JP2000337944A - レベル検出装置及びレベル検出方法 - Google Patents

レベル検出装置及びレベル検出方法

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JP2000337944A
JP2000337944A JP14893699A JP14893699A JP2000337944A JP 2000337944 A JP2000337944 A JP 2000337944A JP 14893699 A JP14893699 A JP 14893699A JP 14893699 A JP14893699 A JP 14893699A JP 2000337944 A JP2000337944 A JP 2000337944A
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measurement
differential pressure
pressure
coupler
liquid tank
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JP14893699A
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English (en)
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Koji Amano
宏司 天野
Kazuhiko Otsuka
和彦 大塚
Yasuke Onari
弥祐 小斉
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Tokyo Keiki Inc
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Tokimec Inc
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定点の移動に伴い導圧路の長さを簡単に変
更することができるレベル検出装置を提供する。 【解決手段】 測定液体12を収容する測定液体タンク
10と、測定液体12の圧力と大気圧との圧力差を差圧
信号として出力する差圧検出器14と、測定液体タンク
10と差圧検出器14とを連通する導圧路とを備え、差
圧検出器14と測定液体タンク10の何れか一方を基準
面に設置し、他方を測定点に設置すると共に、差圧検出
器14からの差圧信号を基準面と測定点とのレベル差に
変換する演算部28を備える。導圧路を、その両端に自
動開閉式カプラ24,24を備えた1本以上の導圧管2
2で構成し、自動開閉式カプラ24を差圧検出器14側
及び測定液体タンク側に備えた自動開閉式カプラ18,
20に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シールド
工法、TBM(Tunnel Boring Mach
ine)工法、推進工法等のトンネル掘進機等の掘進レ
ベル等を測定するレベル測定装置及びレベル測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレベル測定装置としては、特開平
8−219776号公報に記載されたものがある。
【0003】この公報に記載されたものは、測定液体を
収容する測定液体タンクと、測定液体の圧力と大気圧と
の圧力差を差圧信号として出力する差圧検出器と、測定
液体タンクと差圧検出器とを連通する導圧管とを備え、
差圧検出器と測定液体タンクの何れか一方を基準面に設
置し、他方を測定点に設置すると共に、差圧検出器から
の差圧信号を基準面と測定点とのレベル差に変換する演
算部を備えている。また、導圧管の管路に導圧管の開閉
を行う第1ストップバルブと第2ストップバルブを設
け、第1ストップバルブと第2ストップバルブ間の導圧
管は着脱可能なつなぎ導圧管で構成すると共に、つなぎ
導圧管にはさらに注入口と、該注入口の開閉を行う第3
ストップバルブとを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のレベル測定装置にあっては、導圧管の脱着を行う
たびに気泡が導圧管内に混入し、大きな測定誤差を生じ
るという課題がある。これを防ぐために、気泡抜きの作
業が導圧管脱着毎に必要になる。また、導圧管を収納す
るホースリールは、推進距離が長くなって基準面と測定
点との距離が長くなればなるほど、大きなものが必要に
なる。最近の工事の長距離化の傾向もあり、小口径の工
事現場では不向きであるという課題がある。
【0005】また、測定現場でレベル検出装置を装備す
る際に、測定現場で測定液体を注入する作業は、例え
ば、測定液体として水を使用する場合、測定現場に水道
水を用意するか、予め水をくんでおいてポンプ等で注入
し、その後、気泡が発生したら、気泡抜きを行わなけれ
ばならず、手間と時間を要するという課題がある。
【0006】さらには、従来のレベル検出装置では、測
定液体タンク内の測定液体が蒸発等により減った場合に
は、測定誤差の要因となるという課題がある。
【0007】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし請求項8記載の発明は、気泡が混入
することなく、導圧路の設置作業を簡単に行うことがで
き、また、測定点の移動に伴い導圧路の長さを簡単に変
更することができるレベル検出装置及びレベル検出方法
を提供することを目的とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記目的に
加えて、測定液体の蒸発があっても測定誤差を招来しな
いレベル検出装置を提供することを目的とする。
【0009】また、請求項4及び8記載の発明は、上記
目的に加えて、測定現場で導圧路の設置作業を簡素化す
ることができるレベル検出装置及びレベル検出方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、測定液体を収容する測定液体
タンクと、測定液体の圧力と大気圧との圧力差を差圧信
号として出力する差圧検出器と、測定液体タンク内の測
定液体と差圧検出器内の測定液体とを連通させる導圧路
とを備え、差圧検出器と測定液体タンクの何れか一方を
基準面に設置し、他方を測定点に設置すると共に、差圧
検出器からの差圧信号を基準面と測定点とのレベル差に
変換する演算部を備えるレベル検出装置において、前記
導圧路を、その両端に自動開閉式カプラを備えた1本以
上の導圧管で構成し、該自動開閉式カプラを差圧検出器
側または測定液体タンク側に備えた自動開閉式カプラに
連結することを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の前記測定液体タンクに、測定液体を測定液体タンク
内で一定レベルに保持するための補助タンクを接続し、
該測定液体タンクの該一定レベルの直ぐ下に該補助タン
クからの測定液体の流入口を形成すると共に一定レベル
の直ぐ上に測定液体タンクからの測定液体の排出口を形
成することを特徴とする。また、請求項3記載の発明
は、請求項1または2記載のレベル検出装置が、測定液
体の貯留された容器をさらに備えており、該容器の中
で、導圧管の一端にある自動開閉式カプラが、差圧検出
器側または測定液体タンク側に備えた自動開閉式カプラ
に連結されることを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれか1項に記載の前記導圧管が、その自動
開閉式カプラが差圧検出器側または測定液体タンク側に
備えた自動開閉式カプラに連結される前に、予め管内に
測定液体が充填されているものであることを特徴とす
る。また、請求項5記載の発明によるレベル検出方法
は、測定液体を収容する測定液体タンクと、該測定液体
タンクから導入される測定液体の圧力と大気圧との圧力
差を差圧信号として出力する差圧検出器と、の何れか一
方を基準面に設置し、他方を測定点に設置し、前記測定
液体タンクと差圧検出器とを、両端に自動開閉式カプラ
を備えた少なくとも1本の導圧管で接続し、差圧検出器
からの差圧信号を基準面と測定点とのレベル差に変換し
て測定点のレベルを測定し、測定点に設置された前記測
定液体タンクと差圧検出器の何れか他方を移動させるの
に伴い既存の導圧管の一端にある自動開閉式カプラの連
結を外し、両端に自動開閉式カプラを備えた新たな導圧
管の一端にある自動開閉式カプラを、連結を外した既存
の導圧管の一端にある自動開閉式カプラに連結して、該
新たな導圧管を既存の導圧管に継ぎ足し接続しながら、
測定点を移動させていくことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明によるレベル検出方法
は、推進工法を行うトンネル掘進機の掘進レベルを測定
するレベル検出方法であって、測定液体を収容する測定
液体タンクを基準面に設置し、該測定液体タンクから導
入される測定液体の圧力と大気圧との圧力差を差圧信号
として出力する差圧検出器をトンネル掘進機に搭載し、
前記測定液体タンクと差圧検出器とを、両端に自動開閉
式カプラを備えた少なくとも1本の導圧管で接続し、差
圧検出器からの差圧信号を基準面とトンネル掘進機との
レベル差に変換してトンネル掘進機のレベルを測定し、
推進工法の段取り替えに伴い、導圧管の一端にある自動
開閉式カプラの連結を外し、段取り替え終了後、導圧管
の一端にある自動開閉式カプラを再び連結することを特
徴とする。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項5ま
たは6記載の導圧管の一端にある自動開閉式カプラの連
結を外し、または連結をするのは、容器に貯留された測
定液体の中で行うことを特徴とする。また、請求項8記
載の発明は、請求項5ないし7のいずれかに記載のもの
において、前記導圧管を初めて接続するときには、該導
圧管内に接続前に予め測定液体を充填しておくことを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態を表す
レベル測定装置の構成図である。
【0016】本実施の形態は、推進工法に適用した例で
ある。図において、符号1はトンネル、2はトンネル掘
削機、4はヒューム管を表している。
【0017】トンネル1の立坑3付近に測定液体12を
収容する測定液体タンク10が設置されている。測定液
体12としては、水や蒸発の生じない液体を使用すると
よい。また、測定液体12は大気に開放されているた
め、測定液体12として水を使用する場合には、測定液
体タンク10内における測定液体の蒸発を防ぐために、
測定液体の表面に油膜を形成する等の蒸発防止手段を施
すとよい。
【0018】トンネル掘削機2には、差圧検出器14が
搭載されている。差圧検出器14は、2つの受圧室14
A、14Bを有しており、一方の受圧室14Aには、測
定液体12が充填されている。また、他方の受圧室14
Bは、大気に連通されており、大気圧に等しくなってい
る。2つの受圧室14A、14Bは、ダイヤフラム14
Cによって隔離されており、ダイヤフラム14Cは2つ
の受圧室の圧力差に応じて撓む。このダイヤフラム14
Cの撓みは、圧電素子等により電気量に変換する電気量
変換部26によって、電気信号に変換され、この電気信
号は、地上にある制御室等に設置される演算部28へと
送出されるようになっている。
【0019】測定液体タンク10には接続導圧管16が
接続されており、接続導圧管16の一端には自動開閉式
カプラ18が備えられている。また、差圧検出器14の
受圧室14Aには、自動開閉式カプラ20が接続されて
いる。これらの接続導圧管16と受圧室14Aとは、導
圧路を構成する導圧管22によって連通されている。す
なわち、導圧管22の両端には自動開閉式カプラ24,
24が備えられており、一方の自動開閉式カプラ24が
接続導圧管16の自動開閉式カプラ18に連結されてお
り、他方の自動開閉式カプラ24が差圧検出器14の受
圧室14Aに接続された自動開閉式カプラ20に連結さ
れている。
【0020】これらの自動開閉式カプラ18、20、2
4の詳細構造を図6に示す。
【0021】詳細には自動開閉式カプラは、雄型カプラ
50と雌型カプラ60のどちらか一方となっており、そ
の自動開閉式カプラに連結される自動開閉式カプラは、
雄型カプラ50と雌型カプラ60のどちらか他方となっ
ている。
【0022】雄型カプラ50はその先端に挿入管51を
有しており、挿入管51内には、摺動子52が挿入管5
1内を摺動可能に配設されている。この摺動子52はリ
ターンスプリング54によって雄型カプラ50出口の方
へ向かって常時付勢されている。摺動子52の雄型カプ
ラ50出口端の外周囲には、O−リング56が装着され
ており、常時は、この摺動子52及びO−リング56
が、雄型カプラ50の出口を密閉して測定液体12の漏
れを防止している。また、挿入管51の外周囲には、後
述のロックボール74を受け入れるための環状溝51a
と、該環状溝51aよりも端部側に環状突部51bとが
形成されている。
【0023】一方の雌型カプラ60は、その先端に被挿
入管61を有しており、被挿入管61内には、前記摺動
子52を雄型カプラ50の内方へと押出すために先端が
尖頭形となった押出体62が固定されている。押出体6
2の外周囲には、摺動リング64が被挿入管61内を摺
動可能に配設されており、この摺動リング64はリター
ンスプリング66によって押出体62と被挿入管61と
の径方向の隙間が最も小さくなった部分に向かって常時
付勢されている。この隙間が最も小さくなった部分に対
応する押出体62の外周囲には、O−リング68が装着
されており、また、摺動リング64には、O−リング7
0が係合されており、常時は、これらのO−リング6
8、摺動リング64、O−リング70が、押出体62と
被挿入管61との間の隙間を密閉して測定液体12の漏
れを防止している。被挿入管61の外周側には、摺動管
72が摺動可能にはめ込まれており、被挿入管61と摺
動管72との間には、ロックボール74が設けられてい
る。このロックボール74は、スプリング75及び摺動
管72に形成されたカム面72aによって、常時、被挿
入管61の内径方向へと付勢されているが、被挿入管6
1内の、O−リング70よりも出口側には、第2摺動リ
ング76が配設されており、ロックボール74の内径方
向への変位を阻止している。
【0024】図7に示すように、雄型カプラ50の挿入
管51を雌型カプラ60の被挿入管61に挿入すると、
挿入管51の環状突部51bが前記第2摺動リング7
6、摺動リング64及びO−リング70を雌型カプラ6
0の反出口側へと押出すと同時に、押出体62の先端が
雌型カプラ50の摺動子52を雄型カプラ50の反出口
側へと押出す。これにより、摺動子52と挿入管51と
の間に隙間が形成されると共に、押出体62と被挿入管
61との間にも隙間が形成されて、測定液体12が連通
される。同時に、第2摺動リング76がロックボール7
4から離れるため、摺動管72によってロックボール7
4は内径方向へと押出されて、雄型カプラ50の挿入管
51の環状溝51aに係合し、これによって、カプラ5
0,60同士の連結がロックされ、不用意に連結が外れ
ることはない。カプラ50,60の連結を取り外すに
は、摺動管72を摺動させて、ロックボール74と環状
溝51aとの係合を解除しながら、挿入管51を被挿入
管61から引抜くことによって、行うことができる。引
抜くと同時に、再びリターンスプリング54,66の作
用によって、それぞれのカプラ50,60の出口が閉鎖
されるため、測定液体12が漏れることはない。以上の
ようにして、自動開閉式カプラの着脱を簡単に行うこと
ができ、着脱に伴って自動的に流路が開閉する。着脱の
際、測定液体12が空気に接触しにくいため、気泡の混
入を防ぐことができる。但し、自動開閉式カプラは、図
6以外の構成であっても公知の任意のものを使用するこ
とができる。
【0025】図1に戻り、立坑3付近の接続導圧管16
の自動開閉式カプラ24が備えられた一端付近には、測
定液体12を貯留する容器30が設置されている。容器
30は蓋付きのものとしてゴミの侵入や測定液体がこぼ
れたりすることを防ぐようにしておくとよい。
【0026】以上のように構成される実施形態の作用を
以下に説明する。
【0027】測定液体タンク10は立坑3付近である基
準面に設置され、トンネル掘削機2に搭載された差圧検
出器14は測定点に設置されており、測定液体タンク1
0が常に差圧検出器14の受圧室14Aよりも高い位置
にあるようにして、受圧室14Aの圧力が常に大気圧よ
りも高くなるようにしている。
【0028】測定点であるトンネル掘削機2に搭載され
た差圧検出器14のレベルが変化すると、受圧室14A
における測定液体12の位置水頭が変化する。測定液体
12の容量は一定であり、導圧管22によって受圧室1
4Aに連通された測定液体タンク10内の測定液体12
の位置水頭及び圧力水頭は変化していないので、ベルヌ
ーイの定理により、この受圧室14Aの位置水頭の変化
は、受圧室14Aの圧力水頭の変化となり、大気圧と等
しい受圧室14Bとの間の圧力差が変化する。この変化
がダイヤフラム14Cの撓みの変化となり、電気量変換
部26で電気信号となって出力される。このように、ダ
イヤフラム14Cの撓みとレベルとの間には、予め決め
られた関係式が成り立つため、演算部28でレベルに変
換することで、基準面からの測定点のレベルが求められ
る。
【0029】次に、図1に示す状態から、推進工法にお
いて、ヒューム管4の圧入が完了すると、図2に示すよ
うに、新たなヒューム管4をセットする段取り替えが行
われる。この際には、接続導圧管16と導圧管22との
連結部分を容器30内の測定液体12中に沈めて(図1
0)、接続導圧管16と導圧管22とのぞれぞれの自動
開閉式カプラ18と自動開閉式カプラ24との連結を切
り離す。切り離した後は、自動的に接続導圧管16と導
圧管22のそれぞれの端部が、自動開閉式カプラ18と
24によって閉鎖されるので、測定液体が漏れることは
ない。こうして、導圧路を切り離した後、図3に示すよ
うに、新たなヒューム管4をセットし、接続導圧管16
と導圧管22とのぞれぞれの自動開閉式カプラ18と自
動開閉式カプラ24とを、容器30内の測定液体中に再
び沈めて(図10)、連結する。これらの一連の動作を
掘削が進む度に、繰り返す。
【0030】掘削距離が長くなり、1本の導圧管22で
は長さが足りなくなると、図4及び図5に示したよう
に、別に用意した、両端に自動開閉式カプラ24、24
を備えた新しい導圧管22を、既存の導圧管22に継ぎ
足して接続していく。すなわち、新しい導圧管22の一
端の自動開閉式カプラ24を、既存の導圧管22の一端
の自動開閉式カプラ24に連結すると共に、新しい導圧
管22の他端の自動開閉式カプラ24を、接続導圧管1
6の一端にある自動開閉式カプラ18に連結する。複数
の導圧管22を継ぎ足していくことにより、掘進の進行
に伴って測定点を移動していくことができ、推進工事終
了までレベル検出を引き続き行うことができる。
【0031】このようにして、導圧管22の切り離し
を、測定液体12の漏れや気泡の混入を伴うことなく、
簡単に行うことができるので、段取り替えを簡単に行う
ことができる。
【0032】次に、以上のレベル検出装置を作業現場に
装備する作業について説明する。測定液体12として水
を利用する場合には、導圧管22を接続導圧管16と差
圧検出器14との間に接続する前に、導圧管22内に予
め水を充填しておく。そのために、まず、図8に示すよ
うに、導圧管22の一端の自動開閉式カプラ24に、一
端が水道蛇口40に連結された注入ホース32の他端に
備えられたカプラ34を連結する。また、導圧管22の
他端の自動開閉式カプラ24に予備カプラ38を連結
し、予備カプラ38によって、導圧管22の他端を開放
しておく。そして、水道蛇口40より、導圧管22に注
入ホース32を介して水を注入し、予備カプラ38から
水を排出する(図8(a))。次いで、予備カプラ38
を取り外した後(図8(b))、注入ホース32のカプ
ラ34を取り外して、導圧管22内に水を充填させる
(図8(c))。カプラ34を切り離した瞬間に導圧管
22の圧力が上がり、場合によっては、このまま接続導
圧管16に接続すると、測定液体タンク10の水位が上
がり測定液体タンク10から水があふれることがある。
これを防ぐため、図8(d)に示すように、水を溜めた
容器42内で、導圧管22の一端に再び予備カプラ38
を連結して、圧力を逃がすようにするとよい。そして、
気泡がないか確認し、気泡があれば気泡抜きをする。同
様に、差圧検出器14の受圧室14Aにも水を注入して
おく。こうして、予め導圧管22内及び差圧検出器14
内に測定液体12である水を充填しておく。これによ
り、作業現場では、測定液体タンク10に水を注入する
だけで、あとは、接続導圧管16と差圧検出器14との
間に導圧管22を接続するだけで、組立てが完了する。
【0033】図9は、本発明の測定液体タンクの他の実
施形態を表す図である。前述のように測定液体タンク内
の測定液体に油膜を形成することにより蒸発を防いで、
測定液体12の容量を保持することもできるが、より確
実に保持するために、測定液体タンク10’には、測定
液体12が蒸発しても測定液体12のレベルを測定液体
タンク10’内で一定レベルに保持するための補助タン
ク44が接続されている。測定液体タンク10’には、
保持する一定レベルの直ぐ下に補助タンク44からの流
入口10’aが形成されると共に一定レベルの直ぐ上に
排出口10’bが形成されている。
【0034】これにより、測定液体12の蒸発により、
測定液体タンク10’内の測定液体12のレベルが下が
り、流入口10’aよりも低くなると、補助タンク44
から流入口10’aから測定液体12が補充される。ま
た、一定レベルの直ぐ上に排出口10’bが形成されて
いるので、測定液体タンク10’が揺れたりして、余分
な測定液体12が測定液体タンク10’に流れ込んで
も、これを排出でき、いつも一定の液面レベルを保持す
ることができる。
【0035】尚、以上の実施の形態では、推進工法につ
いて説明したが、これに限るものではなく、シールド工
法やTBM工法等に使用することもできる。下り勾配を
掘進する場合は、掘進機に差圧検出器14を搭載させ、
測定液体タンク10を基準面に設置し、上り勾配を掘進
する場合は、掘進機に測定液体タンク10を搭載させ、
差圧検出器14を基準面に設置し、常に差圧検出器14
の受圧室14Aが測定液体タンク10よりも低い位置に
なるようにする。
【0036】これらシールド工法やTBM工法の場合
は、掘進機の掘進に応じて、差圧検出器及び測定液体タ
ンクを盛り替えることにより測定点を移動していくの
で、導圧管22を継ぎ足す必要はないが、測定前に導圧
管22の設置作業を行う際に、自動開閉式カプラ24
を、差圧検出器14側または測定液体タンク10側に備
えた自動開閉式カプラ20、18に連結することで、設
置作業を簡単に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし8
記載の発明によれば、導圧路の設置を行う場合や、測定
点と基準面との距離が変化するなどして導圧路を一旦、
切断する必要がある場合に、導圧管の着脱、継ぎ足しを
簡単に行うことができる。導圧管の両端には自動開閉式
カプラが備えられているので導圧管の着脱の際に測定液
体が漏れたり、気泡が混じることがない。
【0038】また、測定点と基準面との距離が変化する
場合に、導圧管の継ぎ足しにより対応することができる
ので、測定点と基準面との間にホースリール等を置く必
要がなく、作業性や安全性を向上させることができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、測定液体の
蒸発による測定液体の減少を防ぎ、測定誤差の発生を抑
止することができる。
【0040】請求項3及び7記載の発明によれば、自動
開閉式カプラの連結の着脱を容器に貯留された測定液体
の中で行うので、着脱の際に測定誤差の要因となる気泡
の侵入をより確実に抑えることができる。
【0041】請求項4及び8記載の発明によれば、導圧
管に予め測定液体を充填しておけば、測定現場で導圧管
への測定液体の注入作業や気泡抜き作業が必要なく、測
定現場での設置作業時間を大幅に短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベル検出装置及びレベル検出方法の
測定状態を表す構成図であり、推進工法において段取り
替え前の状態を表す。
【図2】図1の状態から引き続き、段取り替え中の状態
を表す構成図である。
【図3】図2の状態から引き続き、段取り替え後の状態
を表す構成図である。
【図4】図3の状態から引き続き、段取り替え中の状態
を表す構成図である。
【図5】図4の状態から引き続き、段取り替え後の状態
を表す構成図である。
【図6】自動開閉式カプラの詳細構造を表す半断面図で
ある。
【図7】図6の自動開閉式カプラ同士が連結された状態
を表す断面図である。
【図8】導圧管に測定液体を充填する作業の手順を表す
説明図である。
【図9】本発明の測定液体タンクの他の実施形態を表す
斜視図である。
【図10】導圧管の着脱を表す図である。
【符号の説明】
10 測定液体タンク 12 測定液体 14 差圧検出器 18、20 自動開閉式カプラ 22 導圧管(導圧路) 24 自動開閉式カプラ 28 演算部 30 容器 44 補助タンク 10’ 測定液体タンク 10’a 流入口 10’b 排出口
フロントページの続き (72)発明者 小斉 弥祐 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内 Fターム(参考) 2D054 GA17 GA63 GA65 GA81 GA94 2F014 AB02 BA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定液体を収容する測定液体タンクと、
    測定液体の圧力と大気圧との圧力差を差圧信号として出
    力する差圧検出器と、測定液体タンク内の測定液体と差
    圧検出器内の測定液体とを連通させる導圧路とを備え、
    差圧検出器と測定液体タンクの何れか一方を基準面に設
    置し、他方を測定点に設置すると共に、差圧検出器から
    の差圧信号を基準面と測定点とのレベル差に変換する演
    算部を備えるレベル検出装置において、 前記導圧路を、その両端に自動開閉式カプラを備えた1
    本以上の導圧管で構成し、該自動開閉式カプラを差圧検
    出器側または測定液体タンク側に備えた自動開閉式カプ
    ラに連結することを特徴とするレベル検出装置。
  2. 【請求項2】 前記測定液体タンクに、測定液体を測定
    液体タンク内で一定レベルに保持するための補助タンク
    を接続し、該測定液体タンクの該一定レベルの直ぐ下に
    該補助タンクからの測定液体の流入口を形成すると共に
    一定レベルの直ぐ上に測定液体タンクからの測定液体の
    排出口を形成することを特徴とする請求項1記載のレベ
    ル検出装置。
  3. 【請求項3】 前記レベル検出装置は、測定液体が貯留
    された容器をさらに備えており、該容器の中で、導圧管
    の一端にある自動開閉式カプラが、差圧検出器側または
    測定液体タンク側に備えた自動開閉式カプラに連結され
    ることを特徴とする請求項1または2記載のレベル検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記導圧管は、その自動開閉式カプラが
    差圧検出器側または測定液体タンク側に備えた自動開閉
    式カプラに連結される前に、予め管内に測定液体が充填
    されているものであることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項に記載のレベル検出装置。
  5. 【請求項5】 測定液体を収容する測定液体タンクと、
    該測定液体タンクから導入される測定液体の圧力と大気
    圧との圧力差を差圧信号として出力する差圧検出器と、
    の何れか一方を基準面に設置し、他方を測定点に設置
    し、前記測定液体タンクと差圧検出器とを、両端に自動
    開閉式カプラを備えた少なくとも1本の導圧管で接続
    し、差圧検出器からの差圧信号を基準面と測定点とのレ
    ベル差に変換して測定点のレベルを測定し、測定点に設
    置された前記測定液体タンクと差圧検出器の何れか他方
    を移動させるのに伴い既存の導圧管の一端にある自動開
    閉式カプラの連結を外し、両端に自動開閉式カプラを備
    えた新たな導圧管の一端にある自動開閉式カプラを、連
    結を外した既存の導圧管の一端にある自動開閉式カプラ
    に連結して、該新たな導圧管を既存の導圧管に継ぎ足し
    接続しながら、測定点を移動させていくことを特徴とす
    るレベル検出方法。
  6. 【請求項6】 推進工法を行うトンネル掘進機の掘進レ
    ベルを測定するレベル検出方法であって、 測定液体を収容する測定液体タンクを基準面に設置し、
    該測定液体タンクから導入される測定液体の圧力と大気
    圧との圧力差を差圧信号として出力する差圧検出器をト
    ンネル掘進機に搭載し、前記測定液体タンクと差圧検出
    器とを、両端に自動開閉式カプラを備えた少なくとも1
    本の導圧管で接続し、差圧検出器からの差圧信号を基準
    面とトンネル掘進機とのレベル差に変換してトンネル掘
    進機のレベルを測定し、推進工法の段取り替えに伴い、
    導圧管の一端にある自動開閉式カプラの連結を外し、段
    取り替え終了後、導圧管の一端にある自動開閉式カプラ
    を再び連結することを特徴とするレベル検出方法。
  7. 【請求項7】 導圧管の一端にある自動開閉式カプラの
    連結を外し、または連結をするのは、容器に貯留された
    測定液体の中で行うことを特徴とする請求項5または6
    記載のレベル検出方法。
  8. 【請求項8】 前記導圧管を初めて接続するときには、
    該導圧管内に接続前に予め測定液体を充填しておくこと
    を特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の
    レベル検出方法。
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