JP2000338409A - 光量調整装置 - Google Patents
光量調整装置Info
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Abstract
なく、励起波長の光量を任意に変えることができ、かつ
フィルターを容易に着脱可能な光量調整装置を提供する
こと。 【解決手段】光源11と、この光源11から出射された
光束から抽出される複数の励起波長の光を反射させて試
料20に照射するとともに前記試料20から発せられる
複数種類の光を透過するダイクロイックミラー17と、
を備えた光学系にて各励起波長の光量調整を行なう光量
調整装置において、前記光源11から前記ダイクロイッ
クミラー17までの光路に、その前後に光束径の21/2
倍以上の空間を有するよう設けられた少なくとも一つの
スロット40と、少なくとも一つの吸収波長帯域を有
し、その光軸に対して垂直な方向の軸周りに回転可能に
保持され、前記スロットに着脱自在に装着されるフィル
ターと、を具備。
Description
に適用され、励起波長の光量調整を行なう光量調整装置
に関する。
素毎の蛍光強度の相違などにより、2種類以上の蛍光色
素が所望の明るさになるようにバランスをとることは難
しいとされてきた。しかし、バンドストップフィルター
を光軸に対して垂直方向に配置し、それを傾ける、ある
いは切り替えることにより、蛍光フィルターセットを切
り替えることなく、2種類以上に蛍光染色された試料の
励起波長の光量を調整できることが知られている。
に開示されている落射蛍光顕微鏡の光学系の構成を示す
図である。図12において、110は水銀ランプなどの
光源、120は光源110から投射された光を集光する
コレクターレンズ、130はコレクターレンズ120の
出力側光軸と垂直な方向の軸をもって回転可能に保持さ
れた透過波長シフト用フィルターとしての干渉フィルタ
ーである。
側には、開口絞り140、視野絞り150、励起フィル
ター160、およびダイクロイックミラー170がこの
順序で配置されている。
200を載置し上下動可能なステージであり、ダイクロ
イックミラー170からの反射光を対物レンズ180を
介して試料200に照射し、この試料200から発する
2種類の蛍光を、再度対物レンズ180を介してダイク
ロイックミラー170に導く構成となっている。
は、吸収フィルター210、必要に応じて光路を観察系
または写真撮影系に切り換えるために光路に挿脱可能に
配置されたビームスプリッター220が配置され、さら
にビームスプリッター220の観察系光路側には接眼光
学系230が配置され、一方、写真撮影系光路側には写
真撮影用接眼レンズ240が配置されている。
5−150164号公報に開示されている落射蛍光顕微
鏡に用いられる蛍光照明装置を示す図であり、(a)は
干渉フィルター130で構成されるバンドストップフィ
ルター104の回転保持機構を示す側断面図、(b)は
スライダーによるフィルター切換機構の側断面図、
(c)はフィルターの位置決めを示す(b)の正断面図
である。
1は、蛍光投光管ユニット102とランプハウスユニッ
ト103の間に取り付けられるものであり、これらによ
り光源110から試料200までの距離が長くなり、蛍
光照明の本来の性能を劣化させることになる。また、こ
の蛍光照明装置は、光束径が大きい位置に配置されてい
る。
30で構成されるバンドストップフィルター104の径
は光束径の21/2倍以上にする必要があるが、バンドス
トップフィルターは元々光束径が大きい位置にあるため
高価なものになってしまう。また、図13の(b),
(c)のスライダーを用いた場合では、励起波長の光量
を任意に変えることができない。
示されている光量調整装置も、従来の蛍光投光管ユニッ
トとランプハウスユニットの間に取り付けられるもので
ある。この場合、複数の狭帯域励起波長から各励起波長
を分離するダイクロイックミラーと強度調整を行なうフ
ィルターを各々設けているため、構成部品も多く構造も
複雑である。しかも、光源から試料までの距離が長く、
効率的に励起することは困難である。
性能を劣化させることなく、励起波長の光量を任意に変
えることができ、かつフィルターを容易に着脱可能な光
量調整装置を提供することにある。
達成するために、本発明の光量調整装置は以下の如く構
成されている。
この光源から出射された光束から抽出される複数の励起
波長の光を反射させて試料に照射するとともに前記試料
から発せられる複数種類の光を透過するダイクロイック
ミラーと、を備えた光学系にて各励起波長の光量調整を
行なう光量調整装置において、前記光源から前記ダイク
ロイックミラーまでの光路に、その前後に光束径の2
1/2倍以上の空間を有するよう設けられた少なくとも一
つのフィルタースライダースロットと、少なくとも一つ
の吸収波長帯域を有し、その光軸に対して垂直な方向の
軸周りに回転可能に保持され、前記フィルタースライダ
ースロットに着脱自在に装着されるフィルターと、から
構成されている。
に記載の装置であり、かつ前記フィルターは前記フィル
タースライダースロットに対して挿脱可能なスライダー
に保持されており、前記スライダーを前記フィルタース
ライダースロットから引き抜く際、前記フィルターが前
記スライダーの幅内に収納させる案内機構を備えてい
る。
または(2)に記載の装置であり、かつ前記光源から出
射される光を集光する集光レンズと、この集光レンズか
らの光束を、その出射光束径よりも小さくかつほぼ平行
な光束にするレンズ群と、を備え、前記フィルタースラ
イダースロットは、前記ほぼ平行な光束部分に配置され
ている。
うな作用を奏する。
射蛍光顕微鏡における蛍光投光管中の光源からダイクロ
イックミラーまでの光路に設けられたフィルタースライ
ダースロットの前後に光束径の21/2倍以上の空間を設
け、さらに少なくとも一つの吸収波長帯域を有するフィ
ルタとしての干渉フィルタで構成されたバンドストップ
フィルターをフィルタースライダースロットから挿脱可
能に、かつその光軸と垂直な方向の軸をもって回転可能
に保持するようにしている。
ンドストップフィルターをその光軸に対して適切な角度
に傾けることで、各狭帯域励起波長の光量を変えること
ができる。そして、バンドストップフィルターをフィル
タースライダースロットに容易に挿脱可能になり、蛍光
投光管の視野絞り、開口絞り等の機能は失われない。ま
た、フィルタースライダースロットの前後で光束径の2
1/2倍以上の空間を設けたことで、フィルタースライダ
ースロットに挿入されたバンドストップフィルターは、
0度から45度までの回転が可能となり、励起波長の光
量を任意に変えることができる。これにより、落射蛍光
顕微鏡において試料から発する複数種類の蛍光の強度を
調整することができる。
ップフィルターを各々一つ用いて構成できるため、構成
部品が少なく構造も簡易になり、安価に構成できる。し
かも、構成部品が少ないため、光源から試料までの距離
が短くなり、効率的に励起することができる。
ルタースライダースロットが設けられている顕微鏡本体
から容易に着脱できるため、各励起波長に合ったバンド
ストップフィルターの交換を容易に行なえる。
ィルターがスライダーの厚みから突出している場合等
に、係止機構が働きフィルターを光軸から退避させるこ
とを阻止するために生ずるフィルターの破損を防止する
と同時に、案内機構により、スライダーがフィルタース
ライダースロットから引き抜かれることに連動し、フィ
ルターがスライダーの厚み内に収まる位置に回転移動す
ることで、フィルターの回転位置に関わらず、スライダ
ーをフィルタースライダースロットから引き抜くことが
可能になる。
源から出射された光を集光し、その光束径よりも小さい
平行光束にするので、フィルタースライダースロットの
光束径を小さく設計することができ、光束径の小さい安
価なフィルターを用いることができる。
て図面を参照して説明する。
1の実施の形態に係る光量調整装置を適用した蛍光照明
装置を備えた落射蛍光顕微鏡における光学系の構成を示
す図である。図1において、Aはランプハウス、Bは蛍
光投光管である。光源11は水銀ランプ等からなり、レ
ンズ群12aは集光レンズであり、光源11から投射さ
れた光を集光し平行光束11aにする。レンズ群12
b,12cは、レンズ群12aから出射された光束径を
小さくして平行光束11bにする。
平行光束11bを開口絞り14、視野絞り15に結像さ
せる。開口絞り14、視野絞り15で結像された光は、
レンズ群12e、励起フィルター16を介して、ダイク
ロイックミラー17により試料20側へ反射される。な
お、励起フィルター16は、光源11から出射された光
束から複数の狭帯域励起波長を抽出し、ダイクロイック
ミラー17は励起フィルター16にて抽出された複数の
狭帯域励起波長の光を試料20側へ反射する。また、レ
ンズ群12cとレンズ群12dの間にはバンドストップ
フィルター32が配置されている。
は、対物レンズ18を介して上下動可能なステージ19
に載置されている試料20に照射される。試料20から
発する蛍光は、再度対物レンズ18を通ってダイクロイ
ックミラー17に導かれる。ダイクロイックミラー17
は、試料20から発せられる複数種類の蛍光を透過す
る。
吸収フィルター21と、必要に応じて光路を観察系また
は写真撮影系に切り換えるために光路中に挿脱可能なビ
ームスプリッター22が配置されている。なお、吸収フ
ィルター21は、ダイクロイックミラー17からの透過
光に含まれる不要波長成分を吸収する。さらに、ビーム
スプリッター22の観察光路側には接眼光学系23が配
置され、写真撮影系には写真撮影用接眼レンズ24が配
置されている。これら接眼光学系23または写真撮影用
接眼レンズ24により、吸収フィルター21を透過した
蛍光像が観察される。
路中には、NDフィルター等を備えたフィルタースライ
ダーを挿脱するためのフィルタースライダースロット4
0が少なくとも一つ光路に沿って配置され、各フィルタ
ースライダースロット40の前後には少なくとも光束径
の21/2倍以上の空間がある。フィルタースライダース
ロット40内には光量調整装置13が配置され、この光
量調整装置13がバンドストップフィルター32を保持
している。バンドストップフィルター32は、狭帯域励
起波長を有する各励起光の光量を変えるように少なくと
も一つの吸収波長帯域を有している。
量調整装置13の構成を示す側面図であり、図3の
(a),(b)は、図2の(a)のXa断面図、図3の
(c),(d),(e)は図2の(a)のXb断面図で
ある。
クリック溝31aはスライダー31を蛍光投光管B内で
位置決めする。穴31b,溝31cは、それぞれバンド
ストップフィルター32が光軸OA に対してイン・アウ
トの2ポジションに配置できるようにする。ストップ面
31dは、バンドストップフィルター32の回転角を制
限する。
止するためのブロック(またはピン)36がスライダー
31の厚みから突出することを可能とし、バンドストッ
プフィルター32が光軸0Aに対してイン・アウトする
際に、ブロック36を移動可能にする。バンドストップ
フィルター32は、フィルター枠33に保持されてい
る。図3の(c),(d),(e)に示すように、フィ
ルター枠33の突起部33aに設けられた面33bは、
スライダー31のストップ面31dに突き当たることに
よりバンドストップフィルター32の回転角を制限する
ために、フィルター面に対して45度程度をなすよう形
成されている。
ルター枠33に固定されており、フィルター枠33を光
軸OA に対して垂直な方向の軸周りに回転可能に保持す
るようスライダー31内に嵌合されている。また軸34
aには、バンドストップフィルター32の位置を保持す
るためのV溝34a1が設けられているとともに、ブロ
ック(またはピン)36がビス36aにより固定されて
いる。
ー31を顕微鏡のフィルタースライダースロット40か
ら引き抜く際、およびバンドストップフィルター32を
光軸OA から退避させる際に、フィルター枠33がスラ
イダー31の厚みから突出していた場合、スライダー3
1の厚みから突出しストッパーの役割をしてフィルター
枠33の破損を防止する。すなわち、フィルター枠33
がスライダー31とほぼ平行な状態にあるときだけ、ス
ライダー31をフィルタースライダースロット40から
引き抜くことができる。
込み位置を規定するためのもので、軸34aにビスによ
って固着されている。その固着位置は、ストッパ部材3
4bがスライダー31の端面に当接する時バンドストッ
プフィルタ32が光軸OA に正しく位置決めされるよう
に、調整されている。
ィルター枠33が光軸OA に対して垂直をなす方向の軸
周りに回転される。プランジャー35は、スライダー3
1内に配置され、軸34aに形成されたV溝34a1を
押圧する。図2の(a)に示されているように、プラン
ジャー35は、ストッパ部材34bがスライダー31の
端面と当接した状態のとき、V溝34a1の右側斜面を
押圧するように配置されている。すなわち、プランジャ
ー35によって軸34aをスライダー31に対して更に
押し込むように押圧力が作用するため、ストッパ部材3
4bとスライダー31端面との接触面で摺動抵抗が発生
して、軸34aの軸回りの回転位置は任意の位置で保持
される。
固定され、ツマミ34cが操作されることによって回転
するフィルター枠33がスライダー31の厚みから突出
すると同時に、スライダー31の厚みから突出する。ビ
ス36aは、ブロック(またはピン)36と軸34aと
を固定する。図2の(c)に示すフタ37は、スライダ
ー31にビスまたは接着により固定される。
なスライダー41と上記光量調整装置13のフィルター
スライダースロット40への挿脱を示す図である。図1
に示したように、本落射蛍光顕微鏡の蛍光投光管Bに
は、光源11からダイクロイックミラー17までの光路
中に、NDフィルター等を備えたスライダー41を挿脱
するためのフィルタースライダースロット40が配置さ
れている。
4の(c)に示すフィルタースライダースロット40か
ら、蛍光投光管に固定されているスライダーガイド42
へ挿入され、固定ビス43によって調整されて固定され
たボール付きクリックバネ44とスライダー41に設け
られたクリック溝41aとによってフィルター32の中
心が光軸0A上に位置決めされる。
3は、図4の(c)に示すフィルタースライダースロッ
ト40から、蛍光投光管に固定されているスライダーガ
イド42へ挿入され、固定ビス43によって調整されて
固定されたボール付きクリックバネ44とスライダー3
1に設けられたクリック溝31aとによってフィルター
32の中心が光軸0A上に位置決めされる。
軸OA と垂直をなす方向の軸周りに回転可能なフィルタ
ー枠33がスライダー31の厚みから突出しても干渉し
ない大きさをなし、かつ、スライダーガイド42にはブ
ロック(またはピン)36が突出できるよう穴46が設
けられている。
るスライダーガイド42の前後に光束径の21/2以上の
空間が設けてあるので、光量調整装置13をフィルター
スライダースロット40に挿入し、バンドストップフィ
ルター32の中心を光軸OA上に配置した状態で、フィ
ルター枠33を回転することが可能になる。
置の動作について説明する。光量調整装置13は、図4
で示したように本落射蛍光顕微鏡における蛍光投光管B
のフィルタースライダースロット40からスライダーガ
イド42へ挿入される。そして、スライダーガイド42
のボール付きクリックバネ44とスライダー31に設け
られたクリック溝31aとにより、蛍光投光管内での光
量調整装置13の位置が決まる。
ンドストップフィルター32の中心を光軸OA に位置さ
せると、スライダー31内に設けられたプランジャー3
5が軸34aに設けられたV溝34a1を押し、バンド
ストップフィルター32が光軸OA 上に保持される。
が固定されたフィルター枠33は、スライダーガイド4
2の光路穴45に位置し、また蛍光投光管には、光路上
のスライダーガイド42の前後に光束径の21/2以上の
空間が設けてあるので、ツマミ34cを操作することに
よって、フィルター枠33を光軸OA と垂直をなす方向
の軸周りに回転可能となる。
上回転させようとすると、図3の(c),(d),
(e)に示すように、スライダー31のストップ面31
dとフィルター枠33の突起部33aに形成された面3
3bによって回転制限がかかる。また、0度から45度
の位置では、プランジャー35と軸34aに配置された
V溝34a1との押圧力により、フィルター枠33が保
持される。
ップフィルター32を光軸OA 上から退避させる手段と
して、ツマミ34cを操作する方法とスライダー31を
蛍光投光管から引き抜く方法がある。いずれの場合もフ
ィルター枠33が回転してスライダー31の厚みから飛
び出しているときは、図3の(a),(b)に示すよう
に、同時にブロック(またはピン)36がスライダー3
1の厚みから飛び出すことになる。
光投光管の内壁に当たり、バンドストップフィルター3
2を光軸OA から退避させることができなくなるため、
フィルター枠33がスライダーガイド42の光路穴45
と干渉して破損することはない。つまり、フィルター枠
33がスライダー31の厚みから飛び出さない位置での
み、バンドストップフィルター32を光軸OA から退避
させることができる。
フィルター32を破損させることなく、光量調整装置1
3を蛍光顕微鏡の蛍光投光管に設けられているフィルタ
ースライダースロット40に対して容易に挿脱すること
が可能となる。
の変形例の構成を示す断面図である。上記第1の実施の
形態において、図3の(c),(d),(e)に示すス
ライダー31のストップ面31dとフィルター枠33の
面33bによって構成された回転制限の機構を、図5の
(a),(b)に示す形状をなすブロック36bによ
り、フィルター枠33の破損を防止するための上記ブロ
ック(またはピン)36と兼ねさせることが可能にな
る。この場合、スライダー31の穴31eには、0度と
45度の回転制限面31f,31gを設ける。
変形例を構成する軸受けの概観図であり、図6の
(b),(c)はこの軸受けを用いた上記光量調整装置
13の断面図である。図6の(a)に示す軸受け34d
とスライダー31とで回転制限の機構を構成することも
可能である。この場合、軸受け34dのスライダー31
と接する面に0度と45度の回転を制御するための突出
部34eを構成する。
(b),(c)は、本発明の第2の実施の形態に係る光
量調整装置13’の構成を示す側面図であり、図8の
(a),(b)は、図7の(b)のYa断面図、図8の
(c),(d),(e)は図7の(b)のYb断面図で
ある。この光量調整装置13’は、図1に示した落射蛍
光顕微鏡にて光量調整装置13に代えて用いられる。
クリック溝51a,51bはスライダー51を蛍光投光
管B内で位置決めする。穴51cには、バンドストップ
フィルター32を配置でき、ストップ面51dは、バン
ドストップフィルター32の回転角を制限する。
止するためのブロック(またはピン)56がスライダー
51の厚みから突出することを可能にする。バンドスト
ップフィルター32は、フィルター枠53に保持されて
いる。図8の(c),(d),(e)に示すように、フ
ィルター枠53の突起部53aに設けられた面53b
は、スライダー51のストップ面51dに突き当たるこ
とによりバンドストップフィルター32の回転角を制限
するために、フィルター面に対して45度程度をなすよ
うに形成されている。
ルター枠53に固定されており、フィルター枠53を光
軸OA に対して垂直な方向の軸周りに回転可能に保持す
るようスライダー51内に嵌合されている。また軸54
aには、バンドストップフィルター32の位置を保持す
るためのV溝54a1が設けられているとともに、ブロ
ック(またはピン)56がビス56aにより固定されて
いる。
ー51を顕微鏡のフィルタースライダースロット40か
ら引き抜く際、およびバンドストップフィルター32を
光軸OA から退避させる際に、フィルター枠53がスラ
イダー51の厚みから突出していた場合、スライダー5
1の厚みから突出しストッパーの役割をしてフィルター
枠53の破損を防止する。すなわち、フィルター枠53
がスライダー51とほぼ平行な状態にあるときだけ、ス
ライダー51をフィルタースライダースロット40から
引き抜くことができる。
込み位置を規定するためのもので、軸54aにビスによ
って固着されている。その固着位置は、ストッパ部材5
4bがスライダー51の端面に当接する時バンドストッ
プフィルタ32が光軸OA に正しく位置決めされるよう
に、調整されている。
ィルター枠53が光軸OA に対して垂直をなす方向の軸
周りに回転させる。プランジャー55は、スライダー5
1内に配置され、軸54aに配置されたV溝54a1を
押圧する。図7の(b)に示されているように、プラン
ジャー55は、ストッパ部材54bがスライダー51の
端面と当接した状態のとき、V溝54a1の右側斜面を
押圧するように配置されている。すなわち、プランジャ
ー55によって軸54aをスライダー51に対して更に
押し込むように押圧力が作用するため、ストッパ部材5
4bとスライダー51端面との接触面で摺動抵抗が発生
して、軸54aの軸回りの回転位置は任意の位置で保持
される。
固定され、ツマミ54cが操作されることによって回転
するフィルター枠53がスライダー51の厚みから突出
すると同時に、スライダー51の厚みから突出する。ビ
ス56aは、ブロック(またはピン)56と軸54aと
を固定する。図7の(a)に示すフタ57は、スライダ
ー51にビスまたは接着により固定される。
の実施の形態にて図4に示した蛍光投光管に固定された
スライダーガイド42の構成により、フィルタースライ
ダースロット40を使用することが可能である。
置の動作について説明する。光量調整装置13’は、図
4で示したように本落射蛍光顕微鏡における蛍光投光管
Bのフィルタースライダースロット40からスライダー
ガイド42へ挿入される。そして、スライダーガイド4
2のボール付きクリックバネ44とスライダー51に配
置されたクリック溝51aおよび51bとにより、蛍光
投光管内での光量調整装置13’の位置が決まる。
リックバネ44により位置決めされている場合、バンド
ストップフィルター32は光軸OA から退避した状態と
なり、クリック溝51bが位置決めされている場合、バ
ンドストップフィルター32は光軸OA に入った状態と
なる。
で位置決めされた状態にある場合、バンドストップフィ
ルター32が固定されたフィルター枠53は光路穴45
に位置する。また、蛍光投光管には光路上のスライダー
ガイド42の前後に光束径の21/2以上の空間が設けて
あるので、ツマミ54cを操作することによって、フィ
ルター枠53を光軸OA と垂直をなす方向の軸周りに回
転可能となる。
上回転させようとすると、図8の(c)、(d)、
(e)に示すように、スライダー51のストップ面51
dとフィルター枠53の突起部53aに形成された面5
3bによって回転制限がかかる。また、0度から45度
の位置では、プランジャー55と軸54aに配置された
V溝54a1との押圧力により、フィルター枠53が保
持される。
ップフィルター32を光軸OA 上から退避させるには、
スライダー51を一段引き抜いて、クリック溝51aが
位置決めされた状態にすればよい。その状態からさらに
スライダー51を引き抜けば、スライダー51を蛍光投
光管から取り外すことができる。このいずれの場合にお
いても、フィルター枠53が回転してスライダー51の
厚みから飛び出しているときは、図8(a),(b)に
示すように、同時にブロック(またはピン)56がスラ
イダー51の厚みから飛び出すことになる。
光投光管の内壁に当たり、スライダー51を蛍光投光管
から引き抜くことができないため、フィルター枠53が
スライダーガイド42の光路穴45と干渉して破損する
ことはない。つまり、フィルター枠53がスライダー5
1の厚みから飛び出さない位置でのみ、スライダー51
を蛍光投光管から引き抜くことができる。
フィルター32を破損させることなく、光量調整装置1
3’を蛍光顕微鏡の蛍光投光管に設けられているフィル
タースライダースロット40から容易に挿脱することが
可能となる。
(a),(b)は、上記光量調整装置13’の変形例の
構成を示す側面図であり、図9の(c)は、上記スライ
ダーガイド42の変形例の構成を示す側断面図である。
図9の(c)に示すように、スライダーガイド42’で
は上記した蛍光投光管のスライダーガイド42に横長の
大きな切り欠き部61を設けている。そして、スライダ
ー51がクリック溝51aの位置で位置決めされた状
態、すなわちフィルター枠53が光軸OA にある状態か
ら退避した位置にあるときにも、フィルター枠53が回
転でき、スライダー51の厚みから飛び出すことが可能
になっている。
とともに、ブロック(またはピン)56を穴51eに適
合するようフィルター枠53付近に設けている。これに
より、クリック溝51aの位置からさらにスライダー5
1を引き抜こうとするときに、フィルター枠53とブロ
ック(またはピン)56が回転してスライダー51の厚
みから飛び出した状態の場合には、スライダー51の厚
みから飛び出したブロック(またはピン)56が蛍光投
光管の内壁に当り、スライダー51を蛍光投光管から引
き抜くことができない構成となる。この場合、バンドス
トップフィルター32の回転角を保ったままで、バンド
ストップフィルター32の光軸OA へのイン・アウトが
可能になる。
第3の実施の形態に係る光量調整装置におけるフィルタ
ースライダースロット部の形状を示す展開図である。図
10において、図1〜図9と同一な部位には同一符号を
付し、異なる部位について説明する。
ルター32を保持したフィルター枠33には、スライダ
ー31の挿脱方向に対して垂直な面331が構成されて
いる。フィルター枠33において面331は、フィルタ
ー枠33が光軸OA と垂直をなす方向の軸周りに回転し
た場合、スライダー31の幅方向へ最も突出する面であ
る。スライダー31の側部に取り付けられたフタ37に
は、ストッパー面371が構成されている。ストッパー
面371は、フィルター枠33の面331と平行をな
し、ストッパー面371と面331とは、スライダー挿
脱方向に数mm程度のクリアランスを有している。
は、スライダー31の挿脱を案内するガイド部4211
と光線を通過させるための開口部4212を備えたスラ
イダーガイド部材421に、板金等で加工されたガイド
板422をビス固定または接着等(図示しない)により
固定することで構成されている。
クリック孔4213内には、ノックピン441とイタ
(板)バネ442が保持されている。ノックピン441
は、スライダー31が挿脱方向へ移動しているとき、イ
タバネ442の付勢力によりスライダー31の上面に押
圧されているとともに、スライダー31の移動に伴って
回転している。そしてノックピン441は、スライダー
31が正規の位置(バンドストップフィルター32の中
心が光軸OA上に合致する位置)まで挿入されたとき
に、スライダー31の上面に設けられたクリック溝31
aに嵌まり込むような位置に構成されている。
の開口部4221が設けられている。この開口部422
1におけるスライダー31が引き抜かれる方向の一部に
は、スライダー31の挿脱方向に対して90°未満の角
度θ(例えば45°)を有する斜面4222が形成され
ている。なお、開口部4221と開口部4212は、光
軸OA と垂直をなす方向の軸周りに回転可能なフィルタ
ー枠33がスライダー31の厚みから突出しても干渉し
ない大きさをなしている。
置の作用について説明する。フィルター枠33の回転及
び回転角度制御については、第1の実施の形態と同様で
あるため詳細な説明は省略する。本第3の実施の形態で
は、フィルター枠33が回転し光軸OAに対し傾いた状
態(スライダー31の厚みから突出した状態)から、ス
ライダー31内でフィルター枠33を光軸OAから退避
させる場合と、スライダー31をフィルタースライダー
スロット40から引き抜く場合の作用についてのみ説明
する。
傾いた状態からスライダー31内でフィルター枠33を
光軸OAから退避させる場合、ツマミ34cが回転さ
れ、フィルター枠33に形成された面331がフタ37
に形成されたストッパー面371に当たらない状態にさ
れた後、ツマミ34Cがスライダー31から離れるよう
に引っ張られる。すなわちフィルター枠33は、回転し
スライダー31から突出した状態では退避させることが
できず、回転していない状態(フィルター枠33がスラ
イダー31とほぼ平行な状態)で退避させることができ
る。
傾いた状態から、スライダー31をフィルタースライダ
ースロット40から引き抜く場合について説明する。こ
の状態では、フィルター枠33に形成された面331が
スライダー31の幅よりも突出している。フィルタース
ライダースロット40からスライダー31を引き抜こう
とすると、まず、面331がガイド板422に形成され
た斜面4222に当たる。更にスライダー31を引き抜
いていくと、スライダー31を引き抜く力は、斜面42
22により、スライダー31を引き抜く力と、フィルタ
ー枠33を垂直な状態(フィルター枠33がスライダー
31とほぼ平行な状態)に戻す回転力とに分解される。
これにより、フィルター枠33が垂直な状態になるまで
回転し、面331がスライダー31の幅内に収まった状
態、すなわちスライダー31から突出していない状態に
なった時点で、スライダー31をフィルタースライダー
スロット40から引き抜くことが可能となる。
3が回転した状態で引き抜かれることを防止するための
ブロック(またはピン)を必要としないため、構成が簡
単になり、安価に光量調整装置を提供することが可能と
なる。更に、スライダー31をフィルタースライダース
ロット40から引き抜く際、バンドストップフィルター
32の破損を防止するだけでなく、フィルター枠33が
どのような回転状態にあってもスライダー31を引き抜
くことが可能となる。
上記光量調整装置におけるフィルタースライダースロッ
ト部の変形例を示す展開図である。図11において図1
0と同一な部分には同符号を付してある。
ライダー31の挿脱方向と垂直をなす面4223が、フ
ィルター枠33には、スライダー31の挿脱方向に対し
て90°未満の角度θ(例えば45°)を有する斜面3
32が、フタ37には、フィルター枠33の斜面332
と平行をなすストッパー面372が、夫々形成されてい
る。ストッパー面372と斜面332とは、スライダー
挿脱方向に数mmのクリアランスを有している。
ダースロット部では、フィルター枠33を回転させる場
合、軸34aが反時計回り方向へ回転し、面331また
は斜面332がスライダー31の挿入方向に対して右側
へ突出する。しかし、フィルタースライダースロット部
において、軸34aが時計回り方向へ回転し、面331
または斜面332がスライダー31の挿入方向に対して
左側へ突出するよう構成したい場合には、スライダー3
1の挿脱方向を基準として、図10,図11の構成に対
して左右対称をなす構成とすればよい。
同様の作用と効果を得ることができる。
定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施で
きる。例えば上記各実施の形態では、図1にて光路に一
つのフィルタースライダースロット40が設けられてい
る場合について示したが、前記光路上に二つあるいは三
つ以上のフィルタースライダースロット40を設け、各
スロット40に上述した光量調整装置あるいはNDフィ
ルター等を装着することができる。
タースライダースロットの数が少なく、これらが全て使
われており、上記光量調整装置を装着できない場合、一
つのフィルタースライダースロットに装着されているN
Dフィルターと上記光量調整装置とを差し替え、NDフ
ィルターをランプハウスAと蛍光投光管Bとの間に設け
ることで対処する。この場合、フィルタースライダース
ロットの数が少なくて済むため、蛍光投光管のスペース
を削減でき、安価に構成できる。
投光管に設けられているフィルタースライダースロット
を適用した構成について説明したが、蛍光投光管に後付
けして用いるユニット化されたフィルタースライダース
ロット装置も同様に利用することが可能である。
びフィルタースライダースロット部が構成される。
束から抽出される複数の励起波長の光を試料に導入する
ダイクロイックミラーとを備え、前記光源から前記ダイ
クロイックミラーまでの光路に少なくとも一つのフィル
タースライダースロットを有する蛍光観察用照明装置に
使用されるスライダーであって、少なくとも一つのフィ
ルターをその光軸に対して垂直な軸回りに回転可能に保
持し、前記フィルタースライダースロットに対して挿脱
自在であることを特徴とするスライダー。
吸収波長帯域を有することを特徴とする上記(1)に記
載のスライダー。
垂直な軸回りに回転させた場合に当該スライダーの厚み
方向に突出する突起部(部材)(図2の36、図7の5
6、図10の331)を有することを特徴とする上記
(1)または(2)に記載のスライダー。
には、上記(3)に記載のスライダーを前記フィルター
スライダースロットから引き抜く際に、前記突起部(部
材)により前記フィルターを前記スライダーの幅内に収
納させる案内部が設けられていることを特徴とするスラ
イダー及びフィルタースライダースロット部。
脱方向に対し90°未満の角度を持った斜面からなるこ
とを特徴とする上記(4)に記載のスライダー及びフィ
ルタースライダースロット部。
のスライダーとほぼ平行な状態(前記フィルターが前記
スライダーの幅内に収まっている状態)にあるときだ
け、前記スライダーを前記フィルタースライダースロッ
トから引き抜き可能にする係止機構を備えたことを特徴
とするスライダー及びフィルタースライダースロット
部。
本体に特殊な加工をすることなく、従来から用いられて
いるフィルタースライダースロットを利用して、簡易か
つ安価に構成することできる。そして、顕微鏡の光学性
能を劣化させることなく、また蛍光投光管の視野絞り、
開口絞り等の機能を失うことなく、フィルターを破損さ
せずに光量調整を要する波長の組み合わせを容易に変え
ることができる。
を適用した蛍光照明装置を備えた落射蛍光顕微鏡におけ
る光学系の構成を示す図。
の構成を示す側面図。
の構成を示す断面図。
イダーと上記光量調整装置のフィルタースライダースロ
ットへの挿脱を示す図。
の変形例の構成を示す断面図。
構の変形例を構成する軸受けの概観図と、この軸受けを
用いた光量調整装置の断面図。
の構成を示す側面図。
の構成を示す断面図。
の変形例の構成を示す側面図とスライダーガイドの変形
例の構成を示す側断面図。
置の構成を示す展開図。(一部断面図)
開図。(一部断面図)
を示す図。
光照明装置を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】光源と、この光源から出射された光束から
抽出される複数の励起波長の光を反射させて試料に照射
するとともに前記試料から発せられる複数種類の光を透
過するダイクロイックミラーと、を備えた光学系にて各
励起波長の光量調整を行なう光量調整装置において、 前記光源から前記ダイクロイックミラーまでの光路に、
その前後に光束径の2 1/2倍以上の空間を有するよう設
けられた少なくとも一つのフィルタースライダースロッ
トと、 少なくとも一つの吸収波長帯域を有し、その光軸に対し
て垂直な方向の軸周りに回転可能に保持され、前記フィ
ルタースライダースロットに着脱自在に装着されるフィ
ルターと、 を具備したことを特徴とする光量調整装置。 - 【請求項2】前記フィルターは前記フィルタースライダ
ースロットに挿脱可能なスライダーに保持されており、 前記スライダーを前記フィルタースライダースロットか
ら脱出させる際に、前記フィルターを前記スライダーの
幅内に収納させる案内機構を備えたことを特徴とする請
求項1に記載の光量調整装置。 - 【請求項3】前記光源から出射される光を集光する集光
レンズと、 この集光レンズからの光束を、その出射光束径よりも小
さくかつほぼ平行な光束にするレンズ群と、を備え、 前記フィルタースライダースロットは、前記ほぼ平行な
光束部分に配置されていることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の光量調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000083407A JP4681707B2 (ja) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | 光量調整装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8002299 | 1999-03-24 | ||
| JP11-80022 | 1999-03-24 | ||
| JP2000083407A JP4681707B2 (ja) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | 光量調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338409A true JP2000338409A (ja) | 2000-12-08 |
| JP4681707B2 JP4681707B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=26421049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000083407A Expired - Fee Related JP4681707B2 (ja) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | 光量調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4681707B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021533388A (ja) * | 2018-08-03 | 2021-12-02 | オディンウェル エービーOdinwell Ab | ルミネッセンスにより測定対象物の特性を測定するための装置 |
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-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000083407A patent/JP4681707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2024050753A (ja) * | 2018-08-03 | 2024-04-10 | オディンウェル エービー | ルミネッセンスにより測定対象物の特性を測定するための装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4681707B2 (ja) | 2011-05-11 |
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