JP2000337183A - 気筒休止エンジンの制御装置 - Google Patents
気筒休止エンジンの制御装置Info
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- JP2000337183A JP2000337183A JP11143475A JP14347599A JP2000337183A JP 2000337183 A JP2000337183 A JP 2000337183A JP 11143475 A JP11143475 A JP 11143475A JP 14347599 A JP14347599 A JP 14347599A JP 2000337183 A JP2000337183 A JP 2000337183A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1444—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases
- F02D41/1454—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio
- F02D41/1456—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio with sensor output signal being linear or quasi-linear with the concentration of oxygen
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運
転に移行したときに、燃料を増量することなく空燃比を
適切に制御することにより、燃費を向上させることがで
きる気筒休止エンジンの制御装置を提供する。 【解決手段】 混合気の空燃比LAFを検出する空燃比
検出手段22と、検出空燃比LAFに応じ、空燃比が目
標空燃比KLAFになるように燃料供給量TOUTをフ
ィードバック制御するフィードバック制御手段2と、ク
ルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転に移行した
ときに、フィードバック制御を中止するとともに、吸気
カムの位相CAINを、検出空燃比LAFに応じて気筒
4への吸入空気量が減少する方向に補正する移行時制御
手段2と、を備えている。
転に移行したときに、燃料を増量することなく空燃比を
適切に制御することにより、燃費を向上させることがで
きる気筒休止エンジンの制御装置を提供する。 【解決手段】 混合気の空燃比LAFを検出する空燃比
検出手段22と、検出空燃比LAFに応じ、空燃比が目
標空燃比KLAFになるように燃料供給量TOUTをフ
ィードバック制御するフィードバック制御手段2と、ク
ルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転に移行した
ときに、フィードバック制御を中止するとともに、吸気
カムの位相CAINを、検出空燃比LAFに応じて気筒
4への吸入空気量が減少する方向に補正する移行時制御
手段2と、を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の気筒をすべ
て稼働する全気筒運転と一部の気筒の運転を休止する部
分気筒運転とに切換可能な気筒休止エンジンにおいて、
クルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転に移行し
たときの空燃比制御を適切に行えるようにした気筒休止
エンジンの制御装置に関する。
て稼働する全気筒運転と一部の気筒の運転を休止する部
分気筒運転とに切換可能な気筒休止エンジンにおいて、
クルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転に移行し
たときの空燃比制御を適切に行えるようにした気筒休止
エンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】気筒休止エンジンは、加速時や高速走行
時などに全気筒運転を行うことによって、所要の安定し
た出力を得る一方、エンジン回転数や車速などがほぼ一
定で所定範囲内にあるクルーズ運転時などに、部分気筒
運転に切り換え、稼働気筒に対する充填効率を高めるこ
とで、燃費の向上を図るものであり、例えば特開昭60
−45767号公報に開示されている。また、上述した
クルーズ運転時においては、排気ガス特性および燃費の
向上のために、酸素濃度センサの出力に応じて、混合気
の空燃比が目標空燃比になるように燃料供給量を制御す
るフィードバック制御が、一般的に行われる。
時などに全気筒運転を行うことによって、所要の安定し
た出力を得る一方、エンジン回転数や車速などがほぼ一
定で所定範囲内にあるクルーズ運転時などに、部分気筒
運転に切り換え、稼働気筒に対する充填効率を高めるこ
とで、燃費の向上を図るものであり、例えば特開昭60
−45767号公報に開示されている。また、上述した
クルーズ運転時においては、排気ガス特性および燃費の
向上のために、酸素濃度センサの出力に応じて、混合気
の空燃比が目標空燃比になるように燃料供給量を制御す
るフィードバック制御が、一般的に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の気筒休止エンジンの制御装置では、クルーズ運転時に
おいて全気筒運転から部分気筒運転に移行した場合、そ
の直後において、全気筒運転中の吸入空気が吸気慣性に
よって稼働気筒に流入するため、一時的に吸入空気量が
増大し、空燃比がリーン状態になる。この場合におい
て、空燃比のフィードバック制御が実行されているとき
には、このリーン状態を補償して目標空燃比とすべく、
燃料供給量が増量補正され、燃料が余分に供給されてし
まうことで、燃費の悪化を招くおそれがある。
の気筒休止エンジンの制御装置では、クルーズ運転時に
おいて全気筒運転から部分気筒運転に移行した場合、そ
の直後において、全気筒運転中の吸入空気が吸気慣性に
よって稼働気筒に流入するため、一時的に吸入空気量が
増大し、空燃比がリーン状態になる。この場合におい
て、空燃比のフィードバック制御が実行されているとき
には、このリーン状態を補償して目標空燃比とすべく、
燃料供給量が増量補正され、燃料が余分に供給されてし
まうことで、燃費の悪化を招くおそれがある。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、クルーズ運転時に全気筒運転か
ら部分気筒運転に移行したときに、燃料を増量すること
なく空燃比を適切に制御することにより、燃費を向上さ
せることができる気筒休止エンジンの制御装置を提供す
ることを目的とする。
になされたものであり、クルーズ運転時に全気筒運転か
ら部分気筒運転に移行したときに、燃料を増量すること
なく空燃比を適切に制御することにより、燃費を向上さ
せることができる気筒休止エンジンの制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、複数の気筒4をすべて稼働する全気筒運
転と一部の気筒4の運転を休止する部分気筒運転とに切
換可能であるとともに、吸気弁5を開閉する吸気カム7
の位相CAINをクランクシャフト11に対して変更可
能な気筒休止エンジンの制御装置であって、気筒4に供
給された混合気の空燃比LAFを検出する空燃比検出手
段(実施形態における(以下、本項において同じ)酸素
濃度センサ24)と、この空燃比検出手段で検出された
検出空燃比LAFに応じ、気筒4に供給される混合気の
空燃比が目標空燃比KLAFになるように気筒4への燃
料供給量(燃料噴射時間TOUT)をフィードバック制
御するフィードバック制御手段(ECU2、図2のステ
ップ3)と、クルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒
運転に移行したときに、フィードバック制御手段による
フィードバック制御を中止するとともに、吸気カム7の
位相CAINを、検出空燃比LAFに応じて気筒4への
吸入空気量が減少する方向に補正する移行時制御手段
(ECU2、ステップ6〜8)と、を備えていることを
特徴としている。
め、本発明は、複数の気筒4をすべて稼働する全気筒運
転と一部の気筒4の運転を休止する部分気筒運転とに切
換可能であるとともに、吸気弁5を開閉する吸気カム7
の位相CAINをクランクシャフト11に対して変更可
能な気筒休止エンジンの制御装置であって、気筒4に供
給された混合気の空燃比LAFを検出する空燃比検出手
段(実施形態における(以下、本項において同じ)酸素
濃度センサ24)と、この空燃比検出手段で検出された
検出空燃比LAFに応じ、気筒4に供給される混合気の
空燃比が目標空燃比KLAFになるように気筒4への燃
料供給量(燃料噴射時間TOUT)をフィードバック制
御するフィードバック制御手段(ECU2、図2のステ
ップ3)と、クルーズ運転時に全気筒運転から部分気筒
運転に移行したときに、フィードバック制御手段による
フィードバック制御を中止するとともに、吸気カム7の
位相CAINを、検出空燃比LAFに応じて気筒4への
吸入空気量が減少する方向に補正する移行時制御手段
(ECU2、ステップ6〜8)と、を備えていることを
特徴としている。
【0006】前述したように、気筒休止エンジンがクル
ーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転に移行した直
後には、吸気慣性によって、一時的に吸入空気量が増大
し、空燃比がリーン状態になる。本発明の制御装置によ
れば、このような全気筒運転から部分気筒運転への移行
時には、移行時制御手段により、フィードバック制御手
段による燃料供給量のフィードバック制御を中止すると
ともに、吸気カム位相を気筒への吸入空気量が減少する
方向に補正する。したがって、部分気筒運転への移行直
後において、燃料を増量することなく空燃比を適切に制
御でき、それにより、燃費を向上させることができる。
また、吸気カム位相の補正を、空燃比検出手段で検出さ
れた検出空燃比に応じて行うので、吸入空気量を空燃比
の実際のリーン度合に応じて適切に減少させることがで
き、空燃比を目標空燃比に適切に収束させることができ
る。
ーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転に移行した直
後には、吸気慣性によって、一時的に吸入空気量が増大
し、空燃比がリーン状態になる。本発明の制御装置によ
れば、このような全気筒運転から部分気筒運転への移行
時には、移行時制御手段により、フィードバック制御手
段による燃料供給量のフィードバック制御を中止すると
ともに、吸気カム位相を気筒への吸入空気量が減少する
方向に補正する。したがって、部分気筒運転への移行直
後において、燃料を増量することなく空燃比を適切に制
御でき、それにより、燃費を向上させることができる。
また、吸気カム位相の補正を、空燃比検出手段で検出さ
れた検出空燃比に応じて行うので、吸入空気量を空燃比
の実際のリーン度合に応じて適切に減少させることがで
き、空燃比を目標空燃比に適切に収束させることができ
る。
【0007】この場合、検出空燃比LAFがリッチ状態
を示したときに、移行時制御手段による吸気カムの位相
CAINの補正を中止する移行終了時制御手段(ECU
2、ステップ11)を、さらに備えていることが好まし
い。
を示したときに、移行時制御手段による吸気カムの位相
CAINの補正を中止する移行終了時制御手段(ECU
2、ステップ11)を、さらに備えていることが好まし
い。
【0008】この構成では、上述した吸気カム位相の補
正により空燃比のリーン状態が解消されたときには、検
出空燃比がリッチ状態を示すようになるのに伴い、移行
終了時制御手段が、移行時制御手段による吸気カム位相
の補正を中止する。したがって、部分気筒運転への移行
直後における過渡状態が終了した後には、吸気カム位相
をそのときの運転状態に適した値に制御することができ
る。
正により空燃比のリーン状態が解消されたときには、検
出空燃比がリッチ状態を示すようになるのに伴い、移行
終了時制御手段が、移行時制御手段による吸気カム位相
の補正を中止する。したがって、部分気筒運転への移行
直後における過渡状態が終了した後には、吸気カム位相
をそのときの運転状態に適した値に制御することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施形態に係る気筒休止エンジンの制御装置につ
いて説明する。図1は、本発明を適用した制御装置1の
概略構成を示している。同図に示すように、この制御装
置1は、ECU(フィードバック制御手段、移行時制御
手段、移行終了時制御手段)2を備えており、このEC
U2は、気筒休止エンジン3の運転状態に応じて、後述
するような燃料供給制御や吸気カム位相制御を実行す
る。
明の一実施形態に係る気筒休止エンジンの制御装置につ
いて説明する。図1は、本発明を適用した制御装置1の
概略構成を示している。同図に示すように、この制御装
置1は、ECU(フィードバック制御手段、移行時制御
手段、移行終了時制御手段)2を備えており、このEC
U2は、気筒休止エンジン3の運転状態に応じて、後述
するような燃料供給制御や吸気カム位相制御を実行す
る。
【0010】気筒休止エンジン3(以下「エンジン3」
という)は、図1の上側に示す左バンクの3つの気筒4
(1つのみ図示)と、下側に示す右バンクの3つの気筒
4(1つのみ図示)とを備えたV型6気筒のDOHCエ
ンジンである。後述するように、エンジン3は、その運
転状態に応じて、左右両バンクの6つの気筒4をすべて
稼働する通常の全気筒運転と、右バンクの3つの気筒4
への燃料供給を停止するとともに、これら3つの気筒4
の吸気弁5および排気弁6を閉鎖状態に保持する部分気
筒運転とに切り換えて運転される。
という)は、図1の上側に示す左バンクの3つの気筒4
(1つのみ図示)と、下側に示す右バンクの3つの気筒
4(1つのみ図示)とを備えたV型6気筒のDOHCエ
ンジンである。後述するように、エンジン3は、その運
転状態に応じて、左右両バンクの6つの気筒4をすべて
稼働する通常の全気筒運転と、右バンクの3つの気筒4
への燃料供給を停止するとともに、これら3つの気筒4
の吸気弁5および排気弁6を閉鎖状態に保持する部分気
筒運転とに切り換えて運転される。
【0011】各バンクには、吸気弁5を開閉するための
複数の吸気カム7(1つのみ図示)を一体に有する吸気
カムシャフト9と、排気弁6を開閉するための複数の排
気カム8(1つのみ図示)を一体に有する排気カムシャ
フト10が設けられている。これらの吸気カムシャフト
9および排気カムシャフト10は、図示しないタイミン
グベルトを介してクランクシャフト11に連結されてお
り、その回転に従って回転する。
複数の吸気カム7(1つのみ図示)を一体に有する吸気
カムシャフト9と、排気弁6を開閉するための複数の排
気カム8(1つのみ図示)を一体に有する排気カムシャ
フト10が設けられている。これらの吸気カムシャフト
9および排気カムシャフト10は、図示しないタイミン
グベルトを介してクランクシャフト11に連結されてお
り、その回転に従って回転する。
【0012】また、各吸気カムシャフト9の一端部に
は、カム位相可変機構12が設けられている。カム位相
可変機構8は、油圧により駆動され、クランクシャフト
11に対する吸気カムシャフト9の位相、すなわち吸気
カム7の位相CAIN(以下「吸気カム位相CAIN」
という)を無段階に進角または遅角させることにより、
吸気弁5の開閉時期を進角または遅角させる。
は、カム位相可変機構12が設けられている。カム位相
可変機構8は、油圧により駆動され、クランクシャフト
11に対する吸気カムシャフト9の位相、すなわち吸気
カム7の位相CAIN(以下「吸気カム位相CAIN」
という)を無段階に進角または遅角させることにより、
吸気弁5の開閉時期を進角または遅角させる。
【0013】カム位相可変機構12には、電磁制御弁1
3が接続されている。この電磁制御弁13は、ECU2
からのデューティ信号から成る駆動信号DOUTによっ
て駆動され、そのデューティ比に応じて、エンジン3の
潤滑系の油圧ポンプ(図示せず)からの油圧をカム位相
可変機構12に供給する。このように、ECU2は、電
磁制御弁13を介してカム位相可変機構12を制御する
ことにより、吸気カム位相CAINを進角または遅角さ
せる。
3が接続されている。この電磁制御弁13は、ECU2
からのデューティ信号から成る駆動信号DOUTによっ
て駆動され、そのデューティ比に応じて、エンジン3の
潤滑系の油圧ポンプ(図示せず)からの油圧をカム位相
可変機構12に供給する。このように、ECU2は、電
磁制御弁13を介してカム位相可変機構12を制御する
ことにより、吸気カム位相CAINを進角または遅角さ
せる。
【0014】また、各吸気カムシャフト9のカム位相可
変機構12と反対側の端部には、カム位相センサ20が
それぞれ設けられている。このカム位相センサ20は、
例えばマグネットロータおよびMREピックアップで構
成されており、吸気カム位相CAINを検出し、その検
出信号をECU2に出力する。また、カム位相センサ2
0は、パルス信号であるTDC信号を出力する。このT
DC信号は、エンジン3のピストンが各気筒において吸
入行程開始時の上死点付近にあることを表す信号であ
り、吸気カムシャフト9の所定角度(例えば120度)
ごとに1パルス出力される。
変機構12と反対側の端部には、カム位相センサ20が
それぞれ設けられている。このカム位相センサ20は、
例えばマグネットロータおよびMREピックアップで構
成されており、吸気カム位相CAINを検出し、その検
出信号をECU2に出力する。また、カム位相センサ2
0は、パルス信号であるTDC信号を出力する。このT
DC信号は、エンジン3のピストンが各気筒において吸
入行程開始時の上死点付近にあることを表す信号であ
り、吸気カムシャフト9の所定角度(例えば120度)
ごとに1パルス出力される。
【0015】さらに、右バンクには、上述した各バンク
に共通の構成に加えて、部分気筒運転時に吸排気弁5、
6を休止させるための吸排気弁休止機構が設けられてい
る。この吸排気弁休止機構は、油圧の供給停止により、
吸気弁5と吸気カム7との間および排気弁6と排気カム
8との間の作動連結を解除することで、右バンクの気筒
4を休止させるものであり、一例として、特開昭58−
77137号公報に開示されたバルブ駆動装置を適用す
ることで達成できる。もちろん、吸排気弁5、6を休止
状態と可動状態に切り換えられるものであれば、上記の
ような構造に限定されるものではない。
に共通の構成に加えて、部分気筒運転時に吸排気弁5、
6を休止させるための吸排気弁休止機構が設けられてい
る。この吸排気弁休止機構は、油圧の供給停止により、
吸気弁5と吸気カム7との間および排気弁6と排気カム
8との間の作動連結を解除することで、右バンクの気筒
4を休止させるものであり、一例として、特開昭58−
77137号公報に開示されたバルブ駆動装置を適用す
ることで達成できる。もちろん、吸排気弁5、6を休止
状態と可動状態に切り換えられるものであれば、上記の
ような構造に限定されるものではない。
【0016】また、エンジン3の吸気管14のスロット
ル弁15よりも下流側には、インジェクタ16と、半導
体圧力センサなどで構成された吸気圧センサ21が取り
付けられている。インジェクタ16は、各気筒4の図示
しない吸気ポートに臨むように設けられており、その燃
料噴射時間TOUT(燃料供給量)がECU2からの駆
動信号によって制御されることで、燃料を吸気管14内
に噴射・供給する。また、部分気筒運転時には、右バン
クのインジェクタ16の燃料噴射は停止される。吸気圧
センサ21は、吸気管14内の絶対圧PBAを検出し、
その検出信号をECU2に送る。
ル弁15よりも下流側には、インジェクタ16と、半導
体圧力センサなどで構成された吸気圧センサ21が取り
付けられている。インジェクタ16は、各気筒4の図示
しない吸気ポートに臨むように設けられており、その燃
料噴射時間TOUT(燃料供給量)がECU2からの駆
動信号によって制御されることで、燃料を吸気管14内
に噴射・供給する。また、部分気筒運転時には、右バン
クのインジェクタ16の燃料噴射は停止される。吸気圧
センサ21は、吸気管14内の絶対圧PBAを検出し、
その検出信号をECU2に送る。
【0017】エンジン3の排気管17の途中には、排気
ガス中のHC、CO、NOxなどを浄化する三元触媒1
8が配置されている。排気管17の三元触媒18よりも
上流側には、ジルコニアおよび白金電極などで構成され
た、空燃比検出手段としての酸素濃度センサ24(以下
「LAFセンサ24」という)が設けられている。この
LAFセンサ24は、排気ガス中の酸素濃度(混合気の
空燃比LAF)をリニアに検出し、その検出信号をEC
U2に送る。
ガス中のHC、CO、NOxなどを浄化する三元触媒1
8が配置されている。排気管17の三元触媒18よりも
上流側には、ジルコニアおよび白金電極などで構成され
た、空燃比検出手段としての酸素濃度センサ24(以下
「LAFセンサ24」という)が設けられている。この
LAFセンサ24は、排気ガス中の酸素濃度(混合気の
空燃比LAF)をリニアに検出し、その検出信号をEC
U2に送る。
【0018】さらに、エンジン3の本体には、サーミス
タなどで構成された水温センサ22が取り付けられてい
る。水温センサ22は、エンジン3のシリンダブロック
内を循環する冷却水の温度であるエンジン水温TWを検
出し、その検出信号をECU2に送る。また、ECU2
には、エンジン3を搭載した車両の走行速度Vを検出す
る車速センサ26が電気的に接続され、その検出信号が
送られる。
タなどで構成された水温センサ22が取り付けられてい
る。水温センサ22は、エンジン3のシリンダブロック
内を循環する冷却水の温度であるエンジン水温TWを検
出し、その検出信号をECU2に送る。また、ECU2
には、エンジン3を搭載した車両の走行速度Vを検出す
る車速センサ26が電気的に接続され、その検出信号が
送られる。
【0019】また、エンジン3には、クランク角センサ
23が設けられている。クランク角センサ23は、マグ
ネットロータおよびMREピックアップを組み合わせた
ものであり、クランクシャフト11の回転に伴い、所定
のクランク角(例えば1゜)ごとに、パルス信号である
CRK信号をECU2に出力する。ECU2は、このC
RK信号に基づき、エンジン3のエンジン回転数Neを
求める。
23が設けられている。クランク角センサ23は、マグ
ネットロータおよびMREピックアップを組み合わせた
ものであり、クランクシャフト11の回転に伴い、所定
のクランク角(例えば1゜)ごとに、パルス信号である
CRK信号をECU2に出力する。ECU2は、このC
RK信号に基づき、エンジン3のエンジン回転数Neを
求める。
【0020】ECU2は、I/Oインターフェース2
a、CPU2b、RAM2cおよびROM2dなどから
なるマイクロコンピュータで構成されており、このRA
M2cは、バックアップ電源により、記憶したデータを
エンジン3の停止時にも保持するようになっている。前
述した各種センサからの検出信号はそれぞれ、I/Oイ
ンターフェース2aでA/D変換や整形がなされた後、
CPU2bに入力される。
a、CPU2b、RAM2cおよびROM2dなどから
なるマイクロコンピュータで構成されており、このRA
M2cは、バックアップ電源により、記憶したデータを
エンジン3の停止時にも保持するようになっている。前
述した各種センサからの検出信号はそれぞれ、I/Oイ
ンターフェース2aでA/D変換や整形がなされた後、
CPU2bに入力される。
【0021】CPU2bは、上述した各種センサからの
検出信号に応じ、ROM2dに記憶された制御プログラ
ムなどに従って、クルーズ運転状態などのエンジン3の
運転状態を判別するとともに、判別した運転状態に応
じ、全気筒運転および部分気筒運転のいずれで運転する
かを決定し、その結果に従って、エンジン3の運転を制
御する。また、CPU2bは、インジェクタ16の燃料
噴射時間TOUTおよび目標吸気カム位相CAINCM
Dを演算し、それらの演算結果に基づく駆動信号TOU
T、DOUTをインジェクタ16および電磁制御弁13
にそれぞれ出力することにより、燃料供給量および吸気
カム位相を制御する。
検出信号に応じ、ROM2dに記憶された制御プログラ
ムなどに従って、クルーズ運転状態などのエンジン3の
運転状態を判別するとともに、判別した運転状態に応
じ、全気筒運転および部分気筒運転のいずれで運転する
かを決定し、その結果に従って、エンジン3の運転を制
御する。また、CPU2bは、インジェクタ16の燃料
噴射時間TOUTおよび目標吸気カム位相CAINCM
Dを演算し、それらの演算結果に基づく駆動信号TOU
T、DOUTをインジェクタ16および電磁制御弁13
にそれぞれ出力することにより、燃料供給量および吸気
カム位相を制御する。
【0022】図2は、クルーズ運転時において、LAF
センサ24で検出された検出空燃比LAF(以下「空燃
比LAF」という)に応じた燃料噴射時間TOUTのフ
ィードバック制御(以下「LAFフィードバック制御」
という)の実行・中止を決定するとともに、右バンクの
目標吸気カム位相CAINCMDを算出するためのフロ
ーチャートである。
センサ24で検出された検出空燃比LAF(以下「空燃
比LAF」という)に応じた燃料噴射時間TOUTのフ
ィードバック制御(以下「LAFフィードバック制御」
という)の実行・中止を決定するとともに、右バンクの
目標吸気カム位相CAINCMDを算出するためのフロ
ーチャートである。
【0023】この処理ではまず、ステップ1(「S1」
と図示する。以下同じ)において、エンジン3がクルー
ズ運転中であるか否かを判別する。この判別は、例え
ば、吸気管内絶対圧PBA、エンジン回転数Neおよび
走行速度Vに基づいて行われ、これらの検出値がそれぞ
れの所定範囲内のほぼ一定の値を所定時間、継続して示
しているときに、クルーズ運転と判別する。クルーズ運
転中でないと判別されたときは、本プログラムを終了す
る。
と図示する。以下同じ)において、エンジン3がクルー
ズ運転中であるか否かを判別する。この判別は、例え
ば、吸気管内絶対圧PBA、エンジン回転数Neおよび
走行速度Vに基づいて行われ、これらの検出値がそれぞ
れの所定範囲内のほぼ一定の値を所定時間、継続して示
しているときに、クルーズ運転と判別する。クルーズ運
転中でないと判別されたときは、本プログラムを終了す
る。
【0024】ステップ1でクルーズ運転中と判別された
ときには、エンジン3が部分気筒運転中であるか否かを
判別する(ステップ2)。この判別は、例えば、部分気
筒運転の実行を決定したときにセットされるフラグを参
照することによって行われる。この答がNO、すなわち
エンジン3が全気筒運転中であるときには、LAFフィ
ードバック制御を実行し(ステップ3)、本プログラム
を終了する。これにより、クルーズ運転時の全気筒運転
中におけるLAFフィードバック制御の実行が確保され
る。
ときには、エンジン3が部分気筒運転中であるか否かを
判別する(ステップ2)。この判別は、例えば、部分気
筒運転の実行を決定したときにセットされるフラグを参
照することによって行われる。この答がNO、すなわち
エンジン3が全気筒運転中であるときには、LAFフィ
ードバック制御を実行し(ステップ3)、本プログラム
を終了する。これにより、クルーズ運転時の全気筒運転
中におけるLAFフィードバック制御の実行が確保され
る。
【0025】一方、ステップ2で部分気筒運転中である
と判別されたときには、今回のループが部分気筒運転へ
の移行した後の最初のループであるか否かを判別する
(ステップ4)。この答がYES、すなわち部分気筒運
転への移行直後であるときには、そのことを示すために
フラグFAPを「1」にセットした(ステップ5)後、
LAFフィードバック制御を中止する(ステップ6)。
と判別されたときには、今回のループが部分気筒運転へ
の移行した後の最初のループであるか否かを判別する
(ステップ4)。この答がYES、すなわち部分気筒運
転への移行直後であるときには、そのことを示すために
フラグFAPを「1」にセットした(ステップ5)後、
LAFフィードバック制御を中止する(ステップ6)。
【0026】次いで、LAFセンサ24で検出された空
燃比LAFと目標空燃比KLAF(例えば理論空燃比)
との偏差△A/F(=LAF−KLAF)を求め、この
偏差△A/Fに応じて、目標吸気カム位相CAINCM
Dの遅角補正量△CAINAFを算出する(ステップ
7)。この算出は、ROM2dに記憶された図示しない
テーブルを検索することによって行われ、このテーブル
では、遅角補正量△CAINAFは、偏差△A/Fが大
きいほど、すなわち空燃比のリーン度合が大きいほど、
より大きな値になるようにリニアに設定されている。次
に、ステップ7で求めた遅角補正量△CAINAFを前
回の目標吸気カム位相CAINCMDn-1から減算し
て、今回の目標吸気カム位相CAINCMDn(=CA
INCMDn-1−△CAINAF)とする(ステップ
8)ことで、吸気カム位相CAINを遅角補正量△CA
INAFだけ遅角させ、本プログラムを終了する。
燃比LAFと目標空燃比KLAF(例えば理論空燃比)
との偏差△A/F(=LAF−KLAF)を求め、この
偏差△A/Fに応じて、目標吸気カム位相CAINCM
Dの遅角補正量△CAINAFを算出する(ステップ
7)。この算出は、ROM2dに記憶された図示しない
テーブルを検索することによって行われ、このテーブル
では、遅角補正量△CAINAFは、偏差△A/Fが大
きいほど、すなわち空燃比のリーン度合が大きいほど、
より大きな値になるようにリニアに設定されている。次
に、ステップ7で求めた遅角補正量△CAINAFを前
回の目標吸気カム位相CAINCMDn-1から減算し
て、今回の目標吸気カム位相CAINCMDn(=CA
INCMDn-1−△CAINAF)とする(ステップ
8)ことで、吸気カム位相CAINを遅角補正量△CA
INAFだけ遅角させ、本プログラムを終了する。
【0027】上記のように、部分気筒運転への移行時、
吸気カム位相CAINを遅角補正するのは、以下の理由
による。すなわち、部分気筒運転への移行時には、前述
した理由により、右バンクの気筒4への吸入空気量が増
大し、空燃比LAFが一時的にリーン状態になる。一
方、エンジン回転数Neが一定であるとすると、吸気カ
ム位相CAINを進角させた場合には、吸気弁5の閉じ
時期がエンジン3のピストンの下死点近傍に近づくこと
で、吸気充填効率が上昇し、発生トルクも上昇する。逆
に、吸気カム位相CAINを遅角させると、吸気充填効
率が減少するため、同一燃料噴射時間TOUTでは、よ
りリッチな状態になる。吸気カム位相CAINの遅角補
正は、この特性を利用したものである。また、運転状態
によっては、吸気カム位相CAINを遅角させると、吸
気弁5の閉じ時期がピストンの下死点近傍に近づく関係
になり、逆に進角により吸気充填効率が減少すること
で、同様の効果を達成できる場合もあり、そのような運
転状態では、吸気カム位相CAINの進角補正が実行さ
れる。
吸気カム位相CAINを遅角補正するのは、以下の理由
による。すなわち、部分気筒運転への移行時には、前述
した理由により、右バンクの気筒4への吸入空気量が増
大し、空燃比LAFが一時的にリーン状態になる。一
方、エンジン回転数Neが一定であるとすると、吸気カ
ム位相CAINを進角させた場合には、吸気弁5の閉じ
時期がエンジン3のピストンの下死点近傍に近づくこと
で、吸気充填効率が上昇し、発生トルクも上昇する。逆
に、吸気カム位相CAINを遅角させると、吸気充填効
率が減少するため、同一燃料噴射時間TOUTでは、よ
りリッチな状態になる。吸気カム位相CAINの遅角補
正は、この特性を利用したものである。また、運転状態
によっては、吸気カム位相CAINを遅角させると、吸
気弁5の閉じ時期がピストンの下死点近傍に近づく関係
になり、逆に進角により吸気充填効率が減少すること
で、同様の効果を達成できる場合もあり、そのような運
転状態では、吸気カム位相CAINの進角補正が実行さ
れる。
【0028】前記ステップ4の答がNO、すなわちエン
ジン3が部分気筒運転中であって、その移行直後でない
ときには、フラグFAPが「1」であるか否かを判別す
る(ステップ9)。FAP=1のときには、今回のルー
プが部分気筒運転への移行に引き続く2回目以降のルー
プであるとして、空燃比LAFがリーン状態を示してい
るか否かを判別する(ステップ10)。空燃比LAFが
リーン状態を示しているときには、前記ステップ6〜8
を実行し、LAFフィードバック制御を引き続き中止す
るとともに、偏差△A/Fに応じた遅角補正量△CAI
NAFによる吸気カム位相CAINの遅角補正制御を継
続して実行し、本プログラムを終了する。
ジン3が部分気筒運転中であって、その移行直後でない
ときには、フラグFAPが「1」であるか否かを判別す
る(ステップ9)。FAP=1のときには、今回のルー
プが部分気筒運転への移行に引き続く2回目以降のルー
プであるとして、空燃比LAFがリーン状態を示してい
るか否かを判別する(ステップ10)。空燃比LAFが
リーン状態を示しているときには、前記ステップ6〜8
を実行し、LAFフィードバック制御を引き続き中止す
るとともに、偏差△A/Fに応じた遅角補正量△CAI
NAFによる吸気カム位相CAINの遅角補正制御を継
続して実行し、本プログラムを終了する。
【0029】一方、前記ステップ10の答がNO、すな
わち空燃比LAFがリッチ状態を示したときには、部分
気筒運転への移行直後における過渡状態が終了したとし
て、フラグFAPを「0」にリセットし(ステップ1
1)、吸気カム位相CAINの遅角補正制御を中止し、
目標吸気カム位相CAINCMDとして、そのときの運
転状態に応じて部分気筒運転用の吸気カム位相CAIN
APを算出する(CAINCMD=CAINAP)とと
もに、前記ステップ3を実行することで、LAFフィー
ドバック制御を再開させ、本プログラムを終了する。
わち空燃比LAFがリッチ状態を示したときには、部分
気筒運転への移行直後における過渡状態が終了したとし
て、フラグFAPを「0」にリセットし(ステップ1
1)、吸気カム位相CAINの遅角補正制御を中止し、
目標吸気カム位相CAINCMDとして、そのときの運
転状態に応じて部分気筒運転用の吸気カム位相CAIN
APを算出する(CAINCMD=CAINAP)とと
もに、前記ステップ3を実行することで、LAFフィー
ドバック制御を再開させ、本プログラムを終了する。
【0030】また、前記ステップ9の答がNO、すなわ
ちフラグFAPが「0」にリセットされていて、今回の
ループが、部分気筒運転中であって、その移行直後にお
ける過渡状態が終了した後のループであるときには、前
記ステップ12、3を実行し、目標吸気カム位相CAI
NCMDとして部分気筒運転用の吸気カム位相CAIN
APを設定するとともに、LAFフィードバック制御を
継続するようにして、本プログラムを終了する。このよ
うに、部分気筒運転中への移行直後における過渡状態が
終了した後には、目標吸気カム位相CAINCMDとし
て、そのときの部分気筒運転状態に適した吸気カム位相
CAINAPを算出し、実際の吸気カム位相CAINを
この目標吸気カム位相CAINCMDに一致させる制御
を実行することによって、各運転状態に適した吸気カム
位相CAINが達成される。
ちフラグFAPが「0」にリセットされていて、今回の
ループが、部分気筒運転中であって、その移行直後にお
ける過渡状態が終了した後のループであるときには、前
記ステップ12、3を実行し、目標吸気カム位相CAI
NCMDとして部分気筒運転用の吸気カム位相CAIN
APを設定するとともに、LAFフィードバック制御を
継続するようにして、本プログラムを終了する。このよ
うに、部分気筒運転中への移行直後における過渡状態が
終了した後には、目標吸気カム位相CAINCMDとし
て、そのときの部分気筒運転状態に適した吸気カム位相
CAINAPを算出し、実際の吸気カム位相CAINを
この目標吸気カム位相CAINCMDに一致させる制御
を実行することによって、各運転状態に適した吸気カム
位相CAINが達成される。
【0031】図3は、クルーズ運転時に全気筒運転から
部分気筒運転に移行したときに上述した制御により得ら
れる、LAFフィードバック制御の実行・中止、吸気カ
ム位相CAINおよび空燃比LAFなどの推移の一例を
示している。同図において、まず時刻t1以前において
は、全気筒運転が実行されていることから、図2のステ
ップ2〜3により、LAFフィードバック制御が実行さ
れることによって、空燃比LAFは目標空燃比KLAF
の近傍の値に維持される。また、吸気カム位相CAIN
は、運転状態に応じて、全気筒運転用の吸気カム位相C
AIN0に設定されている。
部分気筒運転に移行したときに上述した制御により得ら
れる、LAFフィードバック制御の実行・中止、吸気カ
ム位相CAINおよび空燃比LAFなどの推移の一例を
示している。同図において、まず時刻t1以前において
は、全気筒運転が実行されていることから、図2のステ
ップ2〜3により、LAFフィードバック制御が実行さ
れることによって、空燃比LAFは目標空燃比KLAF
の近傍の値に維持される。また、吸気カム位相CAIN
は、運転状態に応じて、全気筒運転用の吸気カム位相C
AIN0に設定されている。
【0032】この状態から、時刻t1にエンジン3が全
気筒運転から部分気筒運転に移行すると、その直後にお
いて、吸気慣性により、右バンクの気筒4に流入する吸
入空気量が増大し、空燃比LAFが一時的にリーン状態
になる。一方、部分気筒運転への移行時には、図2のス
テップ4〜6の実行により、LAFフィードバック制御
が中止されることによって、空燃比LAFに応じた燃料
噴射時間TOUTの補正が禁止されるとともに、ステッ
プ7〜8の実行によって、右バンクの吸気カム位相CA
INの遅角補正制御が開始される。
気筒運転から部分気筒運転に移行すると、その直後にお
いて、吸気慣性により、右バンクの気筒4に流入する吸
入空気量が増大し、空燃比LAFが一時的にリーン状態
になる。一方、部分気筒運転への移行時には、図2のス
テップ4〜6の実行により、LAFフィードバック制御
が中止されることによって、空燃比LAFに応じた燃料
噴射時間TOUTの補正が禁止されるとともに、ステッ
プ7〜8の実行によって、右バンクの吸気カム位相CA
INの遅角補正制御が開始される。
【0033】この吸気カム位相CAINの遅角により、
吸気充填効率が低下することによって、気筒への吸入空
気量が減少し、この減少分、空燃比LAFがリッチ側に
変化する。このようなLAFフィードバック制御の中止
と吸気カム位相CAINの遅角補正制御は、空燃比LA
Fがリーン状態を示す限り(ステップ10:YES)、
継続して実行される(ステップ6〜8)。空燃比LAF
のt1〜t2間のラインA、Bは、このような遅角補正
制御を行った場合と行わない場合の空燃比LAFの推移
をそれぞれ示しており、遅角補正制御の実行により、燃
料噴射時間TOUTを維持した状態で、空燃比LAFを
リーン側へのずれを抑制しながら、目標空燃比KLAF
に収束させることができる。そして、時刻t2で空燃比
LAFがリッチ状態に転じると(ステップ10:N
O)、ステップ12により、吸気カム位相CAINの遅
角補正制御が中止され、目標吸気カム位相CAINCM
Dが、運転状態に応じて、部分気筒運転用の吸気カム位
相CAINAPに設定されるとともに、ステップ3によ
り、LAFフィードバック制御が再開される。以降、部
分気筒運転が継続される限り、目標吸気カム位相CAI
NCMDが上記のように設定されることで、各運転状態
に適した吸気カム位相CAINが達成される。
吸気充填効率が低下することによって、気筒への吸入空
気量が減少し、この減少分、空燃比LAFがリッチ側に
変化する。このようなLAFフィードバック制御の中止
と吸気カム位相CAINの遅角補正制御は、空燃比LA
Fがリーン状態を示す限り(ステップ10:YES)、
継続して実行される(ステップ6〜8)。空燃比LAF
のt1〜t2間のラインA、Bは、このような遅角補正
制御を行った場合と行わない場合の空燃比LAFの推移
をそれぞれ示しており、遅角補正制御の実行により、燃
料噴射時間TOUTを維持した状態で、空燃比LAFを
リーン側へのずれを抑制しながら、目標空燃比KLAF
に収束させることができる。そして、時刻t2で空燃比
LAFがリッチ状態に転じると(ステップ10:N
O)、ステップ12により、吸気カム位相CAINの遅
角補正制御が中止され、目標吸気カム位相CAINCM
Dが、運転状態に応じて、部分気筒運転用の吸気カム位
相CAINAPに設定されるとともに、ステップ3によ
り、LAFフィードバック制御が再開される。以降、部
分気筒運転が継続される限り、目標吸気カム位相CAI
NCMDが上記のように設定されることで、各運転状態
に適した吸気カム位相CAINが達成される。
【0034】以上のように、本実施形態によれば、クル
ーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転へ移行したと
きには、LAFフィードバック制御を中止するととも
に、吸気カム位相CAINの遅角補正制御によって、右
バンクの気筒4への吸入空気量を、空燃比LAFが目標
空燃比KLAFになるまで次第に減少させる。したがっ
て、部分気筒運転への移行直後において、燃料を増量す
ることなく空燃比LAFを適切に制御でき、それによ
り、燃費を向上させることができる。また、吸気カム位
相CAINの遅角補正量△CAINAFを、空燃比LA
Fと目標空燃比KLAFとの偏差△A/Fが大きいほ
ど、より大きな値に設定するので、吸入空気量を空燃比
LAFの実際のリーン度合に応じて適切に減少させるこ
とができ、空燃比LAFを目標空燃比KLAFに適切に
収束させることができる。
ーズ運転時に全気筒運転から部分気筒運転へ移行したと
きには、LAFフィードバック制御を中止するととも
に、吸気カム位相CAINの遅角補正制御によって、右
バンクの気筒4への吸入空気量を、空燃比LAFが目標
空燃比KLAFになるまで次第に減少させる。したがっ
て、部分気筒運転への移行直後において、燃料を増量す
ることなく空燃比LAFを適切に制御でき、それによ
り、燃費を向上させることができる。また、吸気カム位
相CAINの遅角補正量△CAINAFを、空燃比LA
Fと目標空燃比KLAFとの偏差△A/Fが大きいほ
ど、より大きな値に設定するので、吸入空気量を空燃比
LAFの実際のリーン度合に応じて適切に減少させるこ
とができ、空燃比LAFを目標空燃比KLAFに適切に
収束させることができる。
【0035】さらに、空燃比LAFのリーン状態が解消
されたときには、吸気カム位相CAINの遅角補正制御
を中止し、目標吸気カム位相CAINCMDを部分気筒
運転用の吸気カム位相に設定するとともに、LAFフィ
ードバック制御を再開させる。したがって、部分気筒運
転への移行直後における過渡状態が終了した後には、吸
気カム位相CAINをそのときの部分気筒運転状態に適
した値CAINAPに維持しながら、燃料噴射時間TO
UTのフィードバック制御を行うことができる。
されたときには、吸気カム位相CAINの遅角補正制御
を中止し、目標吸気カム位相CAINCMDを部分気筒
運転用の吸気カム位相に設定するとともに、LAFフィ
ードバック制御を再開させる。したがって、部分気筒運
転への移行直後における過渡状態が終了した後には、吸
気カム位相CAINをそのときの部分気筒運転状態に適
した値CAINAPに維持しながら、燃料噴射時間TO
UTのフィードバック制御を行うことができる。
【0036】説明した実施形態では、吸気カム位相CA
INに対する前述した吸気充填効率の特性、すなわち、
吸気カム位相CAINを進角させた場合には、吸気弁5
の閉じ時期がエンジン3のピストンの下死点近傍に近づ
くことで、吸気充填効率が上昇し、発生トルクも上昇
し、逆に、吸気カム位相CAINを遅角させると、吸気
充填効率が減少するため、同一燃料噴射時間TOUTで
は、よりリッチな状態になるという特性を利用して、吸
気カム位相CAINの遅角補正制御を実行している。前
述したように、運転状態によっては、吸気カム位相CA
INを遅角させると、吸気弁5の閉じ時期がピストンの
下死点近傍に近づく関係になり、逆に進角により吸気充
填効率が減少することで、同様の効果を達成できる場合
もあるので、そのような運転状態では、吸気カム位相C
AINの進角補正制御が実行される。
INに対する前述した吸気充填効率の特性、すなわち、
吸気カム位相CAINを進角させた場合には、吸気弁5
の閉じ時期がエンジン3のピストンの下死点近傍に近づ
くことで、吸気充填効率が上昇し、発生トルクも上昇
し、逆に、吸気カム位相CAINを遅角させると、吸気
充填効率が減少するため、同一燃料噴射時間TOUTで
は、よりリッチな状態になるという特性を利用して、吸
気カム位相CAINの遅角補正制御を実行している。前
述したように、運転状態によっては、吸気カム位相CA
INを遅角させると、吸気弁5の閉じ時期がピストンの
下死点近傍に近づく関係になり、逆に進角により吸気充
填効率が減少することで、同様の効果を達成できる場合
もあるので、そのような運転状態では、吸気カム位相C
AINの進角補正制御が実行される。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の気筒休止エンジ
ンの制御装置は、クルーズ運転時に全気筒運転から部分
気筒運転に移行したときに、燃料を増量することなく空
燃比を適切に制御することにより、燃費を向上させるこ
とができるなどの効果を有する。
ンの制御装置は、クルーズ運転時に全気筒運転から部分
気筒運転に移行したときに、燃料を増量することなく空
燃比を適切に制御することにより、燃費を向上させるこ
とができるなどの効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態による気筒休止エンジンの
制御装置の概略構成を示すブロック図である。
制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の制御装置による制御処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】図2のフローチャートによる動作例を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
1 制御装置 2 ECU(フィードバック制御手段、移行時制御手
段、移行終了時制御手段) 3 気筒休止エンジン 4 気筒 5 吸気弁 7 吸気カム 11 クランクシャフト 12 カム位相可変機構 24 酸素濃度センサ(空燃比検出手段) CAIN 吸気カムの位相 KLAF 目標空燃比 LAF 検出空燃比 TOUT 燃料噴射時間(燃料供給量)
段、移行終了時制御手段) 3 気筒休止エンジン 4 気筒 5 吸気弁 7 吸気カム 11 クランクシャフト 12 カム位相可変機構 24 酸素濃度センサ(空燃比検出手段) CAIN 吸気カムの位相 KLAF 目標空燃比 LAF 検出空燃比 TOUT 燃料噴射時間(燃料供給量)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 AA03 BA09 BA13 BA23 CA05 DA02 DA12 EB16 FA05 FA11 FA20 FA26 FA29 FA33 FA38 3G092 AA05 AA11 AA14 AA15 BA04 BB01 BB10 CA08 CB02 DA01 DA02 DA09 DD03 DG05 DG09 EA02 EA04 EA05 EA11 EA13 EA14 EA22 EC03 EC07 FA06 FA24 GA14 GB04 HA05Z HA13X HA13Z HB01X HD05X HD05Z HE01Z HE03Z HE08Z HF21Z
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の気筒をすべて稼働する全気筒運転
と一部の気筒の運転を休止する部分気筒運転とに切換可
能であるとともに、吸気弁を開閉する吸気カムの位相を
クランクシャフトに対して変更可能な気筒休止エンジン
の制御装置であって、 前記気筒に供給された混合気の空燃比を検出する空燃比
検出手段と、 この空燃比検出手段で検出された検出空燃比に応じ、前
記気筒に供給される混合気の空燃比が目標空燃比になる
ように前記気筒への燃料供給量をフィードバック制御す
るフィードバック制御手段と、 クルーズ運転時に前記全気筒運転から前記部分気筒運転
に移行したときに、前記フィードバック制御手段による
フィードバック制御を中止するとともに、前記吸気カム
の位相を、前記検出空燃比に応じて前記気筒への吸入空
気量が減少する方向に補正する移行時制御手段と、 を備えていることを特徴とする気筒休止エンジンの制御
装置。 - 【請求項2】 前記検出空燃比がリッチ状態を示したと
きに、前記移行時制御手段による前記吸気カムの位相の
補正を中止する移行終了時制御手段を、さらに備えてい
ることを特徴とする、請求項1に記載の気筒休止エンジ
ンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11143475A JP2000337183A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 気筒休止エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11143475A JP2000337183A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 気筒休止エンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337183A true JP2000337183A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15339572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11143475A Withdrawn JP2000337183A (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 気筒休止エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337183A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7328673B2 (en) | 2002-07-25 | 2008-02-12 | Nissan Motor Co., Ltd. | Valve timing correction control apparatus and method for an internal combustion engine |
| US7823551B2 (en) | 2005-02-23 | 2010-11-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Valve train for internal combustion engine |
| CN105221272A (zh) * | 2014-06-25 | 2016-01-06 | 福特环球技术公司 | 自适应凸轮角误差估计 |
| WO2016088336A1 (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP11143475A patent/JP2000337183A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN105221272A (zh) * | 2014-06-25 | 2016-01-06 | 福特环球技术公司 | 自适应凸轮角误差估计 |
| CN105221272B (zh) * | 2014-06-25 | 2020-07-24 | 福特环球技术公司 | 自适应凸轮角误差估计 |
| WO2016088336A1 (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | 株式会社デンソー | 制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |