JP2000336867A - 軒樋の後耳部の支持構造 - Google Patents

軒樋の後耳部の支持構造

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JP2000336867A
JP2000336867A JP11145743A JP14574399A JP2000336867A JP 2000336867 A JP2000336867 A JP 2000336867A JP 11145743 A JP11145743 A JP 11145743A JP 14574399 A JP14574399 A JP 14574399A JP 2000336867 A JP2000336867 A JP 2000336867A
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Masahiko Kurita
真彦 栗田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風が当たっても軒樋ががたついたりするおそ
れがないと共に後耳部が外れるおそれがない軒樋の後耳
部の支持構造を提供する。 【解決手段】 軒樋吊り具1の後部に下方を開口せる収
納凹部2を設けると共にこの収納凹部2内に軒樋5の後
部の後耳部6を収納し、収納凹部2の後面2aの下部か
ら前方に向けて突設した受け片3の上に後耳部6の外側
の下面を載置し、収納凹部2の前面2bの下部から後方
に突設した抜け止め用のバネ片4の先端を後耳部6の内
面側に対向させた軒樋の後耳部の支持構造である。これ
において、軒樋5の後耳部6に後耳部6を挟持するよう
に挟持具9を被嵌して装着すると共に挟持具9の上部に
設けたバネ部10を収納凹部2の上面2cに弾接させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軒樋の後耳部を軒樋
吊り具に支持する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋の後耳部を軒樋吊り具に支持
する場合、図8に示すように行っている。軒樋吊り具1
の後部には下方を開口する収納凹部2を設けてあり、収
納凹部2の後面2aの下部から前方に向けて受け片3を
突設してあり、収納凹部2の前面2bの下部から後方に
バネ片4を突設してある。そしてバネ片4に抗して収納
凹部2内に軒樋5の後耳部6を押し込み、後耳部6の外
側の下面を受け片3に載せることで受け片3に後耳部6
を載せて支持できるようになっている。後耳部6を受け
片3に載せた状態でバネ片4の先端が後耳部6の内面に
対向して後耳部6が外れないようになっている。また受
け片3の基部の上面には係止凹部7を設けてあり、後耳
部6の下面には係止凸部8を設けてあり、係止凸部8を
係止凹部7に係止させて後耳部6がさらに外れないよう
にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に軒樋1の後耳部6を支持すると、受け片3に後耳部6
を載せるとき係止凸部8を係止凹部7に係止する構造の
ために受け片3に後耳部6を載せたとき収納凹部2の上
面2cと後耳部6との上面との間に空間Sができるよう
になり、空間Sがあるために風圧の力が軒樋5に作用し
た場合、がたついて音が発生することがある。また図9
(a)に示すように取り付けた状態で矢印のように強風
が吹いたとき強風により図9(b)に示すように軒樋5
が変形し、それに伴いバネ片4が変形し、後耳部6が脱
落し、ひいては軒樋5が飛散するおろれがあった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、風が当たっても軒樋ががたついたりするおそれが
ないと共に後耳部が外れるおそれがない軒樋の後耳部の
支持構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1の軒樋の後耳部の支持構造は、軒樋
吊り具1の後部に下方を開口せる収納凹部2を設けると
共にこの収納凹部2内に軒樋5の後部の後耳部6を収納
し、収納凹部2の後面2aの下部から前方に向けて突設
した受け片3の上に後耳部6の外側の下面を載置し、収
納凹部2の前面2bの下部から後方に突設した抜け止め
用のバネ片4の先端を後耳部6の内面側に対向させた軒
樋の後耳部の支持構造において、軒樋の後耳部6に後耳
部6を挟持するように挟持具9を被嵌して装着すると共
に挟持具9の上部に設けたバネ部10を収納凹部2の上
面2cに弾接させて成ることを特徴とする。後耳部6に
取り付けた挟持具9のバネ部10を収納凹部2の上面2
cに弾接させたことにより、後耳部6を収納凹部2に収
納して後耳部6を受け片3に載置できるようになってい
ても後耳部6がバネ部10にて上下にがたつくのを防止
でき、音が発生するのを防止できると共に後耳部6が外
れるのを防止できる。
【0006】また本発明の請求項2の軒樋の後耳部の支
持構造は、請求項1において、バネ部10は挟持具9か
ら一体に連出した板バネとして成ることを特徴とする。
後耳部6のがたつきを防止するバネ部10の構造を簡単
にできる。
【0007】また本発明の請求項3の軒樋の後耳部の支
持構造は、請求項1または請求項2において、後耳部6
の内面に沿う挟持具9の前面片9aに切り欠き20を設
け、上記抜け止め用のバネ片7の先端を切り欠き20内
に位置させて成ることを特徴とする。このようにしたこ
とで挟持具9を後耳部6に被嵌することにより取り付け
る構造であっても挟持具9が後耳部6の長手方向にずれ
ることがない。
【0008】また本発明の請求項4の軒樋の後耳部の支
持構造は、請求項1乃至請求項3の何れかにおいて、後
耳部6の内面に沿う挟持具9の前面片9aから前方に突
片11を連出し、この突片11を抜け止め用のバネ片7
の先端の上面に係止して成ることを特徴とする。このよ
うにしたことで突片11にてバネ片7が上に上がるのを
阻止でき、風による軒樋5の変形でバネ片7が上方に変
形して後耳部6が外れるのを防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】軒樋吊り具1は図3に示すように
形成されている。軒樋吊り具1の前端には上方に立ち上
がる前耳係止部12を設けてあり、軒樋吊り具1の前端
から下方に軒樋ガイド片13を連出してある。軒樋吊り
具1の後端には取り付け板14を設けてあり、取り付け
板14を軒先の鼻板15等に取り付けることにより軒樋
吊り具1を軒先に取り付けことができるようになってい
る。軒樋吊り具1の後部には下方を開口せる収納凹部2
を設けてあり、収納凹部2の後面2aの下部には受け片
3を前方に向けて突設してあり、収納凹部2の前面2b
の下部にはバネ片4を後方に向けて斜め上方に突設して
ある。受け片3の上面には係止凹部7を凹設してある。
また収納凹部2の後面2aと上面2cとの間の角部には
リブ16を設けてある。
【0010】軒樋5は図1に示すように前壁の上端に前
耳部17を設けてあり、前耳部17の下に前係止凹部1
8を設けてある。軒樋5の後壁の上端には後耳部6を設
けてあり、後耳部6の外側の下面には下方に突出する係
止凸部8を設けてある。挟持具9は前面片9aと後面片
9bと上面片9cで断面略逆U字状に形成されており、
後面片9bの一部を上方に向けて略逆U字状に折り返し
て板バネよりなるバネ部10を設けてある。この折り返
しにより形成したバネ部10には切り欠き21を設けて
ある。
【0011】軒先に取り付けた軒樋吊り具1に軒樋5を
取り付ける場合次のように行う。軒樋5の前係止凹部1
8を前耳係止部12に係止し、後耳部6を収納凹部2に
収納すると共に後耳部6の外側の下面を受け片3に載置
して支持する。後耳部6を受け片3に載置するとき後耳
部6に上記挟持具9を装着してから行い、受け片3の係
止凹部7に係止凸部8を係止すると共にバネ部10を収
納凹部2の上面2cに弾接させ、バネ片7の先端を後耳
部6の前面に対向させる。このようにすると、後耳部6
が収納凹部2から外れないように取り付けることがで
き、また係止凹部7と係止凸部8が係止するものでもバ
ネ部10の弾接にて後耳部6が上下にがたつくことな
く、音が発生するのを防止できる。また後耳部6を受け
片3に載置して支持した状態で挟持具9の切り欠き21
と収納凹部2のリブ16とが係止して挟持具9が軒樋5
の長手方向に移動するのを防止できる。
【0012】次に図4、図5に示す実施の形態の例につ
いて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異な
る点だけを述べる。挟持具9の前面片9aには切り欠き
20を設けてあり、抜け止め用のバネ片4の先端を切り
欠き20内に位置させてある。このようにしてあると、
挟持具を後耳部6に被嵌することにより取り付ける構造
であっても挟持具9が後耳部6の長手方向にずれること
がない。
【0013】次に図6、図7に示す実施の形態の例につ
いて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異な
る点だけを述べる。挟持具9の前面片9aに切り欠き2
0を設けているが、この切り欠き20を設けるために切
り起こした片を前方に突出させて突片11を形成してあ
り、この突片11を抜け止め用のバネ片4の上面に係止
してある。このようにすると、突片11にてバネ片4が
上に上がるのを阻止でき、風による軒樋5の変形でバネ
片7が上方に変形して後耳部6が外れるを防止できる。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、軒樋吊り具
の後部に下方を開口せる収納凹部を設けると共にこの収
納凹部内に軒樋の後部の後耳部を収納し、収納凹部の後
面の下部から前方に向けて突設した受け片の上に後耳部
の外側の下面を載置し、収納凹部の前面の下部から後方
に突設した抜け止め用のバネ片の先端を後耳部の内面側
に対向させた軒樋の後耳部の支持構造において、軒樋の
後耳部に後耳部を挟持するように挟持具を被嵌して装着
すると共に挟持具の上部に設けたバネ部を収納凹部の上
面に弾接させているので、後耳部を収納凹部に収納して
後耳部を受け片に載置できるようになっていっても後耳
部がバネ部にて上下にがたつくのを防止でき、音が発生
するのを防止できると共に後耳部が外れるのを防止でき
るものである。
【0015】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、バネ部は挟持具から一体に連出した板バネと
しているので、後耳部のがたつきを防止するバネ部の構
造を簡単にできるものである。
【0016】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、後耳部の内面に沿う挟持具の
前面片に切り欠きを設け、上記抜け止め用のバネ片の先
端を切り欠き内に位置させているので、挟持具を後耳部
に被嵌することにより取り付ける構造であっても挟持具
が後耳部の長手方向にずれることがないものである。
【0017】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
乃至請求項3の何れかにおいて、後耳部の内面に沿う挟
持具の前面片から前方に突片を連出し、この突片を抜け
止め用のバネ片の先端の上面に係止しているので、突片
にてバネ片が上に上がるのを阻止でき、風による軒樋の
変形でバネ片が上方に変形して後耳部が外れるのを防止
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】同上の要部を示し、(a)は断面図、(b)は
分解斜視図である。
【図3】同上の軒樋吊り具の正面図である。
【図4】同上の実施の形態の他の例の要部の斜視図であ
る。
【図5】同上の挟持具の斜視図である。
【図6】(a)は同上の実施の形態の他の例の要部の斜
視図、(b)は挟持具の正面図である。
【図7】(a)(b)は同上の動作を説明する断面図で
ある。
【図8】従来例を説明する断面図である。
【図9】(a)(b)は従来例の問題を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1 軒樋吊り具 2 収納凹部 2a 後面 2b 前面 2c 上面 4 バネ片 3 受け片 5 軒樋 6 後耳部 7 係止凹部 8 係止凸部 9 挟持具 9a 前面片 10 バネ部 11 突片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋吊り具の後部に下方を開口せる収納
    凹部を設けると共にこの収納凹部内に軒樋の後部の後耳
    部を収納し、収納凹部の後面の下部から前方に向けて突
    設した受け片の上に後耳部の外側の下面を載置し、収納
    凹部の前面の下部から後方に突設した抜け止め用のバネ
    片の先端を後耳部の内面側に対向させた軒樋の後耳部の
    支持構造において、軒樋の後耳部に後耳部を挟持するよ
    うに挟持具を被嵌して装着すると共に挟持具の上部に設
    けたバネ部を収納凹部の上面に弾接させて成ることを特
    徴とする軒樋の後耳部の支持構造。
  2. 【請求項2】 バネ部は挟持具から一体に連出した板バ
    ネとして成ることを特徴とする請求項1記載の軒樋の後
    耳部の支持構造。
  3. 【請求項3】 後耳部の内面に沿う挟持具の前面片に切
    り欠きを設け、上記抜け止め用のバネ片の先端を切り欠
    き内に位置させて成ることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の軒樋の後耳部の支持構造。
  4. 【請求項4】 後耳部の内面に沿う挟持具の前面片から
    前方に突片を連出し、この突片を抜け止め用のバネ片の
    先端の上面に係止して成ることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の軒樋の後耳部の支持構
    造。
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