JP2000334537A - 閉塞鍛造成形方法および閉塞鍛造成形装置 - Google Patents
閉塞鍛造成形方法および閉塞鍛造成形装置Info
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- JP2000334537A JP2000334537A JP2000077445A JP2000077445A JP2000334537A JP 2000334537 A JP2000334537 A JP 2000334537A JP 2000077445 A JP2000077445 A JP 2000077445A JP 2000077445 A JP2000077445 A JP 2000077445A JP 2000334537 A JP2000334537 A JP 2000334537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要最小限の成形力で精度よく型およびパン
チに多大な負荷をかけることなく閉塞鍛造をおこなう方
法および閉塞鍛造装置を提供すること。 【解決手段】 閉空間内部に配置された材料を該閉空間
の内壁の一部により加圧して、前記閉空間内に充填する
ようにした閉塞鍛造方法において、前記材料の体積が第
1の体積以下である場合には、前記内壁の一部を第1の
位置まで進出させることにより前記閉空間容積を前記第
1の体積と同等にし、前記材料の体積が前記第1の体積
より大きい場合には、前記内壁の一部を第1の位置まで
進出させると共に、前記閉空間の内壁の他の部分を後退
させ、前記閉空間容積を前記材料の体積と同等にする。
チに多大な負荷をかけることなく閉塞鍛造をおこなう方
法および閉塞鍛造装置を提供すること。 【解決手段】 閉空間内部に配置された材料を該閉空間
の内壁の一部により加圧して、前記閉空間内に充填する
ようにした閉塞鍛造方法において、前記材料の体積が第
1の体積以下である場合には、前記内壁の一部を第1の
位置まで進出させることにより前記閉空間容積を前記第
1の体積と同等にし、前記材料の体積が前記第1の体積
より大きい場合には、前記内壁の一部を第1の位置まで
進出させると共に、前記閉空間の内壁の他の部分を後退
させ、前記閉空間容積を前記材料の体積と同等にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉塞鍛造成形方法
および閉塞鍛造成形装置に関する。
および閉塞鍛造成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、閉塞鍛造成形方法においては、素
材の体積が目標とする鍛造完成品の体積より小さいと、
材料の未充填が生じて寸法精度が出ないため、素材の体
積を、目標とする鍛造完成品の体積より大きくすること
が行われていた。
材の体積が目標とする鍛造完成品の体積より小さいと、
材料の未充填が生じて寸法精度が出ないため、素材の体
積を、目標とする鍛造完成品の体積より大きくすること
が行われていた。
【0003】一方、このように鍛造素材の体積を大きく
した場合、鍛造工程終了前に、成形キャビティ内が閉塞
状態となり、型やパンチに多大な負荷がかかるので、型
やパンチの耐久性に問題があった。
した場合、鍛造工程終了前に、成形キャビティ内が閉塞
状態となり、型やパンチに多大な負荷がかかるので、型
やパンチの耐久性に問題があった。
【0004】この問題に対処するため、特公昭58−8
4632に超塑性金属による密閉型鍛造方法が記載され
ている。この鍛造法においては、鍛造成形途中に成形力
がある値になったところで、型の一部に設けられた可動
部分の移動により、型内部に充填空隙部を形成させ、そ
こへ余剰の金属を流入させ、後にこの余剰部分を除去す
ることにより寸法精度を高めるとの記載がある。
4632に超塑性金属による密閉型鍛造方法が記載され
ている。この鍛造法においては、鍛造成形途中に成形力
がある値になったところで、型の一部に設けられた可動
部分の移動により、型内部に充填空隙部を形成させ、そ
こへ余剰の金属を流入させ、後にこの余剰部分を除去す
ることにより寸法精度を高めるとの記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の公報に記載の鍛
造法においては、鍛造完了時に閉空間内に空隙が生じて
いるため、捨て代3a側に材料が余剰に流れ、成形品本
体側に未充填部分が生じていた。
造法においては、鍛造完了時に閉空間内に空隙が生じて
いるため、捨て代3a側に材料が余剰に流れ、成形品本
体側に未充填部分が生じていた。
【0006】また、余剰の金属が空隙部へ流入する際
に、金属の流動方向に対して拘束がないため、金属が空
隙部へ流入する際に、成型キャビティと空隙部の間の摩
擦に起因する割れ欠陥を発生する可能性がある。
に、金属の流動方向に対して拘束がないため、金属が空
隙部へ流入する際に、成型キャビティと空隙部の間の摩
擦に起因する割れ欠陥を発生する可能性がある。
【0007】本発明の目的は、素材の体積が目標とする
鍛造完成品の体積より大きくても、型やパンチに過剰な
負荷がかかることなく、かつ鍛造完了時における材料の
未充填を可及的に低減する閉塞鍛造方法を提供すること
にある。
鍛造完成品の体積より大きくても、型やパンチに過剰な
負荷がかかることなく、かつ鍛造完了時における材料の
未充填を可及的に低減する閉塞鍛造方法を提供すること
にある。
【0008】本発明の他の目的は、素材の体積が目標と
する鍛造完成品の体積より大きくても、型やパンチに過
剰な負荷がかかることなく、かつ鍛造完了時における材
料の割れ欠陥を可及的に低減する閉塞鍛造装置を提供す
ることにある。
する鍛造完成品の体積より大きくても、型やパンチに過
剰な負荷がかかることなく、かつ鍛造完了時における材
料の割れ欠陥を可及的に低減する閉塞鍛造装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、閉
空間内部に配置された材料を該閉空間の内壁の一部によ
り加圧して、前記閉空間内に充填するようにした閉塞鍛
造方法において、前記材料の体積が第1の体積以下であ
る場合には、前記内壁の一部を第1の位置まで進出させ
ることにより前記閉空間容積を前記第1の体積と同等に
し、前記材料の体積が前記第1の体積より大きい場合に
は、前記内壁の一部を第1の位置まで進出させると共
に、前記閉空間の内壁の他の部分を後退させ、前記閉空
間容積を前記材料の体積と同等にする閉塞鍛造方法を提
供することにより、例えば型内に配置した材料の体積が
当初狙いの製品の体積を超えていたとしても、型内の閉
空間の体積を材料の体積の方に合わせることができるの
で、型やパンチに不要な力がかかることなく且つ充填不
良も起すこと無く鍛造成形することができる。
空間内部に配置された材料を該閉空間の内壁の一部によ
り加圧して、前記閉空間内に充填するようにした閉塞鍛
造方法において、前記材料の体積が第1の体積以下であ
る場合には、前記内壁の一部を第1の位置まで進出させ
ることにより前記閉空間容積を前記第1の体積と同等に
し、前記材料の体積が前記第1の体積より大きい場合に
は、前記内壁の一部を第1の位置まで進出させると共
に、前記閉空間の内壁の他の部分を後退させ、前記閉空
間容積を前記材料の体積と同等にする閉塞鍛造方法を提
供することにより、例えば型内に配置した材料の体積が
当初狙いの製品の体積を超えていたとしても、型内の閉
空間の体積を材料の体積の方に合わせることができるの
で、型やパンチに不要な力がかかることなく且つ充填不
良も起すこと無く鍛造成形することができる。
【0010】請求項2においては、請求項1記載の閉塞
鍛造方法において、前記閉空間容積を前記材料の体積と
同等にして成形した場合に、その成形物の体積が前記第
1の体積と同等になるように余剰部分を除去する工程を
有する閉塞鍛造方法を提供することにより、請求項1で
の効果に加えて、型内に配置した材料の体積が当初狙い
の製品の体積を超えていたとしても、その超えた部分を
除去することで所望の製品形状とすることが容易にな
る。
鍛造方法において、前記閉空間容積を前記材料の体積と
同等にして成形した場合に、その成形物の体積が前記第
1の体積と同等になるように余剰部分を除去する工程を
有する閉塞鍛造方法を提供することにより、請求項1で
の効果に加えて、型内に配置した材料の体積が当初狙い
の製品の体積を超えていたとしても、その超えた部分を
除去することで所望の製品形状とすることが容易にな
る。
【0011】請求項3においては、 閉空間内部に配置
された材料を該閉空間の内壁の一部により加圧して、前
記閉空間内に充填するようにした閉塞鍛造方法におい
て、前記内壁の一部を第1の位置まで進出させることに
より前記閉空間内への材料の充填が完了すると共に、前
記第1の位置まで前記内壁の一部を進出していく際の前
記閉空間の内圧が、第1の圧力よりも大きい場合には、
前記閉空間の内壁の他の部分を後退させ、前記第1の位
置まで前記内壁の一部を進出していく際の前記閉空間の
内圧が、第1の圧力以下である場合には、前記閉空間の
内壁の他の部分を後退させない閉塞鍛造方法を提供する
ことにより、例えば型内に配置した材料の体積が当初狙
いの製品の体積を超えていたとしても、型内の閉空間の
体積を材料の体積の方に合わせることができるので、型
やパンチに不要な力がかかることなく且つ充填不良も起
すこと無く鍛造成形することができる。又、内圧に応じ
て型内の閉空間の体積を可変にしているので、設定する
第1の圧力以上に内圧が上昇しないので、型の損傷等の
低減を図ることもできる。
された材料を該閉空間の内壁の一部により加圧して、前
記閉空間内に充填するようにした閉塞鍛造方法におい
て、前記内壁の一部を第1の位置まで進出させることに
より前記閉空間内への材料の充填が完了すると共に、前
記第1の位置まで前記内壁の一部を進出していく際の前
記閉空間の内圧が、第1の圧力よりも大きい場合には、
前記閉空間の内壁の他の部分を後退させ、前記第1の位
置まで前記内壁の一部を進出していく際の前記閉空間の
内圧が、第1の圧力以下である場合には、前記閉空間の
内壁の他の部分を後退させない閉塞鍛造方法を提供する
ことにより、例えば型内に配置した材料の体積が当初狙
いの製品の体積を超えていたとしても、型内の閉空間の
体積を材料の体積の方に合わせることができるので、型
やパンチに不要な力がかかることなく且つ充填不良も起
すこと無く鍛造成形することができる。又、内圧に応じ
て型内の閉空間の体積を可変にしているので、設定する
第1の圧力以上に内圧が上昇しないので、型の損傷等の
低減を図ることもできる。
【0012】請求項4においては、前記内壁の一部を前
記第1の位置まで進出させる過程において、前記閉空間
の内圧変動が過渡状態の場合には、前記閉空間の内圧が
前記第1の圧力よりも大きい場合でも、前記閉空間の内
壁の他の部分を後退させず、前記閉空間の内圧変動が定
常状態の場合には、前記閉空間の内圧が前記第1の圧力
よりも大きい場合、前記閉空間の内壁の他の部分を後退
させてなる請求項3記載の閉塞鍛造方法を提供すること
により、例えば鍛造工程の初期において、集中的に圧力
が上昇するような場合であって内壁の他の部分を後退さ
せない方がよい場合に正常に成形ができるようにするこ
とができる。
記第1の位置まで進出させる過程において、前記閉空間
の内圧変動が過渡状態の場合には、前記閉空間の内圧が
前記第1の圧力よりも大きい場合でも、前記閉空間の内
壁の他の部分を後退させず、前記閉空間の内圧変動が定
常状態の場合には、前記閉空間の内圧が前記第1の圧力
よりも大きい場合、前記閉空間の内壁の他の部分を後退
させてなる請求項3記載の閉塞鍛造方法を提供すること
により、例えば鍛造工程の初期において、集中的に圧力
が上昇するような場合であって内壁の他の部分を後退さ
せない方がよい場合に正常に成形ができるようにするこ
とができる。
【0013】請求項5においては、前記閉空間の内壁の
他の部分が後退するのを妨げる方向に付勢する付勢手段
を設けると共に、前記内圧変動が過渡状態から定常状態
に移行した場合、前記付勢手段の付勢力を小さくしてな
る請求項4記載の閉塞鍛造方法を提供することにより、
例えば鍛造工程の初期において、集中的に圧力が上昇す
るような場合であって内壁の他の部分を後退させない方
がよい場合には、前記付勢力により前記内壁の他の部分
が後退するのを妨げることができ、鍛造工程の後期にお
いて前記内壁の他の部分を後退させるべき時には、前記
付勢手段の付勢力を小さくすることにより該部分を後退
させることができ、正常に成形ができるようにすること
ができる。
他の部分が後退するのを妨げる方向に付勢する付勢手段
を設けると共に、前記内圧変動が過渡状態から定常状態
に移行した場合、前記付勢手段の付勢力を小さくしてな
る請求項4記載の閉塞鍛造方法を提供することにより、
例えば鍛造工程の初期において、集中的に圧力が上昇す
るような場合であって内壁の他の部分を後退させない方
がよい場合には、前記付勢力により前記内壁の他の部分
が後退するのを妨げることができ、鍛造工程の後期にお
いて前記内壁の他の部分を後退させるべき時には、前記
付勢手段の付勢力を小さくすることにより該部分を後退
させることができ、正常に成形ができるようにすること
ができる。
【0014】請求項6においては、前記内圧変動が過渡
状態であるか定常状態であるかの判別は、前記閉空間の
内壁の一部の位置検出に基づき行う請求項4又は5記載
の閉塞鍛造方法を提供することにより、鍛造工程の進行
状況を正確に把握でき、請求項4又は5記載の効果を更
に高めることができる。
状態であるか定常状態であるかの判別は、前記閉空間の
内壁の一部の位置検出に基づき行う請求項4又は5記載
の閉塞鍛造方法を提供することにより、鍛造工程の進行
状況を正確に把握でき、請求項4又は5記載の効果を更
に高めることができる。
【0015】請求項7においては、前記内圧変動が過渡
状態であるか定常状態であるかの判別は、前記閉空間の
内壁の一部を移動させた後の経過時間に基づき行う請求
項4又は5記載の閉塞鍛造方法を提供することにより、
圧力測定が困難な状況であったり、前記内壁の一部の位
置検出が困難な状況であっても、前記内壁の他の部分の
移動が的確に把握でき、請求項4又は5記載の効果を更
に高めることができる。
状態であるか定常状態であるかの判別は、前記閉空間の
内壁の一部を移動させた後の経過時間に基づき行う請求
項4又は5記載の閉塞鍛造方法を提供することにより、
圧力測定が困難な状況であったり、前記内壁の一部の位
置検出が困難な状況であっても、前記内壁の他の部分の
移動が的確に把握でき、請求項4又は5記載の効果を更
に高めることができる。
【0016】請求項8においては、内壁の他の部分は、
内壁の一部が第1の位置に進出する前に、材料を加圧し
ながら第2の位置まで進出してきたものである請求項1
〜7の何れか記載の閉塞鍛造方法を提供することによ
り、内壁の他の部分で加圧した後、内壁の一部で加圧す
ることになるため、素材形状等によらずに材料の充填を
より確実にすることができる。
内壁の一部が第1の位置に進出する前に、材料を加圧し
ながら第2の位置まで進出してきたものである請求項1
〜7の何れか記載の閉塞鍛造方法を提供することによ
り、内壁の他の部分で加圧した後、内壁の一部で加圧す
ることになるため、素材形状等によらずに材料の充填を
より確実にすることができる。
【0017】請求項9においては、閉空間を有し、該閉
空間内部に配置された材料を該閉空間の内壁の一部によ
り加圧する鍛造型において、前記閉空間の内壁の他の部
分を後退可能にしてなる鍛造型を提供することにより、
例えば型内に配置した材料の体積が当初狙いの製品の体
積を超えていたとしても、型内の閉空間の体積を材料の
体積の方に合わせることができるので、型やパンチに不
要な力がかかることなく且つ充填不良も起すこと無く鍛
造成形することができる。
空間内部に配置された材料を該閉空間の内壁の一部によ
り加圧する鍛造型において、前記閉空間の内壁の他の部
分を後退可能にしてなる鍛造型を提供することにより、
例えば型内に配置した材料の体積が当初狙いの製品の体
積を超えていたとしても、型内の閉空間の体積を材料の
体積の方に合わせることができるので、型やパンチに不
要な力がかかることなく且つ充填不良も起すこと無く鍛
造成形することができる。
【0018】請求項10においては、前記後退可能にし
た部分は、所定の付勢力により保持されてなる請求項9
記載の鍛造型を提供することにより、内圧に応じて前記
後退可能にした部分をコントロールできるので、例えば
型内に配置した材料の体積が当初狙いの製品の体積を超
えていたとしても、型内の閉空間の体積を材料の体積の
方に合わせることができるので、型やパンチに不要な力
がかかることなく且つ充填不良も起すこと無く鍛造成形
することができる。又、内圧に応じて型内の閉空間の体
積を可変にしているので、設定する第1の圧力以上に内
圧が上昇しないので、型の損傷等の低減を図ることもで
きる。
た部分は、所定の付勢力により保持されてなる請求項9
記載の鍛造型を提供することにより、内圧に応じて前記
後退可能にした部分をコントロールできるので、例えば
型内に配置した材料の体積が当初狙いの製品の体積を超
えていたとしても、型内の閉空間の体積を材料の体積の
方に合わせることができるので、型やパンチに不要な力
がかかることなく且つ充填不良も起すこと無く鍛造成形
することができる。又、内圧に応じて型内の閉空間の体
積を可変にしているので、設定する第1の圧力以上に内
圧が上昇しないので、型の損傷等の低減を図ることもで
きる。
【0019】請求項11においては、前記付勢力は可変
である請求項10記載の鍛造型を提供することにより、
例えば鍛造工程の初期において、集中的に圧力が上昇す
るような場合であって内壁の他の部分を後退させない方
がよい場合には、前記付勢力により前記内壁の他の部分
が後退するのを妨げることができ、鍛造工程の後期にお
いて前記内壁の他の部分を後退させるべき時には、前記
付勢手段の付勢力を小さくすることにより該部分を交代
させることができ、正常に成形ができるようにすること
ができる。
である請求項10記載の鍛造型を提供することにより、
例えば鍛造工程の初期において、集中的に圧力が上昇す
るような場合であって内壁の他の部分を後退させない方
がよい場合には、前記付勢力により前記内壁の他の部分
が後退するのを妨げることができ、鍛造工程の後期にお
いて前記内壁の他の部分を後退させるべき時には、前記
付勢手段の付勢力を小さくすることにより該部分を交代
させることができ、正常に成形ができるようにすること
ができる。
【0020】請求項12においては、前記内壁の他の部
分は前記内壁の一部と連動して後退可能である請求項9
乃至11いずれか1項記載の鍛造型を提供することによ
り、鍛造工程の進行に合わせた的確な鍛造を実現でき、
請求項9乃至11の効果を更に高めることができる。
分は前記内壁の一部と連動して後退可能である請求項9
乃至11いずれか1項記載の鍛造型を提供することによ
り、鍛造工程の進行に合わせた的確な鍛造を実現でき、
請求項9乃至11の効果を更に高めることができる。
【0021】請求項14においては、前記内壁の一部は
油圧にて付勢されている請求項8乃至12いずれか1項
記載の鍛造型を提供することにより、請求項9乃至13
の内壁の一部の移動のコントロールが容易になる。
油圧にて付勢されている請求項8乃至12いずれか1項
記載の鍛造型を提供することにより、請求項9乃至13
の内壁の一部の移動のコントロールが容易になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願の閉塞鍛造方法と閉塞
鍛造装置の実施の形態について図1〜図3,図6を参照
して説明する。
鍛造装置の実施の形態について図1〜図3,図6を参照
して説明する。
【0023】この閉塞鍛造装置は、図示しない本体フレ
ームと、この本体フレームに設けた下型2、この下型に
対向させて本体フレームに設けた上型3とを有する。下
型2は下ダイス4と、ダイスピン5と、ダイスピン5を
保持し且つ昇降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有
する。下ダイス4は固定的に配置され、下ダイス4の上
面11は水平な面に形成され、この下ダイス4の中央部
には縦向きの円形断面のピン挿通穴6であって余剰素材
を流入させるためのピン挿通穴6が形成されている。ダ
イスピン5はピン挿通穴6に上下摺動自在に装着されて
いる。
ームと、この本体フレームに設けた下型2、この下型に
対向させて本体フレームに設けた上型3とを有する。下
型2は下ダイス4と、ダイスピン5と、ダイスピン5を
保持し且つ昇降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有
する。下ダイス4は固定的に配置され、下ダイス4の上
面11は水平な面に形成され、この下ダイス4の中央部
には縦向きの円形断面のピン挿通穴6であって余剰素材
を流入させるためのピン挿通穴6が形成されている。ダ
イスピン5はピン挿通穴6に上下摺動自在に装着されて
いる。
【0024】前記ピン挿入穴6に対応する部位におい
て、下ダイス4の上面付近には下成形孔7がピン挿通穴
6の上端に連通状に成形されている。第1油圧シリンダ
19は、ダイスピン5の下方に縦向きに配設され、第1
油圧シリンダー19のピストンロッド19aの上端部が
ダイスピン5に当接されている。第1油圧シリンダ19
によりダイスピン5を図1,図2に図示の位置に保持し
たり、ダイスピン5に保持力を付加しつつ降下させた
り、成型後の成型物をエジェクトするためにダイスピン
5を上昇動作させたりすることが可能である。
て、下ダイス4の上面付近には下成形孔7がピン挿通穴
6の上端に連通状に成形されている。第1油圧シリンダ
19は、ダイスピン5の下方に縦向きに配設され、第1
油圧シリンダー19のピストンロッド19aの上端部が
ダイスピン5に当接されている。第1油圧シリンダ19
によりダイスピン5を図1,図2に図示の位置に保持し
たり、ダイスピン5に保持力を付加しつつ降下させた
り、成型後の成型物をエジェクトするためにダイスピン
5を上昇動作させたりすることが可能である。
【0025】上型3は、上ダイス8と、上アウターパン
チ9と、上ダイス8を昇降駆動するメイン油圧シリンダ
20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダに相当
する)とを有する。上ダイス8は、本体フレームに形成
されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイド部を介し
て鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シリンダ20
により昇降駆動できるようになっている。
チ9と、上ダイス8を昇降駆動するメイン油圧シリンダ
20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダに相当
する)とを有する。上ダイス8は、本体フレームに形成
されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイド部を介し
て鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シリンダ20
により昇降駆動できるようになっている。
【0026】上ダイス8の下面10は、下ダイス4の上
面11に当接する水平面に形成され、この上ダイス8の
中央部には、上アウターパンチ9が上ダイス8と一体的
に下方突出状に形成されている。また、上アウターパン
チ9の中央下部付近には成形孔12が形成されている。
面11に当接する水平面に形成され、この上ダイス8の
中央部には、上アウターパンチ9が上ダイス8と一体的
に下方突出状に形成されている。また、上アウターパン
チ9の中央下部付近には成形孔12が形成されている。
【0027】次に、この閉塞鍛造装置1の油圧制御装置
18について説明する。第6図に示すように、この油圧
制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1つ又
は複数のメイン油圧シリンダ20と第1油圧シリンダ1
9と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供給装
置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタンク
等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および電磁
比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複数の
検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁類
(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット2
9とが設けられている。
18について説明する。第6図に示すように、この油圧
制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1つ又
は複数のメイン油圧シリンダ20と第1油圧シリンダ1
9と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供給装
置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタンク
等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および電磁
比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複数の
検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁類
(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット2
9とが設けられている。
【0028】複動型のメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aは上ダイス8に連結され、複動型の第1
油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイスピン
5に当接されている。電磁方向切換弁23はメイン油圧
シリンダ20へ油圧を給排する油路に介設され、電磁方
向切換弁24は第1油圧シリンダ19へ油圧を給排する
油路に介設され、これら電磁方向切換弁23,24は制
御ユニット29により制御される。
ンロッド20aは上ダイス8に連結され、複動型の第1
油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイスピン
5に当接されている。電磁方向切換弁23はメイン油圧
シリンダ20へ油圧を給排する油路に介設され、電磁方
向切換弁24は第1油圧シリンダ19へ油圧を給排する
油路に介設され、これら電磁方向切換弁23,24は制
御ユニット29により制御される。
【0029】電磁比例リリーフ弁26は、第1油圧シリ
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。
【0030】複数の検出スイッチ類28は、上ダイス8
の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチ等を含
む。尚、制御ユニット29は、マイクロコンピュータと
入出力インターフェースを有し、マイクロコンピュータ
のROMには、検出スイッチ類28からの検出信号に基
づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜25,2
6,27)を制御する制御プラグラムが予め入力格納さ
れている。
の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチ等を含
む。尚、制御ユニット29は、マイクロコンピュータと
入出力インターフェースを有し、マイクロコンピュータ
のROMには、検出スイッチ類28からの検出信号に基
づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜25,2
6,27)を制御する制御プラグラムが予め入力格納さ
れている。
【0031】前記構成にて鍛造素材13を鍛造する方法
について、第1図〜第6図を参照して説明する。
について、第1図〜第6図を参照して説明する。
【0032】最初、第1図に示すように上ダイス8を上
限位置に保持し、下ダイス4の成型孔7に鍛造素材13
をセットする。
限位置に保持し、下ダイス4の成型孔7に鍛造素材13
をセットする。
【0033】次に、ダイスピン5に、鍛造素材13が成
型キャビティC1に充満するときにダイスピン5にかか
る荷重よりも大きな保持力をダイスピン5に付加し、第
1図に示す所定位置に保持する。この場合、電磁比例リ
リーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設定し、電磁方向
切換弁24と第1油圧シリンダ19を介して、ダイスピ
ン5の上端が第1図に示すように、成型孔7の下端と同
一面となるようにダイスピン5の高さ位置を設定してか
ら電磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
型キャビティC1に充満するときにダイスピン5にかか
る荷重よりも大きな保持力をダイスピン5に付加し、第
1図に示す所定位置に保持する。この場合、電磁比例リ
リーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設定し、電磁方向
切換弁24と第1油圧シリンダ19を介して、ダイスピ
ン5の上端が第1図に示すように、成型孔7の下端と同
一面となるようにダイスピン5の高さ位置を設定してか
ら電磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
【0034】次に、電磁比例リリーフ弁26の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁23を切
り換え、メイン油圧シリンダ20のピストンロッド20
aを下降駆動する事により上ダイス8を下降駆動し鍛造
素材13を鍛造加工する。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁23を切
り換え、メイン油圧シリンダ20のピストンロッド20
aを下降駆動する事により上ダイス8を下降駆動し鍛造
素材13を鍛造加工する。
【0035】第2図は、鍛造途中に、ダイスピン5にか
かる荷重がダイスピン5の保持力と等しくなった状態を
示す。さらに上ダイス8が下降駆動し、ダイスピン5に
かかる荷重が、ダイスピン5の保持力よりも大きくなる
と、第3図のように、余剰の鍛造素材13aは、ダイス
ピン5に当接し、ダイスピン5の保持力にうち勝ち、ダ
イスピン5を後退させピン挿通穴6に流入し捨て代13
aを形成する。そして、上ダイス8が所定の位置へ移動
したところで加工は終わり鍛造素材13は所定の寸法に
加工される。なお、ダイスピン5を後退させることによ
り形成されたピン挿通穴部にできた鍛造素材13の捨て
代13aは後で除去すればよい。
かる荷重がダイスピン5の保持力と等しくなった状態を
示す。さらに上ダイス8が下降駆動し、ダイスピン5に
かかる荷重が、ダイスピン5の保持力よりも大きくなる
と、第3図のように、余剰の鍛造素材13aは、ダイス
ピン5に当接し、ダイスピン5の保持力にうち勝ち、ダ
イスピン5を後退させピン挿通穴6に流入し捨て代13
aを形成する。そして、上ダイス8が所定の位置へ移動
したところで加工は終わり鍛造素材13は所定の寸法に
加工される。なお、ダイスピン5を後退させることによ
り形成されたピン挿通穴部にできた鍛造素材13の捨て
代13aは後で除去すればよい。
【0036】この成形中において、ダイスピン5に、鍛
造素材13が成型キャビティC1に充満するときにダイ
スピン5にかかる荷重よりも大きな保持力を付加してい
る。なお、ダイスピン5を保持する保持手段として第1
油圧シリンダ19を用い、その油圧シリンダ19の油圧
を様々に設定することができるので、鍛造素材13が成
形キャビティC1に充満するとき、ダイスピン5にかか
る荷重は、簡単に把握できる。よって、必要最小限の成
形力で鍛造がおこなえる。
造素材13が成型キャビティC1に充満するときにダイ
スピン5にかかる荷重よりも大きな保持力を付加してい
る。なお、ダイスピン5を保持する保持手段として第1
油圧シリンダ19を用い、その油圧シリンダ19の油圧
を様々に設定することができるので、鍛造素材13が成
形キャビティC1に充満するとき、ダイスピン5にかか
る荷重は、簡単に把握できる。よって、必要最小限の成
形力で鍛造がおこなえる。
【0037】前記の鍛造成形終了後に、上型3を上限位
置に復帰させ、ダイスピン5を上限位置まで上昇させる
ことにより、鍛造素材13を下型2から取り出すものと
する。
置に復帰させ、ダイスピン5を上限位置まで上昇させる
ことにより、鍛造素材13を下型2から取り出すものと
する。
【0038】第4図は以上のようにして鍛造された製品
の斜視図及び断面図であり、第5図は、成形後に切削等
の後加工により捨て代13aを除去して完成した製品の
斜視図及び断面図である。
の斜視図及び断面図であり、第5図は、成形後に切削等
の後加工により捨て代13aを除去して完成した製品の
斜視図及び断面図である。
【0039】以上の鍛造法によれば、鍛造素材13が成
型キャビティC1に充満するときにダイスピン5にかか
る荷重よりも大きな保持力をダイスピン5に付加してい
るので、鍛造素材13は成形キャビティC1の細部まで
確実に充満し、余剰鍛造素材はピン挿通穴6に流入す
る。よって、欠肉が発生しない。
型キャビティC1に充満するときにダイスピン5にかか
る荷重よりも大きな保持力をダイスピン5に付加してい
るので、鍛造素材13は成形キャビティC1の細部まで
確実に充満し、余剰鍛造素材はピン挿通穴6に流入す
る。よって、欠肉が発生しない。
【0040】鍛造途中に、充満状態になった場合でも余
剰鍛造素材13aは、ダイスピン5に当接し、ダイスピ
ン5の保持力にうち勝ち、ダイスピン5を移動させなが
ら第3図のようにピン挿通穴6へ流入するので、密閉高
圧状態に起因する鍛造の中断は発生せず、型への負荷も
低減できる。
剰鍛造素材13aは、ダイスピン5に当接し、ダイスピ
ン5の保持力にうち勝ち、ダイスピン5を移動させなが
ら第3図のようにピン挿通穴6へ流入するので、密閉高
圧状態に起因する鍛造の中断は発生せず、型への負荷も
低減できる。
【0041】また、鍛造の中断は発生せず最終工程まで
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代13a)を除
去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることがで
きる。
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代13a)を除
去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることがで
きる。
【0042】前もって、鍛造素材13の厳密な重量管理
をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように捨
て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように捨
て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
【0043】ダイスピン5に保持力を持たせることで、
余剰鍛造素材13aの流動方向に対し逆方向の圧力を付
加することになるので、成型孔7とピン挿通穴6の入口
付近の間に作用する摩擦力に起因する割れ欠陥も発生し
にくい。
余剰鍛造素材13aの流動方向に対し逆方向の圧力を付
加することになるので、成型孔7とピン挿通穴6の入口
付近の間に作用する摩擦力に起因する割れ欠陥も発生し
にくい。
【0044】ダイスピン5を保持する保持手段として第
1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ19
の圧力を変化させてダイスピン5の保持力を変化させる
ので、ダイスピン5の保持力を適宜調節することができ
る。
1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ19
の圧力を変化させてダイスピン5の保持力を変化させる
ので、ダイスピン5の保持力を適宜調節することができ
る。
【0045】図7〜図12は第2実施例を示している。
第2実施例について図6、図7〜図12を参照して説明
する。
第2実施例について図6、図7〜図12を参照して説明
する。
【0046】この閉塞鍛造装置30は、図示しない本体
フレームと、この本体フレームに設けた下型31、この
下型31に対向させて本体フレームに設けた上型32と
を有する。下型31は、下ダイス33と、ダイスピン3
4と、ダイスピン34を保持し且つ昇降駆動可能な第1
油圧シリンダ19とを有する。下ダイス33は固定的に
配置され、下ダイス33の上面42は水平な面に形成さ
れ、この下ダイス33の中央部には縦向きの円形断面の
ピン挿通穴35であって余剰素材を流入させるためのピ
ン挿通穴35が形成されている。ダイスピン34はピン
挿通穴35に上下摺動自在に装着されている。
フレームと、この本体フレームに設けた下型31、この
下型31に対向させて本体フレームに設けた上型32と
を有する。下型31は、下ダイス33と、ダイスピン3
4と、ダイスピン34を保持し且つ昇降駆動可能な第1
油圧シリンダ19とを有する。下ダイス33は固定的に
配置され、下ダイス33の上面42は水平な面に形成さ
れ、この下ダイス33の中央部には縦向きの円形断面の
ピン挿通穴35であって余剰素材を流入させるためのピ
ン挿通穴35が形成されている。ダイスピン34はピン
挿通穴35に上下摺動自在に装着されている。
【0047】前記ピン挿入穴35に対応する部位におい
て、下ダイス33の上面付近には下成形孔36がピン挿
通穴35の上端に連通状に形成されている。第1油圧シ
リンダ19は、ダイスピン34の下方に縦向きに配設さ
れ、第1油圧シリンダー19のピストンロッド19aの
上端部がダイスピン34に当接されている。第1油圧シ
リンダ19によりダイスピン34を図7,図8,図9に
図示の位置に保持したり、ダイスピン34に保持力を付
加しつつ降下させたり、成型後の成型物をエジェクトす
るためにダイスピン34を上昇動作させたりすることが
可能である。
て、下ダイス33の上面付近には下成形孔36がピン挿
通穴35の上端に連通状に形成されている。第1油圧シ
リンダ19は、ダイスピン34の下方に縦向きに配設さ
れ、第1油圧シリンダー19のピストンロッド19aの
上端部がダイスピン34に当接されている。第1油圧シ
リンダ19によりダイスピン34を図7,図8,図9に
図示の位置に保持したり、ダイスピン34に保持力を付
加しつつ降下させたり、成型後の成型物をエジェクトす
るためにダイスピン34を上昇動作させたりすることが
可能である。
【0048】上型32は、上ダイス37と、パンチ38
と、上ダイス37を昇降駆動するメイン油圧シリンダ2
0(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダに相当す
る)と、パンチ38を昇降駆動する第3油圧シリンダ2
1とを有する。上ダイス37は、本体フレームに成型さ
れたガイド部に摺動自在に係合する被ガイド部を介して
鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シリンダ20に
より昇降駆動できるようになっている。
と、上ダイス37を昇降駆動するメイン油圧シリンダ2
0(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダに相当す
る)と、パンチ38を昇降駆動する第3油圧シリンダ2
1とを有する。上ダイス37は、本体フレームに成型さ
れたガイド部に摺動自在に係合する被ガイド部を介して
鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シリンダ20に
より昇降駆動できるようになっている。
【0049】上ダイス37の下面41は、下ダイス33
の上面42に当接する水平面に形成され、この上ダイス
37の中央部には円形断面のパンチ挿通穴39が形成さ
れている。
の上面42に当接する水平面に形成され、この上ダイス
37の中央部には円形断面のパンチ挿通穴39が形成さ
れている。
【0050】前記パンチ挿入穴39に対応する部位にお
いて、上ダイス37の下面付近には上成型孔40がパン
チ挿通穴39の下端に連通状に形成されている。上ダイ
ス37を型締めした状態では、上成型40が下成型孔3
6に連通する(第8図参照)。
いて、上ダイス37の下面付近には上成型孔40がパン
チ挿通穴39の下端に連通状に形成されている。上ダイ
ス37を型締めした状態では、上成型40が下成型孔3
6に連通する(第8図参照)。
【0051】パンチ38は、加工力を素材43に伝える
ためのもので、円形断面状に形成され、このパンチ38
は上ダイス中心部のパンチ挿通穴39に昇降自在に挿通
させて配置してある。パンチ38ははその上方に配設さ
れた第3油圧シリンダ21のピストンロッド21aに連
結され、第3油圧シリンダ21で昇降駆動される。
ためのもので、円形断面状に形成され、このパンチ38
は上ダイス中心部のパンチ挿通穴39に昇降自在に挿通
させて配置してある。パンチ38ははその上方に配設さ
れた第3油圧シリンダ21のピストンロッド21aに連
結され、第3油圧シリンダ21で昇降駆動される。
【0052】次に、この閉塞鍛造装置30の油圧制御装
置18について説明する。第6図に示すように、この油
圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1つ
又は複数のメイン油圧シリンダ29と第1油圧シリンダ
19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供給
装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタン
ク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および電
磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複数
の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁類
(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット2
9とが設けられている。
置18について説明する。第6図に示すように、この油
圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1つ
又は複数のメイン油圧シリンダ29と第1油圧シリンダ
19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供給
装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタン
ク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および電
磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複数
の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁類
(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット2
9とが設けられている。
【0053】複動型のメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aは上ダイス37に連結され、複動型の第
1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイスピ
ン34に当接され、複動型の第3油圧シリンダ21のピ
ストンロッド21aはパンチ38に連結されている。電
磁方向切換弁23はメイン油圧シリンダ20へ油圧を給
排する油路に介設され、電磁方向切換弁24は第1油圧
シリンダ19へ油圧を給排する油路に介設され、電磁方
向切換弁25は第3油圧シリンダ21へ油圧を給排する
油路に介設され、これら電磁方向切換弁23〜25は制
御ユニット29により制御される。
ンロッド20aは上ダイス37に連結され、複動型の第
1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイスピ
ン34に当接され、複動型の第3油圧シリンダ21のピ
ストンロッド21aはパンチ38に連結されている。電
磁方向切換弁23はメイン油圧シリンダ20へ油圧を給
排する油路に介設され、電磁方向切換弁24は第1油圧
シリンダ19へ油圧を給排する油路に介設され、電磁方
向切換弁25は第3油圧シリンダ21へ油圧を給排する
油路に介設され、これら電磁方向切換弁23〜25は制
御ユニット29により制御される。
【0054】電磁比例リリーフ弁26は、第1油圧シリ
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。同様に、電磁比例リリーフ弁27は、第
3油圧シリンダ21への供給油路に接続され、第3油圧
シリンダ21には電磁比例リリーフ弁27で設定された
油圧が供給される。この電磁比例リリーフ弁27は制御
ユニット29で制御される。
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。同様に、電磁比例リリーフ弁27は、第
3油圧シリンダ21への供給油路に接続され、第3油圧
シリンダ21には電磁比例リリーフ弁27で設定された
油圧が供給される。この電磁比例リリーフ弁27は制御
ユニット29で制御される。
【0055】複数の検出スイッチ類28は、上ダイス3
7の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチや、パ
ンチ38の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチ
等を含む。尚、制御ユニット29は、マイクロコンピュ
ータと入出力インターフェースを有し、マイクロコンピ
ュータのROMには、検出スイッチ類28からの検出信
号に基づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜2
5,26,27)を制御する制御プラグラムが予め入力
格納されている。
7の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチや、パ
ンチ38の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチ
等を含む。尚、制御ユニット29は、マイクロコンピュ
ータと入出力インターフェースを有し、マイクロコンピ
ュータのROMには、検出スイッチ類28からの検出信
号に基づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜2
5,26,27)を制御する制御プラグラムが予め入力
格納されている。
【0056】前記構成にて鍛造素材43を鍛造する方法
について、第6図、第7図〜第12図を参照して説明す
る。
について、第6図、第7図〜第12図を参照して説明す
る。
【0057】最初、第7図に示すように上ダイス37,
パンチ38を上限位置に保持し、下ダイス33の成型孔
36に鍛造素材43をセットする。
パンチ38を上限位置に保持し、下ダイス33の成型孔
36に鍛造素材43をセットする。
【0058】次に、第8図に示すように、電磁方向切換
弁23を切り換えてメイン油圧シリンダ20のピストン
ロッド20aを伸長させて上ダイス37を下降させて、
下型31に対して上型32を型締めするとともに、上ダ
イス37に対してパンチ38を所定の位置関係にする。
弁23を切り換えてメイン油圧シリンダ20のピストン
ロッド20aを伸長させて上ダイス37を下降させて、
下型31に対して上型32を型締めするとともに、上ダ
イス37に対してパンチ38を所定の位置関係にする。
【0059】次に、ダイスピン34に所定の保持力を設
定し、第2図に示す所定位置に保持する。この場合、電
磁比例リリーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設定し、
電磁方向切換弁24と第1油圧シリンダ19を介して、
ダイスピン34の上端が第8図に示すように、成型孔3
6の下端と同一面となるようにダイスピン34の高さ位
置を設定してから電磁方向切換弁24をブロック位置a
に切り換える。
定し、第2図に示す所定位置に保持する。この場合、電
磁比例リリーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設定し、
電磁方向切換弁24と第1油圧シリンダ19を介して、
ダイスピン34の上端が第8図に示すように、成型孔3
6の下端と同一面となるようにダイスピン34の高さ位
置を設定してから電磁方向切換弁24をブロック位置a
に切り換える。
【0060】次に、電磁比例リリーフ弁26の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁25を切
り換え、第3油圧シリンダ21のピストンロッド21a
を下降駆動することにより第9図に示すようにパンチ3
8を下降駆動し鍛造素材43を加工する。すると、鍛造
素材43が塑性変形される。第9図は、鍛造途中にダイ
スピン34にかかる荷重がダイスピン34の保持力と等
しくなった状態を示す。さらにパンチ38が下降駆動
し、ダイスピン34にかかる荷重が、ダイスピン34の
保持力よりも大きくなると、第10図のように、余剰の
鍛造素材43aはダイスピン34に当接し、ダイスピン
34の保持力にうち勝ち、ダイスピン34を後退させ、
ピン挿通穴35に流入して、捨て代43aが形成され
る。そして、パンチ38が所定の位置へ移動したところ
で加工は終わり鍛造素材43は所定の寸法に加工され
る。なお、ダイスピン34を後退させることにより形成
されたピン挿通穴部にできた鍛造素材43の捨て代43
aは後で除去すればよい。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁25を切
り換え、第3油圧シリンダ21のピストンロッド21a
を下降駆動することにより第9図に示すようにパンチ3
8を下降駆動し鍛造素材43を加工する。すると、鍛造
素材43が塑性変形される。第9図は、鍛造途中にダイ
スピン34にかかる荷重がダイスピン34の保持力と等
しくなった状態を示す。さらにパンチ38が下降駆動
し、ダイスピン34にかかる荷重が、ダイスピン34の
保持力よりも大きくなると、第10図のように、余剰の
鍛造素材43aはダイスピン34に当接し、ダイスピン
34の保持力にうち勝ち、ダイスピン34を後退させ、
ピン挿通穴35に流入して、捨て代43aが形成され
る。そして、パンチ38が所定の位置へ移動したところ
で加工は終わり鍛造素材43は所定の寸法に加工され
る。なお、ダイスピン34を後退させることにより形成
されたピン挿通穴部にできた鍛造素材43の捨て代43
aは後で除去すればよい。
【0061】この成形中において、ダイスピン34の保
持力は、鍛造素材43が成形キャビティCに充満する時
にダイスピン34にかかる荷重よりも大きめに設定され
ている。なお、ダイスピン34を保持する保持手段とし
て第1油圧シリンダ19を用い、その油圧シリンダ19
の油圧を様々に設定することができるので、鍛造素材4
3が成形キャビティC2に充満するとき、ダイスピン3
4にかかる荷重は、簡単に把握できる。よって、必要最
小限の成形力で鍛造がおこなえる。
持力は、鍛造素材43が成形キャビティCに充満する時
にダイスピン34にかかる荷重よりも大きめに設定され
ている。なお、ダイスピン34を保持する保持手段とし
て第1油圧シリンダ19を用い、その油圧シリンダ19
の油圧を様々に設定することができるので、鍛造素材4
3が成形キャビティC2に充満するとき、ダイスピン3
4にかかる荷重は、簡単に把握できる。よって、必要最
小限の成形力で鍛造がおこなえる。
【0062】前記の鍛造成形終了後に、上型32を上限
位置に復帰させ、ダイスピン34を上限位置まで上昇さ
せることにより、鍛造素材43を下型31から取り出す
ものとする。
位置に復帰させ、ダイスピン34を上限位置まで上昇さ
せることにより、鍛造素材43を下型31から取り出す
ものとする。
【0063】第11は以上のようにして鍛造された製品
の斜視図及び断面図であり、第12図は、成形後に切削
等の後加工により捨て代43aを除去して完成した製品
の斜視図及び断面図である。
の斜視図及び断面図であり、第12図は、成形後に切削
等の後加工により捨て代43aを除去して完成した製品
の斜視図及び断面図である。
【0064】次に、以上の鍛造法によれば、鍛造素材4
3が成型キャビティC2に充満するときにダイスピン3
4にかかる荷重よりも大きな保持力をダイスピン34に
付加しているので、鍛造素材43は成形キャビティC2
の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材43aはピン挿
通穴35に流入する。よって、欠肉が発生しない。
3が成型キャビティC2に充満するときにダイスピン3
4にかかる荷重よりも大きな保持力をダイスピン34に
付加しているので、鍛造素材43は成形キャビティC2
の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材43aはピン挿
通穴35に流入する。よって、欠肉が発生しない。
【0065】鍛造途中に、充満状態になった場合でも余
剰鍛造素材43aは、ダイスピン34に当接し、ダイス
ピン34の保持力にうち勝ち、ダイスピン34を移動さ
せながら第10図のようにピン挿通穴35へ流入するの
で、密閉高圧状態に起因する鍛造の中断は発生せず、型
への負荷も低減できる。
剰鍛造素材43aは、ダイスピン34に当接し、ダイス
ピン34の保持力にうち勝ち、ダイスピン34を移動さ
せながら第10図のようにピン挿通穴35へ流入するの
で、密閉高圧状態に起因する鍛造の中断は発生せず、型
への負荷も低減できる。
【0066】また、鍛造の中断は発生せず最終工程まで
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代43a)を除
去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることがで
きる。
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代43a)を除
去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることがで
きる。
【0067】前もって、鍛造素材43の厳密な重量管理
をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように捨
て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように捨
て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
【0068】ダイスピン34に保持力を持たせること
で、余剰鍛造素材43aの流動方向に対し逆方向の圧力
を付加することになるので、成型孔36とピン挿通穴3
5の入口付近の間に作用する摩擦力に起因する割れ欠陥
も発生しにくい。
で、余剰鍛造素材43aの流動方向に対し逆方向の圧力
を付加することになるので、成型孔36とピン挿通穴3
5の入口付近の間に作用する摩擦力に起因する割れ欠陥
も発生しにくい。
【0069】ダイスピン34を保持する保持手段として
第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ1
9の圧力を変化させてダイスピン34の保持力を変化さ
せるので、ダイスピン34の保持力を適宜調節すること
ができる。
第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ1
9の圧力を変化させてダイスピン34の保持力を変化さ
せるので、ダイスピン34の保持力を適宜調節すること
ができる。
【0070】図13〜図17は第3実施例を示してい
る。第3実施例について図6、図13〜図17を参照し
て説明する。
る。第3実施例について図6、図13〜図17を参照し
て説明する。
【0071】この閉塞鍛造装置は、図示しない本体フレ
ームと、この本体フレームに設けた下型45、この下型
に対向させて本体フレームに設けた上型46とを有す
る。下型45は下ダイスA47と下ダイスB48、リン
グダイスピン49と、リングダイスピン49を保持し且
つ昇降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有する。下
ダイスA47と下ダイスB48は固定的に配置され、下
ダイスA47の上面54は水平な面に形成され、この下
ダイスA47および下ダイスB48により縦向きのリン
グ状断面のリング状ピン挿通穴50であって余剰素材を
流入させるためのリング状ピン挿通穴50が形成されて
いる。リングダイスピン49はリング状ピン挿通穴50
に上下摺動自在に装着されている。
ームと、この本体フレームに設けた下型45、この下型
に対向させて本体フレームに設けた上型46とを有す
る。下型45は下ダイスA47と下ダイスB48、リン
グダイスピン49と、リングダイスピン49を保持し且
つ昇降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有する。下
ダイスA47と下ダイスB48は固定的に配置され、下
ダイスA47の上面54は水平な面に形成され、この下
ダイスA47および下ダイスB48により縦向きのリン
グ状断面のリング状ピン挿通穴50であって余剰素材を
流入させるためのリング状ピン挿通穴50が形成されて
いる。リングダイスピン49はリング状ピン挿通穴50
に上下摺動自在に装着されている。
【0072】前記リング状ピン挿入穴50に対応する部
位において、下ダイスA47および下ダイスB48によ
り下成形孔51がリング状ピン挿通穴50の上端に連通
状に成形されている。第1油圧シリンダ19は、リング
ダイスピン49の下方に縦向きに配設され、第1油圧シ
リンダー19のピストンロッド19aの上端部がリング
ダイスピン49に当接されている。第1油圧シリンダ1
9によりリングダイスピン49を図13,図14に図示
の位置に保持したり、リングダイスピン49に保持力を
付加しつつ降下させたり、成型後の成型物をエジェクト
するためにリングダイスピン49を上昇動作させたりす
ることが可能である。
位において、下ダイスA47および下ダイスB48によ
り下成形孔51がリング状ピン挿通穴50の上端に連通
状に成形されている。第1油圧シリンダ19は、リング
ダイスピン49の下方に縦向きに配設され、第1油圧シ
リンダー19のピストンロッド19aの上端部がリング
ダイスピン49に当接されている。第1油圧シリンダ1
9によりリングダイスピン49を図13,図14に図示
の位置に保持したり、リングダイスピン49に保持力を
付加しつつ降下させたり、成型後の成型物をエジェクト
するためにリングダイスピン49を上昇動作させたりす
ることが可能である。
【0073】上型46は、上ダイス52と、上アウター
パンチ55と、上ダイス52を昇降駆動するメイン油圧
シリンダ20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリン
ダに相当する)とを有する。上ダイス52は、本体フレ
ームに形成されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイ
ド部を介して鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シ
リンダ20により昇降駆動できるようになっている。
パンチ55と、上ダイス52を昇降駆動するメイン油圧
シリンダ20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリン
ダに相当する)とを有する。上ダイス52は、本体フレ
ームに形成されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイ
ド部を介して鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シ
リンダ20により昇降駆動できるようになっている。
【0074】上ダイス52の下面53は、下ダイスA4
7の上面54に当接する水平面に形成され、この上ダイ
ス52の中央部には、上アウターパンチ55が上ダイス
52と一体的に下方突出状に形成されている。また、上
アウターパンチ55の中央下部付近には成形孔56が形
成されている。
7の上面54に当接する水平面に形成され、この上ダイ
ス52の中央部には、上アウターパンチ55が上ダイス
52と一体的に下方突出状に形成されている。また、上
アウターパンチ55の中央下部付近には成形孔56が形
成されている。
【0075】次に、この閉塞鍛造装置44の油圧制御装
置18について説明する。第6図に示すように、この油
圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1つ
又は複数のメイン油圧シリンダ20と第1油圧シリンダ
19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供給
装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタン
ク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および電
磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複数
の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁類
(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット2
9とが設けられている。
置18について説明する。第6図に示すように、この油
圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1つ
又は複数のメイン油圧シリンダ20と第1油圧シリンダ
19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供給
装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタン
ク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および電
磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複数
の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁類
(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット2
9とが設けられている。
【0076】複動型のメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aは上ダイス52に連結され、複動型の第
1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはリングダ
イスピン49に当接されている。電磁方向切換弁23は
メイン油圧シリンダ20へ油圧を給排する油路に介設さ
れ、電磁方向切換弁24は第1油圧シリンダ19へ油圧
を給排する油路に介設され、これら電磁方向切換弁2
3,24は制御ユニット29により制御される。
ンロッド20aは上ダイス52に連結され、複動型の第
1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはリングダ
イスピン49に当接されている。電磁方向切換弁23は
メイン油圧シリンダ20へ油圧を給排する油路に介設さ
れ、電磁方向切換弁24は第1油圧シリンダ19へ油圧
を給排する油路に介設され、これら電磁方向切換弁2
3,24は制御ユニット29により制御される。
【0077】電磁比例リリーフ弁26は、第1油圧シリ
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。
【0078】複数の検出スイッチ類28は、上ダイス8
の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチ等を含
む。尚、制御ユニット29は、マイクロコンピュータと
入出力インターフェースを有し、マイクロコンピュータ
のROMには、検出スイッチ類28からの検出信号に基
づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜25,2
6,27)を制御する制御プラグラムが予め入力格納さ
れている。
の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチ等を含
む。尚、制御ユニット29は、マイクロコンピュータと
入出力インターフェースを有し、マイクロコンピュータ
のROMには、検出スイッチ類28からの検出信号に基
づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜25,2
6,27)を制御する制御プラグラムが予め入力格納さ
れている。
【0079】前記構成にて鍛造素材57を鍛造する方法
について、第6図、第13図〜第17図を参照して説明
する。
について、第6図、第13図〜第17図を参照して説明
する。
【0080】最初、第13図に示すように上ダイス52
を上限位置に保持し、下ダイスA47および下ダイスB
48よりなる成型孔51に鍛造素材57をセットする。
を上限位置に保持し、下ダイスA47および下ダイスB
48よりなる成型孔51に鍛造素材57をセットする。
【0081】次に、リングダイスピン49に、鍛造素材
57が成型キャビティC3に充満するときにリングダイ
スピン49にかかる荷重よりも大きな保持力をリングダ
イスピン49に付加し、第13図に示す所定位置58に
保持する。この場合、電磁比例リリーフ弁26の設定圧
を所定の圧力に設定し、電磁方向切換弁24と第1油圧
シリンダ19を介して、リングダイスピン49の上端が
第1図に示す所定位置58の高さ位置に設定してから電
磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
57が成型キャビティC3に充満するときにリングダイ
スピン49にかかる荷重よりも大きな保持力をリングダ
イスピン49に付加し、第13図に示す所定位置58に
保持する。この場合、電磁比例リリーフ弁26の設定圧
を所定の圧力に設定し、電磁方向切換弁24と第1油圧
シリンダ19を介して、リングダイスピン49の上端が
第1図に示す所定位置58の高さ位置に設定してから電
磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
【0082】次に、電磁比例リリーフ弁26の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁23を切
り換え、メイン油圧シリンダ20のピストンロッド20
aを下降駆動する事により上ダイス52を下降駆動し鍛
造素材57を鍛造加工する。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁23を切
り換え、メイン油圧シリンダ20のピストンロッド20
aを下降駆動する事により上ダイス52を下降駆動し鍛
造素材57を鍛造加工する。
【0083】第14図は、鍛造途中に、リングダイスピ
ン49にかかる荷重がリングダイスピン49の保持力と
等しくなった状態を示す。さらに上ダイス52が下降駆
動し、リングダイスピン52にかかる荷重が、リングダ
イスピン49の保持力よりも大きくなると、第15図の
ように、余剰の鍛造素材57aは、リングダイスピン4
9に当接し、リングダイスピン49の保持力にうち勝
ち、リングダイスピン49を後退させリング状ピン挿通
穴50に流入し捨て代57aを形成する。そして、上ダ
イス52が所定の位置へ移動したところで加工は終わり
鍛造素材57は所定の寸法に加工される。なお、リング
ダイスピン49を後退させることにより形成されたリン
グ状ピン挿通穴部にできた鍛造素材57の捨て代57a
は後で除去すればよい。
ン49にかかる荷重がリングダイスピン49の保持力と
等しくなった状態を示す。さらに上ダイス52が下降駆
動し、リングダイスピン52にかかる荷重が、リングダ
イスピン49の保持力よりも大きくなると、第15図の
ように、余剰の鍛造素材57aは、リングダイスピン4
9に当接し、リングダイスピン49の保持力にうち勝
ち、リングダイスピン49を後退させリング状ピン挿通
穴50に流入し捨て代57aを形成する。そして、上ダ
イス52が所定の位置へ移動したところで加工は終わり
鍛造素材57は所定の寸法に加工される。なお、リング
ダイスピン49を後退させることにより形成されたリン
グ状ピン挿通穴部にできた鍛造素材57の捨て代57a
は後で除去すればよい。
【0084】この成形中において、リングダイスピン4
9に、鍛造素材57が成型キャビティC3に充満すると
きにリングダイスピン49にかかる荷重よりも大きな保
持力を付加している。
9に、鍛造素材57が成型キャビティC3に充満すると
きにリングダイスピン49にかかる荷重よりも大きな保
持力を付加している。
【0085】なお、リングダイスピン49を保持する保
持手段として第1油圧シリンダ19を用い、その油圧シ
リンダ19の油圧を様々に設定することができるので、
鍛造素材57が成形キャビティC3に充満するとき、リ
ングダイスピン49にかかる荷重は、簡単に把握でき
る。よって、必要最小限の成形力で鍛造がおこなえる。
持手段として第1油圧シリンダ19を用い、その油圧シ
リンダ19の油圧を様々に設定することができるので、
鍛造素材57が成形キャビティC3に充満するとき、リ
ングダイスピン49にかかる荷重は、簡単に把握でき
る。よって、必要最小限の成形力で鍛造がおこなえる。
【0086】前記の鍛造成形終了後に、上型46を上限
位置に復帰させ、リングダイスピン49を上限位置まで
上昇させることにより、鍛造素材57を下型45から取
り出すものとする。
位置に復帰させ、リングダイスピン49を上限位置まで
上昇させることにより、鍛造素材57を下型45から取
り出すものとする。
【0087】第16図は以上のようにして鍛造された製
品の斜視図及び断面図であり、第17図は、成形後に切
削等の後加工により捨て代57aを除去して完成した製
品の斜視図及び断面図である。
品の斜視図及び断面図であり、第17図は、成形後に切
削等の後加工により捨て代57aを除去して完成した製
品の斜視図及び断面図である。
【0088】以上の鍛造法によれば、鍛造素材57が成
型キャビティC3に充満するときにリングダイスピン4
9にかかる荷重よりも大きな保持力をリングダイスピン
49に付加しているので、鍛造素材57は成形キャビテ
ィC3の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材はリング
状ピン挿通穴50に流入する。よって、欠肉が発生しな
い。
型キャビティC3に充満するときにリングダイスピン4
9にかかる荷重よりも大きな保持力をリングダイスピン
49に付加しているので、鍛造素材57は成形キャビテ
ィC3の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材はリング
状ピン挿通穴50に流入する。よって、欠肉が発生しな
い。
【0089】鍛造途中に、充満状態になった場合でも余
剰鍛造素材57aは、リングダイスピン49に当接し、
リングダイスピン49の保持力にうち勝ち、リングダイ
スピン49を移動させながら第15図のようにリング状
ピン挿通穴50へ流入するので、密閉高圧状態に起因す
る鍛造の中断は発生せず、型への負荷も低減できる。
剰鍛造素材57aは、リングダイスピン49に当接し、
リングダイスピン49の保持力にうち勝ち、リングダイ
スピン49を移動させながら第15図のようにリング状
ピン挿通穴50へ流入するので、密閉高圧状態に起因す
る鍛造の中断は発生せず、型への負荷も低減できる。
【0090】また、鍛造の中断は発生せず最終工程まで
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代57a)を除
去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることがで
きる。
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代57a)を除
去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることがで
きる。
【0091】前もって、鍛造素材57の厳密な重量管理
をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように捨
て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように捨
て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
【0092】リングダイスピン49に保持力を持たせる
ことで、余剰鍛造素材57aの流動方向に対し逆方向の
圧力を付加することになるので、成型孔51とリング状
ピン挿通穴50の入口付近の間に作用する摩擦力に起因
する割れ欠陥も発生しにくい。
ことで、余剰鍛造素材57aの流動方向に対し逆方向の
圧力を付加することになるので、成型孔51とリング状
ピン挿通穴50の入口付近の間に作用する摩擦力に起因
する割れ欠陥も発生しにくい。
【0093】リングダイスピン49を保持する保持手段
として第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリ
ンダ19の圧力を変化させてリングダイスピン49の保
持力を変化させるので、リングダイスピン49の保持力
を適宜調節することができる。
として第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリ
ンダ19の圧力を変化させてリングダイスピン49の保
持力を変化させるので、リングダイスピン49の保持力
を適宜調節することができる。
【0094】次に、前記実施形態を部分的に変更する変
更形態について説明する。
更形態について説明する。
【0095】1]前記閉塞鍛造装置1及び30におい
て、第1油圧シリンダ19に油圧を供給する油圧供給手
段として、空気圧で駆動されるエアシリンダで油圧を発
生させるブースタを適用し、空気圧を高低切り換えるこ
とで、ダイスピン5及びダイススピン34の保持力を高
低切り換えるように構成してもよい。尚、リリーフ弁2
6,27の代わりに、設定圧を調節可能なレギュレータ
ーを適用してもよい。
て、第1油圧シリンダ19に油圧を供給する油圧供給手
段として、空気圧で駆動されるエアシリンダで油圧を発
生させるブースタを適用し、空気圧を高低切り換えるこ
とで、ダイスピン5及びダイススピン34の保持力を高
低切り換えるように構成してもよい。尚、リリーフ弁2
6,27の代わりに、設定圧を調節可能なレギュレータ
ーを適用してもよい。
【0096】2]前記閉塞鍛造装置1及び30をクラン
クプレス又はフリクションプレスに組み込み、上ダイス
8及び上ダイス37をクランクプレスで昇降駆動するよ
うに構成してもよい。
クプレス又はフリクションプレスに組み込み、上ダイス
8及び上ダイス37をクランクプレスで昇降駆動するよ
うに構成してもよい。
【0097】さらに、前記の実施形態は一例を示すもの
に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を付加した形態で実施可能であることは無論であ
る。
に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々
の変更を付加した形態で実施可能であることは無論であ
る。
【0098】図18〜図24は第4実施例を示してい
る。第4実施例について図6、図18〜図24を参照し
て説明する。
る。第4実施例について図6、図18〜図24を参照し
て説明する。
【0099】この閉塞鍛造装置100は、図示しない本
体フレームと、この本体フレームに設けた下型101、
この下型101に対向させて本体フレームに設けた上型
102とを有する。下型101は、下ダイス103と、
ダイスピン104と、ダイスピン104を保持し且つ昇
降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有する。下ダイ
ス103は固定的に配置され、下ダイス103の上面1
12は水平な面に形成され、この下ダイス103の中央
部には縦向きの円形断面のピン挿通穴105であって余
剰素材を流入させるためのピン挿通穴105が形成され
ている。ダイスピン104はピン挿通穴105に上下摺
動自在に装着されている。
体フレームと、この本体フレームに設けた下型101、
この下型101に対向させて本体フレームに設けた上型
102とを有する。下型101は、下ダイス103と、
ダイスピン104と、ダイスピン104を保持し且つ昇
降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有する。下ダイ
ス103は固定的に配置され、下ダイス103の上面1
12は水平な面に形成され、この下ダイス103の中央
部には縦向きの円形断面のピン挿通穴105であって余
剰素材を流入させるためのピン挿通穴105が形成され
ている。ダイスピン104はピン挿通穴105に上下摺
動自在に装着されている。
【0100】前記ピン挿入穴105に対応する部位にお
いて、下ダイス103の上面付近には下成形孔106が
ピン挿通穴105の上端に連通状に形成されている。第
1油圧シリンダ19は、ダイスピン104の下方に縦向
きに配設され、第1油圧シリンダー19のピストンロッ
ド19aの上端部がダイスピン104に当接されてい
る。第1油圧シリンダ19によりダイスピン104を図
18,図19,図20に図示の位置に保持したり、ダイ
スピン104に保持力を付加しつつ降下させたり、成型
後の成型物をエジェクトするためにダイスピン104を
上昇動作させたりすることが可能である。
いて、下ダイス103の上面付近には下成形孔106が
ピン挿通穴105の上端に連通状に形成されている。第
1油圧シリンダ19は、ダイスピン104の下方に縦向
きに配設され、第1油圧シリンダー19のピストンロッ
ド19aの上端部がダイスピン104に当接されてい
る。第1油圧シリンダ19によりダイスピン104を図
18,図19,図20に図示の位置に保持したり、ダイ
スピン104に保持力を付加しつつ降下させたり、成型
後の成型物をエジェクトするためにダイスピン104を
上昇動作させたりすることが可能である。
【0101】上型102は、上ダイス107と、パンチ
108と、上ダイス107を昇降駆動するメイン油圧シ
リンダ20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダ
に相当する)と、パンチ108を昇降駆動する第3油圧
シリンダ21とを有する。上ダイス107は、本体フレ
ームに成型されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイ
ド部を介して鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シ
リンダ20により昇降駆動できるようになっている。
108と、上ダイス107を昇降駆動するメイン油圧シ
リンダ20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダ
に相当する)と、パンチ108を昇降駆動する第3油圧
シリンダ21とを有する。上ダイス107は、本体フレ
ームに成型されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイ
ド部を介して鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シ
リンダ20により昇降駆動できるようになっている。
【0102】上ダイス107の下面111は、下ダイス
103の上面112に当接する水平面に形成され、この
上ダイス107の中央部には円形断面のパンチ挿通穴1
09が形成されている。
103の上面112に当接する水平面に形成され、この
上ダイス107の中央部には円形断面のパンチ挿通穴1
09が形成されている。
【0103】前記パンチ挿入穴109に対応する部位に
おいて、上ダイス107の下面付近には上成型孔110
がパンチ挿通穴109の下端に連通状に形成されてい
る。上ダイス107を型締めした状態では、上成型11
0が下成型孔106に連通する(第19図参照)。
おいて、上ダイス107の下面付近には上成型孔110
がパンチ挿通穴109の下端に連通状に形成されてい
る。上ダイス107を型締めした状態では、上成型11
0が下成型孔106に連通する(第19図参照)。
【0104】パンチ108は、加工力を素材113に伝
えるためのもので、円形断面状に形成され、このパンチ
108は上ダイス中心部のパンチ挿通穴109に昇降自
在に挿通させて配置してある。パンチ108ははその上
方に配設された第3油圧シリンダ21のピストンロッド
21aに連結され、第3油圧シリンダ21で昇降駆動さ
れる。
えるためのもので、円形断面状に形成され、このパンチ
108は上ダイス中心部のパンチ挿通穴109に昇降自
在に挿通させて配置してある。パンチ108ははその上
方に配設された第3油圧シリンダ21のピストンロッド
21aに連結され、第3油圧シリンダ21で昇降駆動さ
れる。
【0105】次に、この閉塞鍛造装置100の油圧制御
装置18について説明する。第6図に示すように、この
油圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1
つ又は複数のメイン油圧シリンダ29と第1油圧シリン
ダ19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供
給装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタ
ンク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および
電磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複
数の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁
類(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット
29とが設けられている。
装置18について説明する。第6図に示すように、この
油圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1
つ又は複数のメイン油圧シリンダ29と第1油圧シリン
ダ19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供
給装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタ
ンク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および
電磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複
数の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁
類(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット
29とが設けられている。
【0106】複動型のメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aは上ダイス107に連結され、複動型の
第1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイス
ピン104に当接され、複動型の第3油圧シリンダ21
のピストンロッド21aはパンチ108に連結されてい
る。電磁方向切換弁23はメイン油圧シリンダ20へ油
圧を給排する油路に介設され、電磁方向切換弁24は第
1油圧シリンダ19へ油圧を給排する油路に介設され、
電磁方向切換弁25は第3油圧シリンダ21へ油圧を給
排する油路に介設され、これら電磁方向切換弁23〜2
5は制御ユニット29により制御される。
ンロッド20aは上ダイス107に連結され、複動型の
第1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイス
ピン104に当接され、複動型の第3油圧シリンダ21
のピストンロッド21aはパンチ108に連結されてい
る。電磁方向切換弁23はメイン油圧シリンダ20へ油
圧を給排する油路に介設され、電磁方向切換弁24は第
1油圧シリンダ19へ油圧を給排する油路に介設され、
電磁方向切換弁25は第3油圧シリンダ21へ油圧を給
排する油路に介設され、これら電磁方向切換弁23〜2
5は制御ユニット29により制御される。
【0107】電磁比例リリーフ弁26は、第1油圧シリ
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。同様に、電磁比例リリーフ弁27は、第
3油圧シリンダ21への供給油路に接続され、第3油圧
シリンダ21には電磁比例リリーフ弁27で設定された
油圧が供給される。この電磁比例リリーフ弁27は制御
ユニット29で制御される。
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。同様に、電磁比例リリーフ弁27は、第
3油圧シリンダ21への供給油路に接続され、第3油圧
シリンダ21には電磁比例リリーフ弁27で設定された
油圧が供給される。この電磁比例リリーフ弁27は制御
ユニット29で制御される。
【0108】複数の検出スイッチ類28は、上ダイス1
07の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチや、
パンチ108の上限位置と下限位置を検出する検出スイ
ッチ等を含む。尚、制御ユニット29は、マイクロコン
ピュータと入出力インターフェースを有し、マイクロコ
ンピュータのROMには、検出スイッチ類28からの検
出信号に基づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜
25,26,27)を制御する制御プラグラムが予め入
力格納されている。
07の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチや、
パンチ108の上限位置と下限位置を検出する検出スイ
ッチ等を含む。尚、制御ユニット29は、マイクロコン
ピュータと入出力インターフェースを有し、マイクロコ
ンピュータのROMには、検出スイッチ類28からの検
出信号に基づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜
25,26,27)を制御する制御プラグラムが予め入
力格納されている。
【0109】前記構成にて鍛造素材113を鍛造する方
法について、第6図、第18図〜第24図を参照して説
明する。
法について、第6図、第18図〜第24図を参照して説
明する。
【0110】最初、第18図に示すように上ダイス10
7,パンチ108を上限位置に保持し、下ダイス103
の成型孔106に鍛造素材113をセットする。
7,パンチ108を上限位置に保持し、下ダイス103
の成型孔106に鍛造素材113をセットする。
【0111】次に、第19図に示すように、電磁方向切
換弁23を切り換えてメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aを伸長させて上ダイス107を下降させ
て、下型101に対して上型102を型締めするととも
に、上ダイス107に対してパンチ108を所定の位置
関係にする。
換弁23を切り換えてメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aを伸長させて上ダイス107を下降させ
て、下型101に対して上型102を型締めするととも
に、上ダイス107に対してパンチ108を所定の位置
関係にする。
【0112】次に、パンチ108に所定の保持力を設定
し、第19図に示す所定位置に保持する。この場合、電
磁比例リリーフ弁27の設定圧を所定の圧力に設定し、
電磁方向切換弁25と第3油圧シリンダ21を介して、
パンチ108の下端が第19図に示すような位置になる
ようにパンチ108の高さ位置を設定してから電磁方向
切換弁25をブロック位置aに切り換える。
し、第19図に示す所定位置に保持する。この場合、電
磁比例リリーフ弁27の設定圧を所定の圧力に設定し、
電磁方向切換弁25と第3油圧シリンダ21を介して、
パンチ108の下端が第19図に示すような位置になる
ようにパンチ108の高さ位置を設定してから電磁方向
切換弁25をブロック位置aに切り換える。
【0113】次に、電磁比例リリーフ弁27の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁24を切
り換え、第1油圧シリンダ19のピストンロッド19a
を上昇駆動することにより第20図に示すようにダイス
ピン104を所定の位置まで上昇駆動し鍛造素材113
を加工する。すると、鍛造素材113が塑性変形され
る。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁24を切
り換え、第1油圧シリンダ19のピストンロッド19a
を上昇駆動することにより第20図に示すようにダイス
ピン104を所定の位置まで上昇駆動し鍛造素材113
を加工する。すると、鍛造素材113が塑性変形され
る。
【0114】このとき、パンチ108の保持力を、パン
チ108にかかる荷重よりも大きく設定するか、パンチ
108の上方向への移動を型などで規制することによ
り、パンチ108の上方向への移動を防止することがで
きる。
チ108にかかる荷重よりも大きく設定するか、パンチ
108の上方向への移動を型などで規制することによ
り、パンチ108の上方向への移動を防止することがで
きる。
【0115】次に、ダイスピン104に所定の保持力を
設定し、第20図に示す所定位置に保持する。この場
合、電磁比例リリーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設
定し、電磁方向切換弁24と第1油圧シリンダ19を介
して、ダイスピン104を所定の位置に設定してから電
磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
設定し、第20図に示す所定位置に保持する。この場
合、電磁比例リリーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設
定し、電磁方向切換弁24と第1油圧シリンダ19を介
して、ダイスピン104を所定の位置に設定してから電
磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
【0116】次に、電磁比例リリーフ弁26の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁25を切
り換え、第3油圧シリンダ21のピストンロッド21a
を下降駆動することにより第21図に示すようにパンチ
108を下降駆動し鍛造素材113を加工する。する
と、鍛造素材113が塑性変形される。第21図は、鍛
造途中にダイスピン104にかかる荷重がダイスピン1
04の保持力と等しくなった状態を示す。さらにパンチ
108が下降駆動し、ダイスピン104にかかる荷重
が、ダイスピン104の保持力よりも大きくなると、第
22図のように、余剰の鍛造素材113aはダイスピン
104に当接し、ダイスピン104の保持力にうち勝
ち、ダイスピン104を後退させ、ピン挿通穴105に
流入して、捨て代113aが形成される。そして、パン
チ108が所定の位置へ移動したところで加工は終わり
鍛造素材113は所定の寸法に加工される。なお、ダイ
スピン104を後退させることにより形成されたピン挿
通穴部にできた鍛造素材113の捨て代113aは後で
除去すればよい。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁25を切
り換え、第3油圧シリンダ21のピストンロッド21a
を下降駆動することにより第21図に示すようにパンチ
108を下降駆動し鍛造素材113を加工する。する
と、鍛造素材113が塑性変形される。第21図は、鍛
造途中にダイスピン104にかかる荷重がダイスピン1
04の保持力と等しくなった状態を示す。さらにパンチ
108が下降駆動し、ダイスピン104にかかる荷重
が、ダイスピン104の保持力よりも大きくなると、第
22図のように、余剰の鍛造素材113aはダイスピン
104に当接し、ダイスピン104の保持力にうち勝
ち、ダイスピン104を後退させ、ピン挿通穴105に
流入して、捨て代113aが形成される。そして、パン
チ108が所定の位置へ移動したところで加工は終わり
鍛造素材113は所定の寸法に加工される。なお、ダイ
スピン104を後退させることにより形成されたピン挿
通穴部にできた鍛造素材113の捨て代113aは後で
除去すればよい。
【0117】この成形中において、ダイスピン104の
保持力は、鍛造素材113が成形キャビティCに充満す
る時にダイスピン104にかかる荷重よりも大きめに設
定されている。なお、ダイスピン104を保持する保持
手段として第1油圧シリンダ19を用い、その油圧シリ
ンダ19の油圧を様々に設定することができるので、鍛
造素材113が成形キャビティC2に充満するとき、ダ
イスピン104にかかる荷重は、簡単に把握できる。よ
って、必要最小限の成形力で鍛造がおこなえる。
保持力は、鍛造素材113が成形キャビティCに充満す
る時にダイスピン104にかかる荷重よりも大きめに設
定されている。なお、ダイスピン104を保持する保持
手段として第1油圧シリンダ19を用い、その油圧シリ
ンダ19の油圧を様々に設定することができるので、鍛
造素材113が成形キャビティC2に充満するとき、ダ
イスピン104にかかる荷重は、簡単に把握できる。よ
って、必要最小限の成形力で鍛造がおこなえる。
【0118】前記の鍛造成形終了後に、上型102を上
限位置に復帰させ、ダイスピン104を上限位置まで上
昇させることにより、鍛造素材113を下型101から
取り出すものとする。
限位置に復帰させ、ダイスピン104を上限位置まで上
昇させることにより、鍛造素材113を下型101から
取り出すものとする。
【0119】第23図は以上のようにして鍛造された製
品の斜視図及び断面図であり、第24図は、成形後に切
削等の後加工により捨て代113aを除去して完成した
製品の斜視図及び断面図である。
品の斜視図及び断面図であり、第24図は、成形後に切
削等の後加工により捨て代113aを除去して完成した
製品の斜視図及び断面図である。
【0120】次に、以上の鍛造法によれば、鍛造素材1
13が成型キャビティC2に充満するときにダイスピン
104にかかる荷重よりも大きな保持力をダイスピン1
04に付加しているので、鍛造素材113は成形キャビ
ティC2の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材113
aはピン挿通穴105に流入する。よって、欠肉が発生
しない。
13が成型キャビティC2に充満するときにダイスピン
104にかかる荷重よりも大きな保持力をダイスピン1
04に付加しているので、鍛造素材113は成形キャビ
ティC2の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材113
aはピン挿通穴105に流入する。よって、欠肉が発生
しない。
【0121】鍛造途中に、充満状態になった場合でも余
剰鍛造素材113aは、ダイスピン104に当接し、ダ
イスピン104の保持力にうち勝ち、ダイスピン104
を移動させながら第22図のようにピン挿通穴105へ
流入するので、密閉高圧状態に起因する鍛造の中断は発
生せず、型への負荷も低減できる。
剰鍛造素材113aは、ダイスピン104に当接し、ダ
イスピン104の保持力にうち勝ち、ダイスピン104
を移動させながら第22図のようにピン挿通穴105へ
流入するので、密閉高圧状態に起因する鍛造の中断は発
生せず、型への負荷も低減できる。
【0122】また、鍛造の中断は発生せず最終工程まで
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代113a)を
除去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることが
できる。
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代113a)を
除去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることが
できる。
【0123】前もって、鍛造素材113の厳密な重量管
理をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように
捨て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
理をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように
捨て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
【0124】ダイスピン104に保持力を持たせること
で、余剰鍛造素材113aの流動方向に対し逆方向の圧
力を付加することになるので、成型孔106とピン挿通
穴105の入口付近の間に作用する摩擦力に起因する割
れ欠陥も発生しにくい。
で、余剰鍛造素材113aの流動方向に対し逆方向の圧
力を付加することになるので、成型孔106とピン挿通
穴105の入口付近の間に作用する摩擦力に起因する割
れ欠陥も発生しにくい。
【0125】ダイスピン104を保持する保持手段とし
て第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ
19の圧力を変化させてダイスピン104の保持力を変
化させるので、ダイスピン104の保持力を適宜調節す
ることができる。
て第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ
19の圧力を変化させてダイスピン104の保持力を変
化させるので、ダイスピン104の保持力を適宜調節す
ることができる。
【0126】図25〜図31は第5実施例を示してい
る。第5実施例について図6、図25〜図31を参照し
て説明する。
る。第5実施例について図6、図25〜図31を参照し
て説明する。
【0127】この閉塞鍛造装置200は、図示しない本
体フレームと、この本体フレームに設けた下型201、
この下型201に対向させて本体フレームに設けた上型
202とを有する。下型201は、下ダイス203と、
ダイスピン204と、ダイスピン204を保持し且つ昇
降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有する。下ダイ
ス203は固定的に配置され、下ダイス203の上面2
12は水平な面に形成され、この下ダイス203の中央
部には縦向きの円形断面のピン挿通穴205であって余
剰素材を流入させるためのピン挿通穴205が形成され
ている。ダイスピン204はピン挿通穴205に上下摺
動自在に装着されている。
体フレームと、この本体フレームに設けた下型201、
この下型201に対向させて本体フレームに設けた上型
202とを有する。下型201は、下ダイス203と、
ダイスピン204と、ダイスピン204を保持し且つ昇
降駆動可能な第1油圧シリンダ19とを有する。下ダイ
ス203は固定的に配置され、下ダイス203の上面2
12は水平な面に形成され、この下ダイス203の中央
部には縦向きの円形断面のピン挿通穴205であって余
剰素材を流入させるためのピン挿通穴205が形成され
ている。ダイスピン204はピン挿通穴205に上下摺
動自在に装着されている。
【0128】前記ピン挿入穴205に対応する部位にお
いて、下ダイス203の上面付近には下成形孔206が
ピン挿通穴205の上端に連通状に形成されている。第
1油圧シリンダ19は、ダイスピン204の下方に縦向
きに配設され、第1油圧シリンダー19のピストンロッ
ド19aの上端部がダイスピン204に当接されてい
る。第1油圧シリンダ19によりダイスピン204を図
25,図26,図27に図示の位置に保持したり、ダイ
スピン204に保持力を付加しつつ降下させたり、成型
後の成型物をエジェクトするためにダイスピン204を
上昇動作させたりすることが可能である。
いて、下ダイス203の上面付近には下成形孔206が
ピン挿通穴205の上端に連通状に形成されている。第
1油圧シリンダ19は、ダイスピン204の下方に縦向
きに配設され、第1油圧シリンダー19のピストンロッ
ド19aの上端部がダイスピン204に当接されてい
る。第1油圧シリンダ19によりダイスピン204を図
25,図26,図27に図示の位置に保持したり、ダイ
スピン204に保持力を付加しつつ降下させたり、成型
後の成型物をエジェクトするためにダイスピン204を
上昇動作させたりすることが可能である。
【0129】上型202は、上ダイス207と、パンチ
208と、上ダイス207を昇降駆動するメイン油圧シ
リンダ20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダ
に相当する)と、パンチ208を昇降駆動する第3油圧
シリンダ21とを有する。上ダイス207は、本体フレ
ームに成型されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイ
ド部を介して鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シ
リンダ20により昇降駆動できるようになっている。
208と、上ダイス207を昇降駆動するメイン油圧シ
リンダ20(昇降駆動手段に相当し、第2油圧シリンダ
に相当する)と、パンチ208を昇降駆動する第3油圧
シリンダ21とを有する。上ダイス207は、本体フレ
ームに成型されたガイド部に摺動自在に係合する被ガイ
ド部を介して鉛直に昇降可能に案内され、メイン油圧シ
リンダ20により昇降駆動できるようになっている。
【0130】上ダイス207の下面211は、下ダイス
203の上面212に当接する水平面に形成され、この
上ダイス207の中央部には円形断面のパンチ挿通穴2
09が形成されている。
203の上面212に当接する水平面に形成され、この
上ダイス207の中央部には円形断面のパンチ挿通穴2
09が形成されている。
【0131】前記パンチ挿入穴209に対応する部位に
おいて、上ダイス207の下面付近には上成型孔210
がパンチ挿通穴209の下端に連通状に形成されてい
る。上ダイス207を型締めした状態では、上成型21
0が下成型孔206に連通する(第26図参照)。
おいて、上ダイス207の下面付近には上成型孔210
がパンチ挿通穴209の下端に連通状に形成されてい
る。上ダイス207を型締めした状態では、上成型21
0が下成型孔206に連通する(第26図参照)。
【0132】パンチ208は、加工力を素材213に伝
えるためのもので、円形断面状に形成され、このパンチ
208は上ダイス中心部のパンチ挿通穴209に昇降自
在に挿通させて配置してある。パンチ208ははその上
方に配設された第3油圧シリンダ21のピストンロッド
21aに連結され、第3油圧シリンダ21で昇降駆動さ
れる。
えるためのもので、円形断面状に形成され、このパンチ
208は上ダイス中心部のパンチ挿通穴209に昇降自
在に挿通させて配置してある。パンチ208ははその上
方に配設された第3油圧シリンダ21のピストンロッド
21aに連結され、第3油圧シリンダ21で昇降駆動さ
れる。
【0133】次に、この閉塞鍛造装置200の油圧制御
装置18について説明する。第6図に示すように、この
油圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1
つ又は複数のメイン油圧シリンダ29と第1油圧シリン
ダ19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供
給装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタ
ンク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および
電磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複
数の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁
類(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット
29とが設けられている。
装置18について説明する。第6図に示すように、この
油圧制御装置18(油圧制御手段に相当する)には、1
つ又は複数のメイン油圧シリンダ29と第1油圧シリン
ダ19と第3油圧シリンダ21に油圧を給排する油圧供
給装置22(油圧ポンプとポンプ駆動モータとオイルタ
ンク等を有する)と、電磁方向切換弁23〜25および
電磁比例リリーフ弁26、27とを含む油圧回路と、複
数の検出スイッチ類28と、油圧供給装置22と電磁弁
類(23〜25,26,27)を制御する制御ユニット
29とが設けられている。
【0134】複動型のメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aは上ダイス207に連結され、複動型の
第1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイス
ピン204に当接され、複動型の第3油圧シリンダ21
のピストンロッド21aはパンチ208に連結されてい
る。電磁方向切換弁23はメイン油圧シリンダ20へ油
圧を給排する油路に介設され、電磁方向切換弁24は第
1油圧シリンダ19へ油圧を給排する油路に介設され、
電磁方向切換弁25は第3油圧シリンダ21へ油圧を給
排する油路に介設され、これら電磁方向切換弁23〜2
5は制御ユニット29により制御される。
ンロッド20aは上ダイス207に連結され、複動型の
第1油圧シリンダ19のピストンロッド19aはダイス
ピン204に当接され、複動型の第3油圧シリンダ21
のピストンロッド21aはパンチ208に連結されてい
る。電磁方向切換弁23はメイン油圧シリンダ20へ油
圧を給排する油路に介設され、電磁方向切換弁24は第
1油圧シリンダ19へ油圧を給排する油路に介設され、
電磁方向切換弁25は第3油圧シリンダ21へ油圧を給
排する油路に介設され、これら電磁方向切換弁23〜2
5は制御ユニット29により制御される。
【0135】電磁比例リリーフ弁26は、第1油圧シリ
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。同様に、電磁比例リリーフ弁27は、第
3油圧シリンダ21への供給油路に接続され、第3油圧
シリンダ21には電磁比例リリーフ弁27で設定された
油圧が供給される。この電磁比例リリーフ弁27は制御
ユニット29で制御される。
ンダ19へ供給油路に接続され、第1油圧シリンダ19
には電磁比例リリーフ弁26で設定された油圧が供給さ
れる。この電磁比例リリーフ弁26は制御ユニット29
で制御される。同様に、電磁比例リリーフ弁27は、第
3油圧シリンダ21への供給油路に接続され、第3油圧
シリンダ21には電磁比例リリーフ弁27で設定された
油圧が供給される。この電磁比例リリーフ弁27は制御
ユニット29で制御される。
【0136】複数の検出スイッチ類28は、上ダイス2
07の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチや、
パンチ208の上限位置と下限位置を検出する検出スイ
ッチ等を含む。尚、制御ユニット29は、マイクロコン
ピュータと入出力インターフェースを有し、マイクロコ
ンピュータのROMには、検出スイッチ類28からの検
出信号に基づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜
25,26,27)を制御する制御プラグラムが予め入
力格納されている。
07の上限位置と下限位置を検出する検出スイッチや、
パンチ208の上限位置と下限位置を検出する検出スイ
ッチ等を含む。尚、制御ユニット29は、マイクロコン
ピュータと入出力インターフェースを有し、マイクロコ
ンピュータのROMには、検出スイッチ類28からの検
出信号に基づいて油圧供給装置22と電磁弁類(23〜
25,26,27)を制御する制御プラグラムが予め入
力格納されている。
【0137】前記構成にて鍛造素材213を鍛造する方
法について、第6図、第25図〜第31図を参照して説
明する。
法について、第6図、第25図〜第31図を参照して説
明する。
【0138】最初、第25図に示すように上ダイス20
7,パンチ208を上限位置に保持し、下ダイス203
の成型孔206に鍛造素材213をセットする。
7,パンチ208を上限位置に保持し、下ダイス203
の成型孔206に鍛造素材213をセットする。
【0139】次に、第26図に示すように、電磁方向切
換弁23を切り換えてメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aを伸長させて上ダイス207を下降させ
て、下型201に対して上型202を型締めするととも
に、上ダイス207に対してパンチ208を所定の位置
関係にする。
換弁23を切り換えてメイン油圧シリンダ20のピスト
ンロッド20aを伸長させて上ダイス207を下降させ
て、下型201に対して上型202を型締めするととも
に、上ダイス207に対してパンチ208を所定の位置
関係にする。
【0140】次に、パンチ208に所定の保持力を設定
し、第26図に示す所定位置に保持する。この場合、電
磁比例リリーフ弁27の設定圧を所定の圧力に設定し、
電磁方向切換弁25と第3油圧シリンダ21を介して、
パンチ208の下端が第26図に示すような位置になる
ようにパンチ208の高さ位置を設定してから電磁方向
切換弁25をブロック位置aに切り換える。
し、第26図に示す所定位置に保持する。この場合、電
磁比例リリーフ弁27の設定圧を所定の圧力に設定し、
電磁方向切換弁25と第3油圧シリンダ21を介して、
パンチ208の下端が第26図に示すような位置になる
ようにパンチ208の高さ位置を設定してから電磁方向
切換弁25をブロック位置aに切り換える。
【0141】次に、電磁比例リリーフ弁27の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁24を切
り換え、第1油圧シリンダ19のピストンロッド19a
を上昇駆動することにより第27図に示すようにダイス
ピン204を所定の位置まで上昇駆動し鍛造素材213
を加工する。すると、鍛造素材213が塑性変形され
る。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁24を切
り換え、第1油圧シリンダ19のピストンロッド19a
を上昇駆動することにより第27図に示すようにダイス
ピン204を所定の位置まで上昇駆動し鍛造素材213
を加工する。すると、鍛造素材213が塑性変形され
る。
【0142】このとき、パンチ208の保持力を、パン
チ208にかかる荷重よりも大きく設定するか、パンチ
208の上方向への移動を型などで規制することによ
り、パンチ208の上方向への移動を防止することがで
きる。
チ208にかかる荷重よりも大きく設定するか、パンチ
208の上方向への移動を型などで規制することによ
り、パンチ208の上方向への移動を防止することがで
きる。
【0143】次に、ダイスピン204に所定の保持力を
設定し、第27図に示す所定位置に保持する。この場
合、電磁比例リリーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設
定し、電磁方向切換弁24と第1油圧シリンダ19を介
して、ダイスピン204を所定の位置に設定してから電
磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
設定し、第27図に示す所定位置に保持する。この場
合、電磁比例リリーフ弁26の設定圧を所定の圧力に設
定し、電磁方向切換弁24と第1油圧シリンダ19を介
して、ダイスピン204を所定の位置に設定してから電
磁方向切換弁24をブロック位置aに切り換える。
【0144】次に、電磁比例リリーフ弁26の設定を所
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁25を切
り換え、第3油圧シリンダ21のピストンロッド21a
を下降駆動することにより第28図に示すようにパンチ
208を下降駆動し鍛造素材213を加工する。する
と、鍛造素材213が塑性変形される。第28図は、鍛
造途中にダイスピン204にかかる荷重がダイスピン2
04の保持力と等しくなった状態を示す。さらにパンチ
208が下降駆動し、ダイスピン204にかかる荷重
が、ダイスピン204の保持力よりも大きくなると、第
29図のように、余剰の鍛造素材213aはダイスピン
204に当接し、ダイスピン204の保持力にうち勝
ち、ダイスピン204を後退させ、ピン挿通穴205に
流入して、捨て代213aが形成される。そして、パン
チ208が所定の位置へ移動したところで加工は終わり
鍛造素材213は成形キャビティC2内に充満し、所定
の寸法に加工される。なお、ダイスピン204を後退さ
せることにより形成されたピン挿通穴部にできた鍛造素
材213の捨て代213aは後で除去すればよい。
定の圧力にした状態において、電磁方向切換弁25を切
り換え、第3油圧シリンダ21のピストンロッド21a
を下降駆動することにより第28図に示すようにパンチ
208を下降駆動し鍛造素材213を加工する。する
と、鍛造素材213が塑性変形される。第28図は、鍛
造途中にダイスピン204にかかる荷重がダイスピン2
04の保持力と等しくなった状態を示す。さらにパンチ
208が下降駆動し、ダイスピン204にかかる荷重
が、ダイスピン204の保持力よりも大きくなると、第
29図のように、余剰の鍛造素材213aはダイスピン
204に当接し、ダイスピン204の保持力にうち勝
ち、ダイスピン204を後退させ、ピン挿通穴205に
流入して、捨て代213aが形成される。そして、パン
チ208が所定の位置へ移動したところで加工は終わり
鍛造素材213は成形キャビティC2内に充満し、所定
の寸法に加工される。なお、ダイスピン204を後退さ
せることにより形成されたピン挿通穴部にできた鍛造素
材213の捨て代213aは後で除去すればよい。
【0145】この成形中において、ダイスピン204の
保持力は、鍛造素材213が成形キャビティCに充満す
ると同時に、余剰の鍛造素材213がピン挿通穴205
に流入するように設定されている。なお、ダイスピン2
04を保持する保持手段として第1油圧シリンダ19を
用い、その油圧シリンダ19の油圧を様々に設定するこ
とができるので、鍛造素材213が成形キャビティC2
に充満するとき、ダイスピン204にかかる荷重は、簡
単に把握できる。よって、必要最小限の成形力で鍛造が
おこなえる。
保持力は、鍛造素材213が成形キャビティCに充満す
ると同時に、余剰の鍛造素材213がピン挿通穴205
に流入するように設定されている。なお、ダイスピン2
04を保持する保持手段として第1油圧シリンダ19を
用い、その油圧シリンダ19の油圧を様々に設定するこ
とができるので、鍛造素材213が成形キャビティC2
に充満するとき、ダイスピン204にかかる荷重は、簡
単に把握できる。よって、必要最小限の成形力で鍛造が
おこなえる。
【0146】前記の鍛造成形終了後に、上型202を上
限位置に復帰させ、ダイスピン204を上限位置まで上
昇させることにより、鍛造素材213を下型201から
取り出すものとする。
限位置に復帰させ、ダイスピン204を上限位置まで上
昇させることにより、鍛造素材213を下型201から
取り出すものとする。
【0147】第30図は以上のようにして鍛造された製
品の斜視図及び断面図であり、第31図は、成形後に切
削等の後加工により捨て代213aを除去して完成した
製品の斜視図及び断面図である。
品の斜視図及び断面図であり、第31図は、成形後に切
削等の後加工により捨て代213aを除去して完成した
製品の斜視図及び断面図である。
【0148】次に、以上の鍛造法によれば、鍛造素材2
13が成型キャビティC2に充満するときにダイスピン
204にかかる荷重よりも大きな保持力をダイスピン2
04に付加しているので、鍛造素材213は成形キャビ
ティC2の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材213
aはピン挿通穴205に流入する。よって、欠肉が発生
しない。
13が成型キャビティC2に充満するときにダイスピン
204にかかる荷重よりも大きな保持力をダイスピン2
04に付加しているので、鍛造素材213は成形キャビ
ティC2の細部まで確実に充満し、余剰鍛造素材213
aはピン挿通穴205に流入する。よって、欠肉が発生
しない。
【0149】鍛造途中に、充満状態になった場合でも余
剰鍛造素材213aは、ダイスピン204に当接し、ダ
イスピン204の保持力にうち勝ち、ダイスピン204
を移動させながら第29図のようにピン挿通穴205へ
流入するので、密閉高圧状態に起因する鍛造の中断は発
生せず、型への負荷も低減できる。
剰鍛造素材213aは、ダイスピン204に当接し、ダ
イスピン204の保持力にうち勝ち、ダイスピン204
を移動させながら第29図のようにピン挿通穴205へ
流入するので、密閉高圧状態に起因する鍛造の中断は発
生せず、型への負荷も低減できる。
【0150】また、鍛造の中断は発生せず最終工程まで
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代213a)を
除去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることが
できる。
完了するので、鍛造後に余剰部分(捨て代213a)を
除去することにより寸法精度のよい鍛造品を得ることが
できる。
【0151】前もって、鍛造素材213の厳密な重量管
理をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように
捨て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
理をする必要がなく、しかも後加工に都合のよいように
捨て代を設定できるのできわめて作業性の向上に寄与す
る。
【0152】ダイスピン204に保持力を持たせること
で、余剰鍛造素材213aの流動方向に対し逆方向の圧
力を付加することになるので、成型孔206とピン挿通
穴205の入口付近の間に作用する摩擦力に起因する割
れ欠陥も発生しにくい。
で、余剰鍛造素材213aの流動方向に対し逆方向の圧
力を付加することになるので、成型孔206とピン挿通
穴205の入口付近の間に作用する摩擦力に起因する割
れ欠陥も発生しにくい。
【0153】ダイスピン204を保持する保持手段とし
て第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ
19の圧力を変化させてダイスピン204の保持力を変
化させるので、ダイスピン204の保持力を適宜調節す
ることができる。
て第1油圧シリンダ19を用い、その第1油圧シリンダ
19の圧力を変化させてダイスピン204の保持力を変
化させるので、ダイスピン204の保持力を適宜調節す
ることができる。
【図1】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(初期状態)
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形途中状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図3】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形完了状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図4】本発明による閉塞鍛造方法で作成した製品(捨
て代あり)の斜視図及び断面図
て代あり)の斜視図及び断面図
【図5】本発明による閉塞鍛造方法で作成し捨て代を除
去した製品の斜視図及び断面図
去した製品の斜視図及び断面図
【図6】閉塞鍛造装置の油圧制御装置の構成図
【図7】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(初期状態)
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図8】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(型締め状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図9】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形途中状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図10】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形完了
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図11】本発明による閉塞鍛造方法で作成した製品
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
【図12】本発明による閉塞鍛造方法で作成し捨て代を
除去した製品の斜視図及び断面図
除去した製品の斜視図及び断面図
【図13】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(初期状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図14】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形途中
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図15】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形完了
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図16】本発明による閉塞鍛造方法で作成した製品
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
【図17】本発明による閉塞鍛造方法で作成し捨て代を
除去した製品の斜視図及び断面図
除去した製品の斜視図及び断面図
【図18】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(初期状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図19】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(型締め状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図20】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形開始
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図21】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形途中
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図22】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形完了
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図23】本発明による閉塞鍛造方法で作成した製品
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
【図24】本発明による閉塞鍛造方法で作成し捨て代を
除去した製品の斜視図及び断面図
除去した製品の斜視図及び断面図
【図25】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(初期状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図26】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(型締め状
態)の縦断面図である。
態)の縦断面図である。
【図27】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形開始
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図28】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形途中
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図29】閉塞鍛造装置の下型と上型の要部(成形完了
状態)の縦断面図である。
状態)の縦断面図である。
【図30】本発明による閉塞鍛造方法で作成した製品
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
(捨て代あり)の斜視図及び断面図
【図31】本発明による閉塞鍛造方法で作成し捨て代を
除去した製品の斜視図及び断面図
除去した製品の斜視図及び断面図
1 鍛造装置 2 下型 3 上型 4 下ダイス 5 ダイスピン 8 上ダイス 9 上アウターパンチ 18 油圧制御装置 19 第1油圧シリンダ 20 メイン油圧シリンダ 21 第3油圧シリンダ 22 油圧供給装置 23〜25 電磁方向切換弁 26,27 電磁比例リリーフ弁 28 検出スイッチ類 29 制御ユニット 30 鍛造装置 31 下型 32 上型 33 下ダイス 34 ダイスピン 37 上ダイス 38 パンチ 44 鍛造装置 45 下型 46 上型 47 下ダイスA 48 下ダイスB 49 リングダイスピン 52 上ダイス 55 上アウターパンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E087 AA03 AA05 AA08 AA09 CA14 DB03 DB24 EA12 EC13 EC50 GA02 GA03 GB02
Claims (14)
- 【請求項1】 閉空間内部に配置された材料を該閉空間
の内壁の一部により加圧して、前記閉空間内に充填する
ようにした閉塞鍛造方法において、 前記材料の体積が第1の体積以下である場合には、前記
内壁の一部を第1の位置まで進出させることにより前記
閉空間容積を前記第1の体積と同等にし、 前記材料の体積が前記第1の体積より大きい場合には、
前記内壁の一部を第1の位置まで進出させると共に、前
記閉空間の内壁の他の部分を後退させ、前記閉空間容積
を前記材料の体積と同等にする閉塞鍛造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の閉塞鍛造方法において、 前記閉空間容積を前記材料の体積と同等にして成形した
場合に、その成形物の体積が前記第1の体積と同等にな
るように余剰部分を除去する工程を有する閉塞鍛造方
法。 - 【請求項3】 閉空間内部に配置された材料を該閉空間
の内壁の一部により加圧して、前記閉空間内に充填する
ようにした閉塞鍛造方法において、 前記内壁の一部を第1の位置まで進出させることにより
前記閉空間内への材料の充填が完了すると共に、 前記第1の位置まで前記内壁の一部を進出していく際の
前記閉空間の内圧が、第1の圧力よりも大きい場合に
は、前記閉空間の内壁の他の部分を後退させ、 前記第1の位置まで前記内壁の一部を進出していく際の
前記閉空間の内圧が、第1の圧力以下である場合には、
前記閉空間の内壁の他の部分を後退させない閉塞鍛造方
法。 - 【請求項4】 前記内壁の一部を前記第1の位置まで進
出させる過程において、 前記閉空間の内圧変動が過渡状態の場合には、前記閉空
間の内圧が前記第1の圧力よりも大きい場合でも、前記
閉空間の内壁の他の部分を後退させず、 前記閉空間の内圧変動が定常状態の場合には、前記閉空
間の内圧が前記第1の圧力よりも大きい場合、前記閉空
間の内壁の他の部分を後退させてなる請求項3記載の閉
塞鍛造方法。 - 【請求項5】 前記閉空間の内壁の他の部分が後退する
のを妨げる方向に付勢する付勢手段を設けると共に、 前記内圧変動が過渡状態から定常状態に移行した場合、
前記付勢手段の付勢力を小さくしてなる請求項4記載の
閉塞鍛造方法。 - 【請求項6】 前記内圧変動が過渡状態であるか定常状
態であるかの判別は、前記閉空間の内壁の一部の位置検
出に基づき行う請求項4又は5記載の閉塞鍛造方法。 - 【請求項7】 前記内圧変動が過渡状態であるか定常状
態であるかの判別は、前記閉空間の内壁の一部を移動さ
せた後の経過時間に基づき行う請求項4又は5記載の閉
塞鍛造方法。 - 【請求項8】 前記内壁の他の部分は、前記内壁の一部
が前記第1の位置に進出する前に、前記材料を加圧しな
がら第2の位置まで進出してきたものである請求項1〜
7の何れか記載の閉塞鍛造方法。 - 【請求項9】 閉空間を有し、該閉空間内部に配置され
た材料を該閉空間の内壁の一部により加圧する鍛造型に
おいて、 前記閉空間の内壁の他の部分を前記閉空間内部に配置さ
れた材料が張り出すのに応じて後退させるよう構成して
なる鍛造型。 - 【請求項10】 前記後退可能にした部分は、所定の付
勢力により保持されてなる請求項9記載の鍛造型。 - 【請求項11】 前記付勢力は可変である請求項10記
載の鍛造型。 - 【請求項12】 前記内壁の他の部分は前記内壁の一部
と連動して後退可能である請求項9乃至11いずれか1
項記載の鍛造型。 - 【請求項13】 前記内壁の一部はパンチである請求項
9乃至12いずれか1項記載の鍛造型。 - 【請求項14】 前記内壁の一部は油圧にて付勢されて
いる請求項9乃至13いずれか1項記載の鍛造型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000077445A JP2000334537A (ja) | 1999-03-19 | 2000-03-21 | 閉塞鍛造成形方法および閉塞鍛造成形装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7667299 | 1999-03-19 | ||
| JP11-76672 | 1999-03-19 | ||
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