JP2000333495A - ステッピングモータを制御する方法と、その方法を実施する装置 - Google Patents
ステッピングモータを制御する方法と、その方法を実施する装置Info
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- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
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Abstract
ピングモータコイルに印加される駆動パルスをチョッピ
ングするのに利用できる率の数を多くする。 【解決手段】 この方法は、それぞれの駆動パルスを、
持続時間が同じ或る一定数の基本期間に細分する。それ
ぞれの基本期間において、He=n1/n2(n1は、
駆動パルスの開始から、モータのコイルが電源に接続さ
れた基本期間の数で、n2は、この駆動パルスの開始か
ら、これらの基本期間の合計数である)となるように、
実効チョッピング率Heの値を、直接または間接に計算
し、この実効チョッピング率Heを所望のチョッピング
率Hcと比較する。さらに、He≦Hc、またはHe>
Hcであるかどうかにより、次の基本期間の開始から、
モータコイルを電源に接続するか、または接続しない。
Description
永久磁石に電磁結合されたコイルとを備えた回転子を含
むステッピングモータを制御する方法であって、コイル
を電源に接続している接続期間と、コイルが前記電源か
ら切離されている切断期間とを含み、かつ接続期間の合
計時間と切断期間の合計時間の比率を所望のチョッピン
グ率に等しくした駆動パルスを、回転子が1ステップ回
転する必要があるたびに、コイルに印加するステップを
含む方法に関するものである。
置にも関する。
例えば米国特許第4,361,410号に述べられ、ま
た、その図8〜図11に図示されている。この文書にお
いて、それぞれの駆動パルスの後で、回路は、その駆動
パルスの間にモータの回転子で駆動される機械負荷が比
較的に小さく、したがって回転子が適正に回転したかど
うか、あるいは、機械負荷が、回転子が回転しないくら
い高かったかどうかにより、第1の状態または第2の状
態を有する検出信号を発生させる。組合せ論理回路は、
検出信号が、その第1の状態または第2の状態を有する
かどうかにより、50%または75%のチョッピング率
を有する制御パルスを発生させ、それらの制御パルスを
用いて、同じ率で、次の駆動パルスをチョッピングす
る。したがって、ステッピングモータのコイルに供給さ
れる電力量を、モータの回転子で駆動される機械負荷に
スレーブさせることから、このような電力量が減らされ
る。
コイルが電源に接続されている期間のある一定の数を含
むが、これらの接続期間は、切断期間、すなわち、モー
タコイルが電源から切離されている期間で互いに区切ら
れていることが理解されるであろう。
ング率は、上述した接続期間の合計時間と、駆動パルス
の合計時間との比率として、一般に定義されていること
も想起されよう。この定義が、以下の説明で使用され
る。
10号においては、駆動パルスのチョッピング率の定義
が、この一般に認められた定義の逆であることも注目さ
れよう。故に、上記の文書に述べられた0%と25%の
率は、実際は、この一般に認められた定義により、それ
ぞれ100%と75%の率であることになる。
1,410号の図8の回路で達成されるスレーブがきわ
めて不十分であるということが当業者には容易に理解さ
れ、かつ駆動パルスの2つのチョッピング率だけが与え
られるという事実により、その制御の結果、モータで消
費された電力量の低下が非常に少ないことも当業者には
容易に理解されるであろう。
械負荷に対して、モータコイルに供給される電力量をス
レーブする動作を向上させるために、また、さらにモー
タで消費される総電力量も減らすために、チョッピング
率の利用可能な数を増やすことが可能である。
のに用いられる制御パルスを発生させる組合せ論理回路
は、このようなチョッピング率の利用可能な数の増加と
共に急激に複雑になる。もちろん、同じことが、集積回
路内に形成された論理回路が占める場所(したがって、
集積回路の価格)にも当てはまる。実際には、この費用
価格を耐えられる限度内にとどめたいと思えば、8ない
し10よりも多い異なるチョッピング率を提供できない
ことが認められた。それぞれの駆動パルスの間に、ステ
ッピングモータに供給される電力量を、その回転子で効
果的に駆動される機械負荷にできる限り厳密にスレーブ
させてステッピングモータの電力消費を減らすために、
利用できるチョッピング率の数を多くすることが望まし
い。これはとくに、電源が小形の(したがって、かなり
小さい容量の)バッテリすなわち蓄電池によって形成さ
れている時計の針を駆動するものがステッピングモータ
であるときに当てはまる。
動するものであるとき、例えば、電子時計の電源が、太
陽電池またはバレル・ジェネレータにより形成されてい
るような、再充電可能なシステムの場合など、ステッピ
ングモータの供給電圧が、かなり著しく変動しかねない
ときに、かなり多くのチョッピング率の数を利用できる
ようにすることも望ましい。
目的は、ステッピングモータを制御する方法であって、
この方法を実施できるようにする回路の複雑さ(したが
って、費用価格)を大幅に増すことなく、モータコイル
に印加される駆動パルスをチョッピングするのに利用で
きる率の数を前述の公知の方法を用いるときよりもさら
に多くでき、したがって、ステッピングモータに供給さ
れる電力量を当該モータの回転子で駆動される機械負荷
にスレーブする動作がかなり改善でき、こうして、当該
モータの総電力消費量がかなり減らすことができる方法
とそのための装置とを提供することにある。
磁結合されたコイルとを備えた回転子を含むステッピン
グモータを制御する方法である。本方法は、コイルを電
源に接続している接続期間と、コイルが電源から切離さ
れている切断期間とを含み、かつ接続期間の合計時間と
駆動パルスの合計時間の比率を所望のチョッピング率に
等しくした駆動パルスを回転子が1ステップ回転する必
要があるたびにコイルに印加するステップを含む。さら
に、駆動パルスを、少なくともほぼ等しい持続時間を持
ち、かつそれぞれ、決められた時点から開始する連続す
る基本期間の第1の数に細分するステップと、一方で
は、駆動パルスの開始から経過し、かつ接続期間の一部
を成す基本期間の数である第2の数と、他方では、駆動
パルスの開始から経過した基本期間の合計数である第3
の数との比率に等しい実効チョッピング率を、それぞれ
の決められた時点で、少なくとも間接的に決定するステ
ップと、実効チョッピング率と所望のチョッピング率
を、それぞれの決められた時点で、少なくとも間接的に
比較するステップと、比較により、実効チョッピング率
が、所望のチョッピング率以下であることが示される場
合に、決められた時点において、コイルを電源に接続す
るステップと、比較により、実効チョッピング率が、所
望のチョッピング率よりも大きいことが示される場合
に、それぞれの決められた時点において、コイルを電源
から切離すステップとを備えている。
する決定手段を含む前述の方法を実施する装置であっ
て、決められた時点を明確にする周期細分信号を駆動パ
ルス用に発生させる手段と、周期信号に応答して、決め
られた時点のそれぞれにおいて、実効チョッピング率を
表す変数を少なくとも間接に計算する計算手段と、その
変数に応答して、実効チョッピング率と所望のチョッピ
ング率との比較信号を発生させる比較手段と、比較信号
に応答して、実効チョッピング率が所望のチョッピング
率以下であれば、コイルを電源に接続し、また実効チョ
ッピング率が所望のチョッピング率よりも大きければ、
コイルを電源から切離す手段とを含むことを特徴とす
る。
法と、その方法を実施する装置のこれらの特徴により、
モータコイルに印加される駆動パルスのチョッピング率
が取ることのできる異なる値の数をかなり増やすことが
できる。したがって、モータコイルに供給する必要のあ
る電力量は、モータの回転子で駆動される機械負荷に、
さらによくスレーブでき、その結果、他のすべてのもの
が等しい場合に、その電力量が減ることになる。
図面を参照して、以下の説明を行えば、明らかになるで
あろう。
ッピングモータを制御する場合に、本発明による装置を
図式的にかつ限定しない例として示している。この時計
は、そのいくつかの他の構成要素も図1に示されている
が、全体として参照数字1で示されている。
存在する様々な信号が取り得る「0」と「1」の論理状
態は、単に、それぞれ「0」状態と「1」状態と呼ばれ
る。
分周器から成るタイムベース回路2を含む。この水晶発
振器と分周器は、別々に示されてなく、これらは、当業
者にはよく知られているものであるから、さらに詳しく
説明されることもないであろう。
方形パルス形式の周期信号(それぞれ1Hz、128H
z、16.384KHzの周波数を有する)を発生させ
る参照数字2a、2b、2cで示された3つの出力を含
むことだけを単に述べる。したがって、これら3つの信
号の周期は、それぞれ1秒、約7.8ミリ秒、約61マ
イクロ秒である。
それぞれフリップフロップすなわち双安定トリガ回路
(公知のRSタイプのものであって、参照数字3で示さ
れている)のSとRの入力部に接続される。
れぞれ5、6、7、8の4つのANDゲートの第1の入
力部とインバータ9の入力部と、さらに参照数字4で示
されるDタイプのフリップフロップのクロック入力部C
にも接続される。
ート5の第2の入力部に接続されるが、しかるに、その
反転出力部Qは、そのデータ入力部Dと、ゲート6の第
2の入力部に接続される。
部がゲート7と8の第2の入力部に接続されているイン
バータ11の入力部と、参照数字10で示される他のD
フリップフロップのクロック入力部Cに接続される。
プフロップ10の信号Qの遅れが、信号Cに対する信号
発出インバータ11の出力よりも短くなるように、好ま
しくは複数のインバータ・ゲートを直列に接続して、長
い反応時間を有するインバータ回路を形成することに当
業者が注目するであろう。
ゲート5、6、7の第3の入力部に接続される。
2cと12dを有する駆動パルス整形回路12の第1の
入力部12aと第2の入力部12bにそれぞれ接続され
る。
は、図1において、参照数字13で図式的にのみ示され
ている。モータ13は、従来のやり方では、永久磁石を
備えた回転子、コイル、およびコイルと磁石を電磁結合
する固定子を含む。モータ13のコイルだけが、図1に
おいて、参照数字14で示されている。このコイル14
の2つの端子はそれぞれ、整形回路12の出力部12c
と出力部12dに接続される。
いる回路であるから、ここでは、詳しく説明しない。整
形回路12は、その入力部12aと12bが両方とも
「0」状態にあるときに、コイル14、またはその端子
の少なくとも1つが、装置1の様々な回路に給電する電
源(参照数字15で図式的に示されている)から切離さ
れるようになっていることが単に述べられよう。このよ
うな場合、コイル14も従来のやり方で短絡される。
aと12bがそれぞれ「1」状態と「0」状態にあると
きに、コイル14が電源15に接続されるようになって
おり、また、このような接続は、電流が、例えば整形回
路12の端子12cから、コイル14を通って、端子1
2dに流れるようになっている。同様に、整形回路12
の入力部12aと入力部12bが、それぞれ「0」状態
と「1」状態にあるときに、コイル14はまた、電源1
5に接続される。したがって、電流がまた、コイル14
に流れるが、ただし、同じ例において、整形回路12の
端子12dから端子12cに流れる。
も含まれ、この出力部12eは、検出回路16の入力部
16aに接続され、また、例えばコイル14を流れる電
流の強さを表す信号を入力部16aに供給する。
る様々なやり方で作ることができるので、これも、詳し
く説明される必要はないであろう。検出回路16はさら
に、インバータ9の出力部に接続された制御入力部16
bと出力部16cを含み、整形回路12の出力部12e
から受取った信号に応答して、整形回路12によりコイ
ル14に印加された各駆動パルスの後で、モータ13の
回転子がこの駆動パルスに応答して適正に回転したか、
または、回転しなかったかどうかにより、第1の状態ま
たは第2の状態を取る信号を出力部16cに供給するよ
うになっているが、ここでは、単にそれだけを述べるだ
けで当業者には十分であろう。
17の入力部Eに接続される。この決定回路17は、
「0」状態と「1」状態が2進数を成す出力部Sを有す
る。この2進数は、整形回路12からコイル14に印加
された駆動パルスのチョッピング率が必要とする値に等
しいことが、あとでわかるであろう。したがって、この
数は、所望のチョッピング率と呼ばれ、Hcで表され
る。
で、かつ1以下である数であることに注意されるべきで
ある。
り方で難なく作ることができるから、詳しく説明される
ことはない。決定回路17については、この例におい
て、駆動パルスがモータ13の回転子を適正に回転させ
たという理由で、回路16の出力部16cから供給され
る検出信号が、この駆動パルスの終了時に第1の状態を
取るたびに、数Hcが所定の最小値まで、決められた量
だけ減少するようになっていることが単に述べられよ
う。さらに、駆動パルスがモータ13の回転子を適正に
回転させなかったという理由で、検出信号が、この駆動
パルスの終了時に第2の状態を取るたびに、数Hcが、
その最大値まで増大する。
のやり方で縦続接続された7つのフリップフロップ(個
々に示されていない)から成るカウンタ18の計数入力
部Cに接続される。これら7つのフリップフロップの直
接出力部の「0」状態または「1」状態によって形成さ
れた2進数は、カウンタ18のS出力部を形成し、した
がって、10進表記法で表すと、ゼロから127までの
値を取ることができる。したがって、この2進数は、以
下の説明において、数n1と呼ばれる。
接続された入力部Rを含み、この入力部Rが「1」状態
にある限り、前述の数n1をゼロにとどめておくように
なっている。
入力部Cに接続される。このカウンタは、カウンタ18
と同一であって、したがって、ここでは、さらに詳しく
説明することはない。カウンタ19の出力部Sに現れて
いる2進数は、以下の説明において、数n2と呼ばれる
ことと、インバータ9の出力部に接続されたカウンタ1
9の入力部Rが「1」状態にある限り、この数n2もゼ
ロにとどめておくことが単に述べられよう。
される通り、モータ13のコイル14に印加された各駆
動パルスの間、変化するが、数n2は、つねに数n1以
上である。後で明らかにする理由によって、それぞれの
駆動パルスの間に変化している比率n1/n2を実効チ
ョッピング率と呼び、参照記号Heで表す。
したがって、実効チョッピング率Heは、非常に多数の
異なる値(すべて正であって、かつ1以下である)を取
り得ることもわかろう。
れ、演算回路20の入力部E1と入力部E2に接続され
る。この演算回路20は、当業者により、様々なやり方
で難なく作ることができるから、これもまた、ここでは
詳しく説明される必要はないであろう。演算回路20
は、数n1を数n2で割って、その出力部Sに、この割
り算の結果(すなわち、数He)を2進形式で与えるよ
うにすることを述べるだけで十分であろう。さらに、演
算回路20は、数n1と数n2が、それら自体ゼロに等
しいときに、数Heがゼロに等しくなるようにしてい
る。
20の出力部Sと決定回路17の出力部Sをそれぞれ、
比較回路21の入力部E1と入力部E2に接続し、また
比較回路21の入力部Sをフリップフロップ10のデー
タ入力部Dに接続する。
であろう。比較回路21は、入力部E1の数Heが、入
力部E2の数Hcよりも大きいときに、出力部Sが
「0」状態で、数Heが、数Hc以下であるときに、出
力部Sが「1」状態となることを述べるだけで十分であ
ろう。
この例において、カウンタ18と19さらにはフリップ
フロップ3、4、10も、それぞれの入力部S、R、C
が「1」状態から「0」状態への移行で動作することを
強調すべきである。言い替えれば、フリップフロップ3
の出力部Qは、そのSの入力部、またはRの入力部が
「1」状態から「0」状態に移るかどうかにより、
「1」状態または「0」状態を取る。同様に、フリップ
フロップ4と10の出力部Qは、それらのCの入力部が
「1」状態から「0」状態に移るときに、それらの入力
部Dの状態となり、またカウンタ18と19の内容、す
なわち数n1と、それぞれn2は、これらのカウンタの
計数入力部Cが「1」状態から「0」状態に移るたびに
1だけ増す。もちろん、それらのR入力部が「0」状態
にあることを条件とする。
ース2の出力部2a、2b、2cで供給される周期信号
は、それぞれ、信号2a、信号2b、信号2cと呼ばれ
る。
な事例の範囲内で説明するために、決定回路17の出力
部Sでの数Hcは0.7すなわち70%に等しいと仮定
されるが、この値は、任意に選ばれる。この数Hcが変
る状況は、後で説明する。
「1」状態から「0」状態に移る時点から開始するとし
て、図1の装置の動作を説明する。その時点は、時点T
0と呼ばれる。
状態と「1」状態を取ることがよく知られている。以下
の説明において、信号2cが「0」状態を取る時点は、
時点Tと呼ばれる。さらに、これらの時点Tには、時点
T0から番号が付けられ、したがって、時点T0の後
に、時点T1、T2、T3などが続くことになる。同様
に、信号2cが「1」状態を取る時点を時点Jと呼び、
これらの時点Jには、時点T0から番号が付けられる。
したがって、時点T0の後に、時点J1、J2、J3な
どが続くことになり、また、これらの時点のそれぞれ
は、2つの時点Tの間にある。
けるために、それぞれの時点Tは、信号2cの1周期
(すなわち、この例では約61μs)に等しい遅れだ
け、前の時点および後の時点から隔てられことに注目す
べきである。同様に、それぞれの時点Jは、信号2cの
半周期(すなわち、約30.5μs)に等しい遅れだ
け、前の時点Tおよび後の時点Tから隔てられことに注
目すべきである。
出力部Qが「1」状態にあることも仮定される。どのよ
うな状況で、フリップスロップ4のこの出力部Qが
「0」状態に移るのか後でわかるであろう。
プ3の出力部Qは、時点T0のすぐ前には「0」状態に
ある。したがって、整形回路12の入力部12aと12
bも、「0」状態となって、コイル14が電源15から
切離される。さらに、インバータ9の出力部、したがっ
て、カウンタ18と19のR入力部が「1」状態である
から、当然、数n1も数n2もゼロになる。
数Heもゼロであり、したがって、数Heは数Hcより
も小さい。ただし、この数Hcは、この例では0.7に
等しいと仮定している。比較回路21のS出力部、した
がって、フリップフロップ10の入力部Dも「1」状態
にある。
部Qは「1」状態に移る。この状態は、フリップフロッ
プ4には影響がなく、その出力部Qは「1」状態にとど
まる。しかしながら、インバータ9の出力部と、カウン
タ18と19のR入力部は、「0」状態に移り、それら
のカウンタが動作しだす。
入力部D「1」状態にあるフリップ・フロップ10出力
部Qは状態「1」を取る。
形回路12の入力部12aも、「1」状態をたもち、そ
の入力部12bは「0」状態をたもつので、電流は、整
形回路12の出力部12cから、モータ13のコイル1
4を通って、その出力部12dに流れだす。言い替えれ
ば、このコイル14は、整形回路12を経て、電源15
に接続される。言い替えれば、整形回路12は、時点T
0にて、駆動パルスをコイル14に印加し始める。
「1」状態にあるから、同じことが、カウンタ18と1
9の演算入力部Cについても言える。したがって、数n
1と数n2は変らなく、双方とも、ゼロにとどまる。
μs後に、信号2cは、「1」に移り、インバータ11
の出力部が「0」状態になり、ゲート7と8の出力部、
したがって、カウンタ18と19の演算入力部Cも
「0」になる。したがって、数n1と数n2は両方とも
値1を取る。
起される数Heはまた、値1を取り、したがって、数H
cよりも大きくなる。したがって、比較回路21のS出
力部は、フリップフロップ10の入力部Dとともに
「0」状態となる。
0から約61μs後に、再度、「0」状態に移ると、フ
リップフロップ10の入力部Dが、それ自体「0」状態
にあるので、フリップフロップ10の出力部Qは、再
び、「0」状態に移る。
「0」状態に保たれが、インバータ11の出力部は、時
点T1に「1」状態に移るので、カウンタ19の入力部
Cも「1」状態に移る。
状態に移ると、整形回路12の入力部12aも「0」状
態に移る。したがって、整形回路12は、電源15から
コイル14を切離し、そのコイルを短絡させる。したが
って、コイル14に流れていた電流は、急に遮断される
ことはないが、当業者が知る通り、モータ13の電気的
性質と磁気的性質に左右されるやり方で、減少する。
0.5μs後に、信号2cは、再度、「1」状態に移
り、またインバータ11の出力部は、再度、「0」状態
に移る。
されている通り、「0」状態に保たれているので、カウ
ンタ19の入力部Cだけが、「1」状態から「0」状態
に移ることが理解できるであろう。
の内容、すなわち数字n2は値2を取るが、しかるに、
カウンタ18の内容、すなわち数字n1は、1に等しい
ままである。
に等しい数Heの値は、0.5に等しく、すなわち、数
Hcよりも小さくなる。
フリップフロップ10の入力部Dが、再度、「1」状態
を取り、時点T2で、信号2cが、再度、「0」状態に
移るときに、フリップフロップ10の出力部Qが、再
度、「1」状態に移るようにしている。故に、整形回路
12は、再度、コイル14を電源15に接続し、コイル
14を流れる電流が、再度、増大し始めることになる。
度、「1」状態に移り、時点J3、すなわち、時点T2
から約30.5μs後に、インバータ11の出力が、再
度、「0」状態に移ると、2つのカウンタ18と19の
内容が1だけ増すことになる。したがって、数n1は値
2を取り、また数n2は値3を取る。その結果、数He
は0.66の値を取り、この値は、0.7である数Hc
の値よりも小さい。したがって、比較回路21のS出力
部は、「1」状態のままである。したがって、時点T3
で、信号2cが、再度、「0」状態に移るときでも、フ
リップフロップ10の出力部Qは、「1」状態のままで
ある。
は、時点T3の後で、「1」状態のままであり、コイル
14を電源15に接続したままにしている。
4では、2つのカウンタ18と19の内容が、再度、1
だけ増して、数n1と数n2がそれぞれ値3と値4とな
る。
Heは数Hcよりも大きくなる。したがって、比較回路
21のS出力部は「0」状態に移る。こうして、時点T
4では、フリップフロップ10の出力部Qは、再度、
「0」状態に移り、整形回路12が、再度、電源15か
らコイル14を切離す。
後、容易に理解できる通り時点T128に、信号2b
が、再度、「0」状態に移るまで引続き行われる。この
時点T128において、フリップフロップ3の出力部Q
が「0」状態に移る。この例において、時点T0から1
秒後、信号2aが、再度、「0」状態に移るまで、フリ
ップフロップ3の出力部Qが、この「0」状態にとどま
ることが容易に理解できる。この間ずっと、整形回路1
2の入力部12aと12bだけでなくゲート5と6の出
力部も「0」状態に保たれて、電源15からコイル14
を切離すようにしている。したがって、時点T0からス
タートした駆動パルスは、時点T128で終了する。
Heは、所望のチョッピング率値Hc(すなわち、この
例では0.7)を中心として、どちらの側にも振れるこ
とが容易に理解できる。さらに、この駆動パルスの終了
時に、実効チョッピング率Heは、事実上、この所望の
チョッピング率値Hcに達する。
フロップ3の出力部Qが「0」状態に移ると、反転出力
部Qが「1」状態を取っていたフリップフロップ4も、
状態を変更する。したがって、信号2aが、「0」状態
に移るときに始まる次の駆動パルスの間、ゲート6の出
力部と整形回路12の入力部12bが、ゲート5の出力
部と整形回路12の入力部12a(このとき、「0」状
態にとどまっている)を基準として、上述のものと同様
なやり方で、交互に状態を変更することになる。この場
合、整形回路12の入力部12bが「1」状態にあると
きにコイル14に流れる電流の方向は、前の場合の方向
とは逆になる。
時点T128から「0」状態にあったので、インバータ
9の出力部は「1」状態を取り、数n1と数n2が、再
度、ゼロになるようにしている。
態に移すと、回路16も、前述の検出信号を発生させ
る。この検出信号の第1の状態に応答して、すなわち、
いま終了した駆動パルスにより、モータ13の回転子が
適正に回転した場合、決定回路17は、そのS出力部に
て、数Hcを減らし、その数Hcに、例えば0.69を
与える。
と同じ処理が行われるが、ただし、次のパルスの各時点
Jで計算される実効チョッピング率Heは、所望のチョ
ッピング率Hcのこの新たな値0.69と比較される。
な駆動パルスの間、整形回路12は、同じ時点Tにて、
実効チョッピング比率Heが0.69以下であるか、あ
るいは、この値よりも大きいかどうかにより、コイル1
4を電源15に接続するか、あるいは、電源15からコ
イル14を切離すことになる。
この新たな駆動パルスの間、0.69を中心として、ど
ちらの側にも振れ、駆動パルスの終了時には、事実上、
0.69の値に達する。この新たな駆動パルスの終了時
には、決定回路17は、この駆動パルスにより、モータ
13の回転子が適正に回転する場合に、所望のチョッピ
ング率Hcの値をさらに減らす。
り、モータ13の回転子が適正に回転する限り、もちろ
んコイル14で消費される電力量の通りに、所望のチョ
ッピング率Hc、したがって実効チョッピング率Hcが
小さくなることがわかる。
応答して、モータ13の回転子が適正に回転しなかった
ために、回路16で発生した検出信号が、その第2の状
態を取る場合には、決定回路17は、そのS出力部のチ
ョッピング率Hcに、その補正パルス用の所定の値(こ
の値は、例えばその最大値、すなわち1となり得る)を
与える。故に、上述の通りに計算される実効チョッピン
グ率Heは、この補正パルスの間、前の例に基づいて1
に等しくもなる。したがって、モータ13のコイル14
は、恒久的に電源15に接続される。
4に供給される電力量は、最大となり、これは、原理的
には、前の駆動パルスに応答して、取らなかった処置を
モータ13の回転子が補正できるようにする。当業者で
あれば、フリップフロップ4が、前の駆動パルスの間に
得た状態を、この補正駆動パルスの間に再度取るよう
に、また、この補正パルスを、前のパルスの終了後、で
きるだけ早くコイル14に印加するように、手段を設け
なければならないことが容易にわかるであろう。これら
の手段は、本発明には直接の関係がなく、また、その手
段を作っても、当業者には特に問題とはならないから、
図には示されていない。
(すなわち、駆動パルスに応答して、モータ13の回転
子が適正に回転しなかった事例)では、次の駆動パルス
のために、所望のチョッピング率Hcを大きくする。
れぞれの駆動パルスは、128の基本期間(それぞれ、
時点T0〜時点T127のうちの1時点からスタートす
る)に細分され、またコイル14は、これらの基本期間
のそれぞれの間、電源15に接続されるか、あるいは電
源15から切離される。
されている基本期間の数は、理論的には、少なくとも1
から128まで様々である。したがって、駆動パルスの
実効チョッピング率が取り得る異なる値の数は、さらに
また理論的には128に等しく、これらの値は、1/1
28(すなわち、約0.008)から128/128
(すなわち、1)までである。
は、駆動パルスで制御されるモータの特徴、モータの回
転子で駆動される機械負荷のサイズ、あるいは装置に電
力を供給する電源により供給される電圧などの様々なフ
ァクタによって決まる最小値よりも小さい値を取り得な
いことが明らかである。本出願人は、一般に、コイル
が、小形の時計(例えば、腕時計)に常用される、すな
わち約0.16のチョッピング率に一致する基本期間の
うちの少なくとも20の間、それらの電源に接続される
コイルのようなモータコイルを持たなければならないと
述べている。このような制限にもかかわらず、このチョ
ッピング率が取り得る異なる値の数は、この例では10
0よりも多く、公知の装置の場合よりもさらに多くなっ
ている。
008の値を持ち、これは、公知の装置に対して、かな
りの向上に相当することがわかる。
される電力量は、モータの回転子で効果的に駆動される
機械負荷に、公知の装置の場合よりもさらに優れたやり
方でスレーブできることになる。
れるこの電力量を、公知の装置の場合よりもさらに多く
減らすことができ、その結果、電力を供給する電源の寿
命が長くなるか、あるいは、同じ寿命の場合、電源が必
要とする容積が小さくなる。
置に、複雑で、かつ厄介な組合せ論理回路を含める必要
もなく得られることに注目すべきであり、これは、公知
の装置において、駆動パルスチョッピング率の異なる値
の数を多くしたい場合に、当てはまることになろう。
コイル14が電源15に接続されている基本期間は、駆
動パルスのチョッピング率がどうであれ、またこのよう
な目的で特別な処置を講じる必要もなく、駆動パルスの
持続期間に一様に配分されることも容易に認められる。
の考慮事項に基づいている:
2に等しく、ここで、N2は、駆動パルスを形成する基
本期間の総数であり、またN1は、モータのコイルを、
装置の電源に接続しなければならない基本期間の数であ
る。N2は、明らかに、数N1と数N3の合計にも等し
く、ここで、数N3は、モータコイルを電源から切離さ
なければならない基本期間の数である。したがって、次
のように表現できる: Hc=N1/(N1+N3) (1) もちろん、N1+N3の合計はN2に等しい。任意の駆
動パルスの間、N1、N2、N3は、そのままで定数
(もちろん、Hc)であり、
間P(i)の終りに位置している任意の時点Tでは、次
式となる: He(i)=n1(i)/n2(i) ここで、n1(i)は、時点T0(すなわち、駆動パル
スの開始)と時点T(i)との間で、コイル14が電源
15に接続されている駆動パルスの基本期間の数であ
り、またn2(i)は、時点T0と時点t(i)との間
で経過した基本期間の合計数である。
る: He(i)=n1(i)/(n1(i)+n3(i)) (2) ここで、n3(i)は、時点T0と時点T(i)との間
でコイル14が、電源15から切離された基本期間の数
であり、もちろん、合計n1(i)+n3(i)は、n
2(i)に等しい。
おいて、He(i)がHc以下であるかどうか、あるい
は、He(i)がHcよりも大きいかどうか知らなけれ
ばならない。第1の場合に、コイル14は、この時点T
(i)から始まる次の基本期間(すなわち、期間P(i
+1))の間、電源15に再接続されなければならな
い。第2の場合に、コイル14は、期間P(i+1)の
間、電源15から切離されなければならない。
すれば、次式が得られ、 He(i)−Hc=n1(i)/(n1(i)+n3
(i))−N1/(N1+N3) また、簡約した後に、次式が得られることがわかる: He(i)−Hc=(n1(i)・N3−n3(i)・
N1)/[n1(i)+n3(i)]・[N1+N3]
ことがわかる。したがって、差[He(i)−Hc]の
符号は、つねに、この後者の分数の分子の符号であり、
またこの差はM(i)と称される。したがって、次式と
なる: M(i)=n1(i)・N3−n3(i)・N1 (5)
決定は、間接に、時点T(i)での実効チョッピング率
He(i)の決定となることもわかる。さらに、M
(i)がゼロ以下である場合には、同じことが、差He
(i)−Hcについても言えることに注目すべきであ
り、これは、He(i)が、Hc以下であることを指し
ている。逆に、M(i)がゼロよりも大きい場合には、
同じことが、差He(i)−Hcについても言え、これ
は、He(i)が、Hcよりも大きいことを指してい
る。
源15に接続される必要があるかどうか知るために、時
点T(i)に、M(i)がゼロ以下であるか、あるい
は、ゼロよりも大きいかどうか決定することだけを必要
とし、これは、後でわかるように、基本期間P(i)の
間に、かなり容易に行うことができる。
Tに対して有効であるが、ただし、時点T0に対して
は、好ましくはM(0)=0が前提となる。したがっ
て、時点T(i)の直前の時点T(i−1)では、次式
となる: M(i−1)=n1(i−1)・N3−n3(i−1)・N1 (6)
0の場合には、時点T(i−1)からスタートした基本
期間P(i)の間、コイル14が電源15に接続され
る。したがって、この期間P(i)の間、n1だけが1
だけ増したが、n3は変化していない。したがって、時
点T(i)において、次式となる: n1(i)=n1(i−1) および、 n3(i)=n3(i−1) 故に、その場合に、等式(5)は次式となり、 M(i)=[n1(i−1)+1]・N3−n3(i−
1)・N1 したがって、次式となる: M(i)=M(i−1)+N3 (7)
(i−1)>0の場合には、コイル14は、期間P
(i)の間、電源15には接続されなかった。したがっ
て、期間P(i)の間、n1は変化しなかったが、しか
るに、n3は1だけ増した。したがって、時点T(i)
では、次式となり: n1(i)=n1(i−1)および、 n3(i)=n3(i−1)+1 この場合に、等式(5)は次式となり: M(i)=n1(i−1)・N3−[n3(i−1)]
・N1 したがって、 M(i)=M(i−1)−N1 すなわち、これは結局、次式と同じことになる: M(i)=M(i−1)+(−N1) (8)
の開始時に知られている場合には、変数Mの値と符号
は、同一基本期間の終了時(これはまた、次の基本期間
の開始でもある)に容易に計算できることがわかる。
計算は、単純な足し算だけを必要とし、これは明らか
に、図1に示される実施形態において必要な割り算より
も容易に実行できることがわかる。
例として、図式的に示しており、ここでは、いまなされ
た考察を用いて、実効チョッピング率Heを計算して、
間接的に所望のチョッピング率Hcと比較する。
照数字22で示される電子時計のステッピングモータを
制御する目的で使用される。
れる、この時計22の様々な構成要素はそれぞれ、図1
の時計1の構成要素(同じ参照数字で示され、したがっ
て、ここでは、再度、説明されることはない)と同一で
ある。
部16cは、それぞれS1およびS2と称する2つのグ
ループの出力部を有する決定回路23の入力部Eに接続
される。
部S1の「0」状態と「1」状態によって形成された2
進数は、数(−N1)に等しく、すなわちコイル14が
電源15に接続されなければならない各駆動パルスの基
本期間の数(その符号が変わる)に等しい。同様に、回
路23の出力部S2の「0」状態と「1」状態によって
形成された2進数は、コイル14が電源15から切離さ
れなければならない各駆動パルスの基本期間の数N3に
等しい。
成す基本期間の合計数(ここではN2と称される)に等
しいことを想起されよう。
路23は、モータ13のコイル14に印加される各駆動
パルスが持たなければならない所望チョッピング率Hc
を決定する(この場合、間接的に)。
ることができるから、詳しく説明されることはないであ
ろう。決定回路23は、回路16で供給された検出信号
が、駆動パルスの終了時に第1の状態を取るたびに、数
N1が所定の最小値まで(例えば、1だけ)減少し、そ
れにより、この駆動パルスが、モータ13の回転子を適
正に回転させたことを当該検出信号が示すようにする必
要のあることだけを述べれば十分であろう。同一の場合
に、数N3は、明らかに、1だけ増さなければならな
い。さらに、決定回路23は、当該検出信号が、駆動パ
ルスの終了時に第2の状態を取るたびに、例えば、数N
1が、その最大値まで増大し、それにより、この駆動パ
ルスに応答してモータ13の回転子が適正に回転しなか
ったことを当該検出信号が示すようにしなければならな
い。これと同一の場合において、数N3は、明らかに減
少しなければならない。
れ、選択回路24の入力部E1とE2に接続される。選
択回路24は、当業者にはよく知られている回路である
から、ここでも、詳しく説明されることはない。選択回
路24は、出力部Sと制御入力部Cも含む。さらに、選
択回路24は、その制御入力部Cが「0」状態である
か、「1」状態であるかどうかにより、その出力部S
が、その入力部E1またはE2に接続されるようになっ
ている。言い替えれば、選択回路24の出力部Sの
「0」状態と「1」状態は、その制御入力部Cが「0」
状態であるか、「1」状態であるかどうかにより、数
(−N1)または数N3を形成する。
の第1の入力部E1に接続される。加算回路25はま
た、第2の入力部E2と出力部Sも有する。
いる回路であるから、これもまた、詳しく説明されるこ
とはない。加算回路25は、その出力部Sの「0」状態
または「1」状態を、その入力部E1の「0」状態また
は「1」状態と、その入力部E2の「0」状態または
「1」状態によって形成された2進数の合計に等しくす
るようになっている。
の入力部Eに接続される。レジスタ26はまた、出力部
S、インバータ11の出力部に接続された制御入力部
C、およびリセット入力部Rも有する。
それゆえ、ここで詳しく説明されることはない。レジス
タ26は、その入力部Rが「1」状態にある間、その出
力部Sをすべて、「0」状態に保つようになっている。
さらに、この入力部Rが「0」状態にあるときに、レジ
スタ26の出力部Sは、「1」状態から「0」状態への
制御入力部Cの移行に応答して、その入力部Eと同じ状
態を取る。言い替えれば、その制御入力部Cが「1」状
態から「0」状態に移ると、レジスタ26の出力部Sの
「0」状態と「1」状態によって形成された2進数が、
その入力部Eの「0」状態と「1」状態によって形成さ
れた2進数に等しくなる。後で、明らかになる通り、レ
ジスタ26の出力部Sの「0」状態または「1」状態に
よって形成された2進数は、上に定義された数Mであ
る。
算回路25の入力部E2に接続され、また他方では、比
較回路27の入力部Eに接続される。比較回路27には
出力部Sもあり、この出力部Sは、選択回路24の制御
入力部Cにも、フリップフロップ10のデータ入力部D
にも接続される。比較回路27も公知の回路であるか
ら、この回路も、詳しく説明されることはない。比較回
路27は、その入力部Eの「0」状態と「1」状態によ
って形成された2進数(すなわち、数M)がゼがロより
も大きいときに、その出力部Sが「0」の論理状態とな
るように、また2進数Mがゼロ以下であるときに、出力
部Sが「1」状態となるように構成されている。
信号2cが「1」状態から「0」状態に移る時点をTと
呼ぶ。特に、2つの信号2aと2bも「0」状態に移る
時点T、すなわち駆動パルスの開始の時点を時点T0と
呼ぶ。
ら「1」状態に移る時点を時点Jと呼ぶ。
の出力部Qは「0」状態にあって、レジスタ26のR入
力部が「1」状態にあるようにしている。したがって、
レジスタ26の出力部Sはすべて「0」状態にあって、
出力部のこれらの状態によって形成された数Mがゼロに
等しくなるようにしている。この数Mはなお、時点T0
においてゼロ値を持つことが容易に理解される。したが
って、この数MをM0と呼ぶ。
の直前では、比較回路27の出力部Sとフリップフロッ
プ10のデータ入力部Dは、「1」状態にある。さら
に、選択回路24は、その入力部E2を、その出力部S
に接続して、数N3が、加算回路25の入力部E1に現
れるようにしている。加算回路25の入力部E2に現れ
る数M0はゼロであるから、加算回路25の出力部Sに
現れ、したがって、レジスタ26の入力部Eに現れるも
のも、数N3である。
0の直前では、フリップフロップ4の出力部Qは「1」
状態にあると想定される。
パルスは、128の基本期間に細分されることが容易に
理解される。コイル14が電源15に接続される必要の
あるこれらの基本期間の数N1が、この例では90に等
しいか、あるいは、結局同じことになるが、決定回路2
3の出力部S1に現れる数(−N1)が(−90)に等
しいことが、任意に、また具体的な例として、想定され
る。故に、決定回路23の出力部S2に現れる数N3
は、この例において(128−90)、すなわち38に
等しくなる。この場合に、所望のチョッピング率Hcは
90/128(すなわち、ほとんど0.7)に等しく、
すなわち、図1の例の場合と同じ値を持つことがわか
る。
る信号2aが「0」状態に移り、フリップフロップ3の
出力部Qを「1」状態に遷移させる。同時に、信号2c
も「0」状態に移る。次に、フリップフロップ10の入
力部Dは「1」状態にあるから、フリップフロップ10
の出力部Qも「1」状態に移る。図1の場合と同じく、
このとき、整形回路12は、モータ13のコイル14を
電源15に接続して、コイル14に電流が流れるように
している。
は、「1」状態に移って、レジスタ26の入力部Cが
「0」状態に移るようにしている。このような移行に応
答して、レジスタ26の出力部Sは、このレジスタの入
力部Eの状態を取る。言い替えれば、数Mは、数N3
(すなわち、この例では38)に等しい値M1を取る。
ここで、この数M1はゼロよりも大きいので、比較回路
27の出力部Sは、フリップフロップ10の入力部Dの
通りに、「0」状態を取る。さらに、選択回路24は、
ここで、その入力部E1に現れる数(−N1)を選択
し、この数(−N1)が加算回路25の入力部E1に加
えられるようにしている。したがって、この加算回路2
5の出力部Sは、ここで、N3+(−N1)に等しい
数、すなわち、この例では(38−90)に等しい数、
すなわち(−52)を持つ。
は、再度、「0」状態に移る。入力部Dが、ここで
「0」状態にあるフリップフロップ10の出力部Qも
「0」状態を取り、整形回路12が、電源15からコイ
ル14を切離すようにしている。次の時点J、すなわち
時点J2では、信号2cは、再度、「1」状態に移り、
レジスタ26の入力部Cが「0」状態に移るようにして
いる。したがって、数Mは、このレジスタの入力部Eに
おいて、この時点に現れる数の値、すなわち、この例で
は(−52)である値M2を取る。
回路27の出力部Sは、フリップフロップ10の入力部
Dと同様、再度、「1」状態を取る。したがって、数N
3が、再度、選択回路24により選択され、かつ加算回
路25の入力部E1に加えられる。
れる数は、M2+N3に等しい値、すなわち、この例で
は(−52+38)、すなわち(−14)である。
2cは、再度、「0」状態を取り、入力部Dが、ここで
「1」状態にあるフリップフロップ10の出力部Qも
「1」状態を取るようにしている。したがって、整形回
路12は、再度、コイル14を電源15に接続する。
スタ26の入力部Cは、再度、「0」状態に移り、数M
が、加算回路25の出力部Sに現れる数の値、すなわ
ち、この例では(−14)に等しい値M3を取るように
している。
加算回路25の入力部E1に加えられ、加算回路25の
出力部Sが、ここで、(−14+38)に等しい数、す
なわち24を持つようにしている。
部Qは、次の時点T(すなわち時点T3)でも「1」状
態にとどまって、引続きコイル14を電源15に接続し
ておく。
は24に等しい)を取る。この値は正であるから、ここ
で、数(−N1)が加算回路25の入力部E1に加えら
れ、その加算回路の出力部Sが、(24−90)、すな
わち(−66)に等しい数を持つようにしている。
の正の値M4を持つから、フリップフロップ10の出力
部Qが、再度、時点T4で「0」状態に移り、また整形
回路12が、コイル14を電源15から切離す。
は、信号2bが、再度、時点T128(すなわち、時点
T0から7.8ms後)で「0」状態に移るまで引続き
行われる。
フリップフロップ3の出力部Qの効果は、図1の場合と
事実上同じであって、再び説明されることはない。この
時点T128で「1」状態に移るインバータ9の出力部
の効果は、レジスタ26の出力部Sに現れる数Mが、再
度、その値M0(ゼロに等しいことがわかった)を取る
効果であることに単に気づかれよう。
直後に、検出回路16から受取った検出信号に応答し
て、数N1と数N3に、新たな値を与えるが、この新た
な値は、上述のやり方で決定される。
の装置に関して、図1に示される装置と同じ利点を持ち
ながら、図1に示される装置よりもさらに単純であるこ
とがわかる。
れの駆動パルスは、すべて同じ持続時間を有する或る一
定数の基本期間(本発明では128)に細分されること
がわかる。さらに、実効チョッピング率Heが次の基本
期間の初めに取る値を、それぞれの基本期間に、直接ま
たは間接に計算し、さらに、この値を、所望のチョッピ
ング率Hcの値と比較する。最後に、次の基本期間の初
めに、ステッピングモータのコイルは、上記の比較か
ら、実効チョッピング率Heが所望のチョッピング率H
c以下であることが示されるかどうか、または、実効チ
ョッピング率Heが所望のチョッピング率Hcよりも大
きいかどうかにより、装置に電力を供給する電源に接続
されるか、あるいは、電源から切離される。
に対しては、本発明の範囲を逸脱することなく、多数の
変更を行えることが明らかである。したがって、例え
ば、図1の装置の比較回路21は、実効チョッピング率
Heから所望のチョッピング率Hcを差し引く減算回路
に取替えることができる。このような場合、装置は、こ
の減算の結果を0と比較して、この結果がゼロ以下であ
る場合には「1」状態、またこの結果がゼロよりも大き
い場合には「0」状態を有する信号を、フリップフロッ
プ10の入力部Dに供給する回路も含まなければならな
い。
コイルに印加される各駆動パルスの持続時間は、上記の
例における各駆動パルスの持続時間とは異なる場合があ
る。同様に、各駆動パルスは、上記の例で用いられたも
のとは異なる数の基本期間に細分される。
と、実効チョッピング率Heと所望のチョッピング率H
cとの比較は、上記の例において、各基本期間の真ん中
にある時点Jで行われるが、これらは、基本期間の真ん
中でなく、他の所にある別の時点で行ってもかまわな
い。
する回路は、モータの回転子の回転または非回転を検出
する回路で供給された信号に応答して、所望のチョッピ
ング率Hcが、上述のものとは異なるやり方で変るよう
にすることができる。
の装置でも使用できるが、駆動パルスをモータコイルに
印加させる信号(すなわち、上記の例では信号2a)
は、異なる周期性を持つか、あるいは、周期的でない可
能性もかなりある。
ある。
る。
ロップ、5,6,7,8 ANDゲート、12 駆動パ
ルス整形回路、13 ステッピングモータ、14 コイ
ル、15 電源、16 検出回路、17 決定回路、1
8,19 カウンタ、20 演算回路、21 比較回
路。
Claims (9)
- 【請求項1】 永久磁石と、前記永久磁石に電磁結合さ
れたコイルとを備えた回転子を含むステッピングモータ
を制御する方法であって、前記回転子が1ステップ回転
する必要があるたびに駆動パルスを前記コイルに印加す
るステップであって、その駆動パルスは、前記コイルを
電源に接続している接続期間と、前記コイルを前記電源
から切離している切断期間とを含み、かつその接続期間
の合計時間と駆動パルスの合計時間の比率を所望のチョ
ッピング率(Hc)に等しくしたステップを含む方法で
あって、 それぞれ決められた時点(T)から開始し、少なくとも
ほぼ等しい持続時間を持つ基本期間が第1の数(N2)
だけ連続するように前記駆動パルスを細分するステップ
と、 一方では、前記駆動パルスの開始から経過した基本期間
で、かつ前記接続期間の一部を成すその基本期間の数で
ある第2の数(n1)と、他方では、前記駆動パルスの
開始から経過した前記基本期間の合計数である第3の数
(n2)との比率に等しい実効チョッピング率(He)
を、それぞれの決められた時点(T)で、少なくとも間
接的に決定するステップと、 前記実効チョッピング率(He)と前記所望のチョッピ
ング率(Hc)とを、前記それぞれの決められた時点
(T)で、少なくとも間接的に比較するステップと、 前記比較により、前記実効チョッピング率(He)が、
前記所望のチョッピング率(Hc)以下であることが示
される場合に、前記決められた時点(T)において、前
記コイル(14)を前記電源(15)に接続するステッ
プと、 前記比較により、前記実効チョッピング率(He)が、
前記所望のチョッピング率(Hc)よりも大きいことが
示される場合に、前記それぞれの決められた時点(T)
において、前記コイル(14)を前記電源(15)から
切離すステップと、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記第2の数(n1)と前記第3の数
(n2)は、前記接続期間の一部を形成する基本期間
と、またすべての基本期間を、それぞれ前記駆動パルス
の開始からカウントして得、かつ前記実効チョッピング
率(He)は前記第2の数(n1)を前記第3の数(n
2)で割って得ることを特徴とする請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 比較回路(21)を使って、前記実効チ
ョッピング率(He)を前記所望のチョッピング率(H
c)と直接に比較するステップを含むことを特徴とする
請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 前記実効チョッピング率(He)と前記
所望のチョッピング率(Hc)の引き算を行って、前記
引き算の結果をゼロと比較するステップを含むことを特
徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項5】 常に負である第4の数(−N1)と、常
に正またはゼロである第5の数(N3)を供給するステ
ップを含み、一方では前記第4の数(−N1)の絶対値
(N1)と、他方では前記絶対値(N1)と前記第5の
数(N3)の合計との比率が前記所望のチョッピング率
(Hc)に等しいように、前記第4(−N1)と第5
(N3)の数を定め、 前記実効チョッピング率(He)の前記決定が、前記そ
れぞれの決められた時点(T)において、第7の数と第
8の数の合計に等しい第6の数(M)を計算するステッ
プを含み、前記第7の数を、基本期間の間、前記それぞ
れの決められた時点(T)の直前に、前記第6の数
(M)が持った値に等しくし、また、前記第8の数を、
前記第7の数がゼロよりも大きければ前記第4の数(−
N1)に等しくし、また前記第7の数がゼロ以下であれ
ば前記第5の数(N3)に等しくし、 前記実効チョッピング率(He)と前記所望のチョッピ
ング率(Hc)との前記比較が、前記第6の数(M)と
ゼロとの比較を含む、ことを特徴とする請求項1記載の
方法。 - 【請求項6】 前記所望のチョッピング率(Hc)を決
定する決定手段(16、17;16、23)を含む請求
項1の方法を実施する装置であって前記決められた時点
(T)を明確にする周期細分信号(2c)を、前記駆動
パルスのために発生させる手段(2)と、 前記周期信号(2c)に応答して、前記決められた時点
(T)のそれぞれにおいて、前記実効チョッピング率
(He)を表す変数(He;M)を、少なくとも間接に
計算する計算手段(18〜20;24〜26)と、 前記変数(He;M)に応答して、前記実効チョッピン
グ率(He)と前記所望のチョッピング率(Hc)との
比較信号を発生させる比較手段(21;27)と、 前記比較信号に応答して、前記実効チョッピング率(H
e)が前記所望のチョッピング率(Hc)以下であれ
ば、前記コイル(14)を前記電源(15)に接続し、
また前記実効チョッピング率が前記所望のチョッピング
率(Hc)よりも大きければ、前記コイル(14)を前
記電源(15)から切離す手段(5、6、10、12)
と、を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項7】 前記計算手段(18〜20)が、前記周
期信号(2c)や前記チョッピング信号に応答して前記
第2の数(n1)を生成する第1のカウンタ(18)、
前記周期信号(2c)に応答して前記第3の数(n2)
を生成する第2のカウンタ(19)、前記第2の数(n
1)や前記第3の数(n2)に応答して前記実効チョッ
ピング率(He)を生成する除算回路(20)を含むこ
とを特徴とする請求項6記載の装置。 - 【請求項8】 前記比較手段(21)が、前記実効チョ
ッピング率(He)や前記所望のチョッピング率(H
c)に応答して前記比較信号を生成する比較回路(2
1)を含むことを特徴とする請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 前記決定手段(23)が、常に負である
第4の数(−N1)と、常に正またはゼロである第5の
数(N3)を供給するようになっており、一方では前記
第4の数(−N1)の絶対値(N1)と、他方では前記
絶対値(N1)と前記第5の数(N3)の合計との比率
が前記所望のチョッピング率(Hc)に等しいように、
前記第4(−N1)と第5(N3)の数を定め、 前記計算手段(24〜26)が、前記第4の数(−N
1)を受取る第1の入力部、前記第5の数(N3)を受
取る第2の入力部、および、前記比較信号が第1の状態
または第2の状態を持つかどうかにより、前記第4(−
N1)または前記第5(N3)の数に等しい選択された
数を取る出力部、を備えた選択回路(24)、前記選択
回路(24)の出力部に接続された第1の入力部、第6
の数(M)を受取る第2の入力部、および、それぞれの
決められた時点(T)において、第7の数と第8の数の
合計を持つ出力部であって、前記第7の数を、前記選択
された数に等しくし、また前記第8の数を、基本期間の
間、前記決められた時点(T)の直前に、前記第6の数
(M)が持った値に等しくしている出力部、を備えた加
算回路(25)、前記加算回路(25)の出力部に接続
された入力部と、前記加算回路(25)の第2の入力部
に接続された出力部であって、前記周期信号(2c)に
応答して前記第6の数(M)を取る出力部とを備えたレ
ジスタ(26)、を含み、 前記比較手段(27)が、前記レジスタ(26)の出力
部に接続された入力部と、前記比較信号を供給し、また
前記第6の数(M)がゼロ以下であるかどうか、あるい
は前記第6の数(M)がゼロよりも大きいかどうかによ
り、前記比較信号が、その第1の状態または第2の状態
を取るようになっている出力部とを備えた比較回路(2
7)を含む、ことを特徴とする請求項6記載の装置。
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