JP2000331612A - 厚膜パターン組成物、厚膜パターン形成用塗布組成物、およびプラズマディスプレイパネル - Google Patents
厚膜パターン組成物、厚膜パターン形成用塗布組成物、およびプラズマディスプレイパネルInfo
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- JP2000331612A JP2000331612A JP13827799A JP13827799A JP2000331612A JP 2000331612 A JP2000331612 A JP 2000331612A JP 13827799 A JP13827799 A JP 13827799A JP 13827799 A JP13827799 A JP 13827799A JP 2000331612 A JP2000331612 A JP 2000331612A
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Abstract
高めてパネル封着時に破損が生じるのを防止することが
できる厚膜パターン形成用塗布組成物、およびそれを用
いた誤放電や点欠陥のないプラズマディスプレイパネル
を提供する。 【解決手段】 厚膜パターンの溶融母体となるガラスフ
リットと、主として厚膜パターンの形態および強度を維
持するための骨材とを主成分として含有する厚膜パター
ン組成物であって、前記骨材は、ガラス材質よりなるフ
ィラーであり、かつその軟化点が、前記溶融母体となる
ガラスフリットの軟化点よりも10℃以上高いフィラー
を主成分として含むように構成する。
Description
物、厚膜パターン形成用塗布組成物、およびプラズマデ
ィスプレイパネルに係り、特に、気体放電を用いた自発
光形式の平板ディスプレイパネルの隔壁として用いられ
る厚膜パターン組成物、およびその厚膜パターン組成物
を用いたプラズマディスプレイパネルに関する。
レイパネル(PDP)は、2枚の対向するガラス基板に
それぞれ規則的に配列した一対の電極を設け、その間に
Ne、He、Xe等を主体とする希ガスを封入した構造
となっている。そして、これらの電極間に電圧を印加
し、電極周辺の微小なセル内で放電を発生させることに
より、各セルを発光させて表示を行うようにしている。
情報の表示するためには、規則的に並んだセルを選択的
に放電発光させる。このPDPには、電極が放電空間に
露出している直流型(DC型)と絶縁層で覆われている
交流型(AC型)の2タイプがあり、双方とも表示機能
や駆動方式の違いによって、さらにリフレッシュ駆動方
式とメモリー駆動方式に分類される。
いて、各セルは2枚のガラス基板が隔壁により対向保持
されて形成されている。このような隔壁は、表示放電空
間をできるだけ大きくして高輝度の発光を得るために、
ガラス基板に対して垂直に切り立ち、かつ、幅が狭く十
分な高さを有することが要求される。特に高精細のPD
Pでは、例えば、高さ100μmに対して幅が30〜5
0μmであるような高アスペクト比の隔壁が必要とされ
る。
フリット、不定形のアルミナ、ジルコン、ジルコニア等
の骨材、着色剤からなる組成物と焼成により消失するエ
チルセルロース、アクリル系樹脂をターピネオール、ブ
チルカルビトール等の溶剤に溶解させた有機ビヒクルを
三本ロール等により混練したペーストをスクリーン印刷
によりパターン状に印刷、乾燥を所望の高さになるまで
繰り返し、焼成する方法、あるいはスクリーン印刷、ブ
レードコート、ダイコート等により塗布、乾燥しベタ膜
を形成した後、ベタ膜上に耐サンドブラスト性を有する
マスクをパターン状に形成し、サンドブラスト加工を行
い、マスクを剥離した後焼成する方法等により形成され
ている。
板)の上に形成された隔壁間には蛍光体が充填され、し
かる後、前面板(もう一方のガラス基板)と重ね合わせ
られ、封着される。この封着時に隔壁頂部と前面板とが
密着し隔壁に圧力が加わるため、隔壁は高強度であるこ
とが要求される。
来の隔壁組成物においては、隔壁強度が十分であるとは
いえず、パネル封着時に隔壁の破損や頂部に欠けが生じ
たりするという問題があった。
間での誤放電や、蛍光体上に隔壁の欠片が残ることによ
る発光の点欠陥の原因を引き起こしてしまうおそれがあ
る。
たものであり、その目的は、隔壁の強度を高めてパネル
封着時に破損が生じるのを防止することができる厚膜パ
ターン組成物、およびそれを形成するための厚膜パター
ン形成用塗布組成物、およびそれを用いた誤放電や点欠
陥のないプラズマディスプレイパネルを提供することに
ある。
るために、本発明は、厚膜パターンの溶融母体となるガ
ラスフリットと、主として厚膜パターンの形態および強
度を維持するための骨材とを主成分として含有する厚膜
パターン組成物であって、前記骨材は、ガラス材質より
なるフィラーであり、かつその軟化点が、前記溶融母体
となるガラスフリットの軟化点よりも10℃以上高いフ
ィラーを主成分として含むように構成される。
質よりなるフィラーは、骨材成分中80%以上含有され
てなるように構成される。
が、粒状または線状体であるように構成される。
組成物には、さらに着色用の顔料が含有されて構成され
る。
となるガラスフリットと、主として厚膜パターンの形態
および強度を維持するための骨材とが、有機ビヒクルと
混合、分散されて構成される厚膜パターン形成用塗布組
成物であって、前記骨材は、ガラス材質よりなるフィラ
ーであり、かつその軟化点が、前記溶融母体となるガラ
スフリットの軟化点よりも10℃以上高いフィラーを主
成分として含むように構成される。
を有するプラズマディスプレイパネルであって、前記隔
壁は、上記に記載の厚膜パターン組成物からなるように
構成される。
て詳細に説明する。
として、プラズマディスプレイパネル(PDP)の作製
時に用いられる隔壁の組成物を例にとって説明する。当
該隔壁の組成物の説明をする前に、プラズマディスプレ
イパネル全体の構成を簡単に説明しておく。
視図である。この図において、符号1は前面板、符号2
は背面板、符号3は隔壁、符号4は維持電極、符号5は
バス電極、符号6は誘電体層、符号7はMgO層、符号
8はアドレス電極、符号9は蛍光体層を示している。
に、前面板1と背面板2を離した状態で示してある。図
1に示されるようにAC型PDPは、ガラス板からなる
前面板1と背面板2とが互いに平行に対峙され、背面板
2に立設された隔壁3によって前面板1と背面板2とが
密封されたセルを構成するように一定間隔で固着されて
いる。
持電極4と金属電極であるバス電極5とからなる複合電
極が互いに平行に形成され、これを覆うように誘電体層
6、およびMgO層7が順次形成されている。
直交するとともに隔壁3の間に位置するようにアドレス
電極8がストライプ状に互いに平行に形成され、また、
アドレス電極8上のセル底面上に蛍光体層9が設けられ
ている。また、図2にその断面図が示されるように、ガ
ラス基板2に下地層10を形成した後にアドレス電極8
を設け、さらに誘電体層6’を積層した後、隔壁3、蛍
光体層9を設けた構造としたものである。
り、前面板1における複合電極間に交流電源から所定の
電圧を印加して電場を形成することにより、前面板1と
背面板2と隔壁3とで区画される表示要素としての各セ
ル内で放電が行われる。そして、この放電により生じる
紫外線により蛍光体9を発光させることで、前面板1を
透過する光を観察者が視認できるようになっている。
のであり、そのなかで、図3(a)は平面図、図3
(b)は図3(a)におけるX−X線での断面図であ
る。図中、符号11は前面板、符号12は背面板、符号
13は陰極、符号14は電極体、符号15は表示陽極、
符号16は隔壁、符号17は放電セル、符号18は端子
部、符号19は抵抗体、符号20は補助電極、符号21
は電極体、符号22は蛍光体層、符号23はプライミン
グスリットをそれぞれ示している。
前面板11と背面板12の2枚のガラス基板を合わせて
パネル化され、また、前面板11上には陰極13からな
る第1の電極群が形成され、背面板12上には電気的に
接続した電極4本と表示陽極15とからなる第2の電極
群が形成されている。陰極13と表示陽極15が略直交
するように前面板11と背面板12とが隔壁16により
対向保持されて放電セル17が形成されている。放電セ
ル17内の陰極13と電極体14とによって単位放電電
極対が構成されている。
の線状部15aから横向きに突き出た突起部15bとを
備え、電極体14からは端子部18が表示陽極15と平
行に伸びており、表示陽極15の突起部15bと電極体
14の端子部18との間は抵抗体19により電気的に接
続されている。また、隣接する表示陽極15の間にはそ
れと平行に補助陽極20が設けられており、陰極13と
交差する箇所には補助陽極20上にも電極体21が設け
られている。
5の間に所定の電圧を印加すると、抵抗体19を介して
電極体14に電流が流れ、放電セル17内にて陰極13
と電極体14との間で放電が起こり、この放電により発
生する紫外線で、例えばR,G,B,各3色の蛍光体層
22を発光させるようになっている。この発光は前面板
11を通して外部に放射され、フルカラーの画像表示が
行われる。この場合、補助陽極18は放電セル17内に
放電の種火となる荷電粒子をプライミングスリット23
を通して供給する役目を持つ。なお、符号24は誘電体
層で、表示陽極15、端子部18、抵抗体19及び補助
陽極20を放電空間から電気的に隔絶せしめ、放電発生
箇所を電極体14、21のみに限定する。
壁16(以下隔壁3を代表として取りあげて説明する)
は、厚膜パターン形成用塗布組成物をスクリーン印刷に
より隔壁形状にパターン印刷する方法や、厚膜パターン
形成用塗布組成物をスクリーン印刷、ブレードコート、
ダイコート等により塗布、乾燥しベタ膜を形成した後、
ベタ膜上に耐サンドブラスト性を有するマスクをパター
ン状に形成し、サンドブラスト加工を行い、マスクを剥
離した後焼成する方法等により形成される厚膜パターン
組成物である。
溶融母体となるガラスフリットと、主として隔壁3の形
態および強度を維持するための骨材とが主成分として含
有される。そして、隔壁3に含有される骨材としては、
ガラス材質よりなるフィラーであり、かつその軟化点
が、前記溶融母体となるガラスフリットの軟化点よりも
10℃以上高い、好ましくは10℃〜1700℃高いフ
ィラーが主成分として用いられる。このようなガラス材
質よりなるフィラーを用いることにより、溶融母体とな
るガラスフリットとフィラーとのなじみが良くなり、高
い強度の隔壁3が得られる。
石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス等の種々の公
知の材質のものが用いられる。ガラス材質よりなるフィ
ラーの軟化点がガラスフリットの軟化点よりも10℃以
上高くないと、焼成により、フィラーが溶融しすぎて、
隔壁3の形態および強度を維持するための機能を十分に
果たさなくなるという不都合が生じる。
は、粒状または線状体のいずれであってもよい。また、
これらの混合物であってもよい。なお、線状体とはある
程度の長さを備えるものであり、この線状体をより具体
化したものとして、針状体または繊維状体の形態が挙げ
られる。
所定の物性を備えるフィラーは、骨材成分として100
%使用されることが望ましいが、本発明の作用効果を逸
脱しない範囲で他の骨材成分(ガラス以外の無機材料)
を20%未満含有させること、すなわち、上記所定の物
性を備えるガラスを、骨材成分のなかで80%以上含有
させるようにすることもできる。
れるガラスフリットはバインダー(接着剤)として役割
をなすものであり、そのガラス転移点(Tg)は、塗布
組成物中、ペーストとして用いる樹脂が焼成により完全
に消失する温度以上であることが望ましい。さらに、ガ
ラスフリットの軟化点はガラス基板が変形する温度以下
でなければならない。具体的には、Tgが350〜50
0℃、軟化点が400〜600℃の間で適宜選択され
る。
りや誘電体層のクラックの発生を抑えるために、ガラス
フリットの熱膨張係数(α)をガラス基板、下地層、誘
電体層の熱膨張係数にできるだけ合わせる必要がある。
従って、具体的には、α=60〜90×10−7/℃程
度のものを使用するのが望ましいが、骨材、着色剤を添
加することでαが変化するため、最終的に隔壁組成物と
した時のαが60〜90×10−7/℃程度となるよう
適宜選択すればよい。
の選定の仕方次第では、着色剤としての機能をも併用さ
せることができるが、さらに、積極的に着色を要す場合
が多々あり、その場合には隔壁3中に着色剤が含有され
る。
られる。本発明の場合、基板の作製工程中の焼成温度以
上の耐熱性があればよい。このような着色剤としては、
複合酸化物系顔料(Cr,Co,Ni,Fe,Mn,C
u,Sb,As,Bi,Ti,Cd,Al,Ca,S
i,Mg,Ba等の2種以上の金属の酸化物からなる顔
料)、酸化チタン、アルミナ、ジルコン、ジルコニア、
シリカ、マグネシア、チタン酸鉛、チタン酸カリウム、
硫セレン化カドミウム、弁柄(Fe2O3)、亜酸化
銅、カドミウム水銀赤(CdS+HgS)、クロムバー
ミリオン、銀朱、アンチモン赤ヨード赤、ジンクアイア
ンレッド、モリブデン赤、鉛丹、カドミウムレッド、ク
ロムグリーン、亜鉛緑、コバルトグリーン、酸化クロ
ム、ビリジアン、エメラルドグリーン群青、紺青、コバ
ルトブルー、セルリアンブルー、硫化銅、チタンイエロ
ー、チタンブラック、黒色酸化鉄(Fe3O4)、黄色
酸化鉄、カドミウムイエロー、黄鉛などが挙げられ、こ
れらは適宜目的に応じ選択して用いれば良い。
リットを40〜95%、好ましくは60〜90%;骨材
を1〜60%、好ましくは5〜30%;着色剤を0〜3
0%の範囲で構成するのがよい。これらを含む厚膜パタ
ーン形成用塗布組成物は、これらを混合した後、有機ビ
ヒクルを加え三本ロール、ビーズミル等により混練、分
散してペースト状の塗布組成物とされる。
は、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース、ニトロセルロース等のセルロー
ス誘導体、ポリアクリルエステル、アルキッド樹脂等の
ポリエステル系樹脂、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、ビニル酢
酸、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタ
クリレート、プロピルアクリレート、n−ブチルメタク
リレート、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘキ
シルメタクリレート、2−ヘキシルアクリレート、ラウ
リルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ステアリ
ルメタクリレート、ステアリルアクリレート、ドデシル
メタクリレート、ドデシルアクリレート、ヘキシルメタ
クリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルメタクリ
レート、オクチルアクリレート、セチルメタクリレー
ト、セチルアクリレート、ノニルメタクリレート、ノニ
ルアクリレート、デシルメタクリレート、デシルアクリ
レート、シクロヘキシルメタクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジメチル
アミノエチルメタクリレート、2−メトキシアクリレー
ト、2(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ダイアセトンア
クリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、イソプロ
ピルアクリルアミド、ジエチルアミノエチルメタクリレ
ート、t−ブチルメタクリレート、N,N−ジメチルア
クリルアミド、α−メチルスチレン、スチレン、ビニル
トルエン、N−ビニル−2−ピロリドン等のモノマーか
らなるホモポリマーおよび上記モノマーから選択された
2種以上のモノマーからなる共重合体、エチレン−アク
リル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系樹
脂、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール等が
例示される。
オールのようなテルペン類、エチレングリコールモノア
ルキルエーテル類、エチレングリコールジアルキルエー
テル類、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル
類、ジエチレングリコールジアルキルエーテル類、エチ
レングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、エ
チレングリコールジアルキルエーテルアセテート類、ジ
エチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート
類、ジエチレングリコールジアルキルエーテルアセテー
ト類、プロピレングリコールモノアルキルエーテル類、
プロピレングリコールジアルキルエーテル類、プロピレ
ングリコールモノアルキルエーテルアセテート類、プロ
ピレングリコールジアルキルエーテルアセテート類、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール、2−エチル
ヘキサノール、1−ブトキシ−2−プロパノール等のア
ルコール類等が例示され、これらを単独または、2種類
以上を混合して使用してもよい。
必要に応じて適宜使用することができる。
面板の作製方法について簡単に説明する。まず、ガラス
基板2の上にアドレス電極8をパターン形成する。
タ法、真空蒸着法等の薄膜形成プロセスとフォトプロセ
スを組み合わせる方法、(2)スクリーン印刷法による
パターン印刷による方法、(3)スクリーン印刷やブレ
ードコート、ダイコート、ロールコート、リバースコー
ト等のコーティング法とフォトプロセスを組み合わせる
方法等が挙げられる。フォトプロセスとしては、フォト
レジストを塗布して乾燥させた後、露光及び現像工程に
よりパターニングする方法、あるいは、ドライフィルム
レジストを用いて同様にパターニングする方法などがあ
る。電極の膜厚としては、例えば、電極材料としてCr
を用い、スパッタ法により成膜を行った場合には、0.
05〜0.2μm程度であり、成膜されたCr薄膜をフ
ォトレジストを用いてパターニングして電極が形成され
る。なお、電極材料及びパターニング方法は必ずしもこ
れらの方法に限定されるものではない。
ンのアドレス電極8を形成した後、隔壁3を形成する。
隔壁3の形成方法としては、前述したように前記厚膜パ
ターン形成用塗布組成物を用い、スクリーン印刷により
隔壁形状にパターン印刷する方法や、スクリーン印刷、
ブレードコート、ダイコート等によりベタ膜を作製した
後、ベタ膜上に耐サンドブラスト性を有するマスクをパ
ターン状に形成し、サンドブラストにより隔壁形成材の
不要部分を除去して所定の隔壁形状にする方法が例示で
きる。またさらには、ペーストを予めフィルムにコーテ
ィングした後、基板にラミネートし同様にサンドブラス
ト加工を行う方法等が例示される。上記何れかの方法に
よって隔壁を形成した後、焼成を行い所定の隔壁3を得
る。形成する隔壁3の高さは、50μm〜250μm程
度である。
は、下地層10、誘電体層6’として隔壁3の焼成温度
以上の軟化点を有するガラスフリットを主要成分とする
ペーストを使用して形成すればよく、その膜厚は1μm
〜50μm程度とする。
構造のPDPにも応用できることは勿論である。
に詳細に説明する。実施例では比較評価のために骨材以
外の材料は同一のものとしたが、本発明は骨材も含めこ
れらに限定されるものではない。なお、実施例中「部」
は重量部、「%」は「重量%」を示す。
た。 ・ガラスフリット(主成分PbO,SiO2,B2O3;無アルカリ; d50=1.3μm;Ts=560℃;熱膨張係数75×10−7/ ℃; ガラス転移点450℃) … 75部 ・ガラス材質(主成分PbO,SiO2,B2O3;無アルカリ; d50=1μm;Ts=620℃) … 12部 ・骨材(アルミナRA−40(岩谷化学工業(株)製、d50=1μm)) … 3部 ・顔料(ダイピロキサイドブラック#9510(大日精化工業製)) … 10部
トコンディショナーRC−5000(レッドデビル社
製)により15分間混合し、フリット混合物を作製し
た。
に下記の添加物を加えて隔壁形成材(ペースト)を作製
した。 ・上記フリット混合物 … 80部 ・エトセルSTD−100FP(ダウ・ケミカル社製) … 2部 ・ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(純正化学製) … 9部 ・スクリーンオイル759(奥野製薬工業製) … 9部
ル(井上製作所製、C−4・3/4×10)にて混練し
ペーストを作製した。
層としてELD−1155(奥野製薬工業製)をスクリ
ーン印刷にて印刷し、乾燥、焼成して膜厚10μmの下
地層を形成した後、この下地層の上にアドレス電極とし
てD−590−HV−MOD(イー・エス・エル日本
製)をスクリーン印刷にて電極パターン状に印刷、焼成
し、膜厚8μm、線幅40μm、ピッチ240μmの電
極を形成した。
てPLS−3232(日本電気硝子製)をスクリーン印
刷にて印刷し、乾燥、焼成して膜厚8μmの誘電体層を
形成した。
クリーンオイル759(奥野製薬工業製)で希釈しシェ
アーレート15[1/sec]、22℃で600ポイズ
に粘度調整し、スクリーン印刷により印刷、乾燥をそれ
ぞれ10回繰り返し、乾燥膜厚200μmのベタ膜を作
製した。ベタ膜が形成された基板を80℃に加熱しベタ
膜上にドライフィルムレジスト(東京応化工業製、OS
BRフィルムBF−605)をラミネートした後、超高
圧水銀灯を光源とする平行光プリンターを使用し、線幅
100μm、ピッチ240μmのラインパターンマスク
を介して露光を行った。露光条件は、365μmで測定
した時に強度200μW/cm2、照射量80mJ/c
m2であった。
を用い、液温35℃でスプレー現像を行いサンドブラス
ト用マスクを作製し、乾燥した後、溶融アルミナA−#
800(不二見研磨材工業製)を切削材としてサンドブ
ラスト加工により不要部分を除去した。
を用い、液温30℃にてサンドブラスト用マスクを剥離
し、乾燥した後、ピーク温度575℃、保持時間20
分、全焼成時間2時間で焼成を行い線幅65μm、高さ
150μmの隔壁を得た。
損を『隔壁破損頻度』として、以下の要領で評価を行っ
た。
ラス基板を隔壁面で重ね合わせ、密着プリンター(大日
本スクリーン製造製、P−202−G)にて40mmH
gで3分間密着した後、破損した隔壁の個数をカウント
した。結果は表1に示すとおりである。なお、表1に示
す数値(隔壁破損頻度)は比較例1の破損数を100と
して相対表記した。
壁破損頻度は5であり、比較例1の100に比べ著しく
減少しており、隔壁強度が格段と高くなっていることが
わかる。
た。 ・ガラスフリット(主成分PbO,SiO2,B2O3;無アルカリ; d50=1.3μm;Ts=560℃;熱膨張係数75×10−7/ ℃; ガラス転移点450℃) … 75部 ・骨材(石英(球形;軟化点:1650℃;d50=1μm)) … 15部 ・顔料(ダイピロキサイドブラック#9510(大日精化工業製)) … 10部
トコンディショナーRC−5000(レッドデビル社
製)により15分間混合しフリット混合物を作製した。
に下記の添加物を加えて隔壁形成材(ペースト)を作製
した。 ・上記フリット混合物 … 80部 ・エトセルSTD−100FP(ダウ・ケミカル社製) … 2部 ・ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(純正化学製) … 9部 ・スクリーンオイル759(奥野製薬工業製) … 9部
ル(井上製作所製、C−4・3/4×10)にて混練し
ペーストを作製した。
施例1と同じ要領で背面板を作製し、作製した隔壁につ
いて実施例1と同じ要領で隔壁の破損数をカウントし、
『隔壁破損頻度』を求めた。表1に示されるように、本
実施例2の隔壁破損頻度は比較例1の100に比べ7と
著しく減少した。
た。 ・ガラスフリットMB−008(松波硝子工業製) … 75部 ・骨材(α−アルミナRA−30(岩谷化学工業製、不定型粒子、 d50=約1μm)) … 15部 ・顔料(ダイピロキサイドブラック#9510(大日精化工業製)) … 10部
トコンディショナーRC−5000(レッドデビル社
製)により15分間混合しフリット混合物を作製した。
に下記の添加物を加えて隔壁形成材(ペースト)を作製
した。 ・上記フリット混合物 … 80部 ・エトセルSTD−100FP(ダウ・ケミカル社製) … 2部 ・ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート(純正化学製) … 9部 ・スクリーンオイル759(奥野製薬工業製) … 9部
ル(井上製作所製、C−4・3/4×10)にて混練し
ペーストを作製した。
施例1と同じ要領で背面板を作製し、作製した隔壁につ
いて実施例1と同じ要領で隔壁の破損数をカウントし
た。表1に示されるように、この破損数を隔壁破損頻度
100(従来の基準値)とした。
ある。すなわち、本発明は、厚膜パターンの溶融母体と
なるガラスフリットと、主として厚膜パターンの形態お
よび強度を維持するための骨材とを主成分として含有す
る厚膜パターン組成物であって、前記骨材は、ガラス材
質よりなるフィラーであり、かつその軟化点が、前記溶
融母体となるガラスフリットの軟化点よりも10℃以上
高いフィラーを主成分として含むように構成しているの
で、ガラスフリットとフィラーのなじみが良く、隔壁の
強度を格段と高めることができ、パネル封着時に隔壁が
破損するのを有効に防止することができる。そして、こ
れにより誤放電や点欠陥のないプラズマディスプレイパ
ネルを提供することができる。
ある
そのなかで、図3(a)は平面図、図3(b)は図3
(a)におけるX−X線での断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 厚膜パターンの溶融母体となるガラスフ
リットと、主として厚膜パターンの形態および強度を維
持するための骨材とを主成分として含有する厚膜パター
ン組成物であって、 前記骨材は、ガラス材質よりなるフィラーであり、かつ
その軟化点が、前記溶融母体となるガラスフリットの軟
化点よりも10℃以上高いフィラーを主成分として含む
ことを特徴とする厚膜パターン組成物。 - 【請求項2】 前記ガラス材質よりなるフィラーは、骨
材成分中80%以上含有されてなる請求項1に記載の厚
膜パターン組成物。 - 【請求項3】 前記フィラーが、粒状または線状体であ
る請求項1または請求項2に記載の厚膜パターン組成
物。 - 【請求項4】 さらに着色用の顔料が含有されてなる請
求項1ないし請求項3のいずれかに記載の厚膜パターン
組成物。 - 【請求項5】 厚膜パターンの溶融母体となるガラスフ
リットと、主として厚膜パターンの形態および強度を維
持するための骨材とが、有機ビヒクルと混合、分散され
て構成される厚膜パターン形成用塗布組成物であって、 前記骨材は、ガラス材質よりなるフィラーであり、かつ
その軟化点が、前記溶融母体となるガラスフリットの軟
化点よりも10℃以上高いフィラーを主成分として含む
ことを特徴とする厚膜パターン形成用塗布組成物。 - 【請求項6】 放電空間を区画する隔壁を有するプラズ
マディスプレイパネルにおいて、 前記隔壁は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
の厚膜パターン組成物からなることを特徴とするプラズ
マディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13827799A JP2000331612A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 厚膜パターン組成物、厚膜パターン形成用塗布組成物、およびプラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13827799A JP2000331612A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 厚膜パターン組成物、厚膜パターン形成用塗布組成物、およびプラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000331612A true JP2000331612A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15218165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13827799A Pending JP2000331612A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 厚膜パターン組成物、厚膜パターン形成用塗布組成物、およびプラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000331612A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014145040A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Sakai Chem Ind Co Ltd | 応力発光材料用組成物の製造方法、その製造方法によって得られる応力発光材料用組成物、及びその組成物から製造した応力発光材料 |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP13827799A patent/JP2000331612A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014145040A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Sakai Chem Ind Co Ltd | 応力発光材料用組成物の製造方法、その製造方法によって得られる応力発光材料用組成物、及びその組成物から製造した応力発光材料 |
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