JP2000334944A - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
ェット式記録ヘッドを提供する。 【解決手段】アクチュエータユニット1に複数の圧力発
生室2が並列して形成された圧力発生室2の列が設けら
れ、この圧力発生室2の列内において、各圧力発生室2
の一端部にインク貯留室4が連通するとともに、他端部
にノズル開口3が連通し、上記各圧力発生室2内の圧力
を変動させて上記ノズル開口3からインク滴を吐出させ
る圧電体6を有するインクジェット式記録ヘッドであっ
て、上記アクチュエータユニット1に複数列の圧力発生
室2の列が設けられ、1つの圧力発生室2の列とこれに
隣接する圧力発生室2の列との間で、ノズル開口3が連
通する端部同士が対向しないように構成することによ
り、ワイピング時等にインクが混じり難いようにした。
Description
を用い、上記インクをインク滴として吐出するインクジ
ェット式記録ヘッドに関するものである。
インクカートリッジから供給されたインクを、圧電振動
子の振動により吐出孔からインク滴として記録紙上に吐
出し、この記録紙上にインクのドットを形成させて印刷
することが行われる。そして、一台の記録装置で、ブラ
ック(以下「BK」という),イエロー(以下「Y」と
いう),マゼンダ(以下「M」という),シアン(以下
「C」という)等の複数色のインクを使用し、カラー印
刷やモノクロ印刷を実施することが行われている。
いられるインクジェット式記録ヘッド(以下「記録ヘッ
ド」という)としては、例えば、図9および図10に示
すようなものが用いられている。この記録ヘッドは、た
わみ振動モードの圧電振動子が取り付けられた記録ヘッ
ドであり、複数の圧力発生室2が形成されたアクチュエ
ータユニット1と、ノズル開口3およびインク貯留室4
が形成され上記アクチュエータユニット1の下面に貼着
された流路ユニット5と、上記アクチュエータユニット
1の上面に貼着された圧電体6とを備え、上記圧電体6
の振動により圧力発生室2に圧力を発生させ、ノズル開
口3からインク滴を吐出させるようになっている。
生室2を形成する空間が形成された圧力室形成基板10
と、この圧力室形成基板10の上面に位置して上記空間
の上面開口を塞ぐ振動板11と、上記圧力室形成基板1
0の下面に位置する蓋部材14とから構成されている。
この蓋部材14には、インク貯留室4と圧力発生室2を
連通させる第1インク流路12と、圧力発生室2とノズ
ル開口3を連通させる第2インク流路13とが形成され
ている。
形成する4つの空間が形成された貯留室形成基板16
と、ノズル開口3が穿設され、上記貯留室形成基板16
の下面に位置するノズルプレート17と、上記貯留室形
成基板16の上面に位置する供給口形成板18とから構
成されている。上記貯留室形成基板16には、ノズル開
口3に連通するノズル連通口9が形成されている。ま
た、上記供給口形成板18には、インク貯留室4から第
1インク流路12を介して圧力発生室2にインクを供給
するインク供給口15が穿設されるとともに、圧力発生
室2および第2インク流路13とノズル連通口9ならび
にノズル開口3とを連通させる連通口8が形成されてい
る。
1の上面には、下部電極19が形成されている(図9に
は下部電極19は示していない)。この下部電極19の
上面に、それぞれ平板状の圧電体6が形成され、上記圧
電体6の上面には、上部電極20が形成されている。そ
して、上記圧電体6,上部電極20ならびに下部電極1
9により圧電振動子23が構成されている。
面両端部には、各圧電体6の上部電極20に導通する端
子21が形成され、上記端子21の上面には、フレキシ
ブル回路板22が張設され、端子21および上部電極2
0を介して圧電体6に駆動信号を印加するようになって
いる。
1が3組搭載され、記録紙の幅方向に並設されている。
そして、各アクチュエータユニット1には、図11に示
すように、並列する圧力発生室2の列が2列づつ設けら
れ、記録ヘッド全体では合計6列の圧力発生室2の列が
設けられている。そして、上記各アクチュエータユニッ
ト1において、圧力発生室2の内側に位置する端部にノ
ズル開口3の列が設けられ、他端にインク貯留室4から
圧力発生室2にインクを供給するインク供給口15が設
けられ、6列のノズル列からインクを吐出するようにな
っている。
クが貯留されるインク貯留室4は、上記圧力発生室2の
列に対応して長穴状に形成されている。そして、この例
では、図示の左側の3本のインク貯留室4が連通してお
り、このインク貯留室4がBKインク用貯留室4bにな
っている。このBKインク用貯留室4b以外の3つのイ
ンク貯留室4は、それぞれY,M,Cの各インク用貯留
室4y,4m,4cになっている。したがって、6列の
ノズル列のうち、図示の左端から3列のノズル列からB
Kインクが吐出され、以降順に、Yインク,Mインク,
Cインクが吐出されるノズル列になっている。図9にお
いて、24はインクカートリッジ57から各インク貯留
室4にインクを補給するインク補給口である。
信号が印加されると、圧電体6が横方向に収縮する。こ
のとき、圧電体6の振動板11に固定された下面側は収
縮せず、上面側だけが収縮するため、圧電体6および振
動板11が下方にたわみ、圧力発生室2を圧縮する。そ
して、圧力発生室2内の圧力上昇により、圧力発生室2
内のインクがノズル開口3からインク滴として吐出さ
れ、記録紙にドットが形成されて印刷が行われる。つい
で、圧電体6が放電されて元の状態に戻ると、圧力発生
室2内が減圧され、各インク貯留室4からインク供給口
15を通して圧力発生室2へ新しいインクが供給され
る。
両端に位置するノズル開口3列の距離(図示のL寸法)
を小さくしたいという要請から、各アクチュエータユニ
ット1において、圧力発生室2の内側に位置する端部に
ノズル開口3の列が設けられ、他端にインク供給口15
が設けられている。しかしながら、このような構造で
は、各アクチュエータユニット1内のノズル開口3同士
の距離(図示のT寸法)が小さく、ノズル面をワイピン
グ等したときに色の異なるインクが混じってしまい、打
ちはじめの印刷品質が低下するおそれがあった。
合には、BK,Y,M,Cの4色のインクが用いられ、
文字等のモノクロ印刷を行う場合には、BK1色だけが
用いられて印刷が行われる。一般に、文字等のモノクロ
印刷をする場合には、記録紙への浸透性が低いインクを
用いてエッジがシャープになるように印刷したほうが良
く、絵や写真等のカラー印刷をする場合には、記録紙へ
の浸透性が高いインクを用い、色の異なるインクが記録
紙に浸透する前に混じらないようにした方が良い。
では、それぞれ適するインクの浸透性が異なるため、最
近では、BKインクとY、M、Cインクとで浸透性の異
なるインクを用いることも検討されている。ところが、
上記従来の記録ヘッドでは、各アクチュエータ1内のノ
ズル開口3同士の距離(図示のT寸法)が小さく、ワイ
ピングしたときに浸透性の異なるインクが混じってしま
うおそれがあった。このように、浸透性の異なるインク
が混じると、インクの性質が変化してしまい、記録紙や
インク同士の浸透性が変化し、印刷品質が低下したり色
剤の凝集が起こってインクの固化や析出をまねき、最悪
の場合にはノズル開口が目詰まりしてしまう等の弊害が
生じるおそれがある。このため、BKインクとY,M,
Cインクとで浸透性の異なるインクを用いる場合には、
BKインク用の記録ヘッドとY,M,Cインク用の記録
ヘッドとの異なる記録ヘッドを設けた装置にすることが
行われ、装置の大型化や記録ヘッド同士の位置調整が必
要であるという不都合が避けられなかった。
に複数種類のインクが混じり難く、上記各種の問題点を
改善する記録ヘッドの開発が望まれていた。
もので、ワイピング時等にインクが混じり難いインクジ
ェット式記録ヘッドの提供を目的とする。
め、本発明のインクジェット式記録ヘッドは、圧力発生
ユニットに、複数の圧力発生室が並列して形成された圧
力発生室列が設けられ、この圧力発生室列内において、
各圧力発生室の一端部にインク貯留室が連通するととも
に、他端部にノズル開口が連通し、上記各圧力発生室内
の圧力を変動させて上記ノズル開口からインク滴を吐出
させる圧力発生素子が設けられたインクジェット式記録
ヘッドであって、上記圧力発生ユニットに複数列の圧力
発生室列が設けられ、1つの圧力発生室列とこれに隣接
する圧力発生室列との間で、ノズル開口が連通する端部
同士が対向しないように構成されていることを要旨とす
る。
ヘッドは、圧力発生ユニットに複数列の圧力発生室列が
設けられ、1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧力発
生室列との間で、ノズル開口が連通する端部同士が対向
しないように構成されている。このため、隣接する圧力
発生室列同士の間でノズル開口列間の距離が離れ、ノズ
ル面をワイピング等したときに各圧力発生室列から吐出
されるインクが混じるようなことがほとんどなくなる。
いて、1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧力発生室
列との間で、ノズル開口が連通する端部が同じ側に設け
られている場合には、隣接する圧力発生室列同士の間で
ノズル開口列間の距離が有効に離れ、ノズル面をワイピ
ング等したときに各圧力発生室列から吐出されるインク
が混じるようなことがほとんどなくなる。
いて、1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧力発生室
列との間で、ノズル開口が連通する端部が離反する側に
設けられている場合には、隣接する圧力発生室列同士の
間でノズル開口列間の距離が一層離れ、ノズル面をワイ
ピング等したときに各圧力発生室列から吐出されるイン
クが混じることがほとんどなくなる。
いて、上記隣接する圧力発生室列で、種類が異なるイン
クが吐出されるものである場合には、種類の異なるイン
クが混じることがほとんどなくなり、打ちはじめの印刷
品質が低下するようなトラブルが未然に防止される。し
たがって、複数の記録ヘッドを設けることによる装置の
大型化や、複数の記録ヘッドの位置構成といった複雑化
を避け、コストアップすることなく、複数種類のインク
を同一のヘッドから吐出することができるようになる。
いて、上記隣接する圧力発生室列で、記録紙への浸透性
が異なるインクが吐出されるものである場合には、記録
紙への浸透性が異なるインクが混じることがほとんどな
くなり、印刷品質の低下やノズル開口の目詰まり等のト
ラブルを未然に防止できる。そして、浸透性の異なるイ
ンクを用いることにより、例えば、浸透性が低いBKイ
ンクと浸透性の高いY,M,Cインクとを用い、1つの
記録ヘッドでカラー印刷とモノクロ印刷を行う場合に、
浸透性の低いBKインクでモノクロ印刷を行って、エッ
ジがシャープな良質の印刷を実現でき、浸透性の高い
Y,M,Cインクでカラー印刷を行って、高解像度の印
刷を実現できる。
いて、上記ノズル開口が穿設されたノズルプレートのノ
ズル面に、ノズル開口列と略同じ方向に延びる溝が形成
されている場合には、ノズル面をワイピング等したとき
に、ワイピング部材が上記溝の上を通過する際、ワイピ
ング部材に付着したインクが擦り取られ、ワイピング能
力の低下が防止される。
いて、複数の圧力発生ユニットが記録ヘッドの走査方向
に並設され、両端部の圧力発生ユニットの端部側に位置
する圧力発生室列において、ノズル開口が連通する端部
がそれぞれ対向する位置に設けられている場合には、複
数の圧力発生ユニット間で両端に位置するノズル開口列
同士の距離が必要以上に大きくならない。したがって、
記録ヘッド自体の走査距離やクリーニング時等に記録ヘ
ッドを封止するキャッピング装置のサイズが必要以上に
大きくならず、装置の大型化を防止できる。
しく説明する。
ッド(以下「記録ヘッド」という)が適用されるインク
ジェット式記録装置の周辺構造の一例を示す図である。
この装置は、上部にインクカートリッジ30が搭載さ
れ、下面に記録ヘッド31が取り付けられたキャリッジ
32と、上記記録ヘッド31を封止等するキャッピング
装置33とを備えている。上記記録ヘッド31は、基本
的には図9および図10に示すものと同様であり、以
下、同様の箇所は、同じ符号を用いて説明する。
(BK)インクが収容されたブラック用カートリッジ
と、内部が3つのインク室に区画され、各インク室に、
シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),の3
種類のインクが収容されたカラー用カートリッジの2種
類が搭載されている。
37を介してステッピングモータ34に接続され、ガイ
ドバー35に案内されて記録紙36の紙幅方向に往復移
動するようになっている。また、上記キャリッジ32に
は、記録紙36と対向する面(この例では下面)に、記
録ヘッド31が取り付けられている。そして、この記録
ヘッド31に各インクカートリッジ30からインクが供
給され、キャリッジ32を移動させながら記録紙36上
面にインク滴を吐出させて記録紙36に画像や文字をド
ットマトリックスにより印刷するようになっている。
32の移動範囲内の非印刷領域に設けられ、印刷休止中
に記録ヘッド31のノズル開口3を封止することにより
ノズル開口3の乾燥をできるだけ防ぐようになってい
る。また、このキャッピング装置33は、フラッシング
動作等によって記録ヘッド31から吐出されたインク滴
を受ける容器として作用することもある。さらに、上記
キャッピング装置33は、吸引ポンプ38に接続され、
クリーニング動作時には記録ヘッド31のノズル開口3
に負圧を与えてノズル開口3からインクを吸引するよう
になっている。
イパー装置39が取りつけられている。このワイパー装
置39は、図2に示すように、ゴム板等の弾性板41
と、インク吸収材42とが貼り合わせられ、これらがレ
バー40に取りつけられて構成されている。このワイパ
ー装置39は、記録ヘッド31がキャッピング装置33
に移動するときキャリッジ32の移動に連動してノズル
プレート17のノズル面に当接するように上昇するか、
記録紙36の送り方向に水平移動してノズル面のインク
をふき取るようになっている。
く説明すると、上記記録ヘッド31は、図3および図4
に示すように、同じアクチュエータユニット1が記録ヘ
ッド31の走査方向(記録紙36の紙幅方向)に3組並
設されている。そして、各アクチュエータユニット1に
は、並列する圧力発生室2の列が2列づつ設けられ、記
録ヘッド31全体では合計6列の圧力発生室2の列が設
けられ、各圧力発生室2の列に対応してノズル開口3の
列が設けられ、6列のノズル列からインクを吐出するよ
うになっている。
ち、両端に位置するものでは、2列の圧力発生室2の、
対向する内側に位置する端部にノズル開口3が連通する
ようノズル開口3の列が設けられ、他端にインク貯留室
4が連通するよう圧力発生室2にインクを供給するイン
ク供給口15が設けられている。また、中央に位置する
アクチュエータユニット1では、隣接する2列の圧力発
生室2の列の間で、ノズル開口3が連通する端部が同じ
側(図示の右側)に設けられ、ノズル開口3が連通する
端部同士が対向しないようになっている。
クが貯留されるインク貯留室4は、上記圧力発生室2の
列に対応して長穴状に形成されている。そして、図示の
左側の3本のインク貯留室4が連通しており、このイン
ク貯留室4がBKインク用貯留室4bになっている。こ
のBKインク用貯留室4b以外の3つのインク貯留室4
は、それぞれY,M,Cの各インク用貯留室4y,4
m,4cになっている。
ズルプレート17は、図5に示すように、そのノズル面
に、ノズル開口3の列と略同じ方向に延びる溝25が形
成されている。上記溝25の長さWdは、ワイパー装置
39の長さWpよりも長くなるよう設定されている。ま
た、ワイパー装置39の長さWpは、ノズル開口3列の
長さWnよりも長くなるよう設定されている。図におい
て、26はノズル開口3の開口縁の周辺に形成された微
小凹部である。
面に溝25を形成させることにより、ノズル面のワイピ
ング等時に、ワイピング装置39が上記溝25の上を通
過する際、ワイピング装置39に付着したインクが擦り
取られ、ワイピング能力の低下が防止される。また、ノ
ズル開口3の開口縁周辺に微小凹部26が形成されてい
ることによって、ワイピング時にワイピング装置39が
直接ノズル開口3の開口縁に摺接しないことから、ある
程度インクの混色等が防止される。
インクについて説明する。上記インクは、記録紙への浸
透性が異なる2種類のものが用いられる。すなわち、B
Kインクは、文字等の印刷のときにエッジがシャープに
なるように、記録紙への浸透性が比較的低く、乾燥しな
がら記録紙に定着するものが用いられる。一方、Y,
M,Cのカラーインクは、写真や画像の印刷の際に、記
録紙に着弾したインク滴が速やかに浸透し、記録紙への
定着前に混色しにくくなるように、比較的浸透性の高い
ものが用いられる。
にして印刷が行われる。まず、記録紙への浸透性が異な
る低浸透性のBKと高浸透性のY,M,Cインクを準備
し、それぞれのインクが収容されたインクカートリッジ
57をキャリッジ1に搭載する。そして、圧電体6に駆
動信号が印加されると、圧電体6が横方向に収縮して圧
電体6および振動板11が下方にたわみ、圧力発生室2
を圧縮する。そして、圧力発生室2内の圧力上昇によ
り、圧力発生室2内のインクがノズル開口3からインク
滴として吐出され、記録紙にドットが形成される。
戻ると、圧力発生室2内が減圧され、各インク貯留室4
からインク供給口15を通して圧力発生室2へ新しいイ
ンクが供給される。そして、キャリッジ32を記録紙3
6の紙幅方向に走査させながら記録紙36上面にインク
滴を吐出して記録紙36にドットを形成し、画像や文字
がドットマトリックスにより印刷される。
は、浸透性の低いBKインクを用いたモノクロ印刷が行
われ、写真や画像等の印刷を行う場合には、上記BKイ
ンクと浸透性の高いY,M,Cインクを用いたカラー印
刷が行われる。
クの吐出頻度が少ないノズル開口3では、ノズル開口3
付近のインクが乾燥して目詰まりが生じるため、一定時
間毎に記録ヘッド31をキャッピング装置33のところ
に移動させ、印刷とは無関係の信号を圧電体6に与える
ことにより各ノズル開口3から強制的にインク滴を吐出
させて目詰まりを回復させるフラッシングが行われる。
キャッピング装置33のところに移動させる際、ワイパ
ー装置39がキャリッジ32の移動に連動してノズルプ
レート17のノズル面に当接するように上昇し、ノズル
面のインクをふき取ることが行われる。このとき、上記
記録ヘッド31では、中央に位置するアクチュエータユ
ニット1において、隣接する圧力発生室2の列の間でノ
ズル開口3が連通する端部が同じ側に設けられているた
め、ノズル開口3の列間の距離(図示のT寸法)が有効
に離れ、ノズル面をワイピングしたときに浸透性の異な
るBKインクとYインクとが混じることがほとんどなく
なる。
イピング時に浸透性の異なるインクが混じることがほと
んどなく、、印刷品質の低下やノズル開口の目詰まり等
のトラブルを未然に防止できる。したがって、記録ヘッ
ド31自体や記録装置の大型化・複雑化を避け、コスト
アップすることなく、2種類のインクを同一の記録ヘッ
ド31から吐出することができる。そして、浸透性の異
なるインクを用いることにより、浸透性が低いBKイン
クと浸透性の高いY,M,Cインクとを用い、1つの記
録ヘッドでカラー印刷とモノクロ印刷を行う場合に、浸
透性の低いBKインクでモノクロ印刷を行って、エッジ
がシャープな良質の印刷を実現でき、浸透性の高いY,
M,Cインクでカラー印刷を行って、高解像度の印刷を
実現できる。
1の端部側に位置する圧力発生室2列において、ノズル
開口3が連通する端部が内側に位置するため、複数のア
クチュエータユニット1間で両端に位置するノズル開口
3の列同士の距離(図示のL寸法)が必要以上に大きく
ならない。したがって、記録ヘッド31自体の走査距離
やキャッピング装置33のサイズが必要以上に大きくな
らず、装置の大型化を防止できる。
ヘッドを示している。このものでは、3組のアクチュエ
ータユニット1のうち、両端に位置するものでは、2列
の圧力発生室2の、対向する内側に位置する端部にノズ
ル開口3が連通するようノズル開口3の列が設けられ、
他端にインク貯留室4が連通するよう圧力発生室2にイ
ンクを供給するインク供給口15が設けられている。ま
た、中央に位置するアクチュエータユニット1では、隣
接する2列の圧力発生室2の列の間で、ノズル開口3が
連通する端部が離反する側(両端側)に設けられ、ノズ
ル開口3が連通する端部同士が対向しないようになって
いる。それ以外は、図3〜図5に示す第1の実施の形態
と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
列2同士の間でノズル開口3の列間の距離(図示のT寸
法)が一層離れ、ノズル面をワイピング等したときに浸
透性の異なるインクが混じることがほとんどななる。そ
れ以外は、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏
する。
ヘッドを示している。このものでは、3組のアクチュエ
ータユニット1すべてにおいて、隣接する2列の圧力発
生室2の列の間で、ノズル開口3が連通する端部同士が
対向しないようになっている。そして、両端に位置する
ものでは、2列の圧力発生室2の列のノズル開口3が連
通する端部がいずれも図示の中央側に設けられ、他端側
にインク供給口15が設けられている。それ以外は、図
3〜図5に示す第1の実施の形態と同様であり、同様の
部分には同じ符号を付している。
ータユニット1において、隣接する圧力発生室列2同士
の間でノズル開口3列間の距離(図示のT寸法)が離れ
ているため、ワイピング時等に、MインクとCインク等
異なる色のインクが混じることがほとんどなく、打ち始
めの印刷品質が低下しない。それ以外は、上記第1の実
施の形態と同様の作用効果を奏する。
ヘッドを示している。このもは、圧力発生室2の列が2
列設けられたアクチュエータユニット1がひとつだけ設
けられている。上記2列の圧力発生室2の間で、ノズル
開口3が連通する端部が離反する側(両端側)に設けら
れ、ノズル開口3が連通する端部同士が対向しないよう
になっている。
列(図示の左側)は、BKインク用貯留室4bが連通す
るBK列になっている。また、他方(図示の右側)は、
1列の圧力発生室2の列が3つの区画に区分され、これ
らの区画の圧力発生室2に、それぞれY,M,Cの各イ
ンク用貯留室4y,4m,4cが連通している。それ以
外は、図3〜図5に示す第1の実施の形態と同様であ
り、同様の部分には同じ符号を付している。このもので
も、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
のインクとして、記録紙への浸透性が異なるインクであ
るものを例示したが、これに限定するものではなく、2
種以上の異なるインクであれば各種のインクを適用する
ことができる。
式記録ヘッドによれば、隣接する圧力発生室列同士の間
でノズル開口列間の距離が離れ、ノズル面をワイピング
等したときに各圧力発生室列から吐出されるインクが混
じるようなことがほとんどなくなる。
いて、1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧力発生室
列との間で、ノズル開口が連通する端部が同じ側に設け
られている場合には、隣接する圧力発生室列同士の間で
ノズル開口列間の距離が有効に離れ、ノズル面をワイピ
ング等したときに各圧力発生室列から吐出されるインク
が混じるようなことがほとんどなくなる。
いて、1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧力発生室
列との間で、ノズル開口が連通する端部が離反する側に
設けられている場合には、隣接する圧力発生室列同士の
間でノズル開口列間の距離が一層離れ、ノズル面をワイ
ピング等したときに各圧力発生室列から吐出されるイン
クが混じることがほとんどなくなる。
いて、上記隣接する圧力発生室列で、種類が異なるイン
クが吐出されるものである場合には、種類の異なるイン
クが混じることがほとんどなくなり、打ちはじめの印刷
品質が低下するようなトラブルが未然に防止される。し
たがって、複数の記録ヘッドを設けることによる装置の
大型化や、複数の記録ヘッドの位置構成といった複雑化
を避け、コストアップすることなく、複数種類のインク
を同一のヘッドから吐出することができるようになる。
いて、上記隣接する圧力発生室列で、記録紙への浸透性
が異なるインクが吐出されるものである場合には、記録
紙への浸透性が異なるインクが混じることがほとんどな
くなり、印刷品質の低下やノズル開口の目詰まり等のト
ラブルを未然に防止できる。そして、浸透性の異なるイ
ンクを用いることにより、例えば、浸透性が低いBKイ
ンクと浸透性の高いY,M,Cインクとを用い、1つの
記録ヘッドでカラー印刷とモノクロ印刷を行う場合に、
浸透性の低いBKインクでモノクロ印刷を行って、エッ
ジがシャープな良質の印刷を実現でき、浸透性の高い
Y,M,Cインクでカラー印刷を行って、高解像度の印
刷を実現できる。
いて、上記ノズル開口が穿設されたノズルプレートのノ
ズル面に、ノズル開口列と略同じ方向に延びる溝が形成
されている場合には、ノズル面をワイピング等したとき
に、ワイピング部材が上記溝の上を通過する際、ワイピ
ング部材に付着したインクが擦り取られ、ワイピング能
力の低下が防止される。
いて、複数の圧力発生ユニットが記録ヘッドの走査方向
に並設され、両端部の圧力発生ユニットの端部側に位置
する圧力発生室列において、ノズル開口が連通する端部
それぞれ対向する位置に設けられている場合には、複数
の圧力発生ユニット間で両端に位置するノズル開口列同
士の距離が必要以上に大きくならない。したがって、記
録ヘッド自体の走査距離やクリーニング時等に記録ヘッ
ドを封止するキャッピング装置のサイズが必要以上に大
きくならず、装置の大型化を防止できる。
れるインクジェット式記録装置の斜視図である。
の形態を示す分解斜視図である。
発生室,ノズル開口,インク貯留室の位置関係を示す説
明図である。
ートを示す図であり、(a)はノズル面から見た図、
(b)は拡大したA−A断面図である。
記録ヘッドにおける圧力発生室,ノズル開口,インク貯
留室の位置関係を示す説明図である。
記録ヘッドにおける圧力発生室,ノズル開口,インク貯
留室の位置関係を示す説明図である。
記録ヘッドにおける圧力発生室,ノズル開口,インク貯
留室の位置関係を示す説明図である。
斜視図である。
ある。
力発生室,ノズル開口,インク貯留室の位置関係を示す
説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 圧力発生ユニットに、複数の圧力発生室
が並列して形成された圧力発生室列が設けられ、この圧
力発生室列内において、各圧力発生室の一端部にインク
貯留室が連通するとともに、他端部にノズル開口が連通
し、上記各圧力発生室内の圧力を変動させて上記ノズル
開口からインク滴を吐出させる圧力発生素子が設けられ
たインクジェット式記録ヘッドであって、上記圧力発生
ユニットに複数列の圧力発生室列が設けられ、1つの圧
力発生室列とこれに隣接する圧力発生室列との間で、ノ
ズル開口が連通する端部同士が対向しないように構成さ
れていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッ
ド。 - 【請求項2】 1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧
力発生室列との間で、ノズル開口が連通する端部が同じ
側に設けられている請求項1記載のインクジェット式記
録ヘッド。 - 【請求項3】 1つの圧力発生室列とこれに隣接する圧
力発生室列との間で、ノズル開口が連通する端部が離反
する側に設けられている請求項1記載のインクジェット
式記録ヘッド。 - 【請求項4】 上記隣接する圧力発生室列で、種類が異
なるインクが吐出されるものである請求項1〜3のいず
れか一項に記載のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項5】 上記隣接する圧力発生室列で、記録紙へ
の浸透性が異なるインクが吐出されるものである請求項
1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘ
ッド。 - 【請求項6】 上記ノズル開口が穿設されたノズルプレ
ートのノズル面に、ノズル開口列と略同じ方向に延びる
溝が形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載
のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項7】 複数の圧力発生ユニットが記録ヘッドの
主走査方向に並設され、両端部の圧力発生ユニットの端
部側に位置する圧力発生室列において、ノズル開口が連
通する端部がそれぞれ対向する位置に設けられている請
求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット式記
録ヘッド。 - 【請求項8】 上記圧力発生ユニットはそれぞれ2列の
圧力発生室列を有し、同じ圧力発生ユニットが並設され
ている請求項7記載のインクジェット式記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14501699A JP3690186B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | インクジェット式記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14501699A JP3690186B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | インクジェット式記録ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334944A true JP2000334944A (ja) | 2000-12-05 |
| JP3690186B2 JP3690186B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=15375494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14501699A Expired - Fee Related JP3690186B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | インクジェット式記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3690186B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7666322B2 (en) | 2005-09-30 | 2010-02-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of producing nozzle plate and method of producing liquid-droplet jetting apparatus |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14501699A patent/JP3690186B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7666322B2 (en) | 2005-09-30 | 2010-02-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of producing nozzle plate and method of producing liquid-droplet jetting apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3690186B2 (ja) | 2005-08-31 |
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