JP2000337286A - 自吸式ポンプ - Google Patents
自吸式ポンプInfo
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- JP2000337286A JP2000337286A JP11151691A JP15169199A JP2000337286A JP 2000337286 A JP2000337286 A JP 2000337286A JP 11151691 A JP11151691 A JP 11151691A JP 15169199 A JP15169199 A JP 15169199A JP 2000337286 A JP2000337286 A JP 2000337286A
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- casing
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- chamber
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 環流水を戻す連通孔と羽根車との間の干渉を
抑えて振動及び騒音を低減できる自吸式ポンプを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 羽根車ケーシング3と呼び水ケーシング
4とを備え、羽根車ケーシング3には外部駆動形の羽根
車12を収容する羽根車室11を備え、呼び水ケーシン
グ4には第1及び第2の環流室18を備え、羽根車ケー
シング3と呼び水ケーシング4の間を区画する仕切板6
には第1及び第2の環流室18から羽根車室11に水を
戻すための連通孔8を開けた自吸式ポンプにおいて、連
通孔8を、羽根車12のほぼ外周縁に相当する位置に沿
う細長の開口形状とし、羽根車12の羽根12aと連通
孔8の干渉面積を小さくする。
抑えて振動及び騒音を低減できる自吸式ポンプを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 羽根車ケーシング3と呼び水ケーシング
4とを備え、羽根車ケーシング3には外部駆動形の羽根
車12を収容する羽根車室11を備え、呼び水ケーシン
グ4には第1及び第2の環流室18を備え、羽根車ケー
シング3と呼び水ケーシング4の間を区画する仕切板6
には第1及び第2の環流室18から羽根車室11に水を
戻すための連通孔8を開けた自吸式ポンプにおいて、連
通孔8を、羽根車12のほぼ外周縁に相当する位置に沿
う細長の開口形状とし、羽根車12の羽根12aと連通
孔8の干渉面積を小さくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の羽根を持つ
羽根車を収容する羽根車ケーシングと、この羽根車ケー
シングに連通孔を持つ仕切板を介して結合する呼び水ケ
ーシングを備えた自吸式ポンプに関する。
羽根車を収容する羽根車ケーシングと、この羽根車ケー
シングに連通孔を持つ仕切板を介して結合する呼び水ケ
ーシングを備えた自吸式ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている自吸式ポンプは、
複数の羽根を持つ羽根車を収容する羽根車ケーシング
と、この羽根車ケーシングに連通孔を持つ仕切板を介し
て結合する呼び水ケーシングを備える構成としたものが
一般的である。図7に従来の自吸式ポンプの断面図、図
8に図7のA部の拡大断面図を示す。
複数の羽根を持つ羽根車を収容する羽根車ケーシング
と、この羽根車ケーシングに連通孔を持つ仕切板を介し
て結合する呼び水ケーシングを備える構成としたものが
一般的である。図7に従来の自吸式ポンプの断面図、図
8に図7のA部の拡大断面図を示す。
【0003】図7に示すように、自吸式ポンプは電動機
1とその側部に取り付けた羽根車ケーシング3とから構
成されたものである。電動機1の回転シャフト2が羽根
車ケーシング3の中の羽根車室11まで差し込まれ、そ
の先端に羽根車12を取り付けている。羽根車12は複
数の羽根12aを備えたものであり、これらの羽根12
aの翼先端側を呼び水ケーシング4側に臨ませている。
この呼び水ケーシング4は、仕切板6とパッキン5とを
介して羽根車ケーシング3に対して水密状に連結された
ものである。
1とその側部に取り付けた羽根車ケーシング3とから構
成されたものである。電動機1の回転シャフト2が羽根
車ケーシング3の中の羽根車室11まで差し込まれ、そ
の先端に羽根車12を取り付けている。羽根車12は複
数の羽根12aを備えたものであり、これらの羽根12
aの翼先端側を呼び水ケーシング4側に臨ませている。
この呼び水ケーシング4は、仕切板6とパッキン5とを
介して羽根車ケーシング3に対して水密状に連結された
ものである。
【0004】図9は従来の自吸式ポンプのケーシングの
分解斜視図であり、仕切板6には所定の位置に水流通用
の連通孔7、8、9および中央連通孔10が形成され、
パッキン5はこれらの連通孔7、8、9および中央連通
孔10に対応する孔を有するとともに、連通孔7,8,
9および中央連通孔10の周囲から水漏れを防止するよ
うに構成されている。なお、図8(図7の円Aで囲んだ
部分の拡大図)は連通孔8部分を拡大したものを示して
いる。
分解斜視図であり、仕切板6には所定の位置に水流通用
の連通孔7、8、9および中央連通孔10が形成され、
パッキン5はこれらの連通孔7、8、9および中央連通
孔10に対応する孔を有するとともに、連通孔7,8,
9および中央連通孔10の周囲から水漏れを防止するよ
うに構成されている。なお、図8(図7の円Aで囲んだ
部分の拡大図)は連通孔8部分を拡大したものを示して
いる。
【0005】図10は従来の吸式ポンプにおける羽根車
ケーシングの斜視図であり、羽根車ケーシング3は前述
の羽根車室11を備えるとともに、送出タンク部13
と、羽根車室11から送出タンク部13へ水を流出する
ための通路14と、送出タンク部13から羽根車室11
への流路を接続する連通通路15とをそれぞれ形成して
いる。
ケーシングの斜視図であり、羽根車ケーシング3は前述
の羽根車室11を備えるとともに、送出タンク部13
と、羽根車室11から送出タンク部13へ水を流出する
ための通路14と、送出タンク部13から羽根車室11
への流路を接続する連通通路15とをそれぞれ形成して
いる。
【0006】図11は従来の自吸式ポンプにおける呼び
水ケーシングの斜視図でありこの、呼び水ケーシング4
は吸込口16と、吸込流路17と、第1の還流室18
と、第2の環流室19と、気水分離室20と、吐出口2
1とをそれぞれ形成している。
水ケーシングの斜視図でありこの、呼び水ケーシング4
は吸込口16と、吸込流路17と、第1の還流室18
と、第2の環流室19と、気水分離室20と、吐出口2
1とをそれぞれ形成している。
【0007】ここで、吸込流路17は、図9に示した仕
切板6の中央連通孔10によって羽根車ケーシング3側
の羽根車室11と連通する。また、気水分離室20は仕
切板6の連通孔7によって羽根車ケーシング3側の送出
タンク部13と連通し、第1の環流室18は仕切板6の
連通孔8によって羽根車ケーシング3側の羽根車室11
と連通し、更に第2の環流室19は仕切板6の連通孔9
によって羽根車ケーシング3側の羽根車室11と連通す
る。そして、図12に示すように、第1の還流室18及
び第2の環流室19から羽根車ケーシング3の仕切板6
の連通孔8,9を通り羽根車12に戻るような流路が形
成され、仕切板6の連通孔8,9は羽根車12の外周部
分に円形の開口として設けられている。
切板6の中央連通孔10によって羽根車ケーシング3側
の羽根車室11と連通する。また、気水分離室20は仕
切板6の連通孔7によって羽根車ケーシング3側の送出
タンク部13と連通し、第1の環流室18は仕切板6の
連通孔8によって羽根車ケーシング3側の羽根車室11
と連通し、更に第2の環流室19は仕切板6の連通孔9
によって羽根車ケーシング3側の羽根車室11と連通す
る。そして、図12に示すように、第1の還流室18及
び第2の環流室19から羽根車ケーシング3の仕切板6
の連通孔8,9を通り羽根車12に戻るような流路が形
成され、仕切板6の連通孔8,9は羽根車12の外周部
分に円形の開口として設けられている。
【0008】図13は従来の自吸式ポンプの使用状態の
説明図であり、22は水槽、23は以上に説明した構成
を持つ自吸式ポンプである。この自吸式ポンプ23は吸
込口16及び吐出口21を備え、これらの吸込口16及
び吐出口21をそれぞれ吐出側管路24及び吸込側管路
25によって水槽22に流路を接続している。
説明図であり、22は水槽、23は以上に説明した構成
を持つ自吸式ポンプである。この自吸式ポンプ23は吸
込口16及び吐出口21を備え、これらの吸込口16及
び吐出口21をそれぞれ吐出側管路24及び吸込側管路
25によって水槽22に流路を接続している。
【0009】図13の循環設備等に設置される自吸式ポ
ンプの動作は次のとおりである。
ンプの動作は次のとおりである。
【0010】まず、あらかじめ呼び水ケーシング4内に
呼び水を注入する。呼び水ケーシング4内に注入された
水は、羽根車室11の羽根車12が回転することにより
かき回され、このとき、水中に空気が混入する。空気が
混入した水は、羽根車ケーシンング3内において図14
の矢印aで示すように通路14を通って送出タンク部1
3に入る。空気が混入した一部の水は、図14の矢印b
で示すように、連通通路15を通り羽根車室11内に環
流する。また、空気が混入した大部分の水は、仕切板6
の連通孔7を通って図15に示す呼び水ケーシング4内
に流出する。
呼び水を注入する。呼び水ケーシング4内に注入された
水は、羽根車室11の羽根車12が回転することにより
かき回され、このとき、水中に空気が混入する。空気が
混入した水は、羽根車ケーシンング3内において図14
の矢印aで示すように通路14を通って送出タンク部1
3に入る。空気が混入した一部の水は、図14の矢印b
で示すように、連通通路15を通り羽根車室11内に環
流する。また、空気が混入した大部分の水は、仕切板6
の連通孔7を通って図15に示す呼び水ケーシング4内
に流出する。
【0011】呼び水ケーシング4内の第1の還流室18
内の上部には前述のように気水分離室20が設けられて
おり、その空気は図15の矢印cに示すように、吐出口
21から吐出側管路24を通って水槽22に吐出され
る。一方、残りの水は、矢印dで示すように第1の還流
室18から仕切板6の連通孔8を通り、また矢印eで示
すように第2の環流室19から仕切板6の連通孔9を通
って、再び羽根車ケーシング3の羽根車室11内に戻
る。すなわち、水は羽根車室11と第1の還流室18及
び第2の環流室19との間を循環して空気のみが外部へ
流出し、この状態が続くと羽根車室11の中央部や吸込
流路17において空気圧が徐々に低くなっていく。そし
て、吸込流路17内の圧力と外部との圧力差によって、
水槽22内の水が吸込口16から吸込流路17内へ流入
し、さらに、羽根車室11内に流入すると、本格的な給
水状態に移る。
内の上部には前述のように気水分離室20が設けられて
おり、その空気は図15の矢印cに示すように、吐出口
21から吐出側管路24を通って水槽22に吐出され
る。一方、残りの水は、矢印dで示すように第1の還流
室18から仕切板6の連通孔8を通り、また矢印eで示
すように第2の環流室19から仕切板6の連通孔9を通
って、再び羽根車ケーシング3の羽根車室11内に戻
る。すなわち、水は羽根車室11と第1の還流室18及
び第2の環流室19との間を循環して空気のみが外部へ
流出し、この状態が続くと羽根車室11の中央部や吸込
流路17において空気圧が徐々に低くなっていく。そし
て、吸込流路17内の圧力と外部との圧力差によって、
水槽22内の水が吸込口16から吸込流路17内へ流入
し、さらに、羽根車室11内に流入すると、本格的な給
水状態に移る。
【0012】このような本格的な給水状態になると、水
は図11に示した呼び水ケーシング4の吸込流路17を
通り、さらに仕切板6の中央連通孔10を通り、図10
に示した羽根車ケーシング3の羽根車室11内に入る。
羽根車12によってかき回された水は図14の矢印aで
示すように通路14を通って送出タンク部13に入る。
送出タンク部13に流出した一部の水は連通通路15を
通り、羽根車室11内の羽根車12に環流される。上記
動作を繰り返しながら給水状態を保っている。
は図11に示した呼び水ケーシング4の吸込流路17を
通り、さらに仕切板6の中央連通孔10を通り、図10
に示した羽根車ケーシング3の羽根車室11内に入る。
羽根車12によってかき回された水は図14の矢印aで
示すように通路14を通って送出タンク部13に入る。
送出タンク部13に流出した一部の水は連通通路15を
通り、羽根車室11内の羽根車12に環流される。上記
動作を繰り返しながら給水状態を保っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の自
吸式ポンプの構成では、図12に示したように連通孔
8,9は羽根車12の外周上に円形開口として形成さ
れ、しかも図8に示したように羽根車12が仕切板6の
連通孔8、9からの流線を切ることになる。このため、
水が第1の還流室18及び第2の環流室19から羽根車
ケーシング3の仕切板6の連通孔8,9を通って羽根車
12に戻るとき、水の流動に対する羽根車12の干渉の
影響が増大してしまう。
吸式ポンプの構成では、図12に示したように連通孔
8,9は羽根車12の外周上に円形開口として形成さ
れ、しかも図8に示したように羽根車12が仕切板6の
連通孔8、9からの流線を切ることになる。このため、
水が第1の還流室18及び第2の環流室19から羽根車
ケーシング3の仕切板6の連通孔8,9を通って羽根車
12に戻るとき、水の流動に対する羽根車12の干渉の
影響が増大してしまう。
【0014】図16及び図17はこのような羽根車12
の干渉による振動及び騒音への影響を知るための分析結
果である。図16は給水状態の振動周波数分析結果(縦
軸は振動のパワースペクトル、横軸は回転次数比)を示
し、図17は騒音周波数分析結果(縦軸は騒音のレベ
ル、横軸は回転次数比)を示している。
の干渉による振動及び騒音への影響を知るための分析結
果である。図16は給水状態の振動周波数分析結果(縦
軸は振動のパワースペクトル、横軸は回転次数比)を示
し、図17は騒音周波数分析結果(縦軸は騒音のレベ
ル、横軸は回転次数比)を示している。
【0015】これらの分析結果から明らかなように、給
水状態においては振動周波数分析より回転次数比6次、
12次(最大値)が生じている(図16)。また、図1
7に示すように、これらの回転次数比に応じて騒音値も
高くなっている。なお、ポンプ羽根車において、羽根枚
数がn枚の場合は、回転次数比n次、2n次に最大値が
生じることは周知のことである。
水状態においては振動周波数分析より回転次数比6次、
12次(最大値)が生じている(図16)。また、図1
7に示すように、これらの回転次数比に応じて騒音値も
高くなっている。なお、ポンプ羽根車において、羽根枚
数がn枚の場合は、回転次数比n次、2n次に最大値が
生じることは周知のことである。
【0016】このように、従来の自吸式ポンプでは、仕
切板6の連通孔8,9が羽根車12の外周に円形開口と
して設けられているため、連通孔8,9と羽根車12と
の干渉が増大し、騒音が大きくなるという問題がある。
切板6の連通孔8,9が羽根車12の外周に円形開口と
して設けられているため、連通孔8,9と羽根車12と
の干渉が増大し、騒音が大きくなるという問題がある。
【0017】本発明はこのような課題を解決するもの
で、低振動、低騒音の自吸式ポンプを提供することを目
的とする。
で、低振動、低騒音の自吸式ポンプを提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、羽根車ケーシ
ングと呼び水ケーシングとを備え、前記羽根車ケーシン
グには、少なくとも外部駆動形の羽根車を収容する羽根
車室及び吐出側へ流路を接続した送出部タンクを備え、
前記呼び水ケーシングには、少なくとも気水分離室及び
環流室を備え、前記羽根車ケーシングと呼び水ケーシン
グの間を区画する仕切り板には、前記環流路から前記羽
根車室に水を戻すための連通孔を開けた自吸式ポンプで
あって、前記連通孔を、前記羽根車のほぼ外周縁に相当
する位置に沿う細長の開口形状としたことを特徴とす
る。
ングと呼び水ケーシングとを備え、前記羽根車ケーシン
グには、少なくとも外部駆動形の羽根車を収容する羽根
車室及び吐出側へ流路を接続した送出部タンクを備え、
前記呼び水ケーシングには、少なくとも気水分離室及び
環流室を備え、前記羽根車ケーシングと呼び水ケーシン
グの間を区画する仕切り板には、前記環流路から前記羽
根車室に水を戻すための連通孔を開けた自吸式ポンプで
あって、前記連通孔を、前記羽根車のほぼ外周縁に相当
する位置に沿う細長の開口形状としたことを特徴とす
る。
【0019】このような本発明の構成によれば、ポンプ
性能及び自吸性能を低下させることなく低騒音のポンプ
を実現できる。
性能及び自吸性能を低下させることなく低騒音のポンプ
を実現できる。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、羽根車
ケーシングと呼び水ケーシングとを備え、前記羽根車ケ
ーシングには、少なくとも外部駆動形の羽根車を収容す
る羽根車室及び吐出側へ流路を接続した送出部タンクを
備え、前記呼び水ケーシングには、少なくとも気水分離
室及び環流室を備え、前記羽根車ケーシングと呼び水ケ
ーシングの間を区画する仕切り板には、前記環流路から
前記羽根車室に水を戻すための連通孔を開けた自吸式ポ
ンプであって、前記連通孔を、前記羽根車のほぼ外周縁
に相当する位置に沿う細長の開口形状としたことを特徴
とする自吸式ポンプであり、呼び水ケーシングにおける
還流室から羽根車ケーシングの羽根車室に水を戻す流れ
に対し、連通孔と羽根車との干渉を低減し、ポンプ性能
及び自吸性能を低下させることなく騒音を抑制できると
いう作用を有する。
ケーシングと呼び水ケーシングとを備え、前記羽根車ケ
ーシングには、少なくとも外部駆動形の羽根車を収容す
る羽根車室及び吐出側へ流路を接続した送出部タンクを
備え、前記呼び水ケーシングには、少なくとも気水分離
室及び環流室を備え、前記羽根車ケーシングと呼び水ケ
ーシングの間を区画する仕切り板には、前記環流路から
前記羽根車室に水を戻すための連通孔を開けた自吸式ポ
ンプであって、前記連通孔を、前記羽根車のほぼ外周縁
に相当する位置に沿う細長の開口形状としたことを特徴
とする自吸式ポンプであり、呼び水ケーシングにおける
還流室から羽根車ケーシングの羽根車室に水を戻す流れ
に対し、連通孔と羽根車との干渉を低減し、ポンプ性能
及び自吸性能を低下させることなく騒音を抑制できると
いう作用を有する。
【0021】以下、本発明の自吸式ポンプの実施の形態
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明の一実施の形態による自吸式
ポンプの縦断面図、図2は図1のA部の拡大断面図、図
3は本発明の一実施の形態における羽根車ケーシングの
平面図、図4(a)は本発明の一実施の形態における羽
根車の断面図、図4(b)は本発明の一実施の形態にお
ける羽根車の平面図、図5は本発明の自吸式ポンプの振
動のパワースペクトル特性図、図6は本発明の自吸式ポ
ンプの騒音レベル特性図である。なお、従来の技術で説
明した構成部材と同じものについては共通の符号で指示
し、その詳細な説明は省略する。
ポンプの縦断面図、図2は図1のA部の拡大断面図、図
3は本発明の一実施の形態における羽根車ケーシングの
平面図、図4(a)は本発明の一実施の形態における羽
根車の断面図、図4(b)は本発明の一実施の形態にお
ける羽根車の平面図、図5は本発明の自吸式ポンプの振
動のパワースペクトル特性図、図6は本発明の自吸式ポ
ンプの騒音レベル特性図である。なお、従来の技術で説
明した構成部材と同じものについては共通の符号で指示
し、その詳細な説明は省略する。
【0023】図1〜図4において、1は電動機、2は回
転シャフト、3は羽根車ケーシング、4は呼び水ケーシ
ング、5はパッキン、6は仕切板、8、9は連通孔、1
1は羽根車室、12は羽根車、12aは羽根、13は送
出タンク部、14は通路、15は連通通路、16は吸込
口、18は第1の環流室である。これらの各構成要素に
よる構成および給水動作は、従来の技術の自吸式ポンプ
と全く同じである。そして、本発明と従来の技術が相違
するのは、連通孔8,9の配置とその開口形状であり、
その他の構成は従来構造のものと変わりはなく、図1〜
図4では表れない第2の環流室19等を含む流路構成も
同じである。
転シャフト、3は羽根車ケーシング、4は呼び水ケーシ
ング、5はパッキン、6は仕切板、8、9は連通孔、1
1は羽根車室、12は羽根車、12aは羽根、13は送
出タンク部、14は通路、15は連通通路、16は吸込
口、18は第1の環流室である。これらの各構成要素に
よる構成および給水動作は、従来の技術の自吸式ポンプ
と全く同じである。そして、本発明と従来の技術が相違
するのは、連通孔8,9の配置とその開口形状であり、
その他の構成は従来構造のものと変わりはなく、図1〜
図4では表れない第2の環流室19等を含む流路構成も
同じである。
【0024】図3から明らかなように、本発明の自吸式
ポンプでは、仕切板6に開けた連通孔8,9は羽根12
の外周縁に沿って細長く延びた開口形状を持つ。すなわ
ち、呼び水ケーシング4内の第1の環流室18(図2参
照)と羽根車ケーシング3内の羽根車室11を連通させ
る連通孔8と、第2の環流室19(従来の技術の図11
参照)と羽根車室11を連通させる連通孔9は、いずれ
も開口幅が狭いスリット状である。
ポンプでは、仕切板6に開けた連通孔8,9は羽根12
の外周縁に沿って細長く延びた開口形状を持つ。すなわ
ち、呼び水ケーシング4内の第1の環流室18(図2参
照)と羽根車ケーシング3内の羽根車室11を連通させ
る連通孔8と、第2の環流室19(従来の技術の図11
参照)と羽根車室11を連通させる連通孔9は、いずれ
も開口幅が狭いスリット状である。
【0025】ここで、従来のように円形開口の連通孔で
あれば、羽根車12が回転するときに羽根12aの断面
が連通孔の開口面積に対して占める大きさは、或る時刻
で急激に大きくなる。すなわち、羽根12aの断面が円
形開口の連通孔の中心部分に対応して位置する時刻で
は、羽根12aが連通孔に被さる度合いが最大となり、
連通孔から羽根車室11に流れ込む水の流動に対する干
渉が大きい。これに対し、本発明では、連通孔8,9は
羽根車12の外周縁に位置していてしかも羽根12aが
回転していく向きに長く形成されているので、どの時刻
においても羽根12aの断面が占める連通孔8,9の開
口面積に対する比率はほぼ同じとなる。したがって、仕
切板6の連通孔8,9を水が通過するとき、羽根車12
の羽根12aと仕切板6の連通孔8,9の干渉面積は小
さくなる。
あれば、羽根車12が回転するときに羽根12aの断面
が連通孔の開口面積に対して占める大きさは、或る時刻
で急激に大きくなる。すなわち、羽根12aの断面が円
形開口の連通孔の中心部分に対応して位置する時刻で
は、羽根12aが連通孔に被さる度合いが最大となり、
連通孔から羽根車室11に流れ込む水の流動に対する干
渉が大きい。これに対し、本発明では、連通孔8,9は
羽根車12の外周縁に位置していてしかも羽根12aが
回転していく向きに長く形成されているので、どの時刻
においても羽根12aの断面が占める連通孔8,9の開
口面積に対する比率はほぼ同じとなる。したがって、仕
切板6の連通孔8,9を水が通過するとき、羽根車12
の羽根12aと仕切板6の連通孔8,9の干渉面積は小
さくなる。
【0026】ポンプ作動時には、呼び水ケーシング4の
第1の環流室18及び第2の環流室19から羽根車ケー
シング3の羽根車室11に水が戻され、このとき水は仕
切板6の連通孔8,9を通過する。このとき、羽根車1
2の羽根12aと仕切板6の連通孔8,9の干渉面積が
従来構造に比べると格段に小さくなっているので、連通
孔8,9と羽根車12の羽根12aとの干渉が低減され
る。したがって、羽根車ケーシング3に与える衝撃が小
さくなり、作動騒音を下げることができる。
第1の環流室18及び第2の環流室19から羽根車ケー
シング3の羽根車室11に水が戻され、このとき水は仕
切板6の連通孔8,9を通過する。このとき、羽根車1
2の羽根12aと仕切板6の連通孔8,9の干渉面積が
従来構造に比べると格段に小さくなっているので、連通
孔8,9と羽根車12の羽根12aとの干渉が低減され
る。したがって、羽根車ケーシング3に与える衝撃が小
さくなり、作動騒音を下げることができる。
【0027】このことは図5の自吸式ポンプの振動のパ
ワースペクトル特性図に示す振動周波数分析結果より明
らかである。そして、図6の本発明の自吸式ポンプの騒
音レベル特性図に示すように、各回転次数比とも振動レ
ベルは減少しており、とくに回転次数比6次,12次の
騒音値は著しく減少する。
ワースペクトル特性図に示す振動周波数分析結果より明
らかである。そして、図6の本発明の自吸式ポンプの騒
音レベル特性図に示すように、各回転次数比とも振動レ
ベルは減少しており、とくに回転次数比6次,12次の
騒音値は著しく減少する。
【0028】
【発明の効果】本発明の自吸式ポンプでは、呼び水ケー
シングの第1の環流室及び第2の環流室から羽根車ケー
シングの羽根車室に水を戻すための仕切板の連通孔を羽
根車の羽根が切る際に、羽根車室に戻される水と羽根車
の羽根との間の干渉を低減できるので、ポンプの低振動
化および低騒音化を図ることができる。
シングの第1の環流室及び第2の環流室から羽根車ケー
シングの羽根車室に水を戻すための仕切板の連通孔を羽
根車の羽根が切る際に、羽根車室に戻される水と羽根車
の羽根との間の干渉を低減できるので、ポンプの低振動
化および低騒音化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施の形態による自吸式ポンプ縦断
面図
面図
【図2】図1のA部の拡大断面図
【図3】本発明の一実施の形態における羽根車ケーシン
グの平面図
グの平面図
【図4】(a)本発明の一実施の形態における羽根車の
断面図 (b)本発明の一実施の形態における羽根車の平面図
断面図 (b)本発明の一実施の形態における羽根車の平面図
【図5】本発明の自吸式ポンプの振動のパワースペクト
ル特性図
ル特性図
【図6】本発明の自吸式ポンプの騒音レベル特性図
【図7】従来の自吸式ポンプの断面図
【図8】図7のA部の拡大断面図
【図9】従来の自吸式ポンプのケーシングの分解斜視図
【図10】従来の吸式ポンプにおける羽根車ケーシング
の斜視図
の斜視図
【図11】従来の自吸式ポンプにおける呼び水ケーシン
グの斜視図
グの斜視図
【図12】従来の自吸式ポンプにおける羽根車ケーシン
グの平面図
グの平面図
【図13】従来の自吸式ポンプの使用状態の説明図
【図14】図7のD−D断面図
【図15】図7のC−C断面図
【図16】従来の自吸式ポンプの振動のパワースペクト
ル特性図
ル特性図
【図17】従来の自吸式ポンプの騒音レベル特性図
1 電動機 2 回転シャフト 3 羽根車ケーシング 4 呼び水ケーシング 5 パッキン 6 仕切板 7 連通孔 8 連通孔 9 連通孔 10 中央連通孔 11 羽根車室 12 羽根車 12a 羽根 13 送出タンク 14 通路 15 連通通路 16 吸込口 17 吸込流路 18 第1の環流室 19 第2の環流室 20 気水分離室 21 吐出口
Claims (1)
- 【請求項1】羽根車ケーシングと呼び水ケーシングとを
備え、前記羽根車ケーシングには、少なくとも外部駆動
形の羽根車を収容する羽根車室及び吐出側へ流路を接続
した送出部タンクを備え、前記呼び水ケーシングには、
少なくとも気水分離室及び環流室を備え、前記羽根車ケ
ーシングと呼び水ケーシングの間を区画する仕切り板に
は、前記環流路から前記羽根車室に水を戻すための連通
孔を開けた自吸式ポンプであって、前記連通孔を、前記
羽根車のほぼ外周縁に相当する位置に沿う細長の開口形
状としたことを特徴とする自吸式ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151691A JP2000337286A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 自吸式ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11151691A JP2000337286A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 自吸式ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337286A true JP2000337286A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15524167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11151691A Pending JP2000337286A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 自吸式ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337286A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007040155A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | 自吸式ポンプ |
| CN105604957A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-05-25 | 广州奥姆特机电设备制造有限公司 | 一种自动自吸增压泵 |
| CN106499638A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-03-15 | 江苏芬奇工业设备制造有限公司 | 一种外混式回流孔自闭合自吸泵 |
| CN106762688A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-05-31 | 江苏芬奇工业设备制造有限公司 | 一种自吸泵 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11151691A patent/JP2000337286A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007040155A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | 自吸式ポンプ |
| CN105604957A (zh) * | 2016-02-17 | 2016-05-25 | 广州奥姆特机电设备制造有限公司 | 一种自动自吸增压泵 |
| CN106499638A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-03-15 | 江苏芬奇工业设备制造有限公司 | 一种外混式回流孔自闭合自吸泵 |
| CN106762688A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-05-31 | 江苏芬奇工业设备制造有限公司 | 一种自吸泵 |
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