JP2000335226A - 車両用空調装置および空調装置を備えた車両 - Google Patents
車両用空調装置および空調装置を備えた車両Info
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- JP2000335226A JP2000335226A JP11151217A JP15121799A JP2000335226A JP 2000335226 A JP2000335226 A JP 2000335226A JP 11151217 A JP11151217 A JP 11151217A JP 15121799 A JP15121799 A JP 15121799A JP 2000335226 A JP2000335226 A JP 2000335226A
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用空調装置のケーシングの寸法を縮める
ことができ、しかもコストの増大を招かない。 【解決手段】 ケーシング10内にエバポレータ22と
ヒータコア23が配意されている。ヒータコア23を迂
回するバイパス通路18にバイパス弁25を配置すると
ともに、ヒータコア23の下流側に下流側ドア26を配
置することにより、エアミックスドアを省略し、エバポ
レータ22とヒータコア23の間隔を縮め、ひいてはケ
ーシング10の寸法Lを縮めることができる。
ことができ、しかもコストの増大を招かない。 【解決手段】 ケーシング10内にエバポレータ22と
ヒータコア23が配意されている。ヒータコア23を迂
回するバイパス通路18にバイパス弁25を配置すると
ともに、ヒータコア23の下流側に下流側ドア26を配
置することにより、エアミックスドアを省略し、エバポ
レータ22とヒータコア23の間隔を縮め、ひいてはケ
ーシング10の寸法Lを縮めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エバポレータとそ
の下流側のヒータコアを有する車両用空調装置および空
調装置を備えた車両に関する。
の下流側のヒータコアを有する車両用空調装置および空
調装置を備えた車両に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置は、ブロア、冷却サイク
ルの熱交換器であるエバポレータ、暖房サイクルの熱交
換器であるヒータコアを、空気の流れ方向に順に配置
し、吹き出し口から温風や冷風を吹き出すようになって
いる。
ルの熱交換器であるエバポレータ、暖房サイクルの熱交
換器であるヒータコアを、空気の流れ方向に順に配置
し、吹き出し口から温風や冷風を吹き出すようになって
いる。
【0003】吹き出す空気の温度を調節するため、従来
の車両用空調装置では、エアミックスドアを用いるのが
一般的である。この温度調節の構造を、図14に示す縦
型の空調装置1’を例にとって説明する。ケーシング1
0’の上流端にはブロア(図示しない)が連結されてい
る。ケーシング10’の内部の流路には、エバポレータ
22と、ヒータコア23とが空気の流れ方向に順に配置
されている。これらエバポレータ22とヒータコア23
は車室側から見て前後方向に並んでおり(ヒータコア2
3が車室側)、この配置が縦型と称される所以である。
の車両用空調装置では、エアミックスドアを用いるのが
一般的である。この温度調節の構造を、図14に示す縦
型の空調装置1’を例にとって説明する。ケーシング1
0’の上流端にはブロア(図示しない)が連結されてい
る。ケーシング10’の内部の流路には、エバポレータ
22と、ヒータコア23とが空気の流れ方向に順に配置
されている。これらエバポレータ22とヒータコア23
は車室側から見て前後方向に並んでおり(ヒータコア2
3が車室側)、この配置が縦型と称される所以である。
【0004】上記エバポレータ22とヒータコア23は
垂直に立てられており、空気を吸い込む面と吐き出す面
はエバポレータ22とヒータコア23の並び方向と直交
しており、空気を上記並び方向に略水平方向に通過させ
るようになっている。ケーシング10’には、上記ヒー
タコア23の下流側において、デフロスト吹き出し口1
1a、ベント吹き出し口11b、フット吹き出し口11
cが形成されており、これら吹き出し口11a〜11c
は、それぞれドア12a〜12cで開閉制御されるよう
になっている。
垂直に立てられており、空気を吸い込む面と吐き出す面
はエバポレータ22とヒータコア23の並び方向と直交
しており、空気を上記並び方向に略水平方向に通過させ
るようになっている。ケーシング10’には、上記ヒー
タコア23の下流側において、デフロスト吹き出し口1
1a、ベント吹き出し口11b、フット吹き出し口11
cが形成されており、これら吹き出し口11a〜11c
は、それぞれドア12a〜12cで開閉制御されるよう
になっている。
【0005】上記エバポレータ22は、流路断面のほぼ
全域を占めており、ブロアからの空気がほぼ全量通過す
るようになっている。これに対して、ヒータコア23は
流路断面の一部だけを占めており、この流路断面の残部
がバイパス通路18となっている。上記エバポレータ2
2とヒータコア23との間には、エアミックスドア29
が配置されている。このエアミックスドア29の回動制
御により、吹き出し空気の温度を調節するようになって
いる。
全域を占めており、ブロアからの空気がほぼ全量通過す
るようになっている。これに対して、ヒータコア23は
流路断面の一部だけを占めており、この流路断面の残部
がバイパス通路18となっている。上記エバポレータ2
2とヒータコア23との間には、エアミックスドア29
が配置されている。このエアミックスドア29の回動制
御により、吹き出し空気の温度を調節するようになって
いる。
【0006】エアミックスドア29がケーシング10’
の底壁から突出した起立壁19に当たる下限位置にある
時には、エバポレータ22を通過した冷風がヒータコア
23を通過せず、その全量がバイパス通路18を通過し
て、吹き出し口11a〜11cから吹き出され、いわゆ
るフルクール状態となる。エアミックスドア29がケー
シング10’の上壁に当たる上限位置にある時には、全
ての空気がヒータコア23を通過して吹き出し口11a
〜11cから吹き出され、いわゆるフルホット状態とな
る。エアミックスドア29が中間位置にある時には、エ
バポレータ22からの冷風とヒータコア23からの温風
とがミックスされる。
の底壁から突出した起立壁19に当たる下限位置にある
時には、エバポレータ22を通過した冷風がヒータコア
23を通過せず、その全量がバイパス通路18を通過し
て、吹き出し口11a〜11cから吹き出され、いわゆ
るフルクール状態となる。エアミックスドア29がケー
シング10’の上壁に当たる上限位置にある時には、全
ての空気がヒータコア23を通過して吹き出し口11a
〜11cから吹き出され、いわゆるフルホット状態とな
る。エアミックスドア29が中間位置にある時には、エ
バポレータ22からの冷風とヒータコア23からの温風
とがミックスされる。
【0007】上記従来の縦型の空調装置1’では、エバ
ポレータ22とヒータコア23との間に、エアミックス
ドア29を配置するため、エバポレータ22とヒータコ
ア23とを離すことを余儀なくされ、その結果として、
ケーシング10’の寸法L’(図14の例では車両の前
後方向の長さ)が大きくなってしまう。
ポレータ22とヒータコア23との間に、エアミックス
ドア29を配置するため、エバポレータ22とヒータコ
ア23とを離すことを余儀なくされ、その結果として、
ケーシング10’の寸法L’(図14の例では車両の前
後方向の長さ)が大きくなってしまう。
【0008】次に、図15を参照して従来の横型の空調
装置1”について説明する。この装置1”でも、ケーシ
ング10”の上流端にブロア21が連結され、ケーシン
グ10”内にエバポレータ22,ヒータコア23が配置
されている。3つの吹き出し口11a〜11cは2つの
ドア17a,17bで開閉制御されている。上記エバポ
レータ22とヒータコア23は車室側から見て左右に並
んでおり、この配置が横型と称される所以である。
装置1”について説明する。この装置1”でも、ケーシ
ング10”の上流端にブロア21が連結され、ケーシン
グ10”内にエバポレータ22,ヒータコア23が配置
されている。3つの吹き出し口11a〜11cは2つの
ドア17a,17bで開閉制御されている。上記エバポ
レータ22とヒータコア23は車室側から見て左右に並
んでおり、この配置が横型と称される所以である。
【0009】上記装置1”では、ヒータコア23は空気
の流れ方向に対して大きく傾いて配置されており、その
上方のバイパス通路18にエアミックスドア29が配置
されている。このようにヒータコア23が傾いているの
で、ケーシング10”の寸法W’(エバポレータ22と
ヒータコア23の並び方向、すなわち車室側から見て左
右方向の寸法)が大きくなってしまう。
の流れ方向に対して大きく傾いて配置されており、その
上方のバイパス通路18にエアミックスドア29が配置
されている。このようにヒータコア23が傾いているの
で、ケーシング10”の寸法W’(エバポレータ22と
ヒータコア23の並び方向、すなわち車室側から見て左
右方向の寸法)が大きくなってしまう。
【0010】上記空調装置1”を商用車やトラック系の
車両に設置する場合、図16に示すように、ダッシュパ
ネル50”の後方に配置する。そして、空調装置1”の
エバポレータ22やヒータコア23を清掃や保守点検の
ために脱着可能にしている。この脱着のために、エバポ
レータ22,ヒータコア23に対応して、ケーシング1
0”には2つの脱着穴が形成され、ダッシュパネル5
0”にも2つの脱着穴51、52が形成されている。ケ
ーシング10”の脱着穴はそれぞれ取り外し可能な防水
蓋で塞がれ、同様に脱着穴51,52も取り外し可能な
防水蓋53,54で塞がれている。なお、上記車両は複
数のワイパーを往復動させるためのワイパー駆動機構6
0を備えている。このワイパー駆動機構60は、ワイパ
ーと連動する複数のリンク65と、このリンク65を連
ねるロッド66を有している。リンク65の一つは、脱
着穴51,蓋53に対応した位置にある。
車両に設置する場合、図16に示すように、ダッシュパ
ネル50”の後方に配置する。そして、空調装置1”の
エバポレータ22やヒータコア23を清掃や保守点検の
ために脱着可能にしている。この脱着のために、エバポ
レータ22,ヒータコア23に対応して、ケーシング1
0”には2つの脱着穴が形成され、ダッシュパネル5
0”にも2つの脱着穴51、52が形成されている。ケ
ーシング10”の脱着穴はそれぞれ取り外し可能な防水
蓋で塞がれ、同様に脱着穴51,52も取り外し可能な
防水蓋53,54で塞がれている。なお、上記車両は複
数のワイパーを往復動させるためのワイパー駆動機構6
0を備えている。このワイパー駆動機構60は、ワイパ
ーと連動する複数のリンク65と、このリンク65を連
ねるロッド66を有している。リンク65の一つは、脱
着穴51,蓋53に対応した位置にある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記図14,15の空
調装置1’,1”のケーシング10’、10”の寸法
L’,W’の増大を抑える工夫は従来もなされている。
例えば、特開昭60−1016号公報に開示された装置
では、エアミックスドアを省き、ヒータコアの隣のバイ
パス通路にバイパスドアを配置し、このバイパスドアの
回動制御によりバイパス通路を通る空気の流量を調節し
ている。この装置では、エバポレータとヒータコアとの
間にエアミックスドアが無いので、両者の距離を縮める
ことができるが、これだけでは、空気は常にヒータコア
を障害無く通過するので、吹き出し温度を適切に制御す
ることはできない。そこで、ヒータコアを流通する温水
の流量を調節する必要があり、このヒータコアに接続さ
れる温水パイプに高価な流量制御弁を設けることを余儀
なくされる。また、特開平5−65018号公報には、
迂回路を設けずエバポレータからの冷風を全量ヒータコ
アで加熱するリヒート式の空調装置が開示されている。
この装置では、吹き出し温度調節のためのドアを設けず
に済むので、ケーシング寸法を小さくすることができる
が、上記と同様にヒータコアへの温水の流量を制御する
流量制御弁を必要とする。
調装置1’,1”のケーシング10’、10”の寸法
L’,W’の増大を抑える工夫は従来もなされている。
例えば、特開昭60−1016号公報に開示された装置
では、エアミックスドアを省き、ヒータコアの隣のバイ
パス通路にバイパスドアを配置し、このバイパスドアの
回動制御によりバイパス通路を通る空気の流量を調節し
ている。この装置では、エバポレータとヒータコアとの
間にエアミックスドアが無いので、両者の距離を縮める
ことができるが、これだけでは、空気は常にヒータコア
を障害無く通過するので、吹き出し温度を適切に制御す
ることはできない。そこで、ヒータコアを流通する温水
の流量を調節する必要があり、このヒータコアに接続さ
れる温水パイプに高価な流量制御弁を設けることを余儀
なくされる。また、特開平5−65018号公報には、
迂回路を設けずエバポレータからの冷風を全量ヒータコ
アで加熱するリヒート式の空調装置が開示されている。
この装置では、吹き出し温度調節のためのドアを設けず
に済むので、ケーシング寸法を小さくすることができる
が、上記と同様にヒータコアへの温水の流量を制御する
流量制御弁を必要とする。
【0012】また、図16に示す従来の車両では、離れ
た位置にあるエバポレータ22とヒータコア23の脱着
のために、ダッシュパネル50”に2つの脱着穴51,
52を形成する必要があり、車両の強度を減じる要因と
なっていた。また、脱着穴51,52が離れているた
め、ワイパー駆動機構60のリンク65と干渉しやす
く、エバポレータ22等の脱着作業を円滑に行えないこ
ともあった。なお、参考となる先行技術として、特開平
8−324225号はエアミックスドアを有する空調装
置を開示しており、特開平8−142640号はエバポ
レータとヒータコアが脱着可能な空調装置を開示してい
る。
た位置にあるエバポレータ22とヒータコア23の脱着
のために、ダッシュパネル50”に2つの脱着穴51,
52を形成する必要があり、車両の強度を減じる要因と
なっていた。また、脱着穴51,52が離れているた
め、ワイパー駆動機構60のリンク65と干渉しやす
く、エバポレータ22等の脱着作業を円滑に行えないこ
ともあった。なお、参考となる先行技術として、特開平
8−324225号はエアミックスドアを有する空調装
置を開示しており、特開平8−142640号はエバポ
レータとヒータコアが脱着可能な空調装置を開示してい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様は、ケ
ーシング内にエバポレータとヒータコアとを空気の流れ
に沿って順に配置してなる車両用空調装置において、上
記ヒータコアを迂回するバイパス通路に、このバイパス
通路の開度を制御するバイパスドアを回動可能に配置す
るとともに、ヒータコアの下流側に、このヒータコアの
下流側通路の開度を制御する下流側ドアを回動可能に配
置したことを特徴とする。
ーシング内にエバポレータとヒータコアとを空気の流れ
に沿って順に配置してなる車両用空調装置において、上
記ヒータコアを迂回するバイパス通路に、このバイパス
通路の開度を制御するバイパスドアを回動可能に配置す
るとともに、ヒータコアの下流側に、このヒータコアの
下流側通路の開度を制御する下流側ドアを回動可能に配
置したことを特徴とする。
【0014】本発明の第2態様は、第1態様の車両用空
調装置において、上記バイパスドアと下流側ドアは、一
方が開き方向に向かうとき、他方が閉じ方向に向かうよ
うに、駆動手段によって逆方向に回動制御されることを
特徴とする。本発明の第3態様は、第2態様の車両用空
調装置において、上記駆動手段は、バイパスドアが全開
状態の時に、下流側ドアを単独で回動制御することを特
徴とする。本発明の第4態様は、第2,第3態様の車両
用空調装置において、上記ヒータコアに接続される温水
通路に開閉式の温水弁が設けられ、この温水弁が、上記
バイパスドア,下流側ドアと共通の駆動手段により、バ
イパスドアの全開状態で開閉制御されることを特徴とす
る。
調装置において、上記バイパスドアと下流側ドアは、一
方が開き方向に向かうとき、他方が閉じ方向に向かうよ
うに、駆動手段によって逆方向に回動制御されることを
特徴とする。本発明の第3態様は、第2態様の車両用空
調装置において、上記駆動手段は、バイパスドアが全開
状態の時に、下流側ドアを単独で回動制御することを特
徴とする。本発明の第4態様は、第2,第3態様の車両
用空調装置において、上記ヒータコアに接続される温水
通路に開閉式の温水弁が設けられ、この温水弁が、上記
バイパスドア,下流側ドアと共通の駆動手段により、バ
イパスドアの全開状態で開閉制御されることを特徴とす
る。
【0015】本発明の第5態様は、第1〜第4態様の車
両用空調装置において、上記ヒータコアは空気を略水平
方向に通過させるように起立して配置され、上記バイパ
ス通路は、ヒータコアの上方に位置してエバポレータか
らの空気を略水平に流すようになっており、上記下流側
ドアは、上端がヒータコアに接近することにより閉じ状
態となり、上端がヒータコアから離れることにより開き
状態となってヒータコアからの空気を上方へ送ることを
特徴とする。本発明の第6態様は、第5態様の車両用空
調装置において、上記バイパス通路の下流側には、略水
平をなす一対のガイド壁が、ヒータコアの上端と略同じ
高さに設けられとともに、互いにバイパス通路の空気の
流れと直交する方向に離れて設けられ、これら一対のガ
イド壁によりエバポレータからバイパス通路を経た空気
を水平に流して、その延長線近傍に位置するベント吹き
出し口に送り、一対のガイド壁間は吹き上げ口となり、
ヒータコアから下流側ドアに案内されて上方に吹き上げ
る空気を通過させて、その上方に位置するデフロスト吹
き出し口に送ることを特徴とする。
両用空調装置において、上記ヒータコアは空気を略水平
方向に通過させるように起立して配置され、上記バイパ
ス通路は、ヒータコアの上方に位置してエバポレータか
らの空気を略水平に流すようになっており、上記下流側
ドアは、上端がヒータコアに接近することにより閉じ状
態となり、上端がヒータコアから離れることにより開き
状態となってヒータコアからの空気を上方へ送ることを
特徴とする。本発明の第6態様は、第5態様の車両用空
調装置において、上記バイパス通路の下流側には、略水
平をなす一対のガイド壁が、ヒータコアの上端と略同じ
高さに設けられとともに、互いにバイパス通路の空気の
流れと直交する方向に離れて設けられ、これら一対のガ
イド壁によりエバポレータからバイパス通路を経た空気
を水平に流して、その延長線近傍に位置するベント吹き
出し口に送り、一対のガイド壁間は吹き上げ口となり、
ヒータコアから下流側ドアに案内されて上方に吹き上げ
る空気を通過させて、その上方に位置するデフロスト吹
き出し口に送ることを特徴とする。
【0016】本発明の第7態様は、ケーシング内にエバ
ポレータとヒータコアとを左右方向に並べて配置してな
る空調装置を、ダッシュパネルより後方に設置し、この
ダッシュパネルおよび空調装置のケーシングに、蓋によ
って開閉される脱着穴を形成し、この脱着穴を介して上
記エバポレータとヒータコアとを脱着できるようにした
車両において、上記空調装置では、上記エバポレータと
ヒータコアとを近接させて配置し、上記ヒータコアを迂
回するバイパス通路に、このバイパス通路の開度を制御
するバイパスドアを回動可能に配置するとともに、ヒー
タコアの下流側に、このヒータコアの下流側通路の開度
を制御する下流側ドアを回動可能に配置し、上記ダッシ
ュパネルには、上記エバポレータとヒータコアに共通の
単一の脱着穴を形成したことを特徴とする。
ポレータとヒータコアとを左右方向に並べて配置してな
る空調装置を、ダッシュパネルより後方に設置し、この
ダッシュパネルおよび空調装置のケーシングに、蓋によ
って開閉される脱着穴を形成し、この脱着穴を介して上
記エバポレータとヒータコアとを脱着できるようにした
車両において、上記空調装置では、上記エバポレータと
ヒータコアとを近接させて配置し、上記ヒータコアを迂
回するバイパス通路に、このバイパス通路の開度を制御
するバイパスドアを回動可能に配置するとともに、ヒー
タコアの下流側に、このヒータコアの下流側通路の開度
を制御する下流側ドアを回動可能に配置し、上記ダッシ
ュパネルには、上記エバポレータとヒータコアに共通の
単一の脱着穴を形成したことを特徴とする。
【0017】本発明の第8態様は、第7態様の車両にお
いて、上記ダッシュパネルの共通脱着穴は、ワイパー駆
動機構におけるワイパー連動リンク間に配置されている
ことを特徴とする。本発明の第9態様は、第7,第8態
様の車両において、上記空調装置のケーシングにもエバ
ポレータとヒータコアに共通の脱着穴が形成され、上記
ケーシングおよびダッシュパネルには、それぞれエバポ
レータとヒータコアに共通の蓋が設けられていることを
特徴とする。
いて、上記ダッシュパネルの共通脱着穴は、ワイパー駆
動機構におけるワイパー連動リンク間に配置されている
ことを特徴とする。本発明の第9態様は、第7,第8態
様の車両において、上記空調装置のケーシングにもエバ
ポレータとヒータコアに共通の脱着穴が形成され、上記
ケーシングおよびダッシュパネルには、それぞれエバポ
レータとヒータコアに共通の蓋が設けられていることを
特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。図1に示す
ように、本実施形態の縦型の車両用空調装置1は、ケー
シング10の流路内にエバポレータ22、ヒータコア2
3、吹き出し口11a〜11cを開閉制御するドア12
a〜12cを配置しており、この構成は図14の従来装
置1’と同様であるから、その詳細な説明を省略する。
図14と異なるのは、エアミックスドア29、起立壁1
9を省いたことにより、エバポレータ22とヒータコア
23との間の距離を短縮し、ひいてはその並び方向(車
両の前後方向)のケーシング10の寸法Lを短縮し、装
置の小型化を図ったことである。
いて、図1〜図4を参照しながら説明する。図1に示す
ように、本実施形態の縦型の車両用空調装置1は、ケー
シング10の流路内にエバポレータ22、ヒータコア2
3、吹き出し口11a〜11cを開閉制御するドア12
a〜12cを配置しており、この構成は図14の従来装
置1’と同様であるから、その詳細な説明を省略する。
図14と異なるのは、エアミックスドア29、起立壁1
9を省いたことにより、エバポレータ22とヒータコア
23との間の距離を短縮し、ひいてはその並び方向(車
両の前後方向)のケーシング10の寸法Lを短縮し、装
置の小型化を図ったことである。
【0019】本実施形態では、従来のエアミックスドア
29の代わりに、バイパスドア25と下流側ドア26が
用いられている。バイパスドア25は、ヒータコア23
の上方のバイパス通路18に配置されており、下流側ド
ア26は、ヒータコア23の下流側(出口側)に配置さ
れている。バイパスドア25は、その回動に伴い、バイ
パス通路18を全開から全閉まで無段階に開度調節す
る。下流側ドア26は、その下端が回転中心となり、ヒ
ータコア23に接近した全閉位置から略垂直をなす全開
位置まで、ヒータコア23の下流側の通路の開度を無段
階で開度調節する。なお、この下流側ドア26は、ヒー
タコア23からの空気の吹き出しスペースに配置するた
め、この下流側ドア26のための配置スペースを新たに
必要とするものではなく、ケーシング10の寸法Lを増
大させる要因にはならない。
29の代わりに、バイパスドア25と下流側ドア26が
用いられている。バイパスドア25は、ヒータコア23
の上方のバイパス通路18に配置されており、下流側ド
ア26は、ヒータコア23の下流側(出口側)に配置さ
れている。バイパスドア25は、その回動に伴い、バイ
パス通路18を全開から全閉まで無段階に開度調節す
る。下流側ドア26は、その下端が回転中心となり、ヒ
ータコア23に接近した全閉位置から略垂直をなす全開
位置まで、ヒータコア23の下流側の通路の開度を無段
階で開度調節する。なお、この下流側ドア26は、ヒー
タコア23からの空気の吹き出しスペースに配置するた
め、この下流側ドア26のための配置スペースを新たに
必要とするものではなく、ケーシング10の寸法Lを増
大させる要因にはならない。
【0020】上記バイパス通路18およびヒータコア2
3の下流側には、ヒータコア23とほぼ同じ高さにおい
て、一対のガイド壁30が設けられている。この一対の
ガイド壁30は、略水平をなし車室側から見て左右に分
かれて(エバポレータ23とヒータコア23の並び方向
すなわちバイパス通路18の空気の流れ方向と、直交す
る方向に離れて)配置されている。これらガイド壁30
の間の空間は、ヒータコア23からの温風の吹き上げ口
31となっている(図2参照)。図3に示すように、ヒ
ータコア23には温水パイプ23a,23b(温水通
路)が接続されている。流入側の温水パイプ23aには
開閉式の温水弁35が設けられている。
3の下流側には、ヒータコア23とほぼ同じ高さにおい
て、一対のガイド壁30が設けられている。この一対の
ガイド壁30は、略水平をなし車室側から見て左右に分
かれて(エバポレータ23とヒータコア23の並び方向
すなわちバイパス通路18の空気の流れ方向と、直交す
る方向に離れて)配置されている。これらガイド壁30
の間の空間は、ヒータコア23からの温風の吹き上げ口
31となっている(図2参照)。図3に示すように、ヒ
ータコア23には温水パイプ23a,23b(温水通
路)が接続されている。流入側の温水パイプ23aには
開閉式の温水弁35が設けられている。
【0021】上記バイパスドア25,下流側ドア26,
温水弁35は、共通の駆動機構40(駆動手段)によっ
て、作動されるようになっている。この駆動機構40
は、エアミックスドア25と連動するレバー41と、下
流側ドア26と連動する2つのレバー42,43と、温
水弁35の弁体と連動するレバー44と、レバー41,
42間に掛け渡され両者を連携させるワイヤ45aと、
レバー43,44間に掛け渡され両者を連携させるワイ
ヤ45bと、レバー41〜44のいずれか1つに連携さ
れてこれを回転駆動するモータ等の駆動源Mとを有して
いる。
温水弁35は、共通の駆動機構40(駆動手段)によっ
て、作動されるようになっている。この駆動機構40
は、エアミックスドア25と連動するレバー41と、下
流側ドア26と連動する2つのレバー42,43と、温
水弁35の弁体と連動するレバー44と、レバー41,
42間に掛け渡され両者を連携させるワイヤ45aと、
レバー43,44間に掛け渡され両者を連携させるワイ
ヤ45bと、レバー41〜44のいずれか1つに連携さ
れてこれを回転駆動するモータ等の駆動源Mとを有して
いる。
【0022】上記駆動源Mの回転駆動により、レバー4
1〜44を同時に回動させることにより、図4に示すよ
うに、バイパスドア25,下流側ドア26,温水弁35
を作動させる。詳述すると、バイパスドア25が全開で
下流側ドア26が全閉の状態では、エバポレータ22か
らの冷風は、ヒータコア23を通過せず、全量がバイパ
ス通路18を経て吹き出し口11a〜11cから吹き出
す。この状態は、最も低温の空気を吹き出すことができ
るので、以下、フルクール状態と称す。
1〜44を同時に回動させることにより、図4に示すよ
うに、バイパスドア25,下流側ドア26,温水弁35
を作動させる。詳述すると、バイパスドア25が全開で
下流側ドア26が全閉の状態では、エバポレータ22か
らの冷風は、ヒータコア23を通過せず、全量がバイパ
ス通路18を経て吹き出し口11a〜11cから吹き出
す。この状態は、最も低温の空気を吹き出すことができ
るので、以下、フルクール状態と称す。
【0023】上記駆動源Mの回転駆動に伴い、バイパス
ドア25の開度が徐々に減少し、これとは逆に下流側ド
ア26の開度が徐々に増大する。その結果、ヒータコア
22を通過しない冷風と、ヒータコア22を通過する温
風が混ざり、その割合に応じた温度の空気を吹き出すこ
とができる。以下、この状態をエアミックス状態と称
す。上記駆動源Mがさらに回転駆動すると、バイパスド
ア25が全閉で下流側ドア26が全開の状態になる。こ
の状態では、非稼動状態のエバポレータ22からの空気
が、全量ヒータコア23を通過して暖められるので、最
も高温の空気を吹き出すことができる。以下、この状態
をフルホット状態と称す。
ドア25の開度が徐々に減少し、これとは逆に下流側ド
ア26の開度が徐々に増大する。その結果、ヒータコア
22を通過しない冷風と、ヒータコア22を通過する温
風が混ざり、その割合に応じた温度の空気を吹き出すこ
とができる。以下、この状態をエアミックス状態と称
す。上記駆動源Mがさらに回転駆動すると、バイパスド
ア25が全閉で下流側ドア26が全開の状態になる。こ
の状態では、非稼動状態のエバポレータ22からの空気
が、全量ヒータコア23を通過して暖められるので、最
も高温の空気を吹き出すことができる。以下、この状態
をフルホット状態と称す。
【0024】温水弁35は、このフルクール状態で閉じ
状態となっており、上記エアミックス状態,フルホット
状態では、開き状態を維持される。フルクール状態で、
温水弁35を閉じることができるため、バイパス通路1
8を通った冷風の一部がヒータコア23に回り込んでも
温められることが無い。なお、上記フルクール、フルホ
ットの近傍では、レバー41,42が所定角度回動して
もドア25,26が回動しない不感帯となっている。フ
ルクール近傍の不感帯で上記温水弁35の開閉動作がな
される。
状態となっており、上記エアミックス状態,フルホット
状態では、開き状態を維持される。フルクール状態で、
温水弁35を閉じることができるため、バイパス通路1
8を通った冷風の一部がヒータコア23に回り込んでも
温められることが無い。なお、上記フルクール、フルホ
ットの近傍では、レバー41,42が所定角度回動して
もドア25,26が回動しない不感帯となっている。フ
ルクール近傍の不感帯で上記温水弁35の開閉動作がな
される。
【0025】上記構成によれば、バイパスドア25と下
流側ドア26を用いることにより、ケーシング10の寸
法Lを小さくすることができ、しかも、2つのドア2
5,26の開度制御によって、エアミックス状態での吹
き出し温度の制御ができるので、ヒータコア23の温水
パイプ23aに流量制御弁を設けずに済み、コストを低
減することができる。
流側ドア26を用いることにより、ケーシング10の寸
法Lを小さくすることができ、しかも、2つのドア2
5,26の開度制御によって、エアミックス状態での吹
き出し温度の制御ができるので、ヒータコア23の温水
パイプ23aに流量制御弁を設けずに済み、コストを低
減することができる。
【0026】上記第1実施形態での空気の流れについて
詳述する。エバポレータ22からバイパス通路18を経
た冷風は、その延長線の近傍に位置するベント吹き出し
口11bに向かって流れ、冷房を効率良く行うことがで
きる。また、ヒータコア23からの温風は、下流側ドア
26に案内されて上方に吹き上げられ、その上方のデフ
ロスト吹き出し口11aから吹き出され、デフロスト作
用を行うことができる。
詳述する。エバポレータ22からバイパス通路18を経
た冷風は、その延長線の近傍に位置するベント吹き出し
口11bに向かって流れ、冷房を効率良く行うことがで
きる。また、ヒータコア23からの温風は、下流側ドア
26に案内されて上方に吹き上げられ、その上方のデフ
ロスト吹き出し口11aから吹き出され、デフロスト作
用を行うことができる。
【0027】図2に示すように、上記一対のガイド壁3
0は、バイパス通路18からの冷風を水平の流れのまま
案内するとともに、ヒータコア23から吹き上げてくる
温風との混合を回避してベント吹き出し口11bに送る
機能を有している。温風はバイパス通路18の中央部を
流れる冷風のみと混合して、上方のデフロスト吹き出し
口11aに送られる。上記のように、ガイド壁30によ
り、デフロスト吹き出し口11aから吹き出す空気の温
度を相対的に高くし、ベント吹き出し口11bから吹き
出す空気の温度を相対的に低くすることができる。
0は、バイパス通路18からの冷風を水平の流れのまま
案内するとともに、ヒータコア23から吹き上げてくる
温風との混合を回避してベント吹き出し口11bに送る
機能を有している。温風はバイパス通路18の中央部を
流れる冷風のみと混合して、上方のデフロスト吹き出し
口11aに送られる。上記のように、ガイド壁30によ
り、デフロスト吹き出し口11aから吹き出す空気の温
度を相対的に高くし、ベント吹き出し口11bから吹き
出す空気の温度を相対的に低くすることができる。
【0028】上記ドア25,26の制御に際して、日射
センサ,外気温度センサ,内気温度センサ等の情報の他
に、ヒータコア23の放熱量の情報を用いることによ
り、吹き出し温度を高精度に制御することができる。こ
のヒータコア23の放熱量は、ヒータコア23の下流側
中央のフィン部に差し込んだ温度センサ80によって検
出される。この温度センサ80は、樹脂コーティングし
たセンサ素子を筒状の金属管に挿入することにより構成
されている。なお、この温度センサ80で検出される放
熱量の情報は、リヒート式空調装置において、ヒータコ
アの温水流量制御に用いることもできるが、本発明の範
囲ではない。
センサ,外気温度センサ,内気温度センサ等の情報の他
に、ヒータコア23の放熱量の情報を用いることによ
り、吹き出し温度を高精度に制御することができる。こ
のヒータコア23の放熱量は、ヒータコア23の下流側
中央のフィン部に差し込んだ温度センサ80によって検
出される。この温度センサ80は、樹脂コーティングし
たセンサ素子を筒状の金属管に挿入することにより構成
されている。なお、この温度センサ80で検出される放
熱量の情報は、リヒート式空調装置において、ヒータコ
アの温水流量制御に用いることもできるが、本発明の範
囲ではない。
【0029】上記第1実施形態では、フルクール状態で
温水弁35を閉じることにより、バイパス通路18から
の冷風の一部がヒータコア23を回り込んだときの加熱
を防止しているが、このヒータコア23の能力が低く加
熱を無視できる場合には温水弁35を省くことができ、
より一層コストを低減することができる。上記第1実施
形態において、エバポレータ22とヒータコア23とを
より接近させ、実質的に接するようにしてもよい。この
場合にはケーシング10の寸法Lをより一層小さくする
ことができる。
温水弁35を閉じることにより、バイパス通路18から
の冷風の一部がヒータコア23を回り込んだときの加熱
を防止しているが、このヒータコア23の能力が低く加
熱を無視できる場合には温水弁35を省くことができ、
より一層コストを低減することができる。上記第1実施
形態において、エバポレータ22とヒータコア23とを
より接近させ、実質的に接するようにしてもよい。この
場合にはケーシング10の寸法Lをより一層小さくする
ことができる。
【0030】次に、本発明の第2実施形態について、図
5,図6を参照しながら説明する。この実施形態は、駆
動機構40Aのみが、第1実施形態と異なる。この駆動
機構40Aは、モータ等の駆動源Mにより回転される円
盤46を有している。この円盤46には、3つのカム溝
46a〜46cが形成されており、このカム溝46a〜
46cには、レバー47,48,49の先端に設けたカ
ムフォロア47a,48a、49aがそれぞれ係合され
ている。レバー47は、ワイヤ45aを介してバイパス
ドア25のレバー41に連携される。レバー48は、下
流側ドア26と連動関係にある。レバー49は、ワイヤ
45bを介して温水弁35のレバー44に連携される。
5,図6を参照しながら説明する。この実施形態は、駆
動機構40Aのみが、第1実施形態と異なる。この駆動
機構40Aは、モータ等の駆動源Mにより回転される円
盤46を有している。この円盤46には、3つのカム溝
46a〜46cが形成されており、このカム溝46a〜
46cには、レバー47,48,49の先端に設けたカ
ムフォロア47a,48a、49aがそれぞれ係合され
ている。レバー47は、ワイヤ45aを介してバイパス
ドア25のレバー41に連携される。レバー48は、下
流側ドア26と連動関係にある。レバー49は、ワイヤ
45bを介して温水弁35のレバー44に連携される。
【0031】上記駆動機構40Aによって、図6の作動
が得られる。第1実施形態と異なるのは、バイパスドア
25が全開で温水弁35が閉じの状態を維持しながら、
下流側ドア26を全閉から開度を増大させて全開にする
ことができる点にある。これにより、エバポレータ22
からの冷風をバイパス通路18のみならず、ヒータコア
23を通過させることができ、冷風の風量を増大させる
ことができる。なお、この時、ヒータコア23に温水は
流れないから、ここを通過する冷風の温度を上昇させる
ことはない。このように下流側ドア26を全開にして最
大風量にした冷風供給状態を、以下、マックスクール状
態と称す。なお、カム溝46a〜46cの円弧部は、円
盤46の回動に拘わらずドア25,26や温水弁35の
状態が変化しない不感帯を提供する。
が得られる。第1実施形態と異なるのは、バイパスドア
25が全開で温水弁35が閉じの状態を維持しながら、
下流側ドア26を全閉から開度を増大させて全開にする
ことができる点にある。これにより、エバポレータ22
からの冷風をバイパス通路18のみならず、ヒータコア
23を通過させることができ、冷風の風量を増大させる
ことができる。なお、この時、ヒータコア23に温水は
流れないから、ここを通過する冷風の温度を上昇させる
ことはない。このように下流側ドア26を全開にして最
大風量にした冷風供給状態を、以下、マックスクール状
態と称す。なお、カム溝46a〜46cの円弧部は、円
盤46の回動に拘わらずドア25,26や温水弁35の
状態が変化しない不感帯を提供する。
【0032】次に、本発明の第3実施形態について図
7,図8を参照しながら説明する。この空調装置1Bは
変則的な縦型をなし、車両の前部から車室側に向かって
ブロア21,エバポレータ22,ヒータコア23が配置
されている。第1実施形態とは次の点で異なる。すなわ
ち、ケーシング10Bは、エバポレータ22とヒータコ
ア23との間に狭い連通路13を有している。この連通
路13の後方には空気の流入空間14が形成され、この
流入空間14の車室側から見て左隣にはヒータコア23
と下流側ドア26が順に配置されている。垂直に立てら
れたヒータコア23の上方のバイパス通路18には、バ
イパスドア25が配置されている。この実施形態でも、
連通路13の下流側におけるケーシング10Bの寸法S
(車室側から見て左右方向の幅)を小さくすることがで
きる。なお、他の種類の縦型空調装置として、水平状態
のエバポレータとヒータコアを、上下に並べて配置した
ものにも本発明を適用することができる。
7,図8を参照しながら説明する。この空調装置1Bは
変則的な縦型をなし、車両の前部から車室側に向かって
ブロア21,エバポレータ22,ヒータコア23が配置
されている。第1実施形態とは次の点で異なる。すなわ
ち、ケーシング10Bは、エバポレータ22とヒータコ
ア23との間に狭い連通路13を有している。この連通
路13の後方には空気の流入空間14が形成され、この
流入空間14の車室側から見て左隣にはヒータコア23
と下流側ドア26が順に配置されている。垂直に立てら
れたヒータコア23の上方のバイパス通路18には、バ
イパスドア25が配置されている。この実施形態でも、
連通路13の下流側におけるケーシング10Bの寸法S
(車室側から見て左右方向の幅)を小さくすることがで
きる。なお、他の種類の縦型空調装置として、水平状態
のエバポレータとヒータコアを、上下に並べて配置した
ものにも本発明を適用することができる。
【0033】次に、本発明の第4実施形態について、図
9〜図13を参照しながら説明する。図9,図10にお
いて、100は商用車,小型トラック等の車両を示す。
この車両100は、横型の空調装置1Cを備えている。
この空調装置1Cは、車室側から見てブロア21,エバ
ポレータ22,ヒータコア23が左右方向に並んでい
る。他の構成は第1実施形態と同様であるので同番号を
付してその詳細な説明を省略する。
9〜図13を参照しながら説明する。図9,図10にお
いて、100は商用車,小型トラック等の車両を示す。
この車両100は、横型の空調装置1Cを備えている。
この空調装置1Cは、車室側から見てブロア21,エバ
ポレータ22,ヒータコア23が左右方向に並んでい
る。他の構成は第1実施形態と同様であるので同番号を
付してその詳細な説明を省略する。
【0034】車両100の前部には、ダッシュパネル5
0が設けられており、このダッシュパネル50の後方に
上記空調装置1Cが設置されている。空調装置1Cのエ
バポレータ22とヒータコア23は、清掃や保守点検の
ために脱着可能である。この脱着のための構造につい
て、以下詳述する。ケーシング10Cの前壁には、近接
するエバポレータ22とヒータコア23に対応して脱着
穴15が形成されるとともに、この脱着穴15を開閉す
る防水蓋16が取り付けられている。そして、上記ダッ
シュパネル50には、上記ケーシング10Cの脱着穴1
5に対峙する脱着穴55が形成されるとともに、この脱
着穴55を開閉する防水蓋56が取り付けられている。
0が設けられており、このダッシュパネル50の後方に
上記空調装置1Cが設置されている。空調装置1Cのエ
バポレータ22とヒータコア23は、清掃や保守点検の
ために脱着可能である。この脱着のための構造につい
て、以下詳述する。ケーシング10Cの前壁には、近接
するエバポレータ22とヒータコア23に対応して脱着
穴15が形成されるとともに、この脱着穴15を開閉す
る防水蓋16が取り付けられている。そして、上記ダッ
シュパネル50には、上記ケーシング10Cの脱着穴1
5に対峙する脱着穴55が形成されるとともに、この脱
着穴55を開閉する防水蓋56が取り付けられている。
【0035】上記ケーシング10Cの脱着穴15と蓋1
6、およびダッシュパネル50の脱着穴55および蓋5
6は、エバポレータ22とヒータコア23に共通のもの
である。なお、エバポレータ22に接続された冷媒パイ
プ22a,22bおよびヒータコア23に接続された温
水パイプ23a,23bは、上記蓋16,56を貫通し
てダッシュパネル50の前方へ導出されている。
6、およびダッシュパネル50の脱着穴55および蓋5
6は、エバポレータ22とヒータコア23に共通のもの
である。なお、エバポレータ22に接続された冷媒パイ
プ22a,22bおよびヒータコア23に接続された温
水パイプ23a,23bは、上記蓋16,56を貫通し
てダッシュパネル50の前方へ導出されている。
【0036】上記構成によれば、互いに接近して配置さ
れたエバポレータ22とヒータコア23の脱着のため
に、ダッシュパネル50に1つの共通の脱着穴55を形
成すれば良いので、ダッシュパネル50の強度を向上さ
せることができる。また、共通の蓋16,56を取り外
すことにより、共通の脱着穴15,55からエバポレー
タ22とヒータコア23を取り出すことができ、脱着の
ための作業性を向上させることができる。
れたエバポレータ22とヒータコア23の脱着のため
に、ダッシュパネル50に1つの共通の脱着穴55を形
成すれば良いので、ダッシュパネル50の強度を向上さ
せることができる。また、共通の蓋16,56を取り外
すことにより、共通の脱着穴15,55からエバポレー
タ22とヒータコア23を取り出すことができ、脱着の
ための作業性を向上させることができる。
【0037】上記車両100は複数のワイパー70を往
復動させるためのワイパー駆動機構60を有している。
このワイパー駆動機構60は、モータ61とこのモータ
61により回動されるレバー62と、ワイパー70と連
動する複数のリンク65と、リンク65を上記レバー6
2に連携させるロッド66とを有している。本実施形態
では、ダッシュパネル50の脱着穴55を1つ形成すれ
ば済むので、この脱着穴55を上記リンク65に対応す
る位置からずらし、リンク65間に位置させることが可
能となる。そのため、車両100から取り外しづらいリ
ンク62と干渉せずに、上記エバポレータ22、ヒータ
コア23の脱着作業を行うことができる。なお、ロッド
66は上記脱着作業の際に一時的に取り外すことがで
き、脱着作業の支障とならない。なお、エバポレータ2
2とヒータコア23の脱着頻度が異なる場合には、脱着
穴15、55を共通にし、蓋をエバポレータ22,ヒー
タコア23に対応して別々に設けてもよい。
復動させるためのワイパー駆動機構60を有している。
このワイパー駆動機構60は、モータ61とこのモータ
61により回動されるレバー62と、ワイパー70と連
動する複数のリンク65と、リンク65を上記レバー6
2に連携させるロッド66とを有している。本実施形態
では、ダッシュパネル50の脱着穴55を1つ形成すれ
ば済むので、この脱着穴55を上記リンク65に対応す
る位置からずらし、リンク65間に位置させることが可
能となる。そのため、車両100から取り外しづらいリ
ンク62と干渉せずに、上記エバポレータ22、ヒータ
コア23の脱着作業を行うことができる。なお、ロッド
66は上記脱着作業の際に一時的に取り外すことがで
き、脱着作業の支障とならない。なお、エバポレータ2
2とヒータコア23の脱着頻度が異なる場合には、脱着
穴15、55を共通にし、蓋をエバポレータ22,ヒー
タコア23に対応して別々に設けてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1態様
によれば、高価な流量制御弁を用いることなく、ケーシ
ングの寸法を小さくすることができる。第2態様によれ
ば、バイパスドアと下流側ドアを一方が開き方向で他方
が閉じ方向になるように逆方向に制御することにより、
効率良く吹き出し温度制御を行うことができる。第3態
様によれば、バイパスドアの全開状態で下流側ドアを開
き制御することにより、大きな風量で冷風供給を行うこ
とができる。第4態様によれば、開閉式温水弁をバイパ
スドアおよび下流側ドアと共通の駆動手段で開閉制御す
ることができ、作動を確実に行うことができる。第5態
様によれば、冷風を水平に温風を上方に吹き出すことが
でき、冷暖房効果を高めることができる。第6態様によ
れば、ガイド壁を設けることにより、デフロスト吹き出
し口とベント吹き出し口からの吹き出し温度を異ならせ
ることができる。第7態様によれば、車両のダッシュパ
ネルに、空調装置のエバポレータとヒータコアを脱着す
るための穴を1つだけ形成すれば良いので、高い強度を
維持することができる。第8態様によれば、エバポレー
タとヒータコアの脱着に際して、ワイパー駆動機構のリ
ンクが支障にならず、脱着作業を円滑に行うことができ
る。第9態様によれば、脱着穴を開閉する蓋を共通にす
ることにより、脱着作業をより一層円滑に行うことがで
きる。
によれば、高価な流量制御弁を用いることなく、ケーシ
ングの寸法を小さくすることができる。第2態様によれ
ば、バイパスドアと下流側ドアを一方が開き方向で他方
が閉じ方向になるように逆方向に制御することにより、
効率良く吹き出し温度制御を行うことができる。第3態
様によれば、バイパスドアの全開状態で下流側ドアを開
き制御することにより、大きな風量で冷風供給を行うこ
とができる。第4態様によれば、開閉式温水弁をバイパ
スドアおよび下流側ドアと共通の駆動手段で開閉制御す
ることができ、作動を確実に行うことができる。第5態
様によれば、冷風を水平に温風を上方に吹き出すことが
でき、冷暖房効果を高めることができる。第6態様によ
れば、ガイド壁を設けることにより、デフロスト吹き出
し口とベント吹き出し口からの吹き出し温度を異ならせ
ることができる。第7態様によれば、車両のダッシュパ
ネルに、空調装置のエバポレータとヒータコアを脱着す
るための穴を1つだけ形成すれば良いので、高い強度を
維持することができる。第8態様によれば、エバポレー
タとヒータコアの脱着に際して、ワイパー駆動機構のリ
ンクが支障にならず、脱着作業を円滑に行うことができ
る。第9態様によれば、脱着穴を開閉する蓋を共通にす
ることにより、脱着作業をより一層円滑に行うことがで
きる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す縦型の車両用空
調装置の縦断面図である。
調装置の縦断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図である。
【図3】同実施形態におけるバイパスドア、下流側ド
ア,温水弁のための駆動機構を示す概略図である。
ア,温水弁のための駆動機構を示す概略図である。
【図4】同実施形態におけるバイパスドア、下流側ド
ア,温水弁の作動図である。
ア,温水弁の作動図である。
【図5】本発明の第2実施形態をなす駆動機構を示す概
略図である。
略図である。
【図6】同第2実施形態におけるバイパスドア、下流側
ドア,温水弁の作動図である。
ドア,温水弁の作動図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す縦型の車両用空調
装置を示す平断面図である。
装置を示す平断面図である。
【図8】図7におけるVIII―VIII線に沿う断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第4実施形態をなす横型の空調装置を
組み込んだ車両の正面図である。
組み込んだ車両の正面図である。
【図10】同車両の側面図である。
【図11】同第4実施形態をなす空調装置の概略縦断面
図である。
図である。
【図12】同車両のダッシュパネルを示す正面図であ
る。
る。
【図13】図12において、XIII―XIII線に沿う断面図
である。
である。
【図14】従来の縦型空調装置の縦断面図であり、図1
に相当する。
に相当する。
【図15】従来の横型空調装置の縦断面図であり、図1
1に相当する。
1に相当する。
【図16】同横型の空調装置を組み込んだ従来の車両の
ダッシュパネルを示す正面図であり、図12に相当す
る。
ダッシュパネルを示す正面図であり、図12に相当す
る。
1,1B,1C 空調装置 10,10B,10C ケーシング 11a デフロスト吹き出し口 11b ベント吹き出し口 15 脱着穴 16 蓋 18 バイパス通路 21 ブロア 22 エバポレータ 23 ヒータコア 25 バイパスドア 26 下流側ドア 30 ガイド壁 31 吹き上げ口 35 温水弁 40,40A 駆動機構(駆動手段) 50 ダッシュパネル 55 脱着穴 56 蓋 60 ワイパー駆動機構 65 リンク 100 車両
Claims (9)
- 【請求項1】 ケーシング内にエバポレータとヒータコ
アとを空気の流れに沿って順に配置してなる車両用空調
装置において、 上記ヒータコアを迂回するバイパス通路に、このバイパ
ス通路の開度を制御するバイパスドアを回動可能に配置
するとともに、ヒータコアの下流側に、このヒータコア
の下流側通路の開度を制御する下流側ドアを回動可能に
配置したことを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 上記バイパスドアと下流側ドアは、一方
が開き方向に向かうとき、他方が閉じ方向に向かうよう
に、駆動手段によって逆方向に回動制御されることを特
徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 上記駆動手段は、バイパスドアが全開状
態の時に、下流側ドアを単独で回動制御することを特徴
とする請求項2に記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 上記ヒータコアに接続される温水通路に
開閉式の温水弁が設けられ、この温水弁が、上記バイパ
スドア,下流側ドアと共通の駆動手段により、バイパス
ドアの全開状態で開閉制御されることを特徴とする請求
項2または3に記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 上記ヒータコアは空気を略水平方向に通
過させるように起立して配置され、上記バイパス通路
は、ヒータコアの上方に位置してエバポレータからの空
気を略水平に流すようになっており、上記下流側ドア
は、上端がヒータコアに接近することにより閉じ状態と
なり、上端がヒータコアから離れることにより開き状態
となってヒータコアからの空気を上方へ送ることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両空調装置。 - 【請求項6】 上記バイパス通路の下流側には、略水平
をなす一対のガイド壁が、ヒータコアの上端と略同じ高
さに設けられとともに、互いにバイパス通路の空気の流
れと直交する方向に離れて設けられ、これら一対のガイ
ド壁によりエバポレータからバイパス通路を経た空気を
水平に流して、その延長線近傍に位置するベント吹き出
し口に送り、一対のガイド壁間は吹き上げ口となり、ヒ
ータコアから下流側ドアに案内されて上方に吹き上げる
空気を通過させて、その上方に位置するデフロスト吹き
出し口に送ることを特徴とする請求項5に記載の車両用
空調装置。 - 【請求項7】 ケーシング内にエバポレータとヒータコ
アとを左右方向に並べて配置してなる空調装置を、ダッ
シュパネルより後方に設置し、このダッシュパネルおよ
び空調装置のケーシングに、蓋によって開閉される脱着
穴を形成し、この脱着穴を介して上記エバポレータとヒ
ータコアとを脱着できるようにした車両において、 上記空調装置では、上記エバポレータとヒータコアとを
近接させて配置し、上記ヒータコアを迂回するバイパス
通路に、このバイパス通路の開度を制御するバイパスド
アを回動可能に配置するとともに、ヒータコアの下流側
に、このヒータコアの下流側通路の開度を制御する下流
側ドアを回動可能に配置し、 上記ダッシュパネルには、上記エバポレータとヒータコ
アに共通の単一の脱着穴を形成したことを特徴とする空
調装置を備えた車両。 - 【請求項8】 上記ダッシュパネルの共通脱着穴は、ワ
イパー駆動機構におけるワイパー連動リンク間に配置さ
れていることを特徴とする請求項7に記載の空調装置を
備えた車両。 - 【請求項9】 上記空調装置のケーシングにもエバポレ
ータとヒータコアに共通の脱着穴が形成され、上記ケー
シングおよびダッシュパネルには、それぞれエバポレー
タとヒータコアに共通の蓋が設けられていることを特徴
とする請求項7または8に記載の空調装置を備えた車
両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151217A JP2000335226A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 車両用空調装置および空調装置を備えた車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151217A JP2000335226A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 車両用空調装置および空調装置を備えた車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335226A true JP2000335226A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15513813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11151217A Pending JP2000335226A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 車両用空調装置および空調装置を備えた車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335226A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100744484B1 (ko) | 2001-06-02 | 2007-08-01 | 한라공조주식회사 | 자동차용 공기조화장치 |
| WO2012169335A1 (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
| ITTO20130434A1 (it) * | 2013-05-29 | 2014-11-30 | Denso Thermal Systems Spa | Dispositivo di riscaldamento e/o climatizzazione per un autoveicolo |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151217A patent/JP2000335226A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100744484B1 (ko) | 2001-06-02 | 2007-08-01 | 한라공조주식회사 | 자동차용 공기조화장치 |
| WO2012169335A1 (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | 株式会社ヴァレオジャパン | 車両用空調装置 |
| ITTO20130434A1 (it) * | 2013-05-29 | 2014-11-30 | Denso Thermal Systems Spa | Dispositivo di riscaldamento e/o climatizzazione per un autoveicolo |
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071106 |
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| A02 | Decision of refusal |
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