JP2000333452A - フォワードコンバータ - Google Patents

フォワードコンバータ

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JP2000333452A
JP2000333452A JP11138706A JP13870699A JP2000333452A JP 2000333452 A JP2000333452 A JP 2000333452A JP 11138706 A JP11138706 A JP 11138706A JP 13870699 A JP13870699 A JP 13870699A JP 2000333452 A JP2000333452 A JP 2000333452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧をク
ランプする。 【解決手段】 トランス1に補助コイル28を設けると
共に、リセットパルス電圧クランプ回路27を設ける。
リセットパルス電圧クランプ回路27は補助コイル28
のリセットパルス電圧を設定値にクランプするものであ
り、多倍電圧整流回路と成している。負荷20に出力さ
れる出力電圧Voutはほぼ設定値に安定化制御が成され
ており、この負荷20によって、コンデンサ19の充電
電圧値とコンデンサ33の充電電圧値の合算値を設定値
にクランプする。このようにすると、補助コイル28の
リセットパルス電圧はクランプされて、必然的に、主ス
イッチ素子Qのリセットパルス電圧もクランプされる。
非常に簡単な構成で、しかも、高価な部品を用いずに、
主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧をクランプでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスを有した
DC−DCコンバータ等の絶縁型のフォワードコンバー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12には共振リセットタイプのフォワ
ードコンバータの一例が示されている。この図12に示
すように、このフォワードコンバータはトランス1を有
し、トランス1の一次コイル2には一次回路3が接続さ
れ、二次コイル4には出力回路(二次回路)5が接続さ
れている。また、トランス1には三次コイル6が設けら
れており、この三次コイル6には制御電力供給回路7が
接続されている。
【0003】上記一次回路3は主スイッチ素子Q(図1
2に示す例ではMOS−FET)とコンデンサ10と抵
抗体11とスイッチ素子12を有して構成されており、
この一次回路3の入力端3aには直流の入力電源8の正
極側が接続され、また、入力端3bには入力電源8の負
極側が接続される。さらに、上記主スイッチ素子Qのゲ
ートには該主スイッチ素子Qのオン・オフ動作を制御す
る制御回路13が接続されている。
【0004】上記出力回路5は転流側同期整流器である
MOS−FET14と抵抗体15とダイオード16,1
7とチョークコイル18と平滑コンデンサ19を有して
構成されており、この出力回路5の出力端5a,5bは
負荷20に接続される。この出力回路5は、前記主スイ
ッチ素子Qのオン・オフ動作に基づいてトランス1のエ
ネルギーを整流・平滑して上記負荷20に直流の電圧
(電流)を出力する機能を備えている。
【0005】つまり、図12に示すように、二次コイル
4の一端側4aから出力回路5の出力端5aに至る経路
上に上記チョークコイル18が介設され、二次コイル4
の他端側4bから出力回路5の出力端5bに至る経路上
には上記ダイオード17がカソードを二次コイル4側に
して介設されている。また、上記平滑コンデンサ19は
一端側が上記チョークコイル18よりも出力端5a側に
接続され、他端側が上記ダイオード17のアノード側に
接続されている。
【0006】さらに、上記チョークコイル18よりも二
次コイル4側にはMOS−FET14のドレイン側が接
続され、このMOS−FET14のソース側は上記ダイ
オード17のアノード側に接続され、MOS−FET1
4のゲートは抵抗体15を介してダイオード17のカソ
ード側に接続されている。また、このMOS−FET1
4のドレイン側にはダイオード16のカソード側が接続
され、このダイオード16のアノード側は上記MOS−
FET14のソース側に接続されている。
【0007】図12に示す出力回路5は上記のような回
路構成を有し、前述したように、二次コイル4のエネル
ギーをチョークインプット整流し、直流の出力電圧Vou
t・出力電流Ioutを負荷20に出力する。
【0008】前記制御電力供給回路7はダイオード2
1,22とチョークコイル23とコンデンサ24を有し
て構成されており、三次コイル6のエネルギーをチョー
クインプット整流して上記コンデンサ24に充電し、こ
のコンデンサ24の充電電圧を制御電力として制御回路
13に供給している。なお、起動時には、コンデンサ2
4に電荷が蓄積されていないために、制御電力供給回路
7から制御回路13に制御電力を供給することができな
い。そこで、起動時に一次回路3のスイッチ素子12を
オンさせる回路(図示せず)が設けられており、起動時
には、スイッチ素子12がオンし、入力電源8の電力が
抵抗体11とスイッチ素子12を通り制御電力として制
御回路13に供給される。
【0009】ところで、上記出力回路5から負荷20に
出力される電圧Vout(あるいは電流Iout)を検出する
検出回路(図示せず)が設けられており、前記制御回路
13は、上記検出回路によって検出された検出出力電圧
(あるいは検出出力電流)に基づいて、出力電圧Vout
(出力電流Iout)が設定値となるように、主スイッチ
素子Qのオン・オフ動作を制御する構成を備えている。
この制御回路13による出力の安定化制御によって、フ
ォワードコンバータは負荷20に安定的に出力電圧Vou
t(あるいは出力電流Iout)を供給することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記主スイ
ッチ素子Qのオフ期間には、トランス1の励磁インダク
タンスLと主スイッチ素子Qの寄生容量CとのLC共振
によるトランス1のリセット動作が行われる。図12に
示すような共振リセットタイプのフォワードコンバータ
では、上記リセット期間中に、上記LC共振による次に
示すようなリセットパルス電圧が上記トランス1の各コ
イル2,4,6および主スイッチ素子Qに発生する。
【0011】図2の(e)、(f)には、主スイッチ素
子Qのドレイン側に発生するリセットパルス電圧Prの
波形例が示されており、図2の(e)は、入力電源8か
ら供給される入力電圧Vinが予め定められた規格の最小
値である場合の波形例であり、図2の(f)は、入力電
圧Vinが規格の最大値である場合の波形例である。
【0012】これら図2の(e)、(f)に示すよう
に、共振リセットタイプのフォワードコンバータでは、
リセットパルス電圧Prのパルス幅Hは、入力電圧Vin
の大きさに関係なく、一定であり、リセットパルス電圧
Prのピーク値Vpは入力電圧Vinの大きさが大きくな
るに従って大きくなる。
【0013】このように、共振リセットタイプのフォワ
ードコンバータでは、入力電圧Vinの大きさが大きくな
るに従ってリセットパルス電圧Prのピーク値Vpが大
きくなることから、規格の最大入力電圧が供給される場
合に、その最大入力電圧に応じた大きなリセットパルス
電圧のピーク値Vpにも耐え得る高耐圧なMOS−FE
Tを主スイッチ素子Qとして用いなければならないとい
う問題が生じる。
【0014】そのように、高耐圧なMOS−FETを主
スイッチ素子Qとして用いると、高耐圧なMOS−FE
Tは価格が高価なものであるので、フォワードコンバー
タの価格上昇を招くという問題や、MOS−FETのオ
ン抵抗が非常に大きいので導通損失が多く、回路効率を
低下させるという問題等が生じる。
【0015】また、共振リセットタイプのフォワードコ
ンバータでは、上記したように、入力電圧Vinの大きさ
に関係なく、リセットパルス電圧Prのパルス幅Hが一
定であることから、入力電圧Vinが大きくなるに従っ
て、図12に示す出力回路5の導通損失が多くなるとい
う問題発生の虞がある。
【0016】それというのは次に示す理由による。図1
2に示す構成では、主スイッチ素子Qのオフ期間には、
リセットパルス電圧Prを利用してMOS−FET14
がオン駆動する構成である。また、入力電圧Vinが大き
くなるに従って主スイッチ素子Qがオフしている期間T
offが長くなる構成である。図2の(e)に示すよう
に、規格の最小入力電圧Vinが供給される場合の主スイ
ッチ素子Qのオフ期間Toffと、主スイッチ素子Qに発
生するリセットパルス電圧Prのパルス幅Hとがほぼ等
しくなるように回路を構成すると、最小入力電圧Vinの
供給時には主スイッチ素子Qのオフ期間の殆どでMOS
−FET14をオン駆動させることができるのに対し
て、規格の最大入力電圧Vinが供給される場合には、最
小入力電圧Vinの供給時に比べて、図2の(f)に示す
ように、主スイッチ素子Qのオフ期間Toffは長くなる
が、リセットパルス電圧Prのパルス幅Hは変化しない
ことから、主スイッチ素子Qのオフ期間であるのにも拘
わらず、MOS−FET14がオフしてしまうという時
間がかなり長くなってしまう。
【0017】主スイッチ素子Qのオフ期間中に、MOS
−FET14がオフしてしまうと、電流はダイオード1
6を通って流れることとなり、ダイオード16はMOS
−FET14よりも順方向電圧降下が大きいので、電流
がダイオード16を流れる場合には、MOS−FET1
4を電流が流れる場合に比べて、出力回路5での導通損
失が増加してしまう。
【0018】このように、共振リセットタイプのフォワ
ードコンバータでは、入力電圧Vinが大きくなるに従っ
て、主スイッチ素子Qのオフ期間における出力回路5の
導通損失が増加してしまうという問題発生の虞がある。
【0019】そこで、その導通損失増加問題を防止する
ために、規格の最大入力電圧Vinが供給される場合の主
スイッチ素子Qのオフ期間Toffと、リセットパルス電
圧Prのパルス幅Hとがほぼ等しくなるように回路を構
成することが考えられる。しかしながら、そのように、
回路を構成すると、入力電圧Vinが上記規格の最大値よ
りも小さいときには、リセットパルス電圧Prが発生し
ている途中で、つまり、トランス1のリセットが完了す
る前に、主スイッチ素子Qがオンしてしまうこととな
り、この場合には、主スイッチ素子Qの寄生容量の短絡
損失が生じると共に、MOS−FET14がオンしてい
る状態で主スイッチ素子Qがオンしてしまうので、MO
S−FET14に短絡電流が通電してしまうという問題
が生じる。
【0020】共振リセットタイプのフォワードコンバー
タでは、上記のように、リセットパルス電圧Prのパル
ス幅Hが入力電源8の入力電圧Vinの大きさに関係な
く、一定であり、かつ、リセットパルス電圧Prのピー
ク値Vpは入力電圧Vinが大きくなるに従って大きくな
ることに起因して様々な問題発生の虞があった。
【0021】これら問題発生を防止することが可能な図
10に示すようなアクティブリセットタイプのフォワー
ドコンバータが提案されている。なお、図10では、前
記図12に示す共振リセットタイプのフォワードコンバ
ータと同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分
の重複説明は省略する。
【0022】図10に示すアクティブリセットタイプの
フォワードコンバータにおいて特徴的なことは、一次回
路3にMOS−FET25を設けたことである。上記M
OS−FET25はソース側が主スイッチ素子Qのドレ
イン側に接続され、MOS−FET25のドレイン側は
コンデンサ10に接続され、MOS−FET25のゲー
トは制御回路13に接続されている。
【0023】上記MOS−FET25は、制御回路13
によって、主スイッチ素子Qがオフしている期間中にオ
ンするようにスイッチング動作が制御されており、この
MOS−FET25によって、図2の(c)や(d)に
示すように、主スイッチ素子Qに発生するリセットパル
ス電圧Prを設定値にクランプすることができる。上記
図2の(c)に示すリセットパルス電圧Prの波形は規
格の最小入力電圧Vinが供給されている場合の波形例で
あり、図2の(d)に示すリセットパルス電圧Prの波
形は規格の最大入力電圧Vinが供給されている場合の波
形例である。
【0024】この図10に示すアクティブリセットタイ
プのフォワードコンバータでは、上記のように、主スイ
ッチ素子Qのリセットパルス電圧Prを設定値にクラン
プすることから、入力電圧Vinの大きさに関係なく、リ
セットパルス電圧Prのピーク値Vpをほぼ一定とする
ことができる。このことから、主スイッチ素子Qのオフ
期間に、主スイッチ素子Qに印加する電圧のピーク値を
抑制することができ、主スイッチ素子Qに高耐圧なMO
S−FETを用いなくとも済むという効果を得ることが
できる。
【0025】また、上記図2の(c)、(d)にも示さ
れるように、リセットパルス電圧Prを設定値にクラン
プすることによって、リセットパルス電圧Prのパルス
幅Hは入力電圧Vinの大きさに応じて可変することとな
り、入力電圧Vinの大小に関係なく、主スイッチ素子Q
のオフ期間Toffと、リセットパルス電圧Prのパルス
幅Hとをほぼ同様にすることが可能となる。
【0026】主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧P
rと同様な波形を持つリセットパルス電圧が二次コイル
4に発生するので、上記のように、主スイッチ素子Qの
リセットパルス電圧Prを設定値にクランプすることに
よって、出力回路5のMOS−FET14は、入力電圧
Vinの大小に関係なく、主スイッチ素子Qがオフしてい
る期間のほぼ全領域に亙り、オンすることとなり、前述
したような主スイッチ素子Qのオフ期間中にMOS−F
ET14がオフしてしまうことに起因した導通損失増加
問題を防止することができ、かつ、トランス1のリセッ
トが終了する前に主スイッチ素子Qがオンしてしまうこ
とに起因した主スイッチ素子Qの寄生容量の短絡損失発
生問題やMOS−FET14に短絡電流が通電する問題
等を回避することができる。
【0027】しかしながら、図10に示すアクティブリ
セットタイプのフォワードコンバータでは、主スイッチ
素子Qのソース側の電位と、MOS−FET25のソー
ス側の電位とが異なることから、図示されていないが、
MOS−FET25を駆動させるためにドライブトラン
スを設けなければならず、フォワードコンバータが大型
化してしまうという問題が生じる。
【0028】また、主スイッチ素子QとMOS−FET
25が共にオフしている図11に示すデッドタイムTd
を設けなければならず、そのデッドタイムTdを設けて
MOS−FET25のスイッチング制御を行うための回
路構成は非常に複雑であり、このことから、制御回路1
3の回路構成が非常に煩雑なものとなり、フォワードコ
ンバータの低価格化を妨げてしまうという問題がある。
【0029】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、簡単な回路構成で、主スイ
ッチ素子のリセットパルス電圧を設定値にクランプする
ことを可能したフォワードコンバータを提供することに
ある。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、主スイッ
チ素子のオン・オフ動作に基づいてトランスのエネルギ
ーを整流平滑して出力する出力回路を有し、上記主スイ
ッチ素子のオフ期間には主スイッチ素子およびトランス
にリセットパルス電圧が発生する構成と成しているフォ
ワードコンバータにおいて、トランスに設けられた補助
コイルから成る補助巻線部と;上記補助コイルに発生す
る上記リセットパルス電圧を設定値にクランプするリセ
ットパルス電圧クランプ回路と;を有し、上記補助巻線
部は第1の補助コイルと第2の補助コイルを有し、リセ
ットパルス電圧クランプ回路は、主スイッチ素子がオン
しているときに上記第1の補助コイルのエネルギーを整
流して第1の充電コンデンサ部に充電するオン−オン整
流充電回路と、主スイッチ素子がオフしているときに上
記第2の補助コイルのエネルギーを整流して第2の充電
コンデンサ部に充電するオン−オフ整流充電回路とを有
し、上記第1の充電コンデンサ部および第2の充電コン
デンサ部には充電電圧クランプ部に接続する接続部が設
けられ、上記充電電圧クランプ部によって、上記第1の
充電コンデンサ部の充電電圧値と第2の充電コンデンサ
部の充電電圧値とを合算した電圧値が設定値にクランプ
される構成と成し、上記リセットパルス電圧クランプ回
路は、上記第1の充電コンデンサ部の充電電圧値と第2
の充電コンデンサ部の充電電圧値との合算値がクランプ
されることによって、上記第2の補助コイルに発生する
リセットパルス電圧をクランプして、主スイッチ素子の
リセットパルス電圧をクランプする構成と成しているこ
とを特徴として構成されている。
【0031】第2の発明は、主スイッチ素子のオン・オ
フ動作に基づいてトランスのエネルギーを整流平滑して
出力する出力回路を有し、上記主スイッチ素子のオフ期
間には主スイッチ素子およびトランスにリセットパルス
電圧が発生する構成と成しているフォワードコンバータ
において、トランスに設けられた補助コイルから成る補
助巻線部と;上記補助コイルに発生する上記リセットパ
ルス電圧を設定値にクランプするリセットパルス電圧ク
ランプ回路と;を有し、上記補助巻線部は補助コイルを
有し、リセットパルス電圧クランプ回路は多倍電圧整流
回路と成しており、この多倍電圧整流回路は上記補助コ
イルのエネルギーを多倍電圧整流してコンデンサ部に充
電する構成を備え、上記コンデンサ部には充電電圧クラ
ンプ部に接続する接続部が設けられ、上記充電電圧クラ
ンプ部によって上記コンデンサ部の充電電圧は設定値に
クランプされる構成と成し、リセットパルス電圧クラン
プ回路は、上記コンデンサ部の充電電圧がクランプされ
ることによって、補助コイルのリセットパルス電圧をク
ランプして、主スイッチ素子のリセットパルス電圧をク
ランプする構成と成していることを特徴として構成され
ている。
【0032】第3の発明は、上記第1又は第2の発明の
構成を備え、フォワードコンバータは負荷に出力する出
力電圧を安定化する回路構成を備え、上記負荷を充電電
圧クランプ部として機能させることを特徴として構成さ
れている。
【0033】第4の発明は、上記第2の発明の構成を備
え、フォワードコンバータから負荷に出力する出力電圧
を安定化する方向に主スイッチ素子のオン・オフ動作を
制御する制御回路が設けられ、リセットパルス電圧クラ
ンプ回路である多倍電圧整流回路のコンデンサ部は上記
負荷が接続される端子間に設けられており、また、トラ
ンスには制御電力供給用補助コイルが設けられ、さら
に、この制御電力供給用補助コイルのエネルギーを整流
して制御電力供給用コンデンサ部に充電する制御電力供
給用多倍電圧整流回路が設けられており、該制御電力供
給用多倍電圧整流回路は上記制御電力供給用コンデンサ
部の充電電圧を制御電力として上記制御回路に供給する
と共に、その制御電力供給用コンデンサ部の充電電圧に
応じた電圧をフォワードコンバータの検出出力電圧とし
て上記制御回路に加える構成と成し、上記制御回路は、
上記制御電力供給用多倍電圧整流回路から加えられたフ
ォワードコンバータの検出出力電圧に基づいて、フォワ
ードコンバータの出力電圧の安定化制御を行うことを特
徴として構成されている。
【0034】第5の発明は、上記第1〜第4の発明の何
れか1つの発明の構成を備え、出力回路は、リセットパ
ルス電圧に基づいてオン動作する転流側同期整流器を有
していることを特徴として構成されている。
【0035】上記構成の発明において、リセットパルス
電圧クランプ回路は、補助巻線部の補助コイルに発生す
るリセットパルス電圧を設定値にクランプする。補助コ
イルのリセットパルス電圧と同様な電圧波形のリセット
パルス電圧が主スイッチ素子に発生することから、上記
のように、リセットパルス電圧クランプ回路により、補
助コイルのリセットパルス電圧が設定値にクランプされ
ることによって、主スイッチ素子のリセットパルス電圧
をクランプすることができる。
【0036】上記補助コイルのリセットパルス電圧をク
ランプするリセットパルス電圧クランプ回路は簡単な回
路構成で、しかも、高価な部品を用いずに構築すること
ができるので、フォワードコンバータの回路構成の煩雑
化および高価格化を抑制しつつ、前述したような主スイ
ッチ素子のリセットパルス電圧をクランプすることによ
って得られる優れた効果を得ることができ、前記課題を
解決することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0038】第1の実施形態例において特徴的なこと
は、前述したような共振リセットタイプのフォワードコ
ンバータに、図1の(a)や(b)に示すように、補助
巻線部26とリセットパルス電圧クランプ回路27を設
けたことである。
【0039】なお、図1の(a)、(b)に示すフォワ
ードコンバータは、両方共に、前記図12に示す共振リ
セットタイプのフォワードコンバータと同様に、主スイ
ッチ素子Qのオン・オフ動作によって、入力電源8の入
力エネルギーに基づいたトランス1のエネルギーを出力
回路5がチョークインプット整流・平滑して負荷20に
出力する構成を備えたものであり、図1の(a)の回路
と図1の(b)に示す回路の違いは出力回路5にMOS
−FET14が設けられているか否かである。これら図
1の(a)、(b)では、前記図12に示す回路と同一
構成部分には同一符号を付してあり、この第1の実施形
態例の説明において、その図12の回路と共通部分の重
複説明は省略する。なお、図1の(a)、(b)では図
示が省略されているが、これら図1の(a)、(b)の
フォワードコンバータにも、前記図12に示す回路と同
様に、一次回路3に抵抗体11とスイッチ素子12が設
けられ、また、制御回路13に制御電力を供給する回路
や、負荷20に出力される出力電圧Vout(あるいは出
力電流Iout)を検出する検出回路が設けられている。
【0040】この第1の実施形態例では、前述したよう
に、該第1の実施形態例において特徴的な補助巻線部2
6とリセットパルス電圧クランプ回路27が設けられて
いる。上記補助巻線部26はトランス1に設けた補助コ
イル28を有し、リセットパルス電圧クランプ回路27
はその補助コイル28に発生するリセットパルス電圧を
設定値にクランプする構成を備えている。
【0041】上記主スイッチ素子Qに発生するリセット
パルス電圧Prは補助コイル28のリセットパルス電圧
とほぼ同様な電圧波形と成すことから、上記リセットパ
ルス電圧クランプ回路27によって、補助コイル28の
リセットパルス電圧をクランプすることにより、図2の
(a)、(b)に示すように主スイッチ素子Qのリセッ
トパルス電圧Prをクランプすることができる。
【0042】図2の(a)に示す電圧波形は、この第1
の実施形態例に示す回路構成を備えたフォワードコンバ
ータにおいて、入力電圧Vinが規格の最小値である場合
に主スイッチ素子Qのドレイン側に発生するリセットパ
ルス電圧Prの波形例であり、図2の(b)に示す電圧
波形は入力電圧Vinが規格の最大値である場合に主スイ
ッチ素子Qのドレイン側に発生するリセットパルス電圧
Prの波形例である。これら図2の(a)、(b)に示
されるように、主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧
Prをクランプすることによって、前記図10に示すア
クティブリセットタイプのフォワードコンバータと同様
に、入力電源8の入力電圧Vinの大小に関係なく、リセ
ットパルス電圧Prのピーク値をほぼ一定値に抑制する
ことができ、かつ、入力電圧Vinの大きさに応じて可変
する主スイッチ素子Qのオフ期間Toffと同様に、リセ
ットパルス電圧Prのパルス幅Hを可変させることがで
きることとなる。
【0043】前記補助巻線部26およびリセットパルス
電圧クランプ回路27は、後述するように、非常に簡単
な回路構成で、しかも、高価な部品を用いずに形成する
ことができることから、回路構成の煩雑化や価格上昇を
抑制しつつ、主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧P
rをクランプすることによって得られる前述したような
優れた効果を奏することができる。
【0044】以下に、上記補助巻線部26およびリセッ
トパルス電圧クランプ回路27の回路構成例を4例示
す。もちろん、上記補助巻線部26およびリセットパル
ス電圧クランプ回路27は、補助巻線部26の補助コイ
ル28に発生するリセットパルス電圧を設定値にクラン
プして主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prをク
ランプすることが可能な回路構成を備えていればよく、
以下に示す回路構成に限定されるものではない。
【0045】図3には補助巻線部26およびリセットパ
ルス電圧クランプ回路27の第1の回路構成例が示され
ている。なお、この図3に示す補助巻線部26およびリ
セットパルス電圧クランプ回路27は前記図1の(a)
に示す回路に組み込まれた回路であるが、図1の(b)
に示す回路に組み込むこともできる。
【0046】この図3に示す補助巻線部26は第1の補
助コイル28aと第2の補助コイル28bを有して構成
されており、リセットパルス電圧クランプ回路27は第
1のダイオード30と第2のダイオード31と第1の充
電コンデンサ部32と第2の充電コンデンサ部33を有
して構成されている。
【0047】つまり、第1の補助コイル28aの一端側
には第1のダイオード30のアノード側が接続され、こ
の第1のダイオード30のカソード側は第1の充電コン
デンサ部32の一端側に接続され、この第1の充電コン
デンサ部32の他端側は前記第1の補助コイル28aの
他端側に接続されている。
【0048】また、第2の補助コイル28bの一端側に
は第2のダイオード31のアノード側が接続され、この
第2のダイオード31のカソード側は第2の充電コンデ
ンサ部33の一端側に接続され、第2の充電コンデンサ
部33の他端側は前記第2の補助コイル28bの他端側
に接続されている。上記第1の充電コンデンサ部32と
第2の充電コンデンサ部33は直列的に接続されてお
り、この第1の充電コンデンサ部32と第2の充電コン
デンサ部33との直列接続体の両端側はそれぞれ接続部
27a,27bを介して充電電圧クランプ部34に接続
されている。
【0049】この図3に示す例では、上記充電電圧クラ
ンプ部34は抵抗体35とツェナーダイオード36との
直列接続体により構成されており、この直列接続体は前
記充電コンデンサ部32,33の直列接続体に並列的に
接続される。
【0050】この第1の回路構成例では、補助巻線部2
6およびリセットパルス電圧クランプ回路27は上記の
ように構成されており、主スイッチ素子Qがオンしてい
るときに、第1の補助コイル28aのエネルギーが第1
のダイオード30と第1の充電コンデンサ部32を順に
通る経路で通電する。つまり、上記第1のダイオード3
0によって第1の補助コイル28aのエネルギーは整流
されて第1の充電コンデンサ部32に充電される。上記
第1のダイオード30と第1の充電コンデンサ部32に
よって、オン−オン整流充電回路が構成されている。
【0051】また、主スイッチ素子Qがオフしていると
きには、第2の補助コイル28bのエネルギーが第2の
ダイオード31と第2の充電コンデンサ部33を順に通
る経路で通電し、第2のダイオード31によって整流さ
れたエネルギーが第2の充電コンデンサ部33に充電さ
れる。上記第2のダイオード31と第2の充電コンデン
サ部33によって、オン−オフ整流充電回路が構成され
ている。
【0052】前述したように、充電コンデンサ部32,
33の直列接続体は充電電圧クランプ部34の抵抗体3
5とツェナーダイオード36の直列接続体に並列的に接
続されていることから、充電コンデンサ部32,33の
直列接続体の充電電圧、つまり、第1の充電コンデンサ
部32の充電電圧値と第2の充電コンデンサ部33の充
電電圧値を合算した電圧値は、上記ツェナーダイオード
36のツェナー電圧に基づいた設定値にクランプされ
る。このように、第1の充電コンデンサ部32の充電電
圧値と第2の充電コンデンサ部33の充電電圧値を合算
した電圧値がクランプされることによって、第2の補助
コイル28bに発生するリセットパルス電圧がクランプ
される。
【0053】このように、主スイッチ素子Qがオフして
いるときに、第2の補助コイル28bのリセットパルス
電圧がクランプされることによって、前記したように、
主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prもクランプ
される。
【0054】なお、図3では、ツェナーダイオード36
に抵抗体35を直列的に接続しているが、この抵抗体3
5はツェナーダイオード36に過電流が流れてツェナー
ダイオード36が損傷するのを防止するためのものであ
り、例えば、ツェナーダイオード36の耐電流性が優れ
ている場合には上記抵抗体35を省略してもよい。
【0055】また、上記第1の補助コイル28aの巻線
数と、第2の補助コイル28bの巻線数とは等しくと
も、異なっていてもよく、適宜設定されるものである。
【0056】図4には補助巻線部26およびリセットパ
ルス電圧クランプ回路27の第2の回路構成例が示され
ている。この図4に示す補助巻線部26およびリセット
パルス電圧クランプ回路27は前記図1の(a)に示す
回路に組み込まれたものであるが、もちろん、この図4
に示す補助巻線部26およびリセットパルス電圧クラン
プ回路27は前記図1の(b)に示す回路にも組み込む
ことができる。
【0057】この図4に示す補助巻線部26およびリセ
ットパルス電圧クランプ回路27は前記図3に示す第1
の回路構成例とほぼ同様な構成を有しているが、異なる
特徴的なことは、図3に示す第2の補助コイル28bが
省略され、リセットパルス電圧クランプ回路27は多倍
電圧整流回路である倍電圧整流回路と成していることで
ある。
【0058】すなわち、補助コイル28の一端側には第
1のダイオード30のアノード側と第2のダイオード3
1のカソード側がそれぞれ接続され、上記第1のダイオ
ード30のカソード側には第1の充電コンデンサ部32
の一端側が接続され、この第1の充電コンデンサ部32
の他端側は第2の充電コンデンサ部33の一端側に接続
され、この第2の充電コンデンサ部33の他端側は前記
第2のダイオード31のアノード側に接続されており、
上記充電コンデンサ部32,33の接続部は前記補助コ
イル28の他端側に接続されている。また、上記充電コ
ンデンサ部32,33の直列接続体は接続部27a,2
7bを介して充電電圧クランプ部34に接続されてい
る。
【0059】この図4に示す補助巻線部26およびリセ
ットパルス電圧クランプ回路27の第2の回路構成例は
上記のように構成されており、主スイッチ素子Qがオン
しているときに補助コイル28のエネルギーが第1のダ
イオード30を通って第1の充電コンデンサ部32に充
電され、主スイッチ素子Qがオフしているときには補助
コイル28のエネルギーは第2の充電コンデンサ部33
と第2のダイオード31を通る経路で通電して第2の充
電コンデンサ部33に充電される。つまり、この図4に
示す回路では、上記第1の充電コンデンサ部32と第2
の充電コンデンサ部33は倍電圧整流回路のコンデンサ
部を構成しており、補助コイル28のエネルギーは倍電
圧整流されて上記コンデンサ部に充電される。
【0060】この図4に示す第2の回路構成例において
も、前記図3に示す第1の回路構成例と同様に、上記倍
電圧整流回路27のコンデンサ部の充電電圧、つまり、
第1の充電コンデンサ部32の充電電圧値と第2の充電
コンデンサ部33の充電電圧値の合算値は、充電電圧ク
ランプ部34によって、ツェナーダイオード36のツェ
ナー電圧に基づいた設定値にクランプされる。
【0061】このように、第1の充電コンデンサ部32
の充電電圧値と第2の充電コンデンサ部33の充電電圧
値の合算値が設定値にクランプされることによって、補
助コイル28のリセットパルス電圧がクランプされて、
前述したように、必然的に、主スイッチ素子Qのリセッ
トパルス電圧Prもクランプされる。
【0062】なお、この図4に示す第2の回路構成例に
おいても、前記図3の回路構成例と同様に、充電電圧ク
ランプ部34の抵抗体35を省略してもよい。
【0063】図5には補助巻線部26およびリセットパ
ルス電圧クランプ回路27の第3の回路構成例が示され
ている。なお、この図5に示す補助巻線部26およびリ
セットパルス電圧クランプ回路27は前記図1の(a)
に示す回路に組み込まれたものであるが、もちろん、前
記図1の(b)に示す回路にも組み込みことが可能であ
る。
【0064】この第3の回路構成例では、制御回路13
によって出力電圧Voutの安定化制御が行われるフォワ
ードコンバータを対象としており、この第3の回路構成
例において特徴的なことは、リセットパルス電圧クラン
プ回路27は接続部27a,27bを介して負荷20に
接続されていることである。それ以外の構成は前記図4
に示す第2の回路構成例と同様であり、その共通部分の
重複説明は省略する。
【0065】この図5に示す第3の回路構成例では、リ
セットパルス電圧クランプ回路27における第1の充電
コンデンサ部32と第2の充電コンデンサ部33の直列
接続体は接続部27a,27bを介して負荷20に並列
的に接続されている。
【0066】前記したように、フォワードコンバータか
ら負荷20に出力される出力電圧Voutは安定化制御が
成されており、ほぼ一定であることから、第1の充電コ
ンデンサ部32の充電電圧値と第2の充電コンデンサ部
33の充電電圧値の合算値は上記負荷20への出力電圧
Voutに基づいた設定値にクランプされることとなる。
つまり、負荷20は前記図3や図4に示した充電電圧ク
ランプ部34と同様の機能を果たすことができる。
【0067】このように、負荷20によって、前記第1
や第2の回路構成例と同様に、第1の充電コンデンサ部
32の充電電圧値と第2の充電コンデンサ部33の充電
電圧値の合算値が設定値にクランプされることにより、
補助コイル28のリセットパルス電圧がクランプされて
主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prもクランプ
されることとなる。
【0068】なお、図5では、補助巻線部26およびリ
セットパルス電圧クランプ回路27は前記図4とほぼ同
様の回路構成であったが、もちろん、補助巻線部26お
よびリセットパルス電圧クランプ回路27を図3に示す
回路とほぼ同様の構成とし、リセットパルス電圧クラン
プ回路27は、充電電圧クランプ部34に代えて、接続
部27a,27bを介して負荷20に接続する構成とし
てもよい。
【0069】図6および図7には補助巻線部26および
リセットパルス電圧クランプ回路27の第4の回路構成
例が示されている。なお、図6に示す補助巻線部26お
よびリセットパルス電圧クランプ回路27は前記図1の
(a)に示す回路に組み込まれたものであり、図7に示
す補助巻線部26およびリセットパルス電圧クランプ回
路27は前記図1の(b)に示す回路に組み込まれたも
のであり、図6の補助巻線部26、リセットパルス電圧
クランプ回路27と、図7の補助巻線部26、リセット
パルス電圧クランプ回路27とは同一の回路構成を備え
ている。
【0070】図6、図7に示す第4の回路構成例におい
て特徴的なことは、リセットパルス電圧クランプ回路2
7の前記第1の充電コンデンサ部32が省略され、出力
回路5の平滑コンデンサ19がその第1の充電コンデン
サ部32と同様に機能することであり、リセットパルス
電圧クランプ回路27は倍電圧整流回路と成している。
それ以外の構成は、図5に示す回路とほぼ同様であり、
ここでは、その共通部分の重複説明は省略する。
【0071】この図6、図7に示す第4の回路構成例で
は、平滑コンデンサ19の充電電圧値と第2の充電コン
デンサ部33の充電電圧値との合算値が負荷20によっ
て設定値にクランプされ、このことによって、補助コイ
ル28のリセットパルス電圧がクランプされて、必然的
に、主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prもクラ
ンプされる。
【0072】この第1の実施形態例によれば、補助巻線
部26およびリセットパルス電圧クランプ回路27を設
け、上記リセットパルス電圧クランプ回路27によっ
て、補助巻線部26の補助コイル28のリセットパルス
電圧をクランプし、このように、補助コイル28のリセ
ットパルス電圧をクランプすることによって、必然的
に、主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prをクラ
ンプする構成とし、その補助巻線部26およびリセット
パルス電圧クランプ回路27は簡単な回路構成であり、
高価な部品を用いずに形成することができるので、回路
の煩雑化および高価格化を抑制しつつ、主スイッチ素子
Qのリセットパルス電圧Prをクランプすることから得
られる前記したような優れた効果を奏することができ
る。
【0073】つまり、入力電源8の入力電圧Vinの大き
さに関係なく、主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧
Prのピーク値をほぼ一定値にクランプすることができ
ることから、リセットパルス電圧Prに起因した大きな
電圧が主スイッチ素子Qに印加するのを防止することが
できる。このことによって、主スイッチ素子Qとして高
耐圧なMOS−FETを用いなくとも済む。このよう
に、高耐圧なMOS−FETを主スイッチ素子Qとして
用いなくとも済むので、主スイッチ素子Qでの導通損失
を低減させることができるという効果等を得ることがで
きる。
【0074】また、主スイッチ素子Qのリセットパルス
電圧Prをクランプすることによって、入力電源8の入
力電圧Vinの大きさに応じて上記リセットパルス電圧P
rのパルス幅Hを可変させることができる。このことに
より、上記入力電圧Vinの大きさに応じて変動する主ス
イッチ素子Qのオフ期間Toffと同様に、リセットパル
ス電圧Prのパルス幅Hを可変させることができ、入力
電圧Vinの大小に拘わらず、主スイッチ素子Qのオフ期
間Toffと、リセットパルス電圧Prのパルス幅Hとほ
ぼ同様にすることができる。
【0075】二次コイル4に発生するリセットパルス電
圧は主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prと同様
な波形を持つものであり、上記のように、入力電圧Vin
の大小に拘わらず、主スイッチ素子Qのオフ期間Toff
と、リセットパルス電圧Prのパルス幅Hとほぼ同様に
することができることによって、前記図1の(b)に示
すように、出力回路5が、リセットパルス電圧を利用し
てオン駆動するMOS−FET14を有して構成されて
いる場合には、入力電圧Vinの大小に関係なく、主スイ
ッチ素子Qのオフ期間Toffのほぼ全領域に亙り、MO
S−FET14をオン駆動させることができることとな
り、電流はMOS−FET14を介して通電し、ダイオ
ード16には殆ど流れないことから、従来のような、入
力電源Vinの大きさが大きくなるに従って、主スイッチ
素子Qのオフ期間における出力回路5の導通損失が多く
なるという問題を防止することができる。
【0076】また、トランス1のリセットが終了する前
に、主スイッチ素子Qがオンしてしまうという事態発生
を防止することができ、このことにより、主スイッチ素
子Qの寄生容量の短絡損失発生問題や、主スイッチ素子
Qがオンしたときに、オン状態のMOS−FET14に
短絡電流が通電してしまうという問題を防止することが
できる。
【0077】このように、主スイッチ素子Qのリセット
パルス電圧Prをクランプすることにより、入力電圧V
inの大小に応じて、リセットパルス電圧Prのパルス幅
Hを主スイッチ素子Qのオフ期間Toffとほぼ同様に自
動可変制御することができることから、主スイッチ素子
Qのオフ期間における出力回路5の導通損失増加問題
と、主スイッチ素子Qの寄生容量の短絡損失発生問題と
を共に回避することができ、このことにより、フォワー
ドコンバータの回路効率を向上させることができる。
【0078】上記のように、この第1の実施形態例に示
す構成では、回路の煩雑化および高価格化を抑制しつ
つ、主スイッチ素子Qのリセットパルス電圧Prをクラ
ンプすることにより得られる優れた効果を奏することが
できる。
【0079】また、前記補助巻線部26およびリセット
パルス電圧クランプ回路27の第2の回路構成例等に示
すように、リセットパルス電圧クランプ回路27を倍電
圧整流回路により構成した場合には、補助コイル28を
唯1個設けるだけでよく、トランス1の大型化を回避す
ることができる。
【0080】さらに、前記補助巻線部26およびリセッ
トパルス電圧クランプ回路27の第3の回路構成例等に
示すように、負荷20を充電電圧クランプ部として機能
させる構成とした場合には、回路構成をより一層簡略化
することができ、また、補助コイル28に発生したリセ
ットパルス電圧が損失とならず、負荷20に回生される
ので、回路効率をさらに向上させることができる。
【0081】以下に、第2の実施形態例を説明する。
【0082】この第2の実施形態例では、前記第1の実
施形態例に示したようにリセットパルス電圧クランプ回
路27が倍電圧整流回路と成し、そのリセットパルス電
圧クランプ回路27は負荷20に並列的に接続されてい
る場合に、図8に示すような制御電力供給用補助コイル
37および制御電力供給回路38を設けたことを特徴と
している。それ以外の構成は前記第1の実施形態例の構
成と同様であり、前記第1の実施形態例と同一構成部分
には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略す
る。
【0083】図8に示すように、この第2の実施形態例
では、トランス1に制御電力供給用補助コイル37が設
けられ、この制御電力供給用補助コイル37には制御電
力供給回路38が接続されている。この制御電力供給回
路38は制御電力供給用多倍電圧整流回路である倍電圧
整流回路と成しており、上記リセットパルス電圧クラン
プ回路27の回路構成とほぼ同様な回路構成を有してい
る。
【0084】つまり、図8に示すように、制御電力供給
用補助コイル37の一端側にはダイオード39のアノー
ド側が接続され、このダイオード39のカソード側はコ
ンデンサ41の一端側に接続され、このコンデンサ41
の他端側は前記制御電力供給用補助コイル37の他端側
に接続されている。
【0085】また、上記ダイオード39のアノード側に
はダイオード40のカソード側が接続され、このダイオ
ード40のアノード側はコンデンサ42の一端側に接続
され、このコンデンサ42の他端側は前記制御電力供給
用補助コイル37に接続されている。上記コンデンサ4
1,42は直列的に接続されている。
【0086】このコンデンサ41,42の直列接続体は
倍電圧整流回路である制御電力供給回路38のコンデン
サ部を構成しており、このコンデンサ部は抵抗体43
a,43bの直列接続体に並列的に接続されている。ま
た、上記コンデンサ41,42の直列接続体は前記制御
回路13に接続され、さらに、上記抵抗体43aと抵抗
体43bの接続部は前記制御回路13に接続されてい
る。
【0087】この第2の実施形態例において特徴的な制
御電力供給用補助コイル37および制御電力供給回路3
8は上記のように構成されている。その制御電力供給回
路38のコンデンサ部における充電電圧値(つまり、コ
ンデンサ41の充電電圧値とコンデンサ42の充電電圧
値の合算値)は、上記リセットパルス電圧クランプ回路
27のコンデンサ部の充電電圧値(図8に示す例では第
2の充電コンデンサ部33の充電電圧値)に比例した電
圧値となる。前記第1の実施形態例で述べたように、リ
セットパルス電圧クランプ回路27のコンデンサ部の充
電電圧値はほぼ一定にクランプされることから、制御電
力供給回路38のコンデンサ部の充電電圧値もほぼ一定
値に安定することとなる。
【0088】この第2の実施形態例では、そのほぼ一定
値に安定している制御電力供給回路38のコンデンサ部
の充電電圧を制御電力として制御回路13に供給する。
【0089】また、上記リセットパルス電圧クランプ回
路27は負荷20に接続されており、該リセットパルス
電圧クランプ回路27のコンデンサ部の充電電圧値は負
荷20への出力電圧Voutに応じた電圧値にクランプさ
れており、このことから、制御電力供給回路38のコン
デンサ部の充電電圧値も上記出力電圧Voutに応じた電
圧値となる。
【0090】この第2の実施形態例では、その制御電力
供給回路38のコンデンサ部の充電電圧を抵抗体43
a,43bによって分圧し、負荷20への出力電圧Vou
tに応じた検出出力電圧として制御回路13に供給す
る。
【0091】制御回路13は上記制御電力供給回路38
から供給された制御電力を用い、かつ、制御電力供給回
路38から加えられた出力電圧Voutの検出値に基づい
て、負荷20に供給される出力電圧Voutの安定化制御
を行う。
【0092】この第2の実施形態例によれば、前記第1
の実施形態例と同様に補助巻線部26とリセットパルス
電圧クランプ回路27を備えているので、前記第1の実
施形態例に述べたような効果、つまり、回路の煩雑化お
よび高価格化を抑制しつつ、主スイッチ素子Qのリセッ
トパルス電圧Prをクランプすることができ、主スイッ
チ素子Qのリセットパルス電圧Prをクランプすること
から得られる前記優れた効果を奏することができる。
【0093】その上、この第2の実施形態例では、リセ
ットパルス電圧クランプ回路27と同様な回路構成を持
つ制御電力供給回路38を設けたので、安定した制御電
力を制御回路13に供給することができる。
【0094】また、制御電力供給回路38は制御電力供
給用補助コイル37のエネルギーを倍電圧整流したもの
を制御電力として制御回路13に供給しているので、前
記図10や図12に示したようなチョークインプット整
流方式の制御電力供給回路7を設ける場合に比べて、制
御電力供給用補助コイル37の巻線数を図7に示す三次
コイル6の巻線数の1/3〜1/4に削減することがで
き、トランス1の小型化を図ることができる。
【0095】さらに、この第2の実施形態例に示す制御
電力供給回路38は上記のように制御回路13に制御電
力を供給する機能の他に、負荷20への出力電圧Vout
に応じた検出出力電圧を出力する機能を備えていること
から、制御電力供給回路の他に出力電圧Voutを検出す
るための検出回路を別個に設ける場合に比べて、その検
出回路を省略することができることから、回路構成のよ
り一層の簡素化を図ることができる。
【0096】さらに、負荷20に出力される出力電圧V
outを直接的に検出する際には、フォトカプラやシャン
トレギュレータを備えた検出回路が設けられるが、上記
フォトカプラは寿命が短い部品であることから、フォワ
ードコンバータが短命となってしまうという問題が生じ
る。これに対して、この第2の実施形態例に示すよう
に、フォトカプラを用いない制御電力供給回路38によ
って、出力電圧Voutを検出する構成とすることによ
り、短寿命の部品に起因したフォワードコンバータの短
寿命化の問題を防止することができる。さらにまた、上
記フォトカプラやシャントレギュレータは価格が高価で
あるのに対して、この第2の実施形態例に示した制御電
力供給回路38はそのような高価な部品を用いなくとも
構成することができることから、フォワードコンバータ
の価格上昇を抑制することができる。
【0097】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、図1の(b)に示すように、出力回路5のMOS
−FET14は二次コイル4のリセットパルス電圧を利
用してオン駆動するように回路に組み込まれていたが、
例えば、図9に示すように、MOS−FET14を駆動
させるための専用の補助コイル45をトランス1に設
け、この補助コイル45のエネルギーを利用してMOS
−FET14をオン駆動させる構成としてもよい。
【0098】また、上記各実施形態例では、リセットパ
ルス電圧クランプ回路27には、補助コイル28のエネ
ルギーを整流するために、ダイオード30,31が設け
られていたが、それらダイオード30,31の一方ある
いは両方に代えて、MOS−FET等の同期整流器を設
けてもよい。上記ダイオード30に代えて同期整流器が
設けられる場合には、その同期整流器を駆動制御する回
路が設けられ、該回路によって、その同期整流器は、出
力回路5のダイオード17が導通状態となるときに導通
状態となるようにオン駆動制御が行われる。
【0099】また、ダイオード31に代えて同期整流器
が設けられる場合には、その同期整流器を駆動制御する
回路が設けられ、該回路によって、その同期整流器は、
出力回路5のダイオード16が導通状態となるときに導
通状態となるようにオン駆動制御が行われる。
【0100】さらに、上記第1の実施形態例では、リセ
ットパルス電圧クランプ回路27が倍電圧整流回路と成
す場合の回路構成例を示したが、リセットパルス電圧ク
ランプ回路27を3倍以上の多倍電圧整流回路により構
成してもよい。
【0101】さらに、前記図6〜図8の各回路構成例で
は、図3に示す第1の充電コンデンサ部32を省略した
例が示されているが、第1の充電コンデンサ部32を省
略するのではなく、第2の充電コンデンサ部33を省略
する構成としてもよい。この場合には、平滑コンデンサ
19が上記第2の充電コンデンサ部33の機能を果たす
こととなる。
【0102】さらに、上記第2の実施形態例に示した図
8に示すリセットパルス電圧クランプ回路27は、図
6、図7に示す倍電圧整流回路と同様な回路構成であっ
たが、この第2の実施形態例に示すリセットパルス電圧
クランプ回路27は、図5に示すような倍電圧整流回路
と同様な回路構成としてもよし、リセットパルス電圧ク
ランプ回路27は3倍以上の多倍電圧整流回路としても
よい。さらに、上記第2の実施形態例では、制御電力供
給回路38は倍電圧整流回路であったが、制御電力供給
回路38は3倍以上の多倍電圧整流回路としてもよい。
【0103】さらに、上記各実施形態例では、単出力タ
イプのフォワードコンバータを例にして説明したが、本
発明は、多出力タイプのフォワードコンバータにも適用
することができる。
【0104】
【発明の効果】この発明によれば、補助巻線部とリセッ
トパルス電圧クランプ回路を設け、そのリセットパルス
電圧クランプ回路によって、補助巻線部の補助コイルの
リセットパルスをクランプして主スイッチ素子のリセッ
トパルス電圧をクランプする構成であるので、簡単な回
路構成で、しかも、高価な部品を用いることなく、主ス
イッチ素子のリセットパルス電圧をクランプすることが
できる。
【0105】従来では、主スイッチ素子のリセットパル
ス電圧をクランプするための回路を設けたことに起因し
て、フォワードコンバータの回路が複雑となって大型化
してしまうという問題や価格が上昇してしまうという問
題等が発生していたが、この発明では、上記のように簡
単な回路構成で、しかも、高価な部品を用いることな
く、主スイッチ素子のリセットパルス電圧をクランプす
ることができるので、上記フォワードコンバータの大型
化や回路の煩雑化や価格上昇の問題を防止することがで
きる。
【0106】また、上記のように、主スイッチ素子のリ
セットパルス電圧をクランプすることができることか
ら、主スイッチ素子に大きなリセットパルス電圧が印加
するのを回避することができ、このことによって、主ス
イッチ素子として高耐圧な部品を用いなくとも済む。高
耐圧な主スイッチ素子は価格が高価であり、また、導通
損失が多いものであるが、この発明では、そのような高
耐圧な主スイッチ素子を用いなくともよいので、安価な
主スイッチ素子を採用することができ、また、主スイッ
チ素子での導通損失を抑制することができる。
【0107】さらに、主スイッチ素子のリセットパルス
電圧がクランプされることによって、リセットパルス電
圧のパルス幅が、フォワードコンバータに供給される入
力電圧の大きさに応じて、自動的に可変することとな
り、このことにより、リセットパルス電圧のパルス幅
を、入力電圧に応じて変動する主スイッチ素子のオフ期
間とほぼ同様に可変させることが可能となる。このため
に、トランスのリセットが終了する前に、主スイッチ素
子がオンしてしまい、主スイッチ素子の寄生容量の短絡
損失が発生するという問題を防止することができる。
【0108】出力回路はリセットパルス電圧に基づいて
オン駆動する転流側同期整流器を有しているものにあっ
ては、上記のように、主スイッチ素子のリセットパルス
電圧をクランプすることによって、リセットパルス電圧
のパルス幅を、入力電圧に応じて変動する主スイッチ素
子のオフ期間とほぼ同様に可変させることが可能となる
ことから、主スイッチ素子がオフしている期間のほぼ全
期間に亙り、転流側同期整流器をオン駆動させることが
可能となり、前記したような出力回路の導通損失増加問
題を防止することができる。かつ、主スイッチ素子がオ
ンしたときに上記転流側同期整流器がオン状態であるた
めに、その転流側同期整流器に短絡電流が通電してしま
うという問題を回避することができる。
【0109】補助巻線部は第1の補助コイルと第2の補
助コイルを有し、リセットパルス電圧クランプ回路はオ
ン−オン整流充電回路とオン−オフ整流充電回路を有し
ているものにあっては、非常に簡単な回路構成で、主ス
イッチ素子のリセットパルス電圧をクランプすることが
でき、上記同様の効果を得ることができる。
【0110】リセットパルス電圧クランプ回路は多倍電
圧整流回路と成しているものにあっては、より一層簡単
な回路構成で、トランスの大型化を防止しながら、主ス
イッチ素子のリセットパルス電圧をクランプすることが
でき、上記したような効果を得ることができる。
【0111】フォワードコンバータから安定的に出力電
圧が供給される負荷を充電電圧クランプ部として機能さ
せる構成にあっては、回路構成のより一層の簡素化を促
進させることができ、また、補助巻線部の補助コイルの
エネルギーは損失されることなく、フォワードコンバー
タの出力として回生することが可能であることから、フ
ォワードコンバータの回路効率を格段に向上させること
ができる。
【0112】制御電力供給用補助コイルおよび制御電力
供給用多倍電圧整流回路が設けられているものにあって
は、制御電力供給用補助コイルのエネルギーを多倍電圧
整流して利用するので、少ない巻線数の補助コイルでも
って大きな電力を得ることができることとなり、従来の
ように、補助コイルのエネルギーをチョークインプット
整流して制御電力として制御回路に供給する場合に比べ
て、補助コイルの巻線数を格段に削減することができ、
トランスの小型化を図ることが容易となる。
【0113】また、制御電力供給用多倍電圧整流回路
は、フォワードコンバータから負荷に出力される出力電
圧に応じた電圧を検出する機能を兼用していることか
ら、出力電圧を検出するための検出回路を別個に設ける
必要が無く、制御電力供給用の回路と別に検出回路を設
けなければならない場合に比べて、回路構成のより簡素
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例において特徴的な回路構成例
を示す回路図である。
【図2】第1の実施形態例に示す主スイッチ素子のリセ
ットパルス電圧の波形例をアクティブリセットタイプと
従来の共振リセットタイプの各フォワードコンバータの
主スイッチ素子のリセットパルス電圧の波形例と共に示
す波形図である。
【図3】第1の実施形態例において特徴的な補助巻線部
およびリセットパルス電圧クランプ回路の第1の回路構
成例を示す回路図である。
【図4】第1の実施形態例において特徴的な補助巻線部
およびリセットパルス電圧クランプ回路の第2の回路構
成例を示す回路図である。
【図5】第1の実施形態例において特徴的な補助巻線部
およびリセットパルス電圧クランプ回路の第3の回路構
成例を示す回路図である。
【図6】第1の実施形態例において特徴的な補助巻線部
およびリセットパルス電圧クランプ回路の第4の回路構
成例を示す回路図である。
【図7】さらに、第1の実施形態例において特徴的な補
助巻線部およびリセットパルス電圧クランプ回路の第4
の回路構成例を示す回路図である。
【図8】第2の実施形態例において特徴的な回路構成例
を示す回路図である。
【図9】その他の実施形態例を示す回路図である。
【図10】アクティブリセットタイプのフォワードコン
バータの回路構成の一例を示す回路図である。
【図11】アクティブリセットタイプのフォワードコン
バータの課題を示す説明図である。
【図12】従来の共振リセットタイプのフォワードコン
バータの回路構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 トランス 5 出力回路 13 制御回路 14 MOS−FET 20 負荷 26 補助巻線部 27 リセットパルス電圧クランプ回路 27a,27b 接続部 28 補助コイル 28a 第1の補助コイル 28b 第2の補助コイル 32 第1の充電コンデンサ部 33 第2の充電コンデンサ部 34 充電電圧クランプ部 37 制御電力供給用補助コイル 38 制御電力供給回路 41,42 コンデンサ Q 主スイッチ素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主スイッチ素子のオン・オフ動作に基づ
    いてトランスのエネルギーを整流平滑して出力する出力
    回路を有し、上記主スイッチ素子のオフ期間には主スイ
    ッチ素子およびトランスにリセットパルス電圧が発生す
    る構成と成しているフォワードコンバータにおいて、ト
    ランスに設けられた補助コイルから成る補助巻線部と;
    上記補助コイルに発生する上記リセットパルス電圧を設
    定値にクランプするリセットパルス電圧クランプ回路
    と;を有し、上記補助巻線部は第1の補助コイルと第2
    の補助コイルを有し、リセットパルス電圧クランプ回路
    は、主スイッチ素子がオンしているときに上記第1の補
    助コイルのエネルギーを整流して第1の充電コンデンサ
    部に充電するオン−オン整流充電回路と、主スイッチ素
    子がオフしているときに上記第2の補助コイルのエネル
    ギーを整流して第2の充電コンデンサ部に充電するオン
    −オフ整流充電回路とを有し、上記第1の充電コンデン
    サ部および第2の充電コンデンサ部には充電電圧クラン
    プ部に接続する接続部が設けられ、上記充電電圧クラン
    プ部によって、上記第1の充電コンデンサ部の充電電圧
    値と第2の充電コンデンサ部の充電電圧値とを合算した
    電圧値が設定値にクランプされる構成と成し、上記リセ
    ットパルス電圧クランプ回路は、上記第1の充電コンデ
    ンサ部の充電電圧値と第2の充電コンデンサ部の充電電
    圧値との合算値がクランプされることによって、上記第
    2の補助コイルに発生するリセットパルス電圧をクラン
    プして、主スイッチ素子のリセットパルス電圧をクラン
    プする構成と成していることを特徴とするフォワードコ
    ンバータ。
  2. 【請求項2】 主スイッチ素子のオン・オフ動作に基づ
    いてトランスのエネルギーを整流平滑して出力する出力
    回路を有し、上記主スイッチ素子のオフ期間には主スイ
    ッチ素子およびトランスにリセットパルス電圧が発生す
    る構成と成しているフォワードコンバータにおいて、ト
    ランスに設けられた補助コイルから成る補助巻線部と;
    上記補助コイルに発生する上記リセットパルス電圧を設
    定値にクランプするリセットパルス電圧クランプ回路
    と;を有し、上記補助巻線部は補助コイルを有し、リセ
    ットパルス電圧クランプ回路は多倍電圧整流回路と成し
    ており、この多倍電圧整流回路は上記補助コイルのエネ
    ルギーを多倍電圧整流してコンデンサ部に充電する構成
    を備え、上記コンデンサ部には充電電圧クランプ部に接
    続する接続部が設けられ、上記充電電圧クランプ部によ
    って上記コンデンサ部の充電電圧は設定値にクランプさ
    れる構成と成し、リセットパルス電圧クランプ回路は、
    上記コンデンサ部の充電電圧がクランプされることによ
    って、補助コイルのリセットパルス電圧をクランプし
    て、主スイッチ素子のリセットパルス電圧をクランプす
    る構成と成していることを特徴とするフォワードコンバ
    ータ。
  3. 【請求項3】 フォワードコンバータは負荷に出力する
    出力電圧を安定化する回路構成を備え、上記負荷を充電
    電圧クランプ部として機能させることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のフォワードコンバータ。
  4. 【請求項4】 フォワードコンバータから負荷に出力す
    る出力電圧を安定化する方向に主スイッチ素子のオン・
    オフ動作を制御する制御回路が設けられ、リセットパル
    ス電圧クランプ回路である多倍電圧整流回路のコンデン
    サ部は上記負荷が接続される端子間に設けられており、
    また、トランスには制御電力供給用補助コイルが設けら
    れ、さらに、この制御電力供給用補助コイルのエネルギ
    ーを整流して制御電力供給用コンデンサ部に充電する制
    御電力供給用多倍電圧整流回路が設けられており、該制
    御電力供給用多倍電圧整流回路は上記制御電力供給用コ
    ンデンサ部の充電電圧を制御電力として上記制御回路に
    供給すると共に、その制御電力供給用コンデンサ部の充
    電電圧に応じた電圧をフォワードコンバータの検出出力
    電圧として上記制御回路に加える構成と成し、上記制御
    回路は、上記制御電力供給用多倍電圧整流回路から加え
    られたフォワードコンバータの検出出力電圧に基づい
    て、フォワードコンバータの出力電圧の安定化制御を行
    うことを特徴とする請求項2記載のフォワードコンバー
    タ。
  5. 【請求項5】 出力回路は、リセットパルス電圧に基づ
    いてオン動作する転流側同期整流器を有していることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の
    フォワードコンバータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003037977A (ja) * 2001-07-26 2003-02-07 Nichicon Corp スイッチング電源装置
JP2006006057A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Murata Mfg Co Ltd フォワードコンバータ
JP2012034525A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Nippon Soken Inc スイッチング電源装置

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