JP2000331135A - 非接触データキャリア及び当該非接触データキャリアの製造方法 - Google Patents

非接触データキャリア及び当該非接触データキャリアの製造方法

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JP2000331135A
JP2000331135A JP11136108A JP13610899A JP2000331135A JP 2000331135 A JP2000331135 A JP 2000331135A JP 11136108 A JP11136108 A JP 11136108A JP 13610899 A JP13610899 A JP 13610899A JP 2000331135 A JP2000331135 A JP 2000331135A
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Jun Furuhashi
潤 古橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷が容易で、多量の非接触データキャリア
を容易にかつ安価に提供する。 【解決手段】 1枚の熱可塑性樹脂からなる樹脂シート
11に( 図3( a))、収納部6aとなる袋状部12を、
真空成形や熱プレスあるいは圧空成形などにより成形す
る( 図3( b))。該袋状部12に内部部品4を納めた
後、樹脂材料5aにより樹脂封止し、表面には印刷が施
され、裏面に粘着剤8が積層された熱可塑性の樹脂シー
ト( シート状物) 13を貼り合わせる( 図3( c))。そ
の後、所定位置にて裁断機52によって裁断する。こう
して、樹脂シート11からなる外装ケース6に内部部品
4が樹脂封止され、樹脂シートなどのシート状物13か
らなるシール部7を備えた本発明に係る非接触データキ
ャリア1を一時に複数個得る(図3( d))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触データキャリ
アの製造方法に関する。ICチップを主な内部部品とし
てもち、非接触で外部装置との間で信号を送受信する非
接触データキャリアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触データキャリアシステムは、非接
触データキャリアと呼ばれる応答器を、さまざまな物品
に取付け、その所持する人物や物品に関する情報を質問
器により遠隔的に読み取ってホストに提供し、人物や物
品に関する情報処理を実現する。このシステムに用いら
れる応答器( 非接触データキャリア) は、質問器との間
で信号を送受信するためのアンテナと回路部品を主体と
して構成され、耐久性・耐環境性を考慮して、通常、樹
脂などによって送受信アンテナや回路部品などの内部部
品を気密に封止した構造を有している。
【0003】この非接触データキャリアは、通常これら
の内部部品を射出成形等により作製された樹脂製の外装
ケース内に収納した後に、熱硬化性樹脂を外装ケース内
に注入、硬化させることにより得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によれば外装ケース内に内部部品を収納する作業や個
々の外装ケース内に樹脂を注入する作業を行なう必要が
あり、効率良く非接触データキャリアを作製できなかっ
た。この結果、多量の非接触データキャリアを作製する
には不向きであり、製造コストが高くなっていた。
【0005】また、樹脂製の外装ケース表面に印刷等を
施すことが容易にできず、記憶されたタグ情報の表示や
取付ける物品の商品名などを表示することが著しく困難
であった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、印刷が容易で、多量の非接触データキャリア
を容易にかつ安価に提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触データキ
ャリアは、情報を記憶する記憶素子を含む回路部品と、
外部機器と非接触で信号を送受信するためのアンテナを
備えた内部部品と、樹脂シートからなる前記内部部品を
収納する袋状の収納部を備えた外装ケースと、前記収納
部に収納された内部部品を封止する封止樹脂層と、前記
外装ケースを蓋するシート状物からなるシール部を具備
することを特徴とする。
【0008】この非接触データキャリアにおいては、樹
脂シートから簡単に袋状の収納部を作製することがで
き、製造コストを安価に抑えることができる。また、シ
ート状物から外装ケースを蓋するシール部が形成される
ためシール部に印刷が可能になり、非接触データキャリ
アへの表示が容易になる。
【0009】また請求項2記載の非接触データキャリア
においては、外装ケースの上端周縁につば状の接着部が
設けられているため、シール部との接着強度を高めるこ
とができる。
【0010】さらに請求項3記載の非接触データキャリ
アにおいては、前記外装ケースを形成する樹脂シート
は、熱可塑性樹脂シートにより作製されている。従っ
て、樹脂シートを加熱することにより収納部を成形でき
る。
【0011】また請求項4記載の非接触データキャリア
においては、前記シール部を形成するシート状物は、熱
可塑性樹脂シート又は熱可塑性樹脂の積層体、熱可塑性
樹脂シートと紙との積層体のいずれかにより作製されて
いる。従って、当該シート状物に印刷を容易に施すこと
が可能になる。
【0012】また、請求項5記載の非接触データキャリ
アにおいては、前記シール部は、感圧性接着剤若しくは
ホットメルト型接着剤により貼り合わせられており、シ
ート状物と外装ケースとなる樹脂シート及び封止樹脂層
との貼り合わせを容易に行える。
【0013】さらに、請求項6記載の非接触データキャ
リアにおいては、前記シール部は、熱圧着により貼り合
わせられており、この場合にも、シート状物と外装ケー
スとなる樹脂シート及び封止樹脂層との貼り合わせを容
易に行える。
【0014】本発明の非接触データキャリアの製造方法
は、情報を記憶する記憶素子を含む回路部品と、外部機
器と非接触で信号を送受信するためのアンテナを備えた
内部部品を樹脂封止した非接触データキャリアの製造方
法であって、樹脂シートに袋状部を形成する工程と、前
記袋状部に納めた前記内部部品を樹脂封止する工程と、
前記袋状部が形成された樹脂シートに、シート状物を貼
り合わせる工程と、貼り合わせられた樹脂シートとシー
ト状物を裁断する工程とを有することを特徴とする。
【0015】この方法では、樹脂シートから袋状部を簡
単に作製することができ、製造コストを安価に抑えるこ
とができる。また、シート状物から外装ケースを蓋する
シール部が形成されるためシール部に印刷が可能にな
り、非接触データキャリアへの表示が容易になる。さら
に、一枚の樹脂シートから多量の非接触データキャリア
を同時に得ることができる。
【0016】このとき請求項8記載の非接触データキャ
リアの製造方法においては、凹部が形成された型枠上面
に樹脂シートを載置し、凹部内を減圧にして袋状部が形
成される。また請求項9記載の非接触データキャリアの
製造方法においては、凹部が形成された型枠上面に載置
した樹脂シートをプレスして袋状部が形成される。さら
に請求項10記載の非接触データキャリアの製造方法に
おいては、凹部が形成された型枠上面に載置した樹脂シ
ートに、圧縮気体を吹き付けて袋状部が形成される。こ
れらの方法によれば、1枚の樹脂シートに多数の袋状部
を簡単に成形できる。
【0017】また、請求項11記載の非接触データキャ
リアの製造方法では、前記感圧性粘着剤が積層されたシ
ート状物を、樹脂シートに貼り合わせることにしてい
る。さらに、請求項12記載の非接触データキャリアの
製造方法では、前記ホットメルト型接着剤が積層された
シート状物を、熱圧着によって樹脂シートに貼り合わせ
ることにしている。これらの方法によれば、一度に多数
の収納部に蓋をすることができ、シール部を容易に設け
られる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る非接触データキャリアの斜視図、図2は図1の非接触
データキャリアの断面構造図、図3は本発明に係る非接
触データキャリアの製造方法を示す概略説明図、図4乃
至図9は、当該製造方法を示すさらに詳細な説明図であ
って、図4乃至図6はそれぞれ収納部の成形方法を示す
図、図7は封止樹脂層の形成方法を示す図、図8はシー
ル部となるシート状物の貼付を示す図、図9は非接触デ
ータキャリアを裁断分離する方法を示す図、図10は本
発明の別な実施の形態に係る非接触データキャリアの斜
視図、図11は図10の非接触データキャリアの断面構
造図である。以下、各図に従って本発明について詳細に
説明する。
【0019】図1に示す非接触データキャリア1は、回
路部品2と送受信アンテナ3と構成される内部部品4を
収納する外装ケース6と、外装ケース6に収納された内
部部品4を封止する封止樹脂部5と、樹脂封止部5を覆
うシール部7とを具備している。
【0020】回路部品2は、例えばエポキシ基板2bの
表面に銅製の回路パターンと端子部を形成し、これにI
Cチップ2aをはんだ付けしたものが用いられる。IC
チップ2aは、応答器の構成において送受信アンテナ3
を除く各機能回路部を内蔵したものである。送受信アン
テナ3は、導電性を有する銅製の導線からなるコイルか
らなり、該コイルの2つの端線( 導線部) は、溶接ある
いはハンダ付けによってエポキシ基板2bの端子部に接
続されている。
【0021】外装ケース6は、図1に示すように、例え
ば平面視で略楕円系状に形成されている。該外装ケース
6は樹脂シート11から作製されており、樹脂シート1
1を袋状に成形することにより内部部品4が収納される
収納部6aが設けられている。また外装ケース6の大き
さや形状は、用いられる内部部品4、製品として要求さ
れる強度、大きさ、意匠等に応じて適宜設計される。
【0022】当該樹脂シート11は、該樹脂シート11
に加工が施されて収納部6aが形成されるため、熱処理
等によって加工が容易なものが好適に用いられる。該樹
脂シート11の材質としては、例えばポリエチレンテレ
フタレート( PET) やポリプロピレン樹脂( PP) 、
ポリエチレン樹脂( PE) 、ポリスチレン樹脂( PS)
、ABS樹脂、ポリイミド樹脂などの各種熱可塑性樹
脂等が挙げられる。該樹脂シート11は封止樹脂部5を
保持するためのものであって、十分な強度が得られるよ
うその厚み等は用いられる材質等によって適宜設定され
る。
【0023】封止樹脂部5は、内部部品4を外部からか
かるの衝撃等の力から保護するためのものである。当該
封止樹脂部に用いられる樹脂材料5aとしては、外部か
らかかる力を和らげるものであれば特に限定されるもの
ではなく、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチ
レン共重合体樹脂など熱可塑性樹脂、あるいはエポキシ
樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性
樹脂、紫外線により硬化する紫外線硬化タイプのアクリ
ル樹脂やエポキシ樹脂が挙げられる。またこれ以外にシ
リコーン系のゲルなどの緩衝材等が挙げられる。
【0024】シール部7は封止樹脂部5を覆うためのも
のであって、外装ケース6の蓋としての機能を果たすも
のである。当該シール部7は、樹脂シートや紙などの各
種シート状物13から作製されている。樹脂シートとし
ては、例えばポリエチレンテレフタレート( PET) や
ポリプロピレン樹脂( PP) 、ポリエチレン樹脂( P
E) 、ポリスチレン樹脂( PS) 、ABS樹脂、ポリイ
ミド樹脂などの熱可塑性樹脂などからなるものが挙げら
れる。また、紙としては、パルプなどの天然繊維やレー
ヨンなどの合成繊維などからなるものが挙げられる。ま
た、樹脂シートと紙との積層体や樹脂シートの積層体な
ど各種の複合シートを用いることも可能である。これら
の厚みはそれらの強度等によって適宜設定される。
【0025】このシール部7は、感圧性粘着剤やホット
メルト接着剤などの各種接着剤8によって封止樹脂部5
の表面に貼り合わされ、封止樹脂部5及び外装ケース6
に固定される。なお、ここでホットメルト接着剤とは、
シート状物13の軟化点よりも低い温度で溶融し、また
冷却されることにより固化して接着性を示すものを意味
する。これらの接着剤8は予めシート状物13の片面に
積層される。接着剤を用いなくとも、より高温で樹脂層
を溶融して接合することもできる。
【0026】また上記樹脂シート11に予め、図柄や文
字、例えばキャラクター、ロゴマーク、貼付する物品の
名称やICチップ2a内に記憶されているタグ情報を印
刷しておくことができる。この結果、非接触データキャ
リア1への表示を容易にできる。さらに、樹脂シート1
1に着色を予め施して非接触データキャリア1を色分け
し、非接触データキャリア1の区別が一目瞭然にでき
る。
【0027】次に当該非接触データキャリア1の製造方
法について詳細に説明する。まず、図3( a) に示すよ
うに外装ケース6となる樹脂シート11を準備し、当該
樹脂シート11に収納部6aとなる袋状部12を、真空
成形や熱プレスあるいは圧空成形などにより成形する(
図3( b))。
【0028】図4( a)(b) は真空成形法についての説
明図であって、減圧を利用して袋状部12を形成する方
法である。真空成形法においては、凹部22が形成され
た金型などの型枠21と図示しない真空ポンプとが用い
られる。型枠21に形成された凹部22は、袋状部12
を所定形状に成形保持するためのものである。型枠21
には、凹部22内に開口された排気路23が設けられて
おり、真空ポンプに接続される。また、樹脂シート11
を軟化するためのヒータが、型枠21内部及び/又は凹
部22上方に備えられる。
【0029】この方法では、まず型枠21上面に樹脂シ
ート11を載置し、樹脂シート11を加温して軟化させ
る( 図4( a))。次に、真空ポンプによって凹部22内
を減圧し、樹脂シート11を凹部22内壁に添わせるよ
うにして袋状部12を形成する( 図4(b))。
【0030】また図5(a)(b) は熱プレス法につい
ての説明図であって、熱プレスすることにより袋状部1
2を形成する方法である。熱プレス法においては、凹部
32が形成された下型31と凹部32内に挿入可能なプ
レス部34を備えた上型33とからなるプレス装置が用
いられる。凹部32は、袋状部12を所定形状に成形保
持するためのものである。また、樹脂シート11を軟化
するためのヒータが、下型31及び/又は上型33に備
えられる。
【0031】この方法では、例えば下型31上面に樹脂
シート11を載置し、この樹脂シート11を加温して軟
化させる( 図5( a))。若しくは加温された上型33
のプレス部34を樹脂シート11に押しあて樹脂シート
11を軟化させる。次に、上型33を降下させて樹脂シ
ート11をプレスして袋状部12を形成する( 図5
(b))。
【0032】さらに図6(a)(b) は圧空成形法につ
いての説明図であって、樹脂シート11の上方から熱し
た空気を吹き付けて袋状部12を形成する方法である。
空圧成形法においては、凹部42が形成された枠型41
と樹脂シート11に熱した圧縮気体を吹き付ける図示し
ない噴射装置とが用いられる。
【0033】この方法では、枠型41上面に樹脂シート
11を載置し( 図6(a))、凹部42上方に位置され
た噴射装置のノズル部から樹脂シート11に向けて熱し
た圧縮気体を吹き付け、樹脂シート11を凹部42内壁
に添わせるようにして袋状部12を形成する( 図6(
b))。また、当該方法においては、枠型41にヒータを
備え樹脂シート11を加温した状態で、上方から圧縮気
体を吹き付けて袋状部12を形成することも可能であ
る。なお、この圧縮気体として、例えば空気や窒素など
の不燃性若しくは微燃性の気体が好ましく用いられる。
【0034】このようにして、樹脂シート11に袋状部
12を形成する。このとき、枠型21に多数の凹部22
を設けることにより、図3(b) に示すように,一度の
複数の袋状部12を形成できる。
【0035】次に図7(a) に示すように、この袋状部
12に、予め回路基板2bに実装されたICチップ2a
とアンテナコイルとを接続した内部部品4を納め、その
後図7(b) に示すように、上記した樹脂材料5aを注
入ノズル51から袋状部12に注入する。そして、樹脂
材料5aを硬化させて内部部品4を樹脂封止する。
【0036】その後図8に示すように、シール部7とな
る別な樹脂シート( シート状物) 13を上記袋状部12
に内部部品4が樹脂封止された樹脂シート11に重ね合
わせ、2枚の樹脂シート11,13を接着させる( 図3
( c))。このとき、重ね合わせる樹脂シート13に予め
感圧性粘着剤やホットメルト型接着剤などの接着剤8を
樹脂シート13の裏面一面に積層させておくことによ
り、簡単に両樹脂シート11,13を接着できる。
【0037】またタグ情報などを予め樹脂シート( シー
ト状物) 13表面に印刷しておくことにより、得られた
非接触データキャリア1に必要な情報を簡単に表示する
ことができる。
【0038】この後,図9に示すように,封止樹脂部5
がシート状物13によりシールされた樹脂シート11
を、裁断機52などにより所定位置で切断する。
【0039】こうして図3( d) に示すように、シート
状のシール部7によって封止樹脂部5がシールされた本
発明に係る非接触データキャリア1を多数同時に作製で
きる。また、製造工程としても非常に簡単なものである
ため、非接触データキャリア1を安価に提供できる。
【0040】また,本発明は上記実施の形態に限るもの
ではなく、様々な実施の形態が考えられる。例えば、図
10に示す非接触データキャリア1においては、外装ケ
ース6の上端周縁につば状の接着部6bが収納部6aと
一体に設けられており、接着部6bにおいてシール部7
と接着されている。
【0041】この非接触データキャリア1においては、
例えば2つの樹脂シート11,13を熱融着により貼り
合わせることが可能であって、接着剤8等を使用するこ
となくシール部7を設けることができる。しかも、外装
ケース6の上端周縁に延設した接着部6bがシール部7
と貼り合わせられるため、シール部7が外装ケース6か
ら剥がれ難くなり、より好都合である。
【0042】
【実施例】次に本発明について、以下の実施例に基づき
さらに詳細に説明する。
【0043】まず、100μm厚のPET製の樹脂シー
トに、凹部が形成された金型を用いて、真空成形法によ
って直径20mm、深さ2mmの収納部を複数個成形した。
次に、各収納部にICチップとアンテナコイルを接続し
た内部部品を納めた後、液状の紫外線硬化型アクリル樹
脂を注入した。その後、紫外線を照射してアクリル樹脂
を硬化させ、内部部品を樹脂封止した。
【0044】そして、表面にタグ情報が印刷され、裏面
に厚さ5μmの感圧接着剤が積層された厚さ100μm
のPET製樹脂シートを重ね合わせ、プレスして2枚の
樹脂シートを接着した。そして収納部の外周位置でカッ
ターにより裁断して、図1に示すような非接触データキ
ャリアを複数個同時に得た。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、内部部品が樹脂封止さ
れた非接触データキャリアを簡単に作製できる。特に、
内部部品を収納する外装ケースを樹脂シートから成形で
きるために、材料費を安価に出来る。また、外装ケース
の蓋となるシール部も樹脂シートなどのシート状物から
作製されるために、非接触データキャリアに印刷による
表示が容易にできる。
【0046】また、一度のプレス工程により、1枚の樹
脂シートに多数の収納部となる袋状部を成形できるため
に、複数個の非接触データキャリアを同時に得ることが
できる。このようにして非接触データキャリアを容易に
かつ安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る非接触データキャ
リアの斜視図
【図2】図1の非接触データキャリアの断面構造図
【図3】(a) 〜(d) は本発明に係る非接触データキ
ャリアの製造方法を示す概略説明図
【図4】図3の非接触データキャリアの製造方法を示す
さらに詳細な説明図であって、収納部の成形方法の一例
を示す図
【図5】図3の非接触データキャリアの製造方法を示す
さらに詳細な説明図であって、収納部の成形方法の他例
を示す図
【図6】図4の非接触データキャリアの製造方法を示す
さらに詳細な説明図であって、収納部の成形方法のさら
に他例を示す図
【図7】(a)(b) は封止樹脂部の形成方法を示す図
【図8】シール部となるシート状物の貼付を示す図
【図9】(a)(b)は非接触データキャリアを裁断分
離する方法を示す図
【図10】本発明の別な実施の形態に係る非接触データ
キャリアの斜視図
【図11】図10の非接触データキャリアの断面構造図
【符号の説明】
1……非接触データキャリア 2……回路部品 3……送受信アンテナ 4……内部部品 5……封止樹脂部 6……外装ケース 6a…収納部 6b…接着部 7……シール部 8……接着剤 11……樹脂シート 12……袋状部 13……シート状物 21,41……型枠 22……凹部 23……排気路 31……下型 33……上型 52……裁断機

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶する記憶素子を含む回路部品
    と、外部機器と非接触で信号を送受信するためのアンテ
    ナを備えた内部部品と、 樹脂シートからなる前記内部部品を収納する袋状の収納
    部を備えた外装ケースと、 前記収納部に収納された内部部品を封止する封止樹脂層
    と、 前記外装ケースを蓋するシート状物からなるシール部を
    具備することを特徴とする非接触データキャリア。
  2. 【請求項2】 前記外装ケースの上端周縁につば状の接
    着部を備えたことを特徴とする請求項1記載の非接触デ
    ータキャリア。
  3. 【請求項3】 前記外装ケースを形成する樹脂シート
    は、熱可塑性樹脂シートである請求項1又は2記載の非
    接触データキャリア。
  4. 【請求項4】 前記シール部を形成するシート状物は、
    熱可塑性樹脂シート又は熱可塑性樹脂シートの積層体、
    熱可塑性樹脂シートと紙の積層体のいずれかである請求
    項1又は2記載の非接触データキャリア。
  5. 【請求項5】 前記シール部は、感圧性接着剤若しくは
    ホットメルト型接着剤により貼り合わせられたことを特
    徴とする請求項1又は2記載の非接触データキャリア。
  6. 【請求項6】 前記シール部は、熱圧着により貼り合わ
    せられたことを特徴とする請求項1又は2記載の非接触
    データキャリア。
  7. 【請求項7】 情報を記憶する記憶素子を含む回路部品
    と、外部機器と非接触で信号を送受信するためのアンテ
    ナを備えた内部部品を樹脂封止した非接触データキャリ
    アの製造方法であって、 樹脂シートに袋状部を形成する工程と、 前記袋状部に納めた前記内部部品を樹脂封止する工程
    と、 前記袋状部が形成された樹脂シートに、シート状物を貼
    り合わせる工程と、 貼り合わせられた樹脂シートとシート状物を裁断する工
    程とを有することを特徴とする非接触データキャリアの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 凹部が形成された型枠上面に樹脂シート
    を載置し、凹部内を減圧にして袋状部を形成する請求項
    7記載の非接触データキャリアの製造方法。
  9. 【請求項9】 凹部が形成された型枠上面に載置した樹
    脂シートをプレスして袋状部を形成する請求項7記載の
    非接触データキャリアの製造方法。
  10. 【請求項10】 凹部が形成された型枠上面に載置した
    樹脂シートに、圧縮気体を吹き付けて袋状部を形成する
    請求項7記載の非接触データキャリアの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記感圧性粘着剤が積層されたシート
    状物を、樹脂シートに貼り合わせる請求項7記載の非接
    触データキャリアの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ホットメルト型接着剤が積層され
    たシート状物を、熱圧着によって樹脂シートに貼り合わ
    せる請求項7記載の非接触データキャリアの製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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