JP2000330382A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2000330382A
JP2000330382A JP11139085A JP13908599A JP2000330382A JP 2000330382 A JP2000330382 A JP 2000330382A JP 11139085 A JP11139085 A JP 11139085A JP 13908599 A JP13908599 A JP 13908599A JP 2000330382 A JP2000330382 A JP 2000330382A
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JP
Japan
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toner
carrier
developing device
resin
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JP11139085A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Sugiyama
明美 杉山
Masanori Suzuki
政則 鈴木
Hiroaki Matsuda
浩明 松田
Hiroto Higuchi
博人 樋口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数の低減/小型化/低コスト化及
び、画像再現忠実度が高い画像が得られる現像装置を提
供する。 【解決手段】 現像剤収容部16aは、第1の規制部
材17よりも現像剤担持体1上の現像剤22の搬送方向
上流側に配設された第2の規制部材23を有し、第2の
規制部材は、現像剤担持体との間隙が設定されており、
現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度が所定のトナー濃
度となった際に、現像剤担持体上の現像剤のトナー取り
込み状態を停止させ、かつ潜像担持体上に交番電界を印
加する手段を有する現像装置において、現像剤中キャリ
アは、磁性粒子芯材の表面を樹脂により被覆された樹脂
被覆キャリアであり、正弦交流電圧下で測定される周波
数依存性から得られるインピーダンス測定におけるコー
ル・コールプロット半円プロットより求められる時定数
τ(=RC)の値が5×10-3以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
印刷法などに用いられる画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】二成分現像法に用いられる乾式二成分現
像剤は、比較的大きな粒子表面上に微小なトナー粒子
が、両粒子の摩擦により発生した電気力により保持され
ており、静電潜像に近接すると、静電潜像が形成する電
界力によるトナー粒子に対する潜像方向への吸引力が、
トナー粒子とキャリア粒子間の結合力に打ち勝って、ト
ナー粒子は静電潜像上に吸引付着されて静電潜像が可視
化されるものである。そして、現像剤は現像によって消
費されたトナーを補充しながら反復使用される。
【0003】したがって、この二成分現像法では安定し
た画像濃度を得るためにキャリアとトナーの混合比(ト
ナー濃度)を一定にする必要があり、そのためのトナー
補給機構やセンサ等を搭載する必要があるために、現像
装置が大型になり、その動作機構も複雑になるという欠
点があった。一方、一成分現像法では前記二成分現像法
のようにキャリア粒子とトナー粒子を混合した現像剤を
用いず、トナーと現像スリーブの摩擦により発生する電
気力あるいは磁性体を含有するトナーと磁石を内蔵した
現像スリーブ間の磁気力により現像スリーブ上にトナー
を保持し、静電潜像に近接すると静電潜像が形成する電
界によるトナー粒子に対する潜像への吸引力が、トナー
粒子と現像スリーブ間の結合力に打ち勝って、トナー粒
子は静電潜像上に吸引されて静電潜像が可視化されるも
のである。
【0004】したがって、一成分現像法ではトナー濃度
を制御する必要がないため、現像装置が小型化できると
いう利点はあるが、現像領域でのトナー粒子数が二成分
現像法に比べて少ないために感光体へのトナーの現像量
が充分ではなく、高速の複写機への対応が困難であっ
た。
【0005】これに対して、従来トナー濃度検知手段を
必要とせず、現像剤の動きによってトナーを取り込む現
像装置が知られている。しかし、この現像装置では、現
像剤の動きが活発な箇所とそうでない箇所、あるいは現
像剤の多い箇所と少ない箇所においてトナーの取り込み
量が異なり、部分的にトナー濃度が不安定となって画像
濃度ムラやかぶりが発生し易い。そこで、トナーホッパ
ー内に2つのトナー供給部材を配設し、各トナー供給部
材で形成される経路に現像剤を通過させることにより、
装置長手方向における濃度ムラやかぶりを解決する技術
が特開昭63−4282号公報に開示されている。しか
し、上記公報に開示された技術では、トナー供給部材を
2つ使用するため、現像ユニットが大型化してしまうと
共にコストアップしてしまうという問題点があった。ま
た、さらに特開平9−197833号公報に開示された
技術により前記欠点を解消する方法が提示されている
が、先に示した濃度ムラの解消に関しては充分なもので
はなかった。
【0006】また、さらに現像能力を向上させる手段と
しては、特開昭59−181362号公報、特開昭59
−222847号公報、特開昭59−222851号公
報、特開昭59−222852号公報、特開昭59−2
22853号公報等で現像プロセスにおいて交番電界を
印加する画像形成方法が提案されている。この方法によ
れば、直流電界印加方式に比べて細線再現性、ベタ部の
均一性、ハーフトーン部の均一性等に優れ、濃度が高く
なるといった効果が得られる。しかし無理にかぶりを除
くために交番電界条件を強める方向、例えばVpp(交
流電圧による最高電圧と最低電圧の差(ピークトゥピー
ク))を高くしたり、交流の周波数を高くしたりする
と、画像の解像力、先鋭さは良くなるが、潜像面と現像
剤担持体との間のリーク等に起因したベタ部白抜け等の
画像不良が発生する。さらに各々高くし過ぎると、画像
の解像力、先鋭さの低下等の画像不良が発生する等の問
題があった。
【0007】また、交番電界を用いた画像改良技術で、
本発明と類似した特性としてインピーダンスの値を規定
したものとしては特開平9−211897号公報記載の
ものが挙げられる。その公報では、特定の材料の芯剤を
有するキャリアを用いた場合にのみ、特定のインピーダ
ンス、静電容量範囲内で主にエッジ効果を低減し高品質
な画像が得られるとの内容で、特に材料を限定したもの
であり、今回の像面と現像剤担持体との間のリーク等に
起因したベタ部白抜け等の改良効果に関しては取り上げ
られてなかった。
【0008】上述したとおり高画質化を図るために、種
々の手法が試みられてはいるものの、上述した欠点を全
て改善することができる手段は現在までのところ得られ
ていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、部品点数を低減させ、機能の集約化を行なう
ことにより、小型化及び低コスト化を図りつつ高画質で
異常画像の無い良好な画像を安定して得ることができ、
連続使用時においてもキャリア被覆層の剥がれがないた
め摩擦帯電が安定で、初期画像と同等の忠実度が高い画
像が得られる現像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ねた結果、内部に磁界発生手段を有し、トナーと磁性
キャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬送する現像
剤担持体と、前記現像剤担持体に担持されて搬送される
前記現像剤の量を規制する第1の規制部材と、第1の規
制部材により掻き落とされた前記現像剤を収容する現像
剤収容部と、前記現像剤収容部に隣接し、前記現像剤担
持体にトナーを供給するトナー収容部とを備え、前記現
像剤担持体上の現像剤のトナー濃度の変化により、該現
像剤と前記トナーとの接触状態を変化させて、前記現像
剤担持体上の現像剤のトナー取り込み状態を変化させる
現像装置であって、前記現像剤収容部は、第1の規制部
材よりも前記現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流側
に配設された第2の規制部材を有し、第2の規制部材
は、前記現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度が上昇
し、該現像剤の層厚が増加した場合に該現像剤の増加分
の通過を規制すべく、前記現像剤担持体との間隙が設定
されており、前記現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度
の変化に拘らず、前記現像剤収容部内の現像剤が同現像
剤収容部内で移動し、前記現像剤担持体上の現像剤のト
ナー濃度が所定のトナー濃度となった際に、第2の規制
部材により通過を規制された現像剤が前記現像剤担持体
上の現像剤と前記トナーとの接触部に溜まり、該現像剤
が前記接触部を塞ぐことにより前記現像剤担持体上の現
像剤のトナー取り込み状態を停止させる現像装置を用い
ることにより、機能の集約化、小型化および低コスト化
を図ることができる。
【0011】また該現像装置を用いた現像プロセスとし
て潜像担持体上に交番電界を印加する場合、現像剤中該
キャリアは、磁性粒子芯材の表面を樹脂により被覆され
た樹脂被覆キャリアであり、正弦交流電圧下で測定され
る周波数依存性から得られるインピーダンス測定におけ
るコール・コールプロット半円プロットより求められる
時定数τ(=RC)の値が5×10-3(sec)以下で
あることにより、前記欠点、特に潜像面と現像剤担持体
との間のリーク現象によって引き起こされるベタ部白抜
けが解消でき、高画質を得ることができることを見い出
した。τの値は交番電界によって注入された電荷の逃し
易さの目安となるものであり、電荷注入速度より電荷放
電速度のほうが速い場合、電荷蓄積によるリーク現象が
発生しにくくなると考えられる。したがって、τの値が
小さければ小さいほど、蓄積された電荷は早く消失する
ことになり、電荷蓄積によるリーク現象は発生しない。
ここでτの値が5×10-3(sec)より大きい場合
は、電荷注入によって注入された電荷が蓄積され易く、
キャリアに特有の電荷蓄積量が限界点を越えたところ
で、感光ドラムへ急激に放電し、画像部に部分的な白抜
けの発生が見られる。
【0012】なお、τの計測方法に関しては、東陽テク
ニカ社製、INPEDANCE/GAIN−PHASE
ANALYZER測定装置を用い、周波数1Hz−2
0000Hz、交流電圧;1000mV、直流電圧;0
および10Vの条件下で測定を行ない、そのインピーダ
ンス測定から得られたコールコールプロットよりRC並
列回路を仮定することで求められた抵抗値R、静電容量
Cから時定数τ(=RC)を求めた。
【0013】また特に前記現像装置と組み合わせたと
き、該現像装置の特徴として現像剤担持体と潜像担持体
とのギャップが狭く設定されていることから、適度な交
番電界印加において効率的に現像能力を向上させること
ができる。よって交番電界印加条件としては、上記現像
装置と組み合わせることで交番電界のピーク間の電圧
(Vpp)は800V以上であることにより、トナーの
動きを活性化することで前記欠点を解消でき、より好ま
しくは1000V以上であることによって更に高濃度で
細線再現性が良好な高画質の画像を得ることができる。
また、交番電界の周波数が1kHz以上であることによ
り、トナーの動きを活性化することができ前記欠点が解
決され、より好ましくは3kHz以上であることにより
更に高濃度で細線再現性が良好な高画質の画像を得るこ
とができる。なお、前記現像装置において交番電界のピ
ーク間電圧(Vpp)は、システムにおけるキャリアの
電荷蓄積量の限界点(白抜け発生)から2200V以下
に設定することが好ましい。また周波数においては現像
剤、トナーの振動の活性を促すため高周波数が望ましい
が、より高すぎた場合はトナーの振動数が電界に追随で
きなくなってしまうため、6kHz以下が好ましい。ま
た、前記現像装置において現像剤担持体と潜像担持体と
のギャップについては、0.3〜0.5mmの範囲であ
ることが好ましい。0.3mm以下の場合、潜像面と現
像剤担持体との間のリーク等が発生し易くなり、ベタ部
白抜け等の画像不良が発生してしまう。また、0.5m
m以上になると適度な交番電界印加において充分な効果
が得られなくなり細線再現性や、ハーフトーン部の均一
性が劣る。
【0014】また、特にトナーの体積平均粒径が5〜1
0μmであることにより前記欠点を解消した細線再現性
に優れた高画質の画像を得ることができる。ここで、こ
のトナー体積平均径は、種々の方法によって測定可能で
あるが、本発明ではコールターエレクトロニクス社製コ
ールターカウンターTAIIを用いた。
【0015】また、特にトナーに用いられるバインダー
樹脂が低温定着タイプのポリエステル樹脂を主に含有し
ていることにより、低温定着性を有するトナーを用い、
前記欠点を解消した高画質な画像を得ることができる。
【0016】また、特にキャリア被覆樹脂が、シリコー
ン樹脂であることにより、経時使用により発生するトナ
ーのキャリア表面への融着(トナースペント)現象によ
る帯電量低下によるトナー飛散、地カブリの発生が低減
でき、高寿命の現像剤を得ることができる。
【0017】また、特にキャリア中にアミノ基を有する
アミノシランカップリング剤を含有することにより、画
像品質の劣化がなく、経時使用においてキャリア被覆層
の膜が削れても、キャリア被覆層中の内部に存在してい
るアミノ基が出現することにより帯電性を維持し、高寿
命の現像剤を得ることができる。
【0018】また、本発明のトナーは、粉砕法によって
製造されたトナーでも、粉砕法以外の製造方法、例えば
重合法によって製造されたトナーでもよく、また、それ
らの混合物でもよい。
【0019】次に本発明のトナーに用いられる材料につ
いて詳細に説明する。本発明においてバインダーとして
用いるポリエステル樹脂は、アルコールとカルボン酸と
の縮重合によって得られるが、用いられるアルコールと
はポリエチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、1,2−プロピレングリコー
ル、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブテンジオ
ール等のジオール類、1,4−ビス(ヒドロキシメチ
ル)シクロヘキサン、ビスフェノールA、水素添加ビス
フェノールA、ポリエキシエチレン化ビスフェノール
A、ポリオキシプロピレン化ビスフェノールA等のエー
テル化ビスフェノール類、これらを炭素数3〜22の飽
和もしくは不飽和の炭化水素基で置換した2価のアルコ
ール単体、その他の2価のアルコール単体を挙げること
ができる。
【0020】また、ポリエステル樹脂を得るために用い
られるカルボン酸としては、例えばマレイン酸、フマー
ル酸、メサコン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタ
コン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバ
チン酸、マロン酸、これらを炭素数3〜22の飽和もし
くは不飽和の炭素水素基で置換した2価の有機酸単量
体、これらの酸無水物、低級アルキルエステルとリノレ
イン酸の2量体、その他の2価の有機酸単量体を挙げる
ことができる。
【0021】バインダー樹脂として用いるポリエステル
樹脂を得るためには、以上の2官能性単量体のみによる
重合体のみでなく、3官能以上の多官能性単量体による
成分を含有する重合体を用いることも好適である。かか
る多官能性単量体である3価以上の多価アルコール単量
体としては、例えばソルビトール、1,2,3,6−ヘ
キサンテトロール、1,4−サルビタン、ペンタエリス
リトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリス
リトール、蔗糖、1,2,4−ブタントリオール、1,
2,5−ペンタントリオール、グリセロール、2−メチ
ルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタ
ントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロール
プロパン、1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼ
ン、その他を挙げることができる。
【0022】また3価以上の多価カルボン酸単量体とし
ては、例えば1,2,4−ペンゼントリカルボン酸、
1,2,5−ペンゼントリカルボン酸、1,2,4−シ
クロヘキサントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレン
トリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン
酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−
ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2
−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、テトラ
(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オ
クタンテトラカルボン酸、エンボール3量体酸、これら
の酸無水物、その他を挙げることができる。
【0023】本発明に使用されるポリエステルと共に用
いられる結着樹脂としては、公知のものが使用できる。
例えば、ポリスチレン、ポリp−クロロスチレン、ポリ
ビニルトルエンなどのスチレンおよびその置換体の単重
合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレ
ン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共
重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレ
ン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸
エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル
酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重
合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−
ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イ
ソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−イン
デン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレ
ン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重
合体が挙げられる。
【0024】また、下記の樹脂を混合して使用すること
もできる。ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタ
クリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素
樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィ
ンワックスなどが挙げられる。
【0025】また、特に圧力定着用に好適な結着樹脂と
しては、下記のものを挙げることができ、混合して使用
できる。ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分
子量ポリプロピレン、酸化ポリエチレンポリ4弗化エチ
レンなど)、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、スチレ
ン−ブタジエン共重合体(モノマー比5〜30:95〜
70)、オレフィン共重合体(エチレン−アクリル酸共
重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチ
レン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸
エステル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂)、ポ
リビニルピロリドン、メチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体、マレイン酸変性フェノール樹脂、フェ
ノール変性テルペン樹脂等。
【0026】また、本発明のトナーに含有される帯電制
御剤としては、従来公知のものが使用できる。正帯電制
御剤としては、ニグロシン、塩基性染料、塩基性染料の
レーキ顔料、四級アンモニウム塩化合物他等が挙げら
れ、負帯電制御剤としては、モノアゾ染料の金属塩、サ
リチル酸、ナフトエ酸、ダイカルボン酸の金属錯体他等
が挙げられる。
【0027】本極性制御剤の使用量は、バインダー樹脂
の種類、必要に応じて使用される添加剤の有無、分散方
法を含めたトナー製造方法によって決定されるもので、
一義的に限定されるものではないが、バインダー樹脂1
00重量部に対して0.01〜8重量部、好ましくは
0.1〜2重量部の範囲で用いられる。0.01重量部
未満では、環境変動時における帯電量Q/Mの変動に対
しその効果が小さく、7重量部を超えると低温定着性が
劣る結果となる。
【0028】また、本発明においてトナーに使用される
離型剤として公知のものが使用できるが、特に脱遊離脂
肪酸型カルナウバワックス、モンタンワックスおよび酸
化ライスワックスを単独または組み合わせて使用するこ
とができる。カルナウバワックスとしては、微結晶のも
のが良く、酸価が5以下であり、トナーバインダー中に
分散したときの粒子径が1μm以下の粒径であるものが
好ましい。モンタンワックスについては、一般に鉱物よ
り精製されたモンタン系ワックスを指し、カルナウバワ
ックス同様、微結晶であり、酸価が5〜14であること
が好ましい。酸化ライスワックスは、米ぬかワックスを
空気酸化したものであり、その酸価は10〜30が好ま
しい。各ワックスの酸価が各々の範囲未満であった場
合、低温定着温度が上昇し低温定着化が不十分となる。
逆に酸価が各々の範囲を超えた場合、コールドオフセッ
ト温度が上昇し低温定着化が不十分となる。ワックスの
添加量としてはバインダー樹脂100重量部に対して1
〜15重量部、好ましくは3〜10重量部の範囲で用い
られる。1重量部未満では、その離型効果が薄く所望の
効果が得られにくい。また、15重量部を超えた場合は
キャリアへのスペントが顕著になる等の問題が生じた。
【0029】更に、本発明のトナーは更に磁性材料を含
有させ、磁性トナーとしても使用し得る。本発明の磁性
トナー中に含まれる磁性材料としては、マグネタイト、
ヘマタイト、フェライト等の酸化鉄、鉄、コバルト、ニ
ッケルのような金属あるいはこれら金属のアルミニウ
ム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、ア
ンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カルシ
ウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バナ
ジウムのような金属の合金およびその混合物などが挙げ
られる。これらの強磁性体は、平均粒径が0.1〜2μ
m程度のものが望ましく、トナー中に含有させる量とし
ては樹脂成分100重量部に対し約20〜200重量
部、特に好ましくは樹脂成分100重量部に対し40〜
150重量部である。
【0030】着色剤としては、トナー用として公知のも
のが使用できる。黒色の着色剤としては、例えば、カー
ボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラッ
ク、ランプブラック等が使用できる。シアンの着色剤と
しては、例えば、フタロシアニンブルー、メチレンブル
ー、ビクトリアブルー、メチルバイオレット、アニリン
ブルー、ウルトラマリンブルー等が使用できる。マゼン
タの着色剤としては、例えば、ローダミン6Gレーキ、
ジメチルキナクリドン、ウォッチングレッド、ローズベ
ンガル、ローダミンB、アリザリンレーキ等が使用でき
る。イエローの着色剤としては、例えば、クロムイエロ
ー、ベンジジンイエロー、ハンザイエロー、ナフトール
イエロー、モリブデンオレンジ、キノリンイエロー、タ
ートラジン等が使用できる。
【0031】また、本発明のトナーは、必要に応じて添
加物を混合してもよい。添加物としては、例えばテフロ
ン(登録商標)、ステアリン酸亜鉛のごとき滑剤あるい
は酸化セリウム、炭化ケイ素等の研磨剤、あるいは例え
ばコロイダルシリカ、酸化アルミニウムなどの流動性付
与剤、ケーキング防止剤、あるいは例えばカーボンブラ
ック、酸化スズ等の導電性付与剤、あるいは低分子量ポ
リオレフィンなどの定着助剤等がある。
【0032】本発明におけるキャリアにコーティングし
得る樹脂粉末としては、スチレン−アクリル共重合体、
シリコーン樹脂、マレイン酸樹脂、フッ素系樹脂、ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂等がある。スチレン−アク
リル共重合体の場合は、30〜90重量%のスチレン分
を有するものが好ましい。この場合スチレン分が30重
量%未満だと現像特性が低く、90重量%を越えるとコ
ーティング膜が硬くなって剥離しやすくなり、キャリア
の寿命が短くなるからである。また、本発明におけるキ
ャリアの樹脂コーティングは、上記樹脂の他に接着付与
剤、硬化剤、潤滑剤、導電材、荷電制御剤等を含有して
もよい。
【0033】また、本発明は核体粒子表面シランカップ
リング剤を含有したシリコーン樹脂で被覆することによ
り、従来のシリコーン樹脂被覆キャリアの有している利
点を同様に維持し、被覆層の剥がれを効果的に抑止する
ものである。本発明においてシリコーン樹脂で被覆する
キャリア核体粒子としては、従来より公知のものでよ
く、例えば鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属;マ
グネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金や化合
物;ガラスビーズ等が挙げられる。これら核体粒子の平
均粒径は通常10〜1000μm、好ましくは30〜5
00μmである。なお、シリコーン樹脂の使用量として
は、通常キャリア核体粒子に対して1〜10%重量であ
る。
【0034】また、本発明で用いられるシリコーン樹脂
としては従来より知られるいずれのシリコーン樹脂であ
ってもよく、例えば市販品として入手できる信越シリコ
ーン社製のKR261、KR271、KR272、KR
275、KR280、KR282、KR285、KR2
51、KR155、KR220、KR201、KR20
4、KR205、KR206、SA−4、ES100
1、ES1001N、ES1002T、KR3093や
東レシリコーン社製のSR2100、SR2101、S
R2107、SR2110、SR2108、SR210
9、SR2115、SR2400、SR2410、SR
2411、SH805、SH806A、SH840等が
用いられる。シリコーン樹脂層の形成法としては、従来
と同様、キャリア核体粒子の表面に噴霧法、浸漬法等の
手段でシリコーン樹脂を塗布すればよい。
【0035】被覆層組成物はシリコーン樹脂溶液中に導
電性微粉末とシランカップリング剤を添加して適宜のミ
キサーで分散して調製される。被覆層中に分散される導
電性微粉末は、0.01〜5.0μm程度の粒子のもの
が好ましく、シリコーン樹脂100重量部に対して0.
01〜30重量部添加されることが好ましく、さらには
0.1〜20重量部が好ましい。導電性微粉末としては
従来より公知のカーボンブラックでよく、コンタクトブ
ラック、ファーネスブラック、サーマルブラック等が挙
げられる。シランカップリング剤としては、
【0036】
【化1】X−Si−(OR)3
【0037】なる式で表わされる化合物であり、Xは有
機質と反応する官能基で、Rは加水分解可能な基であ
る。特に正帯電性用キャリアとしてはアミノ基を有する
アミノシランカップリング剤が望ましい。シリコーン樹
脂100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましく
は0.2〜5重量部添加するのがよい。
【0038】本発明において使用されるアミノシランカ
ップリング剤の具体的な例としては、γ−(2−アミノ
エチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、オクタデ
シルジメチル[3−(トリメトキシシリル)プロピル]
アンモニウムクロライド等が挙げられる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面によって詳細
に説明する。図1は、本発明の現像装置の1例を採用し
た画像形成装置の現像装置要部の概略構成図である。潜
像担持体である感光体ドラム(1)の側方に配設された
現像装置(13)は、支持ケース(14)、現像剤担持
体としての現像スリーブ(15)、現像剤収容部材(1
6)、現像剤規制部材としての第1ドクターブレード
(17)等から主に構成されている。
【0040】感光体ドラム(1)側に開口を有する支持
ケース(14)は、内部にトナー(18)を収容するト
ナー収容部としてのトナーホッパー(19)を形成して
いる。トナーホッパー(19)の感光体ドラム(1)側
寄りには、トナー(18)と磁性粒子であるキャリアと
からなる現像剤(22)を収容する現像剤収容部(16
a)を形成する現像剤収容部材(16)が、支持ケース
(14)と一体的に設けられている。また、現像剤収容
部材(16)の下方に位置する支持ケース(14)に
は、対向面(14b)を有する突出部(14a)が形成
されており、現像剤収容部材(16)の下部と対向面
(14b)との間の空間によって、トナー(18)を供
給するためのトナー供給開口部(20)が形成されてい
る。
【0041】トナーホッパー(19)の内部には、図示
しない駆動手段によって回動されるトナー供給手段とし
てのトナーアジテータ(21)が配設されている。トナ
ーアジテータ(21)は、トナーホッパー(19)内の
トナー(18)をトナー供給開口部(20)に向けて撹
拌しながら送り出す。また、トナーホッパー(19)の
感光体ドラム(1)と対向する側には、トナーホッパー
(19)内のトナー(18)の量が少なくなったときに
これを検知するトナーエンド検知手段(14c)が配設
されている。
【0042】感光体ドラム(1)とトナーホッパー(1
9)との間の空間には、現像スリーブ(15)が配設さ
れている。図示しない駆動手段で図の矢印方向に回転駆
動される現像スリーブ(15)は、その内部に現像装置
(13)に対して相対位置不変に配設された、磁界発生
手段としての図示しない磁石を有している。現像剤収容
部材(16)の、支持ケース(14)に取り付けられた
側と対向する側には、第1ドクターブレード(17)が
一体的に取り付けられている。第1ドクターブレード
(17)は、その先端と現像スリーブ(15)の外周面
との間に一定の隙間を保った状態で配設されている。
【0043】現像剤収容部材(16)のトナー供給開口
部(20)の近傍に位置する部位には、規制部材として
の第2ドクターブレード(23)が配設されている。第
2ドクターブレード(23)はその自由端が現像スリー
ブ(15)の外周面に対して一定の隙間を保つべく、現
像スリーブ(15)の表面に形成される現像剤(22)
の層の流れを妨げる方向、すなわち、自由端を現像スリ
ーブ(15)の中心に向けて、基端を現像剤収容部材
(16)に一体的に取り付けられている。現像剤収容部
(16a)は、現像スリーブ(15)の磁力が及ぶ範囲
で、現像剤(22)を循環移動させるに十分な空間を有
するように構成されている。
【0044】なお、対向面(14b)は、トナーホッパ
ー(19)側から現像スリーブ(15)側に向けて下向
きに傾斜するよう、所定の長さにわたって形成されてい
る。これにより、振動、現像スリーブ(15)の内部に
設けられた図示しない磁石の磁力分布のむら、現像剤
(22)中の部分的なトナー濃度の上昇等が発生した際
に、第2ドクターブレード(23)と現像スリーブ(1
5)の周面との間から現像剤収容部(16a)内のキャ
リアが落下しても、落下したキャリアは対向面(14
b)で受けられて現像スリーブ(15)側に移動し、磁
力で現像スリーブ(15)に磁着されて再び現像剤収容
部(16a)内に供給される。これにより現像剤収容部
(16a)内のキャリア量の減少を防止することがで
き、画像形成時における、現像スリーブ(15)の軸方
向での画像濃度ムラの発生を防止することができる。対
向面(14b)の傾斜角度(α)としては5°程度がよ
く、また、所定の長さ(l)としては好ましくは2〜2
0mm、更に好ましくは3〜10mm程度が望ましい。
【0045】上記構成により、トナーホッパー(19)
の内部からトナーアジテータ(21)によって送り出さ
れたトナー(18)は、トナー供給開口部(20)を通
って現像スリーブ(15)に担持された現像剤(22)
に供給され、現像剤収容部(16a)へ運ばれる。そし
て、現像剤収容部(16a)内の現像剤(22)は、現
像スリーブ(15)に担持されて感光体ドラム(1)の
外周面と対向する位置まで搬送され、トナー(18)の
みが感光体ドラム(1)上に形成された静電潜像と静電
的に結合することにより、感光体ドラム(1)上にトナ
ー像が形成される。
【0046】ここで、上記トナー像形成時における現像
剤(22)の挙動を説明する。現像装置(13)に磁性
キャリア(22a)のみからなるスタート剤をセットす
ると、図2に示すように磁性キャリア(22a)は現像
スリーブ(15)の表面に磁着されるものと現像剤収容
部(16a)内に収容されるものとに分かれる。現像剤
収容部(16a)内に収容された磁性キャリア(22
a)は、現像スリーブ(15)の矢印a方向への回転に
伴い、現像スリーブ(15)内からの磁力によって矢印
b方向へ循環移動する。そして、現像スリーブ(15)
の表面に磁着された磁性キャリア(22a)の表面と現
像剤収容部(16a)内で移動する磁性キャリア(22
a)の表面との境界部において界面(X)が形成(図
2)される。
【0047】次に、トナーホッパー(19)にトナー
(18)がセットされると、トナー供給開口部(20)
より現像スリーブ(15)に担持された磁性キャリア
(22a)にトナー(18)が供給される。したがっ
て、現像スリーブ(15)は、トナー(18)と磁性キ
ャリア(22a)との混合物である現像剤(22)を担
持することとなる。
【0048】現像剤収容部(16a)内では、収容され
ている現像剤(22)の存在により、現像スリーブ(1
5)によって搬送される現像剤(22)に対して、その
搬送を停止させようとする力が働いている。そして、現
像スリーブ(15)に担持された現像剤(22)の表面
に存在するトナー(18)が界面(X)へ搬送される
と、界面(X)近傍における現像剤(22)間の摩擦力
が低下して界面(X)近傍の現像剤(22)の搬送力が
低下し、これにより界面(X)近傍での現像剤(22)
の搬送量が減少する。
【0049】一方、合流点(Y)より現像スリーブ(1
5)の回転方向上流側の現像剤(22)には、上述の現
像剤収容部(16a)内のような、現像スリーブ(1
5)によって搬送される現像剤(22)に対して、その
搬送を停止させるような力は作用しないので、合流点
(Y)へ搬送されてきた現像剤(22)と界面(X)を
搬送される現像剤(22)との搬送量のバランスが崩れ
て現像剤(22)の玉突状態が発生し、合流点(Y)の
位置が上昇して界面(X)を含む現像剤(22)の層厚
が増加する。また、第1ドクターブレード(17)を通
過した現像剤(22)の層厚も徐々に増加し、この増加
した現像剤(22)が第2ドクターブレード(23)に
よって掻き落とされる。
【0050】そして、第1ドクターブレード(17)を
通過した現像剤(22)が所定のトナー濃度に達する
と、第2ドクターブレード(23)に掻き落とされて層
状となった増加分の現像剤(22)がトナー供給開口部
(20)を塞ぎ、この状態でトナー(18)の取り込み
が終了する。このとき、現像剤収容部(16a)内では
トナー濃度が高くなることにより現像剤(22)の嵩が
大きくなり、これにより現像剤収容部(16a)内の空
間が狭くなることによって、現像剤(22)が図の矢印
b方向に循環移動する移動速度も低下する。
【0051】このトナー供給開口部(20)を塞ぐよう
に形成された現像剤(22)の層において、第2ドクタ
ーブレード(23)に掻き落とされた現像剤(22)
は、移動して対向面(14b)で受けられるが、対向面
(14b)が現像スリーブ(15)側に向けて角度
(α)で下方に傾斜し、かつ所定長さ(l)を有してい
るため、現像剤(22)の層の移動によるトナーホッパ
ー(19)への現像剤(22)の落下を防止することが
でき、現像剤(22)の量を常に一定に保つことができ
るので、トナー供給を常時一定に自己制御することが可
能となる。
【0052】
【実施例】以下、本発明を下記の実施例によってさらに
具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。なお、現像装置は前記構成中に示した図1、2
の装置を用いた。また、部数はすべて重量部である。各
実施例の20万枚ランニング後の画像評価結果を表1に
示す。
【0053】ここで、前記構成の現像装置現像部に交番
電界を印加可能とし、現像剤担持体と現像剤規制部剤と
の距離:0.5mm、現像剤担持体と静電潜像担持体と
の距離:0.4mmで、表1に示した交番電界条件で、
かぶり取り電圧(Vback):150V、現像バイア
ス:−600V、感光体帯電電位:−800Vで行なっ
た。
【0054】樹脂を被覆層に有するキャリアの製造例を
示す。これらは公知の手段により行なうことができる。 [キャリア粒子の製造例1] スチレンアクリル共重合体 20部 トルエン 100部 上記処方をホモミキサーで分散して被覆層形成液を調製
した。この被覆層形成液をフェライト粒子1000重量
部の表面に流動床型塗布装置を用いて被覆層を形成し、
得られたキャリアを焼成器で温度200℃で1時間加熱
することによりキャリアAを得た。
【0055】[キャリア粒子の製造例2]キャリア製造
例1中のスチレンアクリル共重合体をシリコン樹脂(S
R2100 東レダウコーニングシリコーン社製)に代
えたこと以外は製造例1と同様にキャリアBを得た。
【0056】[キャリア粒子の製造例3]キャリア製造
例1中、アミノシランカップリング剤(SH6020
東レダウコーニングシリコーン社製)1部を加えたこと
以外は製造例1と同様にキャリアCを得た。
【0057】[キャリア粒子の製造例4]キャリア製造
例1中のスチレンアクリル共重合体を90部に変えたこ
と以外は製造例1と同様にキャリアDを得た。
【0058】次にトナーの製造例を示す。これらは、公
知の手段によって行なうことができる。 [トナー製造例1] スチレン−メチルメタアクリレート共重合体 60部 ポリエステル樹脂(重量平均分子量23万) 40部 カーボンブラック(三菱カーボン社製#44) 8部 酸化ライスワックス 5部 サリチル酸金属塩化合物 5部 マグネタイト微粒子 24部 上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中で十分撹拌混
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミルで粉砕分級し、12μmの粒径のトナーa
を得た。
【0059】[トナー製造例2]トナー製造例1の粒径
のみを7μmに変更した以外は実施例1と同様にトナー
bを得た。
【0060】 [トナー製造例3] ポリエステル樹脂(重量平均分子量25万) 90部 スチレン−メチルメタアクリレート共重合体 10部 カーボンブラック(三菱カーボン社製#44) 8部 酸化ライスワックス 5部 サリチル酸金属塩化合物 5部 マグネタイト 36部 上記組成の混合物をヘンシェルミキサー中で十分撹拌混
合した後、ロールミルで130〜140℃の温度で約3
0分間加熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を
ジェットミルで粉砕分級し、12μmの粒径のトナーc
を得た。
【0061】 添加剤混合:前記トナー100部に対し、添加剤(疎水
化処理後酸化チタン微粉末)0.7部を添加し、ヘンシ
ェルミキサーで撹拌混合後メッシュを通して大粒径の粒
子を削除し最終トナーを得た。 現像剤製造:前記トナー15部に対し、キャリア85部
とをボールミルで混合し、現像剤を得た。
【0062】[実施例1]前記キャリア製造例1により
得られたキャリアAとトナー製造例1で得られたトナー
aを用い、添加剤混合後現像剤を作成した。前記記載の
現像装置を用い、交番電界のピーク間の電圧(Vpp)
800V、周波数1kHzとなるように設定し、画像出
しを行なった。表1に現像剤中の内容を示す。この結
果、ベタ画像部の濃度が高く、ドット再現性も良好であ
り、さらにはベタ部の白抜けも発生しない良好な画像が
得られた。本実施例の結果を表2にまとめて示す。
【0063】[実施例2]実施例1の現像条件を変更
し、交番電界のピーク間の電圧(Vpp)を1000V
にしたこと以外は同様にして、画像出しを行なった。本
実施例の結果を表2にまとめて示す。
【0064】[実施例3]実施例1の現像条件を変更
し、交番電界のピーク間の周波数を3kHzにしたこと
以外は同様にして、画像出しを行なった。本実施例の結
果を表2にまとめて示す。
【0065】[実施例4]前記キャリア製造例1により
得られたキャリアAとトナー製造例2で得られたトナー
bを用い現像剤を作成したこと以外は、実施例1と同様
に画像出しを行なった。本実施例の結果を表2にまとめ
て示す。
【0066】[実施例5]前記キャリア製造例1により
得られたキャリアAとトナー製造例3で得られたトナー
cを用い現像剤を作成したこと以外は、実施例1と同様
に画像出しを行なった。本実施例の結果を表2にまとめ
て示す。
【0067】[実施例6]前記キャリア製造例1により
得られたキャリアBとトナー製造例1で得られたトナー
aを用い現像剤を作成したこと以外は、実施例1と同様
に画像出しを行なった。本実施例の結果を表2にまとめ
て示す。
【0068】[実施例7]前記キャリア製造例3により
得られたキャリアCとトナー製造例1で得られたトナー
aを用い現像剤を作成したこと以外は、実施例1と同様
に画像出しを行なった。本実施例の結果を表2にまとめ
て示す。
【0069】[比較例1]前記キャリア製造例4により
得られたキャリアDとトナー製造例1で得られたトナー
aを用い現像剤を作成したこと以外は、実施例1と同様
に画像出しを行なった。本比較例の結果を表2にまとめ
て示す。
【0070】[比較例2]実施例1の現像条件を変更
し、交番電界を印加しないこと以外は同様にして、画像
出しを行なった。本比較例の結果を表2にまとめて示
す。
【0071】画像評価: <ベタ部白抜け>ベタ部白抜けの尺度として、初期と1
0万枚画像出し後のA3ベタ画像20枚中の白抜けの個
数を次の5段階で評価した。 ◎:優 ○:良 □:普通 △:悪い ×:最悪 <画像濃度>画像濃度の尺度として、初期と10万枚画
像出し後の画像を次の5段階で評価した。 ◎:優 ○:良 □:普通 △:悪い ×:最悪 <画像品質>画像品質の目安として、細線再現性・ドッ
ト再現性を以下の尺度として、初期と10万枚画像出し
後の画像を次の5段階で評価した。 ◎:優 ○:良 □:普通 △:悪い ×:最悪 <かぶり(地肌汚れ)>地肌汚れの尺度として、初期画
像出し後の画像を次の5段階で評価した。 ◎:優 ○:良 □:普通 △:悪い ×:最悪 <定着性の評価>テフロンローラを定着ローラとするリ
コー製MF200の定着部を改造した装置を用いて、こ
れにリコー製タイプ6200紙をセットし複写テストを
行ない、定着温度を変えてコールドオフセット発生温度
および高温オフセット発生温度を求めた。なお、紙送り
の線速度を、コールドオフセットの評価で500mm/
sec、高温オフセットの評価で50mm/secと設
定した。コールドオフセット発生温度を次の5段階で評
価した。 ◎:優 ○:良 □:普通 △:悪い ×:最悪 <現像剤寿命>現像剤寿命の尺度としては、初期と20
万枚画像出し後のコピー画像上の地肌汚れの変化を次の
5段階で評価した。 ◎:優 ○:良 □:普通 △:悪い ×:最悪
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的な説明から明らか
なように、本発明により、トナー供給を常時一定に自己
制御することができる簡易な構成を持ち、トナー濃度の
調整を容易に行なうことができる特定の現像方式におい
て、交番電界を印加することで高画質で異常画像の無い
良好な画像が安定して得られ、連続使用地においてもキ
ャリア被覆層の剥がれがないため摩擦帯電が安定で、初
期画像と同等の忠実度が高い画像を得ることができる現
像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の1例を示す図である。
【図2】本発明のトナー像形成時における現像剤の挙動
を示す例である。
【符号の説明】
1 潜像担持体(感光体ドラム) 13 現像装置 14 支持ケース 14a 支持ケース突出部 14b 支持ケース対向面 14c トナーエンドセンサ 15 現像剤担持体(現像スリーブ) 16 現像剤収容部材 16a 現像剤収容部 17 第1の規制部材(第1ドクターブレード) 18 トナー 19 トナー収容部(トナーホッパー) 20 トナー供給開口部 21 トナー供給手段(トナーアジテータ) 22 現像剤 22a 磁性キャリア 23 第2の規制部材(第2ドクターブレード) X 界面部(界面) Y 現像剤合流点 a 現像スリーブ回転方向 b キャリア循環方向 α 対向面傾斜角度 l 対向面長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 504 G03G 9/10 352 362 (72)発明者 松田 浩明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 樋口 博人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA01 BA06 BA07 CA08 CA12 CA26 CA28 EA01 EA05 FA02 2H031 AC08 AC34 BA09 BC00 CA09 2H073 AA02 BA03 BA11 BA23 BA43 CA03 2H077 AA12 AA14 AD02 AD06 AD13 AD18 AD36 BA08 DA10 DB25 EA03 FA19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に磁界発生手段を有し、磁性トナー
    とキャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬送する現
    像剤担持体と、前記現像剤担持体に担持されて搬送され
    る前記現像剤の量を規制する第1の規制部材と、第1の
    規制部材により掻き落とされた前記現像剤を収容する現
    像剤収容部と、前記現像剤収容部に隣接し、前記現像剤
    担持体にトナーを供給するトナー収容部とを備え、前記
    現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度の変化により、該
    現像剤と前記トナーとの接触状態を変化させて、前記現
    像剤担持体上の現像剤のトナー取り込み状態を変化させ
    る現像装置であって、前記現像剤収容部は、第1の規制
    部材よりも前記現像剤担持体上の現像剤の搬送方向上流
    側に配設された第2の規制部材を有し、第2の規制部材
    は、前記現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度が上昇
    し、該現像剤の層厚が増加した場合に該現像剤の増加分
    の通過を規制すべく、前記現像剤担持体との間隙が設定
    されており、前記現像剤担持体上の現像剤のトナー濃度
    の変化に拘らず、前記現像剤収容部内の現像剤が同現像
    剤収容部内で移動し、前記現像剤担持体上の現像剤のト
    ナー濃度が所定のトナー濃度となった際に、第2の規制
    部材により通過を規制された現像剤が前記現像剤担持体
    上の現像剤と前記トナーとの接触部に溜まり、該現像剤
    が前記接触部を塞ぐことにより前記現像剤担持体上の現
    像剤のトナー取り込み状態を停止させ、かつ潜像担持体
    上に交番電界を印加する手段を有する現像装置におい
    て、現像剤中該キャリアは、磁性粒子芯材の表面を樹脂
    により被覆された樹脂被覆キャリアであり、正弦交流電
    圧下で測定される周波数依存性から得られるインピーダ
    ンス測定におけるコール・コールプロット半円プロット
    より求められる時定数τ(=RC)の値が5×10-3
    下であることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 現像の際印加される交番電界のピーク間
    の電圧(Vpp)が1000V以上であることを特徴と
    する請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像の際印加される交番電界の周波数が
    3kHz以上であることを特徴とする請求項1記載の現
    像装置。
  4. 【請求項4】 トナーの体積平均粒径が5〜10μmで
    あることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 トナーに用いられるバインダー樹脂がポ
    リエステルを主に含有していることを特徴とする請求項
    1記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 キャリア被覆樹脂層が、シリコーン樹脂
    であることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 キャリア被覆樹脂層にアミノ基を有する
    シランカップリング剤を含有することを特徴とする請求
    項1記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003107792A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Ricoh Co Ltd 電子写真用トナーおよびそれを用いる画像形成装置
JP2003167389A (ja) * 2001-05-24 2003-06-13 Ricoh Co Ltd 電子写真用キャリア及び現像剤

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