JP2000331992A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/30—Capture or disposal of greenhouse gases of perfluorocarbons [PFC], hydrofluorocarbons [HFC] or sulfur hexafluoride [SF6]
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 有機成分を含む材料膜を変質させることなく
異方性エッチングすることを可能にし、かつ地球温暖化
の環境問題に配慮してフッ化炭素ガスを用いないでエッ
チングする方法を提供することにある。 【解決手段】 シリコン、炭素、酸素およびハロゲン元
素を少なくとも含み、かつシリコン、炭素、酸素および
ハロゲン元素の元素比をシリコン:炭素:酸素:ハロゲ
ン元素=A:B:C:Dとして、2A+2B<2C+D
なる関係を満足する材料膜(第1の絶縁膜12、第2の
絶縁膜15)を、一酸化炭素、水素、窒素、アンモニ
ア、水および希ガスのうちの少なくとも1種もしくは複
数種を含んだガスのプラズマを用いてエッチングする製
造方法であり、このエッチングは、材料膜をプラズマで
分解してガス化することにより行われる。
異方性エッチングすることを可能にし、かつ地球温暖化
の環境問題に配慮してフッ化炭素ガスを用いないでエッ
チングする方法を提供することにある。 【解決手段】 シリコン、炭素、酸素およびハロゲン元
素を少なくとも含み、かつシリコン、炭素、酸素および
ハロゲン元素の元素比をシリコン:炭素:酸素:ハロゲ
ン元素=A:B:C:Dとして、2A+2B<2C+D
なる関係を満足する材料膜(第1の絶縁膜12、第2の
絶縁膜15)を、一酸化炭素、水素、窒素、アンモニ
ア、水および希ガスのうちの少なくとも1種もしくは複
数種を含んだガスのプラズマを用いてエッチングする製
造方法であり、このエッチングは、材料膜をプラズマで
分解してガス化することにより行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、詳しくはケイ素、炭素、酸素、フッ素を含
む層間絶縁膜材料のエッチング工程を備えた半導体装置
の製造方法に関する。
方法に関し、詳しくはケイ素、炭素、酸素、フッ素を含
む層間絶縁膜材料のエッチング工程を備えた半導体装置
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化にともなって増大す
る配線間容量は、半導体装置の遅延時間を長くし、動作
速度を落とすことが知られている。現在、絶縁材料とし
ては比誘電率が4.0程度の酸化シリコンが多く用いら
れている。配線間容量を低く抑えるためには、配線間の
絶縁材料として誘電率の低いいわゆる低誘電率材料を用
いることが必要になる。
る配線間容量は、半導体装置の遅延時間を長くし、動作
速度を落とすことが知られている。現在、絶縁材料とし
ては比誘電率が4.0程度の酸化シリコンが多く用いら
れている。配線間容量を低く抑えるためには、配線間の
絶縁材料として誘電率の低いいわゆる低誘電率材料を用
いることが必要になる。
【0003】低誘電率絶縁材料には、フッ素樹脂、有機
SOG(Spin on glass )等のさまざまな材料が提案さ
れている。一方、層間絶縁膜に用いる材料には、化学的
機械研磨(以下CMPという、CMPはChemical Mecha
nical Polishing の略)に耐える機械的強度とドライエ
ッチングを行った場合に良好なる加工性を有することが
必要になっている。上記フッ素樹脂は、比誘電率が2.
0程度以下を達成できる数少ない材料の一つではある
が、機械的強度が不足しており、そのまま層間絶縁膜材
料として用いることは難しい。一方、有機SOGはCM
Pに耐えうる機械的強度を有してはいるが、低誘電率材
料のなかでは比較的誘電率が高い。
SOG(Spin on glass )等のさまざまな材料が提案さ
れている。一方、層間絶縁膜に用いる材料には、化学的
機械研磨(以下CMPという、CMPはChemical Mecha
nical Polishing の略)に耐える機械的強度とドライエ
ッチングを行った場合に良好なる加工性を有することが
必要になっている。上記フッ素樹脂は、比誘電率が2.
0程度以下を達成できる数少ない材料の一つではある
が、機械的強度が不足しており、そのまま層間絶縁膜材
料として用いることは難しい。一方、有機SOGはCM
Pに耐えうる機械的強度を有してはいるが、低誘電率材
料のなかでは比較的誘電率が高い。
【0004】そこで、フッ素樹脂に有機SOGを混合す
ることで機械的強度を上げることができるが、フッ素樹
脂と有機SOGとの混合材料はSOG成分を含んでいる
ため、ドライエッチングを行う場合には、酸化シリコン
の加工と同様に、フッ化炭素ガスと酸素ガスとを用いた
エッチングにより加工を行うのが一般的となっている。
ることで機械的強度を上げることができるが、フッ素樹
脂と有機SOGとの混合材料はSOG成分を含んでいる
ため、ドライエッチングを行う場合には、酸化シリコン
の加工と同様に、フッ化炭素ガスと酸素ガスとを用いた
エッチングにより加工を行うのが一般的となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フッ化
炭素ガスを基本として酸素を添加したガスを用いて発生
させたプラズマでは、活性なハロゲン(特にフッ素)や
酸素が多量に発生する。これらの活性種は有機成分と容
易に反応する上、活性状態が長く持続するため、膜構造
の内部まで侵入し有機成分を侵しやすい。すなわち、従
来の方法における問題は、有機成分とエッチングプラズ
マにより発生する活性種とが容易に反応して、異方性エ
ッチングが困難になること、膜材料自体が変質すること
にある。
炭素ガスを基本として酸素を添加したガスを用いて発生
させたプラズマでは、活性なハロゲン(特にフッ素)や
酸素が多量に発生する。これらの活性種は有機成分と容
易に反応する上、活性状態が長く持続するため、膜構造
の内部まで侵入し有機成分を侵しやすい。すなわち、従
来の方法における問題は、有機成分とエッチングプラズ
マにより発生する活性種とが容易に反応して、異方性エ
ッチングが困難になること、膜材料自体が変質すること
にある。
【0006】また、従来の方法では、酸化シリコン、窒
化シリコン等の無機材料に対する選択性が悪く、マスク
材料や下地にこれらの材料を使用すると、狙い通りの形
状に加工することが難しいという問題もある。
化シリコン等の無機材料に対する選択性が悪く、マスク
材料や下地にこれらの材料を使用すると、狙い通りの形
状に加工することが難しいという問題もある。
【0007】上記のような理由から、シリコン、炭素、
酸素、フッ素を含む材料をフッ化炭素ガスを用いたエッ
チングで加工することは適さない。
酸素、フッ素を含む材料をフッ化炭素ガスを用いたエッ
チングで加工することは適さない。
【0008】また、現在の技術は、環境に対する深刻な
問題を有している。フッ化炭素ガスは、温暖化係数が高
いうえ、オゾン層の破壊を引き起こすとされ、その使用
量を規制し、やがては全面的に製造を中止しようとする
動きがある。この問題に対応した上で、今後も半導体装
置を製造するには、フッ化炭素ガスを用いないで絶縁材
料を加工する技術の開発が不可欠となる。もしくは、フ
ッ化炭素ガスを用いなくとも加工が可能な絶縁材料の開
発が不可欠となる。
問題を有している。フッ化炭素ガスは、温暖化係数が高
いうえ、オゾン層の破壊を引き起こすとされ、その使用
量を規制し、やがては全面的に製造を中止しようとする
動きがある。この問題に対応した上で、今後も半導体装
置を製造するには、フッ化炭素ガスを用いないで絶縁材
料を加工する技術の開発が不可欠となる。もしくは、フ
ッ化炭素ガスを用いなくとも加工が可能な絶縁材料の開
発が不可欠となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた半導体装置の製造方法であり、シ
リコン、炭素、酸素およびハロゲン元素を少なくとも含
み、かつシリコン、炭素、酸素およびハロゲン元素の元
素比をシリコン:炭素:酸素:ハロゲン元素=A:B:
C:Dとして2A+2B<2C+Dなる関係を満足する
材料膜を、一酸化炭素、水素、窒素、アンモニア、水お
よび希ガスのうちの少なくとも1種もしくは複数種を含
んだガスのプラズマを用いてエッチングすることを特徴
としている。
決するためになされた半導体装置の製造方法であり、シ
リコン、炭素、酸素およびハロゲン元素を少なくとも含
み、かつシリコン、炭素、酸素およびハロゲン元素の元
素比をシリコン:炭素:酸素:ハロゲン元素=A:B:
C:Dとして2A+2B<2C+Dなる関係を満足する
材料膜を、一酸化炭素、水素、窒素、アンモニア、水お
よび希ガスのうちの少なくとも1種もしくは複数種を含
んだガスのプラズマを用いてエッチングすることを特徴
としている。
【0010】上記半導体装置の製造方法では、イオン入
射によるエネルギーにより材料膜に含まれているフッ
素、炭素とSOG成分とを反応させてエッチングを進行
させている。そして材料膜の組成をシリコン、炭素、酸
素およびハロゲン元素を少なくとも含むものとし、シリ
コン、炭素、酸素およびハロゲン元素の元素比をシリコ
ン:炭素:酸素:ハロゲン元素=A:B:C:Dとして
2A+2B<2C+Dなる関係を満足するものとするこ
とにより、ハロゲン化合物や酸素ガスを用いなくてもエ
ッチングを可能としている。つまり、プラズマにより材
料膜の結合の鎖を切って分解しガス化することによりエ
ッチングを行っている。
射によるエネルギーにより材料膜に含まれているフッ
素、炭素とSOG成分とを反応させてエッチングを進行
させている。そして材料膜の組成をシリコン、炭素、酸
素およびハロゲン元素を少なくとも含むものとし、シリ
コン、炭素、酸素およびハロゲン元素の元素比をシリコ
ン:炭素:酸素:ハロゲン元素=A:B:C:Dとして
2A+2B<2C+Dなる関係を満足するものとするこ
とにより、ハロゲン化合物や酸素ガスを用いなくてもエ
ッチングを可能としている。つまり、プラズマにより材
料膜の結合の鎖を切って分解しガス化することによりエ
ッチングを行っている。
【0011】すなわち、2A+2B<2C+Dなる関係
を満足することから、材料膜を一酸化炭素(CO)と二
フッ化炭素(CF2 )と二フッ化シリコン(SiF2 )
と酸素とフッ素とに分解し易くしている。そしてこれら
の活性種がよりエッチングを進行し易くしている。
を満足することから、材料膜を一酸化炭素(CO)と二
フッ化炭素(CF2 )と二フッ化シリコン(SiF2 )
と酸素とフッ素とに分解し易くしている。そしてこれら
の活性種がよりエッチングを進行し易くしている。
【0012】このように、エッチングガスとしてハロゲ
ン化合物や酸素を用いなくてもよいので、材料の変質が
なく、異方性よくエッチングがなされる。また被エッチ
ング材料である材料膜から放出される活性種によりエッ
チングが進行されるため、下地材料との選択性が高ま
る。なお、エッチングガスに一酸化炭素、窒素、水素、
アンモニア、水および希ガスのうちの少なくとも1種も
しくは複数種を含んだガスのプラズマを用いていること
により、マスク材のスパッタ作用が抑制されるので、所
望の加工形状を得易くなる。
ン化合物や酸素を用いなくてもよいので、材料の変質が
なく、異方性よくエッチングがなされる。また被エッチ
ング材料である材料膜から放出される活性種によりエッ
チングが進行されるため、下地材料との選択性が高ま
る。なお、エッチングガスに一酸化炭素、窒素、水素、
アンモニア、水および希ガスのうちの少なくとも1種も
しくは複数種を含んだガスのプラズマを用いていること
により、マスク材のスパッタ作用が抑制されるので、所
望の加工形状を得易くなる。
【0013】また、フッ化炭素ガスを用いずに材料膜の
エッチングを行うことができるため、フッ化炭素ガスに
係わる環境問題も同時に解決される。
エッチングを行うことができるため、フッ化炭素ガスに
係わる環境問題も同時に解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係わる実施の形態の一例
を、図1の製造工程図によって説明する。
を、図1の製造工程図によって説明する。
【0015】図1の(1)に示すように、半導体装置
(図示せず)や配線(図示せず)が形成された基板11
上に、絶縁材料として用いるための化学式(1)で表さ
れるようなフッ素樹脂と化学式(2)で表されるような
有機SOGとの混合材料〔例えば商品名ST−F(日立
化成)〕からなる第1の絶縁膜(材料膜)12を、例え
ば400nmの厚さに形成する。
(図示せず)や配線(図示せず)が形成された基板11
上に、絶縁材料として用いるための化学式(1)で表さ
れるようなフッ素樹脂と化学式(2)で表されるような
有機SOGとの混合材料〔例えば商品名ST−F(日立
化成)〕からなる第1の絶縁膜(材料膜)12を、例え
ば400nmの厚さに形成する。
【0016】
【化5】
【0017】
【化6】
【0018】上記第1の絶縁膜12は、一例として、前
駆体を回転塗布法により基板11上に塗布し、例えば3
75℃でキュアを行って成膜した。この第1の絶縁膜1
2に用いたST−Fは、後に説明する加工方法の原理か
ら、元素数比で、シリコン:炭素:酸素:ハロゲン(フ
ッ素)=A:B:C:Dとしたとき、2A+2B<2C
+Dなる不等式〔1〕を満足するような元素数比となっ
ているものを用いる。ここで用いたST−Fは、上記不
等式〔1〕を満足しかつシリコン:炭素:酸素:フッ素
≒1:6:2:10となるものであった。なお、第1の
絶縁膜12に用いることができる材料は、上記化学式
(1)で表されるフッ素樹脂と上記化学式(2)で表さ
れる有機SOGとの混合材料であり、かつシリコン、炭
素、酸素、フッ素の元素数比が不等式〔1〕式で定義す
る比率で含む材料であればいかなる材料であってもよ
い。
駆体を回転塗布法により基板11上に塗布し、例えば3
75℃でキュアを行って成膜した。この第1の絶縁膜1
2に用いたST−Fは、後に説明する加工方法の原理か
ら、元素数比で、シリコン:炭素:酸素:ハロゲン(フ
ッ素)=A:B:C:Dとしたとき、2A+2B<2C
+Dなる不等式〔1〕を満足するような元素数比となっ
ているものを用いる。ここで用いたST−Fは、上記不
等式〔1〕を満足しかつシリコン:炭素:酸素:フッ素
≒1:6:2:10となるものであった。なお、第1の
絶縁膜12に用いることができる材料は、上記化学式
(1)で表されるフッ素樹脂と上記化学式(2)で表さ
れる有機SOGとの混合材料であり、かつシリコン、炭
素、酸素、フッ素の元素数比が不等式〔1〕式で定義す
る比率で含む材料であればいかなる材料であってもよ
い。
【0019】次いで上記第1の絶縁膜12上に、この第
1の絶縁膜12をエッチングする際にハードマスクとな
る中間層13を例えば酸化シリコンで形成する。続い
て、通常のリソグラフィー技術とエッチング技術とを用
いて、上記中間層13に接続孔を形成するための開口部
14を形成する。
1の絶縁膜12をエッチングする際にハードマスクとな
る中間層13を例えば酸化シリコンで形成する。続い
て、通常のリソグラフィー技術とエッチング技術とを用
いて、上記中間層13に接続孔を形成するための開口部
14を形成する。
【0020】さらに上記開口部14を含む中間層13上
に第2の絶縁膜(材料膜)15を形成する。この第2の
絶縁膜15は、例えば上記第1の絶縁膜12と同様なる
材料で400nmの厚さに形成する。次いで第2の絶縁
膜15上に、この第2の絶縁膜をエッチングする際にマ
スクとなるマスク層16を例えば酸化シリコンで形成す
る。続いて、通常のリソグラフィー技術とエッチング技
術とを用いて、上記マスク層16に配線溝を形成するた
めの溝パターン17を形成する。
に第2の絶縁膜(材料膜)15を形成する。この第2の
絶縁膜15は、例えば上記第1の絶縁膜12と同様なる
材料で400nmの厚さに形成する。次いで第2の絶縁
膜15上に、この第2の絶縁膜をエッチングする際にマ
スクとなるマスク層16を例えば酸化シリコンで形成す
る。続いて、通常のリソグラフィー技術とエッチング技
術とを用いて、上記マスク層16に配線溝を形成するた
めの溝パターン17を形成する。
【0021】次に図1の(2)に示すように、まず上記
マスク層16をエッチングマスクに用いて第2の絶縁膜
15をエッチングする。そして第2の絶縁膜15に配線
溝18を形成する。このエッチングでは、上記中間層1
3がエッチングストッパの機能を果たす。
マスク層16をエッチングマスクに用いて第2の絶縁膜
15をエッチングする。そして第2の絶縁膜15に配線
溝18を形成する。このエッチングでは、上記中間層1
3がエッチングストッパの機能を果たす。
【0022】さらに図1の(3)に示すように、中間層
13をエッチングマスクにして第1の絶縁膜12をエッ
チングして接続孔19を形成する。このエッチングで
は、中間層13に形成した開口部14より第1の絶縁膜
12のエッチングが進行して接続孔19が形成される。
13をエッチングマスクにして第1の絶縁膜12をエッ
チングして接続孔19を形成する。このエッチングで
は、中間層13に形成した開口部14より第1の絶縁膜
12のエッチングが進行して接続孔19が形成される。
【0023】上記第2の絶縁膜15および第1の絶縁膜
12を連続してエッチングして配線溝18および接続孔
19を形成するには、一例として、一般の電子サイクロ
トロン共鳴(以下ECRという、ECRはElectron Cyc
rotron Resonanceの略)プラズマエッチング装置を用
い、エッチングガスにアルゴンを用い、エッチング雰囲
気の圧力を1Pa、マイクロ波電力を1kW、バイアス
RF電力を300Wに設定した。この条件によるエッチ
ングの反応は化学式(3)のようになる。
12を連続してエッチングして配線溝18および接続孔
19を形成するには、一例として、一般の電子サイクロ
トロン共鳴(以下ECRという、ECRはElectron Cyc
rotron Resonanceの略)プラズマエッチング装置を用
い、エッチングガスにアルゴンを用い、エッチング雰囲
気の圧力を1Pa、マイクロ波電力を1kW、バイアス
RF電力を300Wに設定した。この条件によるエッチ
ングの反応は化学式(3)のようになる。
【0024】
【化7】
【0025】この化学式(3)の反応を進行させるため
には、シリコンおよび炭素を二フッ化シリコン(SiF
2 )、一酸化炭素(CO)、二フッ化炭素(CF2 )と
いった形で気化させる必要がある。そのためには、第1
の絶縁膜12、第2の絶縁膜15に含まれている元素数
比のSi:C:O:F=A:B:C:Dが2A+2B<
2C+Dなる不等式〔1〕を満足する必要がある。この
不等式〔1〕を満たさない場合でもエッチングすること
は可能であるが、シリコンと炭素の成分が残留しやすい
ので注意する必要がある。この場合には、第1の絶縁膜
12や第2の絶縁膜15が変質しない程度のわずかの量
(例えば3%未満)の酸素をエッチングプラズマに添加
するとよい。
には、シリコンおよび炭素を二フッ化シリコン(SiF
2 )、一酸化炭素(CO)、二フッ化炭素(CF2 )と
いった形で気化させる必要がある。そのためには、第1
の絶縁膜12、第2の絶縁膜15に含まれている元素数
比のSi:C:O:F=A:B:C:Dが2A+2B<
2C+Dなる不等式〔1〕を満足する必要がある。この
不等式〔1〕を満たさない場合でもエッチングすること
は可能であるが、シリコンと炭素の成分が残留しやすい
ので注意する必要がある。この場合には、第1の絶縁膜
12や第2の絶縁膜15が変質しない程度のわずかの量
(例えば3%未満)の酸素をエッチングプラズマに添加
するとよい。
【0026】上記アルゴンを用いたエッチングでは、図
2の(1)に示すように、ハードマスクであるマスク層
16の肩部がスパッタリングされて配線溝18の幅が広
がってしまった。そこで、スパッタリングによるマスク
層16の変形を防止するために、エッチングガスに一酸
化炭素(CO)を用いた。例えば、一酸化炭素とアルゴ
ンとの混合ガスをエッチングガスに用いてエッチングを
行った場合には、図2の(2)に示すように、マスク層
16のスパッタリングは抑制することができた。しかし
ながら、一酸化炭素から発生する酸素活性種によって、
第2の絶縁膜15、第1の絶縁膜12のフッ素樹脂成分
がやや減少し、材料の機械的強度が落ちた。そこで、エ
ッチングガスに窒素(N2 )と水素(H2 )とアルゴン
(Ar)との混合ガスを用いた場合には、マスク層16
の肩落ちが無く、第2の絶縁膜15、第1の絶縁膜12
にダメージが入らず、良好なエッチング加工ができた。
2の(1)に示すように、ハードマスクであるマスク層
16の肩部がスパッタリングされて配線溝18の幅が広
がってしまった。そこで、スパッタリングによるマスク
層16の変形を防止するために、エッチングガスに一酸
化炭素(CO)を用いた。例えば、一酸化炭素とアルゴ
ンとの混合ガスをエッチングガスに用いてエッチングを
行った場合には、図2の(2)に示すように、マスク層
16のスパッタリングは抑制することができた。しかし
ながら、一酸化炭素から発生する酸素活性種によって、
第2の絶縁膜15、第1の絶縁膜12のフッ素樹脂成分
がやや減少し、材料の機械的強度が落ちた。そこで、エ
ッチングガスに窒素(N2 )と水素(H2 )とアルゴン
(Ar)との混合ガスを用いた場合には、マスク層16
の肩落ちが無く、第2の絶縁膜15、第1の絶縁膜12
にダメージが入らず、良好なエッチング加工ができた。
【0027】次に、上記第2の絶縁膜15および第1の
絶縁膜12のエッチング条件の一例を以下に説明する。
絶縁膜12のエッチング条件の一例を以下に説明する。
【0028】上記エッチング条件の第1例は、平行平板
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにアルゴン(供給流量を例えば50sccmと
する)を用い、エッチング雰囲気の圧力を8Pa、エッ
チングパワーを1.5kWに設定した。このエッチング
条件でエッチングを行った場合にはエッチング速度が4
00nm/分であった。なお、以下、sccmは標準状
態における体積流量(cm3 /分)を表す。
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにアルゴン(供給流量を例えば50sccmと
する)を用い、エッチング雰囲気の圧力を8Pa、エッ
チングパワーを1.5kWに設定した。このエッチング
条件でエッチングを行った場合にはエッチング速度が4
00nm/分であった。なお、以下、sccmは標準状
態における体積流量(cm3 /分)を表す。
【0029】上記第1例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、ハードマスクとなるマスク層16が
スパッタにより減少する。このエッチング条件は、被エ
ッチング膜の膜厚が例えば300nm以下のように薄い
場合、もしくはマスク層16を十分に厚く形成しても差
し支えない場合に適用することができる。
を行った場合には、ハードマスクとなるマスク層16が
スパッタにより減少する。このエッチング条件は、被エ
ッチング膜の膜厚が例えば300nm以下のように薄い
場合、もしくはマスク層16を十分に厚く形成しても差
し支えない場合に適用することができる。
【0030】上記エッチング条件の第2例は、平行平板
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにヘリウム(供給流量を例えば50sccmと
する)を用い、エッチング雰囲気の圧力を16Pa、エ
ッチングパワーを1.5kWに設定した。このエッチン
グ条件でエッチングを行った場合にはエッチング速度が
300nm/分であった。
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにヘリウム(供給流量を例えば50sccmと
する)を用い、エッチング雰囲気の圧力を16Pa、エ
ッチングパワーを1.5kWに設定した。このエッチン
グ条件でエッチングを行った場合にはエッチング速度が
300nm/分であった。
【0031】上記第2例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、前記第1例と比較して、エッチング
速度が遅いが、ヘリウムが軽いため、マスク層16のス
パッタ量が少ない。ただし、ヘリウムのみではプラズマ
が放電しにくいため、本例のようにエッチング雰囲気の
圧力を高めることが必要になる。もしくは、ヘリウムに
1%程度のアルゴンを添加したものをエッチングガスに
用いることで、放電を維持することができるようにな
る。
を行った場合には、前記第1例と比較して、エッチング
速度が遅いが、ヘリウムが軽いため、マスク層16のス
パッタ量が少ない。ただし、ヘリウムのみではプラズマ
が放電しにくいため、本例のようにエッチング雰囲気の
圧力を高めることが必要になる。もしくは、ヘリウムに
1%程度のアルゴンを添加したものをエッチングガスに
用いることで、放電を維持することができるようにな
る。
【0032】上記エッチング条件の第3例は、平行平板
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにアルゴン(供給流量を例えば50sccmと
する)と酸素(供給流量を例えば1sccmとする)と
を用い、エッチング雰囲気の圧力を8Pa、エッチング
パワーを1.5kWに設定した。このエッチング条件で
エッチングを行った場合にはエッチング速度が700n
m/分であった。
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにアルゴン(供給流量を例えば50sccmと
する)と酸素(供給流量を例えば1sccmとする)と
を用い、エッチング雰囲気の圧力を8Pa、エッチング
パワーを1.5kWに設定した。このエッチング条件で
エッチングを行った場合にはエッチング速度が700n
m/分であった。
【0033】上記第3例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、前記第1例と比較して、酸素が被エ
ッチング材料中の炭素(C)を一酸化炭素(CO)の形
で揮発するため、エッチング速度が速い。加工が短時間
で終了するため、マスク層16のスパッタ量が少ない。
ただし、フッ素樹脂成分を酸化してエッチングが進行す
るため、やや等方的なエッチングとなり、マスク層16
の下にサイドエッチングが進行した。このサイドエッチ
ングは、酸素添加量を極微量(供給流量で例えば0.2
sccm〜0.5sccm)とし、基板温度を−80℃
程度にしてエッチングすることにより、上記サイドエッ
チングの発生は抑えられる。
を行った場合には、前記第1例と比較して、酸素が被エ
ッチング材料中の炭素(C)を一酸化炭素(CO)の形
で揮発するため、エッチング速度が速い。加工が短時間
で終了するため、マスク層16のスパッタ量が少ない。
ただし、フッ素樹脂成分を酸化してエッチングが進行す
るため、やや等方的なエッチングとなり、マスク層16
の下にサイドエッチングが進行した。このサイドエッチ
ングは、酸素添加量を極微量(供給流量で例えば0.2
sccm〜0.5sccm)とし、基板温度を−80℃
程度にしてエッチングすることにより、上記サイドエッ
チングの発生は抑えられる。
【0034】上記エッチング条件の第4例は、平行平板
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにアルゴン(供給流量を例えば50sccmと
する)と一酸化炭素(供給流量を例えば50sccmと
する)とを用い、エッチング雰囲気の圧力を8Pa、エ
ッチングパワーを1.5kWに設定した。このエッチン
グ条件でエッチングを行った場合にはエッチング速度が
370nm/分であった。
型マグネトロンプラズマエッチング装置を用い、エッチ
ングガスにアルゴン(供給流量を例えば50sccmと
する)と一酸化炭素(供給流量を例えば50sccmと
する)とを用い、エッチング雰囲気の圧力を8Pa、エ
ッチングパワーを1.5kWに設定した。このエッチン
グ条件でエッチングを行った場合にはエッチング速度が
370nm/分であった。
【0035】上記第4例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、前記第1例と比較して、一酸化炭素
から発生する炭素(C)がマスク層16上に堆積膜を形
成するため、マスク層16のスパッタ量が少ない。パタ
ーン側壁にも炭素に起因する堆積が起こり、サイドエッ
チングを防ぐ働きがあるが、基板温度が50℃以上では
一酸化炭素(CO)から発生する酸素によりサイドエッ
チングが見られた。そのため、室温(例えば30℃)以
下の温度で加工することが望ましい。
を行った場合には、前記第1例と比較して、一酸化炭素
から発生する炭素(C)がマスク層16上に堆積膜を形
成するため、マスク層16のスパッタ量が少ない。パタ
ーン側壁にも炭素に起因する堆積が起こり、サイドエッ
チングを防ぐ働きがあるが、基板温度が50℃以上では
一酸化炭素(CO)から発生する酸素によりサイドエッ
チングが見られた。そのため、室温(例えば30℃)以
下の温度で加工することが望ましい。
【0036】上記エッチング条件の第5例は、ECR
(Electron Cycrotron Resonance)プラズマエッチング
装置を用い、エッチングガスに窒素(供給流量を例えば
50sccmとする)とヘリウム(供給流量を例えば5
0sccmとする)を用い、エッチング雰囲気の圧力を
1Pa、エッチングパワーを3.0kWに設定した。こ
のエッチング条件でエッチングを行った場合にはエッチ
ング速度が200nm/分であった。
(Electron Cycrotron Resonance)プラズマエッチング
装置を用い、エッチングガスに窒素(供給流量を例えば
50sccmとする)とヘリウム(供給流量を例えば5
0sccmとする)を用い、エッチング雰囲気の圧力を
1Pa、エッチングパワーを3.0kWに設定した。こ
のエッチング条件でエッチングを行った場合にはエッチ
ング速度が200nm/分であった。
【0037】上記第5例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、前記第1例と比較して、膜中の炭素
(C)とプラズマ中の窒素(N)とがCNを形成し堆積
するため、サイドエッチングが抑えられ、やや順テーパ
の加工形状となった。
を行った場合には、前記第1例と比較して、膜中の炭素
(C)とプラズマ中の窒素(N)とがCNを形成し堆積
するため、サイドエッチングが抑えられ、やや順テーパ
の加工形状となった。
【0038】上記エッチング条件の第6例は、ECRプ
ラズマエッチング装置を用い、エッチングガスに窒素
(供給流量を例えば50sccmとする)と水素(供給
流量を例えば50sccmとする)を用い、エッチング
雰囲気の圧力を1Pa、エッチングパワーを3.0kW
に設定した。このエッチング条件でエッチングを行った
場合にはエッチング速度が200nm/分であった。
ラズマエッチング装置を用い、エッチングガスに窒素
(供給流量を例えば50sccmとする)と水素(供給
流量を例えば50sccmとする)を用い、エッチング
雰囲気の圧力を1Pa、エッチングパワーを3.0kW
に設定した。このエッチング条件でエッチングを行った
場合にはエッチング速度が200nm/分であった。
【0039】上記第6例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、前記第5例と比較して、堆積したC
Nの一部がHCNとなって揮発するため、エッチング速
度が速くなり、加工形状がほぼ垂直形状となった。
を行った場合には、前記第5例と比較して、堆積したC
Nの一部がHCNとなって揮発するため、エッチング速
度が速くなり、加工形状がほぼ垂直形状となった。
【0040】上記エッチング条件の第7例は、ヘリコン
波プラズマエッチング装置を用い、エッチングガスにア
ンモニア(供給流量を例えば50sccmとする)とヘ
リウム(供給流量を例えば50sccmとする)とを用
い、エッチング雰囲気の圧力を1Pa、エッチングパワ
ーを2.0kWに設定した。このエッチング条件でエッ
チングを行った場合にはエッチング速度が350nm/
分であった。
波プラズマエッチング装置を用い、エッチングガスにア
ンモニア(供給流量を例えば50sccmとする)とヘ
リウム(供給流量を例えば50sccmとする)とを用
い、エッチング雰囲気の圧力を1Pa、エッチングパワ
ーを2.0kWに設定した。このエッチング条件でエッ
チングを行った場合にはエッチング速度が350nm/
分であった。
【0041】上記第7例のエッチング条件でエッチング
を行った場合には、前記第6例と同様のメカニズムでエ
ッチングが進行する。その際に、窒素(N2 )や水素
(H2)と比較してアンモニア(NH3 )はプラズマ中
で解離して活性種を形成し易いため、エッチング速度は
前記第5例や第6例よりも速くなる。
を行った場合には、前記第6例と同様のメカニズムでエ
ッチングが進行する。その際に、窒素(N2 )や水素
(H2)と比較してアンモニア(NH3 )はプラズマ中
で解離して活性種を形成し易いため、エッチング速度は
前記第5例や第6例よりも速くなる。
【0042】上記各例において、アルゴンやヘリウムの
代わりにネオンを用いることも可能である。しかしなが
ら、同様の希ガスであるクリプトンやキセノンのような
重い希ガスはマスク層16のスパッタリングが激しくな
るので好ましくはない。また、窒素(N2 )や水素(H
2 )はプラズマ中で解離して活性種を発生しにくいた
め、エッチングガスに窒素(N2 )や水素(H2 )を用
いる場合には、ECRプラズマエッチング装置やヘリコ
ン波プラズマエッチング装置などの高密度プラズマエッ
チング装置を用いてエッチング加工を行うことが望まし
い。また上記第7例のみアンモニアを用いているが、E
CRプラズマエッチング装置、平行平板型プラズマエッ
チング装置でエッチングを行う際にも、エッチングガス
の一つにアンモニアを用いることもできる。
代わりにネオンを用いることも可能である。しかしなが
ら、同様の希ガスであるクリプトンやキセノンのような
重い希ガスはマスク層16のスパッタリングが激しくな
るので好ましくはない。また、窒素(N2 )や水素(H
2 )はプラズマ中で解離して活性種を発生しにくいた
め、エッチングガスに窒素(N2 )や水素(H2 )を用
いる場合には、ECRプラズマエッチング装置やヘリコ
ン波プラズマエッチング装置などの高密度プラズマエッ
チング装置を用いてエッチング加工を行うことが望まし
い。また上記第7例のみアンモニアを用いているが、E
CRプラズマエッチング装置、平行平板型プラズマエッ
チング装置でエッチングを行う際にも、エッチングガス
の一つにアンモニアを用いることもできる。
【0043】次に、上記第2の絶縁膜15および第1の
絶縁膜12のエッチング機構について以下に説明する。
絶縁膜12のエッチング機構について以下に説明する。
【0044】上記第2の絶縁膜15および第1の絶縁膜
12のエッチングでは、膜中に含まれている炭素成分と
SOG成分およびフッ素成分とSOG成分とが反応する
ことによって、エッチングが進行する。すなわち、プラ
ズマ中でイオンとなって垂直入射した際に、被エッチン
グ材料中の化学結合が切れて、CFx (x=1,2,
3)またはFが遊離する。遊離したCFx の一部(主に
CF2 )はそのまま揮発してやがて排気される。残りの
CFx とFは第1の絶縁膜12、第2の絶縁膜15中の
SOG成分と反応して、エッチングが進行する。この反
応をまとめて化学式で表すと、前記化学式(3)のよう
になる。
12のエッチングでは、膜中に含まれている炭素成分と
SOG成分およびフッ素成分とSOG成分とが反応する
ことによって、エッチングが進行する。すなわち、プラ
ズマ中でイオンとなって垂直入射した際に、被エッチン
グ材料中の化学結合が切れて、CFx (x=1,2,
3)またはFが遊離する。遊離したCFx の一部(主に
CF2 )はそのまま揮発してやがて排気される。残りの
CFx とFは第1の絶縁膜12、第2の絶縁膜15中の
SOG成分と反応して、エッチングが進行する。この反
応をまとめて化学式で表すと、前記化学式(3)のよう
になる。
【0045】なお、エッチングガスに水素(H2 )、ア
ンモニア(NH3 )等の水素を含むガスを用いた場合に
は、SiH4 も生成され、気化される。
ンモニア(NH3 )等の水素を含むガスを用いた場合に
は、SiH4 も生成され、気化される。
【0046】前記化学式(3)のような経過を経ること
により、従来、フッ素化合物ガスを用いなければエッチ
ングができなかったSOG成分をフッ素化合物ガスを用
いないで従来と同等のエッチング速度で加工することが
可能になる。そのためには、十分なイオンエネルギーを
供給できるプラズマ条件とする必要がある。例えば反応
の初段にあたるCFx 、Fの遊離には、十数eVのイオ
ンエネルギーがあれば十分である。実用的なエネルギー
速度を得るためには、それよりも一桁大きい100eV
程度が必要となる。この程度のイオンエネルギーは、一
般に入手できるエッチング装置で十分生成することが可
能である。
により、従来、フッ素化合物ガスを用いなければエッチ
ングができなかったSOG成分をフッ素化合物ガスを用
いないで従来と同等のエッチング速度で加工することが
可能になる。そのためには、十分なイオンエネルギーを
供給できるプラズマ条件とする必要がある。例えば反応
の初段にあたるCFx 、Fの遊離には、十数eVのイオ
ンエネルギーがあれば十分である。実用的なエネルギー
速度を得るためには、それよりも一桁大きい100eV
程度が必要となる。この程度のイオンエネルギーは、一
般に入手できるエッチング装置で十分生成することが可
能である。
【0047】上記説明では、材料膜にハロゲン元素とし
てフッ素を含むものを説明したが、塩素を含むものであ
っても上記同様の作用効果が得られる。この場合には、
フッ素のかわりに塩素が置き変わった状態でエッチング
反応が進行する。
てフッ素を含むものを説明したが、塩素を含むものであ
っても上記同様の作用効果が得られる。この場合には、
フッ素のかわりに塩素が置き変わった状態でエッチング
反応が進行する。
【0048】なお、上記エッチングガスには、一酸化炭
素、水素、窒素、アンモニア、希ガスの他に水を気化さ
せたものを用いることも可能である。
素、水素、窒素、アンモニア、希ガスの他に水を気化さ
せたものを用いることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
シリコン、炭素、酸素、フッ素もしくは塩素のようなハ
ロゲン元素を含む材料膜を、材料膜の変質を起こさず
に、異方性良くエッチングすることができる。またエッ
チングに用いるハードマスクのスパッタを抑制して、形
状良く加工できる。さらに、エッチングガスにフッ化炭
素ガスを用いないため、環境問題に対応したエッチング
方法を提供することができる。
シリコン、炭素、酸素、フッ素もしくは塩素のようなハ
ロゲン元素を含む材料膜を、材料膜の変質を起こさず
に、異方性良くエッチングすることができる。またエッ
チングに用いるハードマスクのスパッタを抑制して、形
状良く加工できる。さらに、エッチングガスにフッ化炭
素ガスを用いないため、環境問題に対応したエッチング
方法を提供することができる。
【図1】本発明に係わる実施の形態の一例を説明する製
造工程図である。
造工程図である。
【図2】エッチングにおけるマスク層の状態を説明する
断面模式図である。
断面模式図である。
12…第1の絶縁膜(材料膜)、15…第2の絶縁膜
(材料膜)
(材料膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 DD08 DD20 EE12 EE18 HH14 5F004 AA02 AA16 BA14 CA02 CA03 DA00 DA22 DA23 DA24 DA25 DA26 DB00 DB24 EA06 EB03 5F033 QQ09 QQ10 QQ13 QQ15 QQ25 QQ28 QQ30 RR04 RR24 RR25 SS22 TT04 WW04 XX00 5F058 AA10 AC03 AF04 AG01 AH02
Claims (4)
- 【請求項1】 シリコン、炭素、酸素およびハロゲン元
素を少なくとも含み、 かつ前記シリコン、炭素、酸素およびハロゲン元素の元
素比をシリコン:炭素:酸素:ハロゲン元素=A:B:
C:Dとして、2A+2B<2C+Dなる関係を満足す
る材料膜を、 一酸化炭素、水素、窒素、アンモニア、水および希ガス
のうちの少なくとも1種もしくは複数種を含んだガスの
プラズマを用いてエッチングすることを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記エッチングは、前記材料膜を前記プ
ラズマで分解してガス化することで行われることを特徴
とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記材料膜は、 【化1】 で表される組成のフッ素樹脂成分と、 【化2】 で表される有機SOG成分とを混合したものからなるこ
とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記材料膜は、 【化3】 で表される組成のフッ素樹脂成分と、 【化4】 で表される有機SOG成分とを混合したものからなるこ
とを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11138302A JP2000331992A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11138302A JP2000331992A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000331992A true JP2000331992A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15218709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11138302A Pending JP2000331992A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000331992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113728414A (zh) * | 2019-02-27 | 2021-11-30 | 朗姆研究公司 | 使用牺牲层的半导体掩模再成形 |
| US12261044B2 (en) | 2020-02-28 | 2025-03-25 | Lam Research Corporation | Multi-layer hardmask for defect reduction in EUV patterning |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP11138302A patent/JP2000331992A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113728414A (zh) * | 2019-02-27 | 2021-11-30 | 朗姆研究公司 | 使用牺牲层的半导体掩模再成形 |
| US12165878B2 (en) | 2019-02-27 | 2024-12-10 | Lam Research Corporation | Semiconductor mask reshaping using a sacrificial layer |
| US12261044B2 (en) | 2020-02-28 | 2025-03-25 | Lam Research Corporation | Multi-layer hardmask for defect reduction in EUV patterning |
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