JP2000334573A - 重ね抵抗溶接方法 - Google Patents

重ね抵抗溶接方法

Info

Publication number
JP2000334573A
JP2000334573A JP11143170A JP14317099A JP2000334573A JP 2000334573 A JP2000334573 A JP 2000334573A JP 11143170 A JP11143170 A JP 11143170A JP 14317099 A JP14317099 A JP 14317099A JP 2000334573 A JP2000334573 A JP 2000334573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
resistance welding
welding method
metal plates
lap resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11143170A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Yasuhara
孝文 安原
Yuji Uno
雄二 鵜野
Hiromichi Watanabe
弘道 渡邉
Yuko Wakabayashi
祐幸 若林
Kiko Yukimatsu
規光 行松
Toshimasa Akamatsu
敏正 赤松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP11143170A priority Critical patent/JP2000334573A/ja
Publication of JP2000334573A publication Critical patent/JP2000334573A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパッタが生じ易く、これが回路や機械の駆
動部分等に飛散・付着し、電気的絶縁不良や機械的駆動
不良を発生させていた。 【解決手段】 金属板71、72の密接部73a近傍を
遮蔽体10により囲んでおき、対向配置した金属板7
1、72に電極91、92を押し当て加圧しつつ電流を
流し、密接部73aを溶融・凝固させて接合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重ね抵抗溶接方法に
関し、より詳細には、例えばリレー、コンデンサ等の電
子部品の端子とプリント基板の配線とのような、細長い
金属薄板どうしを所定箇所で重ね合わせて溶接・接合す
るときに用いる重ね抵抗溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のこの種の重ね抵抗溶接方法
(プロジェクション溶接方法)を説明するために、金属
板の接合部近傍を拡大して模式的に示した断面図であ
り、(a)は溶接前の状態、(b)は溶接初期の状態、
(c)は溶接が進行したときの状態を示している。金属
板71、72は、銅、アルミニウム、鋼等の導電性材料
を用いて略細長薄板形状に形成されており、一方の金属
板下面71aの所定箇所には高さHが約0.2〜1.0
mmの略中空逆円錐台形状をした突起部(プロジェクシ
ョン)71cがプレス等を用いて形成されている。突起
部中心軸71d上の金属板上面71bには略円柱形状を
した電極91が当接され、電極91には絶縁体を介して
加圧手段(共に図示せず)が接続されており、この加圧
手段の駆動により電極91が所定圧力で矢印A方向に押
し下げられるようになっている。他方、突起部中心軸7
1d上の金属板下面72aには略円柱形状をした電極9
2が当接され、電極92は絶縁体を介して基台(共に図
示せず)に固定されるようになっている。これら電極9
1、92は銅などの熱伝導性に優れた材料を用いて形成
されており、電極91、92により金属板71上部、金
属板72下部が冷却されるようになっている。また電極
91、92は変圧器等を含む電源(図示せず)にそれぞ
れ接続されており、この電源の駆動により電極91、9
2間に低電圧・大電流が印加されるようになっている
(a)。
【0003】このように構成された抵抗溶接装置を用い
て金属板71、72を溶接する場合、電極92上に金属
板72を位置決め・載置した後、この金属板上面72b
に突起部71cが接触した態様で金属板71を載置す
る。次に前記加圧手段及び前記電源を駆動し、突起部7
1cを介して金属板71、72どうしを密接させると同
時に、金属板71、72に大電流を流す。すると電流密
度が大きい密接部73aおよびその近傍が抵抗発熱によ
り高温になると共に、加圧力により塑性変形し、突起部
71cが潰れると同時に密接部73aが拡大してゆく
(b)。
【0004】さらに通電しつつ金属板71、72どうし
を加圧すると、空隙部75がより小さくなると共に、密
接部73bの略中央部が溶けて溶融部74が形成され
る。所定時間が経過した後、前記通電・加圧を停止する
と、溶融部74が凝固・再結晶化すると共に密接部73
bがコロナボンディングされ、この結果、金属板71、
72が一体的に接合される(c)。
【0005】図9は従来の別の重ね抵抗溶接方法(スポ
ット溶接方法)を説明するために、金属板の接合部近傍
を拡大して模式的に示した断面図であり、(a)は溶接
前の状態、(b)は溶接初期の状態、(c)は溶接が進
行したときの状態を示している。金属板81、82は図
8に示したものと同様の導電性材料を用いて略細長薄板
形状に形成されており、金属板81、82の上下面81
b、82aには電極93、94が同一軸上にそれぞれ当
接されている。電極93、94は略円柱形状をした主部
93a、94aと、その一端が次第に絞られた態様の当
接部93b、94bとを含んで構成されており、当接部
93b、94bにより、電極93、94に掛かる加圧力
が効率的に金属板81、82へ伝達されるようになって
いる。その他の構成は図8に示したものと略同様である
のでここではその構成の詳細な説明は省略することとす
る(a)。
【0006】このように構成された抵抗溶接装置を用い
て金属板81、82を溶接する場合、電極94上に金属
板82、81を位置決め・載置した後、加圧手段を駆動
して金属板81に電極93を押し付けると、金属板8
1、82どうしが局部的に密接する。同時に電源を駆動
して金属板81、82に大電流を流すと、図8に示した
場合と略同様、電流密度が大きい密接部83aおよびそ
の近傍が高温になると共に、加圧力により塑性変形して
密接部83aが拡大してゆく(b)。
【0007】さらに通電しつつ金属板81、82どうし
を加圧すると、空隙部85がより小さくなると共に、密
接部83bの略中央部が溶けて溶融部84が形成され
る。そして所定時間が経過後、前記通電・加圧を停止す
ると、図8に示した場合と略同様、溶融部84が凝固・
再結晶化すると共に密接部83bがコロナボンディング
され、この結果、金属板81、82が一体的に接合され
る(c)。
【0008】しかし図8に示した重ね抵抗溶接方法にお
いては、図10に示したように、高温の溶融部74が膨
張すると同時に、前記加圧手段の押圧力により密接部7
3b(図8(c))が圧壊され易いため、この圧壊部分
を通って溶融部74の一部が空隙部75側(矢印B方
向)へ噴出・凝固し、略粒形状をした複数個のスパッタ
(中散り)74aが発生し易い。
【0009】また図9に示した重ね抵抗溶接方法におい
ては、例えば電極93による金属板81の冷却が不十分
である場合、図11に示したように、電極93と接触す
る金属板81の部分が加熱されて溶融部84aが生じ易
い。するとこの溶融部84aと溶融部84とがつなが
り、溶融部84の一部が矢印C方向へ噴出・凝固し、複
数個のスパッタ(表散り)84bが発生し易い。また図
10に示した場合と略同様、溶融部84の一部が密接部
83bを通って矢印B方向へ噴出・凝固し、複数個のス
パッタ(中散り)74aが生じ易い。これらのスパッタ
74a、84bが前記回路や前記機械の駆動部分等に飛
散・付着すると、電気的絶縁不良や機械的駆動不良を発
生させるおそれがあるという問題があった。
【0010】これらの問題に対処するため、スパッタの
飛散を防止するための重ね抵抗溶接方法が種々提案され
ている。図12はこの種重ね抵抗溶接方法を工程順に示
した模式的拡大断面図であり、(a)は溶接前の状態、
(b)は溶接初期の状態、(c)は溶接が進行したとき
の状態を示している。図8に示したものと同様、図中7
1、72は金属板、71cは突起部、91、92は電極
を示している。このように構成された装置を用いて金属
板71、72どうしを溶接する場合、まず金属板下面7
1aにおける突起部71cの周囲に、予めペースト状の
接着剤76を略リング形状に塗布する(a)。
【0011】次に図8に示した場合と同様、加圧手段お
よび電源を駆動し、突起部71cを介して金属板71、
72どうしを加圧すると同時に、金属板71、72に大
電流を流す。すると密接部73aおよびその近傍が昇温
・塑性変形して突起部71cが潰れ、接着剤76下部が
金属板上面72bに接触・付着し、接着剤76、突起部
71c、金属板72により囲まれた密閉空間77aが形
成される(b)。
【0012】さらに通電しつつ金属板71、72どうし
を加圧すると、溶融部74が形成されると共に、接着剤
76a、密閉空間77bが略扁平リング形状に変形す
る。そして溶融部74の一部が矢印B方向へ噴出した
際、スパッタ(中散り)74aが接着剤76に拘束・接
着されると同時に密閉空間77b内にも封じ込められ
る。この後、前記通電・加圧を停止すると、溶融部74
が凝固・再結晶化し、密接部73bがコロナボンディン
グされると共に接着剤76が硬化する。この結果、金属
板71、72が一体的に接合させられると共に、スパッ
タ74aが接着剤76、密閉空間77b内に捕捉・封止
される(c)。
【0013】図13はスパッタ飛散を防止するための別
の重ね抵抗溶接方法を工程順に示した模式的拡大断面図
であり、(a)は溶接前の状態、(b)は溶接が進行し
たときの状態を示している(特開平5−184124号
公報)。金属板78、79は図8に示したものと同様の
導電性材料を用いて略細長薄板形状に形成されている。
金属板上面79bの所定箇所には突起部79cが形成さ
れ、突起部79cの周囲には所定の外形寸法Dを有する
平面視略リング形状の凹部79dが形成されている。金
属板上面78b、金属板下面79aにおける突起部79
cの同心軸上には、図8に示したものと同様の電極9
1、92がそれぞれ当接されている(a)。
【0014】このように構成された金属板78、79ど
うしを溶接する場合、図8に示した場合と同様、加圧手
段および電源を駆動し、突起部79cを介して金属板7
8、79どうしを加圧すると同時に金属板78、79に
大電流を流す。すると密接部80およびその近傍が昇温
・塑性変形して突起部79cが潰れ、溶融部80aが形
成されると共に、金属板78、79の間隔tが減少して
ゆく。そして溶融部80aの一部が矢印B方向へ噴出し
た際、スパッタ74aが凹部79d内に落ちて金属板7
8がふたとなって封じ込められる。この後、前記通電・
加圧を停止すると、溶融部80aが凝固・再結晶化し、
密接部80がコロナボンディングされる。この結果、金
属板78、79が一体的に接合されると共に、スパッタ
74aが凹部79d内に封止される(b)。
【0015】さらに別の方法として、特開平5−228
640号公報(図示せず)には、図8、図9に示した重
ね抵抗溶接方法により金属板71、72または金属板8
1、82を接合中、この周辺部にエアーを吹き付け、発
生したスパッタ74a、84bを吹き飛ばして排除する
技術が開示されている。
【0016】またさらに別の方法として、特開平5−2
28640号公報(図示せず)には、図8、図9に示し
た重ね抵抗溶接方法により金属板71、72または金属
板81、82を接合中、発生したスパッタ74a、84
b(図10、図11)を吸引により排除する技術が開示
されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図8〜図11に示した
重ね抵抗溶接方法においては、上述したようにスパッタ
74a、84bが生じ易く、これらが回路や機械の駆動
部分等に飛散・付着し、電気的絶縁不良や機械的駆動不
良を発生させるおそれがあるという課題があった。
【0018】また図12に示した重ね抵抗溶接方法にお
いては、密閉空間77a、77b内の空気が高温の突起
部71c等に触れて急激に膨張し、その膨張圧力により
略扁平リング形状の接着剤76aが破壊され易い。する
とこの破壊部分を通ってスパッタ(中散り)74aが外
方へ飛散し易く、その結果、スパッタ74aを密閉空間
77b内に確実に封止することが難しい。またその構成
上、スパッタ(表散り)84b(図11)の飛散防止を
図ることが不可能であるという課題があった。
【0019】また図13に示した重ね抵抗溶接方法にお
いては、スパッタ74aの噴出方向Bに隙間tがあるた
め、この隙間tを通ってスパッタ74aが飛散するおそ
れがあり、スパッタ74aを凹部79d内に確実に封止
することが困難である。また金属板79に凹部79dを
その都度形成するのが面倒である。また図12に示した
場合と同様、スパッタ84bの飛散防止を図ることが不
可能であるという課題があった。
【0020】またエアーを吹き付ける重ね抵抗溶接方
法、およびスパッタを吸引する重ね抵抗溶接方法におい
ては、いずれのスパッタ74a、84bの場合でも適用
可能である一方、スパッタ74a、84bの飛散・付着
領域が予め限定されておらず、エアー吹き付けあるいは
吸引箇所が広範囲、かつ不明確となり易い。その結果、
エアー吹き付けまたは吸引に長時間を要し、しかもスパ
ッタ74a、84bを確実に排除することが難しい。ま
たエアーを吹き付ける重ね抵抗溶接方法においては、エ
アーの吹き付けによりスパッタ74a、84bが舞い上
がり易く、回路や機械の駆動部分への付着をむしろ助長
するおそれがあるという課題があった。
【0021】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、繰り返し利用可能の治具を用いてスパッタの飛散・
付着領域を簡単に限定させることができ、スパッタの系
外への排除や系内での封じ込めを迅速、かつ確実に実現
させることができ、その結果、電気的絶縁不良や機械的
駆動不良の発生を防止することができる重ね抵抗溶接方
法を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段およびその効果】上記目的
を達成するために本発明に係る重ね抵抗溶接方法(1)
は、被溶接物としての第1および第2の金属板を対向配
置し、前記第1および第2の金属板に電極を押し当て加
圧しつつ電流を流し、前記第1および前記第2の金属板
の密接部を溶融・凝固させて接合させる重ね抵抗溶接方
法において、溶接時に前記第1および第2の金属板の前
記密接部近傍を遮蔽体により囲っておくことを特徴とし
ている。
【0023】上記した重ね抵抗溶接方法(1)によれ
ば、溶接時に前記第1および第2の金属板の前記密接部
近傍を遮蔽体により囲っており、発生する中散り、表散
りスパッタを前記遮蔽体内に確実に留めておくことがで
きるので、この後、何らかの方法を用いて前記スパッタ
を系外に排除すればよく、その結果、電気的絶縁不良や
機械的駆動不良の発生を防止することができる。
【0024】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(2)
は、重ね抵抗溶接方法(1)において、前記遮蔽体の内
面に粘着材が塗布されたものを用いることを特徴として
いる。上記した重ね抵抗溶接方法(2)によれば、前記
遮蔽体の内面に粘着材が塗布されたものを用いるので、
前記遮蔽体に飛散・衝突したスパッタを前記粘着剤に確
実に付着させることができると共に、溶接後、前記遮蔽
体を洗浄することにより、前記付着させたスパッタを前
記粘着剤と同時に洗い流し・排除することができる。ま
た前記粘着剤の再塗布により、前記遮蔽体を繰り返し利
用することができる。
【0025】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(3)
は、重ね抵抗溶接方法(1)または(2)において、前
記遮蔽体の所定箇所に吸引手段を接続しておき、通電・
加圧時および/または通電・加圧後に前記吸引手段を駆
動させることを特徴としている。上記した重ね抵抗溶接
方法(3)によれば、前記遮蔽体の所定箇所に吸引手段
を接続しておき、通電・加圧時および/または通電・加
圧後に前記吸引手段を駆動させるので、前記遮蔽体内に
閉じ込めた前記スパッタを前記吸引手段により吸引し、
系外へ迅速、かつ確実に排除することができる。
【0026】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(4)
は、重ね抵抗溶接方法(1)または(2)において、前
記遮蔽体の所定箇所に空気噴出手段および空気排出手段
を接続しておき、通電・加圧時および/または通電・加
圧後に前記空気噴出手段および前記空気排出手段を駆動
させることを特徴としている。上記した重ね抵抗溶接方
法(4)によれば、前記遮蔽体の所定箇所に空気噴出手
段および空気排出手段を接続しておき、通電・加圧時お
よび/または通電・加圧後に前記空気噴出手段および前
記空気排出手段を駆動させるので、スパッタを系外に撒
き散らすことなく、前記空気噴出手段の噴出圧力により
前記各金属板に付着した前記スパッタを剥離すると共に
前記遮蔽体内に閉じ込めたスパッタを浮遊させた後、前
記空気排出手段を介し、前記スパッタを空気と共に迅
速、かつ確実に排除することができる。また前記空気噴
出手段の噴出圧力により前記スパッタを前記遮蔽体内に
舞い上がらせた後、該遮蔽体の内面に塗布した前記粘着
剤に付着させることにより、前記スパッタを除去するこ
ともできる。
【0027】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(5)
は、被溶接物としてその主面に突起部が形成された第1
の金属板と、その主面に突起部が形成されていない第2
の金属板とを用い、これら第1および第2の金属板を前
記突起部を挟んで対向配置し、前記第1および第2の金
属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流し、前記突起
部および該突起部近傍を溶融・凝固させて接合させる重
ね抵抗溶接方法において、前記第1または第2の金属板
の長手方向の両縁部を対向する前記第2または第1の金
属板側へ折り曲げ、この折り曲げ部間に前記第2または
第1の金属板を挿入して溶接することを特徴としてい
る。
【0028】上記した重ね抵抗溶接方法(5)によれ
ば、前記第1または第2の金属板の長手方向の両縁部を
対向する前記第2または第1の金属板側へ折り曲げ、こ
の折り曲げ部間に前記第2または第1の金属板を挿入し
て溶接しているので、スパッタは前記折り曲げ部により
方向転換させられるとその噴出力が弱められ、該折り曲
げ部と前記第2または第1の金属板との隙間を通って外
方に飛散することが難しくなり、前記各金属板の幅方向
側に噴出したスパッタを前記折り曲部近傍で停止・捕捉
することができる。また長手方向側の開放端と、前記突
起部との距離はスパッタの噴出力が弱まる長さに設定可
能であるので、前記長手方向側に噴出したスパッタを前
記開放端近傍で停止・捕捉することができる。また前記
折り曲げ部近傍および前記開放端近傍に接着剤を予め薄
く塗布しておくことにより、前記スパッタの停止・捕捉
をより確実なものとすることができる。
【0029】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(6)
は、被溶接物としてその主面に突起部が形成された第1
の金属板と、その主面に突起部が形成されていない第2
の金属板とを用い、これら第1および第2の金属板を前
記突起部を挟んで対向配置し、前記第1および第2の金
属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流し、前記突起
部および該突起部近傍を溶融・凝固させて接合させる重
ね抵抗溶接方法において、前記第1および/または第2
の金属板における前記突起部近傍に予め耐熱性粘着材を
隙間なく塗布しておくことを特徴としている。
【0030】上記した重ね抵抗溶接方法(6)によれ
ば、前記第1および/または第2の金属板における前記
突起部近傍に予め耐熱性粘着材を隙間なく塗布してお
り、該耐熱性粘着剤と前記突起部との間に介在し易い空
気及び熱分解ガスが極めて少なく、前記突起部の温度が
上がった際においてもこれらガス体の急激な熱膨張が抑
えられるので、該熱膨張の圧力に基づく前記粘着剤塗布
層の破損を阻止することができ、発生するスパッタを前
記耐熱性粘着剤により確実に捕捉することができる。
【0031】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(7)
は、被溶接物としてその主面に突起部が形成された第1
の金属板と、その主面に突起部が形成されていない第2
の金属板とを用い、これら第1および第2の金属板を前
記突起部を挟んで対向配置し、前記第1および第2の金
属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流し、前記突起
部および該突起部近傍を溶融・凝固させて接合させる重
ね抵抗溶接方法において、前記第2の金属板の溶接個所
近傍を前記第1の金属板に比べて低溶融点材料により構
成しておくことを特徴としている。
【0032】上記した重ね抵抗溶接方法(7)によれ
ば、前記第2の金属板の溶接個所近傍を前記第1の金属
板に比べて低溶融点材料により構成しておくので、前記
第1および第2の金属板に電極を押し当て加圧しつつ電
流を流した際、大気開放状態下、前記突起部との接触部
において前記低融点材料を優先的に溶融・合金化させる
と共に、この周囲にその融液プールを形成してゆくこと
ができ、この結果、スパッタの発生・噴出を抑制するこ
とができる。この後、前記通電・加圧を停止することに
より、前記融液プールが凝固・再結晶化すると共に、前
記突起部と前記第2の金属板との密接部がコロナボンデ
ィングされ、その結果、前記第1および第2の金属板を
一体的に接合させることができる。
【0033】また本発明に係る重ね抵抗溶接方法(8)
は、被溶接物としてその主面に突起部が形成された第1
の金属板と、その主面に突起部が形成されていない第2
の金属板とを用い、これら第1および第2の金属板を前
記突起部を挟んで対向配置し、前記第1および第2の金
属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流し、前記突起
部および該突起部近傍を溶融・凝固させて接合させる重
ね抵抗溶接方法において、少なくとも前記突起部を前記
第2の金属板に比べて高融点材料により構成しておくこ
とを特徴としている。
【0034】上記した重ね抵抗溶接方法(8)によれ
ば、少なくとも前記突起部を前記第2の金属板に比べて
高融点材料により構成しておくので、前記第1および第
2の金属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流した
際、大気開放状態下、前記突起部との接触部において前
記第2の金属板を優先的に溶融・合金化させると共に、
この周囲にその融液プールを形成させてゆくことがで
き、この結果、スパッタの発生・噴出を抑制することが
できる。この後、前記通電・加圧を停止することによ
り、前記融液プールが凝固・再結晶化すると共に、前記
突起部と前記第1および第2の金属板との密接部がコロ
ナボンディングされ、その結果、前記第1および第2の
金属板を一体的に接合させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る重ね抵抗溶接
方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、従
来例と同一機能を有する構成部品には同一の符号を付す
こととする。図1は、実施の形態(1)に係る重ね抵抗
溶接方法を説明するために金属板の接合部近傍を示した
概略図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけ
るE−E線断面図(正面断面図)である。図8に示した
ものと同様、金属板71、72は銅、アルミニウム、鋼
等の導電性材料を用い、幅がWの略細長薄板形状に形成
されており、金属板71の下面71aには高さが約0.
2〜1.0mmの突起部71cがプレス等を用いて形成
されている。突起部71cとは反対側の金属板上面71
bには略円柱形状をした電極91が当接され、電極91
にはシリンダ95a、ピストンロッド95bを含んで構
成された加圧手段95が絶縁体95cを介して接続され
ており、この加圧手段95の駆動により電極91が所定
圧力で下方に押し下げられるようになっている。他方、
突起部71cとは反対側の金属板下面72aには略円柱
形状をした電極92が当接され、電極92は絶縁体96
aを介して基台96に固定されている。これら電極9
1、92は銅などの熱伝導性に優れた材料を用いて形成
されており、電極91、92を介してこの近傍の金属板
71上部、金属板72下部が所定温度に冷却・維持され
るようになっている。また電極91、92は変圧器等を
含む電源(図示せず)にそれぞれ接続されており、この
電源の駆動により電極91、92間に低電圧・大電流が
印加されるようになっている。
【0036】ピストンロッド95bの所定箇所には絶縁
材料を用いて略直方体板形状に形成された上壁部11a
が着脱可能に取り付けられ、上壁部11aの各辺からは
所定高さの側壁部11b〜11eが下方に延設されてお
り、側壁部11dの所定箇所には金属板71を挿入する
切り欠き部11fが形成されている。また側壁部11e
には絶縁材料製のスライド板11gが上下方向摺動可能
に配設され、スライド板11gの所定箇所には金属板7
2を挿入する切り欠き部11hが形成されている。また
スライド板11gは下方に付勢されており、上部遮蔽体
11が下降した際、スライド板11gが金属板72に常
時密接すると共に、金属板72を押し下げないようにな
っている。これら上壁部11a、側壁部11b〜11
e、スライド板11g等を含んで略箱形状をした上部遮
蔽体11が構成されている。
【0037】一方、支柱96aの所定箇所には絶縁材料
を用いて略直方体板形状に形成された下壁部12aが着
脱可能に取り付けられ、下壁部12aの各辺からは所定
高さの側壁部12b〜12eが上方に延設されている。
側壁部12dには絶縁材料製のスライド板12fが上方
に付勢されつつ、上下方向摺動可能に配設されており、
金属板71が加圧手段95により押し下げられた際、ス
ライド板12fが金属板71に常時密接すると共に、金
属板71を押し上げないようになっている。これら下壁
部12a、側壁部12b〜12e、スライド板12f等
を含んで略箱形状をした下部遮蔽体12が構成されてい
る。下部遮蔽体12は上部遮蔽体11に摺動可能に挿入
されており、これら上部遮蔽体11、下部遮蔽体12を
含んで遮蔽体10が構成されている。
【0038】側壁部11cの所定箇所には複数個の取り
付け孔11iが形成され、取り付け孔11iには所定形
状の吸引パイプ13a、13bが取り付けられている。
この吸引パイプ13a、13bの一端部は突起部71c
近傍、下壁部12a上面近傍にそれぞれ配置される一
方、吸引パイプ13a、13bの他端部はフレキシブル
パイプ継ぎ手、集合パイプ等を介して集塵機、排気ファ
ン(共に図示せず)に接続されている。また遮蔽体上壁
部11aの所定箇所には空気導入孔13cが形成されて
おり、前記排気ファンを駆動した際、空気吸入孔13c
より遮蔽体10内に空気が導入され、この空気と共にス
パッタ74a(図10)が前記排気ファン側へ吸引され
るようになっている。これら吸引パイプ13a、13
b、空気導入孔13c、前記フレキシブルパイプ継ぎ
手、前記集塵機、前記排気ファン等を含んで吸引手段1
3が構成されている。
【0039】このように構成された装置を用いて金属板
71、72に重ね抵抗溶接を施す場合、金属板72の所
定箇所と突起部71cとを電極92上に位置決めしつ
つ、金属板72、71を電極92および下部遮蔽体12
上に載置する。次に加圧手段95を下方に駆動して電極
91を金属板71に当接させる。すると上部遮蔽体11
も同時に下降して下部遮蔽体12に挿入され、突起部7
1c近傍の金属板71、72が遮蔽体10により囲まれ
る。次いで吸引手段13を駆動し、遮蔽体10内の空気
を外方に吸引させる。また加圧手段95および前記電源
を駆動し、突起部71cを介して金属板71、72どう
しを加圧すると同時に金属板71、72に大電流を流
す。
【0040】すると図示しないが、密接部73aおよび
その近傍が昇温・塑性変形し、溶融部74(図10)が
形成されると共に突起部71cが潰れ、金属板71、7
2の間隔tが減少してゆく。その間、遮蔽体10による
金属板71、72の囲繞は維持される。そして溶融部7
4の一部が矢印B方向に噴出した際、発生した中散りス
パッタ74a(図10)が遮蔽体10内に留保されると
共に、吸引手段13により系外へ排除される。この後、
前記通電・加圧を停止すると、溶融部74が凝固・再結
晶化し、密接部73b(図8)がコロナボンディングさ
れ、金属板71、72が一体的に接合される。
【0041】上記説明から明らかなように、実施の形態
(1)に係る重ね抵抗溶接方法では、溶接時に金属板7
1、72の密接部73a近傍を遮蔽体10により囲って
おり、発生するスパッタ74aを遮蔽体10内に留保さ
せることができるので、この後、吸引手段13を用いて
スパッタ74aを系外に容易に排除することができ、そ
の結果、電気的絶縁不良や機械的駆動不良の発生を防止
することができる。
【0042】また、遮蔽体10の所定箇所に吸引手段1
3を接続しておき、通電・加圧時に吸引手段13を駆動
させるので、遮蔽体10内に留保されたスパッタ74a
を吸引手段13により吸引し、系外へ迅速、かつ確実に
排除することができる。
【0043】なお、実施の形態(1)に係る重ね抵抗溶
接方法では、通電・加圧時に同時に吸引手段13を駆動
させた場合について説明したが、別の実施の形態では、
通電・加圧後に吸引手段13を所定時間駆動させてもよ
く、また通電・加圧時から通電・加圧後の所定時間まで
吸引手段13を駆動させてもよい。
【0044】また、実施の形態(1)に係る重ね抵抗溶
接方法では、遮蔽体10に吸引手段13を接続しておく
場合について説明したが、別の実施の形態では、吸引手
段13を接続しておかなくてもよく、この場合、溶接
後、遮蔽体10内に留保しておいたスパッタ74aを掃
除等により排除すればよい。
【0045】また、実施の形態(1)に係る重ね抵抗溶
接方法では、遮蔽体10に2組の吸引パイプ13a、1
3b、1個の空気導入孔13cが配置・形成されている
場合について説明したが、この配置箇所及び個数は何ら
これに限定されるものではない。また、実施の形態
(1)に係る重ね抵抗溶接方法では、遮蔽体10の内面
に粘着剤が塗布されていない場合について説明したが、
別の実施の形態では、図2に示した粘着剤21を遮蔽体
10の内面に塗布しておいてもよい。
【0046】図2は、実施の形態(2)に係る重ね抵抗
溶接方法を説明するために金属板の接合部近傍を模式的
に示した正面拡大断面図である。遮蔽体10の内面には
洗浄可能な粘着剤21が塗布されている。また側壁部1
1cには取り付け孔11iが形成され、取り付け孔11
iには、図1に示したものと略同様の形状をした空気噴
出パイプ22a、排気パイプ23aが取り付けられてい
る。空気噴出パイプ22a、排気パイプ23aの一端部
は突起部71c近傍、下壁部12a上面近傍にそれぞれ
配置される一方、空気噴出パイプ22aの他端部はフレ
キシブルパイプ継ぎ手、エアータンク等を介して圧縮ポ
ンプ(共に図示せず)に接続され、排気パイプ23aの
他端部はフレキシブルパイプ継ぎ手等を介して集塵機
(共に図示せず)に接続されている。これら空気噴出パ
イプ22a、前記フレキシブルパイプ継ぎ手、前記エア
ータンク、前記圧縮ポンプ等を含んで空気噴出手段22
が構成されると共に、これら排気パイプ23a、前記フ
レキシブルパイプ継ぎ手、前記集塵機等を含んで空気排
出手段23が構成されている。その他の構成は図1に示
したものと略同様であるので、ここではその構成の詳細
な説明は省略することとする。
【0047】このように構成された装置を用いる場合、
通電・加圧時に空気噴出手段22、空気排出手段23を
駆動し、所定圧力のエアーを空気噴出パイプ22aの一
端部より遮蔽体10内に噴出させる。すると図示しない
が、金属板71、72間や遮蔽体10内に付着・飛散し
たスパッタ74a(図10)が空気の噴出により剥離さ
れると同時に、遮蔽体10中に舞い上がる。そしてその
一部が粘着剤21に捕捉される一方、残りのスパッタ7
4aは空気と共に排気パイプ23a等を通り、前記集塵
機側に排出される。
【0048】上記説明から明らかなように、実施の形態
(2)に係る重ね抵抗溶接方法では、遮蔽体10の内面
に粘着材21が塗布されたものを用いるので、遮蔽体1
0内面に飛散・衝突したスパッタ74aを粘着剤21に
確実に付着させることができると共に、溶接後、遮蔽体
10を洗浄することにより、付着させたスパッタ74a
を粘着剤21と同時に洗い流し・排除することができ
る。また粘着剤21の再塗布により、遮蔽体10を繰り
返し利用することができる。
【0049】また、遮蔽体10の所定箇所に空気噴出手
段22および空気排出手段23を接続しておき、通電・
加圧時に空気噴出手段22および空気排出手段23を駆
動させるので、スパッタ74aを系外に撒き散らすこと
なく、空気噴出手段22の噴出圧力により金属板71、
72に付着したスパッタ74aを剥離すると共に遮蔽体
10内に留保されたスパッタ74aを浮遊させた後、空
気排出手段23を介し、スパッタ74aを空気と共に迅
速、かつ確実に排除することができる。また空気噴出手
段22の噴出圧力によりスパッタ74aを遮蔽体10内
に舞い上がらせた後、遮蔽体10の内面に塗布した粘着
剤21に付着させることにより、スパッタ74aを除去
することができる。
【0050】なお、実施の形態(1)、(2)に係る重
ね抵抗溶接方法では、いずれも突起部71cが形成され
た金属板71と、略平板形状の金属板72とを溶接する
場合について説明したが、別の実施の形態の場合では、
図9に示した電極93、94を用いて、略平板形状の金
属板81、82を溶接してもよく、このときに発生し易
い表散りスパッタ84b(図11)にも十分対応するこ
とができる。
【0051】また、実施の形態(2)に係る重ね抵抗溶
接方法では、通電・加圧時に空気噴出手段22、空気排
出手段23を駆動させた場合について説明したが、別の
実施の形態では、通電・加圧後にこれらを所定時間駆動
させてもよく、また通電・加圧時から通電・加圧後の所
定時間までこれらを駆動させてもよい。
【0052】また、実施の形態(2)に係る重ね抵抗溶
接方法では、遮蔽体10に2組の空気噴出パイプ22
a、排気パイプ23aが配置されている場合について説
明したが、この配置箇所及び個数は何らこれに限定され
るものではない。また、実施の形態(2)に係る重ね抵
抗溶接方法では、遮蔽体10の内面に粘着剤21が塗布
されている場合について説明したが、別の実施の形態で
は、図1に示した場合と同様、粘着剤21を塗布しなく
ともよい。
【0053】図3は、実施の形態(3)に係る重ね抵抗
溶接方法を説明するために金属板の接合部近傍を模式的
に示した拡大斜視図である。また図4は、実施の形態
(3)に係る重ね抵抗溶接方法を説明するために金属板
の接合部近傍を模式的に示した拡大断面図であり、
(a)は側面断面図、(b)は正面断面図である。主板
部32aは銅、アルミニウム、鋼等の導電性材料を用
い、幅がW1 (W1 −W=2×d)の略細長薄板形状に
形成されており、主板部32aにおける長手方向の両縁
部からは高さがH1 、長さが2×Lの折り曲げ部32b
がプレス等を用いて上方向(金属板71側)に折り曲げ
延設されている。これら主板部32a、折り曲げ部32
bを含んで金属板32が構成されている。一方、金属板
71は図1に示したものと同様の導電性材料を用いて幅
がWの略細長薄板形状に形成され、金属板下面71aの
所定箇所には高さHが約0.2〜1.0mmの突起部7
1cがプレス成形等により形成されている。
【0054】このように構成された金属板32、71
に、図8に示した装置を用いて重ね抵抗溶接を施す場
合、まず金属板32の折り曲げ部32b近傍、開放端3
2c、32d近傍に接着剤33a、33b(図4)を薄
く塗布する。次に開放端32cからの距離Lに位置決め
しつつ、金属板32を電極92上に載置した後、突起部
71cを下向きにし、かつ隙間dを維持した態様で金属
板71を折り曲げ部32b間に挿入する。次に加圧手段
95を駆動して電極91を金属板71に当接させた後、
加圧手段95および前記電源を駆動し、突起部71cを
介して金属板71、32どうしを加圧すると同時に金属
板71、32に大電流を流す。
【0055】すると図示しないが、突起部71c近傍よ
り発生したスパッタ74a(図10)は突起部71cを
中心とする半径方向に飛散した後、噴出圧力が減少する
折り曲げ部32b近傍、開放端32c、32d近傍で停
止し、接着剤33a、33bにより接着される。この
後、突起部71cが潰れ、金属板71、32の間隔Hが
僅少となり、スパッタ74aが金属板71、32間に捕
捉される。
【0056】上記説明から明らかなように、実施の形態
(3)に係る重ね抵抗溶接方法では、金属板32の長手
方向の両縁部を対向する金属板71側へ折り曲げ、この
折り曲げ部32b間に金属板71を挿入して溶接してい
るので、スパッタ74aは折り曲げ部32bにより方向
転換させられるとその噴出圧力が弱められ、折り曲げ部
32bと金属板71との隙間dを通って外方に飛散する
ことが難しくなり、金属板32、71の幅方向側に噴出
したスパッタ74aを折り曲げ部32b近傍で停止・捕
捉することができる。また長手方向側の開放端32c、
32dと、突起部71cとの距離はスパッタ74aの噴
出圧力が弱まる長さLに設定可能であるので、長手方向
側に噴出したスパッタ74aを開放端32c、32d近
傍で停止・捕捉することができる。また折り曲げ部32
b近傍に接着剤33aおよび開放端32c、32d近傍
に接着剤33bを予め薄く塗布しておくことにより、ス
パッタ74aの停止・捕捉をより確実なものとすること
ができる。
【0057】なお、実施の形態(3)に係る重ね抵抗溶
接方法では、金属板32の長手方向の両縁部を対向する
金属板71側へ折り曲げ、この折り曲げ部32b間に金
属板71を挿入して溶接する場合について説明したが、
別の実施の形態では、金属板32に突起部を形成すると
共に、この金属板32と金属板71とを裏返して用いて
もよい。
【0058】また、実施の形態(3)に係る重ね抵抗溶
接方法では、接着剤33a、33bを塗布した場合につ
いて説明したが、別の実施の形態では、接着剤33a、
33bを塗布しなくともよい。
【0059】図5は、実施の形態(4)に係る重ね抵抗
溶接方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)
は溶接前の状態、(b)は溶接初期の状態、(c)は溶
接が進行したときの状態を示している。突起部71cと
その近傍における金属板下面71aには、例えばけい酸
ソーダ、シリコン樹脂、耐熱グリス等の耐熱性粘着剤4
1aが予め隙間なく塗布されている(a)。その他の構
成は図8に示したものと同様であるので、ここではその
構成の詳細な説明は省略することとする。
【0060】このように構成された金属板71、72を
溶接する場合、電極91、92間に金属板71、72を
配置した後、加圧手段(図示せず)を駆動し、金属板7
1、72どうしを押し付ける。すると粘着剤41bが金
属板72にも密着し、金属板71、72間に粘着剤41
bが略リング状に充満する。さらに加圧すると、突起部
71c先端における粘着剤41bの塗膜が局部的に破
れ、突起部71c先端と金属板72とが密接する。次い
で電源(図示せず)を駆動すると、密接部73aを介し
て金属板71、72に大電流が流れ、その抵抗発熱によ
り密接部73aおよびその近傍が高温になると共に、加
圧力により塑性変形が生じて密接部73aが拡大する
(b)。
【0061】さらに通電しつつ金属板71、72どうし
を加圧すると、溶融部74が形成され、金属板71、7
2間が一層狭くなると同時に、粘着剤41cが金属板7
1、72、突起部71cに密着しつつ、リング形状を維
持した状態で扁平化する。そして溶融部74の一部が噴
出し、スパッタ74aが矢印B方向に飛散した際、これ
がリング形状の粘着剤41c中に捕捉される(c)。
【0062】上記説明から明らかなように、実施の形態
(4)に係る重ね抵抗溶接方法では、金属板71におけ
る突起部71c近傍に予め耐熱性粘着材41aを隙間な
く塗布しており、耐熱性粘着剤41a、41b、41c
と突起部71cとの間に介在し易い空気及び熱分解ガス
が極めて少なく、突起部71cの温度が上がった際にお
いてもこれらガス体の急激な熱膨張が抑えられるので、
この熱膨張の圧力に基づく粘着剤41c塗布層の破損を
阻止することができ、発生するスパッタ74aを耐熱性
粘着剤41cにより確実に捕捉することができる。
【0063】なお、実施の形態(4)に係る重ね抵抗溶
接方法では、金属板71における突起部71c近傍に耐
熱性粘着材41aを塗布する場合について説明したが、
別の実施の形態では、突起部71c近傍の金属板上面7
2bに塗布しておいてもよく、さらに別の実施の形態で
は、金属板71における突起部71c近傍と、突起部7
1c近傍の金属板上面72bとに塗布しておいてもよ
い。
【0064】図6は、実施の形態(5)に係る重ね抵抗
溶接方法を工程順に示した模式的拡大断面図であり、
(a)は溶接初期の状態、(b)は溶接が進行したとき
の状態を示している。金属板52aは銅、アルミニウ
ム、鋼等の導電性材料を用いて略細長薄板形状に形成さ
れ、金属板52aの所定箇所には略円柱形状をした凹部
52bが形成されている。この凹部52b内には略円板
形状をした金属板52cが配置されており、これは予め
打ち抜き成形しておいた金属板52cを凹部52b内に
嵌入させたり、あるいは凹部52b内に金属板52cの
材料を鋳造する等の方法により行われる。この金属板5
2cは金属板52a、71に比べて融点が低く、また金
属板52a、71と高強度の合金を作り易く、かつ導電
性を有する材料を用いて形成されている。これら金属板
52a、52cを含んで金属板52が構成されている。
その他の構成は図8に示したものと同様であるので、こ
こではその構成の詳細な説明は省略することとする。
【0065】このように構成された金属板71、52
に、図8に示した装置を用いて重ね抵抗溶接を施す場
合、電極91、92間に金属板71、52を配置した
後、加圧手段および電源手段(共に図示せず)を駆動
し、突起部71c、金属板52cどうしを押し付けると
同時に、金属板71、52間に電流を流す。すると突起
部71cと金属板52cとの接触部53aにおいて、抵
抗発熱により金属板52cが優先的に溶融しはじめる
(a)。
【0066】金属板52cが溶融すると、凹部52b内
に融液プール52dが形成され、この融液プール52d
は突起部71c、金属板52aと反応して次第に合金化
される。また突起部71c、金属板52aが加圧されて
密接部53bが形成される。溶接温度は低く設定され、
図8、図10に示した溶融部74が形成され難くなって
おり、スパッタ74a(図10)の発生が抑制される。
一方、たとえ溶融部74が形成されても、融液プール5
2dによりスパッタ74aの噴出が抑えられる(b)。
【0067】上記説明から明らかなように、実施の形態
(5)に係る重ね抵抗溶接方法では、金属板52の溶接
個所である凹部52b近傍を金属板71に比べて低溶融
点材料である金属板52cにより構成しておくので、金
属板52、71に電極92、91を押し当て加圧しつつ
電流を流した際、大気開放状態下、突起部71cとの接
触部53aにおいて低融点材料である金属板52cを優
先的に溶融・合金化させる得ると共に、この凹部52b
にその融液プール52dを形成してゆくことができ、こ
の結果、スパッタ74aの発生・噴出を抑制することが
できる。この後、前記通電・加圧を停止することによ
り、融液プール52dが凝固・再結晶化すると共に、突
起部71cと金属板52aとの密接部53bがコロナボ
ンディングされ、その結果、金属板52、71を一体的
に接合させることができる。
【0068】図7は、実施の形態(6)に係る重ね抵抗
溶接方法を工程順に示した模式的断面図であり、(a)
は溶接前の状態、(b)は溶接初期の状態、(c)は溶
接が進行したときの状態を示している。金属板61a、
62は銅、アルミニウム、鋼等の導電性材料を用いて略
細長薄板形状に形成されており、この金属板62上部の
所定箇所には略円板形状をした凹部62aが形成されて
いる。一方、金属板下面61bの所定箇所には略ドーム
形状をした突起部61cが導電性接着剤(図示せず)等
を介して接着されており、この突起部61cは金属板6
2に比べて融点が高く、金属板62と高強度の合金を作
り易く、かつ導電性を有する材料を用いて形成されてい
る(a)。これら金属板61a、突起部61c等を含ん
で金属板61が構成されている。その他の構成は図8に
示したものと同様であるので、ここではその構成の詳細
な説明は省略することとする。
【0069】このように構成された金属板61、62
に、図8に示した装置を用いて重ね溶接を施す場合、電
極91、92間に金属板61、62を配設した後、加圧
手段および電源手段(共に図示せず)を駆動し、突起部
61cを介して金属板61、62どうしを押し付けると
同時に、金属板61、62間に電流を流す。すると電流
密度が大きい接触部63aおよびその近傍が抵抗発熱に
より高温となり、接触部63a近傍の金属板62より順
次優先的に溶融し、凹部62a内に溶融液64aが溜り
はじめる(b)。
【0070】金属板62が溶融すると、凹部62a内に
融液プール64が形成され、この融液プール64は突起
部61cと反応して次第に合金化される。そして突起部
61cと金属板61a、62とが加圧されて密接部63
cが次第に拡大し、突起部61cの面積と略同様になっ
た際、前記加圧手段および電源手段の駆動を停止する
(c)。
【0071】上記説明から明らかなように、実施の形態
(6)に係る重ね抵抗溶接方法では、突起部61cを金
属板62に比べて高融点材料により構成しておくので、
金属板61、62に電極91、92を押し当て加圧しつ
つ電流を流した際、大気開放状態下、突起部61cとの
接触部63aにおいて金属板62を優先的に溶融・合金
化させ得ると共に、この周囲にその融液プール64を形
成してゆくことができ、この結果、スパッタ74aの発
生・噴出を抑制することができる。この後、前記通電・
加圧を停止することにより、融液プール64が凝固・再
結晶すると共に、突起部61cと金属板61、62との
密接部63cがコロナボンディングされ、その結果、金
属板61、62を一体的に接合させることができる。
【0072】なお、実施の形態(6)に係る重ね抵抗溶
接方法では、突起部61cを金属板62に比べて高融点
材料により構成しておく場合について説明したが、別の
実施の形態では、金属板61aも突起部61cと同様の
高融点材料を用いて一体的に構成しておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重ね抵抗溶接方法の実施の形態
(1)を説明するために、金属板の接合部近傍を示した
概略拡大図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)に
おけるE−E線断面図(正面断面図)である。
【図2】実施の形態(2)に係る重ね抵抗溶接方法を説
明するために、金属板の接合部近傍を模式的に示した正
面拡大断面図である。
【図3】実施の形態(3)に係る重ね抵抗溶接方法を説
明するために、金属板の接合部近傍を模式的に示した拡
大斜視図である。
【図4】実施の形態(3)に係る重ね抵抗溶接方法を説
明するために、金属板の接合部近傍を模式的に示した拡
大断面図であり、(a)は側面断面図、(b)は正面断
面図である。
【図5】実施の形態(4)に係る重ね抵抗溶接方法を工
程順に示した模式的拡大断面図であり、(a)は溶接前
の状態、(b)は溶接初期の状態、(c)は溶接が進行
したときの状態を示している。
【図6】実施の形態(5)に係る重ね抵抗溶接方法を工
程順に示した模式的拡大断面図であり、(a)は溶接初
期の状態、(b)は溶接が進行したときの状態を示して
いる。
【図7】実施の形態(6)に係る重ね抵抗溶接方法を工
程順に示した模式的拡大断面図であり、(a)は溶接前
の状態、(b)は溶接初期の状態、(c)は溶接が進行
したときの状態を示している。
【図8】従来の重ね抵抗溶接方法(プロジェクション溶
接方法)を説明するために、金属板の接合部近傍を模式
的に示した拡大断面図であり、(a)は溶接前の状態、
(b)は溶接初期の状態、(c)は溶接が進行したとき
の状態を示している。
【図9】従来の別の重ね抵抗溶接方法(スポット溶接方
法)を説明するために、金属板の接合部近傍を模式的に
示した拡大断面図であり、(a)は溶接前の状態、
(b)は溶接初期の状態、(c)は溶接が進行したとき
の状態を示している。
【図10】従来の重ね抵抗溶接方法(プロジェクション
溶接方法)におけるスパッタ(中散り)の発生状況を模
式的に示した拡大断面図である。
【図11】従来の別の重ね抵抗溶接方法(スポット溶接
方法)におけるスパッタ(表散り)の発生状況を模式的
に示した拡大断面図である。
【図12】従来のスパッタ飛散を防止するための重ね抵
抗溶接方法を工程順に示した模式的拡大断面図であり、
(a)は溶接前の状態、(b)は溶接初期の状態、
(c)は溶接が進行したときの状態を示している。
【図13】従来の別のスパッタ飛散を防止するための重
ね抵抗溶接方法を工程順に示した模式的拡大断面図であ
り、(a)は溶接前の状態、(b)は溶接が進行したと
きの状態を示している。
【符号の説明】
10 遮蔽体 71 金属板 71c 突起部 73a 密接部 91、92 電極 95 加圧手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 弘道 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 若林 祐幸 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 行松 規光 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 赤松 敏正 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 4E065 EA02 EA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接物としての第1および第2の金属
    板を対向配置し、前記第1および第2の金属板に電極を
    押し当て加圧しつつ電流を流し、前記第1および前記第
    2の金属板の密接部を溶融・凝固させて接合させる重ね
    抵抗溶接方法において、溶接時に前記第1および第2の
    金属板の前記密接部近傍を遮蔽体により囲っておくこと
    を特徴とする重ね抵抗溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽体の内面に粘着材が塗布された
    ものを用いることを特徴とする請求項1記載の重ね抵抗
    溶接方法。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽体の所定箇所に吸引手段を接続
    しておき、通電・加圧時および/または通電・加圧後に
    前記吸引手段を駆動させることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の重ね抵抗溶接方法。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽体の所定箇所に空気噴出手段お
    よび空気排出手段を接続しておき、通電・加圧時および
    /または通電・加圧後に前記空気噴出手段及び前記空気
    排出手段を駆動させることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の重ね抵抗溶接方法。
  5. 【請求項5】 被溶接物としてその主面に突起部が形成
    された第1の金属板と、その主面に突起部が形成されて
    いない第2の金属板とを用い、これら第1および第2の
    金属板を前記突起部を挟んで対向配置し、前記第1およ
    び第2の金属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流
    し、前記突起部および該突起部近傍を溶融・凝固させて
    接合させる重ね抵抗溶接方法において、前記第1または
    第2の金属板の長手方向の両縁部を対向する前記第2ま
    たは第1の金属板側へ折り曲げ、この折り曲げ部間に前
    記第2または第1の金属板を挿入して溶接することを特
    徴とする重ね抵抗溶接方法。
  6. 【請求項6】 被溶接物としてその主面に突起部が形成
    された第1の金属板と、その主面に突起部が形成されて
    いない第2の金属板とを用い、これら第1および第2の
    金属板を前記突起部を挟んで対向配置し、前記第1およ
    び第2の金属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流
    し、前記突起部および該突起部近傍を溶融・凝固させて
    接合させる重ね抵抗溶接方法において、前記第1および
    /または第2の金属板における前記突起部近傍に予め耐
    熱性粘着材を隙間なく塗布しておくことを特徴とする重
    ね抵抗溶接方法。
  7. 【請求項7】 被溶接物としてその主面に突起部が形成
    された第1の金属板と、その主面に突起部が形成されて
    いない第2の金属板とを用い、これら第1および第2の
    金属板を前記突起部を挟んで対向配置し、前記第1およ
    び第2の金属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流
    し、前記突起部および該突起部近傍を溶融・凝固させて
    接合させる重ね抵抗溶接方法において、前記第2の金属
    板の溶接個所近傍を前記第1の金属板に比べて低溶融点
    材料により構成しておくことを特徴とする重ね抵抗溶接
    方法。
  8. 【請求項8】 被溶接物としてその主面に突起部が形成
    された第1の金属板と、その主面に突起部が形成されて
    いない第2の金属板とを用い、これら第1および第2の
    金属板を前記突起部を挟んで対向配置し、前記第1およ
    び第2の金属板に電極を押し当て加圧しつつ電流を流
    し、前記突起部および該突起部近傍を溶融・凝固させて
    接合させる重ね抵抗溶接方法において、少なくとも前記
    突起部を前記第2の金属板に比べて高融点材料により構
    成しておくことを特徴とする重ね抵抗溶接方法。
JP11143170A 1999-05-24 1999-05-24 重ね抵抗溶接方法 Withdrawn JP2000334573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11143170A JP2000334573A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 重ね抵抗溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11143170A JP2000334573A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 重ね抵抗溶接方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000334573A true JP2000334573A (ja) 2000-12-05

Family

ID=15332553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11143170A Withdrawn JP2000334573A (ja) 1999-05-24 1999-05-24 重ね抵抗溶接方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000334573A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416106B1 (ko) * 2002-03-06 2004-01-28 점보실업 주식회사 서보제어에 의한 2점 동시 저항용접 장치 및 그 방법
JP2005307954A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Ebara Corp 遠心ポンプ、及び遠心ポンプの製造方法
WO2009041246A1 (ja) * 2007-09-25 2009-04-02 A.L.M.T.Corp. 接点部材の製造方法、接点部材および開閉器
JP2012166248A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Sumitomo Kinzoku Technol Kk ガス及びヒュームの捕集装置
WO2013108354A1 (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 トヨタ自動車株式会社 パネル接合構造
WO2015000794A1 (de) * 2013-07-04 2015-01-08 Ford Global Technologies, Llc Verfahren zum unlösbaren verbinden von bauteilen oder bauteilbereichen sowie unlösbare verbindung
WO2017110064A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 導体接合体およびそれを用いた電子部品ならびにそれらの製造方法
EP2554320A4 (en) * 2010-04-01 2018-01-10 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Resistance welded structure, resistance welding method, welded member and manufacturing method thereof
CN115770936A (zh) * 2023-02-15 2023-03-10 佛山市莆菲莱芙科技有限公司 一种空调生产用点焊设备
JP2023117072A (ja) * 2022-02-10 2023-08-23 株式会社Subaru スポット溶接方法及びスポット溶接装置
CN118616968A (zh) * 2024-05-28 2024-09-10 天津齐尚峰电气科技有限公司 一种芯片封装用封装组件及方法

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416106B1 (ko) * 2002-03-06 2004-01-28 점보실업 주식회사 서보제어에 의한 2점 동시 저항용접 장치 및 그 방법
JP2005307954A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Ebara Corp 遠心ポンプ、及び遠心ポンプの製造方法
US7632065B2 (en) 2004-04-26 2009-12-15 Ebara Corporation Centrifugal pump and method of manufacturing the same
WO2009041246A1 (ja) * 2007-09-25 2009-04-02 A.L.M.T.Corp. 接点部材の製造方法、接点部材および開閉器
EP2554320A4 (en) * 2010-04-01 2018-01-10 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Resistance welded structure, resistance welding method, welded member and manufacturing method thereof
JP2012166248A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Sumitomo Kinzoku Technol Kk ガス及びヒュームの捕集装置
WO2013108354A1 (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 トヨタ自動車株式会社 パネル接合構造
JP5382233B1 (ja) * 2012-01-16 2014-01-08 トヨタ自動車株式会社 パネル接合構造
US8979416B2 (en) 2012-01-16 2015-03-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Panel joint structure
CN105555459B (zh) * 2013-07-04 2019-06-11 福特全球技术公司 用于以非可拆解的方式连接部件或部件区域的方法及非可拆解连接
CN105555459A (zh) * 2013-07-04 2016-05-04 福特全球技术公司 用于以非可拆解的方式连接部件或部件区域的方法及非可拆解连接
US10166626B2 (en) 2013-07-04 2019-01-01 Ford Global Technologies, Llc Method for the non-releasable connection of components or component regions and non-releasable connection
WO2015000794A1 (de) * 2013-07-04 2015-01-08 Ford Global Technologies, Llc Verfahren zum unlösbaren verbinden von bauteilen oder bauteilbereichen sowie unlösbare verbindung
US10967453B2 (en) 2013-07-04 2021-04-06 Ford Global Technologies, Llc Method for the non-releasable connection of components or component regions and non-releasable connection
WO2017110064A1 (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 導体接合体およびそれを用いた電子部品ならびにそれらの製造方法
CN107534225A (zh) * 2015-12-22 2018-01-02 松下知识产权经营株式会社 导体接合体、使用了该导体接合体的电子部件以及它们的制造方法
JPWO2017110064A1 (ja) * 2015-12-22 2018-12-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 導体接合体およびそれを用いた電子部品ならびにそれらの製造方法
US10453587B2 (en) 2015-12-22 2019-10-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Conductor assembly, electronic component using same, and manufacturing method thereof
CN107534225B (zh) * 2015-12-22 2020-07-17 松下知识产权经营株式会社 导体接合体、使用了该导体接合体的电子部件以及它们的制造方法
JP2023117072A (ja) * 2022-02-10 2023-08-23 株式会社Subaru スポット溶接方法及びスポット溶接装置
CN115770936A (zh) * 2023-02-15 2023-03-10 佛山市莆菲莱芙科技有限公司 一种空调生产用点焊设备
CN118616968A (zh) * 2024-05-28 2024-09-10 天津齐尚峰电气科技有限公司 一种芯片封装用封装组件及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109093246B (zh) 熔接层叠金属箔的方法
JP2000334573A (ja) 重ね抵抗溶接方法
CN103460363B (zh) 焊接装置以及焊接工具的清洗方法
US5298715A (en) Lasersonic soldering of fine insulated wires to heat-sensitive substrates
CN103521937B (zh) 借助电阻焊与摩擦焊的组合接合两个接合对象
CN111112813B (zh) 异种材料接合方法
JP3921611B2 (ja) 複数重ね鋼板への軸状部品溶接方法
JP3873597B2 (ja) 封止接点装置の製造方法
EP2043146A1 (en) Lid or case for sealing package and method for manufacturing the lid or the case
JPH07124781A (ja) レーザ加工方法及び加工装置
JP2008142738A (ja) 超音波接合装置およびその制御方法
JP2003163039A (ja) バスバーの接続構造
JP3344289B2 (ja) バンプ付ワークの実装方法
JPH08141745A (ja) Icの気密封止方法
JP4505783B2 (ja) 半田バンプの製造方法及び製造装置
CN1327749C (zh) 陶瓷生片的孔加工方法
JPS6258644A (ja) 半導体装置の組立方法
KR100712938B1 (ko) 땜납 접합 방법 및 장치
JP5070868B2 (ja) 半導体チップの実装方法
JP2007281272A (ja) リフロー装置及び方法
JP3415958B2 (ja) 突起電極形成方法
JPS61238463A (ja) はんだ付装置およびそのはんだ付方法
JP2004114105A (ja) 金属部材の接合装置及び方法
JP3434674B2 (ja) バンプ形成装置およびその方法
JPS61186183A (ja) 管材封止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801