JP2000336542A - 合成繊維糸条の熱処理装置 - Google Patents

合成繊維糸条の熱処理装置

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JP2000336542A
JP2000336542A JP11149347A JP14934799A JP2000336542A JP 2000336542 A JP2000336542 A JP 2000336542A JP 11149347 A JP11149347 A JP 11149347A JP 14934799 A JP14934799 A JP 14934799A JP 2000336542 A JP2000336542 A JP 2000336542A
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JP
Japan
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yarn
heat treatment
treatment apparatus
heating element
synthetic fiber
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JP11149347A
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English (en)
Inventor
Misao Kashiwagi
操 柏木
Jun Takagi
順 高木
Hisao Inuyama
久夫 犬山
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸条走行路の幅寸法または直径寸法を小さく
することができると共に加熱部のヒータ容量を小さくす
ることができる合成繊維糸条の熱処理装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 上流側加熱体11がシーズヒータ18を
有するセンターブロック17と、該センターブロック1
7の両側に断面形状が略U字状の糸条走行路11aを形
成するようにボルト20によって取り付けられた共通の
サイドブロック19とにより形成され、下流側加熱体1
2がシーズヒータ22を有するセンターブロック21
と、該センターブロック21の両側に断面形状が略U字
状の糸条走行路21aを形成するようにボルト23によ
って取り付けられた共通のサイドブロック19とにより
形成された構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステル、ポリ
アミド等の延伸糸、半延伸糸あるいは未延伸糸等の合成
繊維糸条を仮撚加工あるいは延伸仮撚加工する仮撚加工
機等の繊維機械に設置される合成繊維糸条の熱処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポリエステル、ポリアミド等の
延伸糸、半延伸糸あるいは未延伸糸等の合成繊維糸条を
仮撚加工あるいは延伸仮撚加工する場合は、図6に示さ
れるような供給された未延伸糸等糸条を延伸可能な張力
に保持する第1フイドローラ1と第2フイドローラ2
と、該第1フイドローラ1と第2フイドローラ2の間に
設置され、糸条を所定温度に加熱する第1熱処理装置3
と、該第1熱処理装置3の下流側に設置され、仮撚加工
された糸条を冷却するクーリングプレート等の冷却装置
4と、該冷却装置4と第2フイドローラ2の間に設置さ
れ、糸条に仮撚を付与する摩擦円板式あるいはベルト式
等の仮撚装置5と、第2フイドローラ2の下流側に設置
された第3フイドローラ6および巻取装置7と、第2フ
イドローラ2と第3フイドローラ6との間に設置された
捲縮加工用の第2熱処理装置8とを備えた構成になって
いる。
【0003】上述の第1熱処理装置3は例えば特許第2
856260号公報に記載されているようにシーズヒー
タを有する上流側加熱体3aと、シーズヒータを有する
下流側加熱体3bと断熱材が充填されたケーシング3c
に取り付けられた構成になっており、各シーズヒータが
それぞれ所定の設定温度に制御されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような上流側加
熱体3aと下流側加熱体3bとがケーシングに一体的に
取り付けられた構成では、糸条の溶融点以上に加熱され
る上流側加熱体3aと糸条の溶融点以下に加熱される下
流側加熱体3bとでは温度差が大きく長手方向における
伸縮量が異なること、ケーシング3cが剛性を有してい
ないこと等から上流側加熱体3aと下流側加熱体3bと
の境部でくの字形に変形して糸条走行路にずれを生じ、
糸条が糸条走行路の壁面または底面に接触して必要とす
る熱処理ができなくなる。そのため糸条走行路がずれて
も糸条が接触しないように糸条走行路の幅を広くしなけ
ればならないと言う問題がある。
【0005】また、上流側加熱体3aと下流側加熱体3
bとが完全に分離された状態になっているため、第1熱
処理装置3における温度分布が図7において破線で示さ
れるように急激に変化した状態になり、糸条の温度プロ
フイルとの差が大きくなり、加熱効率が悪いと言う問題
がある。
【0006】本発明は糸条走行路の幅寸法または直径寸
法を小さくすることができると共に加熱体のヒータ容量
を小さくすることができる合成繊維糸条の熱処理装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の合成繊維糸条の
熱処理装置は請求項1に記載のように各加熱体が共通の
蓄熱部材に取り付けられていることを特徴とするもので
ある。
【0008】また、請求項2に記載のような加熱体がシ
ーズヒータを有するセンタブロックによって形成されて
いると共に、共通の蓄熱部材が前記センタブロックとに
よって糸条走行路を形成するサイドブロックである構
成、請求項3に記載のような糸品種、糸条走行速度、上
流側加熱体の設定温度に基づいて下流側加熱体の温度が
設定されて温度制御が従属的に行われる構成にすること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の合成繊維糸条の熱
処理装置の構成の1実施例を示す概略側面図、図2は図
1におけるI−I矢視図、図3は図1におけるII−I
I矢視図であって、熱処理装置3は糸入側に上流側加熱
体11が、糸出側に下流側加熱体12がそれぞれ設置さ
れ、その周囲を断熱材14が充填されたケース13と蓋
部材15、16によって覆われた構成になっている。
【0010】上流側加熱体11はシーズヒータ18を有
するセンターブロック17と、該センターブロック17
の両側に断面形状が略U字状の糸条走行路17aを形成
するようにボルト20によって取り付けられた共通のサ
イドブロック19と、糸条走行路11aの所定位置に設
けられたガイド24とにより構成されている。
【0011】下流側加熱体12はシーズヒータ22を有
するセンターブロック21と、該センターブロック21
の両側に断面形状が略U字状の糸条走行路21aを形成
するようにボルト23によって取り付けられた共通のサ
イドブロック19と、糸条走行路21aの所定位置に設
けられたガイド24とにり構成されている。
【0012】センターブロック17、21はシーズヒー
タ18、22の中心垂直線位置において分割し、シーズ
ヒータ18、22を両側から挟持する構成にできること
は言うまでもない。
【0013】上述のセンターブロック17、21および
共通のサイドブロック19は熱伝導の良い銅、銅合金、
アルミ合金等によって製作する。
【0014】上流側加熱体11のシーズヒータ18と下
流側加熱体12のシーズヒータ22は制御装置(図示せ
ず)によって上流側加熱体11の設定温度に基づいて下
流側加熱体12の温度が従属的に設定されて制御される
ようになっている。該シーズヒータ18、22等の電熱
式に代えて熱媒蒸気式のヒータを使用することができ
る。
【0015】上述の上流側加熱体11および下流側加熱
体12の糸条走行路17a、21aの断面形状はU字状
のスリット型であるが円形のチューブ型にすることは可
能である。
【0016】本発明の熱処理装置3が設置された仮撚加
工機によって半延伸糸のポリエステルフイラメント(2
70デニール、48フイラメント)を加工速度(100
0m/min)を一定の状態してCR値(JIS L−
1090の測定法による伸縮復元率)が43%(一定)
になるようした場合の上流側加熱体11と下流側加熱体
12の糸条走行路17a、21aの溝幅と温度の関係は
表1に示す通りであった。
【0017】
【表1】
【0018】共通の蓄熱部材であるサイドブロック19
によって上流側加熱体11の熱が下流側加熱体12に伝
達されるため、下流側加熱体12における入口側部が昇
温されて上流側加熱体11と下流側加熱体12の温度分
布は図7の実線で示されるような状態になり、糸条の加
熱プロフイルと略同一の温度状態になり、加熱効率が改
善されることによって各加熱体の温度が低くても十分な
熱処理ができることがわかる。
【0019】また、上流側加熱体11、下流側加熱体1
2がサイドブロック19によって糸条走行路の位置ずれ
が殆ど生じないため、糸条走行路の幅寸法を狭くするこ
とが可能になることからセンタブロックとサイドブロッ
クの輻射熱がより有効に利用でき、上流側加熱体11と
下流側加熱体12の温度を低くしても高いCR値の加工
糸が得られることがわかる。
【0020】この様に同一のCR値でも第1熱処理装置
3の温度を低くできることから糸条の一部に与える熱処
理ダメージがマイルドになり、毛羽の減少、捲縮状態の
均一性等の品質の良い加工糸が得られることになる。
【0021】次に、上流側加熱体11の温度を520
度、下流側加熱体12の温度を470度(各温度が一
定)の状態で仮撚加工された加工糸のCR値が43%に
成る場合の糸条走行路11a、21aの溝幅と加工速度
の関係は表2に示す通りであった。
【0022】
【表2】
【0023】表1の場合と同様に走行糸条に対する加熱
効果が高いため、加熱体の温度を高くすることなく高速
度化できることがわかる。
【0024】各加熱体の糸条走行路の溝幅は狭いほど加
熱効果は顕著であるが3mm以下になると加工条件、加
工糸条の種類等によっては糸条が溝側壁面に接触し、熱
処理斑に原因になることがある。
【0025】そのため、糸条走行路の幅寸法あるいは内
径寸法は糸条が揺れても接触しない3以上、8mm以下
の範囲に設定するのが好ましい。
【0026】本発明の熱処理装置は図4、図5に示され
るような上流側加熱体11と下流側加熱体12における
サイドブロック19を共通にせず、それぞれのセンタブ
ロック17、21に対応してサイドブロック25、26
を取り付けると共に、該サイドブロック25とサイドブ
ロック26とを所定の強度(剛性)と熱伝導性を有する
部材(銅、銅合金、ステンレス鋼等)で形成された側板
27をボルト28によって取り付けて一体的に連結せし
めた構成にできることは言うまでもない。
【0027】本発明の熱処理装置は第2熱処理装置8に
適用できることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明の合成繊維糸条の熱処理装置は請
求項1に記載のように各加熱体が共通の蓄熱部材に取り
付けられた構成にしているため、熱処理装置内における
糸条走行路にずれを生じろことがなく糸条走行路の幅寸
法または直径寸法を小さくすることができ、加熱効率を
良くすることができると共に、糸入側の加熱体の熱が共
通の蓄熱部材によって糸出側の加熱体に伝達されるた
め、該糸出側の加熱体の入口側が昇温され、糸入側の加
熱体と糸出側の加熱体の温度分布が糸条の加熱プロフイ
ルと略同一の温度状態になるため、加熱効率が改善され
ることによって各加熱体の温度が低くても十分な熱処理
ができ、加熱体のヒータ容量を小さくすることができ
る。
【0029】また、請求項2に記載のような加熱体がシ
ーズヒータを有するセンタブロックであると共に、共通
の蓄熱部材が前記センタブロックとによって糸条走行路
を形成するサイドブロックである構成にすると、請求項
1による効果を確実に奏することができ、請求項3に記
載のような糸品種、糸条走行速度、上流側加熱体の設定
温度に基づいて下流側加熱体の温度が設定されて温度制
御が従属的に行われる構成にすると、温度制御系の構成
を簡単にすることができると共に下流側加熱体の設定温
度の入力ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成繊維糸条の熱処理装置の構成の1
実施例を示す概略側面−図である。
【図2】図1におけるI−I矢視図である。
【図3】図1におけるII−II矢視図である。
【図4】本発明の合成繊維糸条の熱処理装置の構成の第
2の実施例を示す概略図である。
【図5】図4におけるIII−III矢視図である。
【図6】仮撚加工機の構成の1実施例を示す概略図であ
る。
【図7】本発明の熱処理装置と従来の熱処理装置の温度
分布状態を示す概略図である。
【符号の説明】
3 第1熱処理装置 8 第2熱処理装置 11 上流側加熱体 12 下流側加熱体 13 ケース 14 断熱材 15、16 蓋部材 17、21 センターブロック 18、22 シーズヒータ 19、25、26 サイドブロック 20、23、28 ボルト 27 側板 17a、21a 糸条走行路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体が長手方向に少なくとも2分割さ
    れた熱処理装置において、前記各加熱体が共通の蓄熱部
    材に取り付けられていることを特徴とする合成繊維糸条
    の熱処理装置。
  2. 【請求項2】 加熱体がシーズヒータを有するセンタブ
    ロックによって形成されていると共に、共通の蓄熱部材
    が前記センタブロックとによって糸条走行路を形成する
    サイドブロックであることを特徴とする請求項1に記載
    の合成繊維糸条の熱処理装置。
  3. 【請求項3】 糸品種、糸条走行速度、上流側加熱体の
    設定温度に基づいて下流側加熱体の温度が設定されて温
    度制御が従属的に行われるようにしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の合成繊維糸条の熱処理
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103572449A (zh) * 2012-07-18 2014-02-12 绍兴文理学院 一种加弹机的加热装置
CN109591330A (zh) * 2019-01-18 2019-04-09 无锡盛烨特邦新材料科技有限公司 一种免胶纤维棒料生产线的免胶纤维棒料热定型机

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