JP2000338029A - 粒径計測装置及び粒径計測方法 - Google Patents

粒径計測装置及び粒径計測方法

Info

Publication number
JP2000338029A
JP2000338029A JP11151567A JP15156799A JP2000338029A JP 2000338029 A JP2000338029 A JP 2000338029A JP 11151567 A JP11151567 A JP 11151567A JP 15156799 A JP15156799 A JP 15156799A JP 2000338029 A JP2000338029 A JP 2000338029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
pixel
image signal
brightness
binary image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11151567A
Other languages
English (en)
Inventor
Kingo Ozawa
金吾 小沢
Katsutoshi Kinoshita
勝年 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokimec Inc filed Critical Tokimec Inc
Priority to JP11151567A priority Critical patent/JP2000338029A/ja
Publication of JP2000338029A publication Critical patent/JP2000338029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒子が隙間なく重なり合っているような粒状
被検体に対しても適用することができ、計算コストを低
減させることができる粒径計測装置とする。 【解決手段】 粒状被検体10のA/D変換された画像
信号の明度の平均値を算出し、該平均値に基づいて、平
均値以上である第1の設定値と、平均値以下である第2
の設定値とからなる組で、第1の設定値と第2の設定値
の少なくとも一方が互いに異なった複数の組を算出し、
A/D変換された画像信号が水平方向または垂直方向に
おいて1つの組の前記第1の設定値及び第2の設定値の
うち、予め決められた規則に従って選択された設定値を
跨って変化するときのその画素を変化点として検出し、
変化点として検出された画素の数を計数し、複数の組の
各々に対して、変化点として計数された画素数に基づい
て粒状被検体10の粒径を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理によっ
て、多数個の粒子が互いに重なり合った状態で観測され
る粒状被検体の平均粒径を計測する粒径計測装置及び粒
径計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、多数個の粒子からなる粒状被
検体の粒径を計測する場合に、粒子同士が重なり合って
観測されることが問題となっており、このような問題を
解決するべく重なり合った粒子の画像を分離するための
手法として、例えば、「反復演算による重なり合った粒
子像の分離」(坂上、高木、情報処理学会論文誌、24
巻5号、1983年)に記載されたものがある。
【0003】これによれば、例えば顆粒、細胞集塊、T
iO2 微細粒子、筋繊維断面像、赤血球、炭素微細粒子
等の多数個の粒状被検体の画像をディジタル画像処理す
るものにおいて、原画像の背景の中から注目した粒子塊
のマスクを得て、その輪郭点を求め、各輪郭点に対して
座標値、各輪郭点の帰属が想定される円周の中心および
この想定の確率のパラメータを割り当て、反復演算によ
ってこのパラメータの値を逐次更新し、収束した時点で
中心座標値によりクラスタリングして粒子の分離、識別
を行い各粒子の粒径を求めている。
【0004】しかしながら、かかる従来の粒径計測で
は、個々の粒子または重なり合った幾つかの粒子が背景
から容易に検出できる場合には適用できるものの、粒子
が隙間なく重なり合って背景が存在しない場合には、粒
子塊を抽出することが困難であるため、粒子の分離・識
別を行うことが困難であるという問題がある。また、反
復演算によって求めるため、その計算コストが大きく、
また、時間もかかるという問題がある。
【0005】かかる課題を解決するために、本出願人
は、既に特開平11−63938号公報において、粒子
が隙間なく重なり合っているような粒状被検体に対して
も適用することができ、または計算コストを低減させる
ことができる粒径計測装置を提案している。そして、上
記公報の粒径計測装置は、粒状被検体を撮像して画像信
号を出力する撮像手段と、前記撮像手段からの画像信号
をA/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換され
た画像信号の明度の平均値を算出する平均値算出手段
と、前記A/D変換された画像信号から明度が所定の方
向において前記平均値または平均値に基づいて設定され
た複数の設定値のうちの特定の1つの設定値を跨って変
化するときのその画素を変化点として検出する変化点検
出手段と、変化点検出手段で変化点として検出された画
素の数を計数する計数手段と、前記計数手段によって計
数された画素数に基づいて粒状被検体の粒径を算出する
粒径算出手段と、を備えている。
【0006】上記公報内の第4ないし第6の実施の形態
では、上記変化点検出手段が、明度の平均値faveに基
づいて平均値faveよりも大きい第1の設定値fave+β
と、平均値faveよりも小さい第2の設定値fave−β
と、を設定しており、例えば、隣合う画素の二値画像信
号が明度の小さいことを表す”0”をとるときに、注目
する画素の明度が第1の設定値fave+βより大きい場
合にその対応する画素の二値画像信号を”1”とし、隣
合う画素の二値画像信号が明度の大きいことを表す”
1”をとるときに、注目する画素の明度が第2の設定値
fave−βより小さい場合にその対応する画素の二値画
像信号を”0”とする二値化を行っている。そして、二
値画像信号が隣合う画素同士の間で、”0”から”1”
または”1”から”0”に変化する画素を変化点として
検出している。平均値faveを跨ることを条件として変
化点を検出するのでは、粒径とは無関係の平均値付近の
僅かな明度変化の影響を受けることになるのに対して、
このように平均値faveより大きい第1の設定値fave+
βと平均値よりも小さい第2の設定値fave−βとを設
定することにより、平均値fave付近の微小な明度変化
を除去して粒径計測に寄与すべき明度変化のみを検出す
るようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】平均値faveと第1及
び第2の設定値との差であるβの値が大きい程、平均値
fave付近の明度変化の影響を受け難くなり、上記効果
が大きくなる。その一方で、βの大きさが大きすぎる
と、粒径計測に寄与すべき明度変化も検出できなくなっ
てしまうという課題がある。
【0008】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし請求項8に係る発明は、粒子が隙間
なく重なり合っているような粒状被検体に対しても適用
することができ、または計算コストを低減させることが
できる粒径計測装置及び粒径計測方法のさらなる改良を
図ることをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粒径計測装置は、粒状被検体を撮像して画
像信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段からの画像
信号をA/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換
された画像信号の明度の平均値を算出する平均値算出手
段と、前記平均値算出手段で求められた前記平均値に基
づいて、前記平均値以上である第1の設定値と、前記平
均値以下である第2の設定値とからなる組で、第1の設
定値と第2の設定値の少なくとも一方が互いに異なった
複数の組を算出する設定値算出手段と、前記A/D変換
された画像信号から、明度が所定の方向において、各組
の前記第1の設定値及び第2の設定値のうち、予め決め
られた規則に従って選択された設定値を跨って変化する
ときのその画素を変化点として検出する変化点検出手段
と、変化点検出手段で変化点として検出された画素の数
を計数する計数手段と、前記複数の組の各々に対して、
前記計数手段によって計数された画素数に基づいて粒状
被検体の粒径を算出する粒径算出手段と、を備える。
【0010】また、本発明の粒径計測方法は、粒状被検
体を撮像して画像信号をA/D変換し、前記A/D変換
された画像信号の明度の平均値を算出し、前記算出され
た平均値に基づいて、前記平均値以上である第1の設定
値と、前記平均値以下である第2の設定値とからなる組
で、第1の設定値と第2の設定値の少なくとも一方が互
いに異なった複数の組を算出し、前記A/D変換された
画像信号から、明度が所定の方向において、各組の前記
第1の設定値及び第2の設定値のうち、予め決められた
規則に従って選択された設定値を跨って変化するときの
その画素を変化点として検出し、変化点として検出され
た画素の数を計数し、前記複数の組の各々に対して、そ
れぞれ変化点として計数された画素数に基づいて粒状被
検体の粒径を算出する。
【0011】本発明の装置及び方法により計数される画
素数は、粒状被検体の各粒子の粒径が小さいほど多くな
ると考えられる。これは、粒状被検体画像の明度パター
ンが、各粒子の粒径が小さいほど細かく高い周波数成分
を有し、平均値に基づいて設定された第1設定値または
第2設定値を跨って上下変化する回数も多くなるためで
ある。従って、この変化点となる画素の数を計数して、
この画素数に基づいて平均粒径を求めることができる。
【0012】例えば、平均粒径rは、計数される画素の
数nによって、
【0013】
【数1】 r=k/n (1) の関係により求めることができる。但し、kは定数であ
り、このkは例えば、粒径rsが既知となった粒状被検
体を撮像し、画像信号をA/D変換し、変化点を検出
し、変化点として検出された画素の数を計数して得られ
た計数値nsに対して、k=rs・nsにより求めること
ができる。
【0014】前述のように、平均値と第1の設定値との
差βまたは平均値と第2の設定値との差βの値が大きい
ほど、平均値fave付近の粒径計測に寄与するべきでな
い微小な明度変化を除去することができる一方で、差β
の値が大きすぎると、粒径計測に寄与すべき明度変化が
検出できなくなってしまうため、差βは計測対象に応じ
て適切な値とする必要がある。ところで、画像から粒径
を計測するということは、粒径がある程度の大きさ以上
であることを前提としている。例えば、粒径が画像分解
能以下の大きさでは粒を観測することができないため、
粒径を計測できないのは当然である。先願の粒径計測方
法で言えば、粒径計測に寄与すべき明度変化が検出可能
な程度に、画像分解能に対して粒径が大きい必要があ
る。この計測可能な最小粒径は、上記理由によりβの値
が大きくなるほど大きくなる。逆に、βの値が小さくと
も粒が小さいときには、微小な明度変化がノイズとして
問題となることはあまりない。
【0015】すなわち、ノイズである微小な明度変化を
除去するのに有効なβの値を設定することによって、よ
り小さいβの値(極端にはβ=0)であれば計測可能な
小さな粒の粒径が計測できなくなってしまうことにな
る。ここで、「小さな粒の粒径が計測できなくなる」と
は、粒径計測に寄与すべき明度変化が確実に検出できな
くなることにより、粒径が小さいほど変化点として検出
される画素の数が多くなるという関係が成り立たなくな
るということであって、例えば、前記(1)式によって
粒径を求めようとすると、nが本来の値よりも小さいた
めに粒径rが実際より大きい値になってしまうというこ
とである。
【0016】本発明では、第1の設定値及び第2の設定
値からなる組を複数算出し、複数の組の各々に対して、
変化点として検出された画素の数を計数し、この計数さ
れた画素数に基づいて粒径を算出することにより、課題
の解決を図っている。
【0017】例えば、平均値をfaveとしたときに、差
βを変えた第1の設定値及び第2の設定値からなる2つ
の組(fave+β1、fave−β1)、(fave+β2、
fave−β2)によってそれぞれ検出された変化点の画
素数n1、n2を求める。ここで、β1をノイズである
微小な明度変化を除去するのに有効な値であるとし、β
2を、0を含みβ1よりも小さい値であるとする。あま
り小さくない粒径の範囲に対してはr=k1/n1によ
って、小さい粒径に対してはr=k2/n2によって粒
径を求める。但し、粒径の大小は、一般には計測結果と
して分かるもので、どちらを用いて粒径を求めるべきが
予めわかっているわけではないから、n1、n2を求め
た結果から判断する。図5は、βの値の違いによる変化
点の画素数nと粒径rとの関係を模式的に表している。
設定値がfave±β1の場合は、粒径がr0より小さく
なると、粒径計測に寄与すべき明度変化が確実に検出で
きなくなるため、nが本来の値よりも小さいために粒径
rが実際の値よりも大きくなってしまっている。一方、
設定値がfave±β2(<β1)の場合は、粒径が大き
くなる(r≫r0)と、ノイズである微小な明度変化の
影響が大きくなり、実際の値から外れてしまう。そこ
で、例えばノイズである微小な明度変化を除去するのに
有効な設定値fave±β1を用いて正確な粒径が求めら
れる下限値付近の粒径r0を閾値とし、r2=k2/n
2の式によって求めた値r2が閾値r0より以下または
小さいときにはr2を粒径として採用し、閾値r0以上
またはr0よりも大きい場合にはr1=k1/n1の式
によって求めた値r1を粒径として採用することによっ
て、上記を実現することができる。
【0018】平均値算出手段で算出される明度の平均値
は、画像全体の明度の平均値としても良いし、画像の一
部の明度の平均値としても良い。明度の平均値に基づい
て算出されて予め決められた規則に従って選択された設
定値を跨って変化するときのその画素を変化点として検
出するため、照明が変化することによる明るさの変動の
影響を受けないものとすることができる。
【0019】任意には、前記変化点検出手段は、前記A
/D変換された画像信号から、注目する画素の明度及び
水平方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に基づい
て、注目する画素に対して、”第1の値”または”第2
の値”の二値画像信号を生成するものであって、隣合う
画素の二値画像信号が、明度の小さいことを表す”第2
の値”をとるときに、注目する画素の明度が第1の設定
値より大きい場合にその注目する画素の二値画像信号
を”第1の値”とし、隣合う画素の二値画像信号が、明
度の大きいことを表す”第1の値”をとるときに、注目
する画素の明度が第2の設定値より小さい場合にその注
目する画素の二値画像信号を”第2の値”とし、上記以
外の場合は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画素
と同じものとする水平二値化手段と、前記水平二値化手
段によって得られた二値画像信号が水平方向において”
第2の値”から”第1の値”または”第1の値”から”
第2の値”に変化する画素を変化点として検出する水平
変化点検出手段と、前記A/D変換された画像信号か
ら、注目する画素の明度及び垂直方向で該画素に隣合う
画素の二値画像信号に基づいて、注目する画素に対し
て”第1の値”または”第2の値”の二値画像信号を生
成するものであって、隣合う画素の二値画像信号が、明
度の小さいことを表す”第2の値”をとるときに、注目
する画素の明度が第1の設定値より大きい場合にその注
目する画素の二値画像信号を”第1の値”とし、隣合う
画素の二値画像信号が、明度の大きいことを表す”第1
の値”をとるときに、注目する画素の明度が第2の設定
値より小さい場合にその注目する画素の二値画像信号
を”第2の値”とし、上記以外の場合は、注目する画素
の二値画像信号を隣合う画素と同じものとする垂直二値
化手段と、前記垂直二値化手段によって得られた二値画
像信号が垂直方向において”第2の値”から”第1の
値”または”第1の値”から”第2の値”に変化する画
素を変化点として検出する垂直変化点検出手段と、を備
えており、前記計数手段は、前記水平変化点検出手段及
び前記垂直変化点検出手段の少なくとも一方で変化点と
して検出された画素の数を計数するものとすることがで
きる。
【0020】また、任意には、変化点検出手段は、前記
A/D変換された画像信号から、注目する画素の明度及
び水平方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に基づ
いて、注目する画素に対して”第1の値”または”第2
の値”の二値画像信号を生成するものであって、隣合う
画素の二値画像信号が、明度の小さいことを表す”第2
の値”をとるときに、注目する画素の明度が第1の設定
値より大きい場合にその注目する画素の二値画像信号
を”第1の値”とし、隣合う画素の二値画像信号が、明
度の大きいことを表す”第1の値”をとるときに、注目
する画素の明度が第2の設定値より小さい場合にその注
目する画素の二値画像信号を”第2の値”とし、上記以
外の場合は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画素
と同じものとする水平二値化手段と、前記水平二値化手
段によって得られた二値画像信号が水平方向において”
第2の値”から”第1の値”または”第1の値”から”
第2の値”に変化する画素を変化点として検出する水平
変化点検出手段と、を備えており、前記計数手段は、前
記水平変化点検出手段で変化点として検出された画素の
数を計数するものとすることができる。
【0021】また、任意には、前記平均値算出手段は、
前記A/D変換された画像信号における水平方向のライ
ン毎に明度の平均値を算出するものであり、前記変化点
検出手段は、前記A/D変換された画像信号から、注目
する画素の明度及び水平方向で該画素に隣合う画素の二
値画像信号に基づいて、注目する画素に対して”第1の
値”または”第2の値”の二値画像信号を生成するもの
であって、隣合う画素の二値画像信号が、明度の小さい
ことを表す”第2の値”をとるときに、注目する画素の
明度が、処理を行っているまたはその近傍の水平方向の
ラインに対して算出された第1の設定値より大きい場合
にその注目する画素の二値画像信号を”第1の値”と
し、隣合う画素の二値画像信号が、明度の大きいことを
表す”第1の値”をとるときに、注目する画素の明度
が、処理を行っているまたはその近傍の水平方向のライ
ンに対して算出された第2の設定値より小さい場合にそ
の注目する画素の二値画像信号を”第2の値”とし、上
記以外の場合は、注目する画素の二値画像信号を隣合う
画素と同じものとする水平二値化手段と、前記水平二値
化手段によって得られた二値画像信号が水平方向におい
て”第2の値”から”第1の値”または”第1の値”か
ら”第2の値”に変化する画素を変化点として検出する
水平変化点検出手段と、を備えており、前記計数手段
は、前記水平変化点検出手段で変化点として検出された
画素の数を計数するものとすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明による粒径計測装
置12の第1の実施の形態を表すブロック図である。図
において、符号10は粒状被検体であり、多数の粒子が
重なり合った状態でケースの中に収まっている。
【0023】この粒状被検体10の粒径を計測する粒径
計測装置12は、主に、CCDカメラ14(撮像手
段)、A/D変換器16、画像平均値算出部40、設定
値算出部42と、変化点検出部17、計数部30及び粒
径算出部32を備えており、変化点検出部17は、さら
に、フレームメモリ24、水平二値化部33、水平変化
点検出部34、垂直二値化部35及び垂直変化点検出部
36を備えている。このうち、画像平均値算出部40、
設定値算出部42、変化点検出部17、計数部30及び
粒径算出部32は、例えば、論理回路、メモリ、CP
U、専用演算LSI等を用いて構成することができ、例
えばCPU及びメモリを用いた場合には、CPUまたは
メモリに予め格納されたプログラムによって実現される
機能によって構成することができる。
【0024】CCDカメラ14は、粒状被検体10を撮
像して、画像信号である例えばNTSC信号を出力する
ものである。CCDカメラ14によって撮像される粒状
被検体10の画像の一例を図2に示す。
【0025】このNTSC画像信号は、A/D変換器1
6へ送られて、例えば256段階の明度を表すディジタ
ル信号に変換され、次いで、画像平均値算出部40及び
変化点検出部17においてそれぞれ処理に供される。
【0026】画像平均値算出部40は、A/D変換器1
6でディジタル信号に変換された粒状被検体10の画像
から画像全体の明度の平均値を算出するものである。具
体的には、水平方向の座標値をi、垂直方向の座標値を
j、画素(i,j)の明度をf(i,j)とすると、明
度の平均値faveは、
【0027】
【数2】fave=Σij f(i,j)/N によって算出される。但し、Σijはすべての画素につい
ての総和を表し、Nは全画素数を表している。
【0028】設定値算出部42は、画像平均値算出部4
0で算出された平均値faveに基づいて、平均値以上の
第1の設定値と平均値以下の第2の設定値とからなる組
を算出するものである。この複数の組として、例えば、
第1の組(fave+β1、fave−β1)と第2の組(f
ave+β2、fave−β2)の2つの組を算出する。そし
て、第1の組の平均値faveと設定値との差β1をノイ
ズである微小な明度変化を除去するのに有効な値である
とし、第2の組の平均値faveと設定値との差β2をβ
1よりも小さい値とするとよい。また、β2は0とする
ことも可能である。
【0029】また、A/D変換器16から画像信号が送
られる変化点検出部17のフレームメモリ24は、A/
D変換器16でディジタル信号に変換された粒状被検体
10の画像を記憶するものである。このフレームメモリ
24は、A/D変換器16から逐次出力される画像信号
を記憶しておき、画像平均値算出部40で全画素の明度
から明度の平均値が算出され、設定値算出部42で複数
の設定値の組が算出され、各組の設定値に基づいて、次
の水平二値化部33及び垂直二値化部34で二値化処理
を行うために水平二値化部33及び垂直二値化部34か
らの複数回の読み出しが可能となるように、画像信号を
記憶している。
【0030】水平二値化部33は、フレームメモリ24
で記憶されたディジタル画像信号から、注目する画素の
明度及び水平方向で該画素に隣合う画素の明度に基づい
て、注目する画素の値を”1”または”0”とする二値
画像を生成するものであり、具体的には、水平方向に隣
合う1つ前の画素の二値画像信号が、明度の小さいこと
を表す”0”であるときに、注目する画素の明度が第1
の設定値より大きい場合にその注目する画素の二値画像
信号を”1”とし、隣合う1つ前の画素の二値画像信号
が、明度の高いことを表す”1”の値をとるときに、注
目する画素の明度が第2の設定値より小さい場合にその
注目する画素の二値画像信号を”0”とし、それ以外の
場合は隣合う画素と同じ二値画像信号とするものであ
る。この二値化処理を、各設定値の組(fave+β1、
fave−β1)、(fave+β2、fave−β2)に対し
て、同様に行う。
【0031】図3はその具体例を示しており、黒丸(1)
〜(10)が各画素に対応している。尚、水平方向において
1番目の画素の2値画像信号は、その画素の明度が平均
値faveより大きい場合に、”1”、小さい場合に”
0”となるように設定するとよい。従って画素(1)が”
1”の値をとるとすると、画素(2)は平均値faveよりも
小さいものの、第2の設定値fave−β1より小さくな
っていないため、画素(1)と同じ2値画像信号”1”を
とる。同様に、画素(3)〜(9)までは、隣接する前の画素
と同じ二値画像信号”1”となる。画素(10)では、その
明度が第2の設定値fave−β1より小さくなるため、
二値画像信号は”0”となる。
【0032】水平変化点検出部34は、水平二値化部3
3によって得られた二値画像信号が水平方向において”
0”から”1”または”1”から”0”に変化する画素
を変化点として検出するものである。図3の例では、画
素(10)が変化点となる。
【0033】同様に、垂直二値化部35は、フレームメ
モリ24で記憶されたディジタル画像信号から、注目す
る画素の明度及び垂直方向で該画素に隣合う画素の明度
に基づいて、注目する画素の値を”1”または”0”と
する二値画像を生成するものであり、具体的には、垂直
方向に隣合う1つ前の画素の二値画像信号が、明度の小
さいことを表す”0”であるときに、注目する画素の明
度が第1の設定値より大きい場合にその注目する画素の
二値画像信号を”1”とし、隣合う1つ前の画素の二値
画像信号が、明度の高いことを表す”1”の値をとると
きに、注目する画素の明度が第2の設定値(fave−
β)より小さい場合にその注目する画素の二値画像信号
を”0”とし、それ以外の場合は隣合う画素と同じ二値
画像信号とするものである。この二値化処理を、各設定
値の組(fave+β1、fave−β1)、(fave+β
2、fave−β2)に対して、同様に行う。
【0034】また、垂直変化点検出部36は、垂直二値
化部35によって得られた二値画像信号が垂直方向にお
いて”0”から”1”または”1”から”0”に変化す
る画素を変化点として検出するものである。
【0035】次に、計数部30は、水平変化点検出部3
4及び垂直変化点検出部36の少なくとも一方で変化点
として検出された画素の数を計数する。粒状被検体10
の画像の明度パターンは、各粒子の粒径が小さいほど細
かく、高い周波数成分を有するため、明度が第1の設定
値および第2の設定値を上下する回数も多くなってい
る。従って、この上下する回数を二値画像の変化点とし
て計数部30で計数する。
【0036】粒径算出部32は、前記複数の設定値の組
に対してそれぞれ計数部30で計数された画素数に基づ
いて、粒状被検体10の粒子の平均的粒径を算出するも
のである。
【0037】一般的に、粒状被検体10の各粒子の粒径
が大きいほど画像の明度パターンは粗くなり、計数部3
0で計数される画素数は少なくなり、逆に粒状被検体1
0の各粒子の粒径が小さいほど計数部30で計数される
画素数は多くなり、粒径は画素数の減少関数となる。こ
こで仮に、粒子が隙間なくまた重なり合うことなく並ん
でいたとすると、その明度パターンの周波数は、粒子の
数に比例し、粒子の粒径に反比例することは明らかであ
る。実際の粒状被検体の場合には、粒子が重なり合って
いるものの、粒子の粒径との間の反比例の関係は同じよ
うに成り立つと予想でき、実際に統計的にも反比例の関
係が成り立つという結果が得られている。
【0038】従って、第1の設定値及び第2の設定値か
らなる第1の組及び第2の組を用いてそれぞれ求めた画
素数n1、n2に対して、それぞれ、前述の(1)式を
用いて以下のように平均粒径r1、r2を求める。
【0039】
【数3】r1=k1/n1 r2=k2/n2 k1、k2は、CCDカメラ14の倍率等の光学的条件
が予め決まっていれば、粒径の大小に拘らず一定の定数
であると考えられるので、第1の設定値及び第2の設定
値からなる各組(fave+β1、fave−β1)、(fav
e+β2、fave−β2)を用いることによってそれぞれ
正確な粒径が求められる範囲にある既知の粒径rs1、
rs2を持つ粒状被検体をCCDカメラ14で撮像し、
上記と同じ一連の処理を施して計数部30で計数された
画素数ns1、ns2を求めておくことにより、k1、
k2を予め決定することができる。即ち、k1、k2
は、
【0040】
【数4】k1=rs1・ns1 k2=rs2・ns2 で求めることができるので、このk1、k2を粒径算出
部32に予め記憶させておいて、粒径算出に用いる。
【0041】そして、粒径算出部32では、それぞれの
第1の設定値及び第2の設定値からなる組を用いて粒径
r1、r2を求めた後、図5における粒径の閾値r0に
対して、r2<r0であるときには、r2を採用し粒径
として出力し、r2≧r0であるときには、r1を採用
し粒径として出力する。
【0042】このようにして、粒子が重なり合っていて
も簡単な処理で平均粒径を求めることができ、計算コス
トを低減させることができる。そして、設定値の複数の
組から最適な設定値の組の設定値を用いて計数された画
素数に基づいて粒径を算出することで、粒径計測とは無
関係の微小な明度変化の影響を除去して粒径に寄与する
と考えられる明度パターンの周波数に反映する画素のみ
を計数することにより、より正確な粒径計測を行うこと
ができると共に、粒径が小さい場合に明度変化の影響を
除去したが為にかえって不正確な計測になるという事態
を防ぐことができる。
【0043】第1の設定値及び第2の設定値は、画像平
均値算出部40で求めた画像全体の明度の平均値fave
に基づいて決められ、これらの値を閾値として水平二値
化部33及び垂直二値化部35で二値化処理を行ってい
るため、照明が変化して明るさが変動しても、これに比
例して設定値も変化するので、明るさの変動の影響の受
けない正確な計測が可能となる。
【0044】(第2の実施の形態)本発明の粒径計測装
置は、図1の構成から垂直二値化部35及び垂直変化点
検出部36を除いた構成とすることもできる。即ち、変
化点検出部17を、フレームメモリ24、水平二値化部
33及び水平変化点検出部34で構成する。計数部30
は、水平変化点検出部34で変化点として検出された画
素の数を計数する。粒状被検体10の画像は方向性を持
たないため、各粒子の水平方向における変化点に対応す
る画素のみを計数し、その画素数に基づいて粒径を求め
ることができる。計数部30で計数される画素数は、第
1の実施の形態で計数される画素数よりも少なくなる
が、計数される画素数が粒子の粒径に反比例するのは同
様に成り立つ。従って、粒径算出部32でこのことを考
慮して、rを平均粒径、n’を画素数とすれば、
【0045】
【数5】r1=k1’/n1’ r2=k2’/n2’ 関係により平均粒径r1、r2をそれぞれ求める。但
し、k1’、k2’は定数であり、k1’<k1、k
2’<k2である。k1’、k2’についても、CCD
カメラ14の倍率等の光学的条件が予め決まっていれ
ば、粒径の大小に拘らず一定の定数であると考えられる
ので、第1の設定値及び第2の設定値からなる各組(f
ave+β1、fave−β1)、(fave+β2、fave−β
2)を用いることによってそれぞれ正確な粒径が求めら
れる範囲にある既知の粒径rs1、rs2を持つ粒状被
検体をCCDカメラ14で撮像し、上記と同じ一連の処
理を施して計数部30で計数された画素数ns1’、n
s2’を求めておくことにより、k1’、k2’を予め
決定することができる。
【0046】そして、粒径算出部32で、それぞれの第
1の設定値及び第2の設定値からなる組を用いて粒径r
1、r2を求めた後、図5における粒径の閾値r0に対
して、r2<r0であるときには、r2を採用し粒径と
して出力し、r2≧r0であるときには、r1を採用し
粒径として出力するのは、第1の実施の形態と同じであ
る。
【0047】このように、変化点の検出を行う方向を一
方向のみに限定することによって、処理の簡略化が図
れ、さらに計算コストを低減させることができる。ま
た、垂直方向ではなく水平方向に限定したのは、CCD
カメラ14から送られてくる画像信号が一般的に水平方
向に連続した信号であるためであり、この信号を受け取
った水平変化点検出部34で逐次処理を行うことがで
き、より一層の処理の簡略化が図れる。
【0048】(第3の実施の形態)図4を用いて第3の
実施の形態を説明する。この粒径計測装置12は、主
に、CCDカメラ14(撮像手段)、A/D変換器1
6、水平平均値算出部44、変化点検出部17、計数部
30及び粒径算出部32を備えており、変化点検出部1
7は、ラインメモリ26、水平二値化部33及び水平変
化点検出部34を備えている。水平平均値算出部44
は、A/D変換器16でディジタル信号に変換された粒
状被検体10の画像信号の水平方向の1ライン毎の明度
の平均値を算出するものである。即ち、水平方向の座標
値をi、垂直方向の座標値をj、画素(i,j)の明度
をf(i,j)とすると、水平方向の1ライン毎の明度
の平均値fave (j)は、
【0049】
【数6】fave(j)=Σi f(i,j)/Nx によって算出される。但し、Σiは水平方向の1ライン
のすべての画素についての総和を表し、Nxは水平方向
の1ラインの画素数を表している。
【0050】設定値算出部42は、画像平均値算出部4
0で算出された1ライン毎の平均値fave(j)に基づ
いて、平均値以上の第1の設定値と平均値以下の第2の
設定値とからなる組を算出するものである。
【0051】ラインメモリ26は、A/D変換器16で
ディジタル信号に変換された粒状被検体10の画像信号
の水平方向の1ライン分の信号を記憶するものである。
このラインメモリ26は、A/D変換器16から逐次出
力される画像信号を記憶しておき、水平平均値算出部4
4で水平方向の1ラインの明度から明度の平均値が算出
され、設定値算出部42で複数の設定値の組が算出さ
れ、各組の設定値に基づいて、次の水平二値化部33で
二値化処理を行うために水平二値化部33からの複数回
の読み出しが可能となるように、画像信号を記憶してい
る。
【0052】水平二値化部33は、ラインメモリ26で
記憶されたディジタル画像信号から、第1の実施の形態
と同じ動作を行う。
【0053】水平変化点検出部34、計数部30及び粒
径算出部32での処理は、第2の実施の形態と同じもの
となる。
【0054】このように、明度の平均値の算出を含めて
水平方向に限定した処理とすることによって、より一層
の処理の簡略化が可能である。
【0055】尚、以上の各実施の形態では、変化点検出
部17の水平二値化部33及び垂直二値化部35が、設
定値の組の数に対応して、複数回、フレームメモリ24
またはラインメモリ26に対して読み出しを行うことと
していたが、これに限るものではなく、変化点検出部1
7の水平二値化部33、水平変化点検出部34、垂直二
値化部35、垂直変化点検出部36及び計数部30を設
定値の組の数に対応して複数系統備えることとし、並列
処理を行わせることもできる。その場合、第3の実施の
形態においては、ラインメモリ26を除き、1ライン毎
の明度の平均値faveを、変化点の検出処理を行ってい
るラインの例えば1ライン前の水平方向の平均値fave
(j−1)とすることもでき、1ライン前の水平方向の
平均値fave(j−1)に基づいて第1設定値および第
2設定値を決定することもできる。明度の平均値は、ラ
イン毎で大きく変化することはないと考えられるから、
実用上は問題なく、さらに計算コストを低減させること
ができる。または、被検体が複数回、撮像が可能なもの
の場合には、ラインメモリ26の有無によらず、処理系
統を1系統として、CCDカメラ14による撮像を複数
回行わせることも可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
ないし8記載の発明によれば、粒状被検体の画像信号が
所定の方向において、明度が第1の設定値及び第2の設
定値のうち、予め決められた規則に従って選択された設
定値を跨って変化するときのその画素を変化点として検
出し、その変化点となっている画素の数を計数し、この
画素数に基づいて平均粒径を求めるため、その平均的処
理により、粒子が隙間なく重なり合っているような粒状
被検体に対しても適用することができる。また、反復演
算等を必要としないため計算コストを低減することがで
きる。
【0057】設定値の複数の組から最適な設定値の組の
設定値を用いて計数された画素数に基づいて粒径を算出
することで、粒径計測とは無関係の微小な明度変化の影
響を除去して粒径に寄与すると考えられる明度パターン
の周波数に反映する画素のみを計数することにより、よ
り正確な粒径計測を行うことができると共に、粒径が小
さい場合に明度変化の影響を除去したが為にかえって不
正確な計測になるという事態を防ぐことができる。
【0058】さらに、明度の平均値に基づいて設定され
た複数の設定値のうちの特定の1つの設定値を跨って変
化する画素を変化点として検出するため、その変化点検
出基準のパラメータ設定を不要とし、調整が容易でかつ
照明が変化することによる明るさの変動の影響を受けな
いようにすることができる。
【0059】さらに、請求項3、4及び7、8記載の発
明によれば、一般的に撮像された画像信号は水平方向に
連続したものであるため、この信号を受け取り逐次二値
化処理を行うことができ、より一層処理の簡略化、迅速
化が図れる。特に、請求項4及び8記載の発明によれ
ば、明度の平均値を水平方向のライン毎に求めるため、
画像全体の明度の平均を求める場合に比べて、さらに計
算コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粒径計測装置の第1の実施の形態
を表すブロック図である。
【図2】撮像される粒状被検体の画像の一例を示す説明
図である。
【図3】ある水平方向のラインL上の明度パターンを示
すグラフである。
【図4】本発明による粒径計測装置の第3の実施の形態
を表すブロック図である。
【図5】設定値の違いによる変化点の画素数nと粒径r
との関係を模式的に表すグラフである。
【符号の説明】
10 粒状被検体 12 粒径計測装置 14 CCDカメラ(撮像手段) 16 A/D変換器 17 変化点検出部(変化点検出手段) 20 水平変化点検出部(水平変化点検出手段) 22 垂直変化点検出部(垂直変化点検出手段) 30 計数部(計数手段) 32 粒径算出部(粒径算出手段) 33 水平二値化部(水平二値化手段) 34 水平変化点検出部(水平変化点検出手段) 35 垂直二値化部(垂直二値化手段) 36 垂直変化点検出部(垂直変化点検出手段) 40 画像平均値算出部(平均値算出手段) 44 水平平均値算出部(平均値算出手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA26 BB05 CC00 DD00 DD06 FF04 JJ03 JJ26 NN19 QQ03 QQ06 QQ08 QQ24 QQ25 QQ26 QQ27 QQ28 QQ42 QQ51 UU05 5B057 AA07 AA10 BA02 CA08 CB06 DA13 DB08 DC02 DC16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状被検体の粒径を計測する粒径計測装
    置であって、 粒状被検体を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段からの画像信号をA/D変換するA/D変
    換器と、 前記A/D変換された画像信号の明度の平均値を算出す
    る平均値算出手段と、 前記平均値算出手段で求められた前記平均値に基づい
    て、前記平均値以上である第1の設定値と、前記平均値
    以下である第2の設定値とからなる組で、第1の設定値
    と第2の設定値の少なくとも一方が互いに異なった複数
    の組を算出する設定値算出手段と、 前記A/D変換された画像信号から、明度が所定の方向
    において、各組の前記第1の設定値及び第2の設定値の
    うち、予め決められた規則に従って選択された設定値を
    跨って変化するときのその画素を変化点として検出する
    変化点検出手段と、 前記変化点検出手段で変化点として検出された画素の数
    を計数する計数手段と、 前記複数の組の各々に対して、前記計数手段によって計
    数された画素数に基づいて粒状被検体の粒径を算出する
    粒径算出手段と、を備えることを特徴とする粒径計測装
    置。
  2. 【請求項2】 前記変化点検出手段は、前記A/D変換
    された画像信号から、注目する画素の明度及び水平方向
    で該画素に隣合う画素の二値画像信号に基づいて、注目
    する画素に対して、”第1の値”または”第2の値”の
    二値画像信号を生成するものであって、隣合う画素の二
    値画像信号が、明度の小さいことを表す”第2の値”を
    とるときに、注目する画素の明度が第1の設定値より大
    きい場合にその注目する画素の二値画像信号を”第1の
    値”とし、隣合う画素の二値画像信号が、明度の大きい
    ことを表す”第1の値”をとるときに、注目する画素の
    明度が第2の設定値より小さい場合にその注目する画素
    の二値画像信号を”第2の値”とし、上記以外の場合
    は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画素と同じも
    のとする水平二値化手段と、 前記水平二値化手段によって得られた二値画像信号が水
    平方向において”第2の値”から”第1の値”または”
    第1の値”から”第2の値”に変化する画素を変化点と
    して検出する水平変化点検出手段と、 前記A/D変換された画像信号から、注目する画素の明
    度及び垂直方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に
    基づいて、注目する画素に対して”第1の値”または”
    第2の値”の二値画像信号を生成するものであって、隣
    合う画素の二値画像信号が、明度の小さいことを表す”
    第2の値”をとるときに、注目する画素の明度が第1の
    設定値より大きい場合にその注目する画素の二値画像信
    号を”第1の値”とし、隣合う画素の二値画像信号が、
    明度の大きいことを表す”第1の値”をとるときに、注
    目する画素の明度が第2の設定値より小さい場合にその
    注目する画素の二値画像信号を”第2の値”とし、上記
    以外の場合は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画
    素と同じものとする垂直二値化手段と、 前記垂直二値化手段によって得られた二値画像信号が垂
    直方向において”第2の値”から”第1の値”または”
    第1の値”から”第2の値”に変化する画素を変化点と
    して検出する垂直変化点検出手段と、を備えており、 前記計数手段は、前記水平変化点検出手段及び前記垂直
    変化点検出手段の少なくとも一方で変化点として検出さ
    れた画素の数を計数するものである、ことを特徴とする
    請求項1記載の粒径計測装置。
  3. 【請求項3】 前記変化点検出手段は、前記A/D変換
    された画像信号から、注目する画素の明度及び水平方向
    で該画素に隣合う画素の二値画像信号に基づいて、注目
    する画素に対して”第1の値”または”第2の値”の二
    値画像信号を生成するものであって、隣合う画素の二値
    画像信号が、明度の小さいことを表す”第2の値”をと
    るときに、注目する画素の明度が第1の設定値より大き
    い場合にその注目する画素の二値画像信号を”第1の
    値”とし、隣合う画素の二値画像信号が、明度の大きい
    ことを表す”第1の値”をとるときに、注目する画素の
    明度が第2の設定値より小さい場合にその注目する画素
    の二値画像信号を”第2の値”とし、上記以外の場合
    は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画素と同じも
    のとする水平二値化手段と、 前記水平二値化手段によって得られた二値画像信号が水
    平方向において”第2の値”から”第1の値”または”
    第1の値”から”第2の値”に変化する画素を変化点と
    して検出する水平変化点検出手段と、を備えており、 前記計数手段は、前記水平変化点検出手段で変化点とし
    て検出された画素の数を計数するものである、ことを特
    徴とする請求項1記載の粒径計測装置。
  4. 【請求項4】 前記平均値算出手段は、前記A/D変換
    された画像信号における水平方向のライン毎に明度の平
    均値を算出するものであり、 前記変化点検出手段は、 前記A/D変換された画像信号から、注目する画素の明
    度及び水平方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に
    基づいて、注目する画素に対して”第1の値”または”
    第2の値”の二値画像信号を生成するものであって、隣
    合う画素の二値画像信号が、明度の小さいことを表す”
    第2の値”をとるときに、注目する画素の明度が、処理
    を行っているまたはその近傍の水平方向のラインに対し
    て算出された第1の設定値より大きい場合にその注目す
    る画素の二値画像信号を”第1の値”とし、隣合う画素
    の二値画像信号が、明度の大きいことを表す”第1の
    値”をとるときに、注目する画素の明度が、処理を行っ
    ているまたはその近傍の水平方向のラインに対して算出
    された第2の設定値より小さい場合にその注目する画素
    の二値画像信号を”第2の値”とし、上記以外の場合
    は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画素と同じも
    のとする水平二値化手段と、 前記水平二値化手段によって得られた二値画像信号が水
    平方向において”第2の値”から”第1の値”または”
    第1の値”から”第2の値”に変化する画素を変化点と
    して検出する水平変化点検出手段と、を備えており、 前記計数手段は、前記水平変化点検出手段で変化点とし
    て検出された画素の数を計数するものである、ことを特
    徴とする請求項1記載の粒径計測装置。
  5. 【請求項5】 粒状被検体の粒径を計測する粒径計測方
    法であって、 粒状被検体を撮像して画像信号をA/D変換し、 前記A/D変換された画像信号の明度の平均値を算出
    し、 前記算出された平均値に基づいて、前記平均値以上であ
    る第1の設定値と、前記平均値以下である第2の設定値
    とからなる組で、第1の設定値と第2の設定値の少なく
    とも一方が互いに異なった複数の組を算出し、 前記A/D変換された画像信号から、明度が所定の方向
    において、各組の前記第1の設定値及び第2の設定値の
    うち、予め決められた規則に従って選択された設定値を
    跨って変化するときのその画素を変化点として検出し、 前記変化点として検出された画素の数を計数し、 前記複数の組の各々に対して、それぞれ変化点として計
    数された画素数に基づいて粒状被検体の粒径を算出する
    ことを特徴とする粒径計測方法。
  6. 【請求項6】 前記変化点の検出は、前記A/D変換さ
    れた画像信号から、注目する画素の明度及び水平方向で
    該画素に隣合う画素の二値画像信号に基づいて、隣合う
    画素の二値画像信号が、明度の小さいことを表す”第2
    の値”をとるときに、注目する画素の明度が第1の設定
    値より大きい場合にその注目する画素の二値画像信号
    を”第1の値”とし、隣合う画素の二値画像信号が、明
    度の大きいことを表す”第1の値”をとるときに、注目
    する画素の明度が第2の設定値より小さい場合にその注
    目する画素の二値画像信号を”第2の値”とし、上記以
    外の場合は、注目する画素の二値画像信号を隣合う画素
    と同じものとする水平方向の二値化を行い、 前記水平方向の二値化によって得られた二値画像信号が
    水平方向において”第2の値”から”第1の値”また
    は”第1の値”から”第2の値”に変化する画素を水平
    方向の変化点として検出し、 前記A/D変換された画像信号から、注目する画素の明
    度及び垂直方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に
    基づいて、隣合う画素の二値画像信号が、明度の小さい
    ことを表す”第2の値”をとるときに、注目する画素の
    明度が第1の設定値より大きい場合にその注目する画素
    の二値画像信号を”第1の値”とし、隣合う画素の二値
    画像信号が、明度の大きいことを表す”第1の値”をと
    るときに、注目する画素の明度が第2の設定値より小さ
    い場合にその注目する画素の二値画像信号を”第2の
    値”とし、上記以外の場合は、注目する画素の二値画像
    信号を隣合う画素と同じものとする垂直方向の二値化を
    行い、 前記垂直方向の二値化によって得られた二値画像信号が
    垂直方向において”第2の値”から”第1の値”また
    は”第1の値”から”第2の値”に変化する画素を垂直
    方向の変化点として検出し、 変化点として検出された画素の数を計数は、前記水平方
    向及び垂直方向の少なくとも一方で変化点として検出さ
    れた画素の数を計数する、ことを特徴とする請求項5記
    載の粒径計測方法。
  7. 【請求項7】 前記変化点の検出は、 前記A/D変換された画像信号から、注目する画素の明
    度及び水平方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に
    基づいて、隣合う画素の二値画像信号が、明度の小さい
    ことを表す”第2の値”をとるときに、注目する画素の
    明度が第1の設定値より大きい場合にその注目する画素
    の二値画像信号を”第1の値”とし、隣合う画素の二値
    画像信号が、明度の大きいことを表す”第1の値”をと
    るときに、注目する画素の明度が第2の設定値より小さ
    い場合にその注目する画素の二値画像信号を”第2の
    値”とし、上記以外の場合は、注目する画素の二値画像
    信号を隣合う画素と同じものとする水平方向の二値化を
    行い、 前記水平方向の二値化によって得られた二値画像信号が
    水平方向において”第2の値”から”第1の値”また
    は”第1の値”から”第2の値”に変化する画素を変化
    点として検出する、ことを特徴とする請求項5記載の粒
    径計測方法。
  8. 【請求項8】 前記A/D変換された画像信号の明度の
    平均値の算出は、前記A/D変換された画像信号におけ
    る水平方向のライン毎に明度の平均値を算出するもので
    あり、 前記変化点の検出は、 前記A/D変換された画像信号から、注目する画素の明
    度及び水平方向で該画素に隣合う画素の二値画像信号に
    基づいて、隣合う画素の二値画像信号が、明度の小さい
    ことを表す”第2の値”をとるときに、注目する画素の
    明度が、処理を行っているまたはその近傍の水平方向の
    ラインに対して算出された第1の設定値より大きい場合
    にその注目する画素の二値画像信号を”第1の値”と
    し、隣合う画素の二値画像信号が、明度の大きいことを
    表す”第1の値”をとるときに、注目する画素の明度
    が、処理を行っているまたはその近傍の水平方向のライ
    ンに対して算出された第2の設定値より小さい場合にそ
    の注目する画素の二値画像信号を”第2の値”とし、上
    記以外の場合は、注目する画素の二値画像信号を隣合う
    画素と同じものとする水平方向の二値化を行い、 前記水平方向の二値化によって得られた二値画像信号が
    水平方向において”第2の値”から”第1の値”また
    は”第1の値”から”第2の値”に変化する画素を変化
    点として検出する、ことを特徴とする請求項5記載の粒
    径計測方法。
JP11151567A 1999-05-31 1999-05-31 粒径計測装置及び粒径計測方法 Pending JP2000338029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151567A JP2000338029A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 粒径計測装置及び粒径計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151567A JP2000338029A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 粒径計測装置及び粒径計測方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000338029A true JP2000338029A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15521363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11151567A Pending JP2000338029A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 粒径計測装置及び粒径計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000338029A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203120A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nippon Steel Corp スラグ微粒子の識別方法及び炭酸化処理装置
JP2011203119A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nippon Steel Corp スラグ微粒子の識別方法
AT509883B1 (de) * 2010-05-04 2011-12-15 Kompetenzzentrum Das Virtuelle Fahrzeug Forschungsgmbh Verfahren und vorrichtung zur bestimmung des rotationsverhaltens und der grösse von partikel und tropfen in mehrphasenströmungen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203120A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nippon Steel Corp スラグ微粒子の識別方法及び炭酸化処理装置
JP2011203119A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nippon Steel Corp スラグ微粒子の識別方法
AT509883B1 (de) * 2010-05-04 2011-12-15 Kompetenzzentrum Das Virtuelle Fahrzeug Forschungsgmbh Verfahren und vorrichtung zur bestimmung des rotationsverhaltens und der grösse von partikel und tropfen in mehrphasenströmungen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1981514A (zh) 动态识别和修正不良像素
US20030123726A1 (en) Scene change detection apparatus
Visen et al. AE—automation and emerging technologies: identification and segmentation of occluding groups of grain kernels in a grain sample image
JP2000036044A (ja) 欠陥統合処理装置および欠陥統合処理方法
CN106875540B (zh) 一种纸币厚度异常检测方法及装置
CN116416190A (zh) 瑕疵检测方法及装置、电子设备及存储介质
JP2019029948A (ja) 画像監視装置、画像監視方法および画像監視プログラム
JP5455611B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
CN115880241A (zh) 一种红外图像盲元的检测处理方法及系统
KR100683415B1 (ko) 불량픽셀 처리 장치
WO2025025633A1 (zh) 图像坏点校正方法及装置、电池检测方法及装置
CN1595957A (zh) 医学影像坏点自动检测门限确定方法
JP2000338029A (ja) 粒径計測装置及び粒径計測方法
JPH1163936A (ja) 粒径計測装置
JPH07198714A (ja) 細胞活性度判定方法及び装置
JPH1163938A (ja) 粒径計測装置
JP3605579B2 (ja) クリーンルーム用の塵埃検出装置、塵埃検出システム、微粒子測定器および塵埃検出方法
CN113758426B (zh) 布匹幅宽的确定方法及装置、电子设备和可读存储介质
JPH05130512A (ja) 固体撮像素子の画素欠陥測定装置
JPH1163935A (ja) 粒径計測装置
JPH08145904A (ja) 明欠陥/暗欠陥検査装置
JPH1163937A (ja) 粒径計測装置
JP3374818B2 (ja) 欠陥検出装置及び方法
JP3918307B2 (ja) 画像濃淡ムラ検出方法
JPH02253109A (ja) 欠陥判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070522