JP2000336967A - 機械式立体駐車装置のパレット連結・切り離し方法及びパレット連結器 - Google Patents

機械式立体駐車装置のパレット連結・切り離し方法及びパレット連結器

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JP2000336967A
JP2000336967A JP11152155A JP15215599A JP2000336967A JP 2000336967 A JP2000336967 A JP 2000336967A JP 11152155 A JP11152155 A JP 11152155A JP 15215599 A JP15215599 A JP 15215599A JP 2000336967 A JP2000336967 A JP 2000336967A
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pallet
pallets
engaging
storage shelf
transport
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JP11152155A
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English (en)
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Keizo Yamane
敬三 山根
Kenji Motooka
憲治 本岡
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 台車走行路に対して前後に2つの格納スペー
スを有する複列式の格納棚にパレットを連結状態で格納
する場合に、パレットを短時間に連結したり、切り離し
たりして入出庫効率を高める。 【解決手段】 入庫時、搬送台車上のパレットPを走行
中に上昇させかつ格納棚側にシフトして連結態勢を整
え、搬送台車が目的の格納棚側方に着くと、パレットP
を下降させてその第1及び第2係合具22,23を前列
格納スペースのパレットPの第1及び第2係合具22,
23に上方から係合させて両パレットPを速やかに連結
する。出庫時、搬送台車上に引き込んだパレットPを上
昇させてその第1及び第2係合具22,23を前列格納
スペースのパレットPの第1及び第2係合具22,23
から離脱させて搬送台車上のパレットPを前列格納スペ
ースのパレットPから切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械式立体駐車
装置のパレット連結・切り離し方法及びパレット連結器
の改良に関し、特に入出庫効率アップ対策に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】平面往復式立体駐車装置やエレベータス
ライド式立体駐車装置では、搬送台車が台車走行路を走
行してその側方に列設された格納棚との間でパレットを
横送りすることで車両を入出庫するようになされてい
る。このような機械式立体駐車装置において、格納棚を
台車走行路に対して前後に複数の格納スペースを有する
複列式とした駐車装置がある。この複列式の格納棚で
は、単列式の格納棚(シングル棚)に比べて車両の収容
密度を高めることができる反面、台車走行路に対して後
列格納スペースは搬送台車との距離が遠くなるため、各
格納スペースと搬送台車との間で個別にパレットを横送
りしていては、後列格納スペースに対する入出庫に時間
が掛かり、トータル的に見て入出庫効率が低下する。
【0003】そこで、例えば特開平8−177261号
公報に開示されている平面往復式立体駐車装置では、台
車走行路に対して前後に2列の格納スペースを有する複
列式の格納棚(ダブル棚)において、入出庫時に2枚の
パレットをパレット連結器で連結して格納棚と搬送台車
との間で一体的に横送りすることで入出庫効率を高める
ようにしている。
【0004】つまり、入庫時、搬送台車上のパレットと
前列格納スペースのパレットをパレット連結器で連結
し、この状態で上記搬送台車上のパレットを格納棚に横
送りして前列格納スペースに払い出すと同時に、それま
で前列格納スペースにいたパレットを上記横送り動作に
連動して後列格納スペースに横送りする。これにより、
入庫時にパレットを搬送台車からわざわざ距離の遠い後
列格納スペースに直接払い出さなくてよく、搬送台車か
らはパレットを距離の近い前列格納スペースに払い出す
だけでよく、その分だけパレットの横送り時間(払い出
し時間)を短縮することができる。
【0005】一方、出庫時、格納棚の前列格納スペース
からパレットを搬送台車に横送りして引き込むと同時
に、このパレットに連結されている後列格納スペースの
パレットを上記横送り動作に連動して前列格納スペース
に横送りする。上記搬送台車に引き込まれたパレット
は、前列格納スペースのパレットとの連結が解除されて
切り離される。これにより、後列格納スペースのパレッ
トが出庫に備えて前列格納スペースにいるので、出庫時
にパレットを距離の遠い後列格納スペースからわざわざ
搬送台車に直接引き込まなくてよく、搬送台車はパレッ
トを距離の近い前列格納スペースから引き込むだけでよ
く、その分だけパレットの横送り時間(引き込み時間)
を短縮することができる。
【0006】上記パレット連結器は、パレットの一方の
長辺側一端寄りと他方の長辺側他端寄りとに固定された
第1係合具と、パレットの一方の長辺側他端寄りと他方
の長辺側一端寄りとに固定された第2係合具とからな
り、上記第1及び第2係合具はほぼ同じ形状でU字ない
しL字形の係合部を有し、この係合部を上下に互いに逆
向きにして配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の公報
例では、搬送台車と格納棚との間でパレットを横送りす
る場合、横送り装置の水平動作で搬送台車上のパレット
と格納棚側のパレットとを連結したり、切り離したりし
ているため、搬送台車は目的の格納棚側方に着く直前ま
では、パレットを格納棚に横送りして連結準備態勢を整
えることができず、入庫効率が低下することになる。
【0008】このように、搬送台車が目的の格納棚側方
に着く直前までパレットの連結準備態勢を整えることが
できないのは、台車走行路に沿って並ぶ格納棚側のパレ
ットの係合具に搬送台車上のパレットの係合具が干渉す
るのを回避するためであり、搬送台車が目的の格納棚直
前にやって来てから連結準備態勢を取っていたのではパ
レットの連結に時間が掛かり、入庫効率が低下する。
【0009】実際には、まず、図12(a)に示すよう
に、搬送台車側(符号aの領域)のパレットbの台車走
行方向前側の例えば第1係合具cが格納棚側(符号dの
領域)のパレットeの第2係合具fと第1係合具cとの
間に来た時点で、搬送台車の走行を一旦停止する。この
停止状態で、図12(b)に示すように、搬送台車上の
パレットbを格納棚側に少しだけ横送りして連結準備態
勢を整える。その後、図12(c)に示すように、搬送
台車を微走行させて搬送台車上のパレットbの第1係合
具cを格納棚側のパレットeの第2係合具fに、搬送台
車上のパレットbの第2係合具fを格納棚側のパレット
eの第1係合具cにそれぞれ係合させて両パレットb,
eを連結するようになっている。このように、パレット
b,eの連結に3工程が必要であることに加え、一旦走
行を停止した後、微走行するという動作を取るため、ど
うしてもパレットb,eの連結に時間が掛かり、入庫効
率が低下することは否めない。出庫の場合は入庫と逆の
工程を経るので、出庫効率が低下することになる。
【0010】この発明はかかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、搬送路に対して前後
に複数の格納スペースを有する複列式の格納棚にパレッ
トを連結状態で格納する場合に、パレットを短時間に連
結したり、切り離したりして入出庫効率を高めることで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、パレットの連結・切り離しに際しての
搬送手段上のパレットの動作を工夫するとともに、パレ
ット連結器の構造を改良したことを特徴とする。
【0012】具体的には、請求項1に記載の発明は、搬
送台車の台車走行路に沿って複数設けられ、上記台車走
行路に対して前後に複数の格納スペースを有する複列式
の格納棚を備え、上記搬送台車上のパレットの係合具を
格納棚側のパレットの係合具に係合させて両パレットを
連結した状態で、上記搬送台車上のパレットを格納棚に
払い出して入庫する一方、上記格納棚から搬送台車に引
き込んだパレットの係合具を格納棚側のパレットの係合
具から離脱させることにより、搬送台車上のパレットを
格納棚側のパレットから切り離して出庫するようにした
機械式立体駐車装置のパレット連結・切り離し方法を対
象とし、次のような解決手段を講じた。
【0013】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記
搬送台車が目的の格納棚側方に来るまでに、搬送台車の
パレット搭載レベルを格納棚のパレット載置レベルに対
し高低差をもって位置付けるとともに、搬送台車上のパ
レットの係合具が格納棚側のパレットの係合具に上下方
向から見てオーバーラップするように上記搬送台車上の
パレットを格納棚に横送りし、上記搬送台車が目的の格
納棚側方に来た際、搬送台車の走行を停止してそのパレ
ット搭載レベルを格納棚のパレット載置レベルにレベル
合わせすることにより、上記搬送台車上のパレットの係
合具を格納棚側のパレットの係合具に係合させて両パレ
ットを連結する一方、上記搬送台車が格納棚で連結状態
の前列のパレットを引き込み、搬送台車のパレット搭載
レベルを格納棚のパレット載置レベルに対し高低差をも
って位置付けることにより、搬送台車上のパレットの係
合具を格納棚側のパレットの係合具から離脱させて搬送
台車上のパレットを格納棚側のパレットから切り離すこ
とを特徴とする。
【0014】上記の構成により、請求項1に記載の発明
では、平面往復式立体駐車装置やエレベータスライド式
立体駐車装置に適用される。そして、入庫時、パレット
を搭載した搬送台車が目的の格納棚側方に来た際には、
搬送台車上のパレットの係合具が格納棚側のパレットの
係合具と上下方向にオーバーラップして既にパレット連
結態勢が整っていることから、その後は直ちに搬送台車
上のパレットを昇降させてそのパレット搭載レベルを格
納棚のパレット載置レベルにレベル合わせするだけで両
パレットが連結される。よって、パレット連結態勢を取
る時間を別途必要としない分だけパレットの連結が短時
間に行われ、入庫が効率良く行われる。
【0015】出庫の場合は入庫と逆の工程を経るので、
搬送台車に引き込まれたパレットが格納棚側のパレット
から切り離されると、搬送台車は直ちに走行態勢を取る
ことができ、出庫が効率良く行われる。
【0016】請求項2に記載の発明は、搬送手段の搬送
路に沿って複数設けられ、上記搬送路に対して前後に複
数の格納スペースを有する複列式の格納棚を備え、上記
搬送手段上のパレットの係合具を格納棚側のパレットの
係合具に係合させて両パレットを連結した状態で、上記
搬送手段上のパレットを格納棚に払い出して入庫する一
方、上記格納棚から搬送手段に引き込んだパレットの係
合具を格納棚側のパレットの係合具から離脱させること
により、搬送手段上のパレットを格納棚側のパレットか
ら切り離して出庫するようにした機械式立体駐車装置の
パレット連結・切り離し方法を対象とし、次のような解
決手段を講じた。
【0017】すなわち、請求項2に記載の発明は、上記
搬送手段が目的の格納棚側方に来た際、搬送手段の移動
を停止して搬送手段上のパレットを格納棚に横送りする
ことにより、上記搬送手段上及び格納棚側の一方のパレ
ットの係合具をその先端を他方のパレットの係合具先端
に当接させて反係合方向に回動させ、上記一方のパレッ
トの係合具先端が他方のパレットの係合具先端を通過す
ることで上記一方のパレットの係合具を係合方向に回動
復帰させて他方のパレットの係合具に係合させて両パレ
ットを連結する一方、上記搬送手段が格納棚で連結状態
の前列のパレットを引き込み、搬送手段のパレット搭載
レベルを格納棚のパレット載置レベルに対し高低差をも
って位置付けることにより、搬送手段上のパレットの係
合具を格納棚側のパレットの係合具から離脱させて搬送
手段上のパレットを格納棚側のパレットから切り離すこ
とを特徴とする。
【0018】上記の構成により、請求項2に記載の発明
では、平面往復式立体駐車装置やエレベータスライド式
立体駐車装置に限らず、エレベータ式立体駐車装置にも
適用される。そして、入庫時、目的の格納棚側方で停止
した搬送手段からのパレット払い出しに伴う横送り動作
により、一方のパレットの係合具が回動して他方のパレ
ットの係合具に係合し2枚のパレットが連結状態で格納
される。よって、パレットの連結を別途に行う必要がな
い分だけパレットの連結が短時間に行われ、入庫が効率
良く行われる。
【0019】出庫の場合は、搬送手段に引き込まれたパ
レットは昇降動作により格納棚側のパレットから切り離
されると、搬送台車は直ちに走行態勢を取ることがで
き、出庫が効率良く行われる。
【0020】請求項3に記載の発明は、搬送手段の搬送
路に沿って複数設けられ、上記搬送路に対して前後に複
数の格納スペースを有する複列式の格納棚を備え、上記
搬送手段上のパレットと格納棚側のパレットとを連結し
た状態で、搬送手段上のパレットを格納棚に払い出して
入庫する一方、上記格納棚から搬送手段に引き込んだパ
レットを格納棚側のパレットから切り離して出庫するよ
うにした機械式立体駐車装置のパレット連結器を対象と
し、次のような解決手段を講じた。
【0021】すなわち、請求項3に記載の発明は、上記
パレットの一方の長辺側一端寄りと他方の長辺側他端寄
りとに回動自在に設けられた第1係合具と、上記パレッ
トの一方の長辺側他端寄りと他方の長辺側一端寄りとに
固定された第2係合具と、上記第1係合具を係合方向に
常時回動付勢する付勢手段と、上記第1係合具の回動姿
勢を係合位置に保持するストッパとを備え、2枚のパレ
ットを長辺側を対向させて並べた際、一方のパレットの
第1係合具と他方のパレットの第2係合具とが係合可能
に対向し、パレット連結時、一方のパレットの第1係合
具は、搬送手段上のパレットの格納棚への横送り動作に
より、他方のパレットの第2係合具に当接して付勢手段
の付勢力に抗して反係合方向に回動し、上記第1係合具
先端が第2係合具先端を通過することで上記付勢手段の
付勢力により係合方向に回動復帰して上記第2係合具に
係合して両パレットを連結する一方、パレット切り離し
時、搬送手段のパレット搭載レベルを格納棚のパレット
載置レベルに対し高低差をもって位置付けることによ
り、搬送手段上のパレットの第1及び第2係合具を格納
棚側のパレットの第1及び第2係合具から離脱させて搬
送手段上のパレットを格納棚側のパレットから切り離す
ように構成されていることを特徴とする。
【0022】上記の構成により、請求項3に記載の発明
では、請求項2に記載の発明の作用効果を奏するパレッ
ト連結具の構成が具体化される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面に基づいて説明する。
【0024】(実施の形態1)図8(a),(b)はこ
の発明の実施の形態1に係るパレット連結・切り離し方
法が適用された機械式立体駐車装置としてのエレベータ
スライド式立体駐車装置を示し、この機械式立体駐車装
置は、車両CをパレットPに搭載して入出庫するタイプ
である。
【0025】図8(a),(b)において、1は地上に
設けられた乗入・乗出階、2は地下に構築された躯体で
あって、この躯体2の内部は格納階3を構成し、上記乗
入・乗出階1には、図示しないが、出庫車両Cが前進運
転で退出できるように入庫車両Cの向きを180°旋回
させる方向転換装置が設置されているとともに、車両C
が入退出するための入庫口と出庫口とを兼ねた入出庫兼
用の入出庫口4が設けられている。
【0026】上記格納階3は、上下に延びるリフト昇降
路5によって入出庫口4下方に連絡され、このリフト昇
降路5には、車両CをパレットPに搭載して搬出入する
搬出入リフト6が図示しない周知のチェーンスプロケッ
ト駆動機構により昇降可能に設置されている。上記格納
階3のほぼ中央には台車走行路7が設けられ、上記リフ
ト昇降路5がこの台車走行路7に並設されている。
【0027】上記台車走行路7の両側には、車両Cをパ
レットPごと格納する複数の格納棚8が台車走行路7に
沿って全長に亘って列設されている。この格納棚8は、
一部(図8(a)で右下部分)を除いて上記台車走行路
7に対して前後に2つの前列及び後列格納スペース8
a,8bを有する複列式の格納棚、いわゆるダブル棚で
あり、このダブル棚が上下3段に設けられ、上記搬出入
リフト6が入出庫口4と上段の格納棚レベルとの間を昇
降するようになっている。
【0028】上記台車走行路7の床面には2条の走行レ
ール9が敷設され、この2条の走行レール9には、1台
の搬送台車10が最下段の格納棚レベルに対応して配置
され、この搬送台車10は台車走行路7を走行して車両
CをパレットPごと搬送するようになっている。
【0029】図4〜6に示すように、上記格納棚8の台
車走行路7側から見て左右両端には、複数個のV溝付き
ガイドローラ11が断面コ字状の2つのローラフレーム
12間に軸13により回動自在に取り付けられたガイド
ローラ列が設けられ、このガイドローラ列は上記前列及
び後列格納スペース8a,8b全体に亘って配置されて
いる。上記格納棚8のガイドローラ列は、パレットP裏
面の短辺側両サイドに設けられた断面V形のガイドフレ
ームp1を各ガイドローラ11で下方から支持してパレ
ットPを格納棚8に格納するとともに、上記搬送台車1
0と格納棚8との間でパレットPを受け渡す際、パレッ
トPの上記ガイドフレームp1を各ガイドローラ11で
下方から支持してパレットPを移動案内するようになっ
ている。なお、上記2つのガイドローラ列のうち一方の
ガイドローラ列では、ガイドローラ11がローラフレー
ム12間に軸13の軸心方向にガタを少なくして取り付
けられているが、他方のガイドローラ列では、パレット
Pの寸法誤差を考慮してガイドローラ11がローラフレ
ーム12間に軸13の軸心方向に余裕を持って取り付け
られている。
【0030】図8(b)に示すように、上記搬送台車1
0は台車本体15を備え、この台車本体15には、車両
CをパレットPごと搭載して昇降させる台車昇降台16
が昇降可能に設けられ、この台車昇降台16の昇降機構
は、図示しないが、例えば本出願人が先に出願している
公知のチェーンスプロケット駆動機構(特開平9−12
5733号公報参照)等である。しかし、特にこれに限
定されるものではなく、別のチェーンスプロケット駆動
機構やその他の公知の昇降機構を採用することができる
ものである。この台車昇降台16の両側2箇所にも、図
4に示すように、上記格納棚8と同様なガイドローラ列
が配置されているが、ここではガイドローラ11だけを
示し、その軸及びローラフレームは省略している。格納
棚8側も同様にガイドローラ11だけを示す。そして、
このガイドローラ列は、パレットP裏面のガイドフレー
ムp1を各ガイドローラ11で下方から支持してパレッ
トPを台車昇降台16に搭載するとともに、上記格納棚
8との間又は搬出入リフト6との間でパレットPを受け
渡す際、パレットPの上記ガイドフレームp1を各ガイ
ドローラ11で下方から支持してパレットPを移動案内
するようになっている。したがって、図示しないが、上
記搬出入リフト6にも、上記格納棚8と同様なガイドロ
ーラ列が配置されている。
【0031】図4に示すように、上記搬送台車10の台
車昇降台16には、車両Cを横送りする横送り手段とし
ての横送り装置17が搭載され、上記乗入・乗出階1に
も図示しないが同様の横送り装置が設置されている。上
記横送り装置17は、いわゆるシングルクランクアーム
方式の横送り装置である。つまり、この横送り装置17
は、駆動モータ18の起動により回転軸19回りに水平
面内で回転する旋回アーム20を備えてなり、この旋回
アーム20先端には係合ローラ21が取り付けられてい
る。この係合ローラ21は、パレットPを横送りする
時、パレットP裏面の長辺側両サイド寄りに設けられた
2つのガイド溝p2のうち手前のガイド溝p2に係脱可
能に係合し、格納棚8と台車昇降台16との間、搬出入
リフト6と台車昇降台16との間でパレットPを横送り
するようになっている。
【0032】また、上記横送り装置17は、図示しない
移動機構によりパレット横送り方向の4箇所に移動可能
になっており、搬送台車10上で図4左側の2箇所にシ
フトしているときは図4左側の格納棚8(前列格納スペ
ース8a)との間でパレットPを受け渡しする場合であ
り、逆に図4右側の2箇所にシフトしているときは図4
右側の格納棚8(前列格納スペース8a)との間でパレ
ットPを受け渡しする場合である。具体的には、横送り
装置17が図4左側にシフトしている場合において、回
転軸19が図4左端の位置(実線状態)にあるときは、
搬送台車10上のパレットPは図4左側の格納棚8に寄
った二点鎖線の状態になり、この状態で、図4左側の前
列格納スペース8aのパレットPを搬送台車10に引き
込むか、あるいは搬送台車10上のパレットPを図4左
側の前列格納スペース8aに払い出すようになってい
る。回転軸19がその右隣りの位置にあるときは、搬送
台車10上のパレットPはその中心が台車昇降台16の
中心に合致した一点鎖線の状態になり、この状態で、搬
送台車10は、搭載したパレットPが前列格納スペース
8a側のパレットPと干渉することなく台車走行路7を
走行したり、台車昇降台16を昇降するようになってい
る。一方、横送り装置17が図4右側にシフトしている
場合において、回転軸19が図4右端の位置にあるとき
は、上記とは逆に、搬送台車10上のパレットPは図4
右側の格納棚8に寄った状態になり、この状態で、図4
右側の前列格納スペース8aのパレットPを搬送台車1
0に引き込むか、あるいは搬送台車10上のパレットP
を図4右側の前列格納スペース8aに払い出すようにな
っている。回転軸19がその左隣りの位置にあるとき
は、搬送台車10上のパレットPはその中心が台車昇降
台16の中心に合致した状態になり、この状態で、搬送
台車10は、搭載したパレットPが前列格納スペース8
a側のパレットPと干渉することなく台車走行路7を走
行したり、台車昇降台16を昇降するようになってい
る。
【0033】図3に示すように、上記パレットPの一方
の長辺側一端寄り(図3左上端寄り)と他方の長辺側他
端寄り(図3右下端寄り)とには、L字形の第1係合具
22が係合突起22aを互いに内側に向けて張り出し固
定され、上記パレットPの一方の長辺側他端寄り(図3
左下端寄り)と他方の長辺側一端寄り(図3右上端寄
り)とには、コの字形の第2係合具23が係合凹部23
aを互いに外側に向けて張り出し固定されている。そし
て、2枚のパレットPを長辺側を対向させて並べた際、
一方のパレットPの第1係合具22と他方のパレットP
の第2係合具23とが係合可能に対向し、図2(a),
(b)に示すように、この第1係合具22と第2係合具
23とによりパレット連結器24が構成され、このパレ
ット連結器24の第1係合具22の係合突起22aを第
2係合具23の係合凹部23aに係合させて上記搬送台
車10上のパレットPと格納棚8(前列格納スペース8
a)側のパレットPとを連結した状態で、搬送台車10
上のパレットPを前列格納スペース8a側に払い出して
入庫する。一方、上記前列格納スペース8aから搬送台
車10に引き込んだパレットPの第1係合具22又は第
2係合具23を前列格納スペース8a側のパレットPの
第1係合具22又は第2係合具23から離脱させること
により、搬送台車10上のパレットPを前列格納スペー
ス8a側のパレットPから切り離して出庫するようにな
っている。なお、第1係合具22の係合突起22aの上
側には上方に縮小するテーパ面22bが形成されている
とともに、係合突起22aの下側にも下方に縮小するテ
ーパ面22bが形成されている一方、第2係合具23の
係合凹部23aの上側には上方に拡大するテーパ面23
bが形成されているとともに、係合凹部23aの下側に
も下方に拡大するテーパ面23bが形成され、これによ
り、第1係合具22と第2係合具23との係合、つまり
パレット連結器24の連結を容易にしている。
【0034】次に、パレットPの連結・切り離し方法を
図1に基づいて説明する。なお、ここでは、パレット連
結器24として、第1係合具22が搬送台車10上のパ
レットP(図で右側)のものである場合を、第2係合具
23が前列格納スペース8a側のパレットP(図で左
側)のものである場合を例に挙げて説明するが、当然、
搬送台車10上のパレットPの第2係合具23は、搬送
台車10上のパレットPの第1係合具22と同様の動作
で前列格納スペース8a側のパレットPの第1係合具2
2に対し係合・離脱するものである。
【0035】<パレットPの連結方法>目的の格納棚8
の前列格納スペース8aにはパレットPが格納されてい
るが、後列格納スペース8bにはパレットPが格納され
ていない状態を想定して説明する。その理由は、前列及
び後列格納スペース8a,8b共にパレットPが格納さ
れている場合には、最早パレットPを格納する余地はな
く、パレットPを連結する必要性がないからである。ま
た、前列及び後列格納スペース8a,8b共にパレット
Pが格納されていない場合も、パレットPを格納するに
際してパレットPを連結することがないからである。
【0036】(1) 搬送台車10がパレットPを搭載
して目的の格納棚8側方に向かって台車走行路7を走行
する。この状態では、搬送台車10上の横送り装置17
は目的の格納棚8側にシフトしているが、搬送台車10
は未だパレット連結態勢を整えておらず、搬送台車10
上のパレットPは台車昇降台16の中心に位置し、図1
(a−I)及び図1(a−II)の実線の状態にあり、搬
送台車10上のパレットPの第1係合具22は前列格納
スペース8a側のパレットPの第2係合具23に対し台
車走行方向から見て一定の距離をあけて干渉しないよう
になっている。図示しないが、搬送台車10上のパレッ
トPの第2係合具23も同様に、前列格納スペース8a
側のパレットPの第1係合具22に対し台車走行方向か
ら見て一定の距離をあけて互いに干渉しないようになっ
ている。
【0037】(2) 搬送台車10は目的の格納棚8側
方に来るまでに、台車昇降台16を上昇させてパレット
Pを図1(a−II)の実線の状態から仮想線の状態へと
持ち上げ、搬送台車10のパレット搭載レベルを目的の
格納棚8のパレット載置レベルよりも上方に位置付け
る。
【0038】(3) 搬送台車10は横送り装置17を
図4実線で示すように格納棚8側にシフトし、搬送台車
10上のパレットPを前列格納スペース8aに横送りす
る。これにより、図1(b−I)及び図1(b−II)に
示すように、搬送台車10上のパレットPの第1係合具
22が前列格納スペース8a側に進出し、台車走行方向
から見て前列格納スペース8a側のパレットPの第2係
合具23に上方から一定の距離をあけてオーバーラップ
した状態に見える。図示しないが、搬送台車10上のパ
レットPの第2係合具23も同様に、前列格納スペース
8a側に進出し、台車走行方向から見て前列格納スペー
ス8a側のパレットPの第1係合具22に上方から一定
の距離をあけてオーバーラップする。この状態で、搬送
台車10のパレット連結態勢が整えられる。
【0039】(4) 図1(c−I)及び図1(c−I
I)に示すように、搬送台車10は目的の格納棚8に近
づくに従って走行速度を落とし、目的の格納棚8側方で
停止する。これにより、図1(c−II)に仮想線で示す
ように、搬送台車10上のパレットPの第1係合具22
が前列格納スペース8a側のパレットPの第2係合具2
3に実際に上方から一定の距離をあけてオーバーラップ
する。図示しないが、搬送台車10上のパレットPの第
2係合具23も同様に、前列格納スペース8a側のパレ
ットPの第1係合具22に実際に上方から一定の距離を
あけてオーバーラップする。
【0040】(5) この状態から、搬送台車10は台
車昇降台16を下降させてパレットPを図1(c−II)
の仮想線の状態から実線の状態へと降ろし、搬送台車1
0のパレット搭載レベルを目的の格納棚8のパレット載
置レベルにレベル合わせする。これにより、搬送台車1
0上のパレットPの第1係合具22(係合突起22a)
が前列格納スペース8a側のパレットPの第2係合具2
3(係合凹部23a)に上方から係合する。図示しない
が、前列格納スペース8a側のパレットPの第1係合具
22(係合突起22a)も搬送台車10上のパレットP
の第2係合具23(係合凹部23a)に下方から係合す
る。この状態で、搬送台車10上のパレットPと前列格
納スペース8a側のパレットPとが2つのパレット連結
器24で連結される。
【0041】連結状態の2枚のパレットPは、横送り装
置17の作動による旋回アーム20の旋回動作により前
列格納スペース8a側に一体的に横送りされ、前列格納
スペース8aにあったパレットPが後列格納スペース8
bに、搬送台車10上にあったパレットPが前列格納ス
ペース8aにそれぞれ払い出されて格納される。
【0042】<パレットPの切り離し方法>目的の格納
棚8の前列及び後列格納スペース8a,8b共にパレッ
トPが格納されている状態を想定して説明する。その理
由は、パレットPが前列格納スペース8aにしか格納さ
れていない場合や、前列及び後列格納スペース8a,8
b共に格納されていない場合には、パレットPを切り離
すということが考えられないからである。
【0043】(1) 搬送台車10が台車昇降台16を
空にして目的の格納棚8側方に向かって台車走行路7を
走行する。この間、搬送台車10上の横送り装置17は
目的の格納棚8側にシフトし、パレットPの引き込み態
勢を整える。この段階では、搬送台車10のパレット搭
載レベルは目的の格納棚8のパレット載置レベルにレベ
ル合わせされている。
【0044】(2) 搬送台車10は目的の格納棚8に
近づくに従って走行速度を落とし、目的の格納棚8側方
で停止する。搬送台車10上の横送り装置17が作動し
て旋回アーム20が旋回し、格納棚8の前列格納スペー
ス8aに格納されているパレットPのガイド溝p2に上
記旋回アーム20の係合ローラ21が係合し、格納棚8
で連結状態の2枚のパレットPが旋回アーム20の旋回
動作により搬送台車10側に一体的に横送りされる。こ
れにより、前列格納スペース8aにあったパレットPが
搬送台車10上に引き込まれるとともに、後列格納スペ
ース8bにあったパレットPが前列格納スペース8aに
引き出され、図1(c−I)及び図1(c−II)に示す
状態となる。
【0045】(3) 搬送台車10は台車昇降台16を
上昇させてパレットPを図1(c−II)の実線の状態か
ら仮想線の状態へと持ち上げ、搬送台車10のパレット
搭載レベルを目的の格納棚8のパレット載置レベルより
も上方に位置付ける。これにより、搬送台車10上のパ
レットPの第1係合具22(係合突起22a)が前列格
納スペース8a側のパレットPの第2係合具23(係合
凹部23a)から上方に離脱する。図示しないが、前列
格納スペース8a側のパレットPの第1係合具22(係
合突起22a)も搬送台車10上のパレットPの第2係
合具23(係合凹部23a)から下方に離脱する。この
状態で、搬送台車10上のパレットPと前列格納スペー
ス8a側のパレットPとが切り離され、搬送台車10上
のパレットPの第1係合具22は台車走行方向から見て
前列格納スペース8a側のパレットPの第2係合具23
に干渉しないように上方に一定の距離をあけてオーバー
ラップしている。図示しないが、搬送台車10上のパレ
ットPの第2係合具23も同様に、台車走行方向から見
て前列格納スペース8a側のパレットPの第1係合具2
2に干渉しないように上方に一定の距離をあけてオーバ
ーラップしている。
【0046】(4) 搬送台車10はリフト昇降路5に
向かって走行する。この間、搬送台車10は安定して走
行するために横送り装置17を図4実線の状態からその
右側の一点鎖線の状態へと戻し、搬送台車10上のパレ
ットPを図1(b−II)の状態から図1(a−II)の仮
想線の状態へと横送りして台車昇降台16の中央に位置
付けるとともに、台車昇降台16を下降させる。
【0047】リフト昇降路5側方に着いた搬送台車10
は、下降待機している搬出入リフト6にパレットPを横
送りし、パレットPを受け取った搬出入リフト6は乗入
・乗出階1に上昇し、出庫車両Cが搭載されている場合
には利用者が乗り込んで入出庫口4から退出する一方、
空パレットPである場合には入庫車両Cが進入するのを
待機する。
【0048】このように、搬送台車10が目的の格納棚
8側方に来るまでに、搬送台車10上のパレットPを上
昇させるとともに目的の格納棚8側に横送りして、搬送
台車10上のパレットPの第1及び第2係合具22,2
3が目的の格納棚8側のパレットPの第1及び第2係合
具22,23の上方に対応するようにパレット連結態勢
を整え、搬送台車10が目的の格納棚8側方に着いた後
は、搬送台車10上のパレットPを下降させるだけで搬
送台車10上のパレットPの第1及び第2係合具22,
23を前列格納スペース8a側のパレットPの第1及び
第2係合具22,23に係合させて両パレットPを連結
することができることから、パレット連結態勢を取る時
間がいらない分だけパレット連結時間を短縮することが
でき、入庫を効率良く行うことができる。
【0049】また、出庫時には、搬送台車10上のパレ
ットPを上昇させるだけで、搬送台車10上のパレット
Pの第1及び第2係合具22,23を前列格納スペース
8a側のパレットPの第1及び第2係合具22,23か
ら離脱させるとともに、搬送台車10を走行させても搬
送台車10上のパレットPの第1及び第2係合具22,
23が前列格納スペース8a側のパレットPの第1及び
第2係合具22,23に干渉しないようにすることがで
きるので、出庫を効率良く行うことができる。
【0050】このようなパレット連結・切り離し方法及
びパレット連結器は、本例で適用したエレベータスライ
ド式立体駐車装置以外に平面往復式立体駐車装置にも適
用することができるものである。
【0051】なお、上記の例では、搬送台車10上のパ
レットPをその下降動作で前列格納スペース8a側のパ
レットPに連結する一方、搬送台車10上のパレットP
をその上昇動作で前列格納スペース8a側のパレットP
から切り離すようにしたが、これとは逆に、搬送台車1
0上のパレットPをその上昇動作で前列格納スペース8
a側のパレットPに連結する一方、搬送台車10上のパ
レットPをその下降動作で前列格納スペース8a側のパ
レットPから切り離すようにしてもよい。
【0052】ところで、この機械式立体駐車装置には、
パレット位置決め装置25が設けられている。図4に示
すように、このパレット位置決め装置25の主構成要素
は、格納棚8の前列格納スペース8a両側2箇所に設け
られ、一方側(図4上側)のパレット位置決め装置25
の設置領域は長く後列格納スペース8b近くにまで及ん
でいるが、他方側(図4下側)のパレット位置決め装置
25の設置領域は短く前列格納スペース8aから僅かに
入ったところまでである。この長短2つのパレット位置
決め装置25は、長さが異なるだけで構成及び作動は同
じであるので、以下、長い方のパレット位置決め装置2
5について説明し、短い方のパレット位置決め装置25
については、長い方のパレット位置決め装置25と同一
構成箇所に同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0053】図5及び図6に示すように、上記パレット
位置決め装置25は、ローラフレーム12に沿って延び
る操作ロッド26を備え、この操作ロッド26の基端側
(図5右端側)はブラケット27に移動自在に嵌挿支持
されている。上記操作ロッド26の基端膨出部26aと
上記ブラケット27との間にはコイルスプリング28が
縮装され、操作ロッド26はコイルスプリング28のば
ね力により台車走行路7側に常時付勢されて後退してい
る。一方、上記ローラフレーム12の前列格納スペース
8a奥部寄りには、上下2枚のブラケット29が取り付
けられ、このブラケット29には「く」の字形のレバー
30が軸31によって水平面内で回動自在に取り付けら
れている。このレバー30一端(図5右端)は上記操作
ロッド26先端(図5左端)にピン32で連結されてい
るとともに、レバー30他端(図5左端)には位置決め
ローラ33が回動自在に取り付けられている。したがっ
て、上記レバー30は、操作ロッド26に外力が作用し
ていないときには操作ロッド26の後退動作によって軸
31回りに格納棚8内方に回動し、図5実線の姿勢にな
っている。
【0054】一方、パレットP裏面の短辺側両サイド寄
りには、図3にも示すように、2つの位置決め係合片3
4がパレットPの中心に対して点対称に配置され、乗入
・乗出階1の方向転換装置でパレットPを180°旋回
させても、上記位置決め係合片34が同じ位置になるよ
うになっている。また、第1係合具22及び第2係合具
23の位置及び向きもパレットPの中心に対して点対称
に配置され、パレットPを180°旋回させても同じ位
置及び向きになるようになっている。上記位置決め係合
片34のローラフレーム12側には、上記位置決めロー
ラ33が係合あるいは離脱する係合凹所34aが形成さ
れ、この係合凹所34aの両側には上記位置決めローラ
33を係合凹所34aに案内する山形の傾斜部34bが
形成されている。
【0055】さらに、上記搬送台車10の台車昇降台1
6四隅寄りには、プッシュシリンダ35が台車走行路7
両側の前列格納スペース8aの4つのパレット位置決め
装置25に対応するように1つずつ設置され、このプッ
シュシリンダ35のピストンロッド35a先端には、上
記操作ロッド26の基端膨出部26aを押圧する押圧プ
レート36が取り付けられている。
【0056】そして、パレットPを前列格納スペース8
aに格納した状態で、2つのパレット位置決め装置25
の各々の操作ロッド26がコイルスプリング28のばね
力で台車走行路7側に後退することで、格納棚8内側方
に回動している2つのレバー30の位置決めローラ33
が2つの位置決め係合片34の係合凹所34aに係合し
てパレットPを前列格納スペース8aに位置決めするよ
うになっている。
【0057】次に、上述の如く構成されたパレット位置
決め装置25によりパレットPを位置決めする要領及び
その解除の要領について説明する。
【0058】A.<パレットPが前列格納スペース8a
に格納されていない状態で搬送台車10上のパレットP
を前列格納スペース8aに払い出す場合> 2つのパレット位置決め装置25は、図5に実線で示す
ように、操作ロッド26がコイルスプリング28のばね
力で台車走行路7側に後退しており、これにより、2つ
のレバー30が軸31回りに格納棚8内方に回動してい
る。
【0059】この状態から、搬送台車10上の横送り装
置17を作動させて旋回アーム20を旋回させ、搬送台
車10上のパレットPを前列格納スペース8aに払い出
す。このパレットPの進入に伴って2つの位置決め係合
片34の進入方向前側の傾斜部34bが2つのレバー3
0の位置決めローラ33に摺接し、この摺接抵抗でレバ
ー30が軸31回りにローラフレーム12側に回動して
各々の位置決めローラ33が2つの位置決め係合片34
の係合凹所34aに係合し、パレットPを前列格納スペ
ース8aに位置決めする。
【0060】B.<パレットPが前列格納スペース8a
に格納されている状態で搬送台車10側のパレットPを
前列格納スペース8aに払い出す場合> まず、前述した<パレットPの連結方法>の手順にて搬
送台車10上のパレットPと前列格納スペース8a側の
パレットPとを連結する。次いで、片側の2つのプッシ
ュシリンダ35を共に伸長作動させ、操作ロッド26の
基端膨出部26aを押圧プレート36で押すことで、上
記操作ロッド26をコイルスプリング28のばね力に抗
して格納棚8奥部に向かって進出させる。これにより、
2つのレバー30が軸31回りにローラフレーム12側
に回動し、各々の位置決めローラ33が2つの位置決め
係合片34の係合凹所34aから離脱してパレットPの
前列格納スペース8aへの位置決めが解除される。この
解除状態から、搬送台車10上の横送り装置17を作動
させて旋回アーム20を旋回させ、搬送台車10上のパ
レットPを前列格納スペース8aに払い出せばよい。こ
の際、前列格納スペース8aのパレットPの位置決め係
合片34がレバー30を通過した時点で、プッシュシリ
ンダ35を収縮作動させて操作ロッド26に対する押し
付け力を解除し、レバー30を元の位置決め姿勢に戻し
ておく。これにより、搬送台車10上のパレットPは、
上記A.の要領で前列格納スペース8aに払い出されて
位置決めされる。この場合、後列格納スペース8b側に
はパレット位置決め装置25はないが、後列格納スペー
ス8bのパレットPは前列格納スペース8aのパレット
Pに2つのパレット連結器24で連結されていることか
ら、前列格納スペース8aのパレットPが位置決めされ
ていることによって間接的に位置決めされる。
【0061】C.<パレットPが前列格納スペース8a
にのみ格納されている状態でパレットPを搬送台車10
に引き込む場合> 搬送台車10が格納棚8側方に停止した状態で、図5に
仮想線で示すように、片側の2つのプッシュシリンダ3
5を共に伸長作動させ、操作ロッド26の基端膨出部2
6aを押圧プレート36で押すことで、上記操作ロッド
26をコイルスプリング28のばね力に抗して格納棚8
奥部に向かって進出させる。これにより、2つのレバー
30が軸31回りにローラフレーム12側に回動し、各
々の位置決めローラ33が2つの位置決め係合片34の
係合凹所34aから離脱してパレットPの前列格納スペ
ース8aへの位置決めが解除される。この解除状態か
ら、前列格納スペース8a側のパレットPを旋回アーム
20の旋回動作により搬送台車10に引き込む。その後
は、プッシュシリンダ35を収縮作動させて操作ロッド
26に対する押し付け力を解除し、レバー30を元の位
置決め姿勢に戻しておく。
【0062】D.<パレットPが前列格納スペース8a
及び後列格納スペース8b共に格納されている状態でパ
レットPを搬送台車10に引き込む場合> 搬送台車10が格納棚8側方に停止した状態で、図5に
仮想線で示すように、片側の2つのプッシュシリンダ3
5を共に伸長作動させ、操作ロッド26の基端膨出部2
6aを押圧プレート36で押すことで、上記操作ロッド
26をコイルスプリング28のばね力に抗して格納棚8
奥部に向かって進出させる。これにより、2つのレバー
30が軸31回りにローラフレーム12側に回動し、各
々の位置決めローラ33が2つの位置決め係合片34の
係合凹所34aから離脱してパレットPの前列格納スペ
ース8aへの位置決めが解除される。この解除状態か
ら、前列格納スペース8a側のパレットPを旋回アーム
20の旋回動作により搬送台車10に引き込み始める。
この引込みにより前列格納スペース8aのパレットPの
位置決め係合片34がレバー30を通過した時点で、プ
ッシュシリンダ35を収縮作動させて操作ロッド26に
対する押し付け力を解除し、レバー30を元の位置決め
姿勢に戻しておく。前列格納スペース8aのパレットP
の引き込みと同時に、後列格納スペース8bのパレット
Pが一緒に引き出され、前列格納スペース8aが搬送台
車10に引き込まれると、後列格納スペース8bのパレ
ットPが前列格納スペース8aに引き出される。この
際、後列格納スペース8bのパレットPの引き出しに伴
って2つの位置決め係合片34の引き出し方向前側の傾
斜部34bが2つのレバー30の位置決めローラ33に
摺接し、この摺接抵抗でレバー30が軸31回りにロー
ラフレーム12側に回動して各々の位置決めローラ33
が2つの位置決め係合片34の係合凹所34aに係合
し、後列格納スペース8bから前列格納スペース8aに
引き出されたパレットPをその場に位置決めする。
【0063】ところで、通常は上述の如くしてパレット
Pを前列格納スペース8aに位置決めすれば、パレット
Pが前列格納スペース8aに位置ずれすることなく格納
されるのであるが、構築物に撓み等が生じていて精度が
十分でないときには、パレットPが方向転換時の旋回方
向に位置ずれし易い。なお、搬送台車10と格納棚8と
の間での横送り方向には、旋回アーム20がパレットP
のガイド溝p2に係合しているので位置ずれは生じな
い。
【0064】ここで、図7(a)に示すように、パレッ
トPを搬送台車10から前列格納スペース8aに払い出
し、その払い出しが終了する直前において、パレットP
の長手方向一端側(図7(a)下端側)が他端側(図7
(a)上端側)よりも奥部に進入し、パレットPの長手
方向一端側では、レバー30の位置決めローラ33は位
置決め係合片34の係合凹所34aに係合しているが、
パレットPの長手方向他端側では、レバー30の位置決
めローラ33は位置決め係合片34の係合凹所34aに
未だ達しておらず、傾斜部34bに乗り上げた状態とな
って係合凹所34aには係合していない位置ずれ状態を
想定する。図で二点鎖線で表す十文字は位置ずれ状態に
あるパレットPの中心線であり、一点鎖線で表す十文字
は位置ずれしていない正規の載置状態にあるパレットP
の中心線である。また、旋回アーム20は、パレットP
の長手方向他端側の進入が遅れているので、当然、旋回
を終えておらず、パレットPのガイド溝p2に係合して
いる。この場合、図7(b)に一点鎖線で示すように、
旋回アーム20を係合ローラ21がガイド溝p2から離
脱する位置まで完全に旋回させれば、パレットPの長手
方向一端側では、レバー30の位置決めローラ33は位
置決め係合片34の係合凹所34aに既に係合している
のでそのまま動かないが、パレットPの長手方向他端側
では、パレットPが旋回アーム20の旋回によって奥部
に送り込まれ、その結果、レバー30の位置決めローラ
33が位置決め係合片34の係合凹所34aに係合し、
これにより、パレットPは位置ずれしていても、上述の
如く位置補正されて正規の位置に位置決めされる。した
がって、位置ずれにより、旋回アーム20の係合ローラ
21がパレットPのガイド溝p2に係合し得ないという
事態をなくすことができ、搬送台車10と格納棚8との
間でパレットPを確実に横送りすることができる。
【0065】(実施の形態2)図9はこの発明の実施の
形態2におけるパレットPを、図10はこのパレットP
に設けられたパレット連結器42をそれぞれ示す。実施
の形態1とはパレット連結器42の構成とパレットPの
連結・切り離し方とが異なるほかは同じであるので、上
記の相違点のみ説明することにする。
【0066】図9に示すように、上記パレットPの一方
の長辺側一端寄り(図9左上端寄り)と他方の長辺側他
端寄り(図9右下端寄り)とには、鈎形の第1係合具3
7が係合鈎37aを互いに内側に向けて軸38回りに回
動自在に張り出して取り付けられ、上記パレットPの一
方の長辺側他端寄り(図9左下端寄り)と他方の長辺側
一端寄り(図9右上端寄り)とには、略L字形の第2係
合具39が係合片39aを互いに外側に向けて張り出し
固定されている。
【0067】上記パレットPの一方の長辺側一端寄り
(図9左上端寄り)と他方の長辺側他端寄り(図9右下
端寄り)とには、先端を下方に折り曲げたストッパ40
が折曲部40aを側方に張り出して固定されている。こ
のストッパ40には付勢手段としてのコイルスプリング
41の一端が連結されているとともに、このコイルスプ
リング41の他端は上記第1係合具37の中程に連結さ
れ、第1係合具37をコイルスプリング41のばね力に
より係合方向に常時回動付勢するようになっている。ま
た、上記ストッパ40は、上記回動付勢されるストッパ
40を当接させてそれ以上回動しないようにし、その回
動姿勢を係合位置に保持するようになっている。
【0068】そして、2枚のパレットPを長辺側を対向
させて並べた際、一方のパレットPの第1係合具37と
他方のパレットPの第2係合具39とが係合可能に対向
し、この第1係合具37と第2係合具39とによりパレ
ット連結器42が構成され、図10に示すように、パレ
ット連結時、一方のパレットPの第1係合具37は、搬
送台車10上のパレットPの前列格納スペース8a側へ
の横送り動作により、他方のパレットPの第2係合具3
9に当接してコイルスプリング41のばね力に抗して反
係合方向に回動し、上記第1係合具37の係合鈎37a
先端が第2係合具39の係合片39a先端を通過するこ
とで上記コイルスプリング41のばね力により係合方向
に回動復帰して上記第2係合具39の係合片39aに係
合して両パレットPを連結するように構成されている。
一方、パレット切り離し時、搬送台車10のパレット搭
載レベルを格納棚8のパレット載置レベルに対し高低差
をもって位置付けることにより、上記搬送台車10上の
パレットPの第1及び第2係合具37,39を前列格納
スペース8a側のパレットPの第1及び第2係合具3
7,39から離脱させて搬送台車10上のパレットPを
前列格納スペース8a側のパレットPから切り離すよう
に構成されている。
【0069】なお、搬送台車10上のパレットPを前列
格納スペース8a側のパレットPに連結した状態で格納
棚8側に払い出すと、図10及び図11(c)に共に仮
想線で示すように、一方のパレットPの第2係合具39
先端(係合片39a)が他方のパレットPのストッパ4
0に当接して前列格納スペース8a側のパレットPを後
列格納スペース8bに送り込み、この際、第1係合具3
7の係合鈎37aと第2係合具39の係合片39aとの
間に隙間ができるので、可動式である第1係合具37に
パレットPの横送り力が作用せず、第1係合具37の損
傷を防止することができる。
【0070】次に、パレットPの連結・切り離し方法を
図11に基づいて説明する。なお、ここでは、パレット
連結器42として、第1係合具37が搬送台車10上の
パレットP(図で右側)のものである場合を、第2係合
具39が前列格納スペース8a側のパレットP(図で左
側)のものである場合を例に挙げて説明するが、当然、
搬送台車10上のパレットPの第2係合具39は、搬送
台車10上のパレットPの第1係合具37と同様の動作
で前列格納スペース8a側のパレットPの第1係合具3
7に対し係合・離脱するものであることは、実施の形態
1と同じである。
【0071】<パレットPの連結方法>目的の格納棚8
の前列格納スペース8aにはパレットPが格納されてい
るが、後列格納スペース8bにはパレットPが格納され
ていない状態を想定して説明する。その理由は、前列及
び後列格納スペース8a,8b共にパレットPが格納さ
れている場合には、最早パレットPを格納する余地はな
く、パレットPを連結する必要性がないからである。ま
た、前列及び後列格納スペース8a,8b共にパレット
Pが格納されていない場合も、パレットPを格納するに
際してパレットPを連結することがないからである。
【0072】(1) 搬送台車10がパレットPを搭載
して目的の格納棚8側方に向かって台車走行路7を走行
する。この状態では、搬送台車10はパレット搭載レベ
ルを格納棚8のパレット載置レベルにレベル合わせして
いる。また、搬送台車10上の横送り装置17は目的の
格納棚8側にシフトしているが、搬送台車10上のパレ
ットPは台車昇降台16の中心に位置して図11(a)
の状態にあり、搬送台車10上のパレットPの第1係合
具37は前列格納スペース8a側のパレットPの第1係
合具37及び第2係合具39に対し台車走行方向から見
て一定の距離をあけて干渉しないようになっている。図
示しないが、搬送台車10上のパレットPの第2係合具
39も同様に、前列格納スペース8a側のパレットPの
第1係合具37及び第2係合具39に対し台車走行方向
から見て一定の距離をあけて互いに干渉しないようにな
っている。
【0073】(2) 搬送台車10は目的の格納棚8に
近づくに従って走行速度を落とし、図11(b)に示す
ように、目的の格納棚8側方で停止する。これにより、
搬送台車10上のパレットPの第1係合具37が前列格
納スペース8a側のパレットPの第2係合具39に同じ
高さレベルで対応するとともに、搬送台車10上のパレ
ットPの第2係合具39が前列格納スペース8a側のパ
レットPの第1係合具37に同じ高さレベルで対応す
る。
【0074】(3) 搬送台車10は横送り装置17を
図4実線で示すように格納棚8側にシフトし、搬送台車
10上のパレットPを前列格納スペース8a側に横送り
する。これにより、図11(b)に仮想線で示すよう
に、搬送台車10上のパレットPの第1係合具37が前
列格納スペース8a側に進出し、搬送台車10上のパレ
ットPの第1係合具37がその係合鈎37a先端を前列
格納スペース8a側のパレットPの第2係合具39の係
合片39a先端に当接させて反係合方向に回動し、上記
搬送台車10上のパレットPの第1係合具37先端が前
列格納スペース8a側のパレットPの第2係合具39先
端を通過することで、図11(c)に示すように、搬送
台車10上のパレットPの第1係合具37を係合方向に
回動復帰させて前列格納スペース8a側のパレットPの
第2係合具39に係合させて両パレットPを連結する。
【0075】連結状態の2枚のパレットPは、横送り装
置17の作動による旋回アーム20の旋回動作により前
列格納スペース8a側に一体的に横送りされ、前列格納
スペース8aにあったパレットPが後列格納スペース8
bに、搬送台車10上にあったパレットPが前列格納ス
ペース8aにそれぞれ払い出されて格納される。
【0076】<パレットPの切り離し方法>目的の格納
棚8の前列及び後列格納スペース8a,8b共にパレッ
トPが格納されている状態を想定して説明する。その理
由は、パレットPが前列格納スペース8aにしか格納さ
れていない場合や、前列及び後列格納スペース8a,8
b共に格納されていない場合には、パレットPを切り離
すということが考えられないからである。
【0077】(1) 搬送台車10が台車昇降台16を
空にして目的の格納棚8側方に向かって台車走行路7を
走行する。この間、搬送台車10上の横送り装置17は
目的の格納棚8側にシフトし、パレットPの引き込み態
勢を整える。この段階では、搬送台車10のパレット搭
載レベルは目的の格納棚8のパレット載置レベルにレベ
ル合わせされている。
【0078】(2) 搬送台車10は目的の格納棚8に
近づくに従って走行速度を落とし、目的の格納棚8側方
で停止する。搬送台車10上の横送り装置17が作動し
て旋回アーム20が旋回し、格納棚8の前列格納スペー
ス8aに格納されているパレットPのガイド溝p2に上
記旋回アーム20の係合ローラ21が係合し、格納棚8
で連結状態の2枚のパレットPが旋回アーム20の旋回
動作により搬送台車10側に一体的に横送りされる。こ
れにより、前列格納スペース8aにあったパレットPが
搬送台車10に引き込まれるとともに、後列格納スペー
ス8bにあったパレットPが前列格納スペース8aに引
き出され、図11(d)に実線で示す状態となる。
【0079】(3) 搬送台車10は台車昇降台16を
上昇させてパレットPを図11(d)の実線の状態から
仮想線の状態へと持ち上げ、搬送台車10のパレット搭
載レベルを目的の格納棚8のパレット載置レベルよりも
上方に位置付ける。これにより、搬送台車10上のパレ
ットPの第1係合具37(係合鈎37a)が前列格納ス
ペース8a側のパレットPの第2係合具39(係合片3
9a)から上方に離脱する。図示しないが、前列格納ス
ペース8a側のパレットPの第1係合具37(係合鈎3
7a)も搬送台車10上のパレットPの第2係合具39
(係合片39a)から下方に離脱する。この状態で、搬
送台車10上のパレットPと前列格納スペース8a側の
パレットPとが切り離され、搬送台車10上のパレット
Pの第1係合具37は台車走行方向から見て前列格納ス
ペース8a側のパレットPの第2係合具39に干渉しな
いように上方に一定の距離をあけてオーバーラップして
いる。図示しないが、搬送台車10上のパレットPの第
2係合具39も同様に、台車走行方向から見て前列格納
スペース8a側のパレットPの第1係合具37に干渉し
ないように上方に一定の距離をあけてオーバーラップし
ている。
【0080】(4) 搬送台車10はリフト昇降路5に
向かって走行する。この間、搬送台車10は安定して走
行するために横送り装置17を図4実線の状態からその
右側の一点鎖線の状態へと戻し、搬送台車10上のパレ
ットPを図11(e)実線の状態へと横送りして台車昇
降台16の中央に位置付けるとともに、台車昇降台16
を図11(e)仮想線の状態へと下降させる。
【0081】リフト昇降路5側方に着いた搬送台車10
は、下降待機している搬出入リフト6にパレットPを横
送りし、パレットPを受け取った搬出入リフト6は乗入
・乗出階1に上昇し、出庫車両Cが搭載されている場合
には利用者が乗り込んで入出庫口4から退出する一方、
空パレットPである場合には入庫車両Cが進入するのを
待機する。
【0082】このように、搬送台車10が目的の格納棚
8側方に来るまでに、搬送台車10のパレット搭載レベ
ルを目的の格納棚8のパレット載置レベルと同じ高さに
レベル合わせし、搬送台車10が目的の格納棚8側方に
着いた後は、搬送台車10上のパレットPをそのまま横
送りするだけで搬送台車10上のパレットPの第1及び
第2係合具37,39を前列格納スペース8a側のパレ
ットPの第1及び第2係合具37,39に係合させて両
パレットPを連結することができることから、パレット
連結態勢を取る時間がいらない分だけパレット連結時間
を短縮することができ、入庫を効率良く行うことができ
る。
【0083】また、出庫時には、搬送台車10上のパレ
ットPを上昇させるだけで、搬送台車10上のパレット
Pの第1及び第2係合具37,39を目的の格納棚8
(前列格納スペース8a)側のパレットPの第1及び第
2係合具37,39から離脱させるとともに、搬送台車
10を走行させても搬送台車10上のパレットPの第1
及び第2係合具37,39が前列格納スペース8a側の
パレットPの第1及び第2係合具37,39に干渉しな
いようにすることができるので、出庫を効率良く行うこ
とができる。
【0084】このようなパレット連結・切り離し方法及
びパレット連結器は、本例で適用したエレベータスライ
ド式立体駐車装置以外に平面往復式立体駐車装置にも適
用することができることは実施の形態1と同じである
が、この実施の形態2ではさらにエレベータ式立体駐車
装置にも適用することができるものである。この場合、
搬送手段としてのエレベータが搬送路としてのエレベー
タ昇降路を昇降し、このエレベータ昇降路に沿って上下
に階層状に設けられた複列式の格納棚と上記エレベータ
との間でパレットを横送りして連結したり、切り離した
りするようにする。
【0085】なお、本例では、搬送台車10上のパレッ
トPをその上昇動作で格納棚8側のパレットPから切り
離すようにしたが、これとは逆に、搬送台車10上のパ
レットPをその下降動作で格納棚8側のパレットPから
切り離すようにしてもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、搬送台車が目的の格納棚側方に来るまで
に、搬送台車上のパレットを横送りしてその係合具を格
納棚側のパレットの係合具の真上又は真下に距離をあけ
て位置させ、上記搬送台車が目的の格納棚側方に来た
際、搬送台車上のパレットを下降又は上昇させてその係
合具を格納棚側のパレットの係合具に係合させるので、
台車走行中にパレット連結態勢を整えることができ、そ
の分だけパレット連結時間を短縮できて入庫効率を促進
することができる。一方、搬送台車上のパレットを格納
棚側のパレットから切り離すには、搬送台車上のパレッ
トを連結の場合とは逆に上昇又は下降させてその係合具
を格納棚側のパレットの係合具から離脱させればよいの
で、搬送台車は離脱後直ちに走行態勢を取ることができ
て出庫効率を促進することができる。
【0087】請求項2及び3に係る発明によれば、搬送
手段が目的の格納棚側方に来た際、搬送手段上のパレッ
トを格納棚側のパレットに対して横送りし、いずれか一
方のパレットの係合具を他方のパレットの係合具に当接
回動させて係合させるので、パレットの横送り中に連結
を行い得、パレット連結時間を短縮できて入庫効率を促
進することができる。一方、搬送台車上のパレットを格
納棚側のパレットから切り離すには、搬送台車上のパレ
ットを上昇又は下降させてその係合具を格納棚側のパレ
ットの係合具から離脱させればよいので、搬送台車は離
脱後直ちに走行態勢を取ることができて出庫効率を促進
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるパレットの連
結手順を示し、(a−I)は搬送台車がパレット連結態
勢を整える前の搬送台車上のパレットの第1係合具と格
納棚側のパレットの第2係合具との位置関係を示す平面
図、(a−II)は同正面図、(b−I)は搬送台車がパ
レット連結態勢を整えた状態の搬送台車上のパレットの
第1係合具と格納棚側のパレットの第2係合具との位置
関係を示す平面図、(b−II)は同正面図、(c−I)
は搬送台車上のパレットと格納棚側のパレットとが連結
した状態を示す平面図、(c−II)は同正面図である。
【図2】この発明の実施の形態1におけるパレット連結
器を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線
における断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1におけるパレットの構
成を示す平面図である。
【図4】この発明の実施の形態1において2枚のパレッ
トが前列格納スペースと後列格納スペースとにそれぞれ
格納され、搬送台車がその格納棚側方に停止して旋回ア
ームを前列格納スペースのパレット裏面のガイド溝に係
合させている状態を示す平面図である。
【図5】この発明の実施の形態1におけるパレット位置
決め装置の平面図である。
【図6】図5のB−B線における断面図である。
【図7】この発明の実施の形態1において前列格納スペ
ースに格納されたパレットの平面図であり、(a)はパ
レットが位置ずれしている状態、(b)はパレットの位
置ずれが修正された状態をそれぞれ示す。
【図8】エレベータスライド式立体駐車装置全体を概略
的に示し、(a)は格納階の平面図、(b)はエレベー
タスライド式立体駐車装置の縦断面図である。
【図9】この発明の実施の形態2におけるパレットの構
成を示す平面図である。
【図10】この発明の実施の形態2におけるパレット連
結器の平面図である。
【図11】この発明の実施の形態2におけるパレットの
連結手順を示し、(a)は搬送台車がパレット連結に備
えて走行態勢を整える前の搬送台車上のパレットの第1
係合具と格納棚側のパレットの第2係合具との位置関係
を示す平面図、(b)はパレットを搭載した搬送台車が
目的の格納棚側方に走行して停止した状態を示す平面
図、(c)は搬送台車上のパレットと格納棚側のパレッ
トとが連結した状態を示す平面図、(d)は搬送台車上
のパレットが格納棚側のパレットから切り離された状態
を示す正面図、(e)は切り離された後のパレットを搬
送台車上に引き込んだ状態を示す正面図である。
【図12】従来例におけるパレットの連結手順を示し、
(a)はパレットを搭載した搬送台車が目的の格納棚直
前まで走行して停止した状態、(b)は搬送台車上のパ
レットを格納棚側に近づけてパレット連結態勢を整えた
状態、(c)は搬送台車上のパレットと格納棚側のパレ
ットが連結した状態をそれぞれ示す平面図である。
【符号の説明】
7 台車走行路(搬送路) 8 格納棚 8a 前列格納スペース 8b 後列格納スペース 10 搬送台車(搬送手段) 22,37 第1係合具 23,39 第2係合具 24,42 パレット連結器 40 ストッパ 41 コイルスプリング(付勢手段) P パレット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台車の台車走行路に沿って複数設け
    られ、上記台車走行路に対して前後に複数の格納スペー
    スを有する複列式の格納棚を備え、 上記搬送台車上のパレットの係合具を格納棚側のパレッ
    トの係合具に係合させて両パレットを連結した状態で、
    上記搬送台車上のパレットを格納棚に払い出して入庫す
    る一方、 上記格納棚から搬送台車に引き込んだパレットの係合具
    を格納棚側のパレットの係合具から離脱させることによ
    り、搬送台車上のパレットを格納棚側のパレットから切
    り離して出庫するようにした機械式立体駐車装置のパレ
    ット連結・切り離し方法であって、 上記搬送台車が目的の格納棚側方に来るまでに、搬送台
    車のパレット搭載レベルを格納棚のパレット載置レベル
    に対し高低差をもって位置付けるとともに、搬送台車上
    のパレットの係合具が格納棚側のパレットの係合具に上
    下方向から見てオーバーラップするように上記搬送台車
    上のパレットを格納棚に横送りし、上記搬送台車が目的
    の格納棚側方に来た際、搬送台車の走行を停止してその
    パレット搭載レベルを格納棚のパレット載置レベルにレ
    ベル合わせすることにより、上記搬送台車上のパレット
    の係合具を格納棚側のパレットの係合具に係合させて両
    パレットを連結する一方、 上記搬送台車が格納棚で連結状態の前列のパレットを引
    き込み、搬送台車のパレット搭載レベルを格納棚のパレ
    ット載置レベルに対し高低差をもって位置付けることに
    より、搬送台車上のパレットの係合具を格納棚側のパレ
    ットの係合具から離脱させて搬送台車上のパレットを格
    納棚側のパレットから切り離すことを特徴とする機械式
    立体駐車装置のパレット連結・切り離し方法。
  2. 【請求項2】 搬送手段の搬送路に沿って複数設けら
    れ、上記搬送路に対して前後に複数の格納スペースを有
    する複列式の格納棚を備え、 上記搬送手段上のパレットの係合具を格納棚側のパレッ
    トの係合具に係合させて両パレットを連結した状態で、
    上記搬送手段上のパレットを格納棚に払い出して入庫す
    る一方、 上記格納棚から搬送手段に引き込んだパレットの係合具
    を格納棚側のパレットの係合具から離脱させることによ
    り、搬送手段上のパレットを格納棚側のパレットから切
    り離して出庫するようにした機械式立体駐車装置のパレ
    ット連結・切り離し方法であって、 上記搬送手段が目的の格納棚側方に来た際、搬送手段の
    移動を停止して搬送手段上のパレットを格納棚に横送り
    することにより、上記搬送手段上及び格納棚側の一方の
    パレットの係合具をその先端を他方のパレットの係合具
    先端に当接させて反係合方向に回動させ、上記一方のパ
    レットの係合具先端が他方のパレットの係合具先端を通
    過することで上記一方のパレットの係合具を係合方向に
    回動復帰させて他方のパレットの係合具に係合させて両
    パレットを連結する一方、 上記搬送手段が格納棚で連結状態の前列のパレットを引
    き込み、搬送手段のパレット搭載レベルを格納棚のパレ
    ット載置レベルに対し高低差をもって位置付けることに
    より、搬送手段上のパレットの係合具を格納棚側のパレ
    ットの係合具から離脱させて搬送手段上のパレットを格
    納棚側のパレットから切り離すことを特徴とする機械式
    立体駐車装置のパレット連結・切り離し方法。
  3. 【請求項3】 搬送手段の搬送路に沿って複数設けら
    れ、上記搬送路に対して前後に複数の格納スペースを有
    する複列式の格納棚を備え、 上記搬送手段上のパレットと格納棚側のパレットとを連
    結した状態で、搬送手段上のパレットを格納棚に払い出
    して入庫する一方、 上記格納棚から搬送手段に引き込んだパレットを格納棚
    側のパレットから切り離して出庫するようにした機械式
    立体駐車装置のパレット連結器であって、 上記パレットの一方の長辺側一端寄りと他方の長辺側他
    端寄りとに回動自在に設けられた第1係合具と、 上記パレットの一方の長辺側他端寄りと他方の長辺側一
    端寄りとに固定された第2係合具と、 上記第1係合具を係合方向に常時回動付勢する付勢手段
    と、 上記第1係合具の回動姿勢を係合位置に保持するストッ
    パとを備え、 2枚のパレットを長辺側を対向させて並べた際、一方の
    パレットの第1係合具と他方のパレットの第2係合具と
    が係合可能に対向し、 パレット連結時、一方のパレットの第1係合具は、搬送
    手段上のパレットの格納棚への横送り動作により、他方
    のパレットの第2係合具に当接して付勢手段の付勢力に
    抗して反係合方向に回動し、上記第1係合具先端が第2
    係合具先端を通過することで上記付勢手段の付勢力によ
    り係合方向に回動復帰して上記第2係合具に係合して両
    パレットを連結する一方、 パレット切り離し時、搬送手段のパレット搭載レベルを
    格納棚のパレット載置レベルに対し高低差をもって位置
    付けることにより、搬送手段上のパレットの第1及び第
    2係合具を格納棚側のパレットの第1及び第2係合具か
    ら離脱させて搬送手段上のパレットを格納棚側のパレッ
    トから切り離すように構成されていることを特徴とする
    機械式立体駐車装置のパレット連結器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111535638A (zh) * 2020-05-05 2020-08-14 韶关市方晟电气设备有限公司 立体停车设备用升降架

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CN111535638A (zh) * 2020-05-05 2020-08-14 韶关市方晟电气设备有限公司 立体停车设备用升降架

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