JP2000334281A - ポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜およびその製造方法 - Google Patents

ポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜およびその製造方法

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JP2000334281A
JP2000334281A JP11150096A JP15009699A JP2000334281A JP 2000334281 A JP2000334281 A JP 2000334281A JP 11150096 A JP11150096 A JP 11150096A JP 15009699 A JP15009699 A JP 15009699A JP 2000334281 A JP2000334281 A JP 2000334281A
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Kazuyuki Takie
和幸 炊江
Toshio Nakajima
俊夫 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破断強度と破断伸度に優れた良好な取扱性能
を有する、血液透析、血液濾過透析等の人工腎臓に適し
たポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜を提供する。 【解決手段】ポリビニルピロリドンを含有するポリスル
ホン製人工腎臓用中空糸膜において、破断強度が20g
f/本以上、破断伸度が30%以上であるポリスルホン
製人工腎臓用中空糸膜、および、ポリスルホンが少なく
とも15wt%、ポリビニルピロリドンが少なくとも3
wt%およびジメチルアセトアミドからなる紡糸溶液1
00重量部に対して、水を0.5重量部から1.1重量
部含有する紡糸原液、および、水分量45wt%から6
5wt%のジメチルアセトアミド水溶液からなる中空部
形成液を、2重管状ノズルから吐出する中空糸膜の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリビニルピロリ
ドン(PVP)を含有するポリスルホン(PS)製人工
腎臓用中空糸膜に関するものである。更に詳しくは、破
断強度と破断伸度に優れた良好な取扱性能を有する、血
液透析、血液濾過透析等の人工腎臓に適したポリスルホ
ン製人工腎臓用中空糸膜を提供するものである。
【0002】
【従来技術】人工腎臓用中空糸膜は、血液透析や血液濾
過、同時血液透析濾過等により腎不全患者の血液を浄化
するために、現在では広く使用されている。通常、円筒
状の筐体の中に中空糸の膜を多数本収納し、その中空内
部に患者の血液を流し、外部、即ち中空糸間隙部に透析
液を流して、中空糸膜壁を介して透析することによっ
て、血液中の老廃物を除去し、また、中空糸膜を隔てて
圧力差を設け限外濾過によって血液中の余剰水分およ
び、水分とともに血液中の老廃物を除去するものであ
る。
【0003】近年、透析患者の透析アミロイドシスの原
因物質と考えられるβ2-ミクログロブリン(β2MG、
分子量:11,800)をはじめとした比較的中高分子
量領域の有害物質の除去が求められている。一方、人体
にとって有効な成分であるアルブミン(分子量:66,
000)の損失は極力避けなければならない。従って、
シャープな分画分子量曲線を有する中空糸膜が望まれて
いる。
【0004】このように人工腎臓用の中空糸は、素材、
空孔率(中空糸膜中の孔の割合)、孔径、膜厚などが重
要な要因である。この目的の為に、従来から、ポリスル
ホンなどの合成高分子では、例えば特公平2−1869
5号や特公平5−54373号に見られるように、比較
的上記の要求を満たしたものが得られている。しかし、
該合成高分子の膜は高い空孔率を有している為か、ある
いは膜が紡糸原液から凝固液によって凝固する際の状態
に起因するかどうかは不明であるが、中空糸膜の破断強
度および破断伸度が低く、取扱いが大変難しいものであ
った。
【0005】従来より、破断強度の高い人工腎臓用中空
糸膜の素材として再生セルロースが用いられているが、
シャープな分画分子量曲線と中高分子量の透過性を両立
させることは困難であった。
【0006】これらの理由により、従来、ポリスルホン
製の中空糸膜は、物質の透過性能は十分であるが、破断
強度や破断伸度は十分とは言えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような従来技術の問題点を解決することを目的とするも
のであって、破断強度と破断伸度に優れた良好な取扱性
能を有する、血液透析、血液濾過透析等の人工腎臓に適
したポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために以下の構成を有する。
【0009】(1) ポリビニルピロリドンを含有する
ポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜において、破断強度
が20gf/本以上、破断伸度が30%以上であること
を特徴とするポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜。
【0010】(2) ポリビニルピロリドンを含有する
ポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜において、中空糸膜
の内径と外径から求めた中空糸膜断面積に換算し、47
0gf/mm以上、破断伸度が30%以上であること
を特徴とするポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜。
【0011】(3) 前記中空糸膜の内径が150μm
から250μm、膜厚が35μmから55μmであるこ
とを特徴とする(1)または(2)に記載のポリスルホ
ン製人工腎臓用中空糸膜。
【0012】(4) ポリスルホンが少なくとも15w
t%、ポリビニルピロリドンが少なくとも3wt%およ
びジメチルアセトアミドからなる紡糸溶液100重量部
に対して、水を0.5重量部から1.1重量部含有する
紡糸原液、および、水分量45wt%から65wt%の
ジメチルアセトアミド水溶液からなる中空部形成液を、
2重管状ノズルから吐出し、1℃から8℃の水性凝固浴
へ導入して乾湿式紡糸法により紡糸することを特徴とす
るポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜の製造方法。
【0013】(5) 上記紡糸原液においてポリスルホ
ンが15wt%から18wt%、ポリビニルピロリドン
が3wt%から5wt%、ジメチルアセトアミドが77
wt%から82wt%であることを特徴とする(4)に
記載のポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜の製造方法。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明における中空糸膜は、人工
腎臓に用いるものであるので生体の有効成分であるアル
ブミンの損失の少ないものである。具体的には抗凝固さ
れた牛血液(ヘマトクリット30%、血漿総タンパク質
濃度6.5g/dl)を用い、血液流速Qb=200m
l/min、濾過流速Qf=10ml/minで1時間
血液濾過を行ったときのアルブミンの篩係数が0.02
から0.002、好ましくは0.015から0.005
である。篩係数が上限値よりも大きい場合は、血液中の
栄養素としてのアルブミンの機能が低下し、患者の負担
となり、下限値よりも小さい場合は、中高分子量の物質
除去が不足する。
【0015】また、βミクログロブリン(βMG)
の篩係数は、0.5から1.0、好ましくは0.8から
1.0である。尚、測定にはラテックス凝集免疫法を用
いる。測定方法は、抗凝固された牛血液(ヘマトクリッ
ト30%、血漿総タンパク質濃度6.5g/dl)にヒ
トβMGを濃度1200μg/lとなるように添加
し、血液流速Qb=200ml/min、濾過流速Qf
=10ml/minで1時間血液濾過を行い、人工腎臓
の入口側血液、出口側血液および濾液を採取して測定す
る。
【0016】ポリスルホンは、具体的には下記の繰り返
し単位を有する重合体に代表される。
【0017】
【数1】
【0018】数平均分子量は15,000から30,0
00が好ましく、18,000から、23,000がよ
り好ましい。また、本発明の中空糸膜は、孔形成剤とし
て紡糸原液に含有するポリビニルピロリドン(PVP)
が中空糸膜に一部残存している。中空糸膜に残存する該
PVPはPSに対して、好ましくは1wt%から5wt
%である。より好ましくは2wt%から4wt%であ
る。
【0019】また、本発明の中空糸膜の膜壁の構造は、
物質の分離透過特性を担う緻密層と機械特性を担う多孔
層を有する。本発明の中空糸膜の緻密層は中空糸膜内面
に形成される。該多孔層は、機械的に流体圧力に耐えら
れるが、物質の透過抵抗には殆んど影響しないものであ
る。該多孔層は中空糸内面の緻密層から中空糸膜の外面
方向に向かって徐々に大きな孔となり、中空糸膜断面の
内面から外面に向かう途中から、外面に向かって徐々に
小さくなる孔を有する。すなわち、中空糸膜断面におい
て、内面から外面へ向かう途中に最大孔径を有する。
【0020】中空糸膜の膜厚は、一般に物質の透過性か
らみれば薄いのが望ましいが、本発明に係わる人工腎臓
用中空糸膜は、本発明の有する破断強度と破断伸度を生
かして、実際の作業性を向上させるために、30μmか
ら55μmであり、好ましくは35μmから50μmで
ある。膜厚が30μm以下では十分な強度が得られず、
55μm以上では透析効率が低下するという問題点が生
じる。
【0021】また、本発明の中空糸膜の内径は150〜
250μm、更には180〜220μmが好ましい。内
径が150μm以下では中空糸膜の曲折等により血液流
露が狭小化する可能性高くなり、中空糸膜の閉塞を招
く。また内径が250μm以上であると血液流路容量に
比べ血液と接触する膜面積の比が小さくなり、透析や濾
過の効率が低下する。
【0022】本発明の中空糸膜の破断強度は、中空糸膜
1本あたり20g以上であり、好ましくは20g以上3
0g以下である。20g未満では、良好な作業性は得ら
れず、また、あまりに高すぎる場合、中空糸膜全体が緻
密になりすぎている可能性があり、30g以下が好まし
い。また、同様の理由により、本発明の中空糸膜の破断
強度は、中空糸膜の内径と外径から求めた中空糸膜断面
積に換算し、470gf/mm以上である。好ましく
は470gf/mmから710gf/mmである。
破断伸度は30%以上である。好ましくは35%以上、
より好ましくは40%以上である。破断伸度が30%未
満の場合、組立作業あるいは組立後の滅菌、運搬等によ
って膜に加えられる物理的衝撃、温度変化による中空糸
膜の破損の可能性が高くなる。破断強度および破断伸度
は、中空糸膜1本を測定長さ50mm、引き張り速度5
0mm/minで測定する。
【0023】本発明の上記中空糸膜の束を用いて組み立
てた透析器における透水速度(UFR)は、80ml/
hr・mmHg・m 以上600ml/hr・mmH
g・m以下であり、好ましくは100ml/hr・m
mHg・m 以上300ml/hr・mmHg・m
であり、より好ましくは130ml/hr・mmHg・
以上200ml/hr・mmHg・mである。
下限値未満では、尿毒性の中高分子量領域の有害物質の
除去が不十分となり、上限値を越えると透析液側と血液
側の間の物質移動が必要以上に起こってしまう。尚、U
FRの測定法は、透析医学会誌29(8)、1231〜
1245頁、1996の「各種の血液浄化法の機能と適
応−血液浄化器の性能評価法と機能分類」に基づいて行
う。
【0024】本発明の中空糸膜の製造方法は、ポリスル
ホンが少なくとも15wt%、ポリビニルピロリドンが
少なくとも3wt%およびジメチルアセトアミドからな
る紡糸溶液100重量部に対して、水を0.5重量部か
ら1.1重量部の割合で含有する紡糸原液、および、水
分量45wt%から65wt%のジメチルアセトアミド
水溶液からなる中空部形成液を、2重管状ノズルから吐
出し、乾湿式紡糸法により紡糸する。上記紡糸溶液にお
いて好ましくは、ポリスルホンが15wt%から18w
t%、ポリビニルピロリドンが3wt%から5wt%、
ジメチルアセトアミドが77wt%から82wt%であ
る。
【0025】本発明の紡糸原液の水分量は、上記紡糸溶
液100重量部に対して0.5重量部から1.1重量部
である。ポリビニルピロリドンは吸水性が高く、保存中
は環境により一定の水分を含んでいる。従って、本発明
の中空糸膜の製造方法においては、使用するポリビニル
ピロリドンの状態を厳密に制御することにより、紡糸原
液中の水分量を、最終的に0.5重量部から1.1重量
部の割合に調節するものである。理由は不明であるが、
本発明者らは、紡糸原液中の水分量をこの範囲に調節す
ることにより、破断強度および破断伸度がともに優れた
ポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜を得ることができる
ことを解明した。紡糸原液中のさらに好ましい水分量は
0.8重量部から1.05重量部である。紡糸原液中の
水分量が上限値を越えた場合、破断伸度が低下する。ま
た、下限値未満では、ポリビニルピロリドンの保管状態
を調節するための操作が煩雑となり、また、本発明の中
空部形成液の水分量が高いため、紡糸原液が凝固する
際、緻密層の孔径が小さくなりすぎるため、物質除去性
能が低下する。
【0026】また、本発明は中空部形成液に水分量45
wt%から65wt%のジメチルアセトアミド水溶液を
用いる。紡糸原液中の水分量と中空部形成液中の水分量
の組み合わせにより、破断強度および破断伸度がともに
優れた中空糸膜を提供することができる。
【0027】本発明の中空糸膜の製造方法においては、
2重管状の吐出ノズルの外管から上記紡糸原液を、内管
から中空部形成液を同時に空中へ吐出し、水性凝固浴に
導入して凝固させる。その際、1℃から8℃の水性凝固
浴に中空糸膜を導入することが好ましい。さらに好まし
くは4℃から8℃である。
【0028】
【実施例】以下本発明について実施例をあげて更に具体
的に説明する。
【0029】[実施例1]ポリスルホン(アモコ社製:
UDEL P1700)16wt%、ポリビニルピロリ
ドン(BASF社製:コリドン90F)3.5wt%、
ジメチルアセトアミド80.5wt%からなる紡糸溶液
100重量部、水1.0重量部の割合からなる紡糸原液
を調整し、また、水を50wt%含有するジメチルアセ
トアミド溶液を中空部形成液として調整した。2重管状
ノズルの外管(吐出空間の外径0.45mm、内径0.
26mm)より紡糸原液を、内管(吐出空間の外径0.
16mm)より中空部形成液を同時に25℃の空気中に
吐出したのち、5℃の水性(実質的に水のみ)凝固浴に
導入し凝固させた。さらに、30℃から45℃の温水で
洗浄し、枷に巻き取った。その後、中空糸膜の束を作製
し、乾燥した。得られた中空糸膜は、内径197μm、
膜厚43μmであった。
【0030】[実施例2]ポリスルホン(アモコ社製:
UDEL P3500)16wt%、ポリビニルピロリ
ドン(BASF社製:コリドン90F)4.0wt%、
ジメチルアセトアミド80wt%からなる紡糸溶液10
0重量部、水1.0重量部の割合からなる紡糸原液を調
整し、その他の条件は、実施例1と同様にして中空糸膜
を得た。得られた中空糸膜は、内径204μm、膜厚4
5μmであった。
【0031】[比較例1]ポリスルホン(アモコ社製:
UDEL P1700)16wt%、ポリビニルピロリ
ドン(BASF社製:コリドン90F)3.5wt%、
ジメチルアセトアミド80.5wt%からなる紡糸溶液
100重量部、水1.6重量部の割合からなる紡糸原液
を調整し、その他の条件は、実施例1と同様にして中空
糸膜を得た。得られた中空糸膜は、内径198μm、膜
厚44μmであった。
【0032】[比較例2]ポリスルホン(アモコ社製:
UDEL P1700)16wt%、ポリビニルピロリ
ドン(BASF社製:コリドン90F)3.5wt%、
ジメチルアセトアミド80.5wt%からなる紡糸溶液
100重量部、水2.0重量部の割合からなる紡糸原液
を調整し、その他の条件は、実施例1と同様にして中空
糸膜を得た。得られた中空糸膜は、内径200μm、膜
厚44μmであった。
【0033】[実験例1]実施例1、2、および比較例
1、2で得られた中空糸膜の破断強度と破断伸度を、中
空糸膜1本で測定長さ50mm、引き張り速度50mm
/minの条件で測定し、各20本の平均値を求めた。
結果を表1にまとめた。
【0034】
【表1】
【0035】[比較例3]ポリスルホン(アモコ社製:
UDEL P1700)16wt%、ポリビニルピロリ
ドン(BASF社製:コリドン90F)3.5wt%、
ジメチルアセトアミド80.5wt%からなる紡糸溶液
100重量部、水0.3重量部の割合からなる紡糸原液
を調整し、その他の条件は、実施例1と同様にして中空
糸膜を得た。得られた中空糸膜は、内径198μm、膜
厚43μmであった。
【0036】[比較例4]ポリスルホン(アモコ社製:
UDEL P1700)16wt%、ポリビニルピロリ
ドン(BASF社製:コリドン90F)3.5wt%、
ジメチルアセトアミド80.5wt%からなる紡糸溶液
100重量部、水1.0重量部の割合からなる紡糸原液
を調整し、また、水を35wt%含有するジメチルアセ
トアミド溶液を中空部形成液としその他の条件は、実施
例1と同様にして中空糸膜を得た。得られた中空糸膜
は、内径199μm、膜厚45μmであった。
【0037】[実験例2]実施例1、2、および比較例
3、4で得られた中空糸膜を用いて、中空糸膜の内径を
基準とした有効膜面積300cmのミニモジュールを
作製し、前記測定方法に従い牛血液のアルブミン篩係
数、およびβミクログロブリンの篩係数を測定した。
結果を表2にまとめた。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明のポリスルホン製人工腎臓用中空
糸膜は、破断強度および判断伸度に優れ、本発明の中空
糸膜を用いて人工腎臓を組み立てた場合、作業性に優
れ、また、アルブミンの損失が少なく、βミクログロ
ブリンをはじめとする中高分子量の除去物質の高い除去
性能を有するという効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C077 AA05 BB01 KK12 KK13 KK25 LL05 LL22 NN05 NN18 PP15 PP18 4D006 GA13 MA01 MA25 MA31 MA33 MB02 MB06 MB16 MC40X MC62X MC88 NA04 NA10 NA17 NA18 PA05 PB09 PB52 PB59 PC47

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルピロリドンを含有するポリス
    ルホン製人工腎臓用中空糸膜において、破断強度が20
    gf/本以上、破断伸度が30%以上であることを特徴
    とするポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜。
  2. 【請求項2】 ポリビニルピロリドンを含有するポリス
    ルホン製人工腎臓用中空糸膜において、中空糸膜の内径
    と外径から求めた中空糸膜断面積に換算し、470gf
    /mm以上、破断伸度が30%以上であることを特徴
    とするポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜。
  3. 【請求項3】 前記中空糸膜の内径が150μmから2
    50μm、膜厚が35μmから55μmであることを特
    徴とする請求項1または2に記載のポリスルホン製人工
    腎臓用中空糸膜。
  4. 【請求項4】 ポリスルホンが少なくとも15wt%、
    ポリビニルピロリドンが少なくとも3wt%およびジメ
    チルアセトアミドからなる紡糸溶液100重量部に対し
    て、水を0.5重量部から1.1重量部含有する紡糸原
    液、および、水分量45wt%から65wt%のジメチ
    ルアセトアミド水溶液からなる中空部形成液を、2重管
    状ノズルから吐出し、1℃から8℃の水性凝固浴へ導入
    して乾湿式紡糸法により紡糸することを特徴とするポリ
    スルホン製人工腎臓用中空糸膜の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記紡糸溶液においてポリスルホンが1
    5wt%から18wt%、ポリビニルピロリドンが3w
    t%から5wt%、ジメチルアセトアミドが77wt%
    から82wt%であることを特徴とする請求項4に記載
    のポリスルホン製人工腎臓用中空糸膜の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010227932A (ja) * 2005-10-13 2010-10-14 Asahi Kasei Chemicals Corp 多孔性多層中空糸膜及びその製造方法
US9616393B2 (en) 2007-12-06 2017-04-11 Asahi Kasei Medical Co., Ltd. Porous hollow fiber membrane for treating blood

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