JP2000336494A - 金属帯板の洗浄装置 - Google Patents

金属帯板の洗浄装置

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JP2000336494A
JP2000336494A JP11184044A JP18404499A JP2000336494A JP 2000336494 A JP2000336494 A JP 2000336494A JP 11184044 A JP11184044 A JP 11184044A JP 18404499 A JP18404499 A JP 18404499A JP 2000336494 A JP2000336494 A JP 2000336494A
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JP
Japan
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spray
water
cleaning
dusts
band plate
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JP11184044A
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English (en)
Inventor
Tsugiichi Manabe
続一 真鍋
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、金属帯板の洗浄にあたり、洗浄能
力を高めて、洗浄域を短く抑えるとともに、洗浄水処理
設備も小型化した金属帯板の洗浄装置を得ることを目的
とする。 【解決手段】 ブラシロールと、ブラシロールの後段に
高圧、高温水スプレーを設け、ブラシロールの回転によ
りゴミ類を金属帯板の表面に浮かせ、金属帯板の表面に
浮いたゴミ類を高圧、高温水スプレーで吹き飛ばすよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯板の製造工
程において、帯板表面に付着した圧延油等の油脂分や、
その中に混入した金属粉等のごみ類を除去する金属帯板
の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属帯板の洗浄には、アルカリ溶
水を使用する方法が知られている。例えば、図3に示す
ように金属帯板1にアルカリ溶水をスプレー2で噴射
し、ロールブラシ3でブラッシングしてゴミを除去し、
さらに、スプレー4で温水を噴射して残りのゴミを落と
し、そして、リンガーロール5で一旦帯板表面のアルカ
リ分を含む洗浄水を排除し、改めてスプレー6ですすぎ
水を噴射し、再度リンガーロール7で水分を除去した
後、ドライヤー8に通すようになっている。
【0003】また、アルカリ電解洗浄を行ったり、アル
カリ溶液に浸漬したりする方法もあった。しかし、これ
等の方法ではアルカリ溶剤を使用するので、完全にアル
カリ分を除去せねばならず、大量の洗浄水を使用するこ
ととなり、その廃水処理が大変であった。
【0004】特に、油脂分がアルカリ溶剤による界面活
性作用によって洗浄水中に溶解してしまい、これを分離
回収することは極めて困難であり、このため、洗浄水を
再利用することができないと云う不都合があった。つま
り、洗浄水の全量を産業廃水として処理しなければなら
なかった。
【0005】このことに鑑み、アルカリを使用せず、加
圧、加温水を金属帯板表面に吹き付けて洗浄し、洗浄水
を再利用する方法も考えられている。しかし、この方法
では加圧、加温水を金属帯板に吹き付けるだけであり、
ゴミ類を帯板表面から分離させて除去するものではな
く、洗浄能力が高いものではなかった。また、帯板表面
の粗さや帯板の形状により洗浄能力が変化し、安定した
洗浄は期待できなかった。
【0006】また、洗浄能力を高めるには、スプレーを
重ねて配置し、加圧、加温水を大量に吹き付けざるを得
ない。このため、洗浄域、つまり、洗浄のための全体の
ゾーンが長くなるし、それだけ大量の洗浄廃水を処理し
て再利用するため、その処理装置が大型化すると云う不
都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来型の不都合点を解決するものであって、洗浄能力を
高めて、洗浄域を短く抑えるとともに、洗浄廃水処理設
備も小型化した金属帯板洗浄装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】ブラシロールと、ブラシ
ロールの後段に高圧、高温水スプレーを設け、ゴミ類を
ブラシロールの回転により金属帯板の表面から分離さ
せ、高圧、高温水スプレーで吹き飛ばすようにした。そ
して、その後すすぎ用のスプレーをあててすすぎ、リン
ガーロールで表面に付着する水分を除去して、ドライヤ
ーに通すようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図に沿って本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の洗浄装置の概要を
示す全体図であり、図2は洗浄の作用を説明する図であ
る。図中11は金属帯板であって、洗浄域を図示左から
右に通過される。12は金属帯板11の上下面に当てが
われるブラシロールであって、装置フレーム(図示せ
ず)に回転自在、かつ、上下のロール間隔を調整可能に
支承されている。
【0010】13は加圧、加温水噴射用のスプレーであ
り、14はすすぎ水噴射用のスプレーであって、これ等
スプレー13、14は上下動自在に、つまり、金属帯板
11面に対して離接可能に、また、金属帯板11の進行
方向に噴射角度を調整可能として装置フレームに取り付
けられている。また、該スプレー13、14は金属帯板
11の全幅を噴射するよう、幅方向に復数本配置されて
いる。
【0011】15は、スプレー14の後段に配置され、
回転自在、かつ、間隔調整可能に支持されたリンガーロ
ールであって、金属帯板11の上下面に接して回転し、
帯板表面の付着水を除去する。16はリンガーロール1
5の後段に配置されたドライヤーであり、金属帯板11
は該ドライヤー16で乾燥されて送出される。
【0012】本発明の構成は以上の通りであって、次に
洗浄の作用について説明する。製造工程において表面に
圧延油等のゴミ類が付着した金属帯板11を洗浄域に通
すことになるが、図2の矢印のごとく金属帯板11を通
す方向と逆の方向に回転させるブラシロール12で、ゴ
ミ類を掻き起こし、金属帯板11の表面から分離させ
る。
【0013】このとき、上下のブラシロール12の間隔
は調整できるようになっているので、金属帯板11の厚
さに応じて、そして、金属帯板11の表面に軽く圧着さ
れるように間隔調整される。また、掻き起こされたゴミ
類はそこで落下するものもあるが、浮いた状態で金属帯
板表面に付着して進行するものもある。
【0014】この状態で金属帯板11は加圧、加温水ス
プレー13の位置まで進行し、スプレー13より加圧、
加温水が噴射され、浮いた状態で金属帯板に付着してい
るゴミ類が吹き飛ばされることになる。加圧、加温水と
しては、スプレーの噴射圧力が50kg/cm2以上、
温度45度C以上の噴射水が使用される。
【0015】図4はスプレー噴射を用いた洗浄における
洗浄効果を比較したグラフである。各グラフはアルミ母
材を冷間圧延し、圧延時に使用される圧延油の残量を、
洗浄直後、すすぎ前の段階で測定したものである。な
お、圧延時に使用される圧延油は、圧延後洗浄前におい
ては母材表面に50〜200mg/m2程度が付着して
いる。
【0016】グラフでは縦軸に残油量(mg/m2)
を、横軸にスプレー水の温度(℃)をとっており、洗浄
方法としては、Aは50kg/cm2のスプレーを噴射
したもの、Bは70kg/cm2のスプレーを噴射した
もの、Cは70kg/cm2のスプレーを噴射したあと
ブラシロールをかけたものである。Dは本発明によるも
ので、ブラシロールでゴミを浮かせたあと50kg/c
m2のスプレーを噴射したものであり、Eは同じくブラ
シロールでゴミを浮かせたあと70kg/cm2のスプ
レーを噴射したものである。
【0017】このグラフによれば、本発明では凡そスプ
レーの噴射圧力が50kg/cm2以上、温度45度C
以上で残油量が10mg/m2以下となっており、他の
方法と比較して効果的であることがわかる。なお、スプ
レー13は上下動調整、噴射角度調整可能であるから、
金属帯板11の厚さや速度あるいはゴミ類の種類に対応
して適宜調整される。
【0018】つづいて、金属帯板11はすすぎ用のスプ
レー14の位置に進行し、ゴミ類の残部が洗い流され
る。ここでは加温水あるいは常温水が使用される。そし
て、リンガーロール15において、金属帯板11の表面
の水分が除去され、ドライヤー16を通って送出される
ことになる。なお、図示していないが、勿論洗浄水は回
収処理される。化学剤が溶解していないので、ゴミ類を
分離除去して洗浄水として再度利用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、ゴミ類をブラシロールで掻き
起こし、帯板表面から分離させた状態としてから、加
圧、加温水を噴射してゴミ類を吹き飛ばすようにしたの
で、洗浄能力が高まった。このため、洗浄水スプレーを
重ねて設ける必要がなく、洗浄域全体を短くすることが
できる。また、使用する洗浄水の水量も少なくなり、洗
浄廃水処理設備も小型化することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄装置の概要を示す図。
【図2】本発明の洗浄作用を示す図。
【図3】従来の洗浄装置の概要を示す図。
【図4】洗浄効果を示すグラフ。
【符号の説明】
1、11 金属帯板 2 アルカリスプレー 3、12 ブラシロール 4、13 加圧、加温水スプレー 5、7、15 リンガーロール 6、14 すすぎスプレー 8、16 ドライヤー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシロールを設け、ブラシロールの後段
    に高圧、高温水スプレーを設けるとともに、高圧、高温
    水スプレーの後段にすすぎ用のスプレーと、リンガーロ
    ールと、ドライヤーを設け、ゴミ類をブラシロールの回
    転により金属帯板の表面から分離させ、高圧、高温水ス
    プレーで吹き飛ばし、さらにすすぎ用のスプレーで洗い
    流し、リンガーロールで表面に付着する水分を除去し
    て、ドライヤーに通すようにしたことを特徴とする金属
    帯板の洗浄装置。
  2. 【請求項2】噴射圧力50kg/cm2以上、温度45
    度C以上の高圧、高温水スプレーを使用することを特徴
    とする請求項1記載の金属帯板の洗浄装置。
JP11184044A 1999-05-27 1999-05-27 金属帯板の洗浄装置 Pending JP2000336494A (ja)

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