JP2000338207A - 磁気インピーダンス効果素子の駆動回路 - Google Patents
磁気インピーダンス効果素子の駆動回路Info
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Abstract
検出感度の差を無くし、且つ、構造を簡素にする。 【解決手段】 磁気インピーダンス効果素子5と、磁気
インピーダンス効果素子5に駆動パルスを印加する素子
駆動回路3と、磁気インピーダンス効果素子5巻回され
た検出コイル10と、検出コイルで検出した電圧を保持
する第一のサンプルホールド回路11および第二のサン
プルホールド回路12と、第一のサンプルホールド回路
11に保持された電圧と第二のサンプルホールド回路1
2に保持された電圧との差の電圧を出力する差動増幅器
9とを備え、検出コイル10で駆動パルスの立ち上がり
時刻と立ち下がり時刻とで極性が互いに逆向きの電圧を
検出し、一方の極性の電圧を第一のサンプルホールド回
路11で保持し、他方の極性の電圧を第二のサンプルホ
ールド回路12で保持した。
Description
出装置等の磁気センサとして使用される磁気インピーダ
ンス効果素子(MI素子という)の駆動回路に関する。
有する磁性体に高周波電流を流した際に、その磁性体の
インピーダンスが外部磁界によって変化する現象であ
り、この磁性体をMI素子と呼んでいる。そして、この
現象を利用した磁気センサ等が実用化されている。
であり、パルス発生器31から出力される連続パルスは
素子駆動回路32とサンプリングパルス発生回路33と
に入力される。素子駆動回路32は二つのCーMOSイ
ンバータ32a、32bから互いに同一タイミング方形
波の駆動パルスを連続して出力する。第一のC−MOS
インバータ32aから出力された駆動パルスは第一の抵
抗34を直列に介して第一のMI素子35の一端に印加
され、第二のC−MOSインバータ32bから出力され
た駆動パルスは第二の抵抗36を直列に介して第二のM
I素子37の一端に印加される。そして、二つのMI素
子35、37の他端が接地されているので、MI素子3
5、37のそれぞれに高周波電流(パルス電流)が流れ
る。
され、しかも互いに平行となるように配置されている。
そして、第一のMI素子35と第二のMI素子37の磁
束は外部磁界Heによって変化し、それに伴ってそれぞ
れのMI素子35、37に巻かれた検出コイルに現れる
電圧が変化する。
の検出回路42と差動増幅器43とからなり、第一の検
出回路41で検出した電圧と第二の検出回路42で検出
した電圧との差の電圧が差動増幅器43で増幅されて取
り出される。
5に現れる電圧を検出する第一の検出コイル44と、第
一の検出コイル44が検出した電圧をサンプリングする
と共に保持する第一のサンプルホールド回路45とを有
し、第一の検出コイル44と第一のサンプルホールド回
路45とが直列に接続される。第一のサンプルホールド
回路45は互いに直列に接続された第一のスイッチ45
aと第一の充電回路45bとからなり、第一の充電回路
45bは並列接続された抵抗R、コンデンサCとからな
る。第一の検出コイル44は第一のMI素子35に巻回
される。
素子37に現れる電圧を検出する第二の検出コイル46
と、第二の検出コイル46が検出した電圧をサンプリン
グすると共に保持する第二のサンプルホールド回路47
とを有し、第二の検出コイル46と第二のサンプルホー
ルド回路47とが直列に接続される。第二のサンプルホ
ールド回路47は互いに直列に接続された第二のスイッ
チ47aと第二の充電回路47bとからなり、第二の充
電回路47bは並列接続された抵抗R、コンデンサCと
からなる。第二の検出コイル46は第二のMI素子37
に巻回される。そして、直流電圧Bを分圧する抵抗R
1、R2によって第一の検出回路41と第二の検出回路
42とにバイアス電圧が印加される。
ルスは、サンプリングパルス発生回路33にも入力さ
れ、このサンプリングパルス発生回路33からは、素子
駆動回路32から出力される駆動パルスの、例えば、立
ち上がり時刻でサンプリングパルスが出力される。この
サンプリングパルスは、第一のスイッチ45aと第二の
スイッチ47aとに印加される。
駆動パルスがMI素子35、37に印加されると、検出
コイル44、46には駆動パルスの立ち上がり時刻にお
いて互いに逆向きの電圧が発生し、この電圧がそれぞれ
第一と第二の検出コイル44、46で検出される。この
検出された電圧の向きも互いに逆となる。すなわち、第
一のコイル44で、第一のスイッチ45aが接続された
側の電圧の極性が正となれば、第二の検出コイル46で
は、第二のスイッチ47aが接続された側の電圧の極性
が負となる。
イッチ47aとには駆動パルスの立ち上がり時刻でサン
プリングパルスが印加され、第一及び第二のスイッチ4
5a、47aが閉じて、第一及び第二の充電回路45
b、47bのそれぞれにサンプリングされた電圧が保持
される。
よって差動増幅される。差動増幅器43から出力される
出力電圧は、外部磁界の向きによって、例えば図4に示
すように、正または負の値となる。
磁気インピーダンス効果素子の駆動回路においては、二
つのMI素子を有するので、それに伴って、検出コイル
も二つ備えなくてはならず、構造が複雑になっていた。
また、二つのMI素子に駆動パルスを印加するので、消
費電力が大きくなっていた。さらに、二つのMI素子の
特性に差があると、二つの検出コイルで検出した電圧が
互いに異なり、外部磁界の方向が変わることによって検
出感度が変わってしまうという問題があった。
素子の駆動回路においては、消費電力を少なくし、外部
磁界の方向による検出感度の差を無くし、且つ、構造を
簡素にすることを目的とする。
め、本発明の磁気インピーダンス効果素子の検出回路
は、磁気インピーダンス効果素子と、前記磁気インピー
ダンス効果素子に駆動パルスを印加する素子駆動回路
と、前記磁気インピーダンス効果素子に巻回した検出コ
イルと、前記検出コイルで検出した電圧を保持する第一
のサンプルホールド回路および第二のサンプルホールド
回路と、前記第一のサンプルホールド回路に保持された
電圧と前記第二のサンプルホールド回路に保持された電
圧との差の電圧を出力する差動増幅器とを備え、前記検
出コイルで前記駆動パルスの立ち上がり時刻と立ち下が
り時刻とで極性が互いに逆向きの電圧を検出し、一方の
極性の電圧を前記第一のサンプルホールド回路で保持
し、他方の極性の電圧を前記第二のサンプルホールド回
路で保持した。
子の検出回路は、前記駆動パルスのパルス幅を、前記検
出コイルから出力される電圧の立ち上がり時刻からピー
ク値に達する時刻までの時間より長くなるように設定し
た。
子の検出回路は、前記駆動パルスのパルス幅を、前記検
出コイルから出力される電圧の立ち上がり時刻から前記
検出された電圧のリンギングがほぼ収束する時刻までの
時間となるように設定した。
ス効果素子(以下、MI素子という)の駆動回路を示す
構成図であり、パルス発生器1から連続して出力される
パルスは素子駆動回路2とサンプリングパルス発生回路
3とに入力される。素子駆動回路2は二段のインバータ
で構成される入力バッファ2aと時定数回路2bとイン
バータで構成される出力バッファ2cとからなり、出力
バッファ3cから方形波の駆動パルスを連続して出力す
る。時定数回路2bによって駆動パルスのパルス幅が変
えられ、いわゆるデュティ比が変わる。駆動パルスは、
抵抗4を直列に介してMI素子5の一端に印加される。
MI素子5はその他端が接地されており、高周波電流
(パルス電流)が流れる。
のインピーダンスは外部磁界Heによって変化し、それ
に伴ってMI素子5に現れる電圧が変化する。
からなる。さらに、検出回路8はMI素子5に巻回した
検出コイル10と第一のサンプルホールド回路11と第
二のサンプルホールド回路12とを有し、二つのサンプ
ルホールド回路11、12に保持された電圧の差の電圧
が差動増幅器9で増幅される。第一のサンプルホールド
回路11と第二のサンプルホールド回路12とは共に検
出コイル10に並列に接続される。
直列接続された第一のスイッチ11aと第一の充電回路
11bとで構成され、第一の充電回路11bは互いに並
列接続された抵抗RとコンデンサCを有する。また、第
二のサンプルホールド回路12は互いに直列接続された
第二のスイッチ12aと第二の充電回路12bとで構成
され、第二の充電回路12bは互いに並列接続された抵
抗RとコンデンサCを有する。そして、直流電圧Bを分
圧する分圧抵抗R1、R2によって検出回路8にバイア
ス電圧が印加される。
スは、サンプリングパルス発生回路3にも入力される。
サンプリングパルス発生回路3は二つの系統を有し、そ
れぞれインバータからなる出力バッファ3a、3bを有
し、これら出力バッファ3a、3bとパルス発生器1と
の間に時定数回路3cを有している。
素子駆動回路2から出力される駆動パルスの、例えば、
立ち上がり時刻に同期するサンプリングパルスP1が出
力され、他方の出力バッファ3bからは、駆動パルスの
立ち下がり時刻に同期するサンプリングパルスP2が出
力される。一方のサンプリングパルスP1は第一のサン
プルホールド回路11の第一のスイッチ11aに加えら
れ、他方のサンプリングパルスP2は第二のサンプルホ
ールド回路12の第二のスイッチ12aに加えられる。
サンプリングパルスP1P2のパルス幅は時定数回路3
cによって調整出来るようにしている。
すような方形波の駆動パルスがMI素子5に印加される
と、検出コイル10には駆動パルスの立ち上がり時刻と
立ち下がり時刻で互いに逆向きの電圧が発生する。検出
コイル10に現れる電圧の大きさは外部磁界Heに比例
する。即ち、図2のBに示すように、駆動パルスの立ち
上がり時に極性が正の電圧が検出される。ここで、極性
が正の電圧とは、例えば、コイル10の、スイッチ11
a、12aが接続された側が正の電圧となることとす
る。検出された電圧はその後振動し、いわゆるリンギン
グが起こる。リンギングは回路定数で決まる所定期間を
経て収束する。
の電圧が検出される。負の電圧もリンギングを起こし
て、回路定数で決まる所定期間を経て収束する。検出コ
イル10で検出される正の電圧及び負の電圧も外部磁界
Heに比例する。
られている条件のもとで駆動パルスによる消費電力を少
なくするためには、デュティ比を50%以下にすること
が望ましい。また、駆動パルスの幅を狭くするほど消費
電力をすくなくすることが出来るが、あまり狭くすると
検出コイル10で検出する正の電圧がピーク値に達する
以前に駆動パルスが立ち下がるようにすると正確な正の
電圧が得られなくなる。従って、少なくとも正の電圧が
立ち上がってからピーク値に達するまでの時間以上のパ
ルス幅が必要となる。そして、駆動パルスの立ち上がり
時刻で検出した正の電圧のリンギングが収束する時刻の
近傍で駆動パルスを立ち下げるようにすれば、負の電圧
が正の電圧のリンギングによって影響されることはない
ので正確な値となる。
イッチ11aには駆動パルスの立ち上がり時刻でサンプ
リングパルスP1が印加され、また、図2のDに示すよ
うに、第二のスイッチ12aには駆動パルスの立ち下が
り時刻でサンプリングパルスP2が印加される。ここ
で、サンプリングパルスP1のパルス幅は、検出コイル
10で検出される正の電圧の立ち上がり時からピーク値
に達するまでの時間幅となるように時定数回路3cで設
定される。同様に、サンプリングパルスP2のパルス幅
は、検出コイル10で検出される負の電圧の立ち上がり
時からピーク値に達するまでの時間幅となるように時定
数回路3cで設定される。
プリングパルスP1によって第一のスイッチ11aが閉
じて検出コイル10で検出された正の電圧がサンプリン
グされて充電回路11bに充電され、同様に、駆動パル
スの立ち下がりではサンプリングパルスP2によって第
二のスイッチ12aが閉じて検出コイル10で検出され
た負の電圧がサンプリングされて充電回路12bに充電
される。そして、駆動パルスが連続してMI素子5に印
加されることによって、充電回路11b、12bに充電
される電圧は、図2のEおよびFに示すように、ほぼ一
定の電圧となって保持される。
た電圧が抵抗Rによって放電するが、駆動パルスの繰り
返し周期の間での放電が無視できる程度となるように充
電回路11b、12bの時定数が設定される。
対して互いに逆向きとなっているので、差動増幅器9に
よって差動増幅される。差動増幅器9から出力される出
力電圧は、例えば図3に示すように、外部磁界に比例す
ると共にその向きも変わる。
ンス効果素子の駆動回路は、検出コイルで駆動パルスの
立ち上がり時刻と立ち下がり時刻とで極性が互いに逆向
きの電圧を検出し、一方の極性の電圧を第一のサンプル
ホールド回路で保持し、他方の極性の電圧を第二のサン
プルホールド回路で保持したので、一個の磁気インピー
ダンス効果素子で極性の異なる電圧を検出できる。従っ
て、検出コイルや励磁コイルも各一個で済み、構造が簡
素になる。また、磁気インピーダンス効果素子が一個で
よいので、外部磁界の方向による検出感度の差を無くす
ことができる。また、駆動のための消費電力を少なくす
ることができる。
子の検出回路は、駆動パルスのパルス幅を、検出コイル
から出力される電圧の立ち上がり時刻からピーク値に達
する時刻までの時間より長くなるように設定したので、
検出コイルでは最大の電圧を検出出来る。
子の検出回路は、駆動パルスのパルス幅を、検出コイル
から出力される電圧の立ち上がり時刻から検出された電
圧のリンギングがほぼ収束する時刻までの時間となるよ
うに設定したので、検出コイルによって電圧を正確に検
出できる。
路の構成図である。
路における動作を説明するタイミングチャートである。
の構成図である。
で検出された出力電圧の特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気インピーダンス効果素子と、前記磁
気インピーダンス効果素子に駆動パルスを印加する素子
駆動回路と、前記磁気インピーダンス効果素子に巻回し
た検出コイルと、前記検出コイルで検出した電圧を保持
する第一のサンプルホールド回路および第二のサンプル
ホールド回路と、前記第一のサンプルホールド回路に保
持された電圧と前記第二のサンプルホールド回路に保持
された電圧との差の電圧を出力する差動増幅器とを備
え、前記検出コイルで前記駆動パルスの立ち上がり時刻
と立ち下がり時刻とで極性が互いに逆向きの電圧を検出
し、一方の極性の電圧を前記第一のサンプルホールド回
路で保持し、他方の極性の電圧を前記第二のサンプルホ
ールド回路で保持したことを特徴とする磁気インピーダ
ンス効果素子の駆動回路。 - 【請求項2】 前記駆動パルスのパルス幅を、前記検出
コイルから出力される電圧の立ち上がり時刻からピーク
値に達する時刻までの時間より長くなるように設定した
ことを特徴とする請求項1記載の磁気インピーダンス効
果素子の駆動回路。 - 【請求項3】 前記駆動パルスのパルス幅を、前記検出
コイルから出力される電圧の立ち上がり時刻から前記検
出された電圧のリンギングがほぼ収束する時刻までの時
間となるように設定したことを特徴とする請求項1記載
または2記載の磁気インピーダンス効果素子の駆動回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146930A JP2000338207A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 磁気インピーダンス効果素子の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146930A JP2000338207A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 磁気インピーダンス効果素子の駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338207A true JP2000338207A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15418799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146930A Withdrawn JP2000338207A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 磁気インピーダンス効果素子の駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338207A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146930A patent/JP2000338207A/ja not_active Withdrawn
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