JP2000335516A - 真空包装装置 - Google Patents
真空包装装置Info
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- JP2000335516A JP2000335516A JP11354252A JP35425299A JP2000335516A JP 2000335516 A JP2000335516 A JP 2000335516A JP 11354252 A JP11354252 A JP 11354252A JP 35425299 A JP35425299 A JP 35425299A JP 2000335516 A JP2000335516 A JP 2000335516A
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Landscapes
- Vacuum Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保管袋内を真空状態にして吸気パイプを抜き
取ってから熱融着により封止するまでの間に保管袋内へ
外気が侵入することを防止する。 【解決手段】 シール手段14は、保管袋Fの開口部F
aに吸気パイプ23が差し込まれていても抜き取られて
いてもその開口部Faを全域に亘ってシールするので、
保管袋F内を真空状態にして吸気パイプ23を抜き取っ
てから熱融着により封止するまでの間、保管袋Fの開口
部Faがシール状態に保たれる。また、カム機構38に
より吸気パイプ23とシール手段14と熱溶着手段19
を所定の順序で連動して変位させるようにしたので、シ
ールから吸気を経て熱溶着に至る全工程が確実に実行さ
れる。
取ってから熱融着により封止するまでの間に保管袋内へ
外気が侵入することを防止する。 【解決手段】 シール手段14は、保管袋Fの開口部F
aに吸気パイプ23が差し込まれていても抜き取られて
いてもその開口部Faを全域に亘ってシールするので、
保管袋F内を真空状態にして吸気パイプ23を抜き取っ
てから熱融着により封止するまでの間、保管袋Fの開口
部Faがシール状態に保たれる。また、カム機構38に
より吸気パイプ23とシール手段14と熱溶着手段19
を所定の順序で連動して変位させるようにしたので、シ
ールから吸気を経て熱溶着に至る全工程が確実に実行さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空包装装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】布団や衣類のような繊維製品をコンパク
トに保管する方法として、これらの被保管物を熱可塑性
樹脂製の保管袋に収容し、その保管袋内の空気を抜くこ
とによって被保管物を圧縮し、保管袋内を略真空状態に
したままでその開口部を熱融着により気密状態に封止す
ることが行われている。このような真空包装を行う装置
として、従来、特公平8−29767号に開示されてい
るものがある。これは、被保管物を保管袋に入れ、吸引
ホースの差込部を残して保管袋の開口部を熱溶着により
部分的に封止し、吸引ホースを通して保管袋内の空気を
抜き、その後、差込部から吸引ホースを抜き、最後に差
込部を熱融着により封止するようになっている。
トに保管する方法として、これらの被保管物を熱可塑性
樹脂製の保管袋に収容し、その保管袋内の空気を抜くこ
とによって被保管物を圧縮し、保管袋内を略真空状態に
したままでその開口部を熱融着により気密状態に封止す
ることが行われている。このような真空包装を行う装置
として、従来、特公平8−29767号に開示されてい
るものがある。これは、被保管物を保管袋に入れ、吸引
ホースの差込部を残して保管袋の開口部を熱溶着により
部分的に封止し、吸引ホースを通して保管袋内の空気を
抜き、その後、差込部から吸引ホースを抜き、最後に差
込部を熱融着により封止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の装置では、
吸引ホースを抜いてから差込部を熱融着するまでの間、
その差込部はシールされない状態となる。そのため、こ
の差込部から保管袋内へ外気が侵入し、せっかくコンパ
クト化されていた保管袋が膨らんでしまうという問題が
あった。本願発明は上記事情に鑑みて創案され、保管袋
内を真空状態にして吸気パイプを抜き取ってから熱融着
により封止するまでの間に保管袋内へ外気が侵入するこ
とを確実に防止することを目的としている。
吸引ホースを抜いてから差込部を熱融着するまでの間、
その差込部はシールされない状態となる。そのため、こ
の差込部から保管袋内へ外気が侵入し、せっかくコンパ
クト化されていた保管袋が膨らんでしまうという問題が
あった。本願発明は上記事情に鑑みて創案され、保管袋
内を真空状態にして吸気パイプを抜き取ってから熱融着
により封止するまでの間に保管袋内へ外気が侵入するこ
とを確実に防止することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、熱可
塑性樹脂製の保管袋内に被保管物を収容し、その保管袋
内を吸気して略真空にした状態で、その保管袋の開口部
を熱融着により気密状態に封止するための真空包装装置
であって、真空圧発生手段に接続され、前記保管袋の開
口部に挿入される吸気位置と前記開口部から抜け出す袋
脱外位置との間での変位を可能とされた吸気パイプと、
前記保管袋の開口部を挟み付けるシール位置とその挟み
付けから解放する解放位置との間での変位を可能とさ
れ、前記シール位置において前記保管袋の開口部を挟み
付けている状態では、その開口部に前記吸気パイプが差
し込まれた状態とその吸気パイプが抜き取られた状態の
いずれにおいてもその開口部を全域に亘って気密状態に
シールするシール手段と、前記保管袋の開口部のうち前
記シール手段によるシール領域とは異なる領域を加熱す
ることで前記開口部を熱溶着により気密状態に封止する
熱溶着手段と、前記吸気パイプと前記シール手段の変位
動作を連動させるカム機構とを備えてなり、このカム機
構により、前記吸気パイプが前記吸気位置にある状態で
前記シール手段が前記解放位置から前記シール位置へ変
位することで、前記吸気パイプが挿入されている前記保
管袋の開口部がシールされ、このシール状態において前
記保管袋内の空気を前記吸気パイプで吸引した後、前記
シール手段によるシール状態が保たれたままで前記吸気
パイプが前記吸気位置から前記袋脱外位置へ変位する構
成とした。
塑性樹脂製の保管袋内に被保管物を収容し、その保管袋
内を吸気して略真空にした状態で、その保管袋の開口部
を熱融着により気密状態に封止するための真空包装装置
であって、真空圧発生手段に接続され、前記保管袋の開
口部に挿入される吸気位置と前記開口部から抜け出す袋
脱外位置との間での変位を可能とされた吸気パイプと、
前記保管袋の開口部を挟み付けるシール位置とその挟み
付けから解放する解放位置との間での変位を可能とさ
れ、前記シール位置において前記保管袋の開口部を挟み
付けている状態では、その開口部に前記吸気パイプが差
し込まれた状態とその吸気パイプが抜き取られた状態の
いずれにおいてもその開口部を全域に亘って気密状態に
シールするシール手段と、前記保管袋の開口部のうち前
記シール手段によるシール領域とは異なる領域を加熱す
ることで前記開口部を熱溶着により気密状態に封止する
熱溶着手段と、前記吸気パイプと前記シール手段の変位
動作を連動させるカム機構とを備えてなり、このカム機
構により、前記吸気パイプが前記吸気位置にある状態で
前記シール手段が前記解放位置から前記シール位置へ変
位することで、前記吸気パイプが挿入されている前記保
管袋の開口部がシールされ、このシール状態において前
記保管袋内の空気を前記吸気パイプで吸引した後、前記
シール手段によるシール状態が保たれたままで前記吸気
パイプが前記吸気位置から前記袋脱外位置へ変位する構
成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記熱溶着手段は、前記保管袋の開口部のうち前記
シール手段によるシール領域とは異なる領域に接触して
その領域を加熱する熱溶着位置と、前記保管袋から離間
する待機位置との間での変位を可能とされているととも
に、この熱溶着手段の変位動作は、前記カム機構により
前記吸気パイプ及び前記シール手段の変位動作と連動さ
れており、前記吸気パイプが前記袋脱外位置へ変位した
後に、前記シール手段によるシール状態が保たれたまま
で前記熱融着手段が前記待機位置から前記熱溶着位置へ
変位することで、前記保管袋の開口部が封止される構成
とした。
て、前記熱溶着手段は、前記保管袋の開口部のうち前記
シール手段によるシール領域とは異なる領域に接触して
その領域を加熱する熱溶着位置と、前記保管袋から離間
する待機位置との間での変位を可能とされているととも
に、この熱溶着手段の変位動作は、前記カム機構により
前記吸気パイプ及び前記シール手段の変位動作と連動さ
れており、前記吸気パイプが前記袋脱外位置へ変位した
後に、前記シール手段によるシール状態が保たれたまま
で前記熱融着手段が前記待機位置から前記熱溶着位置へ
変位することで、前記保管袋の開口部が封止される構成
とした。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、前記保管袋の開口部への差し込みを可
能とされた一対の拡幅部材を備え、この両拡幅部材の少
なくとも一方は、他方から離間することで前記保管袋の
開口部を横に延ばして緊張させる拡幅位置と他方に接近
することで前記開口部の緊張を解除する狭幅位置との間
での変位を可能とされているとともに、この拡幅部材の
変位動作は、前記カム機構により前記シール手段の変位
動作と連動されており、前記拡幅部材が前記拡幅位置へ
変位した後に、前記シール手段が前記解放位置から前記
シール位置へ変位する構成とした。
の発明において、前記保管袋の開口部への差し込みを可
能とされた一対の拡幅部材を備え、この両拡幅部材の少
なくとも一方は、他方から離間することで前記保管袋の
開口部を横に延ばして緊張させる拡幅位置と他方に接近
することで前記開口部の緊張を解除する狭幅位置との間
での変位を可能とされているとともに、この拡幅部材の
変位動作は、前記カム機構により前記シール手段の変位
動作と連動されており、前記拡幅部材が前記拡幅位置へ
変位した後に、前記シール手段が前記解放位置から前記
シール位置へ変位する構成とした。
【0007】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記一対の拡幅部材は、前記シール手段を通過して
前記保管袋側へ突出することで前記保管袋の開口部の取
付けを可能とするセット位置と、このセット位置におい
て緊張状態とした前記開口部を前記シール手段によるシ
ール領域へ引き込む引き込み位置との間での変位を可能
とされているとともに、この両拡幅部材の前記セット位
置と前記引き込み位置との間の変位動作は、前記カム機
構によりその拡幅部材の前記拡幅位置と前記狭幅位置と
の間の変位動作、及び前記シール手段の変位動作と連動
しており、前記拡幅部材は、前記セット位置にある状態
で前記狭幅位置から前記拡幅位置へ変位した後に前記引
き込み位置へ変位し、この拡幅部材が前記引き込み位置
へ変位した後に、前記シール手段が前記解放位置から前
記シール位置へ変位する構成とした。
て、前記一対の拡幅部材は、前記シール手段を通過して
前記保管袋側へ突出することで前記保管袋の開口部の取
付けを可能とするセット位置と、このセット位置におい
て緊張状態とした前記開口部を前記シール手段によるシ
ール領域へ引き込む引き込み位置との間での変位を可能
とされているとともに、この両拡幅部材の前記セット位
置と前記引き込み位置との間の変位動作は、前記カム機
構によりその拡幅部材の前記拡幅位置と前記狭幅位置と
の間の変位動作、及び前記シール手段の変位動作と連動
しており、前記拡幅部材は、前記セット位置にある状態
で前記狭幅位置から前記拡幅位置へ変位した後に前記引
き込み位置へ変位し、この拡幅部材が前記引き込み位置
へ変位した後に、前記シール手段が前記解放位置から前
記シール位置へ変位する構成とした。
【0008】請求項5の発明は、前記保管袋を載置可能
なテーブルを備え、前記吸気パイプは、前記吸気位置で
は前記シール手段を横切って前記テーブル上へ突出する
とともに前記袋脱外位置では前記テーブルから前記シー
ル手段側へ退避し、前記一対の拡幅部材は、前記セット
位置では前記シール手段を横切って前記テーブル上へ突
出するとともに前記引き込み位置では前記テーブルから
前記シール手段側へ退避するようになっている請求項4
の真空包装装置において、運転開始前の状態では、前記
吸気パイプと前記一対の拡幅部材が夫々前記袋脱外位置
と前記引き込み位置で待機する構成とした。
なテーブルを備え、前記吸気パイプは、前記吸気位置で
は前記シール手段を横切って前記テーブル上へ突出する
とともに前記袋脱外位置では前記テーブルから前記シー
ル手段側へ退避し、前記一対の拡幅部材は、前記セット
位置では前記シール手段を横切って前記テーブル上へ突
出するとともに前記引き込み位置では前記テーブルから
前記シール手段側へ退避するようになっている請求項4
の真空包装装置において、運転開始前の状態では、前記
吸気パイプと前記一対の拡幅部材が夫々前記袋脱外位置
と前記引き込み位置で待機する構成とした。
【0009】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
の発明において、前記一対の拡幅部材の前記引き込み位
置への移動に伴って前記シール手段によるシール領域へ
引き込まれた前記保管袋の開口部を検知する保管袋検知
用センサを備え、この保管袋検知用センサによる前記保
管袋の開口部の検知が行われないときには前記シール手
段が前記シール位置へ変位する前に前記カム機構が逆転
駆動し、前記一対の拡幅部材が前記セット位置へ復動す
るとともに前記狭幅位置へ復動する構成とした。
の発明において、前記一対の拡幅部材の前記引き込み位
置への移動に伴って前記シール手段によるシール領域へ
引き込まれた前記保管袋の開口部を検知する保管袋検知
用センサを備え、この保管袋検知用センサによる前記保
管袋の開口部の検知が行われないときには前記シール手
段が前記シール位置へ変位する前に前記カム機構が逆転
駆動し、前記一対の拡幅部材が前記セット位置へ復動す
るとともに前記狭幅位置へ復動する構成とした。
【0010】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]保管袋内を
真空状態にして吸気パイプを抜き取ってから熱融着によ
り封止するまでの間、保管袋の開口部はシール手段によ
りシールされ続けるので、保管袋内へ外気が侵入するこ
とを確実に防止することができる。また、カム機構によ
り吸気パイプとシール手段を所定の順序で連動して変位
させるようにしたので、開口部に吸気パイプが挿入され
ている状態でその開口部をシールすることができるとと
もに、保管袋内を吸気する間及び吸気の後も保管袋の開
口部を確実にシール状態に維持しておくことができる。
真空状態にして吸気パイプを抜き取ってから熱融着によ
り封止するまでの間、保管袋の開口部はシール手段によ
りシールされ続けるので、保管袋内へ外気が侵入するこ
とを確実に防止することができる。また、カム機構によ
り吸気パイプとシール手段を所定の順序で連動して変位
させるようにしたので、開口部に吸気パイプが挿入され
ている状態でその開口部をシールすることができるとと
もに、保管袋内を吸気する間及び吸気の後も保管袋の開
口部を確実にシール状態に維持しておくことができる。
【0011】[請求項2の発明]カム機構により吸気パ
イプとシール手段と熱溶着手段を所定の順序で連動して
変位させるようにしたので、吸気パイプが保管袋から抜
き取られないうちに熱溶着が行われたり、熱溶着が終了
しないうちにシール手段によるシール状態が解除された
りすることを防止し、保管袋の真空包装を確実に行うこ
とができる。 [請求項3の発明]保管袋の開口部が波打った状態でシ
ールした場合には波打ち部分が重なってそこに隙間が残
り、そこから外気が保管袋内に侵入する虞があるが、請
求項3の発明では、保管袋の開口部を一対の拡幅部材に
より緊張させた状態即ち波打ちのない状態でシールする
ようにしたので、波打ちに起因する隙間の発生の虞がな
く、確実に気密状態を得ることができる。また、カム機
構により、拡幅部材による開口部の緊張動作が、シール
手段によるシール動作に先だって行われるようにしたの
で、開口部が波打った状態のままでシールされてしまう
ことを確実に防止することができる。
イプとシール手段と熱溶着手段を所定の順序で連動して
変位させるようにしたので、吸気パイプが保管袋から抜
き取られないうちに熱溶着が行われたり、熱溶着が終了
しないうちにシール手段によるシール状態が解除された
りすることを防止し、保管袋の真空包装を確実に行うこ
とができる。 [請求項3の発明]保管袋の開口部が波打った状態でシ
ールした場合には波打ち部分が重なってそこに隙間が残
り、そこから外気が保管袋内に侵入する虞があるが、請
求項3の発明では、保管袋の開口部を一対の拡幅部材に
より緊張させた状態即ち波打ちのない状態でシールする
ようにしたので、波打ちに起因する隙間の発生の虞がな
く、確実に気密状態を得ることができる。また、カム機
構により、拡幅部材による開口部の緊張動作が、シール
手段によるシール動作に先だって行われるようにしたの
で、開口部が波打った状態のままでシールされてしまう
ことを確実に防止することができる。
【0012】[請求項4の発明]保管袋に開口部に拡幅
部材を差し込む際には、拡幅部材がシール手段を通過し
て保管袋側へ突出しているので、開口部をシール手段に
よるシール位置へ押し込む手間が省かれ、作業性に優れ
る。また、カム機構により、緊張状態とされた開口部を
シール領域へ引き込んだ後にシール手段がシール位置へ
変位するようにしたので、開口部を確実にシールするこ
とができる。 [請求項5の発明]運転開始前の状態では、吸気パイプ
と拡幅部材のいずれもテーブル上に突き出していないの
で、例えば、テーブル上で被保管物を折り畳んだり保管
袋の中に収納する作業を行っているときに、その被保管
物や保管袋が吸気パイプや拡幅部材に引っ掛かって破れ
たり裂けたりする、ということが防止される。
部材を差し込む際には、拡幅部材がシール手段を通過し
て保管袋側へ突出しているので、開口部をシール手段に
よるシール位置へ押し込む手間が省かれ、作業性に優れ
る。また、カム機構により、緊張状態とされた開口部を
シール領域へ引き込んだ後にシール手段がシール位置へ
変位するようにしたので、開口部を確実にシールするこ
とができる。 [請求項5の発明]運転開始前の状態では、吸気パイプ
と拡幅部材のいずれもテーブル上に突き出していないの
で、例えば、テーブル上で被保管物を折り畳んだり保管
袋の中に収納する作業を行っているときに、その被保管
物や保管袋が吸気パイプや拡幅部材に引っ掛かって破れ
たり裂けたりする、ということが防止される。
【0013】[請求項6の発明]保管袋がうまく拡幅部
材にセットできていない場合には、拡幅部材を引き込み
位置に移動させたときに保管袋が保管袋検知用センサで
検知されない。この場合には、拡幅部材が保管袋をセッ
ト可能な位置即ちセット位置及び狭幅位置へ戻るように
したので、セット不良のままでその後の工程が進むこと
が防止される。
材にセットできていない場合には、拡幅部材を引き込み
位置に移動させたときに保管袋が保管袋検知用センサで
検知されない。この場合には、拡幅部材が保管袋をセッ
ト可能な位置即ちセット位置及び狭幅位置へ戻るように
したので、セット不良のままでその後の工程が進むこと
が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図17を参照して説明す
る。本実施形態の真空包装装置は、一縁が開口部Faと
されその開口部Faから布団や衣類などの圧縮変形可能
な被保管物Pが収容されている熱可塑性樹脂製の保管袋
Fに対し、その保管袋F内を略真空にした後に気密状態
に封止することで真空包装を行うものであり、装置本体
10と、この装置本体10の支持フレーム11の天板1
2から後方へ一体的に延出されたテーブル13とからな
る。装置本体10は、シール手段14、熱溶着手段1
9、吸気パイプ23、拡幅部材29,30、カム機構3
8、及び制御手段46を備えている。尚、以下の説明で
は、図1の右上方を前方ということにする。
体化した実施形態1を図1乃至図17を参照して説明す
る。本実施形態の真空包装装置は、一縁が開口部Faと
されその開口部Faから布団や衣類などの圧縮変形可能
な被保管物Pが収容されている熱可塑性樹脂製の保管袋
Fに対し、その保管袋F内を略真空にした後に気密状態
に封止することで真空包装を行うものであり、装置本体
10と、この装置本体10の支持フレーム11の天板1
2から後方へ一体的に延出されたテーブル13とからな
る。装置本体10は、シール手段14、熱溶着手段1
9、吸気パイプ23、拡幅部材29,30、カム機構3
8、及び制御手段46を備えている。尚、以下の説明で
は、図1の右上方を前方ということにする。
【0015】[シール手段14]支持フレーム11の天
板12におけるテーブル13に近い位置には、上面に厚
肉のゴム板15Aを貼着した横長の固定シール部材15
が取り付けられている。また、この固定シール部材15
の上方には、下面にゴム板16Aを貼着した可動シール
部材16が昇降板17の下面に固着された状態で配され
ている。昇降板17はその左右両端下面に固着した一対
のガイドバー18を介して後述するカム機構38に連結
され、このカム機構38により、可動シール部材16
は、固定シール部材15との間に大きく間隔を空ける上
方の解放位置(図1,2,6,9,10を参照)と、固
定シール部材15に密着する下方のシール位置(図3,
7を参照)との間で平行姿勢で上下動する。尚、両シー
ル部材15,16の長さ(幅方向の寸法)は、保管袋F
の最大開口幅(開口部Faを横に最大限拡げたときの幅
寸法)よりも大きな寸法に設定されている。
板12におけるテーブル13に近い位置には、上面に厚
肉のゴム板15Aを貼着した横長の固定シール部材15
が取り付けられている。また、この固定シール部材15
の上方には、下面にゴム板16Aを貼着した可動シール
部材16が昇降板17の下面に固着された状態で配され
ている。昇降板17はその左右両端下面に固着した一対
のガイドバー18を介して後述するカム機構38に連結
され、このカム機構38により、可動シール部材16
は、固定シール部材15との間に大きく間隔を空ける上
方の解放位置(図1,2,6,9,10を参照)と、固
定シール部材15に密着する下方のシール位置(図3,
7を参照)との間で平行姿勢で上下動する。尚、両シー
ル部材15,16の長さ(幅方向の寸法)は、保管袋F
の最大開口幅(開口部Faを横に最大限拡げたときの幅
寸法)よりも大きな寸法に設定されている。
【0016】[熱溶着手段19]上記昇降板17の下面
においては、可動シール部材16よりも前方(テーブル
13とは反対側)に隣接する位置に、下面にゴム板20
Aが貼着された横長の受け部材20が固着されている。
一方、受け部材20の下方には、天板12を貫通する形
態で横長のヒーター21が設けられている。このヒータ
ー21はその両端下面に固着した一対のガイドバー22
を介してカム機構38に連結され、このカム機構38に
より、ヒーター21は、受け部材20に当接する上方の
熱溶着位置(図8を参照)と、受け部材20から離間し
且つ固定シール部材15よりも少し低い位置となる待機
位置(図6,7,11を参照)との間で平行姿勢で昇降
駆動される。尚、受け部材20とヒーター21の幅方向
の長さは、保管袋Fの最大開口幅よりも長い寸法に設定
されている。ヒーター21が熱溶着位置へ上昇すると、
その上端部に配線された電熱線(図示せず)に通電され
てヒーター21の上面が高温となり、この高温になった
ヒーター21が保管袋Fの開口部Faを受け部材20と
の間で挟みつつ加熱することで、保管袋Fの開口部Fa
が熱融着により気密状態に封止される。
においては、可動シール部材16よりも前方(テーブル
13とは反対側)に隣接する位置に、下面にゴム板20
Aが貼着された横長の受け部材20が固着されている。
一方、受け部材20の下方には、天板12を貫通する形
態で横長のヒーター21が設けられている。このヒータ
ー21はその両端下面に固着した一対のガイドバー22
を介してカム機構38に連結され、このカム機構38に
より、ヒーター21は、受け部材20に当接する上方の
熱溶着位置(図8を参照)と、受け部材20から離間し
且つ固定シール部材15よりも少し低い位置となる待機
位置(図6,7,11を参照)との間で平行姿勢で昇降
駆動される。尚、受け部材20とヒーター21の幅方向
の長さは、保管袋Fの最大開口幅よりも長い寸法に設定
されている。ヒーター21が熱溶着位置へ上昇すると、
その上端部に配線された電熱線(図示せず)に通電され
てヒーター21の上面が高温となり、この高温になった
ヒーター21が保管袋Fの開口部Faを受け部材20と
の間で挟みつつ加熱することで、保管袋Fの開口部Fa
が熱融着により気密状態に封止される。
【0017】[吸気パイプ23]天板12には前後方向
に延びるガイドレール24が設けられ、このガイドレー
ル24にスライダ25が嵌合されている。スライダ25
には、吸気パイプ23の基端部(前端部)が固着されて
いる。吸気パイプ23は、横方向に長い扁平な筒形をな
し、その先端(後方端部)にはスリット状をなす吸気口
(図示せず)がテーブル13側へ向かって開口されてい
る。スライダ25はリンク26を介してカム機構38に
連結されており、カム機構38により、吸気パイプ23
は、固定シール部材15の上面よりも僅かに高い位置で
水平姿勢を保ちつつ、ヒーター21と受け部材20との
間及び可動シール部材16と固定シール部材15との間
を横切るように貫いて吸気口をテーブル13側へ突出さ
せる吸気位置(図1〜図7を参照)と、ヒーター21及
び受け部材よりも前方(テーブル13と反対側)の袋脱
外位置(図8を参照)との間で移動する。
に延びるガイドレール24が設けられ、このガイドレー
ル24にスライダ25が嵌合されている。スライダ25
には、吸気パイプ23の基端部(前端部)が固着されて
いる。吸気パイプ23は、横方向に長い扁平な筒形をな
し、その先端(後方端部)にはスリット状をなす吸気口
(図示せず)がテーブル13側へ向かって開口されてい
る。スライダ25はリンク26を介してカム機構38に
連結されており、カム機構38により、吸気パイプ23
は、固定シール部材15の上面よりも僅かに高い位置で
水平姿勢を保ちつつ、ヒーター21と受け部材20との
間及び可動シール部材16と固定シール部材15との間
を横切るように貫いて吸気口をテーブル13側へ突出さ
せる吸気位置(図1〜図7を参照)と、ヒーター21及
び受け部材よりも前方(テーブル13と反対側)の袋脱
外位置(図8を参照)との間で移動する。
【0018】尚、吸気パイプ23の前端部には、可撓性
を有する吸気ホース(図示せず)を介し、支持フレーム
11の下部の真空ポンプ27(本発明の構成要件である
真空圧発生手段)に接続されている。この真空ポンプ2
7の駆動により吸気口から吸気パイプ23内に空気が吸
引されるようになっている。 [拡幅部材29,30]天板12におけるヒーター21
及び受け部材20よりも前方(テーブル13と反対側)
の位置には、後方(テーブル13側)へ片持ち状に延出
する左右一対の細棒状の拡幅部材29,30が設けられ
ている。この一対の拡幅部材29,30は、その前端部
において幅方向に細長い前後動支持部材31に支持され
ており、両拡幅部材29,30のうちの一方の固定拡幅
部材29は前後動支持部材31に固定され、他方の可動
拡幅部材30はガイドレール32により前後動支持部材
31に対して幅方向へ相対的に移動可能となっている。
この前後動支持部材31はリンク33を介してカム機構
38に連結され、カム機構38により、前後動支持部材
31は、天板12のガイドレール34に案内されつつ前
後方向に移動する。この前後動支持部材31の移動に伴
い、固定拡幅部材29及び可動拡幅部材30は一体とな
り、ヒーター21と受け部材20との間及び可動シール
部材16と固定シール部材15との間を横切るように貫
いて後端部をテーブル13側へ突出させるセット位置
(図1,2,4,6,7,13を参照)と、ヒーター2
1及び受け部材よりも前方(テーブル13と反対側)の
引き込み位置(図3,5を参照)との間で移動する。
を有する吸気ホース(図示せず)を介し、支持フレーム
11の下部の真空ポンプ27(本発明の構成要件である
真空圧発生手段)に接続されている。この真空ポンプ2
7の駆動により吸気口から吸気パイプ23内に空気が吸
引されるようになっている。 [拡幅部材29,30]天板12におけるヒーター21
及び受け部材20よりも前方(テーブル13と反対側)
の位置には、後方(テーブル13側)へ片持ち状に延出
する左右一対の細棒状の拡幅部材29,30が設けられ
ている。この一対の拡幅部材29,30は、その前端部
において幅方向に細長い前後動支持部材31に支持され
ており、両拡幅部材29,30のうちの一方の固定拡幅
部材29は前後動支持部材31に固定され、他方の可動
拡幅部材30はガイドレール32により前後動支持部材
31に対して幅方向へ相対的に移動可能となっている。
この前後動支持部材31はリンク33を介してカム機構
38に連結され、カム機構38により、前後動支持部材
31は、天板12のガイドレール34に案内されつつ前
後方向に移動する。この前後動支持部材31の移動に伴
い、固定拡幅部材29及び可動拡幅部材30は一体とな
り、ヒーター21と受け部材20との間及び可動シール
部材16と固定シール部材15との間を横切るように貫
いて後端部をテーブル13側へ突出させるセット位置
(図1,2,4,6,7,13を参照)と、ヒーター2
1及び受け部材よりも前方(テーブル13と反対側)の
引き込み位置(図3,5を参照)との間で移動する。
【0019】また、前後動支持部材31に対して幅方向
に相対移動する可動拡幅部材30には筒部35が前後移
動可能に嵌合され、この筒部35が複数のリンク36と
上下方向のガイドバー37を介してカム機構38に連結
されている。この筒部35とカム機構38により、可動
拡幅部材30は、前後動支持部材31がセット位置と引
き込み位置との間のいずれにあっても、固定拡幅部材2
9に接近する狭幅位置(図1,2,4を参照)と、固定
拡幅部材29から離間する拡幅位置(図3,5を参照)
との間で幅方向に移動可能となっている。可動拡幅部材
30が拡幅位置へ移動すると、保管袋Fの開口部Faが
横に延ばされて上下に重なるとともに波打ち(弛み)の
ない緊張状態に保持される。
に相対移動する可動拡幅部材30には筒部35が前後移
動可能に嵌合され、この筒部35が複数のリンク36と
上下方向のガイドバー37を介してカム機構38に連結
されている。この筒部35とカム機構38により、可動
拡幅部材30は、前後動支持部材31がセット位置と引
き込み位置との間のいずれにあっても、固定拡幅部材2
9に接近する狭幅位置(図1,2,4を参照)と、固定
拡幅部材29から離間する拡幅位置(図3,5を参照)
との間で幅方向に移動可能となっている。可動拡幅部材
30が拡幅位置へ移動すると、保管袋Fの開口部Faが
横に延ばされて上下に重なるとともに波打ち(弛み)の
ない緊張状態に保持される。
【0020】[カム機構38]カム機構38は、支持フ
レーム11における天板12の下方に設けられ、図9に
示すように、回転軸39に一体回転可能に固着された7
枚のカム板40A〜40Eとこれらのカム板40A〜4
0Eに当接されるローラ41A〜41Eとによって構成
されている。回転軸39は、その一端においてプーリ4
2とベルト43を介してモータ44に連結されて回転駆
動されるようになっている。図10〜図1には、各カム
板40A〜40Eの図9の右方から視た形状を示し、同
図において回転軸39とカム板40A〜40Eは時計回
り方向に回転し、これらが間欠的に1回転する間に真空
包装の1サイクルが完了する。
レーム11における天板12の下方に設けられ、図9に
示すように、回転軸39に一体回転可能に固着された7
枚のカム板40A〜40Eとこれらのカム板40A〜4
0Eに当接されるローラ41A〜41Eとによって構成
されている。回転軸39は、その一端においてプーリ4
2とベルト43を介してモータ44に連結されて回転駆
動されるようになっている。図10〜図1には、各カム
板40A〜40Eの図9の右方から視た形状を示し、同
図において回転軸39とカム板40A〜40Eは時計回
り方向に回転し、これらが間欠的に1回転する間に真空
包装の1サイクルが完了する。
【0021】7枚のカム板40A〜40Eのうち、両端
に位置する一対のカム板40A,40Aは昇降板17を
昇降駆動するためのものであって、図10に示すよう
に、このカム板40Aの外周に当接されるローラ41A
はガイドバー18の下端部に支持され、このガイドバー
18の上端が昇降板17に固着されている。ローラ41
Aがカム板40Aの大径領域に当接すると昇降板17が
上昇して可動シール部材16が解放位置となり、小径領
域に当接すると昇降板17が下降して可動シール部材1
6がシール位置となる。尚、カム板40Aの小径領域に
は、ローラ41Aがカム板40Aから離間することを規
制するための離脱規制枠45Aが設けられている。
に位置する一対のカム板40A,40Aは昇降板17を
昇降駆動するためのものであって、図10に示すよう
に、このカム板40Aの外周に当接されるローラ41A
はガイドバー18の下端部に支持され、このガイドバー
18の上端が昇降板17に固着されている。ローラ41
Aがカム板40Aの大径領域に当接すると昇降板17が
上昇して可動シール部材16が解放位置となり、小径領
域に当接すると昇降板17が下降して可動シール部材1
6がシール位置となる。尚、カム板40Aの小径領域に
は、ローラ41Aがカム板40Aから離間することを規
制するための離脱規制枠45Aが設けられている。
【0022】図9における右から2番目と左から2番目
のカム板40B,40Bは、ヒーター21を昇降駆動す
るためのものであり、図11に示すように、このカム板
40Bの外周に当接されるローラ41Bはガイドバー2
2の下端部に支持され、このガイドバー22の上端がヒ
ーター21に固着されている。ローラ41Bがカム板4
0Bの大径領域に当接するとヒーター21は上昇して熱
溶着位置となり、小径領域に当接するとヒーター21は
下降して待機位置となる。
のカム板40B,40Bは、ヒーター21を昇降駆動す
るためのものであり、図11に示すように、このカム板
40Bの外周に当接されるローラ41Bはガイドバー2
2の下端部に支持され、このガイドバー22の上端がヒ
ーター21に固着されている。ローラ41Bがカム板4
0Bの大径領域に当接するとヒーター21は上昇して熱
溶着位置となり、小径領域に当接するとヒーター21は
下降して待機位置となる。
【0023】図9における右から3番目のカム板40C
は、吸気パイプ23を前後移動させるためのものであ
り、図12に示すように、このカム板40Cの外周に当
接されるローラ41Cはリンク26の下端部に支持さ
れ、このリンク26の上端が吸気パイプ23のスライダ
25に連結されている。ローラ41Cがカム板40Cの
大径領域に当接すると吸気パイプ23は吸気位置へ変位
し、小径領域に当接すると吸気パイプ23はテーブル1
3と反対側へ変位して袋脱外位置となる。尚、カム板4
0Cには、その全周領域に亘って、ローラ41Cがカム
板40Cから離間することを規制するための離脱規制枠
45Cが設けられている。
は、吸気パイプ23を前後移動させるためのものであ
り、図12に示すように、このカム板40Cの外周に当
接されるローラ41Cはリンク26の下端部に支持さ
れ、このリンク26の上端が吸気パイプ23のスライダ
25に連結されている。ローラ41Cがカム板40Cの
大径領域に当接すると吸気パイプ23は吸気位置へ変位
し、小径領域に当接すると吸気パイプ23はテーブル1
3と反対側へ変位して袋脱外位置となる。尚、カム板4
0Cには、その全周領域に亘って、ローラ41Cがカム
板40Cから離間することを規制するための離脱規制枠
45Cが設けられている。
【0024】図9における右から4番目のカム板40D
は、拡幅部材29,30を前後移動させるためのもので
あり、図13に示すように、このカム板40Dの外周に
当接されるローラ41Dはリンク33の下端部に支持さ
れ、このリンク33の上端が前後動支持部材31に連結
されている。ローラ41Dがカム板40Dの大径領域に
当接すると両拡幅部材29,30はセット位置へ変位
し、小径領域に当接すると両拡幅部材29,30はテー
ブル13と反対側へ変位して引き込み位置となる。尚、
カム板40Dには、その全周領域に亘って、ローラ41
Dがカム板40Dから離間することを規制するための離
脱規制枠45Dが設けられている。
は、拡幅部材29,30を前後移動させるためのもので
あり、図13に示すように、このカム板40Dの外周に
当接されるローラ41Dはリンク33の下端部に支持さ
れ、このリンク33の上端が前後動支持部材31に連結
されている。ローラ41Dがカム板40Dの大径領域に
当接すると両拡幅部材29,30はセット位置へ変位
し、小径領域に当接すると両拡幅部材29,30はテー
ブル13と反対側へ変位して引き込み位置となる。尚、
カム板40Dには、その全周領域に亘って、ローラ41
Dがカム板40Dから離間することを規制するための離
脱規制枠45Dが設けられている。
【0025】図9における右から5番目のカム板40E
は、可動拡幅部材30を拡幅移動させるためのものであ
り、図14に示すように、このカム板40Eの外周に当
接されるローラ41Eはガイドバー37の下端部に支持
され、このガイドバー37の上端部がリンク36を介し
て可動拡幅部材30の筒部35に連結されている。ロー
ラ41Eがカム板40Eの大径領域に当接すると可動拡
幅部材30は拡幅位置へ変位し、小径領域に当接すると
可動拡幅部材30は固定拡幅部材29側へ変位して狭幅
位置となる。
は、可動拡幅部材30を拡幅移動させるためのものであ
り、図14に示すように、このカム板40Eの外周に当
接されるローラ41Eはガイドバー37の下端部に支持
され、このガイドバー37の上端部がリンク36を介し
て可動拡幅部材30の筒部35に連結されている。ロー
ラ41Eがカム板40Eの大径領域に当接すると可動拡
幅部材30は拡幅位置へ変位し、小径領域に当接すると
可動拡幅部材30は固定拡幅部材29側へ変位して狭幅
位置となる。
【0026】[制御手段46]上記のカム機構38とそ
れによって駆動される各部材、手段は、図16に示す制
御手段46によって自動制御される。この制御手段46
は、制御部47、図示しないコイン投入部に所定金額の
硬貨が投入された旨の信号を制御部47に出力するコイ
ン投入検知部48、カム機構38の回転軸39の回転角
度を検出して所定角度に回転した旨の検知信号を制御部
47に出力する回転角度センサ49、真空ポンプ27に
おける吸気パイプ23側(保管袋F内)の真空圧を検知
してその圧力値を制御部47に出力する圧力センサ5
0、真空ポンプ27の起動と同時にカウントを開始して
所定時間が経過した旨の検知信号を検知するタイマー5
1、テーブル13に設けた開口(図示せず)を通して保
管袋Fがテーブル13の上にあるか否かを検知してその
検知信号を制御部47に出力する袋検知センサ52とを
備えている。そして、制御部47からは、上記各信号の
入力に基づき、回転軸39及びカム板40A〜40Eを
駆動するためのカム駆動用のモータ44の起動と停止を
制御する制御信号、ヒーター21への通電を行うヒータ
ー通電部53の作動を制御する制御信号、及び真空ポン
プ27の駆動と停止を制御する制御信号が出力されるよ
うになっている。
れによって駆動される各部材、手段は、図16に示す制
御手段46によって自動制御される。この制御手段46
は、制御部47、図示しないコイン投入部に所定金額の
硬貨が投入された旨の信号を制御部47に出力するコイ
ン投入検知部48、カム機構38の回転軸39の回転角
度を検出して所定角度に回転した旨の検知信号を制御部
47に出力する回転角度センサ49、真空ポンプ27に
おける吸気パイプ23側(保管袋F内)の真空圧を検知
してその圧力値を制御部47に出力する圧力センサ5
0、真空ポンプ27の起動と同時にカウントを開始して
所定時間が経過した旨の検知信号を検知するタイマー5
1、テーブル13に設けた開口(図示せず)を通して保
管袋Fがテーブル13の上にあるか否かを検知してその
検知信号を制御部47に出力する袋検知センサ52とを
備えている。そして、制御部47からは、上記各信号の
入力に基づき、回転軸39及びカム板40A〜40Eを
駆動するためのカム駆動用のモータ44の起動と停止を
制御する制御信号、ヒーター21への通電を行うヒータ
ー通電部53の作動を制御する制御信号、及び真空ポン
プ27の駆動と停止を制御する制御信号が出力されるよ
うになっている。
【0027】[実施形態1の作用]次に、本実施形態の
作用を、カム機構38のカム板40A〜40Eによって
駆動される各部材、各手段の変位の様子を示す図15の
タイミングチャート、及び図17に示すフローチャート
を参照して説明する。運転前の真空包装装置は、可動シ
ール部材16が解放位置、ヒーター21が待機位置、両
拡幅部材29,30がセット位置、可動拡幅部材30が
狭幅位置、吸気パイプ23が吸気位置にある。この状態
では、テーブル13の上に両拡幅部材29,30と吸気
パイプ23が両シール部材15,16よりも後方(テー
ブル13側)へ突出しており、被保管物Pが収容されて
いる保管袋Fをテーブル13に載置するとともにその開
口部Faに両拡幅部材29,30と吸気パイプ23を挿
入するようにする。このとき、保管袋Fの開口部Faは
シール部材15,16の間に差し入れる必要はなく、シ
ール部材15,16の手前のテーブル13上の広い空間
で容易に行うことができる。
作用を、カム機構38のカム板40A〜40Eによって
駆動される各部材、各手段の変位の様子を示す図15の
タイミングチャート、及び図17に示すフローチャート
を参照して説明する。運転前の真空包装装置は、可動シ
ール部材16が解放位置、ヒーター21が待機位置、両
拡幅部材29,30がセット位置、可動拡幅部材30が
狭幅位置、吸気パイプ23が吸気位置にある。この状態
では、テーブル13の上に両拡幅部材29,30と吸気
パイプ23が両シール部材15,16よりも後方(テー
ブル13側)へ突出しており、被保管物Pが収容されて
いる保管袋Fをテーブル13に載置するとともにその開
口部Faに両拡幅部材29,30と吸気パイプ23を挿
入するようにする。このとき、保管袋Fの開口部Faは
シール部材15,16の間に差し入れる必要はなく、シ
ール部材15,16の手前のテーブル13上の広い空間
で容易に行うことができる。
【0028】このようにして保管袋Fをセットしたら、
保管袋F内の空気圧をどの程度まで下げるかを圧力設定
スイッチ(図示せず)により選択するとともに、図示し
ないコイン投入口にコインを投入する。すると、コイン
の投入が検知され(ステップS101)、モータ44が
起動し(ステップS102)、回転軸39とともに7枚
のカム板40A〜40Eが一体的に回転を開始する。す
ると、起動してから約40°回転する間に可動拡幅部材
30が狭幅位置から拡幅位置へ変位し(ステップS10
3)、保管袋Fの開口部Faが横方向へ扁平に延ばされ
て両拡幅部材29,30により緊張した状態に保持され
る。その後、回転角度が約100°に至る間に、両拡幅
部材29,30がセット位置から引き込み位置へ変位し
(ステップS104)、これにより、緊張状態に保持さ
れている保管袋Fの開口部Faがシール手段14による
シール領域(両シール部材15,16の間の領域)に引
き込まれる。このとき、拡幅部材29,30の先端はヒ
ーター21よりも前方(テーブル13とは反対側)へ退
避した位置となる。また、上記引き込み動作の途中で回
転角度が約80°に至ると、可動シール部材16が解放
位置からシール位置へ下降し(ステップS105)、約
140°に至るとその下降が停止する。この可動シール
部材16の下降により、保管袋Fの開口部Faが緊張状
態で重ね合わされた状態で両シール部材15,16の間
で挟圧され、もってその開口部Faがほぼ気密状態にシ
ールされる。このとき、吸気パイプ23は開口部Faに
差し込まれたままであるが、両シール部材15,16の
ゴム板15A,16Aが吸気パイプ23の外形に馴染む
ように弾性撓みするため、吸気パイプ23の差込み部分
もシール状態に保たれる。また、このように回転角度が
約140°となって両シール部材15,16により開口
部Faがシールされると、回転角度センサ49からの信
号によりモータ44が一旦停止する(ステップS10
6)。
保管袋F内の空気圧をどの程度まで下げるかを圧力設定
スイッチ(図示せず)により選択するとともに、図示し
ないコイン投入口にコインを投入する。すると、コイン
の投入が検知され(ステップS101)、モータ44が
起動し(ステップS102)、回転軸39とともに7枚
のカム板40A〜40Eが一体的に回転を開始する。す
ると、起動してから約40°回転する間に可動拡幅部材
30が狭幅位置から拡幅位置へ変位し(ステップS10
3)、保管袋Fの開口部Faが横方向へ扁平に延ばされ
て両拡幅部材29,30により緊張した状態に保持され
る。その後、回転角度が約100°に至る間に、両拡幅
部材29,30がセット位置から引き込み位置へ変位し
(ステップS104)、これにより、緊張状態に保持さ
れている保管袋Fの開口部Faがシール手段14による
シール領域(両シール部材15,16の間の領域)に引
き込まれる。このとき、拡幅部材29,30の先端はヒ
ーター21よりも前方(テーブル13とは反対側)へ退
避した位置となる。また、上記引き込み動作の途中で回
転角度が約80°に至ると、可動シール部材16が解放
位置からシール位置へ下降し(ステップS105)、約
140°に至るとその下降が停止する。この可動シール
部材16の下降により、保管袋Fの開口部Faが緊張状
態で重ね合わされた状態で両シール部材15,16の間
で挟圧され、もってその開口部Faがほぼ気密状態にシ
ールされる。このとき、吸気パイプ23は開口部Faに
差し込まれたままであるが、両シール部材15,16の
ゴム板15A,16Aが吸気パイプ23の外形に馴染む
ように弾性撓みするため、吸気パイプ23の差込み部分
もシール状態に保たれる。また、このように回転角度が
約140°となって両シール部材15,16により開口
部Faがシールされると、回転角度センサ49からの信
号によりモータ44が一旦停止する(ステップS10
6)。
【0029】この後、真空ポンプ27が起動すると同時
にタイマー51がカウントを開始するON状態となり
(ステップS107)、保管袋F内の空気が吸気パイプ
23を通して吸引され、被保管物Pは保管袋F外からの
圧力により圧縮されていく。この間、保管袋F内が、運
転前に圧力設定スイッチ(図示せず)で設定した圧力値
に達するのを待つ(ステップS108)。尚、吸気して
いる間、吸気パイプ23の左右両端側ではその吸気パイ
プ23の外面とシール部材15,16のゴム板15A,
16Aとの間に僅かな隙間が空くことは避けられない。
しかし、吸気パイプ23は薄く扁平な形状をなしている
ので、この隙間から保管袋F内に流入する外気の量は真
空ポンプ27による吸気量に比べると遙かに少なく、こ
の隙間からの外気の流入は実用上無視できる。さて、保
管袋F内が所定の真空状態となったら、圧力センサ50
からその旨の信号が出力され、これにより真空ポンプ2
7が停止する(ステップS109)。
にタイマー51がカウントを開始するON状態となり
(ステップS107)、保管袋F内の空気が吸気パイプ
23を通して吸引され、被保管物Pは保管袋F外からの
圧力により圧縮されていく。この間、保管袋F内が、運
転前に圧力設定スイッチ(図示せず)で設定した圧力値
に達するのを待つ(ステップS108)。尚、吸気して
いる間、吸気パイプ23の左右両端側ではその吸気パイ
プ23の外面とシール部材15,16のゴム板15A,
16Aとの間に僅かな隙間が空くことは避けられない。
しかし、吸気パイプ23は薄く扁平な形状をなしている
ので、この隙間から保管袋F内に流入する外気の量は真
空ポンプ27による吸気量に比べると遙かに少なく、こ
の隙間からの外気の流入は実用上無視できる。さて、保
管袋F内が所定の真空状態となったら、圧力センサ50
からその旨の信号が出力され、これにより真空ポンプ2
7が停止する(ステップS109)。
【0030】尚、保管袋Fが正しくシールされなかった
り、保管袋Fに穴が空いていてそこから外気が保管袋F
内に流入しているような場合には、保管袋F内の圧力が
設定値まで低下しない。このような状態が所定時間続く
と、やがてタイマー51のカウントが完了し(ステップ
S110)、このカウントの完了によって真空ポンプ2
7が停止する(ステップS109)。この場合には、ラ
ンプの点灯等により真空引きが正常に行われなかった旨
が知らされる。
り、保管袋Fに穴が空いていてそこから外気が保管袋F
内に流入しているような場合には、保管袋F内の圧力が
設定値まで低下しない。このような状態が所定時間続く
と、やがてタイマー51のカウントが完了し(ステップ
S110)、このカウントの完了によって真空ポンプ2
7が停止する(ステップS109)。この場合には、ラ
ンプの点灯等により真空引きが正常に行われなかった旨
が知らされる。
【0031】その後、モータ44が再び起動し(ステッ
プS111)、カム板40A〜40Eが回転を再開す
る。すると、回転角度角度が約200°に至る間に、吸
気パイプ23が吸気位置から袋脱外位置へ変位して保管
袋Fの開口部Faの外へ脱外する(ステップS11
2)。このとき、保管袋Fの開口部Faの吸気パイプ2
3が抜き取られた部分は、固定シール部材15と可動シ
ール部材16のゴム板15A,16Aが弾性復元するこ
とによって気密状態に密着シールされ、保管袋Fの開口
部Faはその全域に亘って気密状態に保持されるように
なる。また、吸気パイプ23はヒーター21よりも前方
(テーブル13とは反対側)へ退避した位置となる。
プS111)、カム板40A〜40Eが回転を再開す
る。すると、回転角度角度が約200°に至る間に、吸
気パイプ23が吸気位置から袋脱外位置へ変位して保管
袋Fの開口部Faの外へ脱外する(ステップS11
2)。このとき、保管袋Fの開口部Faの吸気パイプ2
3が抜き取られた部分は、固定シール部材15と可動シ
ール部材16のゴム板15A,16Aが弾性復元するこ
とによって気密状態に密着シールされ、保管袋Fの開口
部Faはその全域に亘って気密状態に保持されるように
なる。また、吸気パイプ23はヒーター21よりも前方
(テーブル13とは反対側)へ退避した位置となる。
【0032】次に、回転角度が約220°から約230
°に至る間にヒーター21が待機位置から熱溶着位置へ
上昇して、保管袋Fの開口部Faを受け部材との間で弾
性的に挟み付けるとともに、ヒーター21に通電される
(ステップS113)。これにより、保管袋Fの開口部
Faが加熱されて熱融着により気密状態に封止される。
このとき、両拡幅部材29,30が開口部Faを緊張状
態としているので、開口部Faはその全域に亘って均一
に熱融着され、部分的に重なった状態で熱融着された
り、熱融着されずに隙間が生じたりすることはない。こ
の熱溶着工程が完了すると回転角度が約260°に達
し、この後回転角度が約270°に至る間に、ヒーター
21が待機位置に下降するとともにヒーター21への通
電が遮断される(ステップS114)。
°に至る間にヒーター21が待機位置から熱溶着位置へ
上昇して、保管袋Fの開口部Faを受け部材との間で弾
性的に挟み付けるとともに、ヒーター21に通電される
(ステップS113)。これにより、保管袋Fの開口部
Faが加熱されて熱融着により気密状態に封止される。
このとき、両拡幅部材29,30が開口部Faを緊張状
態としているので、開口部Faはその全域に亘って均一
に熱融着され、部分的に重なった状態で熱融着された
り、熱融着されずに隙間が生じたりすることはない。こ
の熱溶着工程が完了すると回転角度が約260°に達
し、この後回転角度が約270°に至る間に、ヒーター
21が待機位置に下降するとともにヒーター21への通
電が遮断される(ステップS114)。
【0033】この後、回転角度が約310°に至る間
に、可動拡幅部材30が開口部Faを緊張させる拡幅位
置から狭幅位置へ復動し、また、この可動拡幅部材30
の復動が開始するのと同時に、可動シール部材16がシ
ール位置から解放位置側への上昇を開始する(ステップ
S115)。そして、可動拡幅部材30が狭幅位置に達
して回転角度が約310°に至ると、可動シール部材1
5は解放位置に到達していない状態であるが、モータ4
4及びカム板40A〜40Eが一旦停止する(ステップ
S116)。
に、可動拡幅部材30が開口部Faを緊張させる拡幅位
置から狭幅位置へ復動し、また、この可動拡幅部材30
の復動が開始するのと同時に、可動シール部材16がシ
ール位置から解放位置側への上昇を開始する(ステップ
S115)。そして、可動拡幅部材30が狭幅位置に達
して回転角度が約310°に至ると、可動シール部材1
5は解放位置に到達していない状態であるが、モータ4
4及びカム板40A〜40Eが一旦停止する(ステップ
S116)。
【0034】この停止状態で、封止済みの保管袋Fがテ
ーブル13から取り除かれたか否かの検知信号が袋検知
センサ52から出力されるのを待つ(ステップS11
7)。そして、袋検知センサ52から保管袋Fが取り除
かれた旨の検知信号が制御部47に出力されると、モー
タ44が再び起動し(ステップS118)、可動シール
部材16の解放位置へ向けての上昇が再開すると同時
に、可動拡幅部材30のセット位置への移動、及び吸気
パイプ23の吸気位置への移動が開始する(ステップS
119)。そして、これら可動シール部材16、可動拡
幅部材30及び吸気パイプ23が夫々各位置へ復動した
ところで、モータ44が停止し(ステップS120)、
以上により真空包装工程の1サイクルが完了する。
ーブル13から取り除かれたか否かの検知信号が袋検知
センサ52から出力されるのを待つ(ステップS11
7)。そして、袋検知センサ52から保管袋Fが取り除
かれた旨の検知信号が制御部47に出力されると、モー
タ44が再び起動し(ステップS118)、可動シール
部材16の解放位置へ向けての上昇が再開すると同時
に、可動拡幅部材30のセット位置への移動、及び吸気
パイプ23の吸気位置への移動が開始する(ステップS
119)。そして、これら可動シール部材16、可動拡
幅部材30及び吸気パイプ23が夫々各位置へ復動した
ところで、モータ44が停止し(ステップS120)、
以上により真空包装工程の1サイクルが完了する。
【0035】[実施形態1の効果] 保管袋F内を真空状態にして吸気パイプ23を抜き取
ってから保管袋Fの開口部Faを熱融着により封止する
までの間、その開口部Faはその全域に亘って可動シー
ル部材16と固定シール部材15によって気密状態を保
ち続けるので、保管袋F内へ外気が侵入することを確実
に防止することができる。 保管袋Fの開口部Faを一対の拡幅部材29,30に
より緊張させた状態即ち波打ちのない状態でシール及び
熱融着するようにしたので、波打ちに起因する隙間の発
生の虞がなく、確実に気密状態を得ることができる。
ってから保管袋Fの開口部Faを熱融着により封止する
までの間、その開口部Faはその全域に亘って可動シー
ル部材16と固定シール部材15によって気密状態を保
ち続けるので、保管袋F内へ外気が侵入することを確実
に防止することができる。 保管袋Fの開口部Faを一対の拡幅部材29,30に
より緊張させた状態即ち波打ちのない状態でシール及び
熱融着するようにしたので、波打ちに起因する隙間の発
生の虞がなく、確実に気密状態を得ることができる。
【0036】本実施形態装置においてシール部材1
5,16によるシール部分と同じ部分を熱融着するよう
にした場合、吸気パイプ23を引き抜いた後のシール部
分に波打ちや皺が生じて熱融着不良を招く虞がある。し
かし本実施形態では、熱融着する領域をシールする部分
とは別の位置に設定したので、吸気パイプ23の抜取り
に起因する波打ち状態が熱融着部分で発生することはな
い。しかも、熱融着部分をシール部分よりも外側に配置
して両拡幅部材29,30により緊張状態に保つように
したので、波打ちが確実に防止され、良好な熱融着を施
すことが可能となっている。
5,16によるシール部分と同じ部分を熱融着するよう
にした場合、吸気パイプ23を引き抜いた後のシール部
分に波打ちや皺が生じて熱融着不良を招く虞がある。し
かし本実施形態では、熱融着する領域をシールする部分
とは別の位置に設定したので、吸気パイプ23の抜取り
に起因する波打ち状態が熱融着部分で発生することはな
い。しかも、熱融着部分をシール部分よりも外側に配置
して両拡幅部材29,30により緊張状態に保つように
したので、波打ちが確実に防止され、良好な熱融着を施
すことが可能となっている。
【0037】保管袋Fに開口部Faに拡幅部材29,
30を差し込む際には、拡幅部材29,30がシール手
段14を通過して保管袋F側へ突出しているので、開口
部Faをシール部材15,16の間へ押し込む手間が省
かれ、作業性に優れる。 カム機構38により吸気パイプ23とシール手段14
と熱溶着手段19を所定の順序で連動して変位させるよ
うにしたので、保管袋Fの開口部Faを吸気パイプ23
が挿入されない状態でシールしたり、吸気パイプ23が
保管袋Fから抜き取られないうちに熱溶着が行われた
り、熱溶着が終了しないうちにシール手段14によるシ
ール状態が解除されたりすることを防止し、保管袋Fの
真空包装を確実に行うことができる。
30を差し込む際には、拡幅部材29,30がシール手
段14を通過して保管袋F側へ突出しているので、開口
部Faをシール部材15,16の間へ押し込む手間が省
かれ、作業性に優れる。 カム機構38により吸気パイプ23とシール手段14
と熱溶着手段19を所定の順序で連動して変位させるよ
うにしたので、保管袋Fの開口部Faを吸気パイプ23
が挿入されない状態でシールしたり、吸気パイプ23が
保管袋Fから抜き取られないうちに熱溶着が行われた
り、熱溶着が終了しないうちにシール手段14によるシ
ール状態が解除されたりすることを防止し、保管袋Fの
真空包装を確実に行うことができる。
【0038】カム機構38により、拡幅部材29,3
0による開口部Faの緊張動作が、シール手段14によ
るシール動作に先だって行われるようにしたので、開口
部Faが波打った状態のままでシールされてしまうこと
を確実に防止することができる。 カム機構38により、緊張状態とされた開口部Faを
シール領域へ引き込んだ後にシール手段14がシール位
置へ変位するようにしたので、開口部Faを確実にシー
ルすることができる。
0による開口部Faの緊張動作が、シール手段14によ
るシール動作に先だって行われるようにしたので、開口
部Faが波打った状態のままでシールされてしまうこと
を確実に防止することができる。 カム機構38により、緊張状態とされた開口部Faを
シール領域へ引き込んだ後にシール手段14がシール位
置へ変位するようにしたので、開口部Faを確実にシー
ルすることができる。
【0039】[実施形態2]次に、本発明を具体化した
実施形態2を図18乃至図22を参照して説明する。本
実施形態2は、運転開始前及び運転終了後における吸気
パイプ23と拡幅部材29,30の待機位置を上記実施
形態1とは異ならせるとともに、拡幅部材29,30へ
の保管袋Fのセット不良を防止できるようにしたもので
ある。その他の構成については上記実施形態1と同じで
あるため、同じ構成については、同一符号を付し、構
造、作用及び効果の説明は省略する。
実施形態2を図18乃至図22を参照して説明する。本
実施形態2は、運転開始前及び運転終了後における吸気
パイプ23と拡幅部材29,30の待機位置を上記実施
形態1とは異ならせるとともに、拡幅部材29,30へ
の保管袋Fのセット不良を防止できるようにしたもので
ある。その他の構成については上記実施形態1と同じで
あるため、同じ構成については、同一符号を付し、構
造、作用及び効果の説明は省略する。
【0040】[吸気パイプ23と拡幅部材29,30の
待機位置の設定]上記実施形態1で説明したように、吸
気パイプ23は、固定シール部材15と可動シール部材
16の間を横切ってテーブル13上に吸気口(図示せ
ず)を突出させる吸気位置と、両シール部材15,16
を挟んでテーブル13とは反対側であってテーブル13
上から退避した袋脱外位置との間で移動し、また、両拡
幅部材29,30は、両シール部材15,16の間を横
切ってテーブル13上に突出するセット位置と、両シー
ル部材15,16を挟んでテーブル13とは反対側であ
ってテーブル13上から退避した引き込み位置との間で
移動する。上記実施形態1では、運転開始前及び運転終
了後は、吸気パイプ23と拡幅部材29,30が夫々吸
気位置とセット位置で待機していた。これに対し、本実
施形態2では、吸気パイプ23と拡幅部材29,30は
夫々袋脱外位置と引き込み位置で待機するようにしてい
る。尚、この待機状態では可動拡幅部材30は狭幅位置
で待機する。
待機位置の設定]上記実施形態1で説明したように、吸
気パイプ23は、固定シール部材15と可動シール部材
16の間を横切ってテーブル13上に吸気口(図示せ
ず)を突出させる吸気位置と、両シール部材15,16
を挟んでテーブル13とは反対側であってテーブル13
上から退避した袋脱外位置との間で移動し、また、両拡
幅部材29,30は、両シール部材15,16の間を横
切ってテーブル13上に突出するセット位置と、両シー
ル部材15,16を挟んでテーブル13とは反対側であ
ってテーブル13上から退避した引き込み位置との間で
移動する。上記実施形態1では、運転開始前及び運転終
了後は、吸気パイプ23と拡幅部材29,30が夫々吸
気位置とセット位置で待機していた。これに対し、本実
施形態2では、吸気パイプ23と拡幅部材29,30は
夫々袋脱外位置と引き込み位置で待機するようにしてい
る。尚、この待機状態では可動拡幅部材30は狭幅位置
で待機する。
【0041】また、カム機構38における吸気パイプ2
3用のカム板40Cと拡幅部材29,30用のカム板4
0Dは、その外周形状が実施形態1とは一部相違してお
り、これによって、吸気パイプ23と拡幅部材29,3
0が後述のような形態で移動するようになっている。
尚、カム板40C,40Dの外周の具体的な形状につい
ては、外径寸法の周方向における変化の仕方を適宜に設
定するという通常のカムの設計によって得られるものに
過ぎないため、図示などは省略する。
3用のカム板40Cと拡幅部材29,30用のカム板4
0Dは、その外周形状が実施形態1とは一部相違してお
り、これによって、吸気パイプ23と拡幅部材29,3
0が後述のような形態で移動するようになっている。
尚、カム板40C,40Dの外周の具体的な形状につい
ては、外径寸法の周方向における変化の仕方を適宜に設
定するという通常のカムの設計によって得られるものに
過ぎないため、図示などは省略する。
【0042】また、上記のように拡幅部材29,30を
引き込み位置で待機させるようにすると、拡幅部材2
9,30をセット位置へ移動させたときに、保管袋Fを
セットするために拡幅部材29,30(カム機構38)
を一時停止させておく必要がある。そのため、本実施形
態2の制御手段60においては、カム回転角度センサ4
9からの信号により、吸気パイプ23と拡幅部材29,
30が夫々吸気位置とセット位置へ進出した時点で、制
御部61からカム用のモータ44へ停止信号が出力され
るようになっている。また、保管袋Fのセットが済んだ
後に、カム用のモータ44を再起動させるために、使用
者により手動操作されるスタートスイッチ64が設けら
れている。
引き込み位置で待機させるようにすると、拡幅部材2
9,30をセット位置へ移動させたときに、保管袋Fを
セットするために拡幅部材29,30(カム機構38)
を一時停止させておく必要がある。そのため、本実施形
態2の制御手段60においては、カム回転角度センサ4
9からの信号により、吸気パイプ23と拡幅部材29,
30が夫々吸気位置とセット位置へ進出した時点で、制
御部61からカム用のモータ44へ停止信号が出力され
るようになっている。また、保管袋Fのセットが済んだ
後に、カム用のモータ44を再起動させるために、使用
者により手動操作されるスタートスイッチ64が設けら
れている。
【0043】[保管袋のセット不良防止手段]天板12
には、両シール部材15,16の近傍であってテーブル
13とは反対側に位置する保管袋検知用センサ62が設
けられている。拡幅部材29,30にセットされた保管
袋Fの開口部Faが拡幅部材29,30の引き込み位置
への移動にともなってシール部材15,16によるシー
ル領域へ引き込まれたときに、保管袋Fが正常にセット
されていれば、その保管袋Fの開口部Faの存在が保管
袋検知用センサ62によって検知される。また、使用者
のセットの仕方が不完全であったり、拡幅部材29,3
0の移動に伴って保管袋Fが外れたような場合には、保
管袋検知用センサ62による検知が行われない。この場
合には、制御部61からカム用のモータ44に逆転駆動
させるための信号が出力される。逆転したモータ44
は、拡幅部材29,30がセット位置へ復動するととも
に、可動拡幅部材30が狭幅位置に復動したところで一
旦停止するようになっている。
には、両シール部材15,16の近傍であってテーブル
13とは反対側に位置する保管袋検知用センサ62が設
けられている。拡幅部材29,30にセットされた保管
袋Fの開口部Faが拡幅部材29,30の引き込み位置
への移動にともなってシール部材15,16によるシー
ル領域へ引き込まれたときに、保管袋Fが正常にセット
されていれば、その保管袋Fの開口部Faの存在が保管
袋検知用センサ62によって検知される。また、使用者
のセットの仕方が不完全であったり、拡幅部材29,3
0の移動に伴って保管袋Fが外れたような場合には、保
管袋検知用センサ62による検知が行われない。この場
合には、制御部61からカム用のモータ44に逆転駆動
させるための信号が出力される。逆転したモータ44
は、拡幅部材29,30がセット位置へ復動するととも
に、可動拡幅部材30が狭幅位置に復動したところで一
旦停止するようになっている。
【0044】[実施形態2の作用]次に、本実施形態装
置の作動を説明する。運転開始前は、可動シール部材1
6が解放位置、ヒーター21が待機位置、両拡幅部材2
9,30がテーブル13から退避した引き込み位置、可
動拡幅部材30が狭幅位置、吸気パイプ23がテーブル
13から退避した袋脱外位置にある。この状態では、吸
気パイプ23も拡幅部材29,30もテーブル13の上
に露出していないため、例えば、テーブル13上で毛布
などの被保管物Pを折り畳んだり保管袋Fの中に収納す
る作業を行っているときに、その被保管物Pや保管袋F
が吸気パイプ23や拡幅部材29,30に引っ掛かって
破れたり裂けたりすることが防止される。
置の作動を説明する。運転開始前は、可動シール部材1
6が解放位置、ヒーター21が待機位置、両拡幅部材2
9,30がテーブル13から退避した引き込み位置、可
動拡幅部材30が狭幅位置、吸気パイプ23がテーブル
13から退避した袋脱外位置にある。この状態では、吸
気パイプ23も拡幅部材29,30もテーブル13の上
に露出していないため、例えば、テーブル13上で毛布
などの被保管物Pを折り畳んだり保管袋Fの中に収納す
る作業を行っているときに、その被保管物Pや保管袋F
が吸気パイプ23や拡幅部材29,30に引っ掛かって
破れたり裂けたりすることが防止される。
【0045】作業の開始にあたっては、コイン投入口8
3にコインを投入すると、コインの投入が検知され(ス
テップS150)、セットランプ(図示せず)が点滅す
る。そこで、使用者がセットボタン(図示せず)を押し
操作してセットスイッチ63をON状態にする(ステッ
プS151)と、カム用モータ44が起動し(ステップ
S152)、カム板40A〜40Dが回転を開始し、両
拡幅部材29,30と吸気パイプ23がテーブル13上
のセット位置と吸気位置へ進出し(ステップS15
3)、カム用モータ44が停止する(ステップS15
4)とともに、スタートボタンのスタートボタン表示ラ
ンプ(図示せず)が点灯する。
3にコインを投入すると、コインの投入が検知され(ス
テップS150)、セットランプ(図示せず)が点滅す
る。そこで、使用者がセットボタン(図示せず)を押し
操作してセットスイッチ63をON状態にする(ステッ
プS151)と、カム用モータ44が起動し(ステップ
S152)、カム板40A〜40Dが回転を開始し、両
拡幅部材29,30と吸気パイプ23がテーブル13上
のセット位置と吸気位置へ進出し(ステップS15
3)、カム用モータ44が停止する(ステップS15
4)とともに、スタートボタンのスタートボタン表示ラ
ンプ(図示せず)が点灯する。
【0046】この状態で、被保管物Pが収容されている
テーブル13上の保管袋Fの開口部Faを両拡幅部材2
9,30にセットするとともに、吸気パイプ23を保持
部材F内に差し込むようにする。このとき、両拡幅部材
29,30はテーブル13上へ露出しているので、両シ
ール部材15,16の間に手を差し入れての手探り作業
を行わずに済み、テーブル13上の広い空間で容易且つ
確実にセットすることができる。
テーブル13上の保管袋Fの開口部Faを両拡幅部材2
9,30にセットするとともに、吸気パイプ23を保持
部材F内に差し込むようにする。このとき、両拡幅部材
29,30はテーブル13上へ露出しているので、両シ
ール部材15,16の間に手を差し入れての手探り作業
を行わずに済み、テーブル13上の広い空間で容易且つ
確実にセットすることができる。
【0047】このようにして保管袋Fをセットしたら、
点滅しているスタートボタンを押し操作する(ステップ
S155)。すると、カム用モータ44が起動して可動
拡幅部材30が狭幅位置から拡幅位置へ変位し(ステッ
プS156)、保管袋Fの開口部Faが横方向へ扁平に
延ばされて両拡幅部材29,30により緊張した状態に
保持され、この緊張状態を保ったまま両拡幅部材29,
30が引き込み位置へ退避し(ステップS157)、保
管袋Fの開口部Faがシール手段14によるシール領域
に引き込まれる。
点滅しているスタートボタンを押し操作する(ステップ
S155)。すると、カム用モータ44が起動して可動
拡幅部材30が狭幅位置から拡幅位置へ変位し(ステッ
プS156)、保管袋Fの開口部Faが横方向へ扁平に
延ばされて両拡幅部材29,30により緊張した状態に
保持され、この緊張状態を保ったまま両拡幅部材29,
30が引き込み位置へ退避し(ステップS157)、保
管袋Fの開口部Faがシール手段14によるシール領域
に引き込まれる。
【0048】このとき、保管袋Fの開口部Faが正常に
引き込まれていれば、これが保管袋検知用センサ62に
より検知され(ステップS158)、その検知信号によ
り、解放位置にある可動シール部材16が下降を開始し
(ステップS159)、可動シール部材16がシール位
置に達するとカム用モータ44が停止し(ステップS1
60)、可動シール部材16がシール位置に保持され
る。すると、保管袋Fの開口部Faが拡幅部材29,3
0による緊張状態を保たれたままでほぼ気密状態にシー
ルされる。このとき、吸気パイプ23は開口部Faに差
し込まれたままである。
引き込まれていれば、これが保管袋検知用センサ62に
より検知され(ステップS158)、その検知信号によ
り、解放位置にある可動シール部材16が下降を開始し
(ステップS159)、可動シール部材16がシール位
置に達するとカム用モータ44が停止し(ステップS1
60)、可動シール部材16がシール位置に保持され
る。すると、保管袋Fの開口部Faが拡幅部材29,3
0による緊張状態を保たれたままでほぼ気密状態にシー
ルされる。このとき、吸気パイプ23は開口部Faに差
し込まれたままである。
【0049】この後、真空ポンプ27が起動すると同時
にタイマー51がカウントを開始するON状態となり
(ステップS160)、保管袋F内の空気が吸気パイプ
23を通して吸引されていく。この間、保管袋F内が、
運転前に圧力設定スイッチ(図示せず)で設定した圧力
値に達するのを待つ(ステップS161)。保管袋F内
が所定の真空状態となったら、圧力センサ50からその
旨の信号が出力され、これにより真空ポンプ27が停止
する(ステップS162)。保管袋F内の圧力が設定値
まで低下しない状態が所定時間続くと、やがてタイマー
51のカウントが完了し(ステップS163)、このカ
ウントの完了によって真空ポンプ27が停止するととも
にモータ44が再び起動し(ステップS162)、カム
板40A〜40Eが回転を再開する。
にタイマー51がカウントを開始するON状態となり
(ステップS160)、保管袋F内の空気が吸気パイプ
23を通して吸引されていく。この間、保管袋F内が、
運転前に圧力設定スイッチ(図示せず)で設定した圧力
値に達するのを待つ(ステップS161)。保管袋F内
が所定の真空状態となったら、圧力センサ50からその
旨の信号が出力され、これにより真空ポンプ27が停止
する(ステップS162)。保管袋F内の圧力が設定値
まで低下しない状態が所定時間続くと、やがてタイマー
51のカウントが完了し(ステップS163)、このカ
ウントの完了によって真空ポンプ27が停止するととも
にモータ44が再び起動し(ステップS162)、カム
板40A〜40Eが回転を再開する。
【0050】尚、この後、吸気パイプ23が袋脱外位置
へ移動して保持部材Fから抜き取られ、保持部材Fの開
口部Faがシール状態を保ったまま熱溶着により気密状
態に封止され、保持部材Fが拡幅部材29,30から外
されてテーブル13から除去されたことが検知されるま
での工程(S164〜S169)は、上記実施形態1に
おける工程(S112からS117)と同じであるの
で、説明は省略する。
へ移動して保持部材Fから抜き取られ、保持部材Fの開
口部Faがシール状態を保ったまま熱溶着により気密状
態に封止され、保持部材Fが拡幅部材29,30から外
されてテーブル13から除去されたことが検知されるま
での工程(S164〜S169)は、上記実施形態1に
おける工程(S112からS117)と同じであるの
で、説明は省略する。
【0051】さて、袋検知センサ52から保管袋Fが取
り除かれた旨の検知信号が制御部62に出力されると、
モータ44が再び起動し(ステップS170)、可動シ
ール部材16の解放位置へ向けての上昇が再開し(ステ
ップS171)、可動シール部材16が解放位置へ復動
したところで、モータ44が停止し(ステップS17
2)、以上により真空包装工程の1サイクルが完了す
る。運転が完了した状態では、拡幅部材29,30がテ
ーブル13から退避した引き込み位置にあるとともに、
吸気パイプ23が同じくテーブル13から退避した袋脱
外位置となり、運転開始前の状態に復帰している。
り除かれた旨の検知信号が制御部62に出力されると、
モータ44が再び起動し(ステップS170)、可動シ
ール部材16の解放位置へ向けての上昇が再開し(ステ
ップS171)、可動シール部材16が解放位置へ復動
したところで、モータ44が停止し(ステップS17
2)、以上により真空包装工程の1サイクルが完了す
る。運転が完了した状態では、拡幅部材29,30がテ
ーブル13から退避した引き込み位置にあるとともに、
吸気パイプ23が同じくテーブル13から退避した袋脱
外位置となり、運転開始前の状態に復帰している。
【0052】以上は、保持部材Fのセットが良好に行わ
れた場合の運転形態であるが、保持部材Fがセット不良
の場合には、次のように運転形態となる。即ち、保管袋
Fの開口部Faを拡幅部材29,30にセットして引き
込み位置へ後退させたときに、使用者のセットの仕方が
不完全であったり、可動拡幅部材30の移動に伴って保
管袋Fが拡幅部材29,30から外れたような場合に
は、保管袋検知用センサ62による保持部材Fの検知が
行われない(ステップS158)。この場合には、カム
用モータ44が逆転駆動し(ステップS173)、拡幅
部材29,30がセット位置へ復動する(ステップS1
74)とともに、可動拡幅部材30が狭幅位置に復動し
(ステップS175)、モータ44が停止する(ステッ
プS154)。これにより、保管袋Fを拡幅部材29,
30に再度セットすることができる状態に復帰し、ま
た、スタートボタンのスタートボタン表示ランプ(図示
せず)が点滅する。この後、保管袋Fのセットを行い、
セットが済んだら、再び、スタートボタンを押し操作す
れば、ステップS155の工程に戻る。
れた場合の運転形態であるが、保持部材Fがセット不良
の場合には、次のように運転形態となる。即ち、保管袋
Fの開口部Faを拡幅部材29,30にセットして引き
込み位置へ後退させたときに、使用者のセットの仕方が
不完全であったり、可動拡幅部材30の移動に伴って保
管袋Fが拡幅部材29,30から外れたような場合に
は、保管袋検知用センサ62による保持部材Fの検知が
行われない(ステップS158)。この場合には、カム
用モータ44が逆転駆動し(ステップS173)、拡幅
部材29,30がセット位置へ復動する(ステップS1
74)とともに、可動拡幅部材30が狭幅位置に復動し
(ステップS175)、モータ44が停止する(ステッ
プS154)。これにより、保管袋Fを拡幅部材29,
30に再度セットすることができる状態に復帰し、ま
た、スタートボタンのスタートボタン表示ランプ(図示
せず)が点滅する。この後、保管袋Fのセットを行い、
セットが済んだら、再び、スタートボタンを押し操作す
れば、ステップS155の工程に戻る。
【0053】[実施形態2の効果] 通常(運転開始前及び運転終了後)は、拡幅部材2
9,30も吸気パイプ23もテーブル13上から退避し
た位置で待機しているので、テーブル13上で保管袋F
や被保管物Pを拡げたり、保管袋Fに被保管物Pを収納
したりする作業を行う際に、保管袋Fや被保管袋Fが拡
幅部材29,30や吸気パイプ23に引っ掛かる虞がな
くて済む。 拡幅部材29,30を引き込み位置に移動させたとき
に保管袋Fのセットが不完全であった場合には、それを
保管袋検知用センサ62で検知し、セット可能な状態に
復帰するようにしたので、セット不良のままでその後の
工程が進んでいくことはない。
9,30も吸気パイプ23もテーブル13上から退避し
た位置で待機しているので、テーブル13上で保管袋F
や被保管物Pを拡げたり、保管袋Fに被保管物Pを収納
したりする作業を行う際に、保管袋Fや被保管袋Fが拡
幅部材29,30や吸気パイプ23に引っ掛かる虞がな
くて済む。 拡幅部材29,30を引き込み位置に移動させたとき
に保管袋Fのセットが不完全であった場合には、それを
保管袋検知用センサ62で検知し、セット可能な状態に
復帰するようにしたので、セット不良のままでその後の
工程が進んでいくことはない。
【0054】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では吸気パイプ、シール手段、熱溶
着手段、及び拡幅部材の変位動作を互いに連動させるよ
うにしたが、本発明によれば、吸気パイプとシール手段
の変位動作を必ず連動させ、他の手段の変位動作につい
ては連動・非連動を任意に選択することができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では吸気パイプ、シール手段、熱溶
着手段、及び拡幅部材の変位動作を互いに連動させるよ
うにしたが、本発明によれば、吸気パイプとシール手段
の変位動作を必ず連動させ、他の手段の変位動作につい
ては連動・非連動を任意に選択することができる。
【図1】実施形態1の斜視図
【図2】保管袋をセットした状態を示す斜視図
【図3】保管袋の開口部をシールした状態を示す斜視図
【図4】保管袋をセットする前の状態を示す部分拡大平
面図
面図
【図5】保管袋をセットした状態を示す部分拡大平面図
【図6】保管袋をセットする前の状態を示す部分側面図
【図7】保管袋をセットした状態を示す部分側面図
【図8】保管袋をシール領域へ引き込んだ状態を示す部
分側面図
分側面図
【図9】カム機構を示す正面図
【図10】シール手段とそのカム機構を示す側面図
【図11】熱融着手段とそのカム機構を示す側面図
【図12】吸気パイプとそのカム機構を示す側面図
【図13】拡幅部材とその拡幅動作用のカム機構を示す
側面図
側面図
【図14】拡幅部材とその引き込み動作用のカム機構を
示す側面図
示す側面図
【図15】各部材及び各手段の変位の様子を示すタイミ
ングチャート
ングチャート
【図16】制御手段を示すブロック図
【図17】各部材及び各手段の作動を示すフローチャー
ト
ト
【図18】実施形態2の平面図
【図19】実施形態2の各部材及び各手段の変位の様子
を示すタイミングチャート
を示すタイミングチャート
【図20】各部材及び各手段の作動を示すフローチャー
ト
ト
【図21】各部材及び各手段の作動を示すフローチャー
ト
ト
【図22】制御手段を示すブロック図
F…保管袋 Fa…開口部 P…被保管物 14…シール手段 19…熱融着手段 23…吸気パイプ 27…真空ポンプ(真空圧発生手段) 29…固定拡幅部材 30…可動拡幅部材 38…カム機構 62…保管袋検知用センサ
フロントページの続き (72)発明者 柴田 慶一 愛知県豊田市野見町5丁目116番地 柴浦 製鋼株式会社内 Fターム(参考) 3E053 AA06 BA09 CA01 CA07 FA01 GA01 JA02 JA04
Claims (6)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂製の保管袋内に被保管物を
収容し、その保管袋内を吸気して略真空にした状態で、
その保管袋の開口部を熱融着により気密状態に封止する
ための真空包装装置であって、 真空圧発生手段に接続され、前記保管袋の開口部に挿入
される吸気位置と前記開口部から抜け出す袋脱外位置と
の間での変位を可能とされた吸気パイプと、 前記保管袋の開口部を挟み付けるシール位置とその挟み
付けから解放する解放位置との間での変位を可能とさ
れ、前記シール位置において前記保管袋の開口部を挟み
付けている状態では、その開口部に前記吸気パイプが差
し込まれた状態とその吸気パイプが抜き取られた状態の
いずれにおいてもその開口部を全域に亘って気密状態に
シールするシール手段と、 前記保管袋の開口部のうち前記シール手段によるシール
領域とは異なる領域を加熱することで前記開口部を熱溶
着により気密状態に封止する熱溶着手段と、 前記吸気パイプと前記シール手段の変位動作を連動させ
るカム機構とを備えてなり、 このカム機構により、 前記吸気パイプが前記吸気位置にある状態で前記シール
手段が前記解放位置から前記シール位置へ変位すること
で、前記吸気パイプが挿入されている前記保管袋の開口
部がシールされ、 このシール状態において前記保管袋内の空気を前記吸気
パイプで吸引した後、前記シール手段によるシール状態
が保たれたままで前記吸気パイプが前記吸気位置から前
記袋脱外位置へ変位する構成としたことを特徴とする真
空包装装置。 - 【請求項2】 前記熱溶着手段は、前記保管袋の開口部
のうち前記シール手段によるシール領域とは異なる領域
に接触してその領域を加熱する熱溶着位置と、前記保管
袋から離間する待機位置との間での変位を可能とされて
いるとともに、 この熱溶着手段の変位動作は、前記カム機構により前記
吸気パイプ及び前記シール手段の変位動作と連動されて
おり、 前記吸気パイプが前記袋脱外位置へ変位した後に、前記
シール手段によるシール状態が保たれたままで前記熱融
着手段が前記待機位置から前記熱溶着位置へ変位するこ
とで、前記保管袋の開口部が封止される構成としたこと
を特徴とする請求項1記載の真空包装装置。 - 【請求項3】 前記保管袋の開口部への差し込みを可能
とされた一対の拡幅部材を備え、 この両拡幅部材の少なくとも一方は、他方から離間する
ことで前記保管袋の開口部を横に延ばして緊張させる拡
幅位置と他方に接近することで前記開口部の緊張を解除
する狭幅位置との間での変位を可能とされているととも
に、 この拡幅部材の変位動作は、前記カム機構により前記シ
ール手段の変位動作と連動されており、 前記拡幅部材が前記拡幅位置へ変位した後に、前記シー
ル手段が前記解放位置から前記シール位置へ変位する構
成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
真空包装装置。 - 【請求項4】 前記一対の拡幅部材は、前記シール手段
を通過して前記保管袋側へ突出することで前記保管袋の
開口部の取付けを可能とするセット位置と、このセット
位置において緊張状態とした前記開口部を前記シール手
段によるシール領域へ引き込む引き込み位置との間での
変位を可能とされているとともに、 この両拡幅部材の前記セット位置と前記引き込み位置と
の間の変位動作は、前記カム機構によりその拡幅部材の
前記拡幅位置と前記狭幅位置との間の変位動作、及び前
記シール手段の変位動作と連動しており、 前記拡幅部材は、前記セット位置にある状態で前記狭幅
位置から前記拡幅位置へ変位した後に前記引き込み位置
へ変位し、この拡幅部材が前記引き込み位置へ変位した
後に、前記シール手段が前記解放位置から前記シール位
置へ変位する構成としたことを特徴とする請求項3記載
の真空包装装置。 - 【請求項5】 前記保管袋を載置可能なテーブルを備
え、 前記吸気パイプは、前記吸気位置では前記シール手段を
横切って前記テーブル上へ突出するとともに前記袋脱外
位置では前記テーブルから前記シール手段側へ退避し、 前記一対の拡幅部材は、前記セット位置では前記シール
手段を横切って前記テーブル上へ突出するとともに前記
引き込み位置では前記テーブルから前記シール手段側へ
退避するようになっている請求項4の真空包装装置にお
いて、 運転開始前の状態では、前記吸気パイプと前記一対の拡
幅部材が夫々前記袋脱外位置と前記引き込み位置で待機
する構成としたことを特徴とする真空包装装置。 - 【請求項6】 前記一対の拡幅部材の前記引き込み位置
への移動に伴って前記シール手段によるシール領域へ引
き込まれた前記保管袋の開口部を検知する保管袋検知用
センサを備え、 この保管袋検知用センサによる前記保管袋の開口部の検
知が行われないときには前記シール手段が前記シール位
置へ変位する前に前記カム機構が逆転駆動し、前記一対
の拡幅部材が前記セット位置へ復動するとともに前記狭
幅位置へ復動する構成としたことを特徴とする請求項4
又は請求項5に記載の真空包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11354252A JP2000335516A (ja) | 1999-03-23 | 1999-12-14 | 真空包装装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-78224 | 1999-03-23 | ||
| JP7822499 | 1999-03-23 | ||
| JP11354252A JP2000335516A (ja) | 1999-03-23 | 1999-12-14 | 真空包装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335516A true JP2000335516A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=26419313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11354252A Pending JP2000335516A (ja) | 1999-03-23 | 1999-12-14 | 真空包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335516A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002083505A3 (en) * | 2001-04-17 | 2003-02-27 | Transave Ltd | Apparatus and method for vacuum packing products |
| CN113508029A (zh) * | 2019-03-07 | 2021-10-15 | 韦斯特尔电子工业和贸易有限责任公司 | 袋子密封设备和方法 |
| CN114852411A (zh) * | 2022-04-11 | 2022-08-05 | 广东嘉元科技股份有限公司 | 一种铜箔卷自动抽真空设备 |
| CN115158796A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-10-11 | 泉州海关综合技术服务中心 | 一种茶叶检测后二次封装装置 |
-
1999
- 1999-12-14 JP JP11354252A patent/JP2000335516A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002083505A3 (en) * | 2001-04-17 | 2003-02-27 | Transave Ltd | Apparatus and method for vacuum packing products |
| US7086212B2 (en) | 2001-04-17 | 2006-08-08 | Transave Limited | Apparatus and method for vacuum packing products |
| CN113508029A (zh) * | 2019-03-07 | 2021-10-15 | 韦斯特尔电子工业和贸易有限责任公司 | 袋子密封设备和方法 |
| JP2022529880A (ja) * | 2019-03-07 | 2022-06-27 | ベステル エレクトロニク サナイー ベ ティカレト エー.エス. | 封袋装置及び方法 |
| CN114852411A (zh) * | 2022-04-11 | 2022-08-05 | 广东嘉元科技股份有限公司 | 一种铜箔卷自动抽真空设备 |
| CN115158796A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-10-11 | 泉州海关综合技术服务中心 | 一种茶叶检测后二次封装装置 |
| CN115158796B (zh) * | 2022-09-07 | 2022-11-11 | 泉州海关综合技术服务中心 | 一种茶叶检测后二次封装装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041018 |