JP2000335187A - 複式筆記具 - Google Patents
複式筆記具Info
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- JP2000335187A JP2000335187A JP11144568A JP14456899A JP2000335187A JP 2000335187 A JP2000335187 A JP 2000335187A JP 11144568 A JP11144568 A JP 11144568A JP 14456899 A JP14456899 A JP 14456899A JP 2000335187 A JP2000335187 A JP 2000335187A
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な構造で安価な複式筆記具を提供可能と
する。 【構成】 先軸又は中軸に対する円筒カムの回転によっ
て各摺動コマを前後方向に交互に摺動させて各筆記体の
先端を先軸先端口より選択的に出没可能とし、シャープ
ペンシルの選択時には円筒カムを軸推移して芯の繰り出
しを可能とする複式筆記具に於いて、円筒カム後方の外
側に一体に設けられた後軸の前端部を中軸の後端部に被
覆させると共に後軸後方の内側に消しゴム止め具が設け
られて、当該消しゴム止め具は、消しゴムの前方を嵌入
する筒体の後端に軸心方向に沿う二つ割り状の筒部が形
成されて、この二つ割り状の筒部が薄肉のヒンジ部によ
り筒体の前端にそれぞれ開閉可能に連結され、この筒部
の内側に軸心方向に沿う消しゴムの係止用突起が設けら
れ、筒体の外側面と筒体を嵌挿する後軸との間に係止部
が設けられて、後軸に対し筒体が前後退位置に係止され
ると共に、前進位置で筒部が合わさって消しゴムが係止
用突起で把持され、後退位置で上記ヒンジ部が後軸の後
端から露出して筒部が拡開可能となる。
する。 【構成】 先軸又は中軸に対する円筒カムの回転によっ
て各摺動コマを前後方向に交互に摺動させて各筆記体の
先端を先軸先端口より選択的に出没可能とし、シャープ
ペンシルの選択時には円筒カムを軸推移して芯の繰り出
しを可能とする複式筆記具に於いて、円筒カム後方の外
側に一体に設けられた後軸の前端部を中軸の後端部に被
覆させると共に後軸後方の内側に消しゴム止め具が設け
られて、当該消しゴム止め具は、消しゴムの前方を嵌入
する筒体の後端に軸心方向に沿う二つ割り状の筒部が形
成されて、この二つ割り状の筒部が薄肉のヒンジ部によ
り筒体の前端にそれぞれ開閉可能に連結され、この筒部
の内側に軸心方向に沿う消しゴムの係止用突起が設けら
れ、筒体の外側面と筒体を嵌挿する後軸との間に係止部
が設けられて、後軸に対し筒体が前後退位置に係止され
ると共に、前進位置で筒部が合わさって消しゴムが係止
用突起で把持され、後退位置で上記ヒンジ部が後軸の後
端から露出して筒部が拡開可能となる。
Description
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、安価な複式筆記具の改
良に関する。
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャープペンシルや少なくとも1
本をシャープペンシル筆記体とした複数本の筆記体を搭
載して選択的に軸先から筆記先端部を出没可能とした複
式筆記具の後端に消しゴムや消しゴム繰り出し装置を接
続した複式筆記具が知られている。複式筆記具に用いら
れる消しゴムは、筆記軸の後端孔に直接あるいは止め具
を介して取り付けられ、その多くは小径、短寸で止め具
など後端から突出した部分を消耗すると寿命となるもの
が多く、止め具内に残った大部分の消しゴムが無駄にな
り非経済的である。又、頻繁に使うには寿命が短すぎて
実用性がない。又、複式筆記具に用いられる消しゴム繰
り出し装置は、接続した筆記具部位に対して消しゴム繰
り出し装置の軸筒をあるいは軸筒の後端に設けた天冠を
回転することで後端から消しゴムが出没可能となる構造
のものが知られている。又、別の構造で、本願のように
軸筒の側面に軸方向にスリットを設けて、そのスリット
に貫出して設けられたスライダーをスリットに沿って摺
動させることによって、スライダーと一体に設けられた
消しゴムホルダーを前後動させて、その消しゴムホルダ
ーに止着された消しゴムを軸筒の後端から出没するよう
に設けたものが知られている。これらの消しゴム繰り出
し装置付きのものは、太径でそこそこ長い消しゴムが消
耗に応じて繰り出せるので頻繁に使用できる十分な寿命
を有している。しかしながら、消しゴム繰り出し装置は
やや複雑となる為にコストアップとなる欠点がある。
本をシャープペンシル筆記体とした複数本の筆記体を搭
載して選択的に軸先から筆記先端部を出没可能とした複
式筆記具の後端に消しゴムや消しゴム繰り出し装置を接
続した複式筆記具が知られている。複式筆記具に用いら
れる消しゴムは、筆記軸の後端孔に直接あるいは止め具
を介して取り付けられ、その多くは小径、短寸で止め具
など後端から突出した部分を消耗すると寿命となるもの
が多く、止め具内に残った大部分の消しゴムが無駄にな
り非経済的である。又、頻繁に使うには寿命が短すぎて
実用性がない。又、複式筆記具に用いられる消しゴム繰
り出し装置は、接続した筆記具部位に対して消しゴム繰
り出し装置の軸筒をあるいは軸筒の後端に設けた天冠を
回転することで後端から消しゴムが出没可能となる構造
のものが知られている。又、別の構造で、本願のように
軸筒の側面に軸方向にスリットを設けて、そのスリット
に貫出して設けられたスライダーをスリットに沿って摺
動させることによって、スライダーと一体に設けられた
消しゴムホルダーを前後動させて、その消しゴムホルダ
ーに止着された消しゴムを軸筒の後端から出没するよう
に設けたものが知られている。これらの消しゴム繰り出
し装置付きのものは、太径でそこそこ長い消しゴムが消
耗に応じて繰り出せるので頻繁に使用できる十分な寿命
を有している。しかしながら、消しゴム繰り出し装置は
やや複雑となる為にコストアップとなる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の筆記軸の後端孔
に止め具を介して取り付けられるものと同じ部品点数で
太径、長寸の消しゴムが取り付けられ、且つ簡単な操作
で消耗に応じて消しゴムが繰り出せる複式筆記具を安価
に提供可能とする。
に止め具を介して取り付けられるものと同じ部品点数で
太径、長寸の消しゴムが取り付けられ、且つ簡単な操作
で消耗に応じて消しゴムが繰り出せる複式筆記具を安価
に提供可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために以下の構成を有する。請求項1に記載の発
明に係る複式筆記具は、先軸と中軸の先方を互いに回転
不能且つ抜け止め状態に固定し、中軸に一体化して設け
たガイド部の複数の案内溝に、摺動コマを後端に止着し
た少なくとも一本をシャープペンシル筆記体とした複数
の筆記体を、ガイド部前端と摺動コマ前端との間にリタ
ーンスプリングを設けて中軸に対し後方に附勢すると共
にそれぞれ前後動自在に嵌装し、円筒カムを中軸に対し
て一定範囲で回転可能となるように抜け止め係止して、
先軸又は中軸に対する円筒カムの回転によって各摺動コ
マを前後方向に交互に摺動させて各筆記体の先端を先軸
先端口より選択的に出没可能とし、シャープペンシルの
選択時には円筒カムを軸推移して芯の繰り出しを可能と
する複式筆記具に於いて、上記円筒カム後方の外側に一
体に設けられた後軸の前端部を中軸の後端部に被覆させ
ると共に後軸後方の内側に消しゴム止め具が設けられ
て、当該消しゴム止め具は、消しゴムの前方を嵌入する
筒体の後端に軸心方向に沿う二つ割り状の筒部が形成さ
れて、この二つ割り状の筒部が薄肉のヒンジ部により筒
体の前端にそれぞれ開閉可能に連結され、この筒部の内
側に軸心方向に沿う消しゴムの係止用突起が設けられ、
上記筒体の外側面と筒体を嵌挿する後軸との間に係止部
が設けられて、後軸に対し筒体が前後退位置に係止され
ると共に、前進位置で筒部が合わさって消しゴムが係止
用突起で把持され、後退位置で上記ヒンジ部が後軸の後
端から露出して筒部が拡開可能となるように構成されて
なる。
成するために以下の構成を有する。請求項1に記載の発
明に係る複式筆記具は、先軸と中軸の先方を互いに回転
不能且つ抜け止め状態に固定し、中軸に一体化して設け
たガイド部の複数の案内溝に、摺動コマを後端に止着し
た少なくとも一本をシャープペンシル筆記体とした複数
の筆記体を、ガイド部前端と摺動コマ前端との間にリタ
ーンスプリングを設けて中軸に対し後方に附勢すると共
にそれぞれ前後動自在に嵌装し、円筒カムを中軸に対し
て一定範囲で回転可能となるように抜け止め係止して、
先軸又は中軸に対する円筒カムの回転によって各摺動コ
マを前後方向に交互に摺動させて各筆記体の先端を先軸
先端口より選択的に出没可能とし、シャープペンシルの
選択時には円筒カムを軸推移して芯の繰り出しを可能と
する複式筆記具に於いて、上記円筒カム後方の外側に一
体に設けられた後軸の前端部を中軸の後端部に被覆させ
ると共に後軸後方の内側に消しゴム止め具が設けられ
て、当該消しゴム止め具は、消しゴムの前方を嵌入する
筒体の後端に軸心方向に沿う二つ割り状の筒部が形成さ
れて、この二つ割り状の筒部が薄肉のヒンジ部により筒
体の前端にそれぞれ開閉可能に連結され、この筒部の内
側に軸心方向に沿う消しゴムの係止用突起が設けられ、
上記筒体の外側面と筒体を嵌挿する後軸との間に係止部
が設けられて、後軸に対し筒体が前後退位置に係止され
ると共に、前進位置で筒部が合わさって消しゴムが係止
用突起で把持され、後退位置で上記ヒンジ部が後軸の後
端から露出して筒部が拡開可能となるように構成されて
なる。
【0005】請求項2に記載の発明に係る複式筆記具
は、請求項1に記載の複式筆記具の消しゴム止め具に於
いて、筒体を嵌挿する後軸の側面に軸方向長手にスリッ
トが穿設され、筒体の後方側面にスライダーとなる突状
部が設けられて、その突状部が上記スリットに弾性的に
嵌入されると共に、突状部の外面が筒体の外面より僅か
に突出した状態に設けられてなる。
は、請求項1に記載の複式筆記具の消しゴム止め具に於
いて、筒体を嵌挿する後軸の側面に軸方向長手にスリッ
トが穿設され、筒体の後方側面にスライダーとなる突状
部が設けられて、その突状部が上記スリットに弾性的に
嵌入されると共に、突状部の外面が筒体の外面より僅か
に突出した状態に設けられてなる。
【0006】
【実施例】先ず、本発明の複式筆記具は、筆記機構部の
後方部に後軸に対して前後動可能な消しゴム止め具が配
設されたことを特徴とするものである。先ず、図1に示
す実施例は2種の筆記体を搭載した複式筆記具を示して
おり、ガイド部2を一体に備えた中軸1、先軸3、前方
に円筒カム5を一体に備えた後軸4、一対の摺動コマ6
a、6b、シャープペンシル筆記体7、ボールペン等筆
記体8を主な構成要素としている。
後方部に後軸に対して前後動可能な消しゴム止め具が配
設されたことを特徴とするものである。先ず、図1に示
す実施例は2種の筆記体を搭載した複式筆記具を示して
おり、ガイド部2を一体に備えた中軸1、先軸3、前方
に円筒カム5を一体に備えた後軸4、一対の摺動コマ6
a、6b、シャープペンシル筆記体7、ボールペン等筆
記体8を主な構成要素としている。
【0007】中軸1は樹脂製で、略中央部から後端まで
側面に開口した軸方向に長い案内溝2aとそれと反対側
の側面に同様の案内溝2bを有したガイド部2が設けら
れている。尚、ガイド部は中軸の内孔に起立した筒部に
2カ所の案内溝が形成されたり中軸の内孔壁にリブが形
成されて、後述する摺動コマが軸方向に案内されるよう
に設けられる。又、ガイド部2の前半部には、各案内溝
2a、2bと連通して孔15a、15bを有した仕切り
部15を備えて前端を開口した筒部9が設けられ、筒部
9の後端に段部31を有して段部31の前方外周部には
膨出状の係合部10が形成されている。
側面に開口した軸方向に長い案内溝2aとそれと反対側
の側面に同様の案内溝2bを有したガイド部2が設けら
れている。尚、ガイド部は中軸の内孔に起立した筒部に
2カ所の案内溝が形成されたり中軸の内孔壁にリブが形
成されて、後述する摺動コマが軸方向に案内されるよう
に設けられる。又、ガイド部2の前半部には、各案内溝
2a、2bと連通して孔15a、15bを有した仕切り
部15を備えて前端を開口した筒部9が設けられ、筒部
9の後端に段部31を有して段部31の前方外周部には
膨出状の係合部10が形成されている。
【0008】又、中軸1の後方側面には図2に示すよう
に縦溝17が先方の傾斜面17aを介して巾狭部17b
が周溝18に接続されて略逆Tの字状の窓部が穿設され
ている。後述するが、円筒カム5の突起16は縦溝18
より挿入され、突起16が傾斜面17aを弾性的に拡開
して巾狭部17bを通過して周溝18内に入る。円筒カ
ム5は突起16が周溝18の周方向の両壁に当接する範
囲で回転して、シャープペンシル筆記体7又はボールペ
ン等筆記体8の筆記部が先軸先端口から交互に出没する
ことになる。又、周溝18はシャープペンシル筆記体7
が突出するときの突起16の位置で円筒カム5が軸推移
可能なように巾広のノック溝19が設けられ、筆記体の
収納時又はボールペン等筆記体8が突出するときの突起
16の位置で円筒カム5が略軸推移不可となるように周
溝18の後壁18bと前壁18aとで巾狭の溝18cが
設けられている。尚、円筒カムを中軸に対して一定範囲
で回転可能に抜け止め係止する手段は既に上記に限定さ
れない様々な手段が開示されている。
に縦溝17が先方の傾斜面17aを介して巾狭部17b
が周溝18に接続されて略逆Tの字状の窓部が穿設され
ている。後述するが、円筒カム5の突起16は縦溝18
より挿入され、突起16が傾斜面17aを弾性的に拡開
して巾狭部17bを通過して周溝18内に入る。円筒カ
ム5は突起16が周溝18の周方向の両壁に当接する範
囲で回転して、シャープペンシル筆記体7又はボールペ
ン等筆記体8の筆記部が先軸先端口から交互に出没する
ことになる。又、周溝18はシャープペンシル筆記体7
が突出するときの突起16の位置で円筒カム5が軸推移
可能なように巾広のノック溝19が設けられ、筆記体の
収納時又はボールペン等筆記体8が突出するときの突起
16の位置で円筒カム5が略軸推移不可となるように周
溝18の後壁18bと前壁18aとで巾狭の溝18cが
設けられている。尚、円筒カムを中軸に対して一定範囲
で回転可能に抜け止め係止する手段は既に上記に限定さ
れない様々な手段が開示されている。
【0009】先軸3は、前方が先細状で、内孔部先端に
は内段部27を有して先端口が設けられている。又、後
端孔には、前記ガイド筒の筒部9の外周部に設けられた
係合部10と迎合して筒部9と抜け止め且つ回転止めさ
れる係合溝12が設けられている。尚、筒部9と先軸3
は適宜な力で着脱可能に固定されている。
は内段部27を有して先端口が設けられている。又、後
端孔には、前記ガイド筒の筒部9の外周部に設けられた
係合部10と迎合して筒部9と抜け止め且つ回転止めさ
れる係合溝12が設けられている。尚、筒部9と先軸3
は適宜な力で着脱可能に固定されている。
【0010】後軸4は、樹脂製で先端に円筒カム5を一
体に有している。円筒カム5は筒状を成し、前端縁に円
周状に前後に変位するカム斜面13を有し、カム斜面1
3の最前端部には切欠14が形成されている。又、円筒
カム5の側面には前記中軸1の縦溝18に挿入して弾性
的に周溝18に嵌入して一定範囲(略180度)で回転
且つ抜け止めする突起16が形成されている。
体に有している。円筒カム5は筒状を成し、前端縁に円
周状に前後に変位するカム斜面13を有し、カム斜面1
3の最前端部には切欠14が形成されている。又、円筒
カム5の側面には前記中軸1の縦溝18に挿入して弾性
的に周溝18に嵌入して一定範囲(略180度)で回転
且つ抜け止めする突起16が形成されている。
【0011】本発明の複式筆記具に使用される消しゴム
止め具37は合成樹脂により成形されている。先ず、図
3乃至図5に示すように、筒体38は底部38bを有
し、略中央後方に軸心方向に沿う二つ割り状の筒部4
0,40を有し、この二つ割り状の筒部40,40を薄
肉のヒンジ部39,39により開閉可能に連結し、更に
筒部40,40の内側に軸心方向に沿う複数段状の消し
ゴム用の係止突起40aが形成されている。又、上記筒
体38の後方側面には1箇所(2箇所以上あってもよい
が)で突状部38aが形成されている。尚、上記係止突
起40aは、図に示すような鋸刃状の突起あるいは三角
状の突起で形成される。
止め具37は合成樹脂により成形されている。先ず、図
3乃至図5に示すように、筒体38は底部38bを有
し、略中央後方に軸心方向に沿う二つ割り状の筒部4
0,40を有し、この二つ割り状の筒部40,40を薄
肉のヒンジ部39,39により開閉可能に連結し、更に
筒部40,40の内側に軸心方向に沿う複数段状の消し
ゴム用の係止突起40aが形成されている。又、上記筒
体38の後方側面には1箇所(2箇所以上あってもよい
が)で突状部38aが形成されている。尚、上記係止突
起40aは、図に示すような鋸刃状の突起あるいは三角
状の突起で形成される。
【0012】一方、上記消しゴム止め具37を嵌挿する
後軸4の側面に上記突状部38aと対応する軸方向長手
のスリット32が穿設されている。 図5に示すように
スリット32の後方には切り込み部34を設けて軸方向
と直角方向に変位可能な弾性片33が形成され、その前
端が段部35となっている。消しゴム止め具37は、突
状部38aが後軸4の溝36に案内されて挿入され、ス
リット32に突状部38aが弾性片33の変形を利用し
て嵌入され、後軸に対し消しゴム止め具37が前後退位
置に可動可能に係止される。又、消しゴム止め具37
は、後退位置で上記突状部38aの後端が段部35に当
接して抜け止めされ、前進位置で底部38bが段部32
aに当接する。
後軸4の側面に上記突状部38aと対応する軸方向長手
のスリット32が穿設されている。 図5に示すように
スリット32の後方には切り込み部34を設けて軸方向
と直角方向に変位可能な弾性片33が形成され、その前
端が段部35となっている。消しゴム止め具37は、突
状部38aが後軸4の溝36に案内されて挿入され、ス
リット32に突状部38aが弾性片33の変形を利用し
て嵌入され、後軸に対し消しゴム止め具37が前後退位
置に可動可能に係止される。又、消しゴム止め具37
は、後退位置で上記突状部38aの後端が段部35に当
接して抜け止めされ、前進位置で底部38bが段部32
aに当接する。
【0013】一方、摺動コマ6aは外面に突起22aを
有して、突起22aの後端面には中央部が突出してその
両側が前述した円筒カム5のカム斜面13と略同勾配の
カム斜面を有している。又、芯パイプ23のフランジ部
24に当接して、芯パイプ23の後方を長く突出して嵌
着する孔が設けられている。又、摺動コマ6bは摺動コ
マ6aと同様に突起22bとカム斜面を有し、先端には
ボールペン等筆記体8の後端を止着する係止部26が設
けられている。尚、係止部はパイプ状に成して筆記体の
後端を嵌着することも可能である。
有して、突起22aの後端面には中央部が突出してその
両側が前述した円筒カム5のカム斜面13と略同勾配の
カム斜面を有している。又、芯パイプ23のフランジ部
24に当接して、芯パイプ23の後方を長く突出して嵌
着する孔が設けられている。又、摺動コマ6bは摺動コ
マ6aと同様に突起22bとカム斜面を有し、先端には
ボールペン等筆記体8の後端を止着する係止部26が設
けられている。尚、係止部はパイプ状に成して筆記体の
後端を嵌着することも可能である。
【0014】シャープペンシル筆記体7は、一般的なチ
ャック機構を内蔵し、後端にチャック機構と連結した継
手29を介して芯パイプ23に接合し、芯パイプ23の
後方に設けたフランジ部24に当接して摺動コマ6aが
嵌着され、摺動コマ6aの後端から突出した芯パイプ2
3の後端孔は尾栓25等で閉塞されている。芯の繰り出
しは、シャープペンシル筆記体7の先端の段部28が先
軸3の内段部27に当接した状態で、摺動コマ6aの軸
推移によりチャックを移動して行われる。
ャック機構を内蔵し、後端にチャック機構と連結した継
手29を介して芯パイプ23に接合し、芯パイプ23の
後方に設けたフランジ部24に当接して摺動コマ6aが
嵌着され、摺動コマ6aの後端から突出した芯パイプ2
3の後端孔は尾栓25等で閉塞されている。芯の繰り出
しは、シャープペンシル筆記体7の先端の段部28が先
軸3の内段部27に当接した状態で、摺動コマ6aの軸
推移によりチャックを移動して行われる。
【0015】次に、組立順序で説明すると、シャープペ
ンシル筆記体7、ボールペン等筆記体8は後端にそれぞ
れの摺動コマ6a、6bを接続させて、上述した中軸の
ガイド部2の各案内溝2a、2bに移動自在に嵌装さ
れ、各摺動コマ6a、6bの前端面と案内溝2a、2b
前面の仕切り部15との間に介装したリターンスプリン
グ30a、30bにより後方へ附勢される。後軸4は、
円筒カム5を中軸1の後端孔に挿入して突起16を周溝
18に弾性的に嵌入させて、中軸1に対して円周方向に
略180度で回転自在且つ抜け止めして止着される。
又、後軸4は、シャープペンシル筆記体7が突出した状
態で中軸1に対して芯繰り出しに必要なストローク分軸
推移可能と成され、筆記体の収納時又はボールペン等筆
記体8の突出した状態で軸推移を不可と成される。又、
各摺動コマ6a、6bは常時リターンスプリング30
a、30bによって後方へ附勢されているので、常にそ
の突起22a、22bのカム斜面を円筒カム5のカム斜
面13に接触した状態を保っている。
ンシル筆記体7、ボールペン等筆記体8は後端にそれぞ
れの摺動コマ6a、6bを接続させて、上述した中軸の
ガイド部2の各案内溝2a、2bに移動自在に嵌装さ
れ、各摺動コマ6a、6bの前端面と案内溝2a、2b
前面の仕切り部15との間に介装したリターンスプリン
グ30a、30bにより後方へ附勢される。後軸4は、
円筒カム5を中軸1の後端孔に挿入して突起16を周溝
18に弾性的に嵌入させて、中軸1に対して円周方向に
略180度で回転自在且つ抜け止めして止着される。
又、後軸4は、シャープペンシル筆記体7が突出した状
態で中軸1に対して芯繰り出しに必要なストローク分軸
推移可能と成され、筆記体の収納時又はボールペン等筆
記体8の突出した状態で軸推移を不可と成される。又、
各摺動コマ6a、6bは常時リターンスプリング30
a、30bによって後方へ附勢されているので、常にそ
の突起22a、22bのカム斜面を円筒カム5のカム斜
面13に接触した状態を保っている。
【0016】又、中軸1の段部31の前面に先軸3の後
端面が当接状態で、筒部9の係合部10が先軸3の係合
溝12に弾性的に嵌着して、先軸3と中軸1が回転止め
且つ抜け止め状態に固定される。尚、先軸3は適宜な力
で着脱可能になっている。この状態で、先軸3又は中軸
1に対して後軸4を一方に回転すると、摺動コマ6aが
前進して円筒カム5のカム斜面13の最前端の切欠14
が一方のシャープペンシル筆記体7の摺動コマ6aの突
起22aに係止して筆記先端部が先軸先端口から突出状
態になる。又、先軸3又は中軸1に対して後軸4を他方
に回転すると、摺動コマ6aが後退してシャープペンシ
ル筆記体7の筆記先端部が先軸先端口から没入すると共
に、摺動コマ6bが前進して他方のボールペン等筆記体
8の筆記先端部が先軸先端口から突出する。
端面が当接状態で、筒部9の係合部10が先軸3の係合
溝12に弾性的に嵌着して、先軸3と中軸1が回転止め
且つ抜け止め状態に固定される。尚、先軸3は適宜な力
で着脱可能になっている。この状態で、先軸3又は中軸
1に対して後軸4を一方に回転すると、摺動コマ6aが
前進して円筒カム5のカム斜面13の最前端の切欠14
が一方のシャープペンシル筆記体7の摺動コマ6aの突
起22aに係止して筆記先端部が先軸先端口から突出状
態になる。又、先軸3又は中軸1に対して後軸4を他方
に回転すると、摺動コマ6aが後退してシャープペンシ
ル筆記体7の筆記先端部が先軸先端口から没入すると共
に、摺動コマ6bが前進して他方のボールペン等筆記体
8の筆記先端部が先軸先端口から突出する。
【0017】一方、消しゴム41は、消しゴム止め具の
スライダーとなる突状部38aを後退させて、筒部40
を拡開した状態で消しゴム止め具内に挿入され、突状部
38aを前進させた状態で筒部40の内面に設けた係止
用突起40aによって食いつき状に固定される。
スライダーとなる突状部38aを後退させて、筒部40
を拡開した状態で消しゴム止め具内に挿入され、突状部
38aを前進させた状態で筒部40の内面に設けた係止
用突起40aによって食いつき状に固定される。
【0018】図6は他の実施形態である消しゴム止め具
42を示しており、筒体43の側面に切り込み部43c
を備えて弾性片43aによって突状部43bが軸方向と
直角方向に適宜変位することが可能となり、この場合に
は上述した後軸4に弾性片33を設けなくてもよい。
42を示しており、筒体43の側面に切り込み部43c
を備えて弾性片43aによって突状部43bが軸方向と
直角方向に適宜変位することが可能となり、この場合に
は上述した後軸4に弾性片33を設けなくてもよい。
【0019】
【作用】先軸3又は中軸1に対して後軸4を一方に回転
すると、図1に示すように円筒カム5のカム斜面13の
先端に設けた切欠14が一方のシャープペンシル筆記体
7の摺動コマ6aと係合してその筆記先端部を先軸先端
口から突出する。この時円筒カム5の突起16は中軸1
の周溝18でノック溝19に位置している。この状態で
消しゴム又は後軸の後端(この時、消しゴム41は図4
に示すように消しゴム止め具37に固定されている。)
をノックして円筒カム5を軸推移すると、その動作が摺
動コマ6a、芯パイプ23、シャープペンシル筆記体7
に伝達され、筆記先端部の段部28が先軸3の内段部2
7に当接した状態から継手29と共にチャックが軸推移
して芯が繰り出される。又、先軸3又は中軸1に対して
後軸4を他方に回転すると、シャープペンシル筆記体7
が後退し、代わりにボールペン等筆記体8の筆記先端部
が先軸先端口から突出する。
すると、図1に示すように円筒カム5のカム斜面13の
先端に設けた切欠14が一方のシャープペンシル筆記体
7の摺動コマ6aと係合してその筆記先端部を先軸先端
口から突出する。この時円筒カム5の突起16は中軸1
の周溝18でノック溝19に位置している。この状態で
消しゴム又は後軸の後端(この時、消しゴム41は図4
に示すように消しゴム止め具37に固定されている。)
をノックして円筒カム5を軸推移すると、その動作が摺
動コマ6a、芯パイプ23、シャープペンシル筆記体7
に伝達され、筆記先端部の段部28が先軸3の内段部2
7に当接した状態から継手29と共にチャックが軸推移
して芯が繰り出される。又、先軸3又は中軸1に対して
後軸4を他方に回転すると、シャープペンシル筆記体7
が後退し、代わりにボールペン等筆記体8の筆記先端部
が先軸先端口から突出する。
【0020】次に、消しゴム41が消耗したときには、
後軸4に対して突状部38aを後退させると、筒部40
の挟み込み状態が解放されるので消しゴム41を後方に
引き出すことが可能となる。この状態で再び突状部38
aを前進させれば筒部40の係止用突起40aが消しゴ
ム41の側面に食いつくので消しゴム41の前端と消し
ゴム止め具37の底部38bとの間に隙間ができても使
用中に消しゴムがもぐり込む問題はない。
後軸4に対して突状部38aを後退させると、筒部40
の挟み込み状態が解放されるので消しゴム41を後方に
引き出すことが可能となる。この状態で再び突状部38
aを前進させれば筒部40の係止用突起40aが消しゴ
ム41の側面に食いつくので消しゴム41の前端と消し
ゴム止め具37の底部38bとの間に隙間ができても使
用中に消しゴムがもぐり込む問題はない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の複式筆記具は単
純な構造で安価に提供できるものであり、しかも従来の
筆記軸の後端孔に止め具を介して取り付けられるものと
同じ部品点数で太径、長寸の消しゴムが取り付けられ、
且つ簡単な操作で消耗に応じて消しゴムが繰り出し可能
である。
純な構造で安価に提供できるものであり、しかも従来の
筆記軸の後端孔に止め具を介して取り付けられるものと
同じ部品点数で太径、長寸の消しゴムが取り付けられ、
且つ簡単な操作で消耗に応じて消しゴムが繰り出し可能
である。
【図1】本発明の実施例を示す筆記具全体の要部透視の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】円筒カムと中軸の接合関係を示した図である。
【図3】消しゴム止め具から消しゴムを解放した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】消しゴム止め具に消しゴムを固定した状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】図4に対応した外面図である。
【図6】消しゴム止め具の他の実施形態を示す断面図で
ある。
ある。
1 中軸 2 ガイド部 2a 案内溝 2b 案内溝 3 先軸 4 後軸 5 円筒カム 6a 摺動コマ 6b 摺動コマ 7 シャープペンシル筆記体 8 ボールペン等筆記体 9 筒部 10 係合部 11 ノックスプリング 12 係合溝 13 カム斜面 14 切欠 15 仕切り部 15a 孔 15b 孔 16 突起 17 縦溝 17a 傾斜面 18 周溝 18a 前壁 18b 後壁 18c 巾狭の溝 19 ノック溝 20 壁 21 窓 22a 突起 22b 突起 23 芯パイプ 24 フランジ部 25 尾栓 26 係止部 27 内段部 28 段部 29 継ぎ手 30a リターンスプリング 30b リターンスプリング 31 段部 32 スリット 32a 段部 33 弾性片 34 切り込み部 35 段部 36 溝 37 消しゴム止め具 38 筒体 38a 突状部 38b 底部 39 ヒンジ部 40 筒部 40a 係止用突起 41 消しゴム 42 消しゴム止め具 43 筒体 43a 弾性片 43b 突状部 43c 切り込み部
Claims (2)
- 【請求項1】 先軸と中軸の先方を互いに回転不能且つ
抜け止め状態に固定し、中軸に一体化して設けたガイド
部の複数の案内溝に、摺動コマを後端に止着した少なく
とも一本をシャープペンシル筆記体とした複数の筆記体
を、ガイド部前端と摺動コマ前端との間にリターンスプ
リングを設けて中軸に対し後方に附勢すると共にそれぞ
れ前後動自在に嵌装し、円筒カムを中軸に対して一定範
囲で回転可能となるように抜け止め係止して、先軸又は
中軸に対する円筒カムの回転によって各摺動コマを前後
方向に交互に摺動させて各筆記体の先端を先軸先端口よ
り選択的に出没可能とし、シャープペンシルの選択時に
は円筒カムを軸推移して芯の繰り出しを可能とする複式
筆記具に於いて、 上記円筒カム後方の外側に一体に設けられた後軸の前端
部を中軸の後端部に被覆させると共に後軸後方の内側に
消しゴム止め具が設けられて、当該消しゴム止め具は、
消しゴムの前方を嵌入する筒体の後端に軸心方向に沿う
二つ割り状の筒部が形成されて、この二つ割り状の筒部
が薄肉のヒンジ部により筒体の前端にそれぞれ開閉可能
に連結され、この筒部の内側に軸心方向に沿う消しゴム
の係止用突起が設けられ、上記筒体の外側面と筒体を嵌
挿する後軸との間に係止部が設けられて、後軸に対し筒
体が前後退位置に係止されると共に、前進位置で筒部が
合わさって消しゴムが係止用突起で把持され、後退位置
で上記ヒンジ部が後軸の後端から露出して筒部が拡開可
能となるように構成されたことを特徴とする複式筆記
具。 - 【請求項2】 消しゴム止め具に於いて、筒体を嵌挿す
る後軸の側面に軸方向長手にスリットが穿設され、筒体
の後方側面にスライダーとなる突状部が設けられて、そ
の突状部が上記スリットに弾性的に嵌入されると共に、
突状部の外面が筒体の外面より僅かに突出した状態に設
けられてなる請求項1に記載の複式筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11144568A JP2000335187A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 複式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11144568A JP2000335187A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 複式筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335187A true JP2000335187A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15365255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11144568A Withdrawn JP2000335187A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 複式筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335187A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117284014A (zh) * | 2023-11-10 | 2023-12-26 | 温州市简系文具有限公司 | 一种提拉同出笔 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11144568A patent/JP2000335187A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117284014A (zh) * | 2023-11-10 | 2023-12-26 | 温州市简系文具有限公司 | 一种提拉同出笔 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |