JP2000332548A - 信号増幅回路および平衡入出力型差動増幅回路 - Google Patents

信号増幅回路および平衡入出力型差動増幅回路

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JP2000332548A
JP2000332548A JP11131424A JP13142499A JP2000332548A JP 2000332548 A JP2000332548 A JP 2000332548A JP 11131424 A JP11131424 A JP 11131424A JP 13142499 A JP13142499 A JP 13142499A JP 2000332548 A JP2000332548 A JP 2000332548A
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amplifier
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Hiroyuki Kimura
宏之 木村
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
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    • H03F3/34DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コモンモード利得でかつ高入力インピーダ
ンスの平衡入出力型増幅器を提供する。 【解決手段】 2組の差動入力を用いそれぞれの非反転
入力を平衡入力として高入力インピーダンスを実現し、
差動入力の同相成分を用いて入力のコモンモードを制御
し入力回路の飽和を防いだ、平衡入出力型増幅器であ
る。入力のコモンモードの電位が変化し、正入力および
負入力がつながる差動入力の2つの非反転入力の電位
が、それぞれの差動入力の反転入力よりも高くなると、
その電位差がなくなるまで入力コモンモード制御出力の
電位が上昇し、また、差動入力の2つの非反転入力の電
位がそれぞれの差動入力の反転入力よりも低くなると、
その電位差がなくなるまで入力コモンモード制御出力1
1の電位が下降し、差動入力部の回路が飽和しないよう
に調整している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子デバイスに関
し、特に、増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の携帯電話を代表とするアナログ信
号処理技術においては、平衡入出力型増幅器の多段構成
がしばしば見られるが、利得の調整を容易にする帰還を
用いた構成においては、入力インピーダンスが低くても
よい場合は平衡出力型オペアンプを用いて実現可能であ
るが、高入力インピーダンスを必要とする場合に従来の
負帰還を用いた構成はコモンモード入力に対する動作に
問題があった。
【0003】従来の平衡入出力型増幅器において、入力
インピーダンスを大きくする必要がない場合、平衡出力
型オペアンプを用いて、反転増幅器を構成することが知
られている(図4)。この回路は、コモンモード入力に
対する利得がないので、入力にコモンモード信号が入っ
ても、出力のコモンモード電圧は変化しないが、高入力
インピーダンスを必要とする応用では利用できない。
【0004】高入力インピーダンスを必要とする場合
に、オペアンプを2つ使う構成が知られている(図
5)。この構成の差動利得は(Rf/Rs)で与えられ、
コモンモード利得は1であるが、コモンモード利得を嫌
う構成には向かず、また、差動の制御とコモンモードの
制御の両方を同じオペアンプで行うため、2つの利得、
(R f/Rs)と1の両方で、安定であることが求められ
る。位相補償するためには、一般に利得が低いほど周波
数特性を犠牲にしなければならないが、反対に、この回
路は、常に、差動利得の大きさに関わらず利得1で位相
補償されていなければならないので、本来差動利得が大
きいときは、より高周波で動作可能なところ、一番不利
な利得1での低い周波数での動作のままとなってしま
う。
【0005】集積回路上で使う場合など、図6に示すよ
うに、抵抗の持つ寄生容量(Cs)を無視できない場合
や、あるいは、上で述べたように、コモンモード利得を
増やして、周波数特性を特性を改善しようと、容量Cs
を付加すると、コモンモードの利得は、 となる。ただし、ωは角周波数とする。また、ω≪1/
(Rss)のとき、 利得=1 ω≫1/(Rss)のとき、 利得=(Rf+Rs)/Rs となるので、低周波のときに、コモンモード入力によっ
て、出力が飽和しなくとも、高周波のときは、利得が、
差動動作の利得と同じになるので、同じ大きさコモンモ
ード入力によって、出力が飽和することがある。
【0006】特に、ステップ上のコモンモード入力があ
る場合、利得の式を書き換えて、 となるので、大きさ1のステップ入力に対して、出力
に、 波高=(Rf+Rs)/Rs、 時定数=Rs・Cs のスパイク状の波形が現れ(図7)、セトリングに時間
がかかることとなる。以上のように従来の構成では、そ
の利用範囲に制限があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の平
衡入出力型増幅器においては、上に述べたように、入力
インピーダンスあるいはコモンモード入力に対する動作
に問題があった。本発明は、上述のような従来の回路の
不都合を改善し、高入力インピーダンス、低コモンモー
ド利得の平衡入出力型増幅器を容易に実現することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成により、上
記従来技術の問題を解決し、コモンモード利得が低く、
かつ入力インピーダンスを高いような増幅器を提供する
ことができた。一例において、本発明の信号増幅器は、
制御信号入力16を有する第1増幅器5および制御信号
入力17を有する第2増幅器6とを含む複数の増幅器を
用いて信号を増幅する回路において、第1増幅器5の出
力と第2増幅器6の出力とが供給され、これら出力を用
いて加算器8にて加算処理をし、第1増幅器5の制御信
号入力16と第2増幅器6の制御信号入力17とに制御
信号を出力することにより、第1増幅器5および第2増
幅器6の出力を各制御信号入力16、17へと帰還させ
る制御信号出力回路を有する。
【0009】別の例において、本発明の平衡入出力型差
動増幅回路は、差動入力を増幅して差動出力を得る平衡
入出力型差動増幅器であって、前記差動入力は、正側と
負側からなり、前記差動出力は、前記差動入力の差動成
分が増幅出力され、(A)入力コモンモード制御出力を
得るように前記差動入力の同相成分を増幅する増幅器
と、(B)前記差動入力が入力される平衡入出力型増幅
器の出力をその平衡入出力型増幅器へと帰還させる帰還
ネットワークとを有する。帰還ネットワークは、第1お
よび第2の帰還ネットワークとして構成することがで
き、この場合、前記差動出力は、第1帰還ネットワーク
へと入力される正側と第2帰還ネットワークへと入力さ
れる負側とからなり、第1帰還ネットワークの制御出力
を前記差動入力の正側の反転入力に接続し、第2帰還ネ
ットワークの制御出力を前記差動入力の負側の反転入力
に接続し、第1帰還ネットワークと第1帰還ネットワー
クとの共通端子を入力コモンモード制御出力に接続する
ことができる。
【0010】さらに別の例において、本発明の増幅回路
は、第1入力と第2入力の差電圧を増幅して第1出力と
第2出力を出力する増幅回路であって、(A)第1入力
と制御入力が入力される第1入力増幅器と、(B)第2
入力と制御入力が入力される第2入力増幅器と、(C)
第1入力増幅器と第2入力増幅器からの出力が供給され
第1出力と第2出力を出力する差動増幅部と、(D)第
1入力増幅器の出力と第2入力増幅器の出力とから第1
入力と第2入力のコモンモード信号を生成するコモンモ
ード生成回路と、(E)コモンモード生成回路が出力し
たコモンモード制御信号が入力され、第1入力増幅器と
第2入力増幅器の出力を制御する信号をそれら第1入力
増幅器と第2入力増幅器へと出力する帰還回路とを有す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の信号増幅回路を
表した図である。図1において、差動入力の正側(+)
が正側入力増幅部100の非反転入力に入力され、差動
入力の負側(−)が負側入力増幅部200の非反転入力
に入力されている。差動出力部400は、正側入力増幅
部100と負側入力増幅部200の出力が供給され、差
動出力(+、−)を出力している。正側入力増幅部10
0と負側入力増幅部200からはコモンモード生成部3
00へも出力を供給し、コモンモード生成部300はコ
モンモード制御信号を生成すべく、加算、増幅などの操
作を行った後、コモンモード制御信号を帰還部500へ
と出力する。帰還部500は、正側入力増幅部100と
負側入力増幅部200へと制御信号を出力する。
【0012】図1の構成により、正側入力増幅部100
と負側入力増幅部200は2組の差動入力が入力され、
正側入力増幅部100の出力と負側入力増幅部200の
出力から入力のコモンモードを生成している。コモンモ
ード生成部300が出力するコモンモード制御信号は帰
還部500を経由して正側入力増幅部100と負側入力
増幅部200に帰還され正側入力増幅部100と負側入
力増幅部200の出力の制御に用いられている。差動出
力部400は、正側入力増幅部100と負側入力増幅部
200の出力を差動出力として出力する。差動増幅の帰
還とコモンモードの帰還が別々の経路を通ることによ
り、コモンモード調整の回路の周波数特性が差動増幅の
周波数特性に影響を与えにくくなり、高周波の差動増幅
器を可能にしている。
【0013】図2は、本発明の実施形態の第1の例を図
示したものである。この平衡入出力型増幅器の正入力
は、オペアンプ(5)の非反転入力(+)に接続され、
この平衡入出力型増幅器の負入力2は、オペアンプ
(6)の非反転入力(+)に接続される。減算器7の正
入力には、オペアンプ1の出力が接続され、負入力に
は、オペアンプ2の出力が接続される。減算器7の出力
は、増幅器(9)の入力に接続されている。加算器8の
2つの入力には、オペアンプ1およびオペアンプ2の出
力が接続され、その出力は、増幅器2の入力に接続され
ている。増幅器(9)の正出力(+)は、この平衡入出
力型増幅器の正出力3に、増幅器1の負出力(−)は、
この平衡入出力型増幅器の負出力4に接続される。この
正出力3は、帰還ネットワーク1の帰還入力14に接続
され、負出力4は、帰還ネットワーク2の帰還入力23
に接続される。帰還ネットワーク12は、抵抗R1と抵
抗R2で構成され、抵抗R1は、共通端子18と制御出
力16間に接続され、抵抗R2は、帰還入力と制御出力
間に接続される。
【0014】帰還ネットワーク13は、抵抗R3と抵抗
R4で構成され、抵抗R3は、共通端子19と制御出力
17間に接続され、抵抗R4は、帰還入力15と制御出
力17間に接続される。帰還ネットワーク12の制御出
力は、オペアンプ5の反転入力(−)に接続され、帰還
ネットワーク13の制御出力は、オペアンプ6の反転入
力(−)に接続される。増幅器2の出力は、入力コモン
モード制御出力に接続され、それは、帰還ネットワーク
1および帰還ネットワーク2の共通端子にそれぞれ接続
される。ここで用いられた、オペアンプ5、オペアンプ
6および増幅器9は、平衡出力型オペアンプに置き換え
可能であり、増幅器10は、オペアンプに置き換え可能
である。また減算器7と増幅器9を差動出力部として、
例えば、1つの増幅器によって構成してもよい。また加
算器8と増幅器10もコモンモード生成部300とし
て、対応する素子によって構成してもよい。
【0015】この図2の構成の動作を説明する。この平
衡入出力型増幅器の正入力1および負入力2から正出力
3および負出力4に直接至る動作および出力のコモンモ
ード電圧の制御は、従来の平衡出力型オペアンプと同様
にすることができる。また、帰還のかけ方も従来の2つ
のオペアンプを用いた平衡入出力型増幅器と同様にする
ことができる。入力のコモンモードの電位が変化し、正
入力1および負入力2がつながる差動入力の2つの非反
転入力(+)の電位が、それぞれの差動入力の反転入力
(−)よりも高くなると、その電位差がなくなるまで入
力コモンモード制御出力の電位が上昇し、また、差動入
力の2つの非反転入力(+)の電位がそれぞれの差動入
力の反転入力(−)よりも低くなると、その電位差がな
くなるまで入力コモンモード制御出力11の電位が下降
し、差動入力部の回路が飽和しないように調整してい
る。
【0016】このようにして、コモンモード利得を低く
し、かつ入力インピーダンスを高くすることを可能に
し、高入力インピーダンスを必要とする場合であっても
高度に利得を調整することができる。またこの構成では
差動の制御とコモンモードの制御を別々の増幅器で行っ
ており、従来技術のようにこれらの制御を同じオペアン
プで行う場合と比べて2つの利得の両方でオペアンプが
安定であることは必要なくなっており、上述の従来技術
における位相補償の際の問題も発生しない。
【0017】図3は、本発明の実施形態の第2の例を図
示したものである。この平衡入出力型増幅器の正入力
は、オペアンプ1(105)の非反転入力に接続され、
この平衡入出力型増幅器の負入力は、オペアンプ2(1
06)の非反転入力に接続される。減算器107の正入
力には、オペアンプ1の出力が接続され、負入力には、
オペアンプ2の出力が接続される。減算器107の出力
は、増幅器1の入力に接続される。オペアンプ3(12
4)の非反転入力をオペアンプ105の非反転入力に接
続し、オペアンプ124の反転入力をオペアンプ105
の反転入力に接続し、また、オペアンプ4(125)の
非反転入力をオペアンプ2の非反転入力に接続し、オペ
アンプ125の反転入力をオペアンプ106の反転入力
に接続している。
【0018】加算器108の2つの入力には、オペアン
プ124およびオペアンプ125の出力が接続され、そ
の出力は、増幅器110の入力に接続される。増幅器1
09の正出力(+)は、この平衡入出力型増幅器の正出
力103に、増幅器109の負出力(−)は、この平衡
入出力型増幅器の負出力104に接続される。この正出
力103は、帰還ネットワーク112の帰還入力114
に接続され、負出力104は、帰還ネットワーク113
の帰還入力115に接続される。帰還ネットワーク11
2は、抵抗R1と抵抗R2で構成され、抵抗R1は、共
通端子118と制御出力116間に接続され、抵抗R2
は、帰還入力114と制御出力116間に接続される。
【0019】帰還ネットワーク2(113)は、抵抗R
3と抵抗R4で構成され、抵抗R3は、共通端子119
と制御出力117間に接続され、抵抗R4は、帰還入力
115と制御出力117間に接続される。帰還ネットワ
ーク112の制御出力116は、オペアンプ105の反
転入力(−)に接続され、帰還ネットワーク2の制御出
力は、オペアンプ106の反転入力(−)に接続され
る。増幅器110の出力は、入力コモンモード制御出力
に接続され、それは、帰還ネットワーク112および帰
還ネットワーク113の共通端子118、119にそれ
ぞれ接続される。ここで用いた、オペアンプ105、オ
ペアンプ106、オペアンプ124、オペアンプ125
および増幅器109は、平衡出力型オペアンプなどに置
き換え可能であり、増幅器110は、オペアンプなどに
置き換え可能である。
【0020】この図3の構成の動作を説明する。入力1
01、102のコモンモードの電位が変化し、正入力1
01および負入力102がつながるオペアンプ105、
106の差動入力の2つの非反転入力(+)の電位が、
反転入力側よりも高くなると、オペアンプ124、12
5によってその電位差がなくなるまで入力コモンモード
制御出力111の電位が上昇し、また、差動入力の2つ
の非反転入力(+)の電位が反転入力側よりも低くなる
と、その電位差がなくなるまで入力コモンモード制御出
力111の電位が下降し、差動入力部の回路が飽和しな
いように調整している。
【0021】
【発明の効果】本発明の平衡入出力型増幅器は、以上の
ように構成されているため、コモンモード利得を低く
し、かつ入力インピーダンスを高くすることを可能にし
た。また、差動増幅の帰還とコモンモードの帰還が別々
の経路を通るため、コモンモード調整の回路の周波数特
性が、差動増幅の周波数特性に影響を与えにくくなり、
より高周波の差動増幅器を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号増幅回路を表したブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の一例を示す回路図である。
【図3】本発明の実施形態の他の例を示す回路図であ
る。
【図4】従来の平衡入出力型増幅器の一例を示した回路
図である。
【図5】従来の平衡入出力型増幅器の他の例を示した回
路図である。
【図6】従来の平衡入出力型増幅器(図5)の寄生容量
を明示した回路図である。
【図7】従来の平衡入出力型増幅器(図6)の動作の説
明図である。図5の回路にコモンモード入力を与えてい
る。
【符号の説明】
100 正側入力増幅部 200 負側入力増幅部 300 コモンモード生成部 400 差動出力部 500 帰還部 1 正入力 2 負入力 3 正出力 4 負出力 5 オペアンプ1 6 オペアンプ2 7 減算器 8 加算器 9 増幅器1 10 増幅器2 11 入力コモンモード制御出力 12 帰還ネットワーク1 13 帰還ネットワーク2 14、15 帰還入力 16、17 制御出力 18、19 共通端子 20 抵抗R1 21 抵抗R2 22 抵抗R3 23 抵抗R4 101 正入力 102 負入力 103 正出力 104 負出力 105 オペアンプ1 106 オペアンプ2 107 減算器 108 加算器 109 増幅器1 110 増幅器2 111 入力コモンモード制御出力 112 帰還ネットワーク1 113 帰還ネットワーク2 114、115 帰還入力 116、117 制御出力 118、119 共通端子 120 抵抗R1 121 抵抗R2 122 抵抗R3 123 抵抗R4 124 オペアンプ3 125 オペアンプ4
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月29日(1999.9.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 信号増幅回路および平衡入出力型差動
増幅回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子デバイスに関
し、特に、増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の携帯電話を代表とするアナログ信
号処理技術においては、平衡入出力型増幅器の多段構成
がしばしば見られるが、利得の調整を容易にする帰還を
用いた構成においては、入力インピーダンスが低くても
よい場合は平衡出力型オペアンプを用いて実現可能であ
るが、高入力インピーダンスを必要とする場合に従来の
負帰還を用いた構成はコモンモード入力に対する動作に
問題があった。
【0003】従来の平衡入出力型増幅器において、入力
インピーダンスを大きくする必要がない場合、平衡出力
型オペアンプを用いて、平衡型反転増幅器を構成するこ
とが知られている(図4)。この回路は、コモンモード
入力に対する利得がないので、入力にコモンモード信号
が入っても、出力のコモンモード電圧は変化しないが、
高入力インピーダンスを必要とする応用では利用できな
い。
【0004】高入力インピーダンスを必要とする場合
に、オペアンプを2つ使う平衡型非反転増幅器の構成が
知られている(図5)。この構成の差動利得は(Rf
s)で与えられ、コモンモード利得は1であるが、コ
モンモード利得を嫌う構成には向かず、また、差動の制
御とコモンモードの制御の両方を同じオペアンプで行う
ため、2つの利得、(Rf/Rs)と1の両方で、安定で
あることが求められる。位相補償するためには、一般に
利得が低いほど周波数特性を犠牲にしなければならない
が、反対に、この回路は、常に、差動利得の大きさに関
わらず利得1で位相補償されていなければならないの
で、本来差動利得が大きいときは、より高周波で動作可
能なところ、一番不利な利得1での低い周波数での動作
のままとなってしまう。
【0005】集積回路上で使う場合など、図6に示すよ
うに、抵抗の持つ寄生容量(Cs)を無視できない場合
や、あるいは、上で述べたように、コモンモード利得を
増やして、周波数特性を改善しようと、容量Csを付加
すると、コモンモードの利得は、 となる。ただし、ωは角周波数とする。また、 ω≪1/(Rss)のとき、 利得=1 ω≫1/(Rss)のとき、 利得=(Rf+Rs)/Rs となるので、低周波のときに、コモンモード入力によっ
て、出力が飽和しなくとも、高周波のときは、利得が、
差動動作の利得と同じ大きさになるので、同じ大きさコ
モンモード入力によって、出力が飽和することがある。
【0006】特に、ステップ状のコモンモード入力があ
る場合、利得の式を書き換えて、 となるので、大きさ1のステップ入力に対して、出力
に、 波高=(Rf+Rs)/Rs、 時定数=Rs・Cs のスパイク状の波形が現れ(図7)、セトリングに時間
がかかることとなる。以上のように従来の構成では、そ
の利用範囲に制限があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の平
衡入出力型増幅器においては、上に述べたように、入力
インピーダンスあるいはコモンモード入力に対する動作
に問題があった。本発明は、上述のような従来の回路の
不都合を改善し、高入力インピーダンス、低コモンモー
ド利得の平衡入出力型増幅器を容易に実現することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成により、上
記従来技術の問題を解決し、コモンモード利得が低く、
かつ入力インピーダンスを高いような増幅器を提供する
ことができた。一例において、本発明の信号増幅器は、
制御信号入力16を有する第1増幅器5および制御信号
入力17を有する第2増幅器6とを含む複数の増幅器を
用いて信号を増幅する回路において、第1増幅器5の出
力と第2増幅器6の出力とが供給され、これら出力を用
いて加算器8にて加算処理をし、第1増幅器5の制御信
号入力16と第2増幅器6の制御信号入力17とに制御
信号を出力することにより、第1増幅器5および第2増
幅器6の出力を各制御信号入力16、17へと帰還させ
る制御信号出力回路を有する。
【0009】別の例において、本発明の平衡入出力型差
動増幅回路は、差動入力を増幅して差動出力を得る平衡
入出力型差動増幅器であって、前記差動入力は、正側と
負側からなり、前記差動出力は、前記差動入力の差動成
分が増幅出力され、(A)入力コモンモード制御出力を
得るように前記差動入力の同相成分を増幅する増幅器
と、(B)前記差動入力が入力される平衡入出力型増幅
器の出力をその平衡入出力型増幅器へと帰還させる帰還
ネットワークとを有する。帰還ネットワークは、第1お
よび第2の帰還ネットワークとして構成することがで
き、この場合、前記差動出力は、第1帰還ネットワーク
へと入力される正側と第2帰還ネットワークへと入力さ
れる負側とからなり、第1帰還ネットワークの制御出力
を前記差動入力の正側の反転入力に接続し、第2帰還ネ
ットワークの制御出力を前記差動入力の負側の反転入力
に接続し、第1帰還ネットワークと第1帰還ネットワー
クとの共通端子を入力コモンモード制御出力に接続する
ことができる。
【0010】さらに別の例において、本発明の増幅回路
は、第1入力と第2入力の差電圧を増幅して第1出力と
第2出力を出力する増幅回路であって、(A)第1入力
と制御入力が入力される第1入力増幅器と、(B)第2
入力と制御入力が入力される第2入力増幅器と、(C)
第1入力増幅器と第2入力増幅器からの出力が供給され
第1出力と第2出力を出力する差動増幅部と、(D)第
1入力増幅器の出力と第2入力増幅器の出力とから第1
入力と第2入力のコモンモード信号を生成するコモンモ
ード生成回路と、(E)コモンモード生成回路が出力し
たコモンモード制御信号が入力され、第1入力増幅器と
第2入力増幅器の出力を制御する信号をそれら第1入力
増幅器と第2入力増幅器へと出力する帰還回路とを有す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の信号増幅回路を
表した図である。図1において、差動入力の正側(+)
が正側入力増幅部100の非反転入力に入力され、差動
入力の負側(−)が負側入力増幅部200の非反転入力
に入力されている。差動出力部400は、正側入力増幅
部100と負側入力増幅部200の出力が供給され、差
動出力(+、−)を出力している。正側入力増幅部10
0と負側入力増幅部200からはコモンモード生成部3
00へも出力を供給し、コモンモード生成部300はコ
モンモード制御信号を生成すべく、加算、増幅などの操
作を行った後、コモンモード制御信号を帰還部500へ
と出力する。帰還部500は、正側入力増幅部100と
負側入力増幅部200へと制御信号を出力する。
【0012】図1の構成により、正側入力増幅部100
と負側入力増幅部200は2組の差動入力が入力され、
正側入力増幅部100の出力と負側入力増幅部200の
出力から入力のコモンモードを生成している。コモンモ
ード生成部300が出力するコモンモード制御信号は帰
還部500を経由して正側入力増幅部100と負側入力
増幅部200に帰還され正側入力増幅部100と負側入
力増幅部200の出力の制御に用いられている。差動出
力部400は、正側入力増幅部100と負側入力増幅部
200の出力を差動出力として出力する。
【0013】図2は、本発明の実施形態の第1の例を図
示したものである。この平衡入出力型増幅器の正入力1
は、オペアンプ5の非反転入力(+)に接続され、この
平衡入出力型増幅器の負入力2は、オペアンプ6の非反
転入力(+)に接続される。減算器7の正入力には、オ
ペアンプ5の出力が接続され、負入力には、オペアンプ
6の出力が接続される。減算器7の出力は、増幅器
(9)の入力に接続されている。加算器8の2つの入力
には、オペアンプ5およびオペアンプ6の出力が接続さ
れ、その出力は、増幅器10の入力に接続されている。
増幅器9の正出力(+)は、この平衡入出力型増幅器の
正出力3に、増幅器9の負出力(−)は、この平衡入出
力型増幅器の負出力4に接続される。この正出力3は、
帰還ネットワーク12の帰還入力14に接続され、負出
力4は、帰還ネットワーク13の帰還入力15に接続さ
れる。帰還ネットワーク12は、抵抗R1と抵抗R2で
構成され、抵抗R1は、共通端子18と制御出力16間
に接続され、抵抗R2は、帰還入力と制御出力間に接続
される。
【0014】帰還ネットワーク13は、抵抗R3と抵抗
R4で構成され、抵抗R3は、共通端子19と制御出力
17間に接続され、抵抗R4は、帰還入力15と制御出
力17間に接続される。帰還ネットワーク12の制御出
力は、オペアンプ5の反転入力(−)に接続され、帰還
ネットワーク13の制御出力は、オペアンプ6の反転入
力(−)に接続される。増幅器10の出力は、入力コモ
ンモード制御出力に接続され、それは、帰還ネットワー
ク12および帰還ネットワーク13の共通端子にそれぞ
れ接続される。ここで用いられた、オペアンプ5、オペ
アンプ6および増幅器9は、平衡出力型オペアンプに置
き換え可能であり、増幅器10は、オペアンプに置き換
え可能である。また減算器7と増幅器9を差動出力部と
して、例えば、1つの増幅器によって構成してもよい。
また加算器8と増幅器10もコモンモード生成部300
として、対応する素子によって構成してもよい。
【0015】この図2の構成の動作を説明する。この平
衡入出力型増幅器の正入力1および負入力2から正出力
3および負出力4に直接至る動作および出力のコモンモ
ード電圧の制御は、従来の平衡出力型オペアンプと同様
にすることができる。また、帰還のかけ方も従来の2つ
のオペアンプを用いた平衡入出力型増幅器と同様にする
ことができる。入力のコモンモードの電位が変化し、正
入力1および負入力2がつながるオペアンプ5、6の差
動入力の2つの非反転入力(+)の電位が、それぞれの
差動入力の反転入力(−)よりも高くなると、その電位
差がなくなるまで入力コモンモード制御出力の電位が上
昇し、また、差動入力の2つの非反転入力(+)の電位
がそれぞれの差動入力の反転入力(−)よりも低くなる
と、その電位差がなくなるまで入力コモンモード制御出
力11の電位が下降し、差動入力部の回路が飽和しない
ように調整している。また、差動増幅の帰還とコモンモ
ードの帰還が別々の経路を通ることにより、コモンモー
ド調整の回路の周波数特性が差動増幅の周波数特性に影
響を与えにくくなり、高周波の差動増幅器を可能にして
いる。
【0016】このようにして、コモンモード利得を低く
し、かつ入力インピーダンスを高くすることを可能に
し、高入力インピーダンスを必要とする場合であっても
高度に利得を調整することができる。またこの構成では
差動の制御とコモンモードの制御を別々の増幅器で行っ
ており、従来技術のようにこれらの制御を同じオペアン
プで行う場合と比べて2つの利得の両方でオペアンプが
安定であることは必要なくなっており、上述の従来技術
における位相補償の際の問題も発生しない。
【0017】図3は、本発明の実施形態の第2の例を図
示したものである。この平衡入出力型増幅器の正入力
は、オペアンプ1(105)の非反転入力に接続され、
この平衡入出力型増幅器の負入力は、オペアンプ2(1
06)の非反転入力に接続される。減算器107の正入
力には、オペアンプ1の出力が接続され、負入力には、
オペアンプ2の出力が接続される。減算器107の出力
は、増幅器109の入力に接続される。オペアンプ3
(124)の非反転入力をオペアンプ105の非反転入
力に接続し、オペアンプ124の反転入力をオペアンプ
105の反転入力に接続し、また、オペアンプ4(12
5)の非反転入力をオペアンプ2の非反転入力に接続
し、オペアンプ125の反転入力をオペアンプ106の
反転入力に接続している。
【0018】加算器108の2つの入力には、オペアン
プ124およびオペアンプ125の出力が接続され、そ
の出力は、増幅器110の入力に接続される。増幅器1
09の正出力(+)は、この平衡入出力型増幅器の正出
力103に、増幅器109の負出力(−)は、この平衡
入出力型増幅器の負出力104に接続される。この正出
力103は、帰還ネットワーク112の帰還入力114
に接続され、負出力104は、帰還ネットワーク113
の帰還入力115に接続される。帰還ネットワーク11
2は、抵抗R1と抵抗R2で構成され、抵抗R1は、共
通端子118と制御出力116間に接続され、抵抗R2
は、帰還入力114と制御出力116間に接続される。
【0019】帰還ネットワーク2(113)は、抵抗R
3と抵抗R4で構成され、抵抗R3は、共通端子119
と制御出力117間に接続され、抵抗R4は、帰還入力
115と制御出力117間に接続される。帰還ネットワ
ーク112の制御出力116は、オペアンプ105の反
転入力(−)に接続され、帰還ネットワーク2(11
3)の制御出力は、オペアンプ106の反転入力(−)
に接続される。増幅器110の出力は、入力コモンモー
ド制御出力に接続され、それは、帰還ネットワーク11
2および帰還ネットワーク113の共通端子118、1
19にそれぞれ接続される。ここで用いた、オペアンプ
105、オペアンプ106、オペアンプ124、オペア
ンプ125および増幅器109は、平衡出力型オペアン
プなどに置き換え可能であり、増幅器110は、オペア
ンプなどに置き換え可能である。
【0020】この図3の構成の動作を説明する。入力1
01、102のコモンモードの電位が変化し、正入力1
01および負入力102がつながるオペアンプ105、
106の差動入力の2つの非反転入力(+)の電位が、
反転入力側よりも高くなると、オペアンプ124、12
5によってその電位差がなくなるまで入力コモンモード
制御出力111の電位が上昇し、また、差動入力の2つ
の非反転入力(+)の電位が反転入力側よりも低くなる
と、その電位差がなくなるまで入力コモンモード制御出
力111の電位が下降し、差動入力部の回路が飽和しな
いように調整している。
【0021】
【発明の効果】本発明の平衡入出力型増幅器は、以上の
ように構成されているため、コモンモード利得を低く
し、かつ入力インピーダンスを高くすることを可能にし
た。また、差動増幅の帰還とコモンモードの帰還が別々
の経路を通るため、コモンモード調整の回路の周波数特
性が、差動増幅の周波数特性に影響を与えにくくなり、
より高周波の差動増幅器を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号増幅回路を表したブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施形態の一例を示す回路図である。
【図3】本発明の実施形態の他の例を示す回路図であ
る。
【図4】従来の平衡入出力型増幅器の一例を示した回路
図である。
【図5】従来の平衡入出力型増幅器の他の例を示した回
路図である。
【図6】従来の平衡入出力型増幅器(図5)の寄生容量
を明示した回路図である。
【図7】従来の平衡入出力型増幅器(図6)の動作の説
明図である。図6の回路にコモンモード入力を与えてい
る。
【符号の説明】 100 正側入力増幅部 200 負側入力増幅部 300 コモンモード生成部 400 差動出力部 500 帰還部 1 正入力 2 負入力 3 正出力 4 負出力 5 オペアンプ1 6 オペアンプ2 7 減算器 8 加算器 9 増幅器1 10 増幅器2 11 入力コモンモード制御出力 12 帰還ネットワーク1 13 帰還ネットワーク2 14、15 帰還入力 16、17 制御出力 18、19 共通端子 20 抵抗R1 21 抵抗R2 22 抵抗R3 23 抵抗R4 101 正入力 102 負入力 103 正出力 104 負出力 105 オペアンプ1 106 オペアンプ2 107 減算器 108 加算器 109 増幅器1 110 増幅器2 111 入力コモンモード制御出力 112 帰還ネットワーク1 113 帰還ネットワーク2 114、115 帰還入力 116、117 制御出力 118、119 共通端子 120 抵抗R1 121 抵抗R2 122 抵抗R3 123 抵抗R4 124 オペアンプ3 125 オペアンプ4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 AA22 CA25 CA53 CA61 CA72 FA17 HA25 HA29 KA01 KA02 KA26 MA11 PD02 SA13 TA01 TA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御入力を有する第1増幅器および制御
    入力を有する第2増幅器とを含む複数の増幅器を用いて
    信号を増幅する回路において、 第1増幅器の出力と第2増幅器の出力を用いて加算処理
    をし、その加算処理した信号を用いて第1増幅器の制御
    入力と第2増幅器の制御入力とに制御信号を出力するこ
    とにより、第1増幅器および第2増幅器の出力をそれら
    の制御入力へと帰還させることを特徴とする信号増幅回
    路。
  2. 【請求項2】 複数の増幅器を用いて入力信号を増幅す
    る回路において、 前記複数の増幅器のうちの少なくとも2つの増幅器の出
    力の加算処理および減算処理をし、その加算処理および
    減算処理した信号を用いて前記少なくとも2つの増幅器
    の制御入力に制御信号を出力することにより、前記少な
    くとも2つの増幅器の出力をそれらの制御入力へと帰還
    させることを特徴とする信号増幅回路。
  3. 【請求項3】 第1入力と第2入力の差電圧を増幅して
    第1出力と第2出力を出力する増幅回路であって、 (A)第1入力と制御入力が入力される第1入力増幅器
    と、 (B)第2入力と制御入力が入力される第2入力増幅器
    と、 (C)第1入力増幅器と第2入力増幅器からの出力が供
    給され第1出力と第2出力を出力する差動増幅部と、 (D)第1入力増幅器の出力と第2入力増幅器の出力と
    から第1入力と第2入力のコモンモード信号を生成する
    コモンモード生成回路と、 (E)コモンモード生成回路が出力したコモンモード制
    御信号が入力され、第1入力増幅器と第2入力増幅器の
    出力を制御する信号をそれら第1入力増幅器と第2入力
    増幅器へと出力する帰還回路とを有することを特徴とす
    る増幅回路。
  4. 【請求項4】 差動入力を増幅して差動出力を得る平衡
    入出力型差動増幅器であって、 前記差動入力は、正側と負側からなり、これらは増幅器
    へと入力され、 (A)前記差動入力のコモンモード制御出力を得るため
    に、前記増幅器の出力を加算する回路と、 (B)前記コモンモード制御出力を前記増幅器へと帰還
    させる帰還回路ネットワークとを有することを特徴とす
    る平衡入出力型差動増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記差動出力は、第1帰還ネットワーク
    へと入力される正側と第2帰還ネットワークへと入力さ
    れる負側とからなり、 第1帰還ネットワークの制御出力を前記差動入力の正側
    の反転入力に接続し、 第2帰還ネットワークの制御出力を前記差動入力の負側
    の反転入力に接続し、 前記コモンモード制御出力を第1帰還ネットワークと第
    2帰還ネットワークとの共通端子に接続することを特徴
    とする請求項4記載の平衡入出力型差動増幅回路。
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