JPH0510049Y2 - - Google Patents
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- JPH0510049Y2 JPH0510049Y2 JP1661986U JP1661986U JPH0510049Y2 JP H0510049 Y2 JPH0510049 Y2 JP H0510049Y2 JP 1661986 U JP1661986 U JP 1661986U JP 1661986 U JP1661986 U JP 1661986U JP H0510049 Y2 JPH0510049 Y2 JP H0510049Y2
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- thick
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えば油圧シヨベル等の建設機械に
用いられる下部走行体に関し、特に、丸胴の強度
アツプを図るようにした建設機械の下部走行体に
関する。
用いられる下部走行体に関し、特に、丸胴の強度
アツプを図るようにした建設機械の下部走行体に
関する。
第4図ないし第8図に従来技術による建設機械
の下部走行体として、油圧シヨベルを例に挙げて
示す。
の下部走行体として、油圧シヨベルを例に挙げて
示す。
図において、1は下部走行体を示し、該下部走
行体1は後述の丸胴13、各脚部フレーム16お
よび各サイドフレーム19からなるトラツクフレ
ーム2と、該トラツクフレーム2の各サイドフレ
ーム19後端側に設けられた左、右一対の走行装
置3,3と、該各走行装置3によりスプロケツト
3A,3Aを介して駆動され、車輌を走行させる
ようになつた左、右一対の履帯4,4とから大略
構成されている。5は下部走行体1上に旋回輪6
を介して旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体5は上部フレーム5A上に設けられた
機械室7、運転室8およびカウンタウエイト9等
から構成され、前記上部フレーム5Aは旋回輪の
外輪側にボルト等の手段を用いて固定されてい
る。そして、該上部フレーム5Aの前部にはブー
ム、アームおよびバケツトからなる作業装置10
が設けられている。
行体1は後述の丸胴13、各脚部フレーム16お
よび各サイドフレーム19からなるトラツクフレ
ーム2と、該トラツクフレーム2の各サイドフレ
ーム19後端側に設けられた左、右一対の走行装
置3,3と、該各走行装置3によりスプロケツト
3A,3Aを介して駆動され、車輌を走行させる
ようになつた左、右一対の履帯4,4とから大略
構成されている。5は下部走行体1上に旋回輪6
を介して旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体5は上部フレーム5A上に設けられた
機械室7、運転室8およびカウンタウエイト9等
から構成され、前記上部フレーム5Aは旋回輪の
外輪側にボルト等の手段を用いて固定されてい
る。そして、該上部フレーム5Aの前部にはブー
ム、アームおよびバケツトからなる作業装置10
が設けられている。
一方、該上部旋回体5の機械室7にはエンジン
や該エンジンによつて駆動される油圧源としての
油圧ポンプ7A等が設けられ、該油圧ポンプ7A
からの圧油によつて前記各走行装置3や作業装置
10等が駆動されるようになつている。11,1
1,……は油圧ポンプ7Aからの圧油を各走行装
置3に供給するための油圧配管で、該各油圧配管
11は後述のセンタジヨイント12および配管穴
14Aを介して旋回輪6および丸胴13内に挿通
され、その両端が油圧ポンプ7Aおよび各走行装
置3にそれぞれ接続されている。12は該各油圧
配管11の途中に設けられたセンタジヨイント
で、該センタジヨイント12は前記旋回輪6の中
心軸上に位置し、上部旋回体5の旋回時にも各油
圧配管11を介して各走行装置3に油圧ポンプ7
Aからの圧油を供給できるようになつている。
や該エンジンによつて駆動される油圧源としての
油圧ポンプ7A等が設けられ、該油圧ポンプ7A
からの圧油によつて前記各走行装置3や作業装置
10等が駆動されるようになつている。11,1
1,……は油圧ポンプ7Aからの圧油を各走行装
置3に供給するための油圧配管で、該各油圧配管
11は後述のセンタジヨイント12および配管穴
14Aを介して旋回輪6および丸胴13内に挿通
され、その両端が油圧ポンプ7Aおよび各走行装
置3にそれぞれ接続されている。12は該各油圧
配管11の途中に設けられたセンタジヨイント
で、該センタジヨイント12は前記旋回輪6の中
心軸上に位置し、上部旋回体5の旋回時にも各油
圧配管11を介して各走行装置3に油圧ポンプ7
Aからの圧油を供給できるようになつている。
次に、第6図を参照して下部走行体1のトラツ
クフレーム2について詳述する。
クフレーム2について詳述する。
図中、13は丸胴を示し、該丸胴13は所定の
肉厚を有した板材によつて円筒状に形成された下
部丸胴14および上部丸胴15からなり、該上部
丸胴15、下部丸胴14間には後述の上フランジ
16Cが配設されている。そして、該上部丸胴1
5上には前記旋回輪6の内輪側がボルト等の手段
を用いて固定され、該旋回輪6を介して上部旋回
体5の上部フレーム5Aが丸胴13上に旋回可能
に搭載されるようになつている。また、下部丸胴
14には前記各走行装置3側寄りに位置して径方
向に配管穴14Aが穿設され、該配管穴14Aは
前記各油圧配管11を丸胴13の内外間に挿通さ
せるようになつている。
肉厚を有した板材によつて円筒状に形成された下
部丸胴14および上部丸胴15からなり、該上部
丸胴15、下部丸胴14間には後述の上フランジ
16Cが配設されている。そして、該上部丸胴1
5上には前記旋回輪6の内輪側がボルト等の手段
を用いて固定され、該旋回輪6を介して上部旋回
体5の上部フレーム5Aが丸胴13上に旋回可能
に搭載されるようになつている。また、下部丸胴
14には前記各走行装置3側寄りに位置して径方
向に配管穴14Aが穿設され、該配管穴14Aは
前記各油圧配管11を丸胴13の内外間に挿通さ
せるようになつている。
16,16,……は基端側が丸胴13に溶接等
の手段によつて接合され、該丸胴13から左、右
に1対ずつ略X字形状に延設された左、右の脚部
フレームで、該各脚部フレーム16は基端側が下
部丸胴14の外周面に接合され、先端側が後述の
各サイドフレーム19に接合されたそれぞれ4枚
の板材からなる前、後のウエブ16A,16B
と、それぞれ1枚の板材から略X字形状に形成さ
れ、該各前、後のウエブ16A,16Bの上下両
端にそれぞれ接合された上、下のフランジ16
C,16Dとから構成されている。そして、該上
フランジ16Cの基端側は上部丸胴15、下部丸
胴14間に配設され、第8図中に示す溶接部1
7,17,……によつて上部丸胴15の下端およ
び下部丸胴14の上端にそれぞれ接合されてい
る。また、該上フランジ16Cの各先端は各サイ
ドフレーム19に接合されている。一方、下フラ
ンジ16Dの基端側は第8図中に示す溶接部1
8,18によつて下部丸胴14の下端に接合さ
れ、各先端は各サイドフレーム19に接合されて
いる。また、上、下フランジ16C,16Dの基
端側中央には大径の穴16E,16Fが穿設され
ている。
の手段によつて接合され、該丸胴13から左、右
に1対ずつ略X字形状に延設された左、右の脚部
フレームで、該各脚部フレーム16は基端側が下
部丸胴14の外周面に接合され、先端側が後述の
各サイドフレーム19に接合されたそれぞれ4枚
の板材からなる前、後のウエブ16A,16B
と、それぞれ1枚の板材から略X字形状に形成さ
れ、該各前、後のウエブ16A,16Bの上下両
端にそれぞれ接合された上、下のフランジ16
C,16Dとから構成されている。そして、該上
フランジ16Cの基端側は上部丸胴15、下部丸
胴14間に配設され、第8図中に示す溶接部1
7,17,……によつて上部丸胴15の下端およ
び下部丸胴14の上端にそれぞれ接合されてい
る。また、該上フランジ16Cの各先端は各サイ
ドフレーム19に接合されている。一方、下フラ
ンジ16Dの基端側は第8図中に示す溶接部1
8,18によつて下部丸胴14の下端に接合さ
れ、各先端は各サイドフレーム19に接合されて
いる。また、上、下フランジ16C,16Dの基
端側中央には大径の穴16E,16Fが穿設され
ている。
19,19は各脚部フレーム16の先端側に溶
接等の手段を用いて接合されたサイドフレーム
で、該各サイドフレーム19は車輌の前後方向に
伸長し、その前部には各履帯4の誘導輪支持用ブ
ラケツト20,20が設けられている。そして、
該各サイドフレーム19の後部には前記各走行装
置3を支持するための支持ブラケツト21,21
が設けられ、該各支持ブラケツト21には各走行
装置3が第5図に示す如く取付けられている。
接等の手段を用いて接合されたサイドフレーム
で、該各サイドフレーム19は車輌の前後方向に
伸長し、その前部には各履帯4の誘導輪支持用ブ
ラケツト20,20が設けられている。そして、
該各サイドフレーム19の後部には前記各走行装
置3を支持するための支持ブラケツト21,21
が設けられ、該各支持ブラケツト21には各走行
装置3が第5図に示す如く取付けられている。
22は配管穴14Aの穿設により下部丸胴14
の強度が低下するのを補うための補強板で、該補
強板22は第7図、第8図に示すように下部丸胴
14に対応する曲率でもつて湾曲された厚肉の板
材により形成され、中央部には配管穴14Aと連
通する穴22Aが穿設されている。そして、該補
強板22は前記各前ウエブ16Aの基端側間およ
び上、下フランジ16C,16D間に位置して、
下部丸胴14の外周面に溶接によつて固着されて
いる。ここで、該補強板22の内側面は溶接部2
3によつて下部丸胴14の配管穴14A周囲に接
合され、外側面は溶接部24によつて下部丸胴1
4、上、下フランジ16C,16Dおよび各前ウ
エブ16Aの基端側にそれぞれ接合されている。
さらに図中、25は下部丸胴14の溶接部、2
6,26は各前ウエブ16Aの基端と下部丸胴1
4との溶接部をそれぞれ示している。
の強度が低下するのを補うための補強板で、該補
強板22は第7図、第8図に示すように下部丸胴
14に対応する曲率でもつて湾曲された厚肉の板
材により形成され、中央部には配管穴14Aと連
通する穴22Aが穿設されている。そして、該補
強板22は前記各前ウエブ16Aの基端側間およ
び上、下フランジ16C,16D間に位置して、
下部丸胴14の外周面に溶接によつて固着されて
いる。ここで、該補強板22の内側面は溶接部2
3によつて下部丸胴14の配管穴14A周囲に接
合され、外側面は溶接部24によつて下部丸胴1
4、上、下フランジ16C,16Dおよび各前ウ
エブ16Aの基端側にそれぞれ接合されている。
さらに図中、25は下部丸胴14の溶接部、2
6,26は各前ウエブ16Aの基端と下部丸胴1
4との溶接部をそれぞれ示している。
従来技術による油圧シヨベルは上述の如き構成
を有するもので、該油圧シヨベルを走行させる場
合には、機械室7内の油圧ポンプ7Aからの圧油
を各油圧配管11を介して各走行装置3に供給
し、該各走行装置3によつて各履帯4を走行駆動
させるようになつている。また、作業装置10に
よつてシヨベル作業等を行う場合には、該作業装
置10の各シリンダ(図示せず)に圧油を供給
し、バケツトやアーム等を作動させるようになつ
ている。
を有するもので、該油圧シヨベルを走行させる場
合には、機械室7内の油圧ポンプ7Aからの圧油
を各油圧配管11を介して各走行装置3に供給
し、該各走行装置3によつて各履帯4を走行駆動
させるようになつている。また、作業装置10に
よつてシヨベル作業等を行う場合には、該作業装
置10の各シリンダ(図示せず)に圧油を供給
し、バケツトやアーム等を作動させるようになつ
ている。
ところで、上述した従来技術では、下部走行体
1の本体フレームとなるトラツクフレーム2を丸
胴13、各脚部フレーム16および各サイドフレ
ーム19によつて構成し、丸胴13上には旋回輪
6を介して上部旋回体5を旋回可能に搭載してい
るから、該上部旋回体5の上部フレーム5A上に
設けられた機械室7、運転室8、カウンタウエイ
ト9および作業装置10等の荷重、さらには作業
装置10の作動時に外部から付与される荷重等は
全て丸胴13に作用する。一方、該丸胴13の下
部丸胴14には各油圧配管11を丸胴13の内外
間に挿通すべく配管穴14Aが穿設されているか
ら、該丸胴13の強度は下部丸胴14の配管穴1
4A近傍において低下してしまう。
1の本体フレームとなるトラツクフレーム2を丸
胴13、各脚部フレーム16および各サイドフレ
ーム19によつて構成し、丸胴13上には旋回輪
6を介して上部旋回体5を旋回可能に搭載してい
るから、該上部旋回体5の上部フレーム5A上に
設けられた機械室7、運転室8、カウンタウエイ
ト9および作業装置10等の荷重、さらには作業
装置10の作動時に外部から付与される荷重等は
全て丸胴13に作用する。一方、該丸胴13の下
部丸胴14には各油圧配管11を丸胴13の内外
間に挿通すべく配管穴14Aが穿設されているか
ら、該丸胴13の強度は下部丸胴14の配管穴1
4A近傍において低下してしまう。
このため、従来技術では、丸胴13を高強度に
形成すべく、下部丸胴14の配管穴14A近傍に
補強板22を用い、該補強板22を下部丸胴1
4、上、下フランジ16C,16Dおよび各前ウ
エブ16A基端に溶接部23,24によつて接合
することにより、配管穴14A近傍を補強してい
る。
形成すべく、下部丸胴14の配管穴14A近傍に
補強板22を用い、該補強板22を下部丸胴1
4、上、下フランジ16C,16Dおよび各前ウ
エブ16A基端に溶接部23,24によつて接合
することにより、配管穴14A近傍を補強してい
る。
然るに、上述した従来技術では、補強板22の
内側および外側面を溶接部23,24によつて下
部丸胴14、上、下フランジ16C,16Dおよ
び各前ウエブ16Aに接合しているから、溶接面
積が大きくなり、接合材(溶着金属)の量が嵩む
ばかりでなく、溶接作業が複雑化し、溶接作業を
自動化し難いという欠点がある。また、厚肉の補
強板22を用いるから、溶接部24の溶接もりを
大きくしなければならず、溶接作業が複雑化する
上に、溶接欠陥が発生し易くなるという欠点があ
る。
内側および外側面を溶接部23,24によつて下
部丸胴14、上、下フランジ16C,16Dおよ
び各前ウエブ16Aに接合しているから、溶接面
積が大きくなり、接合材(溶着金属)の量が嵩む
ばかりでなく、溶接作業が複雑化し、溶接作業を
自動化し難いという欠点がある。また、厚肉の補
強板22を用いるから、溶接部24の溶接もりを
大きくしなければならず、溶接作業が複雑化する
上に、溶接欠陥が発生し易くなるという欠点があ
る。
さらに、補強板22は下部丸胴14の外周に重
ね合わせた状態で溶接部23,24によつて周囲
が接合されているに過ぎないから、該溶接部2
3,24近傍に応力が集中し易く、下記のような
欠点がある。
ね合わせた状態で溶接部23,24によつて周囲
が接合されているに過ぎないから、該溶接部2
3,24近傍に応力が集中し易く、下記のような
欠点がある。
即ち、下部丸胴14と各前ウエブ16Aとの間
にはシヨベル作業時や走行時の振動や荷重が全て
作用し、第7図中に示す矢示A,B方向等に曲
げ、ねじれ、せん断等の複雑な荷重が付加される
から、下部丸胴14や補強板22は矢示C,D方
向の曲げ荷重等をそれぞれが受け、該下部丸胴1
4に溶接部23,24の近傍において応力集中に
よる割れ27,28等が発生し易いという欠点が
ある。そして、この場合、補強板22を各前ウエ
ブ16Aの基端側間隔よりも幅広に形成し、該各
前ウエブ16A基端側を補強板22に直接的に接
合したとしても、前記割れ27,28等の発生を
防止することは難しい。
にはシヨベル作業時や走行時の振動や荷重が全て
作用し、第7図中に示す矢示A,B方向等に曲
げ、ねじれ、せん断等の複雑な荷重が付加される
から、下部丸胴14や補強板22は矢示C,D方
向の曲げ荷重等をそれぞれが受け、該下部丸胴1
4に溶接部23,24の近傍において応力集中に
よる割れ27,28等が発生し易いという欠点が
ある。そして、この場合、補強板22を各前ウエ
ブ16Aの基端側間隔よりも幅広に形成し、該各
前ウエブ16A基端側を補強板22に直接的に接
合したとしても、前記割れ27,28等の発生を
防止することは難しい。
本考案は上述した従来技術の各欠点に鑑みなさ
れたもので、本考案は溶接面積や溶接もりを少な
くでき、溶接欠陥の発生を防止できると共に溶接
作業の簡略化、自動化を図ることができ、さらに
丸胴の強度を向上させ、割れ等の発生を防止でき
るようにした建設機械の下部走行体を提供するこ
とにある。
れたもので、本考案は溶接面積や溶接もりを少な
くでき、溶接欠陥の発生を防止できると共に溶接
作業の簡略化、自動化を図ることができ、さらに
丸胴の強度を向上させ、割れ等の発生を防止でき
るようにした建設機械の下部走行体を提供するこ
とにある。
上述した問題点を解決するために本考案が採用
する手段の特徴は、丸胴を、走行装置側寄りに位
置する各脚部フレームの前ウエブ基端側間隔より
も幅広に形成され、配管穴が穿設された厚肉リン
グ部と、該厚肉リング部よりも薄肉に形成され、
該厚肉リング部と共に円筒体を形成した薄肉リン
グ部とから構成し、前記厚肉リング部には前記各
脚部フレームの前ウエブ基端側を接合したことに
ある。
する手段の特徴は、丸胴を、走行装置側寄りに位
置する各脚部フレームの前ウエブ基端側間隔より
も幅広に形成され、配管穴が穿設された厚肉リン
グ部と、該厚肉リング部よりも薄肉に形成され、
該厚肉リング部と共に円筒体を形成した薄肉リン
グ部とから構成し、前記厚肉リング部には前記各
脚部フレームの前ウエブ基端側を接合したことに
ある。
以下、本考案の実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。なお、実施例において前述し
た第4図ないし第8図に示す従来技術と同一の構
成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
基づいて説明する。なお、実施例において前述し
た第4図ないし第8図に示す従来技術と同一の構
成要素には同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
図中、31は従来技術で述べた下部丸胴14に
替えて本実施例で用いた下部丸胴を示し、該下部
丸胴31は上部丸胴15と共に丸胴13を構成し
ている。ここで、該下部丸胴31は各走行装置3
側寄りに位置する各脚部フレーム16の前ウエブ
16A基端側間隔よりも幅広に形成され、中央部
に配管穴31Aが穿設された厚肉リング部31B
と、該厚肉リング部31Bより薄肉に形成され、
該厚肉リング部31Bと共に円筒体を形成してい
る薄肉リング部31Cとからなり、該薄肉リング
部31Cは従来技術で用いた下部丸胴14に対応
する肉厚の板材を丸く湾曲させることによつて形
成されている。また、前記厚肉リング部31Bは
従来技術で用いた補強板22と下部丸胴14とを
合計した厚さの時の強さにほぼ対応する強さの肉
厚の板材によつて形成され、薄肉リング部31C
に対応する曲率でもつて湾曲されている。
替えて本実施例で用いた下部丸胴を示し、該下部
丸胴31は上部丸胴15と共に丸胴13を構成し
ている。ここで、該下部丸胴31は各走行装置3
側寄りに位置する各脚部フレーム16の前ウエブ
16A基端側間隔よりも幅広に形成され、中央部
に配管穴31Aが穿設された厚肉リング部31B
と、該厚肉リング部31Bより薄肉に形成され、
該厚肉リング部31Bと共に円筒体を形成してい
る薄肉リング部31Cとからなり、該薄肉リング
部31Cは従来技術で用いた下部丸胴14に対応
する肉厚の板材を丸く湾曲させることによつて形
成されている。また、前記厚肉リング部31Bは
従来技術で用いた補強板22と下部丸胴14とを
合計した厚さの時の強さにほぼ対応する強さの肉
厚の板材によつて形成され、薄肉リング部31C
に対応する曲率でもつて湾曲されている。
そして、該厚肉リング部31Bの幅方向両側部
31D,31Dは外周面側に面取りが施されてテ
ーパ状に形成され、その両側端が溶接部32,3
2によつて薄肉リング部31Cの両側端と突き合
わせ状態で接合されている(第2図参照)。また、
該厚肉リング部31Bの外周面には幅方向両側部
31D,31Dよりも内側の位置で溶接部33,
33によつて各前ウエブ16Aの基端側と接合さ
れ、薄肉リング部31Cには各後ウエブ16Bの
基端側が接合されている。一方、厚肉リング部3
1B、薄肉リング部31Cの上端および下端、即
ち下部丸胴31の上端および下端はそれぞれ溶接
部34,34,35,35によつて上フランジ1
6Cおよび下フランジ16Dに接合されている
(第3図参照)。
31D,31Dは外周面側に面取りが施されてテ
ーパ状に形成され、その両側端が溶接部32,3
2によつて薄肉リング部31Cの両側端と突き合
わせ状態で接合されている(第2図参照)。また、
該厚肉リング部31Bの外周面には幅方向両側部
31D,31Dよりも内側の位置で溶接部33,
33によつて各前ウエブ16Aの基端側と接合さ
れ、薄肉リング部31Cには各後ウエブ16Bの
基端側が接合されている。一方、厚肉リング部3
1B、薄肉リング部31Cの上端および下端、即
ち下部丸胴31の上端および下端はそれぞれ溶接
部34,34,35,35によつて上フランジ1
6Cおよび下フランジ16Dに接合されている
(第3図参照)。
そうして、前記配管穴31Aは各走行装置3側
寄りに位置して厚肉リング部31Bの径方向に穿
設され、各油圧配管11を下部丸胴31の内外間
に挿通させるようになつている。なお、第1図中
ではトラツクフレーム2の後部側を示し、前部側
を省略しているが、各脚部フレーム16は第6図
中に示す如く、丸胴13から左、右に一対ずつ略
X字形状に延設されており、前部側に位置する各
脚部フレーム16の前、後のウエブ16A,16
Bは第1図中に示す各ウエブ16A,16Bとほ
ぼ同様に基端側が下部丸胴31の薄肉リング部3
1Cに接合され、先端側が各サイドフレーム19
に接合されている。
寄りに位置して厚肉リング部31Bの径方向に穿
設され、各油圧配管11を下部丸胴31の内外間
に挿通させるようになつている。なお、第1図中
ではトラツクフレーム2の後部側を示し、前部側
を省略しているが、各脚部フレーム16は第6図
中に示す如く、丸胴13から左、右に一対ずつ略
X字形状に延設されており、前部側に位置する各
脚部フレーム16の前、後のウエブ16A,16
Bは第1図中に示す各ウエブ16A,16Bとほ
ぼ同様に基端側が下部丸胴31の薄肉リング部3
1Cに接合され、先端側が各サイドフレーム19
に接合されている。
本実施例は上述の如き構成を有するもので、そ
の基本的作動については従来技術によるものと格
別差異はない。
の基本的作動については従来技術によるものと格
別差異はない。
然るに、本実施例では、下部丸胴31を中央部
に配管穴31Aが穿設された厚肉リング部31B
と、該厚肉リング部31Bよりも薄肉に形成さ
れ、該厚肉リング部31Bの両側端に各溶接部3
2によつて接合された薄肉リング部31Cとから
構成すると共に、前記厚肉リング部31Bを幅広
に形成し、該厚肉リング部31Bに各前ウエブ1
6Aの基端側を各溶接部33によつて接合したか
ら、第2図、第3図中に示す各溶接部32,3
3,34,35の如く、従来技術に比較して溶接
面積や溶接もりを著しく少なくでき、溶接欠陥の
発生を防止できる。そして、各溶接部32,3
3,34,35の形状を単純化できるから、溶接
作業を簡略化でき、自動化を容易に図ることがで
きる。
に配管穴31Aが穿設された厚肉リング部31B
と、該厚肉リング部31Bよりも薄肉に形成さ
れ、該厚肉リング部31Bの両側端に各溶接部3
2によつて接合された薄肉リング部31Cとから
構成すると共に、前記厚肉リング部31Bを幅広
に形成し、該厚肉リング部31Bに各前ウエブ1
6Aの基端側を各溶接部33によつて接合したか
ら、第2図、第3図中に示す各溶接部32,3
3,34,35の如く、従来技術に比較して溶接
面積や溶接もりを著しく少なくでき、溶接欠陥の
発生を防止できる。そして、各溶接部32,3
3,34,35の形状を単純化できるから、溶接
作業を簡略化でき、自動化を容易に図ることがで
きる。
さらに、厚肉リング部31Bを厚肉の単一板材
によつて幅広に形成し、該厚肉リング部31Bに
配管穴31Aを穿設し、各前ウエブ16Aの基端
側を各溶接部33によつて厚肉リング部31Bに
接合するようにしたから、シヨベル作業時や走行
時等に下部丸胴31と各前ウエブ16Aとの間に
作用する複雑な振動や荷重を厚肉リング部31B
全体で受けることができ、従来技術の如く補強板
22の溶接部23,24近傍に応力が集中するよ
うな事態をなくすことができ、割れ等の発生を防
止できる。
によつて幅広に形成し、該厚肉リング部31Bに
配管穴31Aを穿設し、各前ウエブ16Aの基端
側を各溶接部33によつて厚肉リング部31Bに
接合するようにしたから、シヨベル作業時や走行
時等に下部丸胴31と各前ウエブ16Aとの間に
作用する複雑な振動や荷重を厚肉リング部31B
全体で受けることができ、従来技術の如く補強板
22の溶接部23,24近傍に応力が集中するよ
うな事態をなくすことができ、割れ等の発生を防
止できる。
従つて、本実施例では、下部丸胴31の強度を
確実に向上させることができ、上部丸胴15と共
に丸胴13全体を高強度に形成することができ
る。
確実に向上させることができ、上部丸胴15と共
に丸胴13全体を高強度に形成することができ
る。
なお、前記実施例では、下部丸胴31を上部丸
胴15とは別体に形成するものとして述べたが、
下部丸胴31の薄肉リング部31Cと上部丸胴1
5とを一体に形成し、これらに下部丸胴31の厚
肉リング部31Bを接合するようにしてもよい。
この場合、上、下フランジ16C,16Dは丸胴
13の外周面に接合すればよい。
胴15とは別体に形成するものとして述べたが、
下部丸胴31の薄肉リング部31Cと上部丸胴1
5とを一体に形成し、これらに下部丸胴31の厚
肉リング部31Bを接合するようにしてもよい。
この場合、上、下フランジ16C,16Dは丸胴
13の外周面に接合すればよい。
また、前記実施例では、油圧シヨベルを例に挙
げて説明したが、本考案はこれに限定されず、油
圧シヨベル以外の建設機械の下部走行体にも適用
してもよい。
げて説明したが、本考案はこれに限定されず、油
圧シヨベル以外の建設機械の下部走行体にも適用
してもよい。
以上詳述した通り、本考案によれば、配管穴が
穿設された厚肉リング部を丸胴に設け、該厚肉リ
ング部を走行装置側寄りに位置する各脚部フレー
ムの前ウエブ基端側間隔よりも幅広に形成し、該
各前ウエブ基端側を厚肉リング部に接合するよう
にしたから、配管穴近傍の強度が低下するのを防
止できる上に応力集中を小さくでき、丸胴の強度
を確実に向上させることができる。さらに、溶接
面積や溶接もりを少なくでき、溶接欠陥の発生を
防止できると共に、溶接作業を簡略化でき、溶接
作業の自動化を図ることが可能となる。
穿設された厚肉リング部を丸胴に設け、該厚肉リ
ング部を走行装置側寄りに位置する各脚部フレー
ムの前ウエブ基端側間隔よりも幅広に形成し、該
各前ウエブ基端側を厚肉リング部に接合するよう
にしたから、配管穴近傍の強度が低下するのを防
止できる上に応力集中を小さくでき、丸胴の強度
を確実に向上させることができる。さらに、溶接
面積や溶接もりを少なくでき、溶接欠陥の発生を
防止できると共に、溶接作業を簡略化でき、溶接
作業の自動化を図ることが可能となる。
第1図ないし第3図は本考案の実施例に係り、
第1図は下部走行体の要部を示す水平方向断面
図、第2図は第1図中の要部を拡大して示す断面
図、第3図は第2図中の矢示−方向断面図、
第4図ないし第8図は従来技術に係り、第4図は
油圧シヨベルの外観図、第5図は第4図中の矢示
−方向断面図、第6図は第5図中に示すトラ
ツクフレームの斜視図、第7図は第6図中の要部
を拡大して示す水平方向断面図、第8図は第7図
中の矢示−方向断面図である。 1……下部走行体、2……トラツクフレーム、
3……走行装置、4……履帯、5……上部旋回
体、6……旋回輪、7A……油圧ポンプ、10…
…作業装置、11……油圧配管、12……センタ
ジヨイント、13……丸胴、15……上部丸胴、
16……脚部フレーム、16A……前ウエブ、1
6B……後ウエブ、16C……上フランジ、16
D……下フランジ、19……サイドフレーム、3
1……下部丸胴、31A……配管穴、31B……
厚肉リング部、31C……薄肉リング部、32,
33,34,35……溶接部。
第1図は下部走行体の要部を示す水平方向断面
図、第2図は第1図中の要部を拡大して示す断面
図、第3図は第2図中の矢示−方向断面図、
第4図ないし第8図は従来技術に係り、第4図は
油圧シヨベルの外観図、第5図は第4図中の矢示
−方向断面図、第6図は第5図中に示すトラ
ツクフレームの斜視図、第7図は第6図中の要部
を拡大して示す水平方向断面図、第8図は第7図
中の矢示−方向断面図である。 1……下部走行体、2……トラツクフレーム、
3……走行装置、4……履帯、5……上部旋回
体、6……旋回輪、7A……油圧ポンプ、10…
…作業装置、11……油圧配管、12……センタ
ジヨイント、13……丸胴、15……上部丸胴、
16……脚部フレーム、16A……前ウエブ、1
6B……後ウエブ、16C……上フランジ、16
D……下フランジ、19……サイドフレーム、3
1……下部丸胴、31A……配管穴、31B……
厚肉リング部、31C……薄肉リング部、32,
33,34,35……溶接部。
Claims (1)
- 旋回輪を介して上部旋回体を搭載可能となつた
円筒状の丸胴と、前、後のウエブおよび上、下の
フランジからなり、基端側が該丸胴に接合された
左、右の脚部フレームと、該各脚部フレームの先
端側にそれぞれ接合された左、右のサイドフレー
ムと、該各サイドフレームの一側に設けられた走
行装置と、前記上部旋回体の油圧源から該走行装
置に圧油を供給するための油圧配管と、該油圧配
管を前記丸胴の内外間に挿通するため、該丸胴の
径方向に穿設された配管穴とからなる建設機械の
下部走行体において、前記丸胴を、前記走行装置
側寄りに位置する前記各脚部フレームの前ウエブ
基端側間隔よりも幅広に形成され、前記配管穴が
穿設された厚肉リング部と、該厚肉リング部より
も薄肉に形成され、該厚肉リング部と共に円筒体
を形成した薄肉リング部とから構成し、前記厚肉
リング部には前記各脚部フレームの前ウエブ基端
側を接合したことを特徴とする建設機械の下部走
行体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1661986U JPH0510049Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1661986U JPH0510049Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62129461U JPS62129461U (ja) | 1987-08-15 |
| JPH0510049Y2 true JPH0510049Y2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=30808644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1661986U Expired - Lifetime JPH0510049Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510049Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP1661986U patent/JPH0510049Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62129461U (ja) | 1987-08-15 |
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