JP2000336777A - Frp製接合構造体 - Google Patents

Frp製接合構造体

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JP2000336777A
JP2000336777A JP2000074209A JP2000074209A JP2000336777A JP 2000336777 A JP2000336777 A JP 2000336777A JP 2000074209 A JP2000074209 A JP 2000074209A JP 2000074209 A JP2000074209 A JP 2000074209A JP 2000336777 A JP2000336777 A JP 2000336777A
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JP2000074209A
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English (en)
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Noriyuki Takeuchi
宣之 竹内
Masayuki Kiyama
公志 木山
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の技術における接合構造上の欠点であるF
RP部材の面圧破壊を防ぐように接合部を構成し、更に
FRP部材の接合を強固にするために、FRP部材内部
に設置された別材料の接合部材を介してFRP部材の接
合が行われるようにした、建築部材等に好適なFRP製
接合構造体を提供するとともに、従来の比較的小さい屋
根葺き材の問題点に着目し、短期間で施工可能な、また
コスト的に有利に施工可能な、大型の屋根の施工に好適
なFRP製屋根構造体を提供する。 【解決手段】FRP部材同士の接合部分内部に、FRP
材とは異なる材料からなる接合部材を設置した構造であ
って、前記FRP部材を前記接合部材を介して接合した
ことを特徴とするFRP製接合構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FRP製接合構造
体に関し、とくに大型建築部材、中でも大型のFRP製
屋根構造体として好適なFRP製接合構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】FRP部材同士を接合するには、通常、
同種材料の板または金属板をFRP部材の上下面に配置
し、それらをFRP部材を貫通するボルト等で締結す
る、いわゆる重ね継手方式が採用されている。また、他
の方式として、接着剤を用いてFRP部材同士を接合す
ることもある。
【0003】また、たとえば屋根部材にFRPを用いる
場合には、土台として金属フレームを用い、その上に比
較的小さいFRP部材を屋根葺き材として用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、FRP部材
同士を接合するに際し、上記のように上下面に配置され
た板を用いて締結する方法では、FRP部材にその厚さ
方向に貫通する孔を設ける必要があり、FRP部材自体
の強度が低下するという問題がある。
【0005】上記課題の例としては、特開平5−694
87号公報、特開平9−329114号公報に開示され
ているように、FRP部材自身に貫通孔または金属製ス
リーブ埋め込みを設けてボルト接合を行っているものが
ある。これらの例での接合強度は機構上、主にFRP部
材の面圧強さ、ボルトせん断強度に依存している。一般
的にFRPは繊維配向性に基づく異方性材料であり、繊
維配向方向の引張りは非常に高強度であるが、圧縮、せ
ん断強度は低い。そのため上述の接合方法では、接合強
度がFRPの圧縮、せん断強度及びボルトのせん断強度
に支配され、大きな負荷を支えることはできない。
【0006】この問題を解決する方法として特開平8−
333807号公報には、FRP部材を開口部に挿入
し、さらに金属製スリーブを挿入するFRP部材に設け
て、部材挿入後にシャフトを金属製スリーブを貫通させ
る方法が開示されている。この方法では結合部位に発生
するせん断力、曲げモーメントが緩和される構造となっ
ている。しかしながら曲げ、引張り荷重が与えられた場
合、開口部でFRP層に圧縮力が作用する他、金属製ス
リーブ埋め込み部でのせん断力、FRP部材への面圧力
が発生する場合があり、この箇所での応力集中が接合強
度を支配してしまう結果となる。
【0007】更にピン接合や、FRP部材に貫通孔を設
けてボルト締結する場合、初期ズレ、ガタが発生しやす
い。強固な接合では、初期ズレ、ガタを無くし、ボルト
支圧による締結を回避することが好ましく、例えば建築
基準法施工令第67条においては、高さ9mまたはスパ
ン長13mを越える建築物の構造耐力上主要な部分には
ボルト接合の使用は認められていない。
【0008】接合強度が面圧強度、せん断強度に依存せ
ず、かつ初期ズレ、ガタが発生しない接合方法として特
開平6−26109号公報が挙げられる。この方法では
帯状FRPシートを鋼製接合金具で挟み、高張力ボルト
を降伏点に近い状態まで締め込んで強い摩擦力を発生さ
せ、その摩擦力を利用して接合している。これは摩擦接
合と呼ばれるものであり、接合強度がボルト締め付けか
ら発生する垂直抗力と接合面の表面摩擦係数によって決
定され、構造部材やボルトの強度に依存しないことから
強い接合が得られる。しかしながらFRP材料の表面摩
擦係数は、赤錆やショットブラスト等の適当な表面処理
が施された鋼材料と比較して本質的に低い。鋼構造の摩
擦接合を規定している高力ボルト設計施工指針では、一
般的には接合する面の表面摩擦係数を0.45以上とす
ることが必要とされているが、この摩擦係数をFRPで
達成することは困難である。従ってFRP材料を直接摩
擦接合した場合、単位面積当たりに発生する接合強度が
小さく、接合部面積、高力ボルト本数、接合用部材重量
の増大等を招いて効率が悪い。
【0009】また接合強度に関して、鋼に代表される金
属構造体とFRPを直接接合した場合、FRP材料と金
属材料の自体の剛性の違いやボルト、添え板等の存在に
よる接合部での剛性変化により、接合部及びその周辺部
への負担が大きく応力集中が発生し、接合部とその周り
の強度が接合構造体全体の構造強度を支配してしまう結
果となり易い。
【0010】また、接着剤を用いた接合では、たとえば
FRP製屋根構造体を組み立てるための接合作業が一般
に屋外作業となるため、その際の接合を確実に実施する
ことは困難なことが多い。
【0011】また、比較的大型のFRP製屋根構造体を
施工する場合、上述の如くフレームを先に施工してから
その後に比較的大きさの小さい屋根葺き材で屋根を形成
していかなければならないため、体育館のような大型の
屋根構造体になれば施工期間が長くなるという問題があ
る。
【0012】また、体育館のような既設の屋根の老朽化
から屋根を葺き直す際には、各種気象条件等から建物自
体を保護するために仮屋根を設置しなければならず、こ
の長期施工期間中の仮屋根の設置が技術的にもコスト的
にも問題となっている。
【0013】さらに、個々の屋根は長さや大きさが異な
るので、大型屋根材を一体で提供しても、大きさ等が適
合しない可能性がある。とくに、長さがあまり長いと、
樋等との相対位置関係にも影響を及ぼすことになって問
題となる。
【0014】本発明の課題は、このような実情に鑑み、
上述した従来の技術における接合構造上の欠点であるF
RP部材の面圧破壊を防ぐように接合部を構成し、更に
FRP部材の接合を強固にするために、FRP部材内部
に設置されたFRP材とは異なる材料の接合部材を介し
てFRP部材の接合が行われるようにした、建築部材等
に好適なFRP製接合構造体を提供するとともに、従来
の比較的小さい屋根葺き材の問題点に着目し、短期間で
施工可能な、またコスト的に有利に施工可能な、大型の
屋根の施工に好適なFRP製屋根構造体を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のFRP製接合構造体は、FRP部材同士の
接合部分内部に、FRP材とは異なる材料からなる接合
部材を設置した構造であって、前記FRP部材を前記接
合部材を介して接合したことを特徴とするものからな
る。
【0016】このFRP製接合構造体においては、接合
部材は、FRP部材から露出していてもよいし、FRP
部材内に埋設されていてもよく、またFRP部材と一体
成型されている部分を少なくとも有していても良い。接
合部材としては、好ましくは金属材からなる。金属とし
ては、たとえば鋼、アルミニウム合金、銅合金等を使用
できる。
【0017】さらに、接合部材はFRP部材から露出し
突き出して設けられる平板部分を持つようにしてもよ
く、さらにこれら接合部材の平板部分を重ね合わせる、
または挟むようにして前記FRP部材及び接合部材とは
別体の接合部材を添設し、これにボルト、ピン等の締結
部材を挿入して締め付けて接合してもよい。
【0018】また、平板部分については、平板の面がF
RP部材の上下面と接合端部に対して垂直もしくはそれ
に近い角度をとるように設けられてもよい。
【0019】さらにFRP部材から露出して設けられる
接合部材の形状としては、平板の他にもH形、I形、み
ぞ形、山形の様な形材を用いてもよい。
【0020】また本発明のFRP製接合構造体は、接合
部材が、FRP部材内部に全て埋設されていることを特
徴とするものからなる。
【0021】またFRP部材同士の接合箇所に、前記F
RP部材及び接合部材とは別体の接合部材を介在させ、
各々を接合し一体化しても良い。接合部材としては、好
ましくは金属材からなる。金属としては、たとえば鋼、
アルミニウム合金、銅合金などを使用できる。
【0022】接合部材のFRP部材内に設置される埋設
部はFRP部材のFRP層に添うように形成された部分
をもつことが好ましい。また、埋設部のFRP層に添う
部分の板厚は端部が他の部分よりも厚くなるようにする
のがより好ましい。
【0023】FRP部材としては、FRPの単板構成と
することも可能であるが、芯材の両面にFRP層が配設
されたサンドイッチ構造を有することが好ましい。
【0024】また、FRP部材と接合部材の接合強度を
確保するために、FRP部材にFRP製箱形部材が内設
され、接合部材が該箱形部材に接合されている構成とす
ることが好ましい。このように構成されたFRP製接合
構造体を用いて、FRP製屋根構造体を構成することが
できる。
【0025】本発明に係るFRP製屋根構造体は、RP
部材同士を長手方向に2個以上接合したことを特徴とす
るものからなる。
【0026】また、このようなFRP製屋根構造体にお
いては、接合前の個々のFRP部材が4〜20mの長さ
を有することが好ましい。このような長さ範囲とするこ
とにより、運搬上の問題もなくなり、しかも、施工現場
で大型の屋根を効率よく形成できる。
【0027】さらに、上記FRP部材同士を長手方向に
2個以上接合したFRP製屋根構造体が、幅方向に複数
連接されている構造とすることもできる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0029】本発明におけるFRP部材のマトリックス
樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和
ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂等の熱
硬化樹脂が好適であり、なかでもフェノール樹脂が安価
で、かつ難燃性に優れており、好ましく使用される。と
くに建築用部材としてフェノール樹脂を用いると、優れ
た耐火性が得られる。
【0030】FRPの強化繊維としてはガラス繊維、ア
ラミド繊維、炭素繊維などが通常用いられる。軽量・高
強度のFRPを得るためには、炭素繊維が最も好ましい
が、コストとのバランスを取るため、ガラス繊維/炭素
繊維のハイブリッドのものも好ましい。また用いられる
繊維の形態としては、クロス、マット、ストランドなど
を好適に用いることができる。さらに用いる炭素繊維の
種類は、炭素繊維の高い強度・剛性を考えると、どんな
ものでもよいが、より低コストを考えると、いわゆるラ
ージ・トウの炭素繊維を用いるのが最も好ましい。
【0031】たとえば、炭素繊維糸1本のフィラメント
数が通常の10,000本未満のものではなく、10,
000〜300,000本の範囲、より好ましくは5
0,000〜150,000本の範囲にあるトウ状の炭
素繊維フィラメント糸を使用する方が、樹脂の含浸性、
強化繊維基材としての取扱い性、さらには強化繊維基材
の経済性において、より優れるため、好ましい。またF
RP構造体の表面に炭素繊維の織物を配置すると、表面
の意匠性が高められ、より好ましい。また、必要に応じ
て、あるいは要求される機械特性等に応じて、強化繊維
の層を複数層に積層して強化繊維基材を形成し、その強
化繊維基材に樹脂を含浸する。積層する強化繊維層に
は、一方向に引き揃えた繊維層や織物層を適宜積層で
き、その繊維配向方向も、要求される強度の方向に応じ
て適宜選択できる。
【0032】また、FRP部材がサンドイッチ構造を有
する場合の芯材としては、たとえば木材や発泡体が使用
できるが、軽量化の点で発泡体が好ましい。発泡体の材
質としては、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、PVC、シリコンなどを用い、そ
の比重は0.02から0.2の間で選択することが好ま
しい。たとえばFRP製屋根材の要求特性、使用する樹
脂の種類などによって、発泡体の材質、比重を選ぶこと
ができる。比重が0.02未満のものを用いると、十分
な強度が得られなくなる恐れが生じる。また、比重が
0.2を超えると、強度は高くなるが、重量が嵩み軽量
化という目的に反するものになってしまう。
【0033】図1は、本発明の一実施態様に係るFRP
製接合構造体のFRP部材同士の接合部を示している。
図1において、1a、1bはFRP部材を示しており、
本実施態様では、FRP部材1a、1bは、芯材2の両
面にFRP層3a、3bが配置されたサンドイッチ構造
を有している。これらFRP部材1a、1bの接合部
に、FRP材とは異なる材料からなる接合部材4a、4
bが一体成型されており、接合部材4a、4bを介して
両FRP部材1a、1bが接合されている。
【0034】接合部材4a、4bは、本実施態様では金
属材からなり、各接合部材4a、4bは、FRP部材1
a、1bの外部に露出しフランジ形状に設けられた平板
部分5a、5bを有している。これら平板部分5a、5
bが、ボルト6、ナット7を介して締結により一体的に
接合されている。
【0035】本実施態様では、FRP部材1a、1bの
各接合端部に箱形部材8a、8bが埋設されており、上
記接合部材4a、4bの脚部9a、9bがこれら箱形部
材8a、8bの左右両側壁間に延びている。箱形部材8
a、8bの材質はとくに限定しないが、本実施態様では
FRP層3a、3bと同種のFRPから構成されてお
り、上記接合部材4a、4bの脚部9a、9bがFRP
製箱形部材8a、8bの両側壁部に接合されている。
【0036】さらに本実施態様では、ボルト締結部を覆
うように、FRP部材1a、1bの上下両面にカバー部
材10a、10bが設けられており、カバー部材10
a、10bはビス11でFRP部材1a、1bに固定さ
れている。
【0037】このように構成されたFRP製接合構造体
においては、金属材からなる継手部材としての金属材か
らなる接合部材4a、4bの平板部分5a、5b同士を
締結により接合できるので、FRP部材1a、1bの接
合に際し、FRP部材1a、1bに貫通孔等を設ける必
要がなく、FRP部材1a、1b自身の強度、剛性を低
下させることはない。
【0038】また、継手部材となる接合部材4a、4b
を箱形部材8a、8b、とくにその両側壁部を介して各
FRP部材1a、1bに連結しており、かつ、接合部材
4a、4bの脚部9a、9bを介してFRP部材1a、
1bの内部側にて箱形部材8a、8bを介して広い範囲
にわたって力が伝達されるようにしているので、両FR
P部材1a、1bに引張力や圧縮力が加わった場合で
も、その力をFRP部材1a、1b全体に分散させるこ
とができ、部分的な応力集中の発生を緩和できる。
【0039】その結果、接合部における十分な強度を確
保することができ、FRP部材1a、1bは極めて強固
に一体的に接合される。また、接合はボルト、ナットに
よる締結によっているので、接着による場合のような不
確実さも発生しない。また、複数のFRP部材を、上記
のような接合部により連接していけば、屋根部材等の大
型の建築部材も極めて容易に一体的に作製することが可
能になる。
【0040】図2は、本発明の別の実施態様に係るFR
P製接合構造体のFRP部材同士の接合部を示してい
る。本実施態様においては、FRP部材21a、21b
は、前記実施態様同様、芯材22の両面にFRP層23
a、23bが配置されたサンドイッチ構造を有し、両F
RP部材21a、21bの接合端部内部に箱形部材24
a、24bが埋設されている。
【0041】継手部材としての接合部材25a、25b
は、サンドイッチ構造のFRP部材21a、21b内部
で完全に埋設されている、ウエブ状に延びる平板部分2
6a、26bと、箱形部材24a、24bの両側壁間に
わたって延び両側壁に一体的に接合された脚部27a、
27bとを有している。これら接合部材25a、25b
の平板部分26a、26bを両側から挟むように、貫通
ボルト28とナット29を介して、両FRP部材21
a、21bの端部同士が接合されている。そして、接合
部の上下面には、カバー部材30a、30bがビス31
によって固定されている。
【0042】このようなFRP製接合構造体において
も、各FRP部材21a、21bを厚み方向に貫通する
孔は不要であり、FRP部材21a、21b自身の強度
低下は防止される。また、各FRP部材21a、21b
の内部へと延びる接合部材25a、25bを介しての締
結接合であるから、とくに箱形部材24a、24bを介
しているから、接合部における応力集中も緩和され、極
めて強固な接合が達成される。
【0043】図3は、本発明のさらに別の実施態様に係
るFRP製接合構造体のFRP部材同士の接合部を示し
ている。本実施態様においては、FRP部材41a、4
1bは、芯材42の両面にFRP層43a、43bが配
置されたサンドイッチ構造を有し、両FRP部材41
a、41bの接合端部内部に箱形部材44a、44bが
埋設されている。
【0044】継手部材としての接合部材45a、45b
は、各FRP部材41a、41bの端部から対向するF
RP部材の端部側に向けて突き出した平板部分46a、
46bと、箱形部材44a、44bの両側壁間にわたっ
て延び両側壁に一体的に接合された脚部47a、47b
とを有している。これら接合部材45a、45bの平板
部分46a、46bが、その上下両面に配置された前記
FRP部材及び接合部材とは別体の接合部材48a、4
8bを介して、ボルト49、ナット50により締結接合
されている。そして、接合部におけるFRP部材41
a、41bの上下面には、カバー部材51a、51bが
ビス52によって固定されている。
【0045】このようなFRP製接合構造体において
も、各FRP部材41a、41bに貫通孔を設けること
が不要化され、FRP部材41a、41b自身の強度低
下は防止される。また、接合部材45a、45bを介し
ての、さらには箱形部材44a、44bを介しての接合
であるから、接合部における応力集中等の不都合の発生
も緩和され、極めて強固な接合が達成される。
【0046】図4および図5は、本発明のさらに別の実
施態様に係るFRP製接合構造体のFRP部材同士の接
合部を示している。本実施態様においては、FRP部材
61a、61bは、芯材62の両面にFRP層63a、
63bが配置されたサンドイッチ構造を有し、両FRP
部材61a、61bの接合端部には、さらに、上下面側
に、かつ、FRP部材61a、61bの幅方向に部分的
に、芯材64とFRP層65a、65bからなるサンド
イッチ構造部が構成されている。ボルト66、ナット6
7による締結部には、図5に示すように、上記芯材64
を有するサンドイッチ構造部は設けられておらず、この
部分はくり抜かれた形状に形成されている。FRP部材
61a、61bの接合端部の上下面側には、断面L字状
の接合部材68a、68b、68c、68dがフランジ
状にそれぞれ埋設されており、接合部材68aと68b
の平板部分69a、69b同士、接合部材68cと68
dの平板部分69c、69d同士が、それぞれボルト6
6、ナット67によって締結接合されている。
【0047】このようなFRP製接合構造体において
も、各FRP部材61a、61bに貫通孔を設ける必要
はなく、FRP部材61a、61b自身の強度低下は防
止される。また、接合部材68a、68b、68c、6
8dを介しての接合であり、各接合部材は広い範囲にわ
たってFRP部材61a、61b内に埋設されているか
ら、接合における応力集中等の不都合の発生も緩和さ
れ、極めて強固な接合が達成される。
【0048】図6および図7は、本発明のさらに別の実
施態様に係るFRP製接合構造体のFRP部材同士の接
合部を示している。本実施態様においては、FRP部材
101a、101bは、芯材102の両面にFRP層1
03a、103bが配置されたサンドイッチ構造を有
し、両FRP部材101a、101bの端部内部にFR
P材とは異なる材料からなる接合部材105a、105
bが一体的に埋設されており、接合部材105a,10
5bの斜視図を図8に示す。
【0049】さらに接合部を覆うように、FRP部材1
01a、101bの上下両面にカバー部材111a、1
11bが設けられており、カバー部111a、111b
はビス112でFRP部材101a、101bに固定さ
れている。
【0050】FRP部材101a、101bを接合する
接合部材105a、105bは鋼製であり、FRP部材
101a、101b同士を締結するためFRP部材10
1a、101b外部に突き出して設けられる平板部分1
07a、107bとFRP部材101a、101b内部
へ設置されて、FRP層103a、103bとの応力伝
達の役目を果たす埋設部106a、106bを持ってい
る。 本実施態様の埋設部106a、106bは中空構
造となっているが、その他に例えば中実構造であった
り、発泡体が充填されていてもよい。
【0051】平板部分107a、107bは接合端面1
13a、113bとFRP層103a、103bに対し
て垂直となるように設けられている。これにより平板部
分107a、107bによって繊維の流れが阻害される
ことなくFRP層103a、103b、FRP層端面1
14a、114bが上面、端面、下面で連続的につなが
り、強固な接合部位が確立される。
【0052】また本実施態様では、平板を用いてFRP
部材同士の接合を行っているが、接合部分を図9に示す
ようなア)H形、イ)I形、ウ)みぞ形、エ)山形の形
材115a,115bとしてもよい。なお、図示は省略
されているが、形材115aと115bとは別体の接合
部材で互いに接合されている。この場合、繊維が上面、
端面、下面へ繋がる連続性が阻害される箇所が多く発生
してしまうが、接合部分の高い曲げ剛性と軽量性を得る
ことが容易になる。したがって接合部位での高い曲げ剛
性が要求される様な場合には、上述の形材を使用するこ
とにより少ない接合箇所で要求を満足することが可能と
なり、結果としてFRP層の連続性への影響を低減でき
る場合もある。したがってこれら接合箇所の構成は要求
される剛性、強度等の条件から、平板や形材の中から最
も良い形状を選択すればよい。
【0053】さらに本実施態様では埋設部106a、1
06bと芯材102との間にFRP層104a、104
bを設けている。このように埋設部106a、106b
の接合端面113a、113bの対面にFRP層104
a、104bを配設することによって、接合方向に対す
る接合部の圧縮剛性、圧縮強度を向上させることができ
る。
【0054】埋設部106a、106b周りのFRP層
の配置の仕方は、それぞれの接合条件によって任意に設
定すればよいが、本実施態様のように埋め込み部全周に
FRP層を配置することにより、ねじり、曲げ、圧縮、
引張等種々の負荷状態での接合強度を効率的に得ること
ができる。
【0055】FRP部材101a、101b間の接合は
接合部材105a、105bの平板部分107a、10
7bを介して行われる。本実施態様ではFRP部材同士
の接合箇所に、前記FRP部材101a、101b及び
接合部材105a、105bとは別体の接合部材108
を介在させ、各々をボルト109とナット110により
締結して一体化したが、その他にも一般に機械構造物に
用いられるピン、リベット、溶接などとしてもよい。ま
た、別体の接合部材108を介さずに、平板部分107
a、107bを重ね合わせるようにして接合しても良
い。
【0056】これら従来広く用いられている締結方法を
FRP部材の接合に適用可能とすることで、接合強度、
施工性、信頼性に優れた接合方法を実現できる。
【0057】本実施態様の特徴は、接合部材105a、
105bが部材同士の接合の役割を果たす平板部分10
7a、107bと、FRP部材内に一体的に成型されて
FRP部材と接合部材の間の応力伝達の役割を果たす埋
設部106a、106bに明確に分かれているところに
ある。これはボルト締結などを行う接合部分は等方性で
剛性の高い金属材で構成する方が非等方性のFRP部材
を使用するよりも優れているからである。金属材を用い
ることの欠点は金属材で構成された接合部材とFRP部
材の剛性差に起因する応力集中であるが、これに対して
は内部に埋め込む金属材の部分をFRP部材と一体的に
成型することと、埋め込む部分の形状を応力を効率的に
伝達する設計とすることで緩和することができる。した
がって上述の金属材を接合部分と応力伝達部分から構成
し、これら2つの機能分離を行うことで、金属材とFR
P材の双方の特徴を生かした軽量で強固、更に施工性、
信頼性の高い接合構造体が確立される。
【0058】またサンドイッチ構造の接合体では、強度
を担う表面のFRP層と一般に強度の低い芯材に分かれ
ており、FRP層への確実な応力伝達が求められること
からこれらの接合方法は好適である。
【0059】さらに本実施態様では高力ボルト設計施工
指針に示されている摩擦接合方法に従って接合すること
ができる。摩擦接合は一般の鉄骨建築物の接合に広く適
用されている接合手法であり、本実施態様の平板部分1
07a、107bで上記施工指針に則った摩擦接合方法
を実施することで、ボルト支圧による接合を回避し、F
RP部材の接合の場合にも鉄骨構造物と同様の接合を適
用することが可能となる。例えば、本実施態様の接合を
用いない引張強度70tのブランクFRP部材に、高力
ボルト設計施工指針に示される下記摩擦接合方法を下記
条件で適用すれば、引張荷重90tまで接合部の滑りが
発生しない強固な接合が得られる。
【0060】1.高力ボルトはM12のボルト(F10
T)とナット(F10)で部材毎に18本使用する。
【0061】2.高力ボルト締め付けは、所定のトルク
管理法又はナット回転法を用いる。
【0062】もしくはトルシア型高力ボルトを用いる。
【0063】3.平板部分107a、107bと別体の
接合部材108は鋼製とし、表面摩擦係数を0.45以
上確保するため黒皮除去後、ショットブラスト処理を施
す。
【0064】4.平板部分107a、107bは図8の
接合部材斜視図に示された各寸法を下記表1の条件で使
用する。
【0065】
【表1】
【0066】図10は本発明のさらに別の実施態様に係
るFRP製接合構造体のFRP部材同士の接合部を示し
ている。本実施態様においては、FRP部材121a、
121bは、芯材122の両面にFRP層123a、1
23bが配置されたサンドイッチ構造を有し、両FRP
部材121a、121bの接合端部内部にFRP材とは
異なる材料からなる接合部材125a、125bが埋設
されている。接合は図6の実施態様と同様に、平板部分
127a、127bと前記FRP部材及び接合部材とは
別体の接合部材128を用いて摩擦接合した。
【0067】さらに接合部を覆うように、FRP部材1
21a、121bの上下両面にカバー部材131a、1
31bが設けられており、ビス132でFRP部材13
1a、131bに固定されている。
【0068】図6に示された実施例との相違点は、埋設
部126a、126bの断面形状であり、接合部材12
5a、125bの斜視図を図11に示す。接合部の適用
状況によっては図6の埋設部126a、126bの角部
四ヶ所での応力集中が問題となるような場合がある。こ
のような場合には断面形状の多角化、角部曲率の大径化
などの方法を用いてもよく、例えば本実施態様のよう
に、埋設部126a、126bの断面を円弧形状を主体
とした形状としてもよい。本実施態様では、FRP層1
21a、121b、123a、123b、124a、1
24bがなだらかな曲面を描いて上面、端面、下面へと
連続的につながっている構成となり、埋設部126a、
126b周りでの応力集中を大幅に低減することができ
る。埋設部126a、126bの断面形状は、本実施態
様の他にも、図12に示されるようなコの字形(ア)、
六角形(カ)、半円形(キ)、半楕円形(ク)などが考
えられ得る。
【0069】その他にも図11のイ、ウ、エ、オのよう
に埋め込み部のFRP層上下面に添う部分を、テーパー
形状や階段ステップ形状等、接合端部の板厚が他の部分
よりも厚くなるようにして、接合端部で剛性が高く、次
第に剛性が変化してFRP部材のみの場合との剛性に近
づくようにすれば、同様に応力集中の発生し難い強固な
接合が得られる。
【0070】上述したように、埋設部の断面形状、FR
P部材から露出している部分の形状、FRP層の配置の
仕方などは様々な条件が考えられるが、それぞれの接合
実施状況に応じて、各応力状態に必要な強度、剛性、重
量、製作性、コスト等を考慮して場合に応じた最適設計
を行えばよい。
【0071】図13は本発明の一実施態様にかかるさら
に他のFRP製接合構造体のFRP部材同士の接合部を
示している。図13において、81a、81bは、FR
P部材を示しており、本実施態様では、FRP部材81
a、81bは、芯材82の両面にFRP層83a、83
bが配置されたサンドイッチ構造を有している。これら
FRP部材81a、81bの各接合部の内部に断面コ字
状の接合部材88a、88bが埋設されており、FRP
部材81a、81bの各接合端部には各FRP部材81
a、81b及び接合部材88a,88bとは別体の接合
部材84が設けられ、別体の接合部材84を介して両F
RP部材81a、81bが接合されている。
【0072】別体の接合部材84は、本実施態様では金
属材からなり、斜視図を図13に示す。別体の接合部材
84は平板部分85a、85bを有している。接合部材
88a、88bの端面には、ナット87が固定されてお
り、これら平板部分85a、85bとFRP部材81
a、81b端部とが、ボルト86、ナット87を介して
締結により一体的に接合されている。
【0073】このように構成されたFRP製接合構造体
においても、各FRP部材81a、81bに厚さ方向に
貫通する孔を設ける必要はなく、FRP部材81a、8
1b自身の強度低下は防止される。また、接合部材88
a、88bおよび別体の接合部材84を介しての接合で
あり、接合部材88a、88bは広い範囲にわたってF
RP部材81a、81b内に埋設されているから、接合
における応力集中等の不都合の発生も緩和され、きわめ
て強固な接合が達成される。
【0074】上記のような各実施態様に係る接合によ
り、2個以上のFRP部材が一体的に接合されたFRP
製接合構造体を構成することができ、一体化されたFR
P製接合構造体は、全体にわたって優れた強度、剛性を
発揮できる。このようなFRP製接合構造体は、とくに
大型の建築部材、たとえば大型のFRP製屋根構造体に
好適である。
【0075】図15は、本発明の一実施態様に係るFR
P製屋根構造体を示している。図15において、71は
一本のFRP製屋根構造体全体を示しており、該FRP
製屋根構造体71は、その長手方向において、分割部7
2(本実施態様では2箇所)を有している。この分割部
72は、たとえば前述のようなFRP製接合構造体にお
ける接合部によって構成されたものである。一体接合化
前の各FRP部材73a、73b、73cは、それぞれ
前述の如きサンドイッチ構造を有し、各FRP部材同士
が長手方向に2個以上接合されることによって一体化物
としてのFRP製屋根構造体71が構成されている。個
々のFRP部材73a、73b、73cは、4〜20m
の範囲の長さを有し、運搬、現場接合の両面から容易化
がはかられている。
【0076】各FRP部材同士の接合には、前述のよう
な、接合部材が用いられており、接合部は極めて強固な
一体化構造となっている。
【0077】このようなFRP製屋根構造体71におい
ては、各FRP部材はサンドイッチ構造により軽量であ
りながら高強度、高剛性を有し、かつ、各FRP部材が
接合されたFRP製屋根構造体71は、全体としても極
めて高強度、高剛性特性を有するから、従来必要であっ
たフレームを不要化、またはごく僅かとすることがで
き、屋根を葺き直す際の施工期間を短縮できるととも
に、コストも低減できる。
【0078】また、各FRP部材の長さも4〜20mの
範囲に納めてあるので運搬も容易であり、かつ、前述の
如き接合部材を介しての接合により、施工現場で容易に
必要な長さのFRP製屋根構造体に構成することができ
る。したがって、施工の容易化、コストダウンも併せて
達成される。しかも、屋根の大きさに自由に対応するこ
とが可能であり、大型の屋根材も容易に構成できる。さ
らに、接合部材や、接合部の構造、たとえば図1〜図1
4などに示した構造のうちいずれの構造を選択するかに
よって、種々の建物への対応も可能になる。さらにま
た、接合部に前述の如きカバー部材を設けることによ
り、雨水等のシールも完全に行うことができる。
【0079】上記のようなFRP製屋根構造体71は、
たとえば図16や図17に示すように、その幅方向に複
数連接することができる。図16は2個連接した場合
を、図17は多数連接した場合をそれぞれ示している。
連接の方法は、接着によってもよく、図1〜図14に示
したと同様の接合構造を採用してもよく、従来と同様の
重ね継手構造を採用してもよい。このような幅方向への
連接により、所望の大型の屋根材を極めて効率よく構成
することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFRP製
接合構造体によれば、FRP部材同士を一体接合化し
た、強度、剛性の極めて高いFRP製接合構造体を達成
でき、大型の建築部材等に好適なFRP構造体を安価に
提供できる。
【0081】また、本発明のFRP製屋根構造体によれ
ば、運搬の際には比較的短尺でありながら、現場で容易
に長尺のFRP製屋根構造体に構成でき、施工期間の短
い安価なFRP製屋根構造体を提供することができる。
また、個々の屋根に応じて実質的に自由に大きさ等を設
定できるから、施工の容易化、施工費用全体の低減をは
かることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係るFRP製接合構造体
の接合部の縦断面図である。
【図2】本発明の別の実施態様に係るFRP製接合構造
体の接合部の縦断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施態様に係るFRP製接
合構造体の接合部の縦断面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施態様に係るFRP製接
合構造体の接合部の縦断面図である。
【図5】図4のFRP製接合構造体の部分平面図であ
る。
【図6】本発明のさらに別の実施態様に係るFRP製接
合構造体の接合部の縦断面図である。
【図7】図6のFRP製接合構造体の部分平面図であ
る。
【図8】図6のFRP製接合構造体に用いられている接
合部材の斜視図である。
【図9】本発明の実施態様に係わる接合形態の斜視図で
ある。
【図10】本発明のさらに別の実施態様に係るFRP製
接合構造体の接合部の縦断面図である。
【図11】図9のFRP製接合構造体に用いられている
接合部材の斜視図である。
【図12】本発明の実施態様に係る接合部材の例の断面
図である。
【図13】本発明のさらに別の実施態様に係るFRP製
接合構造体の接合部の縦断面図である。
【図14】図12のFRP製接合構造体に用いられてい
る接合部材の斜視図である。
【図15】本発明の一実施態様に係るFRP製屋根構造
体の概略平面図である。
【図16】本発明の別の実施態様に係るFRP製屋根構
造体の概略平面図である。
【図17】本発明のさらに別の実施態様に係るFRP製
屋根構造体の概略平面図である。
【符号の説明】
1a、1b、21a、21b、41a、41b、61
a、61b、81a、81b、101a、101b、1
21a、121b ・・・ FRP部材 2、22、42、62、82、102、122 ・・・
芯材 3a、3b、23a、23b、43a、43b、63
a、63b、83a、83b、103a、103b、1
04a、104b、123a、123b、 124a、
124b、・・・ FRP層 4a、4b、25a、25b、45a、45b、68
a、68b、68c、68d、105a、105b、1
25a、125b ・・・接合部材 48a、48b、84、108、138 ・・・ 別体
の接合部材 5a、5b、26a、26b、46a、46b、69
a、69b、69c、69d、85a、85b、88
a、88b、107a、107b、127a、127b
・・・ 平板部分 6、28、49、66、86、109、129 ・・・
ボルト 7、29、50、67、87、110 ・・・ ナット 8a、8b、24a、24b、44a、44b ・・・
箱形部材 9a、9b、27a、27b、47a、47b ・・・
接合部材の脚部 10a、10b、30a、30b、51a、51b、1
11a、111b、131a、131b ・・・ カバ
ー部材 11、31、52、112、132 ・・・ ビス 64 ・・・ 芯材 65a、65b ・・・ FRP層 71 ・・・ FRP製屋根構造体 72 ・・・ 分割部 73a、73b、73c ・・・ FRP部材 106a、106b、126a、126b ・・・ 埋
設部 113a、113b ・・・ 接合端面 114a、114b ・・・ FRP層端面 115a、115b ・・・ 形材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04D 3/368 E04C 2/50 R // B29K 67:00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FRP部材同士の接合部分内部に、FRP
    材とは異なる材料からなる接合部材を設置した構造であ
    って、前記FRP部材を前記接合部材を介して接合した
    ことを特徴とするFRP製接合構造体。
  2. 【請求項2】接合部材がFRP部材内部に一体成型され
    ている部分を少なくとも有することを特徴とする請求項
    1に記載のFRP製接合構造体
  3. 【請求項3】接合部材の一部がFRP部材外部に露出し
    ていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに
    記載のFRP製接合構造体。
  4. 【請求項4】露出している接合部材の一部が平板部分を
    有し、該平板部分同士を接合することにより、FRP部
    材同士を接合することを特徴とする請求項3に記載のF
    RP製接合構造体。
  5. 【請求項5】平板部分の面がFRP部材の上下面と端面
    に対して垂直、もしくはそれに近い角度で突き出して設
    けられていることを特徴とする請求項4に記載のFRP
    製接合構造体。
  6. 【請求項6】平板部分を重ね合わせて、接合することを
    特徴とする請求項4または5のいずれかに記載のFRP
    製接合構造体。
  7. 【請求項7】接合部材の露出している部分がH形、I
    形、みぞ形、または山形の形状を有する形材であること
    を特徴とする請求項3に記載のFRP製接合構造体。
  8. 【請求項8】FRP部材同士の接合箇所に、前記FRP
    部材及び接合部材とは別体の接合部材を介在させ、各々
    を接合し一体化したことを特徴とする請求項3〜5また
    は7のいずれかに記載のFRP製接合構造体。
  9. 【請求項9】降伏応力に近い力で締め付けられる高力ボ
    ルトを用いて部材同士を締結し、接合したことを特徴と
    する請求項3〜8のいずれかに記載のFRP製接合構造
    体。
  10. 【請求項10】接合部材が、FRP部材内部に全て埋設
    されていることを特徴とする請求項1または2のいずれ
    かに記載のFRP製接合構造体。
  11. 【請求項11】FRP部材同士の接合箇所に、前記FR
    P部材及び接合部材とは別体の接合部材を介在させ、各
    々を接合し一体化したことを特徴とする請求項10に記
    載のFRP製接合構造体。
  12. 【請求項12】接合部材のFRP部材内部に設置された
    埋設部が、FRP層に添うように形成された部分を有す
    ること特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のF
    RP製接合構造体。
  13. 【請求項13】埋設部のFRP部材端部側の板厚が他の
    部分よりも厚いことを特徴とする請求項12に記載のF
    RP製接合構造体。
  14. 【請求項14】接合部材が金属材からなることを特徴と
    する請求項1〜13のいずれかに記載のFRP製接合構
    造体。
  15. 【請求項15】FRP部材が、芯材の両面にFRP層が
    配設されたサンドイッチ構造を有することを特徴とする
    請求項1〜14のいずれかに記載のFRP製接合構造
    体。
  16. 【請求項16】FRP部材にFRP製箱形部材が内設さ
    れ、接合部材が該箱形部材に接合されていることを特徴
    とする請求項1〜15のいずれかに記載のFRP製接合
    構造体。
  17. 【請求項17】請求項1〜16のいずれかに記載のFR
    P製接合構造体を有することを特徴とするFRP製屋根
    構造体。
  18. 【請求項18】FRP部材同士を長手方向に2個以上接
    合したことを特徴とする請求項17に記載のFPR製屋
    根構造体。
  19. 【請求項19】個々のFRP部材が4〜20mの長さを
    有することを特徴とする請求項17または18のいずれ
    かに記載のFRP製屋根構造体。
  20. 【請求項20】FRP部材同士を長手方向に2個以上接
    合したFRP製屋根構造体が、幅方向に複数連接されて
    いることを特徴とする請求項18または19のいずれか
    に記載のFRP製屋根構造体。
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