JP2000332960A - 画像読取装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000332960A
JP2000332960A JP11142132A JP14213299A JP2000332960A JP 2000332960 A JP2000332960 A JP 2000332960A JP 11142132 A JP11142132 A JP 11142132A JP 14213299 A JP14213299 A JP 14213299A JP 2000332960 A JP2000332960 A JP 2000332960A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を読取り手段に対して副走査方向に移動
させながらRGBの各LEDを切換えてカラー画像を読
取る画像読取装置において、LED切換えによる色ずれ
を軽減する。 【解決手段】 原稿6を矢印の副走査方向に移動させな
がら1ラインを読取る間に、RGBの各色光を1/6ず
つそれぞれ2度順次に照射する。即ち、図1(a)でR
のLEDを照射し、次に(b)でGのLEDを照射し、
(c)でBのLEDを照射する。さらに、(d)(e)
(f)で、同じラインでの2度目のR、G、BのLED
を順次に照射する。(g)以降の次ラインの読取りでも
同様に行う。各ラインで2度ずつ読取ったデータの和又
は平均値を取り、1ラインのデータとする。これによ
り、順次点灯するRGB3色のLEDの読取位置のずれ
を、従来に比べて軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の色光で原稿
を照射しながらカラー画像を得るスキャナ等に用いて好
適な画像読取装置、方法及びそれらに用いられるコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。これら機器のう
ち、画像読取装置や画像読取機能を有するファクシミリ
装置等の情報処理機器は、オフィスのみならず、一般家
庭においても広く使用されるようになっている。これら
の情報処理機器に用いられる読取部は、原稿画像を縮小
してCCD等の光電変換素子に導く縮小光学系と、CC
Dを原稿に近接させて原稿像をCCDに等倍のまま導く
等倍光学系との大きく2つに分けられる。
【0003】従来の上記等倍光学系を用いた画像読取装
置の一例を図9に示す。この画像読取装置は、電気基板
(制御基板201、主電源202)、読取部203、オ
ペレーション部204等により主として構成されてい
る。
【0004】読取部203は、原稿211をセットし積
載するための原稿トレー205、原稿211を所定の搬
送路にガイドする上原稿ガイド206、下原稿ガイド2
07、複数枚の原稿を順次送り出す原稿分離部208、
光電変換素子を用いたコンタクトセンサ209、コンタ
クトセンサ209の対向上面に取り付けられた原稿の背
景色(バックグランドカラー)となる読取基準板210
を有している。
【0005】原稿211の搬送経路としては、まず、原
稿分離ローラ212と予備搬送板バネ213とに挟まれ
た原稿は摩擦片214により、1枚ずつ搬送される。そ
して原稿211は、給送ローラ215と対向コロ216
によりコンタクトセンサ209と読取基準板210との
間を通過して、排紙ローラ217と対向コロ218によ
り、図中の矢印方向に排出される。
【0006】上記読取基準板210の読取面と接触する
面は、原稿の背景色(バックグランドカラー)に合わせ
白色で構成している場合や、原稿の背景色に代えて黒色
で構成している場合がある。本従来例では白色で構成し
ている。また、コンタクトセンサ209は本体フレーム
219に保持され、上記読取基準板210は、自重又は
図示しないバネ等によりコンタクトセンサ209側に付
勢されている。この従来の画像読取装置は、一般にシー
トフィードタイプと呼ばれ、原稿が副走査方向に移動し
ながら主走査方向に読取る構成となっている。
【0007】また、カラー画像読取装置においては、光
源が複数色あり〔上記従来例ではRGB(赤、緑、青)
の3色〕、光電変換素子が1列に並んでいるコンタクト
センサにより原稿読取手段を構成し、各光源を順次点灯
させて、各光源毎の1ラインにおける読取データとし
て、カラー読取を行う場合が一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカラー
画像読取装置の場合、原稿を副走査方向に移動させなが
ら読取りを行い、その間にRGBの各光源を順番に点灯
(順次点灯)させるので、RGBそれぞれに対する1ラ
イン毎の読取データは、実は同じ1ライン上を読取って
いるのではない状態であった。従って、微視的に見る
と、RGBがそれぞれずれている状態を読取っているた
め、読取った画像に色ずれが発生するという問題があっ
た。
【0009】詳細にはカラーコピー機能では、記録によ
る画素のつぶれ/重なりにより読取りの密度を超える高
密度記録系でなければ、あまり記録画像としては目立た
ない。しかし、最近の技術の進化により記録の高密度化
が促進され、現在では1200dpiで記録可能なプリ
ンタも存在する。この場合、読取密度が300dpiと
した場合には、上記の色ずれが記録画像に忠実に記録さ
れてしまう問題が発生していた。
【0010】またスキャナ機能では、一度読取った画像
をPCにより、モニタ上で何倍にも拡大することがで
き、1画素単位で確認することもできる。この場合にも
上記色ずれが発生していることを確認することができ
る。
【0011】また、上記色ずれをなくすために、原稿を
停止させた状態でRGB3色順次読取る構成にすると、
必ず原稿が停止してから読取りを開始するため、読取時
間が余計に掛かってしまうという問題があった。さら
に、モータを駆動源とするローラによる原稿搬送が一般
的な構成であるが、ライン毎に停止/読取/次ラインま
で駆動を繰り返していると、原稿の搬送状態が間欠送り
となり、紙搬送精度が下がると共に、モータの振動が大
きくなり、騒音が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0012】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、カラー読取りに伴う上記色ずれを軽減す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像読取装置においては、複数の異
なる色光を選択的に発光して原稿を照射する光源手段
と、上記原稿に対して相対的に副走査方向に移動しなが
ら上記原稿を主走査方向にライン毎に読取り、画像デー
タを出力する読取手段と、上記読取手段が1ラインを読
取る間に、上記光源手段からの各色光を順次に時分割的
に選択し、全ての色光が選択される1周期を、上記1ラ
インを読取る間に複数周期繰り返すように制御する制御
手段とを設けている。
【0014】また、本発明による画像読取方法において
は、光源手段により複数の異なる色光を選択的に発光さ
せて原稿を照射し、上記原稿に対して相対的に副走査方
向に移動しながら上記原稿を主走査方向にライン毎に読
取り、画像データを出力する画像読取方法において、上
記原稿を1ライン読取る間に、上記各色光を順次に時分
割的に選択し、全ての色光が選択される1周期を、上記
1ラインを読取る間に複数周期繰り返すようにしてい
る。
【0015】また、本発明による記憶媒体においては、
原稿に対して相対的に副走査方向に移動しながら上記原
稿を主走査方向にライン毎に読取り、画像データを出力
する処理と、上記原稿を1ライン読取る間に、光源手段
により複数の異なる色光を時分割的に順次に選択し、全
ての色光が選択される1周期を、上記1ラインを読取る
間に複数周期繰り返して発光させ上記原稿を照射する処
理とを実行するためのプログラムを記憶している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。 (第1の実施の形態)図2は、本発明の第1の実施の形
態によるカラー画像読取装置の全体構成を示す断面図で
ある。図2において、この画像読取装置は、本体シャー
シ1と、装置の制御を行う制御基板2と、装置へ電力供
給を行う電源ユニット3と、装置の操作を行う操作パネ
ル4と、操作パネル4の制御基板5と、原稿6を積載す
るための原稿台7とが設けられている。
【0017】原稿6は、原稿台7と原稿補助台8とに積
載され、原稿6の幅方向を規制する幅規制板9により幅
方向のガイドが行われる。複数枚ある原稿6は、分離ロ
ーラ10が矢印方向に図示しない駆動モータにより回転
し、予備搬送板11が分離ローラ10側に付勢されるこ
とにより、摩擦片12と分離ローラ10とのくさび形状
の場所まで搬送される。そして摩擦片12により複数枚
の原稿6は1枚ずつ捌かれ、給送ローラ13aが矢印方
向に図示しない駆動モータにより回転し、対向する補助
コロ13bの付勢力を得て搬送される。また、原稿搬送
ガイド14は、分離ローラ10から後述するコンタクト
センサ15まで原稿6をガイドする。
【0018】コンタクトセンサ取付板15bに取り付け
られたコンタクトセンサ15の上部には、原稿のバック
グランドカラーとなり、また読取における白基準となる
読取基準板16が、コンタクトセンサ15の読取幅全域
を覆うような幅を以て配されている。また、コンタクト
センサ15の内部には、原稿6を照射する図示しない光
源(本実施の形態ではLEDを使用)を配置している。
【0019】また、コンタクトセンサ15で読取られた
原稿6は、排紙ローラ17aが矢印方向に図示しない駆
動モータにより回転し、対向する補助コロ17bの付勢
力を得て、この画像読取装置外に矢印a方向に排出され
る。
【0020】図3は、コンタクトセンサ15及びコンタ
クトセンサ取付板15bの拡大図である。図3におい
て、筐体15a上面側に原稿ガラス15a1 が通紙面に
設けられており、最下面に光電変換素子15a2 と原稿
を照射するLED15a3 が実装されているセンサ基板
15a4 が取り付けられている。
【0021】本実施の形態では、上記LED15a3 と
して、RGB3色の色光を発光する3個のLEDを使用
し、RGB交互にそれぞれ充分な光量が得られるように
並列に配列してある。
【0022】LED15a3 が発光することで、導光管
15a5 が原稿ガラス15a1 上面を通過する図示しな
い原稿6を照射し、その光がセルフォックレンズ15a
6 を透過(通過)して光電変換素子15a2 に受光され
ることで画像を読取る構成になっている。尚、図中d
は、読取1画素当たりの大きさ(1ライン幅)を表して
いる。
【0023】次に、前述した従来の光源切換方式特有の
色ずれについて説明する。図4(a)〜(d)は、色ず
れのメカニズムを説明するためのもので、上記読取1画
素当たりの大きさdに対して、RGBの各LEDが原稿
6を照射し、光電変換素子15a2 が蓄積する画像デー
タの範囲を示す図である。この図4においては、原稿を
主走査方向に1ラインを読取る間にRGBの各色光を原
稿6が1ライン分進む時間の1/3ずつ順次に時分割で
照射し、画像データを得ている。
【0024】まず図4(a)は、R−LEDを照射して
いる。原稿6は矢印方向(副走査方向)に移動してい
る。原稿6の上に示される太線は、Rの読取データであ
る。図4(b)は、次にG−LEDを照射している。こ
のとき、原稿6は常に矢印方向に移動しているため、R
の読取データとGの読取データとは、1/3ラインのず
れが生じている。
【0025】図4(c)では、B−LEDを照射してい
る。このとき、Bの読取データは、Rの読取データとは
2/3ライン、Gの読取データとは1/3ラインのずれ
が生じている。図4(d)は、次ラインの読取であり、
再度R−LEDを照射している。このとき、1ライン前
のRの読取データとは、読取1画素当たりの大きさd
(1ライン)分ずれている。
【0026】このように、上記図4における各LEDの
読取データのずれは、光源切換えによる順次点灯方式で
は必ず発生してしまう。
【0027】次に、本実施の形態によるLEDの点灯方
式を図1を用いて説明する。図1(a)〜(h)は、上
記読取1画素当たりの大きさdに対して、RGB各LE
Dが原稿6を照射し、光電変換素子15a2 が蓄積する
画像データの範囲を示す図である。本実施の形態におい
ては、図1に示すように原稿を主走査方向に1ラインを
読取る間にRGBの各色光を、原稿が副走査方向に1ラ
イン分進む時間の1/6ずつ順次に時分割的に照射し、
それぞれ2度照射することにより画像データを得るよう
にしている。
【0028】まず、図1(a)は、R−LEDを照射し
ている。原稿6は矢印方向(副走査方向)に移動してい
る。原稿6の上に記載する太線は、Rの読取データであ
る。図1(b)は、次にG−LEDを照射している、こ
のとき、原稿6は常に矢印方向に移動しているため、R
の読取データとGの読取データとは、1/6ラインずれ
が生じている。図1(c)では、B−LEDを照射して
いる。このとき、Bの読取データは、Rの読取データと
は1/3ライン、Gの読取データとは1/6ラインのず
れが生じている。
【0029】図1(d)は、同じラインでの2度目のR
−LEDを照射している。1度目のRの読取データと
は、読取1画素当たりの大きさdの1/2分ずれてい
る。図1(e)は、同じラインでの2度目のG−LED
を照射している。1度目のGの読取データとは、上記d
の1/2分ずれている。図1(f)は、同じラインでの
2度目のB−LEDを照射している。1度目のBの読取
データとは、dの1/2分ずれている。
【0030】図1(g)は、R−LEDの次ラインの読
取りであり、再度R−LEDを照射している。このと
き、1ライン前のRの読取データとは、上記d分ずれて
いる。図1(h)は、G−LEDの次ラインの読取りで
あり、再度G−LEDを照射している。このとき、1ラ
イン前のRの読取データとは、d分ずれている。
【0031】上記のようにして、各ラインで複数回ずつ
読取ったデータを加算して和を取り、1ラインのデータ
とする。このようにすることにより、順次点灯するRG
B3色のLEDの読取位置のずれが、図4の従来の仕様
(各LEDを1ライン1度ずつ点灯)では、1ラインの
1/3のずれであったものが、本実施の形態によれば、
ずれは1ラインの1/6となり従来に比べてずれを軽減
することができる。
【0032】また、読取時間を遅くすることもなく、読
取時の騒音も軽減させ、部品の交換を必要とせず、装置
の外形を大きくすることなく、装置のコストを上げるこ
となく、品質をより向上させることができ、常に安定し
た画像をユーザに提供することができる。
【0033】尚、本実施の形態では、説明を簡単にする
ために、RGBの色光を発光する各LEDをそれぞれ1
ラインで2度ずつ順次点灯するように構成したが、さら
に細かく3度以上ずつ順次点灯するようにすれば、例え
ば1ライン上で5分割や10分割すれば、色ずれを大幅
に軽減することができる。
【0034】また本実施の形態では、各色の読取データ
の和を1ラインの読取データとしたが、平均値を取る構
成も可能であり、要するに、複数の読取データから1つ
の読取データにする構成であれば、どのような構成であ
っても、上記と同一の効果を得ることができる。
【0035】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態によるファクシミリ機能と外部PCに取
り込めるスキャナ機能を有する複合装置の全体構成を示
す断面図であり、図6は同装置の外観斜視図である。
尚、以下の各実施の形態による複合装置の記録系として
は、一般にインクジェット記録装置と称されるものを採
用している。
【0036】まず、図5及び図6により複合装置の全体
構成を説明する。この複合装置は、図5に示すように、
記録シートを供給する給紙系Aと、記録装置としての記
録系Bと、原稿103に記載された画像を読取るための
読取系Cと、操作部Dとによって構成され、本体上カバ
ー101と、本体下カバー102と装置の制御を行う制
御基板102aと、装置に電力供給する電源ユニット1
02bとを配置している。
【0037】まず、読取系Cについて説明する。読取系
Cは、原稿103に光を照射してその反射光を電気信号
に変換し、この信号を操作モードに応じて他機に伝送
し、又は自己の記録系Bに伝送するものである。
【0038】原稿103は、原稿台104と原稿補助ト
レー105に積載され、原稿幅規制板106(図6の1
06a、106b)により搬送時の幅方向への斜行等を
防ぐ。複数枚ある原稿103は、分離ローラ107が矢
印方向に図示しない駆動モータにより回転し、予備搬送
板108が分離ローラ107側に付勢されることで、摩
擦片109と分離ローラ107とのくさび形状の場所ま
で搬送される。そして摩擦片109により複数枚の原稿
103は1枚ずつ捌かれ、給送ローラ110aが矢印方
向に図示しない駆動モータにより回転し、対向する補助
コロ110bの付勢力を得て搬送される。原稿搬送ガイ
ド111は、分離ローラ107から後述するコンタクト
センサ112まで原稿103をガイドする。
【0039】コンタクトセンサ取付板112aに取り付
けられたコンタクトセンサ112の上部には、原稿のバ
ックグランドカラーとなり、また読取りにおける絶対白
となる読取基準板113が、コンタクトセンサ112の
読取幅全域を覆うように配されている。
【0040】また、コンタクトセンサ112の内部に
は、原稿103を照射する図示しない光源(本実施の形
態ではRGB3色の色光を発光する3個のLEDを使
用)を配置している。そして、コンタクトセンサ112
に読取られた原稿103は、排紙ローラ114aが矢印
方向に図示しない駆動モータにより回転し、対向する補
助コロ114bの付勢力を得て、この画像読取装置の外
に矢印f方向に排出され、原稿排紙トレー115に積載
される。原稿排紙トレー115は、図6の矢印方向に移
動可能に構成されており、読取動作以外の時は、装置内
に収納するようになされている。また、本実施の形態に
おける読取時のRGBのLEDの点灯による読取制御
は、図1に示す第1の実施の形態と同様の制御が行われ
る。
【0041】次に、操作部Dについて説明する。操作部
Dは、コピー操作、送信操作、スキャナ操作等の操作を
行うためのものである。操作カバー116にダイアルキ
ー116a等の各種操作に応じたキーや表示部116b
が設けられている。この操作部Dは、読取系Cにおける
原稿搬送機構の上部に設けられており、本複合装置に対
して図7に示す矢印g方向に回動可能に構成されてい
る。また、操作部Dの一方端側には、送信・受信を行う
電話回線用のモジュラ102c1 が装備されている。
【0042】次に、給紙系Aについて説明する。記録シ
ート120としては、普通紙やプラスチックシート等及
びその他の材質であって、インクを転写し得るものを用
いることが可能である。例えば、B4サイズ又はA4サ
イズにカットされた普通紙を記録シート120として用
いる。この記録シート120(以後記録紙と称す)は、
本体上カバー101の背面に設けてある記録紙高さ規制
板101aにより、記録紙トレー121と矢印方向に引
出し可能な記録紙補助トレー122とに限られた枚数が
収納積載される。また、記録紙サイドガイド123が記
録紙120を幅方向に規制している。
【0043】また、図5において、記録紙120の底部
に設けられている圧板124は、図示しない回転軸を中
心に回動可能に支持され、図示しない駆動系により回転
制御され、圧板ばね124aにより記録紙120を給紙
ローラ125に接して搬送するようにばね性を持ってい
る。給紙ローラ125が矢印方向に回転駆動することに
より搬送された記録紙125は、爪分離により捌かれ、
1枚ずつ記録系Bに搬送される。
【0044】次に、記録系Bについて説明する。本複合
装置のファクシミリ部分の記録系としては、一般にイン
クジェット記録装置と称されるものを採用している。図
5において、記録系Bは他機から伝送された画信号、あ
るいは後述する読取系Cから伝送された画信号に応じ
て、給紙系Aより供給された記録紙120に画像を記録
するものである。
【0045】記録紙押え126は、LFローラ127側
に押圧されており、給紙系Aより搬送された記録シート
120の上ガイドを兼ねながら、ピンチローラ126a
をLFローラ127に対向させている。そして、記録カ
ートリッジ128とプラテン板129との問を記録シー
ト120が搬送され、記録カートリッジ128により記
録動作を行う。ここでは、図示しないモータ及び駆動系
により記録カートリッジ128は、記録シート120の
幅方向に対して移動しながらシリアル印字するように構
成している。
【0046】印字記録後の記録シート120は、排紙ロ
ーラ130aと対向する拍車ローラ130bにより印字
面を汚さないように記録シート120を装置外へと搬送
し、排紙カバー131から矢印e方向に排紙補助トレー
へ132に積載される。排紙補助トレーへ132は、図
6に示すように矢印方向に移動可能に構成されている。
【0047】また図7において、原稿積載台104が本
体上カバー101に設けられた図示しない回転中心によ
り矢印h方向に回転可能に支持されている。これによ
り、記録カートリッジ128を矢印i方向に着脱可能に
している。
【0048】次に、図8は、本実施の形態による複合装
置の制御系を示すブロック図である。図8において、本
装置を制御する制御部102aと、装置全体に電力を供
給する電源ユニット102bと、モデム基板ユニット1
02a1 と、電話機を接続する通信基板ユニット102
cと、操作部Dから入力した内容等を表示する表示部1
16b等が配置されている。
【0049】上記制御部102aは、本装置全体の制御
を行うCPU102a2 と、各種プログラムや各種デー
タ等を格納したROM102a3 と、上記CPU102
a2のワークエリアとして使用されると共に、記録枚数
等の各種データを一時保存したり、各種データを保管登
録するRAM102a4 と、入出力切換インターフェー
ス102a8 等を有する。
【0050】また、ラインメモリ102a5 は、画像デ
ータの各ラインのイメージを格納するもので、原稿の送
信、又はコピーの場合は、原稿読取系Cからの1ライン
分のイメージデータが格納され、画像データの受信の場
合には、複号された1ライン分のデータが格納される。
このラインメモリ102a5 に格納された画像データ
は、CPU102a2 で記録系制御コードが追加されて
入出力切換インターフェース102a8 から記録系Bの
CPUB1に出力される。そして、CPUB1が上記記
録系制御コードを解読することによって、画像記録が行
われる。
【0051】また、符号化/複号化部102a6 は、送
信する画像情報をMH符号化等により符号化したり、受
信した符号化画像データを複号化してイメージデータに
変換する。バッファメモリ102a7 は、送受信された
符号化画像データを格納する。そして、周辺コンピュー
タEにより、プリンタインターフェース102a9 を介
して画像データやテキストデータを記録系Bへと出力す
ることができる。また、読取系Cより読取った画像デー
タを周辺コンピュータEへと取り込むことができる。
【0052】次に、上記第2の実施の形態による複合装
置における各部の変形例を説明する。上記第2の実施の
形態では、インクジェット記録方式を用いたが、トナー
を使用する電子写真記録方式(レーザービームプリンタ
ー)、あるいはインクシートとサーマルヘッドを使用す
る熱転写記録方式等で構成してもよい。
【0053】また、上記第2の実施の形態では、コンタ
クトセンサを読取手段としたが、光源とCCDを用いた
縮小光学系で構成してもよい。さらに、上記第2の実施
の形態では、給紙系の機構を爪分離方式を使用したが、
摩擦分離やリクード分離等の他の分離方式で構成しても
よい。
【0054】(第3の実施の形態)上述した各実施の形
態は、複数の光源の点灯を切換える光源切換方式であっ
たが、本実施の形態は、フィルタ切換方式に適用したも
のである。フィルタ切換方式は、一つの白色光源と、そ
の白色光を透過させてCMY(シアン、マゼンタ、イエ
ロー)の各色光を得る複数の色フィルタとを用い、各フ
ィルタを順次に時分割的に切換え選択して、原稿を照射
するようにしたものである。従って、このフィルタ切換
方式においても、光源切換方式と同様の色ずれの問題が
発生することになる。
【0055】そこで、本実施の形態においては、上記各
実施の形態による図1の動作と同様にして、同一ライン
を読取る間に、各フィルタをそれぞれ複数回ずつ時分割
的に選択して原稿を照射することにより、各実施の形態
と同様に色ずれを軽減するようにしている。
【0056】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。本発明は、ハードウェア構成に
より実現することもできるが、CPUとメモリからなる
コンピュータシステム構成により実現することもでき
る。コンピュータシステムに構成する場合、上記メモリ
は本発明によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を
構成する。
【0057】即ち、上記各実施の形態で説明した図1に
よる動作を実行するためのソフトウェアのプログラムコ
ードを記憶した記憶媒体をシステムや装置で用い、その
システムや装置のCPUが上記記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し、実行することにより、本発
明の目的を達成することができる。
【0058】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気テープ、磁気カード、不揮発性メ
モリカード等に構成して用いてよい。
【0059】従って、この記憶媒体を図8に示したシス
テムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そのシス
テムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し、実行することによって
も、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると共
に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成
することができる。
【0060】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、
本発明の目的を達成することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を得ることができる。請求項1、12、13に
記載の発明によれば、光源切換方式及びフィルタ切換方
式等を採用した場合に生じる色ずれを軽減することがで
きる。請求項2、3に記載の発明によれば、請求項1に
記載の発明で得られる効果に加えて、さらに色ずれを均
一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施の形態による光源点
灯制御及び読取制御を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図2】本発明の第1の実施の形態による画像読取装置
の全体構成を示す断面図である。
【図3】図2のコンタクトセンサ及びコンタクトセンサ
取付板の拡大図である。
【図4】従来の光源切換方式における色ずれのメカニズ
ムを説明するためのタイミングチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態による複合装置を示
す断面図である。
【図6】第2の実施の形態による複合装置の外観斜視図
である。
【図7】第2の実施の形態による複合装置を示す断面図
である。
【図8】第2の実施の形態による複合装置の制御系を示
すブロック図である。
【図9】従来の画像読取装置を示す断面図である。
【符号の説明】
7 原稿台 11 予備搬送板 13a 搬送ローラ 13b 補助コロ 14 原稿搬送ガイド 15a2 光電変換素子 2 制御基板 4 操作パネル 6 原稿 15 コンタクトセンサ 15a3 LED A 給紙系 C 読取系 B 記録系 D 操作部 102a 制御部 102a1 CPU 102a4 RAM 102a6 符号化/複号化部 102a3 ROM 102a5 ラインメモリ 102a7 バッファメモリ 102a8 入出力切換インターフェース 102a9 プリンタインターフェース 102c 通信基板ユニット 103 原稿 108 予備搬送板 110a 給送ローラ 111 原稿搬送ガイド 112 コンタクトセンサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる色光を選択的に発光して原
    稿を照射する光源手段と、 上記原稿に対して相対的に副走査方向に移動しながら上
    記原稿を主走査方向にライン毎に読取り、画像データを
    出力する読取手段と、 上記読取手段が1ラインを読取る間に、上記光源手段か
    らの各色光を順次に時分割的に選択し、全ての色光が選
    択される1周期を、上記1ラインを読取る間に複数周期
    繰り返すように制御する制御手段とを設けたことを特徴
    とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 上記1ラインを読取る間に各色光につい
    てそれぞれ得られる画像データを各色光毎に加算した各
    データを、そのラインを読取った各色の画像データとす
    ることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 上記1ラインを読取る間に各色光につい
    てそれぞれ得られる画像データを各色光毎に平均した各
    データを、そのラインを読取った各色の画像データとす
    ることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 上記光源手段は、異なる色光を発光する
    複数の光源からなり、上記制御手段は、上記複数の光源
    を選択的に点灯させることを特徴とする請求項1記載の
    画像読取装置。
  5. 【請求項5】 上記光源手段は、白色光を発光する光源
    と、上記白色光を透過させ上記複数の色光を出力する複
    数のフィルタとからなり、上記制御手段は、上記複数の
    フィルタを切り換え選択することを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の色光は、赤、緑、青の色光で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の色光はシアン、マゼンタ、イ
    エローであることを特徴とする請求項1記載の画像読取
    装置。
  8. 【請求項8】 上記読取手段を構成する光電変換素子
    は、上記ラインの幅と同一以上の大きさで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 上記原稿を上記副走査方向に移動させる
    搬送手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像
    読取装置。
  10. 【請求項10】 上記画像データをファクシミリ送信す
    るファクシミリ手段を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 上記画像データを外部コンピュータに
    送信する送信手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 光源手段により複数の異なる色光を選
    択的に発光させて原稿を照射し、上記原稿に対して相対
    的に副走査方向に移動しながら上記原稿を主走査方向に
    ライン毎に読取り、画像データを出力する画像読取方法
    において、 上記原稿を1ライン読取る間に、上記各色光を順次に時
    分割的に選択し、全ての色光が選択される1周期を、上
    記1ラインを読取る間に複数周期繰り返すようにしたこ
    とを特徴とする画像読取方法。
  13. 【請求項13】 原稿に対して相対的に副走査方向に移
    動しながら上記原稿を主走査方向にライン毎に読取り、
    画像データを出力する処理と、 上記原稿を1ライン読取る間に、光源手段により複数の
    異なる色光を時分割的に順次に選択し、全ての色光が選
    択される1周期を、上記1ラインを読取る間に複数周期
    繰り返して発光させ上記原稿を照射する処理とを実行す
    るためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
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