JP2000337935A - 整流装置 - Google Patents

整流装置

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JP2000337935A
JP2000337935A JP11149728A JP14972899A JP2000337935A JP 2000337935 A JP2000337935 A JP 2000337935A JP 11149728 A JP11149728 A JP 11149728A JP 14972899 A JP14972899 A JP 14972899A JP 2000337935 A JP2000337935 A JP 2000337935A
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fluid
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rectifying
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JP11149728A
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Masayoshi Kikuchi
正吉 菊池
Nobutaka Chimura
暢孝 千村
Tatsuya Ichihara
達也 市原
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Azbil Corp
Yamatake Industrial Systems Co Ltd
Original Assignee
Azbil Corp
Yamatake Industrial Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力損失を小さくする。穴詰まりをなくす。
下流に流されてしまう虞れをなくす。低コストとする。 【解決手段】 整流通路3aの内壁面3cの形状を、流
体の流れ方向に沿って1/4楕円の輪郭線形状で狭まり
(前半形状3c1)、最も狭まった位置から同じく流体
の流れ方向に沿って1/4楕円の輪郭線形状で広がった
形状(後半形状3c2)とする。整流通路3a内に流線
の乱れた流体を流し、その流れを整形すると、偏流や渦
流が取り除かれ、あたかも長い直管距離を通過した状態
と等しい整流効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管内を流れる流
体の流れを整流する整流装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管内を流れる流体は、曲がり管や開閉弁
を流れた後、偏流や渦流となる。このようにして発生し
た偏流や渦流は、なかなか正常の流れに戻らず、長い直
管を流れて、初めて正常な流れに戻る。例えば、曲がり
管の直後に流量計を入れようとすると、そこで偏流や渦
流が生じ、カルマン渦流量計のような特に偏流の影響を
受けやすい流量計では、正確な測定ができない。この場
合、偏流が安定するまで流体を直管に流した後、流量を
測定することが考えられるが、そのための直管部分がか
なりの長さになり、スペースファクタが悪く、非常に不
経済となる。このような場合、整流装置を曲がり管の直
後に取り付ければ、偏流や渦流を矯正し、あたかも長い
直管距離を流れた後の流体の流れのように整流すること
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】整流装置として、従来
は、チューブを束ねたようなもの、多数の小穴を蜂の巣
状にあけた穴あきプレートを用いたもの、また、穴の
径、配置を変えて強制的に整流するものなどが一般的に
用いられていた。しかし、このような整流装置は、管の
内部に設けられるので、圧力損失が大きく、穴が詰まっ
たりする。また、整流装置が弱い材料で作られ、固定が
貧弱であると、整流装置そのものが流体の勢いで流され
てしまうことも考えられ、その結果、下流で不測の事態
が生じる可能性もある。また、加工が困難であり、高コ
ストとなる。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、圧力損失が
小さく、穴が詰まったりすることがなく、下流に流され
てしまう心配もない低コストの整流装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、スロート状の整流通路を設け、この
整流通路の内壁面の形状を、流体の流れ方向に沿ってほ
ゞ1/4楕円の輪郭線形状で狭まり、狭められた最終位
置から流体の流れ方向に沿って徐々に広がる形状とした
ものである。これにより、本発明によれば、水が自然落
下するときの噴流の流線とほゞ同型に形造られた整流通
路の内壁面に沿って流体が流れ、偏流や渦流が取り除か
れる。
【0006】例えば、水道の蛇口から流れる水は、静か
な状態では広い口から流れ出てそれが細い流れとなる。
もし、流れが乱れれば、細い流れが隅に偏ったり、渦を
巻いたりしてしまう。本発明は、この現象を逆に利用
し、静かな状態の流れの形状で管壁の形状を固定すれば
乱れも整流されるという考え方に基づいている。そし
て、その時の流れの形状(噴流の流線の形状)が1/4
楕円の輪郭線形状と近似することに着目し、整流通路の
内壁面を流体の流れ方向に沿ってほゞ1/4楕円の輪郭
線形状で狭めることによって、整流効果を得るようにし
ている。なお、絞った後にいきなり広げると新たな偏流
や渦流が生じる可能性があるので、同じ1/4楕円の輪
郭線形状で広げる等、徐々に広げる形状とすることによ
り、整流の効果を乱さないようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1は本発明に係る整流装置を取り
付けた状態を示す管路の側断面図である。同図におい
て、1は上流側管路、2は下流側管路、3は上流側管路
1と下流側管路2との間に取り付けられた整流装置であ
る。
【0008】整流装置3は、スロート状の整流通路3a
と鍔部3bとを有し、鍔部3bを上流側管路1のフラン
ジ部1aと下流側管路2のフランジ部2aとで挾み込
み、ボルト(図示せず)で締め付けることによって上流
側管路1と下流側管路2との間に固定されている。
【0009】整流通路3aの内壁面3cの形状は、流体
の流れ方向に沿って1/4楕円の輪郭線形状で狭まり
(前半形状3c1)、最も狭まった位置から同じく流体
の流れ方向に沿って1/4楕円の輪郭線形状で広がった
形状(後半形状3c2)とされている。この整流通路3
a内に流線の乱れた流体を流し、その流れを整形する
と、偏流や渦流が取り除かれ、あたかも長い直管距離を
通過した状態と等しい整流効果が得られる。
【0010】以下、整流通路3aが整流効果を持つ原理
について説明する。水が自然落下するとき、その噴流の
流線の形は1/4楕円の輪郭線形状に近似する。これは
気体にも当てはまると考えられる。以下、水の噴流の流
線の形が1/4楕円の輪郭線形状に近似することを図2
を用いて説明する。
【0011】円管の先端から水が噴出するとき、乱れの
ない静かな状態では、図2(a)に示すような流線とな
る。図2(a)において、4は円管、5はこの円管4の
先端から噴出する水、5aは噴出する水5の流線であ
る。流線5aの形状は次のようにして計算できる。
【0012】時間tを経過したところの水の落下速度v
は、gを重力加速度(9.8m/s 2 )とすると、下記
(1)式で表される。 v=g・t ・・・・(1) 距離hだけ落下するのに必要な時間は下記(2)式で表
される。 ∫vdt=h ・・・・(2) 上記(1)式および(2)式により下記(3)式が得ら
れる。
【0013】
【数1】
【0014】また、その位置での水の落下速度vは、
(1)式により下記(4)式で示される。
【0015】
【数2】
【0016】同じく、その位置での断面積aは流量qで
連続すれば、 a=q/v ・・・・(5) と表され、この水柱の全容積ΔVは(4)式および
(5)式により下記(6)式で表される。
【0017】
【数3】
【0018】流線5aの形状は次のようにして計算でき
る。先ず、噴流速度は(4)式で計算できるが、円管4
を出るとき初速V0 があるので、次の(7)式となる。
【0019】
【数4】
【0020】また、初速V0 は下記(8)式で計算でき
る。 V0 =q/a0 =q/(d0 2π/4) ・・・・(8) 但し、a0 :円管4の内面積(m2 )、d0 :円管4の
内径(m)。 噴流の断面積aは上記(5)式および(7)式により次
の(9)式、(10)式となる。
【0021】
【数5】
【0022】噴流の直径dは(9)式および(10)式
により次の(11)式となる。
【0023】
【数6】
【0024】(11)式のhを変数としてdをプロット
すると流線5aの形状はほゞ1/4楕円の輪郭線形状と
なる。図2(b)に流線5aの形状に楕円の輪郭線を重
ね合わせた状態を示す。この図からも流線5aの形状が
1/4楕円の輪郭線形状と良く一致していることが分か
る。
【0025】なお、自然現象としては存在しないが、重
力が反転すると噴流は1/4楕円の輪郭線形状で広が
る。ここで、重要なことは、自然落下する噴流が1/4
楕円の輪郭線形状で狭まるには、偏流や渦流がないこと
が流れの条件となる。偏流や渦流が流れに含まれると、
自然落下する噴流は、1/4楕円の輪郭線形状で狭まっ
て行かない。噴流が曲がったり、膨らんだりしてしま
う。
【0026】そこで、本実施の形態のような整流装置3
の如く、流体の流れ方向に沿って1/4楕円の輪郭線形
状で狭まる内壁面3c(前半形状3c1)を有する整流
通路3に強制的に流体を流し、流れを整形すると、偏流
や渦流が取り除かれ、あたかも長い直管距離を通過した
状態と等しい整流効果が得られる。
【0027】なお、絞った後にいきなり広げると、新た
な偏流や渦流が生じる可能性がある。そこで、本実施の
形態では、内壁面3cの後半形状3c2を流体の流れ方
向に沿って1/4楕円の輪郭線形状で広がった形状と
し、整流の効果を乱さないようにしている。この内壁面
3cの後半形状3c2は、必ずしも1/4楕円の輪郭線
形状で広がった形状としなくてもよく、徐々に広がる形
状であればよく、図3に示すような直線的に広がる形状
としてもよい。
【0028】また、本実施の形態では、整流通路3aの
内壁面3cの前半形状3c1と後半形状3c2との分か
れ目を1/4楕円の輪郭線形状で絞って行ったときの最
も狭まった位置としたが、その少し手前を分かれ目とす
るようにしてもよい。この場合、その分かれ目が1/4
楕円の輪郭線形状で狭められた最終位置とされ、この最
終位置から後半の徐々に広がる形状が始められる。
【0029】また、本実施の形態では、鍔部3bを設
け、この鍔部3bをフランジ部1aと2aとで挾んで上
流側管路1と下流側管路2との間に取り付けるようにし
たが、図4に示すように、流体の流入口および流出口に
フランジ6b1および6b2を設けた整流装置6とし、
このフランジ部6b1,6b2をフランジ部1a,1b
と合わせて、上流側管路1と下流側管路2との間に取り
付けるようにしてもよい。図4において、6aは整流通
路、6cは内壁面であり、内壁面6cの形状は図1に示
した整流装置3の内壁面3cと同様の前半形状6c1お
よび後半形状6c2とされている。
【0030】このように、本実施の形態の整流装置3
(6)によれば、スロート状の整流通路3a(6a)の
内壁面3c(6c)を特殊な形状とすることにより、配
管の中央から流れを妨げるもの(多数の細かな穴、チュ
ーブなど)をなくして、圧力損失を少なくすることがで
き、穴が詰まったりすることもない。また、整流装置自
体にかかる圧力も小さく、壊れて下流に流されてしまう
という心配もない。また、楕円の輪郭線形状はNCマシ
ンでは作り易く、安価に大量に作製することができ、低
コストで提供することができる。この構造は、特に詰ま
りを起こし易い混相流体や圧力損失を嫌う低圧流体に有
効であり、強腐食流体用として耐食性のある合成樹脂で
造ることも容易である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、スロート状の整流通路を設け、この整流
通路の内壁面の形状を、流体の流れ方向に沿ってほゞ1
/4楕円の輪郭線形状で狭まり、狭められた最終位置か
ら流体の流れ方向に沿って徐々に広がる形状としたの
で、水が自然落下するときの噴流の流線とほゞ同型に形
造られた整流通路の内壁面に沿って流体が流れ、偏流や
渦流が取り除かれるものとなる。これにより、配管の中
央から流れを妨げるものをなくして、圧力損失を小さく
することができ、穴が詰まったりすることがなく、下流
に流されてしまうというような心配もなくなる。また、
加工が簡単で、低コストとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る整流装置を取り付けた状態を示
す管路の側断面図である。
【図2】 水の噴流の流線の形が1/4楕円の輪郭線形
状に近似することを説明する図である。
【図3】 整流通路の内壁面の後半を直線的に広がる形
状とした本発明に係る整流装置を取り付けた状態を示す
管路の側断面図である。
【図4】 本発明に係る整流装置の他の実施の形態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1…上流側配管、2…下流側配管、3…整流装置、3a
…整流通路、3b…鍔部、3c…内壁面、3c1…前半
形状、3c2…後半形状、6…整流装置、6a…整流通
路、6b1,6b2…フランジ部、6c…内壁面、6c
1…前半形状、6c2…後半形状。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千村 暢孝 東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 株式会 社山武内 (72)発明者 市原 達也 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目1 番地32 山武産業システム株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CF01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流れる管に取り付けられ、流体の
    流れを整流するスロート状の整流通路を備えた整流装置
    であって、 前記整流通路は、流体の流れ方向に沿ってほゞ1/4楕
    円の輪郭線形状で狭まり、狭められた最終位置から流体
    の流れ方向に沿って徐々に広がる内壁面を有しているこ
    とを特徴とする整流装置。
  2. 【請求項2】 流体の流れる管に取り付けられ、流体の
    流れを整流する整流通路を備えた整流装置であって、 前記整流通路は、流体の流れ方向に沿ってほゞ1/4楕
    円の輪郭線形状で狭まり、狭められた最終位置から同じ
    く流体の流れ方向に沿ってほゞ1/4楕円の輪郭線形状
    で広がる内壁面を有していることを特徴とする整流装
    置。
JP11149728A 1999-05-28 1999-05-28 整流装置 Pending JP2000337935A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101881640A (zh) * 2010-06-30 2010-11-10 重庆耐德正奇流量仪表有限公司 涡街质量流量计
JP2018525567A (ja) * 2015-08-28 2018-09-06 デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc ベンチュリ効果を用いた制限器

Cited By (3)

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CN101881640A (zh) * 2010-06-30 2010-11-10 重庆耐德正奇流量仪表有限公司 涡街质量流量计
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JP7025321B2 (ja) 2015-08-28 2022-02-24 デイコ アイピー ホールディングス,エルエルシー ベンチュリ効果を用いた制限器

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A02 Decision of refusal

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Effective date: 20040330