JP2000337684A - 温度調節器の制御方式 - Google Patents

温度調節器の制御方式

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JP2000337684A
JP2000337684A JP11142775A JP14277599A JP2000337684A JP 2000337684 A JP2000337684 A JP 2000337684A JP 11142775 A JP11142775 A JP 11142775A JP 14277599 A JP14277599 A JP 14277599A JP 2000337684 A JP2000337684 A JP 2000337684A
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慎太郎 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度センサ入力およびヒーター制御出力の切換
えを行う場合は、温度調節器以外に外部回路等が必要と
なり回路構成を複雑にすると共に、部品点数の増加等に
より信頼性が低下する等の問題がある。 【解決手段】温度センサ1,2,3からの温度センサ入
力と、ヒーター4,5へのヒーター制御出力の組み合わ
せを、温度調節器6のマイクロコンピュータ7にて判断
し自由に切換えることにより、外部回路等を必要としな
い温度制御を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温度調節器において
複数の温度センサ入力と複数のヒーター制御出力の組み
合わせを、温度制御を行いながらマイクロコンピュータ
により切換える方式に関するものであり、温度分布の均
一化、ヒーター出力の最適化と消費電力の低減,冗長性
のある温度制御システムへと展開ができる技術である。
【0002】
【従来の技術】1つあるいは複数の温度センサ入力とヒ
ーター制御出力を持つ温度調節器においては、複数の測
定点における温度を測定し1つのヒーターを制御したい
場合、温度センサの入力を切換える必要がある。また、
同様に1つの温度センサ入力により複数のヒーターを同
時あるいは個別に制御する場合、ヒーター制御出力を切
換える必要がある。この様に温度センサ入力とヒーター
制御出力が一対一で対応しない場合においては、温度調
節器の外部回路等にて温度センサ入力およびヒーター制
御出力の切換えを行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の温度センサ入力
とヒーター制御出力を持つ温度調節器において、温度セ
ンサ入力およびヒーター制御出力の切換えを行う場合
は、温度調節器以外に外部回路等が必要となり回路構成
を複雑にすると共に、部品点数の増加等により信頼性が
低下する等の問題がある。また、外部回路の回路誤差お
よび外部回路との接続におけるノイズ等の影響は、温度
センサ入力あるいはヒーター制御出力の誤動作および誤
差の原因となる可能性が有る。
【0004】温度センサ入力およびヒーター制御出力の
切換えを外部回路等により行う場合は、温度調節器との
同期制御が不可欠となり、さらに、自由な組み合わせを
可能とするためには、より複雑な制御および接続が必要
となる等の問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】複数の温度センサ入力と
ヒーター制御出力を持つ温度調節器において、温度セン
サ入力とヒーター制御出力の組み合わせをマイクロコン
ピュータにて判断し、温度調節器自身で自由に切換える
ことにより、外部回路等を必要としない温度制御を可能
とするものである。
【0006】また、温度センサ入力とヒーター制御出力
の組み合わせは、温度調節器の外部インターフェイスを
介した上位コントローラからの指令、または外部入力信
号、あるいは温度調節器に設定された運転パターン,ヒ
ーター出力センサ等の情報よりマイクロコンピュータが
判断を行うものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例である複数の温
度センサ入力と複数のヒータ制御出力を持つ温度調節器
の概略図である。温度センサ1,温度センサ2,温度セ
ンサ3は温度情報を抵抗値として出力し、ヒーター4,
ヒーター5は通電により加熱を行う。温度調節器6は温
度センサ1,温度センサ2または温度センサ3からの温
度情報によりヒーター4またはヒーター5を制御して制
御対象の温度制御を行う。
【0009】温度調節器6は専用ケーブル9により上位
コントローラ10と接続され、上位コントローラ10と
通信を行うことにより温度制御を行うことも可能であ
る。また、温度調節器は実際のヒーター制御出力をヒー
ター出力センサ12,ヒーター出力センサ13により測
定することができる。温度センサ入力とヒーター制御出
力の組み合わせは、マイクロコンピュータ7にて判断し
て切換えを行う。データ記憶可能なメモリ8には、運転
パターンおよび容量制御の判定値など、様々なデータを
記憶する。
【0010】図1における構成は温度センサ入力を3点
(温度センサ1,温度センサ2,温度センサ3)、ヒー
ター制御出力を2点(ヒーター4,ヒーター5)とした
場合であり、温度センサ2の温度情報によりヒーター4
を制御し、温度センサ3の温度情報によりヒーター5を
制御する(入出力が一対一の場合)温度制御を可能とす
る。同時に、上位コントローラ10からの指令、あらか
じめ設定された運転パターン、あるいは外部入力信号1
1により温度センサ入力とヒーター制御出力の組み合わ
せを変えることが可能である。例えば、温度センサ2の
温度情報によりヒーター4を制御していた状態から、温
度センサ入力を切換えることにより、温度センサ1の温
度情報によりヒーター4を制御することができる。
【0011】上記構成は、制御対象の測定点を温度制御
中に変更したい場合に有効である。
【0012】図2は温度センサ入力を2点(温度センサ
2,温度センサ3)、ヒーター制御出力を1点(ヒータ
ー4)とした場合の概略図である。複数の温度センサを
使用して1つのヒータ制御出力を制御する方法として
は、複数の温度センサ入力を順次に切換えてヒータ制御
出力を制御する方法と、複数の温度センサ入力の平均値
によりヒータ制御出力を制御する方法がある。
【0013】上記構成は、制御対象の形状より複数の測
定点を設置したい場合や、温度分布の均一化等の目的に
より複数の測定点を設置したい場合に有効である。
【0014】図3は温度センサ入力を1点(温度センサ
1)、ヒーター制御出力を2点(ヒーター4,ヒーター
5)とした場合の概略図である。1つの温度センサを使
用して2つのヒーター制御出力を制御する方法として
は、温度センサ入力により2つのヒーター制御出力を同
時あるいは順次に制御する方法と、容量の異なる2つの
ヒーター制御出力を使用し、制御対象との温度差あるい
は応答性などから判断してどちらのヒーター制御出力を
使用するかを判断する方法がある。
【0015】また、ヒーター制御出力の容量を判断する
方法には、温度調節器のマイクロコンピュータ7あるい
はデータ記憶可能なメモリ8に容量の判定値を設定する
方法と、実際のヒータ制御出力を温度調節器がヒーター
出力センサ12,ヒーター出力センサ13により測定す
る方法がある。
【0016】上記構成は、ヒーター制御出力の容量制御
を行うことにより負荷に最適なヒーター制御出力を可能
としたい場合や、容量の異なるヒータ制御出力を使用す
ることにより消費電力の低減を行いたい場合に有効であ
る。
【0017】図4は温度センサ入力を2点(温度センサ
2,温度センサ3)、ヒーター制御出力を2点(ヒータ
ー4,ヒーター5)とした場合の概略図である。
【0018】温度センサ入力およびヒーター制御出力を
2重に設置した場合は、温度センサ入力あるいはヒータ
ー制御出力の異常を温度調節器が検出し自動的に正常な
温度センサ入力あるいはヒーター制御出力に切換える方
法と、寿命等を考慮して温度センサ入力とヒーター制御
出力を順次切換える方法がある。
【0019】上記構成は、冗長性のある温度制御システ
ムを構築したい場合に有効である。
【0020】上記内容の組み合わせおよび切換え方法
は、上位コントローラ10からの指令、外部入力信号1
1により選択が可能とし、データ記憶可能なメモリ8に
設定された運転パターン,ヒーター出力センサ12ある
いはヒーター出力センサ13の測定値によっても選択が
可能とする。
【0021】また、本温度調節器は図5に示す様に、上
記内容を1つの制御対象だけではなく、複数の制御対象
を個別に制御することも可能とする。
【0022】図6は温度調節器における回路構成の概略
図である。
【0023】温度調節器6の温度センサ入力部は、複数
の温度センサ(温度センサ1など)からの入力をセンサ
入力回路14で電圧に変換し、変換された電圧を増幅回
路15で最適な電圧値に増幅してから、A/D変換回路
16にて電圧値(アナログ電圧)をデジタル量に変換し
ている。そして、A/D変換回路16にてデジタル量に
変換された温度情報と、データ記憶可能なメモリ8の情
報等よりマイクロコンピュータ7にて温度データに変換
している。さらに、センサ入力回路14は複数の温度セ
ンサからの入力をマイクロコンピュータ7からの指令に
より自由に切換えることができる。
【0024】ヒーター制御出力部は、マイクロコンピュ
ータ7により算出したヒーター制御出力値によりヒータ
ー制御回路17にてヒーター(ヒーター4など)の通電
を制御している。さらに、ヒーター制御回路17は複数
のヒーター制御の出力をマイクロコンピュータ7からの
指令により自由に切換えることができる。
【0025】また、温度調節器6は、上位コントローラ
10,外部入力信号11,ヒーター出力センサ12との
接続を外部I/F回路18により行い、外部I/F回路
18により収集したデータをマイクロコンピュータ7に
て判断することにより、複数の温度サンサ入力と複数の
ヒーター制御出力の組み合わせおよび切換え方法などを
判定している。
【0026】図7は温度制御の概略を示すフローチャー
トである。
【0027】温度調節器は、上位コントローラ10から
の指令,外部入力信号11,運転パターン等から判定し
て、温度センサ入力とヒーター制御出力の切換え方法を
選択する(図7−(1))。選択された温度センサ入力
の切換え方法により温度センサの入力データを測定し、
制御目標値との温度差を算出する(図7−(2))。次
に算出された温度差を使用して必要となるヒーター出力
値を算出する(図7−(3))。最後に選択されたヒー
ター制御出力の切換え方法によりヒーター出力を制御し
(図7−(4))、制御対象の温度制御を行う。以上の
内容を温度調節器の全対象(温度制御を必要とする制御
対象の数)について行う。
【0028】図8は温度センサ入力切換え制御のフロー
チャートである(図7−(2)の内容)。
【0029】温度調節器は選択された温度センサ入力の
切換え方法を、(1)複数の温度センサ入力を順次切換
える方法、(2)複数の温度センサ入力の平均を使用す
る方法、(3)2重系として使用する方法、(4)温度
センサ入力を個別に使用する方法から選択する。
【0030】(1)順次切換える方法を選択した場合
は、指定された複数の温度センサ入力を順次に切換え
て、制御目標値との温度差を算出する。(2)平均する
方法を選択した場合は、指定された複数の温度センサの
入力データより平均値を算出し、平均値と制御目標値と
の温度差を算出する。(3)2重系を選択した場合は該
当する温度センサ入力の状態を判定し、正常の場合は該
当する温度センサを、異常の場合は予備として指定され
た温度センサを使用して制御目標値との温度差を算出す
る。(4)個別を選択した場合は、該当する温度センサ
の入力データと制御目標値との温度差を算出する。
【0031】ここで、該当する温度センサ入力とは、制
御対象に対して指定された1つの温度センサ入力を示す
が、必ずしも固定の温度センサ入力だけではなく、温度
制御中に変更することも可能とする。また、2重系の方
法は、順次,平均,個別の方法を選択した場合において
も、予備として指定できる温度センサ入力がある場合に
は適用が可能とする。
【0032】図9はヒータ制御出力切換え制御のフロー
チャートである(図7−(4)の内容)。
【0033】温度調節器は選択されたヒーター制御出力
の切換え方法を、(1)複数のヒーター制御出力を順次
切換える方法、(2)複数のヒーター制御出力を同時に
使用する方法、(3)ヒーター制御出力の容量によりヒ
ータ制御出力を切換える方法、(4)2重系として使用
する方法、(5)ヒータ制御出力を個別に使用する方法
から選択する。
【0034】(1)順次切換える方法を選択した場合
は、指定された複数のヒーター制御出力を順次に切換え
て、温度差より算出したヒーター出力値に相当するヒー
ター制御出力を行う。(2)同時に使用する方法を選択
した場合は、指定された複数のヒーター制御出力を同時
に使用して、ヒーター制御出力を行う。(3)ヒーター
制御出力の容量により切換える方法を選択した場合は、
温度差より算出したヒーター出力値とヒーター制御出力
の容量を比較し、必要な容量を満足するヒーター制御出
力を判定して行う。
【0035】(4)2重系を選択した場合は該当するヒ
ーター制御出力の状態を判定し、正常の場合は該当する
ヒーター制御出力を、異常の場合は予備として指定され
たヒーター制御出力を使用して、ヒーター出力値に相当
するヒーター制御出力を行う。(5)個別を選択した場
合は、該当するヒーター制御出力を使用してヒーター出
力値に相当するヒーター制御出力を行う。
【0036】ここで、該当するヒーター制御出力とは、
制御対象に対して指定された1つのヒーター制御出力を
示すが、必ずしも固定のヒーター制御出力だけではな
く、温度制御中に変更することも可能とする。また、2
重系の方法は、順次,同時,容量,個別の方法を選択し
た場合においても、予備として指定できるヒーター制御
出力がある場合には適用が可能とする。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、複数の温度センサ入力
と複数のヒーター制御出力を持つ温度調節器において、
外部回路等を使用せずに温度センサ入力とヒーター制御
出力を自由に組み合わせることができ、かつ、温度制御
中であっても切換えが可能な温度制御を可能とすること
ができる。
【0038】本温調器は温度センサ入力とヒーター制御
出力の組み合わせおよび切換え方法が自由に設定できる
ため、制御対象の測定点を温度制御中に変更したい場
合、測定点を複数設置したい場合、ヒーター制御出力の
容量制御を行いたい場合、冗長性のある温度制御システ
ムを構築したい場合に有効である。
【0039】また、複雑な回路構成を必要とせず外乱の
影響を受けにくいことと、温度調節器内部にて切換えを
行うため制御対象に対して瞬時に対応ができることか
ら、精度の高い温度制御システムの構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複数の温度センサ入力と複数のヒータ
制御出力を持つ温度調節器の概略図である。
【図2】温度センサ入力を2点、ヒーター制御出力を1
点とした場合の概略図である。
【図3】温度センサ入力を1点、ヒーター制御出力を2
点とした場合の概略図である。
【図4】温度センサ入力を2点、ヒーター制御出力を2
点とした場合の概略図である。
【図5】複数の制御対象を個別に制御する場合の概略図
である。
【図6】温度調節器における回路構成の概略図である。
【図7】温度調節器の温度制御フローチャートである。
【図8】温度センサ入力切換え制御のフローチャートで
ある。
【図9】ヒーター制御出力切換え制御のフローチャート
である。
【符号の説明】
1…温度センサ、2…温度センサ、3…温度センサ、4
…ヒーター、5…ヒーター、6…温度調節器、7…マイ
クロコンピュータ、8…データ記憶可能なメモリ、9…
専用ケーブル、10…上位コントローラ、11…外部入
力信号、12…ヒーター出力センサ、13…ヒーター出
力センサ、14…センサ入力回路、15…増幅回路、1
6…A/D変換回路、17…ヒーター制御回路、18…
外部I/F回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 慎太郎 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 大内 貴生 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA03 AA06 CC01 DD02 DD05 EE23 3L061 BA01 BA07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の温度センサ入力と複数のヒーター制
    御出力を有する温度調節器において、温度センサ入力と
    ヒーター制御出力を自由に組み合わせることができ、か
    つ、温度制御中であっても切換えが可能な制御であるこ
    とを特徴とする温度調節器の制御方法。
JP11142775A 1999-05-24 1999-05-24 温度調節器の制御方式 Withdrawn JP2000337684A (ja)

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