を用い
て、Oリング76を連結部材32や連結部材50の内部
空間34内に装着する。Oリング76は段差40に接触
する位置に収納される(図4参照)。即ち、段差40に
よってOリング76のそれ以上の侵入を阻止する。
トッパ部材52を連結部材32や連結部材50に取り付
ける。この際、ストッパ部材52における内側部材54
の外壁を連絡部材32の内壁と嵌合させる。ストッパ部
材52を連結部材32や連結部材50に向けて押し込む
と、外側部材56の自由端付近の内側に位置する係合爪
66は、連結部材の第一山部42に接触してそこを越
え、その後第一谷部46に係合する(図5)。第一谷部
46に係合爪66が係合した状態においては、ストッパ
部材52を引き抜こうとしても、ストッパ部材52は引
き抜かれないよう設定する。しかし、ストッパ部材52
にそれを押し込む方向の力を加えると、ストッパ部材5
2の係合爪66は第二山部44を越えることができるよ
う設定する。
爪66が連結部材の第一谷部46に係合した状態では、
内側部材54において円周方向に連絡している箇所の外
壁のみが、連結部材32や連結部材50の内壁に浅く嵌
合するよう仮組み付けする。外側部材56の係合爪66
が連結部材の第一谷部46に係合した状態で、蒸散バル
ブ10を部品メーカーから自動車等の組み立てメーカー
に納入する。
先端付近にバルジ部72を形成したパイプ70をストッ
パ部材52の内側部材54の内部空間に挿入する。パイ
プ70のバルジ部72の外径は、多数の腕部62によっ
て形成される円筒状の内径より大きく設定してあるが、
各腕部62同士の間にはスリット60が形成してあり、
しかも図5に示すように腕部62は連絡部材32の内壁
に嵌合していないので、パイプ70を内側部材54の内
部空間に挿入すると、バルジ部72が多数の腕部62を
広げながらパイプ70は挿入される。バルジ部72が腕
部62に形成された溝64に達した際に、バルジ部72
は溝64と嵌合し、パイプ70の挿入は停止する。この
状態においては、余程の外力を加えない限り、パイプ7
0のバルジ部72は内側部材54の腕部62の溝64と
離れることはない。即ち、パイプ70と内側部材54の
腕部62とは仮固定の状態となる。
イプ70と内側部材54(ストッパ部材52)とは仮固
定の状態であるので、パイプ70とストッパ部材52と
が一体になって連結部材32の停止壁36側に向けて移
動する。この移動によって、ストッパ部材52の係合爪
66は第二山部44を越えて第二谷部48に嵌合する
(図6)。この際に、パイプ70の先端はOリング76
を貫通する。第二谷部48に係合爪66が係合した状態
においては、パイプ70の先端が停止壁36に丁度接触
するように設定するのが望ましく、パイプ70をそれ以
上挿入方向に押してもパイプ70は挿入方向に移動しな
いようにする。第二谷部48に係合爪66が係合した状
態においては、ストッパ部材52を引き抜こうとして
も、第二谷部48と係合爪66との係合が外れることが
ないよう設定する。よって、ストッパ部材52に外力が
働いても、ストッパ部材52は連結部材32から引き抜
かれることはない。
32の第二谷部48に係合した状態においては、内側部
材54の腕部62の外壁は連絡部材32の内壁と嵌合す
る。これによって、腕部62が外側に開くことがなくな
るので、パイプ70のバルジ部72が内側部材54の腕
部62の溝64に嵌合した状態が堅持され、パイプ70
にストッパ部材52から引き抜く力が働いても、パイプ
70が引き抜かれることはない。また、連結部材32の
段差40と内側部材54の進行先端側の端面とで、Oリ
ング76を挟む。このように、ストッパ部材52の係合
爪66を連結部材32の第二谷部48に係合した状態に
おいては、ストッパ部材52はハウジング12に固定し
た状態にある連結部材32から引き抜かれることがな
く、しかもパイプ70がストッパ部材52から引き抜か
れることがない。従って、パイプ70は蒸散バルブ10
のハウジング12から外れることはない。
ブのパイプ抜け止め構造によれば、ハウジングと固定状
態にある連結部材とパイプとを、ストッパ部材を介して
取り付ける。このストッパ部材は連結部材から引き抜か
れないようにすると共に、そのストッパ部材に取り付け
たパイプをストッパ部材から引き抜かれないようにする
ことによって、パイプを蒸散バルブから外れないように
する。この結果、パイプの取り付け位置が蒸散バルブの
鉛直下方であっても、パイプが外れることはない。ま
た、パイプが蒸散バルブから外れる心配がなくなるの
で、蒸散バルブの鉛直下方に配置する場合でも,パイプ
を保持するための支持ブラケットを用いなくても済み経
済的である。
の一実施形態を示す断面図である。
る状態を示す断面図である。
り付ける状態を示す断面図である。
付ける状態を示す断面図である。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ハウジングと、そのハウジング内に形成
されるガス抜き通路とを有する蒸散バルブにおいて、前
記ハウジングに固定するものであって外壁に第一係合手
段を形成すると共に内部空間を前記ガス抜き通路と連絡
する筒状の連結部材と、その筒状の連結部材の内壁と外
壁が嵌合するための筒状の内部部材と前記第一係合手段
と2つの段階で係合する第二係合手段とを有するストッ
パ部材と、前記内側部材の一部に形成されるものであっ
て直径が拡大可能な筒形状を形成する可変部材と、その
可変部材の軸方向の途中位置の内壁に同一円周方向に形
成される溝と、蒸散バルブ同士を連結するためのパイプ
と、そのパイプの先端付近に形成される径大のバルジ部
とを有し、前記内側部材のうちの前記可変部材以外の箇
所を前記連結部材の筒状の内壁に嵌合すると共に前記第
一係合手段と前記第二係合手段とに第一段の係合を行わ
せ、その後前記パイプを前記可変部材の筒形状の内部に
挿入して前記パイプの前記バルジ部を前記可変部材の前
記溝に嵌合し、その後前記パイプと共に前記ストッパ部
材を前記連結部材に対して移動させて前記可変部材を前
記連結部材の内壁に嵌合させると共に前記第一係合手段
と前記第二係合手段とに第二段の係合を行わせるように
したことを特徴とする蒸散バルブのパイプ抜け止め構
造。 - 【請求項2】 前記連結部材が、前記ハウジングと別体
に構成された固定手段で前記ハウジングに固定される
か、あるいは前記ハウジングに一体に形成されることを
特徴とする請求項1記載の蒸散バルブのパイプ抜け止め
構造。 - 【請求項3】 前記可変部材が平行な多数の腕と各腕の
間に形成されるスリットから成ることを特徴とする請求
項1乃至2記載の蒸散バルブのパイプ抜け止め構造。 - 【請求項4】 前記第一係合手段と前記第二係合手段と
が第一段の係合を行った場合や第二段の係合を行った場
合に、前記ストップ部材に元に戻す方向の外力が働いて
もその係合が外れないようにしたことを特徴とする請求
項1乃至3記載の蒸散バルブのパイプ抜け止め構造。 - 【請求項5】 前記第一係合手段が前記連結部材の外壁
に軸方向に順に形成される第一山部と第一谷部と第二山
部と第二谷部とから成り、前記第二係合手段が係合爪と
したことを特徴とする請求項4記載の蒸散バルブのパイ
プ抜け止め構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13566399A JP4242511B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 蒸散バルブのパイプ抜け止め構造 |
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| JP13566399A JP4242511B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 蒸散バルブのパイプ抜け止め構造 |
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| JP13566399A Expired - Fee Related JP4242511B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 蒸散バルブのパイプ抜け止め構造 |
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| US (1) | US6338506B1 (ja) |
| JP (1) | JP4242511B2 (ja) |
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