JP2000336692A - 建設機械およびそれに用いる軸受装置 - Google Patents
建設機械およびそれに用いる軸受装置Info
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Abstract
フロントの先端とボスとの間の溶接線を長くし、フロン
トとボスとの溶接強度を高める。 【解決手段】 軸受装置21は、アームボス22のボス
部22Aに形成されたピン穴23の穴中心O1 −O1
を、アームボス22の軸中心O2 −O2 よりもバケット
11側に寸法Lだけ偏心して配置している。従って、ボ
ス部22Aのバケット11側の薄肉筒部22A1 によっ
て、バケット11とボス部22Aとの間に大きな離間寸
法S1 を確保し、アームボス22とバケット11との干
渉等を防止できる。しかも、アーム9側の厚肉筒部22
A2 によって、アームボス22を大径な外径寸法D1 と
することができる。これにより、アームボス22とアー
ム9との間の溶接線28を長くすることができ、アーム
9と溶接するときの溶接強度を高めることができる。
Description
有する油圧ショベル等に用いて好適な建設機械およびそ
れに用いる軸受装置に関する。
ョベルは、下部走行体と上部旋回体からなる走行体と、
該走行体の上部旋回体に俯仰動可能に設けられたフロン
トと、該フロントの先端に軸受装置を介して設けられた
バケット等の作業具とを有している。また、軸受装置
は、前記フロントの先端側に取付けられた円筒状のボス
と、該ボスのピン穴に挿通され前記作業具を回動可能に
連結する連結ピンとによって構成されている(例えば、
特開平9−151482号公報、特開平10−3063
5号公報等)。
端に嵌合した状態で溶接によって固着されている。ま
た、バケットにはピン穴を有する一対の取付ブラケット
が設けられている。そして、軸受装置は、ボスのピン穴
と取付ブラケットのピン穴とに亘って連結ピンを挿通す
ることにより、フロントに対してバケットを回動可能に
支持している。
を円滑にするためのグリースが給脂される。ここで、前
述した特開平9−151482号公報による軸受装置
は、ボスのピン穴に挿通される連結ピンの軸方向にグリ
ースを給脂するための給脂通路を穿設する構成としてい
る。また、特開平10−30635号公報による軸受装
置は、グリースを給脂するための給脂通路をボスの径方
向に穿設する構成としている。
来技術による建設機械の軸受装置は、フロントの先端に
ボスを溶接により固着する構成としている。しかし、ボ
スは円筒状に形成されているから、該ボスとフロントと
の間の溶接部の長さは、ボスの半分(ほぼ180度の範
囲)までが限界で、この範囲が溶接による固着部分(以
下、溶接線という)となる。
なうときにバケット、軸受装置等に大きな衝撃力が作用
するから、フロントとボスとの間の溶接線を長くし、該
フロントとボスの溶接を強固にする必要がある。
長くするためには、ボスの外径寸法を大きくして円周を
長くしなくてはならないが、この場合には、大径化され
たボスの外周側がバケットに接近し、両者が干渉する虞
れがある。また、バケットとボスとの間に石等を噛み込
み易くなるという問題がある。
る軸受装置は、連結ピンの軸方向に給脂通路を穿設して
いるから、給脂通路によって連結ピンの強度が低下す
る。このため、連結ピンの強度を維持するために該連結
ピンの外径寸法を大きくする必要があり、軸受装置が必
要以上に大型化してしまうという問題がある。
る軸受装置は、給脂通路をボスの径方向に穿設している
から、給脂通路の外側開口に取付けられるグリースニッ
プルが作業時に損傷しないように、該グリースニップル
をボスに埋設する等の加工が必要になるという問題があ
る。
されたもので、本発明の目的は、グリースを給脂するた
めの構成を簡略化すると共に、連結ピンの外形寸法が大
きくなるのを抑えることができるようにした建設機械お
よびそれに用いる軸受装置を提供することにある。
に接近するのを防止した状態で、フロントの先端とボス
との間の溶接線を長くすることができ、フロントとボス
との溶接強度を高めることができるようにした建設機械
およびそれに用いる軸受装置を提供することにある。
は、走行体と、該走行体に俯仰動可能に設けられたフロ
ントと、該フロントの先端に軸受装置を介して設けられ
た作業具とを有し、前記軸受装置は、前記フロントの先
端側に取付けられた円筒状のボスと、該ボスのピン穴に
挿通され前記作業具を回動可能に連結する連結ピンとに
よって構成されている。
請求項1による発明が採用する構成の特徴は、ピン穴の
穴中心を、ボスの軸中心に対し作業具側に偏心させたこ
とにある。
ン穴を作業具側に偏心させているから、作業具とピン穴
との間隔を大きくすることなくボスの外径寸法をだけを
大きくすることができる。これにより、ボスの円周が長
くなるから、該ボスとフロントとの接触部分を増やして
溶接長さを大きくすることができ、溶接強度を高めるこ
とができる。
の穴中心よりも作業具側に位置する半円弧部位を薄肉筒
部とし、ピン穴の穴中心よりもフロント側に位置する半
円弧部位を厚肉筒部として形成している。
肉筒部は、作業具とピン穴との間隔を大きくすることな
く作業具とボスの外周面との間の離間寸法を大きくする
ことができる。また、厚肉筒部は、ボスの外径寸法を大
きくし、厚肉筒部とフロントとの間の溶接線を長くする
ことができる。
部の位置に開口する給脂通路を設けたことにある。これ
により、給脂通路は、ボス部に形成された厚肉筒部を利
用して設けることができる。
の位置をフロントに溶接する構成としたことにある。こ
れにより、ボスに設けられた厚肉筒部は、フロントとの
間の接触部分を増やし、ボスとフロントとの間の溶接長
さを大きくすることができ、また溶接によるピン穴の変
形を防止することができる。
行体に俯仰動可能に取付けられたブームと、該ブームの
先端側に俯仰動可能に取付けられたアームとによって構
成し、作業具は前記アームの先端に回動可能に取付けら
れたバケットとしている。
フロント先端に取付けられる円筒状のボスと、該ボスの
ピン穴に挿通され前記フロントに対し作業具を回動可能
に連結する連結ピンとによって構成してなる建設機械の
軸受装置において、前記ピン穴の穴中心を、前記ボスの
軸中心に対し前記作業具側に偏心した位置に穿設し、前
記ボスは、前記ピン穴の穴中心よりも前記作業具側に位
置する半円弧部位を薄肉筒部とし、前記ピン穴の穴中心
よりも前記フロント側に位置する半円弧部位を厚肉筒部
として形成したことにある。
は、そのピン穴を作業具側に偏心させているから、作業
具側の薄肉筒部によって、作業具とピン穴との間隔を大
きくすることなくボスの外径寸法をだけを大きくするこ
とができる。また、ボス部は、フロント側の厚肉筒部に
よってボスの円周を長くすることができ、該ボスとフロ
ントとの接触部分を増やして溶接長さを大きくすること
ができる。
には厚肉筒部の位置に開口する給脂通路を設けることが
できる。
建設機械として油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図
6に従って詳細に説明する。
2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回
体で、下部走行体1と上部旋回体2によって走行体を構
成している。また、上部旋回体2の旋回フレーム3上に
は、建屋4、キャブ5等が設けられている。
取付けられたフロントで、該フロント6は、後述するブ
ーム7、アーム9等によって大略構成されている。
されたブームで、該ブーム7と旋回フレーム3との間に
は、該ブーム7を俯仰動するブームシリンダ8が設けら
れている。
ームで、該アーム9は、フロント6を伸ばした状態で上
側に位置する上面板9A、下側に位置する下面板9B
と、左,右の側面板9C,9Cとによってほぼ角筒状に
形成されている。また、アーム9の先端部には、各側面
板9Cを同様に切欠くことにより切欠部9D,9Dが形
成され、該各切欠部9Dは、図4に示すように、後述す
るアームボス22のボス部22Aの外周面に沿った半円
状に形成されている。さらに、アーム9の基端側とブー
ム7との間には、該アーム9をブーム7に対して俯仰動
するアームシリンダ10が設けられている。
置21を介してピン結合された作業具であるバックホウ
式のバケットで、該バケット11は、図2に示すよう
に、ほぼU字状に湾曲した底板12と、該底板12の
左,右両側を閉塞する側板13,13(片方のみ図示)
と、前記底板12の先端側に取付けられた複数の爪1
4,14,…(1個のみ図示)と、前記底板12の基端
側に位置して左,右方向に離間して設けられた左,右の
取付ブラケット15,15とによって大略構成されてい
る。
ム9が取付けられるピン穴15Aと、後述する第1のリ
ンク17が取付けられるピン穴15Aとが長さ方向に離
間して設けられ、各ピン穴15A,15Bに対応する内
側面には、それぞれ円環状の補強部材15C,15C,
…(2個のみ図示)が溶接されている。また、底板12
の基端側には、左,右の側板13,13と取付ブラケッ
ト15,15との間に位置して補強板16が取付けら
れ、該補強板16は、取付ブラケット15の各ピン穴1
5A,15B間に突出するほぼく字状に屈曲して形成さ
れ、これらの底板12、側板13、取付ブラケット15
にそれぞれ溶接されている。
ン穴15Bにピン結合された第1のリンク、18,18
は一端側が第1のリンク17の他端側にピン結合され、
他端側がアーム9の先端側にピン結合された第2のリン
ク(1本のみ図示)を示している。
との間に設けられたバケットシリンダで、該バケットシ
リンダ17は、リンク17,18を介してバケット11
を回動するものである。
施の形態による軸受装置で、該軸受装置21は、バケッ
ト11を回動可能に支持するものである。そして、軸受
装置21は、後述するアームボス22、連結ピン25等
によって大略構成されている。
状のアームボスで、該アームボス22は、図3に示す如
く、軸方向に間隔をもって配置された厚肉な円筒状の
左,右のボス部22A,22Aと、該各ボス部22Aを
連結する薄肉な円筒状の連結筒22Bとによって一体的
に形成されている。また、アームボス22には、ボス部
22Aの外側端面で後述する厚肉筒部22A2 の端面に
位置してグリースニップル27を収容するニップル収容
凹部22Cが形成されている。
成されたピン穴で、該ピン穴23は、その穴中心O1 −
O1 がアームボス22の軸中心O2 −O2 からバケット
11側に寸法Lだけ偏心した位置に配置されている。こ
のときにボス部22Aは、ピン穴23の穴中心O1 −O
1 よりもバケット11側に位置する半円弧部位が薄肉筒
部22A1 となり、ピン穴23の穴中心O1 −O1 より
もアーム9側に位置する半円弧部位が厚肉筒部22A2
となっている。そして、薄肉筒部22A1 は、ピン穴2
3からボス部22Aの外周面までの肉厚寸法がE1 とな
り、厚肉筒部22A2 は、ピン穴23からボス部22A
の外周面までの肉厚寸法が肉厚寸法E1よりも大きなE2
となっている。
ピン穴23の穴中心O1 −O1 との間隔を大きくするこ
となく、アームボス22(ボス部22A)を大径な外径
寸法D1 とすることができる。このときには、薄肉筒部
22A1 の肉厚寸法E1 は、後述の図5に示す第1の比
較例による小径な外径寸法d1 を有するボス部32Aの
肉厚寸法e1 とほぼ等しくすることができる。
ュ24が圧入され、該ブッシュ24には、後述する給脂
通路26から供給されるグリースを当該ブッシュ24と
連結ピン25との間に導く導油穴24A,24Aが径方
向に穿設されている。
で、該連結ピン25は、図3に示す如く、バケット11
に設けられた各取付ブラケット15のピン穴15Aとア
ームボス22のピン穴23とに亘り穴中心O1 −O1 に
沿って挿通されている。また、連結ピン25は、ピン穴
23内に設けられたブッシュ24に対して摺動可能とな
っている。これにより、連結ピン25は、アームボス2
2と取付ブラケット15とを回動可能に連結している。
ス部22Aに設けられた給脂通路で、該各給脂通路26
は、ボス部22Aの厚肉筒部22A1 に設けられたニッ
プル収容凹部22Cからブッシュ24の導油穴24Aに
対応する位置まで斜めに延びている。また、給脂通路2
6のニップル収容凹部22C内の開口には、給油口をな
すグリースニップル27が螺着されている。そして、給
脂通路26は、グリースニップル27を介して注入され
るグリースをブッシュ24と連結ピン25との間に直接
的に供給するものである。
取付構造について説明する。まず、ボス部22Aは、バ
ケット11側を薄肉筒部22A1 とし、その肉厚寸法E
1 を小径な外径寸法d1 を有するボス部32Aの肉厚寸
法e1 とほぼ等しくしているから、アーム9側が肉厚寸
法E1 よりも大きな肉厚寸法E2 を有する厚肉筒部22
A2 となっている。従って、ボス部22Aは、厚肉筒部
22A2 によって大きな外形寸法D1 を有している。そ
して、アームボス22は、ボス部22Aの厚肉筒部22
A2 の外周面をアーム9の先端に形成された切欠部9D
に嵌合し、この状態で厚肉筒部22A2 の外周面と切欠
部9Dとの間を溶接する。
9の切欠部9Dとを溶接するときには、ボス部22Aの
半分となる厚肉筒部22A2 の外周であるほぼ180度
の範囲が溶接による溶接線28となり、該厚肉筒部22
A2 をアーム9の切欠部9Dに長い溶接線28によって
固着でき、十分な溶接強度を得ることができる。
如き構成を有するもので、次に、その作動について説明
する。
ト11をアーム9の先端側で回動させると、連結ピン2
5が取付ブラケット15と一体となって回動し、このと
きに連結ピン25はアームボス22に設けられたブッシ
ュ24と摺動する。
ボス部22Aに形成されたピン穴23を、寸法Lだけバ
ケット11側に偏心して配置し、ボス部22Aのバケッ
ト11側を薄肉筒部22A1 としている。これにより、
バケット11の補強板16とピン穴23の穴中心O1 −
O1 との間隔を大きくすることなく、ボス部22Aの外
周面と補強板16との間に十分な離間寸法S1 を形成し
た状態で、アームボス22(ボス部22A)を大径な外
径寸法D1 とすることができる。
比較例では、軸受装置31のアームボス32は、実施の
形態によるアームボス22の外形寸法D1 よりも小さな
外径寸法d1 をもって形成されている(d1 <D1 )。
そして、ボス部32Aの肉厚寸法e1 は、バケット11
の補強板16との離間寸法が、実施の形態による離間寸
法S1 とほぼ同じ離間寸法s1 となるように設定されて
いる(s1 ≒S1 )。しかし、第1の比較例によるアー
ムボス32は、そのボス部32Aが、本実施の形態によ
るアームボス22の外形寸法D1 より小さな外径寸法d
1 となっているから、該ボス部32Aの円周が短く、ア
ーム9′との溶接線34の長さ寸法も短くなるため、溶
接強度が弱くなる。
較例では、軸受装置41のアームボス42は、本実施の
形態によるアームボス22の外形寸法D1 とほぼ同じ外
径寸法d2 をもって形成し(d2 ≒D1 )、該アームボ
ス42と同軸にピン穴43を形成している。これによ
り、ボス部42Aとアーム9との間に形成される溶接線
44の長さ寸法を長くし、実施の形態と同様の溶接強度
を得ている。しかし、ボス部42Aの肉厚寸法e2 は、
実施の形態による薄肉筒部22A1 の肉厚寸法E1 に比
較して大きくなるから(e2 >E1 )、ボス部42Aと
バケット11の補強板16との離間寸法が、本実施の形
態による離間寸法S1 よりも小さな離間寸法s2 となり
(s2 <S1 )、この離間寸法s2 では、アームボス4
2とバケット11とが接近して両者が干渉したり、石等
を噛み込んだりする可能性が大きくなる。
施の形態では、アームボス22のピン穴23をバケット
11側に寸法Lだけ偏心させているから、ボス部22A
は、バケット11側を薄肉筒部22A1 とし、アーム9
側を厚肉筒部22A2 として形成されている。これによ
り、薄肉筒部22A1 の肉厚寸法E1 は、第1の比較例
による小径な外径寸法d1 を有するボス部32Aの肉厚
寸法e1 とほぼ等しくすることができる。また、厚肉筒
部22A2 の肉厚寸法E2 は、ボス部22Aを大きな外
形寸法D1 にすることができる。
22の外周面をバケット11から大きな離間寸法S1 を
もって配置することができる。しかも、厚肉筒部22A
2 は、アームボス22を大径に形成することにより、ア
ームボス22とアーム9との間に形成される溶接線28
を長くすることができ、溶接強度を高めることができ
る。
26にグリースを注入することにより、該給脂通路2
6、導油穴24Aを介してブッシュ24と連結ピン25
との間にグリースを供給することができる。
ボス22のピン穴23は、バケット11側に寸法Lだけ
偏心した位置に配置しているから、アームボス22とバ
ケット11との間の離間寸法S1 を確保し、バケット1
1に対するアームボス22の干渉等を防止することがで
きる。しかも、アームボス22を大径化することができ
るから、アームボス22とアーム9との間の溶接線28
を長くして溶接強度を高めることができ、フロント6の
損傷を防止して寿命を延ばし、軸受装置21に対する信
頼性を向上することができる。
することができるから、連結ピン25の強度を維持した
状態で該連結ピン25を小径に設定でき、軸受装置21
全体をコンパクトにまとめることができる。さらに、ブ
ッシュ24と連結ピン25との摺動部位に直接グリース
を供給することができ、摺動部位の潤滑を良好に行なう
ことができる。
22A2 を利用してグリースを供給するための給脂通路
26、グリースニップル27を設けているから、給脂通
路26を容易に形成することができ、作業性を高めるこ
とができる。
側をアーム9に溶接しているから、溶接による熱影響で
ピン穴23等が変形するのを防止でき、寸法精度、組立
作業性等を向上することができる。
ームボス22は、左,右方向の両側にボス部22Aを設
けるものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ば図7の変形例に示す軸受装置51のように、アームボ
ス52を1個の円筒部材によって形成し、アームボス5
2の内周側に形成されたピン穴53には、長尺なブッシ
ュ54を圧入する構成としてもよい。
作業具としてバックホウ式のバケット11を回動可能に
支持した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、例えばローダ式のバケット、クラム
シェル、グラップル、油圧ブレーカ等の他の作業具を回
動可能に支持する場合に適用してもよい。
軌式の油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明は
これに限らず、例えば、ホイール式の油圧ショベル等の
他の建設機械に適用することができる。
れば、建設機械のフロントに対し作業具を回動可能に支
持するための軸受装置を、ピン穴の穴中心をボスの軸中
心に対し作業具側に偏心させる構成としてるので、ボス
のピン穴を作業具側に偏心した位置でボスの外周面に近
づけて形成することができる。これにより、作業具とピ
ン穴との間隔を大きくすることなくボスの外径寸法をだ
けを大きくすることができる。この結果、ボスの円周を
長くして該ボスとフロントとの接触部分を増やし、溶接
長さを大きくすることができるから、建設機械の溶接強
度を高めて、フロント、軸受装置間の損傷を防止して寿
命を延ばすことができ、軸受装置に対する信頼性を向上
することができる。
の穴中心よりも作業具側に位置する半円弧部位を薄肉筒
部とし、ピン穴の穴中心よりもフロント側に位置する半
円弧部位を厚肉筒部として形成しているので、ボスの薄
肉筒部によって作業具とピン穴との間隔を大きくするこ
となく作業具とボスの外周面との間の離間寸法を大きく
することができ、ボスと作業具とが干渉するのを防止す
ることができる。また、厚肉筒部によってボスの外径寸
法を大きくし、厚肉筒部とフロントとの間の溶接線を長
くすることができ、建設機械の溶接強度を高めることが
できる。
部の位置に開口する給脂通路を設けているので、ボス部
に形成された厚肉筒部を利用して給脂通路を設けること
ができ、給脂通路を容易に形成でき、作業性を向上する
ことができる。
の位置をフロントに溶接する構成としているので、厚肉
筒部とフロントとの間の接触部分を増やし、ボスとフロ
ントとの間の溶接長さを長くすることができ、溶接強度
を高めることができる。また、溶接によるピン穴の変形
を防止することができ、寸法精度、組立作業性等を向上
することができる。
ン穴の穴中心をボスの軸中心に対し作業具側に偏心した
位置に穿設し、ボスは、ピン穴の穴中心よりも作業具側
に位置する半円弧部位を薄肉筒部とし、ピン穴の穴中心
よりもフロント側に位置する半円弧部位を厚肉筒部とし
て形成しているので、ボス部は、作業具側の薄肉筒部に
よって、作業具とピン穴との間隔を大きくすることな
く、作業具との間に十分な離間寸法を確保でき、ボスの
外径寸法をだけを大きくすることができる。また、ボス
部は、フロント側の厚肉筒部によってボスの円周を長く
することができるので、該ボスとフロントとの接触部分
を増やして溶接長さを大きくすることができ、軸受装置
の溶接強度を高めることができる。
には厚肉筒部の位置に開口する給脂通路を設けることが
できる。
る油圧ショベルを示す正面図である。
示す要部拡大図である。
の縦断面図である。
断面図である。
から示す横断面図である。
から示す横断面図である。
す縦断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 走行体と、該走行体に俯仰動可能に設け
られたフロントと、該フロントの先端に軸受装置を介し
て設けられた作業具とを有し、前記軸受装置は、前記フ
ロントの先端側に取付けられた円筒状のボスと、該ボス
のピン穴に挿通され前記作業具を回動可能に連結する連
結ピンとによって構成してなる建設機械において、前記
ピン穴の穴中心を、前記ボスの軸中心に対し前記作業具
側に偏心させたことを特徴とする建設機械。 - 【請求項2】 前記ボスは、前記ピン穴の穴中心よりも
前記作業具側に位置する半円弧部位を薄肉筒部とし、前
記ピン穴の穴中心よりも前記フロント側に位置する半円
弧部位を厚肉筒部として形成してなる請求項1に記載の
建設機械。 - 【請求項3】 前記ボスには前記厚肉筒部の位置に開口
する給脂通路を設けてなる請求項2に記載の建設機械。 - 【請求項4】 前記ボスは前記厚肉筒部の位置を前記フ
ロントに溶接する構成としてなる請求項2に記載の建設
機械。 - 【請求項5】 前記フロントは、前記走行体に俯仰動可
能に取付けられたブームと、該ブームの先端側に俯仰動
可能に取付けられたアームとによって構成し、前記作業
具は前記アームの先端に回動可能に取付けられたバケッ
トである請求項1,2,3または4に記載の建設機械。 - 【請求項6】 建設機械のフロント先端に取付けられる
円筒状のボスと、該ボスのピン穴に挿通され前記フロン
トに対し作業具を回動可能に連結する連結ピンとによっ
て構成してなる建設機械に用いる軸受装置において、前
記ピン穴の穴中心を、前記ボスの軸中心に対し前記作業
具側に偏心した位置に穿設し、前記ボスは、前記ピン穴
の穴中心よりも前記作業具側に位置する半円弧部位を薄
肉筒部とし、前記ピン穴の穴中心よりも前記フロント側
に位置する半円弧部位を厚肉筒部として形成したことを
特徴とする建設機械に用いる軸受装置。 - 【請求項7】 前記ボスには前記厚肉筒部の位置に開口
する給脂通路を設けてなる請求項6に記載の建設機械に
用いる軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14548699A JP2000336692A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 建設機械およびそれに用いる軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14548699A JP2000336692A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 建設機械およびそれに用いる軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000336692A true JP2000336692A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15386384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14548699A Pending JP2000336692A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 建設機械およびそれに用いる軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000336692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006316536A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業機械のブームフート構造 |
| WO2019130819A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 株式会社クボタ | 作業機のアーム、軸受部材、及び作業機のアームの製造方法 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14548699A patent/JP2000336692A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006316536A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | 作業機械のブームフート構造 |
| WO2019130819A1 (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-04 | 株式会社クボタ | 作業機のアーム、軸受部材、及び作業機のアームの製造方法 |
| JP2019116748A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社クボタ | 作業機のアーム、軸受部材、及び作業機のアームの製造方法 |
| US11066806B2 (en) | 2017-12-27 | 2021-07-20 | Kubota Corporation | Arm for working machine, bearing member, and manufacturing method of the arm for the working machine |
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