JP2000336167A - 延伸性に優れたポリアミド - Google Patents
延伸性に優れたポリアミドInfo
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Abstract
なポリアミドの提供。 【解決手段】ラクタムおよび/又はアミノカルボン酸か
らなる単位、ジカルボン酸からなる単位および炭素数6
〜22の分岐型飽和ジアミンを含むジアミンからなる単
位とを含有するポリアミド。具体的には、ラクタムおよ
び/又はアミノカルボン酸50〜99.8mol%、ジ
カルボン酸0.1〜25mol%、ジアミン0.1〜2
5mol%を含むポリアミドであって、該ジアミンの1
0〜100mol%が炭素数6〜22の分岐型飽和ジア
ミンであるポリアミド。
Description
なポリアミドに関する。更に詳しくは、ジアミンの一部
又は全部に炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンを使用
するポリアミドであり、延伸フィルム、特に、逐次二軸
延伸フィルムに適した新規なポリアミドに関する。
優れているため、レトルト食品などの食品包装用材料と
して使用されている。近年、これら食品包装用途の拡大
にともない、要求特性が多様化している。例えば、薄
く、かつ、実用的な機械的強度やガスバリヤー性を有す
るフィルムの製造に適したポリアミドや生産性の良い逐
次二軸延伸法に適したポリアミドに対する要求などがあ
る。
ルムは延伸することにより、フィルムの厚さが薄く、か
つ、単位当たりの機械的強度が向上することが知られて
いる。この延伸技術を応用して、多くの結晶性ポリマー
から薄く、機械的強度の高いフィルムが製造されてい
る。ところが、ナイロン6やナイロン66等の結晶性ポ
リアミドから得られるフィルム、モノフィラメント、繊
維などは延伸条件をある狭い範囲で管理しないと、延伸
ムラが起こったり、破断したりすることが知られてい
る。特に、大量生産に有利とされている逐次二軸延伸法
によってフィルムを製造する場合、一段目の延伸でポリ
アミド分子がフィルム面に平行に配向して、分子間に水
素結合を形成し、これによって結晶化が進行して、フィ
ルムが硬くなるため、二段目の延伸が困難となることが
知られている。従って、容易に逐次二軸延伸法に適用で
きる延伸性の改良されたポリアミドが望まれている。
くの提案がある。例えば、特開昭52−104565号
公報には、脂肪族ポリアミドとキシリレンジアミンおよ
びα,ω−脂肪族ジカルボン酸とからなるポリアミドと
のブレンド物を溶融成形して、得られるフィルムを面配
向指数が0.6〜1.5になるように一段目の延伸
(「一次延伸」とも言う)し、そのフィルムを二段目の
延伸(「二次延伸」とも言う)を行う逐次二軸延伸フィ
ルムの製造方法が提案されている。特公昭55−419
01号公報には、脂肪族ポリアミドとこのポリアミドと
相溶性のある他のポリアミドおよび等温結晶化パラメー
ターが1.1〜2.5になるような量の結晶核剤をブレ
ンドし、面配向指数が0.6〜1.5になるように一次
延伸した後、二次延伸する逐次二軸延伸フィルムの製造
法が提案されている。特公昭62−25704号公報に
は、脂肪族ポリアミドと2,2,4−トリメチル−1,
6−ヘキサメチレンジアミンおよび/又は2,4,4−
トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジアミンと芳香族
および/又は脂環族ジカルボン酸からなるポリアミドと
を特定の割合でブレンドしたものから得られる延伸フィ
ルムの製造法が提案されている。又、特公平6−435
52号公報には、脂肪族ポリアミドと半芳香族ポリアミ
ドからなる共重合ポリアミドと脂肪族ジアミンとイソフ
タル酸および/又はテレフタル酸からなる半芳香族ポリ
アミドとのブレンド物から得られる二軸延伸フィルムに
適したポリアミド組成物が提案されている。
どはナイロン6など単独のポリアミドに比べ、延伸性は
改良されている。しかし、フィルムの延伸倍率が3倍以
上になると延伸ムラが発生することがあったり、良好に
延伸できる延伸倍率に制約があったりした。又、逐次二
軸延伸法における二段目の延伸(二次延伸)、すなわ
ち、一次延伸の延伸方向と直角の方向への延伸を行った
場合、延伸ムラが起こりやすかったり、低い延伸倍率で
破断することがあるなど、未だ、延伸性の改良が十分と
は言えなかった。
に優れた、特に、逐次二軸延伸法に好適なポリアミドの
提供にある。
特に、逐次二軸延伸性に優れるポリアミドについて、ポ
リアミドの分子構造と延伸性の関係について鋭意検討を
重ねた結果、ジアミンの必須成分として、炭素数6〜2
2の分岐型飽和ジアミンを用いて製造したポリアミドが
本発明の目的を達成する良好な逐次二軸延伸性を有する
ポリアミドであることを見出し、本発明に到達した。
ムおよび/又はアミノカルボン酸からなる単位、ジカル
ボン酸からなる単位、および炭素数6〜22の分岐型飽
和ジアミンを含むジアミンからなる単位を含む延伸性に
優れたポリアミドである。
00mol%が炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンで
ある第一の発明に記載の延伸性に優れたポリアミドであ
る。
カルボン酸50〜99.8mol%、ジアミン0.1〜
25mol%、ジカルボン酸0.1〜25mol%から
なるポリアミドであって、該ジアミンの10〜100m
ol%が炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンである延
伸性に優れたポリアミドである。
成単位とするポリアミドが延伸性、特に、従来、困難と
されていた逐次二軸延伸性に優れる理由は明確ではない
が、ポリアミド分子鎖中に導入されたジアミン単位の分
岐が延伸時のポリアミド分子間の水素結合相互作用を弱
くして、フィルム面内でのポリアミド分子の配向を抑
え、結晶化が抑制されるためと推定される。このこと
は、炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンを必須成分と
する本発明のポリアミドとナイロン6とから得られたほ
ぼ同一延伸倍率のフィルムの全分子面配向度を比べた場
合、本発明のポリアミドの方が分子の面配向が低いこと
からも、前記の様に推定される。
本発明のポリアミドは、ラクタムおよび/又はアミノカ
ルボン酸からなる単位、ジカルボン酸からなる単位、お
よび炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンを含むジアミ
ン単位を含んでいる。
ラクタム、ω−エナントラクタム、ω−ウンデカラクタ
ム、ω−ドデカラクタム、2−ピロリドンなどがあげら
れる。アミノカルボン酸としては、6−アミノカプロン
酸、7−アミノヘプタン酸、8−アミノオクタン酸、1
0−アミノカプリン酸、11−アミノウンデカン酸、1
2−アミノドデカン酸などがあげられる。これらのラク
タムやアミノ酸は単独で使用しても良く、又、2種類以
上を適宜組合せて使用しても良い。ラクラムとアミノカ
ルボン酸を併用する場合、任意の割合で混合して使用す
ることが出来る。ラクタムおよび/又はアミノカルボン
酸から誘導されるポリアミドと炭素数が6〜22の分岐
型飽和ジアミンを構成成分とするポリアミドとからなる
ポリアミドは、後者の含有量が少量であっても、延伸性
は改良される。
は、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカン酸などの脂肪族ジカルボン酸、1,3−シ
クロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸などの脂環式ジカルボン酸、イソフタル酸、
テレフタル酸,ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジ
カルボン酸があげられ、これらのジカルボン酸は単独で
使用しても良く、又、2種類以上を適宜組合せて使用し
ても良い。
飽和ジアミンとしては、例えば、2,2,4−トリメチ
ル−1,6−ヘキサンジアミン、2,4,4−トリメチ
ル−1,6−ヘキサンジアミン、1,2−ジアミノプロ
パン、1,3−ジアミノペンタン、2−メチル−1,5
−ジアミノペンタンおよび2−メチル−1,8−ジアミ
ノオクタンなどが挙げられる。これらは単独で使用して
も良く、又、2種類以上を適宜組み合わせて使用しても
良い。
のジアミンとしては、エチレンジアミン、テトラメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ノナメチレンジ
アミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジ
アミンなどの脂肪族ジアミン、ビス(4−アミノシクロ
ヘキシル)メタン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)
プロパン、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、
1,4−ビスアミノメチルシクロヘキサンなどの脂環式
ジアミン、メタキシリレンジアミン、パラキシリレンジ
アミンなどの芳香族ジアミンなどが挙げられ、これらの
ジアミンは単独で使用しても良く、又、2種類以上を適
宜組合せて使用しても良い。ジカルボン酸と炭素数6〜
22の分岐型飽和ジアミンを含むジアミンとはほぼ等モ
ルの割合で使用される。
使用量は50〜99.8mol%、好ましくは70〜9
9.5mol%であり、ジカルボン酸は0.1〜25m
ol%、好ましくは0.25〜15mol%、ジアミン
は0.1〜25mol%、好ましくは0.25〜15m
ol%である。また、このジアミンの10〜100mo
l%、好ましくは30〜100mol%、より好ましく
は、50〜100mol%が炭素数6〜22の分岐型飽
和ジアミンである。ラクタムおよび/又はアミノカルボ
ン酸の使用量が上記下限より少なくなると機械的強度が
低下することがある。また、上記上限より多くなると延
伸性が低下することがある。ジアミン中の炭素数6〜2
2の分岐型飽和ジアミンの量が上記下限より少ないと延
伸性が低下するようになる。また、上限より多くなると
延伸性は良いが、機械的強度など実用的な物性が低下す
るようになる。
連続式でも実施でき、バッチ式反応釜、一槽式ないし多
層式の連続反応装置、管状連続反応装置、一軸型混練押
出機、二軸型混練押出機などの混練反応押出機など、公
知のポリアミド製造装置を用いることができる。重合方
法としては溶融重合、溶液重合や固相重合などの公知の
方法を用いることができる。これらの重合方法は単独
で、あるいは適宜、組合せて用いることができる。
ボン酸、ジカルボン酸、炭素数6〜22の分岐型飽和ジ
アミンを含むジアミンと水を耐圧容器に仕込み、密封状
態で200〜350℃の温度範囲で、加圧下に重縮合し
た後、圧力を下げて、大気圧下または減圧下で200〜
350℃の温度範囲で重縮合反応を続け、高分子量化す
ることにより、目的のポリアミドを製造することができ
る。この際、ジアミンとジカルボン酸はそのまま耐圧容
器に仕込んでも良いし、又、ほぼ等モルのジアミンとジ
カルボン酸を水やアルコールに混合、溶解させた後、ナ
イロン塩を生成させ、そのままの溶液状態や濃縮した溶
液状態、又は、再結晶により得られる固体状のナイロン
塩を仕込んでも良い。本発明で使用する水は酸素を除去
したイオン交換水や蒸留水を使用することが望ましく、
その使用量はポリアミドを構成する原料100重量部に
対して一般的には1〜150重量部である。
融状態で反応容器から抜き出し、水などで冷却された
後、ペレット化される。ナイロン6など未反応モノマー
を多く含有するポリアミドを主成分とするペレットの場
合、さらに、熱水洗浄などにより未反応モノマーなどを
除去した後、フィルム、モノフィラメント、繊維などの
製造に使用される。本発明のポリアミドの分子量はJI
S K6810に記載の方法で測定した相対粘度(η
r)で1.5〜5.0の範囲、好ましくは2.0〜4.
5である。なお、ポリアミドの末端基の種類およびその
濃度や分子量分布に特別の制約は無い。
ば、重合促進や酸化防止のため、リン酸、亜リン酸、次
亜リン酸、ポリリン酸、メタリン酸やこれらのアルカリ
金属塩などのリン系化合物を添加することができる。こ
れらリン系化合物の添加量は、通常、得ようとするポリ
アミドに対し50〜3,000ppmである。また、分
子量調節や成形加工時の溶融粘度安定化のため、ラウリ
ルアミン、ステアリルアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、メタキシリレンジアミンなどのアミンや酢酸、安息
香酸、ステアリン酸、ヘキサンジオン酸、イソフタル
酸、テレフタル酸などのカルボン酸を添加することがで
きる。これら分子量調節剤の使用量は分子量調節剤の反
応性や重合条件により異なるが、最終的に得ようとする
ポリアミドの相対粘度が1.5〜5.0の範囲になるよ
うに、適宜決められる。
は、公知のフィルム製造法、例えば、溶融押出機を用い
たTダイ法、インフレーション法、チューブラー法や溶
剤キャスト法、熱プレス法などの方法により製造でき
る。また、モノフィラメントや繊維は公知の溶融紡糸法
により製造できる。溶融押出機を用いた方法や溶融紡糸
法でのポリアミドの溶融温度は、使用するポリアミドの
融点〜320℃である。
合、本発明のポリアミドに、必要に応じてステアリン酸
カルシウム、ビスアミド化合物、シリカ、タルクなどの
滑剤、スリップ剤、核剤などを添加した後、Tダイを備
えた押出機でポリアミドを溶融押出して、未延伸フィル
ムを成形する。未延伸フィルムは引続き、連続した工程
で延伸しても良いし、一旦、巻き取ってから延伸しても
良い。延伸は使用するポリアミドのガラス転移温度(以
下、Tgと記載する)以上の温度で実施される。逐次二
軸延伸の一段目の延伸(一次延伸)はフィルムの押出方
向へ、Tg〜(Tg+50)℃の温度範囲で延伸倍率2
倍〜5倍、好ましくは、2.5〜4倍に延伸され、次い
で、フィルムの押出方向と直角の方向に行う二段目の延
伸(二次延伸)は、一次延伸と同じ温度かやや高い温度
で、延伸倍率2倍〜5倍、好ましくは、2.5〜4倍に
延伸される。その後、150℃以上の温度で熱固定さ
れ、逐次二軸延伸フィルムは得られる。
明のポリアミドに熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、粘着性付与剤、シール性改良
剤、防曇剤、離型剤、耐衝撃性改良剤、可塑剤、顔料、
染料、香料、補強材などを添加することが出来る。
として好ましく、特に、逐次二軸延伸フィルム用材料と
して好適である。また、フィルムだけでなく、モノフィ
ラメント、繊維などにも利用され、モノフィラメント、
繊維の延伸性も良好である。また、本発明のポリアミド
は射出成形、圧縮成形や真空成形などによる成形品の製
造にも使用可能である。
具体的に説明する。なお、実施例および比較例中に示し
た測定値は以下の方法で測定した。
として、1重量/容量%のポリアミド濃度で、ウベロー
デ粘度計を用い、25℃の温度で測定した。
伸)した時の全分子面配向度の測定 所定雰囲気温度(50℃、60℃、70℃)に温度調節
された二軸延伸機BIXー703型(岩本製作所製)の
延伸槽に、縦92mm、横92mmの未延伸の試料フィ
ルムを取付け、雰囲気温度で20秒間予熱した後、フィ
ルムの押出方向に35mm/秒の変形速度で3.2倍に
延伸(一次延伸)し、200℃で熱固定して全分子面配
向度測定用の試験フィルムを作成した。このフィルムの
延伸方向の屈折率(Nx)、幅方向の屈折率(Ny)お
よび厚み方向の屈折率(Nz)を、自動複屈折計KOB
RA−21ADH型(王子計測機器製)で測定し、式
(1)により全分子面配向度(P)を求めた。
フィルムの延伸方向の屈折率、Nyはフィルムの幅方向
の屈折率、Nzは厚み方向の屈折率を示す)Pの値が小
さくなるほど、ポリアミド分子の配向が低く、延伸性が
良いことを示す。
時の延伸倍率測定 60℃の雰囲気温度に調節された二軸延伸機BIXー7
03型(岩本製作所製)の延伸槽に、試料フィルムを取
付け、雰囲気温度で20秒間予熱した後、フィルムの押
出方向に変形速度35mm/秒で3.0倍に一段目の延
伸(一次延伸)を行い、引続いて押出方向と直角の方向
に変形速度35mm/秒で二段目の延伸(二次延伸)を
フィルムが破断するまで行い、破断時の延伸倍率を測定
した。
取出口を備えた5リットルの耐圧容器にεーカプロラク
タム2200g、2,2,4−トリメチル−1,6−ジ
アミノヘキサンと2,4,4−トリメチル−1,6−ジ
アミノヘキサンとの混合物(ヒュルス社製、商品名:ベ
スタミンTMD)41.2g、アジピン酸38gおよび
蒸留水120gを仕込み、窒素加圧と放圧を数回繰り返
し、耐圧容器内を窒素置換してから240℃まで昇温し
た。240℃で攪拌下に4時間、反応させた後、270
℃に昇温してから2時間かけてゲージ圧力を0kg/c
m 2・Gまで放圧し、引続き窒素ガスを150ml/分
で流しながら、270℃で攪拌下に6時間反応させた。
次に、攪拌を停止し、ポリマー取出口から溶融状態のポ
リアミドを紐状で抜出し、水冷した後、ペレタイズし
て、約1800gのペレットを得た。このペレットを9
0〜95℃の熱水流通下で数時間洗浄した後、80℃
で、24時間真空乾燥した。得られたポリアミドのηr
は3.13であった。このポリアミド1500gにステ
アリン酸カルシウム0.45gを混合し、コートハンガ
ー型のTダイを備えた押出機に供給した。260℃で溶
融混練して、約35℃に制御された冷却ロール上に押出
し、厚さ120μmの未延伸フィルムを製造した。この
未延伸フィルムは延伸性を評価するまで吸湿しないよう
にアルミ袋に入れ、0℃以下で保管した。未延伸フィル
ムから切出した縦92mm、横92mmの試料を、二軸
延伸機BIX−703型(岩本製作所製)に取付け、雰
囲気温度60℃で20秒間予熱した後、同温度下、変形
速度35mm/秒でフィルムの押出方向に3倍に延伸
(一次延伸)した。得られた延伸フィルムの全分子面配
向度を測定した。結果を表1に示す。また、雰囲気温度
60℃、変形速度35mm/秒で押出方向に3.0倍に
一次延伸して得たフィルムを同温度で押出方向と直角の
方向に一次延伸と同じ変形速度35mm/秒で破断する
まで二次延伸した。二次延伸破断時の延伸倍率は4倍で
あった。
ル−1,6−ジアミノヘキサンと2,4,4−トリメチ
ル−1,6−ジアミノヘキサンとの混合物(ヒュルス社
製、商品名:ベスタミンTMD)13.0g、アジピン
酸12.1gおよび蒸留水100gを耐圧容器に仕込ん
だ他は実施例1と同様の方法で実施してポリアミドを得
た。このポリアミドのηrは3.47であった。このポ
リアミドから実施例1と同様の方法で製造したフィルム
の全分子面配向度を測定した。結果を表1に示す。ま
た、実施例1と同様の方法で測定した逐次二軸延伸によ
る二次延伸の破断時の延伸倍率は3.5倍であった。
ル−1,6−ジアミノヘキサンと2,4,4−トリメチ
ル−1,6−ジアミノヘキサンとの混合物(ヒュルス社
製、商品名:ベスタミンTMD)19.7g、ヘキサメ
チレンジアミン3.6g、イソフタル酸25.9gおよ
び蒸留水110gを耐圧容器に仕込んだ他は実施例1と
同様の方法で実施してポリアミドを得た。このポリアミ
ドのηrは3.51であった。このポリアミドから実施
例1と同様の方法で製造したフィルムの全分子面配向度
を測定した。結果を表1に示す。また、実施例1と同様
の方法で測定した逐次二軸延伸による二次延伸の破断時
の延伸倍率は3.0倍であった。
ジアミノペンタン30.1g、アジピン酸37.9gお
よび蒸留水118gを耐圧容器に仕込んだ他は実施例1
と同様の方法で実施してポリアミドを得た。このポリア
ミドのηrは3.55であった。このポリアミドから実
施例1と同様の方法で製造したフィルムの全分子面配向
度を測定した。結果を表1に示す。また、実施例1と同
様の方法で測定した逐次二軸延伸による二次延伸の破断
時の延伸倍率は3.3倍であった。
ジアミノオクタン35.4g、アジピン酸32.6gお
よび蒸留水118gを耐圧容器に仕込んだ他は実施例1
と同様の方法で実施してポリアミドを得た。このポリア
ミドのηrは3.55であった。このポリアミドから実
施例1と同様の方法で製造したフィルムの全分子面配向
度を測定した。結果を表1に示す。また、実施例1と同
様の方法で測定した逐次二軸延伸による二次延伸の破断
時の延伸倍率は3.0倍であった。
耐圧容器に仕込んだ他は実施例1と同様の方法で実施し
て、ポリアミド(ナイロン6)を得た。このポリアミド
のηrは3.57であった。このポリアミドから実施例
1と同様の方法で製造したフィルムの全分子面配向度を
測定した。結果を表1に示す。また、実施例1と同様の
方法で測定した逐次二軸延伸による二次延伸の破断時の
延伸倍率は1.3倍であった。
ン30.1g、アジピン酸38.9gおよび蒸留水11
9gを耐圧容器に仕込んだ他は、実施例1と同様の方法
で実施して、ポリアミド(ナイロン6と66の共重合
体)を得た。このポリアミドのηrは3.50であっ
た。このポリアミドから実施例1と同様の方法で製造し
たフィルムの全分子面配向度を測定した。結果を表1に
示す。また、実施例1と同様の方法で測定した逐次二軸
延伸による二次延伸の破断時の延伸倍率は2.5倍であ
った。
ラス社製CS−40−26N型の溶融押出機を使用し
て、シリンダー温度280℃で押出し、直径2mmのモ
ノフィラメントを得た。このモノフィラメントを手回延
伸機に取付け、60℃の雰囲気温度の加熱炉中で5分間
予熱した後、同温度で、変形速度3mm/秒で延伸し
た。この操作を5回繰り返したが、5回とも均一に5.
5倍まで延伸できた。
ラス社製CS−40−26N型の溶融押出機を使用し
て、シリンダー温度280℃で押出し、直径2mmのモ
ノフィラメントを得た。このモノフィラメントを手回延
伸機に取付け、実施例6と同様の操作で延伸した。この
操作を5回繰り返し結果、延伸倍率3.3から4.6倍
の範囲で破断した。
チル−1,6−ジアミノヘキサンと2,4,4−トリメ
チル−1,6−ジアミノヘキサンとの混合物(ヒュルス
社製、商品名:ベスタミンTMD)54.8g、アジピ
ン酸50.5gおよび蒸留水200gを実施例1と同様
の耐圧容器に仕込み窒素加圧と放圧を数回繰り返し、耐
圧容器内を窒素置換してから270℃まで昇温した。窒
素ガスを150ml/分で流しながら、270℃で攪拌
下に6時間反応させた。次に、攪拌を停止し、ポリマー
取出口から溶融状態のポリアミドを紐状で抜出し、水冷
した後、ペレタイズして、1600gのペレットを得
た。このペレットを90〜95℃の熱水流通下で数時間
洗浄した後、80℃、24時間真空乾燥した。得られた
ポリアミドのηrは3.63であった。このポリマーか
ら実施例1と同様の方法でフィルムを成形し、逐次2軸
延伸による二次延伸の破断時の延伸倍率は3.8倍であ
った。
からなる単位、ジカルボン酸からなる単位および炭素数
6〜22の分岐型飽和ジアミンを含むジアミンからなる
単位を含むポリアミド、特に、ジアミンの10〜100
mol%が炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンである
ポリアミドは延伸性に優れ、特に、逐次二軸延伸用ポリ
アミドフィルムの材料として好適である。
Claims (6)
- 【請求項1】ラクタムおよび/又はアミノカルボン酸か
らなる単位、ジカルボン酸からなる単位、および炭素数
6〜22の分岐型飽和ジアミンを含むジアミンからなる
単位とを含有することを特徴とする延伸性に優れたポリ
アミド。 - 【請求項2】ジアミンの10〜100mol%が炭素数
6〜22の分岐型飽和ジアミンであることを特徴とする
請求項1記載の延伸性に優れたポリアミド。 - 【請求項3】ラクタムおよび/又はアミノカルボン酸5
0〜99.8mol%、ジカルボン酸0.1〜25mo
l%、ジアミン0.1〜25mol%を含むポリアミド
であって、該ジアミンの10〜100mol%が炭素数
6〜22の分岐型飽和ジアミンであることを特徴とする
延伸性に優れたポリアミド。 - 【請求項4】炭素数6〜22の分岐型飽和ジアミンが
2,2,4−トリメチル−1,6−ジアミノヘキサン、
2,4,4−トリメチル−1,6−ジアミノヘキサン、
1,2−ジアミノプロパン、1,3−ジアミノペンタ
ン、2−メチル−1,5−ジアミノペンタン、2−メチ
ル−1,8−ジアミノオクタン又はこれらの混合物から
選ばれるジアミンであることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載の延伸性に優れたポリアミド。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のポリアミ
ドから製造されたフィルム、モノフィラメントまたは繊
維。 - 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載のポリアミ
ドから製造された逐次二軸延伸フィルム。
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