JP2000336771A - 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造 - Google Patents
角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造Info
- Publication number
- JP2000336771A JP2000336771A JP11145518A JP14551899A JP2000336771A JP 2000336771 A JP2000336771 A JP 2000336771A JP 11145518 A JP11145518 A JP 11145518A JP 14551899 A JP14551899 A JP 14551899A JP 2000336771 A JP2000336771 A JP 2000336771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square
- square steel
- welding
- column
- outer diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 110
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 110
- 238000010276 construction Methods 0.000 title 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 52
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 46
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 7
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接接合後においても高強度を維持すること
ができ、溶接作業効率も向上する、角形鋼管柱と外ダイ
アフラムとの接合構造を提供する。 【解決手段】 外ダイアフラム11は角形鋼管柱10の
外周に装着され、角形鋼管柱10の外周の平面部10p
と外ダイアフラム11の角形接合孔14の内周とが溶接
部16によって接合されている。また、角形鋼管柱10
の外周のコーナ曲面部10cと、角形接合孔14の内周
とは溶接接合せず、これらの間には空隙17が設けられ
ている。
ができ、溶接作業効率も向上する、角形鋼管柱と外ダイ
アフラムとの接合構造を提供する。 【解決手段】 外ダイアフラム11は角形鋼管柱10の
外周に装着され、角形鋼管柱10の外周の平面部10p
と外ダイアフラム11の角形接合孔14の内周とが溶接
部16によって接合されている。また、角形鋼管柱10
の外周のコーナ曲面部10cと、角形接合孔14の内周
とは溶接接合せず、これらの間には空隙17が設けられ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨構造物を構成
する角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合技術に関す
る。
する角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉄骨構造物の柱部材に用いられる角形鋼
管と、梁部材に用いられるH形鋼との接合部分には、図
9に示すような外ダイアフラム80が使用されている。
外ダイアフラム80は、角形鋼管を素材とする鋼管柱8
1の外周に装着可能な角形リング状の接合部材82と、
接合部材82の外周に連接されたボルト孔84付き板部
材83とで構成されている。
管と、梁部材に用いられるH形鋼との接合部分には、図
9に示すような外ダイアフラム80が使用されている。
外ダイアフラム80は、角形鋼管を素材とする鋼管柱8
1の外周に装着可能な角形リング状の接合部材82と、
接合部材82の外周に連接されたボルト孔84付き板部
材83とで構成されている。
【0003】鋼管柱81の外周に外ダイアフラム80を
装着し、鋼管柱81の外周と外ダイアフラム80の接合
部材82とを溶接部85によって接合し、ボルト・ナッ
トを用いて板部材83に梁部材のフランジを固定するこ
とで、鋼管柱81と梁部材とを接合している。
装着し、鋼管柱81の外周と外ダイアフラム80の接合
部材82とを溶接部85によって接合し、ボルト・ナッ
トを用いて板部材83に梁部材のフランジを固定するこ
とで、鋼管柱81と梁部材とを接合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋼管柱81の素材であ
る角形鋼管は、一般にロール成形、プレス成形によって
製造されているため、コーナ曲面部81cには他の平面
部81aより多くの残留応力が存在している。
る角形鋼管は、一般にロール成形、プレス成形によって
製造されているため、コーナ曲面部81cには他の平面
部81aより多くの残留応力が存在している。
【0005】また、鋼管柱81と外ダイアフラム80の
接合部材82とを溶接によって接合した場合、溶接によ
って生じた残留応力が前記残留応力に付加されるため、
これが柱材の品質劣化の要因となっている。
接合部材82とを溶接によって接合した場合、溶接によ
って生じた残留応力が前記残留応力に付加されるため、
これが柱材の品質劣化の要因となっている。
【0006】さらに、鋼管柱81外周のコーナ曲面部8
1cと外ダイアフラム80の接合部材82との溶接部は
曲線状であるため、溶接作業が困難であり、熟練者が溶
接しても溶接欠陥が発生しやすい部分である。
1cと外ダイアフラム80の接合部材82との溶接部は
曲線状であるため、溶接作業が困難であり、熟練者が溶
接しても溶接欠陥が発生しやすい部分である。
【0007】このような要因により、鋼管柱81のコー
ナ曲面部81cと外ダイアフラム80の接合部材82と
の溶接部周辺は品質劣化が発生しやすい状況にあるた
め、他の溶接接合部分よりも強度が低下していることが
多い。
ナ曲面部81cと外ダイアフラム80の接合部材82と
の溶接部周辺は品質劣化が発生しやすい状況にあるた
め、他の溶接接合部分よりも強度が低下していることが
多い。
【0008】したがって、梁部材に発生した応力が外ダ
イアフラム80の接合部材82および溶接部85を経由
して鋼管柱81に伝達されたとき、品質劣化部分である
鋼管柱81のコーナ曲面部81cから破壊が始まる可能
性があり、本来の設計強度を発揮できないおそれがあ
る。
イアフラム80の接合部材82および溶接部85を経由
して鋼管柱81に伝達されたとき、品質劣化部分である
鋼管柱81のコーナ曲面部81cから破壊が始まる可能
性があり、本来の設計強度を発揮できないおそれがあ
る。
【0009】本発明が解決すべき課題は、溶接接合後に
おいても高強度を維持することができ、かつ溶接作業効
率も向上する角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造
を得ることにある。
おいても高強度を維持することができ、かつ溶接作業効
率も向上する角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造
を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、角形鋼管柱と
この角形鋼管柱の外周に装着される外ダイアフラムとの
接合構造において、角形鋼管柱の外周の平面部と外ダイ
アフラムの接合孔の内周とを溶接接合し、角形鋼管柱の
外周の曲面部と接合孔の内周との間に空隙を設けたこと
を特徴とする。
この角形鋼管柱の外周に装着される外ダイアフラムとの
接合構造において、角形鋼管柱の外周の平面部と外ダイ
アフラムの接合孔の内周とを溶接接合し、角形鋼管柱の
外周の曲面部と接合孔の内周との間に空隙を設けたこと
を特徴とする。
【0011】このような構成とすることにより、梁部材
などに発生した応力は、外ダイアフラムの接合孔の内周
と角形鋼管柱の外周の平面部との溶接接合部分を経由し
て角形鋼管柱の外周の平面部のみに伝達され、空隙が存
在することで、角形鋼管柱の外周の曲面部には応力が伝
達され難くなるため、製造工程の残留応力などに起因す
る強度低下が生じている可能のある曲面部からの破壊が
回避され、溶接接合後においても高強度を維持すること
ができる。
などに発生した応力は、外ダイアフラムの接合孔の内周
と角形鋼管柱の外周の平面部との溶接接合部分を経由し
て角形鋼管柱の外周の平面部のみに伝達され、空隙が存
在することで、角形鋼管柱の外周の曲面部には応力が伝
達され難くなるため、製造工程の残留応力などに起因す
る強度低下が生じている可能のある曲面部からの破壊が
回避され、溶接接合後においても高強度を維持すること
ができる。
【0012】また、溶接作業が困難である、角形鋼管柱
の外周の曲面部と接合孔の内周とを溶接接合しないの
で、溶接欠陥の発生が減少し、溶接接合後の高強度維持
に寄与することができ、溶接作業の効率も向上する。
の外周の曲面部と接合孔の内周とを溶接接合しないの
で、溶接欠陥の発生が減少し、溶接接合後の高強度維持
に寄与することができ、溶接作業の効率も向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は角形鋼管柱と外ダイアフラ
ムとの接合構造の第1実施形態を示す斜視図、図2は前
記接合構造の水平部分断面図、図3は前記ダイアフラム
を用いた角形鋼管柱とH形鋼梁部材との接合構造を示す
側面図である。
に基づいて説明する。図1は角形鋼管柱と外ダイアフラ
ムとの接合構造の第1実施形態を示す斜視図、図2は前
記接合構造の水平部分断面図、図3は前記ダイアフラム
を用いた角形鋼管柱とH形鋼梁部材との接合構造を示す
側面図である。
【0014】図1〜3に示すように、外ダイアフラム1
1は、角形鋼管柱10が貫通可能な角形接合孔14を有
する接合部材12、H形鋼梁部材18のフランジ18f
と接合するため接合部材12の外周に形成されたボルト
孔15付き板部材13とで構成されている。外ダイアフ
ラム11は、接合部材12の角形接合孔14に角形鋼管
柱10を貫通させた状態で、角形鋼管柱10の外周に装
着され、角形鋼管柱10の外周の平面部10pと外ダイ
アフラム11の角形接合孔14の内周とが溶接部16に
よって接合されている。
1は、角形鋼管柱10が貫通可能な角形接合孔14を有
する接合部材12、H形鋼梁部材18のフランジ18f
と接合するため接合部材12の外周に形成されたボルト
孔15付き板部材13とで構成されている。外ダイアフ
ラム11は、接合部材12の角形接合孔14に角形鋼管
柱10を貫通させた状態で、角形鋼管柱10の外周に装
着され、角形鋼管柱10の外周の平面部10pと外ダイ
アフラム11の角形接合孔14の内周とが溶接部16に
よって接合されている。
【0015】また、角形鋼管柱10の外周のコーナ曲面
部10cと、角形接合孔14の内周の曲面部分とは溶接
接合せず、これらの間には空隙17が設けられている。
すなわち、角形鋼管柱10の外周の平面部10pと、外
ダイアフラム11の角形接合孔14の内周の平面部分と
が対向している部分のみが溶接接合され、その他の対向
部分は溶接接合されていない。
部10cと、角形接合孔14の内周の曲面部分とは溶接
接合せず、これらの間には空隙17が設けられている。
すなわち、角形鋼管柱10の外周の平面部10pと、外
ダイアフラム11の角形接合孔14の内周の平面部分と
が対向している部分のみが溶接接合され、その他の対向
部分は溶接接合されていない。
【0016】角形鋼管柱10とH形鋼梁部材18との接
合部分においては、図3に示すように、2つの外ダイア
フラム11が角形鋼管柱10に一定距離を隔てて上下に
装着され、それぞれの外ダイアフラム11の板部材13
に対して、H形鋼梁部材18のフランジ18fがボルト
ナット19によって接合されている。
合部分においては、図3に示すように、2つの外ダイア
フラム11が角形鋼管柱10に一定距離を隔てて上下に
装着され、それぞれの外ダイアフラム11の板部材13
に対して、H形鋼梁部材18のフランジ18fがボルト
ナット19によって接合されている。
【0017】このような接合構造を形成することによ
り、H形鋼梁部材18などに発生した応力は、外ダイア
フラム11の角形接合孔14の内周と角形鋼管柱10の
外周の平面部11pとの溶接部16を経由して、角形鋼
管柱10の平面部11pのみに伝達されるようになる。
り、H形鋼梁部材18などに発生した応力は、外ダイア
フラム11の角形接合孔14の内周と角形鋼管柱10の
外周の平面部11pとの溶接部16を経由して、角形鋼
管柱10の平面部11pのみに伝達されるようになる。
【0018】一方、非溶接部分である空隙17の存在に
より、コーナ曲面部10cに対しては、H形鋼梁部材1
8などに発生した応力が伝達され難いため、製造工程に
起因する残留応力などにより強度低下が発生している可
能性のあるコーナ曲面部10cからの破壊が回避され、
溶接接合後においても設計強度通りの高強度を維持する
ことができる。
より、コーナ曲面部10cに対しては、H形鋼梁部材1
8などに発生した応力が伝達され難いため、製造工程に
起因する残留応力などにより強度低下が発生している可
能性のあるコーナ曲面部10cからの破壊が回避され、
溶接接合後においても設計強度通りの高強度を維持する
ことができる。
【0019】また、溶接作業が困難である、角形鋼管柱
10の外周の曲面部11cと角形接合孔14の内周との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
の効率も向上する。
10の外周の曲面部11cと角形接合孔14の内周との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
の効率も向上する。
【0020】図4は本発明の第2実施形態である角形鋼
管柱と外ダイアフラムとの接合構造を示す斜視図であ
る。本実施形態は、角形鋼管柱とプレート型の外ダイア
フラムとの接合構造である。
管柱と外ダイアフラムとの接合構造を示す斜視図であ
る。本実施形態は、角形鋼管柱とプレート型の外ダイア
フラムとの接合構造である。
【0021】外ダイアフラム20は、角形鋼管柱10が
貫通可能な角形接合孔21を有する接合部材22、梁部
材と接合するため接合部材22と一体的に形成されたボ
ルト孔24付き板部材23とで構成されている。
貫通可能な角形接合孔21を有する接合部材22、梁部
材と接合するため接合部材22と一体的に形成されたボ
ルト孔24付き板部材23とで構成されている。
【0022】角形鋼管柱10の外周に外ダイアフラム2
0が装着され、角形鋼管柱10の外周の平面部10p
と、外ダイアフラム20の角形接合孔21の内周とが溶
接部26によって接合されている。角形鋼管柱10の外
周のコーナ曲面部10cと、角形接合孔21の内周とは
溶接接合せず、これらの間には空隙27が設けられてい
る。
0が装着され、角形鋼管柱10の外周の平面部10p
と、外ダイアフラム20の角形接合孔21の内周とが溶
接部26によって接合されている。角形鋼管柱10の外
周のコーナ曲面部10cと、角形接合孔21の内周とは
溶接接合せず、これらの間には空隙27が設けられてい
る。
【0023】このような接合構造を形成することによ
り、梁部材などに発生した応力は、外ダイアフラム20
の角形接合孔21の内周と角形鋼管柱10の平面部11
pとの溶接部26を経由して角形鋼管柱10の平面部1
1pのみに伝達される。
り、梁部材などに発生した応力は、外ダイアフラム20
の角形接合孔21の内周と角形鋼管柱10の平面部11
pとの溶接部26を経由して角形鋼管柱10の平面部1
1pのみに伝達される。
【0024】一方、非溶接部分である空隙27があるこ
とにより、梁部材などに発生した応力はコーナ曲面部1
0cに伝達され難いため、製造工程に起因する残留応力
などにより強度低下が発生している可能性のあるコーナ
曲面部10cからの破壊が回避され、溶接接合後におい
ても高強度を維持することができる。
とにより、梁部材などに発生した応力はコーナ曲面部1
0cに伝達され難いため、製造工程に起因する残留応力
などにより強度低下が発生している可能性のあるコーナ
曲面部10cからの破壊が回避され、溶接接合後におい
ても高強度を維持することができる。
【0025】また、溶接作業が困難である、コーナ曲面
部10cと角形接合孔21の内周との溶接を行っていな
いので、溶接欠陥の発生が少なく、溶接接合後の高強度
維持に寄与することができ、溶接作業の効率も向上す
る。
部10cと角形接合孔21の内周との溶接を行っていな
いので、溶接欠陥の発生が少なく、溶接接合後の高強度
維持に寄与することができ、溶接作業の効率も向上す
る。
【0026】次に、図5〜7を参照して、本発明の第3
実施形態について説明する。図に示すように、外ダイア
フラム40は、角形鋼管柱10が貫通可能な角形接合孔
41を有する接合部材42、H形鋼梁部材18のフラン
ジ18fと接合するため接合部材42の外周に形成され
た突出部43などで構成されている。また、接合部材4
2の内周縁の直線部分には溶接開先44が形成されてい
る。
実施形態について説明する。図に示すように、外ダイア
フラム40は、角形鋼管柱10が貫通可能な角形接合孔
41を有する接合部材42、H形鋼梁部材18のフラン
ジ18fと接合するため接合部材42の外周に形成され
た突出部43などで構成されている。また、接合部材4
2の内周縁の直線部分には溶接開先44が形成されてい
る。
【0027】外ダイアフラム40は、接合部材42の角
形接合孔41に角形鋼管柱10を貫通させることで、角
形鋼管柱10の外周に装着され、角形鋼管柱10の外周
の平面部10pと外ダイアフラム40の角形接合孔41
の内周とがそれぞれ溶接部45によって接合されてい
る。また、角形鋼管柱10の外周のコーナ曲面部10c
と、角形接合孔41の内周とは溶接接合せず、これらの
間には空隙46が設けられている。
形接合孔41に角形鋼管柱10を貫通させることで、角
形鋼管柱10の外周に装着され、角形鋼管柱10の外周
の平面部10pと外ダイアフラム40の角形接合孔41
の内周とがそれぞれ溶接部45によって接合されてい
る。また、角形鋼管柱10の外周のコーナ曲面部10c
と、角形接合孔41の内周とは溶接接合せず、これらの
間には空隙46が設けられている。
【0028】角形鋼管柱10とH形鋼梁部材18との接
合部分においては、図7に示すように、角形鋼管柱10
に一定距離を隔てて上下に装着された2つの外ダイアフ
ラム40の突出部43に対して、H形鋼梁部材18のフ
ランジ18fが溶接部47によって接合されている。こ
の場合、フランジ18fの端部には溶接開先18aが形
成され、裏当て金48が用いられている。
合部分においては、図7に示すように、角形鋼管柱10
に一定距離を隔てて上下に装着された2つの外ダイアフ
ラム40の突出部43に対して、H形鋼梁部材18のフ
ランジ18fが溶接部47によって接合されている。こ
の場合、フランジ18fの端部には溶接開先18aが形
成され、裏当て金48が用いられている。
【0029】H形鋼梁部材18などに発生した応力は、
外ダイアフラム40の角形接合孔41の内周と角形鋼管
柱10の外周の平面部11pとの溶接部45を経由し
て、角形鋼管柱10の平面部11pのみに伝達される。
外ダイアフラム40の角形接合孔41の内周と角形鋼管
柱10の外周の平面部11pとの溶接部45を経由し
て、角形鋼管柱10の平面部11pのみに伝達される。
【0030】一方、非溶接部分である空隙46の存在に
より、H形鋼梁部材18などに発生した応力がコーナ曲
面部10cに伝達され難いため、製造工程に起因する残
留応力などで強度低下が発生している可能性のあるコー
ナ曲面部10cからの破壊が回避され、溶接接合後も設
計強度通りの高強度を維持することができる。
より、H形鋼梁部材18などに発生した応力がコーナ曲
面部10cに伝達され難いため、製造工程に起因する残
留応力などで強度低下が発生している可能性のあるコー
ナ曲面部10cからの破壊が回避され、溶接接合後も設
計強度通りの高強度を維持することができる。
【0031】また、溶接作業が困難である、角形鋼管柱
10の外周の曲面部11cと角形接合孔41の内周との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
の効率も向上する。
10の外周の曲面部11cと角形接合孔41の内周との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
の効率も向上する。
【0032】本実施形態において、外ダイアフラム40
の突出部43は突出長さが比較的短いため、角形鋼管柱
10に外ダイアフラム40を接合した状態でも嵩張ら
ず、運搬性、施工性などに優れている。また、H形鋼梁
部材18のフランジ18fを突出部43に溶接接合する
ことによって、角形鋼管柱10とH形鋼梁部材18とを
接合するので、強固な接合構造を形成することができ
る。
の突出部43は突出長さが比較的短いため、角形鋼管柱
10に外ダイアフラム40を接合した状態でも嵩張ら
ず、運搬性、施工性などに優れている。また、H形鋼梁
部材18のフランジ18fを突出部43に溶接接合する
ことによって、角形鋼管柱10とH形鋼梁部材18とを
接合するので、強固な接合構造を形成することができ
る。
【0033】次に、図8を参照して、本発明の第4実施
形態について説明する。外ダイアフラム60は、角形鋼
管柱10が貫通可能な角形接合孔61を有する接合部材
62、H形鋼梁部材18のフランジ18fと接合するた
め接合部材62の外周に形成されたテーパ状の突出部6
3とで構成されている。
形態について説明する。外ダイアフラム60は、角形鋼
管柱10が貫通可能な角形接合孔61を有する接合部材
62、H形鋼梁部材18のフランジ18fと接合するた
め接合部材62の外周に形成されたテーパ状の突出部6
3とで構成されている。
【0034】外ダイアフラム60は、接合部材62の角
形接合孔61に角形鋼管柱10を貫通させて角形鋼管柱
10の外周に装着され、角形鋼管柱10の外周の平面部
10pと外ダイアフラム60の角形接合孔61の内周と
が溶接部64によって接合されている。また、角形鋼管
柱10の外周のコーナ曲面部10cと、角形接合孔61
の内周とは溶接接合せず、これらの間には空隙65が設
けられている。
形接合孔61に角形鋼管柱10を貫通させて角形鋼管柱
10の外周に装着され、角形鋼管柱10の外周の平面部
10pと外ダイアフラム60の角形接合孔61の内周と
が溶接部64によって接合されている。また、角形鋼管
柱10の外周のコーナ曲面部10cと、角形接合孔61
の内周とは溶接接合せず、これらの間には空隙65が設
けられている。
【0035】2つの外ダイアフラム60が角形鋼管柱1
0に一定距離を隔てて上下に装着され、それぞれの外ダ
イアフラム60の突出部63に対して、H形鋼梁部材1
8のフランジ18fが接合される。
0に一定距離を隔てて上下に装着され、それぞれの外ダ
イアフラム60の突出部63に対して、H形鋼梁部材1
8のフランジ18fが接合される。
【0036】このような接合構造を形成することによ
り、H形鋼梁部材18などに発生した応力は、外ダイア
フラム60の角形接合孔61の内周と角形鋼管柱10の
外周の平面部11pとの溶接部64を経由して、角形鋼
管柱10の平面部11pのみに伝達される。
り、H形鋼梁部材18などに発生した応力は、外ダイア
フラム60の角形接合孔61の内周と角形鋼管柱10の
外周の平面部11pとの溶接部64を経由して、角形鋼
管柱10の平面部11pのみに伝達される。
【0037】一方、非溶接部分である空隙65の存在に
より、H形鋼梁部材18などに発生した応力がコーナ曲
面部10cに伝達され難いため、製造工程に起因する残
留応力などで強度低下が発生している可能性のあるコー
ナ曲面部10cからの破壊が回避され、溶接接合後にお
いても高強度を維持することができる。
より、H形鋼梁部材18などに発生した応力がコーナ曲
面部10cに伝達され難いため、製造工程に起因する残
留応力などで強度低下が発生している可能性のあるコー
ナ曲面部10cからの破壊が回避され、溶接接合後にお
いても高強度を維持することができる。
【0038】また、溶接作業が困難である、角形鋼管柱
10の外周の曲面部11cと角形接合孔61の内周との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
の効率も向上する。
10の外周の曲面部11cと角形接合孔61の内周との
溶接を行っていないので、溶接欠陥の発生が減少し、溶
接接合後の高強度維持に寄与することができ、溶接作業
の効率も向上する。
【0039】本実施形態において、外ダイアフラム60
の突出部63は、図1に示す外ダイアフラム10の板部
材13より短いため、角形鋼管柱10に外ダイアフラム
60を接合した状態でも嵩張らず、運搬性、施工性など
に優れている。また、H形鋼梁部材18のフランジ18
fと突出部63との接合手段は、施工条件に応じて、ボ
ルト接合または溶接接合のいずれかを選択することがで
きるので、汎用性も優れている。
の突出部63は、図1に示す外ダイアフラム10の板部
材13より短いため、角形鋼管柱10に外ダイアフラム
60を接合した状態でも嵩張らず、運搬性、施工性など
に優れている。また、H形鋼梁部材18のフランジ18
fと突出部63との接合手段は、施工条件に応じて、ボ
ルト接合または溶接接合のいずれかを選択することがで
きるので、汎用性も優れている。
【0040】このように、本発明の角形鋼管柱と外ダイ
アフラムとの接合構造は、角形鋼管柱が貫通可能な接合
孔を有する外ダイアフラムであれば、その形状に左右さ
れることなく広く採用することが可能であり、溶接接合
後における高強度維持、溶接作業の効率向上を図ること
ができる。
アフラムとの接合構造は、角形鋼管柱が貫通可能な接合
孔を有する外ダイアフラムであれば、その形状に左右さ
れることなく広く採用することが可能であり、溶接接合
後における高強度維持、溶接作業の効率向上を図ること
ができる。
【0041】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
る。
【0042】角形鋼管柱の外周の平面部と外ダイアフラ
ムの接合孔の内周とを溶接接合し、角形鋼管柱の外周の
曲面部と接合孔の内周との間に空隙を設けたことによ
り、梁部材などに発生した応力は、外ダイアフラムの接
合孔の内周と角形鋼管柱の外周の平面部との溶接接合部
分を経由して角形鋼管柱の外周の平面部のみに伝達さ
れ、空隙が存在することで角形鋼管柱の曲面部には応力
が伝達され難くなるため、残留応力などに起因する強度
低下が生じている可能のある曲面部からの破壊が回避さ
れ、溶接接合後においても高強度を維持することができ
る。
ムの接合孔の内周とを溶接接合し、角形鋼管柱の外周の
曲面部と接合孔の内周との間に空隙を設けたことによ
り、梁部材などに発生した応力は、外ダイアフラムの接
合孔の内周と角形鋼管柱の外周の平面部との溶接接合部
分を経由して角形鋼管柱の外周の平面部のみに伝達さ
れ、空隙が存在することで角形鋼管柱の曲面部には応力
が伝達され難くなるため、残留応力などに起因する強度
低下が生じている可能のある曲面部からの破壊が回避さ
れ、溶接接合後においても高強度を維持することができ
る。
【0043】また、溶接作業が困難な角形鋼管柱の外周
の曲面部と接合孔の内周との溶接を行っていないので、
溶接欠陥が発生せず、溶接接合後の高強度維持に寄与す
ることができ、溶接作業の効率も向上する。
の曲面部と接合孔の内周との溶接を行っていないので、
溶接欠陥が発生せず、溶接接合後の高強度維持に寄与す
ることができ、溶接作業の効率も向上する。
【図1】 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造の
第1実施形態を示す斜視図である。
第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す接合構造の部分水平断面図であ
る。
る。
【図3】 図1に示すダイアフラムを用いた角形鋼管柱
とH形鋼梁部材との接合構造を示す側面図である。
とH形鋼梁部材との接合構造を示す側面図である。
【図4】 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造の
第2実施形態を示す斜視図である。
第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造の
第3実施形態を示す斜視図である。
第3実施形態を示す斜視図である。
【図6】 図5に示す接合構造の水平断面図である。
【図7】 図6におけるA−A線断面図である。
【図8】 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造の
第4実施形態を示す斜視図である。
第4実施形態を示す斜視図である。
【図9】 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造の
従来例を示す斜視図である。
従来例を示す斜視図である。
10 角形鋼管柱 10c コーナ曲面部 10p 平面部 11,20,40,60 外ダイアフラム 12,22,42,62 接合部材 13,23 板部材 14,21,41,61 角形接合孔 15,24 ボルト孔 16,26,45,47,64 溶接部 17,27,46,65 空隙 18 H形鋼梁部材 18f フランジ 19 ボルトナット 43,63 突出部 44,18a 溶接開先 48 裏当て金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 建蔵 福岡県北九州市若松区北浜1丁目9番1号 日立金属株式会社若松工場内 Fターム(参考) 2E125 AA04 AA71 AB16 AC16 AF03 AG03 AG12 BE10 CA90
Claims (1)
- 【請求項1】 角形鋼管柱とこの角形鋼管柱の外周に装
着される外ダイアフラムとの接合構造であって、前記角
形鋼管柱の外周の平面部と前記外ダイアフラムの接合孔
の内周とを溶接接合し、前記角形鋼管柱の外周の曲面部
と前記接合孔の内周との間に空隙を設けたことを特徴と
する角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145518A JP2000336771A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145518A JP2000336771A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000336771A true JP2000336771A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15387094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11145518A Pending JP2000336771A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000336771A (ja) |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11145518A patent/JP2000336771A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000110236A (ja) | 梁フランジ接合用金物、およびこれを用いた柱梁接合部構造、および柱梁接合部施工法 | |
| JP4970827B2 (ja) | 鉄骨構造物柱梁接合部の梁と内ダイアフラム直結工法 | |
| JP2002242303A (ja) | 鋼管柱の継手工法 | |
| JP2004011377A (ja) | 鋼管柱と鉄骨梁との接合構造及び接合方法 | |
| JP2000336771A (ja) | 角形鋼管柱と外ダイアフラムとの接合構造 | |
| JP2000096707A (ja) | 鋼管柱と鉄骨梁との接合方法及びこの方法に用いられるダイアフラム | |
| JP2000248617A (ja) | 鉄骨構造物の接合構造 | |
| JPH09217420A (ja) | 角形鋼管柱とh形鋼梁との接合構造 | |
| JP2000186368A (ja) | 柱部材と梁部材との接合構造 | |
| JP4892045B2 (ja) | 建築鉄骨構造物の製作方法 | |
| JP2000336772A (ja) | 外ダイアフラム | |
| JP2003194021A (ja) | 部材同士のボルト接合構造、ナット及び金具 | |
| JP2000336775A (ja) | 外ダイアフラムおよびこれを用いた接合構造 | |
| JP2004060364A (ja) | 鉄骨構造物及び鋼管柱と梁の溶接接合用仕口コア | |
| JP3531558B2 (ja) | 柱・梁接合部の接合構造 | |
| JP3079332B2 (ja) | 鋼管柱の外ダイアフラム取付け方法 | |
| JP4075623B2 (ja) | 鋼管の接合構造及び接合方法 | |
| JPH10266339A (ja) | 鋼管柱梁接合用金物 | |
| JP3978483B2 (ja) | 鋼管柱と梁部材との接合部材 | |
| JP3094075B2 (ja) | 柱・梁の接合装置 | |
| JP2002180542A (ja) | 丸形鋼管柱用構造体および丸形鋼管柱用構造体の製造方法 | |
| JP2841146B2 (ja) | 構造部材の継手部構造 | |
| JP2000336774A (ja) | 外ダイアフラム | |
| JP3801577B2 (ja) | 鋼管柱を使用した鉄骨構造物 | |
| JPH06238440A (ja) | パイプとフランジの溶接工法及びその溶接用組立治具 |