JP2000335285A - 絶縁トロリー線用ハンガー - Google Patents
絶縁トロリー線用ハンガーInfo
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Abstract
組立性、製造コストの点でも利点のある絶縁トロリー線
用ハンガーの提供に係わる。 【解決手段】 開閉自在とした2つのクランプ部材を閉
じて、両クランプ部材脚部間に絶縁トロリー線を挟持さ
せたとき、両クランプ部材を係止機構により固定し、両
クランプ部材脚部間に絶縁トロリー線を仮止めした状態
で、両クランプ部材を、それを貫通させてなる締結用ボ
ルトで締めつけ、絶縁トロリー線を挟持、固定すること
を絶縁トロリー線用ハンガーの構造上の特徴とする。
Description
ハンガーに関するものである。
に、ホイスト、クレーンのような移動体電気機器のレー
ルと共に設置され、移動体電気機器への給電に用いられ
る。このような絶縁トロリー線は、建屋側のブラッケト
等に固定されている絶縁トロリー線用ハンガーで保持さ
れる。
ー線の取付作業性、移動体電気機器への確実、安定した
給電の必要性から、種々の構造のものが提案、実用化さ
れている。単純な構造の絶縁トロリー線用ハンガーに
は、図6に示したように、金属製のクランプ41に絶縁
トロリー線44を嵌み込み、横締めボルト42でクラン
プ41を締めつけ、絶縁トロリー線44を挟持するよう
にしたものがある。しかし、この構造の絶縁トロリー線
用ハンガーでは、絶縁トロリー線の取付作業において、
作業者は重量のある絶縁トロリー線44をハンガーの挟
持部43に挿入し、それを支えながら、クランプ41を
横締めボルト42で締めつけなければならないため、高
所作業の場合には高い危険性が伴う。
ー線用ハンガーに絶縁トロリー線を仮止めできる構造の
絶縁トロリー線用ハンガーが提案されている。例えば、
実公昭53−52638においては、図7に示したよう
に、横締めボルト52とは別の箇所に、クランプ51を
内側に閉じさせるスプリング54を内蔵させた絶縁トロ
リー線用ハンガーが開示されている。しかし、この構造
の絶縁トロリー線用ハンガーでは、スプリング収納スペ
ースを特別に設ける等、ハンガー自体の製造コストの上
昇が避けられない。
なく、その取り外し作業をも容易にするための絶縁トロ
リー線用ハンガーが提案されている。例えば、実開昭5
8−192130で開示されている絶縁トロリー線用ハ
ンガーでは、図8に示したように、クランプ61を弾力
性のある構造の合成樹脂製とし、取付ボルトを設けたハ
ンガー金具62に嵌み込む構造としている。この絶縁ト
ロリー線用ハンガーに絶縁トロリー線65を取り付ける
には、開口部63にトロリー線を強制的に差し込むだけ
の作業で足り、取り外し作業は、クランプ61の上部に
設けた切欠穴64を指先で摘み狭めるだけで、ハンガー
に挟持されているトロリー線を容易に取り外せるとして
いる。しかし、この構造の絶縁トロリー線用ハンガーで
は、絶縁トロリー線の挟持力に問題があり、少々大型の
トロリ−線になると、ハンガーからトロリー線が外れな
い程の挟持力を持たせることは困難となり、移動体機器
の集電装置が何かに引っ掛かったときに、ハンガーから
絶縁トロリー線が外れるおそれがある。
技術に基づく絶縁トロリー線用ハンガーは、絶縁トロリ
ー線の取付作業性、及び絶縁トロリー線用ハンガーの挟
持力、組立性、製造コスト等を総合的に評価したとき満
足できるものとなっていない。
術に基づく絶縁トロリー線用ハンガーの課題を解決する
ものである。即ち、第1の発明に係る絶縁トロリー線用
ハンガーは、第1クランプ部材と第2クランプ部材を、
両クランプ部材の上部に設けた結合支点を中心として回
動可能に連結し、開閉自在の両クランプ部材脚部間を絶
縁トロリー線の挟持部とした絶縁トロリー線用ハンガー
であって、第1クランプ部材と第2クランプ部材を閉じ
たとき、両クランプ部材脚部間の絶縁トロリー線挟持部
に、絶縁トロリー線を仮止めできるラチェット爪形式の
係止機構を設けたことを特徴とする絶縁トロリー線用ハ
ンガーである。
ーは、第1の発明に係る絶縁トロリー線用ハンガーの係
止機構を、一方のクランプ部材に設けた貫通孔に、他方
のクランプ部材に設けた先端傘形棒状体を差し込み、反
対方向に抜けない機構としたことを特徴とする絶縁トロ
リー線用ハンガーである。
説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態を示すも
のである。図1(a)は絶縁トロリー線を挟持した状態
の絶縁トロリー線用ハンガーの正面図であり、図1
(b)はその右側面図、図1(c)は平面図である。図
2は絶縁トロリー線を挟持する前、第1クランプ部材2
と第2クランプ部材3が開いた状態にある絶縁トロリー
線用ハンガーの正面図である。また図3(a)、(b)
は、第1クランプ部材2と第2クランプ部材3の構造を
個別に示した斜視図である。
用ハンガー1では、第1クランプ部材2と、第2クラン
プ部材3を主要部材としている。第1クランプ部材2
は、図1(a)、図3(a)に示すように、水平部12
と垂直脚部8とからなる逆L字形をなし、水平部12と
垂直脚部8との交会部近傍には、後述する第2クランプ
部材3の水平部13に設けた支軸ボス5を嵌め込む支軸
嵌め込み凹み4が形成されている。垂直脚部8の下方内
側には、絶縁トロリー線31の側面形状に合わせた凹凸
を形成させ、絶縁トロリー線の一方の側面の挟持部10
としている。該挟持部10の上方の垂直脚部8には、後
述する第2クランプ部材3の係止突起6を係止するため
の係止凹み7を設け、この係止凹み7と後述する係止突
起6とで係止機構を構成している(図4(a)(b)参
照)。なお、水平部12の中央には、取付ボルト21を
貫通させる取付ボルト孔14と、取付ボルト21の廻り
止め切り込み溝15(図1(b),図3(a)に示して
ある)を設けている。
(b)に示すように、水平部13と垂直脚部9とからな
る逆L字形をなし、水平部13は垂直脚部9の方向に低
くなる、ゆるやかな斜面を設けている。水平部13の左
端部には、前記第1クランプ部材2の水平部12に設け
た支軸嵌め込み凹み4に嵌め込まれる支軸ボス5が形成
されている。垂直脚部9の下方内側には、第1クランプ
部材2と同様に絶縁トロリー線31の側面形状に合わせ
た凹凸を形成させ、絶縁トロリー線31の他方の側面の
挟持部11としている。該挟持部11の上方の垂直脚部
9には、前記第1クランプ部材2の係止凹み7に係止す
る係止突起6を設けている。この係止突起6を係止凹み
7に係止させることによって、絶縁トロリー線が仮止め
される。
ランプ部材2と、第2クランプ部材3の係止機構は、第
2クランプ部材3の係止突起6、即ちラチェット爪を、
第1クランプ部材2の係止凹み7に引っかけて第1クラ
ンプ部材2と第2クランプ部材とを固定させるものであ
る。
ての実施形態を示したものである。即ち、一方のクラン
プ部材に貫通孔26を設け、他方のクランプ部材に設け
た先端傘形の棒状体25を差し込み、反対方向には抜け
ないようにして係止する方法である。
上方内側には、ナット22で締めつけられる前の取付ボ
ルト21が取付ボルト孔14からの落下を防止する受け
台16を設けている(図1(a),図3(b))。第
1、第2クランプ部材2、3の垂直脚部8、9には横締
めボルト19を挿通する横締めボルト挿通孔17、18
を貫通させている。
の組立は、第1クランプ部材2の支軸嵌め込み凹み4に
第2クランプ部材3の支軸ボス5を嵌め込んで両者を結
合させることによって行うが、両者は結合されると、こ
こを結合支点として回動自在となるため、垂直脚部8と
9は開閉自在に扱うことが出来る。第2クランプ部材3
の上面に傾斜をつけたことにより、第2クランプ部材3
を上方に開いたときでも、第2クランプ部材3の上面が
絶縁トロリー線用ハンガー1の取付梁に当たって開閉が
妨げられることがない。第1、第2クランプ部材2、3
の両垂直脚部8、9は開閉自在であるので、両垂直脚部
8と9が開いているときには、絶縁トロリー線31は開
口している絶縁トロリー線挟持部30に容易に挿入で
き、両垂直脚部8と9を押しつけるように強制的に閉じ
ると、絶縁トロリー線挟持部30の上方に設けてある係
止機構が働き(係止突起6が係止凹み7に嵌め込まれ
る)両垂直脚部8と9の開きが拘束される。係止突起6
が係止凹み7に嵌め込まれると、その下方内側の絶縁ト
ロリー線挟持部10と11が対向し、絶縁トロリー線3
1を側面から挟持し得る形状となるため、絶縁トロリー
線31は仮止め状態となって、絶縁トロリー線用ハンガ
ー1から簡単に抜け落ちることはない。
ー1を用いて絶縁トロリー線を天井等に取付る作業を説
明する。先ず、第1クランプ部材2の取付ボルト孔14
に取付ボルト21を通してから、第1クランプ部材2の
支軸嵌め込み凹み4に、第2クランプ部材3の支軸ボス
5を嵌め込んで両者を結合させることによって、絶縁ト
ロリー線用ハンガー1を組立て、取付ボルト21と取付
ナット22とで天井梁等に固定する。絶縁トロリー線用
ハンガー1の第1クランプ部材垂直脚部8と第2クラン
プ部材垂直脚部9の間は開口された状態(図1(b))
にしておけるので、この開口された状態にある絶縁トロ
リー線挟持部30に絶縁トロリー線31を挿入するのは
容易である。絶縁トロリー線挟持部30に絶縁トロリー
線31を挿入し、第1クランプ部材2と第2クランプ部
材3を両クランプ部材垂直脚部8と9を絶縁トロリー線
31を挟むように強制的に閉じると、第1クランプ部材
2の係止凹み7に第2クランプ部材3の係止突起6が嵌
まり込んで、挟持部30は閉じた状態で固定される。従
って、この状態で絶縁トロリー線31は仮止めされるの
で、作業者は絶縁トロリー線31を手で支えなくとも抜
け落ちることはない。この仮止めは、図5に示した第2
の発明に係る係止機構を備えた絶縁トロリー線用ハンガ
ーを用いたときも同様である。次に、絶縁トロリー線用
ハンガー1の横締めボルト19、ナット20で第1クラ
ンプ部材2と第2クランプ部材3を締めつければ、絶縁
トロリー線31は完全に挟持部30内に挟持され、絶縁
トロリー線31に外力が加わるようなことがあっても、
絶縁トロリー線用ハンガー1から外れることはない。作
業者は絶縁トロリー線を支えることなく、横締めボルト
11の締めつけ作業ができるので、作業者の負担は著し
く軽減され、作業の安全性も高まる。
であってもよいし、アルミニウム等の金属製であっても
よい。但し、絶縁トロリー線用ハンガーと絶縁トロリー
線との間の電気絶縁性を確実なものとするために、クラ
ンプ部材を金属製とするときには、絶縁トロリー線との
接触部には絶縁処理を施しておくことが望ましい。本発
明に係る絶縁トロリー線用ハンガー1は形状が単純であ
り、合成樹脂の金型成形、或いは金属の鋳造により製造
することもでき、ボルト、ナット以外の付属品を必要と
しないので安価に提供することができる。
用ハンガーを用いることによって、従来問題とされてい
た絶縁トロリー線の取付作業性、絶縁トロリー線挟持
力、組立性、製造コスト等の諸問題を解決することが出
来る。
ーの絶縁トロリー線を挟持した状態を示す正面図。
(b)は本発明に係る絶縁トロリー線用ハンガーの右側
面図。(c)は本発明に係る絶縁トロリー線用ハンガー
の平面図。
トロリー線を挟持する前の状態を示す正面図。
ーの第1クランプ部材2の斜視図。(b)は 本発明に
係る絶縁トロリー線用ハンガーの第2クランプ部材3の
斜視図。
ーの係止機構の第1の実施の形態を示す正面図。(b)
は図2(a)のAA’矢視断面図。
機構の第2の実施の形態を示す断面図。
(1)の正面図。
(2)の断面図。
(3)の断面図。
ランプ 51 従来技術の絶縁トロリー線用ハンガー(2)のク
ランプ 54 従来技術の絶縁トロリー線用ハンガー(2)のス
プリング 61 従来技術の絶縁トロリー線用ハンガー(3)の絶
縁クランプ 62 従来技術の絶縁トロリー線用ハンガー(3)のハ
ンガ−金具 64 従来技術の絶縁トロリー線用ハンガー(3)の切
欠穴
Claims (2)
- 【請求項1】 第1クランプ部材と第2クランプ部材
を、両クランプ部材の上部に設けた結合支点を中心とし
て回動可能に連結し、開閉自在の両クランプ部材脚部間
を絶縁トロリー線の挟持部とした絶縁トロリー線用ハン
ガーであって、第1クランプ部材と第2クランプ部材を
閉じたとき、両クランプ部材脚部間の絶縁トロリー線挟
持部に、絶縁トロリー線を仮止めできるラチェット爪形
式の係止機構を設けたことを特徴とする絶縁トロリー線
用ハンガー。 - 【請求項2】 請求項1記載の絶縁トロリー線用ハンガ
ーにおいて、第1クランプ部材と第2クランプ部材を閉
じたときの係止機構を、一方のクランプ部材に設けた貫
通孔に、他方のクランプ部材に設けた先端傘形棒状体を
差し込み、反対方向に抜けない機構としたことを特徴と
する絶縁トロリー線用ハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14888699A JP3758896B2 (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 絶縁トロリー線用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14888699A JP3758896B2 (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 絶縁トロリー線用ハンガー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335285A true JP2000335285A (ja) | 2000-12-05 |
| JP3758896B2 JP3758896B2 (ja) | 2006-03-22 |
Family
ID=15462914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14888699A Expired - Fee Related JP3758896B2 (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 絶縁トロリー線用ハンガー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3758896B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150050362A (ko) * | 2013-10-31 | 2015-05-08 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 절연 트롤리용 행거와 그것을 이용한 절연 트롤리 시스템 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP14888699A patent/JP3758896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150050362A (ko) * | 2013-10-31 | 2015-05-08 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 절연 트롤리용 행거와 그것을 이용한 절연 트롤리 시스템 |
| KR101581587B1 (ko) | 2013-10-31 | 2015-12-30 | 파나소닉 아이피 매니지먼트 가부시키가이샤 | 절연 트롤리용 행거와 그것을 이용한 절연 트롤리 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3758896B2 (ja) | 2006-03-22 |
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