JP2000336538A - 多色部分融着仮撚加工糸及びその製造方法 - Google Patents
多色部分融着仮撚加工糸及びその製造方法Info
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Abstract
ステル部分融着仮撚加工糸とその製造方法を提供する。 【解決手段】糸条長手方向に濃色性を示す融着部と、淡
色性を示す非融着部が交互に存在する多色部分融着仮撚
加工糸、及び、染色濃度、若しくは染色性の異なる2種
類のポリエステル単繊維群からなる未延伸糸に、それぞ
れ個別に加圧空気により交絡部を形成させた後、半延伸
により太細斑を付与した糸条を供給し仮撚する多色部分
融着仮撚加工糸の製造方法。
Description
と、多色効果を併せ持つポリエステル部分融着仮撚加工
糸、及びその製造方法に関する。
部とを交互に形成する部分融着仮撚加工は強撚糸様の風
合いと、淡い絣様の外観を併せ持つ素材として広く使用
されており、濃淡染色差を有する部分融着仮撚糸も多数
提案されている。
的高紡速で紡糸したポリエステルマルチフィラメント糸
条を弛緩処理した後に太細斑を付与し、糸条が融着する
温度で仮撚加工する加工糸が提案されている。しかし、
この加工糸は濃染性を示す太部と淡染性を示す細部が糸
条長手方向に分散して存在しているために、濃淡のコン
トラストが不足し、また、ポリエステルマルチフィラメ
ント糸条自体が染色差を有するものではなく、太部と細
部の濃淡染色差によるもので多色表現に欠けるものとな
る。
ル高配向未延伸糸に間欠的に水を付与し、非接触態で熱
処理し、さらに延伸同時融着仮撚加工を施すことで水付
与部を淡染部、それ以外の部分を濃染部とする加工糸が
提案されている。しかし、この加工糸も淡染部と濃染部
の濃淡差による効果しかなく多色表現に欠けるものであ
り、淡染部と濃染部の両方が融着して集束しているため
布帛にした場合、粗硬感があるものとなる。また、高温
で融着仮撚が必要となるため、錘間のバラツキ、加工安
定性の問題が生じやすい。
性の異なる2種以上の熱可塑性合成繊維マルチフィラメ
ント糸条が断面方向に互いに混在せず左右または上下の
如く独立した層を形成しており、かつその長さ方向に未
解撚状態の融着撚糸部が1m当たり10個以上混在し、
他の部分は捲縮が付与されている融着糸が提案されてい
る。しかし、この加工糸では染色性の違いによる杢調の
効果は得られるが、それぞれのマルチフィラメント糸条
は長手方向の濃淡、コントラストの差が不十分で多色表
現に欠けるものとなる。
来技術における問題点を解決するものであり、強撚調の
風合いと適度のシャリ感、及び高度の多色効果を併せ持
つポリエステル多色部分融着仮撚加工糸を提供するもの
である。
手方向に太部からなる交絡部と細部からなる非交絡部を
有する染色濃度、若しくは染色性の異なる2種類のポリ
エステル単繊維群からなる仮撚加工糸であって、糸条長
手方向に濃色性を示す融着部と、淡色性を示す非融着部
が交互に存在し、該融着部は2種類のポリエステル単繊
維群の少なくともどちらか一方の該太部からなる交絡部
を含み、仮撚方向の撚りを有し、非融着部は捲縮及び解
撚方向の撚りを有する多色部分融着仮撚加工糸、及び、
染色濃度、若しくは染色性の異なる2種類のポリエステ
ル単繊維群からなる未延伸糸に、それぞれ個別に加圧空
気により交絡部を形成させた後、半延伸により太細斑を
付与した糸条を供給し、軟化点−50℃〜軟化点−10
℃の仮撚温度、仮撚数T(t/m)が15000/√d
〜26000/√d(d:デシテックス)で仮撚するこ
とを特徴とするポリエステル多色部分融着仮撚加工糸の
製造方法にある。
について具体的に説明する。図1は本発明の多色部分融
着仮撚加工糸の一例であり、1、2はそれぞれ染色濃度
差の異なる単繊維群であり、3は仮撚方向の撚りを有す
る融着部、4は捲縮及び解撚方向の撚りを有する非融着
部である。該融着部3は2種類のポリエステル単繊維が
どちらも濃染性の太部からなる場合と、どちらか一方が
濃染性の太部で他方が細部からなる場合がある。
互いに染色濃度差、若しくは染色性の異なるもので、例
えば未変性ポリエステルと変性ポリエステル、変性度の
大きいポリエステルと変性度の小さいポリエステルとの
組合せが挙げられる。
ンテレフタレートやブチレンテレフタレートを主たる繰
り返し単位とするポリエステルが挙げられ、好ましくは
ポリエチレンテレフタレートが用いられる。
エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とし易染
性、可染性に変性されたポリエステルで、カチオン染料
可染性、酸性染料可染性または分散染料易染性のポリエ
ステルが挙げられる。
チレンテレフタレートにナトリウムスルホイソフタル
酸、ナトリウムスルホナフタレンジカルボン酸等の金属
塩スルホネート基等の酸基含有エステル形成性化合物を
共重合した変性ポリエステル、好ましくはエチレンテレ
フタレートに5−ナトリウムスルホイソフタル酸を1.
5〜3.5モル%共重合した変性ポリエステルが挙げら
れる。
は、エチレンテレフタレートにN−アルキル置換ジエタ
ノールアミン等のアミノアルコールや第3級アミノ含有
グリコール等の塩基含有エステル形成性化合物を共重合
した変性ポリエステル、ビニルピリジンのホモポリマー
またはコポリマーを混合した変性ポリエチレンテレフタ
レートが挙げられる。
ては、エチレンテレフタレートにイソフタル酸、アジピ
ン酸、ポリオキシアルキレングリコール等のエステル形
成性化合物を共重合した変性ポリエステルが挙げられ
る。
有する組合せとしては、例えば未変性のポリエステルと
分散染料易染性の変性ポリエステルの組合せ、あるい
は、カチオン可染変性度の大きなものとカチオン可染変
性度の小さなものの組合せが挙げられる。2種類のポリ
エステル単繊維群が互いに染料に対する染色性の異なる
ものとしては、例えばカチオン染料に非可染性の未変性
のポリエステルとカチオン染料可染性の変性ポリエステ
ル、分散染料易染性の変性ポリエステルとカチオン可染
の変性ポリエステルの組合せが挙げられる。多色性の発
現効果においては、2種類のポリエステル単繊維群が互
いに染料に対する染色性の異なるものがより好ましい。
れ個別に、糸条長手方向に太部からなる交絡部と細部か
らなる非交絡部を有しており、太部が交絡部に集中し、
細部が非交絡部に集中していることが必要である。太部
が交絡部に集中し、細部が非交絡部に集中していること
から、各単繊維群は糸条長手方向に配向度が低く濃染性
の太部と、配向度が高く淡染性の細部の染色性による明
確な濃淡差を有している。各単繊維群が太細斑を有する
単繊維からなる場合であっても太部、細部が糸条長手方
向に分散して存在する場合は明確な濃淡差が得られな
い。
長手方向に濃色性を示す融着部と、淡色性を示す非融着
部が交互に存在することから適度なシャリ感と多色効果
が得られ、融着部が仮撚方向の撚りを有し、非融着部が
捲縮及び解撚方向の撚りを有していることから風合い及
び形態表現の幅の大きいものとなる。
の異なる2種類のポリエステル単繊維群の少なくともど
ちらか一方の太部からなる交絡部を含んでいることが必
要である。該ポリエステル単繊維群はそれぞれ個別に、
糸条長手方向に配向度の低い太部からなる濃染性の交絡
部と配向度の高い細部からなる淡染性の非交絡部を有し
ており、該ポリエステル単繊維群からなる糸条に部分融
着仮撚加工を行うと配向の低い太部で融着がおこるた
め、融着部は2種類のポリエステル単繊維がどちらも太
部からなる場合と、どちらか一方が太部で他方が細部か
らなる場合があり、融着部における異色性が向上し、淡
染性の非融着部とのコントラストが強調された多色効果
に優れた部分融着仮撚加工糸となる。
融着部の長さが1〜100mmであることが好ましく、
融着部の数が10個/m未満ではハリ感不足となりやす
く30個/mを超えると見た目が虫食い調になりやす
い。融着部の長さが1mm未満では、融着によるシャリ
感効果が得られにくく、100mmを超えると粗硬な風
合いとなりやすい。
を示す。本発明では、染色濃度、若しくは染色性の異な
る2種類のポリエステル単繊維群からなる未延伸糸に、
それぞれ個別に加圧空気により交絡部を形成させた後、
半延伸により太細斑を付与した糸条を供給し、仮撚を行
う。
させるためには単繊維群に交絡部を付与した後に半延伸
により太細斑を形成することが必要であり、半延伸によ
り太細斑を形成した後に交絡を付与した場合は、交絡部
に太部が集中せずに、太部と細部が糸条長手方向に分散
し明確な濃淡表現に欠けるものとなる。
異なる2種類のポリエステル単繊維群からなる未延伸糸
にそれぞれ個別に加圧空気により交絡部を形成させた
後、各糸条を引き揃えて混繊し、半延伸により太細斑を
付与した混繊糸条、または、同一の紡糸ノズルより染色
濃度、若しくは染色性の異なる2種類のポリエステル単
繊維群を紡出し、各単繊維群にそれぞれ個別に加圧空気
により交絡部を形成させ、混繊未延伸糸として巻き取っ
た後、該未延伸糸に半延伸により太細斑を付与した混繊
糸条を仮撚しても良い。
〜20%、糸長1m当たりに平均太さの115%以上の
太さ斑が2〜15個、かつ85%以下の太さ斑が2〜1
5個存在することが好ましい。太さ斑の変動係数CVが
7%未満、あるいは糸長1m当たりに平均太さの115
%を超える太さ斑が2個未満及び85%未満の太さ斑が
2個未満では、混繊糸を構成する各単繊維群の延伸部の
延伸倍率が小さく配向が小さいため、淡染性が不十分で
あり、明瞭な多色濃淡表現は得られにくくなる。
m当たりに平均太さの115%を超える太さ斑が15個
を超え、また85%未満の太さ斑が15個を超えると、
混繊糸を構成する2成分の各交絡部の数が非常に多く、
淡染性を示す細部が短ピッチで不自然な染色パターンと
なり商品性に欠けるものとなりやすい。
製造方法としては例えば、ポリエステル未延伸糸条とし
ては、紡糸速度1000〜2500m/分の条件にて得
られた未延伸糸を空気圧力0.3〜0.6MPaでエア
ー交絡処理したものが好ましい。
未延伸糸の自然延伸領域が大きく、大きな太細繊度差が
得られるものの、太部の配向が低すぎるため加熱処理後
の破断強度の低下が著しく、品質及び工程安定性が損な
われやすく、また2500m/分を超えると自然延伸領
域が小さくなり良好な太細差が得られにくくなる。
単繊維群の交絡が不十分となり各単繊維群の太部の位置
が分散し明確な濃淡表現が得られなくなり、0.6MP
aを超えると交絡形態が不良となるばかりでなく、糸切
れの要因となりやすい。
しては例えば、混繊未延伸糸条の最大延伸倍率の0.4
5〜0.65倍で、2種のポリエステルのうち低い方の
結晶化温度以下の温度とした熱ピンで半延伸処理する方
法が挙げられる。
群は、その構成単繊維の断面形状は丸断面でもよいし、
三角、多葉、扁平等の異形断面であってもよい。2種類
の単繊維群でそれぞれ断面が異なったものでもよい。
は、計測器工業(株)製のイーブネステスター(KET
−80C)を用い、糸速度8m/分、チャートスピード
50cm/分の条件下でウースターノルマル値を測定し
て得られた値であり、平均値からの偏りの大きさを示す
指標となるものである。
MESSINSTRUMENTE社製 自動ヤーン
エンタングルメントテスタ(Needle PullT
ester R−2040)を用い、下記(1)式で示
すトリップレベルテンションの条件で得られたフックド
ロップ値(HDcm)を測定し、(2)式を用いて交絡
個数とした。 トリップレベルテンション=(d×0.2)+d/F+振動幅・・(1) (式中、dは糸条のトータルデシテックス、Fは糸条を
構成するフィラメント数、振動幅はd×0.02を表
す。) 交絡個数(個/m)=100/HD・・(2) 図2は本発明の部分融着仮撚加工糸の製造装置の一例図
である。本発明では、2種類の互いに染色濃度差、若し
くは染色性の異なるポリエステル単繊維群からなる未延
伸糸に、それぞれ個別に加圧空気を吹き付け、各未延伸
糸に交絡部を形成した後、半延伸処理した混繊糸からな
る供給糸5を、マグネットテンサー6を経て、接触式の
第1ヒーター7と仮撚ユニット8によって、加撚熱固定
した後第1引取ローラー9へ送られる。供給糸5の糸供
給装置としては、上記のマグネットテンサー6のような
糸供給装置に代えて、定速ニップローラーを使用しても
可能であるが、マグネットテンサーのような消極的な糸
供給装置を用いた方が、ナチュラルな絣調のものが得ら
れ易い傾向にある。第1引取ローラー9を経た後の供給
糸5は、そのまま巻取ローラー12で巻き取るか、また
は、非接触式の第2ヒーター10で熱処理後、第2引取
ローラー11を介し巻取ローラー12で巻き取るように
しても良い。尚、第2ヒーター10での熱処理を行う
と、非融着部の嵩高が抑えられ、見掛け上の太細差は小
さくなる。
濃染性を示す太部が集中した交絡部を有し、加撚熱セッ
ト域では、熱の影響を受けやすい該交絡部が部分融着
し、加撚状態がそのまま熱固定され、その後の解撚域で
解撚作用を受けても解撚されず未解撚のまま撚抜する。
逆に配向の進んだ淡染性の細部は前者に比べ融着が起こ
りにくく、解撚域では加燃数以上に逆方向に解撚され
る。この結果、仮撚方向の撚りを持つ濃染性の融着部
と、逆方向の撚りと捲縮を持つ淡染性の非融着部から成
るSZ交互部分融着仮撚加工糸が形成される。
あり、通常の融着糸よりも低温で融着させることが可能
であり、第1ヒーター7の仮撚加工温度を供給糸5の軟
化点−50℃〜軟化点−10℃に設定することが必要で
ある。仮撚加工温度が軟化点−50℃より低い場合は部
分融着がおこりにくく、目的とするシャリ感が得られな
い。軟化点−10℃を超える場合は融着部の比率が大き
くなり、全体的に粗硬な風合いとなる。また、一般的に
広く使用されている仮撚機のヒーターは、ポリエステル
繊維の軟化点付近である240℃近辺を安定に保つこと
は性能的にも限界に近い。このため従来はわずかの温度
斑が融着の程度に大きく影響を及ぼし、非常に品質管理
の難しいものとされていたが、本発明によれば、部分融
着可能な仮撚加工温度の範囲も広く、こういった問題も
回避することができ、安定した生産が可能となる。
ー組成の相違により軟化点が異なる場合は、軟化点の低
い方を基準として温度設定を行う。尚、軟化点の測定は
DSC法(示差走査熱量測定法)でポリマーの融解によ
る吸熱の開始温度を軟化点とした。
には仮撚数を低くするほどヒーターの加熱効率が良いと
されており、通常仮撚よりも低く設定する事が必要であ
り、仮撚数T(T/M)=15000/√d〜2600
0/√d(d:デシテックス)にすることにより、融着
部と非融着部との形態差がはっきりした、凹凸感の明瞭
なポリエステル多色部分融着仮撚加工糸を得ることが出
来る。仮撚数T(T/M)が15000/√d未満では
ストレートな形態となり膨らみにも欠けたものとなり、
26000/√dを超えると非融着部の比率が大きくな
りシャリ感に欠けたものとなる。
価方法は次に示す方法で行った。得られた部分融着仮撚
加工糸を16G編機を用い天竺組織で編地を作成し、精
練−減量−染色の一連の工程処理を行った後、分散染料
とカチオン染料を用い一浴二段染色法にて染色したもの
で、多色性、風合いの評価を行った。
チレンテレフタレート(軟化点:240℃)を用い、変
性ポリエステルとして5−ナトリウムスルホフタル酸を
2.0モル%共重合したカチオン染料可染性ポリエステ
ル(軟化点:235℃)を用いて、それぞれ紡糸速度1
800m/分で紡糸した28フィラメントの単繊維群か
らなる未変性ポリエステルと20フィラメントの単繊維
群からなる変性ポリエステルの未延伸糸を、個別にエア
ー圧0.5MPaでエアー交絡処理した後に混繊し、熱
ピン温度85℃、延伸倍率1.774倍で熱ピン延伸し
太細斑を形成した167dtex/48fの混繊糸条を
図2に示す仮撚加工装置で、第1ヒーター温度200
℃、第2ヒーター温度200℃、仮撚数2000T/
M、加工速度100m/分で融着仮撚加工を行った。
は、30mm以下の加撚方向の撚りを持つ融着部と解撚
方向の撚を持つ6〜75mmの非融着の捲縮部とがラン
ダムに繰り返され、強撚調の風合いを有し、2種類の単
繊維群の染色性、融着部と非融着部の濃淡差、及び融着
部に存在する濃染性の太部の構成により、多色表現効果
に優れたものとなった。
第1ヒーター温度185℃、仮撚数を1200T/Mと
した以外は実施例1と同様の条件で融着仮撚加工を行っ
た。
は、60mm以下の加撚方向の撚りを持つ融着部と解撚
方向の撚を持つ10〜120mmの非融着の捲縮部とが
ランダムに繰り返され、強撚調の風合いを有し、多色表
現効果に優れたものとなった。
チレンテレフタレート(軟化点:240℃)を用い、変
性ポリエステルとして5−ナトリウムスルホフタル酸を
2.0モル%共重合したカチオン染料可染性ポリエステ
ル(軟化点:235℃)を用いて、未変性ポリエステル
成分が吐出される28個の紡糸孔と、変性ポリエステル
成分が吐出される20個の紡糸孔群が2分割に区画され
た紡糸口金を使用して、紡糸温度290℃で2成分を同
時に吐出した。吐出された糸条に冷却風を吹き当て冷却
した後、各成分にそれぞれ個別に油剤を付与し、2個の
引き取りローラー間で個別にエアー圧0.5MPaでエ
アー交絡処理した後、紡糸速度2000m/分で混繊未
延伸糸として巻き取った。
延伸倍率1.774倍で熱ピン延伸し太細斑を形成した
167dtex/48fの混繊糸条を図2に示す仮撚加
工装置で、第1ヒーター温度225℃、第2ヒーター温
度200℃、仮撚数1800T/M、加工速度100m
/分で融着仮撚加工を行った。
は、40mm以下の加撚方向の撚りを持つ融着部と解撚
方向の撚を持つ5〜60mmの非融着の捲縮部とがラン
ダムに繰り返され、強撚調の風合いを有し、多色表現効
果に優れたものとなった。
第一ヒーター温度190℃、仮撚数を2000T/Mと
した以外は実施例3と同様の条件で融着仮撚加工を行っ
た。
は、35mm以下の加撚方向の撚りを持つ融着部と解撚
方向の撚を持つ5〜115mmの非融着の捲縮部とがラ
ンダムに繰り返され、強撚調の風合いを有し、多色表現
効果に優れたものとなった。
ムスルホフタル酸を2.0モル%共重合したカチオン染
料可染性ポリエステル(軟化点:235℃)のみを使用
して、紡糸速度1800m/分で紡糸した28フィラメ
ントの単繊維群からなる変性ポリエステルと20フィラ
メントの単繊維群からなる変性ポリエステルの未延伸糸
を、個別にエアー圧0.5MPaでエアー交絡処理した
後に混繊し、熱ピン温度85℃、延伸倍率1.774倍
で熱ピン延伸し太細斑を形成した167dtex/48
fの混繊糸条を実施例1と同様の条件で融着仮撚加工を
行った。
は、強撚調のシャリ感は得られるが、繊維軸方向の太細
斑による濃淡差はあるものの、2種類の単繊維群に染色
濃度差がないため多色表現の効果が得られなかった。
ステルと変性ポリエステルを用いて、それぞれ紡糸速度
2000m/分で紡糸した20フィラメントの単繊維群
からなる未変性ポリエステルと28フィラメントの単繊
維群からなる変性ポリエステルの未延伸糸を、個別にエ
アー圧0.5MPaでエアー交絡処理した後に混繊し、
熱板温度120℃、延伸倍率2.613で延伸した16
7dtex/48fの混繊糸条を用いて実施例1と同様
の条件で融着仮撚加工を行った。
は、2種類のポリエステル単繊維群の染色性が異なるこ
とによる異色効果は得られるものの、それぞれの単繊維
群は太細斑のない延伸糸となっており糸条長手方向の濃
淡差が得られず、低配向の太部による部分融着も得られ
ず、多色表現効果、シャリ感に欠けるものとなった。
ステルと変性ポリエステルを用いて、それぞれ紡糸速度
1800m/分で紡糸した20フィラメントの単繊維群
からなる未変性ポリエステルと28フィラメントの単繊
維群からなる変性ポリエステルの未延伸糸を、個別にエ
アー交絡処理せずに混繊し、熱ピン温度85℃、延伸倍
率1.774倍で熱ピン延伸し太細斑を形成した167
dtex/48fの混繊糸条を実施例1と同様の条件で
融着仮撚加工を行った。
は、2種類のポリエステル単繊維群はどちらも交絡部を
有していないため、濃染性の太部が糸条長手方向に分散
して存在しコントラストが不足し、明確な多色表現に欠
けるものとなった。
た以外は、実施例3と同様の条件で部分融着仮撚加工糸
を得た。
化点−50℃よりも低いため融着が不十分となり、得ら
れる編み地はシャリ感が得られず、ふかつき感が強いも
のとなった。
た以外は、実施例3と同様の条件で部分融着仮撚加工糸
を得た。
は、仮撚温度が軟化点−10℃よりも高いため、粗硬な
ものとなった。
外は実施例3と同様の条件で部分融着仮撚加工糸を得
た。
は、仮撚数が低すぎるため融着、捲縮共に弱く、形態変
化に欠けたものとなった。
外は実施例3と同様の条件で部分融着仮撚加工糸を得
た。
め、非融着部の占める比率が大きくなり融着部は存在す
るものの、編み地にしたときに、いわゆる虫食い状の外
観を呈し商品性に欠けるものとなった。
る交絡部と細部からなる非交絡部を有する染色濃度、若
しくは染色性の異なる2種類のポリエステル単繊維群か
らなる仮撚加工糸であって、糸条長手方向に濃色性を示
す融着部と、淡色性を示す非融着部が交互に存在し、該
融着部は2種類のポリエステル単繊維群の少なくともど
ちらか一方の該太部からなる交絡部を含み、仮撚方向の
撚りを有し、非融着部は捲縮及び解撚方向の撚りを有す
る、強撚調の風合いと適度のシャリ感、及び高度の多色
効果を併せ持つポリエステル多色部分融着仮撚加工糸が
得られる。
である。
置の一例図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 糸条長手方向に太部からなる交絡部と細
部からなる非交絡部を有する染色濃度、若しくは染色性
の異なる2種類のポリエステル単繊維群からなる仮撚加
工糸であって、糸条長手方向に濃色性を示す融着部と、
淡色性を示す非融着部が交互に存在し、該融着部は2種
類のポリエステル単繊維群の少なくともどちらか一方の
該太部からなる交絡部を含み、仮撚方向の撚りを有し、
非融着部は捲縮及び解撚方向の撚りを有する多色部分融
着仮撚加工糸。 - 【請求項2】 融着部の数が10〜30個/m、且つ、
融着部の長さが1〜100mmである請求項1記載の多
色部分融着仮撚加工糸。 - 【請求項3】 染色濃度、若しくは染色性の異なる2種
類のポリエステル単繊維群からなる未延伸糸に、それぞ
れ個別に加圧空気により交絡部を形成させた後、半延伸
により太細斑を付与した糸条を供給し、軟化点−50℃
〜軟化点−10℃の仮撚温度、仮撚数T(t/m)が1
5000/√d〜26000/√d(d:デシテック
ス)で仮撚することを特徴とするポリエステル多色部分
融着仮撚加工糸の製造方法。 - 【請求項4】 染色濃度、若しくは染色性の異なる2種
類のポリエステル単繊維群からなる未延伸糸に、それぞ
れ個別に加圧空気により交絡部を形成させた後、各糸条
を引き揃えて混繊し、半延伸により太細斑を付与した混
繊糸条を仮撚する請求項3記載のポリエステル多色部分
融着仮撚加工糸の製造方法。 - 【請求項5】 同一の紡糸ノズルより染色濃度、若しく
は染色性の異なる2種類のポリエステル単繊維群を紡出
し、各単繊維群にそれぞれ個別に加圧空気により交絡部
を形成させ、混繊未延伸糸として巻き取った後、該未延
伸糸に半延伸により太細斑を付与した混繊糸条を仮撚す
る請求項4記載のポリエステル多色部分融着仮撚加工糸
の製造方法。 - 【請求項6】 太さ斑の変動係数CVが7〜20%、糸
長1m当たりに平均太さの115%以上の太さ斑が2〜
15個、かつ85%以下の太さ斑が2〜15個存在す
る、太細斑を有する混繊糸条を仮撚する請求項4または
請求項5記載の多色部分融着仮撚加工糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14831599A JP3621293B2 (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 多色部分融着仮撚加工糸及びその製造方法 |
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